JP2019089190A - ロボット - Google Patents

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Abstract

【課題】第1駆動部の発熱に伴う第1アンプ部の温度上昇と、第1駆動部の振動に伴う第1アンプ部の振動とのうちの少なくとも1つを抑制することができるとともに、カバーの取り外しを容易に行わせることができるロボットを提供すること。【解決手段】カバーを有するアームと、第1駆動部と、前記第1駆動部を駆動する第1駆動回路を有する第1アンプ部と、前記アームの内部に設けられた第1部材と、を備え、前記第1部材は、前記第1アンプ部が設けられ、前記第1駆動部と前記カバーとのそれぞれと離間している、ロボット。【選択図】図2

Description

この発明は、ロボットに関する。
ロボットに関する技術の研究や開発が行われている。
これに関し、駆動部(例えば、サーボモーター)を駆動させる駆動回路を有するアンプ部がカバーに設けられているロボットが知られている(特許文献1参照)。
米国特許第7347120号明細書
しかしながら、このようなロボットでは、カバーを取り外す際、カバーに設けられたアンプ部に繋がる配線の存在によって、カバーを取り外し難い場合があった。その結果、当該ロボットは、メンテナンス性を向上させることが困難な場合があった。
上記課題の少なくとも一つを解決するために本発明の一態様は、カバーを有するアームと、第1駆動部と、前記第1駆動部を駆動する第1駆動回路を有する第1アンプ部と、前記アームの内部に設けられた第1部材と、を備え、前記第1部材は、前記第1アンプ部が設けられ、前記第1駆動部と前記カバーとのそれぞれと離間している、ロボットである。
これにより、ロボットは、第1駆動部の発熱に伴う第1アンプ部の温度上昇と、第1駆動部の振動に伴う第1アンプ部の振動とのうちの少なくとも1つを抑制することができるとともに、カバーの取り外しを容易に行わせることができる。
また、本発明の他の態様は、ロボットにおいて、前記第1アンプ部と前記カバーとの間には、配線を除く他の部材がない領域を有する、構成が用いられてもよい。
これにより、ロボットは、第1アンプ部の取り外しを容易に行わせることができ、その結果、ロボットのメンテナンス性を向上させることができる。
また、本発明の他の態様は、ロボットにおいて、第2駆動部と、前記第2駆動部を駆動する第2駆動回路を有する第2アンプ部と、を備え、前記第1部材は、前記第2アンプ部が設けられ、前記第2駆動部と離間している、構成が用いられてもよい。
これにより、ロボットは、第1駆動部の発熱に伴う第1アンプ部の温度上昇と、第2駆動部の発熱に伴う第2アンプ部の温度上昇と、第1駆動部の振動に伴う第1アンプ部の振動と、第2駆動部の振動に伴う第2アンプ部の振動とのうちの少なくとも1つを抑制することができるとともに、カバーの取り外しを容易に行わせることができる。
また、本発明の他の態様は、ロボットにおいて、前記第1駆動回路と前記第2駆動回路とは、1つの基板上に位置する、構成が用いられてもよい。
これにより、ロボットは、第1駆動回路と第2駆動回路との間の配線の簡略化を行うことができ、その結果、ロボットのメンテナンス性を向上させることができる。
また、本発明の他の態様は、ロボットにおいて、前記第1駆動部は、前記アームに設けられた可動部材を並進方向に駆動し、前記第2駆動部は、前記可動部材を回転方向に駆動し、前記第1部材は、前記並進方向に直交する方向、且つ、前記第1駆動部と前記第2駆動部とを結んだ線に直交する方向から見て、前記第1駆動部と前記第2駆動部との間に位置する、構成が用いられてもよい。
これにより、ロボットは、アームを精度よく動かすことができるとともに、第1駆動部から第1アンプ部に接続する配線と第2駆動部から第2アンプ部に接続する配線との少なくとも1つを短くすることができる。
また、本発明の他の態様は、ロボットにおいて、前記第1駆動部は、前記アームを駆動する、又は、前記アームに設けられた可動部材を駆動する、構成が用いられてもよい。
これにより、ロボットは、アームを駆動する第1駆動部の発熱に伴う第1アンプ部の温度上昇と、アームを駆動する第1駆動部の振動に伴う第1アンプ部の振動とのうちの少なくとも1つを抑制することができる、又は、アームに設けられた可動部材を駆動する第1駆動部の発熱に伴う第1アンプ部の温度上昇と、アームに設けられた可動部材を駆動する第1駆動部の振動に伴う第1アンプ部の振動とのうちの少なくとも1つを抑制することができる。
