JP2019050437A - 端末装置、c−sgnおよび通信制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】CIoT端末に好適なデータ送受信のための通信手続きを提供する。【解決手段】本発明の端末装置の通信制御方法は、第1のデータ送受信方法は、DRB(Data Radio Bearer)を用いてユーザデータを送受信する方法であり、第2のデータ送受信方法はSRB(Signalling Radio Bearer)を用いてユーザデータを送受信する方法であり、ユーザデータの送受信方法を、第1のデータ送受信方法から第2のデータ送受信方法に変更するステップと、前記第2のデータ送受信方法によってユーザデータをコアネットワークと送受信するステップとを有する。【選択図】図22

Description

本発明は、端末装置、C−SGNおよび通信制御方法に関する。
近年の移動通信システムの標準化活動を行う3GPP(The 3rd Generation Partnership Project)は、LTE(Long Term
Evolution)のシステムアーキテクチャであるSAE(System Architecture Enhancement)の検討を行っている。3GPPは、オールIP化を実現する通信システムとしてEPS(Evolved Packet System)の仕様化を行っている。なお、EPSを構成するコアネットワークはEPC(Evolved Packet Core)と呼ばれる。
また、近年3GPPでは、M2M(Machine to Machine)通信技術の検討を行っている。なお、M2M通信とはマシンマシン型通信であってよい。3GPPでは、特に、IoT(Internet of Things)を3GPPのセルラーネットワークサポートするための技術としてCIoT(Cellular Internet of Things)の検討を行っている。
IoTとは、スマートフォン等の携帯電話端末を含み、パソコンやセンサー装置などの様々なIT機器を指し、CIoTでは、こうした様々な端末装置をセルラーネットワークに接続するための技術課題を抽出し、解決策を仕様化している。
例えば、CIoTでは、バッテリーが数年間維持できるようにするなどの電力消費の高効率化が必要な端末のための通信手続きの最適化や、屋内や地下状態における通信への対応や、安価に大量生産した大量の端末に対する接続性の提供などが要求される。更に、CIoTは、簡易なエンドノードによる低データレート通信をサポートすることも要求条件として挙げられている。
なお、本稿では、これらの3GPPのコアネットワークへの接続が許可された端末をCIoT端末と表現とする。
3rd Generation Partnership Project; Technical Specification Group Services and System Aspects; Architecture enhancements for Cellular Internet of Things; (Release 13)
CIoTでは、制御信号の効率化のために、複数の機能を持つ機能部をコアネットワーク内に配置する事を検討している。具体的には、従来のMMEとSGWとPGWの機能を担うC−SGN(CIoT Serving Gateway Node)をコアネットワークに設けることを検討している。
3GPPでは、CIoT端末がCIoTのアクセスネットワークを介して、コアネット
ワークに接続する事が検討されている。
なお、CIoT端末が接続するコアネットワークは、スマートフォン等の携帯電話端末を収容する従来のコアネットワークであってもよいし、論理的に分割されたCIoT端末を収容するためのコアネットワークであってもよいし、物理的に従来のコアネットワークとは異なるコアネットワークであってもよい。
しかし、これらのコアネットワークへの接続方法およびデータの送受信の手順が明らかになっていない。
本発明は、このような事情を鑑みてなされたもので、その目的は、CIoT端末に好適なデータ送受信のための通信手続きを提供する事である。
上記の目的を達成するために、本発明の端末装置の通信制御方法は、第1のデータ送受信方法は、DRB(Data Radio Bearer)を用いてユーザデータを送受信する方法であり、第2のデータ送受信方法はSRB(Signalling Radio Bearer)を用いてユーザデータを送受信する方法であり、ユーザデータの送受信方法を、第1のデータ送受信方法から第2のデータ送受信方法に変更するステップと、前記第2のデータ送受信方法を用いてユーザデータをコアネットワークと送受信するステップとを有する。
また、本発明のC−SGN(CIoT Serving Gateway Node)の通信制御方法は、第1のデータ送受信方法はDRB(Data Radio Bearer)を用いてユーザデータを送受信する方法であり、第2のデータ送受信方法はSRB(Signalling Radio Bearer)を用いてユーザデータを送受信する方法であり、ユーザデータの送受信方法を、第1のデータ送受信方法から第2のデータ送受信方法に変更するステップと、前記第2のデータ送受信方法を用いてユーザデータを端末装置と送受信するステップとを更に有する。
また、本発明の端末装置は、第1のデータ送受信方法は、DRB(Data Radio Bearer)を用いてユーザデータを送受信する方法であり、第2のデータ送受信方法はSRB(Signalling Radio Bearer)を用いてユーザデータを送受信する方法であり、ユーザデータの送受信方法を、第1のデータ送受信方法から第2のデータ送受信方法に変更する制御部と、前記第2のデータ送受信方法を用いてユーザデータをコアネットワークと送受信する送受信部とを更に有する。
また、本発明のC−SGN(CIoT Serving Gateway Node)は、 第1のデータ送受信方法はDRB(Data Radio Bearer)を用いてユーザデータを送受信する方法であり、第2のデータ送受信方法はSRB(Signalling Radio Bearer)を用いてユーザデータを送受信する方法であり、ユーザデータの送受信方法を、第1のデータ送受信方法から第2のデータ送受信方法に変更する制御部と、前記第2のデータ送受信方法を用いてユーザデータを端末装置と送受信する送受信部とを更に有する。
本発明によれば、CIoT端末は、CIoT端末に最適化されたユーザデータ送信方法をはじめとする複数の送信方法を提供可能なコアネットワークへアタッチ及び又はデタッチし、通信することができる。
移動通信システムの概略を説明するための図である。 IP移動通信ネットワークの構成等の一例を説明するための図である。 IP移動通信ネットワークの構成等の一例を説明するための図である。 eNBの装置構成を説明するための図である。 第2の送受信手続きを説明するための図である。 MMEの装置構成を説明するための図である。 MMEの記憶部を説明するための図である。 MMEの記憶部を説明するための図である。 MMEの記憶部を説明するための図である。 MMEの記憶部を説明するための図である。 MMEの記憶部を説明するための図である。 MMEの記憶部を説明するための図である。 SGWの装置構成を説明するための図である。 SGWの記憶部を説明するための図である。 SGWの記憶部を説明するための図である。 PGWの装置構成を説明するための図である。 PGWの記憶部を説明するための図である。 PGWの記憶部を説明するための図である。 C−SGNの装置構成を説明するための図である。 UEの装置構成を説明するための図である。 UEの記憶部を説明するための図である。 通信手続きの概要を説明するための図である。 アタッチ手続きを説明するための図である。 PDN接続手続きを説明するための図である。 第1の送受信方法変更手続きを説明するための図である。 第2の送受信方法変更手続きを説明するための図である。 第3の送受信方法変更手続きを説明するための図である。 第1の送受信手続きを説明するための図である。
以下、図面を参照して本発明を実施する為に最良の形態について説明する。なお、本実施形態では一例として、本発明を適用した場合の移動通信システムの実施形態について説明する。
[1.システム概要]
図1は、本実施形態における移動通信システムの概略を説明するための図である。本図に示すように、移動通信システム1は、移動端末装置UE_A10とeNB_A45とコアネットワーク_A90とPDN_A5により構成されている。
ここで、UE_A10は無線接続可能な端末装置であればよく、UE(User equipment)または、ME(Mobile equipment)またはMS(Mobile Station)であってよい。
また、UE_A10は、CIoT端末であってもよい。なお、CIoT端末とはコアネットワークA90へ接続可能なIoT端末であり、IoT端末とは、スマートフォン等の携帯電話端末を含み、パソコンやセンサー装置などの様々なIT機器であってよい。
つまり、UE_A10がCIoT端末である場合、UE_A10はUE_A10のポリシーまたはネットワークからの要求に基づいてCIoT端末のために最適化された接続を
要求してもよいし、従来の接続を要求してもよい。または、UE_A10は、出荷時に予めCIoT端末のために最適化された通信手続きによってのみコアネットワーク_A90に接続する端末装置として設定されてもよい。
ここで、コアネットワーク_A90は、移動通信事業者(Mobile Operator)が運用するIP移動通信ネットワークのことである。
例えば、コアネットワーク_A90は移動通信システム1を運用、管理する移動通信事業者のためのコアネットワークであってもよい、またはMVNO(Mobile Virtual Network Operator)などの仮想移動通信事業者のためのコアネットワークであってよい。または、コアネットワーク_A90はCIoT端末を収容する為のコアネットワークであってもよい。
また、eNB_A45はUE_A10がコアネットワーク_A90に接続するために用いられる無線アクセスネットワークを構成する基地局である。つまり、UE_A10はeNB_A45を用いてコアネットワーク_A90に接続する。
また、コアネットワーク_A90はPDN_A5に接続されている。PDN_A5とは、UE_A10に通信サービスを提供するパケットデータサービス網であり、サービス毎に構成しても良い。PDNには、通信端末が接続されており、UE_A10はPDN_A5に配置された通信端末とユーザデータの送受信を行うことができる。
なお、ユーザデータとは、UE_A10とPDN_A5に含まれる装置との間で送受信するデータであってよい。なお、UE_A10はコアネットワーク_A90を介してPDN_A5にユーザデータを送信する。言い換えると、UE_A10はPDN_A5にユーザデータを送受信するために、コアネットワーク_A90とユーザデータを送受信する。より具体的には、UE_A10はPDN_A5にユーザデータを送受信するために、PGW_A30やC−SGN_A95等のコアネットワーク_A90内のゲートウェイ装置とユーザデータの送受信を行う。
次に、コアネットワーク_A90の構成例を説明する。本実施形態では2つのコアネットワーク_A90の構成例を説明する。
図2にコアネットワーク_90の構成の一例を示す。図2(a)のコアネットワーク_A90は、HSS(Home Subscriber Server)_A50、AAA(Authentication、 Authorization、 Accounting)_A55、PCRF(Policy and Charging Rules Function)_A60、PGW(Packet Data Network Gateway)_A30、ePDG(enhanced Packet Data Gateway)_A65、SGW(Serving Gateway)_A35、MME(Mobility Management Entity)_A40、SGSN(Serving GPRS Support Node)_A42により構成される。
また、コアネットワーク_A90は、複数の無線アクセスネットワーク(LTE AN_A80、WLAN ANb75、WLAN ANa70、UTRAN_A20、GERAN_A25)に接続することができる。
無線アクセスネットワークは、複数の異なるアクセスネットワークに接続して構成してもよいし、いずれか一つのアクセスネットワークに接続した構成であってもよい。さらに、UE_A10は無線アクセスネットワークに無線接続することができる。
さらに、WLANアクセスシステムで接続可能なアクセスネットワークは、ePDG_A65を介してコアネットワークへ接続するWLANアクセスネットワークb(WLAN
ANb75)と、PGW_AとPCRF_A60とAAA_A55とに接続するWLANアクセスネットワークa(WLAN ANa75)とが構成可能である。
なお、各装置はEPSを利用した移動通信システムにおける従来の装置と同様に構成されるため、詳細な説明は省略する。以下、各装置の簡単な説明をする。
PGW_A30はPDN_A5とSGW_A35とePDG_A65とWLAN ANa70と、PCRF_A60とAAA_A55とに接続されており、PDN_A5とコアネットワーク_A90のゲートウェイ装置としてユーザデータの転送を行う中継装置である。
SGW_A35は、PGW30とMME_A40とLTE AN80とSGSN_A42とUTRAN_A20とに接続されており、コアネットワーク_A90と3GPPのアクセスネットワーク(UTRAN_A20、GERAN_A25、LTE AN_A80)とのゲートウェイ装置としてユーザデータの転送を行う中継装置である。
MME_A40は、SGW_A35とLTE AN80とHSS_A50に接続されており、LTE AN80を経由してUE_A10の位置情報管理と、アクセス制御を行うアクセス制御装置である。また、コアネットワーク_A90には、複数の位置管理装置が含まれて構成されてよい。例えば、MME_A40とは異なる位置管理装置が構成されてもよい。MME_A40とは異なる位置管理装置はMME_A40と同様にSGW_A35とLTE AN80と、HSS_A50と接続されてよい。
また、コアネットワーク_A90内に複数のMMEが含まれている場合、MME同士が接続されてもよい。これにより、MME間で、UE_A10のコンテキストの送受信が行われてもよい。
HSS_A50はMME_A40とAAA_A55とに接続されており、加入者情報の管理を行う管理ノードである。HSS_A50の加入者情報は、例えばMME_A40のアクセス制御の際に参照される。さらに、HSS_A50は、MME_A40とは異なる位置管理装置と接続されていてもよい。
AAA_A55は、PGW30と、HSS_A50と、PCRF_A60と、WLAN
ANa70とに接続されており、WLAN ANa70を経由して接続するUE_A10のアクセス制御を行う。
PCRF_A60は、PGW_A30と、WLAN ANa75と、AAA_A55と、PDN_A5に接続されており、データ配送に対するQoS管理を行う。例えば、UE_A10とPDN_A5間の通信路のQoSの管理を行う。
ePDG_A65は、PGW30と、WLAN ANb75とに接続されており、コアネットワーク_A90と、WLAN ANb75とのゲートウェイ装置としてユーザデータの配送を行う。
SGSN_A42は、UTRAN_A20とGERAN_A25とSGW_A35と接続されており、3G/2Gのアクセスネットワーク(UTRAN/GERAN)とLTEのアクセスネットワーク(E−UTRAN)間の位置管理のための制御装置である。更に
、SGSN_A42は、PGW及びSGWの選択機能、UEのタイムゾーンの管理機能、及びE−UTRANへのハンドオーバー時のMMEの選択機能を持つ。
また、図2(b)に示すように、各無線アクセスネットワークには、UE_A10が実際に接続される装置(例えば、基地局装置やアクセスポイント装置)等が含まれている。接続に用いられる装置は、無線アクセスネットワークに適応した装置が考えられる。
本実施形態においては、LTE AN80はeNB_A45を含んで構成される。eNB_A45はLTEアクセスシステムでUE_A10が接続する無線基地局であり、LTE AN_A80には1又は複数の無線基地局が含まれて構成されてよい。
WLAN ANa70はWLAN APa72と、TWAG_A74とが含まれて構成される。WLAN APa72はコアネットワーク_A90を運営する事業者に対して信頼性のあるWLANアクセスシステムでUE_A10が接続する無線基地局であり、WLAN ANa70には1又は複数の無線基地局が含まれて構成されてよい。TWAG_A74はコアネットワーク_A90とWLAN ANa70のゲートウェイ装置である。また、WLAN APa72とTWAG_A74とは、単一の装置で構成されてもよい。
コアネットワーク_A90を運営する事業者とWLAN ANa70を運営する事業者が異なる場合でも、事業者間の契約や規約によりこのような構成での実現が可能となる。
また、WLAN ANb75はWLAN APb76を含んで構成される。WLAN APb76はコアネットワーク_A90を運営する事業者に対して信頼関係が結ばれていない場合に、WLANアクセスシステムでUE_A10が接続する無線基地局であり、WLAN ANb75には1又は複数の無線基地局が含まれて構成されてよい。
このように、WLAN ANb75はコアネットワーク_A90に含まれる装置であるePDG_A65をゲートウェイとしてコアネットワーク_A90に接続される。ePDG_A65は安全性を確保するためのセキュリティー機能を持つ。
UTRAN_A20は、RNC(Radio Network Controller)_A24とeNB(UTRAN)_A22を含んで構成される。eNB(UTRAN)_A22は、UTRA(UMTS Terrestrial Radio Access)でUE_A10が接続する無線基地局であり、UTRAN_A20には1又は複数の無線基地局が含まれて構成されてよい。またRNC_A24は、コアネットワーク_A90とeNB(UTRAN)_A22を接続する制御部であり、UTRAN_A20には1又は複数のRNCが含まれて構成されてよい。また、RNC_A24は1つまたは複数のeNB(UTRAN)_A22と接続されてよい。更に、RNC_A24は、GERAN_A25に含まれる無線基地局(BSS(Base Station Subsystem)_A26)と接続されてよい。
GERAN_A25は、BSS_A26を含んで構成される。BSS_A26は、GERA(GSM(登録商標)/EDGE Radio Access)でUE_A10が接続する無線基地局であり、GERAN_A25には1又は複数の無線基地局BSSで構成されてもよい。また、複数のBSSは互いに接続しあっていてよい。またBSS_A26はRNC_A24と接続してもよい。
次に、第2のコアネットワーク_A90の構成の一例を説明する。例えば、UE_A10がCIoT端末である場合、コアネットワーク_A90は図3に示す構成であってもよい。図3のコアネットワーク_A90は、C−SGN(CIoT Serving Ga
teway Node)_A95とHSS_A50とで構成される。なお、図2と同様に、コアネットワーク_A90は、LTE以外のアクセスネットワークとの接続性を提供するために、AAA_A55及び/またはPCRF_A60及び/またはePDG_A65及び/またはSGSN_A42がコアネットワーク_A90に含まれてもよい。
C−SGN_A95は、図2のMME_A40とSGW_A35とPGW_A30の機能の一部又は全てを担うノードであってよい。C−SGN_A95はCIoT端末の接続性の確立や切断、モビリティ等を管理するノードであってよい。
つまり、C−SGN_A95は、PDN_Aとコアネットワーク_A90間のゲートウェイ装置機能及び、コアネットワーク_A90とCIOT AN_A100間のゲートウェイ装置機能及び、UE_A10の位置管理機能を有していてよい。
図に示すように、UE_A10は無線アクセスネットワークCIOT AN_A100を介して、コアネットワーク_A90に接続する。
図3(b)にCIOT AN_A100の構成を示す。図に示すようにCIOT AN_A100にはeNB_A45が含まれて構成されてよい。CIOT AN_A100に含まれるeNB_A45は、LTE AN_A80に含まれるeNB_A45と同じ基地局であってよい。または、CIOT AN_A100に含まれるeNB_A45は、LTE AN_A80に含まれるeNB_A45と異なる、CIoT端末を収容する基地局であってよい。
なお、第1のコアネットワーク及び又は第2のコアネットワークは、IoTのために最適化されたシステムで構成されてよい。
なお、本明細書において、UE_A10が各無線アクセスネットワークに接続されるという事は、各無線アクセスネットワークに含まれる基地局装置やアクセスポイント等に接続される事であり、送受信されるデータや信号等も、基地局装置やアクセスポイントを経由している。
[1.2.装置の構成]
以下、各装置の構成について説明する。
[1.2.1.eNBの構成]
以下、eNB_A45の構成について説明する。図4はeNB_A45の装置構成を示す。図に示すように、eNB_A45はネットワーク接続部_A420と、送受信部_A430と、制御部_A400と記憶部_A440で構成されている。ネットワーク接続部_A420と送受信部_A430と記憶部_A440は制御部_A400と、バスを介して接続されている。
制御部_A400はeNB_A45を制御するための機能部である。制御部_A400は、記憶部_A440に記憶されている各種プログラムを読みだして実行することにより各種処理を実現する。
ネットワーク接続部_A420は、eNB_A45がMME_A40及び/またはSGW_A35またはC−SGN_A95と接続するための機能部である。さらに、ネットワーク接続部_A420は、eNB_A45がMME_A40及び/またはSGW_A35またはC−SGN_A95からユーザデータ及び又は制御データを送受信する送受信機能部である。
送受信部_A430は、eNB_A45がUE_A10と接続するための機能部である。さらに、送受信部_A430は、UE_A10からユーザデータ及び又は制御データを送受信する送受信機能部である。また、送受信部_A430には、外部アンテナ_A410が接続されている。
記憶部_A440は、eNB_A45の各動作に必要なプログラムや、データなどを記憶する機能部である。記憶部640は、例えば、半導体メモリや、HDD(Hard Disk Drive)等により構成されている。
記憶部_A440は、少なくとも、後述する通信手続き内で送受信する制御メッセージに含まれる識別情報及びまたは制御情報及び又はフラグ及び又はパラメータを記憶してもよい。
[1.2.2.MMEの構成]
以下、MME_A40の構成について説明する。図6はMME_A40の装置構成を示す。図に示すように、MME_A40はネットワーク接続部_B620と、制御部_B600と記憶部_B640で構成されている。ネットワーク接続部_B620と記憶部_B640は制御部_B600と、バスを介して接続されている。
制御部_B600はMME_A40を制御するための機能部である。制御部_B600は、記憶部_B640に記憶されている各種プログラムを読みだして実行することにより各種処理を実現する。
ネットワーク接続部_B620は、MME_A40が、eNB_A45及び/またはHSS_A50及び/またはSGW_A35と接続するための機能部である。さらに、ネットワーク接続部_B620は、MME_A40が、eNB_A45及び/またはHSS_A50及び/またはSGW_A35からユーザデータ及び又は制御データを送受信する送受信機能部である。
記憶部_B640は、MME_A40の各動作に必要なプログラムや、データなどを記憶する機能部である。記憶部_B640は、例えば、半導体メモリや、HDD(Hard
Disk Drive)等により構成されている。
記憶部_B640は、少なくとも、後述する通信手続き内で送受信する制御メッセージに含まれる識別情報及びまたは制御情報及び又はフラグ及び又はパラメータを記憶してもよい。
記憶部_B640は、図に示すように、MMEコンテキスト642と、セキュリティーコンテキスト648、MME緊急構成データ650を記憶する。なお、MMEコンテキストは、MMコンテキスト644と、EPSベアラコンテキスト646により構成される。または、MMEコンテキストはEMMコンテキストとESMコンテキストで構成されてもよい。MMコンテキスト644とはEMMコンテキストの事であり、EPSベアラコンテキスト646はESMコンテキストの事であってもよい。
図7〜図9に(b)UEごとに記憶されるMMEコンテキストの情報要素を示す。図に示すように、UEごとに記憶されるMMEコンテキストは、IMSI、IMSI−unauthenticated−indicator、MSISDN、MM State、GUTI、ME Identity、Tracking Area List、TAI of last TAU、ECGI(E−UTRAN Cell Global Iden
tity)、E−UTRAN Cell Identity Age、CSG ID、CSG membership、Access mode、Authentication
Vector、UE Radio Access Capability、MS Classmark 2、MS Classmark 3、Supported Codecs、UE Network Capability、MS Network Capability、UE Specific DRX Parameters、Selected NAS Algorithm、eKSI、K_ASMENAS Keys and
COUNT、Selected CN operator ID、Recovery、Access Restriction、ODB for PS parameters、APN−OI Replacement、MME IP address for S11、MME TEID for S11、S‐GW IP address for S11/S4、S GW TEID for S11/S4、SGSN IP address for S3、SGSN TEID for S3、eNodeB Address in Use for S1−MME、eNB UE S1AP ID、MME UE S1AP ID、Subscribed UE−AMBR、UE−AMBR、EPS Subscribed Charging Characteristics、Subscribed RFSP Index、RFSP Index in Use、Trace reference、Trace type、Trigger ID、OMC identity、URRP−MME、CSG Subscription Data、LIPA Allowed、Subscribed Periodic RAU/TAU
Timer、MPS CS priority、MPS EPS priority、Voice Support Match Indicator、Homogenous
Support of IMS Voice over PS Sessionsを含む。
IMSIは、ユーザの永久的な識別情報である。HSS_A50が記憶するIMSIと等しい。
IMSI−unauthenticated−indicatorは、このIMSIが認証されていない事を示す指示情報である。
MSISDNは、UEの電話番号を表す。MSISDNはHSS_A50の記憶部により示される。
MM Stateは、MMEの移動管理(Mobility management)状態を示す。この管理情報は、eNBとコアネットワーク間の接続が解放されているECM−IDLE状態、eNBとコアネットワーク間の接続が解放されていないECM−CONNECTED状態、またはMMEがUEの位置情報を記憶していないEMM−DEREGISTERED状態を示す。
GUTI(Globally Unique Temporary Identity)は、UEの一時的な識別情報である。GUTIはMMEの識別情報(GUMMEI:Globally Unique MME Identifier)と特定MME内でのUEの識別情報(M−TMSI)により構成される。
ME IdentityUEのIDであり、例えば、IMEI/IMISVであってもよい。
Tracking Area Listは、UEに割り当てたトラッキングエリア識別情報のリストである。
TAI of last TAUは、最近のトラッキングエリア更新手続きで示されたトラッキングエリア識別情報である。
ECGIは、MME_A40が知る最近のUEのセルの識別情報である。
E−UTRAN Cell Identity Ageは、MMEがECGIを取得してからの経過時間を示す。
CSG IDは、MMEが知る、最近のUEが動作したCSG(Closed Subscriber Group)の識別情報である。
CSG membershipは、MMEが知る最近のUEのCSGのメンバー情報である。CSG membershipは、UEがCSGメンバーであるかどうかを示す。
Access modeはECGIで識別されるセルのアクセスモードであり、ECGIがCSGとCSGではないUEの両方にアクセスを許可するハイブリッドであることを示す識別情報であってもよい。
Authentication VectorはMMEが従う、特定のUEの一時的なAKA(Authentication and Key Agreement)を示す。Authentication Vectorは、認証に用いるランダム値RAND、期待応答XRES、鍵K_ASME、ネットワークに認証された言語(トークン)AUTNで構成される。
UE Radio Access Capabilityは、UEの無線アクセス能力を示す識別情報である。
MS Classmark 2は、3G/2G(UTRAN/GERAN)のCSドメインのコアネットワークの分類記号(Classmark)である。MS Classmark 2は、UEがSRVCC(Single Radio Voice Call Continuit)をGERANまたはUTRANに対してサポートする場合に使用される。
MS Classmark 3は、GERANのCSドメインの無線ネットワークの分類記号(Classmark)である。MS Classmark 3は、UEがSRVCC(Single Radio Voice Call Continuit)をGERANに対してサポートする場合に使用される。
Supported Codecsは、CSドメインでサポートされるコードのリストである。このリストは、UEがSRVCCをGERANまたはUTRANに対してサポートする場合に使用される。
UE Network Capabilityは、UEにサポートされるセキュリティーのアルゴリズムと鍵派生関数を含める。
MS Network Capabilityは、GERAN及び/又はUTRAN機能をもつUEに対して、SGSNに必要な少なくとも一つの情報を含める情報である。
UE Specific DRX Parametersは、UEのDRX(Disc
ontinuous Reception)サイクル長を決定するために用いるパラメータである。ここでDRXとは、UEのバッテリーの消費電力をなるべく少なくするために、ある一定時間通信がなければUEを低消費電力状態に切り替える機能である。
