JP2019115136A - パルス電源装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ディスクリート型の半導体スイッチングデバイス6や抵抗8の良好な冷却を確保しつつ浮遊容量の低減を図る。【解決手段】パルス電源装置は、冷却水配管4を下面に備えた銅製の放熱板1と、絶縁性・熱伝導性に優れた窒化アルミニウムからなる第1,第2セラミック板2,3と、を備える。複数の半導体スイッチングデバイス6が第1セラミック板2の上面に1列に並んで取り付けられ、複数の抵抗8が第2セラミック板3の上面に1列に並んで取り付けられている。各セラミック板2,3は、一対のアルミニウム製支持バー14によって放熱板1上に固定されている。スイッチングデバイス6と抵抗8とが水平方向に離れて位置するので、両者間での浮遊容量が小さくなり、放熱板1との間での浮遊容量も小さい。熱は、第1,第2セラミック板2,3、支持バー14、放熱板1を介して冷却水に伝達される。【選択図】図1

Description

この発明は、ポッケルスセルの駆動等に用いられる高速・高電圧出力のパルス電源装置に関する。
特許文献1,2は、高電圧のパルス電圧を出力するパルス電源の一例を開示している。高速・高電圧出力のパルス幅変調式パルス電源としては、PFLやPFNあるいはブルームラインによる回路方式もあるが、特にパルスの立ち上がり/立ち下がり時間が数十nsecと短く、かつ数百nsecまでの短いパルス幅出力が求められるような場合には、容易にパルス幅変調できるものとして、スイッチによってダイレクトに負荷に電力を供給する方式が有効である。
図10は、パルス発生回路の基本的な回路構成例を示し、電源と負荷loadとの間に設けられたスイッチSW1,SW2、抵抗R1,R2等から構成されている。Lは、電源と負荷間の浮遊インダクタンスである。外部から直流電源等で電源供給し、その直流電源の応答性により電圧低下が考えられる場合には、図のようにコンデンサCが挿入される。抵抗R1,R2は、電源と負荷との間の浮遊インダクタンスLや負荷によって発生するリンギング防止用に挿入されている。このような回路では、スイッチSW1をON、スイッチSW2をOFFとすると負荷側の電圧が立ち上がり、スイッチSW1をOFF、スイッチSW2をONとすると電圧が立ち下がる。なお、負荷が抵抗負荷の場合は抵抗R2およびスイッチSW2が不要となるが、容量性等により負荷側にエネルギが残存する間に電圧を立ち下げるには抵抗R2およびスイッチSW2が必要である。
スイッチSW1,SW2および抵抗R1,R2としては、ディスクリート型デバイスを使用することが多く、高電圧出力に対応するように、一般に複数のディスクリート型デバイスを直列に接続した構成となる。例えば、複数の半導体スイッチングデバイスを配列したセラミック板と複数の抵抗を配列したセラミック板とを組み合わせてパルス電源装置が構成されている。
また、このようなディスクリート型デバイスからなるスイッチSW1,SW2や抵抗R1,R2に対しては、冷却水等の冷却媒体の循環による冷却構造が必要であり、例えば半導体スイッチングデバイスを配列したセラミック板に銅冷却板を重ね、銅冷却板に銅製の冷却水配管をろう付けした冷却構造などが採用されている。
特開2007−300732号公報 特開2001−168430号公報
多数のディスクリート型の半導体スイッチングデバイスおよび抵抗を具備したパルス電源装置において、半導体スイッチングデバイスと抵抗とが重なりあうようにして空間的に近接して配置されていると、浮遊容量の影響が大きくなり、ゲートドライブ回路によるスイッチングデバイスのON/OFF動作が不安定となったり、細かい高電圧パルスの出力動作が困難となる。
また、冷却水配管やこれに接続される銅冷却板等は、接地電位となるので、半導体スイッチングデバイスや抵抗とこれら接地電位となる部材との間の距離が小さいと、やはり浮遊容量が大きくなる。
