JP2019032984A - 燃料電池 - Google Patents

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Masashi Maeda
正史 前田
吉田 一彦
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一彦 吉田
誠 安達
Makoto Adachi
誠 安達
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Naoki Takehiro
直樹 竹広
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Abstract

【課題】空冷式の燃料電池において、冷媒の出口近傍であるカソード出口領域における電解質膜の乾燥を抑制する。【解決手段】空冷式の燃料電池であって、カソード流路は、空気が流入するカソード入口領域71と、カソード入口領域から流入した空気が流出するカソード出口領域72とを有する。アノード流路は、膜電極接合体を挟んでカソード入口領域と対向して配置されており、アノードガスが流入する第1アノード流路81と、膜電極接合体を挟んでカソード出口領域と対向して配置されている第2アノード流路82と、第2アノード流路からアノードガスが流入し、膜電極接合体のアノード側における第1アノード流路と第2アノード流路とに挟まれた領域にアノードガスを供給する第3アノード流路83とを有する。第1アノード流路と第2アノード流路とが、膜電極接合体のアノード側に面する領域を迂回する迂回流路91によって接続されている。【選択図】図2

Description

本発明は、燃料電池に関する。
燃料電池に関して、例えば、特許文献1には、空冷式の燃料電池が開示されている。空冷式の燃料電池では、冷媒として、カソードガスと同じ空気が用いられている。
特開2016−38973号公報
空冷式の燃料電池では、空気が冷媒として燃料電池の熱を受けるため、冷媒の出口近傍にて空気の温度が高くなる。空気の温度が高くなる冷媒の出口近傍では、水分の蒸発が促進され、電解質膜が乾燥しやすい。このため、電解質膜の乾燥により、燃料電池の発電性能が低下する可能性があった。
本発明は、上述の課題を解決するためになされたものであり、以下の形態として実現することが可能である。
本発明の一形態によれば、空冷式の燃料電池が提供される。この燃料電池は、膜電極接合体と;前記膜電極接合体のカソード側に面しており、カソードガスと冷媒とを兼ねる空気が前記カソード側に沿って流れるカソード流路と;前記膜電極接合体のアノード側に面しており、アノードガスが前記アノード側に沿って流れるアノード流路と;を備える。前記カソード流路は、前記膜電極接合体の前記カソード側の一端部に面し、前記空気が流入するカソード入口領域と;前記膜電極接合体の前記カソード側の他端部に面し、前記カソード入口領域から流入した前記空気が流出するカソード出口領域と;を有する。前記アノード流路は、前記膜電極接合体を挟んで前記カソード入口領域と対向して配置されており、前記アノードガスが流入する第1アノード流路と;前記膜電極接合体を挟んで前記カソード出口領域と対向して配置されている第2アノード流路と;前記第2アノード流路から前記アノードガスが流入し、前記膜電極接合体の前記アノード側における前記第1アノード流路と前記第2アノード流路とに挟まれた領域に前記アノードガスを供給する第3アノード流路と;を有する。前記第1アノード流路と前記第2アノード流路とは、前記膜電極接合体の前記アノード側に面する領域を迂回する迂回流路によって接続されている。この形態の燃料電池によれば、カソード入口領域における生成水によって加湿されたアノードガスが、迂回流路を通じてカソード出口領域に対向するアノード流路に供給される。このため、冷媒の出口近傍であるカソード出口領域における電解質膜の乾燥を抑制できる。
本発明は、燃料電池以外の種々の形態で実現することも可能である。例えば、燃料電池の加湿方法や、燃料電池システム等の形態で実現することができる。