Selected NAS Algorithmは、NAS(Non−Access Stream)の選択されたセキュリティーアルゴリズムである。
eKSIは、K_ASMEを示す鍵の集合である。UTRANまたはE−UTRANのセキュリティー認証により取得したセキュリティー鍵を利用するかどうかを示してもよい。
K_ASMEは、暗号鍵CK(Cipher Key)と完全鍵IK(Integrity Key)に基づき生成される、E−UTRANの鍵階層化の鍵である。
NAS Keys and COUNTは、鍵K_NASintと、鍵K_NASencとNAS COUNTパラメータにより構成される。鍵K_NASintは、UEとMME間の暗号化のための鍵であり、鍵K_NASencは、UEとMME間の安全性保護のための鍵である。また、NAS COUNTはUEとMME間のセキュリティーが確立された、新しい鍵が設定された場合にカウントを開始する、カウントである。
Selected CN operator IDはオペレータ間でネットワークを共有するために使用する、選択されたコアネットワークオペレータの識別情報である。
Recoveryは、HSSがデータベースの復帰を行うかどうかを示す識別情報である。
Access Restrictionは、アクセス制限の登録情報である。
ODB for PS parametersは、ODB(operator determined barring)の状態を示す。ここでODBとは、通信事業者(オペレータ)が決定したアクセス規定である。
APN−OI Replacementは、DNS解決を実行する為にPGW FQDNを構築する際の、APNに代わるドメイン名である。この代用のドメイン名はすべてのAPNに適応される。
MME IP address for S11は、SGWとのインターフェースで用いられるMMEのIPアドレスである。
MME TEID for S11は、SGWとのインターフェースで用いられるTEID(Tunnel Endpoint Identifier)である。
S−GW IP address for S11/S4はMMEとSGW間またはSGSNとMME間のインターフェースで利用されるSGWのIPアドレスである。
S GW TEID for S11/S4はMMEとSGW間またはSGSNとMME間のインターフェースで利用されるSGWのTEIDである。
SGSN IP address for S3は、MMEとSGSN間でのインターフェースに用いるSGSNのIPアドレスである。
SGSN TEID for S3は、MMEとSGSN間のインターフェースで用いるSGSNのTEIDである。
eNodeB Address in Use for S1−MMEは、MMEとeNB間のインターフェースで最近用いられたeNBのIPアドレスである。
eNB UE S1AP IDは、eNB内でのUEの識別情報である。
MME UE S1AP IDは、MME内でのUEの識別情報である。
Subscribed UE−AMBRは、ユーザの登録情報に従いすべてのNon−GBR(Guaranteed Bit Rate)ベアラ(非保障ベアラ)を共有するための上り通信および下り通信のMBR(Maximum Bit Rate)の最大値を示す。
UE−AMBRは、すべてのNon−GBRベアラ(非保障ベアラ)を共有するために、最近使用された上り通信および下り通信のMBRの最大値を示す。
EPS Subscribed Charging Characteristicsは、UEの課金特性を示す。例えば、EPS Subscribed Charging
Characteristicsはノーマル、プリペイド、課金率固定、または即時請求などの登録情報を示してもよい。
Subscribed RFSP Indexは、HSSから取得したE−UTRAN内の特定のRRM構成のためのインデックスである。
RFSP Index in Useは、最近使用されたE−UTRAN内の特定のRRM構成のためのインデックスである。
Trace referenceは、特定のトレースの記録、または記録の集合を識別する識別情報である。
Trace typeは、トレースのタイプを示す。例えば、HSSがトレースをするタイプ、及び/または、MMEやSGWやPGWがトレースするタイプを示してもよい。
Trigger IDは、トレースを開始する構成要素を識別する識別情報である。
OMC Identityは、トレースされた記録を受信したOMCを識別する識別情報である。
URRP−MMEは、HSSによりMMEからのUE活動通知が要求された事を示す識別情報である。
CSG Subscription Dataは、ローミング先のPLMN(VPLMN)CSG IDとローミング先の等価PLMNの関連リストである。CSG IDごとに、CSG IDの有効期限を示すexpiration dateや、有効期限がない事を示すabsent expiration dateと関連づけられていてもよい。CSG IDは、LIPAを介した特定のPDN接続に使われてもよい。
LIPA Allowedは、UEはこのPLMNでLIPAを使用することが許可されているかどうかを示す
Subscribed Periodic RAU/TAU Timerは、定期的なRAU及び/またはTAUのタイマーである。
MPS CS priorityは、UEがCSドメインでeMLPPか1x RTT優先サービスに登録されていることを示す。
MPS EPS priorityは、EPSドメイン内でMPSに登録されていることを示す識別情報である。
Voice Support Match Indicatorは、UEの無線能力がネットワーク構成と互換性があるかどうかを示す。例えば、UEによるSRVCCのサポートがネットワークの音声通話に対するサポートとマッチするかどうかを示す。
Homogenous Support of IMS Voice over PS
Sessions for MMEは、PSセッション上のIMS音声通話をサポートするかどうかを、UEごとに示す指示情報である。Homogenous Support of IMS Voice over PS Sessions for MMEは、MMEが管理する全てのTA(Tracking Area)でPS(Packet Switched: 回線交換)セッション上でのIMS(IP Multimedia
Subsystem)音声通話をサポートする、「Supported」と、PSセッション上でのIMS音声通話をサポートするTAがない場合を示す「Not Supported」とがある。また、PSセッション上でのIMS音声通話をサポートが均一でない(サポートするTAとしないTAがMME内に混在する)場合や、サポートするかどうかが分からない場合、MMEはこの指示情報をHSSに通知しない。
図10に、PDNコネクションごとに記憶されるPDNコネクションごとのMMEコンテキストに含まれる情報要素を示す。図に示すように、PDNコネクションごとのMMEコンテキストは、APN in Use、APN Restriction、APN Subscribed、PDN Type、IP Address、EPS PDN Charging Characteristics、APN−OI Replacement、SIPTO permissions、Local Home Network ID、LIPA permissions、WLAN offloadability、VPLMN Address Allowed、PDN GW Address in Use(制御情報)、PDN GW TEID for S5/S8(制御情報)、MS Info Change Reporting Action、CSG Information Reporting Action、Presence Reporting
Area Action、EPS subscribed QoS profile、Subscribed APN−AMBR、APN−AMBR、PDN GW GRE Key for uplink traffic(ユーザデータ)、Default bearer、low access priorityを含める。
APN in Useは、最近使用されたAPNを示す。このAPNはAPNネットワークの識別情報と、デフォルトのオペレータの識別情報により構成される。
APN Restrictionは、このベアラコンテキストに関連づけられたAPNに対する、APNのタイプの組み合わせの制限を示す。つまり、確立できるAPNの数とAPNのタイプを制限する情報である。
APN SubscribedはHSSから受信した登録APNを意味する。
PDN Typeは、IPアドレスのタイプを示す。例えば、PDN Typeは、IPv4、IPv6またはIPv4v6を示す。
IP Addressは、IPv4アドレスかIPv6 Prefixを示す。なお、IPアドレスはIPv4とIPv6のprefixの両方を記憶してもよい。
EPS PDN Charging Characteristicsは、課金特性を示す。EPS PDN Charging Characteristicsは例えば、ノーマル、プリペイド、課金率固定、または即時請求を示してよい。
APN−OI Replacementは、UEごとに登録されているAPN−OI Replacementと同様の役割をもつAPNの代理ドメイン名である。ただし、UEごとのAPN−OI Replacementより優先度が高い。
SIPTO permissionsはこのAPNを用いたトラフィックのSIPTO(Selected IP Traffic Offload)に対する許可情報を示す。具体的には、SIPTO permissionsは、SIPTOを用いる事を禁止する、またはローカルネットワーク以外でのSIPTOの利用を許可する、またはローカルネットワークを含めるネットワークでのSIPTOの利用を許可する、またはローカルネットワークのみSIPTOの利用を許可する、ことを識別する。
Local Home Network IDは、ローカルネットワークを用いたSIPTO(SIPTO@LN)の利用が可能である場合、基地局が属するホームネットワークの識別情報を示す。
LIPA permissionsは、このPDNがLIPAを介したアクセスが可能かどうかを示す識別情報である。具体的には、LIPA permissionsは、LIPAを許可しないLIPA−prohibited、またはLIPAのみ許可する、LIPA−only、条件によりLIPAを許可するLIPA−conditionalであってよい。
WLAN offload abilityは、このAPNで接続されたトラフィックは、無線ランと3GPP間の連携機能を用いて、無線ランにオフロードできるか、または3GPPの接続を維持するのかを示す識別情報である。WLAN offload abilityは、RATタイプごとに分かれていてもよい。具体的には、LTE(E−UTRA)と3G(UTRA)とで異なったWLAN offload abilityが存在してもよい。
VPLMN Address Allowedは、UEがこのAPNを用いた接続が、ローミング先のPLMN(VPLMN)ではHPLMNのドメイン(IPアドレス)PGWのみを使用することが許可されるのか、またはVPLMNのドメイン内のPGWを追加されるのかを示す
PDN GW Address in Use(制御情報)は、PGWの最近のIPアドレスを示す。このアドレスは制御信号を送信するときに用いられる。
PDN GW TEID for S5/S8(制御情報)は、SGWとPGW間のインターフェース(S5/S8)で制御情報の送受信に用いるTEIDである。
MS Info Change Reporting Actionは、PGWにユーザの位置情報が変更された事を通知する必要があること示す情報要素である。
CSG Information Reporting Actionは、PGWにCSG情報が変更された事を通知する必要があることを示す情報要素である。
Presence Reporting Area Actionは、UEが存在報告エリア(Presence Reporting Area)に存在するかどうかの変更を通知する必要があることを示す。この情報要素は、存在報告エリアの識別情報と、存在報告エリアに含まれる要素により分かれている。
EPS subscribed QoS profileは、デフォルトベアラに対する、ベアラレベルでのQoSパラメータを示す。
Subscribed APN−AMBRは、ユーザの登録情報に従いこのAPNに対して確立された全てのNon−GBRベアラ(非保障ベアラ)を共有するための上り通信および下り通信のMBR(Maximum Bit Rate)の最大値を示す。
APN−AMBRは、PGWにより決定された、このAPNに対して確立された全てのNon−GBRベアラ(非保障ベアラ)を共有するための上り通信および下り通信のMBR(Maximum Bit Rate)の最大値を示す。
PDN GW GRE Key for uplink traffic(ユーザデータ)は、SGWとPGW間のインターフェースのユーザデータの上り通信のためのGRE(Generic Routing Encapsulation)鍵である。
Default Bearerは、PDNコネクション確立時に取得、及び又は、生成する情報であり、PDNコネクションに対応づけられたデフォルトベアラを識別するためのEPSベアラ識別情報である。
なお、本実施形態におけるEPSベアラとは、UE_A10とC−SGN_A95との間で確立する通信路であってよい。さらに、EPSベアラは、UE_A10とeNB_A45との間で確立するRB(Radio Bearer)と、eNB_A45とC−SGN_A95との間で確立するS1ベアラとによって構成されてよい。ここで、RBとEPSベアラとは一対一に対応づけられてよい。そのため、RBの識別情報は、EPSベアラの識別情報と一対一に対応づけられてもよいし、同じ識別情報であってもよい。
また、EPSベアラとは、UE_A10とPGW_A30との間で確立する論理的な通信路であってもよい。この場合においても、EPSベアラは、UE_A10とeNB_A45との間で確立するRB(Radio Bearer)を含んで構成されてよい。さらに、RBとEPSベアラとは一対一に対応づけられてよい。そのため、RBの識別情報は、EPSベアラの識別情報と一対一に対応づけられてもよいし、同じ識別情報であってもよい。
したがって、Default Bearerは、SRB(Signalling Radio Bearer)、及び又は、CRB(Control Signalling Radio Bearer)を識別する識別情報であってもよいし、DRB(Data Radio Bearer)識別する識別情報であってもよい。
ここで、本実施形態におけるSRBとは、本来は制御メッセージ等の制御情報を送受信
するために確立するRBであってよい。ここで、本実施形態におけるCRBとは、本来は制御メッセージ等の制御情報を送受信するために確立するRBであってよい。なお、本実施形態では、本来制御メッセージを送受信するためのRBを用いて、ユーザデータの送受信を行う。したがって、本実施形態では、SRB又はCRBを用いて、制御メッセージとユーザデータとを送受信する。
また、本実施形態におけるDRBとは、ユーザデータを送受信するために確立するRBであってよい。
low access priorityは、PDNコネクションが公開されているとき、UEが低いアクセス優先度(low access priority)を要求したことを示す。
図11は、ベアラごとに記憶されるMMEコンテキストを示す。図が示すように、ベアラごとに記憶されるMMEコンテキストは、EPS Bearer ID、TI、S−GW IP address for S1−u、S−GW TEID for S1u、PDN GW TEID for S5/S8、PDN GW IP address for S5/S8、EPS bearer QoS、TFTを含める。
EPS Bearer IDは、E−UTRANを介したUE接続に対して、EPSベアラを識別する唯一の識別情報である。
なお、EPS Bearer IDは、デディケイテッドベアラを識別するEPSベアラ識別情報であってよい。したがって、デフォルトベアラとは異なるEPSベアラを識別する識別情報であってよい。
なお、既に説明した通り、EPSベアラとは、UE_A10とC−SGN_A95との間で確立する通信路であってよい。さらに、EPSベアラは、UE_A10とeNB_A45との間で確立するRB(Radio Bearer)と、eNB_A45とC−SGN_A95との間で確立するS1ベアラとによって構成されてよい。ここで、RBとEPSベアラとは一対一に対応づけられてよい。そのため、RBの識別情報は、EPSベアラの識別情報と一対一に対応づけられてもよいし、同じ識別情報であってもよい。
また、EPSベアラとは、UE_A10とPGW_A30との間で確立する論理的な通信路であってもよい。この場合においても、EPSベアラは、UE_A10とeNB_A45との間で確立するRB(Radio Bearer)を含んで構成されてよい。さらに、RBとEPSベアラとは一対一に対応づけられてよい。そのため、RBの識別情報は、EPSベアラの識別情報と一対一に対応づけられてもよいし、同じ識別情報であってもよい。
したがって、デディケイテッドベアラを識別するEPSベアラIDは、SRB(Signalling Radio Bearer)、及び又は、CRB(Control Signalling Radio Bearer)を識別する識別情報であってもよいし、DRB(Data Radio Bearer)識別する識別情報であってもよい。
ここで、既に説明したとおり、本実施形態におけるSRBとは、本来は制御メッセージ等の制御情報を送受信するために確立するRBであってよい。ここで、本実施形態におけるCRBとは、本来は制御メッセージ等の制御情報を送受信するために確立するRBであってよい。なお、本実施形態では、本来制御メッセージを送受信するためのRBを用いて、ユーザデータの送受信を行う。したがって、本実施形態では、SRB又はCRBを用い
て、制御メッセージとユーザデータとを送受信する。
また、本実施形態におけるDRBとは、ユーザデータを送受信するために確立するRBであってよい。
TIはTransaction Identifierの略であり、双方向のメッセージフロー(Transaction)を識別する識別情報である。
S−GW IP address for S1−uは、eNBとSGW間のインターフェースで使用するSGWのIPアドレスである。
また、S−GW IP address for S1−uは、ユーザデータが制御情報用のメッセージに含まれて送受信される場合、MME、及び又は、SGSNとSGW間のインターフェースで使用するSGWのIPアドレスであってもよく、S−GW IP address for S11/S4であってもよい。
S−GW TEID for S1uは、eNBとSGW間のインターフェースで使用するSGWのTEIDである。
また、S−GW TEID for S1uは、MME、及び又は、ユーザデータが制御情報用のメッセージに含まれて送受信される場合、SGSNとSGW間のインターフェースで使用するSGWのTEIDアドレスであってもよく、S−GW TEID for
S11/S4であってもよい。
PDN GW TEID for S5/S8は、SGWとPGW間のインターフェースのユーザデータ伝送の為のPGWのTEIDである。
PDN GW IP address for S5/S8は、SGWとPGW間のインターフェースのユーザデータ伝送の為のPGWのIPアドレスである。
EPS bearer QoSは、QCI(QoS Class Identifier)と、ARP(Allocation and Retention Priority)で構成される。QCIはQoSの属するクラスを示す。QoSは帯域制御の有無や遅延許容時間、パケットロス率などに応じてクラスを分けられる。QCIは優先度を示す情報を含める。ARPは、ベアラを維持することに関する優先度を表す情報である。
TFTは、Traffic Flow Templateの略であり、EPSベアラと関連づけられた全てのパケットフィルターを示す。
ここで、図7〜図11に示すMMEコンテキストに含まれる情報要素は、MMコンテキスト644またはEPSベアラコンテキスト646のいずれかに含まれる。例えば、図11に示すベアラごとのMMEコンテキストをEPSベアラコンテキストに記憶し、その他の情報要素をMMコンテキストに記憶してもよい。または図10に示すPDNコネクションごとのMMEコンテキストと図11に示すベアラごとのMMEコンテキストをEPSベアラコンテキストに記憶し、その他の情報要素をMMコンテキストに記憶してもよい。
図6が示すように、MMEの記憶部_B640は、セキュリティーコンテキスト648を記憶してもよい。図12(e)はセキュリティーコンテキスト648に含まれる情報要素を示す。
図が示すように、セキュリティーコンテキストは、EPS AS セキュリティーコンテキストと、EPS NAS セキュリティーコンテキストにより構成される。EPS AS セキュリティーコンテキストは、アクセス層(AS:Access Stream)のセキュリティーに関するコンテキストであり、EPS NAS セキュリティーコンテキストは非アクセス層(NAS:Non−Access Stream)のセキュリティーに関するコンテキストである。
図12(f)は、EPS AS セキュリティーコンテキストに含まれる情報要素を示す。図が示すように、EPS AS セキュリティーコンテキストは、cryptographic keyと、Next Hop parameter (NH)と、Next
Hop Chaining Counter parameter (NCC)と、identifiers of the selected AS level cryptographic algorithmsとを含める。
cryptographic keyは、アクセス層での暗号化の鍵である。
NHは、K_ASMEから決定される情報要素である。フォワードセキュリティーを実現するための情報要素である。
NCCは、NHと関連付けられた情報要素である。ネットワークを切り替える垂直方向のハンドオーバーが発生した数を表す。
identifiers of the selected AS level cryptographic algorithmsは選択された暗号化アルゴリズムの識別情報である。
図12(g)は、EPS NAS セキュリティーコンテキストに含まれる情報要素を示す。図が示すように、EPS NAS セキュリティーコンテキストはK_ASMEとUE Security capabilitieとNAS COUNTを含めてよい。
K_ASMEは、鍵CKとIKに基づき生成される、E−UTRANの鍵階層化の鍵である。
UE Security capabilitieは、UEで使用される暗号とアルゴリズムに対応する識別情報の集合である。この情報は、アクセス層に対する情報と、非アクセス層に対する情報とを含む。更に、UEがUTRAN/GERANへのアクセスをサポートする場合、この情報にUTRAN/GERANに対する情報を含める。
NAS COUNは、K_ASMEが動作している時間を示すカウンターである。
セキュリティーコンテキスト648はMMEコンテキスト642に含まれてもよい。また、図6に示すように、セキュリティーコンテキスト648とMMEコンテキスト642は別に存在してもよい。
図12(h)は、MME緊急構成データ650で記憶される情報要素を示す。MME緊急構成データは、HSSから取得するUEの登録情報の代わりに使用する情報である。図に示すように、MME緊急構成データ650は、em APN(Emergency Access Point Name)、Emergency QoS profile、Emergency APN−AMBR、Emergency PDN GW identity、Non−3GPP HO Emergency PDN GW identi
tyが含まれる。
em APNは、緊急用のPDN接続に用いるアクセスポイント名を示す。
Emergency QoS profileは、ベアラレベルでのem APNのデフォルトベアラのQoSを示す。
Emergency APN−AMBRは、em APNに対して確立されたNon−GBRベアラ(非保障ベアラ)を共有するための上り通信および下り通信のMBRの最大値を示す。この値はPGWにより決定される。
Emergency PDN GW identityは、em APNに対して静的に設定されたPGWの識別情報である。この識別情報は、FQDNでもIPアドレスであってもよい。
Non−3GPP HO Emergency PDN GW identityは、PLMNが3GPP以外のアクセスネットワークへのハンドオーバーをサポートする場合に、em APNに対して静的に設定されたPGWの識別情報である。この識別情報は、FQDNでもIPアドレスであってもよい。
更に、MME_A40は、UEに対する接続状態を、UEと同期しながら管理してよい。
[1.2.3.SGWの構成]
以下、SGW_A35の構成について説明する。図13はSGW_A35の装置構成を示す。図に示すように、SGW_A35はネットワーク接続部_C1320と、制御部_C1300と記憶部_C1340で構成されている。ネットワーク接続部_C1320と記憶部_C1340は制御部_C1300と、バスを介して接続されている。
制御部_C1300はSGW_A35を制御するための機能部である。制御部_C1300は、記憶部_C1340に記憶されている各種プログラムを読みだして実行することにより各種処理を実現する。
ネットワーク接続部_C1320は、SGW_A35が、eNB_A45及び/またはMME_A40及び/またはPGW_A30及び/又はSGSN_A42と接続するための機能部である。さらに、ネットワーク接続部_C1320は、SGW_A35が、eNB_A45及び/またはMME_A40及び/またはPGW_A30及び/又はSGSN_A42からユーザデータ及び又は制御データを送受信する送受信機能部である。
記憶部_C1340は、SGW_A35の各動作に必要なプログラムや、データなどを記憶する機能部である。記憶部_C1340は、例えば、半導体メモリや、HDD(Hard Disk Drive)等により構成されている。
記憶部_C1340は、少なくとも、後述する通信手続き内で送受信する制御メッセージに含まれる識別情報及びまたは制御情報及び又はフラグ及び又はパラメータを記憶してもよい。
記憶部_C1340は、図に示すように、EPSベアラコンテキスト1342を記憶する。なお、EPSベアラコンテキストの中には、UEごとに記憶されるものと、PDNごとに記憶されるものと、ベアラごとに記憶されるものが含まれる。
図14にUEごとに記憶されるEPSベアラコンテキストの情報要素を示す。図14が示すように、UEごとに記憶されるEPSベアラコンテキストは、IMSI、MSI−unauthenticated−indicator、ME Identity、MSISDN、Selected CN operator id、MME TEID for
S11、MME IP address for S11、S−GW TEID for S11/S4、S−GW IP address for S11/S4、SGSN
IP address for S4、SGSN TEID for S4、Trace reference、Trace type、Trigger ID、OMC identity、Last known Cell Id、Last known Cell Id ageを含める。
IMSIは、ユーザの永久的な識別情報である。HSS_A50のIMSIと等しい。
IMSI−unauthenticated−indicatorは、このIMSIが認証されていない事を示す指示情報である。
ME Identityは、UEの識別情報であり、例えば、IMEI/IMISVであってもよい。
MSISDNは、UEの基本的な電話番号を表す。MSISDNはHSS_A50の記憶部により示される。
Selected CN operator idはオペレータ間でネットワークを共有するために使用する、選択されたコアネットワークオペレータの識別情報である。
MME TEID for S11は、MMEとSGW間のインターフェースで用いられるMMEのTEIDである。
MME IP address for S11は、MMEとSGW間のインターフェースで用いられるMMEのIPアドレスである。
S−GW TEID for S11/S4は、MMEとSGW間のインターフェース、またはSGSNとSGW間のインターフェースで用いられるSGWのTEIDである。
S−GW IP address for S11/S4は、MMEとSGW間のインターフェース、またはSGSNとSGW間のインターフェースで用いられるSGWのIPアドレスである。
SGSN IP address for S4は、SGSNとSGW間のインターフェースで用いられるSGSNのIPアドレスである。
SGSN TEID for S4は、SGSNとSGW間のインターフェースで用いられるSGSNのTEIDである。
Trace referenceは、特定のトレースの記録、または記録の集合を識別する識別情報である。
Trace Typeは、トレースのタイプを示す。例えば、HSSがトレースをするタイプ、及び/または、MMEやSGWやPGWがトレースするタイプを示してもよい。
Trigger IDは、トレースを開始する構成要素を識別する識別情報である。
OMC Identityは、トレースされた記録を受信したOMCを識別する識別情報である。
Last known Cell IDは、ネットワークから通知されたUEの最近の位置情報である。
Last known Cell ID ageは、Last known Cell
IDが記憶されてから今までの期間を示す情報である。
さらに、EPSベアラコンテキストには、PDNコネクションごとに記憶されるPDNコネクションごとのEPSベアラコンテキストが含まれる。図15(c)に、PDNコネクションごとのEPSベアラコンテキストを示す。図に示すように、PDNコネクションごとのEPSベアラコンテキストは、APN in Use、EPS PDN Charging Characteristics、P−GW Address in Use(制御情報)、P−GW TEID for S5/S8(制御情報)、P−GW Address in Use(ユーザデータ)、P−GW GRE Key for uplink(ユーザデータ)、S−GW IP address for S5/S8(制御情報)、S―GW TEID for S5/S8(制御情報)、S GW Address in Use(ユーザデータ)、S−GW GRE Key for downlink traffic(ユーザデータ)、Default Bearerを含める。
APN in Useは、最近使用されたAPNを示す。このAPNはAPNネットワークの識別情報と、デフォルトのオペレータの識別情報により構成される。また、この情報は、MMEまたはSGSNより取得した情報である。
EPS PDN Charging Characteristicsは、課金特性を示す。EPS PDN Charging Characteristicsは例えば、ノーマル、プリペイド、課金率固定、または即時請求を示してよい。
P−GW Address in Use(制御情報)は、SGWが最近制御情報を送信するときに使用したPGWのIPアドレスである。
