JP2019081120A - 乗用管理機 - Google Patents

乗用管理機 Download PDF

Info

Publication number
JP2019081120A
JP2019081120A JP2017208451A JP2017208451A JP2019081120A JP 2019081120 A JP2019081120 A JP 2019081120A JP 2017208451 A JP2017208451 A JP 2017208451A JP 2017208451 A JP2017208451 A JP 2017208451A JP 2019081120 A JP2019081120 A JP 2019081120A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
control
speed
clutch
boom
traveling
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2017208451A
Other languages
English (en)
Inventor
上島 徳弘
Norihiro Uejima
徳弘 上島
伸一 松家
Shinichi Matsuie
伸一 松家
建卓 常
Kentaku Tsune
建卓 常
永井 真人
Masato Nagai
真人 永井
赤松 克利
Katsutoshi Akamatsu
克利 赤松
康史 長尾
Yasufumi Nagao
康史 長尾
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Iseki and Co Ltd
Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
Original Assignee
Iseki and Co Ltd
Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Iseki and Co Ltd, Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd filed Critical Iseki and Co Ltd
Priority to JP2017208451A priority Critical patent/JP2019081120A/ja
Publication of JP2019081120A publication Critical patent/JP2019081120A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Arrangement And Driving Of Transmission Devices (AREA)
  • Special Spraying Apparatus (AREA)
  • Catching Or Destruction (AREA)
  • Arrangement Or Mounting Of Control Devices For Change-Speed Gearing (AREA)

Abstract

【課題】散布作業に適さない車速のときには、防除ポンプの駆動を行わないようにする乗用管理機の提供。【解決手段】薬液タンクと散布ブームを備えた乗用管理機において、防除ポンプへの駆動部にクラッチ26と、機体の走行速度を検出する速度設定検出手段27が防除作業速度以外の走行速度を検出すると前記クラッチ26を入りにしない制御を行う制御部13と、を設けたことを特徴とする乗用管理機とする。【選択図】図6

