JP2019068238A - 空調システム、空調機器、通信方法及びデータ取得表示プログラム - Google Patents

空調システム、空調機器、通信方法及びデータ取得表示プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】空調機器と外部の端末装置との間のネットワークのトラヒックを削減する。【解決手段】空調システムは、サーバ及びネットワークを介して接続される空調機器及び端末装置を有する。空調機器は、空気質を検知する検知部と、所定時刻毎に検知部により検知された空気質の情報を所定時間分だけまとめた空気質情報群データを作成するデータ作成部と、データ作成部により作成された空気質情報群データをサーバを介して端末装置へ送信する通信部とを有する。端末装置は、表示部と、空調機器から送られる空気質情報群データを受信する通信部と、空気質情報群データを取得して記憶するデータ取得部と、画面遷移の要求を受け付ける受付部を表示部に表示する第1画面と、データ取得部が取得した空気質情報群データを表示部に表示する第2画面とを有する。【選択図】図1

Description

本発明は、空調システム、空調機器、通信方法及びデータ取得表示プログラムに関する。
近年、ネットワークを介して外部の端末装置からエアーコンディショナー等の電気機器を遠隔操作するシステムがある(例えば特許文献1参照)。また、エアーコンディショナーや空気清浄機等の空調機器が、センサにより空調対象の屋内の空気質(例えば室温、湿度、塵埃含量等)を検知し、ネットワークを介して、検知した空気質の情報を外部の端末装置へ送信して表示させるシステムがある(例えば特許文献2参照)。
また、温度管理装置を有する空気調和機やファンヒータ等の空調機器において、検知した空調対象の屋内の温度を時系列表示し、表示した温度をもとに空調機器を操作できる技術がある(例えば特許文献3参照)。なお、空調機器と端末装置との通信方式として、パケット通信を用いる技術がある(例えば特許文献4参照)。
特開2004−289505号公報 特開2016−090194号公報 特開2002−351553号公報 特開平04−040097号公報
しかしながら、上述の従来技術では、空調機器と外部の端末装置との間の通信において、空気質の情報は、所定のタイミングに従って定期的に送信されるものである。従って、外部の端末装置からの空気質の情報の要求頻度に比べて空調機器における空気質の情報の更新頻度が少ない場合に、更新されていない空気質の情報が繰り返し外部の端末装置へ送信されることになる。よって、無駄なデータ通信となって、空調機器と外部の端末装置との間のネットワークのトラヒックを増大させてしまうという問題がある。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、例えば、空調機器と外部の端末装置との間のネットワークのトラヒックを低減させる空調システム、空調機器、通信方法及びデータ取得表示プログラムを提供することを目的とする。
上述の課題を解決するため、本発明の実施形態の一例は、サーバ及びネットワークを介して接続される空調機器及び端末装置を有する空調システムであって、前記空調機器は、空気質を検知する検知部と、所定時刻毎に前記検知部により検知された空気質の情報を所定時間の分だけまとめた空気質情報群データを作成するデータ作成部と、前記データ作成部により作成された空気質情報群データを前記サーバを介して前記端末装置へ送信する通信部とを有し、前記端末装置は、表示部と、前記空調機器から送られる前記空気質情報群データを受信する通信部と、前記空気質情報群データを取得して記憶するデータ取得部と、画面遷移の要求を受け付ける受付部を前記表示部に表示する第1画面と、前記データ取得部が取得した前記空気質情報群データを前記表示部に表示する第2画面とを有する。
本発明の実施形態の一例によれば、空調機器と外部の端末装置との間のネットワークのトラヒックを低減できる。
図1は、実施形態に係る空調システムの構成の一例を示す図である。 図2は、実施形態に係る空気質情報群のデータ構造の一例を示す図である。 図3は、実施形態に係る空気質情報取得アダプタが空気質情報を更新する更新タイミングの一例を示す図である。 図4は、実施形態に係る空調システムにおける処理の一例を示すシーケンス図である。 図5は、実施形態に係る空気質情報の取得及び更新処理の一例を示すシーケンス図である。 図6は、実施形態に係るスマートフォンにおける表示画面及び表示画面の画面遷移の一例を示す図である。 図7は、実施形態に係るスマートフォンにおける表示画面の他の一例を示す図である。 図8は、実施形態に係るスマートフォンにおける表示画面の他の一例を示す図である。 図9は、実施形態に係るスマートフォンにおける表示画面の他の一例を示す図である。 図10は、実施形態に係る空気質情報群データ取得表示プログラムが実行される端末装置を示す図である。
以下に、本願の開示技術に係る空調システム、空調機器、通信方法及びデータ取得表示プログラムの実施形態及び変形例を図面に基づいて詳細に説明する。なお、以下の実施形態及び変形例により開示技術が限定されるものではない。以下の実施形態及び変形例で示す空調システム、空調機器、通信方法及びデータ取得表示プログラムは、空気清浄機を制御するシステム及び端末に適用する場合を説明するが、これに限られず、冷房機、暖房機、除湿器を含む電気機器一般に広く適用できる。以下の実施形態及び変形例は、矛盾しない範囲で適宜組合せて実施できる。
また、以下の実施形態及び変形例は、開示技術に係る構成及び処理について主に説明し、その他の構成及び処理の説明を、適宜、簡略又は省略する。また、以下の実施形態及び変形例において、同一の構成及び処理には同一の符号を付与し、既出の構成及び処理の説明を省略する。
[実施形態]
