JP2019076280A - 使い捨て着用物品 - Google Patents
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Description
(a)第2部分の先端が最も高く、肌に接することとなるため、第2部分は第1部分の境目に向かって低くなり、この一段低くなった所が第1部分の最も高い位置になること、並びに
(b)起き上がり部分における第1部分と第2部分との境界は、自由に変形可能な不織布であり、屈曲状態に維持されるわけではないため、実際には幅方向内側に向かって丸みを帯びて膨らみ、第1部分の大部分が内装体の表面に接触すること、
によるものである。
<第1の態様>
幅方向の両側から起き上がる起き上がりギャザーをそれぞれ備え、
前記起き上がりギャザーは、使い捨て着用物品に固定された付根部分と、この付根部分から延び出る本体部分と、前記本体部分の前端部が倒伏状態に固定されて形成された前倒伏部分及び前記本体部分の後端部が倒伏状態に固定されて形成された後倒伏部分と、前記本体部分における前記前倒伏部分及び後倒伏部分の間に位置する非固定の起き上がり部分とを有し、
前記起き上がり部分は、股間部を含む前後方向の中間に、幅方向中央側に延びる第1部分、及びこの第1部分の先端から幅方向外側に延びる第2部分を有する外折り返し領域を有しているとともに、前記前倒伏部分及び後倒伏部分の少なくとも一方に隣接する部位に、幅方向中央側に延びる第3部分のみからなるポケット領域を有しており、
前記外折り返し領域は、少なくとも前記第2部分の先端部に前後方向に沿って取り付けられた第1ギャザー弾性部材を有しており、
前記ポケット領域は、少なくとも前記第3部分の先端部に前後方向に沿って取り付けられた第2ギャザー弾性部材を有している、
ことを特徴とする使い捨て着用物品。
本使い捨て着用物品は、起き上がり部分の形状が前後方向に変化するところに特徴を有する。すなわち、起き上がり部分は、股間部を含む前後方向の中間では、幅方向中央側に延びる第1部分、及びこの第1部分の先端から幅方向外側に延びる第2部分を有する外折り返し領域となっている。よって、起き上がりギャザーの基本となる部分は、身体表面に対してより浅い角度で接するとともに、より狭い幅でより高く起き上がるようになる。
その上で、本使い捨て着用物品の起き上がり部分は、前倒伏部分及び後倒伏部分の少なくとも一方に隣接する部位に、幅方向中央側に延びる第3部分のみからなるポケット領域を有している。このポケット領域は、第3部分とその下に対向する表面との間がポケット(収容空間)となるものであり、従来のように起き上がり部分の前後方向全体が外折り返し領域となっているものと比べて、ポケットが潰れにくいものである。このようなポケット領域を有することにより、倒伏部分に近い位置に押し寄せた***物を一時的に貯留することができ、倒伏部分寄りの部位における***物の乗り越え防止性を向上することができる。
前記第3部分は、前記外折り返し領域の第1部分から股間側に続く部分と、前記外折り返し領域の第2部分から股間側に続く部分とが積層一体化されて形成されている、
第1の態様の使い捨て着用物品。
起き上がりギャザーを構成するシートは前後方向に連続している必要はないが、連続していると、一般的な製造ラインにおける連続製造が可能となるため好ましい。この点で、本第2の態様のように構成すると、外折り返し領域からポケット領域までシートを連続させつつ、ポケット領域には幅方向中央側にのみ延びる第3部分を設けることができる。特に、本第2の態様は構造が簡素となる。
前記外折り返し領域の第2部分は、前記第1部分の先端から幅方向外側に延びる第1層と、この第1層の先端から幅方向内側に延びる第2層と、この第2層の先端から幅方向外側に延びる第3層とが積層一体化されて形成されており、
前記ポケット領域では、前記外折り返し領域の第1層が股間側に続く部分と、前記外折り返し領域の第1部分から股間側に続く部分とが倒伏状態に固定されるとともに、前記第3部分は、前記外折り返し領域の第2層が股間側に続く部分と、前記外折り返し領域の第3層が股間側に続く部分とが積層一体化されて形成されている、