実施形態に係るロボット1の構成の一例を示す図である。 図1に示した第2アームA2の内部をロボット座標系RCにおけるX軸の正方向側から見た場合の第2アームA2の一例を示す図である。 図1に示した第2アームA2の内部をロボット座標系RCにおけるX軸の負方向側から見た場合の第2アームA2の一例を示す図である。 図1に示した第2アームA2の内部をロボット座標系RCにおけるZ軸の正方向側から見た場合の第2アームA2の一例を示す図である。
<実施形態>
以下、本発明の実施形態について、図面を参照して説明する。
<ロボットの構成>
まず、ロボット1の構成について説明する。
図1は、実施形態に係るロボット1の構成の一例を示す図である。ロボット1は、例えば、スカラ(水平多関節)ロボットである。なお、ロボット1は、スカラロボットに代えて、垂直多関節ロボット、直角座標ロボット等の他のロボットであってもよい。また、垂直多関節ロボットは、1つの腕を備える単腕ロボットであってもよく、2つの腕を備える双腕ロボット(2つの腕を備える複腕ロボット)であってもよく、3以上の腕を備える複腕ロボットであってもよい。また、直角座標ロボットは、例えば、ガントリロボットである。
ロボット1は、設置面に設置される基台Bと、基台Bにより支持された可動部Aを備える。設置面は、ロボット1を設置する部屋の床面、当該部屋の壁面、当該部屋の天井面、屋外の地面、テーブルの上面、台の上面等のロボット1を設置する面のことである。
基台Bは、2つの部位から構成されている。当該部位のうちの一方が第1基台B1であり、他方が第2基台B2である。なお、第1基台B1の内側の空間は、第2基台B2の内側の空間と繋がっている。
第1基台B1は、前述の設置面に設置される。第1基台B1は、外形として、ほぼ直方体(又は、立方体でもよい)の形状を有しており、板状の面から構成されていて、中空となっている。第1基台B1の上面の一部である第1上面には、第2基台B2が固定されている。当該上面は、第1基台B1が有する面のうち設置面と反対側の面である。また、第1基台B1の上面のうち第1上面以外の部分である第2上面と第1基台B1の下面との間の距離は、第1上面と当該下面との間の距離と比べて短い。このため、第2上面と第2基台B2との間には、間隙が存在する。また、第2上面には、可動部Aが設けられている。すなわち、第1基台B1は、可動部Aを支持している。なお、第1基台B1の形状は、このような形状に代えて、第1基台B1の上面の一部に第2基台B2が固定可能な形状であれば他の形状であってもよい。
第2基台B2は、外形として、直方体(又は、立方体でもよい)を構成する互いに対向する2つの面に対して垂直な方向に、これら2つの面のそれぞれにおける1個の頂点を含む三角形の部分が除かれるように切り落とした形状を有している。ここで、当該部分を切り落とした形状は、必ずしも当該部分を切り落とす加工によって構成されなくてもよく、例えば、初めから同様な形状を形成する加工によって構成されてもよい。第2基台B2は、外形としてこのような多面体の形状を有しており、板状の面から構成されていて、中空となっている。なお、第2基台B2の形状は、このような形状に代えて、第1基台B1の上面の一部に第2基台B2が固定可能な形状であれば他の形状であってもよい。
可動部Aは、基台B(より具体的には、第1基台B1)により第1回動軸AX1周りに回動可能に支持された第1アームA1と、第1アームA1により第2回動軸AX2周りに回動可能に支持された第2アームA2と、第2アームA2により第3回動軸AX3周りに回動可能且つ第3回動軸AX3の軸方向に並進可能に支持されたシャフトSを備える。
シャフトSは、円柱形状の軸体である。シャフトSの周表面には、図示しないボールねじ溝とスプライン溝とがそれぞれ形成されている。シャフトSは、この一例において、第2アームA2の端部のうちの第1アームA1と反対側の端部を、基台Bが設置面に設置された場合における方向であって設置面に対して垂直な方向である第1方向に貫通し、設けられる。第1方向は、例えば、図1に示したロボット座標系RCにおけるZ軸に沿った方向である。なお、第1方向は、当該Z軸に沿った方向に代えて、当該Z軸に沿っていない方向であってもよい。また、シャフトSの端部のうちの設置面側の端部は、エンドエフェクターを取り付け可能である。当該エンドエフェクターは、指部によって物体を保持することが可能なエンドエフェクターであってもよく、空気、磁気による吸着等によって物体を保持可能なエンドエフェクターであってもよく、他のエンドエフェクターであってもよい。なお、本実施形態では、物体を保持するとは、物体を持ち上げることが可能な状態にすることを意味する。シャフトSは、可動部材の一例である。
