JP2019074935A - デバイスサーバおよび周辺機器利用システム - Google Patents

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Abstract

【課題】ユーザが特定のデバイスサーバにローカル接続された周辺機器を利用したい場合に、他のクライアント装置から周辺機器を利用させず、さらにクライアント装置とデバイスサーバとの間をユーザが移動しなければいけない回数を削減する。【解決手段】複数のクライアント装置とネットワークを介して接続され、周辺機器とローカル接続されるデバイスサーバ1であって、クライアント装置から自装置に対する占有要求を受信する受信部と、クライアント装置に自装置を占有させるか否か、および周辺機器とローカル接続したか否か、の判断を行う判断部と、ローカル接続された周辺機器の機器情報を取得する機器情報取得部と、自装置を占有させる判断以降にローカル接続される周辺機器の機器情報をクライアント装置に通知する通知部と、クライアント装置に自装置を占有させる判断部の判断をもとに他のクライアント装置からの接続要求を破棄する占有部とを備える。【選択図】図3

Description

本発明は、ネットワークを通じてクライアント装置からデバイスサーバを経由して周辺機器を利用することに関する。
近年、ネットワークの普及により、MFP(Multi Function Peripheral)やスキャナといったコンピュータ周辺機器(以下、周辺機器と呼ぶ)をネットワークに接続し、複数のクライアント装置(例えば、PC、タブレットなど)からネットワーク越しにこれらのコンピュータ周辺機器を利用したいという要望に応え、デバイスサーバと呼ばれる装置が普及している(非特許文献1)。
特に、デバイスサーバに、マウス、キーボードなどの入力機器と、モニタとを接続すると、遠隔にあるクライアント装置をネットワーク越しに制御することが可能となる。
ユーザは、ネットワーク上のデバイスサーバに接続されたこれら周辺機器を利用する場合には、クライアント装置上で動作しているデバイスサーバを制御するソフトウェア(ネットワーク越しに通信セッションを確立、切断するクライアント装置に備わるツールであり、以後、仮想接続ツールと呼ぶ)を用いて、デバイスサーバに接続されている周辺機器を選択し接続処理を行った後に利用できるようになる。この結果、クライアント装置のユーザは、選択した周辺機器をあたかもクライアント装置に直接接続されたかのように利用できる。
ところで、デバイスサーバを用いた周辺機器利用の際には、USBの仕様上、この間、他のクライアント装置から当該周辺機器に接続することはできず、デバイスを利用していたクライアント装置が当該周辺機器との接続状態を解除(切断)して初めて他のクライアント装置から接続可能な状態になる。デバイスサーバがこのような動作を行う理由は、あるクライアント装置が一旦周辺機器を利用し始めると、周辺機器が備える機能を、ユーザが要望する時間の間、可能な限りそのクライアント装置から利用できるようにするためである。また、接続中に他のクライアント装置の要求により強制的に接続が切断されると、データの損失など思わぬトラブルの危険性も存在する。
サイレックス・テクノロジー株式会社 ホームページ<http://www.silex.jp/products/deviceserver_prod.html>
上述したデバイスサーバは、ネットワーク上の複数のクライアント装置からデバイスサーバに接続された周辺機器を共有することを主な目的としている。
ところで、ユーザは周辺機器(例えば、マウス、キーボードなど)を利用するために、周辺機器をデバイスサーバにケーブル等で物理的に接続せねばならず、デバイスサーバの設置場所に行く必要がある。そしてその後、ユーザは、使用しているクライアント装置の場所に戻り、クライアント装置の仮想接続ツールからデバイスサーバに接続を行い、デバイスサーバに接続された周辺機器を選択し接続処理を行った後に利用できるようになる。このように、ユーザは、クライアント装置とデバイスサーバとの間を行き来する必要が生じる。しかしこの場合、ユーザは、周辺機器をデバイスサーバに物理的に接続後、クライアント装置の設置場所に戻り、仮想接続ツールでデバイスサーバに接続するまでに、他のクライアント装置からデバイスサーバへのネットワーク接続が行われた場合、デバイスサーバにローカル接続された周辺機器を本来使用したいユーザが使用できないということもあり得る。上述のとおり、従来のデバイスサーバでは、あるクライアント装置から当該周辺機器に接続があると、他のクライアント装置からは使用できないからである。
本発明は、かかる課題に応えるためのものであり、デバイスサーバシステムにおいて、ユーザが特定のデバイスサーバにローカル接続された周辺機器を利用したい場合に、他のクライアント装置から周辺機器を利用させず、さらにクライアント装置とデバイスサーバとの間をユーザが移動しなければいけない回数を削減することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の一態様に係るデバイスサーバは、複数のクライアント装置とネットワークを介して接続され、周辺機器とローカル接続されるデバイスサーバであって、クライアント装置から自装置に対する占有要求を受信する受信部と、クライアント装置に自装置を占有させるか否か、および周辺機器とローカル接続したか否か、の判断を行う判断部と、ローカル接続された周辺機器の機器情報を取得する機器情報取得部と、自装置を占有させる判断以降にローカル接続される周辺機器の機器情報をクライアント装置に通知する通知部と、クライアント装置に自装置を占有させる判断部の判断をもとに、他のクライアント装置からの接続要求を破棄する占有部と、を備える。
