JP2019116763A - Grid panel - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、鏡板の表裏の板面に格子が配された格子付きパネルに関する。 The present invention relates to a latticed panel in which a lattice is disposed on the front and back plate surfaces of an end plate.
従来のこの種のパネルとして、表裏に配される格子を、鏡板(透光板)を介して永久磁石による磁力で相互固定されるようにしたものが種々提案されている(たとえば、特許文献1参照)。この文献のものは、永久磁石が格子の主部材である棒状の格子子状材の適所に埋め込まれている。 As a conventional panel of this type, there have been variously proposed grids arranged on the front and back, which are mutually fixed by the magnetic force of a permanent magnet through a mirror plate (a light transmitting plate) (for example, Patent Document 1) reference). In this document, a permanent magnet is embedded in a rod-like grid-like material which is a main member of a grid.
このものによれば、格子を額縁などで固定する必要がなく、また格子を接着剤を用いて固定する必要もないため、簡易なパネル施工を実現することができる。 According to this thing, since it is not necessary to fix a lattice by a frame etc. and it is not necessary to fix a lattice using an adhesive agent, simple panel construction can be realized.
しかしながら、上記文献のものは、永久磁石の格子子状体に対する配置位置に表裏間で位置的な誤差がある場合には相互吸着力が弱くなり、格子子状体が透光板より外れたりずれたりするおそれがある。また永久磁石が格子子状体に埋め込んであるため、現場などで誤差を是正するために配置位置を変えることも当然にできない。そもそも埋め込み形成であるため、製造も容易ではない。 However, in the above document, when there is a positional error between the front and back at the arrangement position of the permanent magnet with respect to the lattice, the mutual adsorption force becomes weak, and the lattice is dislocated or deviated from the light transmitting plate. There is a risk of In addition, since the permanent magnets are embedded in the lattice, it is not possible naturally to change the arrangement position in order to correct the error in the field or the like. It is not easy to manufacture because it is buried in the first place.
本発明は、このような事情を考慮して提案されたもので、その目的は、磁力を用いて表裏間で固定できる格子付きパネルにおいて、磁力発生位置の調整ができ、表裏の相互磁着のための磁力を強固にかつ均一化できる格子付きパネルを提供することにある。 The present invention has been proposed in consideration of such circumstances, and the purpose thereof is to adjust the position of generation of magnetic force in a gridded panel which can be fixed between the front and back using magnetic force, and the mutual magnetic attachment of the front and back is possible. It is an object of the present invention to provide a gridded panel which can make the magnetic force for the same strong and uniform.
上記目的を達成するために、本発明の格子付きパネルは、縦框間に取り付けられた鏡板と、該鏡板の表裏の板面に取り付けられる格子子状材とを備えた中空の格子付きパネルであって、前記格子子状材は、その中空空間に、長手方向に沿ってブロック材が配設、固定される構成とされており、前記鏡板の表裏両側に対向配置される前記ブロック材は、前記鏡板を介した、磁石による磁力により、前記鏡板に相互固定されることを特徴とする。 In order to achieve the above object, the gridded panel of the present invention is a hollow gridded panel comprising an end plate attached between longitudinal ridges and a grid-like member attached to the front and back surface of the end plate. And the block material is disposed and fixed in the hollow space along the longitudinal direction, and the block material disposed opposite to the front and back sides of the end plate is They are mutually fixed to the said mirror plate by the magnetic force by the magnet via the said mirror plate, It is characterized by the above-mentioned.
本発明の格子付きパネルは上述した構成となっているため、磁力発生位置の調整ができ、表裏の相互磁着のための磁力を強固にかつ均一化することできる。 Since the grid panel of the present invention has the above-described configuration, the position of magnetic force generation can be adjusted, and the magnetic force for mutual magnetic attachment on the front and back can be made strong and uniform.