図1は、実施形態に係る空調システムの構成の一例を示す図である。実施形態に係る空調システム1は、空調機器として空気清浄機10を例とした場合を示す。空調システム1は、ルータ30、ネットワーク2、サーバ40を介して接続された空気清浄機10及びスマートフォン50を有する。ネットワーク2は、インターネット等の公衆回線網である。スマートフォン50は、通信機能を有する端末装置の一例であり、タブレット端末、可搬型パーソナルコンピュータ等、通信機能を有する端末であればいずれであってもよい。
なお、図1では、空気清浄機10とスマートフォン50とは1対1の対応関係を例示すが、これに限られず、空気清浄機10とスマートフォン50とは1対多、多対1の対応関係であってもよいし、多対多の対応関係であってもよい。
(空気清浄機の構成)
空気清浄機10は、制御部11、空気清浄部12、室温検知部13、湿度検知部14、塵埃検知部15、空気質情報取得アダプタ16を有する。制御部11は、空気清浄機10全体の制御を行うマイクロコンピュータ等の処理装置である。空気清浄部12は、空調対象の屋内に設置され、この屋内の空気清浄を行う。
室温検知部13は、空気清浄機10が設置された空調対象の屋内の室温を検知する、例えば温度センサである。湿度検知部14は、空気清浄機10が設置された空調対象の屋内の湿度を検知する、例えば湿度センサである。塵埃検知部15は、空気清浄機10が設置された空調対象の屋内の塵埃(例えばPM(Particulate Matter)2.5(微小粒子状物質))の量又は濃度(塵埃情報)を検知する、例えば埃センサである。
なお、図1では、空気清浄機10は、室温検知部13、湿度検知部14、塵埃検知部15の3種のセンサを有する場合を例示するが、これらのセンサに限られず、空気質を表す屋内の空気中のガスや化学物質の成分量を検知するその他のセンサを有してもよい。
空気質情報取得アダプタ16は、1つのユニットとして空気清浄機10に取り付けられ、制御部11と通信を行う。空気質情報取得アダプタ16は、制御部17、データ作成部18、データ記憶部19、通信部20を有する。制御部17は、空気質情報取得アダプタ16全体の制御を行うマイクロコンピュータ等の処理装置である。データ記憶部19は、後述の空気質情報群データ19a及び後述の更新タイミング設定ファイル19bを格納する。
データ作成部18は、室温検知部13により検知された空調対象の屋内の室温、湿度検知部14により検知された空調対象の屋内の湿度、塵埃検知部15により検知された空調対象の屋内の塵埃情報、制御部11により通知された空気清浄機10の運転ON/OFFの情報を定期的に取得する。そして、データ作成部18は、取得したこれらの情報から、後述の更新タイミング設定ファイル19bに規定される「更新タイミング」で、空気質情報群データ19aを生成又は更新する。
(空気質情報群のデータ構造)
図2は、実施形態に係る空気質情報群のデータ構造の一例を示す図である。以下では、空気質情報群データ19aは、塵埃情報をPM2.5の濃度(μg/m)とした例を示す。
空気質情報群データ19aは、「取得時刻」毎の「室温」「湿度」「PM2.5」「運転ON/OFF状態」を、「取得時刻」が例えばUTC(Universal Time Coordinated)12:00AM〜UTC11:00PMの1日分のデータを1つにまとめたデータである。なお、「PM2.5」は、PM2.5の濃度である。
図2に示すように、空気質情報群データ19aは、空気質情報19a−1、空気質情報19a−2、・・・、空気質情報19a−24を有する。空気質情報19a−1は、「取得時刻(UTC12:00AM)」「室温(UTC12:00AM)」「湿度(UTC12:00AM)」「PM2.5(UTC12:00AM)」「運転ON/OFF状態(UTC12:00AM)」を含む。同様に、空気質情報19a−2は、「取得時刻(UTC1:00AM)」「室温(UTC1:00AM)」「湿度(UTC1:00AM)」「PM2.5(UTC1:00AM)」「運転ON/OFF状態(UTC1:00AM)」を含む。同様に、空気質情報19a−24は、「取得時刻(UTC11:00PM)」「室温(UTC11:00PM)」「湿度(UTC1:00PM)」「PM2.5(UTC11:00PM)」「運転ON/OFF状態(UTC11:00PM)」を含む。
すなわち、空気質情報群データ19aは、UTC12:00AM〜UTC11:00PMの1時間おきの「取得時刻」「室温」「湿度」「PM2.5」「運転ON/OFF状態」のうち、最新の24時間分の空気質情報19a−1〜19a−24を1つにまとめたデータである。なお、図2では空気質情報群データ19aとして空気質情報の名称だけが記載されているが、これは便宜的なものであって、実際は各検知部(室温検知部13〜塵埃検知部15)から取得された数値が入力される。
そして、空気質情報群データ19aは、室温検知部13から取得された「室温」、湿度検知部14から取得された「湿度」、塵埃検知部15から取得された「PM2.5」、制御部11から取得された空気清浄機10の「運転ON/OFF状態」の情報のうちの空気質情報群データ19aにおける「更新タイミング」で取得した情報で、該当の「取得時刻」に対応するいずれかの空気質情報19a−1〜19a−24が更新される。
なお、図2は、空気質情報群データ19aが有するデータ項目の一例を示すに過ぎず、その他のデータ項目、例えば風量の設定等を含んでもよい。
「更新タイミング」は、図3に示す更新タイミング設定ファイル19bに規定されている。図3は、実施形態に係る空気質情報取得アダプタが空気質情報を更新する更新タイミングの一例を示す図である。更新タイミング設定ファイル19bにおける規定内容は、適宜設定変更可能である。
データ作成部18は、更新タイミング設定ファイル19bに規定されている「更新タイミング」“UTC12:00AM,・・・,UTC11:00PM”、「備考」“1時間おき”の情報をもとに、空気質情報群データ19aにおいて更新タイミングに該当する「取得時刻」に対応する「室温」「湿度」「PM2.5」「運転ON/OFF状態」を更新する。