第1実施形態における燃料電池の概略構成を示す断面図。 第1実施形態における燃料電池の概略構成を示す平面図。 第1実施形態における燃料電池のIII−III線断面図。 第1実施形態における燃料電池の積層状態を示す断面模式図。 反応ガスの湿度分布を示す説明図。 第2実施形態における燃料電池の概略構成を示す平面図。 第2実施形態における燃料電池のVII−VII線断面図。 第3実施形態における燃料電池の概略構成を示す平面図。
A.第1実施形態
図1は、本発明の第1実施形態における空冷式の燃料電池10の概略構成を示す断面図である。燃料電池10は、イオン伝導性を有する固体高分子膜を電解質として用いる固体高分子形の燃料電池である。燃料電池10の反応ガスとしては、アノードガスである水素ガスと、カソードガスである空気とが用いられる。燃料電池10は、例えば、燃料電池車両に搭載される。図1には互いに直交するx軸、y軸、z軸を示している。これらの軸は図2以降に示した軸に対応している。
燃料電池10は、カソード側セパレータ41と、カソード側ガス拡散層31と、膜電極接合体20と、アノード側ガス拡散層32と、アノード側セパレータ42とが、積層された構造を有している。膜電極接合体20の外周縁の外側であって、カソード側セパレータ41とアノード側セパレータ42との間には、樹脂フレーム43が配置されている。
膜電極接合体20は、電解質膜21と、電解質膜21の一方(カソード側)の面に形成されているカソード側電極触媒層22と、電解質膜21の他方(アノード側)の面に形成されているアノード側電極触媒層23とを備えている。膜電極接合体20は、アノード側電極触媒層23に水素ガスを供給するとともに、カソード側電極触媒層22に空気を供給することで、電気化学反応により起電力を発生する。電解質膜21としては、湿潤状態で良好なプロトン伝導性を示すフッ素形樹脂などの固体高分子膜を用いることができる。カソード側電極触媒層22およびアノード側電極触媒層23としては、例えば、カーボン粒子に白金などの触媒を担持させた触媒層を用いることができる。
カソード側ガス拡散層31は、膜電極接合体20のカソード側電極触媒層22が形成されている面に対して、供給された空気を拡散させる。アノード側ガス拡散層32は、膜電極接合体20のアノード側電極触媒層23が形成されている面に対して、供給された水素ガスを拡散させる。カソード側ガス拡散層31およびアノード側ガス拡散層32としては、例えば、カーボンクロスやカーボンペーパーなどの気体透過性および導電性を有する材料を用いることができる。
樹脂フレーム43は、膜電極接合体20の外周縁の変形を抑制する。樹脂フレーム43としては、例えば、エポキシ、ナイロン、フェノールなどの熱硬化性樹脂、もしくは、ポリプロピレン、ポリエチレンなどの熱可塑性樹脂を用いることができる。
カソード側セパレータ41は、膜電極接合体20にカソードガスとしての空気を供給するカソード流路70を形成している。カソード流路70は、カソード側ガス拡散層31を介して膜電極接合体20のカソード側に面しており、空気がカソード側に沿って流れる。本実施形態における燃料電池10は、空冷式の燃料電池であり、燃料電池10に導入される空気は、カソードガスと冷媒とを兼ねる。このため、カソード流路70は冷媒の流路を兼ねている。燃料電池10の厚さ方向(z軸方向)に平行な第1の側面11には、燃料電池10内に空気を供給するためのカソード入口51が形成されている。第1の側面11と反対側の第2の側面12には、燃料電池10内から空気を排出するためのカソード出口52が形成されている。
アノード側セパレータ42は、膜電極接合体20にアノードガスとしての水素ガスを供給するアノード流路80を形成している。アノード流路80は、アノード側ガス拡散層32を介して膜電極接合体20のアノード側に面しており、水素ガスがアノード側に沿って流れる。カソード側セパレータ41およびアノード側セパレータ42は、燃料電池10の集電部としても用いられる。カソード側セパレータ41およびアノード側セパレータ42としては、例えば、ステンレスやチタンなどのガスバリア性および導電性を有する金属プレートを用いることができる。
