JP2019082872A - 行動提案システム - Google Patents

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Abstract

【課題】列車輸送障害時に列車利用者の待ち時間を減らして列車利用者へのサービスを向上させる。【解決手段】行動提案サーバ110は、利用者の要求情報と列車の運行情報に基づいて利用者が将来行動すべき提案を示す行動提案画面情報113を作成して利用者端末108にネットワーク107を介して送信する。【選択図】図1

Description

本発明は、行動提案システムに関する。
現在、列車が車両トラブルや災害等の影響により、遅れや運休等の輸送障害が発生した時、列車利用者には復旧時間が不明であると共に、復旧時間に応じて次の行動をどうすべきかわからない状況である。
特許文献1には、鉄道事故、輸送障害あるいは災害による列車運行の休止又は遅延から復旧に至るまでの時間を予測する技術が記載されている。
特開2012−030756号公報
しかし、特許文献1のように列車運行の復旧に至るまでの時間を予測するだけでは、列車利用者は将来自らとるべき行動を判断することは困難である。
このため、列車利用者から鉄道会社への問合せが多くなり、鉄道会社員が問合せの対応におわれる。さらに、列車の遅延が発生すると、列車利用者と鉄道会社員や列車利用者との間でトラブルが生じてしまう。この結果、列車利用者の待ち時間が増大し列車利用者へのサービスが低下する。
本発明の目的は、列車輸送障害時に列車利用者の待ち時間を減らして列車利用者へのサービスを向上させることが可能な行動提案システムを提供することにある。
本発明の一態様の行動提案システムは、利用者端末と行動提案サーバとがネットワークを介して接続された行動提案システムであって、前記利用者端末は、前記ネットワークを介して列車に関する要求情報を送信し、前記行動提案サーバは、前記利用者の前記要求情報と前記列車の運行情報に基づいて、前記利用者が将来行動すべき提案を示す行動提案画面情報を作成して前記利用者端末に前記ネットワークを介して送信することを特徴とする。
本発明の一態様によれば、列車輸送障害時に列車利用者の待ち時間を減らして列車利用者へのサービスを向上させることができる。
実施例の行動提案システムの全体構成を示す図である。 行動提案サーバの装置構成を示す図である。 地震発生時のシーケンスを示す図である。 実施例の行動提案システムの全体の動作を示すフローチャートである。 行動提案処理のフローチャートである。 計画ダイヤテーブルを示す図である。 実績ダイヤテーブルを示す図である。 要求情報テーブルを示す図である。 地震情報テーブルを示す図である。 復旧時間予測テーブルを示す図である。 ホテル空室タクシー料金格納テーブルを示す図である。 避難所案内情報テーブルを示す図である。 地震発生時の行動提案画面を示す図である。 列車遅延発生時の行動提案画面を示す図である。
以下、実施例について図面を用いて詳細に説明する。
図1を参照して、実施例の行動提案システムの全体構成について説明する。
行動提案システムは、鉄道運行状況システム101、運行管理システム102、地震情報検知システム103、ホテル検索システム104、タクシー料金検索システム105、周辺施設検索システム106で構成される。そして、利用者端末108がネットワーク107を介して鉄道運行状況システム101に接続される。
鉄道運行状況システム101は、鉄道運行状況案内サーバ109と、行動提案サーバ110とを含んで構成される。鉄道運行状況案内サーバ109は、利用者端末108からネットワーク107を介して接続され要求者に関する情報を取得し、行動提案サーバ110から行動提案画面情報113を受信して行動提案画面情報113を利用者端末108に送信する。
行動提案サーバ110は、復旧予測ダイヤ111、行動提案処理部112、行動提案画面情報113を含んで構成される。
復旧予測ダイヤ111は、運行管理システム102から取得した実績ダイヤを元に、あらかじめ用意した復旧予測データベース(図示せず)に遅延原因を照合させることにより復旧予測時間を算出する。ここで、復旧予測データベースは、路線と遅延原因に対して遅延時分の情報が格納されているデータベースである。
行動提案処理部112は、算出した復旧予測ダイヤ111の情報を判断し、行動提案画面情報113を作成する。
行動提案画面情報113は、鉄道運行状況案内サーバ109に送信する行動提案結果を示した画面である。
