JP2019110423A - 撮影装置、制御方法及びプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】出力設定が変更される場合においても、外部表示装置にスムーズに撮影画像を表示させることを目的とする。【解決手段】出力設定の異なる複数の撮影モードを有し、モードダイヤルの回転により撮影モードを選択可能な撮影装置であって、モードダイヤルの回転により撮影モードが変更されたときに、モードガイドの表示が有効の場合には、変更前の撮影モードに対応する出力設定でモードガイドを外部表示装置へ出力し、モードガイドの表示が無効の場合には、モードダイヤルにより変更された撮影モードに対応する出力設定に変更して、撮影画像を外部表示装置へ出力するよう制御する出力制御手段を有することを特徴とする。【選択図】図6

Description

本発明は、外部表示装置に撮影画像を出力する撮影装置、制御方法及びプログラムに関する。
従来、HDMI(High−Definition Multimedia Interface)(登録商標)と呼ばれる通信インターフェースが提案されている。HDMI規格に準拠した通信システムは、ソース(Source)装置とシンク(Sink)装置とを有する。ソース装置は、映像データをHDMIインターフェースを介して送信することができる。シンク装置は、ソース装置からの映像データをHDMIインターフェースを介して受信し、受信した映像データを表示器に表示することができる。特許文献1には、シンク装置に対応する解像度を示す情報を含むEDID(Extended Display Identification Data)をシンク装置から取得するソース装置が開示されている。このソース装置は、シンク装置から取得したEDIDを用いてシンク装置に表示させるためのデータを生成する。
また、UHD(Ultra High Definition)、FHD(Full High Definition)、SD(Standard Definition)など複数の解像度に対応することができるソース装置、シンク装置が知られている。デジタルカメラには撮影モードを切り替えるためのダイヤル装置が付随しており、ダイヤルを操作することで、静止画、動画などの撮影モードを切り替えることができる。
特開2009−77347号公報
しかしながら、ソース装置は、シンク装置からの信号をUHDからFHD、FHDからSD、またはSDからFHDなど変更する際、瞬時に切り替えを行えず、しばらく消灯した後に表示を開始することとなる。このため、例えば静止画撮影と動画記録のライブビュー映像の解像度が異なる場合、ソース装置とシンク装置の映像の解像度を一致させる必要があり、モードダイヤルを操作する度に、シンク装置が再表示するまでユーザを待たせてしまうという問題があった。
本発明はこのような問題点に鑑みなされたもので、出力設定が変更される場合のユーザビリティを向上させることを目的とする。
そこで、本発明は、撮影装置であって、出力設定の異なる複数の撮影モードを有し、モードダイヤルの回転により撮影モードを選択可能な撮影装置であって、前記モードダイヤルの回転により撮影モードが変更されたときに、モードガイドの表示が有効の場合には、変更前の撮影モードに対応する出力設定で前記モードガイドを前記外部表示装置へ出力し、前記モードガイドの表示が無効の場合には、前記モードダイヤルにより変更された撮影モードに対応する出力設定に変更して、撮影画像を前記外部表示装置へ出力するよう制御する出力制御手段を有することを特徴とする。
本発明によれば、出力設定が変更される場合のユーザビリティを向上させることができる。
通信システムを示す図である。 撮影装置の外観図である。 表示部に表示される画面の説明図である。 モード切替時の処理を示すフローチャートである。 映像データ送信処理を示すフローチャートである。 モード切替処理を示すフローチャートである。
以下、本発明の実施形態について図面に基づいて説明する。
図1は、本実施形態に係る通信システムを示す図である。本実施形態の通信システムは、図1に示すように、撮影装置100と外部表示装置200とが、接続ケーブル500、分配器400及び接続ケーブル600を介して通信可能に接続されている。また、撮影装置100と記録装置300とが、接続ケーブル500、分配器400及び接続ケーブル700を介して通信可能に接続されている。撮影装置100、外部表示装置200、記録装置300及び分配器400は、HDMI(High−Definition Multimedia Interface)(登録商標)規格に対応する通信を行うことができるデバイスである。接続ケーブル500、接続ケーブル600及び接続ケーブル700は、HDMI規格に対応する通信インターフェースである。