第1の態様の使い捨て着用物品。
起き上がりギャザーを構成するシートは前後方向に連続している必要はないが、連続していると、一般的な製造ラインにおける連続製造が可能となるため好ましい。この点で、本第3の態様のように構成すると、外折り返し領域からポケット領域までシートを連続させつつ、ポケット領域には幅方向中央側にのみ延びる第3部分を設けることができる。特に、本第3の態様の構造は多少複雑となるが、第3部分の層数を少なく、柔軟にできる利点がある。
幅方向の両側から起き上がる起き上がりギャザーをそれぞれ備え、
前記起き上がりギャザーは、使い捨て着用物品に固定された付根部分と、この付根部分から延び出る本体部分と、前記本体部分の前端部が倒伏状態に固定されて形成された前倒伏部分及び前記本体部分の後端部が倒伏状態に固定されて形成された後倒伏部分と、前記本体部分における前記前倒伏部分及び後倒伏部分の間に位置する非固定の起き上がり部分とを有し、
前記起き上がり部分は、股間部を含む前後方向の中間に、幅方向中央側に延びる第1部分、及びこの第1部分の先端から幅方向外側に延びる第2部分を有する外折り返し領域を有しているとともに、前記前倒伏部分及び後倒伏部分の少なくとも一方に隣接する部位に、幅方向外側に延びる第3部分、及びこの第3部分の先端から幅方向内側に延びる第4部分を有するポケット領域を有しており、
前記外折り返し領域は、少なくとも前記第1部分の先端部に前後方向に沿って取り付けられた第1ギャザー弾性部材を有しており、
前記ポケット領域は、少なくとも前記第4部分の先端部に前後方向に沿って取り付けられた第2ギャザー弾性部材を有している、
ことを特徴とする使い捨て着用物品。
本使い捨て着用物品も、起き上がり部分の形状が前後方向に変化するところに特徴を有する。すなわち、起き上がり部分は、股間部を含む前後方向の中間では、幅方向中央側に延びる第1部分、及びこの第1部分の先端から幅方向外側に延びる第2部分を有する外折り返し領域となっている。よって、起き上がりギャザーの基本となる部分は、身体表面に対してより浅い角度で接するとともに、より狭い幅でより高く起き上がるようになる。
その上で、本使い捨て着用物品の起き上がり部分は、前倒伏部分及び後倒伏部分の少なくとも一方に隣接する部位に、幅方向外側に延びる外向き第3部分、及びこの外向き第1部分の先端から幅方向内側に延びる内向き第4部分を有するポケット領域を有している。このポケット領域は、第3部分と第4部分との間がポケット(収容空間)となるものであり、従来のように起き上がり部分の前後方向全体が外折り返し領域となっているものと比べて、ポケットが潰れにくいものである。このようなポケット領域を有することにより、倒伏部分に近い位置に押し寄せた***物を一時的に貯留することができ、倒伏部分寄りの部位における***物の乗り越え防止性を向上することができる。さらに、本態様のポケット領域では、第3部分及び第4部分によりポケットが形成されるため、ポケットの入口はより高く拡大可能であり、またポケットの深さも浅くなりにくい。
前記外折り返し領域の第2部分は、前記第1部分の先端から幅方向外側に延びる第1層と、この第1層の先端から幅方向内側に延びる第2層と、この第2層の先端から幅方向外側に延びる第3層とが積層一体化されて形成されており、
前記ポケット領域では、前記外折り返し領域の第1部分から股間側に続く部分が倒伏状態に固定されるとともに、
前記第3部分は、前記外折り返し領域の第1層が股間側に続く部分により形成されており、
前記第4部分は、前記外折り返し領域の第2層が股間側に続く部分と、前記外折り返し領域の第3層が股間側に続く部分とが積層一体化されて形成されている、
第4の態様の使い捨て着用物品。
起き上がりギャザーを構成するシートは前後方向に連続している必要はないが、連続していると、一般的な製造ラインにおける連続製造が可能となるため好ましい。この点で、本第5の態様のように構成すると、外折り返し領域からポケット領域までシートを連続させつつ、ポケット領域には第4の態様の第3部分及び第4部分を設けることができる。
