JP2019046591A - イオン発生装置および電気機器 - Google Patents
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Abstract
【課題】イオンの発生量を増加させ、かつイオンの発生量のバラツキを低減させることが可能なイオン発生装置を実現する。
【解決手段】イオン発生装置(10)は、正極(11)と負極(12)と、正極を覆う正極側カバー部(131)と、負極を覆う負極側カバー部(132)とを備え、負極側カバー部を形成する樹脂材料は、正極側カバー部を形成する樹脂材料よりも負に帯電しやすい。
【選択図】図2
【解決手段】イオン発生装置(10)は、正極(11)と負極(12)と、正極を覆う正極側カバー部(131)と、負極を覆う負極側カバー部(132)とを備え、負極側カバー部を形成する樹脂材料は、正極側カバー部を形成する樹脂材料よりも負に帯電しやすい。
【選択図】図2
Description
本発明の一態様は、イオンを発生させるイオン発生装置、および該イオン発生装置を備える電気機器に関する。
特許文献1には、空気の流入口及び流出口を設けてあり、前記流入口から前記流出口へ空気が通過する経路の途中にイオン発生器を備え、該イオン発生器が発生したイオンを含ませた空気を前記流出口から放出する空気調和装置が記載されている。イオン発生器は、内部に放電用の電極を備えており、放電によって負イオン及び正イオンを発生させる。
上記空気調和装置において、イオン発生器は、筐体の上面に形成された空気の流出口を覆う蓋部を有する。蓋部は網状構造となっているので、流出口から流出する空気を通す一方で、異物が筐体内へ落下することを妨げる。
イオン発生器は、ユーザの指などが接触する可能性のある位置に配される場合がある。この場合、電気機器について定められた安全基準を満たすため、当該イオン発生器が有する電極を覆うケースが当該電極の近傍に設けられる。しかしながら、当該ケースを有するイオン発生器においては、イオンの発生量が減少する、またはイオンの発生量にバラツキが生じる場合がある。
本発明の一態様は、イオンの発生量を増加させ、かつイオンの発生量のバラツキを低減させることが可能なイオン発生装置などを実現することを目的とする。
上記の課題を解決するために、本発明の一態様に係るイオン発生装置は、1以上の正極と1以上の負極とを備え、イオンを発生させるイオン発生装置であって、前記正極を覆う正極カバーと、前記負極を覆う負極カバーとを備え、前記正極カバーおよび前記負極カバーは、互いに異なる種類の樹脂材料により形成され、前記負極カバーを形成する樹脂材料は、前記正極カバーを形成する樹脂材料よりも負に帯電しやすい。
本発明の一態様によれば、イオンの発生量を増加させ、かつイオンの発生量のバラツキを低減させることが可能なイオン発生装置などを実現できる。
〔実施形態1〕
以下、本発明の一実施形態について、詳細に説明する。本実施形態では、イオン発生装置10、およびイオン発生装置10を備える空気調和機の室内機1(電気機器)について説明する。なお、本発明の一態様に係るイオン発生装置10は、空気調和機の室内機1の他、例えば空気浄化装置または送風装置といった、他の電気機器に備えられていてもよい。
以下、本発明の一実施形態について、詳細に説明する。本実施形態では、イオン発生装置10、およびイオン発生装置10を備える空気調和機の室内機1(電気機器)について説明する。なお、本発明の一態様に係るイオン発生装置10は、空気調和機の室内機1の他、例えば空気浄化装置または送風装置といった、他の電気機器に備えられていてもよい。
(空気調和機の室内機1の概略)
図1は、本実施形態に係る空気調和機の室内機1の断面図である。図1に示すように、空気調和機の室内機1(以下、単に空気調和室内機1と称する)は、空気の吸込口3と、吹出口4とを有する。空気調和室内機1の内部には、吸込口3から吹出口4に至る空気の流通路が形成されている。当該流通路には、熱交換器5が配置されている。また、当該流通路における、熱交換器5の吹出口4側には、吹出口4へ向かう空気の流れを形成するファン6が、熱交換器5に囲まれて配されている。なお、ファン6は、熱交換器5の吸込口3側に配されていてもよい。