行動提案サーバ110は、運行管理システム102、地震情報検知システム103、ホテル検索システム104、タクシー料金検索システム105、周辺施設検索システム106と接続し、行動提案画面情報113の作成に必要な情報の検索や取得を行って行動提案画面を作成する。作成した行動提案画面情報113は鉄道運行状況案内サーバ109に送信する。
運行管理システム102は、列車の運行管理や進路制御、運転整理等を制御するシステムであり、行動提案サーバ110に対して計画ダイヤ、実績ダイヤを定期的に送信する。
地震情報検知システム103は、地震発生時に早期に地震情報を検知するシステムであり、行動提案サーバ110に対して地震情報を送信する。
ホテル検索システム104は、行動提案サーバ110からの要求に応じてホテル空室状況の結果を行動提案サーバ110に送信する。
タクシー料金検索システム105は、行動提案サーバ110からの要求に応じタクシー料金の結果を行動提案サーバ110に送信する。
周辺施設検索システム106は、行動提案サーバ110からの要求に応じて現在位置の周辺の施設情報を行動提案サーバ110に送信する。
ネットワーク107は、インターネットに接続するための情報通信網であり、利用者端末108の形態に応じて、携帯電話網やパソコン通信網の各種通信網が含まれる。
利用者端末108は、PCやスマートフォンやタブレット等の端末である。
図2を参照して、図1の行動提案サーバ110の機能について説明する。
行動提案サーバ110は、CPU201、メモリ202、I/F203、記憶装置204から構成される。記憶装置204は、列車の計画ダイヤ209と、実績ダイヤ210と、要求者情報テーブル211と、地震情報テーブル212と、復旧予測時間テーブル213と、ホテル空室タクシー料金格納テーブル214と、避難所案内情報215とを格納する。この記憶装置204はハードディスク装置等により構成される。
メモリ202では、地震規模プログラム205、復旧時間プログラム206、行動提案プログラム207、行動提案画面作成プログラム208が動作している。
地震規模プログラム205は、取得した地震情報を元に、地震規模の大きさを判断するプログラムである。復旧時間プログラム206は、実績ダイヤ210の遅延原因から復旧予測データベースに照合を行い、該当列車に対しての復旧時間を算出するプログラムである。
行動提案プログラム207は、復旧時間プログラム206で算出した復旧時間を判断し、行き先駅までの距離情報や現在時間との判断を行い、画面に表示する情報の優先順位を決定するプログラムである。
行動提案画面作成プログラム208は、行動提案プログラム207にて決定した優先順位情報に従い、行動提案画面情報113の作成を行うプログラムである。
I/F203は、行動提案画面作成プログラム208で作成した、行動提案画面情報113を鉄道運行状況案内サーバ109にLAN等のネットワークにて送信する。
図3を参照して、地震発生時に列車利用客が行動提案システムを使用した場合の処理について説明する。
地震が発生した場合、地震検知システム103より地震情報が送信される(S301)。地震情報には、地震の発生地域、規模等の情報が含まれている。
運行管理システム104より実績ダイヤ、計画ダイヤが送信される(S302)。実績ダイヤ、計画ダイヤの送信は運行管理システム104より定周期で送信されるものとする。周期間隔は可変とする。また、実績ダイヤには遅延原因の情報が含まれている。
次に、一般利用者108より利用者端末108を使用して、行動提案の検索が鉄道運行状況案内サーバ109に行われる(S303)。ここで、行動提案の検索は、利用者の出発駅の情報、行き先駅の情報、列車乗車までの許容待ち時間を入力し利用者端末108から検索を行う。
鉄道運行状況案内サーバ109は、行動提案サーバ110に検索結果の要求を行う(S304)。検索結果を行う際に、要求者の現在位置や、現在時刻、出発駅、行き先駅の要求者に関する情報が行動提案サーバ110に送信され、記憶装置にユーザ情報の登録を行う(S305)。
行動提案処理にて、要求者情報の位置情報と地震情報の地域を判定し、規模の判断を行う(S306)。地震規模の判断値については可変とする。本シーケンスでは、規模が大きいと判断し、要求者情報の位置情報に該当する地域の避難所画面を避難所案内情報のデータベースから取得する。なお、避難所案内画面はあらかじめ各駅に対応した画面をデータベース(図示せず)に格納しておく。
S306の行動提案処理にて取得した避難所案内画面(図13参照)を鉄道運行状況案内サーバ109に送信する(S307)。
