JP2019125551A - 表示装置及び表示装置の製造方法 - Google Patents

表示装置及び表示装置の製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2019125551A
JP2019125551A JP2018007216A JP2018007216A JP2019125551A JP 2019125551 A JP2019125551 A JP 2019125551A JP 2018007216 A JP2018007216 A JP 2018007216A JP 2018007216 A JP2018007216 A JP 2018007216A JP 2019125551 A JP2019125551 A JP 2019125551A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
insulating layer
groove
layer
inorganic insulating
display device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2018007216A
Other languages
English (en)
Inventor
暢人 眞名垣
Nobuhito Managaki
暢人 眞名垣
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Japan Display Inc
Original Assignee
Japan Display Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Japan Display Inc filed Critical Japan Display Inc
Priority to JP2018007216A priority Critical patent/JP2019125551A/ja
Priority to CN201880086290.2A priority patent/CN111602466B/zh
Priority to PCT/JP2018/040326 priority patent/WO2019142438A1/ja
Publication of JP2019125551A publication Critical patent/JP2019125551A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G09EDUCATION; CRYPTOGRAPHY; DISPLAY; ADVERTISING; SEALS
    • G09FDISPLAYING; ADVERTISING; SIGNS; LABELS OR NAME-PLATES; SEALS
    • G09F9/00Indicating arrangements for variable information in which the information is built-up on a support by selection or combination of individual elements
    • GPHYSICS
    • G09EDUCATION; CRYPTOGRAPHY; DISPLAY; ADVERTISING; SEALS
    • G09FDISPLAYING; ADVERTISING; SIGNS; LABELS OR NAME-PLATES; SEALS
    • G09F9/00Indicating arrangements for variable information in which the information is built-up on a support by selection or combination of individual elements
    • G09F9/30Indicating arrangements for variable information in which the information is built-up on a support by selection or combination of individual elements in which the desired character or characters are formed by combining individual elements
    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05BELECTRIC HEATING; ELECTRIC LIGHT SOURCES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; CIRCUIT ARRANGEMENTS FOR ELECTRIC LIGHT SOURCES, IN GENERAL
    • H05B33/00Electroluminescent light sources
    • H05B33/02Details
    • H05B33/04Sealing arrangements, e.g. against humidity
    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05BELECTRIC HEATING; ELECTRIC LIGHT SOURCES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; CIRCUIT ARRANGEMENTS FOR ELECTRIC LIGHT SOURCES, IN GENERAL
    • H05B33/00Electroluminescent light sources
    • H05B33/10Apparatus or processes specially adapted to the manufacture of electroluminescent light sources
    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05BELECTRIC HEATING; ELECTRIC LIGHT SOURCES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; CIRCUIT ARRANGEMENTS FOR ELECTRIC LIGHT SOURCES, IN GENERAL
    • H05B33/00Electroluminescent light sources
    • H05B33/12Light sources with substantially two-dimensional radiating surfaces
    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10KORGANIC ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES
    • H10K59/00Integrated devices, or assemblies of multiple devices, comprising at least one organic light-emitting element covered by group H10K50/00
    • H10K59/80Constructional details
    • H10K59/87Passivation; Containers; Encapsulations
    • H10K59/873Encapsulations
    • H10K59/8731Encapsulations multilayered coatings having a repetitive structure, e.g. having multiple organic-inorganic bilayers

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Devices For Indicating Variable Information By Combining Individual Elements (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Electroluminescent Light Sources (AREA)
  • Electrochromic Elements, Electrophoresis, Or Variable Reflection Or Absorption Elements (AREA)

Abstract

【課題】封止層を保護しつつ、信頼性の高い表示装置を提供する。【解決手段】複数の画素が配置され、有機絶縁層と、第1無機絶縁層と、第2無機絶縁層と、を含む第1領域と、それぞれ第1領域から連続する有機絶縁層と、第1無機絶縁層と、第2無機絶縁層と、を含む第2領域と、を有し、第2領域は、有機絶縁層に設けられた第1溝部と、第2無機絶縁層の上面と接して配置される保護膜と、をさらに含み、第1無機絶縁層及び第2無機絶縁層は、第1溝部の側面、上端部及び底面と、を覆い、保護膜は、第2領域が含む有機絶縁層の上面の少なくとも一部と、第1溝部の上端部と、第1溝部の側面の少なくとも一部と重畳し、第1溝部の底面の幅に対する前記第1溝部の高さの比が1以下である表示装置。【選択図】図2

