JP2019055137A - 陥入爪治療具 - Google Patents

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英一 町田
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英一 町田
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Abstract

【課題】痛みを軽減すると共に、陥入爪の取付位置を確認し易くした陥入爪治療具を提供する。【解決手段】陥入爪治療具1は、横幅が均一で板材を湾曲した形状をしており、この板材は、例えばシリコーン材等の軟性樹脂から成形され、透明又は半透明とされている。陥入爪治療具1は、矩形状の主面部1aと、この主面部1aと平行して配置された副面部1bと、断面U字状の接続部1cとから構成され、副面部1bは、長方形の一角を三角状に切り取った形状とされており、斜辺1fを備えている。指肉に喰い込む陥入爪を、主面部1aの端部1g、副面部1bの端部1h、端部1g及び端部1hを連結する接続部1cとで覆う状態の位置を確認した後、細糸材により本止めを行う。【選択図】図2

Description

本発明は、陥入爪を治療するための陥入爪治療具に関するものである。
陥入爪とは、爪甲の外側縁部が内側に巻き込むように屈曲して、爪溝や側爪郭に喰い込み、足指の軟質組織を圧迫する疾患である。特に、爪甲の外側縁部の爪先側が内側に巻き込むことで足指に喰い込み、激しい疼痛を発生させることになる。
この陥入爪の発生要因としては、遺伝による先天的因子と、履物による圧迫や深爪等の不適切な処置による後天的因子とがあり、特に深爪等によって細菌が感染すると、母趾に異常肉芽が形成され、非常な疼痛を伴う爪郭炎を併発する場合がある。
そこで、特許文献1に開示されるようなチタン合金又はステンレス合金から成り、断面C字状の管体から成る陥入爪治療具を用いて、陥入爪の治療が行われている。
特開2004−329646号公報
しかし、特許文献1の陥入爪治療具は、装着時に横方向から陥入爪の外側縁部に装着する際に、陥入爪の外側縁部を持ち上げる必要がある。そして、陥入爪治療具を陥入爪の外側縁部に挟むときに、金属製であるため変形し難く、取り付け、取り外しに際して痛みを伴う。
更には、陥入爪の大きさに応じて、複数の大きさの陥入爪治療具を用意する必要がある。また、陥入爪治療具を陥入爪の外側縁部に挟んだ後であって、陥入爪治療具を固定する際に、外側縁部の位置が陥入爪治療具内の何処にあるのか確認がし難いという問題もある。
本発明の目的は、上述の課題を解消し、取り付け、取り外し時に発生する痛みを軽減すると共に、陥入爪の取付位置を確認し易くした陥入爪治療具を提供することにある。
上記目的を達成するための本発明に係る陥入爪治療具は、横幅が均一の板材を湾曲した形状をした陥入爪治療具であって、矩形状の主面部と、該主面部と平行して配置された副面部と、前記主面部及び前記副面部を連結し、断面U字状とした接続部とから構成され、前記板材は透明又は半透明をした軟性樹脂から成形されたことを特徴とする。
本発明に係る陥入爪治療具によれば、変形し易い軟性樹脂から成形されるため、患者の陥入爪の厚み等に応じて形状が変形可能であり、取り付け、取り外しの際に痛みを軽減することができる。また、透明又は半透明であるため、陥入爪の外側縁部に対して取付位置を確認しながら固定することが可能である。
陥入爪治療具を表側から見た斜視図である。 裏側から見た斜視図である。 陥入爪治療具を陥入爪に取り付ける際の説明図である。 本止め後の斜視図である。 本止め後に上方から見た正面図である。 本止め後に爪先方向から見た側面図である。
本発明を図示の実施例に基づいて詳細に説明する。
図1は陥入爪治療具1を表側から見た斜視図であり、図2は裏側から見た斜視図である。陥入爪治療具1は、横幅が均一で厚みが0.5mm程度の板材を湾曲した形状とされており、この板材は例えばシリコーン材等の軟性樹脂から成形され、透明又は半透明とされている。
陥入爪治療具1は、矩形状の主面部1aと、この主面部1aと平行して配置された副面部1bと、主面部1a及び副面部1bを連結し、断面U字状の接続部1cとから成っている。
陥入爪治療具1の大きさは、横幅が2.5cm程度、主面部1aの短辺1dの長さが5mm程度、全体の厚みが3mm程度である。主面部1aの短辺1dの長さは、短辺1dと平行する副面部1bの端辺1eより若干長いが、同じ長さであってもよい。
副面部1bは、主面部1a同様の長方形板の一角を例えば、図示するように三角状に切り取った形状とされており、斜辺1fを備えている。なお、副面部1bは予め斜辺1fを設けた図1、図2の形状のものを成形してもよいし、主面部1a同様の長方形状の副面部1bを有する陥入爪治療具1を成形し、患者の陥入爪Nの形状に応じて、医師がハサミ等で角部を切り離して図1、図2の形状にしてもよい。
更には主面部1a同様の長方形状の副面部1bを成形した陥入爪治療具1を用いて、副面部1bをハサミ等により適宜の形状にすることもできる。例えば、副面部1bの端辺1eをより短くした長方形状の副面部1bにすることも可能である。
また、陥入爪治療具1が患者の陥入爪Nに対して大き過ぎる場合には、適宜の大きさ、形状になるようにハサミ等で切り取って使用することもできる。このように、軟性樹脂から成る陥入爪治療具1は、従来の陥入爪治療具に比べて加工が容易である。
図3は陥入爪治療具1を患者の例えば母趾の陥入爪Nに取り付ける際の説明図であり、爪先の前方に配置した陥入爪治療具1に対して、矢印方向に摺動させて取り付けることになる。
