JP2019088759A - Balance exercise device - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、搭乗台へ搭乗した使用者が、ちょうどバランスボールに載った場合のように自らの姿勢を保とうとして自然にエクササイズを行うバランス運動装置に関する。 The present invention relates to a balance exercise apparatus in which a user on a boarding platform performs an exercise naturally in order to maintain its own posture just as if it were on a balance ball.
従来より、バランスボール(ボディボール)といわれる運動装置が市場に流通している。このバランスボールは、使用者が当該バランスボールの上に座ったり、身体と密着させてバランス感覚のトレーニングを行うためのものである。バランスボールは、その大きさが50cm〜100cm程度であり、形状がボール状であるため、床面などの上では簡単に転がってしまう。また、バランスボールは、内部に入れられた空気などで膨らんでいるとはいえ、使用者の体重を支える際には潰れるように変形する。つまり、使用者を載せた状態ではバランスボールは変形したり転がったりして非常に不安定であり、使用者は身体を捻ったり傾けたりしなければ不安定なバランスボールに載ることはできない。言い換えれば、バランスボールに載ると姿勢を保持しようとして使用者は意図せず自然に運動を行うことになり、この運動が身体にとって有益なエクササイズとなる。 BACKGROUND ART Conventionally, exercise devices called balance balls (body balls) are distributed in the market. The balance ball is for the user to sit on the balance ball or to be in close contact with the body to perform a training of sense of balance. The size of the balance ball is about 50 cm to 100 cm, and since the shape is a ball shape, it easily rolls on a floor surface or the like. Also, although the balance ball is inflated with air or the like inserted inside, it deforms so as to collapse when supporting the weight of the user. That is, when the user is placed on the balance ball, the balance ball is very unstable due to deformation or rolling, and the user can not get on the unstable balance ball without twisting or tilting his body. In other words, when placed on the balance ball, the user unintentionally exercises naturally in an attempt to maintain the posture, and this exercise is a useful exercise for the body.
また、バランスボールは、エクササイズだけでなく、バランス感覚を磨いたり、姿勢の矯正、筋力向上などを行ったりする上でも効果がある。
しかしながら、バランスボールを使いこなすのには慣れが必要であり、エクササイズのためにバランスボール使いこなすためには、相当の訓練が必要である。例えば、初心者がエクササイズ効果が大きい「バランスボールの上に座る」という運動をしようとしても、このような運動を行うことは高度なバランス感覚が求められ、慣れていない使用者にとってはこのようなエクササイズを行うことは容易ではない。
The balance ball is effective not only in exercise but also in improving the sense of balance, correcting the posture, improving the muscle strength and the like.
However, it is necessary to get used to using a balance ball, and considerable training is required to use the balance ball for exercising. For example, even if a beginner tries to exercise "sit on a balance ball" with a large exercise effect, performing such exercise requires a high sense of balance, and such an exercise for users who are not used to it It is not easy to do.
また、バランスボールの扱いにある程度慣れたとしても、使用中にボールが予想しない方向に動き、使用者が床へ落下するなどの危険な状況が発生する虞はある。
そこで、特許文献1は、上記した危険な状況を回避するために、バランスボールの周囲を枠部材を取り囲んで、バランスボールが予想以上に転動することを抑制可能な「バランスボール補助枠」に関する技術を開示する。
In addition, even if the user is accustomed to the handling of the balance ball to some extent, the ball may move in an unexpected direction during use, which may cause a dangerous situation such as the user falling onto the floor.
Therefore, in order to avoid the above-mentioned dangerous situation,
しかしながら、特許文献1のようなバランスボール補助枠を用いてエクササイズを行うと、バランスボールの転動が補助枠で確実に規制されるため、使用者はバランスボールの上でそれほどバランスを取る必要がなくなってしまう。つまり、特許文献1の運動機では、使用者が不安定なバランスボールの上で姿勢を保持しようとすることがなくなり、本来の運動効果を引き出すことができないと思われ、充分なエクササイズを実施できるか甚だ疑問である。
However, when exercise is performed using a balance ball auxiliary frame as disclosed in
そこで、バランスボールが思わぬ方向に転がって使用者が転落するという危険を排除しつつも、バランスボールによる運動効果を得るために、バランスボールの動きにヒントを得た運動機も開発されている。
例えば、特許文献2には、使用者が搭乗可能な硬質プラスチック、又はアルミ製の円盤形の下に、バランスボールを取り付けた運動装置が開示されている。
Therefore, in order to obtain the movement effect by the balance ball while eliminating the risk that the balance ball falls in an unexpected direction and the user falls, an exercise machine inspired by the movement of the balance ball has also been developed. .
For example,
しかしながら、特許文献2が開示する運動機は、使用者が搭乗する搭乗台が略平板状であり、使用者は搭乗台の上に非常に安定した姿勢で座ることができる。そのため、本来のバランスボールが有する「姿勢の不安定感」を実現することは困難である。当然、このように安定した搭乗台を備える特許文献2の運動機では、使用者が自らの姿勢を保持しようとしたり復元しようとしたりする必要はなく、バランスボールによる「バランス感覚向上」や「筋力アップ作用」などといった効果を発現させることは困難であると思われる。
However, in the exercise machine disclosed in
そこで、本発明は、上記問題点に鑑み、使用者が転落することなく安定して使用できるものでありながら、効果的なエクササイズを行うことができるバランス運動装置を提供することを目的とする。 Then, an object of this invention is to provide the balance exercise | movement apparatus which can perform an effective exercise | movement, although a user can use stably, without falling in view of the said problem.
