JP2019058227A - IoT計測器、健康SNSプラットフォーム、および、健康サービスシステム - Google Patents

IoT計測器、健康SNSプラットフォーム、および、健康サービスシステム Download PDF

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Abstract

【課題】企業における従業員等の血圧や脈拍等の健康データ(バイタルデータ)を自動的に計測してクラウドサーバに記録することが可能なIoT計測器を提供する。【解決手段】ユーザの顔を撮影するためのカメラと、ユーザが指を載置するための指載置部とを備え、インターネットを介してクラウドサーバ10と情報のやりとりを行うIoT計測器2であって、カメラにより撮影された前記ユーザの顔を認識する顔認識部25と、顔認識部25により認識されたユーザの顔と、予め登録されている複数人の顔認証用データとの照合を行うことにより、ユーザの名前を判定するユーザ判定部27と、指載置部に置かれたユーザの指から、当該ユーザの健康データを検出する健康データ検出部28と、健康データ検出部28で検出された健康データを、ユーザ判定部27で判定されたユーザの名前と対応づけてクラウドサーバ10に送信する健康データ送信部29とを備える。【選択図】図3

Description

この発明は、施設や工場等の共有場所において健康データ(バイタルデータ)を計測するIoT計測器、健康SNSプラットフォーム、および、健康サービスシステムに関するものである。
近年では、医療の発達により、長寿化が進んでいるが、誰しも健康に長生きしたいと思っており、健康に関心がある人や、健康に関して悩んでいる人が多く、自身の健康データ(バイタルデータ)を計測するウェアラブルデバイスなども普及しつつある(例えば、特許文献1参照)。
特開2013−212315号公報
一方、最近では、介護施設における利用者の健康管理や、企業における従業員の健康維持・保持・増進を行おうとする施設や企業が増えているが、施設や企業などが健康管理の促進をはかっても、利用者や従業員など各個人が毎日継続して健康データ(バイタルデータ)を計測するか否かには個人差があり、すべての人の健康データ(バイタルデータ)を毎日取得することはできず、健康管理が難しいという課題があった。
また、健康に関して悩んでいる人にとっては、健康データ(バイタルデータ)を計測して健康管理を行ったとしても、病気の患者やその家族などの健康に関する悩みや不安を解消することは難しいという課題もあった。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、介護施設における利用者や企業における従業員等の血圧、脈拍、心拍数などの健康データ(バイタルデータ)を自動的に計測してクラウドサーバに記録することが可能なIoT計測器、病気の患者やその家族などの健康に関する悩みや不安を解消することが可能な健康SNSプラットフォーム、および、健康サービスシステムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、この発明は、ユーザの顔を撮影するためのカメラと、前記ユーザが指を載置するための指載置部とを備え、インターネットを介してクラウドサーバと情報のやりとりを行うIoT計測器であって、前記カメラにより撮影された前記ユーザの顔を認識する顔認識部と、前記顔認識部により認識された前記ユーザの顔と、予め登録されている複数人の顔認証用データとの照合を行うことにより、前記ユーザの名前を判定するユーザ判定部と、前記指載置部に置かれた前記ユーザの指から、当該ユーザの健康データを検出する健康データ検出部と、前記ユーザ判定部で前記ユーザの名前が判定されたことをトリガーとして自動的に、前記健康データ検出部で検出された前記健康データを、前記ユーザ判定部で判定された前記ユーザの名前と対応づけて前記クラウドサーバに送信する健康データ送信部と、を備えることを特徴とする。
