JP2019037342A - 呼気圧測定器 - Google Patents

呼気圧測定器 Download PDF

Info

Publication number
JP2019037342A
JP2019037342A JP2017159959A JP2017159959A JP2019037342A JP 2019037342 A JP2019037342 A JP 2019037342A JP 2017159959 A JP2017159959 A JP 2017159959A JP 2017159959 A JP2017159959 A JP 2017159959A JP 2019037342 A JP2019037342 A JP 2019037342A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
expiratory pressure
level
expiratory
measuring device
pressure level
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2017159959A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6295477B1 (ja
Inventor
丞 弓場
Tasuku Yuba
丞 弓場
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yuba Corp
Original Assignee
Yuba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yuba Corp filed Critical Yuba Corp
Priority to JP2017159959A priority Critical patent/JP6295477B1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6295477B1 publication Critical patent/JP6295477B1/ja
Priority to US16/109,212 priority patent/US10478093B2/en
Priority to CN201810966651.4A priority patent/CN109419510B/zh
Publication of JP2019037342A publication Critical patent/JP2019037342A/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B5/00Measuring for diagnostic purposes; Identification of persons
    • A61B5/08Detecting, measuring or recording devices for evaluating the respiratory organs
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B5/00Measuring for diagnostic purposes; Identification of persons
    • A61B5/08Detecting, measuring or recording devices for evaluating the respiratory organs
    • A61B5/0803Recording apparatus specially adapted therefor
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B5/00Measuring for diagnostic purposes; Identification of persons
    • A61B5/08Detecting, measuring or recording devices for evaluating the respiratory organs
    • A61B5/087Measuring breath flow
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A63SPORTS; GAMES; AMUSEMENTS
    • A63BAPPARATUS FOR PHYSICAL TRAINING, GYMNASTICS, SWIMMING, CLIMBING, OR FENCING; BALL GAMES; TRAINING EQUIPMENT
    • A63B23/00Exercising apparatus specially adapted for particular parts of the body
    • A63B23/18Exercising apparatus specially adapted for particular parts of the body for improving respiratory function
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A63SPORTS; GAMES; AMUSEMENTS
    • A63BAPPARATUS FOR PHYSICAL TRAINING, GYMNASTICS, SWIMMING, CLIMBING, OR FENCING; BALL GAMES; TRAINING EQUIPMENT
    • A63B71/00Games or sports accessories not covered in groups A63B1/00 - A63B69/00
    • A63B71/06Indicating or scoring devices for games or players, or for other sports activities
    • A63B71/0619Displays, user interfaces and indicating devices, specially adapted for sport equipment, e.g. display mounted on treadmills
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A63SPORTS; GAMES; AMUSEMENTS
    • A63BAPPARATUS FOR PHYSICAL TRAINING, GYMNASTICS, SWIMMING, CLIMBING, OR FENCING; BALL GAMES; TRAINING EQUIPMENT
    • A63B2220/00Measuring of physical parameters relating to sporting activity
    • A63B2220/50Force related parameters
    • A63B2220/56Pressure
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N33/00Investigating or analysing materials by specific methods not covered by groups G01N1/00 - G01N31/00
    • G01N33/48Biological material, e.g. blood, urine; Haemocytometers
    • G01N33/483Physical analysis of biological material
    • G01N33/497Physical analysis of biological material of gaseous biological material, e.g. breath

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Pulmonology (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Surgery (AREA)
  • Heart & Thoracic Surgery (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Biophysics (AREA)
  • Pathology (AREA)
  • Biomedical Technology (AREA)
  • Physiology (AREA)
  • Medical Informatics (AREA)
  • Molecular Biology (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • Physical Education & Sports Medicine (AREA)
  • Human Computer Interaction (AREA)
  • Measurement Of The Respiration, Hearing Ability, Form, And Blood Characteristics Of Living Organisms (AREA)
  • Toys (AREA)

Abstract

【課題】 利用目的に応じた呼気圧レベルを判定することを可能にする呼気圧測定器を提供する。【解決手段】 使用者の呼気の圧力を測定し、その測定結果から呼気の圧力に応じた呼気圧レベルを判定する呼気圧測定器1は、測定器本体部2と、使用者が呼気を吹き込む口吹部3とを備えている。測定器本体部2は、呼気圧レベルの閾値を示す閾値データを記憶し、圧力センサから検出される検出信号の呼気圧から呼気圧レベルを判定するマイコン27と、マイコン27に記憶されている閾値データを変更するために外部の記憶装置に接続するUSB端子24とを備えている。【選択図】 図1