上記の目的を達成するため、本発明においては以下の技術的手段を講じた。
本発明にかかるバランス運動装置は、使用者が様々な姿勢で搭乗することが可能な搭乗部と、前記搭乗部の下方に配備され且つ当該搭乗部を前後又は左右に往復揺動させる揺動機構と、前記揺動機構を駆動する駆動機構と、前記揺動機構と前記駆動機構とが配備されると共に床面へ載置可能な基盤部と、を有する運動装置において、前記搭乗部が、上方に凸状形状を有していることを特徴とする。
In order to achieve the above object, the following technical measures are taken in the present invention.
The balance exercise apparatus according to the present invention includes a riding portion on which a user can ride in various postures, and a swing mechanism disposed below the riding portion and swinging the riding portion back and forth or sideways. And a driving mechanism for driving the rocking mechanism, and a base portion on which the rocking mechanism and the driving mechanism are provided and which can be mounted on a floor surface, wherein the riding portion is upward Have a convex shape.
好ましくは、前記搭乗部は、側面視において当該搭乗部の中央部が周縁部より高さが高い山形形状とされているとよい。
好ましくは、前記搭乗部の表面は、弾力性を有するとともに非摺動性を呈する材質で構成されているとよい。
好ましくは、前記搭乗部の周縁部は略水平方向に突出する突出部を有しており、前記突出部が弾性体で構成されているとよい。
Preferably, in the side view, the riding portion may have a mountain shape in which a central portion of the riding portion is higher than a peripheral portion.
Preferably, the surface of the riding portion is made of a material that is elastic and non-sliding.
Preferably, the peripheral portion of the riding portion has a protruding portion that protrudes in a substantially horizontal direction, and the protruding portion is configured by an elastic body.
好ましくは、前記搭乗部の周縁部と、前記揺動機構及び駆動機構が配備された基盤部との間には、上下隙間が形成されており、前記上下隙間を周回状に覆う弾性体が設けられているとよい。
好ましくは、前記基盤部が、下方に向けて凸状形状を有しているとよい。
好ましくは、前記基盤部は、側面視において当該搭乗部の直下部が周縁部より下方へ膨出しているとよい。
Preferably, an upper and lower gap is formed between the peripheral portion of the mounting portion and the base portion on which the swing mechanism and the drive mechanism are disposed, and an elastic body is provided to cover the upper and lower gap in a circumferential manner. Good to have been.
Preferably, the base portion has a convex shape downward.
Preferably, in the base portion, the lower portion of the boarding portion in a side view may bulge downward from the peripheral portion.
好ましくは、前記基盤部内に空気を注入することにより、前記基盤部の膨出度合いを可変とする構成とされているとよい。
好ましくは、前記搭乗部には、前記基盤部を覆うスカート部が設けられていて、前記スカート部は、側面視において、上端から下端に向かって膨出する凸状形状を有し、且つ、下端が水平方向に沿って切断されており、前記スカート部は、前記基盤部の外側を非接触で重なり合うように配備されているとよい。
Preferably, the degree of expansion of the base portion may be variable by injecting air into the base portion.
Preferably, the riding portion is provided with a skirt portion covering the base portion, and the skirt portion has a convex shape bulging from an upper end to a lower end in a side view, and a lower end Are cut along the horizontal direction, and the skirt portion may be disposed to overlap the outside of the base portion without contact.
好ましくは、前記スカート部の凸状形状の曲率が、前記基盤部の凸状形状の曲率と同じものとされているとよい。
好ましくは、非接触で重なり合うように配備されている、前記スカート部と前記基盤部との間には、空間が設けられていて、前記空間は、前記使用者の指先の厚みより狭いものとされているとよい。
Preferably, the curvature of the convex shape of the skirt portion is the same as the curvature of the convex shape of the base portion.
Preferably, a space is provided between the skirt portion and the base portion disposed so as to overlap in a non-contact manner, and the space is narrower than the thickness of the user's fingertips. Good to have.
好ましくは、前記基盤部は、床面へ載置可能な基台を有しているとよい。 Preferably, the base portion has a base mountable on a floor surface.
本発明のバランス運動装置によれば、使用者に危険な感覚を抱かせることなく安全に使用でき、且つバランス感覚向上、筋力アップ作用などを使用者の身体に確実に発現させることが可能となる。 According to the balance exercise apparatus of the present invention, it is possible to use the apparatus safely without causing the user to feel dangerous, and to reliably enhance balance sensation improvement, muscle strength improvement action, etc. on the user's body. .
