JP2019024291A - 電動車両用の非接触充電装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】小動物等を含む異物を排除してより安全に効率よく非接触で充電を行うことができる電動車両用の非接触充電装置を提供する。【解決手段】電動車両に設けられた受電コイルに非接触で電力供給を行う送電コイル20と、電動車両と電動車両が停車する接地面と間に設けられ、送電コイル20を囲う壁部30と、壁部30の内部と外部とを連通する開放部40と、開放部40へ向けて、壁部30の内部の小動物等を含む異物を排除する排除手段としての送風装置50と、開放部40を塞ぐ閉鎖手段としての閉鎖壁部60を備える。【選択図】図5

Description

本発明は、車両の電池に非接触で電力を供給する非接触充電システムに関する。
電気自動車やプラグインハイブリッド自動車等の電動車両には、電力を外部電源から充電可能なバッテリ(二次電池)が装備されている。充電用の電力を給電する方法としては、給電側の電源口と車両の充電口とを充電ケーブルで接続するプラグイン式の給電方法や、給電用のケーブルを用いない非接触式の給電方法が知られている。
非接触式の給電方法に関する従来技術として、例えば、特許文献1に記載の電力供給システムがある。このような非接触による電力給電システムでは、外部の交流電源からの電力を高周波電力ドライバによって高周波の電力に変換した後、一次コイルへ供給する。一次コイルは、高周波電力を電磁誘導により電動車両に搭載された二次コイルへ電力を送電する。
一次コイルは地面に配され、二次コイルは車体下部に配されており、電磁場を介して電力が伝送される。このような構成のため、充電動作中に、一次コイル付近や二次コイル付近に人や小動物等を含む異物が存在すると、人や小動物等を含む異物が電磁界の影響を受ける可能性がある。また、充電作業に支障が生じたり、異物の材質によっては充電に要する時間に影響を与える可能性がある。
そこで、車体と地面との間に、一次コイル及び二次コイルを囲む壁状の隔離材を設ける対策がとられている。隔離材は、通常時においては地下に埋設されている。所定の場所に電動車両が停車すると、隔離材が地面から現われ、コイルを囲む壁となる。そして、隔離材が壁として機能しているときに充電動作を行うので、小動物等を含む異物が一次コイル及び二次コイル付近に進入することを防止している。
しかしながら、小動物等を含む異物が一次コイル付近に存在しているときに、隔離材が地上に現われて壁となると、隔離材で囲われた領域内に小動物等を含む異物が閉じ込められ、上記したように充電の際に支障が生じる可能性がある。
特開2010−226946号公報
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、小動物等を含む異物を排除してより安全に効率よく非接触で充電を行うことができる電動車両用の非接触充電装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決する本発明の第1の態様は、電動車両に設けられた受電コイルに非接触で電力供給を行う送電コイルと、前記電動車両と前記電動車両が停車する接地面との間に設けられ、前記送電コイルを囲う壁部と、前記壁部の内部と外部とを連通する開放部と、前記開放部へ向けて、前記壁部の内部の小動物等を含む異物を排除する排除手段と、前記開放部を塞ぐ閉鎖手段と、を備えることを特徴とする電動車両用の非接触充電装置にある。
第1の態様では、充電する前から送電コイルの近傍に小動物等を含む異物が存在したとしても、排除手段により小動物等を含む異物を排除した上で、送電コイルの周囲が壁部で囲まれる。したがって、小動物等を含む異物が壁部により形成された内部空間に閉じ込められることを回避することができ、送電コイルから受電コイルへ安全に非接触充電を行うことができる。
本発明の第2の態様は、第1の態様に記載の電動車両用の非接触充電装置において、前記排除手段は、前記壁部に囲まれた内部から前記開放部へ向けて送風する送風装置であることを特徴とする電動車両用の非接触充電装置にある。
第2の態様では、排除手段として送風装置を用いることで小動物等を含む異物を排除することができる。
本発明の第3の態様は、第1又は第2の態様に記載の電動車両用の非接触充電装置において、前記壁部は、地下に収納された状態から前記接地面より上方に移動可能であり、前記壁部のうちの一部である閉鎖壁部が地下に収容され、前記閉鎖壁部以外の部分が前記接地面より上方に移動することにより、前記開放部が形成され、前記閉鎖手段は、前記接地面より上方に移動して前記開放部を閉鎖する前記閉鎖壁部であることを特徴とする電動車両用の非接触充電装置にある。