P−GW TEID for S5/S8(制御情報)は、SGWとPGW間のインターフェースで、制御情報の伝送に用いるPGWのTEIDである。
P−GW Address in Use(ユーザデータ)は、SGWが最近ユーザデータを送信するときに使用したPGWのIPアドレスである。
P−GW GRE Key for uplink(ユーザデータ)は、SGWとPGW間のインターフェースのユーザデータの上り通信のためのGREキーである。
S−GW IP address for S5/S8(制御情報)は、SGWとPGW間の制御情報のインターフェースに用いるSGWのIPアドレスである。
S―GW TEID for S5/S8(制御情報)は、GWとPGW間の制御情報のインターフェースに用いるSGWのTEIDである。
S GW Address in Use(ユーザデータ)は、SGWがユーザデータを送信するのに最近用いたSGWのIPアドレスである。
S−GW GRE Key for downlink traffic(ユーザデータ)は、SGWとPGW間のユーザデータのインターフェースに用いる上り通信のGREキーである。
Default Bearerは、PDNコネクション確立時に取得、及び又は、生成する情報であり、PDNコネクションに対応づけられたデフォルトベアラを識別するための識別情報である。
更に、SGWのEPSベアラコンテキストはベアラごとのEPSベアラコンテキストを含める。図15(d)は、ベアラごとのEPSベアラコンテキストを示す。図に示すように、ベアラごとのEPSベアラコンテキストは、EPS Bearer Id、TFT、P−GW Address in Use(ユーザデータ)、P−GW TEID for S5/S8 (ユーザデータ)、S−GW IP address for S5/S8(ユーザデータ)、S−GW TEID for S5/S8(ユーザデータ)、S−GW IP address for S1−u、S12 and S4(ユーザデータ)、S−GW TEID for S1−u、S12 and S4(ユーザデータ)、eNodeB IP address for S1−u、eNodeB TEID for S1−u、RNC IP address for S12、RNC TEID
for S12、SGSN IP address for S4(ユーザデータ)、SGSN TEID for S4(ユーザデータ)、EPS Bearer QoS、Charging Idを含める。
EPS Bearer Idは、E−UTRANを介したUE接続に対して、EPSベアラを識別する唯一の識別情報である。つまり、ベアラを識別するための識別情報である。言い換えると、 EPS Bearer Idは、EPSベアラの識別情報である。また、EPS Bearer Idは、SRB、及び又は、CRBを識別する識別情報であってもよいし、DRBを識別する識別情報であってもよい。
TFTは、EPSベアラと関連づけられた全てのパケットフィルターを示す。言い換えると、TFTは送受信するユーザデータの一部を識別する情報であり、SGW_A35は、TFTによって識別されたユーザデータを、TFTに関連付けたEPSベアラを用いて送受信する。さらに言い換えると、SGW_A35は、TFTによって識別されたユーザデータを、TFTに関連づけたRBを含むEPSベアラを用いて送受信する。
また、SGW_A35は、TFTで識別できないユーザデータを、デフォルトベアラを用いて送受信してもよい。
また、SGW_A35は、デフォルトベアラに関連付けられてTFTを予め記憶しておいてもよい。
P−GW Address in Use(ユーザデータ)は、SGWとPGW間のインターフェースで、ユーザデータの送信に最近用いられたPGWのIPアドレスである。
P−GW TEID for S5/S8 (ユーザデータ)は、SGWとPGW間のユーザデータのインターフェースのためのPGWのTEIDである。
S−GW IP address for S5/S8(ユーザデータ)は、PGWか
ら受信するユーザデータの為の、SGWのIPアドレスである。
S−GW TEID for S5/S8(ユーザデータ)は、SGWとPGW間のユーザデータのインターフェースの為のSGWのTEIDである。
S−GW IP address for S1−u、S12 and S4(ユーザデータ)は、SGWと3GPPのアクセスネットワーク(LTEのアクセスネットワーク、またはGERAN/UTRAN)間のインターフェースで用いるSGWのIPアドレスである。
また、S−GW IP address for S1−u、S12 and S4(ユーザデータ)は、ユーザデータが制御情報用のメッセージに含まれて送受信される場合、SGWとMME、及び又は、SGSN間のインターフェースで用いるSGWのIPアドレスであってもよく、S−GW IP address for S11/S4であってもよい。
S−GW TEID for S1−u、S12 and S4(ユーザデータ)は、SGWと3GPPのアクセスネットワーク(LTEのアクセスネットワーク、またはGERAN/UTRAN)間のインターフェースで用いるSGWのTEIDである。
また、S−GW TEID for S1−u、S12 and S4(ユーザデータ)は、ユーザデータが制御情報用のメッセージに含まれて送受信される場合、SGWとMME、及び又は、SGSN間のインターフェースで用いるSGWのTEIDであってもよく、S−GW TEID for S11/S4であってもよい。
eNodeB IP address for S1−uは、SGWとeNB間の伝送に用いるeNBのIPアドレスである。
また、eNodeB IP address for S1−uは、ユーザデータが制御情報用のメッセージに含まれて送受信される場合、MMEとSGW間のインターフェースで用いるMMEのIPアドレスであってもよく、MME IP address for S11であってもよい。
eNodeB TEID for S1−uは、SGWとeNB間の伝送に用いるeNBのTEIDである。
また、eNodeB TEID for S1−uは、ユーザデータが制御情報用のメッセージに含まれて送受信される場合、MMEとSGW間のインターフェースで用いるMMEのTEIDであってもよく、MME TEID for S11であってもよい。
RNC IP address for S12は、SGWとUTRAN間のインターフェースに用いるRNCのIPアドレスである。
RNC TEID for S12は、SGWとUTRAN間のインターフェースに用いるRNCのTEIDである。
SGSN IP address for S4(ユーザデータ)は、SGWとSGSN間のユーザデータの伝送に用いるSGSNのIPアドレスである。
SGSN TEID for S4(ユーザデータ)は、SGWとSGSN間のユーザ
データの伝送に用いるSGSNのTEIDである。
EPS Bearer QoSは、このベアラのQoSを表し、ARP、GBR、MBR、QCIが含まれてもよい。ここでARPは、ベアラを維持することに関する優先度を表す情報である。また、GBR(Guaranteed Bit Rate)は帯域保障されたビットレートを表し、MBR(Maximum Bit Rate)は、最大ビットレートをあらわす。QCIは、帯域制御の有無や遅延許容時間、パケットロス率などに応じてクラスを分けられる。QCIは優先度を示す情報を含める。
Charging Idは、SGWとPGWで生成される課金を記録するための識別情報である。
[1.2.4.PGWの構成]
以下、PGW_A30の構成について説明する。図16はPGW_A30の装置構成を示す。図に示すように、PGW_A30はネットワーク接続部_D1620と、制御部_D1600と記憶部_D1640で構成されている。ネットワーク接続部_D1620と記憶部_D1640は制御部_D1600と、バスを介して接続されている。
制御部_D1600はPGW_A30を制御するための機能部である。制御部_D1600は、記憶部_D1640に記憶されている各種プログラムを読みだして実行することにより各種処理を実現する。
ネットワーク接続部_D1620は、PGW_A30が、SGW_A35及び/またはPCRF_A60及び/又はePDG_A65と及び/またはAAA_A55及び/またはTWAG_A74及び/又はPDN_A5と接続するための機能部である。また、ネットワーク接続部_D1620は、PGW_A30が、SGW_A35及び/またはPCRF_A60及び/又はePDG_A65と及び/またはAAA_A55及び/またはTWAG_A74及び/又はPDN_A5からユーザデータ及び又は制御データを送受信する送受信機能部である。
記憶部_D1640は、PGW_A30の各動作に必要なプログラムや、データなどを記憶する機能部である。記憶部_D1640は、例えば、半導体メモリや、HDD(Hard Disk Drive)等により構成されている。
記憶部_D1640は、少なくとも、後述する通信手続き内で送受信する制御メッセージに含まれる識別情報及びまたは制御情報及び又はフラグ及び又はパラメータを記憶してもよい。
記憶部_D1640は、図に示すように、EPSベアラコンテキスト1642を記憶する。なお、EPSベアラコンテキストの中には、UEごとに記憶されるものと、APNごとに記憶されるものと、PDNコネクションごとに記憶されるものと、ベアラごとに記憶されるものとが分かれて記憶されてもよい。
図17(b)は、UEごとに記憶されるEPSベアラコンテキストに含まれる情報要素を示す。図に示すように、UEごとに記憶されるEPSベアラコンテキストは、IMSI、IMSI−unauthenticated−indicator、ME Identity、MSISDN、Selected CN operator id、RAT type、Trace reference、Trace type、Trigger id、OMC identityを含む。
IMSIは、UEを使用するユーザに割り当てられる、識別情報である。
IMSI−unauthenticated−indicatorは、このIMSIが認証されていない事を示す指示情報である。
ME IdentityはUEのIDであり、例えば、IMEI/IMISVであってもよい。
MSISDNは、UEの基本的な電話番号を表す。MSISDNはHSS_A50の記憶部により示される。
Selected CN operator IDはオペレータ間でネットワークを共有するために使用する、選択されたコアネットワークオペレータの識別情報である。
RAT typeは、UEの最近のRAT(Radio Access Technology)を示す。RAT typeは例えば、E−UTRA(LTE)や、UTRAなどであってよい。
Trace referenceは、特定のトレースの記録、または記録の集合を識別する識別情報である。
Trace typeは、トレースのタイプを示す。例えば、HSSがトレースをするタイプ、及び/または、MMEやSGWやPGWがトレースするタイプを示してもよい。
Trigger IDは、トレースを開始する構成要素を識別する識別情報である。
OMC Identityは、トレースされた記録を受信したOMCを識別する識別情報である。
次に、図17(c)にAPNごとに記憶されるEPSベアラコンテキストを示す。図に示すように、PGW記憶部のAPNごとに記憶されるEPSベアラコンテキストは、APN in use、APN−AMBRを含める。
APN in Useは、最近使用されたAPNを示す。このAPNはAPNネットワークの識別情報と、デフォルトのオペレータの識別情報により構成される。この情報はSGWから取得する。
APN−AMBRは、このAPNに対して確立された全てのNon−GBRベアラ(非保障ベアラ)を共有するための上り通信および下り通信のMBR(Maximum Bit Rate)の最大値を示す。
また、図18(d)にPDNコネクションごとに記憶されるPDNコネクションごとのEPSベアラコンテキストを示す。図に示すように、PDNコネクションごとのEPSベアラコンテキストは、IP Address、PDN type、S−GW Address in Use(制御情報)、S−GW TEID for S5/S8(制御情報)、S−GW Address in Use(ユーザデータ)、S−GW GRE Key for downlink traffic(ユーザデータ)、P−GW IP address for S5/S8(制御情報)、P−GW TEID for S5/S8(制御情報)、P−GW Address in Use(ユーザデータ)、P−GW GRE Key for uplink traffic (ユーザデータ)、M
S Info Change Reporting support indication、MS Info Change Reporting Action、CSG Information Reporting Action、Presence Reporting Area Action、BCM、Default Bearer、EPS PDN Charging Characteristicsを含める。
IP Addressは、このPDNコネクションに対してUEに割り当てられたIPアドレスを示す。IPアドレスはIPv4及び/またはIPv6 prefixであってよい。
PDN typeは、IPアドレスの種類を示す。PDN typeは例えば、IPv4またはIPv6またはIPv4v6を示す。
S−GW Address in Use(制御情報)は、制御情報を送信するのに最近用いられるSGWのIPアドレスである。
S−GW TEID for S5/S8(制御情報)は、SGWとPGW間の制御情報の送受信に用いるSGWのTEIDである。
S−GW Address in Use(ユーザデータ)は、SGWとPGW間のインターフェースでユーザデータの送信に最近用いられたSGWのIPアドレスである。
S−GW GRE Key for downlink traffic(ユーザデータ)は、SGWとPGW間のインターフェースで、PGWからSGWへのユーザデータの下り通信において使用するために割り当てられたGRE鍵である。
P−GW IP address for S5/S8(制御情報)は、制御情報の通信に用いるPGWのIPドレスである。
P−GW TEID for S5/S8(制御情報)は、SGWとPGW間のインターフェースを用いた制御情報の通信の為のPGWのTEIDである。
P−GW Address in Use(ユーザデータ)は、SGWとPGW間のインターフェースを用いたユーザデータの送信に最近用いられたPGWのIPアドレスである。
P−GW GRE Key for uplink traffic (ユーザデータ)は、SGWとPGW間のユーザデータの上り通信、つまりSGWからPGWへのユーザデータの送信、のために割り当てられたGRE鍵である。
MS Info Change Reporting support indicationは、MME及び/またはSGSNがユーザの位置情報及び/またはユーザのCSG情報を通知する処理をサポートすることを示す。
MS Info Change Reporting Actionは、MME及び/又はSGSNがユーザの位置情報の変更を送信することが要求されているかどうかを示す情報である。
CSG Information Reporting Actionは、MME及び/またはSGSNがユーザのCSG情報の変更の送信を要求されているかどうかを示す情
報である。この情報は、(a)CSGセルに対するものと、(b)ユーザがCSGメンバーであるハイブリッドセルに対するものと、(c)ユーザがCSGメンバーでないハイブリッドセルに対するものと、またこれらを組み合わせたものと、別に示す。
Presence Reporting Area Actionは、UEが存在報告エリア(Presence Reporting Area)に存在するかどうかの変更を通知する必要があることを示す。この情報要素は、存在報告エリアの識別情報と、存在報告エリアに含まれる要素により分かれている。
BCM(Bearer Control Mode)は、GERAN/UTRANに対する交渉されたベアラの制御状態を示す。
Default Bearerは、PDNコネクション確立時に取得、及び又は、生成する情報であり、PDNコネクションに対応づけられたデフォルトベアラを識別するためのEPSベアラ識別情報である。
EPS PDN Charging Characteristicsは、課金特性である。課金特性は例えば、通常(ノーマル)、プリペイド、課金率固定、即時請求を示してもよい。
更に、図18(e)に、EPSベアラごとに記憶されるEPSベアラコンテキストを示す。図に示すように、EPSベアラコンテキストは、EPS Bearer Id 、TFT、S−GW Address in Use(ユーザデータ)、S−GW TEID
for S5/S8 (ユーザデータ)、P−GW IP address for S5/S8 (ユーザデータ)、P−GW TEID for S5/S8 (ユーザデータ)、EPS Bearer QoS、Charging Idを含める。
EPS Bearer Idは、UEのE−UTRANを介したアクセスを識別する識別情報である。言い換えると、 EPS Bearer Idは、EPSベアラの識別情報である。また、EPS Bearer Idは、SRB、及び又は、CRBを識別する識別情報であってもよいし、DRBを識別する識別情報であってもよい。
TFTは、Traffic Flow Templateの略であり、EPSベアラと関連づけられた全てのパケットフィルターを示す。言い換えると、TFTは送受信するユーザデータの一部を識別する情報であり、PGW_A30は、TFTによって識別されたユーザデータを、TFTに関連付けたEPSベアラを用いて送受信する。さらに言い換えると、PGW_A30は、TFTによって識別されたユーザデータを、TFTに関連づけたRBを含むEPSベアラを用いて送受信する。
また、PGW_A30は、TFTで識別できないユーザデータを、デフォルトベアラを用いて送受信してもよい。
また、PGW_A30は、デフォルトベアラに関連付けられてTFTを予め記憶しておいてもよい。
S‐GW Address in Use(ユーザデータ)は、ユーザデータの送信に最近用いられたSGWのIPアドレスである。
S‐GW TEID for S5/S8 (ユーザデータ)は、SGWとPGW間のインターフェースを用いたユーザデータの通信の為のSGWのTEIDである。
P‐GW IP address for S5/S8(ユーザデータ)は、PGWから受信するユーザデータの為のPGWのIPアドレスである。
P‐GW TEID for S5/S8(ユーザデータ)は、SGWとPGW間のユーザデータの通信のためのPGWのTEIDである。
EPS Bearer QoSは、ベアラのQoSを示し、ARP、GBR、MBR、QCIが含まれてもよい。ここでARPは、ベアラを維持することに関する優先度を表す情報である。また、GBR(Guaranteed Bit Rate)は帯域保障されたビットレートを表し、MBR(Maximum Bit Rate)は、最大ビットレートをあらわす。QCIは、帯域制御の有無や遅延許容時間、パケットロス率などに応じてクラスを分けられる。QCIは優先度を示す情報を含める。
Charging Idは、SGWとPGWで生成された課金に関する記録を識別するための課金識別情報である。
[1.2.5.C−SGNの構成]
以下、C−SGN_A95の装置構成を説明する。図19はC−SGN_A95の装置構成を示す。図に示すように、C−SGN_A95はネットワーク接続部_E1920と、制御部_E1900と記憶部_E1940で構成されている。ネットワーク接続部_E1920と記憶部_E1940は制御部_E1900と、バスを介して接続されている。
制御部_E1900はC−SGN_A95を制御するための機能部である。制御部_E1900は、記憶部_E1940に記憶されている各種プログラムを読みだして実行することにより各種処理を実現する。
ネットワーク接続部_E1920は、C−SGN_A95が、eNB_A45及び/またはHSS_A50及び/またはPDN_A5と接続するための機能部である。また、ネットワーク接続部_E1920は、C−SGN_A95が、eNB_A45及び/またはHSS_A50及び/またはPDN_A5から、ユーザデータ及び又は制御データを送受信する送受信機能部である。
記憶部_E1940は、C−SGN_A95の各動作に必要なプログラムや、データなどを記憶する機能部である。記憶部_E1940は、例えば、半導体メモリや、HDD(Hard Disk Drive)等により構成されている。
記憶部_E1940は、少なくとも、後述する通信手続き内で送受信する制御メッセージに含まれる識別情報及びまたは制御情報及び又はフラグ及び又はパラメータを記憶してもよい。
記憶部_E1940は、図に示すように、コンテキストA1942と、コンテキストB1944と、コンテキストC1946と、コンテキストD1948を記憶する。
コンテキストA1942は、図6に示すMMEコンテキスト642であってよい。また、コンテキストB1944は、図6に示すセキュリティーコンテキスト648であってよい。また、コンテキストC1946は、図6に示すMME緊急構成データ650であってよい。
また、コンテキストD1948は、図13に示すEPSベアラコンテキスト1342であってよい。また、コンテキストE1950は、図16に示すEPSベアラコンテキスト1
642であってよい。
なお、コンテキストA1942〜コンテキストE1950に同じ情報要素が含まれる場合、必ずしも重複して記憶部_E1940で記憶される必要はなく、いずれかのコンテキストに記憶されていれば良い。
具体的には、例えば、IMSIは、コンテキストA1942と、コンテキストD1948と、コンテキストE1950のそれぞれに含まれてもよいし、いずれかのコンテキストに記憶されていてもよい。
また、記憶部_E1940には、TFTが含まれてもよい。
ここで、TFTは、Traffic Flow Templateの略であり、EPSベアラと関連づけられた全てのパケットフィルターを示す。言い換えると、TFTは送受信するユーザデータの一部を識別する情報であり、C−SGN_A95は、TFTによって識別されたユーザデータを、TFTに関連付けたEPSベアラを用いて送受信する。さらに言い換えると、C−SGN_A95は、TFTによって識別されたユーザデータを、TFTに関連づけたRBを含むEPSベアラを用いて送受信する。
また、C−SGN_A95は、TFTで識別できないユーザデータを、デフォルトベアラを用いて送受信してもよい。
また、C−SGN_A95は、デフォルトベアラに関連付けられてTFTを予め記憶しておいてもよい。
[1.2.6.UEの構成]
図20はUE_A10の装置構成を示す。図に示すように、UE_A10は送受信部_F2020と、制御部_F2000と記憶部_F2040で構成されている。送受信部_F2020と記憶部_F2040は制御部_F2000と、バスを介して接続されている。
制御部_F2000はUE_A10を制御するための機能部である。制御部_F2000は、記憶部_F2040に記憶されている各種プログラムを読みだして実行することにより各種処理を実現する。
送受信部_F2020は、UE_A10がLTE基地局に接続し、IPアクセスネットワークへ接続するための機能部である。また、送受信部_F2020には、外部アンテナ_F2010が接続されている。
言い換えると、送受信部_F2020は、UE_A10がeNB_A45と接続するための機能部である。さらに、送受信部_F2020は、UE_A10が、eNB_A45からユーザデータ及び又は制御データを送受信する送受信機能部である。
記憶部_F2040は、UE_A10の各動作に必要なプログラムや、データなどを記憶する機能部である。記憶部_F2040は、例えば、半導体メモリや、HDD(Hard Disk Drive)等により構成されている。
記憶部_F2040は、少なくとも、後述する通信手続き内で送受信する制御メッセージに含まれる識別情報及びまたは制御情報及び又はフラグ及び又はパラメータを記憶してもよい。
記憶部_F2040は、図に示すように、UEコンテキスト2042を記憶する。以下、記憶部_F2040で記憶される情報要素について説明する。
図20は、UEごとに記憶されるUEコンテキストに含まれる情報要素を示す。図に示すように、UEごとに記憶されるUEコンテキストは、IMSI、EMM State、GUTI、ME Identity、Tracking Area List、last
visited TAI、Selected NAS Algorithm、Selected AS Algorithm、eKSI、K_ASMENAS Keys and COUNT、TIN、UE Specific DRX Parameters、Allowed CSG list、Operator CSG listを含める。
IMSIは、加入者の永久的な識別情報である。
EMM Stateは、UEの移動管理状態を示す。例えば、UEがネットワークに登録されているEMM−REGISTERED(登録状態、registered状態)、またはUEがネットワークに登録されていないEMM−DEREGISTERD(非登録状態、deregistered状態)であってもよい。
GUTIは、Globally Unique Temporary Identityの略であり、UEの一時的な識別情報である。GUTIはMMEの識別情報(GUMMEI:Globally Unique MME Identifier)と特定MME内でのUEの識別情報(M−TMSI)により構成される。
ME Identityは、MEのIDであり、例えば、IMEI/IMISVであってもよい。
Tracking Area Listは、UEに割り当てたトラッキングエリア識別情報のリストである。
last visited TAIはTracking Area Listに含まれるトラッキングエリア識別情報であり、UEが訪れた最新のトラッキングエリアの識別情報である。
Selected NAS Algorithmは、NASの選択されたセキュリティーアルゴリズムである。
Selected AS Algorithmは、ASの選択されたセキュリティーアルゴリズムである。
eKSIは、K_ASMEを示す鍵の集合である。UTRANまたはE−UTRANのセキュリティー認証により取得したセキュリティー鍵を利用するかどうかを示してもよい。
K_ASMEは、鍵CKとIKに基づき生成される、E−UTRANの鍵階層化の鍵である。
NAS Keys and COUNTは、鍵K_NASintと、鍵K_NASencとNAS COUNTにより構成される。K_NASintは、UEとMME間の暗号化のための鍵であり、K_NASencは、UEとMME間の安全性保護のための鍵であ
る。また、NAS COUNTはUEとMME間のセキュリティーが確立された、新しい鍵が設定された場合にカウントを開始する、カウントである。
TIN(Temporary Identity used in Next update)は、アタッチ手続きや、RAU/TAU(位置情報更新手続き)においてUEの中で使用される一時的な識別情報である。
UE Specific DRX Parametersは、選択されたUEのDRX(Discontinuous Reception)サイクル長である。
Allowed CSG listは、ユーザとオペレータ両方の制御の下に、許可されたUEが属するメンバーのCSG IDと関連付けられたPLMNのリストである。
Operator CSG listは、オペレータのみの制御の下に、許可されたUEが属するメンバーのCSG IDと関連付けられたPLMNのリストである。
次に、図21(c)にPDNコネクションごとに記憶されるPDNコネクションごとのUEコンテキストを示す。図に示すように、PDNコネクションごとのUEコンテキストは、APN in Use、APN−AMBR、Assigned PDN Type、IP Address、Default Bearer、WLAN offloadabilityを含める。
APN in Useは、最近使用されたAPNである。このAPNは、ネットワークの識別情報と、デフォルトのオペレータの識別情報とで構成されてよい。
APN−AMBRは、Non−GBRベアラ(非保障ベアラ)を共有するための上り通信および下り通信のMBRの最大値を示す。APN−AMBRは、APNごとに確立される。
Assigned PDN Typeは、ネットワークから割り当てられたPDNのタイプである。Assigned PDN Typeは、例えば、IPv4や、IPv6や、IPv4v6であってよい。
IP Addressは、UEに割り当てられたIPアドレスであり、IPv4アドレス、またはIPv6 prefixであってよい。
Default Bearerは、PDNコネクション確立時にコアネットワーク_A90から取得する情報であり、PDNコネクションに対応づけられたデフォルトベアラを識別するEPSベアラ識別情報である。
WLAN offloadabilityは、WLANと3GPP間のインターワーキング機能を用いてWLANへオフロードすることを許可するか、または3GPPアクセスを維持するかどうかを示すWLANオフロードの許可情報である。
図21(d)は、UEの記憶部で記憶されるベアラごとのUEコンテキストを示す。図に示すように、ベアラごとのUEコンテキストは、EPS Bearer ID、TI、EPS bearer QoS、TFTを含める。
EPS Bearer IDは、EPSベアラの識別情報である。また、EPS Bearer IDは、SRB、及び又は、CRBを識別する識別情報であってもよいし、D
RBを識別する識別情報であってもよい。
TIはTransaction Identifierの略であり、双方向のメッセージフロー(Transaction)を識別する識別情報である。
TFTは、Traffic Flow Templateの略であり、EPSベアラと関連づけられた全てのパケットフィルターを示す。言い換えると、TFTは送受信するユーザデータの一部を識別する情報であり、UE_A10は、TFTによって識別されたユーザデータを、TFTに関連付けたEPSベアラを用いて送受信する。さらに言い換えると、UE_A10は、TFTによって識別されたユーザデータを、TFTに関連づけたRBを用いて送受信する。
また、UE_A10は、TFTで識別できないユーザデータを、デフォルトベアラを用いて送受信してもよい。
また、UE_A10は、デフォルトベアラに関連付けられてTFTを予め記憶しておいてもよい。
[1.3.通信手続きの説明]
次に、本実施形態における通信手続きを図22を用いて説明する。
本実施形態における通信手続きは、図22に示すように、まずアタッチ手続き(S2200)を実行する。UE_A10、及び又はeNB_A45、及び又はC−SGN_A95は、アタッチ手続き(S2200)においてデータの送受信方法を決定してもよい。具体的なデータ送受信方法としては、第1の送受信手続き、又は第2の送受信手続き、又は第3の送受信手続きのいずれかの手続きを基にした送受信であってよい。
次に、後述する条件に応じてPDN接続手続き(S2202)を実行してもよい。
次に、UE_A10、及び又はeNB_A45、及び又はC−SGN_A95は、アタッチ手続きで決定した送受信方法に基づいて第1のデータ送受信(S2204)を行っても良い。
次に、送受信方法変更手続き(S2206)を実行してもよい。UE_A10、及び又はeNB_A45、及び又はC−SGN_A95は、送受信方法変更手続きにより、データの送受信方法を変更してもよい。