Description

本発明の一実施形態は、表示装置及び表示装置の製造方法に関する。
電気器具及び電子機器に用いられる表示装置として、液晶の電気光学効果を利用した液晶表示素子を用いた表示装置または有機エレクトロルミネセンス(有機EL:Organic Electro−Luminescence)素子を表示素子として用いた表示装置が開発、商品化されている。また、表示素子上にタッチセンサを搭載させた表示装置である、タッチパネルが近年急速に普及している。タッチパネルは、スマートフォンなどの携帯情報端末において必要不可欠なものとなっており、情報化社会のさらなる進歩に向けて世界的に開発が進んでいる。
表示素子として有機EL素子を用いた場合、高画質の画像が表示される一方で、有機EL層が水分によって劣化してしまうことが知られている。劣化した有機EL層を用いて表示素子を駆動させると、輝度の低下や表示不良が起こる恐れがある。このため、有機EL層に水分が混入しないように封止層が設けられている。
また、有機EL表示装置では、各画像を区切るために段差(リブと呼ぶ場合がある)が設けられる。この段差は、表示領域よりも表示領域の外側の領域において高低差が大きくなる場合がある。段差の高低差が大きい場所では、表示装置の製造過程で封止層上に形成されるレジストの膜厚が薄くなる場合がある。また、タッチパネルを表示領域上に形成する場合、封止層の上で配線層を設ける場合がある。上記のようにレジストの膜厚が薄くなると、封止層をエッチングしてしまう場合がある。結果として、封止層が水分を遮断する機能が低下してしまうおそれがある。一方、特許文献1には、半導体装置の製造方法として、ポリシリコン層をRIEプロセスによりエッチングすることで生成された、シリコンを含む副生成物をレジストマスクの上面及び側面に堆積させ、レジストマスクの変形を防ぐことが開示されている。
特開2005−116753号公報
本発明は、封止層を保護しつつ、信頼性の高い表示装置を提供することを目的の一つとする。
本発明の一実施形態は、複数の画素が配置され、有機絶縁層と、第1無機絶縁層と、第2無機絶縁層と、を含む第1領域と、それぞれ前記第1領域から連続する前記有機絶縁層と、前記第1無機絶縁層と、前記第2無機絶縁層と、を含む第2領域と、を有し、前記第2領域は、前記有機絶縁層に設けられた第1溝部と、前記第2無機絶縁層の上面と接して配置される保護膜と、をさらに含み、前記第1無機絶縁層及び前記第2無機絶縁層は、前記第1溝部の側面、上端部及び底面と、を覆い、前記保護膜は、前記第2領域が含む前記有機絶縁層の上面の少なくとも一部と、前記第1溝部の上端部と、前記第1溝部の側面の少なくとも一部と重畳し、前記第1溝部の底面の幅に対する前記第1溝部の高さの比が1以下である表示装置である。
本発明の一実施形態は、表示領域の外側に第1溝部を有するように有機絶縁層を形成し、前記有機絶縁層の上面並びに前記第1溝部の側面、上端部及び底面を覆うように第1無機絶縁層を形成し、前記第1無機絶縁層上に第2無機絶縁層を形成し、前記第2無機絶縁層上に前記有機絶縁層の上面の少なくとも一部と、前記第1溝部の上端部と、前記第1溝部の側面の少なくとも一部と重畳するように保護膜を形成することを含み、前記第1溝部の底面の幅に対する前記第1溝部の高さの比が1以下である表示装置の製造方法である。
本発明の一実施形態に係る表示装置を示す上面図である。 本発明の一実施形態に係る表示装置を示す断面図である。 本発明の一実施形態に係る周縁部を示す断面図である。 本発明の一実施形態に係る表示装置の製造方法を説明する断面図である。 本発明の一実施形態に係る表示装置の製造方法を説明する断面図である。 本発明の一実施形態に係る表示装置の製造方法を説明する断面図である。 本発明の一実施形態に係る表示装置の製造方法を説明する断面図である。 本発明の一実施形態に係る表示装置の製造方法を説明する断面図である。 本発明の一実施形態に係る表示装置の製造方法を説明する断面図である。 本発明の一実施形態に係る表示装置の製造方法を説明する断面図である。 本発明の一実施形態に係る表示装置の製造方法を説明する断面図である。 本発明の一実施形態に係る表示装置の製造方法を説明する断面図である。 本発明の一実施形態に係る表示装置の製造方法を説明する断面図である。 本発明の一実施形態に係る表示装置の製造方法を説明する断面図である。 本発明の一実施形態に係る周縁部を示す断面図である。 従来の周縁部を示す断面図である。
以下、本発明の一実施形態について、図面を参照しながら説明する。以下に示す実施形態は本発明の実施形態の一例であって、本発明はこれらの実施形態に限定されるものではない。なお、本実施形態で参照する図面において、同一部分または同様な機能を有する部分には同一の符号または類似の符号(数字の後にA、Bなどを付しただけの符号)を付し、その繰り返しの説明は省略する場合がある。また、図面の寸法比率は説明の都合上実際の比率とは異なったり、構成の一部が図面から省略されたりする場合がある。
さらに、本発明の詳細な説明において、ある構成物と他の構成物の位置関係を規定する際、「上に」「下に」とは、ある構成物の直上あるいは直下に位置する場合のみでなく、特に断りのない限りは、間にさらに他の構成物を介在する場合を含むものとする。
<第1実施形態>
図1は、本発明の実施形態に係る、表示装置10を示す。図1は、表示装置10の上面図を示す。
(1−1.表示装置の構成)
図1において、表示装置10は、基板100上に設けられた表示領域103、周縁部104、駆動回路105、駆動回路106、駆動回路107、フレキシブルプリント基板108及びタッチセンサ109を有する。駆動回路105は、ゲートドライバとしての機能を有する。駆動回路106は、ソースドライバとしての機能を有する。駆動回路107は、タッチセンサを制御する機能を有する。表示領域103には、画素101が格子状に離間して複数配置される。画素101は、画像の構成要素として機能する。走査線145cは、駆動回路105と接続される。信号線147bは、駆動回路106と接続される。画素101は、走査線145c及び信号線147bと接続される。タッチセンサは、第1センサ電極171及び第2センサ電極173を有する。第1センサ電極171及び第2センサ電極173は、駆動回路107と接続される。
表示装置10において、フレキシブルプリント基板108を介して映像信号が駆動回路
106に入力される。次に、駆動回路105及び駆動回路106が、画素101内の表示素子130を走査線145c及び信号線147bを介して駆動させる。その結果、表示領域103において静止画及び動画が表示される。なお、表示領域103は、第1領域と呼ばれる場合がある。
また、タッチセンサ109において、第1センサ電極171は送信電極として機能する。第2センサ電極173は、受信電極として機能する。タッチセンサ109において、第1センサ電極171と第2センサ電極173との間の容量は、人がタッチセンサ109に指を近づけたときに変化する。タッチセンサ109は、この容量変化を利用して位置情報を検出する。
(1−2.表示装置の各層の構成)
表示装置10の各構成の詳細について以下に示す。図2は、画素101(A1−A2間)、表示領域103の周囲に位置し、画素101が配置されない領域である周縁部104(B1−B2間)、導電層148を含む領域である端子部(C1−C2間)の断面図である。
基板100及び基板200には、ガラス基板又は有機樹脂基板が用いられる。有機樹脂基板としては、例えば、ポリイミド基板が用いられる。有機樹脂基板は、板厚を数マイクロメートルから数十マイクロメートルにすることができ、可撓性を有するシートディスプレイを実現することが可能となる。基板100及び基板200は、後述する表示素子130からの出射光を外に取り出すために、透明性が求められる。表示素子130からの出射光を取り出さない側にある基板は、透明である必要は無いため、前述の材料に加えて、金属基板の表面に絶縁層を形成したものを用いてもよい。なお、基板100及び基板200の第2面(断面を見た際の、基板外側の面)にカバーガラス、保護フィルムなどを設けてもよい。これにより、表示装置をキズなどから防ぐことができる。基板200は、表示素子130を保護する役割を持っているが、封止層161で十分に保護できるのであれば不要である。
絶縁層141は、基板100上に設けられ、下地膜としての機能を有する。これにより、基板100から半導体層142への不純物、代表的にはアルカリ金属、水、水素等の拡散を抑制することができる。
トランジスタ110は、半導体層142、ゲート絶縁層143、ゲート電極145a、ソース電極147a及びドレイン電極147cを有する。トランジスタ110は、トップゲート・トップコンタクト構造を有しているが、これに限定されず、ボトムゲート構造としてもよいし、ボトムコンタクト構造としてもよい。
半導体層142は、画素101(A1−A2間)において、絶縁層141上に設けられる。半導体層142には、シリコン、酸化物半導体または有機物半導体などが用いられる。
