JP2019069658A - 無人飛行体用フレーム - Google Patents

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Abstract

【課題】少ない部品点数で、マルチコプタなどの無人飛行体の動作時に発生する応力や荷重に対応できる、無人飛行体用フレームを提供する。【解決手段】マルチコプタ用のフレーム10は、上面に開口34を有しかつバッテリおよび電装ボックスを収容可能な第1凹部36を有するフレーム本体24を含む。フレーム本体24の開口34側の縁部68において全周に亘ってフレーム本体24と一体的にフランジ部66が形成される。フレーム本体24は第1通気孔42a,42b,44a,44b、第2通気孔46を有し、各通気孔の全周にリブ部が形成される。フレーム本体24の外周面に一体的に羽部取付部74a,74bが形成される。羽部取付部74a,74bは、フレーム本体24の内方にくぼんだ第2凹部と、第2凹部においてフレーム本体24と一体的に形成されるリブ状の取付部本体とを含む。【選択図】図3

Description

この発明は無人飛行体用フレームに関し、より特定的にはマルチコプタに用いられる無人飛行体用フレームに関する。
無人飛行体に用いられるフレームには、無人飛行体の離着陸、移動等の動作時に羽部や脚部等から応力が伝達され、また、フレームが支持する動力源などの構成部品の重量によって局所的な荷重が加えられる。
たとえば、マルチコプタに用いられるフレームには、マルチコプタの離着陸、移動、ホバリング等の動作時にアームを含む羽部やスキッド等から応力が伝達され、また、フレームが支持する電池などの構成部品の重量によって局所的な荷重が加えられる。しかし、これらの応力や荷重によって、フレームが損傷せずかつ慣性系センサ等の他の構成部品が悪影響を受けないように対応する必要がある。
ここで、この種の従来技術の一例として、特許文献1において、農薬散布用ドローンが開示されている。このドローンは、本体部と、本体部の側面に連結設置される羽部と、本体部の下部に連結設置される支持部と、羽部に電源を供給する電源供給部とを含み、本体部は、第1フレームと第2フレームとを含む。第1フレームと第2フレームとは、互いに一定距離離れるように水平方向に配置され、羽部の締結具が第1フレームおよび第2フレームの間に固定され、それによって羽部が本体部に固定される。また、第1フレームと第2フレームとの間が多数の第2支持部材によって連結される。
韓国特許第10−1662255号公報
特許文献1では、上記のように、本体部が第1フレームと第2フレームとを含み、羽部の締結具が第1フレームおよび第2フレームの間に固定され、さらに、第1フレームと第2フレームとの間が多数の第2支持部材によって連結されることによって、ドローンの動作時に発生する応力や荷重に対処しているが、部品点数が多くなる。
それゆえにこの発明の主たる目的は、少ない部品点数で、マルチコプタなどの無人飛行体の動作時に発生する応力や荷重に対応できる、無人飛行体用フレームを提供することである。
上述の目的を達成するために、動力源を有する無人飛行体に用いられるフレームであって、1つの面に開口を有しかつ動力源の少なくとも一部を収容可能な第1凹部を有するフレーム本体と、フレーム本体の開口側において全周に亘ってフレーム本体と一体的に形成されるフランジ部とを備える、無人飛行体用フレームが提供される。
この発明では、第1凹部を有するフレーム本体の開口側において、開口に沿って全周に亘ってフレーム本体と一体的にフランジ部が形成され、フレームを単一の部材として構成することによって、フレームの剛性を大きくできる。したがって、フレーム本体に動力源等の構成部品を収容しかつ羽部や脚部を取り付けて無人飛行体を構成した場合、フレームに、無人飛行体の離着陸、移動、ホバリング等の動作時に羽部や脚部を介して応力が伝達され、また、構成部品の重量によって荷重が加えられても、フレームが損傷せずかつ他の構成部品が悪影響を受けないように対応できる。このように、少ない部品点数で、マルチコプタなどの無人飛行体の動作時に発生する応力や荷重に対応できる。
好ましくは、フランジ部は、フレーム本体の開口側の縁部に接続される。この場合、フレーム全体の剛性とともに当該縁部の剛性も大きくできる。
また好ましくは、フランジ部は、フレーム本体の内側に設けられる。この場合、フレームを外方に大きくなることなくコンパクトに形成できる。
さらに好ましくは、フランジ部は、同一平面に設けられる。この場合、フレームの剛性をさらに大きくすることができる。
好ましくは、フレーム本体は、空冷用の孔部、および孔部の全周に形成されるリブ部を有する。この場合、フレーム本体の第1凹部内を空冷するための通気性を確保できるとともに、孔部を設けることによるフレーム本体ひいてはフレームの剛性の低下を抑制できる。
また好ましくは、孔部は、フレーム本体の前部と後部とにそれぞれ形成される複数の第1通気孔を含み、リブ部は、各第1通気孔の全周に形成される。この場合、無人飛行体の前進時および後進時における前後方向の通気が良好になるとともに、第1通気孔を設けることによるフレームの剛性の低下を抑制できる。
