JP2019027335A - 燃料ポンプ - Google Patents

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仁 渡邊
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英樹 福島
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Abstract

【課題】
低コストで低圧脈動を低減することである。
【解決手段】
本発明に係る燃料ポンプは、燃料ポートからの燃料が流入する燃料室と、加圧室と、当該加圧室と当該燃料室とを連通する燃料通路とを形成するポンプ本体部と、前記燃料通路に設けられた吸入弁と、を備え、前記燃料室の壁面には前記燃料通路と連通する貫通孔が設けられ、前記貫通孔を形成する内壁には、突起が設けられる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、燃料ポンプに関し、特に車両の燃料噴射用の燃料ポンプに関する。
特許文献1には、ポンプハウジング内に設けられた加圧室と、回転するカムに従って往復運動するプランジャと、前記加圧室と吸入側管路の間を開閉する吸入弁と、前記加圧室と吐出側管路の間を開閉する吐出弁と、前記吸入弁の開閉を制御するアクチュエータと、前記プランジャの前記加圧室とは反対側に設けられ、前記プランジャが往復運動することにより容積が変化する吸入副室と、前記吸入弁と前記吸入側管路との間の燃料吸入通路に設けられた脈動吸収室と、当該脈動吸収室に設けられたアキュムレータと、を備え、前記吸入副室と前記加圧室が前記脈動吸収室を介して前記吸入側管路に接続されているプランジャ式高圧燃料ポンプと記載されている。
特許文献1に記載の技術で脈動低減が可能であるが、近年、更なる脈動低減が要求されている。燃料通路が1つの穴であることから、加圧室内の脈動が燃料室(減圧室)に直接伝わり、燃料ポンプに接続される配管の振動が大きくなり、騒音や疲労による配管等の各種部材が寿命低下する恐れがある。
特開2012−127359号公報
本発明の課題は、低コストで低圧脈動を低減することである。
本発明に係る燃料ポンプは、燃料ポートからの燃料が流入する燃料室と、加圧室と、当該加圧室と当該燃料室とを連通する燃料通路とを形成するポンプ本体部と、前記燃料通路に設けられた吸入弁と、を備え、前記燃料室の壁面には前記燃料通路と連通する貫通孔が設けられ、前記貫通孔を形成する内壁には、突起が設けられる。
本発明により、低コストで低圧脈動が低減を図ることが出来る。
実施例1に係る高圧燃料供給ポンプの全体横断面図である。 図1とは異なる角度における、実施例1に係る高圧燃料供給ポンプの全体横断面図である。 実施例1に係る高圧燃料供給ポンプの上から見た全体断面図である。 低圧燃料室10側から上面図である。 実施例1に係る高圧燃料供給ポンプを全体システム図である。 図1に示された吸入流路10dの形成方法を示す概念図である。 図1に示された吸入流路10dの他の実施例に係る形成方法を示す概念図である。 図1に示された吸入流路10dの他の実施例に係る形成方法を示す概念図である。
以下、本発明に係る実施例を説明する。
図1ないし図3及び図5を用いてシステムの構成と動作を説明する。
図5に示された破線で囲まれた部分が、高圧燃料供給ポンプ(以下高圧ポンプと呼ぶ)本体を示す。この破線の中に示されている機構、部品は、高圧ポンプ本体1に一体に組み込まれていることを示す。
図5に示すように、燃料タンク20の燃料は、エンジンコントロールユニット27(以下ECUと称す)からの信号に基づきフィードポンプ21によって汲み上げられる。この燃料は、適切なフィード圧力に加圧されて吸入配管28を通して高圧燃料供給ポンプの低圧燃料吸入口10a(図5及び図2参照)に送られる。
低圧燃料吸入口10aから吸入ジョイント51(図2参照)を通過した燃料は、圧力脈動低減機構9、吸入通路10dを介して容量可変機構を構成する電磁吸入弁機構300の吸入ポート31bに至る。
