JP2019045224A - 検出装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】装置の複雑化を回避しつつ経時的な変動を抑制できる検出装置を提供すること。【解決手段】検出装置100は、投光窓81a越しにレーザー光L1を対象OBに照射し、対象OBからの反射光であるレーザー光L2を検出して計測情報を生成する制御部91を備え、制御部91は、投光窓81aからの反射光L3の検出時間及び検出強度のいずれか一方に基づいて、計測情報を構成する信号値に関して補正動作を行う。【選択図】図1

Description

本発明は、レーザー光を対象に照射するとともに対象からの反射光を検出する検出装置に関する。
検出装置は、レーザー光で照明した対象からの反射光を検出することによって、対象までの距離その他の計測値を生成する。特に対象までの距離を測定して可視化する検出装置、つまり距離画像センサーでは、光源からの投光パルスが対象物で反射され受光パルスとしてセンサーに入射するまでの光の伝搬時間に基づいて対象物までの距離の2次元分布を算出する。このような距離画像センサー又は測距装置では、長時間の使用によって投受光系を構成する素子が劣化し、或いは使用環境が変化することで、信号レベルが変動して距離算出値が変動し又はばらつくという問題がある。
距離画像センサーの一例として、測距用のレーザー光を透過させる透過板の内側での反射光を受ける追加の受光素子をレーザー光の走査角度範囲外に対応する位置に設けた走査型レーザーレーダーが存在する(特許文献1)。この装置では、走査角度範囲外に首振りされたレーザー光が透過板で反射されて上記受光素子に入射し、前方物体警戒の空き時間において投光器の状態を診断できるようにしている。
距離画像センサーの別の例として、測距用のレーザー光を透過させる透過板の一部に反射板を設け、対象物及び反射板からの反射光を受光部で受けられるようにしたレーザーレンジファインダーが存在する(特許文献2)。この装置では、受光部が反射光を受光したタイミングを用いて対象物の方向の算出を行えるようにしている。
しかし、特許文献1の装置では、投光器の状態を診断するための受光素子を受光器とは別に設ける必要があり、装置が複雑化するだけでなく、受光素子の経時劣化も問題となる。さらに、走査角度範囲外の計測では、走査角度範囲内の状態が必ずしも反映されない。さらに、投光器の状態の診断だけでは、正常な動作を長期間継続することにならない。
また、特許文献2の装置では、反射板を利用して対象物の方向を算出するだけであり、投光器の経時劣化に対処することができない。
特開平10−31064号公報 特開2016−33482号公報
本発明は、上記背景技術に鑑みてなされたものであり、装置の複雑化を回避しつつ経時的な変動を抑制できる検出装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明に係る検出装置は、投光窓越しにレーザー光を対象に照射し、対象からの反射光を検出して計測情報を生成する制御部を備え、制御部は、投光窓からの反射光の検出時間及び検出強度のいずれか一方に基づいて、計測情報を構成する信号値に関して補正動作を行う。
上記物体検知システムによれば、制御部が、投光窓からの反射光の検出時間及び検出強度のいずれか一方に基づいて、計測情報を構成する信号値に関して補正動作を行うので、レーザー光を対象に照射する投光部や、対象からの反射光を検出する受光部の経時劣化を補償するような信号値の補正動作が可能になり、経時的な変動を抑制した計測が可能になる。
本発明の具体的な側面によれば、上記検出装置において、制御部は、レーザー光の伝搬時間により対象までの距離値を計測情報として算出し、補正動作として、距離値に関して補正動作を行う。この場合、経時的な変動を抑制した距離計測が可能になる。
本発明の別の側面によれば、制御部は、投光窓からの反射光の検出時間及び当該検出時間に対応する距離値のいずれか一方を基準として、対象からの反射光の検出時間から補正された距離値を得る。この場合、投光窓からの反射光の検出時間の変動を相殺するような距離計測が可能になる。
