JP2019092157A - 5gのための測定ギャップコンフィグレーション - Google Patents

5gのための測定ギャップコンフィグレーション Download PDF

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Abstract

【課題】gNBが端末に複数の測定ギャップコンフィグレーションを供給することができ、各コンフィグレーションが少なくとも測定ギャップ長を含む方法を提供する。【解決手段】供給される測定ギャップコンフィグレーションは、LTEワイヤレス通信システムで用いられる測定コンフィグレーション情報要素を置換する。代替的に、端末は、デフォルトの測定ギャップコンフィグレーションを有する。各測定対象は、任意にデフォルトのコンフィグレーションを置換するそれ自体の測定ギャップコンフィグレーションを有している。端末は、複数の測定ギャップコンフィグレーションを示す測定ギャップコンフィグレーションリストと、測定アイデンティティを含む測定アイデンティティリストとを、それらの間のマッピングとともに供給される。このようにして、より柔軟な測定コンフィグレーションが、NRにとって適切に提供される。【選択図】図6

Description

本発明は、端末がワイヤレスネットワークにおいてセルへ接続するワイヤレス通信方法に関係がある。本発明は、ワイヤレス通信システム、端末及び基地局に更に関係がある。
特に、しかし排他的でなく、本発明は、“5G”(ニューラジオ(New Radio)に対して“NR”としても知られている。)ワイヤレス通信システムにおける測定ギャップコンフィグレーションを定義するための技術に関係がある。
ワイヤレス通信システムは、端末(ユーザ機器若しくはUE、サブスクライバ又は移動局とも呼ばれる。)が端末の通信範囲内の基地局(BS)と通信するものとして、広く知られている。
所与のキャリア周波数で、1つ以上の基地局によってサービングされる異なる地理的範囲は、一般にセルと呼ばれる。基地局は、1つ以上の送信(及び/又は受信)ポイントを制御してよく、夫々の送信ポイントは、1つ以上のセルをサポートしてよい。典型的に、多くの送信ポイントは、隣接する及び/又は重なり合うセルとともに多かれ少なかれシームレスに広い地理的範囲をカバーするネットワークを形成するために、適切な位置において設けられる(本明細書では、語“システム”及び“ネットワーク”は同義的に使用される。)。夫々のセルについて、送信ポイントを提供するか又は少なくとも管理する基地局は、利用可能なバンド幅、すなわち、周波数及び時間リソースを、セルによってサービングされるユーザ機器のための個々のリソース割り当てに分割する。このようにして、セルにおいて送信され、基地局によってスケジューリングされる信号は、周波数及び時間の領域において固有の位置を有している。端末は、一般にモバイルであり、従って、セル間を動くことができ、端末が隣接セル間を動くときにネットワークへの端末の接続のハンドオーバーに対する必要性を駆り立てる。端末は、同時にいくつかのセルの範囲の中にあることができる(すなわち、いくつかのセルからの信号を検出し及び/又はそれらのセルと通信することができる)が、最も簡単な場合に、それは1つの“サービング”セルと通信する。
LTE又はLTE−Aとしても知られている現在の“4G”システムでは、端末は、セルへ接続するためにセルサーチ及び同期化を行う必要がある。このために、各セルは、一次同期信号(Primary Synchronization Signal)(PSS)及び二次同期信号(Secondary Synchronization Signal)(SSS)と呼ばれる同期信号をブロードキャストする。それらの信号は、セルのためのタイミング基準を確立し、セルを識別するための物理レイヤセルアイデンティティ及び物理レイヤセルアイデンティティグループを運ぶ。そのような信号は、以下で“同期信号”と呼ばれる。
LTEシステムでは、周波数領域において、送信は少なくとも1つの周波数バンド内で起こり、所与のセルを設けるために使用される周波数の範囲は、一般に、所与の周波数バンド内の周波数のサブセットである。隣接セルは、一般に、端末がセル間を動く場合に端末のRF回路のリターンを必要としながら、周波数バンド内の異なるキャリア周波数を用いる。
時間領域において、送信は、“サブフレーム”に細分される“フレーム”において編成される。LTEで使用される1つのフレーム構造において、10msフレームは、存続期間が夫々1msである10個のサブフレームに分けられる。PSS/SSSは、フレーム境界のタイミング、すなわち、フレームが終了及び開始するタイミングを端末に示すことができる。LTEでは、PSS及びSSSの夫々は、フレームごとに2回、すなわち、5ms周期で(結果として、いくつかのサブフレームにおいてのみ)送信される。例えば、PSS及びSSSは両方とも、フレーム構造内のあらゆるフレームの第1及び第6サブフレームで送られる。
LTE仕様において、端末は、セルに対して同期又は非同期のいずれかであると見なされ得る。PSS及びSSSを成功裏に復号することは、セルについてのセルID及びダウンリンク(DL)タイミングを含む同期情報を得ることを端末に可能にする。すなわち、端末(又は端末の動作の少なくともいくつかの側面)は、セルに関連する信号のタイミングと“同期”することができる。同期状態で、端末は、セルによる物理ブロードキャストチャネル(Physical Broadcast Channel)(PBCH)ブロードキャストに含まれるシステム情報を復号することができる。端末は、次いで、セルからダウンリンクにおいてユーザデータ(パケット)を受信し始め、及び/又は、典型的に、いくつかの更なるプロトコルステップの後に、セルへアップリンク(UL)においてユーザデータを送信することができる。
端末は、それ自体と所与のセルとの間の各通信チャネルを、そのセルへ適切なフィードバックを供給するために測定する必要がある。端末によるチャネルの測定を容易にするよう、リファレンス信号がセルによって送信される。様々な種類のリファレンス信号(又はシンボル)が、セル特有のリファレンス信号(cell-specific reference signal)(CRS)及びチャネル状態情報リファレンス信号(channel state information reference signal)(CSI−RS)を含め、LTEでは供給される。CRS及びCSI−RSの両方ともが、チャネルを推定し、チャネル品質情報(channel quality information)(CQI)を基地局へ報告するために、UEによって使用されてよい。CRSとは違って、CSI−RSは、時間/周波数領域において規則正しく送信され得ない。語“リファレンス信号”は、CRS及びCSI−RSの両方ともを含むよう以下で使用される。
今日、インターネット又は他の通信ネットワークへのモバイルアクセスは、ビジネス及び個人生活の両方にとって極めて重要な必需品になりつつあり、ソーシャルネットワーキング、クラウドに基づくサービス及びビッグデータ解析のような新たな応用の流行により現在のワイヤレスシステムには重要な課題が存在する。モノのインターネット(Internet of things)及び超高信頼ミッションクリティカル接続のような来るべきサービスによれば、LTE/LTE−Aの後を継ぐ、“5G”又は“NR”(New Radio)として知られている次世代のラジオアクセスシステムが、全てのそれらの厳しい要件を満足するのに必要とされる。5G/NRに関する研究は、UMTS及びLTE標準を立案することにかねてから責任を負っている3GGP(第3世代パートナーシッププロジェクト)(the 3rd Generation Partnership Project)内の様々なグループの中で進んでいる。