この発明のIoT計測器によれば、ユーザは、このIoT計測器2の前に立って数秒間、指を置くだけで、自身の健康データ(バイタルデータ)が自動的にクラウドサーバ10に送信されて記録されていくため、簡単に手間がかからず、継続的に自身の健康データ(バイタルデータ)を入力して、健康を管理することができるようになる。また、このIoT計測器2を、例えば企業の工場などに設置した場合には、企業はその工場で働く従業員の健康状態を管理して、健康維持・保持・増進を行い、医療費の適正化や生産性の向上、さらには企業イメージの向上等につなげることができる。また、勤務時間等との連携により、従業員の病気を早期に発見することも期待できる。
実施の形態1における健康サービスシステム全体の概略構成を示すシステム構成図である。 実施の形態1におけるIoT計測器の外観を示す外観図である。 実施の形態1におけるIoT計測器の内部構成を示すブロック図である。 実施の形態1におけるIoT計測器の動作を示すフローチャートである。 実施の形態1における健康SNSプラットフォームの内部構成を示すブロック図である。 実施の形態1における健康SNSプラットフォームの、IoT計測器とのやりとりに関する動作を示すフローチャートである。 実施の形態1における健康サービスAIの内部機能を示すブロック図を、図5に示す健康SNSプラットフォームとの関係も含めて表した図である。 実施の形態1における健康サービスAIの動作を示すフローチャートである。
近年では、医療の発達により、長寿化が進んでいるが、誰しも健康に長生きしたいと思っており、健康に関心がある人や、健康に関して悩んでいる人は多い。また、障害者や難病患者にとっては、今後の症状の変化が読みにくいという不安や、治療法が確立していないため、効果的な治療法がわからないといった不安も多い。さらに、患者の家族にとっても、どのように情報を収集すればよいかわかないケースが多い。
一方、最近では、介護施設における利用者の健康管理や、企業における従業員の健康維持・保持・増進を行おうとする施設や企業が増えているが、施設や企業などが健康管理の促進をはかっても、利用者や従業員など各個人が毎日継続して健康データ(バイタルデータ)を計測するか否かには個人差があり、すべての人の健康データ(バイタルデータ)を毎日取得することはできず、健康管理が難しかった。
また、健康に関して悩んでいる人にとっては、健康データ(バイタルデータ)を計測して健康管理を行ったとしても、病気の患者やその家族などの健康に関する悩みや不安を解消することは難しかった。
そこで、この発明は、これらの悩みをすべて解決できるような、健康データ(バイタルデータ)を計測して記録することが可能なIoT計測器、および、病気の患者やその家族などの健康に関する悩みや不安を解消することが可能な健康サービスシステムに関するものである。
以下、この発明の実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。
実施の形態1.
図1は、この発明の実施の形態1における健康サービスシステム全体の概略構成を示すシステム構成図である。図中、破線で示す矢印は、インターネットを介した信号のやりとりを示している。この健康サービスシステム1は、クラウドサーバ10を備え、インターネットを介して、介護施設や工場等の人が多く集まる場所に設置されているIoT計測器2(2a,2b,・・・)や、個人のスマートフォンやパソコン等の情報端末3(3a,3b,・・・)と接続されて使用されるシステムである。また、この発明の健康サービスシステム1において使用される健康SNSプラットフォーム11(後述する図5参照)のプラットフォームまたはアプリケーションは、クラウドサーバ10に構築されている。
図2は、この発明の実施の形態1におけるIoT計測器2の外観を示す外観図である。図2に示すように、このIoT計測器2は、少なくとも、ユーザの顔を撮影するためのカメラ21と、ユーザが指を載置するための指載置部22を備え、この実施の形態1では、さらに表示操作部23を備えている。
図3は、この発明の実施の形態1におけるIoT計測器2の内部機能を示すブロック図である。図3に示すように、このIoT計測器2は、インターネットを介してクラウドサーバ10と情報の通信を行うものであり、内部的には、顔認識部25、登録済ユーザ記憶部26、ユーザ判定部27、健康データ検出部28、健康データ送信部29を備えている。ここで、登録済ユーザ記憶部26には、予め複数人の顔認証用データが登録されている。すなわち、このIoT計測器2は、個人が着用して使用するウェアラブルデバイスとは異なり、個人専用に使用されるものではなく、介護施設や工場等の人が多く集まる場所に設置され、複数の人が使用することができる計測器である。