本発明のさらに別の側面によれば、制御部は、投光窓からの反射光の検出時間又は当該検出時間に対応する距離値の初期値を基準として、実測に際して得た投光窓からの反射光の検出時間に対応する第1値と対象からの反射光の検出時間に対応する第2値との相対比から、対象までの補正された距離値を算出する。
本発明のさらに別の側面によれば、制御部は、対象からの反射光の検出時間又は当該検出時間から得た距離値から、投光窓からの反射光の検出時間の遅延量又は当該遅延量から得た距離差を減算することによって、対象までの補正された距離値を算出する。
本発明のさらに別の側面によれば、制御部は、距離値に関する補正動作として、投光窓からの反射光の検出強度を維持するように、レーザー光の出力強度及び反射光の検出ゲインのいずれか一方を調整する。この場合、投光窓からの反射光の検出強度を一定にするような信号レベルの維持が可能になり、計測状態の維持によって信頼性を高めることができる。
本発明のさらに別の側面によれば、制御部は、投光窓からの反射光の検出時間の遅延量が所定の許容範囲内にあるとき、投光窓からの反射光の検出時間に基づいて、距離値に関する補正動作を行う。この場合、レーザー光を対象に照射する投光部の負担や、対象からの反射光を検出する受光部の負担を低減した動作が可能になる。
本発明のさらに別の側面によれば、制御部は、投光窓からの反射光の検出時間の遅延量が所定の許容範囲を越えたとき、投光窓からの反射光の検出強度に基づいて、距離値に関する補正動作を行う。この場合、信号レベルの維持によって計測精度を高めることができる。
本発明に係る一実施形態の検出装置の構造を概念的に説明するブロック図である。 (A)は、第1の補正動作を説明するための図であり、(B)は、第2の補正動作を説明するための図である。 (A)は、第3の補正動作を説明するための図であり、(B)は、第4の補正動作を説明するための図である。 図2(A)等に示す第1の補正動作に対応する動作例を説明するフローチャートである。 (A)及び(B)は、図2(B)等に示す第2の補正動作に対応する動作例を説明するフローチャートである。 (A)及び(B)は、第3の補正動作に対応する動作例を説明するフローチャートである。 第4の補正動作に対応する動作例を説明するフローチャートある。 複合的な動作例を説明する図である。
図1を参照して、本発明の一実施形態である検出装置について説明する。検出装置100は、距離検出装置であり、レーザー光を投光する投光部10と、レーザー光を受光する受光部20と、レーザー光を投受光に際して走査する2次元走査デバイス30と、レーザー光の検出タイミングを計測する計時部40と、レーザー光の検出タイミングに基づいて対象OBまでの距離を算出するとともに当該距離を補正する補正部50と、対象OBまでの距離について補正値の判定を行う距離判定部60と、各部の動作状態を制御する駆動制御部70と、全体を収納するケース81とを備える。ここで、補正部50と、距離判定部60と、駆動制御部70とは、検出装置100の距離検出動作を制御する制御部91を構成する。
投光部10は、赤外その他の波長域に設定された所定波長を有するレーザー光L1を発光する発光素子11と駆動回路12とを有しており、レーザー光L1を所望のタイミングで射出させることができる。なお、駆動回路12は、駆動制御部70の制御下でレーザー出力の調整を可能にする。
受光部20は、検出装置100の前方に存在する物体である対象OBで反射された戻り光であるレーザー光L2が入射する受光素子21と駆動回路22とを有しており、レーザー光L2の入射に対応するタイミングでレーザー光L2の強度に対応する検出信号を出力する。なお、駆動回路22は、受光素子21による検出信号を増幅する受信アンプを有し、駆動制御部70の制御下で検出ゲインの調整を可能にする。
2次元走査デバイス30は、投光部10から射出されたレーザー光L1を反射する際に2次元的に走査する。2次元走査デバイス30で反射されたレーザー光L1は、ケース81の投光窓81a越しに対象OBを照明し、対象OBで反射され逆行してきたレーザー光L2は、2次元走査デバイス30で再度反射されて受光部20に入射する。なお、照明用のレーザー光L1と戻り光であるレーザー光L2とは、2次元走査デバイス30に付随して設けられたビームスプリッター(不図示)によって分岐される。