次に、UE_A10、及び又はeNB_A45、及び又はC−SGN_A95は、送受信方法変更手続きで決定した送受信方法に基づいて第2のデータ送受信(S2208)を行っても良い。
各手続きが実行される条件や処理の詳細を以下で説明する。
ここで、第1の送受信手続きは、UE_A10、及び又はeNB_A45、及び又はC−SGN_A95が、DRBを確立せず、コネクションレスの通信を用いてユーザデータを送受信する手続きである。
言い換えると、第1の送受信手続きは、制御メッセージを送受信するためのSRB、及び又は、CRBを用いてユーザデータを送信する手続きであってよい。
ここで、第2の送受信手続きは、本実施形態におけるアイドルモードにあるUE_A10、及び又はeNB_A45、及び又はC−SGN_A95が、ユーザデータを送受信する手続きである。
より詳細には、第2の送受信手続きは、UE_A10、及び又はeNB_A45、及び又はC−SGN_A95が、本実施形態におけるアイドルモードからアクティブモードに遷移した後、確立したDRBを用いてユーザデータを送受信する手続きである。
さらに、第2の送受信手続きは、ユーザデータの送受信が完了した後、UE_A10、及び又はeNB_A45、及び又はC−SGN_A95が、アクティブモードから本実施形態におけるアイドルモードに遷移する手続き含む手続きであってもよい。
なお、本実施形態におけるアイドルモードでは、RBのリソースを解放するが、UE_A10、及び又はeNB_A45、及び又はC−SGN_A95が、DRB、及び又はデフォルトベアラのためのコンテキストを保持し続けることを示すモードであってもよい。
ここで、第3の送受信手続きは、従来のアイドルモードにあるUE_A10、及び又はeNB_A45、及び又はC−SGN_A95が、ユーザデータを送受信する手続きである。
より詳細には、第3の送受信手続きは、UE_A10、及び又はeNB_A45、及び又はC−SGN_A95が、従来のアイドルモードからアクティブモードに遷移した後、確立したDRBを用いてユーザデータを送受信する手続きである。
さらに、第3の送受信手続きは、ユーザデータの送受信が完了した後、UE_A10、及び又はeNB_A45、及び又はC−SGN_A95が、アクティブモードから従来のアイドルモードに遷移する手続き含む手続きであってもよい。
言い換えると、第3の送受信手続きは従来のユーザデータの送受信手続きであってもよい。
また、従来のアイドルモードでは、RBのリソースを解放し、UE_A10、及び又はeNB_A45、及び又はC−SGN_A95が、DRB、及び又はデフォルトベアラのためのコンテキストを破棄することを示すモードであってもよい。なお、本実施形態では、このようなアイドルモードを、前述した本実施形態のアイドルモードと区別するために従来のアイドルモードと記載する。
なお、詳細な各送受信手続きの説明は後述する。
ここで、各手続きの詳細手順を説明する前に、重複説明を避けるために本実施形態特有の用語や、各手続きに用いる主要な識別情報を予め説明する。
本実施形態におけるコネクションレスの通信とは、UE_A10がデータパケットを含むNAS(Non Access Stratum)メッセージをRRC(Radio Rsource Control)メッセージに含めてeNB_A45に送信する処理を
少なくとも行う通信であってよい。及び、又は、RRCコネクションを確立することなくUE_A10とeNB_A45との間でデータパケットの送受信を行う通信であってよい。及び、又は、UE_A10がアイドル状態においてデータパケットの送受信を行う通信であってよい。さらに、言い換えると、コネクションレス通信とは、SRB又はCRBを用いたユーザデータの送受信を行う通信であってよい。
また、本実施形態におけるアクティブモードとは、UE_A10、及び又はeNB_A45、及び又はC−SGN_A95が、DRB、及び又はDefault Bearer
、及び又はPDNコネクションを確立して、ユーザデータの送受信が可能な状態を示すモードであってもよい。
なお、本実施形態におけるDRBとは、ユーザデータの送受信のために確立する無線ベアラ等の通信路であってよい。
また、本実施形態におけるPDNコネクションとは、UE_A10とC−SGN_A95との間に確立するユーザデータ送受信のためのコネクションであってよい。
また、本実施形態におけるアイドルモード、及び又は、従来のアイドルモードとは、UE_A10、及び又はeNB_A45、及び又はC−SGN_A95が、DRB、及び又はDefault Bearerのリソースを解放し、ユーザデータの送受信ができない
状態を示すモードであってもよい。
また、本実施形態におけるアタッチ完了状態とは、認証を得てネットワークに接続をした状態である。UE_A10とPDN_A5との間でユーザデータの送受信が可能な状態のことである。
より詳細には、アタッチ完了状態とは、UE_A10、及び又はPDN_A5、及び又はeNB_A45、及び又はC−SGN_A95がユーザデータの送受信を行うことができる状態であってよい。
なお、アタッチ完了状態には以下の第1のモードと、第2のモードと、第3のモードと、第4のモードと、第5のモードがあってよい。各モードは、PDNコネクション確立の有無、及び又はデータ送受信方法の違い、及び又はアイドルモード遷移時の記憶情報の違い等によって区別可能であり、以下に各モードの詳細説明を行う。
ここで、第1のモードとは、UE_A10、及び又はeNB_A45、及び又はC−SGN_A95がPDNコネクションを確立しているモードであってよい。
及び又は、第1のモードは、UE_A10、及び又はeNB_A45、及び又はC−SGN_A95がデフォルトベアラを確立しているモードであってもよい。
及び又は、第1のモードは、UE_A10、及び又はeNB_A45、及び又はC−SGN_A95がデディケイテッドベアラを確立していないモードであってもよい。
及び又は、第1のモードは、UE_A10、及び又はeNB_A45、及び又はC−SGN_A95がユーザデータを送受信することが可能なモードであってよい。
及び又は、第1のモードは、UE_A10、及び又はeNB_A45、及び又はC−SGN_A95がコネクションレスにユーザデータを送受信するモードであってもよい。
及び又は、第1のモードは、UE_A10、及び又はeNB_A45がRRCコネクションを確立せずにユーザデータを送受信するモードであってもよい。
及び又は、第1のモードは、UE_A10、及び又はC−SGN_A95がNASメッセージに含めてユーザデータを送受信するモードであってもよい。
及び又は、第1のモードは、UE_A10、及び又はeNB_A45がRRCメッセージに含めてユーザデータを送受信するモードであってもよい。
及び又は、第1のモードは、UE_A10、及び又はeNB_A45がRRCメッセージに含めてNAS PDU(Packet Data Unit)を送受信するモードであってもよい。なお、NAS PDUは、NASメッセージにユーザデータを含めた制御メッセージであってもよい。
及び又は、第1のモードは、UE_A10、及び又はeNB_A45がSRBを用いてユーザデータを送受信するモードであってもよい。
及び又は、第1のモードは、UE_A10、及び又はeNB_A45がCRBを用いてユーザデータを送受信するモードであってもよい。
なお、SRB及びCRBは、制御メッセージの送受信に用いられる無線ベアラ等の通信路であってよい。
及び又は、第1のモードは、UE_A10、及び又はeNB_A45、及び又はC−SGN_A95が制御情報送受信するベアラを用いてユーザデータを送受信するモードであってもよい。
なお、第1のモードの場合、UE_A10、及び又はeNB_A45、及び又はC−SGN_A95は、第1の送受信手続きを用いてユーザデータを送受信してもよい。
及び又は、第1のモードの場合、UE_A10、及び又はeNB_A45、及び又はC−SGN_A95は、第1の送受信手続きを用いてユーザデータを送受信する方法を1つ目の送受信方法としてもよい。
及び又は、第1のモードの場合、UE_A10、及び又はeNB_A45、及び又はC−SGN_A95は、SRB、及び又は、CRBを含むEPSベアラをデフォルトベアラとしてもよい。
なお、デフォルトベアラは、1本目のベアラであってもよく、1つ目の送受信方法でユーザデータを送受信するためのベアラであってもよい。
ここで、第2のモードとは、UE_A10、及び又はeNB_A45、及び又はC−SGN_A95がPDNコネクションを確立していないモードであってよい。
及び又は、第2のモードは、UE_A10、及び又はeNB_A45、及び又はC−SGN_A95がデフォルトベアラを確立していないモードであってもよい。
及び又は、第2のモードは、UE_A10、及び又はeNB_A45、及び又はC−SGN_A95がデディケイテッドベアラを確立していないモードであってもよい。
及び又は、第2のモードは、UE_A10、及び又はeNB_A45、及び又はC−SGN_A95がユーザデータを送受信することが不可能なモードであってよい。
及び又は、第2のモードは、UE_A10、及び又はeNB_A45、及び又はC−SGN_A95がコネクションレスにユーザデータを送受信することを決定したモードであ
ってもよい。
及び又は、第2のモードは、UE_A10、及び又はeNB_A45がRRCコネクションを確立せずにユーザデータを送受信することを決定したモードであってもよい。
及び又は、第2のモードは、UE_A10、及び又はC−SGN_A95がNASメッセージに含めてユーザデータを送受信することを決定したモードであってもよい。
及び又は、第2のモードは、UE_A10、及び又はeNB_A45がRRCメッセージに含めてユーザデータを送受信することを決定したモードであってもよい。
及び又は、第2のモードは、UE_A10、及び又はeNB_A45がRRCメッセージに含めてNAS PDU(Packet Data Unit)を送受信することを決定したモードであってもよい。なお、NAS PDUは、NASメッセージにユーザデータを含めた制御メッセージであってもよい。
及び又は、第2のモードは、UE_A10、及び又はeNB_A45がSRBを用いてユーザデータを送受信することを決定したモードであってもよい。
及び又は、第2のモードは、UE_A10、及び又はeNB_A45がCRBを用いてユーザデータを送受信することを決定したモードであってもよい。
なお、SRB及びCRBは、制御メッセージの送受信に用いられる無線ベアラ等の通信路であってよい。
及び又は、第2のモードは、UE_A10、及び又はeNB_A45、及び又はC−SGN_A95が制御情報送受信するベアラを用いてユーザデータを送受信することを決定したモードであってもよい。
なお、第2のモードの場合、UE_A10、及び又はeNB_A45、及び又はC−SGN_A95は、第1の送受信手続きを用いてユーザデータを送受信することを決定してもよい。
及び又は、第2のモードの場合、UE_A10、及び又はeNB_A45、及び又はC−SGN_A95は、第1の送受信手続きを用いてユーザデータを送受信する方法を1つ目の送受信方法とすることを決定してもよい。
及び又は、第2のモードの場合、UE_A10、及び又はeNB_A45、及び又はC−SGN_A95は、SRB、及び又は、CRBを含むEPSベアラをデフォルトベアラとすることを決定してもよい。
なお、デフォルトベアラは、1本目のベアラであってもよく、1つ目の送受信方法でユーザデータを送受信するためのベアラであってもよい。
ここで、第3のモードとは、UE_A10、及び又はeNB_A45、及び又はC−SGN_A95がPDNコネクションを確立しているモードであってよい。
及び又は、第3のモードは、UE_A10、及び又はeNB_A45、及び又はC−SGN_A95がアイドルモードに遷移した場合にコンテキストを保持し続けるモードであってもよい。
及び又は、第3のモードは、UE_A10、及び又はeNB_A45、及び又はC−SGN_A95がデフォルトベアラを確立しているモードであってもよい。
及び又は、第3のモードは、UE_A10、及び又はeNB_A45、及び又はC−SGN_A95がデディケイテッドベアラを確立していないモードであってもよい。
及び又は、第3のモードは、UE_A10、及び又はeNB_A45、及び又はC−SGN_A95がユーザデータを送受信することが可能なモードであってよい。
及び又は、第3のモードは、UE_A10、及び又はeNB_A45、及び又はC−SGN_A95が確立したコネクションを用いてユーザデータを送受信するモードであってもよい。
及び又は、第3のモードは、UE_A10、及び又はeNB_A45がRRCコネクションを確立してユーザデータを送受信するモードであってもよい。
及び又は、第3のモードは、UE_A10、及び又はeNB_A45がDRBを用いてユーザデータを送受信するモードであってもよい。
及び又は、第3のモードは、UE_A10、及び又はeNB_A45、及び又はC−SGN_A95がユーザデータを送受信するためのベアラを確立してユーザデータを送受信するモードであってもよい。
及び又は、第3のモードは、UE_A10、及び又はeNB_A45、及び又はC−SGN_A95がアイドルモードに遷移してもコンテキストは保持し続けるモードであってもよい。
及び又は、第3のモードは、UE_A10、及び又はeNB_A45がRRCの第3のメッセージにNASメッセージを入れて送受信することができるモードであってもよい。
なお、第3のモードの場合、UE_A10、及び又はeNB_A45、及び又はC−SGN_A95は、第2の送受信手続きを用いてユーザデータを送受信してもよい。
及び又は、第3のモードの場合、UE_A10、及び又はeNB_A45、及び又はC−SGN_A95は、第2の送受信手続きを用いてユーザデータを送受信する方法を1つ目の送受信方法としてもよい。
及び又は、第3のモードの場合、UE_A10、及び又はeNB_A45、及び又はC−SGN_A95は、DRBを含むEPSベアラをデフォルトベアラとしてもよい。
なお、デフォルトベアラは、1本目のベアラであってもよく、1つ目の送受信方法でユーザデータを送受信するためのベアラであってもよい。
なお、第3のモードに遷移した際に確立しているPDNコネクションは、ユーザデータの送受信がないなどの条件に応じて本実施形態におけるアイドルモードに遷移してもよい。
ここで、第4のモードとは、UE_A10、及び又はeNB_A45、及び又はC−SGN_A95がPDNコネクションを確立していないモードであってよい。
及び又は、第4のモードは、UE_A10、及び又はeNB_A45、及び又はC−SGN_A95がデフォルトベアラを確立していないモードであってもよい。
及び又は、第4のモードは、UE_A10、及び又はeNB_A45、及び又はC−SGN_A95がデディケイテッドベアラを確立していないモードであってもよい。
及び又は、第4のモードは、UE_A10、及び又はeNB_A45、及び又はC−SGN_A95がユーザデータを送受信することが不可能なモードであってよい。
及び又は、第4のモードは、UE_A10、及び又はeNB_A45、及び又はC−SGN_A95がコネクションを確立してユーザデータを送受信することを決定したモードであってもよい。
及び又は、第4のモードは、UE_A10、及び又はeNB_A45がRRCコネクションを確立してユーザデータを送受信することを決定したモードであってもよい。
及び又は、第4のモードは、UE_A10、及び又はeNB_A45がDRBを用いてユーザデータを送受信することを決定したモードであってもよい。
及び又は、第4のモードは、UE_A10、及び又はeNB_A45、及び又はC−SGN_A95がユーザデータを送受信するためのベアラを確立してユーザデータを送受信することを決定したモードであってもよい。
及び又は、第4のモードは、UE_A10、及び又はeNB_A45、及び又はC−SGN_A95がアイドルモードに遷移してもコンテキストは保持し続けることを決定したモードであってもよい。
及び又は、第4のモードは、UE_A10、及び又はeNB_A45がRRCの第3のメッセージにNASメッセージを入れて送受信することができることを決定したモードであってもよい。
なお、第4のモードの場合、UE_A10、及び又はeNB_A45、及び又はC−SGN_A95は、第2の送受信手続きを用いてユーザデータを送受信することを決定してもよい。
及び又は、第4のモードの場合、UE_A10、及び又はeNB_A45、及び又はC−SGN_A95は、第2の送受信手続きを用いてユーザデータを送受信する方法を1つ目の送受信方法とすることを決定してもよい。
及び又は、第4のモードの場合、UE_A10、及び又はeNB_A45、及び又はC−SGN_A95は、DRBを含むEPSベアラをデフォルトベアラとすることを決定してもよい。
なお、デフォルトベアラは、1本目のベアラであってもよく、1つ目の送受信方法でユーザデータを送受信するためのベアラであってもよい。
ここで、第5のモードとは、UE_A10、及び又はeNB_A45、及び又はC−SGN_A95がPDNコネクションを確立しているモードであってよい。
及び又は、第5のモードは、UE_A10、及び又はeNB_A45、及び又はC−SGN_A95がデフォルトベアラを確立しているモードであってもよい。
及び又は、第5のモードは、UE_A10、及び又はeNB_A45、及び又はC−SGN_A95がユーザデータを送受信することが可能なモードであってよい。
及び又は、第5のモードは、UE_A10、及び又はeNB_A45がDRBを用いてユーザデータを送受信するモードであってもよい。
及び又は、第5のモードは、UE_A10、及び又はeNB_A45、及び又はC−SGN_A95がユーザデータを送受信するためのベアラを確立してユーザデータを送受信するモードであってもよい。
及び又は、第5のモードは、UE_A10、及び又はeNB_A45、及び又はC−SGN_A95がデフォルトベアラを確立してユーザデータを送受信するモードであってもよい。
及び又は、第5のモードは、UE_A10、及び又はeNB_A45、及び又はC−SGN_A95が2本以上のベアラを確立してユーザデータを送受信するモードであってもよい。
及び又は、第5のモードは、UE_A10、及び又はeNB_A45、及び又はC−SGN_A95がアイドルモードに遷移したらコンテキストは破棄するモードであってもよい。
及び又は、第5のモードは、UE_A10、及び又はeNB_A45がRRCの第3のメッセージにNASメッセージを入れて送受信することができないモードであってもよい。
なお、第5のモードの場合、UE_A10、及び又はeNB_A45、及び又はC−SGN_A95は、第3の送受信手続きを用いてユーザデータを送受信してもよい。
及び又は、第5のモードの場合、UE_A10、及び又はeNB_A45、及び又はC−SGN_A95は、第3の送受信手続きを用いてユーザデータを送受信する方法を1つ目の送受信方法としてもよい。
及び又は、第5のモードの場合、UE_A10、及び又はeNB_A45、及び又はC−SGN_A95は、DRBを含むEPSベアラをデフォルトベアラとしてもよい。
なお、デフォルトベアラは、1本目のベアラであってもよく、1つ目の送受信方法でユーザデータを送受信するためのベアラであってもよい。
なお、第5のモードに遷移した際に確立しているPDNコネクションは、ユーザデータの送受信がないなどの条件に応じて従来のアイドルモードに遷移してもよい。
本実施形態における第1の識別情報は、Preferred Network Behaviorであってよい。
なお、第1の識別情報は、第2から第6の識別情報のうち、1つ以上の意味を含む識別情報であってもよい。言い換えると、第2から第6の識別情報のうち1つ以上の識別情報
は、第1の識別情報に含まれて送受信されてもよい。
本実施形態における第2の識別情報は、UE Control Plane CIoT
EPS optimisation Capabilityであってよい。言い換えると、第2の識別情報は、UE_A10が第1の送受信手続きを用いたユーザデータの送受信を行う能力を有することを示す情報であってよい。
本実施形態における第3の識別情報は、UE User Plane CIoT EPS optimisation Capabilityであってよい。言い換えると、第3の識別情報は、UE_A10が第2の送受信手続きを用いたユーザデータの送受信を行う能力を有することを示す情報であってよい。
本実施形態における第4の識別情報は、UE CIoT EPS optimisation Preferenceであってよい。言い換えると、第4の識別情報は、UE_A10が要求するユーザデータの送受信方法を示す情報であってよい。
本実施形態における第5の識別情報は、UE S1−u data transfer
Capabilityであってよい。言い換えると、第5の識別情報は、UE_A10が第3の送受信手続きを用いたユーザデータの送受信を行う能力を有することを示す情報であってよい。
本実施形態における第6の識別情報は、PDNコネクションを確立するか否かを示す情報であってよい。
本実施形態における第7の識別情報は、Supported Network Behaviorであってよい。
なお、第7の識別情報は、第8から第16の識別情報のうち、1つ以上の意味を含む識別情報であってもよい。言い換えると、第8から第16の識別情報のうち1つ以上の識別情報は、第7の識別情報に含まれて送受信されてもよい。
本実施形態における第8の識別情報は、Network Control Plane
CIoT EPS optimisation Capabilityであってよい。言い換えると、第8の識別情報は、コアネットワーク_A90が第1の送受信手続きを用いたユーザデータの送受信を行う能力を有することを示す情報であってよい。
本実施形態における第9の識別情報は、Network User Plane CIoT EPS optimisation Capabilityであってよい。言い換えると、第9の識別情報は、コアネットワーク_A90が第2の送受信手続きを用いたユーザデータの送受信を行う能力を有することを示す情報であってよい。
本実施形態における第10の識別情報は、Network Control Plane CIoT EPS optimisation Allowanceであってよい。言い換えると、第10の識別情報は、コアネットワーク_A90が第1の送受信手続きを用いたユーザデータの送受信を許可することを示す情報であってよい。
本実施形態における第11の識別情報は、Network User Plane CIoT EPS optimisation Allowanceであってよい。言い換えると、第11の識別情報は、コアネットワーク_A90が第2の送受信手続きを用いたユーザデータの送受信を許可することを示す情報であってよい。
本実施形態における第12の識別情報は、Network CIoT EPS optimisation Preferenceであってよい。言い換えると、第12の識別情報は、コアネットワーク_A90が要求するユーザデータの送受信方法を示す情報であってよい。
本実施形態における第13の識別情報は、Authorized CIoT EPS optimisation Preferenceであってよい。言い換えると、第13の識別情報は、承認されたユーザデータの送受信方法を示す情報であってよい。
本実施形態における第14の識別情報は、Network S1−u data transfer Capabilityであってよい。言い換えると、第14の識別情報は、コアネットワーク_A90が第3の送受信手続きを用いたユーザデータの送受信を行う能力を有することを示す情報であってよい。
本実施形態における第15の識別情報は、PDNコネクションを確立するか否かを示す情報であってよい。
本実施形態における第16の識別情報は、EPS Bearer IDであってよい。なお、第16の識別情報は、アタッチ受諾メッセージ、及び又は、デフォルトEPSベアラコンテキストアクティブ化要求メッセージに含まれて送受信されてもよい。
本実施形態における第17の識別情報は、EPS Bearer IDであってよい。なお、第17の識別情報は、ベアラリソース変更要求メッセージ、及び又は、EPSベアラコンテキスト変更要求メッセージ、及び又は、EPSベアラコンテキスト非アクティブ化要求メッセージに含まれて送受信されてもよい。
また、第16の識別情報、及び又は、第17の識別情報は、及び又は、第26の識別情報は、SRB、及び又は、CRBを識別する識別情報をあってもよいし、DRBを識別する識別情報であってもよい。
本実施形態における第18の識別情報は、要求する変更後の送受信方法を示す情報であってよい。なお、第18の識別情報は、第1の送受信手続きを用いた方法を示す情報であってもよいし、第2の送受信手続きを用いた方法を示す情報であってもよい。
本実施形態における第19の識別情報は、要求する変更後のRBの種類を示す情報であってよい。なお、第19の識別情報は、SRBを示す情報であってもよいし、DRBを示す情報であってよい。
本実施形態における第20の識別情報は、要求する変更後のアタッチ完了状態のモードを示す情報であってよい。なお、第20の識別情報は、第1のモードを示す情報であってもよいし、第3のモードを示す情報であってよい。
本実施形態における第21の識別情報は、送受信方法の変更を要求することを示す情報であってよい。
本実施形態における第22の識別情報は、Updated UE CIoT EPS optimisation Preferenceであってよい。言い換えると、第22の識別情報は、UE_A10が要求する更新後のユーザデータの送受信方法を示す情報であってよい。
本実施形態における第23の識別情報は、Updated Network CIoT
EPS optimisation Preferenceであってよい。言い換えると、第23の識別情報は、コアネットワーク_A90が要求する更新後のユーザデータの送受信方法を示す情報であってよい。
本実施形態における第24の識別情報は、PDNコネクションの再確立を要求することを示す情報であってよい。
本実施形態における第25の識別情報は、デフォルトベアラの再確立を要求することを示す情報であってよい。
本実施形態における第26の識別情報は、EPS Bearer IDであってよい。なお、第26の識別情報は、EPSベアラコンテキスト変更要求メッセージ、及び又は、EPSベアラコンテキスト変更受諾メッセージ、及び又は、EPSベアラコンテキスト非アクティブ化受諾メッセージに含まれて送受信されてもよい。
本実施形態における第27の識別情報は、承認した変更後の送受信方法を示す情報であってよい。なお、第27の識別情報は、第1の送受信手続きを用いた方法を示す情報であってもよいし、第2の送受信手続きを用いた方法を示す情報であってもよい。
本実施形態における第28の識別情報は、承認した変更後のRBの種類を示す情報であってよい。なお、第28の識別情報は、SRBを示す情報であってもよいし、DRBを示す情報であってよい。
本実施形態における第29の識別情報は、承認した変更後のアタッチ完了状態のモードを示す情報であってよい。なお、第20の識別情報は、第1のモードを示す情報であってもよいし、第3のモードを示す情報であってよい。
本実施形態における第30の識別情報は、送受信方法の変更を承認したことを示す情報であってよい。
本実施形態における第31の識別情報は、Updated UE CIoT EPS optimisation Preferenceであってよい。言い換えると、第31の識別情報は、UE_A10が要求する更新後のユーザデータの送受信方法を示す情報であってよい。
本実施形態における第32の識別情報は、Updated Network CIoT
EPS optimisation Preferenceであってよい。言い換えると、第32の識別情報は、コアネットワーク_A90が要求する更新後のユーザデータの送受信方法を示す情報であってよい。
本実施形態における第33の識別情報は、Updated Authorized CIoT EPS optimisation Preferenceであってよい。言い換えると、第33の識別情報は、承認された更新後のユーザデータの送受信方法を示す情報であってよい。
なお、UE_A10、及び又は、eNB_A45、及び又は、C−SGN_A95が各識別情報を保持する場合、UE_A10、及び又は、eNB_A45、及び又は、C−SGN_A95は、各識別情報が示す能力を有してもよい。
また、本実施形態において、第1から第33の識別情報のうちの2つ以上の識別情報を同一の制御メッセージに含めて送信する場合には、各識別情報をそれぞれ含めて送信してもよいし、各識別情報が示す意味を併せ持つ一つの識別情報として制御メッセージにふくめてもよい。
例えば、第1の識別情報は、第2から第6の識別情報が示す意味を併せ持つ識別情報であってもよい。
なお、各識別情報は、フラグ又はパラメータとして構成される情報要素であってよい。
[1.3.1.アタッチ手続き例]
まず、アタッチ手続きの例について説明する。なお、アタッチ手続きはUE_A10が主導して開始する手続きである。なお、アタッチ手続きでは、UE_A10が、ネットワークへ接続するための手続きである。言い換えると、アタッチ手続きは、eNB45を含むアクセスネットワークに接続する手続きであり、さらに、アクセスネットワーク介してコアネットワークに接続する手続きである。また、UE_A10は、アタッチ手続きにより、PDN_A5との間でユーザデータの送受信を行う通信路を確立する。
なお、UE_A10がアタッチ手続きを開始するトリガは、端末電源投入時などであってもよい。また、これに関わらずUE_A10はコアネットワーク_A90に接続していない状態であれば任意のタイミングで開始してもよい。また、UE_A10は、コアネットワーク_A90へ接続すること、及び又はアタッチ手続きの完了に基づいて、アタッチ完了状態へ遷移してもよい。
なお以下では、アタッチ手続き例の詳細を説明する。
以下、図23を用いてアタッチ手続きの手順の例を説明する。
まず、UE_A10はアタッチ要求メッセージをC−SGN_A95に送信する(S2300)。なお、UE_A10はアタッチ要求メッセージをeNB_A45に送信し、送信されたアタッチ要求メッセージはeNB_A45を介してC−SGN_A95に転送されてもよい。
また、UE_A10はPDN接続要求メッセージをアタッチ要求メッセージに含めるか否かを選択してもよい。より詳細には、UE_A10は、PDN接続要求メッセージを含んだESMメッセージコンテイナーをアタッチ要求メッセージに含めるか否かを選択してもよい。
さらに、UE_A10は、PDN接続要求メッセージ、及び又は、ESMメッセージコンテイナーをアタッチ要求メッセージに含めることで、アタッチ手続きに伴ったPDNコネクション確立を要求することを示してもよい。
逆に、UE_A10は、PDN接続要求メッセージ、及び又は、ESMメッセージコンテイナーをアタッチ要求メッセージに含めないことで、アタッチ手続きに伴ったPDNコネクション確立を要求しないことを示してもよい。
なお、UE_A10がPDN接続要求メッセージをアタッチ要求メッセージに含める場合、本実施形態の説明では、アタッチ要求メッセージは、アタッチ要求メッセージ及びPDN接続要求メッセージを併せたものとして説明する。さらに、本実施形態の説明においてアタッチ要求メッセージに識別情報が含まれると表現した場合には、識別情報がアタッ
チ要求メッセージ及び又はPDN接続要求メッセージに含まれることを意味する。