第3の態様では、非接触充電を行わないときは、壁部を地下に収納させておくことができる。また、地下に収納された閉鎖壁部によって開放部の閉鎖を行うことができる。
本発明の第4の態様は、第1の態様に記載の電動車両用の非接触充電装置において、前記閉鎖手段は、前記壁部に囲まれた内部から前記開放部を閉鎖する位置へ水平方向に移動可能な閉鎖壁部であり、前記閉鎖壁部は、前記排除手段を兼ねていることを特徴とする電動車両用の非接触充電装置にある。
第4の態様では、水平方向に移動する閉鎖壁部によって小動物等を含む異物を直接的に外部へ排除することができる。
本発明の第5の態様は、第1から第4の何れか一つの態様に記載の電動車両用の非接触充電装置において、前記閉鎖手段は、前記壁部の内部に小動物等を含む異物が検出されないとき、前記開放部を閉鎖することを特徴とする電動車両用の非接触充電装置にある。
第5の態様では、より確実に、送電コイルの近傍に小動物等を含む異物が存在しない状態で非接触充電を実施することができる。
本発明の第6の態様は、第1から第5の何れか一つの態様に記載の電動車両用の非接触充電装置において、前記排除手段は、前記壁部の内部に小動物等を含む異物が検出されたとき、小動物等を含む異物を排除することを特徴とする電動車両用の非接触充電装置にある。
第6の態様では、より確実に、送電コイルの近傍に小動物等を含む異物が存在しない状態で非接触充電を実施することができる。
本発明によれば、小動物等を含む異物を排除してより安全に効率よく非接触で充電を行うことができる電動車両用の非接触充電装置が提供される。
実施形態1に係る充電装置の側面図である。 実施形態1に係る充電装置の斜視図である。 収容状態における送風装置の正面図である。 使用状態における送風装置の正面図である。 使用状態を示す充電装置の斜視図である。 実施形態2に係る充電装置の斜視図である。 実施形態2に係る側壁部の正面図である。 図7のA−A線断面図である。 実施形態2に係る閉鎖壁部の動作を示す平面図である。
以下、本発明を実施するための形態について説明する。なお、実施形態の説明は例示であり、本発明は以下の説明に限定されない。
〈実施形態1〉
図1は電動車両用の非接触充電装置(以降、単に充電装置という)の側面図であり、図2は充電装置の斜視図である。
電動車両1は、プラグインハイブリッド車や電気自動車である。電動車両1は、走行用モーター2及びDC/ACインバータ3を具備し、インバータ3には、駆動用バッテリ4が接続され、駆動用バッテリ4の電力によって走行用モーター2を駆動するようになっている。駆動用バッテリ4には、充電回路6が接続され、充電回路6には、受電コイル5が接続されている。
充電装置10は、例えば、家庭、集合住宅、コインパーキング等の駐車設備、商業施設、公共施設等に設けられ、電動車両1に非接触で電力を供給する装置である。具体的には、充電装置10は、送電コイル20、壁部30、開放部40、送風装置50(図3参照)、及び閉鎖壁部60を備えている。
送電コイル20には、整流回路、高周波インバータ、コンデンサ等(何れも図示せず)を介して電動車両1にとって外部となる外部電源が接続されている。すなわち、充電装置10は、外部電源からの電力を非接触で充電するための充電器として機能する。
送電コイル20は、駐車設備に画成された駐車スペースS内に設置または埋設され、所定の通電によって電磁界を発生するように構成されている。この送電コイル20は、駐車スペースSに停車した電動車両1に設けられた受電コイル5との間で非接触による電力の受け渡しを行う。
壁部30は、電動車両1と電動車両1が停車する接地面Pとの間に設けられ、送電コイル20を囲う部材である。換言すれば、壁部30は、電動車両1の底部と接地面Pとの間を埋めるように立設している。壁部30は、電動車両1の底部に接触している必要はなく、若干の隙間があってもよい。この隙間は、小動物等を含む異物が通過できない程度とする。
また、壁部30が送電コイル20を囲うとは、駐車スペースSを上方から見た平面視において、壁部30が送電コイル20の周囲に設けられていることをいう。壁部30は、送電コイル20の周囲に連続して設けられている必要はなく、一部が不連続であってもよい。
