JP2019127186A - 熱交換装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】熱源との間で熱交換される第1流体の冷却に散布装置から散布される第2流体を有効に活用できる熱交換装置を得る。【解決手段】本熱交換装置10では、メインラジエータ12のチューブ列の間を通ってメインラジエータ12の車両後側へ飛翔した生成水Wp、メインラジエータ12のチューブ及び放熱フィンへ付着した生成水Wpのうち、気化せずにメインラジエータ12の車両後側へ飛翔した生成水Wpは、車両後側へ移動しながら車両下側へ落下してサブラジエータ26に降りかかりサブラジエータ26を流れる冷却液を冷却する。【選択図】図1

Description

本発明は、熱源を通る第1流体と第2流体との間で熱が交換される熱交換装置に関する。
例えば、下記特許文献1に開示された車両用ラジエータ装置では、ラジエータの車両前側に散水装置が配置されており、散水装置からの水がラジエータに掛けられることによってラジエータが冷却され、これによって、ラジエータを通る発熱源冷却用の冷却水が冷却される。しかしながら、散水装置からの水がラジエータに付着せずにラジエータを通抜けたり、散水装置からの水がラジエータに付着しても水が気化せずにラジエータの散水装置とは反対側へ飛翔したりすることによって散水装置からの水をラジエータの冷却、ひいては、発熱源冷却用の冷却水の冷却に効果的に用いることができない。
特開2002−372385号公報
本発明は、上記事実を考慮して、熱源との間で熱交換される第1流体の冷却に散布装置から散布される第2流体を有効に活用できる熱交換装置を得ることが目的である。
請求項1に記載の熱交換装置は、熱源との間で第1流体が循環されると共に、前記熱源の熱を吸収した前記第1流体が流れる第1熱交換器と、前記第1熱交換器を車両前側から車両後側へ通過する気流を形成する気流形成装置と、前記第1熱交換器を車両前側から液状の第2流体を散布する散布装置と、前記第1熱交換器の車両後下側における前記第1熱交換器を通過して落下する前記第2流体を受けることが可能な位置に配置されると共に前記熱源との間で第1流体が循環されると共に、前記熱源の熱を吸収した前記第1流体が流れる第2熱交換器と、を備えている。
請求項1に記載の熱交換装置では、第2熱交換器が熱源と第1熱交換器、第2熱交換器との間を循環している状態で、気流形成装置及び散布装置が作動されると、散布装置から散布された第2流体が気流形成装置によって形成された気流に誘導されて第1熱交換器を通過する。これによって、第1熱交換器において第1流体と第2流体との間で熱交換され、第1流体が冷却される。
また、第1熱交換器を通過した第2流体は、第1熱交換器の車両後側で落下される。ここで、第2熱交換器は、第1熱交換器の車両後下側における第1熱交換器を通過して落下する第2流体を受けることが可能な位置に配置される。このため、第1熱交換器を通過して落下した第2流体が第2熱交換器に受けられると、第2熱交換器において第1流体と第2流体との間で熱交換され、第1流体が冷却される。これによって、第1流体を効果的に冷却でき、しかも、散布装置から散布される第2流体を有効に活用できる。
以上、説明したように、請求項1に記載の熱交換装置では、第1流体の冷却に第2流体を有効に活用できる。
本発明の一実施の形態に係る熱交換装置のシステムを車幅方向左側から見た図である。
次に、本発明の一実施の形態について説明する。なお、図1において矢印FRは、本発明の実施の形態に係る熱交換装置10が適用された車両の前側(車両前後方向前側)を示し、矢印UPは、車両上側(車両上下方向上側)を示す。
<本実施の形態の構成>
図1に示されるように、本実施の形態に係る熱交換装置10は、第1熱交換器としてのメインラジエータ12を備えている。メインラジエータ12は、例えば、複数のチューブ列を備えている。これらのチューブ列は、車幅方向に所定の間隔をおいて配置されている。また、チューブ列は、複数本のチューブを備えている。チューブの長手方向は、車両上下方向とされ、1つのチューブ列には、複数本のチューブが車両前後方向に所定の間隔をおいて設けられている。各チューブ列の間には放熱フィンが設けられている。放熱フィンは、車幅方向両側の各チューブ列のチューブへ当接されており、チューブの熱を放熱フィンへ伝えることができる。また、放熱フィンが設けられた各チューブ列の間には空隙が形成されており、空気等は、各チューブ列の間を車両前後方向に通ることができる。