接続ケーブル500には、DDC(Display Data Channel)ライン501及びTMDS(Transition−Minimized Differential Signaling)ライン502が含まれている。さらに、接続ケーブル500には、CEC(Consumer Electronics Control)ライン503が含まれている。同様に、接続ケーブル600には、DDCライン601、TMDSライン602及びCECライン603が含まれている。同様に、接続ケーブル700には、DDCライン701、TMDSライン702及びCECライン703が含まれている。
なお、撮影装置100は、デジタル一眼レフカメラ、デジタルスチルカメラやデジタルビデオカメラ等の撮像デバイスとする。他の例としては、撮影装置100は、撮影部を備えた、携帯電話やスマートフォン等のデバイスであってもよい。また、外部表示装置200は、テレビ、パーソナルコンピュータやプロジェクタ等のデバイスとする。他の例としては、外部表示装置200は、表示デバイスであってもよい。記録装置300は、レコーダやハードディスクドライブ等のデバイスとする。
次に、撮影装置100について説明する。撮影装置100は、CPU(Central Processing Unit)101、メモリ102、通信部103、撮像部104、画像処理部105、記録部106、表示部107及び操作部108を有する。CPU101は、メモリ102に格納されているコンピュータプログラムに従って、撮影装置100の動作を制御する。CPU101は、外部表示装置200から取得した外部表示装置200のデバイス情報を解析することにより、外部装置の200の画像表示能力及び音声処理能力を知ることができる。
外部表示装置200のデバイス情報とは、外部表示装置200に記録されているEDID(Extended display identification data)またはE−EDID(Enhanced EDID)である。EDID及びE−EDIDにはいずれも、外部表示装置200の識別情報、外部表示装置200がサポートしている解像度、走査周波数、アスペクト比、色空間などに関する情報等が含まれている。E−EDIDは、EDIDを拡張したものであり、EDIDよりも多くの能力情報を含む。例えば、E−EDIDには、外部表示装置200がサポートしている映像データ及び音声データのフォーマットなどに関する情報が含まれている。以下、EDID及びE−EDIDをいずれも「EDID」と呼ぶ。
外部表示装置200から接続ケーブル500、分配器400及び接続ケーブル600を介して、EDIDを取得した撮影装置100は、DDCライン501を介して取得したEDIDを解析する。撮影装置100は、EDIDの解析結果から外部表示装置200の画像表示能力、音声処理能力などを知ることができる。さらに、撮影装置100は、外部表示装置200の画像表示能力及び音声処理能力に適した映像データ及び音声データを生成することができる。
メモリ102は、CPU101のワークエリアとして機能する。メモリ102には、外部表示装置200から取得したEDID、撮影装置100に関する情報及びCPU101による解析の結果等も格納される。なお、CPU101のワークエリアは、メモリ102に限られるものではなく、ハードディスクドライブ等の外部メモリ等であってもよい。
通信部103は、接続ケーブル500を接続するための接続端子(コネクタ)を有する。通信部103は、DDCライン501、分配器400及びDDCライン601を介して外部表示装置200からEDIDを取得する。外部表示装置200から取得されたEDIDは、CPU101に供給される。通信部103は、データ送信部103a及びコマンド処理部103bを有する。データ送信部103aは、外部表示装置200の表示能力に適した映像データ、外部表示装置200の音声処理能力に適した音声データ及び補助データを、TMDSライン502、分配器400及びTMDSライン602を介し外部表示装置200に送信する。データ送信部103aによって外部表示装置200に送信される映像データ及び音声データは、外部表示装置200から取得されるEDIDに応じて生成される。
撮影装置100が撮影モードである場合、撮像部104により生成され、かつ、画像処理部105により画像処理が行われた映像データがデータ送信部103aによって外部表示装置200に送信される。この場合、不図示のマイクロフォンによって生成された音声データも映像データとともにデータ送信部103aによって外部表示装置200に送信される。撮影装置100が再生モードである場合、記録部106により記録媒体106aから読み出され、かつ、画像処理部105により画像処理が行われた映像データがデータ送信部103aによって外部表示装置200に送信される。この場合、記録部106により記録媒体106aから読み出された音声データも映像データとともにデータ送信部103aによって外部表示装置200に送信される。
