JP2019031301A - 取出し口付き紙箱 - Google Patents

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Abstract

【課題】容器内に多数収容された内容物の位置を簡易に制御することで、容器を傾けるか振出すといった外箱への追加操作を行うことなく、内容物を所定数ずつ安定して排出させる。【解決手段】外取出し口(11)と上部孔(12)を有した外箱(1)と、外箱(1)内に上下へスライド移動可能に収容される、内取出し口(21)を有した内箱(2)と、内箱(2)の下部に収容されて上下方向へ弾性圧縮変形するバネ材(3)とを具備する。バネ材(3)は、内箱(2)が押し下げられたとき、押上げ板(31)の前部(31F)よりも後部(31B)のほうが大きな弾性反力を生じて、内箱(2)をたわみ変形させる。【選択図】図3

Description

本発明は、取出し操作によって内容物を取り出し口から取り出すことのできる取出し口付き紙箱に関し、特に、外箱の下部の取り出し口から粒状の内容物を排出させるものに関する。
引き出し型箱の取出し口を備えた箱状容器として、従来、外筐内に密封容器となる内箱を摺動可能に挿入し、外筐の筐底と密封容器との間にスポンジを介在させ、外筐内の内箱の頂面を指で圧化してスポンジを圧縮し、外筐の孔と内箱の孔とを一致させて内箱内の菓子を排出する菓子パッケージが開示される(特許文献1参照)。
また従来、収納した球状粒子を所定数ずつ取り出せるようにした振出し容器として、多数の球状粒子を収納するための収納部を少なくとも1つ備えた容器本体と、球状粒子の取出し口を開ける開位置とその取出し口を覆う閉位置との間で容器本体に対してスライド可能な蓋体とで構成したものが開示される(特許文献2参照)。この振出し容器は、閉位置では球状粒子が収納部内において取出し口のところに移動可能で、開位置では球状粒子が収納部内において取出し口のところに移動できないように蓋体の裏側にリブを突出形成する一方、取出し時に際して蓋体をスライドして開位置とすることにより、所定数の球状粒子だけが取出し口に位置し、それ以外の球状粒子は取出し口に移動できないことから、所定数の球状粒子だけを正確に取り出すことができる、とされる。
実公昭43−137号公報 特開2001−240157号公報
しかしながら、上記菓子パッケージないし振出し容器では、容器内に多数収容された内容物の位置の制御ができないため、容器を傾けるか振出す操作が必要であった。特に前記の菓子パッケージは外筐よりも小型のスポンジを挟んでいるだけのため、内箱の押し操作によって前後左右のどちらに傾くか変わってしまい、内容物排出が不安定になってしまうものであった。
特に、外箱の前面下部に取出し口を備える場合は通常、外箱を床等に載置したまま内容物の取出しを行うため、容器の傾きや振出しの操作とはそぐわない。このため、内容物を所定数ずつ安定して排出することが困難であった。
本発明は、このような事情を鑑みてなされたものであり、特に外箱の前面下部に取出し口を備える場合であっても、容器内に多数収容された内容物の位置を簡易に制御することで、容器を傾けるか振出すといった外箱への追加操作を行うことなく、内容物を所定数ずつ安定して排出することのできる取出し口付き紙箱を提供することを課題とする。
上記課題を解決すべく、本発明の取出し口付き紙箱は、以下〔1〕〜〔6〕の手段を講じている。但し、以下及び各実施形態において構成名称に続けて記載する数字列ないし数字及びアルファベットの文字列は、実施例の形態における部位を図面にて参照するための図面参照符号であり、各図及び各説明に特定する構造に限定する趣旨ではない。
〔1〕本発明の取出し口付き紙箱は、
外取出し口11を前面1Fに有すると共に上部孔12を天面1Tに有した外箱1と、
外箱1内に上下へスライド移動可能に収容される箱体からなり、内取出し口21を前面2Fに有した内箱2と、
外箱1内であって内箱2の下部に収容されて上下方向へ弾性圧縮変形するバネ材3と、を具備し、
外箱1の内部にバネ材3と内箱2を収容して、内箱と外箱が内外に近接した二重箱を構成してなり、
内箱2を外箱1の上部孔から押し下げて内箱2をスライド移動させることで、外箱の外取出し口と内箱の内取出し口とが外箱1の前面下端で重なった取出し状態となり、