電磁吸入弁機構300に流入した燃料は、吸入弁30を通過し加圧室11に流入する。エンジンのカム機構93(図1参照)によりプランジャ2に往復運動する動力が与えられる。プランジャ2の往復運動により、プランジャ2の下降行程には吸入弁30から燃料を吸入し、上昇行程には、燃料が加圧される。吐出弁機構8を介し、圧力センサ26が装着されているコモンレール23へ燃料が圧送される。そしてECU27からの信号に基づきインジェクタ24がエンジンへ燃料を噴射する。高圧燃料供給ポンプは、ECU27から電磁吸入弁機構300への信号により、所望の供給燃料の燃料流量を吐出する。
かくして、図2に示される吸入ジョイント51に導かれた燃料は、ポンプ本体1の加圧室11にてプランジャ2の往復動によって必要な量が高圧に加圧され、燃料吐出口12c(図1参照)からコモンレール23に圧送される。
コモンレール23には、直接噴射用インジェクタ24(所謂直噴インジェクタ)、圧力センサ26が装着されている。直噴インジェクタ24は、内燃機関の気筒数に合わせて装着されており、ECU27の制御信号にてしたがって開閉弁して、燃料をシリンダ内に噴射する。
直噴インジェクタ24の故障等によりコモンレール23等に異常高圧が発生した場合、燃料吐出口12cと加圧室11の差圧がリリーフ弁機構100の開弁圧力以上になると、リリーフ弁101が開弁し、異常高圧となった燃料はリリーフ弁機構内を通りリリーフ通路100aから加圧室11へと戻され、コモンレール23等の高圧部配管が保護される。
本実施例はインジェクタ24がエンジンのシリンダ筒内に直接、燃料を噴射する、いわゆる直噴エンジンシステムに適用される高圧燃料供給ポンプである。
図1ないし図4をもとにポンプの構造、機能について説明する。
(構造・機能)
本実施例の高圧燃料供給ポンプはポンプボディ1aに設けられた取付けフランジ1e(図3参照)を用い内燃機関の高圧燃料供給ポンプ取付け部90に密着し、複数のボルトで固定される。
高圧燃料供給ポンプ取付け部90とポンプボディ1aとの間のシールのためにOリング61(図2参照)参照がポンプボディ1aに嵌め込まれ、エンジンオイルが外部に漏れるのを防止する。
ポンプボディ1aにはプランジャ2の往復運動をガイドし、ポンプボディ1aと共に加圧室11を形成するシリンダ6が取り付けられている。また燃料を加圧室11に供給するための電磁吸入弁機構300と加圧室11から吐出通路に燃料を吐出するための吐出弁機構8(図3参照)が設けられている。
図1に示されるように、プランジャ2の下端には、内燃機関のカムシャフトに取り付けられたカム93の回転運動を上下運動に変換し、プランジャ2に伝達するタペット92が設けられている。プランジャ2は、リテーナ15を介してばね4にてタペット92に圧着されている。これによりカム93の回転運動に伴い、プランジャ2を上下に往復運動させることができる。
また、シールホルダ7の内周下端部に保持されたプランジャシール13がプランジャ2の外周に摺動可能に接触する状態で設置されている。これにより、プランジャ2が摺動したとき、副室7aの燃料をシールし、内燃機関内部へ流入するのを防ぐ。同時に内燃機関内の摺動部を潤滑する潤滑油(エンジンオイルも含む)がポンプボディ1aの内部に流入するのを防止する。
図2に示されるように、ポンプボディ1aの側面部には吸入ジョイント51が取り付けられている。吸入ジョイント51は、車両の燃料タンク20からの燃料を供給する低圧配管に接続されており、燃料はここから高圧燃料供給ポンプ内部に供給される。吸入ジョイント51内の吸入フィルタ52は、燃料タンク20から低圧燃料吸入口10aまでの間に存在する異物を燃料の流れによって高圧燃料供給ポンプ内に侵入することを防ぐ役目がある。
低圧燃料吸入口10aを通過した燃料は、圧力脈動低減機構9、低圧燃料流路10d(図1参照)を介して電磁吸入弁機構300の吸入ポート31b(図1参照)に至る。
図3に示されるように、加圧室11の出口に設けられた吐出弁機構8は、吐出弁シート8aと、吐出弁シート8aと接離する吐出弁8bと、吐出弁8bを吐出弁シート8aに向かって付勢する吐出弁ばね8cと、吐出弁8bのストローク(移動距離)を決めるストッパ8dと、ストッパ8dに設けられた穴の内周面と固定されている吐出弁ピン8eと、から構成される。吐出弁ストッパ8dとポンプボディ1aは当接部8fで溶接により接合され燃料と外部を遮断している。