特に、高速な動作でかつ負荷がポッケルスセルのような低容量性(数十pF程度)のものである場合には、浮遊容量の影響が問題となる。
この発明に係るパルス電源装置は、
金属製放熱板からなり、接地電位となるベース部材と、
複数のディスクリート型半導体スイッチングデバイスが表面に並んで取り付けられた熱伝導性を有する帯状の第1セラミック板と、
上記第1セラミック板に重ならないように該第1セラミック板の側方に並んで配置され、かつ複数のディスクリート型抵抗が表面に並んで取り付けられた熱伝導性を有する帯状の第2セラミック板と、
上記第1セラミック板および上記第2セラミック板をそれぞれ上記ベース部材の表面から離れた状態でもって該ベース部材に支持する複数の金属製支持バーと、
上記ベース部材の裏面に接合された冷却媒体配管と、
を備えて構成されている。
このような構成では、複数の半導体スイッチングデバイスを具備した帯状の第1セラミック板と複数の抵抗を具備した帯状の第2セラミック板とが水平方向に離れて位置することから、両者が重なり合うことに起因した浮遊容量が小さくなる。
また、第1セラミック板や第2セラミック板は、接地電位となるベース部材から離れて、つまりベース部材から浮き上がった状態に支持バーを介して支持される。そのため、半導体スイッチングデバイスや抵抗とベース部材との間での浮遊容量も小さくなる。
一方、半導体スイッチングデバイスや抵抗が生じた熱は、熱伝導性を有する第1セラミック板および第2セラミック板に伝達され、ここから金属製の支持バーを介して放熱板となるベース部材に伝達される。そして、ベース部材の裏面に接合された冷却媒体配管を流れる冷却水等の冷却媒体に放熱される。つまり半導体スイッチングデバイスや抵抗が冷却媒体によって冷却される。
従って、半導体スイッチングデバイスや抵抗の良好な冷却を確保しつつ浮遊容量の低減が図れる。
本発明の好ましい一つの態様では、上記第1セラミック板と上記第2セラミック板とが平行でかつ両者間に段差を有するように配置されている。このような構成では、第1セラミック板と第2セラミック板との空間的な距離がさらに大きくなる。
一つの実施例では、上記金属製支持バーは、上記第1セラミック板および上記第2セラミック板の側縁に沿って延びる起立した板状をなし、上記第1セラミック板および上記第2セラミック板の各々が一対の金属製支持バーによって支持されている。
また他の一つの実施例では、上記金属製支持バーは、断面U字形をなしており、その開口側の一対の端部に、帯状をなす上記第1セラミック板および上記第2セラミック板の一対の側縁部がそれぞれ固定されている。
好ましい一つの態様では、上記半導体スイッチングデバイスおよび上記抵抗は、それぞれ帯状をなす第1セラミック板および上記第2セラミック板の幅方向中央部に1列に並んで配置されており、これら半導体スイッチングデバイスもしくは抵抗の投影面と重ならない第1セラミック板および第2セラミック板の側縁部が上記金属製支持バーによって支持されている。従って、半導体スイッチングデバイスや抵抗の背面とベース部材との間が確実に空間となる。
本願の第2の発明に係るパルス電源装置は、
筐体の一部からなり、接地電位となるベース部材と、
複数のディスクリート型半導体スイッチングデバイスが表面に並んで取り付けられ、上記ベース部材に対し直交するように配置された熱伝導性を有する第1セラミック板と、
上記ベース部材に沿ってかつ該ベース部材から離れた状態に配置され、かつ複数のディスクリート型抵抗が表面に並んで取り付けられた熱伝導性を有する第2セラミック板と、
断面矩形の棒状をなし、その上面に上記第2セラミック板の端部が固定されるとともに、側面に上記第1セラミック板の下端部が固定され、これら第1セラミック板と第2セラミック板とを互いに直交した状態として上記ベース部材に支持する一対の金属製支持バーと、
上記金属製支持バーに接合された冷却媒体配管と、
を備えて構成されている。