内箱2内に収容された粒状菓子が前記取出し状態の外取出し口から排出される取出し口付き紙箱であって、
前記バネ材3は、内箱2の底面2Bに接触する押上げ板31と、押上げ板31の前部及び後部から、それぞれ伸長して接地した前脚部32及び後ろ脚部33とを有してなり、
内箱2が押し下げられて押上げ板31が圧縮付勢されたとき、押上げ板31の前部31Fよりも後部31Kのほうが大きな弾性反力を生じて、内取出し孔が斜め下前方を向くように内箱を傾かせるか、或いは内箱の下部をたわみ変形させることを特徴とする。
本構成によれば、内箱2を押し下げて下方へスライド移動させた取出し状態では、前部よりも後部のほうが大きな弾性反力を発揮して、内箱2の底面後部が底面前部よりも大きな弾性反力を受けることで、内取出し口21下部が僅かに斜め下前方を向くように内箱2が傾くか、或いは、内箱2の下部、すなわち、底面2Bの後部寄り/前面2Fの下部寄り/背面2Kの下部よりの部分がたわみ変形する(例えば後述実施例の図3の状態)。内箱2が前記のように傾くことで、内箱2に収容された粒状菓子が傾斜した底面Bによって内取出し口21近傍へ寄るように落下移動する。あるいは、内箱2の下部の一部が前記のようにたわみ変形することで、内箱2に収容された粒状菓子が底面2Bに部分的に押しあげられて、取出し口21と反対の位置の背面1K,2K側に留まることを抑制される。これら傾き乃至たわみ変形の少なくともいずれかにより、内箱内の粒状菓子が前面下部の取出し口からスムーズに排出される。
〔2〕また、上記取出し口付き紙箱においては、バネ材3が前後に非対称な形状をなすことが好ましい。
すなわち、前記バネ材3は、内箱2の底面2Bに接触する押上げ板31と、押上げ板31の前部及び後部から、それぞれ斜め後方及び斜め前方に伸長した前脚部32及び後ろ脚部33と、前脚部32及び後ろ脚部33を亘って繋ぎ連結された弾性線材34とからなり、
前記前脚部32、後ろ脚部33、ないし弾性線材34が、側面視にて前後に非対称な形状で組み構成されることで、
バネ材3が圧縮変形したときの弾性線材34の弾性力に基づき、後ろ脚部33よりも大きな弾性反力が前脚部32に伝達されることが好ましい。
このようなものであれば、前後に非対称な形状で組み構成されたバネ材3が前後に非対称に圧縮変形することで、前後位置で異なる弾性反力を確実に生じさせるものとなる。
(文言定義)
なお、「前後に非対称な形状」とは、前後方向の中央位置を基準線としたとき、非圧縮かつ解放状態のバネ材3がこの基準線を境として前後に非対称に配置された側面視板形状からなることをいう。例えば、押上げ板31が水平ではなく前後に傾いた形状であること、或いは前脚部32と後ろ脚部33が異なる長さで接地していること、或いは前脚部32と後ろ脚部33が異なる側面視角度で伸長し又は接地していることをいう。
〔3〕また、上記いずれかの取出し口付き紙箱においては、前脚部32と後ろ脚部33が異なる剛性で各々たわみ変形することが好ましい。
すなわち、前記バネ材3は、内箱2の底面2Bに接触する押上げ板31と、押上げ板31の前端及び後端から、それぞれ斜め後方及び斜め前方に交差して伸長した前脚部32及び後ろ脚部33と、前脚部32及び後ろ脚部33を亘って繋ぎ連結された弾性線材34とからなり、
このうち前脚部32と後ろ脚部33は、押上げ板31の前後方向中央寄りの交差部3Cで交差して、それぞれ、押上げ板31を支える上半部321,331と、外箱1の底面に接地する下半部322,332とに分割されてなり、
前脚部32の上半部321と後ろ脚部33の上半部331、或いは、
前脚部32の下半部322と後ろ脚部33の下半部332、の少なくともいずれかの組において、
各組内の前脚部32と後ろ脚部33とが、取出し状態において異なるたわみ量でたわみ変形することで、交差部3C周りに異なるモーメントを生じることが好ましい。
上記構成によれば、前脚部32と後ろ脚部33とが、圧縮変形したときに各々異なるたわみ量でたわみ変形することで、押上げ板31の前端及び後端のそれぞれにおいて、弾性反力に基づくモーメントを互いに異なる大きさで生じさせるものとなる。
〔4〕また、上記いずれかの取出し口付き紙箱においては、上部孔12が、外箱1の天面1Tの中央に形成されることが好ましい。