図4は、この発明の実施の形態1におけるIoT計測器2の動作を示すフローチャートである。このフローチャートに沿って、具体的な使用例と動作について説明する。
例えば、あるユーザがこのIoT計測器2の前に立ち、指載置部22に指を置くと、カメラ21がユーザの顔を撮影することにより、顔認識部25がそのユーザの顔認識を行う(ステップST1)。なお、カメラによる顔認識の方式については、周知の技術であるため、ここでは詳細な説明を省略する。
次に、ユーザ判定部27が、顔認識部25により顔認識されたユーザの顔と、予め登録されて登録済ユーザ記憶部26に記憶されている複数人の顔認証用データとの照合を行うことにより、顔認識されたユーザが誰であるか(ユーザの名前)を判定する(ステップST2)。このとき、ユーザ判定部27が、例えば表示操作部23に、「あなたは○○さんで間違いありませんか?」といった確認ダイアログを表示させ、ユーザによって「YES」や「確認」といったボタンが押されることによって、ユーザの判定は正しいと判断される(ステップST3のYESの場合)。また、もし間違っていた場合(ユーザによって「NO」や「再認識」というボタンが押されるなどすると)、ステップST1に戻って顔認識をやり直す(ステップST3のNOの場合)。
また、健康データ検出部28は、指載置部22に置かれたユーザの指から、そのユーザの血圧、心拍数、脈拍などの健康データ(バイタルデータ)を検出する(ステップST4)。なお、指を置くことにより健康データ(バイタルデータ)を検出する方式についても、周知の技術であるため、ここでは詳細な説明を省略する。
そして、健康データ送信部29が、ユーザ判定部27でユーザの名前が判定されたことをトリガーとして自動的に、健康データ検出部28で検出された健康データ(バイタルデータ)を、ユーザ判定部27で判定されたユーザの名前と対応づけて、クラウドサーバ10の健康SNSプラットフォーム11へ送信する(ステップST5)。
なお、この実施の形態1では、登録済ユーザ記憶部26には、予め複数人の顔認証用データが登録されているものとして説明したが、各ユーザが初めてこのIoT計測器2を利用する一番最初のときだけ、顔認証用データを登録することができる機能をIoT計測器2が有しているようにしてもよい。
また、この実施の形態1では、IoT計測器2が、予め複数人の顔認証用データが登録されている登録済ユーザ記憶部26と、顔認識されたユーザが誰であるかを判定するユーザ判定部27を備えるものとして説明したが、この2つの機能は、クラウドサーバ10が備えるようにしてもよい。その場合には、IoT計測器2が備えている登録済ユーザ記憶部26とユーザ判定部27は、クラウドサーバ10が備える機能となり、IoT計測器2は、クラウドサーバ10に顔認証を要求する顔認証要求部と、クラウドサーバ10が顔認証を行ってユーザ判定した結果を取得するユーザ名取得部とを備えることとなる。
図5は、この発明の実施の形態1における健康SNSプラットフォーム11の内部機能を示すブロック図である。図5に示すように、この健康SNSプラットフォーム11は、内部的には、データ取得部12、データ記憶部13、要求取得部14、データ加工部15、データ出力部16を備えている。
図6は、この発明の実施の形態1における健康SNSプラットフォーム11の動作を示すフローチャートである。このフローチャートに沿って、健康SNSプラットフォーム11の、IoT計測器2(2a,2b,・・・)とのやりとりに関する具体的な動作について説明する。
例えば、IoT計測器2から、あるユーザの名前と健康データ(バイタルデータ)が送信されると、データ取得部12が、そのユーザの名前とその健康データ(バイタルデータ)を取得し(ステップST11)、そのユーザの名前とその健康データ(バイタルデータ)とを対応づけてデータ記憶部13に記憶する(ステップST12)。
次に、要求取得部14がIoT計測器2からデータ要求を取得すると(ステップST13のYESの場合)、データ加工部15は、データ記憶部13に記憶されたデータに基づいて、そのユーザの毎日の血圧や脈拍等のデータをグラフ化するなど加工し(ステップST14)、データ出力部16が、データ加工部15で加工されたデータをIoT計測器2に送信する(ステップST15)。
