JP2019095721A - アクセサリ装置、撮像装置、および通信制御プログラム - Google Patents
アクセサリ装置、撮像装置、および通信制御プログラム Download PDFInfo
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Abstract
【課題】高精度な通信制御が可能なアクセサリ装置を提供する。【解決手段】撮像装置(200)に着脱可能なアクセサリ装置(100)であって、撮像装置と通信を行うアクセサリ通信部(112)と、アクセサリ通信部を介した撮像装置との通信を制御するアクセサリ制御部(111)とを有し、アクセサリ通信部は、第一の通信方式および第二の通信方式で撮像装置との通信を行い、アクセサリ制御部は、第一の通信方式において、撮像装置から送信要求を受信した場合、アクセサリ装置の状態を示す情報を撮像装置に送信し、第二の通信方式において、アクセサリ装置の状態が変化した場合、アクセサリ装置の状態を示す情報を撮像装置に送信する。【選択図】図3
Description
本発明は、相互に通信が可能な撮像装置(カメラ本体)と交換レンズ等のアクセサリ装置に関する。
特許文献1には、外力によるズーム位置の変化を検知するため、常にズーム位置の変化を監視し、ズーム位置が変化した場合にはズームレンズの停止位置を初期化するズームレンズの位置制御装置が開示されている。特許文献2には、通常時には同期通信を行い、所定時には非同期通信(UART)を行う撮像装置が開示されている。
しかしながら、特許文献1に開示されたズームレンズの位置制御装置は、ズーム位置の変化後はズームレンズ内で初期化を行っているのみであり、ズーム位置の変化によるカメラ本体の影響を考慮していない。特許文献2には、交換レンズの駆動状態に応じて非同期通信でステータス情報を送ることが開示されているのみである。このため特許文献1および特許文献2の構成では、交換レンズの状態変化に応じてカメラ本体が素早く適切な制御を行うように高精度な通信制御を行うことができない。また、交換レンズ以外のアクセサリ装置にも同様の課題は生じ得る。
そこで本発明は、高精度な通信制御が可能なアクセサリ装置、撮像装置、および、通信制御プログラムを提供することを目的とする。
本発明の一側面としてのアクセサリ装置は、撮像装置に着脱可能なアクセサリ装置であって、前記撮像装置と通信を行うアクセサリ通信部と、前記アクセサリ通信部を介した前記撮像装置との前記通信を制御するアクセサリ制御部とを有し、前記アクセサリ通信部は、第一の通信方式および第二の通信方式で前記撮像装置との前記通信を行い、前記アクセサリ制御部は、前記第一の通信方式において、前記撮像装置から送信要求を受信した場合、前記アクセサリ装置の状態を示す情報を前記撮像装置に送信し、前記第二の通信方式において、前記アクセサリ装置の前記状態が変化した場合、前記アクセサリ装置の前記状態を示す情報を前記撮像装置に送信する。
本発明の他の側面としての撮像装置は、アクセサリ装置が着脱可能な撮像装置であって、前記アクセサリ装置と通信を行うカメラ通信部と、前記カメラ通信部を介した前記アクセサリ装置との前記通信を制御するカメラ制御部とを有し、前記カメラ通信部は、第一の通信方式および第二の通信方式で前記アクセサリ装置との前記通信を行い、前記カメラ制御部は、前記第一の通信方式において、前記アクセサリ装置へ送信要求を送信した場合、前記アクセサリ装置の状態を示す情報を前記アクセサリ装置から受信し、前記第二の通信方式において、前記アクセサリ装置の前記状態が変化した場合、前記アクセサリ装置の前記状態を示す情報を前記アクセサリ装置から受信する。
本発明の他の側面としての通信制御プログラムは、撮像装置に着脱可能なアクセサリ装置のコンピュータに、第一の通信方式で撮像装置との通信を行うステップと、第二の通信方式で前記撮像装置の通信を行うステップとを実行させる通信制御プログラムであって、前記第一の通信方式による前記通信を行うステップにおいて、前記撮像装置から送信要求を受信した場合、前記アクセサリ装置の状態を示す情報を前記撮像装置に送信し、前記第二の通信方式による前記通信を行うステップにおいて、前記アクセサリ装置の前記状態が変化した場合、前記アクセサリ装置の前記状態を示す情報を前記撮像装置に送信する。
本発明の他の目的及び特徴は、以下の実施例において説明される。
本発明によれば、高精度な通信制御が可能なアクセサリ装置、撮像装置、および、通信制御プログラムを提供することができる。
以下、本発明の実施例について、図面を参照しながら詳細に説明する。各図において、同一の部材については同一の参照符号を付し、重複する説明は省略する。
図1は、本発明の実施例1における撮像装置としてのカメラ本体200と、これに取り外し可能(着脱可能)に装着されたアクセサリ装置としての交換レンズ(レンズ装置)100とを含む撮像システム(カメラシステム)の構成を示している。ただし、アクセサリ装置は交換レンズ100に限定されるものではなく、本実施例はカメラ本体200に着脱可能な他のアクセサリ装置にも適用可能である。