以下に、本発明の実施の形態について添付図面をもとに説明する。本格子付きパネル1は、たとえば図7に示すようなドア5として用いられるパネルである。このドア5は枠部7内の開口に配され、縦横の框10と、框10内に配設された鏡板15と、その表裏板面に配設された格子3とを備えて構成されている。まず、以下の実施形態に係る格子付きパネル1の基本構成について説明する。
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described based on the attached drawings. The grid panel 1 is a panel used as a door 5 as shown in FIG. 7, for example. The door 5 is disposed at an opening in the
本格子付きパネル1は、鏡板15と、鏡板15の周囲を囲む框10と、鏡板15の表裏の板面に取り付けられる中空の格子子状材Kとを備えた格子付きパネルである。格子子状材Kは、その中空空間25(以下に説明する実施形態では溝内空間25)に、長手方向に沿ってブロック材40が配設、固定される構成とされている。鏡板15の表裏両側に対向配置されるブロック材40は、鏡板15を介した、磁石(永久磁石)による磁力により、鏡板15に相互固定される。
The gridded panel 1 is a gridded panel including a
ついで、詳細について説明する。なお本実施形態のものでは、鏡板15として透光板15が用いてあるがこれには限定されず、羽目板、建具板、障子などの種々の平板体が適用され得る。また本実施形態のものでは、格子子状材Kは開口部24、34が形成された溝形材とされ、その溝内部の中空空間25に開口部24より露出するようにブロック材40が収容、固定される構成とされている。
Next, the details will be described. In addition, although the
格子付きパネル1の格子3は、図1(a)(b)および図7に示すように、1本の縦格子材20と、3本の横格子材30とを有してなる複数の格子子状材Kを組み合わせ、さらにブロック材40、端部キャップ60(結合部材)を含んで構成されている。図例のものは、縦格子材20が横格子材30の上(表面側)に配される縦勝ち仕様の格子3とされる。
As shown in FIGS. 1 (a) and (b) and FIG. 7, the
格子子状材Kは、金属製、特に軽量で強度にすぐれたアルミニウム製とすることが望ましい。格子子状材Kを金属製とすることで、薄いながらも強度の高い格子3を形成することができる。また、温湿度の影響も受けにくくでき、寸法安定性にもすぐれたものとすることができる。もちろん、格子子状材Kの材質としては樹脂製や木製、もしくはこれらの複合材料でもよい。また、この格子子状材Kの表面には框10と同様の、たとえば木目調の化粧シートを貼着することが望ましい。
The grid material K is desirably made of metal, particularly light weight and excellent in strength made of aluminum. By making the lattice-like material K made of metal, it is possible to form a thin but high-
また、端部キャップ60は合成樹脂材で形成されることが望ましい。端部キャップ60は、すくなくとも表面に露出する部分を格子子状材Kや框10と同様の色調や模様に着色されていることが望ましい。
Further, the
縦格子材20は、図1および図2(a)に示すように、本板部21と側板部22とリップ部23とよりなり、リップ部23間に長手方向に沿った開口部24を有し、さらに長手方向の端部には端部開口26を有している。この端部開口26には着脱自在に端部キャップ60が取り付けられる。縦格子材20の本板部21の内面には、幅方向の中央に、長手方向に沿うように、収容されたブロック材40と相互係合するための係合溝29が形成されている。
As shown in FIGS. 1 and 2A, the
また縦格子材20は、横格子材30を交差取り付けするために、図1(a)に示すように、交差箇所に、両側の側板部22とリップ部23とが切り欠かれた切り欠き部28が形成されている。これらの格子子状材Kは、図1(b)に示すようにクロス状に組み合わされる。
Further, as shown in FIG. 1A, the
一方、横格子材30は、図1および図2(b)に示すように、本板部31と側板部32とリップ部33とよりなり、リップ部33間に長手方向に沿った開口部34を有し、長手方向の端部には端部開口36を有している。この端部開口36には着脱自在に端部キャップ60が取り付けられる。また図1に示すように、横格子材30の側板部32の長手方向の中央には、縦格子材20と交差取り付けするための係合部(孔状の凹部38)が形成されている。なお、横格子材30は縦格子材20が被せられるため、縦格子材20よりも嵩(全体の厚み)が小さい。
On the other hand, as shown in FIG. 1 and FIG. 2B, the
また、これらの格子子状材Kの外面には意匠性を高めるために、図4(e)(f)に示すように線模様27、37が施されたものとしてもよいが、図1(a)(b)においては、図示を省略している。 Further, in order to enhance the design, the outer surfaces of these grid members K may be provided with line patterns 27 and 37 as shown in FIG. 4 (e) (f). a) In (b), illustration is omitted.
