JP2019067188A - テナント管理サーバ、およびプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】所定期間内の取引の売上に差額があることを表示することができるテナント管理サーバ、およびプログラムを提供する。【解決手段】テナント管理サーバは、第1入力手段と、第2入力手段と、算出手段と、比較手段と、表示制御手段とを備える。前記第1入力手段は、テナントごとに所定期間内の所定決済方式による売上の合計を示す第1合計額の入力を受け付ける。前記第2入力手段は、前記テナントごとに所定期間内の所定決済方式による各取引の取引明細の入力を受け付ける。前記算出手段は、前記第2入力手段が受け付けた前記取引明細に含まれる取引額の合計を示す第2合計額を算出する。前記比較手段は、前記第1合計額と、前記第2合計額とをテナントごとに比較する。前記表示制御手段は、前記比較手段が比較した比較結果に基づいて、前記第1合計額と、前記第2合計額との差額を示す差額情報をテナントごとに表示させる。【選択図】図6

Description

本発明の実施形態は、テナント管理サーバ、およびプログラムに関する。
ショッピングセンター等では、ショッピングセンターを運営するデベロッパーにテナントが支払うテナント料は、テナントの売上実績等に応じて変動する。そのため、デベロッパーは、各テナントの売上実績を把握する必要がある。そして、デベロッパーにおいても、各テナントの売上実績を確認する必要がある。
近年、ショッピングセンター等においても、電子マネー等の様々な方法による支払いが増加している。例えば、電子マネーにより支払われた場合、テナントは、電子マネーを発行する事業者に、電子マネーにより支払われた分の金銭を請求する。この請求は、情報通信技術を用いて行われる。しかし、例えば通信障害等により請求に失敗してしまうことがある。
そのため、デベロッパーは、各テナントのPOS(Point Of Sales)端末から通知された所定期間内の電子マネーによる売上実績の合計と、所定期間内の個々の取引明細の売上実績の合計とを比較して、差額がないことを確認している。そして、デベロッパーは、差額がある場合に、個々の取引明細を確認している。ところで、デベロッパーは、比較対象の取引明細を確定するまでは、売上実績の合計が定めらないため、差額があるか否かを知ることができなかった。
本発明が解決しようとする課題は、所定期間内の取引の売上に差額があることを表示することができるテナント管理サーバ、およびプログラムを提供することである。
実施形態のテナント管理サーバは、第1入力手段と、第2入力手段と、算出手段と、比較手段と、表示制御手段とを備える。前記第1入力手段は、テナントごとに所定期間内の所定決済方式による売上の合計を示す第1合計額の入力を受け付ける。前記第2入力手段は、前記テナントごとに所定期間内の所定決済方式による各取引の取引明細の入力を受け付ける。前記算出手段は、前記第2入力手段が受け付けた前記取引明細に含まれる取引額の合計を示す第2合計額を算出する。前記比較手段は、前記第1合計額と、前記第2合計額とをテナントごとに比較する。前記表示制御手段は、前記比較手段が比較した比較結果に基づいて、前記第1合計額と、前記第2合計額との差額を示す差額情報をテナントごとに表示させる。
図1は、本実施形態に係るテナント管理システムの一例を示す説明図である。 図2は、POS端末のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。 図3は、取引明細サーバのハードウェア構成の一例を示すブロック図である。 図4は、取引明細テーブルのデータ構成の一例を示す説明図である。 図5は、テナント管理サーバのハードウェア構成の一例を示すブロック図である。 図6は、テナント管理システムが備える各種装置の特徴的な機能構成の一例を示すブロック図である。 図7は、業務選択画面の一例を説明する説明図である。 図8は、精査状況表示画面の一例を説明する説明図である。 図9は、取引明細精査画面の一例を説明する説明図である。 図10は、取引明細確定画面の一例を説明する説明図である。 図11は、内訳入力画面の一例を説明する説明図である。 図12は、画面表示処理の一例を示すフローチャートである。
以下、添付図面を参照して、テナント管理サーバ、およびプログラムの実施形態を詳細に説明する。なお、以下に説明する実施形態は、テナント管理サーバ、およびプログラムの一実施形態であって、その構成や仕様等を限定するものではない。本実施形態のテナント管理サーバは、ショッピングセンターにおいて各テナントの売上を管理するテナント管理システムのテナント管理サーバへの適用例である。
図1は、本実施形態に係るテナント管理システム1の一例を示す説明図である。テナント管理システム1は、POS端末10と、取引明細サーバ20と、テナント管理サーバ30と、決済サーバ40とを備える。POS端末10と、取引明細サーバ20と、テナント管理サーバ30と、決済サーバ40とは、インターネットやVPN(Virtual Private Network)等のネットワークを介して接続されている。また、図1に示すテナント管理システム1には、各装置が一台ずつ記載されているが、各装置の台数は任意である。
POS端末10は、ショッピングセンターの各テナントに設置される販売データ処理装置である。POS端末10は、販売対象の商品等を登録する販売登録処理や、販売登録処理により登録した商品等の会計処理等を実行する。
ここで、POS端末10は、例えば電子マネーにより支払いが行われた場合に、支払い額を請求する請求情報を、支払いに使用された電子マネーを発行する事業者の決済サーバ40に送信する。しかし、POS端末10は、通信障害等の様々な理由により決済サーバ40に請求情報を送信することができない場合がある。POS端末10は、請求情報の送信不可の場合に、請求情報の送信不可を示す明細を発行する。そして、請求情報の送信不可の取引については、別途請求処理が行われる。