図1は、本実施形態に係る空気調和機の室内機1の断面図である。図1に示すように、空気調和機の室内機1(以下、単に空気調和室内機1と称する)は、空気の吸込口3と、吹出口4とを有する。空気調和室内機1の内部には、吸込口3から吹出口4に至る空気の流通路が形成されている。当該流通路には、熱交換器5が配置されている。また、当該流通路における、熱交換器5の吹出口4側には、吹出口4へ向かう空気の流れを形成するファン6が、熱交換器5に囲まれて配されている。なお、ファン6は、熱交換器5の吸込口3側に配されていてもよい。
空気調和室内機1は、例えば冷房、暖房、除湿および送風の各機能を備えている。したがって、空気調和室内機1は、吸込口3から吸い込んだ空気を、ユーザが指定した機能に応じて内部にて処理した後、吹出口4から吹き出すようになっている。
さらに、空気調和室内機1においては、空気の流通路の、ファン6の吹出口4側に、イオンを発生させるイオン発生装置10が設けられている。したがって、吸込口3から吸い込まれた空気は、ファン6が形成した空気の流れに従い、イオン発生装置10が発生させたイオンを含んだ状態で、吹出口4から空気調和室内機1の外部へと吹き出される。
図2の(a)は、空気調和室内機1が備えるイオン発生装置10の外観を示す斜視図である。図2の(b)は、図2の(a)に示したイオン発生装置10からカバー13を取り外した状態を示す斜視図である。
図2の(b)に示すように、イオン発生装置10は、正極11および負極12をそれぞれ2つずつ備える。イオン発生装置10は、正極11と負極12との間で生じる放電により、イオンを発生させる。詳細には、イオン発生装置10は、正極11および負極12の間で放電を生じさせるための電気回路(不図示)が収納された筐体19を備える。正極11および負極12は、上記電気回路に接続されており、筐体19から突出している。
なお、イオン発生装置10は、1以上の正極と1以上の負極とを備えていればよい。したがって、イオン発生装置10が備える正極11および負極12の数は、上述した2つずつに限定されない。
また、イオン発生装置10は、正極11および負極12を覆うカバー13を備える。カバー13は、電気機器に設定された安全基準を満たすために、正極11および負極12にユーザの指などが接触しないように正極11および負極12を覆う。具体的には、カバー13は正極11および負極12を、当該正極11および負極12から例えば10mm以上離れた位置で覆う。
本実施形態のカバー13は、格子状の形状を有する。したがって、空気はカバー13を通過することができる。一方、ユーザの指などは、カバー13によって正極11および負極12への接触を阻まれる。なお、カバー13の形状は、空気を通過させ、かつユーザの指などの正極11および負極12への接触を防止できる形状であれば、格子状に限定されず、例えば網目状などであってもよい。
図2の(a)に示すように、カバー13は、正極側カバー部131(正極カバー)および負極側カバー部132(負極カバー)を有する。正極側カバー部131は正極11を覆い、負極側カバー部132は負極12を覆う。
上述したとおり、イオン発生装置10は、空気調和室内機1の、空気の流通路内に設けられている。このため、カバー13も上記流通路内に存在する。上記流通路を流れる空気は、カバー13を通過し、正極11または負極12の近傍を通過し、さらにカバー13を再度通過する。
図3は、イオン発生装置10が備えるカバー13の概略を示す図である。図3に示すように、カバー13においては、正極側カバー部131と負極側カバー部132とが一体に形成されている。カバー13は、例えば異材質成形により形成される。
負極側カバー部132を形成する樹脂材料は、正極側カバー部131を形成する樹脂材料よりも負に帯電しやすい。本実施形態では、正極側カバー部131の材料は、ABS(Acrylonitrile Butadiene Styrene)である。一方、負極側カバー部132の材料は、PP(Poly Propylene)である。
また、筐体19についても同様に、負極12の近傍の部分を形成する樹脂材料は、正極11を形成する樹脂材料よりも負に帯電しやすい。例えば正極11の近傍の部分を形成する樹脂材料はABSであってよく、負極12の近傍の部分を形成する樹脂材料はPPであってよい。
一般的な樹脂材料の中で、ABSは正に帯電しやすく、PPは負に帯電しやすい。このため、イオン発生装置10がイオンを発生させる場合、正極側カバー部131は正に帯電し、負極側カバー部132は負に帯電する。正極側カバー部131および負極側カバー部132の中間部は、正および負のいずれにもほとんど帯電しない。