前記使い捨て着用物品は、パンツタイプ使い捨て着用物品であり、
前身頃の少なくとも胴周り部を構成する前側外装体及び後身頃の少なくとも胴周り部を構成する後側外装体を別々に備え、これら前側外装体及び後側外装体が前後方向に離間しており、
吸収体を内蔵する内装体が、前記前側外装体から前記後側外装体にかけて前後方向に延在し、かつ前記前側外装体及び後側外装体にそれぞれ接合され、
前記前側外装体の両側部と前記後側外装体の両側部とがそれぞれ接合されたサイドシール部と、ウエスト開口及び左右一対の脚開口とを備え、
前記内装体は、両側部から起き上がる起き上がりギャザーを備えており、
前記外装体の内面におけるウエスト開口側の端部から、前記内装体のウエスト開口側の端部と重なる位置まで、前記外装体の幅方向全体にわたり延在するカバーシート層を有しており、
前記カバーシート層における前記内装体と重なる部分及びその幅方向両側の部分が、裏側に対向する面に接合されており、
前記起き上がりギャザーは、前記カバーシート層により厚み方向に押し潰された部分が、少なくとも前記ポケット領域に隣接する倒伏部分となっている、
第1〜5のいずれか1つの態様のパンツタイプ使い捨ておむつ。
パンツタイプ使い捨ておむつ等のパンツタイプ使い捨て着用物品では、本態様のようなカバーシート層を有するものが知られている。しかし、従来のものは前倒伏部分及び後倒伏部分はカバーシート層よりも股間側まで延びており、前倒伏部分及び後倒伏部分が前後方向に長くなっていた。このため、前倒伏部分及び後倒伏部分において***物の乗り越えが発生しやすくなっていた。これに対して、本態様では、倒伏領域がカバーシート層と重なる部分のみとなり、短くなるだけでなく、倒伏部分の固定工程が不要となる。また、倒伏部分はトップシートに接合されないため、ポケット領域のポケットに達した***物が倒伏部分の下に浸透しやすくなる。この結果、倒伏部分寄りの部位における***物の乗り越え防止性が、より一層向上するものとなる。
外装体12F,12Bは、前身頃Fから後身頃Bにかけて股間を通り連続する一体的な外装体ではなく、前身頃Fの少なくとも胴周り部を構成する部分である前側外装体12Fと、後身頃Bの少なくとも胴周り部を構成する部分である後側外装体12Bとからなり、前側外装体12F及び後側外装体12Bは股間側で連続しておらず、前後方向LDに離間されたものである。この離間距離12dは例えば150〜250mm程度とすることができる。
外装体12F,12Bには、装着者の胴周りに対するフィット性を高めるために、外側シート層12S及び内側シート層12H間に弾性部材15〜19が設けられ、弾性部材の伸縮を伴って幅方向WDに弾性伸縮する伸縮領域A2が形成されている。この伸縮領域A2では、自然長の状態では外側シート層12S及び内側シート層12Hが弾性部材の収縮に伴って収縮し、皺又は襞が形成されており、弾性部材の長手方向に伸長すると、外側シート層12S及び内側シート層12Hが皺なく伸び切る所定の伸長率まで伸長が可能である。弾性部材15〜19としては、糸ゴム等の細長状弾性部材(図示例)のほか、帯状、網状、フィルム状等、公知の弾性部材を特に限定なく用いることができる。弾性部材15〜19としては合成ゴムを用いても、天然ゴムを用いても良い。
外装二分割タイプのパンツタイプ使い捨ておむつでは、前側外装体12F及び後側外装体12Bとの間に内装体200が露出するため、内装体200の裏面に液不透過性シート11が露出しないように、前側外装体12Fと内装体200との間から、後側外装体12Bと内装体200との間にかけて、内装体200の裏面を覆うカバー不織布13を備えていることが好ましい。