Description

この発明は、健康促進や治療、トレーニング等のために呼気の圧力を測定する呼気圧測定器に関する。
例えば健康促進や治療等の目的、またはトレーニングとして呼吸訓練を行うために、従来、主に子供の玩具として使用されていた吹き戻しを利用することが知られている(例えば、特許文献1参照。)。この吹き戻しは、筒状の伸縮体(袋状部)の長手方向に沿って線状のバネ材が配設され、伸縮体の一端部に設けられた吹き込み部から空気を吹き込むと伸縮体が伸び、空気を吹き込まない状態では、バネ材の弾性力によって伸縮体が渦巻状に巻かれるものである。また、この吹き戻しを長期間繰り返し使用可能にするために、抗菌性の柔軟材料から形成された吹き口カバーを吹き込み部に着脱自在に備え、長期間の繰り返し使用によっても衛生状態を良好に保ち得るものである。
このような吹き戻しを利用した呼吸訓練は、例えば、医療分野においては、小児ぜんそくの予防や、肺がん患者、外科手術を受ける患者で術前術後の麻酔により呼吸機能が低下した患者、PM2.5等の環境汚染による慢性閉塞性肺疾患(COPD)等の呼吸機能障害患者等に対する呼吸訓練のために行われるものである。また、介護分野においては、高齢者や障害者による食事中の誤嚥防止または摂食嚥下リハビリテーションのために行われる。
また、美容分野においては、頬の筋肉を鍛えることによりほうれい線の発生を防止するために行われる。音楽分野においては、声楽家による呼吸法、発声法の訓練のために行われる。スポーツ分野においては、スポーツ吹き矢等、息を吹く力を上昇するためのトレーニングとして行われるものである。
ところで、このように多種多様な目的に利用可能な吹き戻しは、伸縮体を伸ばすのに要する吹く力(必要呼気力)に応じて複数段階のものが市販されている。例えば、呼吸器疾患の患者が治療のために吹き戻しを使用する場合は、その症状に応じて適した吹き戻しを使用する必要がある。そのため、使用者の必要呼気力を定量的に測定して客観的な測定結果を表示し、使用者の必要呼気力に適した吹き戻しを容易に判定することが可能な呼気判定器が知られている(例えば、特許文献2参照。)。
実用新案登録第3137944号公報 特許第6051479号公報
ところで、このような呼気判定器は、使用者の必要呼気力に適した吹き戻しが一度設定されると、変更できないものであった。例えば、医療分野に利用するため、複数種類の吹き戻しから使用者の症状に応じた適切なものを判定するためにこの呼気判定器が利用されるが、使用者の症状が改善し、再度適切な吹き戻しを判定しようとしても、この呼気判定器に設定されている範囲よりも必要呼気力が大きい場合、適切な吹き戻しの判定ができなくなり、他の呼気判定器を利用しなければならなかった。また、このような呼気判定器を他の利用目的で利用することはできなかった
そこでこの発明は、利用目的に応じた呼気圧レベルを判定することを可能にする呼気圧測定器を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、請求項1の発明は、使用者が口にくわえて呼気を吹き込む口吹部と、前記使用者が前記口吹部に吹き込んだ前記呼気の圧力を測定し、その測定結果から前記呼気の圧力に応じた呼気圧レベルを判定する測定器本体部と、を備えた呼気圧測定器であって、前記測定器本体部は、複数の前記呼気圧レベルの所定の閾値に基づき、前記測定結果から前記呼気圧レベルを判定する判定部を備え、前記閾値を変更可能である、ことを特徴とする。
請求項2の発明は、請求項1に記載の呼気圧測定器において、前記測定器本体部は、外部の記憶装置に記憶されている前記閾値を示す閾値データを取得することで前記閾値を変更可能である、ことを特徴とする。
請求項3の発明は、請求項1または2のいずれか1項に記載の呼気圧測定器において、前記測定器本体部には、前記口吹部から吹き込まれた呼気が吹き込まれることにより筒状で変形自在に形成された伸縮体が伸び、前記呼気が吹き込まれない状態では前記伸縮体が渦巻状に巻かれる吹き戻しが取り付けられる、ことを特徴とする。
請求項4の発明は、請求項1ないし3のいずれか1項に記載の呼気圧測定器において、前記測定器本体部は、前記呼気圧レベルを表示する表示部を備えた、ことを特徴とする。
請求項1の発明によれば、呼気圧測定器の測定器本体部は、複数の呼気圧レベルの所定の閾値に基づき、測定結果から呼気圧レベルを判定する判定部を備えている。そして、その閾値は変更可能である。そのため、呼気圧レベルを判定する閾値を、利用目的に応じた呼気圧レベルに設定することが可能になる。
請求項2の発明によれば、測定器本体部は、外部の記憶装置に記憶されている閾値データを取得することで閾値を変更可能であるため、呼気圧レベルを判定する閾値を、利用目的に応じた呼気圧レベルに容易に設定することが可能になる。
請求項3の発明によれば、測定器本体部に吹き戻しが取り付けられるので、呼気圧を測定するときに測定器本体部に吹き戻しを取り付けることにより、利用目的に応じた呼気圧の吹き戻しを判定することが可能になる。
請求項4の発明によれば、呼気圧レベルを表示する表示部を備えたため、使用者の呼気圧レベルを客観的に判定することが可能になる。
この発明の実施の形態に係る呼気圧測定器1の概略を示す平面図である。 図1の測定器本体部2の内部回路2Cを示す回路構成図である。 図1の呼気圧測定器1を使用した呼気圧測定ユニット10を示す平面図である。 図1の呼気圧測定器1を使用した呼気圧測定ユニット10Aを示す平面図である。
以下、この発明を図示の実施の形態に基づいて説明する。
図1ないし図4は、この実施の形態に係る呼気圧測定器1を示し、図1は、呼気圧測定器1の概略を示す平面図である。この呼気圧測定器1は、使用者の呼気の圧力を測定し、その測定結果から呼気の圧力に応じた呼気圧レベルを判定する装置である。ここで、呼気圧レベルとは、所定の呼気圧の圧力値を閾値として区切ったレベルのことであり、例えば7つのレベルからなり、レベル0が0cmHO〜12cmHO、レベル1が12cmHO〜30cmHO、レベル2が30cmHO〜44cmHO、レベル3が44cmHO〜80cmHO、レベル4が80cmHO〜120cmHO、レベル5が120cmHO〜150cmHO、レベル6が150cmHO以上を示している。この呼気圧測定器1は、主として、測定器本体部2と、口吹部3と、吹き戻し接続部4とを備えている。
測定器本体部2は、呼気圧測定器1の本体部分であり、筐体がプラスチック樹脂等により形成され、主として電源スイッチ21と、電源LED22と、呼気圧レベルLED(表示部)23と、USB端子24と、吹き戻しホルダ25とを備えている。
電源スイッチ21は、測定器本体部2の電源のオン/オフを制御するためのスイッチであり、押下されることでオン/オフが切り替えられるものである。電源LED22は、測定器本体部2の電源がオン状態のときに点灯するLEDである。