Description

本発明は、薬剤を圃場に散布する乗用管理機に関する。
防除専用機として使用される乗用管理機の場合は、機体の前方に薬液散布用のブームを取り付けている。このブームは通常、左側方、中央及び右側方の3つのブームからなり、各ブームには等間隔で薬液を吐出するノズルが設けられており、3つのブームを幅方向に一直線に伸ばして例えば8m、10mといった範囲を一度に薬液散布できるようになっている。
従来の乗用管理機による薬液散布は、散布密度を一定にするため、走行速度が速くなると散布量を多くし、車速が遅くなると散布量を少なくする散布流量制御を行っている。そして、所定速度より速い散布車速域と遅い散布停止車速域を設けて、所定速度よりより遅くなると散布を停止するように制御しているが、圃場の凹凸等で作業中の車速に微妙な変動があると散布制御状態と散布停止状態を行き来して散布状態が乱れる等の問題があり、特許文献1に記載の技術では、防除ポンプ作動車速と防除ポンプ停止車速とのヒステリシス幅を外部から設定可能にしている。
特開2002-336753号公報
しかしながら、前記の従来技術では、薬液散布用ブームと防除ポンプの間に可変流量制御弁を設けて車速により散布流量制御を行っているので、乗用管理機を駆動すると防除ポンプが常時駆動状態になっていることになり、乗用管理機を他の圃場に移動するために路上走行する際にも防除ポンプが駆動されているという問題がある。
本発明は、上記従来の課題に鑑みて、乗用管理機で薬剤散布を行わない場合には自動で防除ポンプの駆動をしないようにして無駄な燃料消費を行わないようにすることを目的とする。
上記従来の課題は、次の技術手段により解決される。
請求項1の発明は、薬液タンク2と散布ブーム3を備えた乗用管理機において、防除ポンプ19への駆動部にクラッチ26と、機体の走行速度を検出する速度設定検出手段27が防除作業速度以外の走行速度を検出すると前記クラッチ26を入りにしない制御を行う制御部13と、を設けたことを特徴とする乗用管理機とする。
請求項2の発明は、ミッション機構23の副変速機構を変速する副変速レバーの変速位置を検出する副変速センサ27で前記速度設定検出手段を構成したことを特徴とする請求項1に記載の乗用管理機とする。
請求項3の発明は、前記クラッチ26が入りにならない状態の時に報知手段32で操縦者に報知することを特徴とする請求項1に記載の乗用管理機とする。
請求項1の発明で、速度設定検出手段27で防除作業速度以外の走行速度を検出すると制御部13がクラッチ26を入りにしないので、薬剤の不要消費を防ぐことが出来る。また、圃場で速度設定手段27が防除作業速度に適した走行速度であれば、圃場条件で走行速度が遅くなっても薬剤の散布を停止することがない。
請求項2の発明で、請求項1の効果に加えて、副変速レバーを路上走行に変速すると副変速センサ27が路上走行状態を確実に検出して、路上走行中に散布ブーム3から薬剤が散布されることがない。
請求項3の発明で、請求項1の効果に加えて、クラッチ26が入りにならないので、薬剤散布ができない状態を報知手段32で乗用管理機の操縦者に伝わる。
防除作業用乗用管理機の右側面図である。 防除作業用乗用管理機の平面図である。 防除作業中の正面図である。 薬剤散布システム図である。 防除ポンプ駆動部の一部拡大平面図である。 制御部の一部回路図である。 別実施例の制御部の一部回路図である。 フロントアクスルの平面図である。 右前輪支持部の背面図である。 同平面図である。
本発明の実施の形態の乗用管理機について以下説明する。この実施例においては走行車両1の進行方向を前側と呼び、正面から見て左右と呼ぶ。
本実施の形態の乗用管理機は、走行車両1に薬液を貯留する薬液タンク2と薬液を散布するブーム3を搭載している。
前輪4aと後輪4bからなる走行車輪4を機体フレーム5に取り付け、前部にエンジン6を搭載してボンネット7で覆っている。ボンネット7の後方にはステップ8及びステアリングハンドル9を設け、ステアリングハンドル9の後方には運転座席10を設けている。運転座席10の後方には薬液タンク2を搭載し、運転座席10の左右一側には操作盤11を設け、運転座席10の正面側にはメータパネル12を設けている。操作盤11の内部には各種制御を行う制御部13を内蔵している。
機体フレーム5の左右両側にはそれぞれ左ブーム3aと右ブーム3bを設け、前側には中央ブーム3cを設けている。左ブーム3aと右ブーム3bは図3に示すようにそれぞれ走行車両1の左右両側に広げて薬液を散布する薬液散布姿勢と、図1と図2に示すように、薬液タンク2の後方に備えるブーム受け14に後ろ上がり傾斜姿勢で収納する路上走行姿勢とに変更できる構成である。ブーム3の動作は、左ブーム3a及び右ブーム3bのブームの上下方向の姿勢を変更するための第一シリンダ15と、ブーム3の左右方向の姿勢を変更する第二シリンダ16とを散布姿勢のブーム3を水平姿勢に維持するための第二シリンダ17と、散布姿勢のブームの左右長さを伸縮調節する伸縮モータ(図示せず)とで行う。
薬液散布機構及び動力機構について図4と図5に基づいて説明する。
薬液タンク2の薬液をブーム3に供給するホース18を設け、ホース18の途中には薬液を繰り出す防除ポンプ19や、流量を調節する流量調節弁20や、左ブーム3a,右ブーム3b,中央ブーム3cそれぞれに薬液を供給するか否かを選択する手動の噴霧コック21(左ブーム用噴霧コック21a,右ブーム用噴霧コック21b,中央ブーム用噴霧コック21cを設けている。エンジン6の動力は入力軸22からミッション機構23を経て走行系出力軸24の出力プーリ29からポンプ入力軸31の入力プーリ30にベルト28で伝動され、入力プーリ30に付設したクラッチ26(以下、電磁クラッチという)を介して防除ポンプ19に出力される。本実施例では電磁クラッチとしているが、油圧クラッチ等の動力断続構成であればよい。
図6に電気回路を示している。走行車輪4の走行速度を変速するミッション機構23を変速操作する副変速レバーを散布作業以外の車速、例えば高速位置にすることでオンする速度設定検出手段(以下、副変速センサという)27の信号が制御部13に入力し、停止スイッチ33とリレースイッチ34を切制御してブザー32を所定時間鳴らして電磁クラッチ26が切になる。これにより、防除ポンプ19の駆動を停止する。また、走行前の停止中において、副変速センサ27が高速位置を検出すると、電磁クラッチ26は入りにならないように制御部13が制御している。このときも、ブザー32は所定時間鳴る構成としている。
なお、電磁クラッチ26の制御は、図7のごとく、車速センサ35の高速信号を制御部13に入力して、停止スイッチ33とリレースイッチ34で電磁クラッチ26を切にして防除ポンプ19の駆動を停止するようにしても良い。即ち、車速が散布に適さない場合には、前記電磁クラッチ26の入りを牽制する構成とする。
前記車速センサ35の代わりにGPS信号を受信して車速を算出するように構成してもよい。また、車速センサ35とGPS信号から算出した車速のいずれか一方を用いる格構成としてもよい。
前述したように、高速状態では防除ポンプ19の駆動を牽制する構成としていたが、牽制しないように構成してもよい。牽制しない構成としては、牽制解除スイッチを設ける構成とする。又は、GPS信号を受信して、機体が圃場内に存在するときには、牽制を解除してもよい。これにより、圃場内において高速走行での散布作業を行うことができる。
乗用管理機においては、薬液タンク2とブーム3を外して機体後部に中耕除草機等の作業機を取り付ける場合がある。このため、機体後部にはPTO軸を設ける構成としている。このPTO軸に電磁クラッチを設けておけば、各種条件に応じて自動的にPTO軸の駆動と停止を自動的に行うことができる。
図8〜10は、前輪4aを機体フレーム5に取り付けるフロントアクスルの構造を示している。
機体フレーム5の左右中央で前後にずらした左右2本ずつのボルトで取り付けたピポットブラケット36から左右に左右ハウジング37R、37Lを伸ばし、その左右端部に左右メタルナックル38R、38Lを取り付け、この左右メタルナックル38R、38Lに下方から左右アッパーアーム43R、43Lを差し込み、その左右アッパーアーム43R、43Lの下側に車軸ケース44を設けた左右ロアーアーム42R、42Lを差し込み、外側の取付フランジ42F、43Fでボルトにより連結している。左右ロアーアーム42R、42Lの左右アッパーアーム43R、43Lへの差し込み部に軸付きシールとカラーを挿入して隙間をなくしている。左右ロアーアーム42R、42Lには車軸ケース44より上側で分草杆を取り付けるネジ穴を設けている。
左右メタルナックル38R、38Lに上側と側面に各本2本のボルトで取り付けた左右ナックルアーム39R、39Lは操向シリンダ41に連結した左右タイロッド40R、40Lで連結して車軸ケース44に取り付ける前輪4aを操向する。
2 薬液タンク
3 散布ブーム
5 機体フレーム
13 制御部
19 防除ポンプ
23 ミッション機構
26 電磁クラッチ
27 速度設定検出手段(副変速センサ)
32 報知手段(ブザー)