満足されるべき同時の要件は、著しく増加したトラフィック負荷、多くの更なるデバイス、低減されたレイテンシー、マシン・ツー・マシン(Machine-to-Machine)(M2M)デバイスのための低電力及び低費用のソリューション、並びに増大したピーク及び保証されたデータレートを含む。5Gの意図は、それらの応用の全ての要件を満たすことであり、理想的には、5Gは、少なくとも次の特徴を提供し得る:
● より高いデータレート、より高いキャパシティ及びより高いスペクトル効率に加えて超高信頼の接続
● レイテンシーの著しい低減とともに、統一されたユーザ経験
● 有意に異なったクオリティ・オブ・サービス(QoS)要件を持った応用へのスケーラビリティ/適応性
● 全てのスペクトル及びバンドにアクセスし、異なるスペクトル共有スキームをサポートする。
トラフィックプロファイルの特性の視点から、5Gは有意に異なった特性を持った3つのプロファイルをサポートすることが期待される。すなわち:
(i)高移動性のデバイスによる高いデータスループット;
(ii)低エネルギ消費及び長命のセンサに基づくサービス;
(iii)極めて低いレイテンシー及び高信頼サービス。
産業の視点から、5Gは、旧来の音声/データサービスだけでなく、自動車、農業、都市経営、ヘルスケア、エネルギ、公共輸送、などのような他の産業にも拡大及び進出する。それらの全ては、かつて経験したことがない大規模なエコシステムをもたらす。
そのような高度且つ複雑なシステムを設計するための技術的課題は、途方もなく大きく、大躍進が、ネットワーク側及びラジオインターフェイスの両方で必要とされる。ラジオインターフェイスの物理レイヤに関して、2、3の新しい技術が、前述の5G要件をサポートするために導入される。3GPPにおける研究(例えば、RP-160671, New SID Proposal: Study on New Radio Access Technology, NTT DOCOMOを参照されたい。)の1つの主たる目的は、波形設計、基本ヌメロロジー(numerology)(以下参照。)及びフレーム構造、チャネル符号化スキームなどのような、重要な5G要件を満足する基礎的な物理レイヤ設計を詳しく調べることである。
物理レイヤ設計の部分として、リソースをスケジューリングし且つ端末とのワイヤレス通信のための物理アンテナを収容する基地局の従来概念は、より流動的になる。5G/NRに関して使用される用語には、少なくとも1つの送信ポイントを(局所的に又は遠隔で)管理する“gNB”(次世代ノードB)(Next generation Node B)が含まれる。そのような送信ポイントは、受信ポイントとしても働くことがあり、一般的に、TRP(送受信ポイント)(Transmission/Reception Point)と呼ばれる
少なくとも長期的には、よりずっと多いスペクトルが、トラフィック要求を満足するために、5Gに利用可能になる。今日まで、モバイル通信のためのスペクトルは、6GHzを下回り、典型的には2GHz以下の周波数に焦点を当ててきた。2020年から2030年までの期間において、約6GHz、10GHz又は最大100GHzまでといった、より高い周波数での更なるスペクトルが考えられるようになる。同時に、より広い周波数スパンが、それらの極めて高い周波数バンドで利用可能になる。更に詳細な情報は表1に与えられる(出典:Ofcom, “Spectrum above 6GHz for future mobile communications”, 2015年2月)。
Figure 2019092157
6GHzを上回るスペクトルのような、極めて高い周波数でのラジオ伝播特性は、3G/4Gの典型的なスペクトルである2GHzでのスペクトルのそれと比較して、更なる課題をもたらす。それらの課題は、大きいパス損失、貧弱な浸透/散乱特性及び存在しない可能性がある光線パスである。それらの課題に関わらず、極めて高い周波数は、高いバンド幅利用可能性のような、それらの利点を有している。キャリア間隔は、利用可能なバンド幅に適するよう適応され得る。
様々な周波数バンド又は周波数レイヤを使用する可能性は、“ヌメロロジー”の概念をもたらす。これは、NRがOFDMのためのパラメータの組を記述するために使用される特別な語である。例えば、ヌメロロジー1は15kHzキャリア間隔、特定のOFDMシンボル周期及び特定の巡回プリフィックス長を有する。“ヌメロロジー2”は30kHzキャリア間隔、特定のOFDMシンボル長(15kHzを有するヌメロロジーのそれの半分である。)及び更に、特定の異なる巡回プリフィックス長を有してよい。
よって、UEは、異なる周波数レイヤを介して通信することを必要としてよい。周波数レイヤは、各レイヤが異なる中心周波数を有しているという、又はそれらが周波数領域において重なり合っていないという意味で異なっている。周波数レイヤは、異なるバンド、又は1バンド内の異なる周波数部分であってよい。一般に、異なるセルは、周波数レイヤの夫々において定義される。UEは1つのRF回路を有していると、又は複数のRF回路の場合に、全てが使用されており、故にUEは“空いている(free)”RF回路を有していないと想定される。そのようなシナリオの下で、“測定ギャップ”は、以降で説明されるように、UEが異なる周波数レイヤへリターンすることを必要とする場合に必要とされる。
高周波数の利点は、アンテナのサイズが小さくてよいことである。これは、密集したアンテナアレイが、極めて高い周波数のシナリオのために使用されるのにより適していることを意味する。密集したアンテナアレイによれば、モバイルネットワークがビームフォーミング技術の利点を利用することは容易である。デジタルビームフォーミング及びアナログビームフォーミングは、2つ典型的なビームフォーミングのタイプである。理論上、それらの間の相違点は、特定の時点で、アナログビームフォーミングが、より小さい電力消費及びハードウェア使用量で限られた範囲をカバーするよう、多数のアンテナを用いて1つのビームを形成し、一方、デジタルビームフォーミングが、より多くの電力消費及びより多くのハードウェア費用で相対的に広いエリアをカバーするよう、同時に複数のビームを有することができる点である。時々ネットワークはそれら2つのビームフォーミング技術を一緒に使用することができる。
NRに関する3GPPにおける議論において、単ビーム動作及び複数ビーム動作の両方ともが初期アクセスプロシージャによってサポートされるべきであると既に同意されている。以下で、LTE(4G)に関連した動作の原理及び用語はまた、概してNR(5G)に適用可能であると想定される。NR設計は、LTEに基づくが、更なる特徴及び強化を伴うと考えられる。
gNBによって供給される典型的なNRセルは、1つ又は2、3のTRP(Transmission Reception Points)から成ってよく、各TRPは、セル内のカバレッジを提供するために2、3のビームを生成してよい。ここで、我々は、セルIDがネットワークによる伝送から端末によって決定され得る地理的範囲であるとセルを見なす。2G/3G/4Gにおいてセルにキャンプオンするのと同様にして、NRにおいて、UEは、ネットワークにアクセスするよう特定のビームにキャンプオンしてよい。1つのUEは、一般に1つのビームを介してTRPと接続する。