鉄道運行状況案内サーバ109から利用者端末108に、避難所案内画面が送信され避難所案内画面が出力される(S308)。
図4を参照して、行動提案サーバ110が行動提案の検索要求を受信し、行動提案画面情報113の作成を行うまでの処理について説明する。
検索要求を受信後、震度情報取得にて、地震情報テーブル(図9参照)より地震の発生日時、地域、震度を取得する(S401)。
地震規模判断では、S401にて取得した地震の発生日時、地域と要求者情報テーブル(図8参照)の現在時刻、現在位置を比較し、時間と地域が同じである場合、S401にて取得した地震の規模情報の判定を行う(S402)。同じでない場合は、震度の大きさを0とする。5以下であれば、復旧予測時刻取得(S403)へ、6以上であれば避難所案内画面取得(S407)の処理を行う。なお、判定の震度の大きさは変更可能とする。
S407の避難所案内画面取得では、要求者情報テーブル(図8参照)の現在位置から、避難所案内情報の現在位置に該当する避難所マップを取得する。なお、避難所マップはあらかじめ避難所案内画面の情報を格納しておく。
S403の復旧予測時刻取得では、まず要求者情報テーブル(図8参照)の現在位置、行き先駅、現在時刻と計画ダイヤを比較し、行き先駅まで到着可能であり、現在時刻に最も近い列車番号を取得する。復旧予測時間テーブル(図10参照)と取得した列車番号を照合し、該当列車番号の復旧予測時分を取得する。
S404の復旧時間判断では、S403で取得した復旧予測時分の判定を行う。1時間以上であれば行動提案処理(S405)へ、1時間未満であれば周辺施設情報検索の処理(S406)を行う。なお、判定の時間については変更可能とする。
S405の行動提案処理は、列車遅延時の行動提案画面を作成する処理である。
S406の周辺施設情報検索は、要求者情報テーブルの現在位置を元に周辺施設検索システム106に現在位置周辺の施設情報の検索を行い、検索結果の画面を取得する。
S408の行動提案結果画面格納は、S405の行動提案処理、S407の避難所案内画面取得、S406の周辺施設情報検索で作成した画面を鉄道運行状況案内サーバ109に送信する処理である。
図5を参照して、行動提案処理の詳細について説明する。
復旧予測時分を判断した結果、復旧時間が長い場合に現在時刻や行き先駅までの距離情報を判断し、状況に応じた行動提案画面情報113を作成する。
タクシー料金登録は、要求者情報テーブルの行き先までの距離を元に、タクシー料金検索システム105に料金の検索を行う(S501)。検索した結果をホテル空室タクシー料金格納テーブル214に登録する。
別経路情報取得は、要求者情報テーブル(図8参照)の全経路から別経路がある場合、経路情報を取得し、取得した別経路から実績ダイヤを確認し、遅延が発生していないかを確認する(S502)。遅延が発生していなければ、要求者情報テーブル(図8参照)の別経路に経路情報を、遅延が発生しているもしくは、別経路が無い場合には要求者情報テーブル(図8参照)の別経路には空白を設定する。
行き先距離判断は、要求者情報テーブルの行き先までの距離を判定し、10km未満の場合、S504行動提案結果画面作成を10km以上の場合、S505別経路判断の処理を行う(S503)。なお、判定の距離については変更可能とする。
行動提案結果画面作成では、判定した結果を元に優先度を付け行動提案結果画面の作成を行う(S504)。まず、S403で取得した復旧予測時分から、復旧予定時間を表示する画面を作成し、優先1の情報として、S501にて登録したホテル空室タクシー料金格納テーブル214から、要求者番号に該当するタクシー料金を取得し、タクシー料金を表示する画面を作成する。
優先2の情報は、要求者情報テーブル(図8参照)の要求者番号に該当する別経路を確認し、別経路情報があれば別の経路情報を表示する画面を作成し、空白の場合は優先2には何も表示しない画面を作成する。ここで、画面例を図14に示す。
別経路判断は、要求者情報テーブル(図8参照)の別経路を確認し(S505)、経路情報が有る場合は、行動提案結果画面作成(S506)を、空白の場合は現在時刻判断の処理(S507)を行う。
S506の行動提案結果画面作成では、まず、S403で取得した復旧予測時分から、復旧予定時間を表示する画面を作成し、優先1の情報として要求者情報テーブル(図8参照)の要求者番号に該当する経路情報を表示する画面を作成する。