これによれば、デバイスサーバを利用するユーザは、デバイスサーバをクライアント装置から予め占有することができ、デバイスサーバにローカル接続された周辺機器を他のクライアント装置から利用されることなく、従来行われていたクライアント装置とデバイスサーバとの間を行き来する回数も大幅に軽減されるため、ユーザの利便性が向上する。
また、デバイスサーバは、クライアント装置から受信した、占有開始時刻を含む予約情報を格納する設定テーブルを備え、判断部は、占有開始時刻に達するとクライアント装置に占有させることを許可する旨を占有部に通知する。
これによれば、デバイスサーバにローカル接続している周辺機器を利用して、デバイスサーバが設置された場所で、ユーザが希望するデバイスサーバを占有したい日時を予め予約することができ、遠方にあるクライアント装置に赴いて占有時刻を予約する必要がなくなり、ユーザの利便性が向上する。
さらに、判断部は、自装置に接続された認証装置により認証されたことをもとに、他のクライアント装置からの接続処理を受け付けずにクライアント装置に自装置を占有させることを許可する旨を占有部に通知する。
これによれば、デバイスサーバをクライアント装置で占有したユーザが、デバイスサーバの周辺機器が設置された場所へ移動している間に、他人に周辺機器を操作されることを防ぐことができ、セキュリティの面で効果を奏する。
また、本発明の一態様に係る周辺機器利用システムは、複数のクライアント装置と、複数のクライアント装置にネットワークを介して接続され、周辺機器とローカル接続されたデバイスサーバと、を備える周辺機器利用システムであって、デバイスサーバは、任意のクライアント装置から自装置に対する占有要求を受信する受信部と、クライアント装置に自装置を占有させるか否か、および周辺機器とローカル接続したか否か、の判断を行う判断部と、周辺機器の機器情報を取得する機器情報取得部と、自装置を占有させる判断の後にローカル接続される周辺機器の機器情報を自動的に前記クライアント装置に通知する通知部と、判断部のクライアント装置に自装置を占有させる判断をもとに他のクライアント装置からの接続要求を破棄する占有部と、を備え、さらにクライアント装置は、ネットワークを介してデバイスサーバにローカル接続された周辺機器との間で通信セッションを確立する、または切断する接続手段と、ユーザからの指示をもとに、ネットワークを介してデバイスサーバを占有する旨を記憶手段に記憶する設定部と、ネットワークを介してデバイスサーバにローカル接続された周辺機器の機器情報を取得する受信部と、設定部にデバイスサーバを占有する旨の情報が設定されているか否かを判断し、設定がされている場合にはその旨を通知部に通知する判断部と、判断部の通知をもとにデバイスサーバを占有する旨をネットワークを介してデバイスサーバに送信する通知部と、を備える。
これによれば、上記デバイスサーバと同様の効果を奏する。
本発明は、デバイスサーバシステムにおいて、ユーザが特定のデバイスサーバにローカル接続された周辺機器を利用したい場合に、そのデバイスサーバを占有することで、ユーザの利便性を向上することができる。
図1は、本実施の形態に係るデバイスサーバを含む通信システムのネットワーク構成を示す図である。 図2は、本実施の形態に係るデバイスサーバおよびクライアント装置のハードウェア構成である。 図3は、本実施の形態に係るデバイスサーバにかかる機能ブロック図である。 図4は、本実施の形態に係るデバイスサーバにかかる動作フローの一例である。 図5は、本実施の形態に係るクライアント装置にかかる機能ブロック図である。 図6は、本発明の形態に係るクライアント装置の動作フローの一例である。 図7は、本発明の形態に係る実施の変形例の一例の図である。 図8は、本発明の形態に係る実施の別の変形例でデバイスサーバに備わる設定テーブルの一例である。
以下、実施の形態について、図面を参照しながら具体的に説明する。
以下で説明する実施の形態は、いずれも本発明の好ましい一具体例を示すものである。以下の実施の形態で示される数値、形状、材料、構成要素、構成要素の配置位置及び接続形態、ステップ、ステップの順序などは、一例であり、本発明を限定する主旨ではない。また、以下の実施の形態における構成要素のうち、本発明の最上位概念を示す独立請求項に記載されていない構成要素については、より好ましい形態を構成する任意の構成要素として説明される。なお、同一の構成要素には同一の符号を付し、説明を省略する場合がある。
図1は、本実施の形態に係るデバイスサーバ1を含む通信システム100のネットワーク構成を示す図である。
図1に例示した通信システム100は、クライアント装置2がネットワーク10を介してデバイスサーバ1に接続され、デバイスサーバ1にローカル接続されたモニタ3、キーボード4、およびマウス5を遠隔操作できる通信システムである。