NRに関する3GPP議論における新しいシナリオを扱うよう、“SSブロック”の概念がNR同期設計に導入される。ここで、“SS”は、同期信号(synchronization signal)を意味する。SSブロックは、PSS、SSS及びPBCH(又はそれらの組み合わせ)から成ることができ、それらの信号は、SSブロック内でTDM又はFDMのいずれかによって多重化され得る。所与のSSブロックは、対応するビームを用いて送信される。複数のSSブロックが1つのSSバーストを構成してよい。最も簡単なシナリオは、SSブロックごとに1つのビームが存在し、全てのビームが同じ周波数を使用するが、空間領域において異なっている(異なる方向に向かって送信される)場合である。
図1は、TRP30を介したeNB20とのワイヤレス通信のために配置されたUE10を表す。TRP30は、楕円によって示されたビーム31〜34を送信する。各ビーム内で、SSブロック(SSBとしても知られる。)は、時間において順次的に送信され、夫々は、PSS/SSS及びPBCHによって部分的に占有される。ビームと数的に等しい複数の連続したSSブロック35は、1つのSSバースト36を形成するようグループ化され得る。複数のSSバースト36は、繰り返し送信され得る1つの“SSバーストセット”を構成することができる。ユーザデータは、同期信号により多重化されてよく、代替的には、SSブロックは、PSS/SSS/PBCH、すなわち、システム情報しか含まない。
モバイル通信システムの1つの重要な機能は、サービスをモバイル端末に提供し提示することである。これは、1つのノード又はセルから他へ端末をハンドオーバーすることを伴う。ハンドオーバーは、“イントラ周波数”又は“インター周波数”のいずれか一方であることができる。イントラ周波数モビリティは、端末が2つのセルの間を動き、両方のセルが同じキャリア周波数を有する(なお、場合により帯域幅は異なる。)場合である。インター周波数モビリティは、キャリア周波数の変化がある場合に適用される。ここで、“インター周波数”は、(i)同じ周波数バンド内の異なるキャリア周波数を有する異なるセル、及び(ii)通常は異なる周波数バンドであるが、必ずしも同じRATを使用しないもの、の両方を指す。キャリアアグリゲーションの導入によれば、この概念は、同じ周波数バンド内の異なる中心周波数を有している異なるコンポーネントキャリアに及ぶことができる。LTEでは、イントラ周波数及びインター周波数の両モビリティがサポートされる。更に、特に、5G/NRの出現によれば、インターRATハンドオーバーの可能性が存在し、端末は、例えば、WiFiのような別のラジオアクセステクノロジに属するセル又はノードに接続する。
この機能を達成するよう、RRM(Radio Resource Measurement)が必要とされ、これの主たる目標は、潜在的な接続のために利用可能な最も適切なセルの適時の検出及び識別の能力をUEに提供することである。その上、RRMは、特定のUEが経験している無線条件に関する情報を得ることをネットワークに可能にする。LTEでは、測定活動は、RRC_IDLEの下で及びRRC_CONNECTED状態内でUEによって制御され、測定は、eNBによって構成され、そして、端末は、測定を行うようeNBの命令に従う。
LTEシステム内でモビリティ機能をサポートするために、端末はRSRP(リファレンス信号受信電力)(Reference Signal Received Power)及びRSRQ(リファレンス信号受信品質)(Reference Signal Received Quality)測定を実行する。どちらの測定もセル固有のリファレンス信号(CRS)に基づく。LTEにおけるCRSの割り当ては図2に示される。図2において、Rと標示された影付きの四角は、リファレンス信号の位置を示し、より暗い影付きの四角は、物理ダウンリンク制御チャネル(Physical Downlink Control Channel)(PDCCH)によって占有されるリソースを示す。周波数領域でのシフトを別にすれば、特定のアンテナポートのCRSパターンは、全システムバンド幅にわたって同じであり、時間領域にわたって繰り返し現れる。
UEがRRC_CONNECTED状態にあるとき、まさに測定をいつどのように実行するかは、測定コンフィグレーションを通じてeNBによって制御される。測定コンフィグレーションは、専用のシグナリングによって、典型的には“RRCConnectionReconfiguration”メッセージを用いて、UEへ送られる。測定コンフィグレーションメッセージは、次の重要なコンポーネントを含む:
測定対象(Measurement objects):UEが測定を実行すべき対象(例えば、CRS)
報告コンフィグレーション(Reporting configurations):夫々の報告コンフィグレーションが次から成る報告コンフィグレーションのリスト:
・報告記述(Reporting criterion):UEに測定方向を送らせる基準。これは、周期的な又は単一のイベント記述であることができる。
・報告フォーマット(Reporting format):UEが測定報告において含める数量及び関連する情報(例えば、報告すべきセルの数)
測定アイデンティティ(Measurement identities):夫々の測定アイデンティティが1つの測定対象を1つの報告コンフィグレーションとリンクする測定アイデンティティのリスト。複数の測定アイデンティティを構成することによって、1つよりも多い測定対象を同じ報告コンフィグレーションへリンクすることと、1つよりも多い報告コンフィグレーションを同じ測定対象へリンクすることとが可能である。測定アイデンティティは、測定報告内で参照番号として使用される。
測定ギャップコンフィグレーション(Measurement gap configuration):UEが測定を行うために使用し得る、すなわち、(UL,DL)送信がスケジューリングされない周期。
夫々の測定アイデンティティ(MID)は、1つの測定対象(MO)を1つの測定報告コンフィグレーション(RC)とリンクするよう構成され、そして、測定報告内で参照番号として使用される。故に、LTEにおいて複数のMIDを構成することによって、1つよりも多いMOを同じRCへリンクすることと、1つよりも多いRCを同じMOへリンクすることとが可能である。これは図3に表されている。
測定コンフィグレーションに関連した更なるパラメータは、測定期間、(measurement duration)、すなわち、測定コンフィグレーションを適用すべき時間である。LTEでは、測定期間は、連続した“RRCConnectionReconfiguration”メッセージ間の時間としてUEに暗に示されてよい。
LTEでは、UEがインター周波数又はイントラRAT測定を行うときに、通常、測定ギャップは、そのUEに対して構成される。測定ギャップを構成する理由は、UEが、測定を行うために、そのRFチェーンを現在の周波数レイヤから別の周波数レイヤへリターンするからである。測定ギャップ内で、UEは、ダウンリンク(割り込み)の間は如何なるデータも受信せず、そして、アップリンク伝送も、ダウンリンクスケジューリング情報がダウンリンク側で受信され得ないことから、影響を与えられることになる。このことは、システム容量及びスペクトル効率が低減されることを意味する。よって、サービングセルに対する測定ギャップ内で、UEは、他のセルのリファレンス信号(CRS)を検出する。しかし、CRSを単に検出することは十分でなく、UEはまた、新しい周波数レイヤ(セル)に対する同期信号を検出し、セルアイデンティティを取得する必要がある。