また、優先2の情報として、S501にて登録した、ホテル空室タクシー料金格納テーブル214から、要求者番号に該当するタクシー料金を取得しタクシー料金を表示する画面を作成する。
S507の現在時刻判断は、要求者情報テーブル(図8参照)の現在時刻を判定し、22時以前の場合、待ち時間>復旧時間を判定する(S508)。22時以降の場合(S508)、近隣ホテル検索の処理を行う(S512)。
なお、判定の時間については変更可能とする。
S508において待ち時間>復旧時間では、要求者情報テーブル(図8参照)の待ち時間とS403で取得した復旧予測時分を比較し、待ち時間の方が大きい場合、周辺施設情報検索を行う(S509)。また、待ち時間の方が小さい場合、行動提案結果画面作成の処理を行う(S511)。
S509の周辺施設情報検索は、要求者情報テーブル(図8参照)の現在位置を元に周辺施設検索システム106に現在位置周辺の施設情報の検索を行い、検索結果の画面を取得する。
行動提案結果画面作成(S510)では、まず、S403で取得した復旧予測時分から、復旧予定時間を表示する画面を作成し、S509で取得した検索結果の画面を合成する。この結果、復旧予定時間と周辺の施設情報を表示した画面が作成される。
S511の行動提案結果画面作成では、まず、S403で取得した復旧予測時分から、復旧予定時間を表示する画面を作成し、S501にて登録した、ホテル空室タクシー料金格納テーブル214から、要求者番号に該当するタクシー料金を取得し、タクシー料金を表示する画面を作成する。
S512の近隣ホテル検索は、要求者情報テーブル(図8参照)の現在位置から、ホテル検索システム104に対して空室状況の確認を行う。空室状況の確認結果をホテル空室タクシー料金格納テーブル214のホテルにホテル名を登録する。
S511の行動提案結果画面作成では、まず、S403で取得した復旧予測時分から、復旧予定時間を表示する画面を作成し、優先1の情報としてS512にて登録した、ホテル空室タクシー料金格納テーブル214から、要求者番号に該当するホテル名を取得し、ホテル名を表示する画面を作成する。
次に、優先2の情報としてS501にて登録した、ホテル空室タクシー料金格納テーブル214から、要求者番号に該当するタクシー料金を取得し、タクシー料金を表示する画面を作成する。
図6を参照して、計画ダイヤ209の詳細について説明する。
計画ダイヤ209は、運行管理システム102から受信する列車の該当駅における計画情報を格納するためのデータテーブルである。
図6に示すように、601は列車の番号、602は駅名、603はA駅の計画到着予定時刻、604はA駅の計画出発時刻を示す。
R001の行を例に説明する。列車がA駅に8:00に到着し、その3分後の8:03にB駅に向けて出発する計画が記載されている。その列車は、B駅には8:15に到着し、その3分後の8:18にC駅に向けて出発する計画が記載されている。このように、各行は列車の到着時刻と出発時刻が交互に記載されるテーブル構成となっている。
図7を参照して、実績ダイヤ210の詳細について説明する。
実績ダイヤ210は、運行管理システム102から受信する列車の該当駅における出発時刻や遅延原因を格納するためのデータテーブルである。
図7に示すように、701は列車の番号、702は駅名、703は列車が遅延している場合の原因、704は列車の遅延時分、705は現在の列車の位置、706は列車の路線名、707は実際に列車が到着した時間、708は実際に列車が出発した時間を示す。
R001の行を例に説明する。列車がA駅に8:00に到着したが、人身事故が原因でB駅に向けて9:48に出発した列車運行間の実績情報が記載されている。遅延時分は、図6の計画ダイヤのA駅の計画出発時刻が8:03であることから、9:48から8:03を引いた105分となる。このように、各行は列車の実際の到着時刻と出発時刻、遅延原因や遅延時分が記載されるテーブル構成となっている。
図8を参照して、要求者情報テーブル211の詳細について説明する。
要求者情報テーブル211は、鉄道運行状況システム101から受信する要求者情報を格納するためのデータテーブルである。
図8に示すように、801は要求者の番号、802は要求者の出発地点の駅名、803は要求者の行き先の駅名、804は要求者の現在位置情報、805は行動提案システムに問合せを行った時間、806は要求者が行き先の駅までに到着することが可能な全経路線の路線名、807は現在位置から行き先駅前での距離、808は要求者が行動提案システムを利用する際に入力するどれくらい列車を待つことができるかの許容時間を示す。