例えば、データ作成部18は、“UTC1:00AM”に、室温検知部13により検知された「室温」、湿度検知部14により検知された「湿度」、塵埃検知部15により検知された「PM2.5」、制御部11により通知された「運転ON/OFF状態」を取得したとする。このとき、データ作成部18は、空気質情報群データ19aにおいて「取得時刻」“UTC1:00AM”に対応する「室温」「湿度」「PM2.5」「運転ON/OFF状態」を更新する。
通信部20は、Wi−Fi(登録商標)等の無線通信により、ネットワーク2、サーバ40、ルータ30を介したスマートフォン50との通信を制御する通信インターフェースである。
ルータ30は、空気質情報取得アダプタ16がネットワーク2及びサーバ40を介してスマートフォン50と通信を行う際の通信を中継するものであり、空気質情報取得アダプタ16に対してネットワーク2へのゲートウェイ装置となる。ルータ30は、WAN(Wide Area Network)側であるネットワーク2とは有線通信を行い、LAN(Local Area Network)側である空気質情報取得アダプタ16とは無線通信を行う。しかし、これに限られず、ルータ30は、ネットワーク2のゲートウェイ装置と無線通信を行うものであってもよく、空気質情報取得アダプタ16と有線通信を行うものであってもよい。
サーバ40は、空気質情報取得アダプタ16とスマートフォン50との通信を仲介する、空気清浄機10及びスマートフォン50のユーザとは独立した、接続仲介サービスを提供する第三者が設置及び管理する接続仲介サーバである。サーバ40は、例えば、空気質情報取得アダプタ16とスマートフォン50との通信に関してトンネンネリングを行ってセキュアな伝送路を確保し、帯域確保や接続認証等を行う。
なお、サーバ40は、空気質情報取得アダプタ16とスマートフォン50との通信を仲介する際に、データの送受信回数及び通信データ量に応じて空気清浄機10及びスマートフォン50のユーザに対して課金を行う運用を採用する場合がある。この場合には、データの送受信回数及び通信データ量を削減することで、課金額が低減されることになる。
(スマートフォンの構成)
スマートフォン50は、ネットワーク2を介して空気清浄機10を遠隔操作し、空気清浄機10から空気質情報群データ19aを受信して表示するためのユーザの端末装置である。スマートフォン50は、制御部51、データ取得部52、表示制御部53、表示部54、通信部55を有する。表示部54は、タッチパネルを備えた液晶パネルディプレイ等である。なお、スマートフォン50が有する空気清浄機10を遠隔操作するための構成、通話やデータ通信その他を行うための構成については、図示及び説明を省略する。
制御部51は、スマートフォン50全体の制御を行う処理装置である。データ取得部52は、表示部54に表示されるGUI(Graphical User Interface)を介してユーザにより入力された、空気質情報群データ19aのデータのうちの例えばPM2.5の24時間推移を表示するためのデータの取得要求に応じて、通信部55及びサーバ40を介して、空気質情報取得アダプタ16へ、該当データの要求を送信する。そして、データ取得部52は、通信部55及びサーバ40を介して、空気質情報取得アダプタ16から、送信した要求に対応するデータを受信する。
そして、表示制御部53は、空気質情報取得アダプタ16からデータ取得部52により取得されたPM2.5の24時間推移を表示するためのデータをもとに、PM2.5の24時間推移を示すグラフを生成し、表示部54へ表示させる。
通信部55は、ネットワーク2のゲートウェイ装置(図示せず)との間で無線通信を行う。通信部55がネットワーク2のゲートウェイ装置との間で行う無線通信は、携帯無線通信、Wi−Fi(登録商標)、近距離無線通信(例えばBluetooth(登録商標))等の方式による。なお、図1では、通信部55が無線通信を行う場合のネットワーク2のゲートウェイ装置は、通信部55が、携帯無線通信である場合には基地局であり、Wi−Fi(登録商標)やBluetooth(登録商標)である場合にはアクセスポイントである。
(空調システムにおける処理)
図4は、実施形態に係る空調システムにおける処理の一例を示すシーケンス図である。図4に示すように、ステップS10では、空気質情報取得アダプタ16は、空気清浄機10本体に対して、定期的(例えば300ミリsec毎)に空気質情報(「室温」「湿度」「PM2.5」「運転ON/OFF状態」)の取得要求を送信する。それに対して、空気清浄機10は、各検知部(室温検知部13〜塵埃検知部15)で検知した「室温」「湿度」「PM2.5」「運転ON/OFF状態」を、取得要求に応じて空気質情報取得アダプタ16へ送信する。そして、空気質情報取得アダプタ16は、空気清浄機10本体から、空気質情報(「室温」「湿度」「PM2.5」「運転ON/OFF状態」)を受信する。なお、空気清浄機10と空気質情報取得アダプタ16との間の空気質情報の取得要求や空気質情報の受信は、例えば空気清浄機10の電源がONしている間は絶えず定期的に行われる。空気質情報を取得した空気質情報取得アダプタ16は、例えばデータ記憶部19に記憶した受信済みの空気質情報と今回取得した空気質情報とを比較して、空気質情報の内容に変化があれば、データ記憶部19の空気質情報を更新(上書き)する。なお、空気質情報の変化の有無に関わらず、今回取得した空気質情報でデータ記憶部19の空気質情報を更新(上書き)してもよい。空気質情報取得アダプタ16及び空気清浄機10は、これら取得要求の送信及び空気質情報の受信を、常時繰り返すことにより、空気質情報取得アダプタ16のデータ記憶部19に現在の空気質情報を記憶する(以上、ステップS10)。
ステップS20では、空気質情報取得アダプタ16は、ステップS10を繰り返す中で、空気質情報群データ19aのうち、更新タイミング設定ファイル19bに規定されている「更新タイミング」で、空気質情報群データ19aにおいて該当する「取得時刻」に対応する空気質情報(「室温」「湿度」「PM2.5」「運転ON/OFF状態」)を更新する。