以下、本発明にかかるバランス運動装置1の実施形態を、図を参照して説明する。
なお、適宜、図面内に説明のための方向を図示している。以降の説明においては、図面内の方向を用いて、バランス運動装置1の詳細を説明する。
[第1実施形態]
バランス運動装置1は、使用者Mが様々な姿勢で搭乗することが可能な搭乗部2と、搭乗部2の下方に配備され且つ当該搭乗部2を前後左右に揺動させる揺動機構3と、この揺動機構3を駆動する駆動機構4と、揺動機構3と駆動機構4とを内蔵すると共に、床面Fへ載置可能な基盤部5と、を有している。このバランス運動装置1は、従来からあるバランスボール(ボディボール)といわれる運動器具に似た運動(以降、この運動をバランス運動という場合がある)を、使用者Mに行わせることができる。
Hereinafter, an embodiment of a
In addition, the direction for description is suitably illustrated in the drawing. In the following description, details of the
First Embodiment
The
つまり、本実施形態のバランス運動装置1は、バランスボールに載った使用者Mが、不安定なバランスボールの上で自らの姿勢を保持しようとして、意図せず(自然に)身体を捻ったり伸ばしたりするバランス運動と同じような運動を、使用者Mが行うことを可能とする。具体的には、本実施形態のバランス運動装置1は、使用者Mが搭乗する搭乗部2を機械式で揺動させ、バランスボールに載った場合と同じように使用者Mの姿勢を崩すことで、使用者Mにバランス運動を行わせる装置となっている。
That is, in the
以降では、まず本実施形態のバランス運動装置1を構成する搭乗部2、揺動機構3、駆動機構4、基盤部5について説明する。
図1、図3に示すように、基盤部5は、平面視で略円形の平板であり、平面視円形状の搭乗部2(詳細は後述)の直径より小さいものとされている。基盤部5の底面(下面)は、平坦な面状に形成されており、床面Fなどの上に安定して載置可能となっている。そして、この基盤部5上に、揺動機構3、駆動機構4、それら2つの機構を制御する制御部(図示せず)が設置されている。
In the following, first, the riding
As shown in FIGS. 1 and 3, the
上述した基盤部5の底面を平坦な面状に形成すれば、基盤部5を床面Fなどの上に安定して設置可能となり、バランスボールの転動のようにバランス運動装置1が大きく水平に移動することがなくなる。その結果、バランスボールが思わぬ方向に転がって使用者が転落するといった不具合を起こすことがなくなる。
なお、この基盤部5の構造は特に限定されるものではなく、装置稼働中においても床面F上で安定して支持できる構造であればよい。また、基盤部5を包み込みように配備されるケース体を有していてもよい。
If the bottom surface of the
The structure of the
上記した揺動機構3、駆動機構4の上方には、使用者Mが様々な姿勢で搭乗することが可能な搭乗部2が配設されている。
搭乗部2は、球体について上端から1/5程度の位置で球体を水平方向に沿って2つに分割し、分割したもののうち上側の部分を残して下側の部分だけを取り去ったような形状を呈している。言い換えれば、搭乗部2は、ドーム状に開いた傘、乃至はマッシュルームのかさの部分のような形状を呈している。
Above the
The
詳しくは、搭乗部2は、平面視した場合に、基盤部5の直径より大きな直径を備えた円形とされており、基盤部5の中心位置と搭乗部2の中心位置とは略一致するものとなっていて、上方から見た場合には基盤部5を見えないように隠す構成となっている。
搭乗部2の側面視は、上方に向かって凸型であり半円形状のドーム型とされている。本実施形態の場合であれば、搭乗部2は、中央部が周縁部よりも50mm〜150mm程度は高くなるような曲率に形成されており、この高い位置に設けられた中央部に使用者がバランスを取りつつ搭乗できるようになっている。このような凸形状に搭乗部2を形成すれば、使用者Mが搭乗部2に安定して着座しにくくなり、使用者Mにバランス運動を行わせることが可能となる。
Specifically, the
The side view of the
なお、図示する搭乗部2は円形状であるが、これには限定されず、楕円形状であってもよい。すなわち、搭乗部2は、前後方向の長さと左右方向の長さとが異なるものであってもよい。また、搭乗部2は平面視で非円形、例えば、四角形や六角形であってもよい。搭乗部2は、側面視で半円形に限定されず、例えば、角を丸めた三角形状(山形形状)であってもよい。すなわち、斜視でピラミッド形状であってもよい。
In addition, although the
具体的には、搭乗部2は、内部に硬質のプラスチックなどで形成されたドーム状の芯体6を有しており、その上面全体にウレタンなどで形成された中間材7が配備され、この中間材7のさらに外側にシリコンゴムなどで形成された被覆材8が配備されるものとなっている。
つまり、上述した中間材7が芯体6を上方から全面的に覆い、この充填材7の外側を被覆材8が覆う構造、言い換えれば被覆材8(上部)と中間材7(下部)とを二重に積層した積層構造となっている。また、上述した中間材7は、上述した芯体6のドーム状の外形に沿うように芯体6の上に、50mm〜100mm程度の厚みに形成されている。このように搭乗部2を積層構造としたり中間材7を厚くすれば、搭乗部2の表面がある程度の弾力性を有するものとなり、使用者Mに良好な座り心地を付与できるようになる。
Specifically, the riding
That is, the above-described
さらに、搭乗部2の上側の表面には、使用者が搭乗部2から滑り落ちることを防止する滑り止めリブが複数条に亘って形成されている。これらの滑り止めリブは、いずれも搭乗部2の中央部を中心として円環を描くように形成されており、径の異なる複数条の滑り止めリブが搭乗部2の中央部から周縁部に向かって間隔をあけて形成されていて、搭乗部2の中央部に着座した使用者Mが周縁部に滑り落ちることを防止可能となっている。
Furthermore, a plurality of anti-slip ribs are formed on the upper surface of the
さらにまた、搭乗部2は、使用者Mに対する揺動運動が実施されたとしても、安全に乗ることのできる広さ(本実施形態の場合であれば上方から見た場合に直径500mm〜700mm程度の円形状となるような広さ)を有しており、被覆材8と使用者Mとの間には、ある程度の摩擦状態が実現されるため、使用者Mは搭乗部2の上に安定して搭乗することが可能なものとなっている。
Furthermore, even if the swinging movement with respect to the user M is carried out, the
なお、後述する揺動機構3により、搭乗部2は、例えば、前後左右に8の字の軌道を描くように揺動することとなる。それゆえ、前後方向の揺動軌跡と、左右方向の揺動軌跡とは異なるものとなるため、搭乗部2には、前後方向と左右方向を示す印(着座の際にどの向きに身体を向ければ良いかを示すマーク)が刻印されていることが好ましい。このような刻印(マーク)としては、例えば搭乗部2の前方側に刻印をつけたり、搭乗部2の表面に左右方向を示すラインや前後方向を示すラインを刻印したりするとよい。
In addition, the
また、搭乗部2の内部(被覆材8の下方)に、様々な光を出すLED照明などを埋め込んでおいたり、搭乗部2の表面(被覆材8の表面)に、様々な模様を形成しておくことで、見栄えの良い運動装置1となる。また、LED照明や様々な模様などを、上述した刻印として用いることもできる。