K001の行を例に説明する。本システムの利用者が利用者端末から8:00に鉄道運行状況システムを経由して行動提案システムに問合せ行い、利用者はA駅からC駅に向かおうとしている。
利用者の列車を待てる許容時間は30分であり、C駅に行くまでの経路はA線のみであり、C駅までの距離は10Kmとなる。このように、各行は利用者の出発駅から行き先駅までの情報や、行き先駅に到達することが可能な全経路線、列車を待つことが可能な許容時間が利用者毎に記載されるテーブル構成となっている。
図9を参照して、地震情報テーブル212の詳細について説明する。
地震情報テーブル212は、地震情報検知システム103から受信する地震の規模や発生地域を格納するためのデータテーブルである。
図9に示すように、901は地震番号、902は地震の発生した日時、903は地震の発生地域、904は地震の発生地域における震度の大きさを示す。
J001の行を例に説明する。2016年12月6日10時00分に東京都中央区にて震度3の地震が発生したことを示している。このように、各行は各地域で発生した地震の発生時間、大きさが発生した地域毎に記載されるテーブル構成となっている。
図10を参照して、復旧予測時間テーブル213の詳細について説明する。
復旧予測時間テーブル213は、運行管理システム102から受信する各列車の実績ダイヤの遅延情報をもとに復旧予測データベース(図示せず)から復旧予測時間を算出した、各列車の復旧予測時間を格納するためのデータテーブルである。
図10に示すように、1001は列車の番号、1002は列車の路線名、1003は列車の現在の在線位置、1004は列車の遅延原因、1005は列車が在線位置から出発する計画されていた時間、1006は列車が出発可能な予定時間、1007は列車が出発するまでにかかる復旧時間、1008は実際に列車が出発するまでにかかった実績の時間を示す。
R001の行を例に説明する。列車はA駅にて人身事故が原因で遅延が発生している。列車の復旧時間は120分を予定しており、A駅の出発時刻は計画では8:00であったが、復旧時間から10:00に出発予定である。
また、実際の出発時刻は遅延時分が108分であることから、9:48であったことを示している。このように、各行は列車の復旧予測時間を考慮した出発予定時刻が記載されるテーブル構成となっている。
図11を参照して、ホテル空室タクシー料金格納テーブル214の詳細について説明する。
ホテル空室タクシー料金格納テーブル214は、ホテル検索システム104に近隣のホテル検索を行ったホテル情報、タクシー料金検索システムに要求者情報の行き先駅までの距離除法から料金検索をおこなったタクシー料金情報を格納するためのデータテーブルである。
図11に示すように、1101は要求者の番号、1102は要求者の現在位置、1103は要求者が行動提案システムに問合せを行った時間、1104は現在位置から行き先駅までの距離情報、1105はホテル検システムへの検索結果であるホテル名1106はタクシー料金検索システムへの検索結果であるタクシー料金を示す。
K003の行を例に説明する。利用者は22:17分にB駅から行動提案検索システムを利用し、B駅近隣で宿泊可能なホテルはBホテルである。また、タクシーにて目的駅まで行く場合は、タクシー料金は41000円かかる。
このように、各行は利用者の現在位置周辺の宿泊可能なホテル情報や、現在位置から目的駅までのタクシー料金の情報が記載されるテーブル構成となっている。
図12を参照して、避難所案内情報215の詳細について説明する。
避難所案内情報215は、大きな地震が発生した場合に表示する各駅周辺の避難所のマップを格納するためのデータテーブルである。
図12に示すように、1201は駅名、1202は避難所のマップを示す。駅に応じた、避難所のマップ画面が格納されたデータ構造となっている。
図13に、大きな地震発生時に行動提案システムを利用した場合の利用者端末108に表示される画面例を示す
図14に、大幅な列車遅延発生時に行動提案システムを利用した場合の利用者端末108に表示される画面例を示す。
本画面例では、復旧予定時間は180分を予定しており、目的駅までの距離が10km以内であるため、優先1の情報としてタクシー料金の情報、別経路にて目的駅まで向かうことが可能なため、優先2の情報として別経路の情報を表示した画面例となっている。
上記実施例によれば、列車輸送障害時に列車利用者の待ち時間を減らして列車利用者へのサービスを向上させることができる。
101 鉄道運行状況システム
102 運行管理システム
103 地震情報検知システム