POS端末10は、会計処理が完了すると、一取引の取引内容を示した取引明細情報を取引明細サーバ20に送信する。また、POS端末10は、所定時刻等に、所定期間内の売上を精算した精算情報をテナント管理サーバ30に送信する。
取引明細サーバ20は、ショッピングセンターを運営するデベロッパーの事業所等に設置されるパーソナルコンピュータや、サーバ装置等である。例えば、取引明細サーバ20は、複数台のサーバ装置等により形成されていてもよい。さらに、取引明細サーバ20は、ハードウェアやソフトウェア等のコンピュータ資源を提供するクラウドサービス等により提供されるものであってもよい。
取引明細サーバ20は、POS端末10から送信された取引明細情報を管理する。さらに詳しくは、取引明細サーバ20は、POS端末10から取引明細情報を受信する。また、取引明細サーバ20は、所定時刻等に、所定期間内の取引日時の取引明細情報をテナント管理サーバ30に送信する。なお、POS端末10が売上を送信する対象の所定期間と、取引明細サーバ20が取引明細情報を送信する対象の所定期間とは同一の期間が指定されている。また、所定期間は、一日であってもよいし、一週間であってもよいし、これら以外の期間であってもよい。
テナント管理サーバ30は、ショッピングセンターを運営するデベロッパーの事業所等に設置されるパーソナルコンピュータや、サーバ装置等である。例えば、テナント管理サーバ30は、複数台のサーバ装置等により形成されていてもよい。さらに、テナント管理サーバ30は、ハードウェアやソフトウェア等のコンピュータ資源を提供するクラウドサービス等により提供されるものであってもよい。
例えば、テナント管理サーバ30は、各テナントの売上実績の管理業務を支援する。テナント管理サーバ30は、所定期間内の売上を精算した精算情報をPOS端末10から受信する。また、テナント管理サーバ30は、所定期間内の取引日時の取引明細情報を取引明細サーバ20から受信する。テナント管理サーバ30は、それぞれ同一の所定期間内について、精算情報の在高合計額と、取引明細情報の取引額の合計を示す取引合計額とをテナントごとに精査する。そして、テナント管理サーバ30は、精査結果に差異がある場合には、テナントごとに精査結果を表示する画面に、差異があることを示す記号を表示する。これにより、テナント管理サーバ30は、差異が発生した原因の確認を求める。
次に、テナント管理システム1が備えるPOS端末10と、取引明細サーバ20と、テナント管理サーバ30とのハードウェア構成について説明する。
図2は、POS端末10のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。POS端末10は、制御部101、記憶部102、通信インタフェース103、キーボード104、スキャナ装置105、第1表示部106、第2表示部107、印字部108、カードリーダライタ109、及び非接触リーダライタ110を備える。これら各部は、データバスやアドレスバス等のシステムバス111を介して相互に接続している。
制御部101は、POS端末10の全体の動作を制御し、POS端末10が有する各種の機能を実現するコンピュータである。制御部101は、CPU(Central Processing Unit)と、ROM(Read Only Memory)と、RAM(Random Access Memory)とを備える。CPUは、POS端末10の動作を統括的に制御する。ROMは、各種プログラムやデータを記憶する記憶媒体である。RAMは、各種プログラムや各種データを一時的に記憶する記憶媒体である。そして、CPUは、RAMをワークエリア(作業領域)としてROM又は記憶部102等に格納されたプログラムを実行する。
記憶部102は、HDD(Hard Disk Drive)やSSD(Solid State Drive)などの記憶装置である。記憶部102は、制御プログラム112を記憶する。制御プログラム112は、オペレーティングシステムや、POS端末10が備えている機能を発揮させるためのプログラムである。制御プログラム112には、本実施形態に係る特徴的な機能を発揮させるプログラムが含まれる。
通信インタフェース103は、ネットワークを介して、取引明細サーバ20や、テナント管理サーバ30や決済サーバ40等と通信するためのインタフェースである。
キーボード104は、POS端末10を操作する各種キーを備える。
スキャナ装置105は、コードシンボルにより示されている情報を読み取る。例えば、スキャナ装置105は、商品を識別可能な識別情報である商品コードを読み取る。
第1表示部106は、表示面上にタッチパネルが積層された液晶表示装置等である。第1表示部106は、例えば、テナントの店員に向けて各種画面を表示する。第2表示部107は、表示面上にタッチパネルが積層された液晶表示装置等である。第2表示部107は、例えば、顧客に向けて各種画面を表示する。
印字部108は、取引内容やポイント状況等が示されたレシート等を用紙に印字するプリンタである。
カードリーダライタ109は、カードに付されている磁性体等の記憶媒体が記憶する情報の読み取り及び書き込みを実行する装置である。例えば、カードリーダライタ109は、クレジットカードに付されている磁性体等の記憶媒体に対して各種情報の読み取り及び書き込みを実行する。
非接触リーダライタ110は、NFC(Near Field Communication)等の近距離無線通信により、非接触ICカードや携帯端末のICタグに対して、情報の書き込み及び読み取りを実行する。例えば、非接触リーダライタ110は、電子マネーのICカードや携帯端末のICタグに対して、各種情報の書き込み及び読み取りを実行する。