なお、通信システム100は、有線ネットワークの通信システムである場合を例として説明するが、以下の説明は、無線ネットワークの通信システムにも同様に適用できる。
図1に示されるように、通信システム100は、デバイスサーバ1と、クライアント装置2と、モニタ3と、キーボード4と、マウス5と、ネットワーク10とを備える。
デバイスサーバ1は、自装置にローカル接続された周辺機器をネットワークを介してクライアント装置2からあたかもクライアント装置に直結した周辺機器であるかのように制御するための通信装置である。具体的には、クライアント装置2からデバイスサーバ1に送信される周辺機器を制御するコマンドデータをネットワーク通信できるようにカプセル化を行い、ネットワークに送信し、そのカプセル化されたデータをデバイスサーバ1が受信し、デカプセル化により周辺機器がコマンドデータをもとに動作できる形式に変換して周辺機器に送信する。
デバイスサーバ1は、有線インタフェース、無線インタフェース、あるいはその両方を備えており、ネットワーク10を介してクライアント装置2に接続される。ここで、有線インタフェースは、IEEE802.3規格に準拠した有線通信のインタフェースであり、無線インタフェースは、IEEE802.11規格に準拠した無線通信のインタフェースである。
また、デバイスサーバ1は、有線ケーブル(例えば、USBケーブル)あるいは無線インタフェース(例えばIEEE802.11規格に準拠した無線通信)を用いて、周辺機器と接続される。
クライアント装置2は、ユーザが使用する端末装置で、具体的にはPC(Personal Computer)、タブレットなどである。クライアント装置2は、デバイスサーバ1とネットワークを介して通信セッションを確立するために接続ツールを備えている。この接続ツールによって、クライアント装置2がネットワーク上の任意の(あるいは複数のうちの1つ)デバイスサーバに接続された周辺機器との間でデータ通信を可能にするため通信セッションを確立する。この通信が確立されると、クラインアント装置2は、デバイスサーバ1を介して周辺機器との間で相互にデータ通信が可能になる。
モニタ3は、映像入力インタフェースを備えた映像を出力可能な装置である。例えば、液晶ディスプレイ、プロジェクタなどである。映像入力インタフェースは、HDMI(登録商標)、DVI、アナログRGBなどである。
キーボード4およびマウス5は、IF16および17などで接続される入力デバイスである。
なお、以後、デバイスサーバ1に接続しているデバイス(モニタ3、キーボード4、マウス5)を総称して周辺機器とも呼ぶ。
IFケーブル15は、映像入出力可能な各種インタフェースに準拠した有線ケーブルである。
IF16および17は、各種インタフェースに準拠した有線ケーブルまたはIEEE802.11およびBluetooth(登録商標)規格に準じた無線リンクである。
ネットワーク10は、デバイスサーバ1およびクライアント装置2が接続されたローカルエリアネットワークである。ネットワーク10は、例えば、IEEE802.3規格等に準拠した有線LAN、又は、IEEE802.11a、b、g、n、ac規格等に準拠した無線LANなどである。
図2は、本実施の形態に係るデバイスサーバ1およびクライアント装置2のハードウェア構成図である。
図2に示すとおり、これらの装置は、CPU(Central Processing Unit)20、ROM(Read Only Memory)21、RAM(Random Access Memory)22、記憶装置23、WNIC(Wireless Network Interface Card)24、NIC(Network Interface Card)25、IF_A26、IF_B27および各構成部品間を接続している内部バス27などを備えている。
CPU20は、ROM21に格納された制御プログラムを実行するプロセッサである。
ROM21は、制御プログラム等を保持する読み出し専用記憶領域である。
RAM22は、CPU20が制御プログラムを実行するときに使用するワークエリアとして用いられる記憶領域である。
記憶装置23は、制御プログラム、制御情報、装置情報、または情報を一時記憶する記憶領域である。
WNIC24は、無線通信を行う無線通信インタフェースを備えている。例えば、IEEE802.11a、b、g、n、ac規格等に適合する無線LANの通信インタフェースである。WNIC24は、必ずしも備えている必要はない。
NIC25は、有線通信を行う有線通信インタフェースを備えている。例えば、IEEE802.3規格等に適合する有線LANの通信インタフェースである。
IF_A26は、映像出力インタフェースを備えている。例えば、アナログRGB、DVI、HDMI(登録商標)規格に準拠した通信インタフェース等である。
IF_B27は、有線通信を行う有線通信インタフェースを備えている。例えば、USB規格に準拠した通信インタフェース等である。IF_B27は、少なくとも1以上備えている。
内部バス26は、CPU20,ROM21、RAM22、記憶装置23、WNIC24、NIC25、IF_A26、IF_B27を電気的に接続し、信号のやりとりを行うバスである。
図3は、本実施の形態に係るデバイスサーバ1の機能構成を示すブロック図である。