カメラ本体200と交換レンズ100は、それぞれが有する通信部を介して制御命令や内部情報の伝送を行う。また、それぞれの通信部は複数の通信フォーマットをサポートしており、通信データの種類や通信目的に応じて互いに同期して同一の通信フォーマットに切り替えることにより、様々な状況に対する最適な通信フォーマットを選択することが可能となっている。本実施例では、通信フォーマットとして、後述する第一の通信フォーマット(第一の通信方式)と第二の通信フォーマット(第二の通信方式)が設定されている。カメラ本体200は、交換レンズ100との通信モードを、第一の通信フォーマットに対応する第一のカメラ通信モードと第二の通信フォーマットに対応する第二のカメラ通信モードに設定可能である。交換レンズ100は、カメラ本体200との通信モードを、第一の通信フォーマットに対応する第一のレンズ通信モードと第二の通信フォーマットに対応する第二のレンズ通信モードに設定可能である。
まず、交換レンズ100とカメラ本体200の具体的な構成について説明する。交換レンズ100とカメラ本体200は、結合機構であるマウント300を介して機械的および電気的に接続されている。交換レンズ100は、マウント300に設けられた不図示の電源端子を介してカメラ本体200から電力の供給を受け、後述する各種アクチュエータやレンズマイコン(レンズマイクロコンピュータ)111の制御を行う。また、交換レンズ100とカメラ本体200は、マウント300に設けられた通信端子(図2に示す)を介して相互に通信を行う。
交換レンズ100は、撮像光学系を有する。撮像光学系は、被写体OBJ側から順に、フィールドレンズ101と、変倍を行う変倍レンズ(ズームレンズ)102と、光量を調節する絞りユニット114と、像振れ補正レンズ103と、焦点調節を行うフォーカスレンズ104とを含む。
変倍レンズ102とフォーカスレンズ104はそれぞれ、レンズ保持枠105、106により保持されている。レンズ保持枠105、106は、不図示のガイド軸により図中に破線で示した光軸方向に移動可能にガイドされており、それぞれステッピングモータ107、108によって光軸方向に駆動される。ステッピングモータ107、108はそれぞれ、駆動パルスに同期して変倍レンズ102およびフォーカスレンズ104を移動させる。
像振れ補正レンズ103は、撮像光学系の光軸に直交する方向に移動することで、手振れ等に起因する像振れを低減する。
レンズマイコン111は、交換レンズ100内の各部の動作を制御するアクセサリ制御部である。レンズマイコン111は、アクセサリ通信部としてのレンズ通信部112を介して、カメラ本体200から送信された制御コマンドを受信し、レンズデータ(アクセサリデータ)の送信要求を受ける。また、レンズマイコン111は、制御コマンドに対応するレンズ制御を行い、レンズ通信部112を介して送信要求に対応するレンズデータをカメラ本体200に送信する。
また、レンズマイコン111は、制御コマンドのうち変倍やフォーカシングに関するコマンドに応答してズーム駆動回路119およびフォーカス駆動回路120に制御信号を出力してステッピングモータ107、108を駆動させる。これにより、変倍レンズ102による変倍動作を制御するズーム処理やフォーカスレンズ104による焦点調節動作を制御するAF(オートフォーカス)処理が行われる。
交換レンズ100は、ユーザにより回転操作可能なマニュアルフォーカスリング130と、マニュアルフォーカスリング130の回転操作量を検出するフォーカスエンコーダ131とを有する。レンズマイコン111は、フォーカスエンコーダ131により検出されたマニュアルフォーカスリング130の回転操作量に応じてフォーカス駆動回路120にステッピングモータ108を駆動させてフォーカスレンズ104を移動させる。これにより、MF(マニュアルフォーカス)が行われる。
絞りユニット114は、絞り羽根114a、114bを備えて構成される。絞り羽根114a、114bの状態は、ホール素子115により検出され、増幅回路122およびA/D変換回路123を介してレンズマイコン111に入力される。レンズマイコン111は、A/D変換回路123からの入力信号に基づいて絞り駆動回路121に駆動信号を出力して絞りアクチュエータ113を駆動させる。これにより、絞りユニット114による光量調節動作を制御する。
さらに、レンズマイコン111は、交換レンズ100内に設けられた振動ジャイロ等の不図示の振れセンサにより検出された振れに応じて、防振駆動回路125を介して防振アクチュエータ126を駆動する。これにより、像振れ補正レンズ103の移動を制御する像振れ補正処理が行われる。
カメラ本体200は、CCDセンサやCMOSセンサ等の撮像素子201と、A/D変換回路202と、信号処理回路203と、記録部204と、カメラマイコン(カメラマイクロコンピュータ)205と、表示部206とを有する。