計時部40は、受光部20から出力される受信信号を検出するためのコンパレーターその他の信号検出回路等を有する。この計時部40により、対象OBで反射されたレーザー光L2の受光タイミングを検出することができ、これと投光部10に出力するトリガー信号から得たレーザー光L1の投光タイミングとの差分から、投光から受光までの時間差を計測することができる。或いは、レーザー光L2の受光タイミングと、投光部10に設けた発光モニター(不図示)によって検出されるレーザー光L1の投光タイミングとの差分から、投光から受光までの時間差(検出時間)を計測することができる。この時間差は、デジタルデータとして、補正部50、駆動制御部70等に出力される。なお、投光窓81aからの反射光L3が検出される場合、反射光L3の受光タイミングとレーザー光L1の投光タイミングとの差分を検出することもできる。
補正部50は、投光窓81aからの反射光L3(つまり、投光用のレーザー光L1のうち投光窓81aを透過しないで投光窓81aで反射されたレーザー光)を利用して、対象OBまでの距離値について補正したものを得る。補正部50は、投光窓81aからの反射光L3の検出時間及び当該検出時間から得た距離値のいずれか一方を基準として、対象OBからの反射光であるレーザー光L2の検出時間から補正された距離値を得る。このため、補正部50は、第1の手法又は補正動作を実行する第1補正処理部51と、第2の手法又は補正動作を実行する第2補正処理部52とを有する。具体的には、第1補正処理部51は、投光窓81aからの反射光L3の検出時間又は当該検出時間から得た距離値の初期値を基準として、実測に際して得た投光窓81aからの反射光L3の検出時間に対応する第1値と対象OBからの反射光(レーザー光L2)の検出時間に対応する第2値との相対比から、対象OBまでの補正された距離値を算出する。また、第2補正処理部52は、対象OBからの反射光(レーザー光L2)の検出時間又は当該検出時間から得た距離値から、投光窓81aからの反射光L3の検出時間の遅延量又は当該遅延量から得た距離差を減算することによって、対象OBまでの補正された距離値を算出する。なお、補正部50は、個別の回路を前提とするハードウェアであってもよいが、制御部91で実行されるプログラムによって実現されるソフトウェアによって実現されるものであってもよい。
距離判定部60は、外部に出力すべき距離値を判定する部分である。具体的には、距離判定部60は、駆動制御部70からの指示に従って第1補正処理部51から出力された距離値と、第2補正処理部52から出力された距離値とのうち、いずれの距離値を外部に出力すべきかを判定する。
駆動制御部70は、投光部10の駆動回路12に対して制御信号を出力することで、レーザー光L1の射出タイミングを制御するだけでなく、レーザー光L1の出力を増減調整できる。駆動制御部70は、受光部20の駆動回路22に対して制御信号を出力することで、レーザー光L2の検出信号に対する増幅率を増減調整できる。駆動制御部70は、投光部10、受光部20、及び駆動制御部70から情報を取り込んでおり、レーザー光L1の射出時間や波形をモニタリングするとともに、レーザー光(レーザー光L2又は反射光L3)の入射時間や波形をモニタリングする。さらに、駆動制御部70は、距離判定部60に判定に関連する情報を出力するとともに、判定結果をモニタリングすることができる。
なお、上位システム200は、検出装置100の駆動制御部70等と通信可能であり、検出装置100に電力を供給する。上位システム200は、検出装置100の動作状態を監視しており、距離判定部60から距離値を受け取る。