また、メインラジエータ12は、第1タンク及び第2タンクを備えている。第1タンクは、上述したチューブ列の車両上側に配置されており、各チューブ列の各チューブの車両上側端が第1タンクに接続されている。また、第1タンクには、第1流体としての冷却液が貯留されており、第1タンク内の冷却液は、各チューブ列の各チューブへ流れることができる。一方、第2タンクは、上述したチューブ列の車両下側に配置されている、第2タンクには、各チューブ列の各チューブの車両下側端が接続されており、各チューブ列の各チューブを流れた冷却液は、第2タンクに貯留される。
以上のような構成のメインラジエータ12は、例えば、車両のエンジンルーム内におけるフロントグリルの車両後側に配置される。これによって、車両が走行することによって生じた走行風Wrが、フロントグリルを通ってエンジンルーム内に入ると、走行風Wrがメインラジエータ12のチューブ列の間を通る。
また、メインラジエータ12の車両後側には、気流形成装置としてのファン14が配置されている。ファン14は、ファンモータの出力軸へ機械的に連結されており、ファンモータの駆動力によって回転される。ファン14が回転されることによって、ファン14の車両前側で負圧が生じる。これによって、メインラジエータ12の車両前側からメインラジエータ12を通ってメインラジエータ12の車両後側へ流れる気流が発生する。
また、熱交換装置10は、冷却液循環路16を備えている。冷却液循環路16は、第1流路18を備えている。第1流路18の一端は、メインラジエータ12の第2タンクに接続されている。これに対して、第1流路18の他端は、熱源としての燃料電池20へ接続されている。さらに、第1流路18の一端と他端との間には、第1ウォータポンプ22が設けられており、第1ウォータポンプ22が作動されると、メインラジエータ12の第2タンクに貯留された冷却液が、第1流路18の一端から他端へ流れて燃料電池20へ供給される。
燃料電池20は、燃料電池スタックを備えており、燃料電池スタックは、複数のセルを備えている。水素がセルの正極(アノード、燃料極)と正極側のセパレータとの間を流れ、酸素を含む空気がセルの負極(カソード、空気極)と負極側のセパレータとの間を流れることによって発電される。燃料電池スタックは、車両に搭載された駆動ドライバを介して駆動装置としてのモータへ電気的に接続されており、燃料電池スタックからモータへ電力が供給されることによってモータが駆動される。モータの出力軸は、車両の駆動輪へ機械的に接続されており、モータの駆動力が駆動輪へ伝わることによって車両は、走行できる。一方、燃料電池スタックにおいて発電される際には、燃料電池スタックが発熱する。第1流路18から燃料電池20へ供給された冷却水は、燃料電池20内を流れることによって、燃料電池スタックにて生じた熱を吸収する。
また、冷却液循環路16は、第2流路24を備えている。第2流路24の一端は、燃料電池20へ接続されており、第2流路24の他端は、メインラジエータ12の第1タンクへ接続されている。燃料電池20内を流れた冷却液は、第2流路24へ送られ、冷却液は、第2流路24を流れることによってメインラジエータ12の第1タンクへ流れ、第1タンクに貯留される。
さらに、本熱交換装置10は、第2熱交換器としてのサブラジエータ26を備えている。サブラジエータ26は、ファン14の車両後下側に設けられている。サブラジエータ26は、例えば、メインラジエータ12と同様にチューブによって構成されたチューブ列、フィン、第1タンク、第2タンク等によって構成されている。但し、サブラジエータ26のチューブの長手方向は、車両前後方向とされ、サブラジエータ26の第1タンクは、チューブ列の車両前後方向一方の側に設けられ、サブラジエータ26の第2タンクは、チューブ列の車両前後方向他方の側に設けられる。