正極側カバー部131および負極側カバー部132の材料は、上述した例に限定されない。一般に広く使用されている樹脂材料について、正への帯電のしやすさは、ABS>PET(Poly Ethylene Terephthalate)>PS(Poly Styrene)>PE(Poly Ethylene)>PP>PVC(Poly Vinyl Chloride)である。負への帯電のしやすさは、正への帯電のしやすさの逆である。
正極側カバー部131の材料は、例えば上述した樹脂材料のうち、ABS、PETまたはPSであってよい。また、負極側カバー部132の材料は、例えば上述した樹脂材料のうち、PE、PPまたはPVCであってよい。
なお、上述したとおり、PPよりもPVCの方が負に帯電しやすい。しかし、PPは、PVCと比較して、価格が安く、かつ加工しやすいという長所がある。このため、本実施形態では負極側カバー部132の材料をPVCではなくPPとしている。
従来のイオン発生装置においては、正極および負極を覆うカバーは、例えばABSで全体を形成されていた。上述したとおり、ABSは正に帯電しやすい。このようなイオン発生装置においては、カバーは正極の近傍で正に強く帯電し、負極の近傍で負に弱く帯電する。その結果、カバーは全体としては正に帯電することとなる。このため、従来のイオン発生装置においては、カバー全体での正の帯電の影響により、負極から発生する負イオンの量が減少する場合があった。
また、正極から発生する正イオンの量は、負極から発生する負イオンの量と連動する。すなわち、負極から発生する負イオンの量が減少した場合、正極から発生する正イオンの量も併せて減少する。したがって、従来のイオン発生装置においては、上記の帯電の影響により、負イオンおよび正イオンの両方が減少する場合があった。ただし、上述したイオンの減少は、ABSで全体を形成されたカバーを用いた従来のイオン発生装置において一様に発生するものではなく、カバーの個体ごとに減少の有無および程度に相違が存在していた。
また、従来のイオン発生装置においては、同一個体のカバーを用いた場合であっても、日によってイオンの発生量が異なる場合もあった。これは、空気の温湿度などの、環境条件の相違に起因しているものと考えられる。
本願発明者は、正極側カバー部131および負極側カバー部132のそれぞれを、対応する電極の極性と同じ極性に帯電しやすい材料で形成することで、(i)イオンの発生量を増加させ、かつ(ii)カバー13の個体差および環境条件に起因するイオンの発生量のバラツキを低減できることを見出した。本実施形態においては、正極側カバー部131をABSにより形成し、負極側カバー部132をPPにより形成することで、イオンの発生量を増加させ、カバー13の個体差および環境条件に対するイオンの発生量のバラツキを低減できる。
なお、本発明の一態様においては、筐体19については単一の樹脂材料で形成されていてもよい。例えば、筐体19の全体がABSで形成されていてもよい。
〔実施形態2〕
本発明の他の実施形態について、以下に説明する。本実施形態では、カバー13とは異なる構成を有するカバー14を備えるイオン発生装置について説明する。
本発明の他の実施形態について、以下に説明する。本実施形態では、カバー13とは異なる構成を有するカバー14を備えるイオン発生装置について説明する。
図4は、本実施形態に係るイオン発生装置が備えるカバー14の概略を示す図である。図4に示すように、カバー14は、正極側カバー部141、負極側カバー部142および連結部143(絶縁体)を備える。カバー14において、正極側カバー部141および負極側カバー部142は、連結部143(絶縁体)を介して連結されている。カバー14は、例えばカバー13などと同様に異材質成形により一体に形成される。
正極側カバー部141の材料は、上述した正極側カバー部131の材料と同様であり、例えばABSである。また、負極側カバー部142の材料は、上述した負極側カバー部132の材料と同様であり、例えばPPである。
連結部143は、正極側カバー部141の材料および負極側カバー部142の材料のいずれとも異なる材料で形成される。連結部143は、例えばゴムまたはPVCなどの、高い絶縁性を有する材料によって形成される。
このため、カバー14においては、正極側カバー部141および負極側カバー部142の一方の帯電が他方に与える影響が、カバー13における当該影響と比較して小さい。したがって、正極側カバー部141および負極側カバー部142はそれぞれ、正極側カバー部131および負極側カバー部132と比較して、正または負に強く帯電する。正極側カバー部141および負極側カバー部142の帯電の度合いが強まると、イオン発生装置が発生させるイオンの量が増大する。