なお、図3に示すように、図1、図2に示す陥入爪治療具1は、陥入爪Nの左側の外側縁部N1に対して取り付ける形状のものであり、陥入爪Nの右側に取り付ける場合は副面部1bの斜辺1fは左右反転する陥入爪治療具1を使用することになる。
陥入爪治療具1の仮止め作業である取付作業は、先ず、主面部1aの裏面の後端部を外側縁部N1の表面に載置すると共に、外側縁部N1の縁端部N2が接続部1cの内壁に当接した状態で、陥入爪治療具1を徐々に押し込んでゆく。
陥入爪治療具1は斜辺1fを備えているため、矢印方向に陥入爪治療具1を押し込んで行くと、途中から副面部1bの斜辺1fが外側縁部N1の先端部N3の下側に入り込むことになる。
そして、主面部1aの先端面1gと副面部1bの先端面1hとで陥入爪Nの外側縁部N1を挟む状態となる。同時に押し込みながら、透明又は半透明である陥入爪治療具1で挟まれた外側縁部N1がどの位置にあるのか確認し、母趾に喰い込むように変形した外側縁部N1の先端部N3を、主面部1aの先端面1g、副面部1bの先端面1h、先端面1g及び先端面1hとを連続する接続部1cとで覆う位置まで移動する。
このようにして仮止め作業を行った後に、本止め作業を行う。本止め作業の手順として、先ず上述のように先端部N3を覆うように陥入爪治療具1を移動させた仮止め作業後に、陥入爪治療具1及び外側縁部N1に対して、注射針のような中空状の針体を陥入爪治療具1及び陥入爪Nに対して表面側から裏面側に向けて貫通させる。
そして、貫通させた針体に、ナイロン、金属製のワイヤ等の素材から成る数cm程度の細糸材Lを通す。細糸材Lを通した後に、針体を取り除くことで、針体の貫通により形成した貫通孔1iに対して、細糸材Lが貫通した状態になる。
最後に細糸材Lの両側同士を強く結ぶことで本固定は完了する。図4は本止め後の斜視図であり、図5は上方から見た正面図であり、図6は爪先方向から見た側面図である。
図4〜図6の各図において、前後に2個の貫通孔1iを設けているが、3個以上の貫通孔1iを設けてもよい。また、固定する細糸材Lを外側縁部N1に結び方向は、爪先方向と爪側方向のように異なる方向で結ぶことが好ましく、このように異なる方向に結ぶことで、外側縁部N1に取り付けた陥入爪治療具1がずれにくくなる。
時間経過に伴い爪が伸びた際は、細糸材Lをニッパ等で切断後に外側縁部N1の位置を確認しながら最適な位置に陥入爪治療具1をずらす。そして、貫通孔1iに針体を挿入して外側縁部N1に新たな貫通孔1iを穿設した後に、新しい細糸材Lを針体に通した後に再度、本固定作業を行う。
また、時間経過と共に陥入爪治療具1を新しいものと交換してもよい。交換する際は、細糸材Lを切断し、柔軟に変形する陥入爪治療具1を横方向から引き抜き、新しい陥入爪治療具1と交換する。
このように、陥入爪治療具1は、変形し易い軟性樹脂から成形されているため、患者の陥入爪Nに応じて任意の形状に加工することが可能であると共に、陥入爪Nの厚み等に応じて形状が変形可能である。従って、陥入爪治療具1の取り付け、取り外しの際に痛みを軽減することができる。
また、陥入爪治療具1は透明又は半透明であるため、陥入爪の外側縁部に対して位置を確認しながら取付作業を行うことが可能である。
1 陥入爪治療具
1a 主面部
1b 副面部
1c 接続部
1f 斜辺
1g、1h 先端面
1i 貫通孔
上記目的を達成するための本発明に係る陥入爪治療具は、横幅が均一の板材を湾曲した形状をした陥入爪治療具であって、 矩形状の主面部と、該主面部と平行して配置された副面部と、前記主面部及び前記副面部を連結し、前記主面部の短辺に沿った断面が断面U字状である接続部とから構成され、前記板材は透明又は半透明をした変形し易い軟性樹脂から成形されたことを特徴とする。
上記目的を達成するための本発明に係る陥入爪治療具は、横幅が均一の板材を湾曲した形状をした陥入爪治療具であって、 矩形状の主面部と、該主面部と平行して配置された副面部と、前記主面部及び前記副面部を連結し、前記主面部の短辺に沿った断面が断面U字状である接続部とから構成され、前記板材は透明又は半透明をした変形し易い軟性樹脂から成形され、陥入爪の外側縁部の先端部を、前記主面部と前記副面部と前記接続部とにより覆うことを特徴とする。

Claims (5)

  1. 横幅が均一の板材を湾曲した形状をした陥入爪治療具であって、
    矩形状の主面部と、該主面部と平行して配置された副面部と、前記主面部及び前記副面部を連結し、断面U字状とした接続部とから構成され、
    前記板材は透明又は半透明をした軟性樹脂から成形されたことを特徴とする陥入爪治療具。
  2. 前記主面部の短辺の長さは、該短辺と平行する前記副面部の端辺より長いことを特徴とする請求項1に記載の陥入爪治療具。
  3. 前記副面部は、長方形板の一角を三角状に切り取った形状をしており、斜辺を備えていることを特徴とする請求項1又は2に記載の陥入爪治療具。
  4. 前記主面部、又は前記主面部及び前記副面部に、複数の貫通孔を設け、該貫通孔に通した細糸材を用いて陥入爪に固定可能としたことを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載の陥入爪治療具。
  5. 前記主面部の先端面と、前記副面部の先端面と、前記先端面を連続する前記接続部とで、前記陥入爪の外側縁部を覆うことが可能であることを特徴とする請求項4に記載の陥入爪治療具。
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