図2(A)は、第1補正処理部51による第1の補正動作を概念的に説明する図である。検出信号SAは、レーザー光L1の投光パルスについて射出タイミング及び波形を示しており、検出信号SBは、レーザー光L2の受光パルスについて入射タイミング及び波形を示しており、検出信号SCは、投光窓81aからの反射光L3に対応する窓反射について入射タイミング及び波形を示している。これらの検出信号SA,SB,SCは、経時的に信号レベルが低下する傾向にあり、例えば当初点線で示す波形であったものが、実線で示す波形に変化する。この結果、検出信号SA,SB,SCの立ち上がりをコンパレーターで検出するため閾値TL(実際には、検出信号SA,SB,SCごとに閾値が異なるが、図面では説明の便宜上閾値を一致させている)を設定している場合、立ち上がり時刻つまり時間t0,t1,t2も変化する。ここで、時間t1は、投光窓81aまでの光の往復時間であり、時間t2は、対象OBまでの光の往復時間である。具体的には、投光パルスの検出信号SAの立ち上がりから窓反射の検出信号SCの立ち上がりまでの補正基準時間t_adjust=t1−t0は、当初の補正基準時間t_adjust0に比較して時間の経過とともに徐々に増加する。また、投光パルスの検出信号SAの立ち上がりから受光パルスの検出信号SBの立ち上がりまでの測定対象時間t_target=t2−t0は、当初の測定対象時間t_target0に比較して時間の経過とともに徐々に増加する。したがって、補正基準時間(第1値)t_adjustを基準として測定対象時間(第2値)t_targetを評価すれば、測定対象時間(信号値)t_targetの経時的変化の影響を抑えた距離測定が可能になると考えられる。具体的には、対象OBまでの補正された対象距離Lは、測定対象時間t_targetと補正基準時間t_adjustとの相対比を利用して、
L=(t_target/t_adjust)×L0
で与えられる。ここで、値L0は、発光素子11から投光窓81aまでの物理的距離の初期値を示し、実測によって得られる。対象距離L0は、投光窓81aからの反射光L3の検出時間から得た距離値の半分の初期値に対応する。なお、投光パルスの検出信号SAの時間ズレΔは、図中で比較的大きなものとして示されているが、投光パルスのパルス幅が狭いこともあって、実用的には無視できる程度に小さい。
以上では、補正基準時間t_adjustを基準として測定対象時間t_targetを評価したが、補正基準時間から算出される距離値を基準として測定対象時間t_targetから算出される距離値を評価してもよい。この場合、補正された対象距離Lは、
L=(l_target/l_adjust)×L0
で与えられる。ここで、光速をcとして、補正前の測定対象距離の値l_targetは、l_target=c×t_targetで与えられ、窓往復距離の値l_adjustは、l_adjust=c×t_adjustで与えられる。
図2(B)は、第2補正処理部52による第2の補正動作を概念的に説明する図である。この場合、投光窓81aからの反射光L3に対応する窓反射について検出時間の遅延量t_dffを求め、測定対象時間t_targetの変動t'_dffを上記遅延量t_dffで近似的に補正すれば、測定対象時間(信号値)t_targetの経時的変化の影響を抑えた距離測定が可能になると考えられる。具体的には、補正された対象OBまでの対象距離Lは、
L=(l_target−Δl_adjust)/2
で与えられる。ここで、光速をcとして、補正前の測定対象距離の値l_targetは、l_target=c×t_targetで与えられ、距離差又は変動分の値Δl_adjustは、Δl_adjust=c×t_dffで与えられ、検出時間の遅延量の値t_dffは、増加した場合が正であり、t_dff=t_adjust−t_adjust0で与えられる。
以上では、測定対象距離l_targetを検出時間の遅延量t_dffから得た距離差又は距離修正量l_adjustで補正したが、測定対象時間t_targetに対して検出時間の遅延量t_dffによる補正を行った後に、この補正された測定対象時間に対して距離値を計算してもよい。