内装体200の外装体12F,12Bに対する固定は、ヒートシール、超音波シールのような素材溶着による接合手段や、ホットメルト接着剤により行うことができる。図示例では、内装体200の裏面、つまりこの場合は液不透過性シート11の裏面及び起き上がりギャザー60の付根部分65に塗布されたホットメルト接着剤を介して外装体12F,12Bの内面に対して固定されている。この内装体200と外装体12F,12Bとを固定する内外接合部201,202は、図2に示すように、両者が重なる領域のほぼ全体に設けることができ、例えば内装体200の幅方向両端部を除いた部分に設けることもできる。
内装体200は任意の形状を採ることができるが、図示の形態では長方形である。内装体200は、図1〜図5に示されるように、吸収要素50と、吸収要素50の表側(身体側)を覆うトップシート30と、吸収要素50の裏側を覆う液不透過性シート11とを備えているものであり、吸収保持機能を担う部分である。符号40は、トップシート30を透過した液を速やかに吸収要素50へ移行させるために、トップシート30と吸収要素50との間に設けられた中間シート(セカンドシート)を示しており、符号60は、内装体200の両脇に***物が漏れるのを防止するために、内装体200の両側部から装着者の脚周りに接するように延び出た起き上がりギャザー60を示している。
吸収要素50は、吸収体56と、この吸収体56の全体を包む包装シート58とを有する。包装シート58は省略することもできる。
吸収体56は、繊維の集合体により形成することができる。この繊維集合体としては、綿状パルプや合成繊維等の短繊維を積繊したものの他、セルロースアセテート等の合成繊維のトウ(繊維束)を必要に応じて開繊して得られるフィラメント集合体も使用できる。繊維目付けとしては、綿状パルプや短繊維を積繊する場合は、例えば100〜300g/m2程度とすることができ、フィラメント集合体の場合は、例えば30〜120g/m2程度とすることができる。合成繊維の場合の繊度は、例えば、1〜16dtex、好ましくは1〜10dtex、さらに好ましくは1〜5dtexである。フィラメント集合体の場合、フィラメントは、非捲縮繊維であってもよいが、捲縮繊維であるのが好ましい。捲縮繊維の捲縮度は、例えば、2.54cm当たり5〜75個、好ましくは10〜50個、さらに好ましくは15〜50個程度とすることができる。また、均一に捲縮した捲縮繊維を用いることができる。吸収体56中には高吸収性ポリマー粒子を分散保持させるのが好ましい。
吸収体56には、その一部又は全部に高吸収性ポリマー粒子を含有させることができる。高吸収性ポリマー粒子とは、「粒子」以外に「粉体」も含む。高吸収性ポリマー粒子54としては、この種の使い捨ておむつに使用されるものをそのまま使用でき、例えば500μmの標準ふるい(JIS Z8801−1:2006)を用いたふるい分け(5分間の振とう)でふるい上に残る粒子の割合が30重量%以下のものが望ましく、また、180μmの標準ふるい(JIS Z8801−1:2006)を用いたふるい分け(5分間の振とう)でふるい上に残る粒子の割合が60重量%以上のものが望ましい。
包装シート58を用いる場合、その素材としては、ティッシュペーパ、特にクレープ紙、不織布、ポリラミ不織布、小孔が開いたシート等を用いることができる。ただし、高吸収性ポリマー粒子が抜け出ないシートであるのが望ましい。クレープ紙に換えて不織布を使用する場合、親水性のSMS不織布(SMS、SSMMS等)が特に好適であり、その材質はポリプロピレン、ポリエチレン/ポリプロピレン複合材などを使用できる。目付けは、5〜40g/m2、特に10〜30g/m2のものが望ましい。
トップシート30は、液を透過する性質を有するものであり、例えば、有孔又は無孔の不織布や、多孔性プラスチックシートなどを例示することができる。また、このうち不織布は、その原料繊維が何であるかは、特に限定されない。例えば、ポリエチレンやポリプロピレン等のオレフィン系、ポリエステル系、ポリアミド系等の合成繊維、レーヨンやキュプラ等の再生繊維、綿等の天然繊維などや、これらから二種以上が使用された混合繊維、複合繊維などを例示することができる。さらに、不織布は、どのような加工によって製造されたものであってもよい。加工方法としては、公知の方法、例えば、スパンレース法、スパンボンド法、サーマルボンド法、メルトブローン法、ニードルパンチ法、エアスルー法、ポイントボンド法等を例示することができる。例えば、柔軟性、ドレープ性を求めるのであれば、スパンボンド法、スパンレース法が、嵩高性、ソフト性を求めるのであれば、エアスルー法、ポイントボンド法、サーマルボンド法が、好ましい加工方法となる。