撮影装置100が撮影モードであり、かつ、所定の通信モードであるとする。この場合、撮像部104によるライブビュー撮影によって生成され、かつ、画像処理部105による画像処理が行われた映像データがデータ送信部103aによって、外部表示装置200に送信される。この場合、さらにデータ送信部103aによって映像データとともに音声データが外部表示装置200に送信されてもよい。なお、撮影装置100が撮影モードであり、かつ、所定の通信モードである場合、データ送信部103aによって送信される映像データには、撮影に関する情報等の補助データが重畳されないようにする。なお、撮影に関する情報には、撮影日時を示す情報、撮影地点を示す情報、オートフォーカスに関する情報、自動露出に関する情報、シャッタースピードに関する情報等が含まれる。
撮影装置100は、撮影モードであり、かつ、所定の通信モードである場合、スルー映像を外部に送信する。なお、スルー映像とは、撮像部104によるライブビュー撮影によって生成され、かつ、画像処理部105による画像処理が行われた映像データを含む。また、スルー映像は、レリーズの指示が撮影装置100に行われる前に、撮像部104及び画像処理部105によって生成される映像データを含む。また、スルー映像は、撮像部104及び画像処理部105によって生成される映像データを記録媒体106aに記録させるための指示が撮影装置100に行われる前に、撮像部104及び画像処理部105によって生成される映像データを含む。
コマンド処理部103bは、CECライン503、分配器400及びCECライン603を介して接続される外部表示装置200に、CECプロトコルに対応するコマンドを送信することができる。さらに、コマンド処理部103bは、CECライン503、分配器400及びCECライン603を介して接続される外部表示装置200からCECプロトコルに対応するコマンドを受信することができる。また、コマンド処理部103bは、CECライン503、分配器400及びCECライン703を介して接続される記録装置300に、CECプロトコルに対応するコマンドを送信することができる。さらに、コマンド処理部103bは、CECライン503、分配器400及びCECライン703を介して接続される記録装置300からCECプロトコルに対応するコマンドを受信することができる。
なお、コマンド処理部103bは、外部表示装置200及び記録装置300のいずれか一つから受信したコマンドをCPU101に供給することができる。CPU101は、コマンド処理部103bから供給されるコマンドを解析し、その解析結果に応じて、撮影装置100を制御する。なお、外部表示装置200及び記録装置300のいずれか一つに送信するコマンドは、CPU101によって生成される。CPU101は、コマンド処理部103bから供給されるコマンドを解析し、その解析結果に応じて、撮影装置100を制御する。
撮像部104は、不図示のレンズユニットを介して入射した被写体の光学像から静止画データや動画データ等の映像データを生成する。撮像部104によって生成された映像データは、画像処理部105に供給される。
画像処理部105は、撮像部104、メモリ102及び記録部106のいずれか一つから供給される映像データに画素補間処理や色変換処理等の画像処理を行う。さらに、画像処理部105は、適応離散コサイン変換(ADCT)等により映像データを圧縮し、圧縮された映像データを伸長する圧縮伸長手段を有する。なお、映像データを圧縮する方式として、JPEG方式、MPEG方式、RAW方式等が挙げられる。撮像部104、メモリ102及び記録部106のいずれか一つから供給される映像データは、圧縮伸長手段によって、圧縮処理または伸長処理が行われ、記録部106及び通信部103のいずれか一つに出力される。
また、画像処理部105は、外部表示装置200から取得したEDIDに基づいて、撮像部104、メモリ102及び記録部106のいずれか一つから供給された映像データから外部表示装置200の画像表示能力に適した映像データを生成する。この場合、画像処理部105は、EDIDに基づいて生成した映像データを通信部103及び記録部106の少なくとも一つに供給する。