従って、LTEインター周波数測定のために、UEは最初に、リファレンス信号の位置を得るために、新しい周波数レイヤ/セルによって送信された同期信号(PSS一次同期信号及びSSS二次同期信号)を検出しようとする。LTEの同期信号は、図4に示されるように、5msの周期を有する。測定ギャップ長は、1つのPSS/SSSが、ギャップのオフセット、すなわち、時間領域でのその開始位置に関わらず、常に1つの特定の測定ギャップによって捕捉され得ることを確かにするよう、6msであるよう定義される。CRSはまた、既に述べられたように、測定ギャップと一致する必要があるが、CRSの密度は、同期信号と比較して高く、故に、測定ギャップ長は、CRSに対してそれほど重要でなく、PSS/SSSを検出する必要性は、制限要因である。
特にビームフォーミングを考えている新しい配置シナリオ、新しい設計理念及び新しい5Gテクノロジにより、NR同期信号及びリファレンス信号の設計は、LTE同期及びリファレンス信号の設計と比較して有意に異なっている。有意味且つ効率的なNR RRM測定を保証するよう、測定ギャップコンフィグレーションのための新しいソリューションがNRシステムのために提供される必要がある。
NRでは、SSバーストセット内のSSブロックの送信は、SSバーストセット周期に関わらず5ms窓に制限されることが同意されている。SSセット周期の値は、値{5,10,20,40,80,160}msの組から選択される。更には、図5に表されるように、異なるサブキャリア間隔値について5msタイミング窓内でSSブロックをマッピングする方法が同意されている。
図5の上部分で、SSBはSSブロックを表し、Lは、SSバーストセット内のSSBブロックの総数を表す。影付き部分はSSブロックを表す。また、縦実線は、どれくらいのSSブロックが5ms窓内に位置し得るかを表すよう、スロットを示す。図5における“最大2SSブロック”との表現は、各スロットが14個のOFDMシンボルを有し(スロット期間はSCSに依存する。)、各SSブロックが4個のOFDMシンボルから成る夫々の影付き領域を個々に参照する。各スロットは、最大で、2SSブロックを有することができると同意されている(これは、残り6個のOFDMシンボルが他の目的のために使用可能であるところの8個のOFDMシンボルを意味する。)。
図5の下部分(黒実線)は、1つのSSバーストセットを示す。バーストセットは周期的に(その中で、1つのSSバーストセットが所与のセルから起こる。)、5、10、20、40、80又は場合により160msであることができる。周期は、直接にはSCSとリンクされないが、モビリティ性能要件により、SCSとともに変化する傾向がある。通常、高周波バンドは、より長いSCSを使用する。このことは、セルのサイズがより小さく、これに対応して、OFDMシンボル期間がより短くなることを意味する。モビリティ性能を保証するよう、同期信号はより頻繁に送信されることになるので、小さいバーストセットが周期的にこのシナリオの下では使用され得る。
SSバーストセット内の全てのSSブロックは、同じ5ms窓、例えば、80msSSバーストセット周期内の5ms窓の中に位置する。隣接セルは、異なる時間窓内でそれらのSSバーストセットを送信するよう配置されてよい。個々の5ms窓内で、SSブロックの数は、SCSに応じて、4乃至64の範囲に及ぶことができる。既に述べられたように、夫々のSSブロックは4つのOFDMシンボルを有し、1つはPSSのために使用され、1つはSSSのために使用され、2つはPBCHのために使用される。端末が1つのSSブロックを検出すれば足りるが、例えば、CRSを更に検出するために又はPSS/SSS電力を測定するために、1よりも多く検出することのいくつかの利点が存在する。
5G/NRでは、SSブロックによって占有されるOFDMシンボルの総数は4で固定されており、スロットは14個のOFDMシンボルを有する。結果として、異なるサブキャリア間隔について、例えば、15kHzと240kHzとを比較すると、5ms持続時間内で、240kHzのスロットの数は、15kHzのそれと比較して16倍である。これは、240kHzでの各OFDMシンボルの存続期間が15kHzのそれの1/16だからである。
図5に示されるコンフィグレーション(単に例示のために与えられている。)のいずれもが、0.5msのスロット存続期間による15kHzサブキャリア間隔のLTEコンフィグレーションと適合しないことが分かる。ちなみに、図5は、単に、サブフレームを参照せずに(NRについては1ms存続期間で固定される。)5ms窓内のマッピングを示す。
下にある影付きのボックス内のテキストは、シグナリングメッセージが3GPP標準で表現される方法を反映する。夫々の場合で、左側の列は、IE(情報要素)の形でパラメータを表し、右側の列は、パラメータのとり得る値を示す。TS36.331におけるプロトコルのスタイル(3GPP RAN2仕様)に従って、INTEGERは、1、2、3のような整数値を返す。より具体的には、次のように値gp0又はgp1を指定することは、オフセット及び周期の両方をIEに知らせる。
Figure 2019092157
ここで、“gapOffset”は測定ギャップの開始位置を意味し、単位は1msである。gp0は0から39の範囲をとり、gp1は0から79の範囲をとる。オフセット値が構成されると、2つの期間のうちの一方が選択され、測定コンフィグレーションの次の更新まで端末のために使用される。
上述されたように、LTEにおける6ms測定ギャップ設計は、PSS/SSSが1つの測定ギャップを用いてUEによって捕捉されることを確かにするための保守的デザインである。NRにおいて定義されるSS周期は、測定ギャップ長設計に新たな課題を持ち込む。LTE設計メソッドロジを使用する場合に、SSセット周期が40msであるとすると、その場合に、1つ又は2、3のSSブロックが時間領域でのその開始位置に関わらず、1つの測定ギャップによって確実に捕捉されることを確かにするために、40ms長の測定ギャップが必要とされる。しかし、40msの測定ギャップ長は極めて長く、使用のための実際的な値ではない。実際に、ダウンリンク受信での10ms割り込みでさえ、モバイル通信ネットワーク設計にとっては長すぎることがある。
その上、NRのSSブロック数は、サブキャリア間隔に依存し、SSセット周期は、同様にSCSに依存する。このことは、システムバンド幅及びスペクトル周波数への依存度を更に高める。スペクトル使用状況、すなわち、バンド幅のどれくらいがどのスペクトル周波数で使用されるかの選択のために最適であるSSセット周期とSSブロック数との2、3の組み合わせが存在する。図5に関連して上述されたように、SSセット周期は、5、10、20、40又は80msといった値の組のうちの1つに制限され、SCS及びSSブロックの数とリンクされる。例えば、5ms窓ごとに4つのSSブロックを有する240kHzSCSを使用することは、悪い組み合わせであり、避けられるべきである。従って、使用可能な組み合わせの数は、それらのパラメータの範囲から想定され得るほどには多くない。
L3モビリティ測定のためのCSI−RSの使用を考えたときに、周波数/時間領域で規則的な分布を有しているLTEのCRSとは異なって、CSI−RSの分布はNRにおいて構成可能である。このことは、測定を行うために端末によって使用される多数のCSI−RSが特定の時間/周波数領域内で存在し得ることを意味する。他方で、CSI−RSは、特定の時間/周波数領域内で非常に疎(sparse)であり、端末は、UE電力消費を低減するために、特定の時間中に測定を行うよう求められない。これは、測定が行われない期間をスケジューリングすることによって、測定コンフィグレーション内で扱われ得る。
以上の理由により、5G/NRのための測定ギャップコンフィグレーションの柔軟性を改善する必要がある。
本発明の第1の態様に従って、ワイヤレス通信システムにおける測定コンフィグレーションの方法であって、