加圧室11と吐出弁室12aに燃料差圧が無い状態では、吐出弁8bは吐出弁ばね8cによる付勢力で吐出弁シート8aに圧着され閉弁状態となっている。加圧室11の燃料圧力が、吐出弁室12aの燃料圧力よりも大きくなった時に初めて、吐出弁8bは吐出弁ばね8cに逆らって開弁する。
そして、加圧室11内の高圧の燃料は吐出弁室12a、燃料吐出通路12b、燃料吐出口12cを経てコモンレール23へと吐出される。吐出弁8bは開弁した際、吐出弁ストッパ8dと接触し、ストロークが制限される。したがって、吐出弁8bのストロークは吐出弁ストッパ8dによって適切に決定される。
また、吐出弁8bが開弁および閉弁運動を繰り返す時に、吐出弁8bがストローク方向にのみ運動するように、吐出弁ピン8eの外周面にてガイドしている。以上のようにすることで、吐出弁機構8は燃料の流通方向を制限する逆止弁となる。
以上に説明したように、加圧室11は、ポンプボディ1a、電磁吸入弁機構300、プランジャ2、シリンダ6、吐出弁機構8にて構成される。
(吸入工程)
カム93の回転により、プランジャ2がカム93の方向に移動して吸入行程状態にある時は、加圧室11の容積は増加し加圧室11内の燃料圧力が低下する。この行程で加圧室11内の燃料圧力が吸入ポート31bの圧力よりも低くなると、吸入弁30は開口状態になる。燃料は吸入弁30の開口部30e(図1参照)を通り、加圧室11に流入する。
(戻し工程)
プランジャ2が吸入行程を終了した後、プランジャ2が上昇運動に転じ圧縮行程に移る。ここで電磁コイル43は無通電状態を維持したままであり磁気付勢力は作用しない。
ロッド付勢ばね40は、無通電状態において吸入弁30を開弁維持するのに必要十分な付勢力を有するよう設定されている。加圧室11の容積は、プランジャ2の圧縮運動に伴い減少するが、この状態では、一度、加圧室11に吸入された燃料が、再び開弁状態の吸入弁30の開口部30eを通して吸入通路10dへと戻されるので、加圧室11の圧力が上昇することは無い。この行程を戻し行程と称する。
(吐出工程)
この状態で、ECU27からの制御信号が電磁吸入弁機構300に印加されると、電磁コイル43には端子46を介して電流が流れる。すると、磁気付勢力がロッド付勢ばね40の付勢力に打ち勝ってロッド35が吸入弁30から離れる方向に移動する。よって、吸入弁付勢ばね33による付勢力と燃料が吸入通路10dに流れ込むことによる流体力で吸入弁30が閉弁する。
閉弁後、加圧室11の燃料圧力はプランジャ2の上昇運動と共に上昇し、燃料吐出口12c(図3参照)の圧力以上になると、吐出弁機構8を介して高圧燃料の吐出が行われ、コモンレール23へと供給される。この行程を吐出行程と称する。
(容量制御)
すなわち、プランジャ2の圧縮行程(下始点から上始点までの間の上昇行程)は、戻し行程と吐出行程からなる。そして、電磁吸入弁機構300のコイル43への通電タイミングを制御することで、吐出される高圧燃料の量を制御することができる。
電磁コイル43へ通電するタイミングを早くすれば、圧縮行程中の戻し行程の割合が小さく、吐出行程の割合が大きい。すなわち、吸入通路10dに戻される燃料が少なく、吐出される燃料は多くなる。
一方、通電するタイミングを遅くすれば、圧縮行程中の戻し行程の割合が大きく、吐出行程の割合が小さい。すなわち、吸入通路10dに戻される燃料が多く、高圧吐出される燃料は少なくなる。電磁コイル43への通電タイミングは、ECU27からの指令によって制御される。
以上のように電磁コイル43への通電タイミングを制御することで、高圧吐出される燃料の量を内燃機関が必要とする量に制御することが出来る。
(圧力脈動低減)
低圧燃料室10(図2参照)には、高圧燃料供給ポンプ内で発生した圧力脈動が燃料配管28へ波及するのを低減させる圧力脈動低減機構9が設置されている。
加圧室11に一度流入した燃料が、容量制御のため再び開弁状態の吸入弁体30を通して吸入通路10dへと戻される場合、吸入通路10dへ戻された燃料により低圧燃料室10には圧力脈動が発生する。
しかし、低圧燃料室10に設けた圧力脈動低減機構9は、波板状の円盤型金属板2枚をその外周で張り合わせ、内部にアルゴンのような不活性ガスを注入した金属ダイアフラムダンパで形成されており、圧力脈動はこの金属ダンパが膨張・収縮することで吸収、低減される。