記録部106は、撮像部104によって生成され、画像処理部105によって画像処理が行われた映像データを記録媒体106aに記録する。さらに、記録部106は、不図示のマイクロフォン部によって生成された音声データを記録媒体106aに記録する。また、記録部106は、記録媒体106aに記録されている映像データ及び音声データの少なくとも一つを記録媒体106aから読み出す。記録部106によって記録媒体106aから読み出された映像データは画像処理部105に供給される。記録媒体106aは、撮影装置100に内蔵されているメモリあってもよく、撮影装置100に着脱可能な外部メモリであってもよい。また、記録媒体106aは、メモリカードであってもよく、ハードディスクドライブであってもよい。
表示部107は、液晶ディスプレイなどの表示器により構成される。表示部107は、撮影装置100が撮影モードである場合、撮像部104によって生成された映像データを表示する。また、撮影装置100が再生モードである場合、表示部107は、記録媒体106aから読み出された映像データを表示する。操作部108は、撮影装置100を操作するためのユーザインターフェースを提供する。操作部108は、撮影装置100を操作するための電源ボタン、モード変更ボタン、シャッターボタン、十字ボタン、メニューボタン等を有し、各ボタンはスイッチ、タッチパネル等により構成される。
CPU101は、操作部108を介して入力されたユーザの指示に従って撮影装置100を制御することができる。ユーザによって操作部108のボタンが操作された場合、操作部108から各ボタンに応じた操作信号がCPU101に入力される。CPU101は、操作部108から入力された操作信号を解析し、解析結果に応じて操作信号に対応した処理を判定する。CPU101は、操作部108から入力された操作信号に対応した処理を実行するように撮影装置100を制御する。ユーザは、操作部108を用いて、撮影装置100を撮影モード及び再生モードのいずれか一つに設定することができる。なお、撮影装置100が撮影モードである場合、ユーザは、操作部108を用いて、撮影装置100を所定の通信モードに設定するか否かを選択することができる。
撮影モード切り換えダイヤル(以下モードダイヤルと呼ぶ)111、シャッタースイッチ106は、CPU101に各種の動作指示を入力するための操作手段である。モードダイヤル111は、撮影装置100の撮影動作モードを静止画全自動モード、静止画シーンモード、静止画応用モード、動画モードなどに切り換える。モードと各モードに含まれる詳細モードについては後述する。また切り換え方法についても後述する。
分配器400は、撮影装置100から外部表示装置200に送信される映像データ、音声データ及び補助データをTMDSライン502を介して受信し、受信したデータを外部表示装置200及び記録装置300に供給する。撮影装置100によって送信された映像データは、TMDSライン502、分配器400及びTMDSライン602を介して外部表示装置200に供給される。さらに、撮影装置100によって送信された映像データは、TMDSライン502、分配器400及びTMDSライン702を介して記録装置300に供給される。なお、撮影装置100によって送信された音声データ及び補助データも、撮影装置100によって送信された映像データと同様である。
次に、外部表示装置200について説明する。外部表示装置200は、撮影装置100から受信した映像データを不図示のディスプレイに表示し、撮影装置100から受信した音声データを不図示のスピーカから出力する。外部表示装置200は、EDIDを記録する。さらに、外部表示装置200は、外部表示装置200の表示設定が変更された場合、変更された後の表示設定に応じて、EDIDに含まれる情報を書き換える。
次に、記録装置300について説明する。記録装置300は、CPU301、画像処理部302、通信部303、記録部304、操作部305及びメモリ306を有する。CPU301は、メモリ306に記録されているコンピュータプログラムに従って記録装置300の動作を制御する。画像処理部302は、通信部303から供給される映像データに対してさまざまな画像処理を行う。画像処理部302によって画像処理が行われた映像データは、記録部304に供給される。通信部303は、接続ケーブル700を接続するための接続端子を有する。通信部303は、撮影装置100から送信された映像データ、音声データ及び補助データをTMDSライン702を介して受信する。通信部303によって撮影装置100から受信した映像データは、画像処理部302に供給される。通信部303によって撮影装置100から受信した音声データは、特定の処理が行われてから記録部304に供給される。通信部303によって撮影装置100から受信した補助データは、CPU301に供給される。