なお、要求取得部14が取得するデータ要求としては、ユーザがIoT計測器2により顔認証が行われてユーザ判定が行われたことをトリガーとしてデータ要求を取得するものであってもよいし、例えば、IoT計測器2の表示操作部23に「データ要求」ボタンなどを表示し、ユーザによりそのボタンが押されたことをトリガーとしてデータ要求を取得するものであってもよい。
このように、ユーザは、IoT計測器2の前に立って数秒間、指を置くだけで、自身の健康データ(バイタルデータ)が自動的にクラウドサーバ10に送信されて記録されていくため、簡単に手間がかからず、継続的に自身の健康データ(バイタルデータ)を入力して、健康を管理することができるようになる。
また、このIoT計測器2を、例えば企業の工場などに設置した場合には、企業はその工場で働く従業員の健康状態を管理して、健康維持・保持・増進を行い、医療費の適正化や生産性の向上、さらには企業イメージの向上等につなげることができる。また、勤務時間等との連携により、従業員の病気を早期に発見することも期待できる。
さらに、顔認証が行われてユーザ判定が行われた時点で、または、ユーザがデータ要求ボタンなどを押したことにより、クラウドサーバ10に記録されているそのユーザの健康データ(バイタルデータ)がグラフ化されてIoT計測器2の表示操作部23に表示されるようにすれば、ユーザ自身が、毎日の健康状況を簡単に把握することができるとともに、ユーザが毎日IoT計測器2の前に立って健康チェックを行おうというモチベーションにもつながる。なお、ユーザ自身の健康データ(バイタルデータ)がグラフ化されたものの表示については、ユーザ個人のスマートフォンやパソコン等の情報端末において行うようにしてもよい。
また、この実施の形態1では、健康データ検出部28が検出する健康データ(バイタルデータ)として、血圧、心拍数、脈拍などを例として説明したが、その他、例えば血中酸素濃度や血液粘度ほか、このIoT計測器2が体温検出機能(例えば、このIoT計測器2に有線で接続された体温計をユーザが耳に入れるとか、このIoT計測器2にユーザが顔を近づけるとユーザの額から体温を検出するなどの機能)を備えるようにすれば、ユーザの体温を検出することも可能である。
一方、現在、知られている一般的なSNS(フェイスブック(登録商標)やツイッタ―(登録商標)など)や、個人のブログにおいて、健康や病気についての書き込みがされているものは多数あるが、ある病気や症状に特化して検索することは難しく、また、一般的なブラウザの検索機能を用いた場合には、有名人、著名人、芸能人などの特定の一部の人の投稿はヒットするものの、一般ユーザの投稿はあまりヒットしてこないため、一般の同じ症状の人たちと情報を共有することは難しかった。
しかし、この実施の形態1の健康SNSに登録すれば、ユーザは、個人のスマートフォンやパソコン等の情報端末3(3a,3b,・・・)を介して、この健康SNSプラットフォーム11に、自身の病気のことや症状、悩み、その病気に関する過去の治療や経験、気づいたこと等、健康に関することや生活習慣なども含めた様々なストーリー(自分だけのストーリー)を書き込むことができる。また、自身の血圧計や体温計等で計測した血圧、脈拍、体温等の健康データ(バイタルデータ)を数値入力することも可能である。また、患者自身のことだけではなく、患者の家族が書き込むことも可能である。そして、この健康SNSプラットフォーム11において、様々な検索を行うことができる。
この健康SNSプラットフォーム11の内部機能を示すブロック図は、図5に示すブロック図のとおりであり、健康SNSプラットフォーム11の動作を示すフローチャートは、図6に示すフローチャートと同じであるが、このフローチャートに沿って、健康SNSプラットフォーム11の、情報端末3(3a,3b,・・・)とのやりとりに関する具体的な動作について説明する。