トップシート30を透過した液を速やかに吸収体へ移行させるために、トップシート30より液の透過速度が速い、中間シート(「セカンドシート」とも呼ばれている)40を設けることができる。この中間シート40は、液を速やかに吸収体へ移行させて吸収体による吸収性能を高め、吸収した液の吸収体からの「逆戻り」現象を防止するためのものである。中間シート40は省略することもできる。
液不透過性シート11の素材は、特に限定されるものではないが、例えば、ポリエチレンやポリプロピレン等のオレフィン系樹脂等からなるプラスチックフィルムや、不織布の表面にプラスチックフィルムを設けたラミネート不織布、プラスチックフィルムに不織布等を重ねて接合した積層シートなどを例示することができる。液不透過性シート11には、ムレ防止の観点から好まれて使用されている液不透過性かつ透湿性を有する素材を用いることが好ましい。透湿性を有するプラスチックフィルムとしては、ポリエチレンやポリプロピレン等のオレフィン系樹脂中に無機充填剤を混練して、シートを成形した後、一軸又は二軸方向に延伸して得られた微多孔性プラスチックフィルムが広く用いられている。この他にも、マイクロデニール繊維を用いた不織布、熱や圧力をかけることで繊維の空隙を小さくすることによる防漏性強化、高吸水性樹脂又は疎水性樹脂や撥水剤の塗工といった方法により、プラスチックフィルムを用いずに液不透過性としたシートも、液不透過性シート11として用いることができるが、後述するカバー不織布13とのホットメルト接着剤を介した接着時に十分な接着強度を得るため、樹脂フィルムを用いるのが望ましい。
起き上がりギャザー60は、内装体200の側部から起き上がる起き上がり部分68を有しており、この起き上がり部分68が、装着者の鼠径部から脚周りを経て臀部までの範囲に接して横漏れを防止するものである。
ポケット領域68Pは、図8(a)に示す例では後側にのみ設けているが、これに代えて又はこれとともに、図8(b)に示すように、前側(つまり前倒伏部分67Fに隣接する部位)にもポケット領域68Pを設けることができる。
明細書中の以下の用語は、明細書中に特に記載が無い限り、以下の意味を有するものである。
(1)20倍のレンズにセットし、ピントを調節する。穴が4×6入るように不織布の位置を調整する。
(2)孔の領域の明るさを指定し、孔の面積を計測する。
(3)「計測・コメント」の「面積計測」の色抽出をクリックする。孔の部分をクリックする。
(4)「一括計測」をクリックし、「計測結果ウィンドを表示」にチェックを入れ、CSVデータで保存をする。
Claims (6)
- 幅方向の両側から起き上がる起き上がりギャザーをそれぞれ備え、
前記起き上がりギャザーは、使い捨て着用物品に固定された付根部分と、この付根部分から延び出る本体部分と、前記本体部分の前端部が倒伏状態に固定されて形成された前倒伏部分及び前記本体部分の後端部が倒伏状態に固定されて形成された後倒伏部分と、前記本体部分における前記前倒伏部分及び後倒伏部分の間に位置する非固定の起き上がり部分とを有し、
前記起き上がり部分は、股間部を含む前後方向の中間に、幅方向中央側に延びる第1部分、及びこの第1部分の先端から幅方向外側に延びる第2部分を有する外折り返し領域を有しているとともに、前記前倒伏部分及び後倒伏部分の少なくとも一方に隣接する部位に、幅方向中央側に延びる第3部分のみからなるポケット領域を有しており、
前記外折り返し領域は、少なくとも前記第2部分の先端部に前後方向に沿って取り付けられた第1ギャザー弾性部材を有しており、
前記ポケット領域は、少なくとも前記第3部分の先端部に前後方向に沿って取り付けられた第2ギャザー弾性部材を有している、