図3は、取引明細サーバ20のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。取引明細サーバ20は、制御部201と、記憶部202と、通信インタフェース203と、操作部204、表示部205とを備える。これら各部は、データバスやアドレスバス等のシステムバス207を介して相互に接続している。
制御部201は、取引明細サーバ20の全体の動作を制御し、取引明細サーバ20が有する各種の機能を実現するコンピュータである。制御部201は、CPUと、ROMと、RAMとを備える。CPUは、取引明細サーバ20の動作を統括的に制御する。ROMは、各種プログラムやデータを記憶する記憶媒体である。RAMは、各種プログラムや各種データを一時的に記憶する記憶媒体である。そして、CPUは、RAMをワークエリア(作業領域)としてROM又は記憶部202等に格納されたプログラムを実行する。
記憶部202は、HDDやSSDなどの記憶装置である。記憶部202は、制御プログラム208と、取引明細テーブル209とを記憶する。なお、取引明細テーブル209は、他の装置が記憶していてもよい。
制御プログラム208は、オペレーティングシステムや、取引明細サーバ20が備えている機能を発揮させるためのプログラムである。制御プログラム208には、本実施形態に係る特徴的な機能を発揮させるプログラムが含まれる。
図4は、取引明細テーブル209のデータ構成の一例を示す説明図である。取引明細テーブル209は、各テナントに設置された各POS端末10から送信された一又は複数の取引明細情報を記憶するテーブルである。取引明細情報には、取引コードと、取引日時と、決済方式と、事業者コードと、取引区分と、取引額情報とが含まれている。取引コードは、取引を識別可能な識別情報である。取引日時は、取引が行われた日時を示す情報である。決済方式は、取引での支払い方式を示す情報である。決済方式は、例えば、現金、電子マネー、クレジットカード等を示す情報である。事業者コードは、例えば決済方式が電子マネーや、クレジットカード等の場合に電子マネーや、クレジットカードを発行する事業者を識別可能な識別情報である。取引区分は、取引内容の区分を示す情報である。取引区分は、例えば顧客が商品等を購入した場合に顧客から代金を受け取る売上や、顧客が購入の取消や返品等を希望した場合に代金を顧客に返す返金等が含まれる。取引額情報は、取引での売上金額や返金金額等を示す情報である。
通信インタフェース203は、ネットワークを介して、POS端末10やテナント管理サーバ30と通信するためのインタフェースである。
操作部204は、例えばキーボードやマウス等の入力装置である。表示部205は、例えば液晶表示装置等である。また、取引明細サーバ20は、操作部204と表示部205とが一体となったタッチパネルディスプレイ等を備えていてもよい。
図5は、テナント管理サーバ30のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。テナント管理サーバ30は、制御部301と、記憶部302と、通信インタフェース303と、操作部304と、表示部305とを備える。これら各部は、データバスやアドレスバス等のシステムバス307を介して相互に接続している。
制御部301は、テナント管理サーバ30の全体の動作を制御し、テナント管理サーバ30が有する各種の機能を実現するコンピュータである。制御部301は、CPUと、ROMと、RAMとを備える。CPUは、テナント管理サーバ30の動作を統括的に制御する。ROMは、各種プログラムやデータを記憶する記憶媒体である。RAMは、各種プログラムや各種データを一時的に記憶する記憶媒体である。そして、CPUは、RAMをワークエリア(作業領域)としてROM又は記憶部302等に格納されたプログラムを実行する。
記憶部302は、HDDやSSDなどの記憶装置である。記憶部302は、制御プログラム308を記憶する。制御プログラム308は、オペレーティングシステムや、テナント管理サーバ30が備えている機能を発揮させるためのプログラムである。制御プログラム308には、本実施形態に係る特徴的な機能を発揮させるプログラムが含まれる。
通信インタフェース303は、ネットワークを介して、POS端末10や取引明細サーバ20と通信するためのインタフェースである。
操作部304は、例えばキーボードやマウス等の入力装置である。表示部305は、例えば液晶表示装置等である。また、テナント管理サーバ30は、操作部304と表示部305とが一体となったタッチパネルディスプレイ等を備えていてもよい。
次に、テナント管理システム1が備える各種装置の特徴的な機能について説明する。ここで、図6は、テナント管理システム1が備える各種装置の特徴的な機能構成の一例を示すブロック図である。
POS端末10の制御部101は、記憶部102の制御プログラム112をRAMに展開し、制御プログラム112に従って動作することで、図6に示す各機能部をRAM上に生成する。具体的には、POS端末10の制御部101は、機能部として、通信制御部1001と、販売登録部1002と、会計処理部1003と、決済処理部1004と、取引明細管理部1005と、精算管理部1006とを備える。
通信制御部1001は、通信インタフェース103を制御して、取引明細サーバ20や、テナント管理サーバ30や、決済サーバ40等のネットワークに接続された装置との通信を制御する。
販売登録部1002は、顧客に販売する商品を登録する販売登録を制御する。例えば、販売登録部1002は、スキャナ装置105がコードシンボルから読み取った商品コードの商品を販売登録する。
会計処理部1003は、販売登録部1002が販売登録した商品の会計処理を制御する。例えば、会計処理部1003は、販売登録部1002が販売登録した商品の合計価格を算出する。また、会計処理部1003は、顧客から受領した金額から合計価格を減算してお釣りを算出する。