すなわち、前記上部孔12が、外箱1の天面1Tの中心(天面1Tの図心)に形成された指孔からなり、上部孔12の形成位置の前後範囲内に前記交差部3Cが配置される、梱包箱が平面視にて複数の隅部を有する平面視多角形の収容空間を具備し、前記複数の縦板(4)がそれぞれ前記隅部のいずれかに向かって延出した縦片からなることが好ましい。
上記構成によれば、上部孔12が指孔(使用者の一指が入る大きさの孔)の大きさで中央に部分形成されることで、常に安定した加力点から押し下げ加力することができ、またこの加力点の前後方向ほぼ下方に位置した交差部3Cを中心としてバネ材3が弾性変形することで、バネ材3による安定した弾性反力を生じさせるものとなる。そして、箱に収容された粒状菓子が内取出し口21近傍へ寄るように確実に移動させることができる。
〔5〕また、本発明の取出し口付き紙箱は、蓋フラップを背面側に構成することが好ましい。
前記外箱1の天面1Tは、外箱1の前面1Fの上端に固定されて後方が開く後方開き板で構成されると共に、その後方先端に、内箱2の上下スライド量よりも長い蓋フラップ1TFが延設されることが好ましい。
上記構成によれば、天面1Tの後部から背面1Kに沿って蓋フラップ1TFが内箱2の背面と外箱1の背面との間に介在するため、内箱2の背面上部と外箱2の背面との間に隙間を確保している。これにより、内箱2の背面を前方寄りに押し出し、内箱の底面後部を上方へたわみ変形しやすいものとしている。なお、蓋フラップ1TFは内箱2の上下スライド量よりも長く設定されるため、上下スライド移動した内箱2の背面2Kに常に介在する。なお後述の実施例では、傾斜内取出し口が斜め下前方に向くよう、内箱2の前面及び底面が斜め方向にたわみ変形する。
(文言定義)
ここで、内箱2の上下スライド量とは、内箱2の外箱1内の上下の隙間量から、バネ材3の圧縮変形量を差し引いた、内箱2の実際の上下移動可能な量を言う。
〔6〕また、本発明の取出し口付き紙箱は、外取出し口11の下部形状において、
前記外取出し口11は、孔の下縁中央が外箱の前面下端近傍に位置すると共に、その両側部に部分壁11Wが孔内へせり出して形成されることが好ましい。
上記構成によれば、部分壁11Wが両側部で堰となって、粒状菓子を中央へ誘導することで、粒状菓子が1個ずつ排出される。
なお、後述の実施例では斜め辺を有した半台形(上辺よりも下辺の長い等脚台形を左右に半分にした形状)の部分壁11Wが、外取出し口11の下部両側部から幅方向中央方向へせり出して形成される。これにより、外取出し口11の孔の下縁は中央がU字又はV字形状をなす。
本発明にかかる取出し口付き紙箱によれば、前脚部32と後ろ脚部33とが、圧縮変形したときに各々異なるたわみ量でたわみ変形することで、押上げ板31の前端及び後端のそれぞれにおいて、弾性反力に基づくモーメントを互いに異なる大きさで生じさせるものとなる。これにより、容器を傾けるか振出すといった外箱への追加操作を行うことなく、内容物を所定数ずつ安定して排出することのできる取出し口付き紙箱を提供することが可能となった。
実施例1の構成を示す分解斜視図。 実施例1の第一状態(解放状態)の中央端面図。 実施例1の第二状態(取出し状態)の中央端面図。 実施例1におけるバネ材3の各状態(第一状態(a)、第二状態(b))の側面組み状態図。 実施例1及び他の実施例2〜4におけるバネ材3の展開図。 実施例1及び他の実施例2〜4におけるバネ材3の側面組み状態図。 本発明の実施例5の取出し口付き紙箱の誘導材4の展開図(a)、組み立て途中の状態図(b)、及び組み立て後の状態図(c)。 本発明の実施例5の取出し口付き紙箱の中央側断面図。
以下、本発明の実施の形態における取出し口付き紙箱の構成を実施例として示す各図に基づいて説明する。なお、以下及び各実施形態において構成名称に続けて記載する数字列ないし数字及びアルファベットの文字列は、実施例の形態における部位を図面にて参照するための図面参照符号であり、各図及び各説明に特定する構造に限定する趣旨ではない。
いずれの実施例も、本発明の取出し口付き紙箱は、外箱1の内部にバネ材3と内箱2を収容して、内箱と外箱が内外に近接した二重箱を構成してなると共に、粒状の内容物を内箱2内の収容空間に多数収容してなる。粒状の内容物は粒状菓子のほかビー玉、ビーズ等どのような用途に使われるものでもよい。形状は球状のもの、立方体状のもの、扁平状のもののいずれでもよいが、押し下げ操作時の反動によって傾斜面を滑落するか転動して落出するものが好ましい。