ことを特徴とする使い捨て着用物品。 - 前記第3部分は、前記外折り返し領域の第1部分から股間側に続く部分と、前記外折り返し領域の第2部分から股間側に続く部分とが積層一体化されて形成されている、
請求項1記載の使い捨て着用物品。 - 前記外折り返し領域の第2部分は、前記第1部分の先端から幅方向外側に延びる第1層と、この第1層の先端から幅方向内側に延びる第2層と、この第2層の先端から幅方向外側に延びる第3層とが積層一体化されて形成されており、
前記ポケット領域では、前記外折り返し領域の第1層が股間側に続く部分と、前記外折り返し領域の第1部分から股間側に続く部分とが倒伏状態に固定されるとともに、前記第3部分は、前記外折り返し領域の第2層が股間側に続く部分と、前記外折り返し領域の第3層が股間側に続く部分とが積層一体化されて形成されている、
請求項1記載の使い捨て着用物品。 - 幅方向の両側から起き上がる起き上がりギャザーをそれぞれ備え、
前記起き上がりギャザーは、使い捨て着用物品に固定された付根部分と、この付根部分から延び出る本体部分と、前記本体部分の前端部が倒伏状態に固定されて形成された前倒伏部分及び前記本体部分の後端部が倒伏状態に固定されて形成された後倒伏部分と、前記本体部分における前記前倒伏部分及び後倒伏部分の間に位置する非固定の起き上がり部分とを有し、
前記起き上がり部分は、股間部を含む前後方向の中間に、幅方向中央側に延びる第1部分、及びこの第1部分の先端から幅方向外側に延びる第2部分を有する外折り返し領域を有しているとともに、前記前倒伏部分及び後倒伏部分の少なくとも一方に隣接する部位に、幅方向外側に延びる第3部分、及びこの第3部分の先端から幅方向内側に延びる第4部分を有するポケット領域を有しており、
前記外折り返し領域は、少なくとも前記第1部分の先端部に前後方向に沿って取り付けられた第1ギャザー弾性部材を有しており、
前記ポケット領域は、少なくとも前記第4部分の先端部に前後方向に沿って取り付けられた第2ギャザー弾性部材を有している、
ことを特徴とする使い捨て着用物品。 - 前記外折り返し領域の第2部分は、前記第1部分の先端から幅方向外側に延びる第1層と、この第1層の先端から幅方向内側に延びる第2層と、この第2層の先端から幅方向外側に延びる第3層とが積層一体化されて形成されており、
前記ポケット領域では、前記外折り返し領域の第1部分から股間側に続く部分が倒伏状態に固定されるとともに、
前記第3部分は、前記外折り返し領域の第1層が股間側に続く部分により形成されており、
前記第4部分は、前記外折り返し領域の第2層が股間側に続く部分と、前記外折り返し領域の第3層が股間側に続く部分とが積層一体化されて形成されている、
請求項4記載の使い捨て着用物品。 - 前記使い捨て着用物品は、パンツタイプ使い捨て着用物品であり、
前身頃の少なくとも胴周り部を構成する前側外装体及び後身頃の少なくとも胴周り部を構成する後側外装体を別々に備え、これら前側外装体及び後側外装体が前後方向に離間しており、
吸収体を内蔵する内装体が、前記前側外装体から前記後側外装体にかけて前後方向に延在し、かつ前記前側外装体及び後側外装体にそれぞれ接合され、
前記前側外装体の両側部と前記後側外装体の両側部とがそれぞれ接合されたサイドシール部と、ウエスト開口及び左右一対の脚開口とを備え、
前記内装体は、両側部から起き上がる起き上がりギャザーを備えており、
前記外装体の内面におけるウエスト開口側の端部から、前記内装体のウエスト開口側の端部と重なる位置まで、前記外装体の幅方向全体にわたり延在するカバーシート層を有しており、
前記カバーシート層における前記内装体と重なる部分及びその幅方向両側の部分が、裏側に対向する面に接合されており、
前記起き上がりギャザーは、前記カバーシート層により厚み方向に押し潰された部分が、少なくとも前記ポケット領域に隣接する倒伏部分となっている、
請求項1〜5のいずれか1項に記載のパンツタイプ使い捨ておむつ。
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