JP2019113923A - 歯科健康管理支援システム - Google Patents

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【課題】ユーザー自らが自宅等にいながらにして、口腔内の状態をチェックでき、また専門的な指導、アドバイスが受けられる歯科健康管理支援システムを提供する。【解決手段】ユーザー端末を用いて自ら作成する歯の状態、問診への回答、咀嚼力の各情報に基づいて、判定用プログラムがユーザーに対する歯科判定結果を作成し、ユーザー端末に送信する。【選択図】図1

Description

本願発明は、ユーザー自らが自宅等にいながらにして、口腔内の状態をチェックでき、また専門的な指導、アドバイスが受けられる歯科健康管理支援システムに関する。
虫歯及び歯周疾患は、主として生活習慣により引き起こされる生活習慣病の一つであり、これを放置すれば自身の歯を失うことにつながりかねないとともに、心臓や肝臓等を始めとする他の臓器の病や動脈硬化を誘発する危険性がある。特に、歯周疾患は大きな痛み伴わないことから、いつのまにか進行していることも多い。
虫歯や歯周疾患を予防するには、歯科医院等の専門機関での定期的な診察が望ましいものの、公的サービスによる健診機会が乏しく、また自覚症状が無い限り多くの者が敬遠しがちであり、高齢者や近くに歯科医院が無い者にとっては、そもそも診察を受けること自体が困難である。
こうした問題に対し、わざわざ歯科医院等に行かなくとも、自宅にいながら検査や指導を受けられ、口腔ケアに係る行動喚起が可能なシステムとして、例えば特許文献1(特開2005−284660号公報)、特許文献2(特開2006−309465号公報)に開示された発明がある。
特開2005−284660号公報 特開2006−309465号公報
上記特許文献1に記載された発明は、ユーザーが受け取った歯周疾患検査器具を検査機関等に返送する仕組みであり、手間を要するとともに、将来予想される口腔状態について知ることができない。また、特許文献2に記載された発明では、口腔内情報解析装置という特殊な装置を使用するため、システム全体が高額で複雑になると言う欠点がある。
本発明は、上記従来技術が有する課題を解決し、簡単な構成で、ユーザー自らが自宅等にいながらにして、口腔内の状態をチェックし、専門的な指導、アドバイスが受けられ、且つ、本システムを受けた結果、要治療者と判断されたユーザーに対し、口腔状態の健康維持管理、重症化を未然に防止するための早期治療の勧奨、定期歯科健診の勧奨を行うとともに、歯科医師や歯科衛生士によるプロケア受診等に係る行動喚起が可能な歯科健康管理支援システムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明は、ユーザーがユーザー端末を用いて自ら作成する歯の状態、問診への回答、咀嚼力測定結果の各情報に基づいて、前記ユーザーに対する歯科判定結果を提供する歯科健康管理支援システムであって、 前記ユーザー端末とインターネット接続される管理サーバーを備え、前記管理サーバー内には、前記歯の状態が記録される歯の状態データベースと、前記問診への回答の結果が記録される問診結果データベースと、前記咀嚼力測定結果が記録される咀嚼力データベースと、少なくとも前記ユーザーのID番号、被保険者記号番号、住所、氏名、性別、生年月日が記録されたユーザーデータベースと、現在の口腔状態及び将来の口腔状態を予測して判定するための判定マスタと、判定用プログラムとを有し、前記ユーザーが前記ユーザー端末から入力した前記歯の状態、前記問診への回答、前記咀嚼力測定結果の各情報は、インターネット回線を通じて自動的に前記歯の状態データベース、前記問診結果データベース、前記咀嚼力データベースにそれぞれ自動的に記録され、前記判定用プログラムは、前記歯の状態データベースに記録されている情報、前記問診結果データベースに記録されている情報、前記咀嚼力データベースに記録されている情報の各情報と、前記判定マスタとの比較によって、前記ユーザーの現在の口腔状態、将来予想される口腔状態、必要とするセルフケアアドバイス、治療アドバイスを含む歯科判定結果を作成し、前記管理サーバーは、前記歯科判定結果を前記ユーザー端末に送信する、ことを特徴とする。