決済処理部1004は、電子マネーやクレジットカードによる支払いを選択する操作を受け付けた場合に、選択された決済方式による決済を制御する。例えば、決済処理部1004は、電子マネーによる決済が選択された場合に非接触リーダライタ110を制御して、電子マネーのICタグに対して各種情報の読み出しや書き込みを実行する。これにより、決済処理部1004は、会計処理部1003が算出した合計価格の決済を実行する。または、決済処理部1004は、クレジットカードによる決済が選択された場合にカードリーダライタ109を制御して、クレジットカードの記憶媒体に対して各種情報の読み出しや書き込みを実行する。これにより、決済処理部1004は、会計処理部1003が算出した合計価格の決済を実行する。さらに、決済処理部1004は、電子マネーのICタグやクレジットカードの記憶媒体から読み出した情報に基づいて、支払われた合計価格を請求する請求情報を決済サーバ40まで通信制御部1001に送信させる。
取引明細管理部1005は、一取引が完了した場合に、取引の明細を示した取引明細情報を生成する。そして、取引明細管理部1005は、生成した取引明細情報を取引明細サーバ20まで通信制御部1001に送信させる。
精算管理部1006は、所定期間の売上等の情報をテナント管理サーバ30まで送信する精算処理を制御する。精算管理部1006は、所定の日時になった場合に、POS端末10の所定期間の売上等の情報が含まれる精算情報を生成する。ここで、精算情報には、決済方式ごとの売上の合計額と、返金の合計額とが含まれている。そして、決済方式が電子マネーやクレジットカードの場合、精算情報には、所定期間内の取引のうち請求情報の送信に成功した取引の売上額の合計を示した在高合計額と、所定期間内の取引で返金した返金額の合計を示した返金合計額とが含まれている。なお、所定期間は、一日であってもよいし、一週間であってもよいし、これら以外の期間であってもよい。そして、精算管理部1006は、生成した精算情報を通信制御部1001にテナント管理サーバ30まで送信させる。
なお、テナントに設置されたPOS端末10の台数が一台の場合、精算管理部1006は、そのPOS端末10の精算情報を、テナントの売上等が示された精算情報として通信制御部1001に送信させる。テナントに設置されたPOS端末10の台数が複数台の場合、精算管理部1006は、各POS端末10で生成された精算情報を集約して、集約した精算情報をテナントの売上等が示された精算情報として通信制御部1001に送信させる。なお、テナントに設置されたPOS端末10の台数が複数台の場合であっても、各POS端末10は、個別にテナント管理サーバ30まで送信してもよい。この場合には、テナント管理サーバ30が精算情報を集約すればよい。
取引明細サーバ20の制御部201は、記憶部202の制御プログラム208をRAMに展開し、制御プログラム208に従って動作することで、図6に示す各機能部をRAM上に生成する。具体的には、取引明細サーバ20の制御部201は、機能部として、通信制御部2001と、記憶制御部2002と、取引明細転送部2003とを備える。
通信制御部2001は、通信インタフェース203を制御して、POS端末10や、テナント管理サーバ30等のネットワークに接続された装置との通信を制御する。
記憶制御部2002は、通信制御部2001が取引明細情報を受信した場合に、受信した取引明細情報を取引明細テーブル209に書き込む。記憶制御部2002は、取引明細転送部2003等の要求に応じて取引明細テーブル209に記憶された取引明細情報を読み出す。
取引明細転送部2003は、テナント管理サーバ30に対する取引明細情報の転送を制御する。例えば、取引明細転送部2003は、所定の日時になった場合に、所定期間内の取引日時の取引明細情報を記憶制御部2002に取引明細テーブル209から抽出させる。取引明細転送部2003は、抽出された取引明細情報をテナント管理サーバ30まで通信制御部2001に送信させる。
テナント管理サーバ30の制御部301は、記憶部302の制御プログラム308をRAMに展開し、制御プログラム308に従って動作することで、図6に示す各機能部をRAM上に生成する。具体的には、テナント管理サーバ30の制御部301は、機能部として、通信制御部3001と、操作制御部3002と、精査制御部3003と、表示制御部3004とを備える。
通信制御部3001は、第1入力手段、及び第2入力手段の一例である。通信制御部3001は、通信インタフェース303を制御して、POS端末10や、取引明細サーバ20等のネットワークに接続された装置との通信を制御する。例えば、通信制御部3001は、POS端末10から精算情報を受信する。精算情報には、テナントの所定期間の決済方式ごとの売上の合計額を示す在高合計額が含まれている。従って、通信制御部3001は、テナントごとの所定期間内の所定決済方式による売上の合計を示す合計額の入力を受け付けることができる。また、通信制御部3001は、取引明細サーバ20から所定期間内の一又は複数の取引明細情報を受信する。取引明細情報には、取引の決済方式を示す情報が含まれている。従って、通信制御部3001は、テナントごとの所定期間内の所定決済方式による各取引の取引明細の入力を受け付けることができる。
操作制御部3002は、第1操作制御手段及び第2操作制御手段の一例である。操作制御部3002は、操作部304を制御して、各種操作を受け付ける。例えば、操作制御部3002は、各種画面を表示させる操作を受け付ける。また、操作制御部3002は、通信制御部3001が受信した取引明細情報が所定期間内に行われた取引の取引明細であることを確定する操作を受け付ける。