例えば、あるユーザのスマートフォンやパソコン等の情報端末3(ここでは、情報端末3aとする)から、そのユーザの病気のことや症状、悩み、その病気に関する過去の治療や経験、気づいたこと等、健康に関することや生活習慣なども含めた様々なストーリーが書き込まれると、データ取得部12が、そのユーザが書き込んだ内容を取得し(ステップST11)、病名、症状、治療法、悩み等のキーワードと対応づけてデータ記憶部13に記憶する(ステップST12)。
次に、要求取得部14が情報端末3(これは、他の情報端末3bであってもよい)からデータ要求を取得すると(ステップST13のYESの場合)、データ加工部15は、データ記憶部13に記憶されたデータに基づいて、要求取得部14が取得したデータ要求にしたがってデータを検索してリスト化する等の加工を施し(ステップST14)、データ出力部16が、データ加工部15で加工されたデータを、データ要求のあった情報端末3に送信する(ステップST15)。
なお、この場合に要求取得部14が取得するデータ要求としては、ユーザが情報端末3を介して入力した病名、症状、治療法、悩み等の検索要求や、健康に関する思考(ダイエット、サプリメント、健康法など)の閲覧要求など、ユーザが知りたいと思った情報に関するどのような要求であってもよい。すなわち、この健康SNSプラットフォーム11は、SNS内検索機能も有するものであり、病名、障害者であるか否か、難病患者であるか否か、悩みの種類等に応じて、様々な検索を行うことが可能なプラットフォーム(またはアプリケーション)である。
現在、一般的なSNSやブログに個人の病気のことや健康に関して書いている人や、パラリンピックに出場する選手、大きな病気にかかったことがある芸能人など、いろいろな人たちの体験談が公開されているが、一般的なブラウザ検索では、一部の有名な人の書き込みしかヒットしないため、同じような悩みをかかえた人たちがたくさんいるということがわからなかったり、同じ症状の人たちと情報を共有したりすることができなかったが、この発明の健康SNSプラットフォーム11を用いれば、様々な経験や意見を参考にすることができ、同じ症状の人たちとの情報共有も可能になるため、今後の進行を予測できたり、精神的に励まされたり、同じような悩みをかかえた難病患者は自分だけじゃないという安心感を得られたり、同じ境遇の人や家族の状況などを知って励まし合ったり分かり合えたり勇気をもらえるなど、精神面でのケアに関する様々な効果が期待できる。
この際、会話形式での入力方法を採用することにより、ユーザがより楽しく入力することが可能となる。また、データ加工部15で加工されるデータとしては、自身の健康データ(バイタルデータ)をグラフ化したもの以外に、ユーザがデータ入力したことに対して毎日ポイントが加算されていくポイントや、この健康SNSで友達になった人のデータとの比較結果表示など、ゲーミフィケーション化されたものが出力されるようにする。これにより、ユーザは、例えばグラフ化されたものを見て、自身の健康データ(バイタルデータ)の数値が良くなっていっていることを認識したり、ポイントが加算されていく楽しみがあったり、友達との比較により競争することができたりするので、毎日継続してデータ入力しようという気になりやすくなる、という効果が期待できる。
さらに、図7に示すように、クラウドサーバ10が、データを解析してフィードバックする健康サービスAI(人工知能)100を備えるようにすれば、ユーザに対してさらに有効な情報や適切なアドバイスを与えることも可能である。図7は、この発明の実施の形態1における健康サービスAI100の内部機能を示すブロック図を、図5に示す健康SNSプラットフォーム11との関係も含めて表した図である。この健康サービスAI100は、内部的に、各種データ取得部101、データ分析整理部102、各種データ記憶部103、データ解析部104、および、データフィードバック部105を備えている。
図8は、この発明の実施の形態1における健康サービスAI100の動作を示すフローチャートである。このフローチャートに沿って、健康サービスAI100の、健康SNSプラットフォーム11とのやりとりに関する具体的な動作について説明する。
まず初めに、各種データ取得部101が、健康SNSプラットフォーム11のデータ記憶部13から、それぞれのユーザの名前とその健康データ(バイタルデータ)とを対応づけたデータを取得する(ステップST21)。