図2は、第1実施形態における燃料電池10の概略構成を示す平面図である。図1および図2を参照して、カソード流路70およびアノード流路80の構成について説明する。カソード流路70は、膜電極接合体20のカソード側の一端部に面し、空気が流入するカソード入口領域71と、膜電極接合体20のカソード側の他端部に面し、カソード入口領域71から流入した空気が流出するカソード出口領域72を有している。カソード入口領域71は、カソード入口51に接続されており、カソード出口領域72は、カソード出口52に接続されている。カソード流路70は、平行する複数の直線状の流路により構成されている(図3参照)。
燃料電池10内の空気の流れを図2に破線で示す。空気は、例えば、燃料電池車両の走行風等により、カソード入口51からカソード流路70内に流入する。カソード入口51から流入した空気は、カソード入口領域71、カソード出口領域72の順に流れ、カソード出口52から流出する。
燃料電池10の周縁部であって、膜電極接合体20の外側の一部(+y軸方向側)には、燃料電池10内に水素ガスを供給するためのアノード入口マニホールド61が、燃料電池10を貫通するように形成されている。アノード入口マニホールド61の近傍には、燃料電池10内から水素ガスを排出するためのアノード出口マニホールド62が、燃料電池10を貫通するように形成されている。アノード流路80は、膜電極接合体20を挟んでカソード入口領域71と対向して配置されており水素ガスが流入する第1アノード流路81と、膜電極接合体20を挟んでカソード出口領域72と対向して配置されている第2アノード流路82とを有している。また、第2アノード流路82から水素ガスが流入し、膜電極接合体20のアノード側における第1アノード流路81と第2アノード流路82とに挟まれた領域に水素ガスを供給する第3アノード流路83とを有している。第1アノード流路81と第2アノード流路82とは、膜電極接合体20のアノード側に面する領域を迂回する迂回流路91によって接続されている。第1アノード流路81は、アノード入口マニホールド61に接続されており、第3アノード流路83は、アノード出口マニホールド62に接続されている。尚、カソード入口領域71と対向する第1アノード流路81の面積は、膜電極接合体20の面積の10〜25%とすることが好ましい。カソード出口領域72と対向する第2アノード流路の面積は、膜電極接合体20の面積の10〜25%とすることが好ましい。乾燥する電解質膜21に効率良く水分を供給することができるためである。
燃料電池10内の水素ガスの流れを図2に実線で示す。水素ガスは、例えば、水素タンクからアノード入口マニホールド61に流入する。アノード入口マニホールド61から流入した水素ガスは、第1アノード流路81へと流れる。第1アノード流路81内に流入した水素ガスは、迂回流路91へと向かって、カソード流路70内を空気が流れる方向と直交する向きに流れる。迂回流路91内に流入した水素ガスは、第2アノード流路82へと向かって、カソード流路70内を空気が流れる方向と平行に流れる。第2アノード流路82内に流入した水素ガスは、第3アノード流路83へと向かって、カソード流路70内を空気が流れる方向と直交する向きに流れる。第3アノード流路83内に流入した水素ガスは、カソード流路70内を空気が流れる方向と逆方向に流れた後、アノード出口マニホールド62から流出する。
図3は、図2における燃料電池10のIII−III線断面図である。本実施形態では、迂回流路91は、膜電極接合体20の外周縁の外側に、燃料電池10を貫くように形成されており、第1アノード流路81および第2アノード流路82に接続されている。迂回流路91は、膜電極接合体20のアノード側に面する領域を迂回している。
図4は、燃料電池10の積層状態を示す断面模式図である。複数の燃料電池10が厚さ方向(z軸方向)に積層され、両端をエンドプレート101により挟持されることにより、燃料電池スタック100が形成される。エンドプレート101には、アノード入口マニホールド61とアノード出口マニホールド62とに連通する孔が設けられている。エンドプレート101には、マニホールド状の迂回流路91を形成する孔は設けられておらず、迂回流路91は、エンドプレート101により封止されている。そのため、各燃料電池10の第1アノード流路81内に供給された水素ガスは、マニホールド状の迂回流路91に一旦流出した後、各燃料電池10の第2アノード流路82内へと流れる。