図1に示すように、縦格子材20の溝内空間25には複数のブロック材40が収容されている。図例のものは、端部側に1つずつ、切り欠き部28間に2つずつ、計6つのブロック材40が収容されている。なお、横格子材30にも、たとえば格子材ごとに2箇所ずつブロック材40が収容されていてもよい(図1(a)において2点鎖線で図示)。
As shown in FIG. 1, a plurality of
このブロック材40は、縦格子材20の溝内空間25の適宜な位置に収容され得るように、おおむね直方体の外形をなしている。より具体的には図2(c)〜(e)に示すように、厚さ方向の一方の面に、幅方向の略中央に長手方向に沿った凸部41が形成され、それとは反対側の面に2本の係合突条42が形成されている。また、長手方向の一方の端面には突起43(係合部)が形成してある。
The
このブロック材40は、縦格子材20の溝内空間25に、その長手方向を縦格子材20の長手方向に合わせるように収容される構成とされている。ブロック材40が収容された状態では、図2(f)に示すようにブロック材40の凸部41がリップ部23間の開口部24に配され、かつ、係合突条42が縦格子材20の係合溝29に係合している。この収容状態では、凸部41の外面がリップ部23よりも突出することがなく、リップ部23と凸部41との連続外面が略面一(略同一高さ)となっている。
The
ブロック材40は、ブロック材40の外郭をなす箱体40aに直方体形状の永久磁石体40bが収容された構成とされている。凸部41側に開口があり、その開口に永久磁石体40bが嵌め入れてある。ブロック材40は、図2(b)に示すように凸部41の面が略面一とされ、ブロック材40を透光板15に取り付けたときに、永久磁石体40bが透光板15に近接または接触するものが望ましい。
The
図2(f)に示すように、ブロック材40の凸部41と、透光板15を介して対向配置された縦格子材20のブロック材40の凸部41とは、両方の永久磁石体40bによる磁力により、透光板15に相互固定される。なお、両永久磁石体40bは相互に異極とされることは言うまでもない。また、一方は磁性体であってもよい。また、ブロック材40のうち凸部41のみを永久磁石で形成してもよい。さらに、ブロック材40の全体を永久磁石体40bで形成して、強い磁力が作用するようにしてもよい。
As shown in FIG. 2 (f), the
このように、磁力により表裏の格子子状材Kどうしを透光板15に固定する構造となっているため、簡易に格子3を取り付けることができる。特にブロック材40は格子子状材Kに着脱自在であるため、適切な位置で磁着でき、また現場での調整も容易にできる。そのため、磁力を強固にかつ均一化することができる。
As described above, since the lattice-like members K on the front and the back are fixed to the
また、ブロック材40は凸部41のみが開口部24より露出するが突出はしていないため、縦格子材20の側板部22側からは見えず、透光板15に固着した後は、どの部位も外部に露出することがない。したがって、透光板15に取り付けた状態ではすっきりとした外観となり、きわめて見栄えがよい。また、磁力が強力で薄型のものを用いれば、薄型で外れにくい格子3を形成することができる。
Further, only the
ブロック材40は、図3(a)に示すように、長手方向の一方の端面が切り欠き部28に近接するように配される。
As shown in FIG. 3A, the
ブロック材40は、縦格子材20の端部開口26より挿入、装着されて、溝内空間25において、係合突条42が係合溝29に係合するため、その係合溝29に沿ってスライド移動され得るようになっている。
The
このように、凸部41が開口部24に装着され、かつ係合突条42と係合溝29とが係合することで、縦格子材20の短手方向において位置決めされる。そのため、溝内空間25とブロック材40との間でずれが生じる程度の寸法差がある場合でも、位置ずれは起きにくい。したがって、ブロック材40は溝内空間25でスムーズなスライド移動ができ、ブロック材40を迅速に適切な位置に配することができる。なお、ブロック材40を位置固定させるために、ブロック材40が溝内面に圧接される程度の寸法関係とすることが望ましい。
As described above, the
また、横格子材30にブロック材40を収容させる場合(図1(a)参照)には、横格子材30の厚みに合わせて、縦格子材20用のブロック材40よりも厚みの薄いものを用いればよい。
In addition, in the case where the
また、図3(b)に示すように、縦格子材20、横格子材30間で、係合部(ブロック材40の突起43、横格子材30の凹部38)どうしが係合することで横格子材30の適切な位置に縦格子材20が取り付けできるようになっている。なお、突起43は、ブロック材40を縦格子材20においていずれの向きにも配設できるように、図3(a)に2点鎖線で示したように他方の端面にも設けるようにしてもよい。