さらに、搭乗部2の外周囲には、可撓性を有する弾性部材が、搭乗部2を周囲から覆うように備えられているとよい。このように、搭乗部2を弾性部材で覆うことで、搭乗部2と床面Fとの挟み込みなど不都合な状況を確実に回避することが可能となり、安全性が高まることとなる。弾性部材としては、搭乗部2を構成する被覆材8を略水平方向に張り出すように設ける(突出部、庇部とする)ことなどが考えられる。
In addition, LED lighting or the like that emits various lights may be embedded in the inside of the riding portion 2 (below the covering material 8), or various patterns may be formed on the surface of the riding portion 2 (surface of the covering material 8). By setting it up, the
Furthermore, a flexible elastic member may be provided around the outer periphery of the riding
また、搭乗部2の下側と基盤部5(乃至はケース体の開口4)との間には、内張材(図示せず)が設けられている。この内張材により、揺動機構3、駆動機構4が外部から見えないようにすることができる。
さらには、搭乗部2の下側と基盤部5との間の隙間(すなわち、上下方向に空いた隙間であって四方に開口)の全面を囲う環状のスポンジ体(図示せず)を形成しておき、このスポンジ体で、上下隙間を塞ぐようにしてもよい。
Further, a lining material (not shown) is provided between the lower side of the riding
Furthermore, an annular sponge body (not shown) is formed which encloses the entire surface of the gap between the lower side of the mounting
具体的には、上下隙間を閉鎖可能なように取り巻く内張材を配備しておき、この内張材の内部側に厚さ数cmのスポンジ体を配置するようにする。内張材を二枚構造とし、その内部にスポンジ体を配備してもよい。
このような状態とした内張材の上縁が搭乗部2の下端に取り付けられ、内張材の下縁が、基盤部5(乃至はケース体に開けられた開口の周縁)に取り付けられるようにする。この時、内張材に上下方向の張力が発生するようにしておくことで、スポンジ体が上下に引っ張られ、強度が増すこととなるため、外部から開口内にある揺動機構3や駆動機構4に、使用者Mの指などが入り込むことを確実に防ぐことができるようになる。
Specifically, an inner lining material is provided so as to close the upper and lower gaps, and a sponge body having a thickness of several centimeters is disposed on the inner side of the inner lining material. The lining material may be a two-ply structure, and the sponge body may be disposed therein.
The upper edge of the lining material in such a state is attached to the lower end of the riding
次に、図4、図5に示すように、基盤部5上であって搭乗部2の下方には、搭乗部2を前後及び左右に往復揺動させ、上下方向を向く軸回りに搭乗部2を捻る捻り動作を発生させる揺動機構3と、この揺動機構3を駆動する駆動機構4と、が配備されている。
揺動機構3は、駆動機構4により回転駆動される回転軸10と、搭乗部2を下方から支持する(支承する)支承部材11と、回転軸10の回転運動を左右方向に沿った往復揺動運動(並進運動)に変換して、支承部材11に伝達する変換部12と、支承部材11が回転軸10に伴って回転することを規制する規制部13と、を有している。
Next, as shown in FIG. 4 and FIG. 5, the
The
回転軸10は、搭乗部2より下方の基盤部5上に、軸心が左右方向に向くように架設されている。この回転軸10は、軸受14を介して左右方向を向く軸回りに回転自在に支持されている。また、回転軸10の右端側は駆動機構4の減速機26内に挿入され、回転軸10の左端側は軸受14を介して回転軸支持部17(基盤部5の上面から上方に向かって起立するように伸びる部材)に回転自在に支持されている。
The rotating
支承部材11は、搭乗部2を下方から支持するものである。この支承部材11は、上面に搭乗部2が取り付けられる載置部15と、当該載置部15を下方から支持する支持部16と、を有している。
載置部15は、水平方向に沿うように配備された板状の部材であり、使用者Mによる荷重(体重)に耐え得る程度の厚みとされている。支持部16は、正面視で、下端から上端に向かって広がる拡張形状とされている。つまり、支持部16は、下端側から上端側に向かって徐々に幅広となる、上端側の幅が広い、左右方向に厚みのある断面が逆三角形状(漏斗状)の部材である。なお、支持部16の下端も、一定の厚みを有するものとなっている。なお、この支承部材11については、載置部15と支持部16が一体形成されているとよい。
The
The
このように載置部15と支持部16とが一体形成されるなどの工夫がある故に、球形のバランスボールを用いた従来の運動機よりも搭乗部2を低位置へ配置することができ、基盤部5(言い換えれば床面F)から搭乗部2の頂点までの高さを、従来からあるバランスボールに比して非常に低くくすることができる。そのため、使用者Mは、床面Fへの落下の危険性を感じることなく、安心して運動を行うことが可能となる。
Thus, since the mounting
図5に示すように、支承部材11の下端(基端)側には、回転軸10からの回転駆動力を往復揺動に変換する変換部12(揺動機構3に配備された変換部12)が配備されている。
変換部12は、回転軸10からの回転駆動力を、上記した揺動運動に変換して、支承部材11と共に動作する搭乗部2に伝達する。変換部12は、回転軸10と一体回転するように、この回転軸10に固定されている回転ボス部20と、支承部材11の基端に設けられていて回転ボス部20の外周縁に嵌り込む環状嵌合部21と、支承部材11が回転軸10との同伴回転することを規制する規制部13と、を有している。
As shown in FIG. 5, at the lower end (base end) side of the
The
回転ボス部20は、回転軸10を外嵌していて、外周面に回転軸10に対して傾斜状のカム面が設けられている。なお、回転軸10が貫通する回転ボス部20の孔部は、当該回転ボス部20の外周円の中心に対して、偏心した状態で形成されている。つまり、回転ボス部20は、回転軸10の軸心に対して傾斜回転を共に行うものである。なお、回転ボス部20(カム面)の傾きについては、支承部材11が揺動運動を実現することが可能となる傾きとされている。
The
環状嵌合部21は、支承部材11の基端に形成されていて、回転ボス部20を相対回転自在な状態で、ベアリング22を介して外嵌する。支承部材11は、回転ボス部20の傾斜回転及び偏心回転により、往復揺動運動をする。