図5は、反応ガスの湿度分布を示す説明図である。まず、カソード流路70を流れる空気の湿度分布を説明する。カソード入口領域71を流れる空気は、燃料電池10の生成水により加湿されるため、湿度が上昇する。カソード流路70を流れる空気は、冷媒として燃料電池10の熱を受けるため、カソード入口領域71からカソード出口領域72に向かうにつれて、温度が上昇し、湿度が低下していく。このため、カソード出口領域72付近では、電解質膜21が乾燥しやすい。
次に、アノード流路80を流れる水素ガスの湿度分布を説明する。第1アノード流路81は、膜電極接合体20を挟んでカソード入口領域71と対向して配置されているため、第1アノード流路81を流れる水素ガスは、カソード入口領域71における発電によって生じた生成水により加湿され、迂回流路91に流れる。迂回流路91は、膜電極接合体20のアノード側に面する領域を迂回するため、迂回流路91を流れる水素ガスは、膜電極接合体20に供給されることなく、流量と湿度とを維持したまま、第2アノード流路82へと流れる。第2アノード流路82は、膜電極接合体20を挟んでカソード出口領域72と対向して配置されているため、第2アノード流路82を流れる水素ガスは、乾燥しやすいカソード出口領域72の電解質膜21を加湿する。第2アノード流路82から流出した水素ガスは、第3アノード流路83を通ることにより、燃料電池10の発電に供され、アノード出口マニホールド62から燃料電池10の外に排出される。
以上で説明した第1実施形態の燃料電池10によれば、カソード入口領域71における生成水によって加湿されたアノードガスが、迂回流路91を通じてカソード出口領域72に対向する第2アノード流路82に供給される。このため、冷媒の出口近傍であるカソード出口領域72における電解質膜21の乾燥を抑制でき、燃料電池10の発電性能が低下することを防止できる。
B.第2実施形態
図6は、第2実施形態における燃料電池10bの概略構成を示す平面図である。また、図7は、図6における燃料電池10bのVII−VII線断面図である。第2実施形態の燃料電池10bでは、迂回流路91bの構造と、第3アノード流路83bの構造とが、第1実施形態と異なる。迂回流路91bは、マニホールド状ではなく、アノード側セパレータ42に形成されている流路溝によって構成されている。また、第3アノード流路83bは、第2アノード流路82からアノード出口マニホールド62へと向かって蛇行する流路により構成されている。尚、迂回流路91bの構造と、第3アノード流路83bの構造との内、いずれか一方のみが第1実施形態と異なっていてもよい。
以上で説明した第2実施形態の燃料電池10bによっても、カソード入口領域71における生成水によって加湿されたアノードガスが、迂回流路91bを通じてカソード出口領域72に対向する第2アノード流路82に供給される。このため、冷媒の出口近傍であるカソード出口領域72における電解質膜21の乾燥を抑制でき、燃料電池10bの発電性能が低下することを防止できる。
C.第3実施形態
図8は、第3実施形態における燃料電池10cの概略構成を示す平面図である。第3実施形態の燃料電池10cでは、マニホールド状のアノード中間流路92cを備えることと、アノード出口マニホールド62cの配置と、第3アノード流路83cの構造とが、第1実施形態と異なる。アノード中間流路92cは、膜電極接合体20の外周縁の外側に形成されているマニホールド状の流路であり、第2アノード流路82と第3アノード流路83cとの間を接続している。また、アノード出口マニホールド62cは、アノード入口マニホールド61の近傍でなく、迂回流路91の近傍に配置されている。さらに、第3アノード流路83cは、アノード中間流路92cからアノード出口マニホールド62cへと向かって、カソード流路70内を空気が流れる方向と直交する向きに水素ガスを流す。
アノード入口マニホールド61から流入した水素ガスは、第1アノード流路81、迂回流路91、第2アノード流路82の順に流れた後、第2アノード流路82からアノード中間流路92cへと流れる。アノード中間流路92c内に流入した水素ガスは、第3アノード流路83cへと向かって、カソード流路70内を空気が流れる方向と逆方向に流れる。第3アノード流路83c内に流入した水素ガスは、カソード流路70内を空気が流れる方向と直交する向きに流れ、アノード出口マニホールド62cから流出する。