例えば、図4に示すように、空気質情報取得アダプタ16は、「更新タイミング」“UTC12:00AM”である場合に、空気質情報群データ19aのうち「取得時刻(UTC12:00AM)」に対応する空気質情報19a−1を更新する。また、空気質情報取得アダプタ16は、「更新タイミング」“UTC1:00AM”である場合に、空気質情報群データ19aのうち「取得時刻(UTC1:00AM)」に対応する空気質情報19a−2を更新する。空気質情報取得アダプタ16は、空気質情報群データ19aのうち各「取得時刻」に対応する空気質情報の更新を、「更新タイミング」毎に繰り返す(以上、ステップS20)。
次に、ステップS31〜S36を含むステップS30の処理について説明する。ステップS31では、スマートフォン50は、制御部51の制御により、ユーザによる操作に応じて実施形態に係るアプリケーションを起動する。例えばアプリケーションを起動したスマートフォン50は、表示部54に第1画面としてアプリケーションのホーム画面を表示する動作を実行する。アプリケーションは、スマートフォン50の制御部51により、例えばスマートフォン50の図示しないデータ記憶部に記憶される空気質情報群データ取得表示プログラムが実行されることにより、後述するように、表示部54に最新の空気質情報(「室温」「湿度」「PM2.5」「運転ON/OFF状態」)を含むホーム画面を表示する。ここで、最新の空気質情報とは、ステップS31でアプリケーションのホーム画面を開く動作が実行された際の現在時刻における空気質情報取得アダプタ16のデータ記憶部19に記憶されている空気質情報(「取得時刻」「室温」「湿度」「PM2.5」「運転ON/OFF状態」)である。
ステップS32では、スマートフォン50は、通信部55を制御して、ネットワーク2を介してサーバ40へ、最新の空気質情報の取得要求を送信する。続いて、ステップS33では、サーバ40は、ステップS32に引き続き、スマートフォン50からの最新の空気質情報の取得要求を空気質情報取得アダプタ16へ送信する。
続いて、ステップS34では、空気質情報取得アダプタ16は、通信部20を制御して、ネットワーク2を介して、現在の空気質情報(ステップS10で更新した空気質情報)をデータ記憶部19から読み出して、サーバ40へ送信する。続いて、ステップS35では、サーバ40は、ステップS34に引き続き、空気質情報取得アダプタ16からの現在の空気質情報を、スマートフォン50へ送信する。
続いて、ステップS36では、スマートフォン50は、制御部51の制御により、後述するように、表示部54に、ステップS35で取得した最新の空気質情報を含むアプリケーションのホーム画面を表示する。スマートフォン50は、以上のステップS30の処理を、アプリケーションを起動させる都度、実行する。
次に、ステップS41〜S46を含むステップS40の処理について説明する。ステップS41では、スマートフォン50は、制御部51の制御により、ユーザによる操作に応じてアプリケーションの第1画面から第2画面へ画面推移して表示部54に表示する動作を実行する。例えば、スマートフォン50は、制御部51の制御により、ユーザによる操作に応じてアプリケーションのホーム画面からPM2.5の24時間推移表示画面へ画面遷移して表示部54に表示する動作を実行する。アプリケーションは、スマートフォン50の制御部51により空気質情報群データ取得表示プログラムが実行されることにより、表示部54に最新の空気質情報を含むホーム画面を表示するとともに、遷移後の画面においてPM2.5の24時間推移(空気質情報のうちの24時間分の「PM2.5」)を表示するものである。
ステップS42では、スマートフォン50は、通信部55を制御して、ネットワーク2を介してサーバ40へ、PM2.5の24時間推移の更新要求を送信する。続いて、ステップS43では、サーバ40は、ステップS42に引き続き、スマートフォン50からのPM2.5の24時間推移の更新要求を空気質情報取得アダプタ16へ送信する。
続いて、ステップS44では、空気質情報取得アダプタ16は、通信部20を制御して、ネットワーク2を介して、24時間分の「取得時刻」及び対応する「PM2.5」をデータ記憶部19から読み出して、サーバ40へ送信する。続いて、ステップS45では、サーバ40は、ステップS44に引き続き、空気質情報取得アダプタ16からの24時間分の「取得時刻」及び「PM2.5」をスマートフォン50へ送信する。
続いて、ステップS46では、スマートフォン50の制御部51及び表示制御部53が、後述するように、ステップS45で取得した24時間分の「取得時刻」及び「PM2.5」をグラフ化して表示部54に表示する。
(空気質情報の取得及び更新処理)
図5は、実施形態に係る空気質情報の取得及び更新処理の一例を示すシーケンス図である。図5に示す空気質情報の取得及び更新処理は、図4に示すステップS10及びステップS20の処理を詳細に示したものである。図5に示すステップS10−11〜S10−24は、図4に示すステップS10を詳細化したものである。また、図5に示すステップS20−1〜S20−2は、図4に示すステップS20を詳細化したものである。
例えば、ステップS10−11では、空気質情報取得アダプタ16は、空気清浄機10本体に対して、「室温」「湿度」「PM2.5」「運転ON/OFF状態」の取得要求を送信する。それに対して、ステップS10−12では、空気清浄機10は、取得した「室温」「湿度」「PM2.5」「運転ON/OFF状態」を、空気質情報取得アダプタ16へ送信する。そして、空気質情報取得アダプタ16は、空気清浄機10本体から「室温」「湿度」「PM2.5」「運転ON/OFF状態」の情報を受信する。この受信タイミングが、空気質情報群データ19aの「更新タイミング」“UTC12:00AM(5/18)”であるため、空気質情報取得アダプタ16は、空気質情報群データ19aの「取得時刻」“UTC12:00AM”に対応する空気質情報(「室温」「湿度」「PM2.5」「運転ON/OFF状態」)を、空気清浄機10本体から受信した「室温」「湿度」「PM2.5」「運転ON/OFF状態」の情報で更新する。その後、ステップS10−13及びステップS10−14では、空気質情報取得アダプタ16及び空気清浄機10は、ステップS10−11及びステップS10−12と同様の処理を実行する。