第1アームA1は、この一例において、第1回動軸AX1周りに回動し、第2方向に移動する。第2方向は、前述の第1方向に直交する方向である。第2方向は、例えば、前述のロボット座標系RCにおけるX軸及びY軸によって張られる平面であるXY平面に沿った方向である。なお、第2方向は、当該XY平面に沿った方向に代えて、当該XY平面に沿っていない方向であってもよい。
また、第1アームA1は、基台Bが備えるモーターユニットMU1によって第1回動軸AX1周りに回動(駆動)させられる。モーターユニットMU1は、駆動部M1(不図示)と、アンプ部AM1(不図示)を備える。なお、モーターユニットMU1は、駆動部M1と、アンプ部AM1との加えて、他の部材を備える構成であってもよい。駆動部M1は、例えば、サーボモーターである。駆動部M1は、駆動部M1の回動角を示す情報を検出可能なエンコーダーと一体に構成されていてもよく、当該エンコーダーと別体に構成されていてもよい。なお、駆動部M1は、サーボモーターに代えて、第1アームA1を第1回動軸AX1周りに回動させることが可能な他の部材であってもよい。アンプ部AM1は、駆動部M1を駆動する駆動回路と、駆動回路を制御する制御回路と、通信回路とを有する。この一例において、アンプ部AM1は、駆動部M1と別体に構成されてもよく、駆動部M1と一体に構成されてもよい。なお、アンプ部AM1は、当該駆動回路と、当該制御回路と、当該通信回路とのそれぞれに加えて、他の回路を有する構成であってもよい。
ここで、第1アームA1は、モーターユニットMU1が備える駆動部M1によって第1回動軸AX1周りに回動(駆動)させられる。この一例では、第1回動軸AX1は、駆動部M1の駆動軸と一致する軸である。なお、第1回動軸AX1と駆動部M1の駆動軸とは、一致しなくてもよい。この場合、例えば、駆動部M1は、プーリーとベルトを用いる方法等によって第1アームA1を第1回動軸AX1周りに回動させる。
第2アームA2は、カバーA2Cを有する。より具体的には、第2アームA2は、カバーA2Cと、アーム部材A2Bとを有する。アーム部材A2Bは、第2アームA2が有する部位のうちカバーA2Cが取り付けられる部材であって第1アームA1によって支持される部材のことである。すなわち、前述のシャフトSは、図1に示したように、カバーA2Cと、アーム部材A2Bとのそれぞれを、第1方向に貫通している。ここで、第2アームA2の内側の空間は、カバーA2Cがアーム部材A2Bに取り付けられた状態において、カバーA2Cとアーム部材A2Bによって囲まれた空間のことを意味する。以下では、説明の便宜上、第2アームA2の内側の空間のことを、第2アームA2の内部と称して説明する。ここで、第2アームA2の内部は、アームの内部の一例である。すなわち、第2アームA2は、アームの一例である。
第2アームA2は、この一例において、第2回動軸AX2周りに回動し、第2方向に移動する。第2アームA2は、第2アームA2が備えるモーターユニットMU2によって第2回動軸AX2周りに回動させられる。モーターユニットMU2は、第2アームA2の内部に設けられる。モーターユニットMU2は、駆動部M2(例えば、図2参照)と、アンプ部AM2(例えば、図2参照)を備える。なお、モーターユニットMU2は、駆動部M2と、アンプ部AM2との加えて、他の部材を備える構成であってもよい。駆動部M2は、例えば、サーボモーターである。駆動部M2は、駆動部M2の回動角を示す情報を検出可能なエンコーダーと一体に構成されていてもよく、当該エンコーダーと別体に構成されていてもよい。なお、駆動部M2は、サーボモーターに代えて、第2アームA2を第2回動軸AX2周りに回動させることが可能な他の部材であってもよい。アンプ部AM2は、駆動部M2を駆動する駆動回路と、駆動回路を制御する制御回路と、通信回路とを有する。また、アンプ部AM2は、駆動部M2と別体に構成される。なお、アンプ部AM2は、当該駆動回路と、当該制御回路と、当該通信回路とのそれぞれに加えて、他の回路を有する構成であってもよい。
ここで、第2アームA2は、モーターユニットMU2が備える駆動部M2によって第2回動軸AX2周りに回動(駆動)させられる。この一例では、第2回動軸AX2は、駆動部M2の駆動軸と一致する軸である。なお、第2回動軸AX2と駆動部M2の駆動軸とは、一致しなくてもよい。この場合、例えば、駆動部M2は、プーリーとベルトを用いる方法等によって第2アームA2を第2回動軸AX2周りに回動させる。
また、第2アームA2は、モーターユニットMU3及びモーターユニットMU4を備え、シャフトSを支持する。モーターユニットMU3は、シャフトSのボールねじ溝の外周部に設けられたボールねじナットをタイミングベルト等で回動させることにより、シャフトSを第1方向に移動(昇降)させる。モーターユニットMU4は、シャフトSのスプライン溝の外周部に設けられたボールスプラインナットをタイミングベルト等で回動させることにより、シャフトSを第3回動軸AX3周りに回動させる。