ゲート絶縁層143は、絶縁層141及び半導体層142上に設けられる。ゲート絶縁層143には、酸化シリコン、酸窒化シリコン、窒化シリコン或いはその他高誘電率の無機材料が用いられる。
ゲート電極145aは、ゲート絶縁層143上に設けられる。ゲート電極145aは、走査線145cと適宜接続される。なお、ゲート電極145aと容量電極145bは、同じくゲート絶縁層143上に設けられる。ゲート電極145a及び容量電極145bは、共にタンタル、タングステン、チタン、モリブデン、アルミニウム等から選ばれた導電材料で形成される。ゲート電極145aと容量電極145bとは、前述の導電材料の単層構造であってもよいし、積層構造であってもよい。
絶縁層149は、ゲート絶縁層143と同様の材料が用いられ、ゲート絶縁層143、ゲート電極145a及び容量電極145b上に設けられる。なお、絶縁層149は、単層としてもよいし、上記材料の積層構造としてもよい。
ソース電極147a及びドレイン電極147cは、絶縁層149上に設けられる。ソース電極147a及びドレイン電極147cは、信号線147bと適宜接続される。ソース電極147a及びドレイン電極147cには、ゲート電極145aの材料例として挙げたものと同様の材料が用いられる。ゲート電極145aと同じ材料を用いても良いし、異なる材料を用いても良い。
容量素子120には、ゲート絶縁層143を誘電体として半導体層142のソースまたはドレイン領域及び容量電極145bが用いられる。
平坦化層150は、トランジスタ110などにより形成された段差を平坦化する機能を有し、絶縁層149、ソース電極147a及びドレイン電極147c上に設けられる。平坦化層150は、有機樹脂を含む。この例では、平坦化層150には、アクリル樹脂が用いられる。なお、平坦化層150には、アクリル樹脂に限定されずに、エポキシ樹脂、ポリイミド樹脂、ポリアミド樹脂、ポリスチレン樹脂、ポリエチレン樹脂、ポリエチレンテレフタレート樹脂などが用いられてもよい。また、平坦化層150には、有機樹脂と無機材料との積層が用いられてもよい。
容量素子121には、絶縁層154を誘電体として、導電層153及び画素電極155が用いられる。
導電層153は、平坦化層150上に設けられる。導電層153は、ゲート電極145aと同じ材料を用いてもよいし、異なる材料を用いてもよい。
絶縁層154は、平坦化層150及び導電層153上に設けられる。絶縁層154の材料には、窒化シリコンなどの無機材料が用いられる。なお、絶縁層154の材料には、ゲート絶縁層143と同様の材料が用いられてもよい。
画素電極155は、表示素子130の陽極としての機能を有する。さらに画素電極155は、光を反射させる性質を有することが好ましい。前者の機能として好ましいのは酸化インジウム錫(ITO)や酸化インジウム亜鉛(IZO)等の酸化物導電材料であり、後者の機能として好ましいのはアルミニウムや銀といった表面反射性の高い導電材料が挙げられる。これらの機能を両立するため、画素電極155の構造には、前述の材料の積層、具体的にはアルミニウムや銀といった表面反射性の高い導電層上に、酸化インジウム錫(ITO)や酸化インジウム亜鉛(IZO)等の酸化物導電層を積層するといった構造が採用される。
表示素子130には、画素電極155、有機EL層159及び対向電極160が用いられる。つまり、表示素子130は、有機EL素子であるということができる。表示素子130は、有機EL層159で発光した光を対向電極160側に放射する、いわゆるトップエミッション型の構造を有する。なお、表示素子130は、トップエミッション型に限定されず、ボトムエミッション型の構造としてもよい。
有機EL層159は、画素電極155上に設けられる。有機EL層159は、有機エレクトロルミネセンス材料などの発光材料を有する。
対向電極160は、表示素子130の陰極としての機能を有する。対向電極160は、複数の画素電極155にわたって、画素電極155を連続的に覆うように設けられている。対向電極160には有機EL層159で発光した光を透過させるため、透光性を有しかつ導電性を有する材料が用いられ、例えば、10nm以下の膜厚のマグネシウム銀(MgAg)合金が用いられる。
対向電極160には透光性が求められるのと同時に、画素電極155の反射面との間でマイクロキャビティを形成するための反射性が求められる。このため、対向電極160は、半透過膜として形成される。具体的には、銀、マグネシウム、又はそれらの合金でなる層を、光が透過する程度の膜厚で形成される。
リブ157は、表示領域103におけるそれぞれの画素101を区切るために、表示素子130の一部である画素電極155の周縁部を覆う。リブ157は、有機絶縁材料(有機樹脂材料)を含み、有機絶縁層ということもできる。例えば、リブ157には、ポリイミド樹脂が用いられる。また、表示画像のコントラスト比を高めるために、リブ157には黒色顔料を含む有機樹脂材料が用いられてもよい。
また、図2に示すように、リブ157は、周縁部104(B1−B2間)において、基板100、絶縁層141、ゲート絶縁層143、絶縁層149、平坦化層150及び絶縁層154上に設けられる。リブ157は、絶縁層154とともに、平坦化層150の上面及び側面を覆う。周縁部104(B1−B2間)におけるリブの構造などの詳細については後述する。
封止層161は、表示装置10の外部から表示素子130への水分の混入を防止する機能を有する。画素101(A1−A2間)を含む表示領域103において封止層161は、第1無機絶縁層162、有機絶縁層164及び第2無機絶縁層166がこの順で積層されている。一方で、周縁部104(B1−B2間)では、第1無機絶縁層162及び第2無機絶縁層166が積層されている。また、第1無機絶縁層162は、無機材料を含む絶縁層154と接触する。このように、周縁部104において、絶縁層154と第1無機絶縁層162と第2無機絶縁層166が積層され、水分遮断構造167を形成する。第1無機絶縁層162と第2無機絶縁層166の詳細については後述する。
有機絶縁層164は、第1無機絶縁層162の製造時に混入する異物などを覆うことで、第2無機絶縁層166が有機絶縁層164上に平坦に積層できるようにする。第2無機絶縁層166が有機絶縁層164上に平坦に積層することで、第2無機絶縁層166は有機絶縁層164を良好に被覆することができる。有機絶縁層164の膜厚は限定されないが、好ましくは5μm以上20μm以下である。有機絶縁層164には、平坦化層150と同様の材料が用いられてもよい。
タッチセンサ109は、第1センサ電極171、絶縁層172及び第2センサ電極173を含む。第1センサ電極171及び第2センサ電極173の材料としては、透光性を有する材料が用いられてもよい。具体的には、例えば、酸化インジウム錫(ITO)が用いられる。他には、TAT(Ti/Al/Ti)などを用いることもできるが、これらに限られるものではない。
接着層195には、無機材料、有機材料、または有機材料と無機材料の複合材料が用いられる。例えば、接着層195にはアクリル樹脂が用いられる。
端子部(C1−C2間)においては、絶縁層149上に導電層148が積層され、導電層148は異方性導電膜181を介してフレキシブルプリント基板108と接続される。導電層148はソース電極147a及びドレイン電極147cと同じ材料で形成されてもよい。
(1−3.周縁部の構成)
表示領域103の外側には、画素101が配置されない領域である周縁部104がある。周縁部104(図1のB1−B2間)の詳細について、図3を用いて説明する。
図3は、周縁部104の断面図である。なお、周縁部104は、第2領域と呼ばれる場合がある。リブ157、第1無機絶縁層162及び第2無機絶縁層166は、表示領域103にも配置されており、表示領域103から周縁部104まで連続している。
リブ157は、周縁部104において、第1溝部158−1を有する。このとき、周縁部104には、リブ157の上面157A、底面157Eの他、第1溝部158−1の上端部158−1B、側面158−1C、下端部158−1D及び底面158−1Fが設けられる。
第1溝部158−1において、第1溝部158−1の底面158−1Fの幅158−1Wに対する第1溝部158−1の高さ158−1Hの比(以下「アスペクト比」ということがある。)は、1以下とする。例えば、アスペクト比を1とした場合、第1溝部158−1の底面158−1Fの幅158−1Wが10μmであれば、第1溝部158−1の高さ158−1Hは10μmである。また、アスペクト比を0.5とした場合、第1溝部158−1の底面158−1Fの幅158−1Wが10μmであれば、第1溝部158−1の高さ158−1Hは5μmである。
また、リブ157はさらに第2溝部158−2を有することができる。このとき、周縁部104には、第2溝部158−2の上端部158−2B、側面158−2C、下端部158−2D及び底面158−2Fが設けられる。なお、第2溝部158−2の底面158−2Fの幅は、第1溝部158−1の底面158−1Fの幅158−1Wと等しくてもいいし、異なっていてもよい。また、第2溝部158−2の高さは、第1溝部158−1の高さ158−1Hと等しくてもよいし、異なっていてもよい。