また、例えば、ステップS10−21では、空気質情報取得アダプタ16は、空気清浄機10本体に対して、「室温」「湿度」「PM2.5」「運転ON/OFF状態」の取得要求を送信する。それに対して、ステップS10−22では、空気清浄機10は、取得した「室温」「湿度」「PM2.5」「運転ON/OFF状態」を、空気質情報取得アダプタ16へ送信する。そして、空気質情報取得アダプタ16は、空気清浄機10本体から「室温」「湿度」「PM2.5」「運転ON/OFF状態」の情報を受信する。この受信タイミングが、空気質情報群データ19aの「更新タイミング」“UTC1:00AM(5/18)”であるため、空気質情報取得アダプタ16は、空気質情報群データ19aの「取得時刻」“UTC1:00AM”に対応する空気質情報(「室温」「湿度」「PM2.5」「運転ON/OFF状態」)を、空気清浄機10本体から受信した「室温」「湿度」「PM2.5」「運転ON/OFF状態」の情報で更新する。その後、ステップS10−23及びステップS10−24では、空気質情報取得アダプタ16及び空気清浄機10は、ステップS10−21及びステップS10−22と同様の処理を実行する。
(スマートフォンにおける表示画面及び表示画面の画面遷移)
図6は、実施形態に係るスマートフォンにおける表示画面及び表示画面の画面遷移の一例を示す図である。図6の(a)は、図4に示すステップS30の処理のうちのステップS31〜S36が実行され、スマートフォン50の表示部54に表示された実施形態に係るアプリケーションのホーム画面54aを示す。
ホーム画面54aの画面中央には、「PM2.5」“30”、「室温」“20℃”、「湿度」“50%”を含む空気質情報表示54a1が表示されている。このホーム画面54aには、画面起動時に空気質情報取得アダプタ16から取得された最新の「PM2.5」「室温」「湿度」を含む空気質情報が表示される。また、表示部54にホーム画面54aが示されている間は、空気質情報取得アダプタ16は、例えば空気質情報に変化がある毎に、ネットワーク2を介して最新の空気質情報をスマートフォン50側へ送信し続ける。空気質情報取得アダプタ16は、上述の通り、空気清浄機10本体から空気質情報(「室温」「湿度」「PM2.5」「運転ON/OFF状態」)を定期的に受信している。このため、表示部54にホーム画面54aが示されている間は、ホーム画面54aには最新の「PM2.5」「室温」「湿度」を含む空気質情報が常に表示される。なお、空気質情報取得アダプタ16は、アプリケーションが起動されたことをトリガーとしてスマートフォン50に空気質情報の送信を開始する。空気質情報取得アダプタ16は、空気質情報の送信が開始されてから所定時間(例えば30sec)が経過すると、アプリケーションが起動中かどうかをスマートフォン50に確認する。この時アプリケーションが起動中であれば、空気質情報取得アダプタ16は空気質情報の更新を継続する。一方、アプリケーションが起動していなければ、空気質情報取得アダプタ16は、空気質情報の更新を終了する。なお、スマートフォン50からアプリケーションが起動中である信号を受信して、空気質情報取得アダプタ16がスマートフォン50に対して空気質情報の更新を継続する場合には、例えば、空気質情報の更新間隔を広げて、空気質情報取得アダプタ16とスマートフォン50との間のネットワークのトラヒックを減らすようにしてもよい。なお、ホーム画面54aにおいて表示されている最新の「PM2.5」の濃度は、所定基準値未満の“30”と良好な数値であるので、“PM2.5 GOOD”が併せて表示されている。また、ホーム画面54aには、画面左上に、PM2.5の24時間推移のグラフ表示アイコン54a2が表示されている。
そして、ホーム画面54aにおいて、グラフ表示アイコン54a2が押下されると、ホーム画面54aから、図6(b)に示すようなPM2.5の24時間推移のグラフ表示画面54a−1へと画面遷移する。この際、スマートフォン50は、空気質情報取得アダプタ16から、空気質情報群データ19aのうちのPM2.5の24時間推移のグラフ表示のためのデータを取得する。
ただし、図6(b)に示すPM2.5の24時間推移のグラフ表示画面54a−1では、スマートフォン50が、空気質情報取得アダプタ16から、PM2.5の24時間推移のグラフ表示のためのデータを全て受信していない更新途中状態であるので、グラフ表示画面54a−1の中央に2点鎖線で示すようにスピナー表示されている。
そして、図6(c)に示すPM2.5の24時間推移のグラフ表示画面54a−1では、スマートフォン50が、空気質情報取得アダプタ16から、PM2.5の24時間推移のグラフ表示のためのデータ全てを受信し、PM2.5の24時間推移のグラフが表示される。
なお、図6(b)及び図6(c)において、グラフ表示画面54a−1には、画面左上に、戻るアイコン54a3が表示されている。戻るアイコン54a3が押下されると、図6(b)及び図6(c)のグラフ表示画面54a−1から、図6(a)に示すホーム画面54aへ画面遷移する。
図6(b)及び図6(c)において、グラフ表示画面54a−1の横軸は、空気質情報取得アダプタ16から取得した最新の「PM2.5」の各「取得時刻」(UTCベース)を、スマートフォン50が現在使用されている現地時刻へ変換した時刻を示す。また、グラフ表示画面54a−1の横軸における太線部分54a4は、各「取得時刻」において空気清浄機10の運転ON状態である時間帯を示し、太線部分54a4以外は、各「取得時刻」において空気清浄機10の運転OFF状態であることを示す。