さらに好ましくは、孔部は、フレーム本体の開口に対向する第2通気孔を含み、リブ部は、第2通気孔の全周に形成される。この場合、無人飛行体の移動時における通気が良好になるとともに、第2通気孔を設けることによるフレームの剛性の低下を抑制できる。
好ましくは、無人飛行体の羽部を取り付けるためにフレーム本体の外周面に一体的に形成される羽部取付部をさらに含む。この場合、フレーム本体の外周面に羽部取付部が一体的に形成されることによって、フレーム本体に羽部を取り付けるための部品点数をさらに少なくできる。
好ましくは、フランジ部は、羽部取付部に対応する部分がそれ以外の部分よりも幅広になるように形成される。この場合、比較的大きな応力や荷重が加えられる羽部取付部の近傍のフレームの剛性を大きくできる。
また好ましくは、羽部取付部は、フレーム本体の開口側の縁部を除いてフレーム本体の外周面においてフレーム本体の内方にくぼんだ第2凹部と、第2凹部においてフレーム本体と一体的に形成されるリブ状の取付部本体とを含む。この場合、フレーム本体の外周面において内方にくぼんだ第2凹部を設け、第2凹部においてフレーム本体と一体的にリブ状の取付部本体を形成することによって、羽部取付部の剛性を一層大きくできるとともに、羽部取付部の取付部本体がフレーム本体の開口側の縁部より外方へ突出することを抑制できる。
さらに好ましくは、取付部本体に設けられる補強部材をさらに含む。この場合、羽部取付部の剛性をより一層大きくできる。
好ましくは、フレーム本体の第1凹部において動力源が収容される箇所を挟むように、フレーム本体の外周面に一対の羽部取付部が設けられる。この場合、羽部取付部とフレーム本体の第1凹部に収容された動力源とが離れるので、フレーム本体の第1凹部に収容された動力源へのアクセスが容易になる。
また好ましくは、前部に形成される第1通気孔および後部に形成される第1通気孔のそれぞれの中心を結ぶ直線に対して動力源を斜めに配置可能に、フレーム本体の第1凹部が設けられる。この場合、フレームの第1凹部に収容される動力源に、効率的に多くの通気風を与えることができ、動力源の冷却効果を大きくできる。
ここで、「第1通気孔の中心」は、たとえば第1通気孔の左端と右端とを結ぶ線分の中点として求めることができる。
さらに好ましくは、前部に形成される第1通気孔および後部に形成される第1通気孔は、フレーム本体の幅方向中央に対する左右両側のそれぞれに設けられ、フレーム本体の幅方向中央に対する左右両側のそれぞれに動力源を配置可能に、フレーム本体の第1凹部が設けられる。この場合、複数の動力源の冷却効果を良好に保ちつつ、フレームに加わる荷重分布の偏りを抑制できる。
好ましくは、2つの動力源を互いの前部の間隔が後部の間隔より小さいまたは互いの前部の間隔が後部の間隔より大きいハの字状に配置可能に、フレーム本体の第1凹部が設けられる。この場合、複数の動力源の冷却効果を良好に保ちつつ、フレームに加わる荷重分布の偏りをさらに抑制できる。
また好ましくは、2つの動力源の間隔が大きい部分に電装ボックスを配置可能に、フレーム本体の第1凹部が設けられる。この場合、電装ボックスの配置スペースとして2つの動力源の間隔の大きい部分を有効利用することによって、フレーム本体の寸法を抑制でき、かつ動力源とともに電装ボックスを冷却できる。
さらに好ましくは、電装ボックスは、後方に光を発する発光部を含み、フレーム本体の後部は、発光部を視認可能とする孔部を有する。この場合、後方から発光部を確実に視認できる。
好ましくは、フレーム本体の内周面のうち2つの動力源の間隔が大きい部分は、内方に突出するように形成される。この場合、2つの動力源の間隔が大きい部分における通気風の通路を狭くすることができる。これによって、動力源に効率的に通気風を与えることができ、動力源の冷却効果をさらに大きくできる。
この発明によれば、少ない部品点数で、マルチコプタなどの無人飛行体の動作時に発生する応力や荷重に対応できる、無人飛行体用フレームを得ることができる。
この発明の一実施形態に係るフレームを含むマルチコプタを示す斜視図である。 図1の実施形態に係るマルチコプタにおいて蓋部を持ち上げた状態を示す斜視図である。 図1の実施形態に係るフレームを前方かつ上方から見た斜視図である。 フレームを後方かつ下方から見た斜視図である。 フレームの前部と後部とに形成される第1通気孔の中心を通るA−A線端面図である。 フレームの幅方向中央を通るB−B線端面図である。 フレームの底部に形成される第2通気孔とフレームの側部に形成される取付部本体とを通るC−C線端面図である。 羽部取付部付近を示す斜視図である。 図7の一点鎖線Dで囲んだ部分を示す拡大図である。 フレームから蓋部を取り外し、フレームの第1凹部に電装ボックスと2個のバッテリとを収容した状態を示す平面図である。 ブラケットが取り付けられた状態の羽部取付部付近を示す斜視図である。 この発明の他の実施形態に係るフレームを含むマルチコプタを示す斜視図である。 図12に係るフレームの幅方向中央を通るE−E線端面図である。