Further, as shown in FIG. 3B, the engagement portion (the
本格子付きパネル1は永久磁石の磁力により表裏の格子子状材Kどうしを固着するものであるため、ブロック材40の配置位置を表裏で正しく合致することが必要とされ、本実施形態のように突起43と凹部38との係合で位置決めすることが望ましい。また、横格子材30の側板部32における切り欠き部28に配される部位に永久磁石板を貼り付けて、ブロック材40と磁着させるようにしてもよい。また、ブロック材40の配設位置に目印を設けてもよい。
Since the panel with grid 1 secures the grid-like members K on the front and back by the magnetic force of the permanent magnet, it is necessary to properly align the arrangement position of the
ついで、格子子状材Kの端部に装着される端部キャップ60について、図4にもとづいて説明する。本図は縦格子材20、横格子材30の共通図として示したが、それぞれに合致するように当然に厚みは相互に異なる。
Next, the
端部キャップ60は、図4(a)〜(c)に示すように、格子子状材Kの端部開口26、36(図2参照)に差し込まれる差込部61と、差込部61とは反対側に突出するように設けられた爪部64とを有している。本実施形態の端部キャップ60は板状の本体部62を有しており、その本体部60の一方の板面に差込部61が突出形成され、他方の板面に爪部64が突出形成されている。
As shown in FIGS. 4 (a) to 4 (c), the
差込部61は、本板部61aと側板部61bとリップ部61cと起立部61eと圧接部61fとよりなり、本体部62の板面より突出するように形成されている。この差込部61が縦格子材20の内部に端部開口26、36(図2参照)より差し込まれる部位とされ、差込部61の内部には格子子状材Kの溝内空間25、35(図2参照)に連通する内部空間61dを有している。
The
差込部61の起立部61eは、図4(d)に示すように、格子子状材K(図例では縦格子材20)のリップ部23間に、リップ部23の対向縁に接するように配される。また、図4(a)(b)に示すように、側板部61bの外面には装着ガイド面を有した圧接部61fが形成されている。これら起立部61e、圧接部61fにより、端部キャップ60は格子子状材Kの端部にしっかりと嵌合する。
The rising
本体部62は、この内部空間61dを塞ぐ部位であり、その板面外形は、格子子状材Kの長手方向の端面(板厚を含む端部開口26、36)と略同一寸法、形状とされる。つまり本体部62は、図4(b)に示すように、差込部61に対して鍔状に外方に広がった形状とされる。また本体部62の板厚側の側面の形状は、図4(c)に示すように、板厚が徐々に小さくなる断面楔形状とされている。この薄板側が透光板15の板面に配される部位とされる。
The
本体部62の板面には、短手方向(透光板15の板厚方向)の薄板側寄りに2本の切り溝62aが形成され、その間にばね作用を有した板ばね部63が形成されている。爪部64は、この板ばね部63の先端部より折曲延出され、板ばね部63とともに全体としてL字形状をなしている。爪部64を差込部61側に向けて押圧すれば、L字体はばね作用により内部空間61d側に没入する動作をなし、押圧をやめれば元の状態に弾性復帰する。また、爪部64の先端の下面(透光板15を向く面)に装着用のガイド面64aが形成され、先端が尖鋭形状をなしている。
On the surface of the
この端部キャップ60は、格子子状材Kに取り付けられると、図4(e)(f)に示すように、格子子状材Kの外面と略面一となり、見栄えにおいて一体感が創出される。また、本体部62の厚板側の端面および両方の側面には線模様62bが施され、格子子状材Kにも長手方向に沿った線模様27、37が施されており、図4(e)(f)に示すように、相互の線模様27、37,62bがつながり、それによっても格子子状材K、端部キャップ60間の一体感が向上する。
When the
格子子状材Kは、両方の端部開口26、36(図2参照)に端部キャップ60が取り付けられた状態で、框10に取り付けされ、すべての格子子状材Kについて取り付けされることで図7に示すような格子3が形成される。この格子子状材Kの取り付けについて図5を参照しながら説明する。
The grid K is attached to the
格子子状材Kは、透光板15に対して略平行に保持しながら両端部を同時に取り付けるようにしてもよいし、片方ずつ取り付けるようにしてもよい。図5(a)(b)は、両端部を同時に取り付ける場合の取り付け態様、または、片方ずつ取り付ける場合の後で取り付ける端部の取り付け態様についての手順を示した図である。なお、端部を片方ずつ取り付ける場合の後で取り付ける端部については、格子子状材Kを撓ませながら取り付ければよい。