規制部13は、環状嵌合部21が回転ボス部20に対して供回りすることを規制する。
この規制部13は、回転軸10の下方に配備されている。
The annular fitting portion 21 is formed at the base end of the
The restricting
The restricting
規制部13は、支承部材11の基端側に設けられた規制ピン23と、規制ピン23の対面する位置に設けられ、且つ当該規制ピン23が摺動自在に嵌り込む規制溝24と、を有している。
本実施形態においては、規制ピン23は、円柱状の突起とされていて、支承部材11の基端(環状嵌合部21の下方)側から、下方向に突設されている。また、規制溝24は、規制ピン23の下方であって、基盤部5に設けられている。規制溝24は、左右方向に長い溝とされていて、規制ピン23が左右方向に摺動自在に挿入される。
The restricting
In the present embodiment, the
この回転軸10の右端側であって、基盤部5上には、回転軸10を回転させる駆動機構4が配備されている。
駆動機構4は、回転駆動力を出力する駆動モータ25と、所定の速度に減速する減速機26とを有している。減速機26は、所定の速度に減速するギヤ機構28と、ギヤ機構28を格納するギアケース29と、を有している。駆動モータ25は、出力軸が回転軸10より下側であって、前方を向くように備えられている。また、駆動モータ25の出力軸は、減速機26に挿入され、ギヤ機構28を介して、回転軸10に繋がっている。
A
The
変換部12と回転軸10との間には、回転軸10と変換部12とを確実に供回りさせる動力伝達機構27が備えられている。つまり、動力伝達機構27は、揺動運動を実施している際、使用者Mからの大きな荷重により、回転ボス部20が回転している回転軸10上でスリップを起こさないようにするための機構である。
本実施形態においては、動力伝達機構27は、回転軸10の外周面に形成されているスプラインとされている。このスプラインにより、回転軸10上で回転ボス部20のスリップが発生しない。本実施形態においては、スプラインは回転ボス部20の右側に形成されている。
[作動態様]
以上述べた構成を有するバランス運動装置1の作動態様について、説明する。
A
In the present embodiment, the
[Operation mode]
The operation mode of the
使用者Mは、電源OFFの状態で、搭乗部2の上に様々な姿勢で乗る(姿勢については、後述する)。その後、搭乗部2の前面に設けられているスタートスイッチ30をONにする。
すると、駆動機構4の駆動モータ25が出力軸より回転駆動力を出力する。回転駆動力は、減速機26で所定の速度に減速されて、ギヤ機構28を介して、回転軸10に伝達される。それに伴い、回転軸10に取り付けられている回転ボス部20が回転軸10と共に回転する。なお、回転軸10と回転ボス部20は、動力伝達機構27により歯合しているので、確実に共回りする。
The user M rides on the
Then, the
環状嵌合部21を介して回転ボス部20に外嵌する支承部材11は、回転軸10の回転方向と同方向に回転しようとする。このとき、環状嵌合部21の下方に設けられている規制ピン23が規制溝24内を摺動するため、回転ボス部20と支承部材11の連れ回りは規制されている。
回転ボス部20の外周面に形成されたカム面は、回転軸10に対して傾斜している。また、規制ピン23は、左右方向に長い規制溝24に沿って摺動する。そのため、支承部材11は、回転軸10の回転に伴って、左右及び前後に往復揺動動作をするようになる。
The bearing
The cam surface formed on the outer peripheral surface of the rotating
すなわち、搭乗部2の前端部が右側へ振られると共に、その上面が左下がりとなるとき、後端部は左側へ振られると共に、その上面が右上がりとなる。反対に、搭乗部2の前端部が左側へ振られると共に、その上面が右下がりとなるとき、後端部は右側へ振られると共に、その上面が左上がりとなる。揺動機構3は、支承部材11を介して連結されている搭乗部2に対して、前端部及び端後部が、上記のような平面視で当該搭乗部2の中央を中心として逆位相となる揺動運動、言い換えれば、複合ツイスト運動(複雑な8の字運動)を生じさせることとなる。
That is, when the front end of the
このような動きをする搭乗部2への乗り方には、様々な方法が考えられる。
例えば、図6に示すように、胡坐をかいた形、すなわち座禅姿勢で搭乗することもできる。図7に示すように、搭乗部2に臀部を置き、足を宙に浮かせた状態で乗ることもできる。この身体状態を維持しつつ揺動運動を行うことで、バランス感覚が格段に向上すると共に全身の筋肉が鍛えられることになる。図8に示すように、立った姿勢のままで乗ることもできる。
Various methods can be considered as how to ride the
For example, as shown in FIG. 6, it is possible to ride in a crouch-like shape, that is, in a sitting posture. As shown in FIG. 7, it is possible to place the buttocks on the
いずれの姿勢であっても、搭乗部2がドーム状でありバランスを崩しやすいものであり、その上で搭乗部2が揺動運動を行うため、使用者Mは、身体の各部位の筋肉を鍛えることができるとともに、バランス感覚を格段に向上させることが可能となる。
加えて、図9に示すように仰向けの姿勢で寝転がり、背中の部分を搭乗部2に乗せることも可能である。この状態で、搭乗部2を揺動運動させることで、使用者Mの背中の部分を中心とした筋肉運動などを実現することが可能となる。
Even in any posture, the
In addition, as shown in FIG. 9, it is also possible to roll on the back in a posture of lying on top and place the back portion on the riding
なお、前述したように、基盤部5(言い換えれば床面F)から搭乗部2の頂点までの高さは、従来からあるバランスボールに比して非常に低いものとなっているため、使用者Mは安心感をもって、様々な姿勢で搭乗部2に搭乗することが可能となる。
以上述べたように、本発明のバランス運動装置1を用いることで、使用者Mに危険な感覚を抱かせることなく安全に使用でき、且つ本来のバランスボールによる「不安定感」に打ち勝とうとして作用する「使用者Mのバランス感覚向上、筋力アップ作用」などを使用者Mの身体に確実に発現させることが可能となる。
[第2実施形態]
次に、本発明にかかるバランス運動装置の第2実施形態について述べる。
In addition, as described above, the height from the base portion 5 (in other words, the floor surface F) to the top of the riding
As described above, by using the
Second Embodiment
Next, a second embodiment of the balance exercise device according to the present invention will be described.