リブ157がさらに第2溝部158−2を有する場合、第1溝部158−1の上端部158−1Bと第2溝部158−2の上端部158−2Bの間の距離158Lに対する第1溝部158−1の底面158−1Fの幅158−1Wの比が2以下であると、後述するように保護膜165をドライエッチングにより形成する際に、第1溝部158−1の上端部158−1Bと第2溝部158−2の上端部158−2Bの間に位置するリブ157の上面Aに重畳する位置に保護膜165が形成されやすく、プロセス設計の幅が広い。これは、この条件を満たすとき、第2無機絶縁層166のうち、第1溝部158−1の側面158−1C及び底面158−1Fを覆うように配置される部分のドライエッチングにより形成される成分と、第2溝部158−2の側面158−2C及び底面158−2Fを覆うように配置される部分のドライエッチングにより形成される成分が、いずれもリブ157の当該上面Aに重畳する位置に堆積しやすいからである。また、「第1溝部158−1の上端部158−1Bと第2溝部158−2の上端部158−2Bの間の距離158Lに対する第1溝部158−1の底面158−1Fの幅158−1Wの比が2以下である」とは、例えば、距離158Lに対する第1溝部158−1の底面158−1Fの幅158−1Wの比が2である場合、距離158Lが10μmであれば、第1溝部158−1の底面158−1Fの幅158−1Wは20μmであることをいう。
第1溝部158−1の上端部158−1Bと第2溝部158−2の上端部158−2Bの間の距離158Lは10μm以下であってもよい。後述するように、第1溝部158−1の上端部158−1Bと第2溝部158−2の上端部158−2Bの間の距離158Lが10μm以下であると、リブ157の上面157Aのうち、第1溝部158−1の上端部158−1Bと第2溝部158−2の上端部158−2Bの間に位置する部分の上に保護膜165が形成されやすい。
また、第1溝部158−1の底面158−1Fの幅158−1Wは5μm以上30μm以下であることが好ましい。第1溝部158−1の底面158−1Fの幅158−1Wが30μmより大きいと、リブ157の上面157Aに、保護膜165が形成される効率が低下する。これは、第1溝部158−1の底面158−1Fの幅158−1Wが30μmより大きいと、第2無機絶縁層166のうち、第1溝部158−1の側面158−1C及び底面158−1Fを覆うように配置される部分のドライエッチングにより形成される成分がリブ157の上面157Aに堆積する効率が低下するからである。
第1無機絶縁層162は、リブ157の上面157A並びに第1溝部158−1の側面158−1C、上端部158−1B及び底面158−1Fを覆うように配置される。リブ157がさらに第2溝部158−2を有する場合、第1無機絶縁層162は、第2溝部158−2の側面158−2C、上端部158−2B及び底面158−2Fを覆うように配置されてもよい。また、第2無機絶縁層166は第1無機絶縁層162上に設けられる。そして、第1溝部158−1の底面158−1Fと、第2溝部158−2の底面158−2Fにおいて、第1無機絶縁層162は絶縁層154と接触し、絶縁層154と第1無機絶縁層162と第2無機絶縁層166が積層された構造である水分遮断構造167を形成する。
第1無機絶縁層162及び第2無機絶縁層166には、窒化シリコン、酸化シリコン、酸化窒化シリコン、窒化酸化シリコンなどの無機絶縁材料が用いられる。この例では、第1無機絶縁層162及び第2無機絶縁層166には窒化シリコン膜が用いられる。窒化シリコン膜は、緻密であり、水分を遮断するうえで好適である。第1無機絶縁層162の膜厚は限定されないが、好ましくは50nm以上2μm以下である。
保護膜165は、第2無機絶縁層166の上面166Aと接して設けられる。保護膜165は、周縁部104(B1−B2間)におけるリブ157の上面157A、第1溝部158−1の上端部158−1B及び側面158−1Cの少なくとも一部と重畳する。保護膜165は、第1溝部158−1の側面158−1Cの全体と重畳してもよい。保護膜165は、窒化ホウ素、フッ素添加シリコン酸化物(SiOF)などの無機材料を含む。この例では、保護膜165は、主成分として、窒化ホウ素を含む。保護膜165は後述するように、レジスト168よりも硬い膜であることが好ましく、また、窒化ホウ素は硬い膜を形成するため、保護膜165が窒化ホウ素を主成分として含むことは好ましい。保護膜165は、後述するように、ドライエッチングにより形成される。より詳細には、保護膜165は、第2無機絶縁層166に含まれる成分または第2無機絶縁層166のエッチングガスに含まれる成分を含んで形成される。保護膜165は、第1溝部158−1の底面158−1Fの幅158−1Wに対する第1溝部158−1の高さ158−1Hの比であるアスペクト比が1以下である場合に、第2無機絶縁層166に対するドライエッチングにより形成されることができる。保護膜165の膜厚は、限定されないが、100nm以下とすることができる。
(1−4.表示装置の製造方法)
以下、表示装置10の製造方法について、図4から図14を用いて説明する。
(1−4−1.トランジスタの形成)
まず、図4に示すように、基板100の第1面(断面方向から見た場合の上面)に、絶縁層141、半導体層142及びゲート絶縁層143を形成後、ゲート絶縁層143上にゲート電極145aを形成する。各層は、適宜フォトリソグラフィ法、ナノインプリンティング法、インクジェット法またはエッチング法などを用いて、所定の形状に加工される。
基板100には、ガラス基板又は有機樹脂基板が用いられる。基板100として有機樹脂基板を用いる場合、例えば、ポリイミド基板が用いられる。
絶縁層141は、酸化シリコン、酸窒化シリコン、窒化シリコン等の材料を用いて形成される。絶縁層141は、単層であっても、積層であってもよい。絶縁層141は、CVD法、スピンコーティング法または印刷法などにより形成される。
半導体層142としてシリコン材料を用いる場合、例えばアモルファスシリコン、多結晶シリコンなどが用いられる。また、半導体層142として酸化物半導体を用いる場合、例えばインジウム、ガリウム、亜鉛、チタン、アルミニウム、錫、セリウムなどの金属材料が用いられる。例えば、インジウム、ガリウム、亜鉛を有する酸化物半導体(IGZO)を用いることができる。半導体層142は、スパッタリング法、蒸着法、めっき法またはCVD法などにより形成される。
ゲート絶縁層143には、酸化シリコン、酸窒化シリコン、窒化シリコン、窒酸化シリコン、酸化アルミニウム、酸化マグネシウム、酸化ハフニウムなどを一種以上含む絶縁膜が用いられる。絶縁層141と同様の方法により形成することができる。
ゲート電極145aは、タングステン、アルミニウム、クロム、銅、チタン、タンタル、モリブデン、ニッケル、鉄、コバルト、タングステン、インジウム、亜鉛から選ばれた金属元素、または上記金属元素を成分とする合金か、上記金属元素を組み合わせた合金等の材料を用いて形成される。また、ゲート電極145aには、上記材料に窒素、酸素、水素などが含有されたものが用いられてもよい。例えば、ゲート電極145aとして、スパッタリング法により形成したアルミニウム(Al)層、チタン層(Ti)の積層膜が用いられる。
次に、ゲート絶縁層143、ゲート電極145a及び容量電極145b上に絶縁層149を形成する。絶縁層149は、ゲート絶縁層143と同様の材料、方法が用いられる。例えば、絶縁層149として、プラズマCVD法により形成した酸化シリコン膜が用いられる。
次に、絶縁層149上にソース電極147a及びドレイン電極147cを形成する。ソース電極147a及びドレイン電極147cは、ゲート電極145aと同様の材料、方法を用いることができる。ソース電極147a及びドレイン電極147cは、絶縁層149に開口部を形成してから形成され、半導体層142のソース・ドレイン領域と接続される。端子部(C1−C2間)において、導電層148は、ソース電極147a及びドレイン電極147cと同時に形成される。
次に、絶縁層149、ソース電極147a及びドレイン電極147c上に平坦化層150を形成する。平坦化層150は、アクリル樹脂、エポキシ樹脂、ポリイミドなどの有機絶縁材料が用いられる。平坦化層150は、スピンコーティング法、印刷法、インクジェット法などにより形成することができる。例えば、平坦化層150として、スピンコーティング法により形成したアクリル樹脂を用いることができる。平坦化層150は、上面が平坦となる程度まで形成される。なお、平坦化層150において、画素101(A1−A2間)の一部にトランジスタ110と、画素電極155を電気的に接続するための開口部150Aが形成される。また、周縁部104(B1−B2間)における平坦化層150の形状は所定の形状に加工される。また、端子部(C1−C2間)の平坦化層150は、除去される。