記録部304は、画像処理部302で画像処理が行われた映像データを記録媒体304aに記録する。また、記録部304は、通信部303から供給された音声データを記録媒体304aに記録する。記録媒体304aは、記録装置300に内蔵されているメモリであってもよく、記録装置300に取り外し可能な外部のメモリであってもよい。操作部305は、記録装置300を操作するためのユーザインターフェースを提供する。なお、撮影装置100から外部表示装置200に送信される映像データ、音声データ及び補助データと同一のデータが記録装置300にも撮影装置100から分配器400を介して送信されるものとする。
分配器400は、外部表示装置200及び記録装置300に外部接続されるものであってもよい。また、外部表示装置200は、分配器400及び記録装置300を含むものであってもよい。また、外部表示装置200は、分配器400を含み、記録装置300と外部接続されるものであってもよい。なお、分配器400は、撮影装置100から出力される映像データ、音声データ及び補助データの少なくとも一つを外部表示装置200及び記録装置300に供給するものであればよい。
図2(a)は、撮影装置100の背面図である。図2(b)は、撮影装置100の上面図である。カメラの電源をON/OFFする電源ボタン118と、モードダイヤル111は回転部材となっている。モードダイヤル111の周囲には撮影モードアイコン202が印刷されている。モードダイヤルを回転させることで指標203が指し示す撮影モードに切り換えることができる。
次に撮影モードの説明をする。モードには前述の静止画全自動モード、静止画シーンモード、静止画応用モード、動画モードがある。切り換えはモードダイヤル111を用いて行う。静止画シーンモードには、人物の撮影に適したポートレートモード、風景のような遠景の撮影に適した風景モード、近く被写体にクロースアップして接写をするのに適したマクロモード、動く被写体の撮影に適したスポーツモードなどがある。
静止画応用モードには、M(マニュアル)モード、TV(シャッター優先AE)モード、AV(絞り優先AE)モード及びP(プログラムAE)モードがある。Mモードは、シャッター速度、絞り値を任意に設定できるモードである。TVモードは、任意のシャッター速度を選択すると被写体の明るさから適切な絞り値を自動的に選択するモードである。AVモードは、任意の絞り値を選択すると被写体の明るさから適切なシャッター速度を自動選択するモードである。Pモードは、被写体の明るさからシャッター速度と絞り値を自動的に選択するモードである。動画モードには露出を自動的に決定する動画Pモードと露出を任意に設定することができる動画Mモードある。
図3は、表示部107に表示される画面の説明図である。図3(a)の画面310は、TVモードにおけるライブビュー画面である。図3(b)の画面320は、TVモードの撮影モードガイド画面である。ここで、撮影モードガイド画面とは、撮影モードの説明等を表示する画面である。図3(c)の画面330は、動画モードのライブビュー画面である。図3(d)の画面340は、動画モードの撮影モードガイド画面である。外部表示装置200には、表示部107に表示される画面と同一の画面が同期して表示されるものとする。
図4は、静止画モード(TVモード)から動画モードへ切り替える処理を示すフローチャートである。なお、処理の開始時点においては、図3(a)に示す画面310が表示されている。S401において、CPU101は、撮影モードが変更されたか否かを判定する。CPU101は、具体的には、前回記憶された撮影モード、すなわち直前に設定されていた撮影モードと、処理時点において新たに設定された撮影モードと、を比較し、両者が異なる場合に撮影モードが変更されたと判定する。CPU101は、撮影モードが変更された場合には(S401でYES)、処理をS402へ進める。CPU101は、撮影モードが変更されていない場合には(401でNO)、処理を終了する。
S402において、CPU101は、新しい撮影モードを記憶する。次に、S403において、CPU101は、撮影モードガイドの表示が有効か無効かを判定する。CPU101は、撮影モードガイドの表示が有効な場合には(S403でYES)、処理をS404へ進める。CPU101は、撮影モードガイドの表示が無効な場合には(S403でNO)、処理をS405へ進める。なお、撮影モードガイドの表示の有効無効は、CPU101により設定される。S404において、CPU101は、動画モードの撮影モードガイド画面である画面340(図4(d))を表示する。S405において、CPU101は、動画モード用のライブビュー画面である画面330(図4(c))を表示する。以上で処理が終了する。