この第2の発明では、複数の半導体スイッチングデバイスを具備した第1セラミック板と複数の抵抗を具備した第2セラミック板とが直交して配置されることから、両者が重なり合うことに起因した浮遊容量が小さくなる。特に半導体スイッチングデバイスと抵抗との間の距離が大きく確保される。
また、第2セラミック板は、接地電位となるベース部材から離れて、つまりベース部材から浮き上がった状態に支持バーを介して支持され、第1セラミック板は、ベース部材から起立した姿勢に支持バーを介して支持される。そのため、半導体スイッチングデバイスや抵抗とベース部材との間での浮遊容量も小さくなる。
一方、半導体スイッチングデバイスや抵抗が生じた熱は、熱伝導性を有する第1セラミック板および第2セラミック板に伝達され、ここから金属製の支持バーに伝達される。そして、支持バーに接合された冷却媒体配管を流れる冷却水等の冷却媒体に放熱される。つまり半導体スイッチングデバイスや抵抗が冷却媒体によって冷却される。
従って、第2の発明によっても、半導体スイッチングデバイスや抵抗の良好な冷却を確保しつつ浮遊容量の低減が図れる。
この発明によれば、半導体スイッチングデバイスや抵抗の良好な冷却を確保しつつ浮遊容量の低減が図れる。
第1実施例のパルス電源装置の正面図。 同じく第1実施例のパルス電源装置の斜視図。 第1実施例における支持バーを単体で示す斜視図。 第2実施例のパルス電源装置の正面図。 同じく第2実施例のパルス電源装置の斜視図。 第3実施例のパルス電源装置の要部の正面図。 同じく第3実施例のパルス電源装置の斜視図。 第3実施例における支持バーを単体で示す斜視図。 第3実施例の要部を拡大して示す斜視図。 パルス発生回路の回路図。
以下、この発明の一実施例を図面に基づいて詳細に説明する。
図1および図2は、第1実施例のパルス電源装置を示す正面図および斜視図である。このパルス電源装置は、装置全体のベース部材となる金属製例えば銅製の放熱板1と、この放熱板1の上方に位置する一対の第1セラミック板2および一対の第2セラミック板3と、を備えている。放熱板1は、正方形に近い矩形状をなし、裏面つまり下面には、冷却媒体配管として銅製の冷却水配管4がろう付けにより接合されている。この冷却水配管4は、放熱板1の下面で適宜に蛇行した形に配置されており、一端に冷却水入口4aを、他端に冷却水出口4bを、それぞれ備えている。なお、以下では、説明の便宜上、図1の左右方向を放熱板1や第1,第2セラミック板2,3の幅方向と呼び、これに直交する方向を放熱板1や第1,第2セラミック板2,3の長手方向と呼ぶこととする。
第1セラミック板2および第2セラミック板3は、それぞれ、放熱板1の長さ方向の一辺にほぼ対応した長さと放熱板1の幅方向の一辺の1/4程度の幅とを有する細長い帯状のセラミック板からなる。第1セラミック板2および第2セラミック板3を構成するセラミック材としては、絶縁性が高く、かつ熱伝導性が高いセラミックであることが望ましく、例えば、窒化アルミニウム(AlN)が好ましい。その他、アルミナ(Al23)などを用いることもできる。
一対の第1セラミック板2は、放熱板1の幅方向の両側部に沿って互いに平行に離れて位置し、かつ一対の第2セラミック板3は、放熱板1の幅方向の中央部に並んで位置する。これら4つのセラミック板2,3は、放熱板1の平面視において互いに平行に並んでいる。また各々のセラミック板2,3の面は、図1に示すようにいずれも放熱板1の面と平行であり、かつ、第1セラミック板2が第2セラミック板3よりも高位となるように(換言すれば放熱板1からより離れるように)、第1セラミック板2と第2セラミック板3との間に段差を有している。