(1−4−2.表示素子の形成)
次に、平坦化層150上に、容量素子121(導電層153、絶縁層154及び画素電極155で形成される)、表示素子130(画素電極155、有機EL層159及び対向電極160で形成される)及び有機絶縁層157bを形成する。各層は、適宜フォトリソグラフィ法、ナノインプリンティング法、インクジェット法またはエッチング法などを用いて、所定の形状に加工される。
まず、図5に示すように、平坦化層150上に導電層153を形成する。導電層153は、ゲート電極145aと同様の材料及び方法により形成することができる。例えば、導電層153として、スパッタリング法により形成したモリブデン、アルミニウム、モリブデンの積層膜が用いられる。
次に、導電層153及び平坦化層150上に絶縁層154を形成する。絶縁層154は、ゲート絶縁層143と同様の材料及び方法により形成される。例えば、絶縁層154として、プラズマCVD法により形成した窒化シリコン膜が用いられる。なお、絶縁層154は、端子部(C1−C2間)からは除去されるが、その他の部分では加工されなくてもよい。
次に、画素101(A1−A2間)において、絶縁層154上に、画素電極155を形成する。例えば、画素電極155は、アルミニウム(Al)、銀(Ag)、等の光反射性の金属材料を用いてもよいし、正孔注入性に優れる酸化インジウム錫(ITO)や酸化インジウム亜鉛(IZO)による透明導電層と、光反射性の金属層とが積層された構造を有していてもよい。画素電極155は、ゲート電極145aと同様の方法により形成される。例えば、画素電極155として、スパッタリング法により形成したITO、銀、ITOの積層膜が用いられる。
次に、絶縁層154及び画素電極155上に、有機絶縁層157bを形成する。例えば、有機絶縁層157bとして、スピンコーティング法により形成したポリイミド膜が用いられる。
次に、図6に示すように、有機絶縁層157bには、画素電極155の上面を露出するように開口部157Gが形成される。また、周縁部104(B1−B2間)において、上述した水分遮断構造を形成するために、有機絶縁層157bに、第1溝部158−1が形成される。このとき、第1溝部158−1の底面158−1Fの幅158−1Wに対する第1溝部158−1の高さ158−1Hの比は1以下である。また、第1溝部158−1の底面158−1Fの幅158−1Wが5μm以上30μm以下となるように第1溝部158−1を形成してもよい。このように、開口部157G、第1溝部158−1が形成された有機絶縁層157bをリブ157と呼ぶ。
周縁部104(B1−B2間)において、有機絶縁層157bには、第2溝部158−2が形成される。第1溝部158−1の上端部158−1Bと第2溝部158−2の上端部158−2Bの間の距離158Lに対する第1溝部158−1の底面158−1Fの幅158−1Wの比が2以下になるように第1溝部158−1及び第2溝部158−2を形成してもよい。また、第1溝部158−1の上端部158−1Bと第2溝部158−2の上端部158−2Bの間の距離158Lは10μm以下となるように第1溝部158−1及び第2溝部158−2を形成してもよい。なお、端子部(C1−C2間)の有機絶縁層157bは、除去される。
次に、図7に示すように、画素101(A1−A2間)において、画素電極155及びリブ157上に有機EL層159を形成する。有機EL層159は、低分子系又は高分子系の有機材料を用いて形成される。低分子系の有機材料を用いる場合、有機EL層159は発光性の有機材料を含む発光層に加え、当該発光層を挟むように正孔注入層や電子注入層、さらに正孔輸送層や電子輸送層等を含んで構成されていてもよい。
また、有機EL層159は、少なくとも画素電極155と重畳するように形成される。有機EL層159は、真空蒸着法、印刷法、スピンコーティング法などにより形成される。有機EL層159を真空蒸着法により形成する場合、適宜シャドーマスクを用い、成膜されない領域を設けながら形成してもよい。有機EL層159は、隣接する画素と異なる材料を用いて形成してもよいし、全ての画素において同一の有機EL層159を用いてもよい。
次に、画素101(A1−A2間)において画素電極155及び有機EL層159の上に対向電極160を形成する。対向電極160には、酸化インジウム錫(ITO)や酸化インジウム亜鉛(IZO)等の透明導電膜または銀(Ag)とマグネシウムの合金を用いることができる。また、対向電極160は、真空蒸着法、スパッタリング法により形成することができる。例えば、対向電極160として、蒸着法により成膜した銀(Ag)とマグネシウムの合金膜が用いられる。なお、対向電極160は、加工されずに形成されてもよい。このとき、周縁部104(B1−B2間)にも対向電極160が形成されてもよいが、端子部(C1−C2間)からは除去される。
(1−4−3.封止層の形成)
次に、図8に示すように、画素101(A1−A2間)において、対向電極160上に封止層161となる第1無機絶縁層162、有機絶縁層164及び第2無機絶縁層166を順に形成する。このとき、周縁部104(B1−B2間)において、第1無機絶縁層162は、リブ157の上面157A並びに第1溝部158−1の側面158−1C、上端部158−1B及び底面158−1F並びに第2溝部158−2の側面158−2C、上端部158−2B及び底面158−2Fを覆うように形成される。また、周縁部104(B1−B2間)に形成された有機絶縁層164は除去される。つまり、周縁部104(B1−B2間)においては、第1無機絶縁層162上に第2無機絶縁層166が形成される。封止層161は、表示領域103全面を覆うように形成される。端子部(C1−C2間)においても、第1無機絶縁層162と第2無機絶縁層166が、導電層148と絶縁層149上に形成される。
有機絶縁層164には、アクリル、ポリイミド、エポキシ等の材料を用いることができる。また、有機絶縁層164は、インクジェット法、スピンコーティング法、蒸着法、スプレー法、印刷法などを用いて形成してもよい。有機絶縁層164の膜厚は、限定されないが、例えば5μm以上20μm以下としてもよい。
第1無機絶縁層162及び第2無機絶縁層166には、窒化シリコン、酸化シリコン、酸化窒化シリコン、窒化酸化シリコンなどの無機絶縁材料が用いられる。第1無機絶縁層162及び第2無機絶縁層166は、リブ157の上面157A並びに第1溝部158−1の側面158−1C、上端部158−1B及び底面158−1F並びに第2溝部158−2の側面158−2C、上端部158−1B及び底面158−2Fを覆うために、被覆性の高い(つまり成膜粒子の平均自由行程の長い)成膜方法を用いて形成される。例えば、第1無機絶縁層162及び第2無機絶縁層166には、プラズマCVD法で形成した窒化シリコン膜が用いられる。第1無機絶縁層162及び第2無機絶縁層166の膜厚は限定されないが、50nm以上2μm以下とすることができる。なお、成膜方法は、プラズマCVD法に限定されず、成膜粒子の平均自由行程の長い方法として、分子線エピタキシー(MBE)法を用いてもよい。
次に、図9に示すように、第2無機絶縁層166上に保護膜165を形成する。保護膜165は、無機材料を含んで形成されてもよい。保護膜165は、周縁部104(B1−B2間)におけるリブ157の上面157A、第1溝部158−1の上端部158−1B及び側面158−1Cの少なくとも一部と重畳するように形成される。保護膜165は、第1溝部158−1の側面158−1Cの全体と重畳するように形成されてもよい。保護膜165は、その膜厚が100nm以下となるように形成されてもよい。この保護膜165は、第2無機絶縁層166に対するドライエッチングにより形成される。例えば、第2無機絶縁層166が窒化シリコンである場合に、エッチングガスとして三塩化ホウ素(BCl)と窒素の混合ガスを用いて第2無機絶縁層166に対するドライエッチングを行うと、主成分が窒化ホウ素である保護膜165が形成される。なお、三塩化ホウ素と窒素の混合ガスをエッチングガスとして用いて窒化シリコンである第2無機絶縁層166に対するドライエッチングを行う場合、保護膜165を形成するためには、数百nmのみドライエッチングを行えば十分である。また、例えば、第2無機絶縁層166が窒化シリコンである場合に、エッチングガスとしてテトラフルオロメタン(CF)とトリフルオロメタン(CHF)の混合ガスやテトラフルオロメタンと水素の混合ガスを用いて第2無機絶縁層166に対するドライエッチングを行うと、主成分がフッ素添加シリコン酸化物である保護膜165が形成される。この場合、保護膜165には有機物が含まれ得る。
なお、ドライエッチングにより保護膜165を形成する際、第1溝部158−1の底面158−1Fにおいては保護膜165が形成される速度よりもエッチングが進む速度の方が早いので、底面158−1Fには保護膜165は形成されない。