呼気圧レベルLED23は、測定器本体部2に使用者の呼気が吹き込まれると、その使用者の呼気の呼気圧レベルを表示するLEDであり、例えば、図1に示すように6つのLEDにより構成されている。この呼気圧レベルLED23は、例えば、吹き込まれた呼気の呼気圧レベルがレベル1であった場合、図1に示す右端のLEDのみが点灯し、呼気圧レベルがレベル2であった場合、右端から2つのLEDが点灯し、呼気圧レベルがレベル3であった場合、右端から3つのLEDが点灯し、呼気圧レベルがレベル4であった場合、右端から4つのLEDが点灯し、呼気圧レベルがレベル5であった場合、右端から5つのLEDが点灯し、呼気圧レベルがレベル6であった場合、全てのLEDが点灯するようになっている。
USB端子24は、USBコネクタを挿入することにより外部装置と接続可能な端子である。このUSB端子24は、後述するマイコン27に記憶されている閾値データを変更するために外部の記憶装置(例えば、PC等)に接続したり、電源ユニット28を充電したりするために使用されるものである。吹き戻しホルダ25は、後述する吹き戻し6を使用しない場合に把持するためのものである。
口吹部3は、使用者が口にくわえて呼気を吹き込む箇所であり、測定器本体部2の一端側から円筒状に、例えば、プラスチック樹脂等により設けられている。この口吹部3には、例えば、後述するようなマウスピース7が装着される。
吹き戻し接続部4は、後述する吹き戻し6を使用する場合に、吹き戻し6の口吹体61が接続される箇所であり、測定器本体部2の他端側から円筒状に、例えば、プラスチック樹脂等により設けられている。例えば、吹き戻しは、呼吸訓練やトレーニングの目的で使用されるが、この吹き戻しは、前述した呼気圧レベルに応じて複数種類、例えばレベル1〜レベル3に対応するものがある。そして、その吹き戻しが使用者の呼気圧に適したものであるか判定するため、吹き戻し接続部4に吹き戻し6を接続した状態で使用者が呼気を吹き込み、使用者の呼気圧レベルが吹き戻し6の呼気圧レベルに達しているかにより判定する。具体的には、例えば呼気圧レベルがレベル3の吹き戻し6を接続した状態で、使用者が呼気を吹き込み、使用者の呼気圧レベルがレベル3に達している場合、LED23は右端から3つのLEDが点灯(レベル3)する。使用者の呼気圧レベルがレベル3に達していない場合、LED23は使用者の呼気圧レベルに対応してレベル0〜レベル2までのLEDが点灯する。また、例えば呼気圧レベルがレベル1の吹き戻し6を接続した状態で、使用者が呼気を吹き込み、使用者の呼気圧レベルがレベル1に達している場合、LED23は右端のLEDのみが点灯(レベル1)する。使用者の呼気圧レベルがレベル1に達していない場合、LED23は点灯しない。
また、吹き戻し6を使用しない状態で、使用者の呼気圧レベルを判定することも可能である。その場合、吹き戻し接続部4には後述するアタッチメント5Aが装着され、この状態で使用者が呼気を吹き込むと、使用者の呼気圧レベルに対応してレベル0〜レベル7までのLEDが点灯するようになっている。
図2は、図1の測定器本体部2の内部回路2Cを示す回路構成図である。この回路は、測定器本体部2の内部に設けられた電子回路基板に形成されている回路であり、前述した電源LED22、呼気圧レベルLED23、USB端子24と、圧力センサ26と、マイコン(判定部)27と、電源ユニット28と、外部接続端子29とから構成されている。
圧力センサ26は、気圧(この実施の形態では、使用者の呼気の圧力)を測定して検出信号を出力するセンサである。この圧力センサ26は、例えば、Icc端子、N−sub端子、GND端子、Vout(+)端子、及びVout(−)端子が設けられている。Icc端子及びN−sub端子は電源端子であり、一定の電流を供給する定電流回路(例えば、オペアンプ)の出力端子が接続されている。GND端子は接地端子であり、接地接続されている。Vout(+)端子及びVout(−)端子は出力端子であり、計装アンプ等を介してマイコン27の入力端子に接続され、検出信号をマイコン27へ出力する。
マイコン27は、測定器本体部2全体の制御を行うマイクロチップであり、電源端子RA2にUSB端子24及び電源ユニット28が接続され、入力端子RA0に圧力センサ26が接続され、出力端子RB0,RB1,RB2,RC4,RC5,RC6,RC7に電源LED22及び呼気圧レベルLED23が接続されている。このマイコン27は、電源端子RA2に電力が供給されると電源LED22を点灯させる。また、前述するレベル0〜レベル7の閾値、すなわち12cmHO、30cmHO、44cmHO、80cmHO、120cmHO、150cmHOを示す閾値データを記憶しており、圧力センサ26から検出信号が入力されると、検出信号の呼気圧がレベル0〜レベル7のいずれかに該当するかを判定する。
そして、マイコン27は、判定結果がレベル0の場合、呼気圧レベルLED23の全てを消灯状態にし、判定結果がレベル1の場合、呼気圧レベルLED23の1つ(図1の右端のLED)を点灯し、判定結果がレベル2の場合、呼気圧レベルLED23の2つ(図1の右端から2つのLED)を点灯し、判定結果がレベル3の場合、呼気圧レベルLED23の3つ(図1の右端から3つのLED)を点灯し、判定結果がレベル4の場合、呼気圧レベルLED23の4つ(図1の右端から4つのLED)を点灯し、判定結果がレベル5の場合、呼気圧レベルLED23の5つ(図1の右端から5つのLED)を点灯し、判定結果がレベル6の場合、呼気圧レベルLED23の全てを点灯する。すなわち、電源LED22及び呼気圧レベルLED23は、マイコン27の出力端子に、マイコン27の制御により電力が供給されると発光するように接続されている。
電源ユニット28は、測定器本体部2に電力を供給する電池であり、例えば充電可能なバッテリ等により構成されている。この電源ユニット28は、USB端子24に接続されており、USB端子24に外部装置に接続されているUSBコネクタが挿入され、外部装置から電力が供給されると充電が開始される。
外部接続端子29は、マイコン27にソフトウェアを書き込むために外部装置に接続するための端子であり、呼気圧測定器1の初期設定時または修理時に使用される。
マイコン27に記憶されている閾値データは、USB端子24に外部の記憶装置が接続されることにより、変更可能である。すなわち、外部の記憶装置によって操作され、閾値データが他のデータに入れ替えられることにより、前述の閾値が変更される。例えば、前述の呼気圧レベルは医療分野や介護分野で使用することを目的としたものであるが、美容分野やスポーツ分野で使用される場合、呼気圧はもっと高くなる。このように、呼気圧測定器1を他の利用目的で使用する場合、閾値データを他のデータに入れ替えることにより利用可能となる。