上記構成からなる本発明によれば、ユーザーはユーザー端末を用いて自ら歯の状態、問診結果、咀嚼力の状態の各情報を入力するだけで、現在の口腔状態、将来予想される口腔状態、必要とする治療アドバイスを含む歯科判定結果をユーザー端末上で受取ることができるため、自宅にいながらにして歯科予防に係る有益な情報とアドバイスを受けることができる。
本発明の実施形態に係るシステム全体構成図 歯科健康管理支援システムによるサービスを受けるためのフロー アプリによって実施される必要事項の入力フロー 歯の状態を入力するための模式化されたイラスト 問診に係る設問内容 咀嚼力の測定・入力画面 判定マスタに記録されている点数配分表 判定した結果を示す図 将来予想される口腔状態 歯科医師からの治療アドバイスを示す図 自宅周辺の歯科医院がプロットされた地図 通院勧奨通知、通院再開勧奨通知に係る処理フロー
以下、本発明の実施形態について説明する。本実施形態は、歯科健康管理支援システムを用いたサービスを、一つの保険者(本実施形態を運営する健保組合等)がその被保険者(本実施形態のユーザー)に対して実施する構成として説明するものである。
図1は、実施形態に係るシステム全体構成図であり、歯科健康管理支援システムは、本システムを利用するためのアプリケーションプログラム(以下、アプリ)が予めダウンロードされているユーザー端末1(例えば、スマートフォンやタブレット端末等)と、当該ユーザー端末1とインターネット接続されている管理サーバー2の2つから構成される。管理サーバー2内には、以下説明する歯の状態データベース3、問診結果データベース4、咀嚼力データベース5、被保険者データベース6、判定マスタ7、判定用プログラム8が構築されている。
ユーザーが、歯科健康管理支援システムによるサービスを受けるためのフローを図2に示す。歯科健康管理支援システムによるサービスを受けようとするユーザーは、まずユーザー端末1上から専用のアプリを開き、歯科健康管理支援システムによるサービスの申し込みを決定する。その後、被保険者情報を入力する画面が表示され、ユーザーは画面の指示に従って、ID番号、被保険者記号番号、住所、氏名、性別、生年月日、続柄の情報を入力する。
サービスの申し込み及び被保険者情報の入力が完了とすると、ユーザーは、端末上から「送信」ボタンをクリックし、サービス申し込み情報及び被保険者情報が管理サーバー2に送信される。管理サーバー2は、受信した情報と予め構築している被保険者情報とをマッチングし、当該ユーザーがサービスを受けられる被保険者であるか否かを判定する。判定の結果、ユーザーが当該保険者であることが確認されると、「新規に歯科チェックを実施しますか?」、「過去の歯科チェックの記録を閲覧しますか?」と言うメッセージを表示する。過去の受診結果がある場合はその記録を一覧で表示して、閲覧可能としている。
一方、判定の結果、該当する被保険者が存在しない場合、管理サーバー2は、ユーザー端末1に対し「ID番号、被保険者記号番号、住所、氏名、性別、生年月日、続柄に誤りがあります。もう1度確認して、再度、申し込みしてください。」と言うメッセージを送信する。被保険者または被扶養者以外のユーザーが申し込みしても、サービスは受けられないようになっている。
ユーザーが新規歯科チェックを選択した場合、保険者は、受付完了したユーザーに対し、検査に必要なキットとして咀嚼力を測定できるガム及びカラースケールを送付する。また、2回目以降はユーザー自身により、事前にネット注文や電話注文等により購入しておく。咀嚼力を測定できるガム及びカラースケールは、例えば特許第5443927号に記載されているものを用いることができる。カラースケールは、ガムを包装しているパッケージ面に印刷しておいても良く、パッケージとは別体であっても良い。
検査に必要なキットを受取ったユーザーは、ユーザー端末1上でアプリを開き、診断サービスを開始する。アプリによって実施される必要事項の入力フローを図3に示す。最初に、現在の歯の状態を入力する画面が表示され、次に問診のページが表示され、最後に咀嚼力を測定して入力する画面が表示されるよう遷移する。