保護膜165を形成するのに有利なエッチング条件は、例えば、エッチングガスがBCl/N=45/5sccm、エッチング圧力が1Pa、エッチングパワーが500Wである。もっとも、エッチングガスの構成比はこれに限られるものではなく、Nが5%から20%の比率で含まれていてもよい。また、エッチング圧力もこれに限られるものではなく、例えば、10Pa以下の任意の数値を採用してもよい。また、エッチングパワーについてもこれに限られるものではなく、例えば、200W以上の任意の出力を使用してもよい。
リブ157がさらに第2溝部158−2を有する場合、第1溝部158−1の上端部158−1Bと第2溝部158−2の上端部158−2Bの間の距離158Lが10μm以下であると、リブ157の上面157Aのうち、第1溝部158−1の上端部158−1Bと第2溝部158−2の上端部158−2Bの間に位置する部分の上に保護膜165が形成されやすい。
(1−4−4.端子部の第1無機絶縁層162と第2無機絶縁層166の除去)
次に、端子部(C1−C2間)における第1無機絶縁層162と第2無機絶縁層166をドライエッチングにより除去する。
まず、図10に示すように、例えばフォトリソグラフィ法により、画素101(A1−A2間)及び周縁部104(B1−B2)にレジスト168を形成する。
次に、ドライエッチングを行い、図11に示すように、端子部(C1−C2間)における第1無機絶縁層162と第2無機絶縁層166を除去する。この際、レジスト168のうち第1溝部158−1の上端部158−1B及び側面158−1Cに重畳する部分168Aなどにおいてレジスト168の膜厚が薄くなっても、周縁部104には保護膜165があるので、周縁部104において薄くなったレジスト168の下に位置する第2無機絶縁層166や第1無機絶縁層162が除去されることを防ぐことができる。
次に、図12に示すように、レジスト168を除去する。このようにレジスト168を除去する方法に特に限定はないが、例えば、酸素プラズマによる灰化による除去などの方法を用いることができる。
(1−4−5.タッチセンサの形成)
次に、図13に示すように、タッチセンサ109を形成する。まず、第1センサ電極171を形成する。第1センサ電極171は、この例ではスパッタリング法により成膜される。第1センサ電極171は、スパッタリング法に限定されず、蒸着法、印刷法、塗布法、分子線エピタキシー法(MBE)などが用いられてもよい。第1センサ電極171は、成膜後にフォトリソグラフィ法及びエッチング法より加工される。第1センサ電極171には、酸化インジウム亜鉛(IZO)、酸化インジウム錫(ITO)、酸化亜鉛(ZnO)または酸化インジウム錫亜鉛(ITZO)の他、ゲート電極145aと同様の材料が用いられる。
次に、第1センサ電極171及び保護膜165上に絶縁層172を形成する。絶縁層172は、塗布法により形成される。絶縁層172には、アクリル、ポリイミド、エポキシ等の材料が用いられる。また、絶縁層172は、スピンコーティング法、蒸着法、スプレー法、インクジェット法、印刷法などを用いて数百nm以上十μm以下の厚さに形成される。
次に、絶縁層172を加工する。このとき、絶縁層172は、フォトリソグラフィ法及びエッチング法により加工される。なお、絶縁層172に感光性材料が含まれていれば、フォトリソグラフィ法のみでもよい。
次に、第2センサ電極173を形成する。第2センサ電極173は、透光性を有する材料を用いて形成される。第2センサ電極173は、例えばスパッタリング法により形成される。なお、第2センサ電極173は、スパッタリング法に限定されず、蒸着法、印刷法、インクジェット法などが用いられてもよい。例えば、第2センサ電極173は、スパッタリング法により形成された酸化インジウム錫(ITO)が用いられる。
(1−4−6.対向基板との貼り合わせ)
次に、図14に示すように、対向基板となる基板200を、接着層195を用いて基板100と貼り合わせる。接着層195として、例えば、エポキシ樹脂、アクリル樹脂などを用いることができる。
最後に、フレキシブルプリント基板108を、異方性導電膜181を用いて導電層148と電気的に接続する。このとき、端子部(C1−C2間)に存在する膜は、レーザー照射を行うなどして、除去してもよい。異方性導電膜181には、銀、銅などの金属粒子を樹脂中に含ませ、塗布することで形成することができる。
以上の方法により、図2に示す表示装置10が製造される。
(1−5.周縁部の機能)
図16は、保護膜165を有しない従来の周縁部204の断面図である。
図16に示すように、保護膜165を有しない周縁部204においてレジスト168が設けられた場合、レジスト168のうち第1溝部158−1の上端部158−1B及び側面158−1Cに重畳する部分168Aの膜厚が、リブ157の上面157Aに重畳するレジスト268の膜厚に比べて薄くなってしまう場合がある。この場合、特に、端子部(C1−C2間)における第1無機絶縁層162及び第2無機絶縁層166を除去する際に、薄くなったレジスト168の下に位置する第2無機絶縁層166や第1無機絶縁層162まで除去される恐れがある。
図15は、表示装置10の製造中、端子部(C1−C2間)における第1無機絶縁層162及び第2無機絶縁層166を除去する工程において、周縁部104にレジスト168を形成した場合の断面図である。図15に示すように、周縁部104は、保護膜165を有することにより、表示装置10の製造工程(特に端子部(C1−C2間)における第1無機絶縁層162及び第2無機絶縁層166を除去する工程)において、例えば、レジスト168のうち第1溝部158−1の上端部158−1B及び側面158−1Cに重畳する部分168Aなどにおいてレジスト168の膜厚が薄くなっても、第1無機絶縁層162及び第2無機絶縁層166が保護される。すなわち、端子部(C1−C2間)における第1無機絶縁層162及び第2無機絶縁層166を除去する際に、周縁部104において薄くなったレジスト168の下に位置する第2無機絶縁層266や第1無機絶縁層262まで除去されることを防ぐことができる。したがって、封止層161の機能が正常に発揮され、表示装置10は、水分を遮断することができる。つまり、有機EL層159の水分による劣化が抑制される。結果として、信頼性の高い表示装置を提供することができる。
上述の保護膜165が第1無機絶縁層162及び第2無機絶縁層166を保護する機能は、保護膜165がレジスト168よりも硬い膜であるときに十分なものとなる。保護膜165が窒化ホウ素を主成分として含むとき保護膜165は硬い膜となるので、保護膜165が窒化ホウ素を湯成分として含むことは好ましい。また、保護膜165が窒化ホウ素を含むとき保護膜165は硬い膜となるので、保護膜165に厚い膜厚は必要なく、例えば、100nm以下であってもよい。
リブ157が第2溝部158−2を有する場合には、第1溝部158−1の上端部158−1Bと第2溝部158−2の上端部158−2Bの間の距離158Lが10μm以下であると、リブ157の上面157Aのうち、第1溝部158−1の上端部158−1Bと第2溝部158−2の上端部158−2Bの間に位置する部分の上に保護膜165が形成されやすいため、リブ157の上面157Aのうち、第1溝部158−1の上端部158−1Bと第2溝部158−2の上端部158−2Bの間に位置する部分の上に位置する第1無機絶縁層162及び第2無機絶縁層166がより保護される。
上述した各実施形態の態様によりもたらされる作用効果とは異なる他の作用効果であっても、本明細書の記載から明らかなもの、または、当業者において容易に予測し得るものについては、当然に本発明によりもたらされるものと解される。
10・・・表示装置、20・・・表示装置、100・・・基板、101・・・画素、103・・・表示領域、104・・・周縁部、105・・・駆動回路、106・・・駆動回路、107・・・駆動回路、108・・・フレキシブルプリント基板、109・・・タッチセンサ、110・・・トランジスタ、120・・・容量素子、121・・・容量素子、130・・・表示素子、141・・・絶縁層、142・・・半導体層、143・・・ゲート絶縁層、145a・・・ゲート電極、145b・・・容量電極、145c・・・走査線、147a・・・ソース電極、147b・・・信号線、147c・・・ドレイン電極、148・・・導電層、149・・・絶縁層、150・・・平坦化層、150−1・・・第1平坦化層溝、150−2・・・第2平坦化層溝、150A・・・開口部、153・・・導電層、154・・・絶縁層、155・・・画素電極、157・・・リブ、157b・・・有機絶縁層、158−1・・・第1溝部、158−2・・・第2溝部、159・・・有機EL層、160・・・対向電極、161・・・封止層、162・・・第1無機絶縁層、164・・・有機絶縁層、165・・・保護膜、166・・・第2無機絶縁層、166A・・・上面、167・・・水分遮断構造、168・・・レジスト、171・・・第1センサ電極、172・・・絶縁層、173・・・第2センサ電極、181・・・異方性導電膜、195・・・接着層、200・・・基板、204・・・周縁部