上記のような構成の呼気圧測定器1は、例えば、以下のように使用される。図3は、図1の呼気圧測定器1を使用した呼気圧測定ユニット10を示す平面図である。この呼気圧測定ユニット10は、呼気圧測定器1に吹き戻し6を接続して使用する場合の構成であり、呼気圧測定器1の吹き戻し接続部4は、吹き戻し6に接続されて吹き口カバー5に覆われている。また、口吹部3には、マウスピース7が装着されている。
吹き口カバー5は、後述する吹き戻し6の口吹体61を覆う、例えば円筒状のカバーであり、吹き戻し接続部4に吹き戻し6の口吹体61が挿入された状態で、吹き戻し接続部4及び口吹部61を覆うものである。この吹き口カバー5は、例えば、半透明の柔軟材料(例えば、シリコン)により形成されている。
吹き戻し6は、健康促進や治療、美容などの目的に利用可能な吹き戻しであり、主として、口吹体61と、専管体62と、伸縮体63と、線状体64とを備えている。
口吹体61は、使用者が口にくわえて呼気を吹き込むためのものであり、円筒状に、例えば、プラスチック樹脂等により形成されている。吹き戻し6は、本来、単体で使用者が呼気を吹き込むために利用されるので、口吹体61が設けられているが、この実施の形態では吹き戻し6を単体では使用しない。そのため、口吹体61は、使用者が口にくわえて呼気を吹き込むためには使用されず、吹き戻し接続部4に挿入されて吹き口カバー5に覆われ、呼気圧測定器1から送られてきた使用者の呼気を送るために使用される。
専管体62は、呼気圧測定器1を通過した使用者の呼気を伸縮体63に送るための管であり、口吹体61から円筒状に延設され、例えば、プラスチック樹脂等により設けられ、口吹体61の反対側が伸縮体63の一端に挿入されて、テープや接着剤等で接続されている。この専管体62の内径と長さは、使用者が容易に持つことができ、かつ、口吹体61から伸縮体63に呼気を吹き込みやすいように設定されている。
伸縮体63は、使用者により呼気が吹き込まれて膨らませるための部材であり、筒状で変形自在な袋状部であり、所定の厚み、強度、密度、耐久性などの材質を有する紙材で形成されている。この伸縮体63は、呼気が吹き込まれて膨らんだ状態において断面が略円形となり、呼気が吹きこまれない状態において渦巻状に巻かれるように形成されている。伸縮体63の長さ(専管体62が挿入された部分を除く長さ)は、健康促進や治療、美容などの目的(吹き戻し6の使用目的)や、使用者の口腔機能状態などに応じて設定されている。すなわち、伸縮体63を全て伸ばすのに要する呼気の量が、使用目的などに応じて予め設定された適正呼気量になるように設定されている。
線状体64は、伸縮体63を渦巻状に巻くための部材であり、弾性を有し伸縮体63の長手方向に沿って真っ直ぐに配設され、例えば、ステンレス製の針金で形成された線材である。この線状体64は、外力が加えられない状態(伸縮体63に呼気が吹き込まれない状態)では、渦巻状・コイル状に巻かれ、外力が加えられた状態(伸縮体63に呼気が吹き込まれた状態)では、真っ直ぐに伸ばされ、外力が加えられた状態から外力を解除すると、渦巻状に戻ろうとする弾性力が作用するものであり、その弾性力(弾性係数)は、所定の値に設定されている。すなわち、伸縮体63を伸ばすのに要する必要呼気力が、使用目的などに応じて設定された適正値(あるいは、その周辺値)になるように、換言すると、呼気を吹き込む力(呼気圧)が所定置以上でないと、伸縮体63が伸びないように、弾性力が所定値に設定されている。また、伸縮体63は、使用者により呼気が吹き込まれて膨らむと呼気が一定の割合で外部に抜けるようになっていて、呼気圧が所定置以上に達すると呼気が適度に抜けて必要呼気力を維持するように構成されている。
マウスピース7は、口吹部3を覆うことで清潔に保つための部材であり、円筒状に、抗菌加工が施された柔軟材料(例えば、シリコーン)により形成されており、主として口吹部3との接続箇所である接続口71と、唾液等が呼気圧測定器1に付着することを防止するための円盤状のつば72と、呼気を吹き込むための吹き込み口73とにより構成されている。このマウスピース7は、円筒内に口吹部先端7が挿入されて圧入されることで、着脱自在に装着されている。そして、このようなマウスピース7を装着することで、使用者のくわえ心地が良好になるとともに、長期間繰り返し使用しても衛生状態を良好に維持することが可能になる。
使用者が電源スイッチ21を押下して電源をオンにすると、電源ユニット28から測定器本体部2全体に電力が供給され、電源LED22が点灯する。この状態で使用者がマウスピース7から呼気を吹き込むと、呼気が口吹部3を経由して測定器本体部2へ送られる。このとき、圧力センサ26によって使用者の呼気圧が測定され、検出信号がマイコン27へ出力される。
マイコン27では、検出信号の呼気圧が記憶されている閾値と比較され、レベル0〜レベル7のいずれであるか判定される。そして、判定結果の呼気圧レベルに応じて、呼気圧レベルLED23が点灯/消灯される。ここで、例えば前述のように呼気圧レベルがレベル3の吹き戻し6を接続した状態で、呼気圧レベルの判定が行われたとする。この場合、呼気圧が0cmHO〜12cmHO(レベル0)の場合、呼気圧レベルLED23が全て消灯され、呼気圧が12cmHO〜30cmHO(レベル1)の場合、呼気圧レベルLED23の右側の1つが点灯され、呼気圧が30cmHO〜44cmHO(レベル2)の場合、呼気圧レベルLED23の右側の2つが点灯され、呼気圧が44cmHO〜80cmHO(レベル3)の場合、呼気圧レベルLED23の右側の3つが点灯される。マイコン27では、呼気圧レベルがレベル4以上の場合の判定も行われるが、吹き戻し6がレベル4以上の呼気圧になる前に呼気が抜けるように構成されているため、この場合にレベル4以上の判定が行われることはない。これにより、使用者の呼気圧レベルを客観的に認識することができる。
呼気圧測定器1の呼気圧レベルの閾値を変更したい場合は、外部の記憶装置が接続されたUSBコネクタを、USB端子24に接続する。そして、外部の記憶装置の操作により、マイコン27に記憶されている閾値データを入れ替える。これにより、呼気圧測定器1によって判定される吹き戻し6を、他の利用目的のものに代えて接続して使用することが可能になるため、利用目的に応じた呼気圧の吹き戻しを判定することができる。
また、呼気圧測定器1は、以下のように吹き戻し6を接続せずに使用することも可能である。図4は、図1の呼気圧測定器1を使用した呼気圧測定ユニット10Aを示す平面図である。この呼気圧測定ユニット10Aは、呼気圧測定器1に吹き戻し6を接続せずに使用する場合の構成であり、吹き戻し6に代えてアタッチメント5Aを備え、吹き戻し6を備えていない点において呼気圧測定ユニット10と異なる。アタッチメント5Aは、吹き戻し接続部4を覆うように挿入して他端が閉じられているキャップ状の部材であり、例えば、半透明の柔軟材料(例えば、シリコン)により形成されている。そして、アタッチメント5Aの断面略中央箇所には、軸方向に所定の大きさの空気孔(図示は省略する。)が設けられている。吹き戻し6は、前述のように一定の割合で呼気が抜けるようになっているが、吹き戻し6を使用しない場合、吹き戻し接続部4から適度に空気が抜けるようにするため、この空気孔が設けられている。その他の構成及び使用方法については、呼気圧測定ユニット10と同様である。