図3(A)は、発光素子11及び駆動回路12を利用した第3の補正動作を概念的に説明する図である。計時部40に入力される投光パルスに対応する検出信号SAと、受光パルスに対応する検出信号SBと、窓反射に対応する検出信号SCとは、補正動作が行われる前に一点鎖線で示すように信号レベルが低下していた状態から、補正動作によって実線で示すように信号レベルが復帰した状態に戻っている。具体的な手法について説明すると、駆動制御部70は、駆動回路12に制御信号を出力し、発光素子11から射出されるレーザー光L1の出力強度を適宜上昇させるように調整する。この際、駆動制御部70は、投光窓81aからの反射光L3の信号波高値Vt又は検出強度を計時部40を介して間接的にチェックし、或いは受光部20の駆動回路22を介して直接的にチェックしており、反射光L3の信号波高値Vt又は検出強度が初期値である基準波高値V0に戻るようにレーザー光L1の出力強度を上昇させる。この結果、経時的に増加していた測定対象時間(信号値)tx_targetが補正処理が施された測定対象時間t_targetに修正される。以上において、反射光L3の信号波高値Vtのチェックは、画素単位で行わないで、中央その他の特定領域の1つ又は複数の画素について行うことができ、複数の画素からの信号波高値のチェックを行う場合、平均化その他の統計的な処理を行うことができる。
図3(B)は、受光素子21及び駆動回路22を利用した第4の補正動作を概念的に説明する図である。計時部40に入力される受光パルスに対応する検出信号SBと、窓反射に対応する検出信号SCとは、補正動作が行われる前に一点鎖線で示すように信号レベルが低下していた状態から、補正動作によって実線で示すように信号レベルが復帰した状態に戻っている。具体的な手法について説明すると、駆動制御部70は、駆動回路22に制御信号を出力し、受光部20による反射光L3の検出ゲインを適宜上昇させるように調整する。この際、駆動制御部70は、投光窓81aからの反射光L3の信号波高値Vt又は検出強度を計時部40を介して間接的にチェックし、或いは受光部20の駆動回路22を介して直接的にチェックしており、反射光L3の信号波高値Vt又は検出強度が初期値である基準波高値V0に戻るように反射光L3の検出ゲインを上昇させる。この結果、経時的に増加していた測定対象時間(信号値)tx_targetが補正処理が施された測定対象時間t_targetに修正される。以上において、反射光L3の信号波高値Vtのチェックは、画素単位で行わないで、中央その他の特定領域の1つ又は複数の画素について行うことができ、複数の画素からの信号波高値のチェックを行う場合、平均化その他の統計的な処理を行うことができる。なお、以上の例では投光パルスの検出についてゲイン調整を行っていないが、投光パルスの検出についても、受光部20と同様にゲイン調整を行うことができる。ただし、投光パルスの検出信号SAについては、時間ズレが比較的小さく、投光パルスの検出についてゲイン調整を行う必要性は低い。
図4を参照して、第1の補正動作について具体的に説明する。まず、制御部91又は駆動制御部70は、計時部40を利用して、投光パルスの検出信号SAに対応する立ち上がり時間t0を取り込み(ステップS11)、投光窓81aによる窓反射の検出信号SCに対応する立ち上がり時間t1を取り込み(ステップS12)、さらに、測定の対象OBによる受光パルスの検出信号SBに対応する立ち上がり時間t2を取り込む(ステップS13)。その後、補正部50の第1補正処理部51は、ステップS12で得た立ち上がり時間t1と、ステップS11で得た立ち上がり時間t0との差として、補正基準時間(第1値)t_adjustを計算する(ステップS14)。次に、第1補正処理部51は、ステップS13で得た立ち上がり時間t2と、ステップS11で得た立ち上がり時間t0との差として、測定対象時間(第2値)t_targetを計算する(ステップS15)。次に、第1補正処理部51は、補正基準時間t_adjustから窓往復距離(第1値)l_adjustを計算するとともに、補正前の測定対象時間t_targetから補正前の測定対象距離(第2値)l_targetを計算する(ステップS16)。最後に、第1補正処理部51は、補正処理を完結する処理として、対象OBまでの対象距離L=(l_target/l_adjust)×L0を計算する(ステップS17)。