以上で説明した第3実施形態の燃料電池10cによっても、カソード入口領域71における生成水によって加湿されたアノードガスが、迂回流路91を通じてカソード出口領域72に対向する第2アノード流路82に供給される。このため、冷媒の出口近傍であるカソード出口領域72における電解質膜21の乾燥を抑制でき、燃料電池10cの発電性能が低下することを防止できる。また、第2アノード流路82と第3アノード流路83cとの間が、マニホールド状のアノード中間流路92cによって接続されているため、水素ガスの圧力損失を低減することができる。
D.他の実施形態
上記各実施形態では、カソード流路70は、図3に示したように、平行する複数の直線状の流路により構成されている。これに対して、カソード流路70は、一本の直線状の流路であってもよい。また、カソード流路70は、直線状であることが好ましいが、一部が湾曲あるいは屈曲するなど、必ずしも直線状の流路でなくてもよい。
上記各実施形態では、迂回流路91は、x軸−y軸平面(例えば、図2参照)内において膜電極接合体20のアノード側に面する領域を迂回している。これに対して、迂回流路91は、膜電極接合体20のアノード側に面する領域を、z軸方向に迂回してもよい。
本発明は、上述の実施形態に限られるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲において種々の構成で実現することができる。例えば、発明の概要の欄に記載した各形態中の技術的特徴に対応する実施形態中の技術的特徴は、上述の課題の一部又は全部を解決するために、あるいは、上述の効果の一部又は全部を達成するために、適宜、差し替えや、組み合わせを行うことが可能である。また、その技術的特徴が本明細書中に必須なものとして説明されていなければ、適宜、削除することが可能である。
10,10b,10c…燃料電池
11…第1の側面
12…第2の側面
20…膜電極接合体
21…電解質膜
22…カソード側電極触媒層
23…アノード側電極触媒層
31…カソード側ガス拡散層
32…アノード側ガス拡散層
41…カソード側セパレータ
42…アノード側セパレータ
43…樹脂フレーム
51…カソード入口
52…カソード出口
61…アノード入口マニホールド
62,62c…アノード出口マニホールド
70…カソード流路
71…カソード入口領域
72…カソード出口領域
80…アノード流路
81…第1アノード流路
82…第2アノード流路
83,83b,83c…第3アノード流路
91,91b…迂回流路
92c…アノード中間流路
100…燃料電池スタック
101…エンドプレート

Claims (1)

  1. 空冷式の燃料電池であって、
    膜電極接合体と、
    前記膜電極接合体のカソード側に面しており、カソードガスと冷媒とを兼ねる空気が前記カソード側に沿って流れるカソード流路と、
    前記膜電極接合体のアノード側に面しており、アノードガスが前記アノード側に沿って流れるアノード流路と、
    を備え、
    前記カソード流路は、
    前記膜電極接合体の前記カソード側の一端部に面し、前記空気が流入するカソード入口領域と、
    前記膜電極接合体の前記カソード側の他端部に面し、前記カソード入口領域から流入した前記空気が流出するカソード出口領域と、
    を有し、
    前記アノード流路は、
    前記膜電極接合体を挟んで前記カソード入口領域と対向して配置されており、前記アノードガスが流入する第1アノード流路と、
    前記膜電極接合体を挟んで前記カソード出口領域と対向して配置されている第2アノード流路と、
    前記第2アノード流路から前記アノードガスが流入し、前記膜電極接合体の前記アノード側における前記第1アノード流路と前記第2アノード流路とに挟まれた領域に前記アノードガスを供給する第3アノード流路と、
    を有し、
    前記第1アノード流路と前記第2アノード流路とが、前記膜電極接合体の前記アノード側に面する領域を迂回する迂回流路によって接続されている、
    燃料電池。
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