プランジャ2は、大径部2aと小径部2b(図1参照)を有し、プランジャ2の往復運動によって副室7aの体積は増減する。副室7aは燃料通路10eにより低圧燃料室10と連通している。プランジャ2の下降時は、副室7aから低圧燃料室10へ、上昇時は低圧燃料室10から副室7aへと燃料の流れが発生する。
このことにより、ポンプの吸入行程もしくは、戻し行程におけるポンプ内外への燃料流量を低減することができ、高圧燃料供給ポンプ内部で発生する圧力脈動を低減する機能を有している。
リリーフ弁機構の動作を詳細に説明する。
ポンプ本体1には、リリーフ通路100aに燃料の流れを燃料吐出口12cから加圧室11への一方向のみに制限するリリーフ弁機構100(図1参照)が設けられている。
リリーフ弁機構100は図示するように、リリーフ弁101と、リリーフ弁ホルダ102と、リリーフ弁シート103と、リリーフばねストッパ104と、リリーフばね105と、から構成される。
リリーフ弁101はリリーフ弁シート103に挿入した後、リリーフ弁ホルダ102により保持され、リリーフばね105を所望の荷重になる様にリリーフばねストッパ104の位置を規定し、リリーフ弁シート103に圧入等により固定する。
リリーフ弁101の開弁圧力は、このリリーフばね105による押付力で規定されており、加圧室11内とリリーフ通路100a内との間の圧力差が規定の圧力以上になるとリリーフ弁101がリリーフ弁シート103から離れ、開弁するように設定している。
こうしてユニット化されたリリーフ弁機構100を、ポンプ本体1に設けた筒状貫通口1cの内周壁にリリーフ弁シート103を圧入することによって固定する。ついで燃料吐出口12cをポンプ本体1の筒状貫通口1cを塞ぐように固定し、燃料が高圧ポンプから外部へ漏れるのを防止すると同時に、コモンレール23との接続を可能とする。
プランジャ2の動きにより、加圧室11の容積が減少を始めると、加圧室内の圧力は容積減少に伴って増大していく。そして、ついに吐出流路12b(図3参照)内の圧力よりも加圧室11内の圧力が高くなると、吐出弁機構8が開弁し燃料は加圧室11から吐出流路12bへと吐出されていく。
この吐出弁機構8が開弁する瞬間から直後にかけて、加圧室11内の圧力はオーバーシュートして非常な高圧となる。この高圧が吐出流路12b内にも伝播して、吐出流路12b内の圧力も同じタイミングでオーバーシュートする。もしここで、リリーフ弁機構100の出口が吸入流路10bに接続されていたならば、吐出流路12b内の圧力オーバーシュートにより、リリーフ弁101の入口・出口の圧力差がリリーフ弁機構100の開弁圧力よりも大きくなってしまい、リリーフ弁101が誤動作してしまう。
これに対し実施例では、リリーフ弁機構100の出口が加圧室11に接続されているので、リリーフ弁機構100の出口には加圧室11内の圧力が作用し、リリーフ弁機構100の入口には吐出流路12b内の圧力が作用する。ここで、加圧室11内と吐出流路12b内では同じタイミングで圧力オーバーシュートが発生しているので、リリーフ弁101の入口・出口の圧力差はリリーフ弁101の開弁圧力以上になることがない。すなわち、リリーフ弁101が誤動作することはない。
図6は、図1に示された吸入流路10dの形成方法を示す概念図である。図6は、図1の点線を通る断面の矢印方向から見た断面図に対応する。
図6の1穴目に示されるように、第1円径孔200は、図2に示された低圧燃料室10の底に形成される。図6の2穴目に示されるように、次に第2円径孔201が、低圧燃料室10の底に形成される。図6の4穴目に示されるように、第1円径孔200の半径をR1とし、第2円径孔の半径をR2、第1円径孔200と第2円径孔201の中心間距離L1とするとき、L1<R1+R2となるようにする。
第1円径孔200と第2円径孔201の中心間距離の関係と同様に、第3円径孔202及び第4円径孔203を形成する。
吸入通路10dの加工方法について説明する。燃料ポンプの低圧燃料室10の上面方向から、ドリルを切削方向に回転させながら低圧燃料室10の底に孔明け加工を行う。貫通後に低圧燃料室10からドリルを引き抜き、ドリルの位置を変えて、再度ドリルを挿入するという方法を繰り返す。連通する孔を形成することにより、孔と孔の間に突起500が形成される。
