JP2019100160A - パネルの継手部材 - Google Patents

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【課題】 同一面に配列した複数枚のパネル突き合わせ側端面に隙間を生じないように介在する継手部材のていきょう。【解決手段】 継手部材は一定間隔をおいて表面部1と底面部2が繋ぎ部3によって繋がれた概略エ型断面の長尺材であり、上記表面部1の表面8、側端面10、及び下面11にかけてフィルム9を貼着することが出来るように、上記底面部2を構成する底片6,6の基部に軟質樹脂からなる繋ぎ5,5を設け、該繋ぎ5,5を介して上記底片6,6は下方へ折り曲げることが出来るようにしている。【選択図】 図1

Description

本発明はパネル壁を構成する場合、配列する複数枚のパネル間に介在して両パネルを連結する概略エ型断面の継手部材に関するものである。
図4は従来から一般的に使用されているエ型断面をしたパネル継手部材を表す斜視図である。同図に示すように継手部材(イ)は概略エ型断面を有す長尺材であり、所定の間隔をおいた表面部(ロ)と底面部(ハ)を有し、該表面部(ロ)と底面部(ハ)は繋ぎ部(ニ)にて連結され、互いに平行を成して長手方向に延びている。そして、表面部(ロ)と底面部(ハ)の間には空間(ホ)、(ホ)を繋ぎ部(ニ)の両側に設けていて、パネルは側端部を該空間(ホ)、(ホ)に嵌入して連結される。
図5は上記継手部材(イ)を介してパネル(ヘ)、(ヘ)を連結している場合の断面図を表している。左右のパネル(ヘ)、(ヘ)はその側端部(ト)、(ト)を空間(ホ)、(ホ)に嵌入し、その為に表面部(ロ)はパネル(ヘ)、(ヘ)の側端部(ト)、(ト)に被さっている。したがって、配列するパネル(ヘ)、(ヘ)は間に隙間を生じることはない。
継手部材(イ)が介在しない場合、両パネル(ヘ)、(ヘ)の先端となる突合せ面には必然的に隙間を生じるが、該継手部材(イ)を用いることで僅かな寸法誤差があっても隙間なく配列することが出来る。
ところで、パネル壁を構成するパネル(ヘ)、(ヘ)の表面色彩及び表面模様は用途によって多種多様化し、その為に継手部材(イ)の表面部(ロ)の外観色彩や模様がパネル(ヘ)に適合しない場合があり、両パネル(ヘ)、(ヘ)間に隙間が生じなくても外観及び意匠上の問題がある。そこで、上記表面部(ロ)の表面(チ)にフィルムやシートを貼着してパネル表面の色彩や模様と調和を図ることは可能である。
しかし、前記図4に示すようなエ型断面をした継手部材(イ)の表面部(ロ)にフィルムを貼着する作業は容易でなく、側端面(リ)、(リ)はまだしも、下面(ヌ)に該フィルムを貼り付けることは出来ない。
フィルムは表面部(ロ)の表面(チ)から両側端面(リ)、(リ)、及び下面(ヌ)、(ヌ)にわたって連続して貼着しなくてはならない。パネル(ヘ)、(ヘ)を空間(ホ)、(ホ)に嵌入した状態では、該表面部(ロ)はパネル表面に配置され、その為に、フィルムに僅かな貼り残しがあっても目立ってしまい、外観が損なわれる。また、下面(ヌ)にもフィルムが貼着されないならば、空間(ホ)にパネル(ヘ)を嵌入する際に該フィルムががれて表面部(ロ)の地肌が表面化する虞がある。
このように、パネル壁を構成する場合、連結されるパネル間の隙間を無くすための継手部材には上記のごとき問題がある。本発明が解決しようとする課題はこの問題点であり、エ型断面をした継手部材であっても、その表面部にパネルの外観と調和するフィルムやシートを貼り付けることが出来るパネル継手部材を提供する。
本発明に係るパネル継手部材は、前記図4に示した概略エ型断面の長尺材であり、表面部と底面部は繋ぎ部によって繋がれ、表面部と底面部は一定間隔を隔てて平行を成して長手方向に延びている。そして、繋ぎ部の両側にはパネル側端部が嵌入する空間を形成している。
材質は一般的に樹脂製であり、その一部に軟質樹脂を設け、底面部の両底片は軟質樹脂で構成している繋ぎを介して折り曲げることが出来る構造としている。
そして、表面部にはフィルム又はシートが貼着されるが、その領域は表面及び側端面はもとより、底面の一部にも貼り付けられ、空間にパネル側端部が嵌ることで継手部材の表面部の地肌は露出しないようになる。
ここで、継手部材の断面は概略エ型であるが、表面部と底面部の幅寸法は限定せず、また表面部と底面部との間隔も自由である。
本発明のパネル継手部材はその断面を概略エ型としているが、底面部を構成する両底片は繋ぎ部側となる基部付近に設けた軟質樹脂製の繋ぎを介して折畳まれる。その為に、表面部と底片との間に形成される空間は大きく拡大し、フィルム又はシートを貼着し易くなる。すなわち、表面部の表面及び側端面のみならず、下面であっても該フィルムやシートを貼り付けることが出来る。