以下、図面を参照してこの発明の実施形態について説明する。ここでは、この発明の一実施形態に係るフレーム10を、無人飛行体の一例であるマルチコプタ1に適用した場合について説明する。
図1および図2を参照して、マルチコプタ1は、フレーム10と、複数(この実施形態では2個)のバッテリ12と、電装ボックス14と、蓋部16と、複数(この実施形態では8個)の羽部18と、脚部ユニット20と、散布装置22とを含む。
図3および図4を参照して、フレーム10は、モノコック構造を有し、フレーム本体24、フランジ部66(後述)および羽部取付部74(後述)を含む。フレーム本体24は、下に凸の形状を有する。すなわち、フレーム本体24は、前部26、後部28、左右の側部30a,30bおよび底部32を含み、1つの面(この実施形態では上面)に開口34を有し、かつバッテリ12および電装ボックス14を収容可能な第1凹部36を有する。
フレーム本体24の後部28の幅方向中央部38の下部は、フレーム本体24の内方へ凹むように形成される。これによって、フレーム本体24の内周面のうち収容される2つのバッテリ12の間隔が大きい部分が内方に突出するように形成される。また、フレーム本体24の前部26の左右両側に膨出部40a,40bが形成される。
図5〜図7をも参照して、フレーム本体24は、空冷用の孔部として、複数の第1通気孔42a,42b,44a,44bと、第2通気孔46とを含む。フレーム本体24の後部28は、電装ボックス14の発光部94(後述)を視認可能とする(露出する)ための孔部48を有する。第1通気孔42a,42bはそれぞれ、フレーム本体24の前部26において、フレーム本体24の幅方向中央に対する左右両側に設けられる。第1通気孔44a,44bはそれぞれ、フレーム本体24の後部28において、フレーム本体24の幅方向中央に対する左右両側に設けられる。第2通気孔46は、フレーム本体24の開口34に対向するようにフレーム本体24の底部32の略中央部に設けられる。孔部48は、フレーム本体24の後部28の幅方向中央部38に設けられる。言い換えれば、孔部48は、第1通気孔44a,44bの間であり、かつ第2通気孔46より後方に設けられる。
より具体的には、フレーム本体24の前部26の左右両側の膨出部40a,40bにはそれぞれ、フレーム本体24の内方へ萎むように突出する断面略台形状かつ横長の凹部50a,50bが形成され、それによって第1通気孔42a,42bが設けられる。同様に、フレーム本体24の後部28の左右両側にはそれぞれ、フレーム本体24の内方へ萎むように突出する断面略台形状かつ横長の凹部52a,52bが形成され、それによって第1通気孔44a,44bが設けられる。また、フレーム本体24の底部32の略中央部には、フレーム本体24の内方へ萎むように突出する断面略台形状の凹部54が形成され、それによって第2通気孔46が設けられる。さらに、フレーム本体24の後部28の幅方向中央部38の上部には、フレーム本体24の内方へ萎むように突出する断面略台形状かつ横長の凹部56が形成され、それによって孔部48が設けられる。
第1通気孔42a,42b,44a,44bの全周にはそれぞれ、リブ部58a,58b,60a,60bがフレーム本体24内に突出するように形成される。第2通気孔46の全周には、リブ部62がフレーム本体24内に突出するように形成される。孔部48の全周には、リブ部64がフレーム本体24内に突出するように形成される。
フレーム本体24の開口34側において全周に亘ってフレーム本体24と一体的にフランジ部66が形成される。この実施形態では、フランジ部66は、フレーム本体24の開口34側の縁部68に接続され、かつフレーム本体24の内側に突出する(折り返す)ように、フレーム本体24と一体成形される。フランジ部66は、2段構造を有し、縁部68に接続される外周部70と、外周部70の内周縁に下り段差をもって接続される内周部72とを含む。フランジ部66は、フレーム本体24の側部30a,30bに形成される部分がフレーム本体24の前部26および後部28に形成される部分よりも幅広になるように、形成される。すなわち、フランジ部66は、後述する羽部取付部74a,74bに対応する部分がそれ以外の部分よりも幅広になるように形成される。
図1〜図4を参照して、フレーム本体24の第1凹部36においてバッテリ12が収容される箇所を挟むように、フレーム本体24の左右両側部30a,30bの外周面に、一対の羽部取付部74a,74bが一体的に形成される。
図8をも参照して、羽部取付部74aは、第2凹部76aと、2つの取付部本体78a,80aとを含む。第2凹部76aは、フレーム本体24の開口34側の縁部68を除いて、フレーム本体24の側部30aの外周面において内方にくぼんで形成される。取付部本体78a,80aは、第2凹部76aにおいてフレーム本体24と一体的にかつリブ状に形成される。