精査制御部3003は、算出手段及び比較手段の一例である。精査制御部3003は、通信制御部3001がPOS端末10から受信した精算情報の在高合計額と、通信制御部3001が取引明細サーバ20から受信した取引明細情報の合計額とを比較する。そして、精査制御部3003は、比較結果に差額があるかを精査する。さらに詳しくは、精査制御部3003は、通信制御部3001が取引明細サーバ20から所定期間内の取引明細情報を受信した場合に、受信した取引明細情報の取引額を合計する。そして、精査制御部3003は、通信制御部3001がPOS端末10から受信した精算情報の在高合計額から、合計した取引額を減算することで差額を算出する。このように、精査制御部3003は、取引明細情報が所定期間内に行われた取引の取引明細であることを確定する操作を操作制御部3002が受け付ける前の取引明細情報の取引額の合計額を減算する。従って、精査制御部3003は、操作制御部3002が操作を受け付けていなくても差額を算出することができる。
表示制御部3004は、表示制御手段の一例である。表示制御部3004は、表示部305を制御して、各種画面を表示させる。例えば、表示制御部3004は、業務選択画面G1を表示させる。ここで、図7は、業務選択画面G1の一例を説明する説明図である。業務選択画面G1は、操作者が実施する業務を選択する画面である。業務選択画面G1には、精査状況表示ボタンG11と、取引明細精査ボタンG12と、取引明細精査対象選択欄G121と、取引明細確定ボタンG13と、内訳入力ボタンG14と、内訳入力対象選択欄G141とを備える。
精査状況表示ボタンG11は、精査状況表示画面G2(図8参照)を表示させる操作を受け付けるボタンである。取引明細精査ボタンG12は、取引明細精査画面G3(図9参照)を表示させる操作を受け付けるボタンである。取引明細精査対象選択欄G121は、電子マネーとクレジットカードとの何れの取引明細精査画面G3を表示させるかを選択させる表示領域である。取引明細精査対象選択欄G121には、電子マネーラジオボタンとクレジットカードラジオボタンとが含まれている。そして、電子マネーラジオボタンとクレジットカードラジオボタンとの何れか一方を選択することができる。なお、図7に示す取引明細精査対象選択欄G121は、電子マネーの取引明細精査画面G3を表示させることが選択された状態を示している。取引明細確定ボタンG13は、取引明細確定画面G4(図10参照)を表示させる操作を受け付けるボタンである。内訳入力ボタンG14は、内訳入力画面G5(図11参照)を表示させる操作を受け付けるボタンである。内訳入力対象選択欄G141は、電子マネーとクレジットカードとの何れの内訳入力画面G5を表示させるかを選択させる表示領域である。内訳入力対象選択欄G141には、電子マネーラジオボタンとクレジットカードラジオボタンとが含まれている。そして、電子マネーラジオボタンとクレジットカードラジオボタンとの何れか一方を選択することができる。なお、図7に示す内訳入力対象選択欄G141は、電子マネーの内訳入力画面G5を表示させることが選択された状態を示している。
表示制御部3004は、業務選択画面G1において操作制御部3002が精査状況表示ボタンG11を押下する操作を受け付けた場合に、精査状況表示画面G2を表示させる。ここで、図8は、精査状況表示画面G2の一例を説明する説明図である。精査状況表示画面G2は、精査結果に差額があるか否かをテナントごとに表示する画面である。すなわち、精査状況表示画面G2は、精算情報の在高合計額と、取引明細情報の合計額とに差額があるか否かを表示する画面である。精査状況表示画面G2には、勘定日付欄G21と、差額一覧G22と、戻るボタンG23とが含まれている。
勘定日付欄G21は、精査対象の日付を表示する表示欄である。差額一覧G22には、明細確定状態欄G221と、差額件数欄G222と、詳細一覧G223とが含まれている。明細確定状態欄G221は、決済方式ごとに取引明細の確定状態を表示する表示欄である。明細確定状態には、精査対象外と、精査対象と、確定済みと、ハイフンとがある。精査対象外は、精算情報と、取引明細情報との少なくとも何れか一方を未だ受信していない場合に表示される。精査対象は、精算情報と、取引明細情報とが精査中である場合に表示される。確定済みは、精査が完了し、取引明細情報が確定済みである場合に表示される。ハイフンは、取引明細を手動にて入力する場合に表示される。差額件数欄G222は、差額が発生するテナント数が表示される表示欄である。
詳細一覧G223は、テナント及び決済方式ごとに差額があるか否かを表示する一覧である。差額一覧G22には、テナントを識別可能な識別情報であるテナントコードと、テナント名称と、差額の有無を示す記号とを対応付けて表示される。これにより、差額一覧G22は、何れのテナントに差額があるかを識別可能にしている。さらに詳しくは、詳細一覧G223には、在高合計額と、取引明細情報の合計額とに差額がある場合に、差額があるテナントの差額がある決済方式のセルに差額があることを示す差額情報が表示される。一方、詳細一覧G223には、差額がない決済方式のセルには差額情報は表示されない。図8に示す差額情報は、差額の有無を三角形の記号により表現されているが、差額情報は、差額自体を示す数値であってもよいし、差額を示す文字であってもよい。なお、図8に示す詳細一覧G223は、クレジットカードについては精査対象外であるため精査対象が無いことにより各テナントについて差額ありの状態を示しており、電子マネーについてはテナントBについて差額ありの状態を示している。
このように、精査制御部3003は、精算情報の在高合計額と、取引明細情報が所定期間内に行われた取引の取引明細であることを確定する操作を操作制御部3002が受け付ける前の取引明細情報の取引額の合計額とを比較する。よって、精査制御部3003は、操作制御部3002が確定する操作を受け付けていなくても差額を算出することができる。従って、表示制御部3004は、取引明細情報が所定期間内に行われた取引の取引明細であることを確定する操作を操作制御部3002が受け付ける前であっても、精査結果を表示することができる。