なお、例えば、各「取得時刻」における空気清浄機10の「運転ON/OFF状態」を以って、当該「取得時刻」の前後30分の合計1時間の時間帯における空気清浄機10の「運転ON/OFF状態」と見なす。図6(b)及び図6(c)においては、グラフ表示画面54a−1の横軸における“2/23 0:00〜2/24 0:00”の24時間は、全て太線部分54a4となっており、この24時間において空気清浄機10は“運転ON状態”であったことが分かる。
そして、図6(b)及び図6(c)において、破線54a5は、“2/23 0:00〜2/24 0:00”の24時間における、空気清浄機10による空調対象の屋内の「PM2.5」の推移を示す。また、太線54a6は、“2/23 0:00〜2/24 0:00”の24時間における、空気清浄機10による空調対象の屋内の位置周辺の屋外の「PM2.5」の推移を示す。空気清浄機10による空調対象の屋内の位置周辺の屋外の「PM2.5」の推移は、例えば、スマートフォン50が通信部55を介して取得した第三者機関から公表される情報をもとに、スマートフォン50の制御部51及び表示制御部53により表示部54に表示される情報である。
このように、スマートフォン50の表示部54に、屋内及び屋外の「PM2.5」の推移を、空気清浄機10の「運転ON/OFF状態」と対応付けて対比表示させることで、ユーザに、空気清浄機10の“運転ON”による空気清浄効果を、視覚的かつ直感的に把握させることができる。
(スマートフォンにおける表示画面の他の例)
図7〜図9は、実施形態に係るスマートフォンにおける表示画面の他の一例を示す図である。図7〜図9は、図6(c)に示すグラフ表示画面54a−1の他の表示例を示す。図7において示す“2/23 0:00〜2/24 0:00”の24時間における空気清浄機10による空調対象の屋内の位置周辺の屋外の「PM2.5」の推移を示す太線54a6の態様は、図6(c)と同様である。しかし、図7において示す“2/23 0:00〜2/24 0:00”の24時間における空気清浄機10による空調対象の屋内の「PM2.5」の推移を示す破線54a5の態様は、図6(c)と異なる。
図6(c)と図7における破線54a5の態様の違いは、グラフ表示画面54a−1の横軸における“2/23 0:00〜2/23 8:00”の8時間と“2/23 18:00〜2/24 0:00”の6時間において太線部分54a4となっており、これらの時間において空気清浄機10は“運転ON状態”であり、屋内の「PM2.5」が低減されていたためである。他方、図7において、グラフ表示画面54a−1の横軸における“2/23 6:00〜2/23 18:00”の12時間において空気清浄機10は“運転OFF状態”であり、屋内の「PM2.5」が低減されなかったためである。
図8も図7と同様であり、図6(c)と図8における破線54a5の態様の違いは、グラフ表示画面54a−1の横軸における“2/23 8:00〜2/24 0:00”の16時間において太線部分54a4となっており、この時間において空気清浄機10は“運転ON状態”であり、屋内の「PM2.5」が低減されていたためである。他方、図8において、グラフ表示画面54a−1の横軸における“2/23 0:00〜2/23 6:00”の6時間において空気清浄機10は“運転OFF状態”であり、屋内の「PM2.5」が低減されなかったためである。
図9も図7と同様であり、図6(c)と図9における破線54a5の態様の違いは、グラフ表示画面54a−1の横軸における“2/23 0:00〜2/23 6:00”の6時間と“2/23 12:00〜2/23 18:00”の6時間において太線部分54a4となっており、これらの時間において空気清浄機10は“運転ON状態”であり、屋内の「PM2.5」が低減されていたためである。他方、図9において、グラフ表示画面54a−1の横軸における“2/23 6:00〜2/23 12:00”の6時間と、“2/23 18:00〜2/24 0:00”の6時間において空気清浄機10は“運転OFF状態”であり、屋内の「PM2.5」が低減されなかったためである。
以上の実施形態では、空気質情報取得アダプタ16が空気質情報19a−1〜19a−24を空気質情報群データ19aへまとめてネットワーク2及びサーバ40を介してスマートフォン50へ送信する。よって、実施形態によれば、ネットワーク2及びサーバ40におけるトラヒックを削減できる。また、実施形態によれば、1時間おきに更新される空気質情報19a−1〜19a−24として更新頻度を抑制したことで、スマートフォン50からの空気質情報の更新要求頻度が高まらないようにでき、ネットワーク2及びサーバ40におけるデータ通信量を抑制できる。
また、実施形態では、スマートフォン50の表示部54に表示させるデータを、現在の「室温」「湿度」「PM2.5」「運転ON/OFF状態」(最新データ)と、PM2.5の24時間推移(履歴データあるいは時系列データ)との2パターンに分ける。よって、実施形態によれば、ユーザが所望する最新データ又は履歴データのいずれか一方のみを更新させることで、ネットワーク2及びサーバ40におけるトラヒックを抑制できる。
また、実施形態では、空気質情報取得アダプタ16は、1時間おきの空気質情報群データ19aを更新して、最新の24時間分の空気質情報19a−1〜19a−24のみをデータ記憶部19に格納する。また、実施形態では、ホーム画面54aにおいて、グラフ表示アイコン54a2が押下されことで、スマートフォン50は、空気質情報取得アダプタ16から、空気質情報群データ19aのうちのPM2.5の24時間推移のグラフ表示のためのデータを取得する。よって、実施形態によれば、空気質情報取得アダプタ16が取り扱うデータ量を抑制して、データ記憶部19の容量削減とともに、空気質情報取得アダプタ16の処理負荷の低減を図ることができる。また、実施形態によれば、ホーム画面54a上にPM2.5の24時間推移のグラフ表示のためのグラフ表示アイコン54a2を設けているため、ユーザがグラフ表示画面54a−1上で不必要にデータ取得することを防止することができる。これにより、空気質情報群データ19aの「更新タイミング」が経過していない場合に、更新されていない空気質情報群データ19aを再取得するという無駄なデータ通信の発生を回避できる。