本実施形態では、壁部30は、平面視で四角の枠状に構成されている。具体的には壁部30は、側壁部31、送風部51及び閉鎖壁部60とで構成されている。
側壁部31は、電動車両1の前後方向(X方向)に延びる部材からなり、車幅方向(Y方向)に所定距離を空けて2つ設けられている。この二つの側壁部31の間に、送電コイル20が配置されている。
送風部51は、後述する送風装置50の一部を構成する部材であって、送風口となる複数のスリット52を備えた部材である。送風部51は、壁部30の一部としても機能する。
閉鎖壁部60は、後述する開放部40を閉鎖する閉鎖手段の一例である。また、閉鎖壁部60は、壁部30の一部を構成する部材であり、開放部40を閉鎖するように可動する部材である。
これらの側壁部31、送風部51及び閉鎖壁部60は、何れも、駐車スペースSの接地面Pに開口した凹部(図示せず)に収容された収容状態、又は、接地面Pに立設した状態(図1及び図2参照)の何れかの使用状態となることが可能となっている。
収容状態においては、側壁部31、送風部51及び閉鎖壁部60は何れも凹部に収容されており、駐車スペースSの接地面Pはほぼ平坦な状態となる。使用状態においては、図1及び図2に示すように、電動車両1と接地面Pとの間に、側壁部31、送風部51及び閉鎖壁部60が送電コイル20の周囲を囲むように立設している。使用状態において壁部30に囲まれた領域を内部空間90と称する。
図3及び図4を用いて、送風装置50の構成について説明する。図3は収容状態における送風装置の正面図であり、図4は使用状態における送風装置の正面図である。
駐車スペースS(図2参照)には、接地面Pに開口した凹部80が設けられている。凹部80は、送風部51が収容できる程度の開口を有している。このような凹部80には、送風装置50が収容されている。
送風装置50は、壁部30の内部空間90(図2参照)に存在する小動物等を含む異物を排除する排除手段の一例である。具体的には、送風装置50は、送風部51、送風機53、ダクト54、及びアクチュエーター55を備えている。送風機53は、モーター及び送風ファン(図示せず)を備えた装置である。送風機53は、外部電源からの電力によりモーターを回転させ、モーターの回転力で送風ファンを回転させることで、空気をダクト54へ圧送する。
送風部51は中空の箱状に形成されており、ダクト54を介して空気が圧送される。送風部51に圧送された空気は、スリット52から内部空間90へ排出される。
アクチュエーター55は、一般的なアクチュエーター装置であり、先端に取り付けられた送風部51を昇降させるために用いられている。
図3に示す収容状態においては、送風部51が凹部80内に収容されるように、アクチュエーター55が短縮されている。一方、図4に示す使用状態においては、送風部51のスリット52が接地面Pよりも上方へ突出するように、アクチュエーター55が伸長されている。
特に図示しないが、側壁部31や閉鎖壁部60についても、送風部51と同様にアクチュエーターによって昇降されることで、凹部80内に収容された収容状態、又は凹部80から突出した使用状態となる。
図5を用いて、充電装置の充電時における動作を説明する。図5は使用状態を示す充電装置の斜視図である。なお、同図では電動車両1の図示は省略している。
充電装置10は、壁部30のうち、側壁部31及び送風部51を接地面Pよりも上方に立設させる。一方、閉鎖壁部60については地面に設けた凹部に収容した状態のままとしておく。
側壁部31及び送風部51は、駐車スペースSに電動車両1が停止したことを検知したときに立設させることが好ましい。駐車スペースSに電動車両1が停止したことを検知する手段としては、公知の画像処理手法を挙げることができる。具体的には、カメラなどで駐車スペースSを撮像しておき、撮像した画像について画像処理手法を適用することで電動車両1を認識したとき、駐車スペースSに電動車両1が停止したと検知する。
側壁部31及び送風部51を接地面Pに立設させ、閉鎖壁部60が地下に収容された状態では、壁部30の一部が欠けた状態となる。このように壁部30の一部が欠けて部分(内部空間90と外部とを連通させる部分)を開放部40という。一方、閉鎖壁部60が接地面Pから立設した状態では、開放部40が閉鎖壁部60により閉鎖された状態となる。すなわち、壁部30の欠けた部分がなくなり、壁部30が送電コイル20の周囲を囲った状態となる。
開放部40は、小動物等を含む異物が通れる以上の大きさとする。したがって、本実施形態では、枠状の壁部30の一辺全てを欠いた部分を開放部40としてあるが、これに限定されない。例えば、壁部30の一辺の一部を欠いた部分を開放部としてもよい。