図5は、映像データ送信処理を示すフローチャートである。S501において、CPU101は、撮影モードに設定され、かつ所定の通信モードであるか否かを判定する。CPU101は、撮影モードに設定されており、かつ所定の通信モードである場合には(S501でYES)、処理をS502へ進める。CPU101は、撮影モードに設定されていない場合及び所定の通信モードでない場合の少なくともいずれかを満たす場合には(S501でNO)、待機する。
S502において、CPU101は、ライブビュー撮影を開始するための処理を行う。この場合、被写体光が撮像部104に含まれる不図示の撮像素子に導かれ、撮像素子によって撮像データが生成される。撮像素子によって生成された撮像データは、撮像部104に含まれるA/Dコンバータによってデジタルデータに変換され、画像処理部105に供給される。画像処理部105に供給されたデジタルデータは、画像処理部105によって所定の画素補間処理や色変換処理が行なわれる。このとき、画像処理部105によってデジタルデータに対して行われる画素補間処理は、撮影装置100において、予め設定された映像データの記録設定に基づいて行われる。なお、映像データの記録設定は、ユーザが操作部108を用いて変更することができる。このため、ユーザは、操作部108を用いて映像データの記録設定を変更することによって、外部表示装置200に送信するための映像データに対して行う補間方法を変更することができる。
なお、映像データの記録設定がFHD(Full High Definition)に設定されている場合、画素補間処理が行われた後の映像データは、FHDの解像度(1920×1080ピクセル)に対応する。また、映像データの記録設定がSD(Standard Definition)に設定されている場合、画素補間処理が行われた後の映像データはSDの解像度(最大720×480または、最大720×576ピクセル)に対応する。
画像処理部105によって画素補間処理や色変換処理が行われたデジタルデータは、映像データとしてメモリ102に格納される。この場合、本フローチャートは、S202からS203に進む。なお、S202において、撮像部104及び画像処理部105は、オートフォーカス処理、自動露出処理やホワイトバランス処理等を行ってもよい。なお、画像処理部105は、デジタルデータに対して、映像データの記録設定に応じて画素補間処理を行う。また、画像処理部105は、デジタルデータに対して、外部表示装置200から取得されたEDIDの解析結果に応じて、画素補間処理以外の画像処理を行ってもよい。
次に、S503〜S505において、CPU101は、外部表示装置200に映像データを送信するための設定処理を行う。具体的には、まずS503において、CPU101は、外部表示装置200からEDIDを取得したか否かを判定する。CPU101は、EDIDを取得したと判定するまで待機し、EIDを取得したと判定された場合(S503でYES)、処理をS504へ進める。
S504において、CPU101は、外部表示装置200から取得したEDIDを解析する。CPU101によって解析されたEDIDの解析結果は、メモリ102に記録される。次に、S505において、CPU101は、撮像部104及び画像処理部105によって生成される映像データの出力設定として解像度を検出し、EDIDの解析結果から外部表示装置200によって設定されている出力設定としての解像度を検出する。撮像部104及び画像処理部105は、撮影装置100で設定されている解像度に対応する映像データを生成する。なお、撮影装置100で設定されている解像度は、ユーザが操作部108を介して、解像度を変更するための操作を行った場合に変更される。外部表示装置200によって設定されている解像度は、外部表示装置200が映像データの表示を行う際の解像度である。
次に、S506において、CPU101は、S502の処理でメモリ102に格納された映像データを外部表示装置200に送信するようにデータ送信部103aを制御する。この場合、音声データ及び補助データも、映像データとともに外部表示装置200に送信されるようにしてもよい。S506の処理で撮影装置100から送信された映像データは、分配器400を介して、外部表示装置200及び記録装置300に供給される。CPU101は、映像データを送信する前に、CECライン503を介して、映像データを送信することを通知するためのコマンドを外部表示装置200及び記録装置300に送信するようにコマンド処理部103bを制御する。映像データを送信することを通知するためのコマンドは、例えば、CECプロトコルに規定されている<Active Source>メッセージである。また、映像データを送信することを通知するためのコマンドは、ベンダーコマンドであってもよい。