ネットワークIF部31は、クライアント装置2とデバイスサーバ1との間でネットワークを経由してデータおよび制御コマンドを送受信する。ネットワークIF部31は、CPU20、ROM21、RAM22、記憶装置23、NIC25、およびWNIC24などで構成される。
デバイスIF部32は、デバイスサーバ1にローカル接続している周辺機器との間で各周辺機器が接続しているインタフェースに準拠したデータおよび制御コマンドを送受信し、データ変換部38に通知する。
デバイスIF部32は、占有部37の通知をもとにクライアント装置2とデバイスサーバ1を介して通信セッションを確立していた周辺機器との間の通信を切断する。デバイスIF部32は、CPU20、ROM21、RAM22、記憶装置23、IF_A26、およびIF_B27などで構成される。
受信部33は、クライアント装置2から、デバイスサーバ1との間で通信セッションを確立する要求、デバイスサーバ1を占有使用する要求(占有要求)、およびデバイスサーバ1の占有を解除する要求などを受信する。受信部33は、CPU20、ROM21、RAM22、記憶装置23などで構成される。
機器情報取得部34は、デバイスサーバ1にローカル接続している周辺機器の機器情報を取得し、機器情報を記憶装置に記憶する。また、機器情報取得部34は、通知部36に機器情報を通知する。ここで、機器情報とは、クライアント装置が対象機器のドライバの組み込みと設定を自動的に行う仕組みであるプラグアンドプレイなどで必要な情報(例えば、ベンダ識別子、デバイスクラスなど)である。機器情報取得部34は、CPU20、ROM21、RAM22、記憶装置23などで構成される。
判断部35は、以下の各判断を行う。
(1)受信部33の通知をもとに、クライアント装置2にデバイスサーバ1を占有させるか否かを判断する。デバイスサーバ1を占有する旨の通知を受けた場合には、その旨を占有部37に通知する。
(2)デバイスIF部32からの通知をもとにデバイスサーバ1に周辺機器がローカル接続されたか否かを判断する。
(3)デバイスサーバ1にローカル接続している周辺機器が使用可能か否かを判断する。
(4)受信部33の通知をもとに、デバイスサーバ1と周辺機器が接続され使用可能であるか否かを判断する。クライアント装置2とデバイスサーバ1との間で通信セッションが確立している場合には、デバイスサーバ1にローカル接続された周辺機器を使用できると判断し、クライアント装置2と周辺機器との間で通信を行える状態になる。一方、通信セッションが確立していない場合には、デバイスサーバ1と周辺機器との接続が解除された、あるいはクライアント装置2がデバイスサーバ1を介して周辺機器と何らかの原因で通信ができないと判断する。
(5)クライアント装置2と周辺機器との間でネットワークIF部31およびデバイスIF部を介して、データ通信が行われている否かを判断する。
(6)受信部33からの通知(クライアント装置2が占有を解除する要求を受信した旨)をもとにデバイスサーバ1の占有を解除するか否かを判断する。デバイスサーバ1の占有を解除する旨の通知を受けた場合には、その旨を占有部37に通知する。
判断部35は、CPU20、ROM21、RAM22、記憶装置23などで構成される。
通知部36は、ネットワークを経由して、機器情報取得部34が取得した周辺機器の機器情報をクライアント装置2に送信する。通知部36は、CPU20、ROM21、RAM22、記憶装置23などで構成される。
占有部37は、判断部35の通知をもとにデバイスサーバ1をクライアント装置2との通信にのみ使用できるように制御を行う。具体的には、クライアント装置2によりデバイスサーバ1が占有されると、他のクライアント装置からの接続要求(通信セッションの確立要求)があっても、要求を破棄し、クライアント装置2との間で通信セッションを維持し続ける。一旦クライアント装置2からの要求によりデバイスサーバ1が占有されると、その後に接続されるデバイスはすべて、自動的にクライアント装置2のみとの通信状態となる。この状態は、占有が解除されるまで続く。
占有部37は、クライアント装置2からの占有を解除した際には、判断部35の通知をもとにデバイスサーバ1をネットワーク上のすべてのクライアント装置と通信セッションを確立可能な状態に制御を行う。そして、占有部37は、クライアント装置2とデバイスサーバ1を介して通信セッションを確立していた周辺機器との間の通信を切断する旨をデバイスIF部32に通知する。占有部37は、CPU20、ROM21、RAM22、記憶装置23などで構成される。
データ変換部38は、クライアント装置2から周辺機器宛てに送信されるIPパケットに含まれる制御コマンドなどのUSBデータを取り出し(デカプセル化)、USB通信に変換して周辺機器に転送する。また、データ変換部38は、周辺機器からクライアント装置2に送信されるUSBデータをIPパケットに変換し(カプセル化)、その変換したIPパケットをクライアント装置2に転送する。
データ変換部38は、さらに、デカプセル化して取り出したUSBデータを映像出力インタフェースに読み取れるデータ形式に変換する。これにより、データ変換部38は、クライアント装置2から送信した動画像データをネットワークを経由し、デバイスサーバ1を介してIF_A26などの映像出力インタフェースに接続したモニタ3に出力することができる。データ変換部38は、CPU20、ROM21、RAM22、記憶装置23などで構成される。