図5(A)及び5(B)を参照して、第2の補正動作について具体的に説明する。図5(A)に示すように、制御部91は、事前の測定又は初回の処理として、計時部40を利用して、投光パルスの検出信号SAに対応する立ち上がり時間t0を取り込むとともに(ステップS21)、投光窓81aによる窓反射の検出信号SCに対応する立ち上がり時間t1を取り込む(ステップS22)。その後、補正部50の第2補正処理部52は、ステップS12で得た立ち上がり時間t1と、ステップS11で得た立ち上がり時間t0との差として、初期補正基準時間t_adjust0を計算する(ステップS23)。
図5(B)に示すように、制御部91又は駆動制御部70は、本測定又は実測として、計時部40を利用して、投光パルスの検出信号SAに対応する立ち上がり時間t0を取り込み(ステップS31)、投光窓81aによる窓反射の検出信号SCに対応する立ち上がり時間t1を取り込み(ステップS32)、さらに、測定の対象OBによる受光パルスの検出信号SBに対応する立ち上がり時間t2を取り込む(ステップS33)。その後、補正部50の第2補正処理部52は、ステップS32で得た立ち上がり時間t1と、ステップS31で得た立ち上がり時間t0との差として、補正基準時間t_adjustを計算する(ステップS34)。次に、第2補正処理部52は、ステップS34で得た補正基準時間t_adjustと、ステップS23で予め取得している初期補正基準時間t_adjust0との差として、窓反射の検出時間の差分又は遅延量t_dffを計算する(ステップS35)。次に、第2補正処理部52は、ステップS33で得た立ち上がり時間t2と、ステップS31で得た立ち上がり時間t0との差として、測定対象時間t_targetを計算する(ステップS36)。その後、第2補正処理部52は、差分又は遅延量t_dffから距離差又は変動分Δl_adjustを計算するとともに、補正前の測定対象時間t_targetから補正前の測定対象距離l_targetを計算する(ステップS37)。最後に、第2補正処理部52は、補正処理を完結する処理として、対象OBまでの対象距離L=(l_target−Δl_adjust)/2を計算する(ステップS38)。
図6(A)及び6(B)を参照して、第3の補正動作について具体的に説明する。図6(A)に示すように、制御部91は、事前の測定又は初回の処理として、投光窓81aからの反射光L3の信号波高値又は検出強度を、計時部40を介して間接的に取得し、或いは受光部20の駆動回路22を介して直接的に取得する(ステップS41)。
図6(B)に示すように、制御部91は、その後の本測定又は実測として、投光窓81aからの反射光L3の信号波高値又は検出強度を、計時部40又は駆動回路22から取得する(ステップS51)。その後、制御部91は、測定対象時間を算出し(ステップS52)、測定対象時間から対象距離を計算する時間距離換算を行う(ステップS53)。測定対象時間は、補正を行っていない値t_targetであり、対象距離も、補正を行っていない値l_target又はl_target/2である。その後、制御部91は、投光窓81aからの反射光L3の信号波高値が変動した否かを確認する(ステップS54)。つまり、制御部91は、反射光L3の現在の信号波高値Vtと初回の信号波高値V0とを比較する。制御部91は、現在の信号波高値Vtが初回の信号波高値V0よりも小さい場合、レーザー光L1の出力強度を初期値に戻るように補償分だけ上昇させる(ステップS55)。制御部91は、現在の信号波高値Vtが初回の信号波高値V0よりも大きい場合、レーザー光L1の出力強度を初期値に戻るように補償分だけ減少させる(ステップS56)。
以上の動作では、反射光L3の信号波高値を取得した後(ステップS51)、測定対象時間の算出及び時間距離換算を行っているが(ステップS52,S53)、反射光L3の信号波高値を取得した後に出力強度を調整し(ステップS55,S56)、その後、測定対象時間を算出し時間距離換算を行ってもよい。