この場合、マイコン27では、前述同様に検出信号の呼気圧が記憶されている閾値と比較され、レベル0〜レベル7のいずれであるか判定され、判定結果の呼気圧レベルに応じて、呼気圧レベルLED23が点灯/消灯される。具体的には、呼気圧が0cmHO〜12cmHO(レベル0)の場合、呼気圧レベルLED23が全て消灯され、呼気圧が12cmHO〜30cmHO(レベル1)の場合、呼気圧レベルLED23の右側の1つが点灯され、呼気圧が30cmHO〜44cmHO(レベル2)の場合、呼気圧レベルLED23の右側の2つが点灯され、呼気圧が44cmHO〜80cmHO(レベル3)の場合、呼気圧レベルLED23の右側の3つが点灯され、呼気圧が80cmHO〜120cmHO(レベル4)の場合、呼気圧レベルLED23の右側の4つが点灯され、呼気圧が120cmHO〜150cmHO(レベル5)の場合、呼気圧レベルLED23の右側の5つが点灯され、呼気圧が150cmHO以上(レベル6)の場合、呼気圧レベルLED23の全てが点灯される。これにより、使用者の呼気圧レベルを客観的に認識することができる。
以上のように、この呼気圧測定器1によれば、呼気圧レベルを判定する閾値の閾値データがマイコン27に記憶され、この閾値データは、USB端子24に外部の記憶装置が接続され、外部の記憶装置によって操作されて閾値データを他のデータに入れ替えることにより、変更可能である。これにより、呼気圧レベルを判定する閾値を、利用目的に応じた呼気圧レベルに容易に設定することが可能になる。
以上、この発明の実施の形態について説明したが、具体的な構成は、上記の実施の形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更等があっても、この発明に含まれる。例えば、この実施の形態では、マイコン27に閾値データを記憶させ、USB端子24に外部の記憶装置を接続して外部の記憶装置の操作により、閾値データを入れ替える構成としたが、測定器本体部2は閾値データを記憶せず、USB端子24に閾値データを記憶したUSBメモリのような外部媒体を接続してその閾値データを使用する構成にしても良い。これにより、マイコン27を安価な部品で構成することが可能である
また、測定器本体部2に複数の閾値データを記憶させ、または外部媒体に複数の閾値データを記憶させ、スイッチ等により複数の閾値データを切り替え可能に構成しても良い。これにより、呼気圧レベルを判定する閾値を、利用目的に応じた呼気圧レベルにさらに容易に設定することが可能になる。
1 呼気圧測定器
2 測定器本体部
3 口吹部
4 吹き戻し接続部
5 吹き口カバー
6 吹き戻し
7 マウスピース
21 電源スイッチ
22 電源LED
23 呼気圧レベルLED(表示部)
24 USB端子
25 吹き戻しホルダ
26 圧力センサ
27 マイコン(判定部)
28 電源ユニット
29 外部接続端子
61 口吹体
62 専管体
63 伸縮体
64 線状体
ところで、このように多種多様な目的に利用可能な吹き戻しは、伸縮体を伸ばすのに要する吹く力(必要呼気力)に応じて複数段階のものが市販されている。例えば、呼吸器疾患の患者が治療のために吹き戻しを使用する場合は、その症状に応じて適した吹き戻しを使用する必要がある。そのため、使用者の必要呼気力を定性的に測定して客観的な測定結果を表示し、使用者の必要呼気力に適した吹き戻しを容易に判定することが可能な呼気判定器が知られている(例えば、特許文献2参照。)。
上記課題を解決するために、請求項1の発明は、使用者が口にくわえて呼気を吹き込む口吹部と、前記使用者が前記口吹部に吹き込んだ前記呼気の圧力を測定し、その測定結果から前記呼気の圧力に応じた呼気圧レベルを判定する測定器本体部と、を備えた呼気圧測定器であって、前記測定器本体部は、複数の前記呼気圧レベルの所定の閾値を示す閾値データを記憶する記憶部と、前記所定の閾値に基づいて前記測定結果から前記呼気圧レベルを判定する判定部と、外部の記憶装置が前記記憶部にアクセスするために接続される端子と、を備え、前記記憶装置が前記端子に接続され、前記記憶装置の操作により前記閾値データを入れ替えることで前記閾値を変更可能である、ことを特徴とする。
請求項の発明は、請求項に記載の呼気圧測定器において、前記測定器本体部には、前記口吹部から吹き込まれた呼気を排出する所定の大きさの空気孔が設けられたアタッチメントと、前記口吹部から吹き込まれた呼気が吹き込まれることにより筒状で変形自在に形成された伸縮体が伸び、前記呼気が吹き込まれない状態では前記伸縮体が渦巻状に巻かれる吹き戻しと、が選択的に取り付け可能である、ことを特徴とする。
請求項の発明は、請求項1または2のいずれか1項に記載の呼気圧測定器において、前記測定器本体部は、前記呼気圧レベルを表示する表示部を備えた、ことを特徴とする。
請求項1の発明によれば、呼気圧測定器の測定器本体部は、複数の呼気圧レベルの所定の閾値を示す閾値データを記憶する記憶部と、所定の閾値に基づいて測定結果から呼気圧レベルを判定する判定部と、外部の記憶装置が記憶部にアクセスするために接続される端子と、を備えている。そして、その閾値は変更可能である。そのため、呼気圧レベルを判定する閾値を、利用目的に応じた呼気圧レベルに設定することが可能になる。
また、測定器本体部は、記憶装置が端子に接続され、記憶装置の操作により閾値データを入れ替えることで閾値を変更可能であるため、呼気圧レベルを判定する閾値を、利用目的に応じた呼気圧レベルに容易に設定することが可能になる。
請求項の発明によれば、測定器本体部には、口吹部から吹き込まれた呼気を排出する所定の大きさの空気孔が設けられたアタッチメントと、吹き戻しと、が選択的に取り付け可能であるので、呼気圧を測定するときに測定器本体部に吹き戻しを取り付けることにより、利用目的に応じた呼気圧の吹き戻しを判定することが可能であり、吹き戻しを取り付けなくてもアタッチメントを取り付けることにより、利用目的に応じた呼気圧の吹き戻しを判定することが可能である。
請求項の発明によれば、呼気圧レベルを表示する表示部を備えたため、使用者の呼気圧レベルを客観的に判定することが可能になる。
図1ないし図4は、この実施の形態に係る呼気圧測定器1を示し、図1は、呼気圧測定器1の概略を示す平面図である。この呼気圧測定器1は、使用者の呼気の圧力を測定し、その測定結果から呼気の圧力に応じた呼気圧レベルを判定する装置である。ここで、呼気圧レベルとは、所定の呼気圧の圧力値を閾値として区切ったレベルのことであり、例えば7つのレベルからなり、無点灯状態が0cmH2O〜12cmH2O、レベル1が12cmH2O〜30cmH2O、レベル2が30cmH2O〜44cmH2O、レベル3が44cmH2O〜80cmH2O、レベル4が80cmH2O〜120cmH2O、レベル5が120cmH2O〜150cmH2O、レベル6が150cmH2O以上を示している。この呼気圧測定器1は、主として、測定器本体部2と、口吹部3と、吹き戻し接続部4とを備えている。