撮像素子201は、交換レンズ100内の撮像光学系により形成された被写体像(光学像)を光電変換して電気信号(アナログ信号)を出力する。A/D変換回路202は、撮像素子201からのアナログ信号をデジタル信号に変換する。信号処理回路203は、A/D変換回路202からのデジタル信号に対して各種画像処理を行って映像信号を生成する。また信号処理回路203は、映像信号から被写体像のコントラスト状態、つまり撮像光学系の焦点状態を示すフォーカス情報や露出状態を表す輝度情報も生成する。信号処理回路203は、映像信号を表示部206に出力し、表示部206は映像信号を構図やピント状態等の確認に用いられるライブビュー画像として表示する。
カメラ制御部としてのカメラマイコン205は、不図示の撮像指示スイッチおよび各種設定スイッチ等を含むカメラ操作部207からの入力に応じてカメラ本体200の制御を行う。また、カメラマイコン205は、カメラデータ送受信部208bを介して、不図示のズームスイッチの操作に応じて変倍レンズ102の変倍動作に関する制御コマンドをレンズマイコン111に送信する。さらに、カメラマイコン205は、カメラデータ送受信部208bを介して、輝度情報に応じた絞りユニット114の光量調節動作やフォーカス情報に応じたフォーカスレンズ104の焦点調節動作に関する制御コマンドをレンズマイコン111に送信する。
次に、図2を用いてカメラ本体200(カメラマイコン205)と交換レンズ100(レンズマイコン111)との間で構成される通信回路とこれらの間で行われる通信について説明する。カメラマイコン205は、レンズマイコン111との間での通信方式や通信設定を管理する機能と、レンズマイコン111に対して送信要求等の通知を行う機能とを有する。また、レンズマイコン111は、レンズデータを生成する機能と該レンズデータを送信する機能とを有する。
カメラマイコン205はカメラ通信インタフェース回路208aを有し、レンズマイコン111はレンズ通信インタフェース回路112aを有する。カメラマイコン205(カメラデータ送受信部208b)とレンズマイコン111(レンズデータ送受信部112b)は、マウント300に設けられた通信端子部(図中に3つの四角形で示す)とカメラ通信インタフェース回路208a、112aを介して通信を行う。本実施例では、カメラマイコン205とレンズマイコン111は、3つのチャネルを用いた(3線式の)調歩同期式シリアル通信を行う。カメラデータ送受信部208bとカメラ通信インタフェース回路208aとによりカメラ通信部208が構成され、レンズデータ送受信部112bとレンズ通信インタフェース回路112aとによりアクセサリ通信部としてのレンズ通信部112が構成される。
本実施例では、カメラマイコン205とレンズマイコン111は、3つのチャネルを用いた3線式の第一のシリアル通信(第一の通信方式)と、2つのチャネルを用いた2線式の第二のシリアル通信(第二の通信方式)とを切り替えながら通信制御を行う。
第一のシリアル通信において、3つのチャネルのうちの1つは、クロック信号が入出力されるクロックチャネル(LCLK)である。他の2つのチャネルのうち1つは、レンズマイコン111からカメラマイコン205へのレンズデータ送信に用いられる第一のデータ通信チャネル(DLC)である。もう1つのチャネルは、カメラマイコン205からレンズマイコン111へのカメラデータ送信に用いられる第二のデータ通信チャネル(DCL)である。第一のシリアル通信は、一般的には、クロック同期通信方式と呼ばれる通信フォーマットを採用している。
第二のシリアル通信において、3つのチャネルのうちの1つは、未使用チャネル(RTS)である。他の2つのチャネルのうち1つは、レンズマイコン111からカメラマイコン205へのレンズデータ送信に用いられる第一のデータ通信チャネル(DLC)である。もう1つのチャネルは、カメラマイコン205からレンズマイコン111へのカメラデータ送信に用いられる第二のデータ通信チャネル(DCL)である。第二のシリアル通信は、一般的には、調歩同期通信方式(UART)と呼ばれる通信フォーマットを採用している。ただし本実施例において、第一のシリアル通信および第二のシリアル通信はこれらの通信方式に限定されるものではなく、非接触の光電式や電波式などの他の通信方式であってもよい。
図3は、第一のシリアル通信(第一の通信方式)および第二のシリアル通信(第二の通信方式)を示す概略図であり、図2中のLCLK/RTS、DCL、DLCの各通信チャネルの電気信号を示している。図3の中心線であるC線に対して左側が第一のシリアル通信、右側が第二のシリアル通信であり、C線を境界として第一のシリアル通信から第二のシリアル通信に切り替わっている。本実施例において、カメラ本体200に設定されている撮影モードに応じて通信方式が決定される。例えば、カメラ本体200の撮影モードとして静止画モードが選択されている場合、第一のシリアル通信でカメラ本体200と交換レンズ100との通信が行われる。一方、撮影モードとして動画モードが選択されている場合、第二のシリアル通信でカメラ本体200と交換レンズ100との通信が行われる。
また、他の例として、第一のシリアル通信は古いシステムに対応する通信方式であり、後から第二のシリアル通信による通信方式が追加された場合を想定している。すなわち、古いカメラ本体や、古い交換レンズがカメラ本体に装着された場合には第一のシリアル通信のみ対応するが、新しい交換レンズが新しいカメラ本体に装着された場合には第一のシリアル通信後に第二のシリアル通信に切り換えるなどが可能である。なお本実施例は、前述の第二のシリアル通信(第二の通信方式)で通信している場合に適用されることを前提としているため、第二のシリアル通信について詳述する。