サブラジエータ26の第1タンクには、冷却液循環路16を構成する第3流路28の一端が接続されている。第3流路28の他端は、冷却液循環路16の第2流路24の一端と他端との間の中間部に接続されており、燃料電池20から第2流路24へ送られた冷却水の一部は、第2流路24の中間部から第3流路28に流れてサブラジエータ26の第1タンクに送られる。
これに対して、サブラジエータ26の第2タンクには、冷却液循環路16を構成する第4流路30の一端が接続されている。第4流路30の他端は、冷却液循環路16の第1流路18の一端と第1ウォータポンプ22との間に接続されている。このため、第1ウォータポンプ22が作動されると、サブラジエータ26の第2タンクに貯留された冷却液が、第4流路30を流れて第1流路18に入り、更に、第1流路18を流れて燃料電池20へ供給される。
さらに、本熱交換装置10は、散布装置32を備えている。散布装置32は、生成水貯留タンク34を備えている。生成水貯留タンク34の一端には、生成水流路36を構成する第5流路38の一端が接続されている。第5流路38の他端は、燃料電池20に設けられた生成水回収機構に接続されている。燃料電池20の燃料電池スタックでは、水素と、空気中の酸素との電気化学反応によって発電される。このような水素と酸素との電気化学反応によって水が生成される。燃料電池20の生成水回収機構は、燃料電池スタックにおける水素と酸素との電気化学反応によって生成された水である生成水Wpを回収して、生成水流路36の第5流路38へ流す。このようにして第5流路38を流れた生成水Wpは、生成水貯留タンク34に貯留される。
また、生成水貯留タンク34の一端には、生成水流路36を構成する第6流路40の一端が接続されている。第6流路40の一端と他端との間の中間部には、第2ウォータポンプ42が設けられており、第2ウォータポンプ42が作動されると、生成水貯留タンク34に貯留された生成水Wpが、第6流路40に吸込まれ、第6流路40の一端から他端へ流れる。さらに、第6流路40の他端には、散布ノズル44が接続されている。散布ノズル44は、メインラジエータ12と車両のフロントグリルとの間に配置されており、第6流路40から流れた生成水Wpを車両後側(車両後斜め上側、車両後斜め下側を含む)へ噴射できる。
このため、散布ノズル44から噴射された生成水Wpは、メインラジエータ12のチューブ列のチューブ及び放熱フィンに噴掛けられる。ここで、メインラジエータ12の各チューブ列の間には空隙が形成されており、空気等は、各チューブ列の間を車両前後方向に通ることができる。このため、走行風Wr及びファンによって形成された気流によって、車両後側へ飛翔する生成水Wpは、メインラジエータ12の各チューブ列の間を抜けてメインラジエータ12及びファン14の車両後側へ移動することがある。
一方で、散布ノズル44から噴射された生成水Wpは、重力によって落下する。すなわち、散布ノズル44から噴射された生成水Wpは、走行風Wr及びファンによって形成された気流によって車両後側へ移動しながら落下する。ここで、メインラジエータ12からメインラジエータ12の車両後側へ移動された生成水Wpが、車両下側の所定部位に着水するまでの生成水Wpの車両後側への移動距離は、生成水Wpの車両後側への移動速度に比例する。さらに、この車両下側の所定部位に着水するまでの生成水Wpの車両後側への移動距離の二乗は、車両の所定部位までの生成水Wpの落下距離に比例する。
生成水Wpの移動速度は、車両の走行速度及びファン14によって生じた気流の速度に関係する。ファン14によって生じた気流の速度が一定であれば、車両の走行速度が大きいほど生成水Wpの移動速度が大きくなり、車両下側の所定部位に着水するまでの生成水Wpの車両後側への移動距離が大きくなる。また、車両下側の所定部位への生成水Wpの落下距離が大きいほど車両下側の所定部位に着水するまでの生成水Wpの車両後側への移動距離が大きくなる。このため、メインラジエータ12における生成水Wpの通過部分おいて最も車両上側を通過した生成水Wpが、車両下側の所定部位へ着水するまでに最も車両後側へ移動される。