そこで、貼り付けるフィルム又はシートの色彩並びに模様はパネルの表面に合わせることが出来、配列する複数枚のパネルは連続して間に継手部材が介在していることを見失うような外観となる。従来のように所々に介在する継手部材が目立って、複数枚のパネルによって構成されるパネル壁の外観が損なわれることなく、パネルと継手部材が調和したパネル壁となる。
本発明に係る継手部材を示す実施例。 本発明に係る継手部材で、底片が折り曲げられて下方へ延びている場合。 複数枚のパネルを配列して継手部材を介在した具体例。 従来の一般的なエ型継手部材。 従来のエ型継手部材にてパネルを連結した場合。
図1は本発明に係る継手部材を示す実施例であり、斜視図を表している。同図の1は表面部、2は底面部、3は繋ぎ部を示し、断面は概略エ型としている。ここで、表面部1の幅寸法は底面部2に比較して小さく成っているが、この幅寸法に関しては特に限定せず、また表面部1と底面部2の間隔についても自由であり、表面部1と底面部2との間には上記繋ぎ部3を間にして空間4,4を形成している。
エ型断面をした継手部材は上記表面部1、底面部2、及び繋ぎ部3を有して一体成形され、長手方向に連続して延びている。
該継手部材は硬質樹脂から成っているが、底面部2の繋ぎ部側には軟質樹脂製の繋ぎ5,5を有し、該繋ぎ5,5を介して底片6,6は外方向へ延びている。上記繋ぎ5は下面7が滑らかな凹状面をなしていて、その為に上記底片6が下方へ撓んで屈曲する場合に変形し易くしている。
本発明の継手部材は隣り合うパネルの間に介在して間の隙間を無くすと共にパネルとの調和がとれるように、該パネルと同系の色彩又は模様が形成される。そこで、表面部1の表面8にフィルム9が貼着される。
ところで、上記フィルム9は表面部1の表面8はもとより、両側端面10,10、さらに下面11,11にも貼り付けられる。すなわち、図1の点線で示しているように、繋ぎ部3付近の下面11,11を除いた全域にフィルム9が貼着される。
ところが、表面部1の下面11,11にフィルム9を貼着する場合、底面部2の底片6,6が邪魔になって、貼着作業が困難となる。
そこで、本発明の継手部材では、図2に示すように両底片6,6を下方へ折り曲げることが出来、この状態で表面部1にフィルム9を貼着することが出来る。両底片6,6が図2に示すように下方へ折れ曲がることで表面部1との間の空間4,4は拡大し、その為に表面部下面11,11にフィルム9を貼り付けることが可能となる。
上記繋ぎ5,5は軟質樹脂から成っていることで、底片6,6は下方へ折れ曲がることが出来、しかも繋ぎ6,6の下面7,7は凹状面と成っていることで、該繋ぎ5,5は下方へ撓み変形することが容易に出来る。
図3は本発明の継手部材Aを介して複数枚のパネル12,12・・・を連結した場合のパネル壁13を表している。パネル12,12・・・はその側端部14,14・・・が継手部材A,A・・・の空間4,4・・・に嵌入することで表面部1,1・・・はパネル12,12・・・に被さり、パネル間に隙間を生じることなく連結される。
そして、表面部1にはフィルム9が貼着されていて、該フィルム9はパネル表面の色彩及び模様と調和したものであって、その為に継手部材A,A・・・はパネル12,12・・・と調和することが出来、該継手部材A,A・・・が目立つことはない。
継手部材A,A・・・を介在することなく、一見してパネル12,12・・・だけで隙間なく配列したパネル壁13としての外観を呈すことが出来る。勿論、各パネル12,12・・・の間に介在する継手部材A,A・・・が目立つような色彩や模様となるようなフィルム9を貼着することもあり、この場合にはパネル壁13としての外観意匠が損なわれないように構成される。
ところで、本発明の継手部材Aを用いて構成するパネル壁13の用途は自由であり、例えば家具を構成する場合、又は建物の部屋の壁面を構成する場合もある。その為に、継手部材Aの寸法は用途に応じて変えることが出来、表面部1及び底面部2の幅寸法、繋ぎ部3の長さ、そしてパネル12の側端部が嵌入する空間4,4の大きさは限定しない。
A 継手部材
1 表面部
2 底面部
3 繋ぎ部
4 空間
5 繋ぎ
6 底片
7 下面
8 表面
9 フィルム
10 側端面
11 下面
12 パネル
13 パネル壁








Claims (2)

  1. 同一面に配列した複数枚のパネル突き合わせ側端面に隙間を生じないように介在する継手部材において、該継手部材は一定間隔をおいて表面部と底面部が繋ぎ部によって繋がれた概略エ型断面の長尺材であり、上記表面部の表面、側端面、及び下面にかけてフィルム又はシートを貼着することが出来るように、上記底面部を構成する底片の基部に軟質樹脂からなる繋ぎを設け、該繋ぎを介して上記底片は下方へ折り曲げることが出来るようにしたことを特徴とするパネル継手部材。
  2. 上記軟質樹脂製の繋ぎは、その下面を凹状面とした請求項1記載のパネル継手部材。



















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