第二のシリアル通信は、前述のように2つのチャネルを用いて通信を行い、調歩同期通信であるためそれぞれのチャネルが独立して通信を行うことができる仕様となっている。独立して通信を行うため、カメラ本体200と交換レンズ100は、互いに受信している情報を判別する必要があり、通信の最初にこれから送信する情報の種類および情報量(通信量)をコマンド情報として送信相手に送る必要がある。本実施例では、交換レンズ100の状態(レンズ位置など)に関する情報をカメラ本体200に送信する場合を想定している。このためレンズマイコン111は、図3の調歩同期通信の際に、第一のデータ通信チャネル(DLC)を介して、まず情報の種類を示すコマンド情報をカメラマイコン205へ送信する。その後、レンズマイコン111は、第一のデータ通信チャネル(DLC)を介して、レンズ情報(交換レンズ100の状態をデータ)をカメラマイコン205へ送信する。
コマンド情報はそれ自体が情報量を示しているため、カメラマイコン205は、コマンド情報を解析することにより、情報の種類および情報量の2つの情報を判定することができる。従って、カメラマイコン205は、最初に受信したコマンド情報に基づいて、次から受信したレンズ情報の総量を判定することにより、更にその次のコマンド情報の先頭の位置を判別することができる。なお、この動作はレンズマイコン111に限定されるものではなく、カメラマイコン205がレンズマイコン111へ情報を送信する場合にもカメラマイコン205は同様の動作を行う。
図4は、変倍レンズ102の位置情報と電圧との関係を示す図であり、変倍レンズ102が光軸方向に駆動された場合における不図示の移動量を検知するセンサ信号の変化を示している。図4において、横軸は変倍レンズ102の位置(ズーム位置)、縦軸は電圧(不図示のA/D変換器の出力電圧)をそれぞれ示している。ここで、変倍レンズ102の位置(ズーム位置)とは、変倍に際して移動するレンズ群が複数である場合には各レンズ群の位置に相当し、各ズーム位置が異なる焦点距離に対応する。
本実施例では、不図示のセンサはボリューム抵抗を有し、変倍レンズ102の位置に対する抵抗値に応じて電圧が変化する回路が構成されている。この電圧変化をレンズマイコン111の不図示のA/D変換器で検知し、望遠端であるV−Tele電圧と広角端であるV−Wide電圧をそれぞれ変倍位置であるZOOM63とZOOM0として調整して記憶させている。すなわち、変倍レンズ102の位置(ズーム位置)は、広角端から望遠端までZOOM0〜ZOOM63までの64分割されたデジタル位置情報として変換されている。仮に現在のA/D変換器の出力値が(V−Zoom)であるとした場合、デジタル位置情報に変換するための演算式は、以下のように表される。
|64/((V−Tele)−(V−Wide))×((V−Zoom)−(V−Wide))|
レンズマイコン111は、このデジタル位置情報の変化を常に(所定時間ごとに)監視し、変倍情報(ズーム位置情報)を更新している。
レンズマイコン111は、このデジタル位置情報の変化を常に(所定時間ごとに)監視し、変倍情報(ズーム位置情報)を更新している。
図5は、フォーカスレンズ104の位置情報(フォーカス位置)と駆動量との関係を示す図である。各フォーカス位置は、異なる物体距離に相当する。ステッピングモータ108は、駆動パルスに同期してフォーカスレンズ104を移動させる。このため、このときの駆動パルスがフォーカスレンズ104の絶対位置として扱われている。例えばフォーカスレンズ104の無限端を駆動量0パルスとする場合、0〜50パルスまでがFOCUS0(無限端)の位置であるとする。同様に、駆動量が51パルス〜100パルスまでがFOCUS1、・・・・、駆動量が551パルス〜600パルスまでがFOCUS7(至近端)であると判定される。このように本実施例では、ステッピングモータ108の駆動量をフォーカスレンズ104の位置情報として特定することができる。従って、レンズマイコン111は、交換レンズ100に電源が投入された場合、フォーカスレンズ104を無限端の位置に駆動し、その位置を駆動量が0パルスとなるように動作する。レンズマイコン111は、このようなフォーカスレンズ104の位置変化を常に(所定時間ごとに)監視し、フォーカス位置情報として更新している。
図6は、交換レンズ100の光学仕様に関する情報(光学情報)、絞りユニット114に関する情報、ズーム位置やフォーカス位置などのレンズ位置情報などと、カメラマイコン205に送信する際のコマンド情報との関係を示す図である。交換レンズ100に関する光学情報A〜Cやコマンド情報などは、レンズマイコン111の内部メモリなどの記憶手段に記憶されている。
図3を参照して説明したように、第二のシリアル通信は調歩同期通信であるため、カメラマイコン205はレンズマイコン111から受信した情報を判別する必要がある。そこでレンズマイコン111は、最初の通信で、これから送信する情報の種類をカメラマイコン205に判別させるため、コマンド情報を送信する。このコマンド情報は、各種の光学情報と1対1で対応付けられている。