第2凹部76aの前部には、複数(この実施形態では2個)のナット82が設けられ、第2凹部76aの後部には、複数(この実施形態では2個)のナット84が設けられる。取付部本体78aの下面には、前側にナット82が設けられ、後側に複数(この実施形態では2個)のナット86が設けられる。取付部本体80aの下面には、前側に複数(この実施形態では2個)のナット86が設けられ、後側にナット84が設けられる。ナット82,84,86は、羽部取付用の取付部である。また、フレーム本体24の側部30aおよびその近傍の外周面には、ナット82,84,86より下方にナット88および複数(この実施形態では2個)のナット90が設けられる。ナット88,90は、脚部取付用の取付部である。ナット82,84,86、88,90が形成される箇所には、羽部18や脚部112を取り付けるための補強部材92が埋め込まれる。
図9を参照して、取付部本体78aに埋め込まれた補強部材92付近の構造について説明する。
この実施形態では、フレーム本体24、フランジ部66および羽部取付部74a,74bは、炭素繊維強化プラスチック(CFRP)からなる単一の部品として構成され、4層のカーボンクロスを含む。この場合、図9に示すように、補強部材92は、その周囲を2層のカーボンクロスで包まれるインサートブロックとして形成される。補強部材92は、たとえばベークライトからなり、補強部材92には、ナット86がインサートまたはアウトサートによって設けられる。なお、補強部材92の材質は、ベークライトに限定されず、別の樹脂またはアルミニウム等の金属でもよい。また、補強部材92の代わりにカーボンクロスの層を追加してもよい。さらに、取付部は、ナット86に限定されず、補強部材92に雌ねじが直接形成されてもよい。
ナット82,84,86が設けられる羽部取付部74aの他の箇所、ならびにフレーム本体24の側部30aおよびその近傍の外周面のうちナット88,90が設けられる箇所についても同様にして、補強部材92が埋め込まれる。
図4を参照して、羽部取付部74bは、第2凹部76bと、2つの取付部本体78b,80bとを含む。羽部取付部74bは、羽部取付部74aと左右対称に形成され、第2凹部76bおよび取付部本体78b,80bは、羽部取付部74aの第2凹部76aおよび取付部本体78a,80aと同様に形成されるので、重複する説明は省略する。また、羽部取付部74bならびにフレーム本体24の側部30bおよびその近傍には、羽部取付部74aならびにフレーム本体24の側部30aおよびその近傍と同様に、ナット82,84,86,88,90が設けられ、ナット82,84,86,88,90が設けられる箇所には補強部材92が埋め込まれる。
図10を参照して、このようなフレーム10のフレーム本体24の第1凹部36には、動力源としての2個のバッテリ12と、電装ボックス14とが収容される。バッテリ12は、フレーム本体24の幅方向中央に対する左右両側のそれぞれに配置される。左側のバッテリ12は、第1通気孔42a,44aのそれぞれの中心を結ぶ直線L1に対して斜めに配置される。右側のバッテリ12は、第1通気孔42b,44bのそれぞれの中心を結ぶ直線L2に対して斜めに配置される。すなわち、左側のバッテリ12は、その長手方向M1が直線L1と平行にならないように配置される。右側のバッテリ12は、その長手方向M2が直線L2と平行にならないように配置される。2つのバッテリ12は、互いの前部の間隔が後部の間隔より小さいハの字状に配置される。2つのバッテリ12の間隔が大きい部分に、電装ボックス14が配置される。また、平面視において、2つのバッテリ12および電装ボックス14は、第2通気孔46とは重ならないように設けられる。これによって、第2通気孔46からの通気が良好となる。平面視において、2つのバッテリ12は第2通気孔46の左右に配置され、電装ボックス14は第2通気孔46の後方に配置される。電装ボックス14は、電装品(図示せず)を内蔵し、かつ後方に光を発する発光部94を含む。発光部94は、孔部48から視認可能となる(露出する)ようにリブ部64に嵌められ、たとえば警告灯として機能する。電装品は、たとえば、フライトコントローラ基板、慣性計測ユニット(IMU)、GPSアンテナおよび方位センサを含む。
図1〜図3を参照して、フレーム本体24の上面には、蓋部16が取り付けられる。蓋部16は、内周部72の上面に接触するようにフレーム本体24のフランジ部66に嵌められる。蓋部16には、2つの開口96a,96bが設けられる。開口96a,96bは、2つのバッテリ12の配置状態と同様に、ハの字状に形成される。フレーム本体24に蓋部16を被せた状態では、開口96a,96bからバッテリ12の上面が露出する。また、蓋部16の開口96a,96b間でありかつ蓋部16の略中央部には、通気孔98が設けられる。
羽部取付部74aには、4個の羽部18が取り付けられる。各羽部18は、アーム100と、アーム100の先端部に設けられるロータユニット102とを含む。ロータユニット102は、電動モータとロータブレードとを含む。この実施形態では、各ロータユニット102は、シングルロータユニットである。