(空気質情報群データ取得表示プログラム)
図10は、実施形態に係る空気質情報群データ取得表示プログラムが実行される端末装置を示す図である。実施形態に係るプログラムが実行される端末装置100は、例えばスマートフォン50を一例とするコンピュータである。端末装置100は、SoC(System on a Chip)101、ストレージ102、ディスプレイ103、SoC101に接続されたアンテナ104を有する。
SoC101は、CPU(Central Processing Unit)、GPU(Graphics Processing Unit)、RAM(Random Access Memory)、通信モジュール、DSP(Digital Signal Processor)等を統合した統合モジュールである。ストレージ102は、eMMC(embedded Multi Media Card)を一例とする記憶装置である。ディスプレイ103は、一例として、LED(Light Emitting Diode)やOLED(Organic light Emitting diode)を光源とする液晶表示装置である。
端末装置100を、制御部51、データ取得部52、表示制御部53、表示部54を有するスマートフォン50として機能させる空気質情報群データ取得表示プログラムは、例えばストレージ102に格納されている。そして、SoC101のCPUは、ストレージ102に格納されている空気質情報群データ取得表示プログラムをSoC101のRAMに読み出して実行する。
なお、端末装置100に限らず、CPU、GPU、RAM、外部記憶装置等のハードウェアを有する一般的なコンピュータであっても、端末装置100と同様に、外部記憶装置に格納されている空気質情報群データ取得表示プログラムをRAMに読み出して実行することで、スマートフォン50と同様の機能を実現することができる。
[実施形態の変形例]
(1)空気質情報取得アダプタの提供形態について
実施形態では、空気質情報取得アダプタ16は、1つのユニットとして空気清浄機10に取り付けられるものとした。しかし、これに限られず、空気質情報取得アダプタ16は、空気清浄機10に内蔵される構成の一部として提供されてもよい。もしくは、空気質情報取得アダプタ16は、空気清浄機10とは別筐体で提供され、空気清浄機10が有する通信部と有線通信又は無線通信を行うとしてもよい。
(2)空気質情報及び空気質情報群データについて
実施形態では、空気質情報群データ19aは、1時間毎の24個の空気質情報19a−1〜19a−24、すなわち24時間分の空気質情報19a−1〜19a−24のみを含むとした。そして、新たに検知及び取得された空気質情報は、空気質情報群データ19aにおいて該当取得時刻に対応する空気質情報を更新することで空気質情報群データ19aに格納されるとした。しかし、これに限られず、空気質情報取得アダプタ16は、取得した1時間毎の空気質情報を全てデータ記憶部19に格納し、スマートフォン50からの要求に応じて空気質情報群データ19aをスマートフォン50へ送信する際に、最新の24時間分の空気質情報19a−1〜19a−24をデータ記憶部19から抽出して空気質情報群データ19aを生成するとしてもよい。
(3)スマートフォンにおける空気質情報群データの一時格納について
実施形態では、スマートフォン50は、ホーム画面54aにおいて、グラフ表示アイコン54a2が押下されると、空気質情報取得アダプタ16から、空気質情報群データ19aのうちのPM2.5の24時間推移のグラフ表示のためのデータを取得するとした。しかし、空気質情報群データ19aが1時間おきに更新されるデータであることから、前回においてグラフ表示アイコン54a2が押下されてから空気質情報群データ19aの「更新タイミング」が経過していない場合には、空気質情報取得アダプタ16から取得されるデータには変化がない。このため、上述したように、ホーム画面54a上にPM2.5の24時間推移のグラフ表示のためのグラフ表示アイコン54a2を設けることで、ユーザがグラフ表示画面54a−1上で不必要にデータ取得することを防止している。しかし、前回においてグラフ表示アイコン54a2が押下されてから空気質情報群データ19aの「更新タイミング」が経過していない場合に、ホーム画面54aに戻ってグラフ表示アイコン54a2が再び押下されると、空気質情報取得アダプタ16から、更新されていない空気質情報群データ19aを再取得するという無駄なデータ通信が発生する。
そこで、スマートフォン50は、空気質情報取得アダプタ16から取得したPM2.5の24時間推移のグラフ表示のためのデータを記憶部(図示せず)に一時格納しておいてもよい。そして、スマートフォン50は、前回においてグラフ表示アイコン54a2が押下されてから空気質情報群データ19aの「更新タイミング」が経過していない場合にグラフ表示アイコン54a2が再び押下されると、記憶部に格納してあるデータを読み出して、PM2.5の24時間推移をグラフ表示するとしてもよい。このようにすることで、更新されていない空気質情報群データ19aを再取得するという無駄なデータ通信の発生を回避できる。
なお、スマートフォン50は、前回においてグラフ表示アイコン54a2が押下されてから空気質情報群データ19aの「更新タイミング」が経過した場合に、記憶部に格納してあるPM2.5の24時間推移のグラフ表示のためのデータを削除するとしてもよい。
上述の実施形態及び図示の具体的名称、処理、制御、各種のデータやパラメータを含む情報については、一例を示すに過ぎず、特記する場合を除いて適宜変更することができる。また、上述の実施形態における各部もしくは各装置の構成は、処理負荷や実装効率等から適宜分散又は統合されてもよい。また、上述の実施形態における各処理は、処理負荷や実装効率等から、処理順序を適宜入れ替えて実行されてもよい。