そして、本発明の取出し口付き紙箱は、外取出し口11を前面1Fに有すると共に上部孔12を天面1Tに有した外箱1と、
外箱1内に上下へスライド移動可能に収容される箱体からなり、内取出し口21を前面2Fに有した内箱2と、
外箱1内であって内箱2の下部に収容されて上下方向へ弾性圧縮変形するバネ材3と、を具備して構成される(図1)。
また好ましくはさらに、誘導材4を具備して構成される(図1〜3、図7〜8)。
内箱2を外箱1の上部孔から押し下げる押し下げ操作によって内箱2をスライド移動させることで、外箱の外取出し口と内箱の内取出し口とが外箱1の前面下端で重なった取出し状態(第二状態)となり、内箱2内に収容された粒状菓子が前記取出し状態の外取出し口11から自動排出される(図3)。
(外箱1)
外箱1は、外取出し口11を前面1Fに有すると共に上部孔12を天面1Tに有する。開口上部には、蓋フラップ1TF,サイドフラップ1SF,蓋フラップ1TFの基部のカット部に差し込まれる後ろ差し込み片1BFを有する。サイドフラップ1SFの片先中央には、上部孔12の形成位置に対応して上部半孔12Sが形成される。左右のサイドフラップ1SFの上部半孔12Sが両側方向から対称に合わさって、上部孔12よりも一回り大きい二重孔を形成する。
(上部孔12)
上部孔12は、外箱1の天面1Tの図心を含む範囲に形成された指孔からなる。上部孔12の形成位置は、側面視において上部孔12の前後範囲内に、バネ材3の交差部3Cが配置されるように設定される(図2)。これにより、上部孔12、すなわち加力点の前後方向ほぼ下方に交差部3Cが位置することとなり、押し下げの外力を確実にバネ材3の交差部3Cへ伝えることができる。
上部孔12が指孔(使用者の一指が入る大きさの孔)の大きさで中央に部分形成されることで、常に安定した加力点から押し下げ加力することができ、またこの加力点の前後方向ほぼ下方に位置した交差部3Cを中心としてバネ材3が弾性変形することで、バネ材3による安定した弾性反力を生じさせるものとなる。そして、箱に収容された粒状菓子が内取出し口21近傍へ寄るように確実に移動させることができる。
(蓋フラップ1TF)
前記外箱1の天面1Tは、外箱1の前面1Fの上端に固定されて後方が開く後方開き板で構成されると共に、その後方先端に、内箱2の上下スライド量よりも長い蓋フラップ1TFが延設される。
天面1Tの後部から背面1Kに沿って蓋フラップ1TFが内箱2の背面と外箱1の背面との間に介在するため、内箱2の背面上部と外箱2の背面との間に隙間を確保している。これにより、内箱2の背面を前方寄りに押し出し、内箱の底面後部を上方へたわみ変形しやすいものとしている。なお、蓋フラップ1TFは内箱2の上下スライド量よりも長く設定されるため、上下スライド移動した内箱2の背面2Kに常に介在する。実施例では、傾斜内取出し口が斜め下前方に向くよう、内箱2の前面及び底面が斜め方向にたわみ変形する(図3)。
(外取出し口11)
外取出し口11は、孔の下縁中央が外箱の前面下端近傍に位置すると共に、その両側部に部分壁11Wが孔内へせり出して形成される(図11)。この部分壁11Wは好ましくは、左右両側部それぞれにおいて、両端の水平辺及びそれよりも中央寄りの傾斜辺ないし湾曲辺が連なって、両側部で略凹状の縦型の堰をなす。実施例では斜め辺を有した半台形(上辺よりも下辺の長い等脚台形を左右に半分にした形状)の部分壁11Wが、外取出し口11の下部両側部から幅方向中央方向へせり出して形成される。これにより、外取出し口11の孔の下縁は中央がU字又はV字形状をなす。
両側部の部分壁11Wの傾斜辺の下端同士の間は内容物1つ分の下部の幅に対応して中央離間部をなし、外箱1の底面と連なる。パッケージの開封前はこの外取出し口11の外形に沿ったミシン罫が施されているものとしてもよい。この場合、前記中央離間部が外取出し口11を開口させるための覆い片の操作片部をなす。すなわち、外取出し口11の外形に沿ったミシン罫によって外取出し口11の開口前の覆い片を形成するところ、下部中央に突出した操作片部をもって引き上げることで、容易に外取出し口11の開口を形成することができる。