また、表示制御部3004は、操作制御部3002が詳細一覧G223の差額情報を表示させる表示領域を選択する操作を受け付けたことを条件に、選択された表示領域に応じた決済方式の取引明細精査画面G3を表示させる。例えば、表示制御部3004は、操作制御部3002がクレジットカードの列の何れかのセルを選択する操作を受け付けた場合に、クレジットカードの取引明細精査画面G3を表示させる。また、表示制御部3004は、操作制御部3002が電子マネーの列の何れかのセルを選択する操作を受け付けた場合に、電子マネーの取引明細精査画面G3を表示させる。戻るボタンG23は、業務選択画面G1を表示させる操作を受け付けるボタンである。
表示制御部3004は、業務選択画面G1において操作制御部3002が取引明細精査ボタンG12を押下する操作を受け付けた場合に、取引明細精査対象選択欄G121で選択された決済方式の取引明細精査画面G3を表示させる。また、表示制御部3004は、操作制御部3002が精査状況表示画面G2の詳細一覧G223のクレジットカードの列のセルを選択する操作を受け付けた場合に、クレジットカードの取引明細精査画面G3を表示させる。また、表示制御部3004は、操作制御部3002が精査状況表示画面G2の詳細一覧G223の電子マネーの列のセルを選択する操作を受け付けた場合に、電子マネーの取引明細精査画面G3を表示させる。
ここで、図9は、取引明細精査画面G3の一例を説明する説明図である。取引明細精査画面G3は、テナントごとに精査対象の各金額を表示した画面である。なお、図9に示す取引明細精査画面G3は、電子マネーの取引明細精査画面G3を示している。取引明細精査画面G3には、勘定日付欄G31と、金額一覧G32と、戻るボタンG33とが含まれている。
勘定日付欄G31は、精査対象の日付を表示する表示欄である。金額一覧G32は、テナントごとに精査対象の各金額を表示する一覧である。金額一覧G32は、テナントコードと、テナント名称と、在高と、枚数と、明細と、差額とが表示される。テナントコードは、対象のテナントの識別情報である。テナント名称は、対象のテナントの名称である。在高は、POS端末10から受信した精算情報に含まれている在高合計額である。枚数は、取引明細の枚数である。すなわち、枚数は、取引明細サーバ20から受信した取引明細情報の個数である。明細は、取引明細サーバ20から受信した取引明細情報に含まれる取引額情報が示している取引額の合計額である。差額は、在高に表示された在高合計額から明細に表示された取引額の合計額を減算した金額である。戻るボタンG23は、業務選択画面G1を表示させる操作を受け付けるボタンである。
また、表示制御部3004は、業務選択画面G1において操作制御部3002が取引明細確定ボタンG13を押下する操作を受け付けた場合に取引明細確定画面G4を表示させる。ここで、図10は、取引明細確定画面G4の一例を説明する説明図である。取引明細確定画面G4は、精査対象の取引明細が所定の期間内に行われた取引の取引明細であることを確定する操作を受け付ける画面である。図10に示す取引明細確定画面G4は、所定の期間として各日付に行われた取引の取引明細であることを確定する操作を受け付けることを示している。
取引明細確定画面G4には、年月欄G41と、確定日付一覧G42と、戻るボタンG43とが含まれている。年月欄G41は、確定する日付が属する年の月を表示する表示欄である。確定日付一覧G42は、各決済方式に対して、年月欄G41が表示している年の月の日付ごとに、取引明細の確定状態を示した記号を表示する一覧である。確定状態は、確定済みと、精査対象と、店休日とに大別される。確定済みは、取引明細が各日付に行われた取引の取引明細の確定が完了している状態であることを示している。精査対象は、取引明細の精査中であることを示している。店休日は、テナントが休みであったことを示している。なお、図10に示す確定日付一覧G42は、2017年9月の一覧を示している。
操作制御部3002は、取引明細確定画面G4において確定操作を受け付ける。例えば、操作制御部3002は、確定日付一覧G42の精査対象を示す記号を押下する操作を、記号の決済日に行われた取引の取引明細を確定する操作として受け付ける。なお、操作制御部3002は、精査対象を示す記号を押下する操作に限らず、精査対象を示す記号を押下した場合に表示される確認画面で、精査対象を示す記号の決済日に行われた取引の取引明細を確定する操作として受け付けてもよい。また、操作制御部3002は、取引明細確定画面G4に設けられた操作子を押下する操作を、精査対象を示す記号の決済日に行われた取引の取引明細を確定する操作として受け付けてもよい。戻るボタンG43は、業務選択画面G1を表示させる操作を受け付けるボタンである。
また、表示制御部3004は、業務選択画面G1において操作制御部3002が内訳入力ボタンG14を押下する操作を受け付けた場合に、内訳入力対象選択欄G141で選択された決済方式の内訳入力画面G5を表示させる。ここで、図11は、内訳入力画面G5の一例を説明する説明図である。内訳入力画面G5は、指定されたテナントについて、入力された在高と、取引明細との内訳を表示する画面である。なお、図11に示す内訳入力画面G5は、電子マネーの内訳入力画面G5を示している。
内訳入力画面G5には、勘定日付欄G51と、テナントコード欄G52と、合計欄G53と、入力一覧G54と、戻るボタンG55とが含まれている。勘定日付欄G51は、対象の日付を表示する表示欄である。テナントコード欄G52は、対象のテナントのテナントコードを入力する入力欄である。
合計欄G53は、入力された在高と、取引明細の各内訳の合計額を表示する欄である。合計欄G53には、金額(在高)と、枚数(確定)と、金額(確定)と、差額とが表示される。金額(在高)は、POS端末10から受信した精算情報の在高合計額である。枚数(確定)は、確定された取引明細の個数である。金額(確定)は、確定された取引明細の取引額の合計額である。差額は、金額(在高)と金額(確定)との差額である。なお、枚数(確定)と、金額(確定)とは、取引明細確定画面G4において、精査対象の取引明細が所定の期間内に行われた取引の取引明細であることを確定する操作を操作制御部3002が受け付けたことを条件に各値が設定される。