個々の第1セラミック板2の表面つまり上面には、複数(例えば10個)のディスクリート型半導体スイッチングデバイス6が1列に並んで取り付けられている。半導体スイッチングデバイス6としては、例えばSiC素子が用いられているが、他の半導体素子であってもよい。実施例の半導体スイッチングデバイス6は、略中央部に取付孔が貫通形成された略矩形の樹脂パッケージ6aを備えており、この樹脂パッケージ6aを貫通したネジ7によって各半導体スイッチングデバイス6が第1セラミック板2に固定されている。取付状態では、熱が良好に伝達されるように、樹脂パッケージ6aの背面(下面)が第1セラミック板2の表面に密接している。なお、伝熱シート等の伝熱部材を両者間に挟み込むようにしてもよい。半導体スイッチングデバイス6は、樹脂パッケージ6aの一辺から3つの端子6bが導出されており、これらの端子6bが平面視において内側つまり第2セラミック板3側へ向かうように各半導体スイッチングデバイス6が取り付けられている。
つまり、パルス電源装置全体としては、複数(例えば10個)の半導体スイッチングデバイス6を含む半導体スイッチングデバイス6の列が2列あり、各々の列の半導体スイッチングデバイス6の端子6bが互いに内側を向くように左右対称に配置されている。一つの例では、一方の列の複数の半導体スイッチングデバイス6を互いに直列に接続して図10で説明した一方のスイッチSW1を構成し、他方の列の複数の半導体スイッチングデバイス6を互いに直列に接続して他方のスイッチSW2を構成することができるが、このような各素子の回路構成は本発明の要部ではなく、適宜な構成が可能である。
同様に、個々の第2セラミック板3の表面つまり上面には、複数(例えば10個)のディスクリート型の抵抗8が1列に並んで取り付けられている。実施例の抵抗8は、略中央部に取付孔が貫通形成された略矩形の樹脂パッケージ8aを備えており、この樹脂パッケージ8aを貫通したネジ(図示せず)によって抵抗8が第2セラミック板3に固定されている。取付状態では、熱が良好に伝達されるように、樹脂パッケージ8aの背面(下面)が第2セラミック板3の表面に密接している。なお、伝熱シート等の伝熱部材を両者間に挟み込むようにしてもよい。抵抗8は、樹脂パッケージ8aの一辺から2つの端子8bが導出されており、これらの端子8bが平面視において外側つまり第1セラミック板2側へ向かうように各抵抗8が取り付けられている。
つまり、パルス電源装置全体としては、複数(例えば10個)の抵抗8を含むディスクリート型の抵抗8の列が2列あり、各々の列の抵抗8の端子8bが互いに外側を向くように左右対称に配置されている。一つの例では、一方の列の複数の抵抗8が図10で説明した一方の抵抗R1を構成し、他方の列の複数の抵抗8が他方のスイッチSW2を構成するものとすることができるが、上述したように複数の抵抗8および半導体スイッチングデバイス6をどのように回路構成するかは本発明の要部ではない。
各々の第2セラミック板3の複数の抵抗8の列の上には、プリント配線基板からなる回路基板11がそれぞれ取り付けられている。この一対の回路基板11の各々は、第2セラミック板3よりも僅かに幅が広い同様の帯状をなしており、第2セラミック板3の上方に該第2セラミック板3と平行に支持されている。一実施例では、抵抗8とともに回路基板11がネジによって第2セラミック板3に固定されている。
個々の半導体スイッチングデバイス6の端子6bおよび抵抗8の端子8bは、上記回路基板11に接続されている。また、回路基板11の上には、個々の半導体スイッチングデバイス6に対応した複数のゲート回路用基板12が起立状態に取り付けられている。詳しくは、回路基板11の幅方向に沿った面を有するとともに該回路基板11に対し直交した形に支持される比較的小型のゲート回路用基板12が、複数個一定間隔に取り付けられている。このゲート回路用基板12に搭載されたゲート回路によって各々の半導体スイッチングデバイス6が駆動される。なお、図10で説明したスイッチSW1を構成する複数の半導体スイッチングデバイス6は各々のゲート回路によって一斉に開閉され、同様に、スイッチSW2を構成する複数の半導体スイッチングデバイス6は各々のゲート回路によって一斉に開閉されることとなる。