第2実施形態のバランス運動装置1は、上に凸状形状とされた搭乗部2と、搭乗部2の下方に配備され且つ当該搭乗部2を前後又は左右に往復揺動させる揺動機構3と、揺動機構3を駆動する駆動機構4と、揺動機構3と駆動機構4とが配備されると共に床面へ載置可能な基盤部5と、を有するものであり、この基盤部5が、下方に向けて凸状形状を有している点が、第1実施形態のバランス運動装置1とは、大きく異なる。
The
基盤部5は、側面視において当該搭乗部2の直下部が周縁部より下方へ膨出しており、好ましくは、この基盤部5内に空気を注入することにより、基盤部5の下方への膨出度合いが可変となるように構成されている。
詳しくは、図10、図11に示すように、基盤部5は、球体について下端から1/5程度の位置で球体を水平方向に沿って2つに分割し、分割したもののうち下側の部分を残して上側の部分だけを取り去ったような形状を呈している。言い換えれば、基盤部5は、ドーム状に開いた傘を逆さまにしたもの、乃至はマッシュルームのかさの部分を逆さまにした形状を呈している。
In the
More specifically, as shown in FIG. 10 and FIG. 11, the
この基盤部5は、平面視した場合に、搭乗部2の直径より小さい直径を備えた円形とされており、基盤部5の中心位置と搭乗部2の中心位置とは略一致するものとなっている。
基盤部5の側面視は、下方に向かって凸型であり半円形状のドーム型とされている。基盤部5の水平方向略中央部に、揺動機構3、駆動機構4が配備され、揺動機構3の上側に搭乗部2が取り付けられるものとなっている。また、揺動機構3及び駆動機構4は、基盤部5の上面乃至は内部に配設されており、基盤部5自体は、その凸部の頂上が床面F上に接するように配備される。
The
The side view of the
このように、基盤部5が下に凸状形状であり、この形状が床面F上に載置された状態で、搭乗部2の上面に使用者Mが登場した場合、床面上で基盤部5が不安定な状態(起き上がり小法師状態)となるため、使用者Mがバランスを取りつつ搭乗できるようになっている。つまり、このような下凸形状に基盤部5を形成すれば、搭乗部2の不安定さに加えて、使用者Mは更に安定して着座しにくくなり、使用者Mにより効果的なバランス運動を行わせることが可能となる。
Thus, when the user M appears on the upper surface of the
なお、図示する基盤部5は平面視で円形状であるが、これには限定されず、楕円形状であってもよい。すなわち、基盤部5は、前後方向の長さと左右方向の長さとが異なるものであってもよい。また、基盤部5は平面視で非円形、例えば、四角形や六角形であってもよい。基盤部5は、側面視で半円形に限定されず、例えば、角を丸めた三角形状(山形形状)であってもよい。すなわち、斜視でピラミッド形状であってもよい。
In addition, although the
基盤部5は、内部に硬質のプラスチックなどで形成されたドーム状(下に凸形状)の芯体6を有しており、その下面全体にウレタンなどで形成された中間材7が配備され、この中間材7のさらに外側にシリコンゴムなどで形成された被覆材8が配備されるものとなっている。
つまり、上述した中間材7が芯体6を下方から全面的に覆い、この中間材7の外側を被覆材8が覆う構造、言い換えれば被覆材8と中間材7とを二重に積層した積層構造となっている。また、上述した中間材7は、上述した芯体6のドーム状の外形に沿うように芯体6の上に、所定の厚みに形成されている。このように搭乗部2を積層構造としたり中間材7を厚くすれば、基盤部5の下凸形状の曲率を大きなものとし、使用者Mに強めのバランス運動を付与可能となる。
The
That is, the above-mentioned
なお、中間材7に代えて空隙部30(芯体6と被覆材8との間に形成された空隙部30)を形成しておき、この空隙部30に外部から空気を注入することで、中間材7と同様な働きをさせてもよい。空隙部30に空気を多く注入することで、基盤部5の下凸形状の曲率(膨出度合い)を大きなものとし、使用者Mに強めのバランス運動を付与できる。逆に、空隙部30に空気を少なく注入することで、基盤部5の下凸形状の曲率(膨出度合い)を小さなものとし、使用者Mに対するバランス運動を弱いものにすることもできる。
By replacing the
なお、搭乗部2と同じように、基盤部5の内部(表面直下)に、様々な光を出すLED照明などを埋め込んでおいたり、基盤部5の表面に、様々な模様を形成しておくことで、見栄えの良い運動装置1となる。
また、搭乗部2に関しても、中間材7に代えて空隙部30(芯体6と被覆材8との間に形成された空隙部30)を形成しておき、この空隙部30に外部から空気を注入することで、中間材7と同様な働きをさせてもよい。空隙部30に空気を多く注入することで、搭乗部2の上凸形状の曲率(膨出度合い)を大きなものとし、使用者Mに強めのバランス運動を付与できる。逆に、空隙部30に空気を少なく注入することで、搭乗部2の上凸形状の曲率(膨出度合い)を小さなものとし、使用者Mにバランス運動を弱いものにすることもできる。
As in the case of the
Further, regarding the
ここで、図10や図11に示すように、第2実施形態においては、平面視において、搭乗部2の直径より基盤部5の直径が小さいものとなっている。しかしながらこの形態には限定されない。例えば、平面視において、搭乗部2の直径と基盤部5の直径がほぼ同じであってもよく、搭乗部2の直径より基盤部5の直径が大きいものであってもよい。
なお、第2実施形態において、揺動機構3、駆動機構4の構成、及び上記しなかった搭乗部2の構成は、第1実施形態と略同様であるため、説明を省略する。また第2実施形態のバランス運動装置1の作動態様は、第1実施形態のバランス運動装置1と略同様であるため、説明を省略する。
[第3実施形態]
次に、本発明にかかるバランス運動装置の第3実施形態について述べる。
Here, as shown in FIGS. 10 and 11, in the second embodiment, the diameter of the
In the second embodiment, the configurations of the
Third Embodiment
Next, a third embodiment of the balance exercise device according to the present invention will be described.