入力一覧G54は、取引明細確定画面G4で精査対象の取引明細が所定の期間内に行われた取引の取引明細であることを確定する操作を受け付けたことを条件に、確定された取引明細に含まれる各種情報を表示する一覧である。すなわち、入力一覧G54は、取引明細サーバ20から受信した取引明細情報に含まれる各種情報を表示する一覧である。入力一覧G54には、事業者コードと、事業者名称と、取引区分と、枚数と、金額と、メモとが含まれている。事業者コードは、電子マネーを発行する事業者を識別可能な識別情報である。事業者名称は、電子マネーを発行する事業者の名称である。取引区分は、電子マネーの取引の区分を示す情報である。取引区分には、例えば顧客が商品等を購入した場合に顧客から代金を受け取る売上や、顧客が購入の取消や返品等を希望した場合に代金を顧客に返す返金等が含まれる。枚数は、該当する取引明細の個数を示す情報である。金額は、該当する取引明細の取引額の合計を示す情報である。メモは、メモ書きを表示する欄である。なお、入力一覧G54は、操作制御部3002が入力一覧G54を更新する操作を受け付けた場合には、受け付けた操作により指定された数値や文字が表示される。戻るボタンG55は、業務選択画面G1を表示させる操作を受け付けるボタンである。
次に、テナント管理サーバ30が実行する画面表示処理について説明する。ここで、図12は、本実施形態のテナント管理サーバ30が実行する画面表示処理の一例を示すフローチャートである。
表示制御部3004は、業務選択画面G1を表示部305に表示させる(ステップS1)。
操作制御部3002は、業務選択画面G1の精査状況表示ボタンG11を押下する操作を受け付けたか否かを判定する(ステップS2)。精査状況表示ボタンG11を押下する操作を受け付けたことを条件に(ステップS2;Yes)、表示制御部3004は、精査状況表示画面G2を表示させる(ステップS3)。
操作制御部3002は、精査状況表示画面G2の戻るボタンG23を押下する操作を受け付けたか否かを判定する(ステップS4)。戻るボタンG23を押下する操作を受け付けたことを条件に(ステップS4;Yes)、表示制御部3004は、ステップS1に戻り業務選択画面G1を表示させる。
戻るボタンG23を押下する操作を受け付けていないことを条件に(ステップS4;No)、操作制御部3002は、詳細一覧G223のセルを押下する操作を受け付けたか否かを判定する(ステップS5)。詳細一覧G223のセルを押下する操作を受け付けていないことを条件に(ステップS5;No)、テナント管理サーバ30は、ステップS4に移行する。
詳細一覧G223のセルを押下する操作を受け付けたことを条件に(ステップS5;Yes)、表示制御部3004は、ステップS7に移行して、押下されたセルの列の決済方式の取引明細精査画面G3を表示させる。
精査状況表示ボタンG11を押下する操作を受け付けていないことを条件に(ステップS2;No)、操作制御部3002は、取引明細精査ボタンG12を押下する操作を受け付けたか否かを判定する(ステップS6)。取引明細精査ボタンG12を押下する操作を受け付けたことを条件に(ステップS6;Yes)、表示制御部3004は、取引明細精査対象選択欄G121で選択された決済方式の取引明細精査画面G3を表示させる(ステップS7)。
操作制御部3002は、取引明細精査画面G3の戻るボタンG33を押下する操作を受け付けたか否かを判定する(ステップS8)。戻るボタンG33を押下する操作を受け付けていないことを条件に(ステップS8;No)、テナント管理サーバ30は、待機する。一方、戻るボタンG33を押下する操作を受け付けたことを条件に(ステップS8;Yes)、表示制御部3004は、ステップS1に戻り業務選択画面G1を表示させる。
取引明細精査ボタンG12を押下する操作を受け付けていないことを条件に(ステップS6;No)、操作制御部3002は、取引明細確定ボタンG13を押下する操作を受け付けたか否かを判定する(ステップS9)。取引明細確定ボタンG13を押下する操作を受け付けたことを条件に(ステップS9;Yes)、表示制御部3004は、取引明細確定画面G4を表示させる(ステップS10)。
操作制御部3002は、取引明細確定画面G4の戻るボタンG43を押下する操作を受け付けたか否かを判定する(ステップS11)。戻るボタンG43を押下する操作を受け付けていないことを条件に(ステップS11;No)、テナント管理サーバ30は、待機する。一方、戻るボタンG43を押下する操作を受け付けたことを条件に(ステップS11;Yes)、表示制御部3004は、ステップS1に戻り業務選択画面G1を表示させる。
取引明細確定ボタンG13を押下する操作を受け付けていないことを条件に(ステップS9;No)、操作制御部3002は、内訳入力ボタンG14を押下する操作を受け付けたか否かを判定する(ステップS12)。内訳入力ボタンG14を押下する操作を受け付けていないことを条件に(ステップS12;No)、テナント管理サーバ30は、ステップS2に移行する。
内訳入力ボタンG14を押下する操作を受け付けたことを条件に(ステップS12;Yes)、表示制御部3004は、内訳入力対象選択欄G141で選択された決済方式の内訳入力画面G5を表示させる(ステップS13)。
操作制御部3002は、内訳入力画面G5の戻るボタンG55を押下する操作を受け付けたか否かを判定する(ステップS14)。戻るボタンG55を押下する操作を受け付けていないことを条件に(ステップS14;No)、テナント管理サーバ30は、待機する。一方、戻るボタンG55を押下する操作を受け付けたことを条件に(ステップS14;Yes)、表示制御部3004は、ステップS1に戻り業務選択画面G1を表示させる。