モーターユニットMU3は、第2アームA2の内部に設けられる。モーターユニットMU3は、駆動部M3(例えば、図2参照)と、アンプ部AM3(例えば、図2参照)を備える。なお、モーターユニットMU3は、駆動部M3と、アンプ部AM3との加えて、他の部材を備える構成であってもよい。駆動部M3は、例えば、サーボモーターである。駆動部M3は、駆動部M3の回動角を示す情報を検出可能なエンコーダーと一体に構成されていてもよく、当該エンコーダーと別体に構成されていてもよい。なお、駆動部M3は、サーボモーターに代えて、シャフトSのボールねじ溝の外周部に設けられたボールねじナットをタイミングベルト等で回動させることにより、シャフトSを第1方向に移動(昇降)させることが可能な他の部材であってもよい。アンプ部AM3は、駆動部M3を駆動する駆動回路と、駆動回路を制御する制御回路と、通信回路とを有する。また、アンプ部AM3は、駆動部M3と別体に構成される。なお、アンプ部AM3は、当該駆動回路と、当該制御回路と、当該通信回路とのそれぞれに加えて、他の回路を有する構成であってもよい。
モーターユニットMU4は、第2アームA2の内側に設けられる。モーターユニットMU4は、駆動部M4(例えば、図2参照)と、アンプ部AM4(例えば、図2参照)を備える。なお、モーターユニットMU4は、駆動部M4と、アンプ部AM4との加えて、他の部材を備える構成であってもよい。駆動部M4は、例えば、サーボモーターである。駆動部M4は、駆動部M4の回動角を示す情報を検出可能なエンコーダーと一体に構成されていてもよく、当該エンコーダーと別体に構成されていてもよい。なお、駆動部M4は、シャフトSのスプライン溝の外周部に設けられたボールスプラインナットをタイミングベルト等で回動させることにより、シャフトSを第3回動軸AX3周りに回動させることが可能な他の部材であってもよい。アンプ部AM4は、駆動部M4を駆動する駆動回路と、駆動回路を制御する制御回路と、通信回路とを有する。また、アンプ部AM4は、駆動部M4と別体に構成される。なお、アンプ部AM4は、当該駆動回路と、当該制御回路と、当該通信回路とのそれぞれに加えて、他の回路を有する構成であってもよい。
以下では、一例として、第2アームA2の内部に設けられた3つの駆動部である駆動部M2〜駆動部M4のそれぞれが、すべて同じ構成である場合について説明する。また、以下では、一例として、第2アームA2の内部に設けられた3つのアンプ部であるアンプ部AM2〜アンプ部AM4のそれぞれが、すべて同じ構成である場合について説明する。すなわち、この一例では、第2アームA2の内部に設けられた3つのモーターユニットであるモーターユニットMU2〜モーターユニットMU4のそれぞれは、すべて同じ構成である。
また、ロボット1は、制御装置30によって制御される。ロボット1は、第1基台B1の内側に制御装置30を内蔵する。なお、ロボット1は、当該内側に代えて、ロボット1の内部における他の位置に制御装置30を内蔵する構成であってもよい。また、ロボット1は、外付けの制御装置30によって制御される構成であってもよい。
制御装置30は、ロボット1を制御するコントローラーである。制御装置30は、予め記憶された動作プログラムに応じて、モーターユニットMU1〜モーターユニットMU4のそれぞれを駆動し、ロボット1を動作させる。
<第2アームの内部におけるモーターユニットの配置態様>
以下、図2〜図4を参照し、第2アームA2の内部に設けられた3つのモーターユニット(この一例において、モーターユニットMU2〜モーターユニットMU4)の配置態様について説明する。
図2は、図1に示した第2アームA2の内部をロボット座標系RCにおけるX軸の正方向側から見た場合の第2アームA2の一例を示す図である。また、図3は、図1に示した第2アームA2の内部をロボット座標系RCにおけるX軸の負方向側から見た場合の第2アームA2の一例を示す図である。また、図4は、図1に示した第2アームA2の内部をロボット座標系RCにおけるZ軸の正方向側から見た場合の第2アームA2の一例を示す図である。図2〜図4のそれぞれでは、第2アームA2の内部におけるモーターユニットMU2〜モーターユニットMU4それぞれの配置態様を明確に示すため、カバーA2Cを省略している。また、図2〜図4のそれぞれでは、当該配置態様を明確に示すため、第2アームA2の内部に設けられている部材のうち、以下において説明しない部材の少なくとも一部を省略している。