最初に表示される現在の歯の状態を入力する画面、及び入力方法を説明する。図4に示すとおり、ユーザー端末1上には上下の全ての歯並びが模式化されたイラストが表示される。ユーザーは、このイラスト上で選択されている歯が、自分の歯であるか、喪失しているか、義歯(インプラント、ブリッジ、入歯)であるかを一個ずつ決定していき、上下全ての歯の状態を入力する。図示するように、状態を入力する歯はユーザー端末1画面上で例えば赤色に着色されて表示され(図の右上3番目の歯)、当該赤色が着色されている歯の状態入力が完了すると、着色が次の歯に自動的に移動し、ユーザーは自動的に次の歯の状態について簡便に入力できるようになっており、これを全ての歯に対して行う。なお、入力する歯の状態は、健康な歯、放置された虫歯、治療済みの虫歯、欠損、ブリッジ治療済、インプラント治療済等のように、更に細かく分類しても良い。
全ての歯の状態についての入力が完了し、「入力完了」アイコンをクリックすると、続いて問診画面が表示される。本実施例では、図5に示すように全35問の設問が設けられており、それぞれの設問に対し該当するものを選択する形式で回答するようになっている。また各設問は、図5に示すとおり(1)歯や口の自己評価、(2)歯の健康度、(3)歯肉の健康度、(4)その他の歯及び口の健康度、(5)咀嚼能力、(6)口腔清掃習慣、(7)関連生活習慣、(8)プロフェッショナルケア(歯科治療、歯科検診等)の8つの視点から分類されている。その理由は、後述する判定結果の際に、8つの視点からなるレーダーチャートとしてビジュアル化するためである。また、各視点の回答に対する点数は、各10点満点となっている。
ほとんどの設問は、そのまま回答できるようになっているが、歯垢に係る設問12では、ユーザーが爪楊枝を使って歯垢を採取した上、爪楊枝に付着する歯垢の状態をユーザー自身が見て、該当する状態を選択して回答するようになっている。
全ての問診に対する回答が終わり、「回答完了」のアイコンをクリックすると、続いて図6に示すように、咀嚼力の測定画面が表示される。ユーザーは画面に表示された説明に従って、事前に送付されている咀嚼力測定用ガムを所定時間咀嚼し、噛み終わったガムを口から取り出してカラースケールと照らし合わせ、自分の咀嚼力の色を選択する。本実施形態では、初めての利用者でも分かりやすく測定できるように、画面上の説明に従ってリアルタイムでガムを噛むようにしているが、既に当該サービスの経験者であり、使用方法を理解している者にとってはいちいち画面の指示に従って測定するのは面倒である。そのため、ユーザーがアプリを開く前に事前に測定しておき、アプリの画面上ではその結果だけを入力できるようスキップ機能を持たせても良い。
咀嚼力の測定が完了し、全ての項目について入力完了した後、ユーザーは端末上の「全て終了」アイコンをクリックする。入力完了情報により、ユーザーが回答した歯の状態、問診への回答結果、咀嚼力の各情報がインターネット回線を通じて、管理サーバー2に送られ、それぞれの情報は、管理サーバー2内の歯の状態データベース3、問診結果データベース4、咀嚼力データベース5に、ユーザー情報と紐付けられて記録される。
管理サーバー2内の判定用プログラム8は、歯の状態データベース3に記録されている情報、問診結果データベース4に記録されている情報、咀嚼力データベース5に記録されている情報の各情報と、予め作成した判定マスタ7とを比較する処理を実施する。
判定マスタ7には、図7に示すとおり、予め決定している歯の状態、問診への回答結果、咀嚼力に応じた点数がテーブルとして記録されており、判定用プログラム8によってユーザーから送られてきたデータと比較して点数を集計する。また判定マスタ7には、回答内容や点数等に応じたアドバイスも予め設定されており、判定用プログラム8によってアドバイス内容が決定される。なお、咀嚼力については、専用ガムによる咀嚼力測定値とともに歯の状態及び問診への結果にも配点されており、3つの観点に基づいて10点満点で点数化するようになっている。また、図7に示す配点テーブル表中に網掛けされているところに該当する回答がある場合には、判定結果の送付時に、「早急な治療が必要です。」と言うメッセージが出される。
更に、判定用プログラム8は、将来予想される口腔状態を算定する。即ち、判定マスタ7に記録されている年齢及び残存歯数の平均値(図示せず)と、ユーザーからの情報を比較し、このままの状態を放置すれば、将来的に予想される残存歯数を算定するようになっている。