次に、データ分析整理部102が、各種データ取得部101が取得したデータそれぞれについて、それがどの項目に対するどのようなデータであるかを分析して整理する(ステップST22)。
そして、データ分析整理部102で分析・整理されたデータについて、データ解析部104が、各種データ記憶部103に記憶されている医療データ、サプリメントに関するデータ、痩せたい人用のデータ、難病患者のデータなどの様々なデータを参照して解析を行う(ステップST23)。
この際、データ分析整理部102において整理されたデータのうち、健康データ(バイタルデータ)がたとえ同じ内容であったとしても、難病患者なのかどうかや、年齢、生活習慣(喫煙や飲酒など)の違いなどによって、そのユーザにアドバイスする解析結果は異なるものとなる。なお、各種データ記憶部103に記憶されている情報は、予め用意されているものであってもよいし、定期的に情報収集を行って更新されていくものであってもよい。ただし、最新の情報が数多くあればあるほど、解析の精度が上がるので、より多くの最新の情報を用いることが望ましい。
最後に、データフィードバック部105が、データ解析部104によって解析された解析結果を、健康SNSプラットフォーム11のデータ出力部16に送信(フィードバック)する(ステップST24)ことにより、ユーザが使用するスマートフォンやパソコン等の情報端末3に送信される。
この解析結果としては、例えば「今の生活を続けると、あなたの寿命は○○歳です」とか「もう少しお酒を控えめにするとよいでしょう」とか「毎日○km歩くように心がけましょう」など、様々なアドバイスを与えるようなものであり、健康な人に対しても、例えばオススメのサプリメントを紹介することなどもでき、健康サービスAI100を介することにより、それぞれのユーザが健康に関する適切な情報をフィードバックしてもらうことができる。
以上のように、この実施の形態1のIoT計測器2によれば、ユーザは、このIoT計測器2の前に立って数秒間、指を置くだけで、自身の健康データ(バイタルデータ)が自動的にクラウドサーバ10に送信されて記録されていくため、簡単に手間がかからず、継続的に自身の健康データ(バイタルデータ)を入力して、健康を管理することができるようになる。また、このIoT計測器2を、例えば企業の工場などに設置した場合には、企業はその工場で働く従業員の健康状態を管理して、健康維持・保持・増進を行い、医療費の適正化や生産性の向上、さらには企業イメージの向上等につなげることができる。また、勤務時間等との連携により、従業員の病気を早期に発見することも期待できる。
また、この実施の形態1の健康SNSプラットフォーム11を備えた健康サービスシステム1によれば、ユーザは、様々な経験や意見を参考にすることができ、同じ症状の人たちとの情報共有も可能になるため、今後の進行を予測できたり、精神的に励まされたり、同じような悩みをかかえた難病患者は自分だけじゃないという安心感を得られたり、同じ境遇の人や家族の状況などを知って励まし合ったり分かり合えたり勇気をもらえるなど、精神面でのケアに関する様々な効果が期待できる。さらに、会話形式での入力方法を採用することにより、ユーザがより楽しく入力することが可能になるとともに、ゲーミフィケーション化されたものが出力されることにより、例えばグラフ化されたものを見て、自身の健康データ(バイタルデータ)の数値が良くなっていっていることを認識したり、ポイントが加算されていく楽しみがあったり、友達との比較により競争することができたりするので、毎日継続してデータ入力しようという気になりやすくなる、という効果が期待できる。
また、この実施の形態1の健康SNSプラットフォーム11および健康サービスAI100を備えた健康サービスシステム1によれば、健康サービスAI100を介することにより、それぞれのユーザが健康に関する適切な情報をフィードバックしてもらうことができる。
なお、本願発明はその発明の範囲内において、実施の形態の任意の構成要素の変形、もしくは実施の形態の任意の構成要素の省略が可能である。
1 健康サービスシステム
2,2a,2b,・・・ IoT計測器
3,3a,3b,・・・ 情報端末
10 クラウドサーバ
11 健康SNSプラットフォーム
12 健康SNSプラットフォーム11のデータ取得部
13 健康SNSプラットフォーム11のデータ記憶部
14 健康SNSプラットフォーム11の要求取得部