Both ends of the grid-like material K may be simultaneously attached while being held substantially parallel to the
格子子状材Kの取り付けに際して、図5に示すように、あらかじめ透光板15はその両方の端部が框10の内側面に形成された凹溝11にパッキン12を介して嵌め込まれている。透光板15の両面側において、凹溝11の内面と透光板15との間に隙間17が形成されている。この隙間17の厚みは爪部64の厚みと略同一であることが望ましい。
At the time of attachment of the grid-like material K, as shown in FIG. 5, the
格子子状材Kの端部と框10の内側面との位置合わせをして、略平行状態を保ちながら押し付けるように透光板15に近づけていくと、端部キャップ60の爪部64が内側面に当たり内部空間61d側に没入していく(図5(a)参照)。格子子状材Kを透光板15に接触するまで近接させると、爪部64が隙間17の位置に到達するため、没入していた爪部64が弾性復帰して隙間17に挿入される(図5(b)参照)。
The
爪部64の先端にはガイド面64aが形成されているため、そのガイド面64aが框10の外側角部13にあたるような操作をすれば格子材をスムーズに装着することができる。図例のもののように、框10に面取り部があれば、その面にガイド面64aを滑らすようにして押し付け操作をすればよい。また、本体部62が先細りの楔形状となっているため、格子子状材Kの両端部の端部キャップ60を同時に装着する場合に取り付けがしやすくなる。また、本体部62は外面側が厚く、透光板15側が薄く形成されているため、外面側では端部キャップ60と框10との間に隙間が生じにくく、外観が悪くなることを防止できる。
Since the
縦格子材20、横格子材30のいずれについても、上記の操作をすればよい。格子子状材Kを透光板15に平行にした状態で押し付け操作をすれば両端部の爪部64を同時に隙間17に挿入できる。また、縦格子材20、横格子材30を格子3として一体に形成した状態(図2(a)参照)でも装着操作を実施することが可能である。したがって、効率的な格子3の取り付けが実施できる。
The above operation may be performed for any of the
また、端部キャップ60はスプリングなどの他の部材を有さず、かつ端部キャップ60を受ける框10も特殊な構造としなくてもよいため、格子付きパネル1を簡易に低コストで構成することができる。また、端部キャップ60には他の部材が含まれないため、薄型の格子子状材Kに合わせて薄型化が容易である。
Further, since the
こうして、格子子状材Kの中央部および端部を含む全長について、透光板15や框10からの外れや浮き上がりを防止することができる。なお、格子3は縦格子材20の永久磁石の磁力により透光板15を挟んで相互に固着されるから、透光板15の板面上でのずれが発生するおそれはない。そのため、爪部64は隙間17に対して遊挿される程度であってもよい。そのような爪部64でも框10に対して引っ掛かっているため、格子子状材Kの端部の浮き上がりを防止することができる。
Thus, with respect to the entire length including the central portion and the end portion of the lattice-like material K, it is possible to prevent detachment and floating from the
また、本格子付きパネル1は、格子3を框10に対して直接取り付けるものであるため、従来実施しているような枠付き格子を準備する必要がない。よって端部を覆う(枠付き格子の枠と透光板15との寸法のずれを隠すための)額縁は必要がなく、製造コストを低減することもできる。
Further, since the gridded panel 1 directly attaches the
上述したように、また図5(b)にも示してあるように、ブロック材40は縦格子材20の溝内部に収容されているため、ブロック材40の露出がなくすっきりとした外観となり得る。格子子状材K、ブロック材40をともに薄くすれば薄型の格子3を形成することもできる。
As described above, and also as shown in FIG. 5B, since the
つぎに端部キャップ60の別例について、図6を参照しながら説明する。
Next, another example of the
この端部キャップ60は、差込部61(本板部61a、側板部61b、リップ部61c、起立部61e、圧接部61f)、板ばね部63および爪部64については図4のものと略同形状であり、同様に作用するが、本体部62の形状は図4のものとは異なる。
