JP2019111071A - 飲料抽出装置 - Google Patents
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Abstract
Description
そのため、蓋体は、清掃が必要であり、蓋体の清掃を行うため蓋体を着脱する際に、配管等の抜き差しを行う必要がある。
しかしながら、配管等の抜き差しを行う際に、誤接続や接続忘れ等による抽出不良を招くリスクがある。また、清掃作業に手間がかかり、清掃の効率が悪いという問題がある。
本発明は、前述した点に鑑みてなされたものであり、配管等の抜き差しを行うことなく、清掃作業を行うことができ、効率のよい清掃を行うことのできる飲料抽出装置を提供することを目的とする。
これによれば、シリンダと蓋体との間にサブカバーを設けているので、飲料の抽出により発生する湯気は、サブカバーの下面側に付着することになり、湯気により付着する原料の細粉もサブカバーの下面側に付着することになる。そのため、サブカバーを取り外すだけで清掃を行うことができる。
これによれば、飲料の抽出時に発生する湯気や原料の細粉がサブカバーに付着することになるので、サブカバーを取り外すだけで、清掃を行うことができる。また、配管等を取り外す作業が不要となり、清掃作業を効率よく行うことができる。さらに、配管等の誤接続や接続忘れ等を防止することができ、抽出不良の発生を防止することができる。
これによれば、蓋体に原料の投入、湯の投入、湯気引き、循環撹拌を行う配管等を接続することで、蓋体のみに配管を設置することができる。
これによれば、サブカバーの湯気引き孔にフィルタを設けているので、湯気引き口および湯気引き孔から湯気を排出する際に、シリンダの上部に存在する原料が湯気とともに排出してしまうことを防止することができ、この原料をフィルタにより捕捉することができる。また、湯気引き孔にフィルタを設けることで、別途フィルタを設ける必要がなく、製造コストの低減を図ることができ、さらに、清掃部品を低減させることにより、ランニングコストの低減を図ることができる。
図1は、本発明の実施の形態に係る飲料抽出装置1の正面図である。図2は、本実施の形態の飲料抽出装置の斜視図である。
なお、図1における飲料抽出装置1の正面視を基準として、右側を右、左側を左、上側を上、下側を下、奥側を後、手前側を前、と定義する。また、飲料抽出装置1における前後の方向を前後方向とし、飲料抽出装置1における左右の方向を左右方向とし、飲料抽出装置1における上下の方向を高さ方向とする。
本実施の形態に係る飲料抽出装置1は、ドリップによりコーヒー飲料を抽出する装置である。飲料抽出装置1は、フィルターブロック16上で、ペーパーフィルタ10を介してコーヒー飲料をドリップにより抽出可能な装置である。
このペーパーフィルタ収容部11には、ロール状に巻かれたペーパーフィルタ10が収容されている。ペーパーフィルタ収容部11の右側であって、飲料抽出装置1の中央部には、フィルターブロック16が備えられている。フィルターブロック16は、図示しない駆動機構により、昇降自在とされている。
フィルターブロック16の上面には、その中央部にフィルタ部18が設けられている。
シリンダ21は、胴部26と、凹部27と、頭部28と、を備える。胴部26の下端26aは、フィルターブロック16が上昇した時、ペーパーフィルタ10を介してパッキン17と密着する。なお、この胴部26の下端26aで囲まれるペーパーフィルタ10がフィルタ部18に相当する。
シリンダ21の胴部26は、支持アーム22と係合する係合部23を備える。胴部26は、支持アーム22と係合することにより、支持アーム22により支持されている。支持アーム22は、飲料抽出装置1内の後部に配置される筐体29に固定されている。
カバー部材40は、平面視において、シリンダ21の頭部28の全体を覆う大きさを備えるメインカバー41を備えている。
サブカバー49には、原料投入口43に対応する原料投入孔(図示せず)、湯投入口44に対応する湯投入孔156、湯気引き口45に対応する湯気引き孔157、循環撹拌投入口47に対応する循環撹拌投入孔158がそれぞれ形成されている。
湯気引き孔157には、フィルタ159が設けられている。
本実施の形態においては、ポンプ46を正方向に駆動することにより、シリンダ21内において抽出したコーヒー飲料を下配管73、ポンプ46、上配管71を循環させてシリンダ21内に再投入することにより、飲料によりシリンダ21内の原料と湯を撹拌混合する循環撹拌を行うことができる。
ペーパーフィルタ収容部11に収容されたペーパーフィルタ10は、フィルターブロック16の上面を案内された後、第1の案内ローラ(案内部)50により下方に向けて案内され、第2の案内ローラ(案内部)51により搬送装置60に向けて案内されるように構成されている。
そして、飲料の抽出が終了した抽出カスは、第1の案内ローラ(案内部)50によりペーパーフィルタ10を下方に案内することにより、自然落下により収容部30の図1において右側に溜められる。一方、抽出カスが除去されたペーパーフィルタ10は、搬送装置60により搬送されて収容部30の図1において、左側に蓄積される。