15 健康SNSプラットフォーム11のデータ加工部
16 健康SNSプラットフォーム11のデータ出力部
21 IoT計測器2(2a,2b,・・・)のカメラ
22 IoT計測器2(2a,2b,・・・)の指載置部
23 IoT計測器2(2a,2b,・・・)の表示操作部
25 IoT計測器2(2a,2b,・・・)の顔認識部
26 IoT計測器2(2a,2b,・・・)の登録済ユーザ記憶部
27 IoT計測器2(2a,2b,・・・)のユーザ判定部
28 IoT計測器2(2a,2b,・・・)のデータ検出部
29 IoT計測器2(2a,2b,・・・)のデータ送信部
100 健康サービスAI(人工知能)
101 健康サービスAI100の各種データ取得部
102 健康サービスAI100のデータ分析整理部
103 健康サービスAI100の各種データ記憶部
104 健康サービスAI100のデータ解析部
105 健康サービスAI100のデータフィードバック部

Claims (3)

  1. ユーザの顔を撮影するためのカメラと、前記ユーザが指を載置するための指載置部とを備え、インターネットを介してクラウドサーバと情報のやりとりを行うIoT計測器であって、
    前記カメラにより撮影された前記ユーザの顔を認識する顔認識部と、
    前記顔認識部により認識された前記ユーザの顔と、予め登録されている複数人の顔認証用データとの照合を行うことにより、前記ユーザの名前を判定するユーザ判定部と、
    前記指載置部に置かれた前記ユーザの指から、当該ユーザの健康データを検出する健康データ検出部と、
    前記ユーザ判定部で前記ユーザの名前が判定されたことをトリガーとして自動的に、前記健康データ検出部で検出された前記健康データを、前記ユーザ判定部で判定された前記ユーザの名前と対応づけて前記クラウドサーバに送信する健康データ送信部と、
    を備えることを特徴とするIoT計測器。
  2. 請求項1記載のIoT計測器がインターネットを介して情報のやりとりを行う前記クラウドサーバに構築される健康SNSプラットフォームであって、
    前記IoT計測器の健康データ送信部から送られた前記ユーザの名前に対応づけられた健康データ、または、前記健康SNSに参加するユーザの情報端末からインターネットを介して送信された前記ユーザの健康に関する情報を取得するデータ取得部と、
    前記データ取得部が取得した、前記ユーザの名前に対応づけられた健康データ、または、前記ユーザの健康に関する情報を記憶するデータ記憶部と、
    前記IoT計測器からのデータ要求、または、前記ユーザの情報端末からの前記健康に関する検索要求を受け付ける要求取得部と、
    前記要求取得部が受け付けた要求にしたがって、前記データ記憶部に記憶されている情報を加工するデータ加工部と、
    前記データ加工部により加工された情報を、前記データ要求のあったIoT計測器、または、前記検索要求のあったユーザの情報端末に対して送信するデータ出力部と、
    を備えることを特徴とする健康SNSプラットフォーム。
  3. 請求項1記載のIoT計測器と、請求項2記載の健康SNSプラットフォームが構築されているクラウドサーバとによる健康サービスシステムであって、
    前記クラウドサーバは、少なくとも医療データ、サプリメントに関するデータ、難病患者に関するデータが予め記憶されている各種データ記憶部を備え、
    前記健康SNSプラットフォームのデータ記憶部から、それぞれのユーザの名前とその健康データとを対応づけたデータを取得する各種データ取得部と、
    前記各種データ取得部が取得したデータそれぞれについて、それがどの項目に対するどのようなデータであるかを分析して整理するデータ分析整理部と、
    前記データ分析整理部で整理されたデータについて、前記各種データ記憶部に記憶されている様々なデータを参照して解析を行うデータ解析部と、
    データ解析部によって解析された解析結果を、前記健康SNSプラットフォームのデータ出力部に送信するデータフィードバック部と、
    を備えることを特徴とする健康サービスシステム。
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