UE_A10は、すくなくとも第1から第6の識別情報のうちの1つ以上の識別情報をアタッチ要求メッセージに含めても良い。UE_A10は、第1から第6の識別情報のうちの1つ以上の識別情報を含めてアタッチ要求メッセージを送信することにより、遷移するアタッチ完了状態のモードを要求してもよい。
ここで、第1から第6の識別情報のうちの1つ以上の識別情報は、アタッチ要求メッセージに含めてC−SGN_A95に送信するのではなく、アタッチ手続き内でアタッチ要求メッセージとは異なる制御メッセージに含めて送信してもよい。
例えば、アタッチ要求メッセージを送信したあと、UE_A10はESM(EPS Session Management)情報の要求と、要求に基づく応答を行う制御メッセージの送受信手続きを実行してもよい(S2302)。
より詳細には、C−SGN_A95は、ESM要求メッセージをUE_A10に送信する。UE_A10は、ESM要求メッセージを受信し、応答メッセージをC−SGN_A95に送信する。この際、UE_A10は、第1から第6の識別情報のうちの1つ以上の識別情報を応答メッセージに含めて送信してもよい。
ここで、UE_A10は、ESM応答メッセージを暗号化して送信してもよい。さらに、UE_A10は、ESM応答メッセージを暗号化する為の情報をC−SGN_A95から受信してもよい。C−SGN_A95は、アタッチ要求メッセージの受信に伴い、NASメッセージを暗号化するための情報をUE_A10に送信してもよい。なお、NASメッセージを暗号化するための情報を送信するNASメッセージは、Security Mode Commandメッセージであってよい。
C−SGN_A95は、アタッチ要求メッセージを受信する。さらに、アタッチ要求メッセージの受信、又はESM応答メッセージの受信に基づいて、第1から第6の識別情報のうちの1つ以上の識別情報を取得する。
C−SGN_A95は、アタッチ要求メッセージに含まれる情報と、加入者情報と、C−SGN_A95がもつ識別情報に基づいて、UE_A10に対してアタッチ完了状態へ遷移すること、及び又は、遷移するアタッチ完了状態を決定してもよい。
例えば、C−SGN_A95は、第1から第16の識別情報のうちの1つ以上の識別情報、及び又は、ESMメッセージコンテイナーの有無、及び又は、PDN接続要求メッセージの有無に基づいて、遷移するアタッチ完了状態が第1のモードであるか、第2のモードであるか、第3のモードであるか、第4のモードであるか、第5のモードであるかを選択、決定してもよい。以下では、上述した選択、決定処理を第1の決定と表現して説明する(S2304)。
例えば、アタッチ要求メッセージに第2の識別情報が含まれる、及び又は、第4の識別情報が第1の送受信手続きを用いた方法を示す場合、第1の条件が真であるとする。
更に、C−SGN_A95が第8の識別情報、及び又は、第10の識別情報を保持する、及び又は、第12の識別情報、及び又は、第13の識別情報が第1の送受信手続きを用いた方法を示す場合、第2の条件が真であるとする。
更に、アタッチ要求メッセージに第3の識別情報が含まれる、及び又は、第4の識別情
報が第2の送受信手続きを用いた方法を示す場合、第3の条件が真であるとする。
更に、C−SGN_A95が第9の識別情報、及び又は、第11の識別情報を保持する、及び又は、第12の識別情報、及び又は、第13の識別情報が第2の送受信手続きを用いた方法を示す場合、第4の条件が真であるとする。
更に、アタッチ要求メッセージに第5の識別情報が含まれる場合、第5の条件が真であるとする。
更に、C−SGN_A95が第14の識別情報を保持する場合、第6の条件が真であるとする。
更に、アタッチ要求メッセージにESMメッセージコンテイナー、及び又は、PDN接続要求メッセージが含まれる、及び又は、第6の識別情報がPDNコネクションを確立することを示す場合、第7の条件が真であるとする。
更に、第15の識別情報がPDNコネクションを確立することを示す場合、第8の条件が真であるとする。
更に、アタッチ要求メッセージにESMメッセージコンテイナー、及び又は、PDN接続要求メッセージが含まない、及び又は、第6の識別情報がPDNコネクションを確立しないことを示す場合、第9の条件が真であるとする。
更に、第15の識別情報がPDNコネクションを確立しないことを示す場合、第10の条件が真であるとする。
C−SGN_A95は、第1の条件が真の場合、及び又は、第2の条件が真の場合、及び又は、第7の条件が真の場合、及び又は、第8の条件が真の場合、第1のモードへ遷移してもよい。
もしくは、C−SGN_A95は、第1の条件が真、且つ、第7の条件が真の場合、及び又は、第1の条件が真、且つ、第8の条件が真の場合、及び又は、第2の条件が真、且つ、第7の条件が真の場合、及び又は、第2の条件が真、且つ、第8の条件が真の場合、及び又は、第1の条件が真、且つ、第2の条件が真の場合、及び又は、第7の条件が真、且つ、第8の条件が真の場合、第1のモードへ遷移してもよい。
もしくは、C−SGN_A95は、第1の条件が真、且つ、第2の条件が真、且つ、第7の条件が真の場合、及び又は、第1の条件が真、且つ、第2の条件が真、且つ、第8の条件が真の場合、及び又は、第1の条件が真、且つ、第7の条件が真、且つ、第8の条件が真の場合、及び又は、第2の条件が真、且つ、第7の条件が真、且つ、第8の条件が真の場合、第1のモードへ遷移してもよい。
もしくは、C−SGN_A95は、第1の条件が真、且つ、第2の条件が真、且つ、第7の条件が真、且つ、第8の条件が真の場合、第1のモードへ遷移してもよい。
また、C−SGN_A95は、上記の条件に限らず、第1のモードへ遷移してもよい。
C−SGN_A95は、第1の条件が真の場合、及び又は、第2の条件が真の場合、及び又は、第9の条件が真の場合、及び又は、第10の条件が真の場合、第2のモードへ遷移してもよい。
もしくは、C−SGN_A95は、第1の条件が真、且つ、第9の条件が真の場合、及び又は、第1の条件が真、且つ、第10の条件が真の場合、及び又は、第2の条件が真、且つ、第9の条件が真の場合、及び又は、第2の条件が真、且つ、第10の条件が真の場合、及び又は、第1の条件が真、且つ、第2の条件が真の場合、及び又は、第9の条件が真、且つ、第10の条件が真の場合、第2のモードへ遷移してもよい。
もしくは、C−SGN_A95は、第1の条件が真、且つ、第2の条件が真、且つ、第9の条件が真の場合、及び又は、第1の条件が真、且つ、第2の条件が真、且つ、第10の条件が真の場合、及び又は、第1の条件が真、且つ、第9の条件が真、且つ、第10の条件が真の場合、及び又は、第2の条件が真、且つ、第9の条件が真、且つ、第10の条件が真の場合、第2のモードへ遷移してもよい。
もしくは、C−SGN_A95は、第1の条件が真、且つ、第2の条件が真、且つ、第9の条件が真、且つ、第10の条件が真の場合、第2のモードへ遷移してもよい。
また、C−SGN_A95は、上記の条件に限らず、第2のモードへ遷移してもよい。
C−SGN_A95は、第3の条件が真の場合、及び又は、第4の条件が真の場合、及び又は、第7の条件が真の場合、及び又は、第8の条件が真の場合、第3のモードへ遷移してもよい。
もしくは、C−SGN_A95は、第3の条件が真、且つ、第7の条件が真の場合、及び又は、第3の条件が真、且つ、第8の条件が真の場合、及び又は、第4の条件が真、且つ、第7の条件が真の場合、及び又は、第4の条件が真、且つ、第8の条件が真の場合、及び又は、第3の条件が真、且つ、第4の条件が真の場合、及び又は、第7の条件が真、且つ、第8の条件が真の場合、第3のモードへ遷移してもよい。
もしくは、C−SGN_A95は、第3の条件が真、且つ、第4の条件が真、且つ、第7の条件が真の場合、及び又は、第3の条件が真、且つ、第4の条件が真、且つ、第8の条件が真の場合、及び又は、第3の条件が真、且つ、第7の条件が真、且つ、第8の条件が真の場合、及び又は、第4の条件が真、且つ、第7の条件が真、且つ、第8の条件が真の場合、第3のモードへ遷移してもよい。
もしくは、C−SGN_A95は、第3の条件が真、且つ、第4の条件が真、且つ、第7の条件が真、且つ、第8の条件が真の場合、第3のモードへ遷移してもよい。
また、C−SGN_A95は、上記の条件に限らず、第3のモードへ遷移してもよい。
C−SGN_A95は、第3の条件が真の場合、及び又は、第4の条件が真の場合、及び又は、第9の条件が真の場合、及び又は、第10の条件が真の場合、第4のモードへ遷移してもよい。
もしくは、C−SGN_A95は、第3の条件が真、且つ、第9の条件が真の場合、及び又は、第3の条件が真、且つ、第10の条件が真の場合、及び又は、第4の条件が真、且つ、第9の条件が真の場合、及び又は、第4の条件が真、且つ、第10の条件が真の場合、及び又は、第3の条件が真、且つ、第4の条件が真の場合、及び又は、第9の条件が真、且つ、第10の条件が真の場合、第4のモードへ遷移してもよい。
もしくは、C−SGN_A95は、第3の条件が真、且つ、第4の条件が真、且つ、第
9の条件が真の場合、及び又は、第3の条件が真、且つ、第4の条件が真、且つ、第10の条件が真の場合、及び又は、第3の条件が真、且つ、第9の条件が真、且つ、第10の条件が真の場合、及び又は、第4の条件が真、且つ、第9の条件が真、且つ、第10の条件が真の場合、第4のモードへ遷移してもよい。
もしくは、C−SGN_A95は、第3の条件が真、且つ、第4の条件が真、且つ、第9の条件が真、且つ、第10の条件が真の場合、第4のモードへ遷移してもよい。
また、C−SGN_A95は、上記の条件に限らず、第4のモードへ遷移してもよい。
C−SGN_A95は、第5の条件が真の場合、及び又は、第6の条件が真の場合、及び又は、第7の条件が真の場合、及び又は、第8の条件が真の場合、第5のモードへ遷移してもよい。
もしくは、C−SGN_A95は、第5の条件が真、且つ、第7の条件が真の場合、及び又は、第5の条件が真、且つ、第8の条件が真の場合、及び又は、第6の条件が真、且つ、第7の条件が真の場合、及び又は、第6の条件が真、且つ、第8の条件が真の場合、及び又は、第5の条件が真、且つ、第6の条件が真の場合、及び又は、第7の条件が真、且つ、第8の条件が真の場合、第5のモードへ遷移してもよい。
もしくは、C−SGN_A95は、第5の条件が真、且つ、第6の条件が真、且つ、第7の条件が真の場合、及び又は、第5の条件が真、且つ、第6の条件が真、且つ、第8の条件が真の場合、及び又は、第5の条件が真、且つ、第7の条件が真、且つ、第8の条件が真の場合、及び又は、第6の条件が真、且つ、第7の条件が真、且つ、第8の条件が真の場合、第5のモードへ遷移してもよい。
もしくは、C−SGN_A95は、第5の条件が真、且つ、第6の条件が真、且つ、第7の条件が真、且つ、第8の条件が真の場合、第5のモードへ遷移してもよい。
また、C−SGN_A95は、上記の条件に限らず、第5のモードへ遷移してもよい。

なお、各モードのアタッチ完了状態への遷移の条件は、上記に限らない。
C−SGN_A95は、アタッチ要求メッセージの受信、及び又は、アタッチ受諾メッセージの送信、及び又は、第1の決定に基づいて、PDNコネクションを確立するための手続きを開始してもよい。
より詳細には、第1の決定に基づき、第1のモード、及び又は、第3のモード、及び又は、第5のモードに遷移する場合、C−SGN_A95は、PDNコネクションを確立するための手続きを開始してもよい。
また、第1の決定に基づき、第2のモード、及び又は、第4のモードに遷移する場合、C−SGN_A95は、PDNコネクションを確立するための手続きを開始せず、省略してもよい。
なお、PDNコネクションを確立するための手続きは、IP−CANセッション更新手続き、及び又は、デフォルトEPSベアラコンテキストアクティブ化要求メッセージの送受信、及び又は、デフォルトEPSベアラコンテキストアクティブ化受諾メッセージの送受信、及び又は、RRCコネクション再設定要求メッセージの送受信、及び又は、RRC
コネクション再設定完了メッセージの送受信、及び又は、ベアラ設定メッセージの送受信で構成されていてよい。
C−SGN_A95は、第1のモード、及び又は、第3のモード、及び又は、第5のモードに遷移する場合には、IP−CANセッション更新手続きを開始する(S2306)。IP−CANセッション更新手続きは、従来手続きと同様であって良いため詳細説明を省略する。
C−SGN_A95は、第1の決定、及び又は、IP−CANセッション更新手続きの完了に伴い、アタッチ受諾メッセージをeNB_A45に送信する(S2308)。
また、C−SGN_A95は、第1の決定に基づいて、デフォルトEPSベアラコンテキストアクティブ化要求メッセージをアタッチ受諾メッセージと共に送信してもよい。
なお、C−SGN_A95がデフォルトEPSベアラコンテキストアクティブ化要求メッセージをアタッチ受諾メッセージに含める場合、本実施形態の説明では、アタッチ受諾メッセージは、アタッチ受諾メッセージ及びデフォルトEPSベアラコンテキストアクティブ化要求メッセージを併せたものとして説明する。さらに、本実施形態の説明においてアタッチ受諾メッセージに識別情報が含まれると表現した場合には、識別情報がアタッチ受諾メッセージ及び又はデフォルトEPSベアラコンテキストアクティブ化要求メッセージに含まれることを意味する。
C−SGN_A95は、少なくとも第7から第16の識別情報のうちの1つ以上の識別情報をアタッチ受諾メッセージに含めても良い。
なお、C−SGN_A95は、第1の決定に基づいて、第7から第16の識別情報のうちの1つ以上の識別情報を変更、及び又は、新たに作成し、アタッチ受諾メッセージに含めてもよい。
具体的には、C−SGN_A95は、第1の決定に基づいて、第13の識別情報に決定したユーザデータの送受信方法を示す情報を入れてもよい。
また、デフォルトEPSベアラコンテキストアクティブ化要求メッセージは、第1の決定に基づいて、DRB確立することを要求するメッセージであるかどうかを判断されてもよい。
より詳細には、第1の決定に基づき、第1のモードに遷移する場合、デフォルトEPSベアラコンテキストアクティブ化要求メッセージは、DRBを確立することを意図しないメッセージであってよい。その場合、デフォルトEPSベアラコンテキストアクティブ化要求メッセージは、Downlink generic NAS Transportメッセージであってもよい。
また、第1の決定に基づき、第3のモード、及び又は、第5のモードに遷移する場合、デフォルトEPSベアラコンテキストアクティブ化受諾メッセージは、DRBを確立することを意図するメッセージであってよい。
なお、C−SGN_A95は、第1の決定に基づいたアタッチ受諾メッセージの送信に伴い、UE_A10に対する接続状態をアイドルモードにしてもよい。言い換えれば、C−SGN_A95はアタッチ完了状態へ遷移することに基づき、UE_A10への接続状態をアイドルモードにしてもよい。より詳細には、C−SGN_A95は遷移するアタッ
チ完了状態が第1のモードであることに基づき、UE_A10への接続状態をアイドルモードにしてもよい。言い換えると、C−SGN_A95は、第3のモード、及び又は第5のモードのアタッチ完了状態へ遷移するためのアタッチ受諾メッセージを送信する場合、メッセージの送信に伴い、UE_A10への接続状態をアクティブモードにしてもよい。
eNB_A45は、アタッチ受諾メッセージを受信し、アタッチ受諾メッセージを含めたRRCメッセージをUE_A10に送信する(S2310)。なお、RRCメッセージは、RRCコネクション再設定要求メッセージであって良い。また、RRCメッセージは、Direct Transferメッセージであってもよい。
UE_A10は、アタッチ受諾メッセージを含むRRCメッセージを受信する。さらに、第7から第16の識別情報のうちの1つ以上の識別情報がアタッチ受諾メッセージに含まれている場合には、UE_A10は各識別情報を取得する。
受信したRRCメッセージに応答するために、UE_A10はRRCメッセージをeNB_A45に送信する(S2314)。RRCメッセージは、RRCコネクション再設定完了メッセージであってよい。
eNB_A45は、RRCコネクション再設定メッセージを受信し、受信に基づいてベアラ設定メッセージをC−SGN_A95に送信する(S2316)。
なお、UE_A10、及び又は、eNB_A45は、第1の決定に基づいて、(S2314)及び(S2316)の手続きを省略してもよい。
また、UE_A10は、アタッチ受諾メッセージの受信に基づいて、アタッチ完了メッセージを含むRRCメッセージをeNB_A45に送信する(S2318)。
また、UE_A10は、第1の決定に基づいて、デフォルトEPSベアラコンテキストアクティブ化受諾メッセージをアタッチ完了メッセージと共に送信してもよい。ここで、デフォルトEPSベアラコンテキストアクティブ化受諾メッセージは、デフォルトEPSベアラコンテキストアクティブ化要求メッセージに対する応答メッセージであってよい。
なお、UE_A10がデフォルトEPSベアラコンテキストアクティブ化受諾メッセージをアタッチ完了メッセージに含める場合、本実施形態の説明では、アタッチ完了メッセージは、アタッチ完了メッセージ及びデフォルトEPSベアラコンテキストアクティブ化受諾メッセージを併せたものとして説明する。さらに、本実施形態の説明においてアタッチ完了メッセージに識別情報が含まれると表現した場合には、識別情報がアタッチ完了メッセージ及び又はデフォルトEPSベアラコンテキストアクティブ化受諾メッセージに含まれることを意味する。
なお、アタッチ完了メッセージを含めて送信するRRCメッセージは、Direct Transferメッセージであってよい。
UE_A10は、アタッチ受諾メッセージの受信、及び又はアタッチ完了メッセージの送信に基づいて、アタッチ完了状態へ遷移する。
UE_A10は、アタッチ受諾メッセージに含まれる情報と、UE_A10がもつ識別情報に基づいて、遷移するアタッチ完了状態を認識、決定してもよい。
例えば、UE_A10は、第1から第16の識別情報のうちの1つ以上の識別情報、及
び又は、ESMメッセージコンテイナーの有無、及び又は、デフォルトEPSベアラコンテキストアクティブ化受諾メッセージの有無に基づいて、遷移するアタッチ完了状態が第1のモードであるか、第2のモードであるか、第3のモードであるか、第4のモードであるか、第5のモードであるかを承認、決定してもよい。以下では、上述した承認、決定処理を第2の決定と表現して説明する(S2312)。
例えば、UE_A10が第2の識別情報を保持する、及び又は、第4の識別情報が第1の送受信手続きを用いた方法を示す場合、第11の条件が真であるとする。
更に、アタッチ受諾メッセージに第8の識別情報、及び又は、第10の識別情報が含まれる、及び又は、第12の識別情報、及び又は、第13の識別情報が第1の送受信手続きを用いた方法を示す、及び又は、第16の識別情報がSRB、及び又は、CRBを識別する識別情報である場合、第12の条件が真であるとする。
更に、UE_A10が第3の識別情報を保持する、及び又は、第4の識別情報が第2の送受信手続きを用いた方法を示す場合、第13の条件が真であるとする。
更に、アタッチ受諾メッセージに第9の識別情報、及び又は、第11の識別情報が含まれる、及び又は、第12の識別情報、及び又は、第13の識別情報が第2の送受信手続きを用いた方法を示す、及び又は、第16の識別情報がDRBを識別する識別情報である場合、第14の条件が真であるとする。
更に、UE_A10が第5の識別情報を保持する場合、第15の条件が真であるとする。
更に、アタッチ受諾メッセージに第14の識別情報が含まれる、及び又は、第16の識別情報がDRBを識別する識別情報である場合、第16の条件が真であるとする。
更に、アタッチ受諾メッセージにESMメッセージコンテイナー、及び又は、デフォルトEPSベアラコンテキストアクティブ化要求メッセージが含まれる、及び又は、第6の識別情報がPDNコネクションを確立することを示す場合、第17の条件が真であるとする。
更に、第15の識別情報がPDNコネクションを確立することを示す場合、第18の条件が真であるとする。
更に、アタッチ受諾メッセージにESMメッセージコンテイナー、及び又は、デフォルトEPSベアラコンテキストアクティブ化要求メッセージが含まれない、及び又は、第6の識別情報がPDNコネクションを確立しないことを示す場合、第19の条件が真であるとする。
更に、第15の識別情報がPDNコネクションを確立しないことを示す場合、第20の条件が真であるとする。
C−SGN_A95は、第11の条件が真の場合、及び又は、第12の条件が真の場合、及び又は、第17の条件が真の場合、及び又は、第18の条件が真の場合、第1のモードへ遷移してもよい。
もしくは、C−SGN_A95は、第11の条件が真、且つ、第17の条件が真の場合、及び又は、第11の条件が真、且つ、第18の条件が真の場合、及び又は、第12の条
件が真、且つ、第17の条件が真の場合、及び又は、第12の条件が真、且つ、第18の条件が真の場合、及び又は、第11の条件が真、且つ、第12の条件が真の場合、及び又は、第17の条件が真、且つ、第18の条件が真の場合、第1のモードへ遷移してもよい。
もしくは、C−SGN_A95は、第11の条件が真、且つ、第12の条件が真、且つ、第17の条件が真の場合、及び又は、第11の条件が真、且つ、第12の条件が真、且つ、第18の条件が真の場合、及び又は、第11の条件が真、且つ、第17の条件が真、且つ、第18の条件が真の場合、及び又は、第12の条件が真、且つ、第17の条件が真、且つ、第18の条件が真の場合、第1のモードへ遷移してもよい。
もしくは、C−SGN_A95は、第11の条件が真、且つ、第12の条件が真、且つ、第17の条件が真、且つ、第18の条件が真の場合、第1のモードへ遷移してもよい。
また、C−SGN_A95は、上記の条件に限らず、第1のモードへ遷移してもよい。
C−SGN_A95は、第11の条件が真の場合、及び又は、第12の条件が真の場合、及び又は、第19の条件が真の場合、及び又は、第20の条件が真の場合、第2のモードへ遷移してもよい。
もしくは、C−SGN_A95は、第11の条件が真、且つ、第19の条件が真の場合、及び又は、第11の条件が真、且つ、第20の条件が真の場合、及び又は、第12の条件が真、且つ、第19の条件が真の場合、及び又は、第12の条件が真、且つ、第20の条件が真の場合、及び又は、第11の条件が真、且つ、第12の条件が真の場合、及び又は、第19の条件が真、且つ、第20の条件が真の場合、第2のモードへ遷移してもよい。
もしくは、C−SGN_A95は、第11の条件が真、且つ、第12の条件が真、且つ、第19の条件が真の場合、及び又は、第11の条件が真、且つ、第12の条件が真、且つ、第20の条件が真の場合、及び又は、第11の条件が真、且つ、第19の条件が真、且つ、第20の条件が真の場合、及び又は、第12の条件が真、且つ、第19の条件が真、且つ、第20の条件が真の場合、第2のモードへ遷移してもよい。
もしくは、C−SGN_A95は、第11の条件が真、且つ、第12の条件が真、且つ、第19の条件が真、且つ、第20の条件が真の場合、第2のモードへ遷移してもよい。
また、C−SGN_A95は、上記の条件に限らず、第2のモードへ遷移してもよい。
C−SGN_A95は、第13の条件が真の場合、及び又は、第14の条件が真の場合、及び又は、第17の条件が真の場合、及び又は、第18の条件が真の場合、第3のモードへ遷移してもよい。
もしくは、C−SGN_A95は、第13の条件が真、且つ、第17の条件が真の場合、及び又は、第13の条件が真、且つ、第18の条件が真の場合、及び又は、第14の条件が真、且つ、第17の条件が真の場合、及び又は、第14の条件が真、且つ、第18の条件が真の場合、及び又は、第13の条件が真、且つ、第14の条件が真の場合、及び又は、第17の条件が真、且つ、第18の条件が真の場合、第3のモードへ遷移してもよい。
もしくは、C−SGN_A95は、第13の条件が真、且つ、第14の条件が真、且つ
、第17の条件が真の場合、及び又は、第13の条件が真、且つ、第14の条件が真、且つ、第18の条件が真の場合、及び又は、第13の条件が真、且つ、第17の条件が真、且つ、第18の条件が真の場合、及び又は、第14の条件が真、且つ、第17の条件が真、且つ、第18の条件が真の場合、第3のモードへ遷移してもよい。
もしくは、C−SGN_A95は、第13の条件が真、且つ、第14の条件が真、且つ、第17の条件が真、且つ、第18の条件が真の場合、第3のモードへ遷移してもよい。
また、C−SGN_A95は、上記の条件に限らず、第3のモードへ遷移してもよい。
C−SGN_A95は、第13の条件が真の場合、及び又は、第14の条件が真の場合、及び又は、第19の条件が真の場合、及び又は、第20の条件が真の場合、第4のモードへ遷移してもよい。
もしくは、C−SGN_A95は、第13の条件が真、且つ、第19の条件が真の場合、及び又は、第13の条件が真、且つ、第20の条件が真の場合、及び又は、第14の条件が真、且つ、第19の条件が真の場合、及び又は、第14の条件が真、且つ、第20の条件が真の場合、及び又は、第13の条件が真、且つ、第14の条件が真の場合、及び又は、第19の条件が真、且つ、第20の条件が真の場合、第4のモードへ遷移してもよい。
もしくは、C−SGN_A95は、第13の条件が真、且つ、第14の条件が真、且つ、第19の条件が真の場合、及び又は、第13の条件が真、且つ、第14の条件が真、且つ、第20の条件が真の場合、及び又は、第13の条件が真、且つ、第19の条件が真、且つ、第20の条件が真の場合、及び又は、第14の条件が真、且つ、第19の条件が真、且つ、第20の条件が真の場合、第4のモードへ遷移してもよい。
もしくは、C−SGN_A95は、第13の条件が真、且つ、第14の条件が真、且つ、第19の条件が真、且つ、第20の条件が真の場合、第4のモードへ遷移してもよい。
また、C−SGN_A95は、上記の条件に限らず、第4のモードへ遷移してもよい。
C−SGN_A95は、第15の条件が真の場合、及び又は、第16の条件が真の場合、及び又は、第17の条件が真の場合、及び又は、第18の条件が真の場合、第5のモードへ遷移してもよい。
もしくは、C−SGN_A95は、第15の条件が真、且つ、第17の条件が真の場合、及び又は、第15の条件が真、且つ、第18の条件が真の場合、及び又は、第16の条件が真、且つ、第17の条件が真の場合、及び又は、第16の条件が真、且つ、第18の条件が真の場合、及び又は、第15の条件が真、且つ、第16の条件が真の場合、及び又は、第17の条件が真、且つ、第18の条件が真の場合、第5のモードへ遷移してもよい。
もしくは、C−SGN_A95は、第15の条件が真、且つ、第16の条件が真、且つ、第17の条件が真の場合、及び又は、第15の条件が真、且つ、第16の条件が真、且つ、第18の条件が真の場合、及び又は、第15の条件が真、且つ、第17の条件が真、且つ、第18の条件が真の場合、及び又は、第16の条件が真、且つ、第17の条件が真、且つ、第18の条件が真の場合、第5のモードへ遷移してもよい。
もしくは、C−SGN_A95は、第15の条件が真、且つ、第16の条件が真、且つ
、第17の条件が真、且つ、第18の条件が真の場合、第5のモードへ遷移してもよい。
また、C−SGN_A95は、上記の条件に限らず、第5のモードへ遷移してもよい。
なお、各モードのアタッチ完了状態への遷移の条件は、上記に限らない。
UE_A10、及び又はeNB_A45、及び又はC−SGN_A95は、アタッチ受諾メッセージの送受信、及び又は、アタッチ完了メッセージの送受信、及び又は、第4の決定に基づいて、PDNコネクションを確立してもよい。なお、PDNコネクション確立に際し、デフォルトベアラを確立してもよい。また、デフォルトベアラを構成するRBはDRBであってよい。もしくは、デフォルトベアラを構成するRBはSRBであってよい。
より詳細には、アタッチ完了状態が第1のモード、及び又は、第3のモードの場合、及び又は、第5のモードの場合、UE_A10、及び又はeNB_A45、及び又はC−SGN_A95は、PDNコネクション、及び又は、デフォルトベアラ、及び又は、SRBを確立してもよい。
また、アタッチ完了状態が第2のモード、及び又は、第4のモードの場合、UE_A10、及び又はeNB_A45、及び又はC−SGN_A95は、PDNコネクション、及び又は、デフォルトベアラを確立しなくてもよい。
また、アタッチ完了状態が第3のモード、及び又は、第5のモードの場合、UE_A10、及び又はeNB_A45、及び又はC−SGN_A95は、DRBを確立してもよい。
また、アタッチ完了状態が第1のモードの場合、UE_A10、及び又はeNB_A45、及び又はC−SGN_A95は、DRBを確立しなくてもよい。言い換えると、アタッチ完了状態が第1のモードの場合、UE_A10、及び又はeNB_A45、及び又はC−SGN_A95は、DRBを確立せずに、SRBを確立してもよい。
eNB_45は、アタッチ完了メッセージが含まれるRRCメッセージを受信し、アタッチ完了メッセージをC−SGN_A95に送信する(S2320)。
また、UE_A10は第2の決定に基づいて、アタッチ完了メッセージの送信に伴い、アイドルモードに遷移してもよい。より詳細には、UE_A10は、遷移するアタッチ完了状態が第3のモード、及び又は、第5のモードの場合、アタッチ完了メッセージの送信に伴い、アイドルモードに遷移してもよい。
もしくは、アタッチ完了メッセージを含めたDirect Transferメッセージに対する応答としてeNB_A45からRRCメッセージを受信し、UE_A10は第2の決定に基づいて、応答メッセージの受信に伴い、アイドルモードに遷移してもよい。
より詳細な例としては、UE_A10は、アタッチ完了メッセージ及び又はDirect Transferメッセージにアイドルモードに遷移することを示す識別情報を含めて送信してもよい。
さらに、Direct Transferメッセージを受信したeNB_A45は、受信した識別情報に基づいて、応答となるRRCメッセージをUE_A10に送信してもよい。このように、応答となるRRCメッセージは、アイドルモードへの遷移を許可するた
めのメッセージであってよい。
言いかえると、UE_A10は、アイドルモードに遷移するかアクティブモードを維持するかを第2の決定に基づいて選択することができる。
C−SGN_A95は、アタッチ完了メッセージを受信する。
C−SGN_A95は、アタッチ完了メッセージの受信に基づき、UE_A10に対する接続状態をアイドルモードに遷移してもよい。
つまり、C−SGN_A95は、アタッチ受諾メッセージの送信、又は、アタッチ完了メッセージの受信に基づいて、UE_A10の状態を、アイドルモードとして管理してよい。
より詳細には、遷移したアタッチ完了状態が第3のモード、及び又は第5のモードである場合、C−SGN_A95は、アタッチ受諾メッセージの送信、又は、アタッチ完了メッセージの受信に基づいて、UE_A10の状態を、アイドルモードとして管理してよい。
また、UE_A10、及び又は、eNB_A45は、第16の識別情報に基づいて、デフォルトベアラとして確立されたRBの種類を識別してもよい。
例えば、UE_A10、及び又は、eNB_A45は、第16の識別情報がSRB、及び又は、CRBを識別する識別情報である場合、SRB、及び又は、CRBがデフォルトベアラとして確立されたことを認識してもよい。
また、UE_A10、及び又は、eNB_A45は、第16の識別情報がDRBを識別する識別情報である場合、DRBがデフォルトベアラとして確立されたことを認識してもよい。