第1セラミック板2および第2セラミック板3の各々は、一対の支持バー14によって放熱板1に対し固定・支持されている。支持バー14は、銅やアルミニウム等の熱伝導性に優れた金属からなり、一実施例ではアルミニウムから構成されている。図3に示すように、この実施例の支持バー14は、放熱板1の長手方向に沿って細長く延びた比較的厚肉の板状をなし、長手方向の中央部および両端部に開口部15aおよび切欠部15bを備えている。そして、これらの開口部15aおよび切欠部15bによって薄肉化された上面部分および下面部分に、それぞれ取付用のネジ16(図2参照)が貫通する貫通孔17が設けられている。上記のネジ16により、支持バー14の下面側は放熱板1の上面に固定され、支持バー14の上面側は第1セラミック板2もしくは第2セラミック板3の下面に固定される。すなわち、個々の支持バー14は、放熱板1の上に起立した状態に取り付けられており、その上面にセラミック板2,3が乗せられて固定されている。
ここで、図1に示すように、例えば第1セラミック板2については、第1セラミック板2の左右の側縁に沿って一対の支持バー14が平行に設けられており、第1セラミック板2の幅方向の中央部に位置する半導体スイッチングデバイス6の樹脂パッケージ6aの投影面と支持バー14の各々が平面視において互いに重ならないように配置されている。つまり、半導体スイッチングデバイス6の樹脂パッケージ6aの下方には支持バー14は存在せず、第1セラミック板2と放熱板1との間が空間(つまり空気層)となっている。第2セラミック板3についても同様であり、第2セラミック板3の左右の側縁に沿って一対の支持バー14が平行に設けられており、第2セラミック板3の幅方向の中央部に位置する抵抗8の樹脂パッケージ8aの投影面と支持バー14の各々が平面視において互いに重ならないように配置されている。つまり、抵抗8の樹脂パッケージ8aの下方には支持バー14は存在せず、第2セラミック板3と放熱板1との間が空間(つまり空気層)となっている。
また、第2セラミック板3を支持する支持バー14の高さは、第1セラミック板2を支持する支持バー14の高さよりも低く形成されている。これにより、前述したように、第1セラミック板2と第2セラミック板3との間に段差が設けられている。具体的には、抵抗8の樹脂パッケージ8aの上に配置される回路基板11の上面の高さが第1セラミック板2の上面の高さとほぼ整列するように、第1セラミック板2の高さ位置と第2セラミック板3の高さ位置とが異なっている。抵抗8の端子8bは回路基板11に該回路基板11の下面側から接続され、半導体スイッチングデバイス6の端子6bは回路基板11に該回路基板11の上面側から接続されている。
また、第2セラミック板3および回路基板11は、第1セラミック板2に重ならないように該第1セラミック板2の側方に並んで配置されている。平面視においては、第1セラミック板2側縁と第2セラミック板3側縁との間に、比較的大きな間隙が設けられている。
このように構成されたパルス電源装置においては、パルス発生回路を構成する半導体スイッチングデバイス6と抵抗8とが水平方向に離れて位置するとともに、第1セラミック板2と第2セラミック板3とが重なり合っていないことから、両者間で形成される浮遊容量が小さくなる。第1セラミック板2と第2セラミック板3が段差を有することで、半導体スイッチングデバイス6と抵抗8との間の空間的な距離はさらに大きなものとなる。
また、半導体スイッチングデバイス6や抵抗8に対して、放熱板1や冷却水配管4は接地電位となるが、両者は支持バー14によって上下に十分に大きく離れており、両者間には空気層が介在するので、これらで生じる浮遊容量も小さなものとなる。
一方、半導体スイッチングデバイス6と抵抗8で生じた熱は、熱伝導性に優れた窒化アルミニウム等からなる第1,第2セラミック板2,3に伝熱され、さらに、アルミニウムや銅等からなる支持バー14を介して放熱板1に伝熱される。そして、放熱板1に接合された冷却水配管4を流れる冷却水によって、装置外部へ放出される。