以上のようにすることで、これら突起500により低圧脈動を抑制出来る。同様の吸入通路面積を確保するため、長孔形状や、L1≧R1+R2となるように孔加工すると、穴変形やバリが発生してしまう。上記のように加工することで孔変形やバリ発生を抑制し、且つ加工時間を短く出来る為、安価なポンプを提供できる。
図7は、図1に示された吸入流路10dの他の実施例に係る形成方法を示す概念図である。図7は、吸入通路10dが2つの孔から形成されている例であり、吸入通路10dが2つの貫通孔、第1円径孔200と第2円径孔201で形成されていれば突起500が形成される。上記のように孔を形成し、2つ孔の吸入通路10dとしてもよい。
図8は、図1に示された吸入流路10dの他の実施例に係る形成方法を示す概念図である。
図8は、吸入通路10dは同じ孔径に限定することは無く、径の異なる第1円径孔200と第2円径孔201のように孔を形成し、穴径が異なる孔でも吸入通路10dとしてもよい。
また、脈動低減の効果に応じてドリル径を変更することにより、吸入通路形状を容易に変更できる。
1…高圧ポンプ本体、1a…ポンプボディ、1c…筒状貫通口、1e…フランジ、2…プランジャ、2a…大径部、2b…小径部、4…ばね、6…シリンダ、7…シールホルダ、7a…副室、8…吐出弁機構、8a…吐出弁シート、8b…吐出弁、8c…吐出弁ばね、8d…吐出弁ストッパ、8e…吐出弁ピン、8f…当接部、9…圧力脈動低減機構、10…低圧燃料室、10a…低圧燃料吸入口、10b…吸入流路、10d…吸入通路、10e…燃料通路、11…加圧室、12…吐出ジョイント、12a…吐出弁室、12b…燃料吐出通路燃料、12c…燃料吐出口、13…プランジャシール、15…リテーナ、20…燃料タンク、21…フィードポンプ、23…コモンレール、24…インジェクタ、26…圧力センサ、27…エンジンコントロールユニット、28…吸入配管、30…吸入弁、30e…開口部、31b…吸入ポート、33…吸入弁付勢ばね、35…ロッド、40…ロッド付勢ばね、43…電磁コイル、46…端子、51…吸入ジョイント、52…吸入フィルタ、61…Oリング、90…高圧燃料供給ポンプ取付け部、92…タペット、93…カム機構、100…リリーフ弁機構、100a…リリーフ通路、101…リリーフ弁、102…リリーフ弁ホルダ、103…リリーフ弁シート、104…リリーフばねストッパ、105…リリーフばね、200…第1円径孔、201…第2円径孔、202…第3円径孔、203…第4円径孔、300…電磁吸入弁機構、500…突起

Claims (5)

  1. 燃料ポートからの燃料が流入する燃料室と、加圧室と、当該加圧室と当該燃料室とを連通する燃料通路とを形成するポンプ本体部と、
    前記燃料通路に設けられた吸入弁と、を備え、
    前記燃料室の壁面には前記燃料通路と連通する貫通孔が設けられ、前記貫通孔を形成する内壁には、突起が設けられる燃料ポンプ。
  2. 請求項1に記載の燃料ポンプであって、
    前記貫通孔は、
    第1円径孔と、
    前記第1円径孔の中心から当該第1円径孔の直径より短い位置に中心を有しかつ前記第1円径孔と繋がるように形成される第2円径孔と、
    当該第2円径孔の中心から当該第3円径孔の直径より短い位置に中心を有しかつ当該第2円径孔と繋がるように形成される第3円径孔と、
    当該第3円径孔の中心から当該第3円径孔の直径より短い位置に中心を有しかつ当該第3円径孔と繋がるように形成される第4円径孔と、により構成される燃料ポンプ。
  3. 請求項1に記載の燃料ポンプであって、
    前記突起は、前記貫通孔の内壁に少なくとも2つ設けられる燃料ポンプ。
  4. 請求項1に記載の燃料ポンプであって、
    前記貫通孔は、第1円径孔と、前記第1円径孔の中心から当該第1円径孔の直径より短い位置に中心を有しかつ前記第1円径孔と繋がるように形成される第2円径孔と、により構成され、
    前記第1円径孔と前記第2円径孔は、当該円径の径方向に重なる位置に設けられる燃料ポンプ。
  5. 請求項4に記載の燃料ポンプであって、
    前記第1円径孔の半径は、前記第2円径孔の半径よりも大きい燃料ポンプ。
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