ここで、本実施の形態では、サブラジエータ26の車両後側端部の位置は、車両の高速走行状態(例えば、車両の走行速度が時速80kmの状態)での生成水Wpの車両後側への移動速度と、サブラジエータ26からメインラジエータ12の車両上側端部までの車両上下方向長さとに基づいて設定されている。
<本実施の形態の作用、効果>
本実施の形態に係る熱交換装置10では、第1ウォータポンプ22が作動されると、メインラジエータ12の第2タンクに貯留された冷却液が、第1流路18の一端から他端へ流れて燃料電池20へ供給される。また、この状態では、サブラジエータ26の第2タンクに貯留された冷却液が、第4流路30へ流れ、第4流路30を流れた冷却液は、第1流路18でメインラジエータ12の第2タンクから流れた冷却液に合流されて燃料電池20へ供給される。
この状態で、燃料電池20が作動され、燃料電池20の燃料電池スタックにおいて発電されると、燃料電池スタックが発熱する。このようにして燃料電池スタックにおいて生じた熱は、第1流路18から燃料電池20へ供給された冷却水によって吸収され、これによって、燃料電池スタックが冷却される。
燃料電池スタックの熱を吸収した冷却水は、第2流路24へ送られる。第2流路24を流れる冷却液は、メインラジエータ12の第1タンクに供給され、メインラジエータ12の第1タンクに貯留される。また、第2流路24を流れる冷却液の一部は、第4流路30へ流れ、第4流路30からサブラジエータ26の第1タンクに供給される。これによって、第2流路24を流れる冷却液の一部は、サブラジエータ26の第1タンクに貯留される。
メインラジエータ12の第1タンクに貯留された冷却液は、メインラジエータ12のチューブ列のチューブの車両上側端から車両下側端へ流れる。この状態で、冷却液の熱は、チューブへ伝えられる。さらに、チューブには、メインラジエータ12の放熱フィンが当接されているため、チューブへ伝えられた冷却液の熱は、更に、放熱フィンへ伝えられる。この状態で、車両が走行していると、走行風Wrがメインラジエータ12のチューブ列の間を通る。また、この状態でファン14が作動していると、メインラジエータ12の車両前側から車両後側へ流れる気流が生じ、この気流がメインラジエータ12のチューブ列の間を通る。
さらに、この状態で第2ウォータポンプ42が作動されていると、燃料電池20にて生成されて生成水貯留タンク34に貯留された生成水Wpが、第6流路40を通って散布ノズル44から車両後側(車両後斜め上側、車両後斜め下側を含む)へ噴射される。このようにして散布ノズル44から噴射された生成水Wpは、走行風Wrやファン14による気流によって飛翔してメインラジエータ12のチューブ列のチューブ及び放熱フィンへ付着する。メインラジエータ12のチューブ及び放熱フィンへ付着した生成水Wpが気化(蒸発)される際には、メインラジエータ12のチューブ及び放熱フィンの熱が生成水Wpに吸収される。これによって、メインラジエータ12のチューブ及び放熱フィンが冷却され、メインラジエータ12のチューブを通る冷却液が冷却される。
一方、散布ノズル44から生成水Wpの一部は、メインラジエータ12のチューブ列の間を通ってメインラジエータ12の車両後側へ飛翔する。また、メインラジエータ12のチューブ及び放熱フィンへ付着した生成水Wpのうち、気化しなかった生成水Wpが走行風Wrやファン14による気流によって車両後側へ移動して、メインラジエータ12のチューブ及び放熱フィンから離れると、再度、車両後側へ飛翔する。このように、メインラジエータ12の車両後側へ飛翔した生成水Wpは、車両後側へ移動しながら車両下側へ落下する。
ここで、サブラジエータ26は、ファン14の車両後下側に設けられており、サブラジエータ26の車両後側端部の位置は、車両の高速走行状態(例えば、車両の走行速度が時速80kmの状態)での生成水Wpの車両後側への移動速度と、サブラジエータ26からメインラジエータ12の車両上側端部までの車両上下方向長さとに基づいて設定されている。このため、例えば、車両の高速走行状態で生成水Wpのメインラジエータ12の車両上側端部近傍からメインラジエータ12の車両後側へ飛ばされても、この生成水Wpは、重力により落下することで、サブラジエータ26に降りかかる。このように、サブラジエータ26に降りかかった生成水Wpが気化されることによってサブラジエータ26のチューブ列のチューブを流れる冷却液の熱を吸収でき、冷却液を冷却できる。