Claims (3)

  1. 薬液タンク(2)と散布ブーム(3)を備えた乗用管理機において、
    防除ポンプ(19)への駆動部にクラッチ(26)と、
    機体の走行速度を検出する速度設定検出手段(27)が防除作業速度以外の走行速度を検出すると前記クラッチ(26)を入りにしない制御を行う制御部(13)と、を設けたことを特徴とする乗用管理機。
  2. ミッション機構(23)の副変速機構を変速する副変速レバーの変速位置を検出する副変速センサ(27)で前記速度設定検出手段を構成したことを特徴とする請求項1に記載の乗用管理機。
  3. 前記クラッチ(26)が入りにならない状態の時に報知手段(32)で操縦者に報知することを特徴とする請求項1に記載の乗用管理機。
JP2017208451A 2017-10-27 2017-10-27 乗用管理機 Pending JP2019081120A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017208451A JP2019081120A (ja) 2017-10-27 2017-10-27 乗用管理機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017208451A JP2019081120A (ja) 2017-10-27 2017-10-27 乗用管理機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2019081120A true JP2019081120A (ja) 2019-05-30

Family

ID=66669844

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017208451A Pending JP2019081120A (ja) 2017-10-27 2017-10-27 乗用管理機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2019081120A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021024330A (ja) * 2019-07-31 2021-02-22 井関農機株式会社 作業車両

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021024330A (ja) * 2019-07-31 2021-02-22 井関農機株式会社 作業車両

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP7150928B2 (ja) 作業機の制御装置、作業機の制御方法及び作業機
KR102113415B1 (ko) 작업 차량 제어 시스템
JP2023053407A (ja) 作業機械および作業機械の制御システム
JP2011239755A (ja) 薬剤散布用管理作業車両
KR101128639B1 (ko) 휠식 건설기계의 핸들 및 조이스틱 조향을 위한유압제어장치
CN107923147A (zh) 用于动力机械的操纵杆控制器
JP6294806B2 (ja) 車両の走行安全装置
JP2019081120A (ja) 乗用管理機
JP2018102180A (ja) 散布作業車
JP6925882B2 (ja) 作業機の制御装置、作業機の制御方法及び作業機
JP2024028630A (ja) 作業車両
JP6612187B2 (ja) 作業機におけるpto軸の駆動装置
JP2009207375A (ja) 散布機の操作装置
JP4524900B2 (ja) 薬液散布車の噴霧装置
JP2011155864A (ja) 散布作業機
JP2001295321A (ja) 建設機械のモニタ装置
JP4362678B2 (ja) 薬液散布作業車の薬液散布制御装置
JP2004057012A (ja) 農作業機
JP2009131216A (ja) 粉粒状物の散布装置
JP4985244B2 (ja) 乗用型管理作業車
JP7127186B2 (ja) 農作業機
JP2005198603A (ja) 自走式肥料散布機
JP4507427B2 (ja) 乗用管理機の薬液散布制御装置
JP6932992B2 (ja) 防除作業機
JP7476851B2 (ja) 作業車両

Legal Events

Date Code Title Description
RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20201110