図2〜図4のそれぞれに示した通り、第2アームA2の内部では、モーターユニットMU2が備える駆動部M2とアンプ部AM2とのそれぞれは、互いに異なる位置に設けられる。また、当該内部では、モーターユニットMU3が備える駆動部M3とアンプ部AM3とのそれぞれは、互いに異なる位置に設けられている。また、当該内部では、モーターユニットMU4が備える駆動部M4とアンプ部AM4とのそれぞれは、互いに異なる位置に設けられている。
より具体的には、図2〜図4のそれぞれに示した例では、駆動部M2は、第2アームA2の内部において、アーム部材A2B上の位置のうち駆動部M2の駆動軸が第2回動軸AX2と一致する位置に設けられている。このように、駆動部M2がアーム部材A2B上に設けられているため、駆動部M2は、アーム部材A2BからのカバーA2Cの取り外しを阻害しない。また、当該例では、駆動部M3と駆動部M4とのそれぞれは、当該内部において、アーム部材A2B上の位置のうち駆動部M2が設けられている位置よりも第3回動軸AX3側の位置に設けられている。また、当該例では、駆動部M3と駆動部M4とは、第3方向と、前述の第1方向との両方に直交する方向である第4方向に沿って並ぶように、当該内部に設けられている。第3方向は、第2回動軸AX2と第3回動軸AX3とを結ぶ直線に沿った方向のことである。この一例において、第4方向に沿って駆動部M3と駆動部M4とが並ぶとは、第4方向(図4に示した例では、ロボット座標系RCにおけるX軸に沿った方向)に沿って駆動部M3と駆動部M4とを見た場合において、駆動部M3の少なくとも一部が駆動部M4の少なくとも一部と重なっていることを意味する。このように、駆動部M3と駆動部M4とがアーム部材A2B上に設けられているため、駆動部M3と駆動部M4とのそれぞれは、アーム部材A2BからのカバーA2Cの取り外しを阻害しない。なお、駆動部M3と駆動部M4とは、第4方向に沿って並ばないように当該内部に設けられる構成であってもよい。
また、図2〜図4のそれぞれに示した例では、アンプ部AM2〜アンプ部AM4のそれぞれは、第2アームA2の内部に設けられた第1部材PTに設けられる。
第1部材PTは、第2アームA2の内部において、アーム部材A2B上に設けられた部材である。第1部材PTは、アーム部材A2BにカバーA2Cが取り付けられている場合において、駆動部M3と、駆動部M4と、カバーA2Cとのそれぞれと離間している。すなわち、第1部材PTは、当該場合において、駆動部M3と、駆動部M4と、カバーA2Cとのそれぞれと接触しないようにアーム部材A2B上に設けられる。第1部材PTの形状は、当該場合において、第1部材PTが駆動部M3と、駆動部M4と、カバーA2Cとのそれぞれと接触しなければ、如何なる形状であってもよい。図2〜図4に示した例では、第1部材PTは、平板状の部材である。また、当該例では、第1部材PTは、第1部材PTが有する2つの面のそれぞれが、第3方向と前述の第1方向との両方と平行になるように、当該内部に設けられている。また、当該例では、第1部材PTは、第4方向に沿って第1部材PTを見た場合、駆動部M3と駆動部M4とのそれぞれと重ならないように、当該内部において、アーム部材A2B上の位置のうち駆動部M3及び駆動部M4のそれぞれが設けられている位置よりも第3回動軸AX3側の位置に設けられている。また、第1部材PTは、第3回動軸AX3から第2回動軸AX2に向かう方向(図4に示した例では、ロボット座標系RCにおけるY軸の正方向)に向かって第2アームA2を見た場合において、駆動部M3と駆動部M4との間に位置するように当該内部に設けられている。換言すると、第1部材PTは、シャフトSの並進方向である第1方向と直交する方向、且つ、駆動部M3と駆動部M4とを結んだ直線に直交する方向から第2アームA2を見た場合において、駆動部M3と駆動部M4との間に位置するように当該内部に設けられている。駆動部M3と駆動部M4とを結んだ直線は、例えば、第1方向と直交する直線のうち駆動部M3の一部と駆動部M4の一部との両方を通る直線のことである。ここで、以下では、説明の便宜上、第1部材PTが有する2つの面のうち当該場合における駆動部M3側の面を第1面MM1と称し、当該2つの面のうち当該場合における駆動部M4側の面を第2面MM2と称して説明する。
前述したように、第1部材PTには、アンプ部AM2〜アンプ部AM4のそれぞれが設けられる。この際、アンプ部AM2〜アンプ部AM4のそれぞれは、アーム部材A2BにカバーA2Cが取り付けられた状態において、駆動部M3、駆動部M4、カバーA2Cのそれぞれと接触しないように第1部材PTに設けられる。また、第1部材PTがアーム部材A2Bに設けられているため、第1部材PTに設けられているアンプ部AM2〜アンプ部AM4のそれぞれは、アーム部材A2BからのカバーA2Cの取り外しを阻害しない。すなわち、ロボット1は、アーム部材A2BとカバーA2Cとの両方に外れないように固定された部材が第2アームA2の内部に存在しないため、カバーA2Cの取り外しを容易に行わせることができる。その結果、ロボット1は、メンテナンス性を向上させることができる。