(内箱2)
内箱2は、外箱1内に上下へスライド移動可能に収容される箱体からなり、内部に内容物の収容空間21Sを有すると共に、内取出し口21を前面2Fに有する。取出し前の収容状態が図2に示す第一状態である。この第一状態では、外箱1の内部にバネ材3と共に収容されて、天面2Tが外箱の天面1Tに近接した二重箱を構成する。外箱1の後部上方にスライド量以上の高さをもって収容された蓋フラップ1TF、及び、天面1Tと蓋フラップ1TFとの境界辺の切込みに収容されたバックフラップ1BFが外箱1の天面1T,背面1Kとの間に介在することによって、内箱は水平を保ったまま、上部後方が外箱1内でわずかに下方及び前方へ押し出され、内箱2と外箱1間の隙間によるガタツキを抑えた状態となっている(図2)。
(内箱2の移動変形)
内箱2は、天面2Tの中央(図心又はその周囲近傍)で押し下げの外力を受けることで外箱1内を下方にスライド移動し、内容物を自動排出する第二状態(取出し状態)となる(図3)。第一状態から第二状態へ移行する際、内箱2は、蓋フラップ1TFよりも短い所定の上下スライド量だけ下方へスライド移動することで、外箱の外取出し口と内箱の内取出し口とが外箱1の前面下端で重なった第二状態(取出し状態)となる。第二状態(取出し状態)では、押上げ板31から前後に偏った弾性反力を受けて、内箱2の底面2Bの後部が上方へ押し上げられるようにたわみ変形すると共に、前面2F、及び背面2Kの下部が後方へたわみ変形する(図3、図4)。また押上げ板31からの前後に偏った弾性反力を受けて、内取出し口21下部が僅かに斜め下前方を向くように内箱2が前下方へ僅かに傾き、内箱2が前下方(図3の左回り方向)へ僅かに回転した状態となる。
(文言定義)
なお、内箱2の上下スライド量とは、内箱2の外箱1内の上下の隙間量から、バネ材3の圧縮変形量を差し引いた、内箱2の実際の上下移動可能な量を言う。
(バネ材3)
バネ材3は、内箱2の底面2Bに面接触する押上げ板31と、押上げ板31の前部及び後部から、それぞれ伸長して接地した前脚部32及び後ろ脚部33とを有してなる(図2、図4)。内箱2が押し下げられて押上げ板31が圧縮付勢されたとき、押上げ板31の前部31Fよりも後部31Kのほうが大きな弾性反力を生じて、内箱2の底面2B又は前面2Fをたわみ変形させる(図3、図4)。
取出し状態では、内箱2が下方へスライド移動したとき、内箱2の底面後部が底面前部よりも大きな弾性反力を受けることで、内取出し口21下部が僅かに斜め下前方を向くように内箱2が傾くと共に、内箱2の底面2Bの後部がたわみ変形する。このたわみ変形により、粒状菓子が取出し背面1K,2K側に留まることを抑制される。これにより、内箱に収容された粒状菓子が内取出し口21近傍へ寄るように移動し、粒状菓子がスムーズに排出される。
(前脚部32と後ろ脚部33)
前記バネ材3は、内箱2の底面2Bにその上面の好ましくは全面で接触する押上げ板31と、押上げ板31の前端及び後端から、それぞれ斜め後方及び斜め前方に交差して伸長した前脚部32及び後ろ脚部33と、前脚部32及び後ろ脚部33を亘って繋ぎ連結された弾性線材34とからなる。このうち前脚部32と後ろ脚部33は、押上げ板31の前後方向中央寄りの交差部3Cで交差して、それぞれ、押上げ板31を支える上半部321,331と、外箱1の底面に接地する下半部322,332とに分割される。
(前後に非対称な形状)
前記バネ材3は、前脚部32、後ろ脚部33、ないし弾性線材34が、側面視にて前後に非対称な力学関係で弾性付勢された状態に組み構成されることで、
バネ材3が圧縮変形したときの弾性線材34の弾性力に基づき、後ろ脚部33よりも大きな弾性反力が前脚部32に伝達される。「前後に非対称な形状」で組み構成されたバネ材3が弾性復帰によって前後に非対称に変形することで、前後位置で異なる弾性反力を確実に生じさせるものとなる。
(前後の剛性反力調節)
図5(a)、図6(a)に示すように、実施例1のバネ材3において、前脚部32及び後ろ脚部33はそれぞれ異なる剛性材とされ、たわみ変形時に異なる剛性反力を生じるものとしてもよい。すなわち、前脚部32の上半部321と後ろ脚部33の上半部331、或いは、
前脚部32の下半部322と後ろ脚部33の下半部332、の少なくともいずれかの組において、