The
この本体部62は、鍔状の周縁部より差込部61の突出方向に突出した被せ部65をさらに有している。差込部61と被せ部65との間には所定の寸法の隙間66が形成されている。この端部キャップ60の差込部61を格子子状材Kの端部開口26、36(図2参照)に挿入すれば、図6(d)に示すように、被せ部65と差込部61との隙間66に格子子状材Kの端部が入り込む。
The
ようするに、端部キャップ60を格子子状材Kに嵌め入れることで、同時に格子子状材Kの端部が端部キャップ60側にも嵌め入れられて、相互の嵌合関係が形成される。よって相互の連結関係は強固となる。なお、端部キャップ60が格子子状材Kに装着されると、図6(e)(f)に示すように、格子子状材Kの外面よりも被せ部65が突出した状態となる。
In this way, by fitting the
以上の実施形態では、結合部材として格子子状材Kの端部開口26、36を塞ぐ端部キャップ60を例示したが、これには限定されない。端部開口26、36が開口したままで、框10の凹溝11にできた隙間17に爪部64が挿入係止するようなものであってもよい。また、端部キャップ60などの結合部材を用いずに、表裏の格子子状材Kの磁力だけで透光板15上に格子3が形成、固定されるものとしてもよい。
In the above embodiment, although the
以上を要約すれば、本格子付きパネル1はつぎのようなものとされる。すなわち、格子付きパネル1は鏡板15と、鏡板15の周囲を囲む框10と、鏡板15の表面に沿って取り付けられる格子子状材Kとを備えている。この鏡板15は、その周縁端部が框10の内周面に形成された凹溝11に嵌め込まれるものである。格子子状材Kは、その端部に結合部材60が取着される。この結合部材60は、爪部64を有し、その爪部64が、凹溝11に嵌め込まれた鏡板15の周縁端部と凹溝11の内側面との間の隙間17に挿入係止されて、取り付けられる。
Summarizing the above, the gridded panel 1 is as follows. That is, the panel with grid 1 includes the
ようするに、結合部材60は、爪部64で框10に対し挿入係止されるものであればよく、格子子状材Kの端部にはどのような手段で取着されるものであってもよい。つまり、図4や図6に例示したような、差込部61を格子子状材Kに対し内嵌めするものでなくてもよい。たとえば外嵌めにて取着するものでもよいし、他の取着手段のものであってもよい。
In this way, the
以上には、格子付きパネル1として縦勝ち仕様のものを例示したが、横格子材30が縦格子材20の上(表面側)に配される横勝ち仕様のものにも適用され得る。その場合には当然に、ブロック材40が横格子材30の溝内部に収容されることが望ましく、もちろん両格子材Kに収容される構成であってもよい。
Although the thing of vertical winning specification was illustrated as a latticed panel 1 above, it can apply also to the thing of horizontal winning specification in which the
また、ブロック材40が両方の格子子状材Kの溝内部に配される場合は当然に、縦横いずれのブロック材40についても透光板15に表裏間で作用する磁力にて固着されることが望ましい。
Further, when the
また、以上には格子子状材Kとしてリップ溝形材を例示したが、これには限定されず、リップ部23、33(図2参照)のない溝形材でもよい。この場合、ブロック材40は溝内面に接着剤等で固着してもよい。また角形パイプであってもよく、角形パイプに永久磁石を含むブロック体を内装すればよい。
Moreover, although the lip groove shape material was illustrated as a lattice-like material K above, it is not limited to this, The groove shape material without the lip | rip
また以上には、格子付きパネル1として、透光板(鏡板)15の四周を囲む四方框の例を示したが、これには限られず、二方框や三方框のものでもよい。 Moreover, although the example of the four-way ridge which encloses 4 rounds of the light transmission board (end plate) 15 was shown above as a panel 1 with a grating | lattice, it is not restricted to this, A thing of a two-way ridge or a three-way ridge may be used.