図4は、本実施の形態に係るデバイスサーバ1の処理を示す動作フロー図である。図4に示される一連の処理は、クライアント装置2からデバイスサーバを占有して利用するか否かの通知を受けてからデバイスサーバ1の占有が解除されるまでのデバイスサーバ1の動作を示したものである。
ステップS40において、判断部35は、受信部33の通知をもとに、クライアント装置2にデバイスサーバ1を占有させるか否かを判断する。判断部35は、デバイスサーバ1を占有する旨の通知を受けた場合には、その旨を占有部37に通知してステップS42に遷移する(ステップS40のYes)。ステップS40を繰り返し、占有の通知を待つ(ステップS40のNo))。
ステップS41において、占有部37は、ステップS40の判断部35の通知をもとにデバイスサーバ1に対し、これ以降に接続される周辺機器をクライアント装置2との通信にのみ使用できる制御を行う。
ステップS42において、判断部35は、デバイスIF部32からの通知をもとにデバイスサーバ1に周辺機器がローカル接続されたか否かを判断する。判断部35は、周辺機器がローカル接続された旨の通知を受けた場合には、ステップS43に遷移する(ステップS42のYes)。一方、周辺機器が接続されていない場合には、ステップS42を繰り返し、周辺機器の接続を待つ(ステップS42のNo)。
ステップS43において、機器情報取得部34は、判断部35の通知によりデバイスIF部32を介してデバイスサーバ1にローカル接続している周辺機器の機器情報を取得し、機器情報を記憶装置に記憶するとともに通知部36に機器情報を通知する。通知部36は、この機器情報をクライアント装置2に送信する。
ステップS44において、判断部35は、デバイスサーバ1にローカル接続している周辺機器が使用可能か否かを判断する。判断部35は、受信部33の通知(クライアント装置2とデバイスサーバ1との間で通信セッションが確立している旨の通知)をもとに、デバイスサーバ1と周辺機器が接続され使用可能であるか否かを判断する。判断部35は、デバイスサーバ1にローカル接続された周辺機器を使用できると判断した場合は、ステップS45に遷移する(ステップS44のYes)。一方、クライアント装置2とデバイスサーバ1との間で通信セッションが確立していない場合には、デバイスサーバ1と周辺機器との接続が切断された、あるいは何らかの原因でデバイスサーバ1と周辺機器との間で通信ができないとしてステップS48に遷移する(ステップS44のNo)。
ステップS45において、判断部35は、ステップS40の受信部33からの通知(占有を解除する旨)をもとにデバイスサーバ1の占有を解除するか否かを判断する。判断部35は、デバイスサーバ1の占有を解除する旨の通知を受けた場合には、その旨を占有部37に通知してステップS48に遷移する(ステップS45のYes)。一方、占有を解除する旨の通知を受けていない場合には、ステップS46に遷移する(ステップS45のNo)。
ステップS46において、判断部35は、クライアント装置2と周辺機器との間でネットワークIF部31およびデバイスIF部32を介して、データ通信が行われている否かを判断する。判断部35は、データ通信が行われている場合には、ステップS47に遷移する(ステップS46のYes)。一方、データ通信が行われていない場合には、ステップS44に戻る(ステップS46のNo)。これは、データ通信が行われていない場合に、占有状態の解除の可能性があるとして、解除のトリガであるステップS44およびS45の判断を行うためである。
ステップS47において、データ変換部38は、クライアント装置2と周辺機器との間でネットワークIF部31およびデバイスIF部32を介して、取得した通信(データおよび制御コマンドなど)をカプセル化およびデカプセル化を行い、それぞれネットワークIF部31およびデバイスIF部32に通知する。ステップS47の処理ののちステップS46に遷移するのは、ステップS47およびステップS46ともに、クライアント装置2と周辺機器の間でデータ通信が正常に行われている際のフローである。
ステップS48において、占有部37は、ステップS47の判断部35の通知をもとにデバイスサーバ1をネットワーク上のすべてのクライアント装置と通信セッションを確立可能な状態に制御を行う。そして、占有部37は、デバイスIF部32にクライアント装置2とデバイスサーバ1を介して通信セッションを確立していた周辺機器との間の通信を切断する旨を通知する。ステップS48への遷移は、ステップS44でNo、すなわち周辺機器がデバイスサーバ1との間の通信ができない場合、またはステップS45でYes、すなわち、クライアント装置2から占有解除の要求があった場合などに生じる。
ステップS49において、デバイスIF部32は、ステップS48の占有部37の通知をもとにクライアント装置2とデバイスサーバ1を介して通信セッションを確立していた周辺機器との間の通信を切断する。
図5は、本実施の形態に係るクライアント装置2の機能構成を示すブロック図である。
ネットワークIF部51は、クライアント装置2とデバイスサーバ1との間でネットワークを経由してデータおよび制御コマンドを送受信する。ネットワークIF部51は、CPU20、ROM21、RAM22、記憶装置23、NIC25、およびWNIC24などで構成される。