吹き戻し接続部4は、後述する吹き戻し6を使用する場合に、吹き戻し6の口吹体61が接続される箇所であり、測定器本体部2の他端側から円筒状に、例えば、プラスチック樹脂等により設けられている。例えば、吹き戻しは、呼吸訓練やトレーニングの目的で使用されるが、この吹き戻しは、前述した呼気圧レベルに応じて複数種類、例えばレベル1〜レベル3に対応するものがある。そして、その吹き戻しが使用者の呼気圧に適したものであるか判定するため、吹き戻し接続部4に吹き戻し6を接続した状態で使用者が呼気を吹き込み、使用者の呼気圧レベルが吹き戻し6の呼気圧レベルに達しているかにより判定する。具体的には、例えば呼気圧レベルがレベル3の吹き戻し6を接続した状態で、使用者が呼気を吹き込み、使用者の呼気圧レベルがレベル3に達している場合、LED23は右端から3つのLEDが点灯(レベル3)する。使用者の呼気圧レベルがレベル3に達していない場合、LED23は使用者の呼気圧レベルに対応して無点灯状態またはレベル1〜レベル2までのLEDが点灯する。また、例えば呼気圧レベルがレベル1の吹き戻し6を接続した状態で、使用者が呼気を吹き込み、使用者の呼気圧レベルがレベル1に達している場合、LED23は右端のLEDのみが点灯(レベル1)する。使用者の呼気圧レベルがレベル1に達していない場合、LED23は点灯しない。
また、吹き戻し6を使用しない状態で、使用者の呼気圧レベルを判定することも可能である。その場合、吹き戻し接続部4には後述するアタッチメント5Aが装着され、この状態で使用者が呼気を吹き込むと、使用者の呼気圧レベルに対応して無点灯状態またはレベル1〜レベル6までのLEDが点灯するようになっている。
図2は、図1の測定器本体部2の内部回路2Cを示す回路構成図である。この回路は、測定器本体部2の内部に設けられた電子回路基板に形成されている回路であり、前述した電源LED22、呼気圧レベルLED23、USB端子(端子)24と、圧力センサ26と、マイコン(判定部、記憶部)27と、電源ユニット28と、外部接続端子29とから構成されている。
マイコン27は、測定器本体部2全体の制御を行うマイクロチップであり、電源端子RA2にUSB端子24及び電源ユニット28が接続され、入力端子RA0に圧力センサ26が接続され、出力端子RB0,RB1,RB2,RC4,RC5,RC6,RC7に電源LED22及び呼気圧レベルLED23が接続されている。このマイコン27は、電源端子RA2に電力が供給されると電源LED22を点灯させる。また、前述する無点灯状態およびレベル1〜レベル6の閾値、すなわち12cmH2O、30cmH2O、44cmH2O、80cmH2O、120cmH2O、150cmH2Oを示す閾値データを記憶しており、圧力センサ26から検出信号が入力されると、検出信号の呼気圧が無点灯状態またはレベル1〜レベル6のいずれかに該当するかを判定する。
そして、マイコン27は、判定結果が無点灯状態の場合、呼気圧レベルLED23の全てを消灯状態にし、判定結果がレベル1の場合、呼気圧レベルLED23の1つ(図1の右端のLED)を点灯し、判定結果がレベル2の場合、呼気圧レベルLED23の2つ(図1の右端から2つのLED)を点灯し、判定結果がレベル3の場合、呼気圧レベルLED23の3つ(図1の右端から3つのLED)を点灯し、判定結果がレベル4の場合、呼気圧レベルLED23の4つ(図1の右端から4つのLED)を点灯し、判定結果がレベル5の場合、呼気圧レベルLED23の5つ(図1の右端から5つのLED)を点灯し、判定結果がレベル6の場合、呼気圧レベルLED23の全てを点灯する。すなわち、電源LED22及び呼気圧レベルLED23は、マイコン27の出力端子に、マイコン27の制御により電力が供給されると発光するように接続されている。
マイコン27では、検出信号の呼気圧が記憶されている閾値と比較され、無点灯状態またはレベル1〜レベル6のいずれであるか判定される。そして、判定結果の呼気圧レベルに応じて、呼気圧レベルLED23が点灯/消灯される。ここで、例えば前述のように呼気圧レベルがレベル3の吹き戻し6を接続した状態で、呼気圧レベルの判定が行われたとする。この場合、呼気圧が0cmH2O〜12cmH2O(無点灯状態)の場合、呼気圧レベルLED23が全て消灯され、呼気圧が12cmH2O〜30cmH2O(レベル1)の場合、呼気圧レベルLED23の右側の1つが点灯され、呼気圧が30cmH2O〜44cmH2O(レベル2)の場合、呼気圧レベルLED23の右側の2つが点灯され、呼気圧が44cmH2O〜80cmH2O(レベル3)の場合、呼気圧レベルLED23の右側の3つが点灯される。マイコン27では、呼気圧レベルがレベル4以上の場合の判定も行われるが、吹き戻し6がレベル4以上の呼気圧になる前に呼気が抜けるように構成されているため、この場合にレベル4以上の判定が行われることはない。これにより、使用者の呼気圧レベルを客観的に認識することができる。
この場合、マイコン27では、前述同様に検出信号の呼気圧が記憶されている閾値と比較され、無点灯状態またはレベル1〜レベル6のいずれであるか判定され、判定結果の呼気圧レベルに応じて、呼気圧レベルLED23が点灯/消灯される。具体的には、呼気圧が0cmH2O〜12cmH2O(無点灯状態)の場合、呼気圧レベルLED23が全て消灯され、呼気圧が12cmH2O〜30cmH2O(レベル1)の場合、呼気圧レベルLED23の右側の1つが点灯され、呼気圧が30cmH2O〜44cmH2O(レベル2)の場合、呼気圧レベルLED23の右側の2つが点灯され、呼気圧が44cmH2O〜80cmH2O(レベル3)の場合、呼気圧レベルLED23の右側の3つが点灯され、呼気圧が80cmH2O〜120cmH2O(レベル4)の場合、呼気圧レベルLED23の右側の4つが点灯され、呼気圧が120cmH2O〜150cmH2O(レベル5)の場合、呼気圧レベルLED23の右側の5つが点灯され、呼気圧が150cmH2O以上(レベル6)の場合、呼気圧レベルLED23の全てが点灯される。これにより、使用者の呼気圧レベルを客観的に認識することができる。
1 呼気圧測定器
2 測定器本体部
3 口吹部
4 吹き戻し接続部
5 吹き口カバー
6 吹き戻し
7 マウスピース
21 電源スイッチ
22 電源LED
23 呼気圧レベルLED(表示部)
24 USB端子(端子)
25 吹き戻しホルダ
26 圧力センサ
27 マイコン(判定部、記憶部
28 電源ユニット
29 外部接続端子
61 口吹体
62 専管体
63 伸縮体
64 線状体