1 格子付きパネル
3 格子
10 框
11 凹溝
15 透光板(鏡板)
17 隙間
K 格子子状材
20 縦格子材
30 横格子材
21、31 本板部
22、32 側板部
23、33 リップ部
24、34 開口部
25、35 溝内空間(中空空間)
26、36 端部開口
27、37 線模様
28 切り欠き部
29 係合溝
38 凹部(係合部)
40 ブロック材
40a 箱体
40b 永久磁石体
41 凸部
42 係合突条
43 突起(係合部)
60 端部キャップ(結合部材)
61 差込部
61a 本板部
61b 側板部
61c リップ部
61d 内部空間
61e 起立部
61f 圧接部
62 本体部
62a 切り溝
62b 線模様
63 板ばね部
64 爪部
64a ガイド面
65 被せ部
66 隙間
1 panel with
26, 36 End opening 27, 37
40
60 End cap (joint member)
61
Claims (3)
前記格子子状材は、その中空空間に、長手方向に沿ってブロック材が配設、固定される構成とされており、
前記鏡板の表裏両側に対向配置される前記ブロック材は、前記鏡板を介した、磁石による磁力により、前記鏡板に相互固定されることを特徴とする格子付きパネル。 A grate panel comprising: a mirror plate; a collar surrounding the periphery of the mirror plate; and a hollow grid-like member attached to the front and back plate surfaces of the mirror plate,
The grid material is configured such that the block material is disposed and fixed in the hollow space along the longitudinal direction,
The gridded panel characterized in that the block members disposed opposite to each other on the front and back sides of the mirror plate are mutually fixed to the mirror plate by a magnetic force of a magnet via the mirror plate.
前記鏡板の表裏に配される前記ブロック材は、箱体に永久磁石体が収容された構成とされることを特徴とする格子付きパネル。 In claim 1,
A panel with a grid characterized in that the block material disposed on the front and back of the end plate is configured such that a permanent magnet is accommodated in a box.
前記格子子状材は、溝形材よりなる縦格子材と、該縦格子材に交差する溝形材よりなる横格子材とより構成され、前記縦格子材と前記横格子材のいずれか一方の格子材には、他方の格子材を交差させるように受け入れる切り欠き部が形成されていることを特徴とする格子付きパネル。
In claim 1 or 2,
The grid material is constituted by a vertical grid material made of a grooved material and a horizontal grid material made of a grooved material intersecting the vertical grid material, and any one of the vertical grid material and the horizontal grid material The grid panel is characterized in that a notch is formed to receive the other grid material so as to cross.
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2017250927A JP2019116763A (en) | 2017-12-27 | 2017-12-27 | Grid panel |
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Citations (3)
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---|---|---|---|---|
JPS6111878U (en) * | 1984-06-22 | 1986-01-23 | 立山アルミニウム工業株式会社 | metal muntin crosspiece |
JP2001280022A (en) * | 2000-03-28 | 2001-10-10 | Crc:Kk | Structure of fitting |
JP2001303862A (en) * | 2000-04-19 | 2001-10-31 | Sankyo Alum Ind Co Ltd | Translucent panel body with grille |
-
2017
- 2017-12-27 JP JP2017250927A patent/JP2019116763A/en active Pending
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6111878U (en) * | 1984-06-22 | 1986-01-23 | 立山アルミニウム工業株式会社 | metal muntin crosspiece |
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