シリンダ21内に、原料投入口43から原料を投入する。原料が投入されたら、シリンダ21内に、湯投入口44から湯を投入する。これにより、シリンダ21内においてコーヒー飲料が抽出される。
次いで、ポンプ46を正方向に稼働させることにより、シリンダ21内において抽出されたコーヒー飲料は、シリンダ21内から下配管73、ポンプ46、上配管71と流れ、循環撹拌投入口47から再びシリンダ21内に投入され、循環撹拌が行われる。
循環撹拌が終了すると、ポンプ46を逆方向に稼働させることにより、上配管71と下配管73に溜まった抽出されたコーヒー飲料を吐出口59からシリンダ21内に戻す。
これにより、循環撹拌によりシリンダ21内において原料と抽出されたコーヒー飲料とを十分に撹拌した後、さらに原料と抽出されたコーヒー飲料とを撹拌するため、シリンダ21内全体の効率よい撹拌を促進できる。
コーヒー飲料の抽出過程が終了したら、ポンプ46を正方向に稼働することにより、シリンダ21内の飲料を、飲料提供配管80を介して、飲料抽出装置1の使用者に提供する。
本実施の形態においては、シリンダ21とメインカバー41との間にサブカバー49を設けているので、飲料の抽出により発生する湯気は、サブカバー49の下面側に付着することになり、湯気により付着する原料の細粉もサブカバー49の下面側に付着することになる。
そのため、サブカバー49を取り外して、清掃することにより、飲料の抽出の際に付着した原料細粉や湯気等による水分を容易に除去することができる。このとき、サブカバー49を取り外すだけで清掃することができるので、メインカバー41に接続されている上配管71等を取り外す必要がなく、効率よく清掃作業を行うことが可能となる。
これにより、飲料の抽出時に発生する湯気や原料の細粉がサブカバー49に付着することになるので、サブカバー49を取り外すだけで、清掃を行うことができる。また、配管等を取り外す作業が不要となり、清掃作業を効率よく行うことができる。さらに、配管等の誤接続や接続忘れ等を防止することができ、抽出不良の発生を防止することができる。
これにより、メインカバー41に原料の投入、湯の投入、湯気引き、循環撹拌を行う配管等を接続することで、メインカバー41のみに配管を設置することができる。
これにより、サブカバー49の湯気引き孔157にフィルタ159を設けているので、湯気引き口45および湯気引き孔157から湯気を排出する際に、シリンダ21の上部に存在する原料が湯気とともに排出してしまうことを防止することができ、この原料をフィルタ159により捕捉することができる。また、湯気引き孔157にフィルタ159を設けることで、別途フィルタ159を設ける必要がなく、製造コストの低減を図ることができ、さらに、清掃部品を低減させることにより、ランニングコストの低減をはかることができる。
10 ペーパーフィルタ
11 ペーパーフィルタ収容部
16 フィルターブロック
17 パッキン
18 フィルタ部
21 シリンダ
22 支持アーム
29 筐体
41 メインカバー
43 原料投入口
44 湯投入口
45 湯気引き口
46 ポンプ
47 循環撹拌投入口
49 サブカバー
156 湯投入孔
157 湯気引き孔
158 循環撹拌投入孔
159 フィルタ
Claims (3)
- シリンダ内に飲料の原料と湯を投入し、ペーパーフィルタを介して飲料を抽出する飲料抽出装置において、
前記シリンダの上部にメインカバーを設置し、前記シリンダと前記メインカバーとの間にサブカバーを着脱自在に設けたことを特徴とする飲料抽出装置。 - 前記メインカバーは、前記シリンダ内に原料を投入する原料投入口と、前記シリンダ内に湯を投入する湯投入口と、前記シリンダ内の湯気を引く湯気引き口と、前記原料を抽出するために飲料を循環撹拌させるための循環撹拌投入口と、を備えていることを特徴とする請求項1に記載の飲料抽出装置。
- 前記サブカバーは、前記原料投入口に対応する原料投入孔と、前記湯投入口に対応する湯投入孔と、前記湯気引き口に対応する湯気引き孔と、前記循環撹拌投入口に対応する循環撹拌投入孔とを備え、
前記湯気引き孔には、フィルタが設けられていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の飲料抽出装置。
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JP2017246275A JP2019111071A (ja) | 2017-12-22 | 2017-12-22 | 飲料抽出装置 |
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- 2017-12-22 JP JP2017246275A patent/JP2019111071A/ja active Pending
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