以上のように、本実施形態に係るテナント管理サーバ30によれば、通信制御部3001は、例えば、POS端末10から決済方式ごとの一日の売上の合計を含む精算情報を受信する。また、通信制御部3001は、例えば、取引明細サーバ20から一日分の取引明細を受信する。精査制御部3003は、精算情報に含まれる在高合計額と、一日分の取引明細の取引額との合計額との差額を算出する。そして、表示制御部3004は、差額がある場合に、精査状況表示画面G2の詳細一覧G223に差額があることを示す記号を表示させる。従って、表示制御部3004は、所定期間内の取引の売上に差額があることを表示することができる。
さらに、テナント管理サーバ30は、差額があることを示す記号の表示において、取引明細が所定期間内に行われた取引の明細を確定する操作を必要としない。よって、テナント管理サーバ30は、売上実績の確認の作業負担を軽減することができる。さらに、テナント管理サーバ30は、精査状況表示画面G2の詳細一覧G223のセルが押下された場合に、取引明細精査画面G3を表示する。よって、テナント管理サーバ30は、売上実績の確認の操作性を向上することができる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
また、上記実施形態では、テナント管理サーバ30は、業務選択画面G1、精査状況表示画面G2、取引明細精査画面G3、取引明細確定画面G4、及び内訳入力画面G5等の各種画面を表示部305に表示させると説明している。しかしながら、これらの各種画面は、ネットワークに接続された他の装置の表示部に表示されてもよい。この場合には、テナント管理サーバ30は、各種画面を表示させる画面情報を他の装置に送信すればよい。
上記実施形態や変形例の各装置で実行されるプログラムは、各装置が備える記憶媒体(ROM又は記憶部)に予め組み込んで提供するものとするが、これに限らないものとする。例えば、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルでCD−ROM、フレキシブルディスク(FD)、CD−R、DVD(Digital Versatile Disk)等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録して提供するように構成してもよい。さらに、記憶媒体は、コンピュータ或いは組み込みシステムと独立した媒体に限らず、LANやインターネット等により伝達されたプログラムをダウンロードして記憶又は一時記憶した記憶媒体も含まれる。
また、上記実施形態や変形例の各装置で実行されるプログラムをインターネット等のネットワークに接続されたコンピュータ上に格納し、ネットワーク経由でダウンロードさせることにより提供するように構成してもよいし、インターネット等のネットワーク経由で提供又は配布するように構成してもよい。
1 テナント管理システム
10 POS端末
20 取引明細サーバ
30 テナント管理サーバ
40 決済サーバ
1001、2001、3001 通信制御部
1002 販売登録部
1003 会計処理部
1004 決済処理部
1005 取引明細管理部
1006 精算管理部
2002 記憶制御部
2003 取引明細転送部
3002 操作制御部
3003 精査制御部
3004 表示制御部
特開平11−250132号公報

Claims (6)

  1. テナントごとに所定期間内の所定決済方式による売上の合計を示す第1合計額の入力を受け付ける第1入力手段と、
    前記テナントごとに所定期間内の所定決済方式による各取引の取引明細の入力を受け付ける第2入力手段と、
    前記第2入力手段が受け付けた前記取引明細に含まれる取引額の合計を示す第2合計額を算出する算出手段と、
    前記第1合計額と、前記第2合計額とをテナントごとに比較する比較手段と、
    前記比較手段が比較した比較結果に基づいて、前記第1合計額と、前記第2合計額との差額を示す差額情報をテナントごとに表示させる表示制御手段と、
    を備えるテナント管理サーバ。
  2. 前記差額情報の表示領域を選択する操作を受け付ける第1操作制御手段を更に備え、
    前記表示制御手段は、前記第1操作制御手段が前記表示領域を選択する操作を受け付けたことを条件に、前記第1合計額と、前記第2合計額と、前記差額とが含まれる画面を表示させる、
    請求項1に記載のテナント管理サーバ。
  3. 前記第2入力手段が受け付けた前記取引明細が所定期間内に行われた取引の取引明細であることを確定する操作を受け付ける第2操作制御手段を更に備え、
    前記比較手段は、前記第1合計額と、前記第2操作制御手段が確定する操作を受け付ける前の前記取引明細の合計を示す前記第2合計額とを比較する、
    請求項1又は2に記載のテナント管理サーバ。
  4. 前記表示制御手段は、前記差額情報と、前記取引明細が確定されているかを示した確定状態とを同一画面に表示させる、
    請求項3に記載のテナント管理サーバ。
  5. 前記表示制御手段は、前記差額情報として差額があることを示す記号を表示させる、
    請求項1乃至4の何れか一項に記載のテナント管理サーバ。
  6. コンピュータを、
    テナントごとに所定期間内の所定決済方式による売上の合計を示す第1合計額の入力を受け付ける第1入力手段と、
    前記テナントごとに所定期間内の所定決済方式による各取引の取引明細の入力を受け付ける第2入力手段と、
    前記第2入力手段が受け付けた前記取引明細に含まれる取引額の合計を示す第2合計額を算出する算出手段と、
    前記第1合計額と、前記第2合計額とをテナントごとに比較する比較手段と、
    前記比較手段が比較した比較結果に基づいて、前記第1合計額と、前記第2合計額との差額を示す差額情報をテナントごとに表示させる表示制御手段と、
    して機能させるためのプログラム。
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