映像データの送信が開始されると、CPU101は、処理をS507へ進める。S507において、CPU101は、ライブビュー撮影の終了を指示するための操作が操作部108に対して行われたか否かを判定する。CPU101は、ライブビュー撮影の終了を指示するための操作が操作部108に対して行われたと判定した場合(S507でYES)、処理をS508へ進める。CPU101は、ライブビュー撮影の終了を指示するための操作が操作部108に対して行われていないと判定した場合(S507でNO)、処理をS506へ進める。
なお、ライブビュー撮影の終了を指示するための操作が行われていない場合(S507でNO)において、外部表示装置200の解像度に関する設定や外部表示装置200の画素に関する設定が変更されたとする。この場合には、撮影装置100は、再び、外部表示装置200からEDIDを取得する。その後、CPU101は、S203の設定処理を行ってから外部表示装置200に映像データを送信するための処理を行う。
また、ライブビュー撮影の終了を指示するための操作が行われていない場合(S507でNO)において、撮影装置100において、映像データの記録設定が変更されたとする。この場合、撮影装置100は、再びS503〜S505の設定処理を行う。さらに、この場合、撮影装置100は、S503〜S505の設定処理が行われてから外部表示装置200に映像データを送信するための処理を行う。
また、ライブビュー撮影の終了を指示するための操作が行われていない場合(S507でNO)において、外部表示装置200と異なる装置に映像データを送信するとする。この場合、撮影装置100は、映像データを送信する対象となる装置からEDIDを取得する。その後、CPU101は、S503〜S505の設定処理を行ってから外部に映像データを送信するための処理を行う。
S508において、CPU101は、ライブビュー撮影を終了するための処理を行う。この場合、CPU101は、被写体から映像データを生成する処理を停止するように撮像部104及び画像処理部105を制御する。さらに、CPU101は、映像データの送信を停止するようにデータ送信部103aを制御する。以上で、映像データ送信処理が終了する。
なお、撮影装置100が一眼レフカメラである場合、S502において、CPU101は、撮像部104に含まれる不図示のミラーをアップさせることによって、被写体からの光が撮像素子に導かれるようにする。さらに、S508において、CPU101は、撮像部104に含まれる不図示のミラーをダウンさせることによって、被写体からの光が撮像素子に導かれないようにする。
図6は、モード切替処理を示すフローチャートである。S601において、CPU101は、モードダイヤル111が操作されたか否かを判定する。CPU101は、モードダイヤル111が操作されていない場合には(S601でNO)、待機し、モードダイヤルが操作された場合には(S601でYES)、処理をS602へ進める。S602において、CPU101は、撮影モードガイドの表示が有効か無効かを判定する。CPU101は、撮影モードガイドの表示が有効な場合には(S602でYES)、処理をS603へ進める。CPU101は、撮影モードガイドの表示が無効な場合には(S602でNO)、処理をS605へ進める。
S603において、CPU101は、撮影モードガイド画面(図3(b)の画面320又は図3(d)の画面340)を表示するよう制御する。次に、S604において、CPU101は、ユーザ操作に応じて撮影モードが設定されたか否かを判定する。なお、CPU101は、例えば、決定ボタン押下やシャッターボタン押下等予め設定されたユーザ操作が行われた場合に、撮影モードが設定されたと判定する。CPU101は、撮影モードが設定されていない場合には(S604でNO)、待機し、撮影モードが設定された場合には(S604でYES)、処理をS605へ進める。
S605において、CPU101は、処理時点において設定されている撮影モードに応じて、出力設定の変更が必要か否かを判定する。CPU101は、具体的には、処理時点において設定されていた撮影モードの出力設定と、新たに設定された撮影モードの出力設定が異なる場合に、出力設定の変更が必要と判定する。
モードダイヤル111により選択可能な複数の撮影モードは、互いに出力設定としての解像度が異なる撮影モードを含むものとする。なお、本実施形態においては、出力設定の一例として解像度について説明するが、他の例としては、出力設定は、フレームレートと、HDR又はSDRといった輝度信号のダイナミックレンジであってもよい。