接続手段56は、ネットワークを介してクライアント装置2とデバイスサーバ1との間でクライアント装置2がネットワークを経由してデバイスサーバ1に接続している周辺機器をあたかも通信セッションを確立したり、切断したりできる仮想接続ツールである。接続手段56は、CPU20、ROM21、RAM22、記憶装置23などで構成される。
設定部52は、デバイスサーバ1と通信セッションを確立する旨、あるいは切断する旨のユーザからの指示を受け付け、記憶装置23などに記憶する。また、設定部52は、ユーザからデバイスサーバ1を占有する旨、あるいは占有を解除する旨の指示を受け付け、記憶装置23などに記憶する。設定部52は、CPU20、ROM21、RAM22、記憶装置23などで構成される。
受信部53は、ネットワークを経由しネットワークIF部51を介してデバイスサーバ1にローカル接続された周辺機器の機器情報を取得する。受信部53は、CPU20、ROM21、RAM22、記憶装置23などで構成される。
通知部54は、判断部55の通知をもとにデバイスサーバ1にネットワークIF部51を介しネットワークを経由して、デバイスサーバ1を占有する旨、またはデバイスサーバ1の占有を解除する旨の通知を送信する。通知部54は、CPU20、ROM21、RAM22、記憶装置23などで構成される。
判断部55は、以下の各種判断を行う。
(1)接続手段56の通知をもとに、ネットワークを介してクライアント装置2とデバイスサーバ1との間で通信セッションを確立したか否かを判断する。
(2)設定部52にデバイスサーバ1を占有する旨の情報が設定されたか否かを判断する。かかる情報が設定されている場合には、その旨を通知部54に通知する。
(3)受信部53がデバイスサーバ1にローカル接続された周辺機器の機器情報をネットワーク経由で取得したか否か判断する。
判断部55は、CPU20、ROM21、RAM22、記憶装置23などで構成される。
図6は、本実施の形態に係るクライアント装置2の処理を示す動作フロー図である。図6に示される一連の処理は、クライアント装置2がデバイスサーバ1をネットワークを介して通信セッションを確立する状態から、占有されたデバイスサーバ1にローカル接続された周辺機器と通信を行ったあと、デバイスサーバ1の占有が解除されるまでのクライアント装置2の動作を示したものである。
ステップS61において、判断部55は、接続手段56の通知をもとに、ネットワークを介してクライアント装置2とデバイスサーバ1との間で通信セッションを確立したか否かを判断する。判断部55は、通信セッションを確立している場合には、ステップS62に遷移する(ステップS61のYes)。一方、通信セッションを確立していない場合には、ステップS61を繰り返し待機する(ステップS61のNo)。
ステップS62において、判断部55は、設定部52に記憶された情報(ユーザから占有の設定を受け付けたか否か)をもとに、ネットワークを介してデバイスサーバ1を占有するか否かを判断する。判断部55は、デバイスサーバ1を占有する旨の情報が設定されている場合には、その旨を通知部54に通知しステップS63に遷移する(ステップS62のYes)。一方、占有する旨の情報が設定されていない場合には、ステップS62を繰り返し待機する(ステップS62のNo)。
ステップS63において、通知部54は、ステップS62による判断部55からの通知を受け、デバイスサーバ1に、ネットワークIF部51を介しネットワークを経由して、デバイスサーバ1を予め占有する旨の情報を送信する。以降、占有の解除があるまで、デバイスサーバ1に接続される周辺機器は自動的にクライアント装置2に占有されることとなる。ただし、デバイスサーバ1を占有する際、すでに接続済みの周辺機器については、クライアント装置2ですべて占有してもよいし、クライアント装置2のユーザに占有/非占有を選択させてもよい。
ステップS64において、判断部55は、受信部53がデバイスサーバ1にローカル接続された周辺機器の機器情報をネットワークを介して取得したか否か判断する。受信部53が周辺機器の機器情報を取得した場合には、判断部55は、接続手段56にその旨を通知する。そして、接続手段56は、対象の周辺機器のデバイスドライバ(図示しない)を用いて、デバイスサーバ1にローカル接続された周辺機器との通信セッションを確立する。当該通信セッションの確立により、自動的にプラグアンドプレイが行われ、クライアント装置2と周辺機器との間で通信可能な状態になり、ステップS65に遷移する(ステップS64のYes)。一方、周辺機器の機器情報を取得していない場合には、ステップS64を繰り返し待機する(ステップS64のNo)。
ステップS65において、判断部55は、クライアント装置2と周辺機器との間で、デバイスサーバ1を介したデータ通信が行われている否かを判断する。判断部55は、データ通信が行われている場合には、ステップS68に遷移する(ステップS65のYes)。一方、データ通信が行われていない場合には、ステップS66に遷移する(ステップS65のNo)。