従って、上記構成では、ディスクリート型の半導体スイッチングデバイス6や抵抗8を良好に冷却しつつ浮遊容量の低減を図ることができる。また、図2に示すように、多数の半導体スイッチングデバイス6や抵抗8ならびにゲート回路用基板12を備える装置全体を比較的小型に構成することができる。
次に、図4および図5は、パルス電源装置の第2実施例を示す正面図および斜視図である。この第2実施例は、主に第1,第2セラミック板2,3を支持する支持バー114の構成が第1実施例の支持バー14と異なっている。第2実施例の支持バー114は、銅やアルミニウム等の熱伝導性に優れた金属からなる板材を折り曲げて、断面U字形のチャンネル材としたものである。すなわち支持バー114は、中央の底壁部114aと、この底壁部114aの両端から上方へ平行に延びる一対の側壁部114bと、この側壁部114bの上端から側方へ延びる一対の上端部114cと、を備えている。U字形の開口部に位置する一対の上端部114cの先端縁の間の幅(換言すれば支持バー114の全幅)は、セラミック板2,3の幅に実質的に等しい。
図4に示すように、各セラミック板2,3は、U字形をなす支持バー114の上端部114cの上に乗った状態に支持されている。すなわち、支持バー114の底壁部114aが放熱板101に図示せぬネジを介して固定されているとともに、各セラミック板2,3の両側部が支持バー114の上端部114cに図示せぬネジを介して固定されている。
また、前述した実施例と同様に、セラミック板2,3の下面に接する支持バー114の上端部114cは、半導体スイッチングデバイス6や抵抗8の樹脂パッケージ6a,8aの投影面と重ならない範囲に設けられている。従って、これら樹脂パッケージ6a,8aの下方では、セラミック板2,3と底壁部114aとの間に十分に大きな空間(空気層)が確保されている。
また、この第2実施例においては、ベース部材となる放熱板101がそれぞれ比較的厚肉な金属板例えば銅板やアルミニウム板からなる第1放熱板101aと第2放熱板101bとを重ね合わせた2枚構造のものとなっている。冷却水配管4は、第1放熱板101aの下面にろう付けされている。第2放熱板101bは、一対の第1セラミック板2に対応する両側部分のみに第1放熱板101aの上に重ねて設けられており、装置の中央部分は、第1放熱板101aの1枚構造となっている。そして、第1セラミック板2を支持する一対の支持バー114は、それぞれ第2放熱板101bの上に固定されており、第2セラミック板3を支持する一対の支持バー114は、それぞれ装置中央部の第1放熱板101aの上に固定されている。
第1セラミック板2用の支持バー114と第2セラミック板3用の支持バー114は、同一の高さ(つまり同一のU字形断面形状)を有している。従って、放熱板101の厚さの相違に伴い、図示するように、第1セラミック板2の高さと第2セラミック板3の高さとの間に、前述した第1実施例と同様に、段差が設けられている。
なお、他の構成は基本的に第1実施例と変わりがないので、その詳細な説明は省略する。
このような第2実施例においても、前述した第1実施例と同様の作用効果が得られる。
次に、図6および図7は、パルス電源装置の第3実施例を示す正面図および斜視図である。この第3実施例では、ベース部材が板金製の筐体201の一部からなる。なお、図7では、このベース部材となる筐体201は図示していない。また、図6は、装置の一部のみを示している。
この第3実施例のパルス電源装置は、装置全体の全幅に亘る正方形に近い矩形状をなす第2セラミック板203と、装置の両側部において第2セラミック板203と直交するように組み合わせられた一対の第1セラミック板202と、を備えている。これらセラミック板202,203は、前述した各実施例と同様に、絶縁性ならびに熱伝導性に優れたセラミック例えば窒化アルミニウム(AlN)からなる。