CPU101は、出力設定の変更が必要と判定した場合には(S605でYES)、処理をS606へ進める。CPU101は、出力設定の変更が必要でないと判定した場合には(S605でNO)、処理を終了する。すなわち、CPU101は、出力設定の変更が必要でない場合には、処理時点において設定されている撮影モードに応じた出力設定で映像データの送信を継続する。S606において、CPU101は、出力設定を新たに設定された撮影モードの出力設定に変更する。次に、S607において、CPU101は、変更後の出力設定で映像データの送信を再開する。以上で、モード切替処理が終了する。
なお、S605〜S607の処理は、撮影モードガイドに応じた、撮影画像の出力制御処理の一例である。具体的には、モードダイヤルの回転により撮影モードが変更されたときに、モードガイドの表示が有効の場合には、変更前の撮影モードに対応する出力設定でモードガイドを外部表示装置へ出力するよう制御する処理の一例である。また、モードガイドの表示が無効の場合には、モードダイヤルにより変更された撮影モードに対応する出力設定に変更して、撮影画像を外部表示装置へ出力するよう制御する処理の一例である。
また、S607において、CPU101は、所定の操作を受け付けたことに応じて、撮影モードガイドの出力から撮影画像の出力に切り替えるよう制御してもよい。
また、CPU101は、撮影モードに対応する出力設定を変更可能であってもよい。本処理は、出力設定変更処理の一例である。
以上のように、実施形態に係る撮影装置100によれば、撮影モードガイドの表示が有効か否かに応じて、出力設定の変更を制御する。このため、撮影モードガイドを表示する前に外部表示装置200の解像度を変更する必要がなくなるため、スムーズに撮影モードを変更することができる。したがって、出力設定が変更される場合のユーザビリティを向上させることができる。
以上、本発明の好ましい実施形態について詳述したが、本発明は係る特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
(その他の実施例)
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
100 撮影装置
101 CPU
107 表示部
200 外部表示装置

Claims (10)

  1. 出力設定の異なる複数の撮影モードを有し、モードダイヤルの回転により撮影モードを選択可能な撮影装置であって、
    前記モードダイヤルの回転により撮影モードが変更されたときに、モードガイドの表示が有効の場合には、変更前の撮影モードに対応する出力設定で前記モードガイドを前記外部表示装置へ出力し、前記モードガイドの表示が無効の場合には、前記モードダイヤルにより変更された撮影モードに対応する出力設定に変更して、撮影画像を外部表示装置へ出力するよう制御する出力制御手段を有することを特徴とする撮影装置。
  2. 前記モードダイヤルの操作に応じて撮影モードが変更される時に、前記モードガイドの表示を有効にするか無効にするかを設定するための設定手段を有することを特徴とする請求項1に記載の撮影装置。
  3. 前記出力制御手段は、前記モードガイドの出力から撮影画像の出力に切り替えるときに、前記モードダイヤルにより変更された撮影モードに対応する出力設定に変更して、撮影画像を前記外部表示装置へ出力するよう制御することを特徴とする請求項1に記載の撮影装置。
  4. 前記出力制御手段は、所定の操作を受け付けたことに応じて、前記モードガイドの出力から撮影画像の出力に切り替えることを特徴とする請求項3に記載の撮影装置。
  5. 撮影モードに対応する出力設定を変更する出力設定変更手段を有することを特徴とする請求項1に記載の撮影装置。
  6. 前記出力設定は、解像度であることを特徴とする請求項1乃至5の何れか1項に記載の撮影装置。
  7. 前記出力設定は、フレームレートであることを特徴とする請求項1乃至5の何れか1項に記載の撮影装置。
  8. 前記出力設定は、輝度信号のダイナミックレンジであることを特徴とする請求項1乃至5の何れか1項に記載の撮影装置。
  9. 外部表示装置への撮影画像の出力設定の異なる複数の撮影モードを有し、モードダイヤルの回転により撮影モードを選択可能な撮影装置が実行する制御方法であって、
    前記モードダイヤルの回転により撮影モードが変更されたときに、モードガイドの表示が有効の場合には、変更前の撮影モードに対応する出力設定で前記モードガイドを前記外部表示装置へ出力し、前記モードガイドの表示が無効の場合には、前記モードダイヤルにより変更された撮影モードに対応する出力設定に変更して、撮影画像を前記外部表示装置へ出力するよう制御する出力制御ステップを含むことを特徴とする制御方法。
  10. 請求項1乃至8の何れか1項に記載の撮影装置の各手段として機能させるためのプログラム。
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