104 ホテル検索システム
105 タクシー料金検索システム
106 周辺施設検索システム
107 インターネット
108 利用者端末
109 鉄道運行状況案内サーバ
110 行動提案サーバ
111 復旧予測ダイヤ
112 行動提案処理部
113 行動提案画面情報
201 CPU
202 メモリ
203 I/F
204 記憶装置
205 地震規模プログラム
206 復旧時間プログラム
207 行動提案プログラム
208 行動提案画面作成プログラム
209 計画ダイヤ
210 実績ダイヤ
211 要求者情報テーブル
212 地震情報テーブル
213 復旧予測時間テーブル
214 ホテル空室タクシー料金格納テーブル
215 避難所案内情報

Claims (9)

  1. 利用者端末と行動提案サーバとがネットワークを介して接続された行動提案システムであって、
    前記利用者端末は、前記ネットワークを介して列車に関する要求情報を送信し、
    前記行動提案サーバは、前記利用者の前記要求情報と前記列車の運行情報に基づいて、前記利用者が将来行動すべき提案を示す行動提案画面情報を作成して前記利用者端末に前記ネットワークを介して送信することを特徴とする行動提案システム。
  2. 前記行動提案サーバは、
    前記列車に関する前記要求情報として、少なくとも前記利用者の出発駅の情報、前記利用者の行き先駅の情報、前記利用者の現在位置及び列車乗車までの許容待ち時間を用いて前記行動提案画面情報を作成することを特徴とする請求項1に記載の行動提案システム。
  3. 前記行動提案サーバは、
    前記列車の前記運行情報として、少なくとも復旧予測時間を用いて前記行動提案画面情報を作成することを特徴とする請求項1に記載の行動提案システム。
  4. 前記行動提案サーバには、前記列車の運行管理システムが接続されており、
    前記行動提案サーバは、
    前記運行管理システムから取得した前記列車の実績ダイヤと遅延原因に基づいて前記復旧予測時間を求めることを特徴とする請求項3に記載の行動提案システム。
  5. 前記行動提案サーバは、
    前記列車に関する前記要求情報と前記列車の前記運行情報に基づいて、前記利用者が将来行動すべき複数の前記提案に対して優先順位が付けられた前記行動提案画面情報を作成して前記利用者端末に前記ネットワークを介して送信することを特徴とする請求項1に記載の行動提案システム。
  6. 前記行動提案サーバには、地震発生時に地震情報を検知する地震情報検知システムが接続されており、
    前記行動提案サーバは、
    前記地震情報検知システムから、前記列車の前記運行情報として前記地震情報を取得し、前記地震情報を参照して前記行動提案画面情報を作成することを特徴とする請求項1に記載の行動提案システム。
  7. 前記行動提案サーバには、ホテル検索システムが接続されており、
    前記ホテル検索システムは、
    前記行動提案サーバからの要求に応じて、ホテルの空室状況の検索結果を行動提案サーバに送信し、
    前記行動提案サーバは、前記ホテルの前記空室状況の前記検索結果を参照して前記行動提案画面情報を作成することを特徴とする請求項1に記載の行動提案システム。
  8. 前記行動提案サーバには、タクシー料金検索システムが接続されており、
    前記タクシー料金検索システムは、
    前記行動提案サーバからの要求に応じて、タクシー料金の検索結果を前記行動提案サーバに送信し、
    前記行動提案サーバは、前記タクシー料金の前記検索結果を参照して前記行動提案画面情報を作成することを特徴とする請求項1に記載の行動提案システム。
  9. 前記行動提案サーバには、周辺施設検索システムが接続されており、
    前記周辺施設検索システムは、
    前記行動提案サーバからの要求に応じて、現在位置の周辺の施設情報を前記行動提案サーバに送信し、
    前記行動提案サーバは、前記現在位置の周辺の前記施設情報を参照して前記行動提案画面情報を作成することを特徴とする請求項1に記載の行動提案システム。
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CN111639807A (zh) * 2020-05-29 2020-09-08 携程计算机技术(上海)有限公司 模型训练的方法、时长预测的方法、***、设备及介质

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