各組内の前脚部32と後ろ脚部33とが異なる剛性を有してなり、取出し状態において異なるたわみ量でたわみ変形することで、交差部3C周りに異なるモーメントを生じる。
実施例1の前脚部32の上半部321は、両幅が天板幅の略三分の一程度(具体的には、30%〜35%)となるように1本の細首状に形成される一方、後ろ脚部33の上半部331は、各幅が天板幅の略三分の一程度(具体的には、32.5%〜35%)となるように、左右2本の細枠状に形成される。これにより、前脚部32の上半部321は後ろ脚部33の上半部331と比較して小さい剛性材として設定され、圧縮変形したときに前脚部32のほうが後ろ脚部33よりも大きいたわみ量でたわみ変形すると共に、前脚部32のほうが後ろ脚部33よりも小さい剛性反力を生じる。これにより、押上げ板31の前端及び後端のそれぞれにおいて、弾性反力に基づくモーメントが前側(M1)よりも後側(M2)でより大きなものとして生じる(図4)。
(バネ材3の構成例)
バネ材3は、交差部3Cから斜め前後方向上方へ、前上半部321と後ろ上半部331がそれぞれ所定の長さで伸長し、交差部3Cから斜め前後方向下方へ、前下半部332と後ろ下半部322がそれぞれ所定の長さで伸長する(図4、図6)。また、交差部3Cから後ろ下半部322と前下半部332に沿って所定の固定距離(後ろ固定距離34K,前固定距離34F)だけ離れた位置には、前後の固定位置342,343同士を亘って、輪状の弾性線材34である輪ゴムが係止固定される(図4、図5、図6)。
以下、各実施例の構成について説明する。
〔実施例1〕
図1は実施例1の構成を示す分解斜視図を、図2は実施例1の第一状態(解放状態)の中央端面図を、図3は実施例1の第二状態(取出し状態)の中央端面図を、そして図4は実施例1におけるバネ材3の各状態(第一状態(a)、第二状態(b))の側面組み状態図を、それぞれ示す。そして図5(a)には、実施例1のバネ材3の展開図を、図6(b)には、実施例1のバネ材3の側面組み状態図を、それぞれ示す。
(誘導材4)
図1〜図3には、実施例1の取出し口付き紙箱のうち、誘導材4の斜視図及び中央端面図を示す。誘導材4は中央上片41と側上片42と側部立片43と後部立片44とから構成される。前方下端が短い略等脚台形の中央上片41と、その左右傾斜辺に隣接した側上片42とが谷折り辺で接することで、内取出し口21に向かって下方傾斜した3面の傾斜面を形成する。前方を除く左右辺及び後部辺に側部立片43と後部立片44とが山折り辺境界で斜めに立設することで、誘導材4が、内箱2の下部である程度の弾性をもって安定収容される。
〔実施例2〜4〕
図5には、実施例1及び他の実施例2〜4におけるバネ材3の展開図を、図6には、実施例1及び他の実施例2〜4におけるバネ材3の側面組み状態図を、それぞれ示す。図5(b)(c)(d)、図6(b)(c)(d)に示す実施例2〜4の各バネ材3のように、バネ材3の前脚部32及び後ろ脚部33はそれぞれ異なる長さ設定がされることで、前後に非対称な形状をなすものとしてもよい。
これらの前脚部32、後ろ脚部33、ないし弾性線材34は、側面視にて前後に非対称な形状で組み構成されることで、バネ材3が圧縮変形したときの弾性線材34の弾性力に基づき、後ろ脚部33よりも大きな弾性反力が前脚部32に伝達される。
すなわち、実施例2においては、後脚部33の上半部331は前脚部32の上半部321よりも103〜110%程度で若干長く設定され、前脚部32の下半部322は後脚部33の下半部332よりも103〜110%程度の範囲内で若干長く設定され、また、交差部3Cから弾性線材34の後ろ側固定部までの後ろ固定距離34Kは、交差部3Cから弾性線材34の前側固定部までの前固定距離34Fよりも103〜110%程度で若干長く設定される(図5(b)及び図6(b))。
また実施例3においては、後脚部33の上半部331は前脚部32の上半部321よりも110〜120%程度(さらに言えば110〜115%)の範囲内で極めて長く設定され、前脚部32の下半部322は後脚部33の下半部332よりも103〜110%程度の範囲内で若干長く設定され、また、交差部3Cから弾性線材34の後ろ側固定部までの後ろ固定距離34Kは、交差部3Cから弾性線材34の前側固定部までの前固定距離34Fよりも103〜110%程度で若干長く設定される(図5(c)及び図6(c))。