Claims (18)

  1. 複数の画素が配置され、有機絶縁層と、第1無機絶縁層と、第2無機絶縁層と、を含む第1領域と、
    それぞれ前記第1領域から連続する前記有機絶縁層と、前記第1無機絶縁層と、前記第2無機絶縁層と、を含む第2領域と、
    を有し、
    前記第2領域は、前記有機絶縁層に設けられた第1溝部と、前記第2無機絶縁層の上面と接して配置される保護膜と、をさらに含み、
    前記第1無機絶縁層及び前記第2無機絶縁層は、前記第1溝部の側面、上端部及び底面と、を覆い、
    前記保護膜は、前記第2領域が含む前記有機絶縁層の上面の少なくとも一部と、前記第1溝部の上端部と、前記第1溝部の側面の少なくとも一部と重畳し、
    前記第1溝部の底面の幅に対する前記第1溝部の高さの比が1以下である表示装置。
  2. 前記第2領域は、前記有機絶縁層に設けられた第2溝部をさらに含み、前記第1溝部の上端部と前記第2溝部の上端部の間の距離に対する前記底面の幅の比が2以下である請求項1に記載の表示装置。
  3. 前記第2領域は、前記有機絶縁層に設けられた第2溝部をさらに含み、前記第1溝部の上端部と前記第2溝部の上端部の間の距離が10μm以下である請求項1に記載の表示装置。
  4. 前記第1溝部の底面の幅が5μm以上30μm以下である請求項1から3のいずれか一項に記載の表示装置。
  5. 前記保護膜は、無機材料を含む請求項1から4のいずれか一項に記載の表示装置。
  6. 前記無機材料は窒化ホウ素である請求項5に記載の表示装置。
  7. 前記第1無機絶縁層及び前記第2無機絶縁層は窒化シリコン層である請求項1から6のいずれか一項に記載の表示装置。
  8. 前記保護膜の膜厚は100nm以下である請求項1から7のいずれか一項に記載の表示装置。
  9. 前記画素は有機EL素子を含む請求項1から8のいずれか一項に記載の表示装置。
  10. 表示領域の外側に第1溝部を有するように有機絶縁層を形成し、
    前記有機絶縁層の上面並びに前記第1溝部の側面、上端部及び底面を覆うように第1無機絶縁層を形成し、
    前記第1無機絶縁層上に第2無機絶縁層を形成し、
    前記第2無機絶縁層上に前記有機絶縁層の上面の少なくとも一部と、前記第1溝部の上端部と、前記第1溝部の側面の少なくとも一部と重畳するように保護膜を形成することを含み、
    前記第1溝部の底面の幅に対する前記第1溝部の高さの比が1以下である表示装置の製造方法。
  11. 前記有機絶縁層はさらに第2溝部を有するように形成されることを含み、
    前記第1溝部の上端部と前記第2溝部の上端部の間の距離に対する前記底面の幅の比が2以下である請求項10に記載の表示装置の製造方法。
  12. 前記有機絶縁層はさらに第2溝部を有するように形成されることを含み、
    記第1溝部の上端部と前記第2溝部の上端部の間の距離が10μm以下である請求項10に記載の表示装置の製造方法。
  13. 前記第1溝部の底面の幅が5μm以上30μm以下である請求項10から12のいずれか一項に記載の表示装置の製造方法。
  14. 前記保護膜は、無機材料を含む請求項10から13のいずれか一項に記載の表示装置の製造方法。
  15. 前記無機材料は窒化ホウ素である請求項14に記載の表示装置の製造方法。
  16. 前記第1無機絶縁層及び前記第2無機絶縁層は窒化シリコン層である請求項10から15のいずれか一項に記載の表示装置の製造方法。
  17. 前記保護膜の膜厚は100nm以下である請求項10から16のいずれか一項に記載の表示装置の製造方法。
  18. 前記保護膜は、ドライエッチングにより形成される請求項10から17のいずれか一項に記載の表示装置の製造方法。
JP2018007216A 2018-01-19 2018-01-19 表示装置及び表示装置の製造方法 Pending JP2019125551A (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018007216A JP2019125551A (ja) 2018-01-19 2018-01-19 表示装置及び表示装置の製造方法
CN201880086290.2A CN111602466B (zh) 2018-01-19 2018-10-30 显示装置和显示装置的制造方法
PCT/JP2018/040326 WO2019142438A1 (ja) 2018-01-19 2018-10-30 表示装置及び表示装置の製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018007216A JP2019125551A (ja) 2018-01-19 2018-01-19 表示装置及び表示装置の製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2019125551A true JP2019125551A (ja) 2019-07-25