第2セラミック板203は、両側縁に沿って配置された一対の支持バー214によって、ベース部材となる筐体201の面と平行にかつ筐体201の面から離れた状態に支持される。支持バー214は、熱伝導性に優れた金属例えば銅からなり、図8に示すように、断面矩形の中実の棒状に構成されているとともに、上面214aや外側の側面214b等に複数のネジ孔221が設けられている。第2セラミック板203は、図9に示すように、両側部が支持バー214の上面214aの上に乗っており、かつ複数のネジ222によって支持バー214に固定されている。支持バー214は、長手方向の両端面において、L字形のブラケット223を介して筐体201(ベース部材)に固定される。
一対の支持バー214の互いに内側へ向かう側面214cには、冷却媒体配管として銅製の冷却水配管4がろう付けにより接合されている。
第1セラミック板202は、下端部が支持バー214の外側の側面214bに沿って配置され、かつ複数のネジ222によって支持バー214の側面214bに固定されている。従って、断面矩形をなす支持バー214の上面214aおよび側面214bによって、第2セラミック板203と第1セラミック板202とが互いに直交した状態に支持されている。従って、一対の第1セラミック板202は、ベース部材となる筐体201の面に対し起立した状態となっている。なお、図6に示すように、筐体201の側壁201aに対し第1セラミック板202は離れて位置している。
一対の第1セラミック板202の表面詳しくは互いに対向する内側面には、前述した各実施例と同様に、複数(例えば10個)のディスクリート型半導体スイッチングデバイス6が同一高さ位置に1列に並んで取り付けられている。樹脂パッケージ6aから導出された端子6bは、下方へ延びている。なお、図示例では、ネジ207aとナット207bとによって個々の半導体スイッチングデバイス6が第1セラミック板202に固定されている。
また第2セラミック板203の上面には、複数のディスクリート型の抵抗8が2列に並んで配列されている。すなわち、一方の第1セラミック板202の近傍に、該第1セラミック板202が具備する半導体スイッチングデバイス6の個数と同数(例えば10個)の抵抗8が1列に並んで配置されており、他方の第1セラミック板202の近傍に、同様に例えば10個の抵抗8が1列に並んで配置されている。これらの抵抗8は、図9に示すように、ネジ224aとダブルナット構成をなす2つのナット224b、224cとによって個々に第2セラミック板203に固定されている。
また前述した各実施例と同様に、一対の回路基板11が2つの抵抗8の列の上にそれぞれ配置されており、この回路基板11上に複数のゲート回路用基板12が起立状態に取り付けられている。図6に示すように、回路基板11は、ダブルナット構成をなす2つのナット224b、224cの間に挟持されている。そして、半導体スイッチングデバイス6の下方へ延びた端子6bおよび抵抗8の上方へ折り曲げた端子8bがそれぞれ回路基板11に接続されている。なお、図9は、回路基板11を取り除いて抵抗8等要部の構成を示している。
このような第3実施例においては、半導体スイッチングデバイス6の樹脂パッケージ6aと抵抗8の樹脂パッケージ8aとがL字形に配置された形となり、互いに重なることがないとともに、両者間の空間距離を第1実施例や第2実施例よりも大きく確保することができ、両者間で生じる浮遊容量が小さくなる。
また、支持バー214は、第2セラミック板203に関して抵抗8の投影面と重ならない位置にあり、第1セラミック板202に関して半導体スイッチングデバイス6の樹脂パッケージ8aの投影面と重ならない位置にある。支持バー214に接合されている冷却水配管4も、抵抗8の投影面とは重ならない。
従って、上述した各実施例と同様に、半導体スイッチングデバイス6や抵抗8の樹脂パッケージ6a,8aの背面側が十分に大きな空間つまり空気層となり、接地電位となる筐体201や冷却水配管4との間での浮遊容量が小さくなる。