また、このように、アンプ部AM2が駆動部M2と接触していないため、ロボット1は、駆動部M2の発熱に伴うアンプ部AM2の温度上昇と、駆動部M2の振動に伴うアンプ部AM2の振動との少なくとも1つを抑制することができる。また、アンプ部AM3が駆動部M3と接触していないため、ロボット1は、駆動部M3の発熱に伴うアンプ部AM3の温度上昇と、駆動部M3の振動に伴うアンプ部AM3の振動との少なくとも1つを抑制することができる。また、アンプ部AM4が駆動部M4と接触していないため、ロボット1は、駆動部M4の発熱に伴うアンプ部AM4の温度上昇と、駆動部M4の振動に伴うアンプ部AM4の振動との少なくとも1つを抑制することができる。
ここで、アンプ部AM2〜アンプ部AM4のそれぞれが備える駆動回路のうちの一部又は全部は、1つの基板上に位置する構成であってもよく、複数の基板上に位置する構成であってもよい。アンプ部AM2〜アンプ部AM4のそれぞれが備える駆動回路の全部が1つの基板上に位置する場合、ロボット1は、当該駆動回路それぞれの間の配線を簡略化することができ、その結果、ロボット1のメンテナンス性を向上させることができる。
図2〜図4のそれぞれに示した例では、前述の第1面MM1にアンプ部AM3及びアンプ部AM4が設けられており、第2面MM2にアンプ部AM2が設けられている。そして、当該例では、アンプ部AM3が備える駆動回路と、アンプ部AM4が備える駆動回路とが、1つの基板上に位置している。これにより、当該例では、ロボット1は、アンプ部AM3が備える駆動回路と、アンプ部AM4が備える駆動回路との間の配線を簡略化することができ、その結果、ロボット1のメンテナンス性を向上させることができている。
また、前述した通り、第3方向に沿って第2アームA2の内部を見た場合において、アンプ部AM2〜アンプ部AM4のそれぞれが設けられた第1部材PTが、駆動部M3と駆動部M4との間に位置するため、ロボット1は、第2アームA2の慣性モーメントの偏りを抑制し、第2アームA2を精度よく動かすことができるとともに、駆動部M2からアンプ部AM2に接続する配線と、駆動部M3からアンプ部AM3に接続する配線と、駆動部M4からアンプ部AM4に接続する配線との少なくとも1つを短くすることができる。その結果、ロボット1では、アーム部材A2BにカバーA2Cを取り付ける際、アーム部材A2BとカバーA2Cとの間に配線が挟み込まれてしまうことを抑制することができる。
また、第2アームA2の内部には、アーム部材A2BにカバーA2Cが取り付けられた状態において、アンプ部AM2〜アンプ部AM4のそれぞれとカバーA2Cとの間に、配線を除く他の部材が位置しない領域が存在するように、当該他の部材が設けられる。すなわち、第2アームA2の内部では、アーム部材A2BにカバーA2Cが取り付けられた状態において、アンプ部AM2〜アンプ部AM4のそれぞれとカバーA2Cとの間に、配線を除く他の部材がない領域を有する。これにより、ロボット1では、アーム部材A2BからカバーA2Cを取り外した場合、当該他の部材によって第1部材PTからのアンプ部AM2〜アンプ部AM4それぞれの取り外しが阻害されない。すなわち、ロボット1は、アンプ部AM2〜アンプ部AM4それぞれの取り外しを容易に行わせることができ、その結果、ロボット1のメンテナンス性を向上させることができる。
また、このように、ロボット1では、第2アームA2の内部に設けられた駆動部M2〜駆動部M4のそれぞれと、アンプ部AM2〜アンプ部AM4のそれぞれとが別体に構成されるため、駆動部M2〜駆動部M4のそれぞれと、アンプ部AM2〜アンプ部AM4のそれぞれとの配置態様の自由度が高い。その結果、ロボット1は、例えば、第2アームA2を小型にすることができる。
なお、上記において説明した駆動部M2、駆動部M3、駆動部M4のそれぞれは、第1駆動部の一例である。駆動部M2が第1駆動部の一例である場合、駆動部M3、駆動部M4のそれぞれは、第2駆動部の一例である。また、駆動部M2は、アームを駆動する第1駆動部の一例でもある。駆動部M2が当該第1駆動部の一例である場合も、駆動部M3、駆動部M4のそれぞれは、第2駆動部の一例である。また、駆動部M3が第1駆動部の一例である場合、駆動部M2、駆動部M4のそれぞれは、第2駆動部の一例である。また、駆動部M3は、アームに設けられた可動部材を並進方向に駆動する第1駆動部の一例でもある。駆動部M3が当該第1駆動部の一例である場合、駆動部M4は、可動部材を回転方向に駆動する第2駆動部の一例である。駆動部M4が第1駆動部の一例である場合、駆動部M2、駆動部M3のそれぞれは、第2駆動部の一例である。