ラジオリソースマネージメント(RRM)測定のための複数の測定ギャップコンフィグレーションを端末に供給することを有し、夫々の測定ギャップコンフィグレーションが少なくとも測定ギャップ長及び周期を含む、
方法が提供される。
ここで、測定ギャップ長は、測定ギャップの存続期間を指し、その範囲内で端末は測定を行うことを期待される。周期は、繰り返し周期、すなわち、連続する測定ギャップ間のインターバルを指す。
望ましくは、夫々の測定ギャップコンフィグレーションが測定対象(CRS又はCSI−RSのような、測定される信号)にリンクされる。
このリンク(又は測定対象に対する測定ギャップコンフィグレーションのマッピング)は、様々な方法で達成され得る。一実施形態において、夫々の測定ギャップコンフィグレーションは、夫々1つの測定対象へリンクされる。代替的に、複数の前記測定ギャップコンフィグレーションが同じ測定対象へリンクされる。前記供給された測定ギャップコンフィグレーションは、LTEワイヤレス通信システムで用いられる測定コンフィグレーション情報要素を置換し得る。
前記端末は、デフォルトの測定ギャップコンフィグレーションを供給されてよく、夫々の測定対象は、前記デフォルトの測定ギャップコンフィグレーションを置換するそれ自体の測定ギャップコンフィグレーションを任意に有している。
上記で定義されたいずれの方法でも、前記端末は、前記複数の測定ギャップコンフィグレーションを示す測定ギャップコンフィグレーションリストを供給されてよい。
この場合に、前記測定ギャップコンフィグレーションリストは、望ましくは、測定アイデンティティを含む測定アイデンティティリストを更に有し、当該方法は、望ましくは、前記測定アイデンティティリストからの測定アイデンティティと、前記測定ギャップコンフィグレーションリストからの測定ギャップコンフィグレーションとの間のマッピングルールを定義する。
ここで、測定アイデンティティと測定ギャップコンフィグレーションとの間のマッピングは、一対一のマッピング、一対複数のマッピング、及び複数対一のマッピングのうちの少なくとも1つを含む。
1つの測定アイデンティティが複数の測定ギャップコンフィグレーションにマッピングするときに、当該方法は、測定アイデンティティの総数を、マッピングされる測定ギャップコンフィグレーションの数と同数とするように、その1つの測定アイデンティティの少なくとも1つの複製の測定アイデンティティを生成することを更に有してよい。
上記で定義されたいずれの方法でも、前記測定ギャップコンフィグレーションは、イントラ/インター周波数及びインターRAT測定の両方に適用されてよい。
上記で定義されたいずれの方法でも、夫々の測定ギャップコンフィグレーションは、望ましくは、フレームタイミングのようなタイミング基準に対する測定ギャップの開始時間を表すオフセット値を更に含む。
望ましくは、前記供給することは、前記端末がワイヤレス通信する少なくとも1つのサービングセルを制御する基地局によって実行される。
従って、本発明の第2の態様に従って、ワイヤレス通信システムで使用される基地局であって、
端末と通信する送受信器と、
前記送受信器に、ラジオリソースマネージメント(RRM)測定のための複数の測定ギャップコンフィグレーションを前記端末へ送らせる制御ユニットであり、夫々の測定ギャップコンフィグレーションが少なくとも測定ギャップ長及び周期を含む、前記制御ユニットと
を有する基地局が提供される。
本発明の第3の態様に従って、ワイヤレス通信システムで使用される端末であって、
信号を測定するよう制御される送受信器と、
当該端末が構成されている複数の測定ギャップコンフィグレーションのうちの1つを用いて測定を行うよう前記送受信器を制御する制御ユニットであり、夫々の測定ギャップコンフィグレーションが少なくとも測定ギャップ長及び周期を含む、前記制御ユニットと
を有する端末が提供される。
本発明の第4の態様に従って、上記で定義された基地局と、上記で定義された端末とを有するワイヤレス通信システムが提供される。
上記のいずれの方法でも、ワイヤレス通信システムは、複数ビーム又は単一ビームのいずれかを有して作動し得る。
上記の基地局、端末及びワイヤレス通信システムは、上記の方法の特徴のいずれも含んでよい。
本発明の更なる態様は、上記のいずれかの方法を実行するようワイヤレス通信システム内の基地局を構成するコンピュータ読み出し可能なコードに加えて、そのようなコードを担持する非一時的なコンピュータ読み出し可能な記録媒体を提供する。
実施形態における特徴は、次のことを含む:
・マルチビーム/シングルビームによる通信システム内の測定ギャップコンフィグレーションのために設計される方法であって、イントラ/インター周波数及びインターRAT測定を含むRRM測定の複数の測定ギャップコンフィグレーションを有することを各端末に可能にすることを有する方法。
・1つ又は複数の測定ギャップコンフィグレーションを有することを各測定対象に可能にすること。各測定対象が1つの測定ギャップコンフィグレーションを有するとき、それらの測定ギャップコンフィグレーションは異なり得る。
・各測定対象は、それ自体の任意の測定ギャップコンフィグレーションを有し、測定コンフィグレーションシグナリング内でデフォルトの測定ギャップコンフィグレーションを定義し得る。
・測定コンフィグレーションシグナリング内で測定ギャップコンフィグレーションを設定し保持すること
・測定アイデンティティリストからの1つの測定アイデンティティと測定ギャップリストからの1つの測定ギャップコンフィグレーションとの間のマッピングルールを定義すること。測定アイデンティティと測定ギャップコンフィグレーションとの間のマッピングは、一対一のマッピング、一体複数のマッピング、及び複数対一のマッピングであり得る。
・1つの特定の測定アイデンティティが複数の測定ギャップコンフィグレーションへマッピングするとき、元の1つを含む複製された測定アイデンティティの数を、マッピングされる測定ギャップコンフィグレーションの数と同じにするよう、その1つの測定アイデンティティを複製することを通じて更なる測定アイデンティティを生成すること。
一般に、別の明らかな意図がない限り、本発明の1つの態様に関して記載された特徴は、同様に、如何なる他の態様との如何なる組み合わせにおいても、斯様な組み合わせが本明細書中で明示的に言及又は記載されていないとしても、適用されてよい。
上記で言及された“端末”は、典型的に、ユーザ機器(UE)、加入者局(SS)、若しくは移動局(MS)、又はその他の適切な固定位置の若しくは移動可能な形となって現れる。本発明を視覚化するために、端末をモバイルハンドセットとして仮定することが都合がよいが(多くの場合に、端末の少なくとも一部はモバイルハンドセットを有することになる。)、このことから制限が課されるべきではない。端末は、例えば、モバイル中継局としても機能し得る。
一例として、添付の図面が参照される。
UE、gNB及びTRPを含むとともに送信ビーム内のSSバーストを示すワイヤレス通信システムを表す。 既知のLTEワイヤレス通信システムにおいて用いられるセル特有のリファレンス信号CRSのパターンを表す。 測定対象、測定アイデンティティ及び報告コンフィグレーションの間の関係を表す。 同期信号の周期性を表す。 5G/NRのために処理される5msタイミング窓内のSSブロックの提案されるマッピングを示す。 測定ギャップコンフィグレーションが測定対象に依存する本発明の実施形態を表す。 本発明の他の実施形態における測定アイデンティティと測定ギャップコンフィグレーションとの間のマッピングを示す。 本発明が適用され得る端末の略ブロック図である。 本発明が適用され得る基地局の略ブロック図である。