また実施例4においては、後脚部33の上半部331は前脚部32の上半部321と同じ長さに設定される一方、前脚部32の下半部322は後脚部33の下半部332よりも110〜125%程度の範囲で極めて長く設定される(図5(d)及び図6(d))。また、交差部3Cから弾性線材34の後ろ側固定部までの後ろ固定距離34Kは、交差部3Cから弾性線材34の前側固定部までの前固定距離34Fと同一に設定される。
これらの長さの設定により、押上げ板31の前部(前端)31F及び後部(後端)31Kのそれぞれにおいて、弾性反力に基づくモーメント(M1,M2)が、前部31Fよりも後部31Kでより大きなものとして生じ(すなわちM2>M1)、前側よりも後側のほうが大きな弾性反力で内箱2の底板2Bを押し上げることとなる(図4と同様)。これにより、図3と同様に、紙箱からなる内箱2の底面2B,背面2Kの下部がたわみ変形すると共に、内箱2の底面2Bが前側下方へ傾いて、内容物の粒状菓子が前方へ僅かに寄るように誘導される。
〔実施例5〕
図7には、実施例5の取出し口付き紙箱のうち、誘導材4の展開図(a)、組み立て途中の状態図(b)、及び組み立て後の状態図(c)を示す。図8は、本発明の実施例5の取出し口付き紙箱の中央側断面図である。
(誘導材4)
実施例5の誘導材4は中央上片41と側上片42と側部立片43と折り返し上片45と折り返し側片46とから構成される。略等脚台形の中央上片41の後部辺には折り返し上片45が延設され、その左右側辺に片傾斜台形状の折り返し側片46が折り曲げ辺を介して接する。折り返し上片45を中央上片41に対して折り返した状態で、左右の折り返し側片46をそれぞれ同一方向へ略直角に折ることで、折り返し上片45が折り返し側片46の片傾斜台形の片傾斜角度で傾斜したうえ折り返し傾斜台を上部形成する(図7bの上部、図7cの上部)。折り返し側片46の下端の差し込みフラップ46Fを、側部立片43の上端に形成したカット部43Cに差し込むことで、折り返し傾斜台が、中央上片41を含む傾斜面の上部に固定される(図7c)。
また、折り返し上片45の片面内の下部付近には、両側部を側枠45Sに囲われた横長の誘導孔40が形成され、この誘導孔40の高さは内容物1つ分よりも大きくかつ2つ分よりも小さい高さに設定されている。これにより、実施例5の誘導材4は、上部において誘導孔40に向かう1傾斜面上に第一収容空間21Sを形成すると共に、下部において内取出し口21に向かう3面の傾斜面を形成して第二収容空間22Sを形成する。粒状の内容物の大半は第一収容空間21S内でランダムに積み重なって収容された積層状態D1であるが、誘導孔40を通過して第二収容空間22S内に到達した内容物は一列に整列した整列状態D2となる(図8)。整列状態D2となった内容物は、中央上片41と側上片42とからなる3面の傾斜面上を転がることで、高さ方向へ重なることなく1つずつが中央上片41に向かうよう誘導される(図8)。また、3面の傾斜面の下部には、前方を除く左右辺に側部立片43が山折り辺境界で斜めに立設することで、内箱2の下部において第三収容空間24Sを形成し、誘導材4が、内箱2の下部である程度の弾性をもって安定収容される。
前記した従来の菓子パッケージ等の構造においては、内箱と外箱の取出し口同士が重なった取出し状態では、押し下げ時の弾性反力の発生位置をコントロールすることができないことから、内箱天面の押し下げかたによっては粒状菓子が取出し背面1K,2K側に留まってしまい、粒状菓子がスムーズに排出されないことがあった。これに対して本願では、内箱と外箱の取出し口同士が重なった取出し状態において、内箱天面の押し下げかたによらず、粒状菓子が安定してスムーズに排出されるものを提供することとなった。
以上、各実施例の形態をもとに本発明を説明したが、これら実施例の形態は例示であり、本発明の主旨から逸脱しない限り、上述各実施の形態に対して、様々な形状変更、配置変更、構成要素の増減、各構成要素の付加、一部構成の削除を施してもよい。例えば内容物の外形や、内箱の収容空間の形状、ないしこれらによる延設板の枚数、縦板の枚数ないし形状は、上述した各実施例に限らず他の実施態様を採用し得るか、或いは上述した各実施例のうちいずれか1ないし複数の構成要素を抽出乃至組み合わせて使用し得る。また誘導材4を具備せずに外箱、内箱、及びバネ材からなる構成としてもよい。さらに、外箱、内箱、バネ材、誘導材の各構成辺は別体構成に限らず、各構成板片を連接、接着又は係止させて組み立てる取出し口付き紙箱としてもよい。上記のほか、各構成要素ないしその少なくとも一部分を抽出して変更、増減、組合せを加えた変形例も本発明の範囲にあることは当業者に理解されるところである。