一方、半導体スイッチングデバイス6や抵抗8で生じた熱は、熱伝導性に優れた窒化アルミニウム等からなる第1,第2セラミック板202,203に伝熱され、さらに、熱容量の大きな中実の銅棒材からなる支持バー214に伝熱される。そして、支持バー214に接合された冷却水配管4を流れる冷却水によって、装置外部へ放出される。
従って、この第3実施例においても、ディスクリート型の半導体スイッチングデバイス6や抵抗8を良好に冷却しつつ浮遊容量の低減を図ることができる。また、第1セラミック板202が起立状態に配置されることで、多数の半導体スイッチングデバイス6や抵抗8ならびにゲート回路用基板12を備える装置全体を比較的小型に構成することができる。
1,101…放熱板
2,202…第1セラミック板
3,203…第2セラミック板
4…冷却水配管
6…半導体スイッチングデバイス
8…抵抗
11…回路基板
12…ゲート回路用基板
14,114,214…支持バー
201…筐体

Claims (6)

  1. 金属製放熱板からなり、接地電位となるベース部材と、
    複数のディスクリート型半導体スイッチングデバイスが表面に並んで取り付けられた熱伝導性を有する帯状の第1セラミック板と、
    上記第1セラミック板に重ならないように該第1セラミック板の側方に並んで配置され、かつ複数のディスクリート型抵抗が表面に並んで取り付けられた熱伝導性を有する帯状の第2セラミック板と、
    上記第1セラミック板および上記第2セラミック板をそれぞれ上記ベース部材の表面から離れた状態でもって該ベース部材に支持する複数の金属製支持バーと、
    上記ベース部材の裏面に接合された冷却媒体配管と、
    を備えてなるパルス電源装置。
  2. 上記第1セラミック板と上記第2セラミック板とが平行でかつ両者間に段差を有するように配置されている、ことを特徴とする請求項1に記載のパルス電源装置。
  3. 上記金属製支持バーは、上記第1セラミック板および上記第2セラミック板の側縁に沿って延びる起立した板状をなし、
    上記第1セラミック板および上記第2セラミック板の各々が一対の金属製支持バーによって支持されている、ことを特徴とする請求項1または2に記載のパルス電源装置。
  4. 上記金属製支持バーは、断面U字形をなしており、その開口側の一対の端部に、帯状をなす上記第1セラミック板および上記第2セラミック板の一対の側縁部がそれぞれ固定されている、ことを特徴とする請求項1または2に記載のパルス電源装置。
  5. 上記半導体スイッチングデバイスおよび上記抵抗は、それぞれ帯状をなす第1セラミック板および上記第2セラミック板の幅方向中央部に1列に並んで配置されており、
    これら半導体スイッチングデバイスもしくは抵抗の投影面と重ならない第1セラミック板および第2セラミック板の側縁部が上記金属製支持バーによって支持されている、ことを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載のパルス電源装置。
  6. 筐体の一部からなり、接地電位となるベース部材と、
    複数のディスクリート型半導体スイッチングデバイスが表面に並んで取り付けられ、上記ベース部材に対し直交するように配置された熱伝導性を有する第1セラミック板と、
    上記ベース部材に沿ってかつ該ベース部材から離れた状態に配置され、かつ複数のディスクリート型抵抗が表面に並んで取り付けられた熱伝導性を有する第2セラミック板と、
    断面矩形の棒状をなし、その上面に上記第2セラミック板の端部が固定されるとともに、側面に上記第1セラミック板の下端部が固定され、これら第1セラミック板と第2セラミック板とを互いに直交した状態として上記ベース部材に支持する一対の金属製支持バーと、
    上記金属製支持バーに接合された冷却媒体配管と、
    を備えてなるパルス電源装置。
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