導入部で述べられた全ての要素を考えて、本発明者は、異なる測定対象が異なる測定ギャップコンフィグレーションを有している可能性を許すことが5G/NRでは望ましいと気付いた。しかし、現在の測定コンフィグレーションシグナリング構造は、このような動作を許さない。以下で示されるように、測定コンフィグレーションシグナリング“MeasConfig”は、測定対象のリストを有し、ただ1つの測定ギャップコンフィグレーションを有する。これは、同じ測定ギャップコンフィグレーションが全ての測定対象に適用されることになることを意味する。ついでに言えば、以下で挙げられており、“MeasConfig”に含まれている全てのタイプの情報は、以下で測定コンフィグレーション情報と呼ばれる。また、“measGapConfig”は以下で、上述された“MeasGapConfig”と同じである。すなわち、“MeasConfig”は、一部分として“MeasGapConfig”を含む。
Figure 2019092157
これより、本発明は、多くの特性をLTEと共有すると考えられる5G/NRに基づく実施形態を参照して記載される。5G/NRシステムは、UEとワイヤレス通信するサービングセルを含むと考えられる。サービングセルは、基地局(gNB)によって提供されるか、又は少なくとも制御される。
以下、網掛けボックス内のテキストは、シグナリング例であり、シグナリングメッセージが3GPP標準において表現される方法を反映する。太字のテキストは、本発明の実施形態における新規追加を示し、残りのテキストは、通常は既に存在しているか又は5G/NRにおける使用のために同意された項目である。
ギャップ長、ギャップ繰り返し周期又は両方を含む測定ギャップコンフィグレーション情報における項目は、“測定ギャップコンフィグレーション”と呼ばれ得る。導入部での説明に基づき、第1実施形態は、測定ギャップコンフィグレーションを、測定コンフィグレーション情報(“MeasConfig”)又は端末に依存するのではなく、測定対象に依存させることである。
第2実施形態は、第1実施形態に応じて、各測定対象がそれ自体の測定ギャップコンフィグレーションを有し、測定コンフィグレーションIEを測定コンフィグレーション情報から削除することを可能にすることである。各測定対象は、1つ又は複数の測定ギャップコンフィグレーションを有してよい。一例が図6に示されている。図6において、左側はこの実施形態の一例を示しており、LTEコンフィグレーションは右側に示されている。図中の“Gcfg”はギャップコンフィグレーションを意味する。
LTEにおいて、UEのための測定コンフィグレーションは、測定対象のリストを保持する。各測定対象は、上記の“MeasConfig”に含まれているそれ自体のシグナリング構造を有している。例えば、LTE測定対象の構造は、実例のために以下でコピーされている(シグナリング全体のほんの一部がコピーされている):
Figure 2019092157
付随的に、語“Need ON”は、測定対象の任意のIEを参照する。そのようなIEが基地局から受け取られない場合には、端末は、このIEの以前に構成された値を使用する。
1つの可能な実施は、LTEで見られるのと同じ基本シグナリング構造(MeasConfig)を用いながら、LTEの“MeasObjectEUTRA”を置換するよう新しい情報要素“MeasObjectNR”として測定ギャップコンフィグレーションを測定対象シグナリング構造に挿入することである:
Figure 2019092157
このようにして、新規の“MeasObjectNR”は、“MeasObjectEUTRA”がLTEにおいて提供するのと同じ機能を提供する。
各測定対象ごとに1つ又は複数の“measGapConfigNR”が存在し得る。1つの測定対象が複数の測定ギャップコンフィグレーションを有し得る場合に、測定ギャップコンフィグレーションシグナリングは、以下のように設計され得る:
Figure 2019092157
各測定対象ごとに、構成され得る“MeasGapConfigNR”の最大数は、最高でmaxMeasGapConfigNRまでである。
第1実施形態に依存する第3実施形態は、測定コンフィグレーションシグナリング内でデフォルトの測定ギャップコンフィグレーションを設定することである。各測定対象は、それ自体の任意の測定ギャップコンフィグレーションを有してよい。一例となる実施のシグナリングが以下で示されている:
Figure 2019092157
上記の新しいIE“measGapConfigNR”は、“MeasConfigNR”内の所望の位置に挿入されてよく、厳密な位置は重要でない。上記のシグナリングは、異なった測定対象どうしを区別しない点に留意されたい。むしろ、それは、LTEにおいて行われているように、全ての測定対象についてデフォルトの測定ギャップコンフィグレーションを設定する。特定の測定対象のために更なる測定ギャップコンフィグレーションが存在する場合には、その測定対象は新しい1つを使用することになり、デフォルトの1つは上書きされることになる。
第2実施形態と同様に、測定対象内で測定ギャップコンフィグレーションを定義するための2つの方法がある。それら2つの方法についての例となるシグナリング設計は、以下のように表される:
オプション1:
Figure 2019092157
オプション2:
Figure 2019092157
留意されるべきは、両方のオプションにおいて、全てのテキストは太字、すなわち、この実施形態において新規である点である。
このように、第2実施形態と第3実施形態との間の相違点は、第3実施形態では“MeasConfigNR”がデフォルトの測定ギャップコンフィグレーションを供給する点である。両方の実施形態において、“MeasObjectNR”の構造は同じであるが、“MeasObjectNR”は、第2実施形態では測定対象ごとに構成されなければならず、一方、第3実施形態では、“MeasObjectNR”は測定対象ごとに構成される必要がない。
測定対象は、測定ギャップコンフィグレーションなしでは、“MeasObjectNR”によって供給されたデフォルトの測定ギャップコンフィグレーションを使用することになる。
第4実施形態は、独立した実施形態であり、測定ギャップコンフィグレーションリストを設定して測定コンフィグレーションシグナリング内で保持することである。第2又は第3実施形態と比較した相違点は、目標が異なる点である。第2及び第3実施形態における“measGapConfigNRList”は、1つの測定対象のための測定ギャップコンフィグレーションのリストを提供する。すなわち、それは、測定対象に依存する。それに反して、第4実施形態では、測定ギャップコンフィグレーションは、測定IDに依存することになる。第4実施形態における測定ギャップコンフィグレーションリストの変更は、測定対象リストに影響を及ぼさない。LTEにおいて、測定IDの数は、測定対象と報告コンフィグレーションとの間のマッピングに依存し(図3に図示される。)、ここでは、NR測定IDは、LTE測定IDと同じルールに従うと考えられている。
第4実施形態における測定コンフィグレーションシグナリングの一例が以下で示されており、新たに加えられた表現(太字)は、測定ギャップコンフィグレーションのリストと、測定ギャップを削除又は追加することによってリストを変更する可能性とを加える:
Figure 2019092157
第4実施形態に依存する第5実施形態は、測定アイデンティティリストからの1つの測定アイデンティティと測定ギャップリストからの1つの測定ギャップコンフィグレーションとの間のマッピングを設定することである。測定アイデンティティと測定ギャップコンフィグレーションとの間のマッピングは、図7で見られるように、一対一のマッピング、一対複数のマッピング、及び複数対一のマッピングであってよい。