図6に示されるように、交換レンズ100の光学情報Aは、16進数の「A0」がコマンド情報となる。同様に、交換レンズ100の光学情報Bは16進数の「B0」、光学情報Cは16進数の「C0」がそれぞれコマンド情報として扱われる。また、絞りユニット114のアクチュエータ情報(絞り位置情報)に関して、16進数の「C0」がコマンド情報である。また、フォーカスレンズ104や変倍レンズ102の絶対位置情報(Fリング位置情報、Zリング位置情報)に関して、16進数の「E0」、「F0」がそれぞれコマンド情報である。このようにカメラマイコン205は、最初に受信したコマンド情報に基づいて、予め紐付けられた対応表により情報の種類の判定および整理を行い、内部メモリなどの記憶手段に記憶させてカメラ本体200の制御に使用する。またカメラマイコン205は、受信したコマンド情報に基づいて通信量を判定し、必要な情報に生成すると同時に次のコマンド情報が何回目の受信情報であるかを判定する。カメラマイコン205がこれらの判定を繰り返すことにより通信が成立する。なお、前述したこれらの光学情報は、変倍レンズ102やフォーカスレンズ104の位置に応じて変化する情報であるため、レンズの位置が変化することで光学情報の値も変化する仕様となっている。
図7は、カメラマイコン205の通信割り込み処理に関するフローチャートである。図7の通信割り込み処理は、カメラマイコン205がレンズマイコン111からの通信を受信した場合に、カメラマイコン205により実行される。
カメラマイコン205がレンズマイコン111からの通信を受信すると、ステップS300において通信割り込みが発動する。続いてステップS301において、カメラマイコン205は、今回の通信がコマンド情報であるか否か、すなわちコマンド解析モードであるか否かを判定する。今回の通信がコマンド情報であると判定した場合、ステップS302へ進む。ステップS302において、カメラマイコン205は、レンズマイコン111から受信した情報を解析し、これからレンズマイコン111から受信する情報がいずれの情報であるかを判定する(コマンド解析処理)。
続いてステップS303において、カメラマイコン205は、次に受信したコマンド情報に基づいて予めカメラマイコン205内に記憶されているコマンド情報に対応した情報量を導き出し、受信する情報量を取得する。本実施例では、レンズマイコン111から受信したコマンド情報は、図6の16進数で「A0」の光学情報Aであり、情報量としては4バイト(1回の通信情報を1バイトとする)を受信するものとして説明するが、これに限定されるものではない。続いてステップS304において、カメラマイコン205は、コマンド情報が光学情報Aで受信量が4バイトのため、次の通信情報はデータであると判定し、データ取得モードに設定する。そしてステップS308において、カメラマイコン205は、本割り込み処理を終了する。カメラマイコン205は、ステップ304にてデータ取得モードに設定することにより、次に通信を受信した際にはステップS301にてコマンド解析モードではないと判定する。
ステップ301にてカメラマイコン205がコマンド解析モードではないと判定した場合、データ取得モードに設定されていることになるため、ステップS305へ進む。ステップS305において、カメラマイコン205は、データ取得処理を行う。そしてステップS306において、カメラマイコン205は、指定された光学情報Aの情報(所定情報)の全てを受信したか否かを判定する。光学情報Aの全ての情報の受信が完了していない場合、ステップ308に進み、割り込み処理を終了する。
一方、ステップ306にて全ての情報の受信が完了している場合、カメラマイコン205は、受信した4バイトの情報から光学情報Aのデータを生成し、カメラマイコン205の内部メモリなどの記憶手段に記憶する。カメラマイコン205は、記憶した情報(光学情報Aのデータ)に基づいて、交換レンズ100やカメラ本体200を制御する。そしてステップS307において、カメラマイコン205は、データ取得モードからコマンド解析モードに移行させる(コマンド解析モードに設定する)。これによりカメラマイコン205は、次回の通信からは、レンズマイコン111から受信した情報がコマンド情報であるとして認識するように動作する。そしてステップS308において、割り込み処理を終了する。
図8は、第二の通信方式におけるレンズマイコン111の位置検出処理に関するフローチャートである。レンズマイコン111は、所定時間ごとにフォーカスレンズ104および変倍レンズ102のそれぞれの位置を検出している。すなわち図8の位置検出処理は、所定時間ごとにレンズマイコン111により実行される。