図7を参照して、第4の補正動作について具体的に説明する。なお、第4の補正動作でも、図6(A)と同様に、制御部91は、事前の測定又は初回の処理として、投光窓81aからの反射光L3の信号波高値又は検出強度を、計時部40又は駆動回路22から取得する。その後、制御部91は、本測定又は実測として、投光窓81aからの反射光L3の信号波高値又は検出強度を、計時部40又は駆動回路22から取得する(ステップS51)。その後、制御部91は、測定対象時間を算出し(ステップS52)、測定対象時間から対象距離を計算する時間距離換算を行う(ステップS53)。その後、制御部91は、投光窓81aからの反射光L3の信号波高値が変動した否かを確認する(ステップS54)。制御部91は、現在の信号波高値Vtが初回の信号波高値V0よりも小さい場合、反射光L3の信号波高値又は検出強度が維持され初期値に戻るように反射光L3の検出ゲイン(受信アンプの増幅率)を補償分だけ上昇させる(ステップS65)。制御部91は、現在の信号波高値Vtが初回の信号波高値V0よりも大きい場合、反射光L3の信号波高値又は検出強度が維持され初期値に戻るように反射光L3の検出ゲイン(受信アンプの増幅率)を補償分だけ減少させる(ステップS66)。
図8を参照して、複数の補正動作を複合させた補正動作について説明する。制御部91は、補正基準時間t_adjustが初期値t_adjust0から限度又は所定の許容範囲を超えて増減したか否かを確認する(ステップS81)。
補正基準時間t_adjustが初期値から所定の許容範囲を超えて増減していない場合、制御部91は、反射光L3を利用した経時補償動作を伴う対象距離の算出を行う(ステップS82)。すなわち、制御部91は、測定対象時間を算出するとともに得られた測定対象時間から対象距離を計算するが、かかる対象距離の算出に際して反射光L3を利用した経時補償動作を行う。経時補償動作の内容は、図4又は図5(B)に例示するものであり、ここでは説明を省略する。
一方、補正基準時間t_adjustが初期値から所定の許容範囲を超えて増減している場合(ステップS81でY)、レーザー光L1の出力変動がかなり大きくなったと考えられ、制御部91は、レーザー出力や受信アンプの検出ゲインの調整が限界に達したか否かを判断する(ステップS83)。レーザー出力や受信アンプの検出ゲインの調整が限界に達していない場合(ステップS83でN)、制御部91は、対象距離算出に際してレーザー出力の調整又は受信アンプの検出ゲインの調整を利用した経時補償動作を行う(ステップS84)。経時補償動作の内容は、図6(B)又は図7に例示するものであり、ここでは説明を省略する。なお、この動作では、レーザー出力や受信アンプの検出ゲインを調整した場合、一旦制御を終了し、検出動作を再開する。この検出動作では、直前にステップS84で実行された調整状態が維持される。一方、調整が限界に達している場合(ステップS83でY)、制御部91は、警告表示を行って処理を中断する。
以上で説明した実施形態の検出装置100では、制御部91が、投光窓81aからの反射光L3の検出時間及び検出強度のいずれか一方に基づいて、計測情報を構成する信号値(測定対象時間や測定対象距離)に関して補正動作を行うので、レーザー光L1を対象OBに照射する投光部10や、対象OBからの反射光又は戻り光であるレーザー光L2を検出する受光部20の経時劣化を補償するような信号値の補正動作が可能になり、経時的な変動を抑制した計測が可能になる。また、実施形態の検出装置100では、補正の基準となる信号を投光窓81aの反射光L3から得ているので、参照信号に対する専用の部品や処理が不要となって装置構造を簡潔なものとできる。また、実施形態の検出装置100では、補正の基準となる信号を投光窓81aの反射光L3から得ているので、視野を犠牲とする必要がなく、広い視野の維持が可能となる。また、実施形態の検出装置100では、反射光L3から得た補正基準時間t_adjust等を用いており、装置内の部品のバラツキによる測距性能の個体差が現れにくいものとなる。