以上の手順により、UE_A10はネットワークへ接続し、アタッチ手続きを完了する。アタッチ手続きの完了に伴い、UE_A10、及び又はC−SGN_A95はアタッチ完了状態へ遷移する。
なお、UE_A10は、アタッチ手続きにより、図21で説明したUEコンテキストをコアネットワーク_A90から取得し、記憶することができる。
より詳細には、遷移したアタッチ完了状態が第1のモード、及び又は、第3のモード、及び又は、第5のモードの場合、UE_A10は、アタッチ手続きにより、図21で説明したUEコンテキストをコアネットワーク_A90から取得し、記憶することができる。
また、遷移したアタッチ完了状態が第2のモード、及び又は、第4のモードの場合、UE_A10は、アタッチ手続きにより、図21で説明したUEコンテキストの内、PDNコネクションごとのUEコンテキスト、及び又は、ベアラごとのUEコンテキスト以外のUEコンテキストをコアネットワーク_A90から取得し、記憶することができる。
更に、C−SGN_A95は、アタッチ手続きにより、図19で説明したA〜Eの各コンテキストをUE_A10又はeNB_A45又はHSS_A50から取得し、記憶することができる。
より詳細には、遷移したアタッチ完了状態が第1のモード、及び又は、第3のモード、及び又は、第5のモードの場合、C−SGN_A95は、アタッチ手続きにより、図19で説明したA〜Eの各コンテキストをUE_A10又はeNB_A45又はHSS_A50から取得し、記憶することができる。
また、遷移したアタッチ完了状態が第2のモード、及び又は、第4のモードの場合、C−SGN_A95は、アタッチ手続きにより、図19で説明したA〜Eの各コンテキストの内、PDNコネクションごとのEPSベアラコンテキスト、及び又は、ベアラごとのEPSベアラコンテキスト以外のコンテキストをUE_A10又はeNB_A45又はHSS_A50から取得し、記憶することができる。
[1.3.1.1.アタッチ手続きの変形例]
上述したアタッチ手続き例におけるコアネットワーク_A90は、図3を用いて説明したC−SGN_A95を含む構成のコアネットワークの場合のアタッチ手続きを説明したが、コアネットワーク_A90は図2を用いて説明したようなPGW_A30、SGW_A35、MME_A40などを含んで構成されるものであってもよい。
その場合、本手続きで説明したUE_A10が送信するアタッチ要求メッセージやアタッチ完了メッセージなどのNASメッセージは、C−SGN_A95ではなく、MME45が受信する。
したがって、これまで説明したC−SGN_A95のNASメッセージの受信および処理は、MME_A40が行うものとして置き換えることができる。
さらに、これまで説明したC−SGN_A95のアタッチ受諾メッセージなどのNASメッセージの送信および処理は、MME_A40が行うものとして置き換えることができる。
[1.3.2.PDN接続手続き例]
次に、PDN接続手続きの例について説明する。なお、PDN接続手続きはUE_A10が主導して開始する手続きである。なお、PDN接続手続きでは、UE_A10が、PDN_A5との間でユーザデータの送受信を行う通信路を確立するための手続きである。言い換えると、PDN接続手続きは、ユーザデータの送受信に用いるPDNコネクションを確立するための手続きである。
なお、UE_A10がPDN接続手続きを開始するトリガは、端末電源投入時などであってもよく、アタッチ手続きの完了時であってもよい。また、UE_A10は、アタッチ手続きの完了に伴う、第2のモード、及び又は、第4のモードのアタッチ完了状態への遷移に基づいて、PDN接続手続きを開始してもよい。また、これに関わらずUE_A10は任意のタイミングでPDN接続手続きを開始してもよい。
UE_A10は、PDN接続手続きの完了により、PDN_A5との間でPDNコネクションを確立する。従って、UE_A10は、PDN接続手続きの完了に基づいて、アタッチ完了状態のモードを変更してもよい。
なお以下では、PDN接続手続き例の詳細を説明する。
以下、図24を用いてPDN接続手続きの手順の例を説明する。
まず、UE_A10はPDN接続要求メッセージをC−SGN_A95に送信する(S
2400)。なお、UE_A10はPDN接続要求メッセージをeNB_A45に送信し、送信されたPDN接続要求メッセージはeNB_A45を介してC−SGN_A95に転送されてもよい。
UE_A10は、すくなくとも第1から第5の識別情報のうちの1つ以上の識別情報をPDN接続要求メッセージに含めても良い。UE_A10は、第1から第5の識別情報のうちの1つ以上の識別情報を含めてPDN接続要求メッセージを送信することにより、確立するPDNコネクションの種類、及び又は、遷移するアタッチ完了状態のモードを要求してもよい。
C−SGN_A95は、PDN接続要求メッセージを受信する。さらに、PDN接続要求メッセージの受信に基づいて、第1から第5の識別情報のうちの1つ以上の識別情報を取得する。
C−SGN_A95は、PDN接続要求メッセージに含まれる情報と、加入者情報と、C−SGN_A95がもつ識別情報に基づいて、UE_A10に対してPDNコネクションの確立、及び又は、遷移するアタッチ完了状態を決定してもよい。
例えば、C−SGN_A95は、第1から第16の識別情報のうちの1つ以上の識別情報に基づいて、遷移するアタッチ完了状態が第1のモードであるか、第3のモードであるか、第5のモードであるかを選択、決定してもよい。以下では、上述した選択、決定処理を第3の決定と表現して説明する(S2402)。
例えば、PDN接続要求メッセージに第2の識別情報が含まれる、及び又は、第4の識別情報が第1の送受信手続きを用いた方法を示す場合、第1の条件が真であるとする。
更に、C−SGN_A95が第8の識別情報、及び又は、第10の識別情報を保持する、及び又は、第12の識別情報、及び又は、第13の識別情報が第1の送受信手続きを用いた方法を示す場合、第2の条件が真であるとする。
更に、PDN接続要求メッセージに第3の識別情報が含まれる、及び又は、第4の識別情報が第2の送受信手続きを用いた方法を示す場合、第3の条件が真であるとする。
更に、C−SGN_A95が第9の識別情報、及び又は、第11の識別情報を保持する、及び又は、第12の識別情報、及び又は、第13の識別情報が第2の送受信手続きを用いた方法を示す場合、第4の条件が真であるとする。
更に、PDN接続要求メッセージに第5の識別情報が含まれる場合、第5の条件が真であるとする。
更に、C−SGN_A95が第14の識別情報を保持する場合、第6の条件が真であるとする。
C−SGN_A95は、第1の条件が真の場合、及び又は、第2の条件が真の場合、及び又は、第1の条件が真、且つ、第2の条件が真の場合、第1のモードへ遷移してもよい。
また、C−SGN_A95は、上記の条件に限らず、第1のモードへ遷移してもよい。
C−SGN_A95は、第3の条件が真の場合、及び又は、第4の条件が真の場合、及
び又は、第3の条件が真、且つ、第4の条件が真の場合、第3のモードへ遷移してもよい。
また、C−SGN_A95は、上記の条件に限らず、第3のモードへ遷移してもよい。
C−SGN_A95は、第5の条件が真の場合、及び又は、第6の条件が真の場合、及び又は、第5の条件が真、且つ、第6の条件が真の場合、第5のモードへ遷移してもよい。
また、C−SGN_A95は、上記の条件に限らず、第5のモードへ遷移してもよい。
なお、各モードのアタッチ完了状態への遷移の条件は、上記に限らない。
C−SGN_A95は、PDN接続要求メッセージの受信、及び又は、デフォルトEPSベアラコンテキストアクティブ化要求メッセージの送信、及び又は、第3の決定に基づいて、PDNコネクションを確立するための手続きを開始してもよい。
なお、PDNコネクションを確立するための手続きは、IP−CANセッション更新手続き、及び又は、デフォルトEPSベアラコンテキストアクティブ化要求メッセージの送受信、及び又は、デフォルトEPSベアラコンテキストアクティブ化受諾メッセージの送受信、及び又は、RRCコネクション再設定要求メッセージの送受信、及び又は、RRCコネクション再設定完了メッセージの送受信、及び又は、ベアラ設定メッセージの送受信で構成されていてよい。
C−SGN_A95は、IP−CANセッション更新手続きを開始する(S2404)。IP−CANセッション更新手続きは、従来手続きと同様であって良いため詳細説明を省略する。
C−SGN_A95は、第3の決定、及び又は、IP−CANセッション更新手続きの完了に伴い、デフォルトEPSベアラコンテキストアクティブ化要求メッセージをeNB_A45に送信する(S2406)。ここで、デフォルトEPSベアラコンテキストアクティブ化要求メッセージはPDN接続要求メッセージに対する応答メッセージであってよい。
C−SGN_A95は、少なくとも第7から第16の識別情報のうちの1つ以上の識別情報をデフォルトEPSベアラコンテキストアクティブ化要求メッセージに含めても良い。
なお、C−SGN_A95は、第3の決定に基づいて、第7から第16の識別情報のうちの1つ以上の識別情報を変更、及び又は、新たに作成し、デフォルトEPSベアラコンテキストアクティブ化要求メッセージに含めてもよい。
具体的には、C−SGN_A95は、第3の決定に基づいて、第13の識別情報に決定したユーザデータの送受信方法を示す情報を入れてもよい。
また、デフォルトEPSベアラコンテキストアクティブ化要求メッセージは、第3の決定に基づいて、DRB確立することを要求するメッセージであるかどうかを判断されてもよい。
より詳細には、第3の決定に基づき、第1のモードに遷移する場合、デフォルトEPS
ベアラコンテキストアクティブ化要求メッセージは、DRBを確立することを意図しないメッセージであってよい。その場合、デフォルトEPSベアラコンテキストアクティブ化要求メッセージは、Downlink generic NAS Transportメッセージであってもよい。
また、第3の決定に基づき、第3のモード、及び又は、第5のモードに遷移する場合、デフォルトEPSベアラコンテキストアクティブ化受諾メッセージは、DRBを確立することを意図するメッセージであってよい。
なお、C−SGN_A95は、第3の決定に基づいたデフォルトEPSベアラコンテキストアクティブ化要求メッセージの送信に伴い、UE_A10に対する接続状態をアイドルモードにしてもよい。言い換えれば、C−SGN_A95はアタッチ完了状態へ遷移することに基づき、UE_A10への接続状態をアイドルモードにしてもよい。より詳細には、C−SGN_A95は遷移するアタッチ完了状態が第1のモードであることに基づき、UE_A10への接続状態をアイドルモードにしてもよい。言い換えると、C−SGN_A95は、第3のモード、及び又は第5のモードのアタッチ完了状態へ遷移するためのデフォルトEPSベアラコンテキストアクティブ化要求メッセージを送信する場合、メッセージの送信に伴い、UE_A10への接続状態をアクティブモードにしてもよい。
eNB_A45は、デフォルトEPSベアラコンテキストアクティブ化要求メッセージを受信し、デフォルトEPSベアラコンテキストアクティブ化要求メッセージを含めたRRCメッセージをUE_A10に送信する(S2408)。なお、RRCメッセージは、RRCコネクション再設定要求メッセージであって良い。また、RRCメッセージは、Direct Transferメッセージであってもよい。
UE_A10は、デフォルトEPSベアラコンテキストアクティブ化要求メッセージを含むRRCメッセージを受信する。さらに、第7から第16の識別情報のうちの1つ以上の識別情報がデフォルトEPSベアラコンテキストアクティブ化要求メッセージに含まれている場合には、UE_A10は各識別情報を取得する。
受信したRRCメッセージに応答するために、UE_A10はRRCメッセージをeNB_A45に送信する(S2412)。RRCメッセージは、RRCコネクション再設定完了メッセージであってよい。
eNB_A45は、RRCコネクション再設定メッセージを受信し、受信に基づいてベアラ設定メッセージをC−SGN_A95に送信する(S2414)。
なお、UE_A10、及び又は、eNB_A45は、第3の決定に基づいて、(S2412)及び(S2414)の手続きを省略してもよい。
また、UE_A10は、デフォルトEPSベアラコンテキストアクティブ化要求メッセージの受信に基づいて、デフォルトEPSベアラコンテキストアクティブ化受諾メッセージを含むRRCメッセージをeNB_A45に送信する(S2416)。ここで、デフォルトEPSベアラコンテキストアクティブ化受諾メッセージは、デフォルトEPSベアラコンテキストアクティブ化要求メッセージに対する応答メッセージであってよい。
なお、デフォルトEPSベアラコンテキストアクティブ化受諾メッセージを含めて送信するRRCメッセージは、Direct Transferメッセージであってよい。
UE_A10は、デフォルトEPSベアラコンテキストアクティブ化要求メッセージの
受信、及び又はデフォルトEPSベアラコンテキストアクティブ化受諾メッセージの送信に基づいて、アタッチ完了状態へ遷移する。
UE_A10は、デフォルトEPSベアラコンテキストアクティブ化要求メッセージに含まれる情報と、UE_A10がもつ識別情報に基づいて、遷移するアタッチ完了状態を認識、決定してもよい。
例えば、UE_A10は、第1から第16の識別情報のうちの1つ以上の識別情報に基づいて、遷移するアタッチ完了状態が第1のモードであるか、第3のモードであるか、第5のモードであるかを承認、決定してもよい。以下では、上述した承認、決定処理を第4の決定と表現して説明する(S2410)。
例えば、UE_A10が第2の識別情報を保持する、及び又は、第4の識別情報が第1の送受信手続きを用いた方法を示す場合、第11の条件が真であるとする。
更に、デフォルトEPSベアラコンテキストアクティブ化要求メッセージに第8の識別情報、及び又は、第10の識別情報が含まれる、及び又は、第12の識別情報、及び又は、第13の識別情報が第1の送受信手続きを用いた方法を示す、及び又は、第16の識別情報がSRB、及び又は、CRBを識別する識別情報である場合、第12の条件が真であるとする。
更に、UE_A10が第3の識別情報を保持する、及び又は、第4の識別情報が第2の送受信手続きを用いた方法を示す場合、第13の条件が真であるとする。
更に、デフォルトEPSベアラコンテキストアクティブ化要求メッセージに第9の識別情報、及び又は、第11の識別情報が含まれる、及び又は、第12の識別情報、及び又は、第13の識別情報が第2の送受信手続きを用いた方法を示す、及び又は、第16の識別情報がDRBを識別する識別情報である場合、第14の条件が真であるとする。
更に、UE_A10が第5の識別情報を保持する場合、第15の条件が真であるとする。
更に、デフォルトEPSベアラコンテキストアクティブ化要求メッセージに第14の識別情報が含まれる、及び又は、第16の識別情報がDRBを識別する識別情報である場合、第16の条件が真であるとする。
UE_A10は、第11の条件が真の場合、及び又は、第12の条件が真の場合、及び又は、第11の条件が真、且つ、第12の条件が真の場合、第1のモードへ遷移してもよい。
また、UE_A10は、上記の条件に限らず、第1のモードへ遷移してもよい。
UE_A10は、第13の条件が真の場合、及び又は、第14の条件が真の場合、及び又は、第13の条件が真、且つ、第14の条件が真の場合、第3のモードへ遷移してもよい。
また、UE_A10は、上記の条件に限らず、第3のモードへ遷移してもよい。
UE_A10は、第15の条件が真の場合、及び又は、第16の条件が真の場合、及び又は、第15の条件が真、且つ、第16の条件が真の場合、第5のモードへ遷移してもよ
い。
また、UE_A10は、上記の条件に限らず、第5のモードへ遷移してもよい。
なお、各モードのアタッチ完了状態への遷移の条件は、上記に限らない。
UE_A10、及び又はeNB_A45、及び又はC−SGN_A95は、デフォルトEPSベアラコンテキストアクティブ化要求メッセージの送受信、及び又は、デフォルトEPSベアラコンテキストアクティブ化受諾メッセージの送受信、及び又は、第4の決定に基づいて、PDNコネクションを確立してもよい。なお、PDNコネクション確立に際し、デフォルトベアラを確立してもよい。また、デフォルトベアラを構成するRBはDRBであってよい。もしくは、デフォルトベアラを構成するRBはSRBであってよい。
より詳細には、UE_A10、及び又はeNB_A45、及び又はC−SGN_A95は、PDNコネクション、及び又は、デフォルトベアラ、及び又は、SRBを確立してもよい。
また、アタッチ完了状態が第3のモード、及び又は、第5のモードの場合、UE_A10、及び又はeNB_A45、及び又はC−SGN_A95は、DRBを確立してもよい。
また、アタッチ完了状態が第1のモードの場合、UE_A10、及び又はeNB_A45、及び又はC−SGN_A95は、DRBを確立しなくてもよい。言い換えると、アタッチ完了状態が第1のモードの場合、UE_A10、及び又はeNB_A45、及び又はC−SGN_A95は、DRBを確立せずに、SRBを確立してもよい。
eNB_45は、デフォルトEPSベアラコンテキストアクティブ化受諾メッセージが含まれるRRCメッセージを受信し、デフォルトEPSベアラコンテキストアクティブ化受諾メッセージをC−SGN_A95に送信する(S2418)。
また、UE_A10は第4の決定に基づいて、デフォルトEPSベアラコンテキストアクティブ化受諾メッセージの送信に伴い、アイドルモードに遷移してもよい。より詳細には、UE_A10は、遷移するアタッチ完了状態が第3のモード、及び又は、第5のモードの場合、デフォルトEPSベアラコンテキストアクティブ化受諾メッセージの送信に伴い、アイドルモードに遷移してもよい。
もしくは、デフォルトEPSベアラコンテキストアクティブ化受諾メッセージを含めたDirect Transferメッセージに対する応答としてeNB_A45からRRCメッセージを受信し、UE_A10は第4の決定に基づいて、応答メッセージの受信に伴い、アイドルモードに遷移してもよい。
より詳細な例としては、UE_A10は、デフォルトEPSベアラコンテキストアクティブ化受諾メッセージ及び又はDirect Transferメッセージにアイドルモードに遷移することを示す識別情報を含めて送信してもよい。
さらに、Direct Transferメッセージを受信したeNB_A45は、受信した識別情報に基づいて、応答となるRRCメッセージをUE_A10に送信してもよい。このように、応答となるRRCメッセージは、アイドルモードへの遷移を許可するためのメッセージであってよい。
言いかえると、UE_A10は、アイドルモードに遷移するかアクティブモードを維持するかを第4の決定に基づいて選択することができる。
C−SGN_A95は、デフォルトEPSベアラコンテキストアクティブ化受諾メッセージを受信する。
C−SGN_A95は、デフォルトEPSベアラコンテキストアクティブ化受諾メッセージの受信に基づき、UE_A10に対する接続状態をアイドルモードに遷移してもよい。
つまり、C−SGN_A95は、デフォルトEPSベアラコンテキストアクティブ化要求メッセージの送信、又は、デフォルトEPSベアラコンテキストアクティブ化受諾メッセージの受信に基づいて、UE_A10の状態を、アイドルモードとして管理してよい。
より詳細には、遷移したアタッチ完了状態が第3のモード、及び又は第5のモードである場合、C−SGN_A95は、デフォルトEPSベアラコンテキストアクティブ化要求メッセージの送信、又は、デフォルトEPSベアラコンテキストアクティブ化受諾メッセージの受信に基づいて、UE_A10の状態を、アイドルモードとして管理してよい。
また、UE_A10、及び又は、eNB_A45は、第16の識別情報に基づいて、デフォルトベアラとして確立されたRBの種類を識別してもよい。
例えば、UE_A10、及び又は、eNB_A45は、第16の識別情報がSRB、及び又は、CRBを識別する識別情報である場合、SRB、及び又は、CRBがデフォルトベアラとして確立されたことを認識してもよい。
また、UE_A10、及び又は、eNB_A45は、第16の識別情報がDRBを識別する識別情報である場合、DRBがデフォルトベアラとして確立されたことを認識してもよい。
以上の手順により、UE_A10はネットワークへ接続し、第1のPDN接続手続きを完了する。第1のPDN接続手続きの完了に伴い、UE_A10、及び又はC−SGN_A95はアタッチ完了状態のモードを変更してもよい。
なお、UE_A10は、PDN接続手続きにより、図21で説明したUEコンテキストをコアネットワーク_A90から取得し、記憶することができる。
より詳細には、UE_A10は、PDN接続手続きにより、図21で説明したUEコンテキストの内、PDNコネクションごとのUEコンテキスト、及び又は、ベアラごとのUEコンテキストをコアネットワーク_A90から取得し、記憶することができる。
更に、C−SGN_A95は、PDN接続手続きにより、図19で説明したA〜Eの各コンテキストをUE_A10又はeNB_A45又はHSS_A50から取得し、記憶することができる。
より詳細には、C−SGN_A95は、PDN接続手続きにより、図19で説明したA〜Eの各コンテキストの内、PDNコネクションごとのEPSベアラコンテキスト、及び又は、ベアラごとのEPSベアラコンテキストをUE_A10又はeNB_A45又はHSS_A50から取得し、記憶することができる。
[1.3.2.1.PDN接続手続きの変形例]
上述したPDN接続手続き例におけるコアネットワーク_A90は、図3を用いて説明したC−SGN_A95を含む構成のコアネットワークの場合のPDN接続手続きを説明したが、コアネットワーク_A90は図2を用いて説明したようなPGW_A30、SGW_A35、MME_A40などを含んで構成されるものであってもよい。
その場合、本手続きで説明したUE_A10が送信するPDN接続要求メッセージやデフォルトEPSベアラコンテキストアクティブ化受諾メッセージなどのNASメッセージは、C−SGN_A95ではなく、MME45が受信する。
したがって、これまで説明したC−SGN_A95のNASメッセージの受信および処理は、MME_A40が行うものとして置き換えることができる。
さらに、これまで説明したC−SGN_A95のデフォルトEPSベアラコンテキストアクティブ化要求メッセージなどのNASメッセージの送信および処理は、MME_A40が行うものとして置き換えることができる。
[1.3.3.送受信方法変更手続き例]
まず、送受信方法変更手続きの例について説明する。なお、送受信方法変更手続きはUE_A10、及び又は、コアネットワーク_A90が主導して開始する手続きである。言い換えると、送受信方法変更手続きには、UE_A10が主導して開始する手続きと、C−SGN_A95が主導して開始する手続きがある。
なお、送受信方法変更手続きは、UE_A10、及び又は、C−SGN_A95が、ユーザデータの送受信に用いる送受信方法を変更するための手続きである。言い換えると、送受信方法変更手続きは、UE_A10、及び又は、C−SGN_A95のアタッチ完了状態を変更するための手続きである。
なお、UE_A10、及び又は、C−SGN_A95が送受信方法変更手続きを開始は、アタッチ手続き、及び又は、PDN接続手続きの完了時であってよい。また、これに関わらず、UE_A10、及び又は、C−SGN_A95は、UE_A10がコアネットワーク_A90に接続している状態であれば任意のタイミングで送受信方法変更手続きを開始してもよい。
なお、送受信方法変更手続きを開始するトリガは、UEの操作であってもよいし、オペレータポリシーであってもよい。
より詳細には、UE_A10主導の送受信方法変更手続きを開始するトリガは、UEの操作に基づくものであってもよい。
また、コアネットワーク_A90主導の送受信方法変更手続きを開始するトリガは、UE_A10が送信するベアラリソース変更要求メッセージの受信に基づくものではなく、オペレータのネットワークポリシーに基づくものであってもよい。
UE_A10、及び又は、C−SGN_A95は、送受信方法変更手続きの完了により、新たな送受信方法を用いたユーザデータの送受信が可能になる。従って、UE_A10、及び又は、C−SGN_A95は、送受信方法変更手続きの完了に基づいて、アタッチ完了状態のモードを変更してもよい。
なお以下では、UE_A10主導の送受信方法変更手続きの詳細を、第1の送受信方法
変更手続き例として説明する。更に、C−SGN_A95主導の送受信方法変更手続きの詳細を第2の送受信変更手続き例、第3の送受信方法変更手続き例として説明する。
[1.3.3.1.第1の送受信方法変更手続き例]
以下、図25を用いて第1の送受信方法変更手続きの手順の例を説明する。
まず、UE_A10はベアラリソース変更要求メッセージをC−SGN_A95に送信する(S2500)。なお、UE_A10はベアラリソース変更要求メッセージをeNB_A45に送信し、送信されたベアラリソース変更要求メッセージはeNB_A45を介してC−SGN_A95に転送されてもよい。
UE_A10は、すくなくとも第17から第22の識別情報のうちの1つ以上の識別情報をベアラリソース変更要求メッセージに含めても良い。UE_A10は、第17から第22の識別情報のうちの1つ以上の識別情報を含めてベアラリソース変更要求メッセージを送信することにより、ユーザデータの送受信方法の変更、及び又は、変更後のユーザデータの送受信方法の種類を要求してもよい。
C−SGN_A95は、ベアラリソース変更要求メッセージを受信する。さらに、ベアラリソース変更要求メッセージの受信に基づいて、第17から第22の識別情報のうちの1つ以上の識別情報を取得する。
C−SGN_A95は、ベアラリソース変更要求メッセージに含まれる情報と、加入者情報と、C−SGN_A95がもつ識別情報に基づいて、UE_A10に対して変更後のユーザデータの送受信方法、及び又は、遷移するアタッチ完了状態を決定してもよい。
例えば、C−SGN_A95は、第1から第22の識別情報のうちの1つ以上の識別情報に基づいて、変更後のユーザデータの送受信方法が第1の送受信手続きを用いた方法であるか、第2の送受信手続きを用いた方法であるかを選択、決定してもよい。言い換えると、C−SGN_A95は、第1から第22の識別情報のうち1つ以上の識別情報に基づいて、遷移するアタッチ完了状態が第1のモードであるか、第3のモードであるかを選択、決定してもよい。以下では、上述した選択、決定処理を第5の決定と表現して説明する(S2502)。
例えば、C−SGN_A95は、第2の識別情報、及び又は、第8の識別情報、及び又は、第10の識別情報を保持している、及び又は、ベアラリソース変更要求メッセージに第21の識別情報が含まれる、及び又は、第18の識別情報、及び又は、第22の識別情報が第1の送受信手続きを用いた方法を示す、及び又は、第19の識別情報がSRBを示す、及び又は、第20の識別情報が第1のモードを示す場合、ユーザデータの送受信方法を第1の送受信手続きを用いた方法に変更してもよいし、第1のモードへ遷移してもよい。
更に、C−SGN_A95は、第3の識別情報、及び又は、第9の識別情報、及び又は、第11の識別情報を保持している、及び又は、ベアラリソース変更要求メッセージに第21の識別情報が含まれる、及び又は、第18の識別情報、及び又は、第22の識別情報が第2の送受信手続きを用いた方法を示す、及び又は、第19の識別情報がDRBを示す、及び又は、第20の識別情報が第3のモードを示す場合、ユーザデータの送受信方法を第2の送受信手続きを用いた方法に変更してもよいし、第3のモードへ遷移してもよい。
なお、各ユーザデータの送受信方法の変更の条件、及び又は、各モードのアタッチ完了状態への遷移の条件は、上記に限らない。
また、C−SGN_A95は、ユーザデータの送受信方法を変更するベアラを、第17の識別情報を用いて識別してもよい。また、送受信方法変更手続きによって新たに確立されるベアラの識別情報は、第17の識別情報と同じあってもよい。
C−SGN_A95は、ベアラリソース変更要求メッセージの受信、及び又は、第5の決定に基づいて、EPSベアラコンテキスト変更要求メッセージをeNB_A45に送信する(S2504)。ここで、EPSベアラコンテキスト変更要求メッセージはベアラリソース変更要求メッセージに対する応答メッセージであってよい。
C−SGN_A95は、少なくとも第26から第33の識別情報のうちの1つ以上の識別情報をEPSベアラコンテキスト変更要求メッセージに含めても良い。
なお、C−SGN_A95は、第5の決定に基づいて、第26から第33の識別情報のうちの1つ以上の識別情報を変更、及び又は、新たに作成し、EPSベアラコンテキスト変更要求メッセージに含めてもよい。
具体的には、C−SGN_A95は、第5の決定に基づいて、第27の識別情報、及び又は、第32の識別情報、及び又は、第33の識別情報に決定した新たなユーザデータの送受信方法を示す情報を入れてもよい。
また、C−SGN_A95は、第5の決定に基づいて、第28の識別情報に決定した新たなRBの種類を示す情報を入れてもよい。
また、C−SGN_A95は、第5の決定に基づいて、第29の識別情報に決定した、C−SGN_A95、及び又は、UE_A10が遷移するアタッチ完了状態の変更後のモードを示す情報を入れてもよい。
C−SGN_A95は、ベアラリソース変更要求メッセージの受信、及び又は、EPSベアラコンテキスト変更要求メッセージの送信、及び又は、第5の決定に基づいて、ユーザデータの送受信方法を変更してもよいし、アタッチ完了状態のモードを変更してもよい。
より詳細には、C−SGN_A95は、ベアラリソース変更要求メッセージの受信、及び又は、EPSベアラコンテキスト変更要求メッセージの送信、及び又は、第5の決定に基づいて、ユーザデータの送受信方法を第1の送受信手続きを用いた方法から第2の送受信手続きを用いた方法、及び又は、第2の送受信手続きを用いた方法から第1の送受信手続きを用いた方法に変更してもよいし、第1のモードから第3のモード、及び又は、第3のモードから第1のモードに遷移してもよい。
eNB_A45は、EPSベアラコンテキスト変更要求メッセージを受信し、EPSベアラコンテキスト変更要求メッセージを含めたRRCメッセージをUE_A10に送信する(S2506)。なお、RRCメッセージは、RRCコネクション再設定要求メッセージであって良い。また、RRCメッセージは、Direct Transferメッセージであってもよい。
UE_A10は、EPSベアラコンテキスト変更要求メッセージを含むRRCメッセージを受信する。さらに、第26から第33の識別情報のうちの1つ以上の識別情報がEPSベアラコンテキスト変更要求メッセージに含まれている場合には、UE_A10は各識別情報を取得する。
UE_A10は、EPSベアラコンテキスト変更要求メッセージに含まれる情報に基づいて、変更後のユーザデータの送受信方法、及び又は、遷移するアタッチ完了状態を認識、決定してもよい。
例えば、UE_A10は、第26から第33の識別情報のうちの1つ以上の識別情報に基づいて、変更後のユーザデータの送受信方法が第1の送受信手続きを用いた方法であるか、第2の送受信手続きを用いた方法であるかを認識、決定してもよい。言い換えると、UE_A10は、第26から第33の識別情報のうち1つ以上の識別情報に基づいて、遷移するアタッチ完了状態が第1のモードであるか、第3のモードであるかを認識、決定してもよい。以下では、上述した認識、決定処理を第6の決定と表現して説明する(S2508)。