上述の実施形態のより広範な態様は、上述のように表しかつ記述した特定の詳細及び代表的な実施形態に限定されるものではない。従って、添付の特許請求の範囲及びその均等物によって定義される総括的な発明の概念又は範囲から逸脱することなく、様々な変更が可能である。
1 空調システム
2 ネットワーク
10 空気清浄機
11 制御部
12 空気清浄部
13 室温検知部
14 湿度検知部
15 塵埃検知部
16 空気質情報取得アダプタ
17 制御部
18 データ作成部
19 データ記憶部
19a 空気質情報群データ
19a−1〜19a−24 空気質情報
19b 更新タイミング設定ファイル
20 通信部
30 ルータ
40 サーバ
50 スマートフォン
51 制御部
52 データ取得部
53 表示制御部
54 表示部
55 通信部
100 端末装置
102 ストレージ
103 ディスプレイ
104 アンテナ

Claims (8)

  1. サーバ及びネットワークを介して接続される空調機器及び端末装置を有する空調システムであって、
    前記空調機器は、
    空気質を検知する検知部と、
    所定時刻毎に前記検知部により検知された空気質の情報を所定時間の分だけまとめた空気質情報群データを作成するデータ作成部と、
    前記データ作成部により作成された空気質情報群データを前記サーバを介して前記端末装置へ送信する通信部と
    を有し、
    前記端末装置は、
    表示部と、
    前記空調機器から送られる前記空気質情報群データを受信する通信部と、
    前記空気質情報群データを取得して記憶するデータ取得部と、
    画面遷移の要求を受け付ける受付部を前記表示部に表示する第1画面と、前記データ取得部が取得した前記空気質情報群データを前記表示部に表示する第2画面と
    を有する
    ことを特徴とする空調システム。
  2. 前記空調機器は、
    前記空気質情報群データを記憶する記憶部
    をさらに有し、
    前記データ作成部は、前記所定時刻毎に前記検知部により検知された空気質の情報で、前記記憶部に記憶される前記空気質情報群データのうちの該当所定時刻の空気質の情報を更新する
    ことを特徴とする請求項1に記載の空調システム。
  3. 前記データ取得部は、前記受付部により前記画面遷移の要求が受け付けられた場合に、前記空調機器から前記空気質情報群データを取得すると共に、
    前記表示部は、前記データ取得部により前記空調機器から取得された前記空気質情報群データを、前記第1画面から画面遷移した前記第2画面に表示する
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の空調システム。
  4. 前記検知部は、前記空気質として塵埃量を検知し、
    前記第2画面は、前記空気質情報群データとして少なくとも塵埃量を表示するとともに、前記所定時刻における前記空調機器の稼働状態を表示する
    ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の空調システム。
  5. 前記第2画面は、前記検知部により検知された前記空調機器による空調対象の屋内の塵埃量と屋外の塵埃量をさらに表示する
    ことを特徴とする請求項4に記載の空調システム。
  6. サーバ及びネットワークを介して端末装置と接続される空調機器であって、
    空気質を検知する検知部と、
    所定時刻毎に前記検知部により検知された空気質の情報をまとめた空気質情報群データを作成するデータ作成部と、
    前記データ作成部により作成された空気質情報群データを前記サーバを介して前記端末装置へ送信する通信部と
    を有することを特徴とする空調機器。
  7. サーバ及びネットワークを介して接続される空調機器及び端末装置を有する空調システムにおける通信方法であって、
    前記空調機器が、
    空気質を検知する検知工程と、
    所定時刻毎に前記検知工程により検知された空気質の情報を所定時間の分だけまとめた空気質情報群データを作成するデータ作成工程と、
    前記データ作成工程により作成された空気質情報群データを前記サーバを介して前記端末装置へ送信する通信工程と
    を含み、
    前記端末装置が、
    前記空調機器から前記空気質情報群データを取得するデータ取得工程と、
    画面遷移の要求を受け付ける受付部を表示する第1画面と、前記データ取得工程により前記空調機器から取得された前記空気質情報群データを表示する第2画面とを備える表示工程と
    を含んだ
    ことを特徴とする通信方法。
  8. サーバ及びネットワークを介して空調機器と接続される端末装置を、
    所定時刻毎に前記空調機器により検知された空気質の情報が前記空調機器により所定時間の分だけまとめて作成された空気質情報群データを受信する通信部と、
    前記空気質情報群データを前記空調機器から取得して記憶するデータ取得部と、
    画面遷移の要求を受け付ける受付部を表示する第1画面と、前記データ取得部により前記空調機器から取得された前記空気質情報群データを表示する第2画面とを備える表示部
    として機能させ、
    前記データ取得部は、前記受付部により前記画面遷移の要求が受け付けられた場合に、前記空調機器から前記空気質情報群データを取得し、
    前記表示部は、前記受付部により前記画面遷移の要求が受け付けられた場合に前記データ取得部により前記空調機器から取得された前記空気質情報群データを、前記第1画面から画面遷移した前記第2画面に表示する
    ように機能させるためのデータ取得表示プログラム。
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