まずステップS400において、所定時間が経過すると、レンズマイコン111は位置検出処理を実行する。続いてステップS401において、レンズマイコン111は、変倍レンズ102の位置(ズーム位置)を検出する。例えば、レンズマイコン111は変倍レンズ102の位置情報を示す不図示のA/D変換器の値(V−Zoom)を読み出し、図4を参照して説明した演算式に基づいてデジタル位置情報に変換する。この演算により、レンズマイコン111は、現在の交換レンズ100のズーム位置が64分割した位置におけるいずれの位置であるかを判定することができる。続いてステップS402において、レンズマイコン111は、フォーカスレンズ104の位置(フォーカス位置)を検出する。例えば、レンズマイコン111は、フォーカスレンズ104の現在の駆動パルス量を読み出し、図5の表に則ってフォーカスレンズ104の位置(デジタル位置情報)を判定することができる。
続いてステップS403において、レンズマイコン111は、ステップS401にて検出したズーム位置またはステップS402にて検出したフォーカス位置が変化したか(今回のデジタル位置情報が前回のデジタル位置情報に対して変化したか)否かを判定する。ズーム位置およびフォーカス位置のいずれも変化していない場合、ステップS407に進み、位置検出処理を終了する。一方、ズーム位置およびフォーカス位置の少なくとも一方が変化した場合、ステップS404に進む。ステップS404において、レンズマイコン111は、次回の位置情報変化の判定に使用するため、現在の位置情報(現在位置)を内部メモリなどの記憶手段に記憶する。
続いてステップS405において、レンズマイコン111は、フォーカス位置またはズーム位置が変化したため、現在位置に対応する光学情報を生成する。例えば、ズーム位置の変化に影響される光学情報としては焦点距離情報や開放F値情報などがあり、フォーカス位置の変化に影響される情報としては距離情報などがあるが、これらに限定されるものではない。
続いてステップS406において、レンズマイコン111は、ステップS406にて生成した光学情報をカメラ本体200に送信する。例えば、レンズマイコン111は、光学情報送信処理の際に、最初の通信で各種の光学情報に対応するコマンド情報をカメラマイコン205に送信し、次の通信で光学情報の送信を開始する。すなわちレンズマイコン111は、第二の通信方式において、情報の種類および情報量をカメラ本体200に送信した後にレンズ位置(交換レンズ100の状態)を示す情報を送信する。レンズマイコン111は、全ての光学情報の送信が完了するまでこの送信処理を繰り返し、送信処理が完了した後、ステップS407に進み、位置検出処理を終了する。
次に、本発明の実施例2について説明する。実施例1ではレンズマイコン111はズーム位置やフォーカス位置の変化に応じて交換レンズ100の光学情報をカメラ本体200に送信するが、本実施例ではレンズマイコン111は絞りユニット114の位置(絞り位置)の変化に応じて光学情報を送信する。ここで絞りユニット114の位置(絞り位置)とは、検出対象としての開口絞りの開口径を変化させるための羽根の位置(駆動状態)であり、開口絞りの開口径の大きさに相当する。
図6に示されるように、レンズマイコン111は、絞りユニット114の位置(絞り位置情報)が変化した場合にも、その変化をカメラマイコン205へ送信する。このため、例えばレンズマイコン111の判断で絞りユニット114を駆動させて絞り位置が変化した場合、その動作に関する情報をカメラマイコン205に送信する必要がある。レンズマイコン111は、例えば、絞りユニット114が動作中であることを示す情報や、絞り位置情報そのものを送信する。また、絞りユニット114以外でも、レンズマイコン111が独自の判断で変倍レンズ102やフォーカスレンズ104を駆動させた場合も同様である。図6に示されるように、フォーカスレンズ104や変倍レンズ102を手動や外部アクチュエータで回転操作される不図示のフォーカスリングやズームリングの位置情報が変化した場合にも、レンズマイコン111がその位置情報をカメラマイコン205に送信する。
このように実施例1または実施例2において、アクセサリ通信部(レンズ通信部112)は、第一の通信方式および第二の通信方式でカメラ本体200との通信を行う。アクセサリ制御部(レンズマイコン111)は、第一の通信方式において、カメラ本体200から送信要求を受信した場合、アクセサリ装置(交換レンズ100)の状態を示す情報をカメラ本体200に送信する。一方、アクセサリ制御部は、第二の通信方式において、アクセサリ装置の状態が変化した場合、アクセサリ装置の状態を示す情報をカメラ本体200に送信する。換言すると、アクセサリ制御部は、第一の通信方式において、カメラ本体200から送信要求を受信した場合、受信した送信要求に応じた情報のみをカメラ本体200に送信する。一方、アクセサリ制御部は、第二の通信方式において、アクセサリ装置の状態が変化した場合、状態の変化に応じて、順次、アクセサリ装置の情報をカメラ本体200に送信する。
好ましくは、アクセサリ制御部は、第一の通信方式において、送信要求を受信した場合にはアクセサリ装置の状態を示す情報をカメラ本体200に送信し、送信要求を受信していない場合にはアクセサリ装置の状態が変化してもその情報を送信しない。また好ましくは、アクセサリ制御部は、第二の通信方式において、所定時間ごとにアクセサリ装置の状態が変化したか否かを判定する。アクセサリ装置の状態が変化した場合、アクセサリ装置の状態を示す情報をカメラ本体200に送信する。一方、アクセサリ制御部は、アクセサリ装置の状態が変化していない場合、アクセサリ装置の状態を示す情報をカメラ本体200に送信しない。