例えば、UE_A10は、EPSベアラコンテキスト変更要求メッセージに第30の識別情報が含まれる、及び又は、第27の識別情報、及び又は、第32の識別情報、及び又は、第33の識別情報が第1の送受信手続きを用いた方法を示す、及び又は、第28の識別情報がSRBを示す、及び又は、第29の識別情報が第1のモードを示す、及び又は、第26の識別情報がSRB、及び又は、CRBを識別する識別情報である場合、変更後のユーザデータの送受信方法が第1の送受信手続きを用いた方法であると認識してもよいし、遷移先のアタッチ完了状態が第1のモードであると認識してもよい。
更に、UE_A10は、EPSベアラコンテキスト変更要求メッセージに第30の識別情報が含まれる、及び又は、第27の識別情報、及び又は、第32の識別情報、及び又は、第33の識別情報が第2の送受信手続きを用いた方法を示す、及び又は、第28の識別情報がDRBを示す、及び又は、第29の識別情報が第2のモードを示す、及び又は、第26の識別情報がDRBを識別する識別情報である場合、変更後のユーザデータの送受信方法が第2の送受信手続きを用いた方法であると認識してもよいし、遷移先のアタッチ完了状態が第3のモードであると認識してもよい。
なお、変更後の各ユーザデータの送受信方法を認識する条件、及び又は、遷移先のアタッチ完了状態のモードを認識する条件は、上記に限らない。
受信したRRCメッセージに応答するために、UE_A10はRRCメッセージをeNB_A45に送信する(S2510)。RRCメッセージは、RRCコネクション再設定完了メッセージであってよい。
eNB_A45は、RRCコネクション再設定メッセージを受信し、受信に基づいてベアラ設定メッセージをC−SGN_A95に送信する(S2512)。
また、UE_A10は、EPSベアラコンテキスト変更要求メッセージの受信に基づいて、EPSベアラコンテキスト変更受諾メッセージを含むRRCメッセージをeNB_A45に送信する(S2514)。ここで、EPSベアラコンテキスト変更受諾メッセージは、EPSベアラコンテキスト変更要求メッセージに対する応答メッセージであってよい。
なお、EPSベアラコンテキスト変更受諾メッセージを含めて送信するRRCメッセージは、Direct Transferメッセージであってよい。
UE_A10は、EPSベアラコンテキスト変更要求メッセージの受信、及び又は、EPSベアラコンテキスト変更受諾メッセージの送信、及び又は、第6の決定に基づいて、
ユーザデータの送受信方法を変更してもよいし、アタッチ完了状態のモードを変更してもよい。
より詳細には、UE_A10、及び又は、eNB_A45、及び又はC−SGN_A95は、EPSベアラコンテキスト変更要求メッセージの送受信、及び又は、EPSベアラコンテキスト変更受諾メッセージの送信、及び又は、第6の決定に基づいて、ユーザデータの送受信方法を第1の送受信手続きを用いた方法から第2の送受信手続きを用いた方法、及び又は、第2の送受信手続きを用いた方法から第1の送受信手続きを用いた方法に変更してもよいし、アタッチ完了状態のモードを第1のモードから第3のモード、及び又は、第3のモードから第1のモードに変更してもよい。
また、UE_A10、及び又は、eNB_A45は、EPSベアラコンテキスト変更要求メッセージの受信、及び又は、EPSベアラコンテキスト変更受諾メッセージの送信、及び又は、第6の決定に基づいて、新たにDRBを確立してもよい。
より詳細には、UE_A10、及び又は、eNB_A45は、変更後のユーザデータの送受信方法が第2の送受信手続きを用いた方法、及び又は、遷移後のアタッチ完了状態が第3のモードの場合、DRBを確立してもよい。
また、UE_A10、及び又は、eNB_A45は、第26の識別情報に基づいて、デフォルトベアラとして確立されたRBの種類を識別してもよい。
例えば、UE_A10、及び又は、eNB_A45は、第26の識別情報がSRB、及び又は、CRBを識別する識別情報である場合、SRB、及び又は、CRBがデフォルトベアラとして確立されたことを認識してもよい。
また、UE_A10、及び又は、eNB_A45は、第26の識別情報がDRBを識別する識別情報である場合、DRBがデフォルトベアラとして確立されたことを認識してもよい。
eNB_45は、EPSベアラコンテキスト変更受諾メッセージが含まれるRRCメッセージを受信し、EPSベアラコンテキスト変更受諾メッセージをC−SGN_A95に送信する(S2516)。
C−SGN_A95は、EPSベアラコンテキスト変更受諾メッセージを受信する。
以上の手順により、UE_A10、及び又は、C−SGN_A95はユーザデータの送受信方法を変更し、第1の送受信方法変更手続きを完了する。第1の送受信方法変更手続きの完了に伴い、UE_A10、及び又はC−SGN_A95はアタッチ完了状態のモードを変更してもよい。
なお、UE_A10は、第1の送受信方法変更手続きにより、図21で説明したUEコンテキストをコアネットワーク_A90から新たに取得し、記憶することができる。
より詳細には、UE_A10は、第1の送受信方法変更手続きにより、図21で説明したUEコンテキストの内、ベアラごとのUEコンテキストをコアネットワーク_A90から新たに取得し、記憶することができる。
更に、C−SGN_A95は、第1の送受信方法変更手続きにより、図19で説明したA〜Eの各コンテキストをUE_A10又はeNB_A45又はHSS_A50から新た
に取得し、記憶することができる。
より詳細には、C−SGN_A95は、第1の送受信方法変更手続きにより、図19で説明したA〜Eの各コンテキストの内、ベアラごとのEPSベアラコンテキストをUE_A10又はeNB_A45又はHSS_A50から新たに取得し、記憶することができる。
[1.3.3.2.第2の送受信方法変更手続き例]
以下、図26を用いて第2の送受信方法変更手続きの手順の例を説明する。
まず、C−SGN_A95は、EPSベアラコンテキスト変更要求メッセージをeNB_A45に送信する(S2600)。
C−SGN_A95は、少なくとも第17から第23の識別情報のうちの1つ以上の識別情報をEPSベアラコンテキスト変更要求メッセージに含めても良い。
C−SGN_A95は、第17から第23の識別情報のうちの1つ以上の識別情報を含めてEPSベアラコンテキスト変更要求メッセージを送信することにより、ユーザデータの送受信方法の変更、及び又は、変更後のユーザデータの送受信方法の種類を要求してもよい。
eNB_A45は、EPSベアラコンテキスト変更要求メッセージを受信し、EPSベアラコンテキスト変更要求メッセージを含めたRRCメッセージをUE_A10に送信する(S2602)。なお、RRCメッセージは、RRCコネクション再設定要求メッセージであって良い。また、RRCメッセージは、Direct Transferメッセージであってもよい。
UE_A10は、EPSベアラコンテキスト変更要求メッセージを含むRRCメッセージを受信する。さらに、第17から第23の識別情報のうちの1つ以上の識別情報がEPSベアラコンテキスト変更要求メッセージに含まれている場合には、UE_A10は各識別情報を取得する。
UE_A10は、EPSベアラコンテキスト変更要求メッセージに含まれる情報と、UE_A10がもつ識別情報に基づいて、変更後のユーザデータの送受信方法、及び又は、遷移するアタッチ完了状態を選択、決定してもよい。
例えば、UE_A10は、第1から第23の識別情報のうちの1つ以上の識別情報に基づいて、変更後のユーザデータの送受信方法が第1の送受信手続きを用いた方法であるか、第2の送受信手続きを用いた方法であるかを選択、決定してもよい。言い換えると、UE_A10は、第1から第23の識別情報のうち1つ以上の識別情報に基づいて、遷移するアタッチ完了状態が第1のモードであるか、第3のモードであるかを選択、決定してもよい。以下では、上述した選択、決定処理を第7の決定と表現して説明する(S2604)。
例えば、UE_A10は、第2の識別情報、及び又は、第8の識別情報、及び又は、第10の識別情報を保持している、及び又は、EPSベアラコンテキスト変更要求メッセージに第21の識別情報が含まれる、及び又は、第18の識別情報、及び又は、第23の識別情報が第1の送受信手続きを用いた方法を示す、及び又は、第19の識別情報がSRBを示す、及び又は、第20の識別情報が第1のモードを示す場合、ユーザデータの送受信方法を第1の送受信手続きを用いた方法に変更してもよいし、第1のモードへ遷移しても
よい。
更に、UE_A10は、第3の識別情報、及び又は、第9の識別情報、及び又は、第11の識別情報を保持している、及び又は、EPSベアラコンテキスト変更要求メッセージに第21の識別情報が含まれる、及び又は、第18の識別情報、及び又は、第23の識別情報が第2の送受信手続きを用いた方法を示す、及び又は、第19の識別情報がDRBを示す、及び又は、第20の識別情報が第3のモードを示す場合、ユーザデータの送受信方法を第2の送受信手続きを用いた方法に変更してもよいし、第3のモードへ遷移してもよい。
なお、各ユーザデータの送受信方法の変更の条件、及び又は、各モードのアタッチ完了状態への遷移の条件は、上記に限らない。
また、UE_A10は、ユーザデータの送受信方法を変更するベアラを、第17の識別情報を用いて識別してもよい。また、送受信方法変更手続きによって新たに確立されるベアラの識別情報は、第17の識別情報と同じあってもよい。
受信したRRCメッセージに応答するために、UE_A10はRRCメッセージをeNB_A45に送信する(S2606)。RRCメッセージは、RRCコネクション再設定完了メッセージであってよい。
eNB_A45は、RRCコネクション再設定メッセージを受信し、受信に基づいてベアラ設定メッセージをC−SGN_A95に送信する(S2608)。
また、UE_A10は、EPSベアラコンテキスト変更要求メッセージの受信、及び又は、第7の決定に基づいて、EPSベアラコンテキスト変更受諾メッセージを含むRRCメッセージをeNB_A45に送信する(S2610)。ここで、EPSベアラコンテキスト変更受諾メッセージは、EPSベアラコンテキスト変更要求メッセージに対する応答メッセージであってよい。
なお、EPSベアラコンテキスト変更受諾メッセージを含めて送信するRRCメッセージは、Direct Transferメッセージであってよい。
UE_A10は、少なくとも第26から第33の識別情報のうちの1つ以上の識別情報をEPSベアラコンテキスト変更受諾メッセージに含めても良い。
なお、UE_A10は、第7の決定に基づいて、第26から第33の識別情報のうちの1つ以上の識別情報を変更、及び又は、新たに作成し、EPSベアラコンテキスト変更受諾メッセージに含めてもよい。
具体的には、UE_A10は、第7の決定に基づいて、第27の識別情報、及び又は、第31の識別情報、及び又は、第33の識別情報に決定した新たなユーザデータの送受信方法を示す情報を入れてもよい。
また、UE_A10は、第7の決定に基づいて、第28の識別情報に決定した新たなRBの種類を示す情報を入れてもよい。
また、UE_A10は、第7の決定に基づいて、第29の識別情報に決定した、UE_A10、及び又は、C−SGN_A95が遷移するアタッチ完了状態の変更後のモードを示す情報を入れてもよい。
UE_A10は、EPSベアラコンテキスト変更要求メッセージの受信、及び又は、EPSベアラコンテキスト変更受諾メッセージの送信、及び又は、第7の決定に基づいて、ユーザデータの送受信方法を変更してもよいし、アタッチ完了状態のモードを変更してもよい。
より詳細には、UE_A10は、EPSベアラコンテキスト変更要求メッセージの受信、及び又は、EPSベアラコンテキスト変更受諾メッセージの送信、及び又は、第7の決定に基づいて、ユーザデータの送受信方法を第1の送受信手続きを用いた方法から第2の送受信手続きを用いた方法、及び又は、第2の送受信手続きを用いた方法から第1の送受信手続きを用いた方法に変更してもよいし、第1のモードから第3のモード、及び又は、第3のモードから第1のモードに遷移してもよい。
また、UE_A10、及び又は、eNB_A45は、EPSベアラコンテキスト変更要求メッセージの受信、及び又は、EPSベアラコンテキスト変更受諾メッセージの送信、及び又は、第7の決定に基づいて、新たにDRBを確立してもよい。
より詳細には、UE_A10、及び又は、eNB_A45は、変更後のユーザデータの送受信方法が第2の送受信手続きを用いた方法、及び又は、遷移後のアタッチ完了状態が第3のモードの場合、DRBを確立してもよい。
eNB_45は、EPSベアラコンテキスト変更受諾メッセージが含まれるRRCメッセージを受信し、EPSベアラコンテキスト変更受諾メッセージをC−SGN_A95に送信する(S2612)。
C−SGN_A95は、EPSベアラコンテキスト変更受諾メッセージを受信する。
さらに、第26から第33の識別情報のうちの1つ以上の識別情報がEPSベアラコンテキスト変更受諾メッセージに含まれている場合には、UE_A10は各識別情報を取得する。
C−SGN_A95は、EPSベアラコンテキスト変更受諾メッセージに含まれる情報に基づいて、変更後のユーザデータの送受信方法、及び又は、遷移するアタッチ完了状態を認識、決定してもよい。
例えば、C−SGN_A95は、第26から第33の識別情報のうちの1つ以上の識別情報に基づいて、変更後のユーザデータの送受信方法が第1の送受信手続きを用いた方法であるか、第2の送受信手続きを用いた方法であるかを認識、決定してもよい。言い換えると、C−SGN_A95は、第26から第33の識別情報のうち1つ以上の識別情報に基づいて、遷移するアタッチ完了状態が第1のモードであるか、第3のモードであるかを認識、決定してもよい。以下では、上述した認識、決定処理を第8の決定と表現して説明する(S2614)。
例えば、C−SGN_A95は、EPSベアラコンテキスト変更受諾メッセージに第30の識別情報が含まれる、及び又は、第27の識別情報、及び又は、第31の識別情報、及び又は、第33の識別情報が第1の送受信手続きを用いた方法を示す、及び又は、第28の識別情報がSRBを示す、及び又は、第29の識別情報が第1のモードを示す、及び又は、第26の識別情報がSRB、及び又は、CRBを識別する識別情報である場合、変更後のユーザデータの送受信方法が第1の送受信手続きを用いた方法であると認識してもよいし、遷移先のアタッチ完了状態が第1のモードであると認識してもよい。
更に、C−SGN_A95は、EPSベアラコンテキスト変更受諾メッセージに第30の識別情報が含まれる、及び又は、第27の識別情報、及び又は、第31の識別情報、及び又は、第33の識別情報が第2の送受信手続きを用いた方法を示す、及び又は、第28の識別情報がDRBを示す、及び又は、第29の識別情報が第2のモードを示す、及び又は、第26の識別情報がDRBを識別する識別情報である場合、変更後のユーザデータの送受信方法が第2の送受信手続きを用いた方法であると認識してもよいし、遷移先のアタッチ完了状態が第3のモードであると認識してもよい。
なお、変更後の各ユーザデータの送受信方法を認識する条件、及び又は、遷移先のアタッチ完了状態のモードを認識する条件は、上記に限らない。
C−SGN_A95は、EPSベアラコンテキスト変更受諾メッセージの受信、及び又は、第8の決定に基づいて、ユーザデータの送受信方法を変更してもよいし、アタッチ完了状態のモードを変更してもよい。
より詳細には、UE_A10、及び又は、eNB_A45、及び又はC−SGN_A95は、EPSベアラコンテキスト変更受諾メッセージの送受信、及び又は、第8の決定に基づいて、ユーザデータの送受信方法を第1の送受信手続きを用いた方法から第2の送受信手続きを用いた方法、及び又は、第2の送受信手続きを用いた方法から第1の送受信手続きを用いた方法に変更してもよいし、アタッチ完了状態のモードを第1のモードから第3のモード、及び又は、第3のモードから第1のモードに変更してもよい。
また、UE_A10、及び又は、eNB_A45は、第26の識別情報に基づいて、デフォルトベアラとして確立されたRBの種類を識別してもよい。
例えば、UE_A10、及び又は、eNB_A45は、第26の識別情報がSRB、及び又は、CRBを識別する識別情報である場合、SRB、及び又は、CRBがデフォルトベアラとして確立されたことを認識してもよい。
また、UE_A10、及び又は、eNB_A45は、第26の識別情報がDRBを識別する識別情報である場合、DRBがデフォルトベアラとして確立されたことを認識してもよい。
以上の手順により、UE_A10、及び又は、C−SGN_A95はユーザデータの送受信方法を変更し、第2の送受信方法変更手続きを完了する。第2の送受信方法変更手続きの完了に伴い、UE_A10、及び又はC−SGN_A95はアタッチ完了状態のモードを変更してもよい。
なお、UE_A10は、第2の送受信変更手続きにより、図21で説明したUEコンテキストをコアネットワーク_A90から新たに取得し、記憶することができる。
より詳細には、UE_A10は、第2の送受信変更手続きにより、図21で説明したUEコンテキストの内、ベアラごとのUEコンテキストをコアネットワーク_A90から新たに取得し、記憶することができる。
更に、C−SGN_A95は、第2の送受信変更手続きにより、図19で説明したA〜Eの各コンテキストをUE_A10又はeNB_A45又はHSS_A50から新たに取得し、記憶することができる。
より詳細には、C−SGN_A95は、第2の送受信変更手続きにより、図19で説明したA〜Eの各コンテキストの内、ベアラごとのEPSベアラコンテキストをUE_A10又はeNB_A45又はHSS_A50から新たに取得し、記憶することができる。
[1.3.3.3.第3の送受信方法変更手続き例]
以下、図27を用いて第3の送受信方法変更手続きの手順の例を説明する。
まず、C−SGN_A95は、EPSベアラコンテキスト非アクティブ化要求メッセージをeNB_A45に送信する(S2700)。
C−SGN_A95は、少なくとも第17から第25の識別情報のうちの1つ以上の識別情報をEPSベアラコンテキスト非アクティブ化要求メッセージに含めても良い。
C−SGN_A95は、第17から第25の識別情報のうちの1つ以上の識別情報を含めてEPSベアラコンテキスト非アクティブ化要求メッセージを送信することにより、ユーザデータの送受信方法の変更、及び又は、変更後のユーザデータの送受信方法の種類を要求してもよい。
言い換えると、C−SGN_A95は、第17から第25の識別情報のうちの1つ以上の識別情報を含めてEPSベアラコンテキスト非アクティブ化要求メッセージを送信することにより、PDNコネクション、及び又は、デフォルトベアラの再確立、及び又は、再確立後のユーザデータの送受信方法の種類を要求してもよい。
eNB_A45は、EPSベアラコンテキスト非アクティブ化要求メッセージを受信し、EPSベアラコンテキスト非アクティブ化要求メッセージを含めたRRCメッセージをUE_A10に送信する(S2702)。なお、RRCメッセージは、RRCコネクション再設定要求メッセージであって良い。また、RRCメッセージは、Direct Transferメッセージであってもよい。
UE_A10は、EPSベアラコンテキスト非アクティブ化要求メッセージを含むRRCメッセージを受信する。さらに、第17から第25の識別情報のうちの1つ以上の識別情報がEPSベアラコンテキスト非アクティブ化要求メッセージに含まれている場合には、UE_A10は各識別情報を取得する。
UE_A10は、EPSベアラコンテキスト非アクティブ化要求メッセージに含まれる情報、及び又は、UE_A10がもつ識別情報に基づいて、PDNコネクション、及び又は、デフォルトベアラの再確立の要否、及び又は、再確立後のユーザデータの送受信方法、及び又は、遷移するアタッチ完了状態を選択、決定してもよい。
例えば、UE_A10は、第1から第25の識別情報のうちの1つ以上の識別情報に基づいて、PDNコネクション、及び又は、デフォルトベアラの再確立が必要であるか否か、及び又は、再確立後のユーザデータの送受信方法が第1の送受信手続きを用いた方法であるか、第2の送受信手続きを用いた方法であるかを選択、決定してもよい。言い換えると、UE_A10は、第1から第25の識別情報のうち1つ以上の識別情報に基づいて、遷移するアタッチ完了状態が第1のモード、及び又は、第2のモードであるか、第3のモード、及び又は、第4のモードであるかを選択、決定してもよい。以下では、上述した選択、決定処理を第9の決定と表現して説明する(S2704)。
例えば、UE_A10は、第2の識別情報、及び又は、第8の識別情報、及び又は、第10の識別情報を保持している、及び又は、EPSベアラコンテキスト非アクティブ化要
求メッセージに第21の識別情報、及び又は、第24の識別情報、及び又は、第25の識別情報が含まれる、及び又は、第18の識別情報、及び又は、第23の識別情報が第1の送受信手続きを用いた方法を示す、及び又は、第19の識別情報がSRBを示す、及び又は、第20の識別情報が第1のモードを示す場合、確立済みのPDNコネクション、及び又は、デフォルトベアラを切断した後、第1の送受信手続きを用いた方法でユーザデータを送受信するためのPDNコネクション、及び又は、デフォルトベアラを確立してもよい。
言い換えると、UE_A10は、この条件の場合、確立済みのPDNコネクション、及び又は、デフォルトベアラを切断して第2のモードへ遷移した後、PDN接続手続きを実施して第1のモードへ遷移してもよい。
更に、UE_A10は、第3の識別情報、及び又は、第9の識別情報、及び又は、第11の識別情報を保持している、及び又は、EPSベアラコンテキスト非アクティブ化要求メッセージに第21の識別情報、及び又は、第24の識別情報、及び又は、第25の識別情報が含まれる、及び又は、第18の識別情報、及び又は、第23の識別情報が第2の送受信手続きを用いた方法を示す、及び又は、第19の識別情報がDRBを示す、及び又は、第20の識別情報が第3のモードを示す場合、確立済みのPDNコネクション、及び又は、デフォルトベアラを切断した後、第2の送受信手続きを用いた方法でユーザデータを送受信するためのPDNコネクション、及び又は、デフォルトベアラを確立してもよい。
言い換えると、UE_A10は、この条件の場合、確立済みのPDNコネクション、及び又は、デフォルトベアラを切断して第4のモードへ遷移した後、PDN接続手続きを実施して第3のモードへ遷移してもよい。
なお、PDNコネクション、及び又は、デフォルトベアラの再確立の条件、及び又は、各ユーザデータの送受信方法の変更の条件、及び又は、各モードのアタッチ完了状態への遷移の条件は、上記に限らない。
また、UE_A10は、ユーザデータの送受信方法を変更するベアラを、第17の識別情報を用いて識別してもよい。言い換えると、UE_A10は、切断、及び又は、再確立するベアラを、第17の識別情報を用いて識別してもよい。
また、新たなPDN接続手続きによって確立されるベアラの識別情報は、第17の識別情報と同じあってもよい。
受信したRRCメッセージに応答するために、UE_A10はRRCメッセージをeNB_A45に送信する(S2706)。RRCメッセージは、RRCコネクション再設定完了メッセージであってよい。
eNB_A45は、RRCコネクション再設定メッセージを受信し、受信に基づいてベアラ設定メッセージをC−SGN_A95に送信する(S2708)。
また、UE_A10は、EPSベアラコンテキスト非アクティブ化要求メッセージの受信、及び又は、第9の決定に基づいて、EPSベアラコンテキスト非アクティブ化受諾メッセージを含むRRCメッセージをeNB_A45に送信する(S2710)。ここで、EPSベアラコンテキスト非アクティブ化受諾メッセージは、EPSベアラコンテキスト非アクティブ化要求メッセージに対する応答メッセージであってよい。
なお、EPSベアラコンテキスト非アクティブ化受諾メッセージを含めて送信するRR
Cメッセージは、Direct Transferメッセージであってよい。
UE_A10は、少なくとも第26の識別情報をEPSベアラコンテキスト非アクティブ化受諾メッセージに含めても良い。
UE_A10は、EPSベアラコンテキスト非アクティブ化要求メッセージの受信、及び又は、EPSベアラコンテキスト非アクティブ化受諾メッセージの送信、及び又は、第9の決定に基づいて、アタッチ完了状態のモードを変更してもよい。
より詳細には、UE_A10は、EPSベアラコンテキスト非アクティブ化要求メッセージの受信、及び又は、EPSベアラコンテキスト非アクティブ化受諾メッセージの送信、及び又は、第9の決定に基づいて、第1のモードから第3のモード、及び又は、第3のモードから第1のモードに遷移してもよい。
eNB_45は、EPSベアラコンテキスト非アクティブ化受諾メッセージが含まれるRRCメッセージを受信し、EPSベアラコンテキスト非アクティブ化受諾メッセージをC−SGN_A95に送信する(S2712)。
C−SGN_A95は、EPSベアラコンテキスト非アクティブ化受諾メッセージを受信する。
さらに、第26の識別情報がEPSベアラコンテキスト非アクティブ化受諾メッセージに含まれている場合には、UE_A10は第26の識別情報を取得する。
C−SGN_A95は、EPSベアラコンテキスト非アクティブ化受諾メッセージの受信、及び又は、第9の決定に基づいて、アタッチ完了状態のモードを変更してもよい。
より詳細には、C−SGN_A95は、EPSベアラコンテキスト非アクティブ化受諾メッセージの受信、及び又は、第9の決定に基づいて、第1のモードから第4のモード、及び又は、第3のモードから第2のモードに遷移してもよい。
UE_A10は、EPSベアラコンテキスト非アクティブ化要求メッセージの受信、及び又は、EPSベアラコンテキスト非アクティブ化受諾メッセージの送信、及び又は、第9の決定に基づいて、PDN接続要求メッセージをC−SGN_A95に送信してもよい。なお、UE_A10はPDN接続要求メッセージをeNB_A45に送信し、送信されたPDN接続要求メッセージはeNB_A45を介してC−SGN_A95に転送されてもよい。
また、UE_A10は、第9の決定に基づいて、第1から第5の識別情報のうちの1つ以上の識別情報を含めてPDN接続要求メッセージを送信することにより、確立するPDNコネクションの種類、及び又は、遷移するアタッチ完了状態のモード、及び又は、ユーザデータの送受信方法の種類を要求してもよい。
上記のように、UE_A10は、EPSベアラコンテキスト非アクティブ化要求メッセージの受信、及び又は、EPSベアラコンテキスト非アクティブ化受諾メッセージの送信、及び又は、第9の決定に基づいて、PDNコネクション、及び又は、デフォルトベアラを再確立するためのPDN接続手続きを実施してもよい(S2714)。
なお、PDNコネクション、及び又は、デフォルトベアラを再確立するためのPDN接続手続きは、1.3.2章で説明した手続きと同様であってよく、詳細な説明は省略する
UE_A10、及び又は、C−SGN_A95は、EPSベアラコンテキスト非アクティブ化受諾メッセージの送受信、及び又は、第9の決定、及び又は、PDN接続手続きの完了に基づいて、ユーザデータの送受信方法を変更してもよいし、アタッチ完了状態のモードを変更してもよい。
より詳細には、UE_A10、及び又は、eNB_A45、及び又はC−SGN_A95は、EPSベアラコンテキスト非アクティブ化受諾メッセージの送受信、及び又は、第9の決定、及び又は、PDN接続手続きの完了に基づいて、ユーザデータの送受信方法を第1の送受信手続きを用いた方法から第2の送受信手続きを用いた方法、及び又は、第2の送受信手続きを用いた方法から第1の送受信手続きを用いた方法に変更してもよいし、アタッチ完了状態のモードを第1のモード、及び又は、第2のモード、及び又は、第4のモードから第3のモードに、及び又は、第4のモード、及び又は、第3のモード、及び又は、第2のモードから第1のモードに変更してもよい。
また、UE_A10、及び又は、eNB_A45は、第16の識別情報に基づいて、デフォルトベアラとして確立されたRBの種類を識別してもよい。
例えば、UE_A10、及び又は、eNB_A45は、第16の識別情報がSRB、及び又は、CRBを識別する識別情報である場合、SRB、及び又は、CRBがデフォルトベアラとして確立されたことを認識してもよい。
また、UE_A10、及び又は、eNB_A45は、第16の識別情報がDRBを識別する識別情報である場合、DRBがデフォルトベアラとして確立されたことを認識してもよい。
以上の手順により、UE_A10、及び又は、C−SGN_A95はユーザデータの送受信方法を変更し、第3の送受信方法変更手続きを完了する。第3の送受信方法変更手続きの完了に伴い、UE_A10、及び又はC−SGN_A95はアタッチ完了状態のモードを変更してもよい。
なお、UE_A10は、第3の送受信方法変更手続きにより、図21で説明したUEコンテキストをコアネットワーク_A90から新たに取得し、記憶することができる。
より詳細には、UE_A10は、第3の送受信方法変更手続きにより、図21で説明したUEコンテキストの内、ベアラごとのUEコンテキストをコアネットワーク_A90から新たに取得し、記憶することができる。
更に、C−SGN_A95は、第3の送受信方法変更手続きにより、図19で説明したA〜Eの各コンテキストをUE_A10又はeNB_A45又はHSS_A50から新たに取得し、記憶することができる。
より詳細には、C−SGN_A95は、第3の送受信方法変更手続きにより、図19で説明したA〜Eの各コンテキストの内、ベアラごとのEPSベアラコンテキストをUE_A10又はeNB_A45又はHSS_A50から新たに取得し、記憶することができる。
[1.3.3.4.送受信方法変更手続きの変形例]
上述した送受信方法変更手続き例におけるコアネットワーク_A90は、図3を用いて
説明したC−SGN_A95を含む構成のコアネットワークの場合の送受信方法変更手続きを説明したが、コアネットワーク_A90は図2を用いて説明したようなPGW_A30、SGW_A35、MME_A40などを含んで構成されるものであってもよい。
その場合、本手続きで説明したUE_A10が送信するベアラリソース変更要求メッセージやEPSベアラコンテキスト変更受諾メッセージ、EPSベアラコンテキスト非アクティブ化受諾メッセージなどのNASメッセージは、C−SGN_A95ではなく、MME45が受信する。
したがって、これまで説明したC−SGN_A95のNASメッセージの受信および処理は、MME_A40が行うものとして置き換えることができる。
さらに、これまで説明したC−SGN_A95のEPSベアラコンテキスト変更要求メッセージやEPSベアラコンテキスト非アクティブ化要求メッセージなどのNASメッセージの送信および処理は、MME_A40が行うものとして置き換えることができる。
[1.3.4.ULユーザデータ送受信手続き例]
次に、ネットワークへ接続したUE_A10がULユーザデータを送信する手順を説明する。
以下、ULユーザデータの送信手順を説明する。
UE_A10は、第1のメッセージをeNB_A45に送信する。第1のメッセージは、少なくとも送信タイミング情報と、リソース割り当て情報を要求するためのメッセージであり、UE_A10は、少なくともランダムに選択したプリアンブルを含めてeNB_A45に送信する。
なお、第1のメッセージは、Physical層の制御信号であり、Message1のRACH(Randam Access Channel) Preambleメッセージであって良い。第1のメッセージは、PRACH(Phycisal Random
Access Channel)を用いて送信されてもよい。