また、上記において説明した3つの駆動部であって第2アームA2の内部に設けられた3つの駆動部のうちの一部又は全部は、互いに異なる構成であってもよい。また、当該3つのアンプ部のうちの一部又は全部は、互いに異なる構成であってもよい。すなわち、当該3つのモーターユニットのうちの一部又は全部は、互いに異なる構成であってもよい。また、第2アームA2の内部には、当該3つのモーターユニットが設けられる構成に代えて、1つのモーターユニット(例えば、モーターユニットMU2〜モーターユニットMU4のいずれか1つ)が設けられる構成であってもよく、2つのモーターユニット(例えば、モーターユニットMU2〜モーターユニットMU4のうちのいずれか2つ)が設けられる構成であってもよく、4つ以上のモーターユニット(例えば、モーターユニットMU2〜モーターユニットMU4と、他のモーターユニットとの4つ以上のモーターユニット)が設けられる構成であってもよい。
また、上記において説明した駆動部M2が第1駆動部の一例である場合、アンプ部AM2は、第1アンプ部の一例である。また、当該場合、アンプ部AM2が備える駆動回路は、第1駆動回路の一例である。また、駆動部M2が第2駆動部の一例である場合、アンプ部AM2は、第2アンプ部の一例である。また、当該場合、アンプ部AM2が備える駆動回路は、第2駆動回路の一例である。また、駆動部M3が第1駆動部の一例である場合、アンプ部AM3は、第1アンプ部の一例である。また、当該場合、アンプ部AM3が備える駆動回路は、第1駆動回路の一例である。また、駆動部M3が第2駆動部の一例である場合、アンプ部AM3は、第2アンプ部の一例である。また、当該場合、アンプ部AM3が備える駆動回路は、第2駆動回路の一例である。また、駆動部M4が第1駆動部の一例である場合、アンプ部AM4は、第1アンプ部の一例である。また、当該場合、アンプ部AM4が備える駆動回路は、第1駆動回路の一例である。また、駆動部M4が第2駆動部の一例である場合、アンプ部AM4は、第2アンプ部の一例である。また、当該場合、アンプ部AM4が備える駆動回路は、第2駆動回路の一例である。
また、上記において説明した第1部材PTの形状は、平板状に代えて、他の形状であってもよい。また、上記において説明した第1部材PTは、第1面MM1と第2面MM2とのそれぞれが、前述の第3方向と第1方向との少なくとも一方と非平行になるように、第2アームA2の内部に設けられる構成であってもよい。また、第1部材PTは、第4方向に沿って第1部材PTを見た場合、駆動部M3と駆動部M4のうちの少なくとも一方の一部又は全部と重なるように、第2アームA2の内部において、アーム部材A2B上の位置のうち駆動部M3及び駆動部M4のそれぞれが設けられている位置よりも第3回動軸AX3側の位置に設けられる構成であってもよい。
また、上記において説明したアーム部材A2Bに設けられる全ての部材は、カバーA2Cに設けられる構成であってもよい。この場合であっても、ロボット1は、駆動部M2〜駆動部M4それぞれの発熱に伴うアンプ部AM2〜アンプ部AM4それぞれの温度上昇と、駆動部M2〜駆動部M4それぞれの振動に伴うアンプ部AM2〜アンプ部AM4それぞれの振動とのうちの少なくとも1つを抑制することができるとともに、カバーA2Cの取り外しを容易に行わせることができる。
以上のように、ロボット1では、カバー(この一例において、カバーA2C)を有するアーム(この一例において、第2アームA2)と、第1駆動部(この一例において、駆動部M2〜駆動部M4のいずれか)と、第1駆動部を駆動する第1駆動回路(例えば、第1駆動部の一例が駆動部M2であった場合、アンプ部AM2が備える駆動回路)を有する第1アンプ部(例えば、第1駆動部の一例が駆動部M2であった場合、アンプ部AM2)と、アームの内部に設けられた第1部材(この一例において、第1部材PT)と、を備え、第1部材は、第1アンプ部が設けられ、第1駆動部とカバーとのそれぞれと離間している。これにより、ロボット1は、第1駆動部の発熱に伴う第1アンプ部の温度上昇と、第1駆動部の振動に伴う第1アンプ部の振動とのうちの少なくとも1つを抑制することができるとともに、カバーの取り外しを容易に行わせることができる。
また、ロボット1では、第1アンプ部とカバーとの間には、配線を除く他の部材がない領域を有する。これにより、ロボット1は、第1アンプ部の取り外しを容易に行わせることができ、その結果、ロボットのメンテナンス性を向上させることができる。