1 外箱
1B 底面
1BF バックフラップ
1F 前面
1K 背面
1T 天面
1TF,2TF 蓋フラップ
1TS,2TS 横フラップ
11 外取出し口
11W 部分壁
12 上部孔
12S 上部半孔
2 内箱
2B 底面
2F 前面
2K 背面
2T 天面
3 バネ材
31 押上げ板
31F 前部
31K 後部
34 弾性線材
3C 交差部
32 前脚部
321 前上半部
322 前下半部
33 後ろ脚部
331 後ろ上半部
332 後ろ下半部
34F 前固定距離
34K 後ろ固定距離
342,343 固定位置
4 誘導材
40 誘導孔
41 中央上片
42 側上片
43 側部立片
44 後部立片
45 折り返し上片
46 折り返し側片
M1 M2 モーメント

Claims (6)

  1. 外取出し口を前面に有すると共に上部孔を天面に有した外箱と、
    外箱内に上下へスライド移動可能に収容される箱体からなり、内取出し口を前面に有した内箱と、
    外箱内であって内箱の下部に収容されて上下方向へ弾性圧縮変形するバネ材と、を具備し、
    内箱を外箱の上部孔から押し下げて内箱をスライド移動させることで、外箱の外取出し口と内箱の内取出し口とが外箱の前面下端で重なった取出し状態となる取出し口付き紙箱であって、
    前記バネ材は、内箱の底面に接触する押上げ板と、押上げ板の前部及び後部から、それぞれ伸長して接地した前脚部及び後ろ脚部とを有してなり、
    内箱が押し下げられて押上げ板が圧縮付勢されたとき、押上げ板の前部よりも後部のほうが大きな弾性反力を生じて、内取出し孔が斜め下前方を向くように内箱を傾かせるか、或いは内箱の下部をたわみ変形させることを特徴とする、取出し口付き紙箱。
  2. 前記バネ材は、内箱の底面に接触する押上げ板と、押上げ板の前部及び後部から、それぞれ斜め後方及び斜め前方に伸長した前脚部及び後ろ脚部と、前脚部及び後ろ脚部を亘って繋ぎ連結された弾性線材とからなり、
    前記前脚部、後ろ脚部、ないし弾性線材が、側面視にて前後に非対称な形状で組み構成されることで、
    バネ材が圧縮変形したときの弾性線材の弾性力に基づき、後ろ脚部よりも大きな弾性反力が前脚部に伝達される、請求項1に記載の取出し口付き紙箱。
  3. 前記バネ材は、内箱の底面に接触する押上げ板と、押上げ板の前端及び後端から、それぞれ斜め後方及び斜め前方に交差して伸長した前脚部及び後ろ脚部と、前脚部及び後ろ脚部を亘って繋ぎ連結された弾性線材とからなり、
    このうち前脚部と後ろ脚部は、押上げ板の前後方向中央寄りの交差部で交差して、それぞれ、押上げ板を支える上半部と、外箱の底面に接地する下半部とに分割されてなり、
    前脚部の上半部と後ろ脚部の上半部、或いは、前脚部の下半部と後ろ脚部の下半部、の少なくともいずれかの組において、
    各組内の前脚部と後ろ脚部とが、取出し状態において異なるたわみ量でたわみ変形することで、交差部周りに異なるモーメントを生じる、請求項1又は2に記載の取出し口付き紙箱。
  4. 前記上部孔が、外箱の天面の図心に形成された指孔からなり、上部孔の形成位置の前後範囲内に前記交差部が配置される、請求項3に記載の取出し口付き紙箱。
  5. 前記外箱の天面は、外箱の前面の上端に固定されて後方が開く後方開き板で構成されると共に、その後方先端に、内箱の上下スライド量よりも長い蓋フラップが延設される、請求項1、2、3、4のいずれかに記載の取出し口付き紙箱。
  6. 前記外取出し口は、孔の下縁中央が外箱の前面下端近傍に位置すると共に、その両側部に部分壁が孔内へせり出して形成される、請求項1、2、3、4、5のいずれかに記載の取出し口付き紙箱。
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