第3実施形態のバランス運動装置1は、上に凸状形状とされた搭乗部2と、搭乗部2の下方に配備され且つ当該搭乗部2を前後又は左右に往復揺動させる揺動機構3と、揺動機構3を駆動する駆動機構4と、揺動機構3と駆動機構4とが配備されると共に床面Fへ載置可能な基盤部5と、を有するものであり、基本的な装置構成は第1実施形態のバランス運動装置1と略同じである。
The
ところが、搭乗部2と基盤部5の構成が、第1実施形態のバランス運動装置1とは、大きく異なる。
図12、図13などに示すように、搭乗部2は、球体を上端から1/2程度の位置で水平方向に沿って2つに分割した上側の部分の半球体の部材とされている。言い換えれば、搭乗部2は、中央部(上端)が周縁部(下端)より上方に大きく膨出し、丸みを帯びたドーム状の部材である。
However, the configurations of the riding
As shown in FIG. 12, FIG. 13 and the like, the riding
この搭乗部2は、周縁部がリング部材31と付き合わされて取り付けられている。リング部材31は、平面視した場合に、搭乗部2の直径と略同じ直径を備えた円形とされている。
また、搭乗部2の表面には、図示はしないが、使用者Mが搭乗部2から滑り落ちることを防止する滑り止め材が形成されている。一方で、搭乗部2の内部には、ドーム状の芯体6が収容されている。芯体6には、支承部材11の載置部15が取り付けられている。搭乗部2は、芯体6を介して揺動することとなる。
A peripheral portion of the riding
Further, although not shown, anti-slip members are formed on the surface of the riding
基盤部5は、側面視において、下方に向かって膨出した半円形状の部材である。すなわち、基盤部5は、側面視において、搭乗部2の直下部に対応する下端が上端より下方へ膨出した凸状形状とされている。
なお、図13〜図15などに示すように、本実施形態の基盤部5は、床面Fから所定の高さに配備されている載置台32と、載置台32の下方に配備され、下に凸型の半球体形状のカバー体33(皿部)と、載置台32とカバー体33が取り付けられ、床面Fへ載置可能な基台34と、を有している。
The
In addition, as shown in FIGS. 13-15, the
載置台32は、円板状の載置部材35と、当該載置部材35を下方から支持する円柱状の支柱部材36とを有している。この載置台32の水平方向略中央部に、揺動機構3と駆動機構4が配備されている。すなわち、揺動機構3と駆動機構4は、支柱部材36により、床面Fから所定の高さのところに配備される。
基台34は、円板状の部材であって、その水平方向略中央部に孔部37が形成されている。その孔部37に、円柱状の支柱部材36が挿入されるようになっている。
The mounting table 32 has a disk-shaped mounting
The
カバー体33は、平面視した場合に、搭乗部2の直径より小さい直径を備えた円形とされており、カバー体33の中心位置と搭乗部2の中心位置とは略一致するものとなっている。また、カバー体33は、側面視において、下方に向かって凸型の半円形状(ドーム型)の曲面を有している。言い換えれば、カバー体33は、上方に向かって広がる半球形状の曲面を備えた皿部材ともいえる。
The
このカバー体33の曲面は、所定の曲率とされていて、例えば、後述するスカート部38の曲面の曲率と同じとされていることが好ましい。
なお、カバー体33は、下端が水平方向に切断されており、その下端は基台34に取り付けられるようになっている。すなわち、カバー体33は、載置台32を下方から覆うように配備されている。
It is preferable that the curved surface of the
The lower end of the
ところで、搭乗部2には、基盤部5を構成するカバー体33を覆い隠す、下に凸状形状のスカート部38が設けられている。
図13〜図15などに示すように、スカート部38は、リング部材31の下部において付き合わされるように取り付けられている。このスカート部38は、側面視において、上端より下方に向かって膨出する半円形状の曲面を有している。また、スカート部38は、平面視した場合に、リング部材31(搭乗部2)の直径と略同じ直径を備えた円形とされている。
By the way, the riding
As shown in FIGS. 13 to 15 and the like, the
スカート部38は、球体を上端から1/2程度の位置で水平方向に沿って2つに分割した下側の部分の半球体の部材とされ、下端が水平方向に沿って切断されている。すなわち、スカート部38は、上端(リング部材31)より下端(搭乗部2の直下部)へ向かって膨出し、丸みを帯びた環状の部材である。
このスカート部38は、カバー体33の側方において、非接触で重なり合うように配備されている。つまり、スカート部38は、カバー体33の上部を覆い隠すように、カバー体33の側方に配備されている。
The
The
スカート部38は、曲面の曲率が、基盤部5を構成するカバー体33の曲面の曲率と同じものとされている。すなわち、スカート部38の曲面は、カバー体33の曲面と交差しない方向を向くものとされていることが好ましい。
また、スカート部38は、上端がリング部材31と付き合わされて取り付けられていて、搭乗部2と一体となっている。
The curvature of the curved surface of the
Further, the
図12、図16などに示すように、付き合わされて組まれた搭乗部2及びリング部材31及びスカート部38と、カバー体33とを全体でみると、略ボール体となっている。この略ボール体は、上から3/4程度の位置で上下に2分割される構成となっている。
すなわち、第3実施形態のバランス運動装置1は、基台34の上に、ボール体が備えられたものとなっており、上ボール体(搭乗部2とリング部材31とスカート部38)が、下ボール体(カバー体33)に対して浮遊状態で配備され、その下ボール体(カバー体33)の外周面側を揺動するようになっている。
As shown in FIG. 12 and FIG. 16 etc., when the riding
That is, in the
また、第3実施形態のバランス運動装置1は、ボール体の大きさが市場に流通しているバランスボールとほぼ同じ大きさ(50cm〜100cm程度)であり、使用者Mが座りやすくなっている。また、第3実施形態のバランス運動装置1は、上ボール体(搭乗部2とリング部材31とスカート部38)が基盤部5を構成する基台34などによって揺動自在に支持されているため、簡単に転がってしまうこともなく、安全にバランス感覚のトレーニングを行うことができる。
Further, in the
図12、図16などに示すように、スカート部38と基盤部5を構成するカバー体33は、非接触で重なり合うように配備されていて、その間には空間Aが設けられている。この空間Aは、使用者Mの指先の厚みより狭いものとされている。
すなわち、空間Aは、スカート部38とカバー体33が隣接するように配備されているため、極わずかな隙間となっている。これにより、使用者Mの指などが、空間A(隙間)に入り込むことを確実に防ぐことができるので安全である。
As shown in FIG. 12, FIG. 16 etc., the
That is, since the space A is disposed such that the