判定用プログラム8によって判定した結果は、ユーザーに対し図8に示すような総合評価とレーダーチャート形式によって通知される。本実施形態において、総合評価は10点満点中の点数で示され、個別の口腔状態については、歯の状態、問診への回答結果、咀嚼力に基づいた(1)歯や口の自己評価、(2)歯の健康度、(3)歯肉の健康度、(4)その他の歯及び口の健康度、(5)咀嚼能力、(6)口腔清掃習慣、(7)関連生活習慣、(8)プロフェッショナルケア(歯科治療、歯科検診等)の8つの指標からなるレーダーチャートとして表示する。レーダーチャートの各指標は、それぞれ10点満点である。
また図9、10に示すように、判定用プログラム9によって算出された将来予想される口腔状態、即ち将来的な残歯数を図で通知するとともに、必要とする歯科医師からの治療アドバイス等を通知する。当該アドバイスは、前述のとおり歯の状態、問診への回答結果、咀嚼力測定結果等に基づいて、例えば、特定の項目に該当する場合や各点数に応じて、予め用意しているアドバイス内容を送付するようにしている。また、通知の際に、ユーザーが入力した自分の歯であるか、喪失しているか、義歯(インプラント、ブリッジ、入歯)であるかの情報を、入力時と同じイラストを用いて表示した情報も合わせて提供しても良い。
特に、早急な治療を要するユーザーに対しては、図10に示すアドバイスの下の欄に「最寄りの歯科医院検索」と言うアイコンを用意し、当該アイコンをクリックすると、図11に示すように、自宅周辺に歯科医院がプロットされている地図を作成して通知し、受診を促すようにしている。
また「早急な治療が必要」と判断されたユーザーに対しては、その後、所定期間(例えば、3か月から6か月程度)内に、当該ユーザーの歯科レセプトを照合し、歯科治療を行ったか否かを判定する。図12は、そのフローを示している。当該判定によって、未だ歯科治療を行ったレセプトが存在しない場合、当該ユーザーに対し、通院勧奨通知を行うようにしている。
更に、上記歯科レセプトの照合作業において、当該レセプト情報で治療開始から所定期間(例えば、3か月から6か月程度)経過後も、次の治療情報、又は治療完了の情報が存在していない場合、治療を途中で中断してしまっていると判断し、当該ユーザーに対して治療再開勧奨通知を行う。上記通院勧奨通知及び治療再開勧奨通知は、いずれもユーザー端末1に自動的に送信するか、或いは紙媒体で郵送する。
なお、上記実施例では歯垢の状態を問診の設問内において、爪楊枝に付着する歯垢の状態をユーザー自身が見て、該当する状態を選択して回答するようにしているが、歯垢検査薬剤等を使用して測定する画面で実施しても良い。例えば、ユーザーは画面に表示された事項に従って歯垢検査ジェルを歯ブラシに付け、普段どおりにブラッシングを行い、ユーザー自ら残っている歯垢(色の変化)を確認し、画面上に表示さている見本から選択して、歯垢の状態を決定する。この場合、歯垢の状態を歯垢データベースとして別途作成しておき、判定プログラムによって、他の項目と合わせて判定してもよい。またこの場合、上記咀嚼力の測定と同様に、ユーザーがアプリを開く前に事前に測定しておき、アプリの画面ではその結果だけを入力できるスキップ機能を持たせても良い。歯垢の状態を測定する薬剤は、市販されている一般的な歯垢染色剤を使用することができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、問診の設問項目は図5に示すものに限らず、その他の内容であってもよく、また設問数は35より多くても少なくても良い。また、現在の歯の状態の入力方法は、図4に示すイラストを使うものに限らず、別の方法であっても良い。
また、本実施形態は、一つの保険者(本実施形態を運営する健保組合等)がその被保険者(本実施形態のユーザー)に対して実施するサービスとして説明したが、国民健康保険に加入するユーザーに対し、自治体が運営するようにしても良い。また本実施形態に係るサービスは、保険者或いは自治体に代わって、業務委託されたシステム管理会社によって実施しても良い。