ステップS66において、判断部55は、接続手段56の通知をもとに、ネットワークを介してクライアント装置2とデバイスサーバ1との間の通信セッションが切断されたか否かを判断する。判断部55は、通信セッションが切断された場合には、デバイスサーバ1の占有を解除する旨を通知部54に通知しステップS67に遷移する(ステップS66のYes)。一方、通信セッションが切断していない場合には、ステップS65を繰り返す(ステップS66のNo)。
ステップS67において、通知部54は、デバイスサーバ1にネットワークIF部51を介して、デバイスサーバ1の占有を解除する旨の通知を送信する。
ステップS68において、判断部55は、設定部52に記憶された情報(ユーザから占有解除の設定を受け付けたか否か)をもとに、ネットワークを介してデバイスサーバ1の占有を解除するか否かを判断する。判断部55は、デバイスサーバ1の占有を解除する旨の情報が設定されている場合には、その旨を通知部54に通知しステップS67に遷移する(ステップS68のYes)。一方、占有する旨の情報が設定されていない場合には、ステップS66に遷移する(ステップS68のNo)。
以上、本発明の一態様におけるデバイスサーバ1を含む通信システム100等について、実施の形態等に基づいて説明したが、本発明は、上記の実施の形態等に限定されない。上記の実施の形態等に対して当業者が思いつく変形を施して得られる形態、及び、上記の実施の形態等における複数の構成要素を任意に組み合わせて実現される別の形態も本発明に含まれる。
(その他変形例)
本実施の形態の変形例として、例えば、本発明の一態様におけるデバイスサーバ1を含む通信システム101等について、説明する。
図7は、本実施の形態に係るデバイスサーバ1を含む通信システム101のネットワーク構成を示す図である。
通信システム101は、図1に示されたクライアント装置2がネットワーク10を介してデバイスサーバ1に接続され、デバイスサーバ1にローカル接続されたモニタ3、キーボード4、マウス5を備えたシステムに、さらに、認証装置6がデバイスサーバにケーブル18で接続されている。ここで、図1と同様の符号の装置については、説明を省略する。なお、認証装置6は、デバイスサーバ1の筐体内に備えられてもよい。
認証装置6は、デバイスサーバ1にローカル接続される周辺機器であり、ユーザの個人認証を行うことができる装置である。例えば、ユーザが所有するICカード内の情報を読み取るICカードリーダや、ユーザの生体情報を読み取る生体認証装置などである。デバイスサーバ1に接続している認証装置6は、ユーザ個人認証用の情報を読み取り、その情報をデバイスサーバ1の判断部に送信する。判断部は、自装置に登録された(記憶装置23に記憶された)ユーザ情報に基づいて照合を行い、読み取ったICカードのユーザのクライアント装置にデバイスサーバ1の占有を許可するか否かを判断し、占有を許可する場合にはその旨を占有部に通知する。
上記の通信システム101の実施例として、例えば、ユーザが、ICカードを認証装置6で読み取らせ、デバイスサーバ1の利用が許可されたときに、はじめて、デバイスサーバ1にローカル接続されたキーボード4、マウス5の利用が可能となるとともに、クライアント装置2でユーザによってモニタ3に対して出力したい情報がモニタ3の画面に映し出されるようになる。
このようにすれば、デバイスサーバ1をクライアント装置2で占有したユーザが、デバイスサーバ1の設置された場所へ移動している間に、既に接続されていた周辺機器、例えば、モニタ3に映し出される情報を他人に閲覧されたり、キーボードやマウスでクライアント装置2を他人に操作されることを防ぐことができ、セキュリティの面で効果がある。
(その他別の変形例)
本実施の形態の別の変形例として、例えば、本発明の一態様におけるデバイスサーバ1を含む通信システム100等において、デバイスサーバ1が占有時間を予約できる設定機能を備える例を説明する。例えば、設定機能は、ユーザがWebブラウザ上から、デバイスサーバ1を占有したい占有時間を入力でき、例えばデバイスサーバ1の記憶装置23に格納された設定テーブル700に予約できる機能である。
図8に示されるとおり、設定テーブル700は、クライアント装置名71、IPアドレス72、占有開始時刻73、占有終了時刻74などの予約情報を含む。設定テーブル700は、CPU20、ROM21、RAM22、記憶装置23などで構成される。
デバイスサーバ1を使用して、Webブラウザ上から設定テーブル700に情報を入力し占有時間を予約する実施例としては、ユーザが、クライアント装置2に記憶されたデータを、デバイスサーバ1にローカル接続しているモニタに表示したり、マウスでデータの加工操作を行うなどしながら、占有終了時間が予め決っている会議を行いたい場合などがある。デバイスサーバ1は設定機能の設定テーブル700の情報をもとに、デバイスサーバ1を占有する予約をしているクライアント装置2に対してのみ通信セッションを確立し、他のクライアント装置からの通信セッション確立の要求を拒否する。
ここで、設定テーブル700で占有開始時刻に、他のクライアント装置からデバイスサーバ1にローカル接続している周辺機器を利用している場合が考えられる。こうした場合には、例えば、設定テーブル700に既に予約されているクライアント装置を優先してデバイスサーバ1を占有させることにしてもよい。
また、デバイスサーバ1は、予約された占有開始時刻になるとデバイスサーバ1を占有することを予約しているクライアント装置にネットワークを介して通知するようにしてもよい。このような通知を行う場合は、デバイスサーバ1の通知部36がその機能を担ってもよい。