図8および図11をも参照して、羽部取付部74aには、前方に延びる羽部18のアーム100がブラケット104を介して、後方に延びる羽部18のアーム100がブラケット106を介して、左方に延びる2個の羽部18のアーム100がブラケット108を介して取り付けられる。ブラケット104は、凹部76aと取付部本体78aとに設けられた3つのナット82にボルト110を螺入することによって、羽部取付部74aに固定される。ブラケット106は、凹部76aと取付部本体80aとに設けられた3つのナット84にボルト110を螺入することによって、羽部取付部74aに固定される。ブラケット108は、取付部本体78a,80aに設けられた4つのナット86にボルト110を螺入することによって、羽部取付部74aに固定される。
羽部取付部74aの場合と同様に、羽部取付部74bには、前方に延びる羽部18のアーム100がブラケット106を介して、後方に延びる羽部18のアーム100がブラケット104を介して、右方に延びる2個の羽部18のアーム100がブラケット108を介して取り付けられる。
なお、左方に延びる2個の羽部18の各ロータユニット102の回転方向が逆に設定されると、実質的に同軸二重反転ロータとして機能する。右方に延びる2個の羽部18の各ロータユニット102についても同様である。
フレーム本体24の外周面には、脚部ユニット20が取り付けられる。
図1および図2を参照して、脚部ユニット20は、複数(この実施形態では、4個)の脚部112、隣り合う2つの脚部112を連結する一対の連結部材114(1つのみ図示)、および隣り合う2つの脚部114を連結する一対の連結部材116(1つのみ図示)を含む。図8および図11をも参照して、前方の2つの脚部112はそれぞれブラケット118を介して、後方の2つの脚部112はそれぞれブラケット120を介して、フレーム本体24に連結される。ブラケット118は、フレーム本体24に設けられたナット88に図示しないボルトを螺入することによって、フレーム本体24に取り付けられる。ブラケット120は、フレーム本体24に設けられた2個のナット90にボルト110を螺入することによって、フレーム本体24に取り付けられる。
図1および図2を参照して、フレーム10の下方には、脚部ユニット20に支持される散布装置22が設けられる。散布装置22は、薬剤を収容するタンク122と、複数(この実施形態では、2個)のアーム状の配管124a,124bと、薬剤を吐出するための複数(この実施形態では、2個)のノズル126a,126bと、タンク122内の薬剤をノズル126a,126bに圧送するポンプ128と、ノズル126a,126bを支持する支持部130a,130bとを含む。タンク122は、フレーム本体24の下方に設けられ、タンク122の薬剤の注入部132は、フレーム本体24の後部28の幅方向中央部38の下方に位置する。配管124a,124bは、タンク122の両側面から左右方向に延びる。ノズル126a,126bはそれぞれ、配管124a,124bの先端部に設けられる。支持部130a,130bは、タンク122の両側から左右方向に延びるように設けられ、ノズル126a,126bを支持する。ポンプ128は、タンク122の下面に設けられる。タンク122内に収容された薬剤は、配管124a,124bを介して、ノズル126a,126bから下方に向かって吐出される。
このようなフレーム10を含むマルチコプタ1によれば、第1凹部36を有するフレーム本体24の開口34側において、開口34に沿って全周に亘ってフレーム本体24と一体的にフランジ部66が形成され、フレーム10のフレーム本体24およびフランジ部66を単一の部材として構成することによって、フレーム10の剛性を大きくできる。したがって、フレーム本体24にバッテリ12や電装ボックス14等の構成部品を収容しかつ羽部18や脚部112を取り付けてマルチコプタ1を構成した場合、フレーム10に、マルチコプタ1の離着陸、移動、ホバリング等の動作時に羽部18や脚部112を介して応力が伝達され、また、構成部品の重量によって荷重が加えられても、フレーム10が損傷せずかつ他の構成部品が悪影響を受けないように対応できる。このように、少ない部品点数で、マルチコプタ1の動作時に発生する応力や荷重に対応できる。
フランジ部66は、フレーム本体24の開口34側の縁部68に接続されるので、フレーム10全体の剛性とともに縁部68の剛性も大きくできる。
フランジ部66は、フレーム本体24の内側に設けられるので、フレーム10を外方に大きくなることなくコンパクトに形成できる。
上述の作用効果は、図12に示すフレーム10aを含むマルチコプタ1aにおいても同様に奏することができる。
また、マルチコプタ1によれば、フレーム本体24は、空冷用の孔部である第1通気孔42a,42b,44a,44bおよび第2通気孔46と、これらの孔部の全周に形成されるリブ部58a,58b,60a,60b,62とを有するので、フレーム本体24の第1凹部36内を空冷するための通気性を確保できるとともに、孔部を設けることによるフレーム本体24ひいてはフレーム10の剛性の低下を抑制できる。