以上のとおり、本発明によれば、自宅等にいながらにして、現在の口腔状態、将来の状態予測を簡単に知ることができるとともに、専門家による適切なアドバイスを受けることができ、かつ早期治療の必要性等についても認識することができる。
1 ユーザー端末
2 管理サーバー
3 歯の状態データベース
4 問診結果データベース
5 咀嚼力データベース
6 被保険者データベース
7 判定マスタ
8 判定プログラム
上記目的を達成するため、本発明は、ユーザーがユーザー端末を用いて自ら作成する歯の状態、問診への回答、咀嚼力測定結果の各情報に基づいて、前記ユーザーに対する歯科判定結果を提供する歯科健康管理支援システムであって、 前記ユーザー端末とインターネット接続される管理サーバーを備え、前記管理サーバー内には、前記歯の状態が記録される歯の状態データベースと、前記問診への回答の結果が記録される問診結果データベースと、前記咀嚼力測定結果が記録される咀嚼力データベースと、少なくとも前記ユーザーのID番号、被保険者記号番号、住所、氏名、性別、生年月日が記録されたユーザーデータベースと、現在の口腔状態及び将来の口腔状態を予測して判定するための判定マスタと、判定用プログラムとを有し、前記ユーザーが前記ユーザー端末から入力した前記歯の状態、前記問診への回答、前記咀嚼力測定結果の各情報は、インターネット回線を通じて自動的に前記歯の状態データベース、前記問診結果データベース、前記咀嚼力データベースにそれぞれ自動的に記録され、前記判定用プログラムは、前記歯の状態データベースに記録されている情報、前記問診結果データベースに記録されている情報、前記咀嚼力データベースに記録されている情報の各情報と、前記判定マスタとの比較によって、前記ユーザーの現在の口腔状態、将来予想される口腔状態、必要とするセルフケアアドバイス、治療アドバイスを含む歯科判定結果を作成し、前記管理サーバーは、前記歯科判定結果を前記ユーザー端末に送信するとともに、前記判定用プログラムは、前記判定結果により早急な治療が必要と判定された前記ユーザーに対し、その後、所定の期間内に、当該ユーザーの歯科レセプトを照合して歯科治療を行ったか否かを判定し、未だ歯科レセプトが発生していない場合、通院勧奨通知を行い、更に、前記歯科レセプトの照合において、治療を途中で中断してしまったと判断された前記ユーザーに対し、治療再開勧奨通知を行う、ことを特徴とする。
上記構成からなる本発明によれば、ユーザーはユーザー端末を用いて自ら歯の状態、問診結果、咀嚼力の状態の各情報を入力するだけで、現在の口腔状態、将来予想される口腔状態、必要とする治療アドバイスを含む歯科判定結果をユーザー端末上で受取ることができるため、自宅にいながらにして歯科予防に係る有益な情報とアドバイスを受けることができるとともに、早期治療が必要なユーザーに対しては、早期の通院勧奨通知を行うとともに、治療を途中で中断してしまったと判断されたユーザーに対しては、治療再開勧奨通知を自動的に行うことができる。

Claims (12)

  1. ユーザーがユーザー端末を用いて自ら作成する歯の状態、問診への回答、咀嚼力測定結果の各情報に基づいて、前記ユーザーに対する歯科判定結果を提供する歯科健康管理支援システムであって、
    前記ユーザー端末とインターネット接続される管理サーバーを備え、
    前記管理サーバー内には、前記歯の状態が記録される歯の状態データベースと、前記問診への回答の結果が記録される問診結果データベースと、前記咀嚼力測定結果が記録される咀嚼力データベースと、少なくとも前記ユーザーのID番号、被保険者記号番号、住所、氏名、性別、生年月日が記録されたユーザーデータベースと、現在の口腔状態及び将来の口腔状態を予測して判定するための判定マスタと、判定用プログラムとを有し、
    前記ユーザーが前記ユーザー端末から入力した前記歯の状態、前記問診への回答、前記咀嚼力測定結果の各情報は、インターネット回線を通じて自動的に前記歯の状態データベース、前記問診結果データベース、前記咀嚼力データベースにそれぞれ自動的に記録され、
    前記判定用プログラムは、前記歯の状態データベースに記録されている情報、前記問診結果データベースに記録されている情報、前記咀嚼力データベースに記録されている情報の各情報と、前記判定マスタとの比較によって、前記ユーザーの現在の口腔状態、将来予想される口腔状態、必要とするセルフケアアドバイス、治療アドバイスを含む歯科判定結果を作成し、