このように、本実施の形態では、メインラジエータ12で気化されなかった生成水Wpがサブラジエータ26のチューブ列のチューブを流れる冷却液の冷却に用いられる。このため、生成水Wpによる冷却液の冷却効率を向上できる。しかも、サブラジエータ26の車両後側端部の位置は、車両の高速走行状態(例えば、車両の走行速度が時速80kmの状態)での生成水Wpの車両後側への移動速度と、サブラジエータ26からメインラジエータ12の車両上側端部までの車両上下方向長さとに基づいて設定されている。このため、例えば、車両の高速走行状態でメインラジエータ12の車両後側へ移動された生成水Wpがサブラジエータ26の車両上側を通過することを抑制できる。これによって、生成水Wpを効率よくサブラジエータ26に降りかけることができ、生成水Wpによる冷却液の冷却効率を更に向上できる。
また、生成水Wpによる冷却液の冷却効率が向上するため、少ない生成水Wpで冷却液を冷却できる。これによって、生成水貯留タンク34に貯留しておく生成水Wpの量を少なくできる。このため、生成水貯留タンク34の大型化を抑制でき、熱交換装置10の全体的な大型化を抑制できる。
さらに、上記のように、冷却液を生成水Wpによって効率よく冷却できるので、メインラジエータ12及びサブラジエータ26の大型化を抑制でき、この意味でも熱交換装置10の全体的な大型化を抑制できる。
なお、本実施の形態では、サブラジエータ26の車両後側端部の位置を、車両の高速走行状態(例えば、車両の走行速度が時速80kmの状態)での生成水Wpの車両後側への移動速度と、サブラジエータ26からメインラジエータ12の車両上側端部までの車両上下方向長さとに基づいて設定した。しかしながら、サブラジエータ26は、メインラジエータ12の車両後下側に配置される構成であれば、サブラジエータ26の車両後側端部の位置に関しては特に限定されるものではない。
また、本実施の形態では、サブラジエータ26は、第4流路30を介して第1流路18に接続され、第3流路28を介して第2流路24に接続された構成(換言すれば、メインラジエータ12に対してサブラジエータ26が回路的に並列に設けられる構成)であった。しかしながら、例えば、第1流路18の一端と第1ウォータポンプ22との間、又は第2流路18の一端と他端との間にサブラジエータ26を設ける構成が回路的に並列に設けられる構成(換言すれば、メインラジエータ12に対してサブラジエータ26が回路的に直列に設けられる構成)としてもよい。
さらに、本実施の形態では、燃料電池20の燃料電池スタックにて生成された生成水Wpを第2流体とした。しかしながら、例えば、生成水Wpとは別の水等の液体を第2流体としてもよい。
また、本実施の形態は、燃料電池20を熱源とした構成であった。しかしながら、例えば、熱源は、エンジンやモータ等、車両の駆動装置であってもよく、熱源に関しては特に限定されるものではない。
10 熱交換装置
12 メインラジエータ(第1熱交換器)
14 ファン(気流形成装置)
20 燃料電池(熱源)
26 サブラジエータ(第2熱交換器)
32 散布装置
Wp 生成水(第2流体)

Claims (1)

  1. 熱源との間で第1流体が循環されると共に、前記熱源の熱を吸収した前記第1流体が流れる第1熱交換器と、
    前記第1熱交換器を車両前側から車両後側へ通過する気流を形成する気流形成装置と、
    前記第1熱交換器を車両前側から液状の第2流体を散布する散布装置と、
    前記第1熱交換器の車両後下側における前記第1熱交換器を通過して落下する前記第2流体を受けることが可能な位置に配置されると共に前記熱源との間で第1流体が循環されると共に、前記熱源の熱を吸収した前記第1流体が流れる第2熱交換器と、
    を備える熱交換装置。
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