このようにすれば、デバイスサーバ1にローカル接続している周辺機器を利用して、デバイスサーバ1が設置された場所で、ユーザが希望するデバイスサーバ1を占有したい日時を予め予約することができ、遠方にあるクライアント装置に赴いて占有時刻を予約する必要がなくなり、ユーザの利便性が向上する。
その他、図4のフローでは、ステップS41においてクライアント装置2がデバイスサーバを占有後、ステップS42で周辺機器をローカル接続されるのを待つこととしているが、一定期間デバイスが接続されるのを検知しなければ占有を解除することにしてもよい。いたずらに特定クライアント装置がデバイスサーバを占有するのを避けるためである。
また、ステップS42で接続された周辺機器はすべてクライアント装置2が占有使用することとしているが、デバイスサーバ1に登録された特定の周辺機器については、占有の例外としてもよい。プリンタなどのように、いずれのクライアントからも使用する可能性が高い機器を、特定のクライアント装置が占有するのを避けるためである。
本発明は、ネットワーク上のクライアント装置から、デバイスサーバに接続されている周辺機器(USBデバイス)を利用したいときに有用である。
1 デバイスサーバ
2 クライアント装置
3 モニタ
4 キーボード
5 マウス
6 認証装置
10 ネットワーク
15 IFケーブル
16、17、18 IFケーブルあるいは無線リンク
100、101 通信システム
20 CPU
21 ROM
22 RAM
23 記憶装置
24 WNIC
25 NIC
26 IF_A
27 IF_B
28 内部バス
31、51 ネットワークIF部
32 デバイスIF部
33、53 受信部
34 機器情報取得部
35、55 判断部
36、54 通知部
37 占有部
38 データ変換部
52 設定部
56 接続手段
700 設定テーブル

Claims (4)

  1. 複数のクライアント装置とネットワークを介して接続され、周辺機器とローカル接続されるデバイスサーバであって、
    クライアント装置から自装置に対する占有要求を受信する受信部と、
    前記クライアント装置に自装置を占有させるか否か、および周辺機器とローカル接続したか否か、の判断を行う判断部と、
    ローカル接続された前記周辺機器の機器情報を取得する機器情報取得部と、
    前記自装置を占有させる判断以降にローカル接続される周辺機器の機器情報を前記クライアント装置に通知する通知部と、
    前記クライアント装置に自装置を占有させる前記判断部の判断をもとに、他のクライアント装置からの接続要求を破棄する占有部と、
    を備えるデバイスサーバ。
  2. 前記デバイスサーバは、さらに
    クライアント装置から受信した、占有開始時刻を含む予約情報を格納する設定テーブルを備え、
    前記判断部は、
    前記占有開始時刻に達すると前記クライアント装置に占有させることを許可する旨を前記占有部に通知する、
    請求項1のデバイスサーバ。
  3. 前記判断部は、さらに自装置に接続された、または自装置に備えられた認証装置を用いてユーザ認証されたことをもとに、他のクライアント装置からの接続処理を受け付けずに前記クライアント装置に自装置を占有させることを許可する旨を前記占有部に通知する、
    請求項1または2のいずれかに記載のデバイスサーバ。
  4. 複数のクライアント装置と、
    前記複数のクライアント装置にネットワークを介して接続され、周辺機器とローカル接続されたデバイスサーバと、を備える周辺機器利用システムであって、
    前記デバイスサーバは、
    任意のクライアント装置から自装置に対する占有要求を受信する受信部と、
    前記クライアント装置に自装置を占有させるか否か、および周辺機器とローカル接続したか否か、の判断を行う判断部と、
    前記周辺機器の機器情報を取得する機器情報取得部と、
    前記自装置を占有させる判断の後にローカル接続される周辺機器の機器情報を自動的に前記クライアント装置に通知する通知部と、
    前記判断部の前記クライアント装置に自装置を占有させる前記判断をもとに他のクライアント装置からの接続要求を破棄する占有部と、を備え、
    前記クライアント装置は、
    前記ネットワークを介して前記デバイスサーバにローカル接続された周辺機器との間で通信セッションを確立する、または切断する接続手段と、
    ユーザからの指示をもとに、前記ネットワークを介して前記デバイスサーバを占有する旨を記憶手段に記憶する設定部と、
    前記ネットワークを介して前記デバイスサーバにローカル接続された前記周辺機器の機器情報を取得する受信部と、
    前記設定部にデバイスサーバを占有する旨の情報が設定されているか否かを判断し、前記設定がされている場合にはその旨を通知部に通知する判断部と、
    前記判断部の通知をもとに前記デバイスサーバを占有する旨を前記ネットワークを介して前記デバイスサーバに送信する通知部と、を備える、
    周辺機器利用システム。

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