Family

ID=67301406

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018007216A Pending JP2019125551A (ja) 2018-01-19 2018-01-19 表示装置及び表示装置の製造方法

Country Status (3)

Country Link
JP (1) JP2019125551A (ja)
CN (1) CN111602466B (ja)
WO (1) WO2019142438A1 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN111146266A (zh) * 2020-02-18 2020-05-12 武汉华星光电半导体显示技术有限公司 一种柔性显示面板及其制备方法
JP2021056399A (ja) * 2019-09-30 2021-04-08 株式会社ジャパンディスプレイ 表示装置
US11417861B2 (en) 2020-02-18 2022-08-16 Wuhan China Star Optoelectronics Semiconductor Display Technology Co., Ltd. Flexible display panel and preparation method thereof
WO2022172560A1 (ja) * 2021-02-12 2022-08-18 株式会社ジャパンディスプレイ 表示装置

Family Cites Families (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4518747B2 (ja) * 2003-05-08 2010-08-04 三洋電機株式会社 有機el表示装置
JP5424738B2 (ja) * 2009-06-23 2014-02-26 キヤノン株式会社 表示装置
JP5733502B2 (ja) * 2011-01-17 2015-06-10 ソニー株式会社 有機el表示装置および電子機器
JP2012134173A (ja) * 2012-03-09 2012-07-12 Sony Corp 表示装置およびその製造方法
KR102378360B1 (ko) * 2015-05-12 2022-03-25 삼성디스플레이 주식회사 유기 발광 표시 장치
KR102568775B1 (ko) * 2015-10-26 2023-08-22 삼성디스플레이 주식회사 플렉서블 디스플레이 장치
JP6606432B2 (ja) * 2016-01-06 2019-11-13 株式会社ジャパンディスプレイ 表示装置及びその製造方法
KR102449220B1 (ko) * 2016-03-21 2022-09-30 삼성디스플레이 주식회사 디스플레이 장치
KR102591636B1 (ko) * 2016-03-24 2023-10-20 삼성디스플레이 주식회사 유기발광 디스플레이 장치
KR102632616B1 (ko) * 2016-06-27 2024-02-02 삼성디스플레이 주식회사 디스플레이 장치
JP6715105B2 (ja) * 2016-06-29 2020-07-01 株式会社ジャパンディスプレイ 表示装置

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021056399A (ja) * 2019-09-30 2021-04-08 株式会社ジャパンディスプレイ 表示装置
JP7395302B2 (ja) 2019-09-30 2023-12-11 株式会社ジャパンディスプレイ 表示装置
CN111146266A (zh) * 2020-02-18 2020-05-12 武汉华星光电半导体显示技术有限公司 一种柔性显示面板及其制备方法
WO2021164106A1 (zh) * 2020-02-18 2021-08-26 武汉华星光电半导体显示技术有限公司 一种柔性显示面板及其制备方法
US11417861B2 (en) 2020-02-18 2022-08-16 Wuhan China Star Optoelectronics Semiconductor Display Technology Co., Ltd. Flexible display panel and preparation method thereof
WO2022172560A1 (ja) * 2021-02-12 2022-08-18 株式会社ジャパンディスプレイ 表示装置

Also Published As

Publication number Publication date
CN111602466B (zh) 2023-05-30
CN111602466A (zh) 2020-08-28
WO2019142438A1 (ja) 2019-07-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US11018320B2 (en) Display device
US10431771B2 (en) Organic light-emitting display device
TWI651877B (zh) 顯示裝置
US9466810B2 (en) Organic light emitting diode display
US10581006B2 (en) Display device and manufacturing method thereof
WO2019142438A1 (ja) 表示装置及び表示装置の製造方法
KR102467353B1 (ko) 표시 기판, 표시 기판의 제조 방법 및 표시 기판을 포함하는 표시 장치
KR20180130613A (ko) 유기 발광 표시 장치 및 유기 발광 표시 장치의 제조 방법
US9600111B2 (en) Display device
US11211580B2 (en) Display device and method for manufacturing the same
US10665813B2 (en) Display device and manufacturing method thereof
JP6175644B2 (ja) 表示装置および電子機器
KR102152846B1 (ko) 유기전계 발광소자 및 이의 제조 방법
KR20210074549A (ko) 유기발광 표시장치
KR101971141B1 (ko) 유기발광 디스플레이장치 및 그 제조방법
CN113410274B (zh) 一种显示基板及其制备方法、显示装置
CN115498126A (zh) 显示面板及显示面板制备方法
JP2018180469A (ja) 表示装置、および表示装置の製造方法
KR20210087612A (ko) 표시 장치 및 그 제조 방법
US12029078B2 (en) Display device including pad electrode and method of manufacturing the same
EP4012778A1 (en) Organic light emitting display apparatus
WO2019102834A1 (ja) 表示装置、および表示装置の作製方法
JP2019124776A (ja) 表示装置および表示装置の製造方法
JP2024019105A (ja) 表示パネルおよびこれを含む表示装置
KR20160017371A (ko) 유기 발광 표시 장치 및 유기 발광 표시 장치의 제조 방법