フレーム本体24の前部26と後部28とにそれぞれ第1通気孔42a,42bと第1通気孔44a,44bとが形成され、各第1通気孔42a,42b,44a,44bの全周にリブ部58a,58b,60a,60bが形成されるので、マルチコプタ1の前進時および後進時における前後方向の通気が良好になるとともに、第1通気孔42a,42b,44a,44bを設けることによるフレーム10の剛性の低下を抑制できる。
フレーム本体24の開口34に対向するように底部32に第2通気孔46が形成され、第2通気孔46の全周にリブ部62が形成されるので、マルチコプタ1の移動時における通気が良好になるとともに、第2通気孔46を設けることによるフレーム10の剛性の低下を抑制できる。特に、底部32に第2通気孔46を形成し、蓋部16に通気孔98を形成することによって、ホバリング時における上下方向の通気を良好にできる。
フレーム本体24の外周面に羽部取付部74a,74bが一体的に形成されることによって、フレーム本体24に羽部18を取り付けるための部品点数をさらに少なくできる。
フランジ部66が、羽部取付部74a,74bに対応する部分がそれ以外の部分よりも幅広になるように形成されることによって、比較的大きな応力や荷重が加えられる羽部取付部74a,74bの近傍のフレーム10の剛性を大きくできる。
フレーム本体24の外周面において内方にくぼんだ第2凹部76a,76bを設け、第2凹部76a,76bにおいてフレーム本体24と一体的にリブ状の取付部本体78a,80a,78b,80bを形成することによって、羽部取付部74a,74bの剛性を一層大きくできるとともに、羽部取付部74a,74bの取付部本体78a,80a,78b,80bがフレーム本体24の開口34側の縁部68より外方へ突出することを抑制できる。
取付部本体78a,80a,78b,80bに補強部材92を設けることによって、羽部取付部74a,74bの剛性をより一層大きくできる。
フレーム本体24の第1凹部36においてバッテリ12が収容される箇所を挟むように、フレーム本体24の外周面に一対の羽部取付部74a,74bが設けられることによって、羽部取付部74a,74bとフレーム本体24の第1凹部36に収容されたバッテリ12とが離れる。したがって、フレーム本体24の第1凹部36に収容されたバッテリ12へのアクセスが容易になる。
フレーム本体24の第1凹部36において、前部26に形成される第1通気孔42aおよび後部28に形成される第1通気孔44aのそれぞれの中心を結ぶ直線L1に対してバッテリ12を斜めに配置し、前部26に形成される第1通気孔42bおよび後部28に形成される第1通気孔44bのそれぞれの中心を結ぶ直線L2に対してバッテリ12を斜めに配置することによって、フレーム10の第1凹部36に収容されるバッテリ12に、効率的に多くの通気風を与えることができ、バッテリ12の冷却効果を大きくできる。
フレーム本体24の幅方向中央に対して、左側に第1通気孔42a,44aが設けられかつ右側に第1通気孔42b,44bが設けられ、フレーム本体24の第1凹部36において、フレーム本体24の幅方向中央に対する左右両側のそれぞれにバッテリ12が配置されるので、複数のバッテリ12の冷却効果を良好に保ちつつ、フレーム10に加わる荷重分布の偏りを抑制できる。
フレーム本体24の第1凹部36において、2つのバッテリ12を互いの前部の間隔が後部の間隔より小さいハの字状に配置するので、複数のバッテリ12の冷却効果を良好に保ちつつ、フレーム10に加わる荷重分布の偏りをさらに抑制できる。
フレーム本体24の第1凹部36において、2つのバッテリ12の間隔が大きい部分に電装ボックス14が配置され、電装ボックス14の配置スペースとして2つのバッテリ12の間隔の大きい部分を有効利用することによって、フレーム本体24の寸法を抑制でき、かつバッテリ12とともに電装ボックス14を冷却できる。
フレーム本体24の後部28は、電装ボックス14の発光部94を視認可能とする(露出する)ための孔部48を有するので、後方から発光部94を確実に視認できる。
フレーム本体24の内周面のうち2つのバッテリ12の間隔が大きい部分は、内方に突出するように形成されるので、2つのバッテリ12の間隔が大きい部分における通気風の通路を狭くすることができる。これによって、バッテリ12に効率的に通気風を与えることができ、バッテリ12の冷却効果をさらに大きくできる。
フレーム本体24の後部28の幅方向中央部38の下部がフレーム本体24の内方へ凹むように形成されるので、タンク122の薬剤の注入部132にアクセスし易くなる。
上述の実施形態において、フレーム本体24、フランジ部66および羽部取付部74a,74bを一体的に形成する方法は、一体成形に限定されず、接着によって一体化する方法であってもよい。後述する図12に示す実施形態におけるフレーム本体24aとフランジ部66aとの一体化についても同様である。