したがって、本実施形態に係るイオン発生装置は、カバー14を備えることで、実施形態1のイオン発生装置10よりもさらに多くのイオンを発生させることができる。
〔実施形態3〕
本発明の他の実施形態について、以下に説明する。本実施形態では、カバー13および14と異なる構成を有するカバー15を備えるイオン発生装置について説明する。
本発明の他の実施形態について、以下に説明する。本実施形態では、カバー13および14と異なる構成を有するカバー15を備えるイオン発生装置について説明する。
図5は、本実施形態に係るイオン発生装置が備えるカバー15の概略を示す図である。図5に示すように、カバー15は、正極側カバー部151および負極側カバー部152を備える。
カバー15においては、正極側カバー部151および負極側カバー部152は、別個に形成されている。正極側カバー部151の材料は、上述した正極側カバー部131などの材料と同様であり、例えばABSである。また、負極側カバー部152の材料は、上述した負極側カバー部132などの材料と同様であり、例えばPPである。
正極側カバー部151および負極側カバー部152は、例えば互いに嵌め合うことが可能な形状(不図示)を有していてもよい。または、正極側カバー部151および負極側カバー部152は、例えば超音波などにより互いに接合されてもよい。
このようなカバー15を備えるイオン発生装置も、本発明の一態様に含まれる。
特に、正極側カバー部151および負極側カバー部152を互いに嵌め合う場合には、正極側カバー部151および負極側カバー部152を低コストで容易に連結させることができる。また、この場合には、正極側カバー部151と負極側カバー部152とを必要に応じて容易に分離させることができる。このため、例えばカバー15を廃棄する場合に、樹脂の種類ごとに分別して処理することが容易である。
また、正極側カバー部151および負極側カバー部152を互いに嵌め合う場合には、図5に示すように、正極側カバー部151および負極側カバー部152が互いに密着しない。この場合、正極側カバー部151と負極側カバー部152との間の隙間が絶縁層として機能する。このため、カバー15においては、正極側カバー部151および負極側カバー部152の一方の帯電が他方に与える影響が、例えば正極側カバー部131および負極側カバー部132における当該影響と比較して小さい。したがって、正極側カバー部151および負極側カバー部152のそれぞれが対応する電極の極性に帯電しやすくなり、イオンの発生量を増加させることができる。
〔まとめ〕
本発明の態様1に係るイオン発生装置(10)は、1以上の正極(11)と1以上の負極(12)とを備え、イオンを発生させるイオン発生装置であって、前記正極を覆う正極カバー(正極側カバー部131、141、151)と、前記負極を覆う負極カバー(負極側カバー部132、142、152)とを備え、前記正極カバーおよび前記負極カバーは、互いに異なる種類の樹脂材料により形成され、前記負極カバーを形成する樹脂材料は、前記正極カバーを形成する樹脂材料よりも負に帯電しやすい。
本発明の態様1に係るイオン発生装置(10)は、1以上の正極(11)と1以上の負極(12)とを備え、イオンを発生させるイオン発生装置であって、前記正極を覆う正極カバー(正極側カバー部131、141、151)と、前記負極を覆う負極カバー(負極側カバー部132、142、152)とを備え、前記正極カバーおよび前記負極カバーは、互いに異なる種類の樹脂材料により形成され、前記負極カバーを形成する樹脂材料は、前記正極カバーを形成する樹脂材料よりも負に帯電しやすい。
上記の構成によれば、イオン発生装置において、正極および負極はそれぞれ、いずれも樹脂材料で形成された正極カバーおよび負極カバーに覆われる。正極カバーは、負極カバーを形成する樹脂材料よりも正に帯電しやすい樹脂材料で形成される。
したがって、正極カバーおよび負極カバーは、対応する電極の極性と同じ極性に帯電するため、イオンの発生を阻害しない。したがって、イオン発生装置は、効率よくイオンを発生させることができる。
本発明の態様2に係るイオン発生装置は、上記態様1において、前記正極カバーの材料はABS(Acrylonitrile Butadiene Styrene)であり、前記負極カバーの材料はPP(Poly Propylene)であってもよい。