eNB_A45は、第1のメッセージを受信し、第1のメッセージの応答として第2のメッセージをUE_A10に送信する。第2のメッセージには、少なくとも送信タイミング情報と、リソース割り当て情報を含めて送信する。より具体的には、送信タイミング情報はTiming Advanceであり、リソース割り当て情報はUL Grantであってよい。第2のメッセージは、MAC(Media Access Control)層の制御信号であり、MAC RAR(Medium Access Control
Random Access Response)を用いて送信されてもよい。
なお、第2のメッセージは、Message2のRACH Responseメッセージであって良い。
UE_A10が第2のメッセージを受信した後の通信手続きは、後述する第1の送受信手続き例と第2の送受信手続き例と第3の送受信手続き例とに分岐することができる。
UE_A10は、第2、及び又は、第4の決定に基づいて、第1の送受信手続き例、及び又は第2の送受信手続き例、及び又は第3の送受信手続き例に分岐してもよい。
[1.3.4.1.第1の送受信手続き例の説明]
第1の送受信手続き例は、DRBを確立せずに、UE_A10がユーザデータを送受信する手続きである。言い換えると、第1の送受信手続き例は、制御メッセージを送受信するための無線ベアラを用いてユーザデータを送信するための手続きである。
言い換えると、第1の送受信手続き例は、UE_A10及びC−SGN_A95が、SRBを含むEPSベアラを用いてユーザデータを送受信するための手続きである。さらに言い換えると、第1の送受信手続き例は、UE_A10がSRBを用いてユーザデータを送受信する手続きである。
以下、第1の送受信手続き例の詳細を、図28を用いて説明する。
UE_A10は、eNB_A45からの第2のメッセージの受信に基づき、eNB_A45に第3のメッセージを送信する(S2800)。
eNB_A45は、UE_A10が送信した第3のメッセージを受信する。eNB_A45は、第3のメッセージの受信に基づき、UE_A10に第4のメッセージを送信する(S2802)。
UE_A10は、eNB_A45が送信した第4のメッセージを送信する。UE_A10は、第4のメッセージを受信に基づき、eNB_A45に第5のメッセージを送信する(S2804)。
UE_A10は、ULユーザデータを含めたNASメッセージを、第3のメッセージ、及び又は第5のメッセージに含めて送信してもよい。なお、UE_A10は、ULユーザデータ、又はULユーザデータを含めたNASメッセージを暗号化して送信してもよい。
eNB_A45は、第3のメッセージ、及び又は第5のメッセージの受信に基づき、ULユーザデータを含めたNASメッセージを受信する。
eNB_A45は、ULユーザデータを含めたNASメッセージの受信に基づき、C−SGN_A95にS1AP(S1 Application Protocol)のInitial UEメッセージを送信する(S2806)。
eNB_A45は、少なくともULユーザデータが含まれたNASメッセージを含めてS1APのInitial UEメッセージを送信してもよい。
eNB_A45は、第3のメッセージ、及び又は第5のメッセージの受信、及び又はS1APのInitial UEメッセージの送信に基づき、UE_A10に完了メッセージを送信してもよい(S2808)。
UE_A10は、eNB_A45が送信した完了メッセージを受信する。
C−SGN_A95は、eNB_A45が送信したS1APのInitial UEメッセージ、及び又はS1APのInitial UEメッセージに含まれるULユーザデータが含まれたNASメッセージを受信する。
C−SGN_A95は、S1APのInitial UEメッセージに含まれるULユーザデータが含まれたNASメッセージの受信に基づいて、受信したNASメッセージの復号化、及び又は受信したNASメッセージに含まれるユーザデータの抽出を実施する(S2810)。なお、C−SGN_A95は、必要な場合、抽出されたユーザデータの復
号化を実施してもよい。
C−SGN_A95は、NASメッセージに含まれるユーザデータの抽出、及び又は復号化に基づき、PDN_A5にユーザデータを送信する(S2812)。C−SGN_A95は、ユーザデータを復号化した後、PDN_A5に送信してもよい。
以上の手続きにより、UE_A10は、DRBを確立せずに、ULユーザデータであるスモールデータパケットをPDN_A5に送信することができる。さらに、第1の送受信手続き例が完了後、UE_A10はアイドル状態に遷移又はアイドル状態を維持することができる。
なお、送受信するユーザデータのサイズが大きい場合、UE_A10、及び又はC−SGN_A95は、第1の送受信手続きでユーザデータを送受信せず、第2の送受信手続きを用いてユーザデータを送信してもよい。
[1.3.4.2.第2の送受信手続き例の説明]
第2の送受信手続き例は、DRBを確立した後に、UE_A10がユーザデータを送受信する手続きである。
言い換えると、第2の送受信手続き例は、UE_A10及びC−SGN_A95が、DRBを含むEPSベアラを用いてユーザデータを送受信するための手続きである。さらに言い換えると、第2の送受信手続き例は、UE_A10がDRBを用いてユーザデータを送受信する手続きである。
以下、第2の送受信手続き例の詳細を、図5を用いて説明する。
UE_A10は、eNB_A45からの第2のメッセージの受信に基づき、eNB_A45に第3のメッセージを送信する(S2900)。
UE_A10は、すくなくとも、NASメッセージ、及び又は、レジュームIDを、第3のメッセージに含めて送信してもよい。
なお、NASメッセージは、DRBを再確立するためのメッセージであってよい。
なお、レジュームIDは、再確立するDRBを識別する識別情報であってよい。及び又は、レジュームIDは、再確立するDRBに対応する、eNB_A45が保持するコンテキストを識別する識別情報であってよい。及び又は、レジュームIDは、アクティブ状態のCIoT端末をアイドル状態にすることを指示する識別情報であってよい。及び又は、レジュームIDは、アイドル状態のCIoT端末をアクティブ状態にすることを指示する識別情報であってよい。
例えば、eNB_A45は、UE_A10に対してレジュームIDを送信することにより、アクティブ状態からアイドル状態に遷移してもよい。また、UE_A10は、eNB_A45からレジュームIDを受信することによりアクティブ状態からアイドル状態に遷移してもよい。
また、UE_A10は、受信したレジュームIDをeNB_A45に送信することにより、アイドル状態からアクティブ状態に遷移してもよい。また、eNB_A45は、UE_A10からレジュームIDを受信することによりアイドル状態からアクティブ状態に遷移してもよい。
なお、アクティブ状態からアイドル状態への遷移するための送受信されるレジュームIDと、アイドル状態からアクティブ状態に遷移するために送受信されるレジュームIDと、同じレジュームIDとすることにより、以前のアクティブ状態で用いていたコンテキストを識別することができ、UE_A10及びeNB_A45は、識別したコンテキストを基にDRBの再確立を行うなど、前回のアクティブ状態と同様の通信状態に復帰することができる。
このように、UE_A10及びeNB_A45は、レジュームIDに基づいてアクティブ状態とアイドル状態を遷移することができる。 eNB_A45は、UE_A10が送信した第3のメッセージを受信する。eNB_A45は、第3のメッセージの受信に基づき、NASメッセージ、及び又はレジュームIDを受信する。
eNB_A45は、第3のメッセージに含まれるレジュームIDの受信に基づき、レジュームIDで識別されるDRBを再確立する。
eNB_A45は、第3のメッセージの受信、及び又はレジュームIDで識別されるDRBの再確立に基づき、UE_A10に第4のメッセージを送信する(S2902)。
eNB_A45は、すくなくとも、再確立したDRBを識別するためのレジュームIDを第4のメッセージに含めて送信してもよい。
eNB_A45は、第3のメッセージの受信、及び又はNASメッセージの受信、及び又はレジュームIDで識別されるDRBの再確立、及び又は第4のメッセージの送信に基づき、eNB_A45の状態をアクティブモードに遷移する。
eNB_A45は、第3のメッセージの受信、及び又はNASメッセージの受信、及び又はレジュームIDで識別されるDRBの再確立、及び又は第4のメッセージの送信、及び又はeNB_A45の状態のアクティブモードへの遷移に基づき、C−SGN_A95にS1AP(S1 Application Protocol)のUEコンテキスト有効化メッセージを送信する(S2904)。eNB_A45は、S1APのUEコンテキスト有効化メッセージにNASメッセージを含めて送信してもよい。
C−SGN_A95は、S1APのUEコンテキスト有効化メッセージを受信する。C−SGN_A95は、S1APのUEコンテキスト有効化メッセージの受信に基づき、C−SGN_A95の状態をアクティブモードに遷移する。C−SGN_A95は、S1APのUEコンテキスト有効化メッセージの受信、及び又はNASメッセージの受信、及び又はC−SGN_A95の状態のアクティブモードへの遷移に基づいて、eNB_A45にS1APのUEコンテキスト有効化応答メッセージを送信する(S2906)。
UE_A10は、eNB_A45が送信した第4のメッセージを受信する。UE_A10は、第4のメッセージの受信、及び又は第4のメッセージに含まれる再確立したDRBを識別するためのレジュームIDの受信に基づき、UE_A10の状態をアクティブモードに遷移する。
UE_A10は、第4のメッセージの受信、及び又は第4のメッセージに含まれる再確立したDRBを識別するためのレジュームIDの受信、及び又はUE_A10の状態のアクティブモードへの遷移に基づき、eNB_A45、及び又はC−SGN_A95を介してPDN_A5にULユーザデータを送信する(S2908)(S2910)(S2912)。
UE_A10は、送信すべきULユーザデータが存在する限り、eNB_A45、及び又はC−SGN_A95を介してPDN_A5にULユーザデータを送信し続ける。なお、送信すべきデータの有無の判断は、送信すべきULユーザデータを蓄積するバッファのデータ残量等から判断してもよい。
以上の手続きにより、UE_A10は、ULユーザデータを送信することができる。さらに、UE_A10は、以上の手続きにより、DL(DownLink)ユーザデータも受信することができる。なお、DLユーザデータは,PDN_A5から送信され、C−SGN_A95、eNB_A45を介して受信するができる。
eNB_A45は、UE_A10から受信したULユーザデータをC−SGN_A95に転送する。
eNB_A45は、ULユーザデータの受信が一定時間ないと検知した場合、図5の(A)に示すように、UE_A10、及び又はeNB_A45、及び又はC−SGN_A95の状態をアイドルモードに遷移するための手続きを開始する。言い換えると、eNB_A45は、ULユーザデータを受信し続ける限り、図5の(A)に示すような手続きは実施しない。
eNB_A45は、ULユーザデータの受信が一定時間ないとの検知に基づき、C−SGN_A95にS1APのUEコンテキスト無効化メッセージを送信する(S2914)。
C−SGN_A95は、S1APのUEコンテキスト無効化メッセージを受信する。C−SGN_A95は、S1APのUEコンテキスト無効化メッセージの受信に基づき、C−SGN_A95の状態をアイドルモードに遷移する。C−SGN_A95は、S1APのUEコンテキスト無効化メッセージの受信、及び又はC−SGN_A95の状態のアイドルモードへの遷移に基づいて、eNB_A45にS1APのUEコンテキスト無効化応答メッセージを送信する(S2916)。
eNB_A45は、UEコンテキスト無効化メッセージの送信、及び又はUEコンテキスト無効化応答の受信に基づき、UE_A10にRRC Connection Suspendメッセージを送信する(S2918)。
eNB_A45は、すくなくともレジュームIDをRRC Connection Suspendメッセージに含めて送信してもよい。
ここで、レジュームIDは、切断するDRBを識別する識別情報であってよい。より詳細には、レジュームIDは、切断するDRBに対応する、UE_A10、及び又はeNB_A45が保持するコンテキストを識別する識別情報であってよい。
eNB_A45は、レジュームIDをRRC Connection Suspendメッセージの送信に基づき、レジュームIDによって識別されるDRBを切断する。なお、eNB_A45は、レジュームIDによって識別されるDRBの切断は実施するが、切断されるDRBに対応するコンテキストは削除せずに、保持し続けてもよい。
eNB_A45は、レジュームIDによって識別されるDRBの切断に基づき、eNB_A45の状態をアイドルモードに遷移する。
UE_A10は、eNB_A45が送信するRRC Connection Suspendメッセージを受信する。
UE_A10は、RRC Connection Suspendメッセージの受信、及び又はRRC Connection Suspendメッセージに含まれるレジュームIDの受信に基づき、レジュームIDによって識別されるDRBを切断する。なお、UE_A10は、レジュームIDによって識別されるDRBの切断は実施するが、切断されるDRBに対応するコンテキストは削除せずに、保持し続けてもよい。
UE_A10は、レジュームIDによって識別されるDRBの切断に基づき、UE_A10の状態をアイドルモードに遷移する。
以上の手続きにより、UE_A10、及び又はeNB_A45、及び又はC−SGN_A95は、UE_A10、及び又はeNB_A45のコンテキストを保持しつつ、DRBを切断して、アイドルモードに遷移することができる。
[1.3.4.3.第3の送受信手続き例の説明]
第3の送受信手続き例は、従来の送受信手続きである。
第3の送受信手続き例は、DRBを確立した後に、UE_A10がユーザデータを送受信する手続きである。
第3の送受信手続きは、第2の送受信手続きと同様の手続きであってよい。従って、ここでの詳細な説明は省略する。
ただし、第3の送受信手続きの場合、UE_A10は、第3のメッセージにNASメッセージ、及び又はレジュームIDを含めずに、第5のメッセージにNASメッセージを含めて送信してもよい。
さらに、eNB_A45とC−SGN_A95の間で送受信されるS1APのメッセージは、UEコンテキスト有効化メッセージ、及び又はUEコンテキスト有効化応答メッセージに限らず、NASメッセージを送受信するものであればよい。
また、UE_A10は、第5のメッセージに対する応答メッセージの受信に基づき、ULユーザデータを送信してもよい。
なお、第3の送受信手続きの場合、UE_A10、及び又は、eNB_A45、及び又は、C−SGN_A95は、以前のアクティブ状態で用いていたコンテキストを用いず、新たなコンテキストを作成することでDRBを確立してもよいし、アクティブ状態へ遷移してもよい。
また、UE_A10、及び又は、eNB_A45、及び又は、C−SGN_A95は、レジュームIDを含めずに、UEコンテキスト無効化メッセージ、及び又は、RRCコネクション無効化メッセージを送受信してもよい。
なお、UE_A10、及び又は、eNB_A45、及び又は、C−SGN_A95は、レジュームIDを含めずに、UEコンテキスト無効化メッセージ、及び又は、RRCコネクション無効化メッセージを送受信することで、従来通りのアイドルモードに遷移してもよい。
[1.3.4.4.ULユーザデータ送受信手続きの変形例]
上述したULユーザデータ送受信手続き例におけるコアネットワーク_A90は、図3を用いて説明したC−SGN_A95を含む構成のコアネットワークの場合のアタッチ手続きを説明したが、コアネットワーク_A90は図2を用いて説明したようなPGW_A30、SGW_A35、MME_A40などを含んで構成されるものであってもよい。
その場合、本手続きで説明したUE_A10が送信するNASメッセージは、C−SGN_A95ではなく、MME45が受信する。
したがって、これまで説明したC−SGN_A95のNASメッセージの受信および処理は、MME_A40が行うものとして置き換えることができる。
さらに、これまで説明したC−SGN_A95のNASメッセージの送信および処理は、MME_A40が行うものとして置き換えることができる。
[2.変形例]
本発明に関わる装置で動作するプログラムは、本発明に関わる実施形態の機能を実現するように、Central Processing Unit(CPU)等を制御してコンピュータを機能させるプログラムであっても良い。プログラムあるいはプログラムによって取り扱われる情報は、一時的にRandom Access Memory(RAM)などの揮発性メモリあるいはフラッシュメモリなどの不揮発性メモリやHard Disk Drive(HDD)、あるいはその他の記憶装置システムに格納される。
尚、本発明に関わる実施形態の機能を実現するためのプログラムをコンピュータが読み取り可能な記録媒体に記録しても良い。この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することによって実現しても良い。ここでいう「コンピュータシステム」とは、装置に内蔵されたコンピュータシステムであって、オペレーティングシステムや周辺機器等のハードウェアを含むものとする。また、「コンピュータが読み取り可能な記録媒体」とは、半導体記録媒体、光記録媒体、磁気記録媒体、短時間動的にプログラムを保持する媒体、あるいはコンピュータが読み取り可能なその他の記録媒体であっても良い。
また、上述した実施形態に用いた装置の各機能ブロック、または諸特徴は、電気回路、たとえば、集積回路あるいは複数の集積回路で実装または実行され得る。本明細書で述べられた機能を実行するように設計された電気回路は、汎用用途プロセッサ、デジタルシグナルプロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、またはその他のプログラマブル論理デバイス、ディスクリートゲートまたはトランジスタロジック、ディスクリートハードウェア部品、またはこれらを組み合わせたものを含んでよい。汎用用途プロセッサは、マイクロプロセッサであってもよいし、従来型のプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、またはステートマシンであっても良い。前述した電気回路は、デジタル回路で構成されていてもよいし、アナログ回路で構成されていてもよい。また、半導体技術の進歩により現在の集積回路に代替する集積回路化の技術が出現した場合、本発明は当該技術による新たな集積回路を用いることも可能である。
なお、本願発明は上述の実施形態に限定されるものではない。実施形態では、装置の一例を記載したが、本願発明は、これに限定されるものではなく、屋内外に設置される据え置き型、または非可動型の電子機器、たとえば、AV機器、キッチン機器、掃除・洗濯機器、空調機器、オフィス機器、自動販売機、その他生活機器などの端末装置もしくは通信装置に適用出来る。
以上、この発明の実施形態に関して図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等も含まれる。また、本発明は、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。また、上記各実施形態に記載された要素であり、同様の効果を奏する要素同士を置換した構成も含まれる。
1 通信システム
5 PDN_A
10 UE_A
20 UTRAN_A
22 eNB(UTRAN)_A
24 RNC_A
25 GERAN_A
26 BSS_A
30 PGW_A
35 SGW_A
40 MME_A
45 eNB_A
50 HSS_A
55 AAA_A
60 PCRF_A
65 ePDG_A
70 WLAN ANa
72 WLAN APa
74 TWAG_A
75 WLAN ANb
76 WLAN APb
80 LTE AN_A
90 コアネットワーク_A
95 C−SGN_A
100 CIOT AN_A

Claims (24)

  1. 端末装置の通信制御方法であって、
    第1のデータ送受信方法は、DRB(Data Radio Bearer)を用いてユーザデータを送受信する方法であり、第2のデータ送受信方法はSRB(Signalling Radio Bearer)を用いてユーザデータを送受信する方法であり、
    ユーザデータの送受信方法を、第1のデータ送受信方法から第2のデータ送受信方法に変更するステップと、
    前記第2のデータ送受信方法を用いてユーザデータをコアネットワークと送受信するステップと
    を有することを特徴とする端末装置の通信制御方法。
  2. 第1の識別情報は、第2のユーザデータの送受信方法を示す情報であり、
    少なくとも第1の識別情報を含むPDN(Packet Data Network)接続要求メッセージを前記コアネットワークに送信するステップと
    を更に有することを特徴とする請求項1に記載の端末装置の通信制御方法。
  3. 第2の識別情報はベアラ識別情報であり、第3の識別情報は許可する送受信方法を示す情報であり、
    少なくとも第2の識別情報及び/又は第3の識別情報を含む、デフォルトEPS(Evolved Packet System)ベアラコンテキストアクティブ化要求メッセージを受信するステップと
    を更に有することを特徴とする請求項1又は2に記載の端末装置の通信制御方法。
  4. 前記第2の識別情報が前記SRBを識別する識別情報である場合、及び/又は、前記第3の識別情報が第2の送受信方法によるデータ送受信を許可することを示す識別情報の場合、ユーザデータの送受信方法を、第1のデータ送受信方法から第2のデータ送受信方法に変更するステップと
    を更に有することを特徴とする請求項3に記載の端末装置の通信制御方法。
  5. 第4の識別情報はベアラ識別情報であり、第5の識別情報は許可する送受信方法を示す情報であり、第6の識別情報はアタッチ手続きにおいてPDNコネクションを確立するか否かを示す識別情報であり、
    少なくとも第4の識別情報及び/又は第5の識別情報及び/又は第6の識別情報を含むアタッチ受諾メッセージをコアネットワークから受信するステップと
    を更に有することを特徴とする請求項1に記載の端末装置の通信制御方法。
  6. 前記第4の識別情報が前記DRBを識別する識別情報である場合、及び/又は前記第5の識別情報が第1の送受信方法によるデータ送受信を許可することを示す識別情報の場合には、アイドル状態に遷移するステップと
    を更に有することを特徴とする請求項5に記載の端末装置の通信制御方法。
  7. C−SGN(CIoT Serving Gateway Node)の通信制御方法であって、
    第1のデータ送受信方法はDRB(Data Radio Bearer)を用いてユーザデータを送受信する方法であり、第2のデータ送受信方法はSRB(Signalling Radio Bearer)を用いてユーザデータを送受信する方法であり、
    ユーザデータの送受信方法を、第1のデータ送受信方法から第2のデータ送受信方法に変更するステップと、
    前記第2のデータ送受信方法を用いてユーザデータを端末装置と送受信するステップと
    を有することを特徴とするC−SGNの通信制御方法。
  8. 第1の識別情報は、第2のユーザデータの送受信方法を示す情報であり、
    少なくとも第1の識別情報を含むPDN(Packet Data Network)接続要求メッセージを前記端末装置から受信するステップと
    を更に有することを特徴とする請求項7に記載のC−SGNの通信制御方法。
  9. 第2の識別情報はベアラ識別情報であり、第3の識別情報は許可する送受信方法を示す情報であり、
    少なくとも第2の識別情報及び/又は第3の識別情報を含むデフォルトEPS(Evolved Packet System)ベアラコンテキストアクティブ化要求メッセージを送信するステップと
    を更に有することを特徴とする請求項7又は8に記載のC−SGNの通信制御方法。
  10. 前記第2の識別情報が前記SRBを識別する識別情報である場合、及び/又は前記第3の識別情報が第2の送受信方法によるデータ送受信を許可することを示す識別情報の場合、
    前記デフォルトEPS(Evolved Packet System)ベアラコンテキストアクティブ化要求メッセージの送信、及び/又は前記デフォルトEPS(Evolved Packet System)ベアラコンテキストアクティブ化要求メッセージの応答であるデフォルトEPSベアラコンテキストアクティブ化受諾メッセージの受信に基づいて、ユーザデータの送受信方法を、第1のデータ送受信方法から第2のデータ送受信方法に変更するステップと
    を更に有することを特徴とする請求項9に記載のC−SGNの通信制御方法。
  11. 第4の識別情報はベアラ識別情報であり、第5の識別情報は許可する送受信方法を示す情報であり、第6の識別情報はアタッチ手続きにおいてPDNコネクションを確立するか否かを示す識別情報であり、
    アタッチ要求メッセージを前記端末装置から受信するステップと、
    少なくとも第4の識別情報及び/又は第5の識別情報及び/又は第6の識別情報を含むアタッチ受諾メッセージを前記端末装置に送信するステップと
    を更に有することを特徴とする請求項7に記載のC−SGNの通信制御方法。
  12. 前記第4の識別情報が前記DRBを識別する識別情報である場合、及び/又は前記第5の識別情報が第1の送受信方法によるデータ送受信を許可することを示す識別情報の場合には、前記端末装置がアイドル状態であることを記憶するステップと
    を更に有することを特徴とする請求項11に記載のC−SGNの通信制御方法。
  13. 端末装置であって、
    第1のデータ送受信方法は、DRB(Data Radio Bearer)を用いてユーザデータを送受信する方法であり、第2のデータ送受信方法はSRB(Signalling Radio Bearer)を用いてユーザデータを送受信する方法であり、
    ユーザデータの送受信方法を、第1のデータ送受信方法から第2のデータ送受信方法に変更する制御部と、
    前記第2のデータ送受信方法を用いてユーザデータをコアネットワークと送受信する送受信部と
    を有することを特徴とする端末装置。
  14. 第1の識別情報は、第2のユーザデータの送受信方法を示す情報であり、
    前記送受信部は、少なくとも第1の識別情報を含むPDN(Packet Data
    Network)接続要求メッセージを前記コアネットワークに送信する
    ことを特徴とする請求項13に記載の端末装置。
  15. 第2の識別情報はベアラ識別情報であり、第3の識別情報は許可する送受信方法を示す情報であり、
    前記送受信部は、少なくとも第2の識別情報及び/又は第3の識別情報を含む、デフォルトEPS(Evolved Packet System)ベアラコンテキストアクティブ化要求メッセージを受信する
    ことを特徴とする請求項13又は14に記載の端末装置。
  16. 前記制御部は、前記第2の識別情報が前記SRBを識別する識別情報である場合、及び/又は前記第3の識別情報が第2の送受信方法によるデータ送受信を許可することを示す識別情報の場合、ユーザデータの送受信方法を、第1のデータ送受信方法から第2のデータ送受信方法に変更する
    ことを特徴とする請求項15に記載の端末装置。
  17. 第4の識別情報はベアラ識別情報であり、第5の識別情報は許可する送受信方法を示す情報であり、第6の識別情報はアタッチ手続きにおいてPDNコネクションを確立するか否かを示す識別情報であり、
    前記送受信部は、少なくとも第4の識別情報及び/又は第5の識別情報及び/又は第6の識別情報を含むアタッチ受諾メッセージをコアネットワークから受信する
    ことを特徴とする請求項13に記載の端末装置。
  18. 前記制御部は、前記第4の識別情報が前記DRBを識別する識別情報である場合、及び/又は前記第5の識別情報が第1の送受信方法によるデータ送受信を許可することを示す識別情報の場合には、アイドル状態に遷移する
    ことを特徴とする請求項17に記載の端末装置。
  19. C−SGN(CIoT Serving Gateway Node)であって、
    第1のデータ送受信方法はDRB(Data Radio Bearer)を用いてユーザデータを送受信する方法であり、第2のデータ送受信方法はSRB(Signalling Radio Bearer)を用いてユーザデータを送受信する方法であり、
    ユーザデータの送受信方法を、第1のデータ送受信方法から第2のデータ送受信方法に変更する制御部と、
    前記第2のデータ送受信方法を用いてユーザデータを端末装置と送受信する送受信部と
    を有することを特徴とするC−SGN。
  20. 第1の識別情報は、第2のユーザデータの送受信方法を示す情報であり、
    前記送受信部は、少なくとも第1の識別情報を含むPDN(Packet Data Network)接続要求メッセージを前記端末装置から受信する
    ことを特徴とする請求項19に記載のC−SGN。
  21. 第2の識別情報はベアラ識別情報であり、第3の識別情報は許可する送受信方法を示す情報であり、
    前記送受信部は、少なくとも第2の識別情報及び/又は第3の識別情報を含むデフォルトEPS(Evolved Packet System)ベアラコンテキストアクティブ化要求メッセージを送信する
    ことを特徴とする請求項19又は20に記載のC−SGN。
  22. 前記制御部は、前記第2の識別情報が前記SRBを識別する識別情報である場合、及び
    /又は前記第3の識別情報が第2の送受信方法によるデータ送受信を許可することを示す識別情報の場合、
    前記デフォルトEPS(Evolved Packet System)ベアラコンテキストアクティブ化要求メッセージの送信、及び/又は前記デフォルトEPS(Evolved Packet System)ベアラコンテキストアクティブ化要求メッセージの応答であるデフォルトEPSベアラコンテキストアクティブ化受諾メッセージの受信に基づいて、ユーザデータの送受信方法を、第1のデータ送受信方法から第2のデータ送受信方法に変更する
    ことを特徴とする請求項21に記載のC−SGN。
  23. 第4の識別情報はベアラ識別情報であり、第5の識別情報は許可する送受信方法を示す情報であり、第6の識別情報はアタッチ手続きにおいてPDNコネクションを確立するか否かを示す識別情報であり、
    前記制御部は、
    アタッチ要求メッセージを前記端末装置から受信し、
    少なくとも第4の識別情報及び/又は第5の識別情報及び/又は第6の識別情報を含むアタッチ受諾メッセージを前記端末装置に送信する
    をことを特徴とする請求項19に記載のC−SGN。
  24. 前記制御部は、前記第4の識別情報が前記DRBを識別する識別情報である場合、及び/又は前記第5の識別情報が第1の送受信方法によるデータ送受信を許可することを示す識別情報の場合には、前記端末装置がアイドル状態であることを記憶する
    ことを特徴とする請求項23に記載のC−SGN。
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