第5実施形態に依存する第6実施形態は、1つの測定アイデンティティと1つの測定ギャップコンフィグレーションとの間の詳細なマッピングルールを使用することである。図7で示されるように、複数の測定アイデンティティが同じ測定ギャップコンフィグレーションにマッピングするか、又は1つの特定の測定アイデンティティが1つの特定測定ギャップコンフィグレーションにマッピングする場合に、如何なる測定アイデンティティへの変更も存在しない。しかし、1つの特定の測定アイデンティティが複数の測定ギャップコンフィグレーションにマッピングする場合に、更なる測定アイデンティティが、測定アイデンティティの数を、それらの測定ギャップコンフィグレーションの数と同じにするよう生成されることになる。それらの新しい生成された測定アイデンティティの内容は、元の測定アイデンティティから複製される。例えば、図7におけるMID4の内容は、MID3のそれと同じであり、唯一の違いは、それらが異なる測定ギャップコンフィグレーションにマッピングする点である。
図8は、本発明が適用され得る端末(UE)10の例を表すブロック図である。端末10は、上記のワイヤレス通信システムで使用され得る如何なるタイプのデバイスも含んでよく、セルラー(若しくはセル)電話(スマートフォンを含む。)、モバイル通信機能を備えたパーソナルデジタルアシスタント(PDA)、モバイル通信部品を備えたラップトップ若しくはコンピュータシステム、及び/又はワイヤレスで通信するよう動作可能であるあらゆるデバイスを含んでよい。端末10は、少なくとも1つのアンテナ802へ接続された送受信器ユニット804(一緒に通信ユニットを画定する。)と、記憶媒体808の形をとるメモリへのアクセスを有しているコントローラ806とを含む。コントローラ806は、例えば、マイクロプロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、又は受信された信号から測定コンフィグレーションを取得し、送受信器ユニット804を然るべく制御することを含む上記の様々な機能を実行するようプログラムされるか若しくは別なふうに構成された他のロジック回路であってよい。例えば、上記の様々な機能は、記憶媒体808に記憶されているコンピュータプログラムの形で具現化され、コントローラ806によって実行されてよい。送受信器ユニット804は、コントローラ806の制御下で、上述されたように、SSブロックを受信し、リファレンス信号を検出する、などを行うよう配置される。記憶媒体808は、受信された測定コンフィグレーション、リファレンス信号に対する測定の結果、などを記憶する。
図9は、1つ以上のセルに関与する基地局(gNB)20の例を表すブロック図である。基地局20は、少なくとも1つのアンテナ902(gNBの中に組み込まれるか又はその外にあるTRPを形成する。)に接続された送受信器ユニット904と、コントローラ906とを含む。コントローラ906は、例えば、マイクロプロセッサ、DSP、ASIC、FPGA、又は上記の様々な機能、特に、本発明の1つ以上の実施形態を具現化する測定コンフィグレーションを端末に送信するよう送受信器ユニット904を動作させること、を実行するようプログラムされるか若しくは別なふうに構成された他のロジック回路であってよい。例えば、上記の様々な機能は、記憶媒体908に記憶されているコンピュータプログラムの形で具現化され、コントローラ906によって実行されてよい。送受信器ユニット904は、コントローラ906の制御下で、同期信号、リファレンス信号、RRCメッセージ等をブロードキャストすることに関与する。
このように、要約すると、本発明の実施形態は、gNBが複数の測定ギャップコンフィグレーションを端末に提供してよく、夫々の測定ギャップコンフィグレーションが少なくとも測定ギャップ長及び周期を含むところの方法及び装置を提供する。夫々の測定ギャップコンフィグレーションは、測定対象にリンクされてよい(場合により、複数の測定ギャップコンフィグレーションが1つの同じ測定対象のために定義される。)。供給された測定ギャップコンフィグレーションは、LTEワイヤレス通信システムで用いられる測定コンフィグレーション情報要素を置換してよい(この場合に、デフォルトのコンフィグレーションは存在しない。)。代替的に、端末はデフォルトの測定コンフィグレーションを有しており、夫々の測定対象は、デフォルトのコンフィグレーションを置換するそれ自体の測定ギャップコンフィグレーションを任意に有している。端末は、測定ギャップコンフィグレーションと測定アイデンティティとの間のマッピングとともに、複数の測定ギャップコンフィグレーションを示す測定ギャップコンフィグレーションリストと、測定アイデンティティを含む測定アイデンティティリストとを供給されてよい。このようにして、より柔軟な測定コンフィグレーションが、NRにとって適切に提供され得る。
様々な変更が本発明の適用範囲内で可能である。
主として多重ビームシステムを対象としているが、本発明の実施形態は、単なる単ビームによってさえも用いられてよい。
上述されたように、本発明の実施形態は、端末が同期することを可能にするために、セルによってブロードキャスト又は送信される同期信号を必要とする。LTEからのそのような信号の既知の例は、上記のPSS/SSSである。しかし、本発明は、それらの語がLTEとの関連で理解される通りにPSS/SSSに必ずしも制限されない。LTE及び5Gシステムで用いられて、UEが測定ギャップ内で検出することを必要とし得る他のタイプの信号も、本発明に適用可能であり得る。
本発明は、同様に、FDD及びTDDシステムに、更には、混合TDD/FDD実施に適用可能である(すなわち、同じFDD/TDDタイプのセルに制限されない。)。
上述された本発明の態様又は実施形態のいずれにおいても、様々な特徴は、ハードウェアにおいて、あるいは、1つ以上のプロセッサで実行されるソフトウェアモジュールとして、実装されてよい。1つの態様の特徴は、他の態様のいずれにも適用されてよい。
本発明はまた、ここで記載されている方法のいずれかを実行するためのコンピュータプログラム又はコンピュータプログラム製品、及びここで記載されている方法のいずれかを実行するためのプログラムを記憶しているコンピュータ読み出し可能な媒体を提供する。
本発明を具現化するコンピュータプログラムは、コンピュータ読み出し可能な媒体において記憶されてよく、あるいは、それは、例えば、インターネットのウェブサイトから供給されるダウンロード可能なデータ信号のような信号の形をとってよく、あるいは、それは、如何なる他の形態もとってよい。
当然ながら、様々な変更及び/又は修正が、特許請求の範囲の適用範囲から逸脱することなしに、まさに記載されている特定の実施形態に対して行われてよい。
上記の実施形態に加えて、以下の付記を開示する。
(付記1)
ワイヤレス通信システムにおける測定コンフィグレーションの方法であって、
ラジオリソースマネージメント(RRM)測定のための複数の測定ギャップコンフィグレーションを端末に供給することを有し、夫々の測定ギャップコンフィグレーションが少なくとも測定ギャップ長及び周期を含む、
方法。
(付記2)
夫々の測定ギャップコンフィグレーションが測定対象にリンクされる、
付記1に記載の方法。
(付記3)
夫々の測定ギャップコンフィグレーションが夫々1つの測定対象へリンクされる、
付記2に記載の方法。
(付記4)
複数の前記測定ギャップコンフィグレーションが同じ測定対象へリンクされる、
付記2に記載の方法。
(付記5)
デフォルトの測定ギャップコンフィグレーションを前記端末に供給することを更に有し、夫々の測定対象が、前記デフォルトの測定ギャップコンフィグレーションを置換するそれ自体の測定ギャップコンフィグレーションを任意に有している、