上述の実施形態では、羽部取付部74a,74bには、ブラケット104,106,108を介して羽部18が取り付けられたが、これに限定されず、羽部18が直接取り付けられてもよい。
上述の実施形態において、フレーム本体24の前部26に1つの第1通気孔が設けられ、フレーム本体24の後部28に2つの第1通気孔が設けられてもよい。この場合、第1通気孔は、前部26の中央部に1つ、後部28の左右両側に1つずつ設けられることが好ましい。
上述の実施形態において、2つのバッテリ12を互いの前部の間隔が後部の間隔より大きいハの字状に配置可能に、フレーム本体の第1凹部が設けられてもよい。この場合においても、複数のバッテリ12の冷却効果を良好に保ちつつ、フレームに加わる荷重分布の偏りをさらに抑制できる。
上述の実施形態において、バッテリ12は1つでもよい。
また、図12に示すマルチコプタ1aのように、下面開口のフレーム10aが用いられてもよい。
図13を参照して、フレーム10aは、モノコック構造を有し、フレーム本体24aとフランジ部66aとを含む。フレーム本体24aは、上に凸の形状を有する。すなわち、フレーム本体24aは、下面に開口34aを有し、かつ図示しないバッテリや電装ボックスを収容可能な第1凹部36aを有する。フランジ部66aは、フレーム本体24aの開口34a側の縁部68aにおいて全周に亘ってフレーム本体24aと一体的に形成され、フレーム本体24aの内側に折り返すようにかつ同一平面に設けられる。フレーム10aの下面には、図示しない蓋部が取り付けられ、バッテリや電装ボックスは蓋部上に配置される。
このようなフレーム10aを含むマルチコプタ1aによれば、フランジ部66aが同一平面に設けられるので、フレーム10aの剛性をさらに大きくすることができる。
なお、図1に示す実施形態におけるフランジ部66も、同一平面に設けられてもよい。
上述の実施形態では、フレーム(フレーム本体)は、上面開口または下面開口に形成されたが、これに限定されない。フレーム(フレーム本体)は、1つの面に開口を有していればよく、たとえば側面開口に形成されてもよい。
上述の実施形態では、フレーム本体にバッテリが収容されたが、フレーム本体には、バッテリの少なく一部が収容されればよい。
上述の実施形態では、フランジ部はフレーム本体の開口側の縁部に接続されたが、これに限定されない。フランジ部は、フレーム本体の開口側において、当該縁部以外の箇所でフレーム本体と一体的に形成されてもよい。
フランジ部は、フレーム本体の外側に設けられてもよい。
上述の実施形態では、動力源はバッテリであったが、これに限定されない。動力源はエンジンであってもよい。
上述の実施形態では、この発明をマルチコプタに適用した場合について説明したが、これに限定されない。この発明は、他の回転翼機や固定翼機等の任意の無人飛行体に適用できる。
1,1a マルチコプタ
10,10a フレーム
12 バッテリ
14 電装ボックス
18 羽部
24,24a フレーム本体
26 フレーム本体の前部
28 フレーム本体の後部
30a,30b フレーム本体の側部
32 フレーム本体の底部
34,34a,96a,96b 開口
36,36a 第1凹部
38 フレーム本体の後部の幅方向中央部
42a,42b,44a,44b 第1通気孔
46 第2通気孔
48 孔部
50a,50b,60a,60b,62,64 リブ部
66,66a フランジ部
68,68a 縁部
74a,74b 羽部取付部
76a,76b 第2凹部
78a,78b,80a,80b 取付部本体
92 補強部材
94 発光部
100 アーム
112 脚部
L1,L2 前部の第1通気孔および後部の第1通気孔のそれぞれの中心を結ぶ直線
図3および図4を参照して、フレーム10は、モノコック構造を有し、フレーム本体24、フランジ部66(後述)および羽部取付部74a,74b(後述)を含む。フレーム本体24は、下に凸の形状を有する。すなわち、フレーム本体24は、前部26、後部28、左右の側部30a,30bおよび底部32を含み、1つの面(この実施形態では上面)に開口34を有し、かつバッテリ12および電装ボックス14を収容可能な第1凹部36を有する。
第2凹部76aの前部には、複数(この実施形態では2個)のナット82が設けられ、第2凹部76aの後部には、複数(この実施形態では2個)のナット84が設けられる。取付部本体78aの下面には、前側にナット82が設けられ、後側に複数(この実施形態では2個)のナット86が設けられる。取付部本体80aの下面には、前側に複数(この実施形態では2個)のナット86が設けられ、後側にナット84が設けられる。ナット82,84,86は、羽部取付用の取付部である。また、フレーム本体24の側部30aおよびその近傍の外周面には、ナット82,84,86より下方にナット88および複数(この実施形態では2個)のナット90が設けられる。ナット88,90は、脚部取付用の取付部である。ナット82,84,8688,90が形成される箇所には、羽部18や脚部112を取り付けるための補強部材92が埋め込まれる。