上記の構成によれば、正極カバーおよび負極カバーを、それぞれ好適な材料で形成することができる。
本発明の態様3に係るイオン発生装置は、上記態様1または2において、前記正極カバー(正極側カバー部131)および前記負極カバー(負極側カバー部132)は、一体に形成されていてもよい。
上記の構成によれば、正極カバーおよび負極カバーが分離しないため、イオン発生器の組み立て時などにおける正極カバーおよび負極カバーの取り扱いが容易になる。
本発明の態様4に係るイオン発生装置は、上記態様3において、前記正極カバー(正極側カバー部141)および前記負極カバー(負極側カバー部142)は、絶縁体(連結部143)を介して連結されていてもよい。
上記の構成によれば、正極カバーおよび負極カバーの一方における帯電が、他方に与える影響が小さくなる。このため、正極カバーおよび負極カバーがそれぞれ、絶縁体を介さずに連結される場合と比較して、正または負に強く帯電する。したがって、イオンの発生量を増加させることができる。
本発明の態様5に係るイオン発生装置は、上記態様1または2において、前記正極カバー(正極側カバー部151)および前記負極カバー(負極側カバー部152)は、別個に形成されていてもよい。
上記の構成によれば、態様4と同様の効果を奏する。
本発明の態様6に係る電気機器(空気調和室内機1)は、上記態様1から5のいずれかのイオン発生装置を備える。
上記の構成によれば、態様1と同様の効果を奏する。
本発明の一態様は上述した各実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の一態様の技術的範囲に含まれる。さらに、各実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を組み合わせることにより、新しい技術的特徴を形成することができる。
1 空気調和室内機(電気機器)
10 イオン発生装置
11 正極
12 負極
131、141、151 正極側カバー部(正極カバー)
132、142、152 負極側カバー部(負極カバー)
143 連結部(絶縁体)
10 イオン発生装置
11 正極
12 負極
131、141、151 正極側カバー部(正極カバー)
132、142、152 負極側カバー部(負極カバー)
143 連結部(絶縁体)
Claims (6)
- 1以上の正極と1以上の負極とを備え、イオンを発生させるイオン発生装置であって、
前記正極を覆う正極カバーと、前記負極を覆う負極カバーとを備え、
前記正極カバーおよび前記負極カバーは、互いに異なる種類の樹脂材料により形成され、
前記負極カバーを形成する樹脂材料は、前記正極カバーを形成する樹脂材料よりも負に帯電しやすいことを特徴とするイオン発生装置。 - 前記正極カバーおよび前記負極カバーは、一体に形成されていることを特徴とする請求項1に記載のイオン発生装置。
- 前記正極カバーおよび前記負極カバーは、絶縁体を介して連結されていることを特徴とする請求項2に記載のイオン発生装置。
- 前記正極カバーおよび前記負極カバーは、別個に形成されていることを特徴とする請求項1に記載のイオン発生装置。
- 前記正極カバーの材料はABS(Acrylonitrile Butadiene Styrene)であり、前記負極カバーの材料はPP(Poly Propylene)であることを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載のイオン発生装置。
- 請求項1から5のいずれか1項に記載のイオン発生装置を備える電気機器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017166144A JP2019046591A (ja) | 2017-08-30 | 2017-08-30 | イオン発生装置および電気機器 |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN113587217A (zh) * | 2020-04-30 | 2021-11-02 | 大金工业株式会社 | 空调室内机及包括该空调室内机的空调器 |
-
2017
- 2017-08-30 JP JP2017166144A patent/JP2019046591A/ja active Pending
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