Claims (4)

  1. 使用者が口にくわえて呼気を吹き込む口吹部と、
    前記使用者が前記口吹部に吹き込んだ前記呼気の圧力を測定し、その測定結果から前記呼気の圧力に応じた呼気圧レベルを判定する測定器本体部と、を備えた呼気圧測定器であって、
    前記測定器本体部は、複数の前記呼気圧レベルの所定の閾値に基づき、前記測定結果から前記呼気圧レベルを判定する判定部を備え、前記閾値を変更可能である、
    ことを特徴とする呼気圧測定器。
  2. 前記測定器本体部は、
    外部の記憶装置に記憶されている前記閾値を示す閾値データを取得することで前記閾値を変更可能である、
    ことを特徴とする請求項1に記載の呼気圧測定器。
  3. 前記測定器本体部には、
    前記口吹部から吹き込まれた呼気が吹き込まれることにより筒状で変形自在に形成された伸縮体が伸び、前記呼気が吹き込まれない状態では前記伸縮体が渦巻状に巻かれる吹き戻しが取り付けられる、
    ことを特徴とする請求項1または2のいずれか1項に記載の呼気圧測定器。
  4. 前記測定器本体部は、前記呼気圧レベルを表示する表示部を備えた、
    ことを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載の呼気圧測定器。
JP2017159959A 2017-08-23 2017-08-23 呼気圧測定器 Active JP6295477B1 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017159959A JP6295477B1 (ja) 2017-08-23 2017-08-23 呼気圧測定器
US16/109,212 US10478093B2 (en) 2017-08-23 2018-08-22 Exhaled-air pressure measuring device
CN201810966651.4A CN109419510B (zh) 2017-08-23 2018-08-23 呼气压测量仪