上述の実施形態では、フレーム本体にバッテリが収容されたが、フレーム本体には、バッテリの少なくとも一部が収容されればよい。
1,1a マルチコプタ
10,10a フレーム
12 バッテリ
14 電装ボックス
18 羽部
24,24a フレーム本体
26 フレーム本体の前部
28 フレーム本体の後部
30a,30b フレーム本体の側部
32 フレーム本体の底部
34,34a,96a,96b 開口
36,36a 第1凹部
38 フレーム本体の後部の幅方向中央部
42a,42b,44a,44b 第1通気孔
46 第2通気孔
48 孔部
a,5b,60a,60b,62,64 リブ部
66,66a フランジ部
68,68a 縁部
74a,74b 羽部取付部
76a,76b 第2凹部
78a,78b,80a,80b 取付部本体
92 補強部材
94 発光部
100 アーム
112 脚部
L1,L2 前部の第1通気孔および後部の第1通気孔のそれぞれの中心を結ぶ直線

Claims (18)

  1. 動力源を有する無人飛行体に用いられるフレームであって、
    1つの面に開口を有しかつ前記動力源の少なくとも一部を収容可能な第1凹部を有するフレーム本体と、
    前記フレーム本体の前記開口側において全周に亘って前記フレーム本体と一体的に形成されるフランジ部とを備える、無人飛行体用フレーム。
  2. 前記フランジ部は、前記フレーム本体の前記開口側の縁部に接続される、請求項1に記載の無人飛行体用フレーム。
  3. 前記フランジ部は、前記フレーム本体の内側に設けられる、請求項1または2に記載の無人飛行体用フレーム。
  4. 前記フランジ部は、同一平面に設けられる、請求項1から3のいずれかに記載の無人飛行体用フレーム。
  5. 前記フレーム本体は、空冷用の孔部、および前記孔部の全周に形成されるリブ部を有する、請求項1から4のいずれかに記載の無人飛行体用フレーム。
  6. 前記孔部は、前記フレーム本体の前部と後部とにそれぞれ形成される複数の第1通気孔を含み、
    前記リブ部は、前記各第1通気孔の全周に形成される、請求項5に記載の無人飛行体用フレーム。
  7. 前記孔部は、前記フレーム本体の前記開口に対向する第2通気孔を含み、
    前記リブ部は、前記第2通気孔の全周に形成される、請求項5または6に記載の無人飛行体用フレーム。
  8. 前記無人飛行体の羽部を取り付けるために前記フレーム本体の外周面に一体的に形成される羽部取付部をさらに含む、請求項1から7のいずれかに記載の無人飛行体用フレーム。
  9. 前記フランジ部は、前記羽部取付部に対応する部分がそれ以外の部分よりも幅広になるように形成される、請求項8に記載の無人飛行体用フレーム。
  10. 前記羽部取付部は、前記フレーム本体の前記開口側の縁部を除いて前記フレーム本体の外周面において前記フレーム本体の内方にくぼんだ第2凹部と、前記第2凹部において前記フレーム本体と一体的に形成されるリブ状の取付部本体とを含む、請求項8または9に記載の無人飛行体用フレーム。
  11. 前記取付部本体に設けられる補強部材をさらに含む、請求項10に記載の無人飛行体用フレーム。
  12. 前記フレーム本体の前記第1凹部において前記動力源が収容される箇所を挟むように、前記フレーム本体の外周面に一対の前記羽部取付部が設けられる、請求項8から11のいずれかに記載の無人飛行体用フレーム。
  13. 前記前部に形成される前記第1通気孔および前記後部に形成される前記第1通気孔のそれぞれの中心を結ぶ直線に対して前記動力源を斜めに配置可能に、前記フレーム本体の前記第1凹部が設けられる、請求項6に記載の無人飛行体用フレーム。
  14. 前記前部に形成される前記第1通気孔および前記後部に形成される前記第1通気孔は、前記フレーム本体の幅方向中央に対する左右両側のそれぞれに設けられ、
    前記フレーム本体の幅方向中央に対する左右両側のそれぞれに前記動力源を配置可能に、前記フレーム本体の前記第1凹部が設けられる、請求項13に記載の無人飛行体用フレーム。
  15. 2つの前記動力源を互いの前部の間隔が後部の間隔より小さいまたは互いの前部の間隔が後部の間隔より大きいハの字状に配置可能に、前記フレーム本体の前記第1凹部が設けられる、請求項13または14に記載の無人飛行体用フレーム。
  16. 2つの前記動力源の間隔が大きい部分に電装ボックスを配置可能に、前記フレーム本体の前記第1凹部が設けられる、請求項15に記載の無人飛行体用フレーム。
  17. 前記電装ボックスは、後方に光を発する発光部を含み、
    前記フレーム本体の後部は、前記発光部を視認可能とする孔部を有する、請求項16に記載の無人飛行体用フレーム。
  18. 前記フレーム本体の内周面のうち2つの前記動力源の間隔が大きい部分は、内方に突出するように形成される、請求項15から17のいずれかに記載の無人飛行体用フレーム。
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