    前記管理サーバーは、前記歯科判定結果を前記ユーザー端末に送信する、
    ことを特徴とする歯科健康管理支援システム。
  2. 前記ユーザー端末は、専用のアプリケーションプログラムがダウンロードされている、ことを特徴とする請求項1に記載の歯科健康管理支援システム。
  3. 前記歯科判定結果は、前記専用アプリケーションプログラムによって、前記ユーザー端末に自動的に表示される、
    ことを特徴とする請求項2に記載の歯科健康管理支援システム。
  4. 前記歯科判定結果は、紙媒体にプリントアウトされ前記ユーザーには郵送される、
    ことを特徴とする請求項1に記載の歯科健康管理支援システム。
  5. 前記咀嚼力は、咀嚼力を測定できるガムによって測定する、
    ことを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1項に記載の歯科健康管理支援システム。
  6. 前記歯垢の状態は、歯垢の状態を測定できる薬剤によって測定する、
    ことを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1項に記載の歯科健康管理支援システム。
  7. 前記歯科判定結果において、早急な治療を必要とする、或いは歯科医院での定期歯科健診やプロケアを必要とすると判定された前記ユーザーに対しては、前記ユーザーデータベースの住所情報に基づいて、最寄りの歯科医院情報も合わせて提供する、
    ことを特徴とする請求項1ないし6のいずれか1項に記載の歯科健康管理支援システム。
  8. 前記歯の状態の情報は、前記ユーザー端末上に表示される上下全ての歯が並んだ状態が描かれたイラスト上に、健康な歯、放置された虫歯、治療済みの虫歯、欠損、ブリッジ治療済、インプラント治療済等のいずれかを前記ユーザーが前記イラスト上にタッチ入力することで作成される、
    ことを特徴とする請求項1ないし7のいずれか1項に記載の歯科健康管理支援システム。
  9. 前記判定結果には、前記ユーザーが入力した健康な歯、放置された虫歯、治療済みの虫歯、欠損、ブリッジ治療済、インプラント治療済等のいずれかの情報を、前記ユーザー端末上に表示される上下全ての歯が並んだ状態が描かれたイラスト上に表示した情報も含む、
    ことを特徴とする請求項1ないし8のいずれか1項に記載の歯科健康管理支援システム。
  10. 前記判定結果により、早急な治療が必要と判定された前記ユーザーに対し、その後、所定の期間内に、当該ユーザーの歯科レセプトを照合して歯科治療を行ったか否かを判定し、未だ歯科レセプトが発生していない場合、通院勧奨通知を行う、
    ことを特徴とする請求項1ないし9のいずれか1項に記載の歯科健康管理支援システム。
  11. 前記歯科レセプトの照合において、治療を途中で中断してしまったと判断された前記ユーザーに対し、治療再開勧奨通知を行う、
    ことを特徴とする請求項10に記載の歯科健康管理支援システム。
  12. 前記ユーザーが前記ユーザー端末を用いて自ら作成する情報には歯垢測定結果を更に含み、
    前記管理サーバー内には歯垢データベースを更に備え、
    前記ユーザーが前記ユーザー端末から入力した前記歯垢測定結果は、インターネット回線を通じて自動的に前記歯垢データベースに自動的に記録され、
    前記判定用プログラムは、前記歯の状態データベースに記録されている情報、前記問診結果データベースに記録されている情報、前記咀嚼力データベースに記録されている情報、前記歯垢データベースに記録されている情報の各情報と、前記判定マスタとの比較によって、前記ユーザーの現在の口腔状態、将来予想される口腔状態、必要とするセルフケアアドバイス、治療アドバイスを含む歯科判定結果を作成し、
    前記管理サーバーは、前記歯科判定結果を前記ユーザー端末に送信する、
    ことを特徴とする請求項1ないし11のいずれか1項に記載の歯科健康管理支援システム。

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