また、ロボット1では、第2駆動部(例えば、駆動部M1が第1駆動部の一例である場合、駆動部M3、駆動部M4のいずれか)と、第2駆動部を駆動する第2駆動回路(例えば、駆動部M3が第2駆動部の一例である場合、アンプ部AM3が備える駆動回路)を有する第2アンプ部(例えば、駆動部M3が第2駆動部の一例である場合、アンプ部AM3)と、を備え、第1部材は、第2アンプ部が設けられ、第2駆動部と離間している。これにより、ロボット1は、第1駆動部の発熱に伴う第1アンプ部の温度上昇と、第2駆動部の発熱に伴う第2アンプ部の温度上昇と、第1駆動部の振動に伴う第1アンプ部の振動と、第2駆動部の振動に伴う第2アンプ部の振動とのうちの少なくとも1つを抑制することができるとともに、カバーの取り外しを容易に行わせることができる。
また、ロボット1では、第1駆動回路と前記第2駆動回路とは、1つの基板上に位置する。これにより、ロボット1は、第1駆動回路と第2駆動回路との間の配線の簡略化を行うことができ、その結果、ロボット1のメンテナンス性を向上させることができる。
また、ロボット1では、第1駆動部(この一例において、駆動部M3)は、アームに設けられた可動部材(この一例において、シャフトS)を並進方向(この一例において、第1方向)に駆動し、第2駆動部(この一例において、駆動部M4)は、可動部材を回転方向に駆動し、第1部材は、当該並進方向に直交する方向、且つ、第1駆動部と第2駆動部とを結んだ線に直交する方向(この一例において、第4方向)から見て、第1駆動部と第2駆動部との間に位置する。これにより、ロボット1は、アームを精度よく動かすことができるとともに、第1駆動部から第1アンプ部に接続する配線と第2駆動部から第2アンプ部に接続する配線との少なくとも1つを短くすることができる。
また、ロボット1では、第1駆動部は、アームを駆動する(すなわち、この一例において、駆動部M2)、又は、アームに設けられた可動部材を駆動する(すなわち、この一例において、駆動部M3、駆動部M4のいずれか)。これにより、ロボット1は、アームを駆動する第1駆動部の発熱に伴う第1アンプ部の温度上昇と、アームを駆動する第1駆動部の振動に伴う第1アンプ部の振動とのうちの少なくとも1つを抑制することができる、又は、アームに設けられた可動部材を駆動する第1駆動部の発熱に伴う第1アンプ部の温度上昇と、アームに設けられた可動部材を駆動する第1駆動部の振動に伴う第1アンプ部の振動とのうちの少なくとも1つを抑制することができる。
以上、この発明の実施形態を、図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない限り、変更、置換、削除等されてもよい。
1…ロボット、30…制御装置、A…可動部、A1…第1アーム、A2…第2アーム、A2B…アーム部材、A2C…カバー、AM1〜AM4…アンプ部、B…基台、B1…第1基台、B2…第2基台、M1〜M4…駆動部、MM1…第1面、MM2…第2面、MU1〜MU4…モーターユニット、PT…第1部材

Claims (6)

  1. カバーを有するアームと、
    第1駆動部と、
    前記第1駆動部を駆動する第1駆動回路を有する第1アンプ部と、
    前記アームの内部に設けられた第1部材と、
    を備え、
    前記第1部材は、前記第1アンプ部が設けられ、前記第1駆動部と前記カバーとのそれぞれと離間している、
    ロボット。
  2. 前記第1アンプ部と前記カバーとの間には、配線を除く他の部材がない領域を有する、
    請求項1に記載のロボット。
  3. 第2駆動部と、
    前記第2駆動部を駆動する第2駆動回路を有する第2アンプ部と、
    を備え、
    前記第1部材は、前記第2アンプ部が設けられ、前記第2駆動部と離間している、
    請求項1又は2に記載のロボット。
  4. 前記第1駆動回路と前記第2駆動回路とは、1つの基板上に位置する、
    請求項3に記載のロボット。
  5. 前記第1駆動部は、前記アームに設けられた可動部材を並進方向に駆動し、
    前記第2駆動部は、前記可動部材を回転方向に駆動し、
    前記第1部材は、前記並進方向に直交する方向、且つ、前記第1駆動部と前記第2駆動部とを結んだ線に直交する方向から見て、前記第1駆動部と前記第2駆動部との間に位置する、
    請求項3又は4に記載のロボット。
  6. 前記第1駆動部は、前記アームを駆動する、又は、前記アームに設けられた可動部材を駆動する、
    請求項1から4のうちいずれか一項に記載のロボット。
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