以上の実施形態で説明された構造、形状、大きさ及び配置関係については、本発明を理解及び実施できる程度に概略的に示したものに過ぎない。したがたって、本発明は、説明された実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に示される技術的思想の範囲を逸脱しない限り様々な形態に変更することができる。
例えば、上記実施形態では、第1及び第2の補正動作に関しては、反射光L3が各画素ごとに存在するとして、経時的な補償動作を行っているが、反射光L3が一部の画素のみで得られる場合であっても、一部の画素で得られる反射光L3を基準に経時的な補償動作を行うことができる。例えば、画角の中央の画素のみで反射光L3が検出される場合、画角の周辺の画素では、中央の画素について得た反射光L3の変動を基準に対象距離の修正を行うことができる。
また、以上では、ケース81の投光窓81aが平坦性を有する面であることを前提としたが、投光窓81aは、ドーム状の湾曲面であってもよい。
また、以上では、検出装置100が測距装置である場合について説明しているが、検出装置100は、レーザー光を走査しつつレーザー光の投受光を行うものであれば、測距を行うものに限らない。この場合も、投光窓81aからの反射光L3を利用して較正を行うことができ、検出や計測の精度が経時的に劣化することを防止でき、検出動作の信頼性を高めることができる。
10…投光部、 11…発光素子、 12…駆動回路、 20…受光部、 21…受光素子、 22…駆動回路、 30…2次元走査デバイス、 40…計時部、 50…補正部、 51…第1補正処理部、 52…第2補正処理部、 60…距離判定部、 70…駆動制御部、 81…ケース、 81a…投光窓、 91…制御部、 100…検出装置、 200…上位システム、 L1…投光光(レーザー光)、 L2…戻り光(レーザー光)、 L3…投光窓からの反射光、 OB…対象、 SA,SB,SC…検出信号、 SB…検出信号

Claims (8)

  1. 投光窓越しにレーザー光を対象に照射し、対象からの反射光を検出して計測情報を生成する制御部を備え、
    前記制御部は、前記投光窓からの反射光の検出時間及び検出強度のいずれか一方に基づいて、前記計測情報を構成する信号値に関して補正動作を行う、検出装置。
  2. 前記制御部は、レーザー光の伝搬時間により対象までの距離値を前記計測情報として算出し、前記補正動作として、前記距離値に関して前記補正動作を行う、請求項1に記載の検出装置。
  3. 前記制御部は、前記投光窓からの反射光の検出時間及び当該検出時間に対応する距離値のいずれか一方を基準として、対象からの反射光の検出時間から補正された距離値を得る、請求項2に記載の検出装置。
  4. 前記制御部は、前記投光窓からの反射光の検出時間又は当該検出時間に対応する距離値の初期値を基準として、実測に際して得た前記投光窓からの反射光の検出時間に対応する第1値と対象からの反射光の検出時間に対応する第2値との相対比から、対象までの補正された距離値を算出する、請求項3に記載の検出装置。
  5. 前記制御部は、対象からの反射光の検出時間又は当該検出時間から得た距離値から、前記投光窓からの反射光の検出時間の遅延量又は当該遅延量から得た距離差を減算することによって、対象までの補正された距離値を算出する、請求項3に記載の検出装置。
  6. 前記制御部は、距離値に関する前記補正動作として、前記投光窓からの反射光の検出強度を維持するように、レーザー光の出力強度及び反射光の検出ゲインのいずれか一方を調整する、請求項1に記載の検出装置。
  7. 前記制御部は、前記投光窓からの反射光の検出時間の遅延量が所定の許容範囲内にあるとき、前記投光窓からの反射光の検出時間に基づいて、距離値に関する前記補正動作を行う、請求項2〜6のいずれか一項に記載の検出装置。
  8. 前記制御部は、前記投光窓からの反射光の検出時間の遅延量が所定の許容範囲を越えたとき、前記投光窓からの反射光の検出強度に基づいて、距離値に関する前記補正動作を行う、請求項2〜7のいずれか一項に記載の検出装置。
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