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017159959A JP6295477B1 (ja) 2017-08-23 2017-08-23 呼気圧測定器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP6295477B1 JP6295477B1 (ja) 2018-03-20
JP2019037342A true JP2019037342A (ja) 2019-03-14

Family

ID=61629064

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017159959A Active JP6295477B1 (ja) 2017-08-23 2017-08-23 呼気圧測定器

Country Status (3)

Country Link
US (1) US10478093B2 (ja)
JP (1) JP6295477B1 (ja)
CN (1) CN109419510B (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20230148900A1 (en) * 2021-11-15 2023-05-18 Koninklijke Philips N.V. Generating an indicator of chronic obstructive pulmonary disease
CN114984533B (zh) * 2022-06-16 2023-06-23 四川大学华西医院 一种带监测和反馈功能的智能呼吸训练器

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08164225A (ja) * 1994-12-14 1996-06-25 Suzuki Gakki Seisakusho:Kk 呼吸器官鍛錬器
JP3194714U (ja) * 2014-09-25 2014-12-04 株式会社ルピナス 吹き戻し
JP2014233471A (ja) * 2013-06-03 2014-12-15 国立大学法人 長崎大学 呼気圧測定装置
JP2016052375A (ja) * 2014-09-03 2016-04-14 株式会社ルピナス 吹き戻し
JP2016112164A (ja) * 2014-12-15 2016-06-23 良男 藤村 吹き戻し
JP6051479B2 (ja) * 2015-03-31 2016-12-27 明美 狩谷 呼気判定器、呼気判定ユニットおよび呼気判定器の作動方法
JP2017035373A (ja) * 2015-08-12 2017-02-16 株式会社吹き戻しの里 吹き戻し

Family Cites Families (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
TW377489B (en) * 1998-06-02 1999-12-21 United Microelectronics Corp Manufacturing process of shallow trench isolation area
US6126613A (en) * 1999-02-08 2000-10-03 Edwards; Raymond A. Device and method to measure inhalation and exhalation air flows
US6447459B1 (en) * 2000-04-07 2002-09-10 Pds Healthcare Products, Inc. Device and method for measuring lung performance
US20110009762A1 (en) * 2007-03-08 2011-01-13 FILT Lungen-und Thoraxdiagnostik GmbH Portable pneumotachograph for measuring components of an expiration volume and method therefor
JP3137944U (ja) 2007-10-02 2007-12-13 株式会社ルピナス 吹き戻し
CN101757707B (zh) * 2008-12-08 2014-06-11 北京谊安医疗***股份有限公司 呼气末气压控制方法和采用该方法的呼吸机
GB2496684A (en) * 2011-11-21 2013-05-22 Adi Wallach Breathing biofeedback device optionally comprising inhalable substance dispenser and breathing feedback methods
WO2014059389A1 (en) * 2012-10-11 2014-04-17 Bezalel Arkush Breathing and respiratory muscle training method and system
CN103908726A (zh) * 2012-12-29 2014-07-09 北京谊安医疗***股份有限公司 基于电动电控呼吸机或麻醉机主动呼气阀的自动校验方法
US20170071505A1 (en) * 2015-09-16 2017-03-16 Methocholine Dry Powder Delivery System and Method
EP3368116B1 (en) * 2015-10-30 2021-08-18 Koninklijke Philips N.V. Breathing training, monitoring and/or assistance device
JP7209538B2 (ja) * 2015-11-16 2023-01-20 レスピリックス,インコーポレイテッド 生理的パラメータを監視するための装置および方法
CN105395201A (zh) * 2015-12-09 2016-03-16 上海朔茂网络科技有限公司 一种肺功能测量仪及其测量方法
US11793410B2 (en) * 2016-05-27 2023-10-24 Meteda S.R.L. Auxiliary component for an equipment for cardiac autonomic neuropathy test and equipment that includes such a component

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08164225A (ja) * 1994-12-14 1996-06-25 Suzuki Gakki Seisakusho:Kk 呼吸器官鍛錬器
JP2014233471A (ja) * 2013-06-03 2014-12-15 国立大学法人 長崎大学 呼気圧測定装置
JP2016052375A (ja) * 2014-09-03 2016-04-14 株式会社ルピナス 吹き戻し
JP3194714U (ja) * 2014-09-25 2014-12-04 株式会社ルピナス 吹き戻し
JP2016112164A (ja) * 2014-12-15 2016-06-23 良男 藤村 吹き戻し
JP6051479B2 (ja) * 2015-03-31 2016-12-27 明美 狩谷 呼気判定器、呼気判定ユニットおよび呼気判定器の作動方法
JP2017035373A (ja) * 2015-08-12 2017-02-16 株式会社吹き戻しの里 吹き戻し

Also Published As

Publication number Publication date
US10478093B2 (en) 2019-11-19
CN109419510B (zh) 2020-05-19
CN109419510A (zh) 2019-03-05
JP6295477B1 (ja) 2018-03-20
US20190069805A1 (en) 2019-03-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR101455087B1 (ko) 카테터릴을 포함하는 인공지능 포터블 석션기
EP2648614B1 (en) Apparatus and method for the collection of samples of exhaled air
JP6222853B2 (ja) 呼吸療法器具
US8677990B2 (en) Endo-tracheal intubation device with adjustably bendable stylet
US20070089740A1 (en) Pursed lip breathing device
US20060060199A1 (en) Self-inflating resuscitation system
US20150013684A1 (en) Speaking valve system with cuff deflation
EP2651284A2 (en) Device with external pressure sensors for enhancing patient care and methods of using same
US20090194114A1 (en) Laryngeal Mask Airway Installation Kit, Clip Device, and Laryngeal Mask Airway
JP6295477B1 (ja) 呼気圧測定器
US10569037B2 (en) Nasopharyngeal device for obstructive sleep apnea syndrome
US20060264773A1 (en) Breathing detection/confirmation device
KR101470328B1 (ko) 인공지능 포터블 석션기
KR100231328B1 (ko) 폐질환 환자의 호흡 훈련기 및 이를 이용한 흉부 물리 치료 시스템
US20170203066A1 (en) Tracheostomy or endotracheal tube adapter for speech
JP6051479B2 (ja) 呼気判定器、呼気判定ユニットおよび呼気判定器の作動方法
JP2014233471A (ja) 呼気圧測定装置
WO2011068741A1 (en) Sensing endotracheal tube location
CN113750471A (zh) 一种胸外科术后肺部呼吸训练装置
CN216676882U (zh) 一种辅助肺部康复训练的装置
CN219375757U (zh) 一种新型多功能一次性喉罩
WO2015136337A1 (es) Dispositivo medidor de presiones en nuemotaponadores
Aldaker et al. Insight about Possible Consequences of Tracheostomy on Swallowing and Voice
KR101635140B1 (ko) 인공지능형 석션기
TWM619146U (zh) 呼吸訓練器

Legal Events

Date Code Title Description
TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20180130

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20180130

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6295477

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250