なお、第3実施形態において、揺動機構3、駆動機構4の構成、及び上記しなかった搭乗部2の構成は、第1実施形態と略同様であるため、説明を省略する。また第3実施形態のバランス運動装置1の作動態様は、第1実施形態のバランス運動装置1と略同様であるため、説明を省略する。
なお、今回開示された実施形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。
In the third embodiment, the configurations of the
It should be understood that the embodiments disclosed herein are illustrative and non-restrictive in every respect.
例えば、搭乗部2は前後、左右に揺動する旨を述べたが、それに加え、上下に往復移動するものであってもよい。また、揺動機構3としては、様々な機構を採用可能であり、油圧シリンダを組み合わせた機構とすることもできる。
特に、今回開示された実施形態において、明示されていない事項、例えば、作動条件や操作条件、構成物の寸法、重量などは、当業者が通常実施する範囲を逸脱するものではなく、通常の当業者であれば、容易に想定することが可能な事項を採用している。
For example, although it has been described that the
In particular, in the embodiment disclosed this time, matters not explicitly stated, such as operating conditions and conditions, dimensions of components, weights, etc. do not deviate from the range normally practiced by those skilled in the art, and If it is a trader, it adopts the matter that can be easily assumed.
1 バランス運動装置
2 搭乗部
3 揺動機構
4 駆動機構
5 基盤部
6 芯体
7 中間材
8 被覆材
10 回転軸
11 支承部材
12 変換部
13 規制部
14 軸受
15 載置部
16 支持部
17 回転支持部
20 回転ボス部
21 環状嵌合部
22 ベアリング
23 規制ピン
24 規制溝
25 駆動モータ
26 減速機
27 動力伝達機構
28 ギア機構
29 ギアケース
30 スタートスイッチ
31 リング部材
32 載置台
33 カバー体
34 基台
35 載置部材
36 支柱部材
37 孔部
38 スカート部
F 床面
M 使用者
DESCRIPTION OF
Claims (12)
前記搭乗部が、上方に凸状形状を有している
ことを特徴とするバランス運動装置。 A riding portion which allows a user to ride in various postures, a swing mechanism provided below the riding portion and reciprocatingly swinging the riding portion back and forth or left and right, and driving the swing mechanism In a balance exercise device having a drive mechanism, and a base portion on which the swing mechanism and the drive mechanism are provided and which can be mounted on a floor surface,
A balance exercise device characterized in that the riding section has a convex shape upward.
ことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のバランス運動装置。 The balance movement according to any one of claims 1 to 3, wherein a peripheral edge portion of the riding portion has a projecting portion which protrudes in a substantially horizontal direction, and the projecting portion is formed of an elastic body. apparatus.
前記上下隙間を周回状に覆う弾性体が設けられている
ことを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載のバランス運動装置。 Upper and lower clearances are formed between the periphery of the mounting portion and the base portion on which the swing mechanism and the drive mechanism are provided,
The balance exercise device according to any one of claims 1 to 4, wherein an elastic body is provided which covers the upper and lower gaps in a circular shape.
前記スカート部は、側面視において、上端から下端に向かって膨出する凸状形状を有し、且つ、下端が水平方向に沿って切断されており、
前記スカート部は、前記基盤部の外側を非接触で重なり合うように配備されている
ことを特徴とする請求項7に記載のバランス運動装置。 The boarding portion is provided with a skirt portion covering the base portion,
In a side view, the skirt portion has a convex shape bulging from an upper end to a lower end, and the lower end is cut along the horizontal direction.
The balance exercise device according to claim 7, wherein the skirt portion is disposed so as to overlap the outside of the base portion in a contactless manner.
前記空間は、前記使用者の指先の厚みより狭いものとされている
ことを特徴とする請求項9又は10に記載のバランス運動装置。 A space is provided between the skirt portion and the base portion, which are disposed in a noncontact overlapping manner,
The balance exercise device according to claim 9 or 10, wherein the space is narrower than the thickness of the user's fingertip.
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