付記2に記載の方法。
(付記6)
前記複数の測定ギャップコンフィグレーションを示す測定ギャップコンフィグレーションリストを前記端末に供給することを更に有する
付記1に記載の方法。
(付記7)
前記測定ギャップコンフィグレーションリストが、測定アイデンティティを含む測定アイデンティティリストを更に有し、
当該方法は、前記測定アイデンティティリストからの測定アイデンティティと、前記測定ギャップコンフィグレーションリストからの測定ギャップコンフィグレーションとの間のマッピングルールを定義することを更に有する、
付記6に記載の方法。
(付記8)
前記測定アイデンティティと前記測定ギャップコンフィグレーションとの間のマッピングは、一対一のマッピング、一対複数のマッピング、及び複数対一のマッピングのうちの少なくとも1つを含む、
付記7に記載の方法。
(付記9)
1つの測定アイデンティティが複数の測定ギャップコンフィグレーションにマッピングするときに、測定アイデンティティの総数を、マッピングされる測定ギャップコンフィグレーションの数と同数とするように、当該1つの測定アイデンティティの少なくとも1つの複製の測定アイデンティティを生成することを更に有する
付記8に記載の方法。
(付記10)
前記測定ギャップコンフィグレーションは、イントラ/インター周波数及びインターRAT測定の両方に適用される、
付記1に記載の方法。
(付記11)
夫々の測定ギャップコンフィグレーションが、タイミング基準に対する測定ギャップの開始時間を表すオフセット値を更に含む、
付記1に記載の方法。
(付記12)
当該方法は、前記端末がワイヤレス通信する少なくとも1つのサービングセルを制御する基地局によって実行される、
付記1に記載の方法。
(付記13)
ワイヤレス通信システムで使用される基地局であって、
端末と通信する送受信器と、
前記送受信器に、ラジオリソースマネージメント(RRM)測定のための複数の測定ギャップコンフィグレーションを前記端末へ送らせる制御ユニットであり、夫々の測定ギャップコンフィグレーションが少なくとも測定ギャップ長及び周期を含む、前記制御ユニットと
を有する基地局。
(付記14)
ワイヤレス通信システムで使用される端末であって、
信号を測定するよう制御される送受信器と、
当該端末が構成されている複数の測定ギャップコンフィグレーションのうちの1つを用いて測定を行うよう前記送受信器を制御する制御ユニットであり、夫々の測定ギャップコンフィグレーションが少なくとも測定ギャップ長及び周期を含む、前記制御ユニットと
を有する端末。
(付記15)
付記13に記載の基地局と、付記14に記載の端末とを有するワイヤレス通信システム。
LTEにおいて、端末は、全ての測定対象にリンクされる1つの測定ギャップコンフィグレーションしか有さない。それに反して、本発明の実施形態は、各測定対象がそれ自体の測定ギャップコンフィグレーションを有することを可能にする。コンフィグレーションのこの追加の柔軟性は、5G/NRにとってより適切であり、UE電力消費を削減するとともに測定のスペクトル効率を高めることができる。これはまた、UEが隣接セルの全ての可能なビームを検出することができることを確かにするためにイントラ周波数の場合に必要とされる。その上、それはまた、端末が、測定ギャップコンフィグレーションと測定アイデンティティとの間のマッピングとともに、複数の測定ギャップコンフィグレーションを示す測定ギャップコンフィグレーションリストと、測定アイデンティティを含む測定アイデンティティリストとを供給され得る解決法を提供する。
10 端末(UE)
20 基地局(gNB)
802,902 アンテナ
804,904 送受信器ユニット
806,906 コントローラ
808,908 記憶媒体

Claims (15)

  1. ワイヤレス通信システムにおける測定コンフィグレーションの方法であって、
    ラジオリソースマネージメント(RRM)測定のための複数の測定ギャップコンフィグレーションを端末に供給することを有し、夫々の測定ギャップコンフィグレーションが少なくとも測定ギャップ長及び周期を含む、
    方法。
  2. 夫々の測定ギャップコンフィグレーションが測定対象にリンクされる、
    請求項1に記載の方法。
  3. 夫々の測定ギャップコンフィグレーションが夫々1つの測定対象へリンクされる、
    請求項2に記載の方法。
  4. 複数の前記測定ギャップコンフィグレーションが同じ測定対象へリンクされる、
    請求項2に記載の方法。
  5. デフォルトの測定ギャップコンフィグレーションを前記端末に供給することを更に有し、夫々の測定対象が、前記デフォルトの測定ギャップコンフィグレーションを置換するそれ自体の測定ギャップコンフィグレーションを任意に有している、
    請求項2に記載の方法。
  6. 前記複数の測定ギャップコンフィグレーションを示す測定ギャップコンフィグレーションリストを前記端末に供給することを更に有する
    請求項1に記載の方法。
  7. 前記測定ギャップコンフィグレーションリストが、測定アイデンティティを含む測定アイデンティティリストを更に有し、
    当該方法は、前記測定アイデンティティリストからの測定アイデンティティと、前記測定ギャップコンフィグレーションリストからの測定ギャップコンフィグレーションとの間のマッピングルールを定義することを更に有する、
    請求項6に記載の方法。
  8. 前記測定アイデンティティと前記測定ギャップコンフィグレーションとの間のマッピングは、一対一のマッピング、一対複数のマッピング、及び複数対一のマッピングのうちの少なくとも1つを含む、
    請求項7に記載の方法。
  9. 1つの測定アイデンティティが複数の測定ギャップコンフィグレーションにマッピングするときに、測定アイデンティティの総数を、マッピングされる測定ギャップコンフィグレーションの数と同数とするように、当該1つの測定アイデンティティの少なくとも1つの複製の測定アイデンティティを生成することを更に有する
    請求項8に記載の方法。
  10. 前記測定ギャップコンフィグレーションは、イントラ/インター周波数及びインターRAT測定の両方に適用される、
    請求項1に記載の方法。
  11. 夫々の測定ギャップコンフィグレーションが、タイミング基準に対する測定ギャップの開始時間を表すオフセット値を更に含む、
    請求項1に記載の方法。
  12. 当該方法は、前記端末がワイヤレス通信する少なくとも1つのサービングセルを制御する基地局によって実行される、
    請求項1に記載の方法。
  13. ワイヤレス通信システムで使用される基地局であって、
    端末と通信する送受信器と、
    前記送受信器に、ラジオリソースマネージメント(RRM)測定のための複数の測定ギャップコンフィグレーションを前記端末へ送らせる制御ユニットであり、夫々の測定ギャップコンフィグレーションが少なくとも測定ギャップ長及び周期を含む、前記制御ユニットと
    を有する基地局。
  14. ワイヤレス通信システムで使用される端末であって、
    信号を測定するよう制御される送受信器と、
    当該端末が構成されている複数の測定ギャップコンフィグレーションのうちの1つを用いて測定を行うよう前記送受信器を制御する制御ユニットであり、夫々の測定ギャップコンフィグレーションが少なくとも測定ギャップ長及び周期を含む、前記制御ユニットと
    を有する端末。
  15. 請求項13に記載の基地局と、請求項14に記載の端末とを有するワイヤレス通信システム。
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