次に、本発明の実施例3について説明する。実施例1や実施例2ではレンズマイコンの処理に関して説明したが、カメラマイコンでも同様の処理が可能である。カメラ本体200には不図示の複数のスイッチが設けられており、これらのスイッチの操作により交換レンズ100に対してスイッチの状態が変化したことを通知することが可能である。
各マイコンの処理に関しては図7と図8のフローチャートを入れ替え、ズームやフォーカスの位置情報の代わりにカメラ本体200の不図示のスイッチの状態に関する情報に入れ替える制御となる。従って、詳しい説明は省略する。
本実施例において、カメラ制御部(カメラマイコン205)は、第一の通信方式において、アクセサリ装置(交換レンズ100)へ送信要求を送信した場合、アクセサリ装置の状態を示す情報をアクセサリ装置から受信する。一方、カメラ制御部は、第二の通信方式において、カメラ本体200の状態が変化した場合、カメラ本体200の状態を示す情報をアクセサリ装置に送信する。
各実施例によれば、通信機能を有する光学機器において、各種位置情報やスイッチの状態が変化したことをトリガーにして、接続された相手に最新の情報を送信することが可能となる。従って特にレンズ交換式のデジタルカメラやビデオカメラ等のカメラシステムに利用可能である。
(その他の実施例)
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
各実施例によれば、例えば交換レンズの状態の変化をカメラ本体に素早く伝達することができ、ピント精度、AE精度、合焦時間の短縮、手ぶれ補正の精度などが向上する。このため各実施例によれば、高精度な通信制御が可能なアクセサリ装置、撮像装置、および、通信制御プログラムを提供することができる。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明はこれらの実施形態に限定されず、その要旨の範囲内で種々の変形及び変更が可能である。
100 交換レンズ(アクセサリ装置)
111 レンズマイコン(アクセサリ制御部)
112 レンズ通信部(アクセサリ通信部)
111 レンズマイコン(アクセサリ制御部)
112 レンズ通信部(アクセサリ通信部)
Claims (14)
- 撮像装置に着脱可能なアクセサリ装置であって、
前記撮像装置と通信を行うアクセサリ通信部と、
前記アクセサリ通信部を介した前記撮像装置との前記通信を制御するアクセサリ制御部と、を有し、
前記アクセサリ通信部は、第一の通信方式および第二の通信方式で前記撮像装置との前記通信を行い、
前記アクセサリ制御部は、
前記第一の通信方式において、前記撮像装置から送信要求を受信した場合、前記アクセサリ装置の状態を示す情報を前記撮像装置に送信し、
前記第二の通信方式において、前記アクセサリ装置の前記状態が変化した場合、前記アクセサリ装置の前記状態を示す情報を前記撮像装置に送信する
ことを特徴とするアクセサリ装置。 - 前記アクセサリ制御部は、
前記第一の通信方式において、前記撮像装置から前記送信要求を受信した場合、前記撮像装置から受信した前記送信要求に応じた情報のみを前記撮像装置に送信し、
前記第二の通信方式において、前記アクセサリ装置の前記状態が変化した場合、前記状態の変化に応じて、順次、前記情報を前記撮像装置に送信する
ことを特徴とする請求項1に記載のアクセサリ装置。 - 前記アクセサリ制御部は、前記第一の通信方式において、
前記撮像装置から前記送信要求を受信した場合、前記アクセサリ装置の前記状態を示す情報を前記撮像装置に送信し、
前記撮像装置から前記送信要求を受信していない場合、前記アクセサリ装置の前記状態が変化しても前記情報を前記撮像装置に送信しない
ことを特徴とする請求項1または2に記載のアクセサリ装置。 - 前記アクセサリ制御部は、前記第二の通信方式において、
所定時間ごとに前記アクセサリ装置の前記状態が変化したか否かを判定し、
前記アクセサリ装置の前記状態が変化した場合、前記アクセサリ装置の前記状態を示す前記情報を前記撮像装置に送信し、
前記アクセサリ装置の前記状態が変化していない場合、前記アクセサリ装置の前記状態を示す前記情報を前記撮像装置に送信しない
ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載のアクセサリ装置。 - 前記アクセサリ装置はレンズ装置であり、
前記アクセサリ装置の前記状態は、前記レンズ装置におけるレンズ位置である
ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載のアクセサリ装置。 - 前記レンズ位置は、フォーカスレンズの位置である
ことを特徴とする請求項5に記載のアクセサリ装置。 - 前記レンズ位置は、ズームレンズの位置である
ことを特徴とする請求項5に記載のアクセサリ装置。 - 前記アクセサリ装置の前記状態は、前記アクセサリ装置のスイッチの状態である
ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載のアクセサリ装置。 - 前記アクセサリ制御部は、前記第二の通信方式において、情報の種類および情報量を前記撮像装置に送信した後に前記アクセサリ装置の前記状態を示す前記情報を送信する
ことを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項に記載のアクセサリ装置。 - アクセサリ装置が着脱可能な撮像装置であって、
前記アクセサリ装置と通信を行うカメラ通信部と、
前記カメラ通信部を介した前記アクセサリ装置との前記通信を制御するカメラ制御部と、を有し、
前記カメラ通信部は、第一の通信方式および第二の通信方式で前記アクセサリ装置との前記通信を行い、
前記カメラ制御部は、
前記第一の通信方式において、前記アクセサリ装置へ送信要求を送信した場合、前記アクセサリ装置の状態を示す情報を前記アクセサリ装置から受信し、
前記第二の通信方式において、前記アクセサリ装置の前記状態が変化した場合、前記アクセサリ装置の前記状態を示す情報を前記アクセサリ装置から受信する
ことを特徴とする撮像装置。 - 前記カメラ制御部は、
前記アクセサリ装置が前記第二の通信方式に対応しているか否かを判定し、
前記アクセサリ装置が前記第二の通信方式に対応している場合、前記第二の通信方式による前記アクセサリ装置との前記通信の制御を行い、
前記アクセサリ装置が前記第二の通信方式に対応していない場合、前記第二の通信方式による前記アクセサリ装置との前記通信の制御を行わない
ことを特徴とする請求項10に記載の撮像装置。 - アクセサリ装置が着脱可能な撮像装置であって、
前記アクセサリ装置と通信を行うカメラ通信部と、
前記カメラ通信部を介した前記アクセサリ装置との前記通信を制御するカメラ制御部と、を有し、
前記カメラ通信部は、第一の通信方式および第二の通信方式で前記アクセサリ装置との前記通信を行い、
前記カメラ制御部は、
前記第一の通信方式において、前記アクセサリ装置へ送信要求を送信した場合、前記アクセサリ装置の状態を示す情報を前記アクセサリ装置から受信し、
前記第二の通信方式において、前記撮像装置の状態が変化した場合、前記撮像装置の前記状態を示す情報を前記アクセサリ装置に送信する
ことを特徴とする撮像装置。 - 請求項1乃至9のいずれか1項に記載のアクセサリ装置と、
撮像光学系を介して形成された光学像を光電変換する撮像素子と、を有する
ことを特徴とする撮像システム。 - 撮像装置に着脱可能なアクセサリ装置のコンピュータに、
第一の通信方式で撮像装置との通信を行うステップと、
第二の通信方式で前記撮像装置の通信を行うステップと、を実行させる通信制御プログラムであって、
前記第一の通信方式による前記通信を行うステップにおいて、前記撮像装置から送信要求を受信した場合、前記アクセサリ装置の状態を示す情報を前記撮像装置に送信し、
前記第二の通信方式による前記通信を行うステップにおいて、前記アクセサリ装置の前記状態が変化した場合、前記アクセサリ装置の前記状態を示す情報を前記撮像装置に送信する
ことを特徴とする通信制御プログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017227454A JP2019095721A (ja) | 2017-11-28 | 2017-11-28 | アクセサリ装置、撮像装置、および通信制御プログラム |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2017227454A JP2019095721A (ja) | 2017-11-28 | 2017-11-28 | アクセサリ装置、撮像装置、および通信制御プログラム |
Publications (1)
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JP2019095721A true JP2019095721A (ja) | 2019-06-20 |
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ID=66971595
Family Applications (1)
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JP2017227454A Pending JP2019095721A (ja) | 2017-11-28 | 2017-11-28 | アクセサリ装置、撮像装置、および通信制御プログラム |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2019095721A (ja) |
-
2017
- 2017-11-28 JP JP2017227454A patent/JP2019095721A/ja active Pending
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