また、本実施形態のように、閉鎖壁部60を完全に地下に収容することで開放部40を形成する必要はない。例えば、閉鎖壁部60の一部を接地面Pから立設させた状態としてもよい。この場合、閉鎖壁部60と電動車両1との間の隙間が開放部40となる。さらに、壁部30の一部に設けた貫通孔を開放部40としてもよい。
このように開放部40が形成された状態において、充電装置10は、送風装置50に内部空間90から開放部40へ向けて送風させる。ここで、仮に、送電コイル20の近傍に小動物等を含む異物が存在しているとする。送風装置50から小動物等を含む異物に送風されるため、風下にあたる開放部40へ小動物等を含む異物を追い出すことができる。
送風装置50による送風を開始するタイミングとしては、特に限定はない。例えば、電動車両1が駐車スペースSに停車し、送電コイル20と受電コイル5とが対向したことを検知してから所定時間経過したときに送風を開始してもよい。
他に、内部空間90内を撮像するカメラを設け、そのカメラにより撮像された画像に小動物等を含む異物が検出されたときに、送風装置50による送風を実行してもよい。小動物等を含む異物の検出については、公知の画像処理手法により行うことができる。
また、送風装置50による送風の強さは、特に限定はない。例えば、送風の圧力によって小動物等を含む異物を外部へ排出する程度とし、比較的軽量の小動物等を含む異物を強制的に排除してもよい。若しくは、スリット52から開放部40へ風が到達する程度で送風してもよい。これによれば、送風装置50からの風を受けて小動物等が自発的に開放部40へ逃げ出すことを期待できる。
次に、充電装置10は、送風後、閉鎖壁部60により開放部40を閉鎖させる。具体的には、アクチュエーター(図示せず)により閉鎖壁部60を上方へ押し上げ、接地面Pに立設させる。これにより、先に接地面Pに立設させていた側壁部31及び送風部51と共に、閉鎖壁部60によって壁部30が形成される(図2参照)。これにより、送電コイル20の近傍から小動物等を含む異物を排除した状態で、壁部30により送電コイル20の周囲が囲まれ、小動物等を含む異物の進入を防止できる。
閉鎖壁部60により開放部40を閉鎖するタイミングとしては、特に限定はない。例えば、送風装置50に送風させてから所定時間経過したときに送風を開始してもよい。
他に、内部空間90内を撮像するカメラを設け、そのカメラにより撮像された画像に小動物等を含む異物が検出されないときに、閉鎖壁部60で開放部40を閉鎖させてもよい。小動物等を含む異物の検出については、公知の画像処理手法により行うことができる。
以上に説明した構成の充電装置10では、電動車両1が駐車スペースSに停車し、非接触で充電を行う際に、開放部40が形成された壁部30で送電コイル20の周囲を囲う。そして、送風装置50により送風することで、送電コイル20の近傍に存在する小動物等を含む異物を開放部40から外部へ追い出す。そして、送電コイル20の近傍から小動物等を含む異物を排除した状態で、開放部40を閉鎖壁部60で閉鎖する。
このような充電装置10によれば、充電する前から送電コイル20の近傍に小動物等を含む異物が存在したとしても、送風装置50による送風で小動物等を含む異物を排除した上で、送電コイル20の周囲が壁部30で囲まれる。したがって、小動物等を含む異物が壁部30により形成された内部空間90に閉じ込められることを回避することができ、送電コイル20から受電コイル5へ安全に非接触充電を行うことができる。
〈実施形態2〉
実施形態1では、排除手段の一例として送風装置50を用いた充電装置10を説明したが、排除手段は送風装置50に限定されない。例えば、排除手段は、壁部30の一部を水平方向に可動させ、その一部により強制的に小動物等を含む異物を排除する構成としてもよい。
図6は本実施形態に係る充電装置の斜視図であり、図7は側壁部の正面図であり、図8は図7のA−A線断面図であり、図9は閉鎖壁部の動作を示す平面図である。なお、実施形態1と同一のものには同一の符号を付し、重複する説明は省略する。
本実施形態の壁部30は、2つの側壁部31と、1つの後壁部32と、閉鎖壁部70とで構成されている。
後壁部32は、車幅方向(Y方向)に延設された部材であり、2つの側壁部31の間を連結している。また、閉鎖壁部70は、閉鎖手段の一例であり、側壁部31に設けられたガイド溝71に沿って壁部30に囲まれた内部空間90から開放部40を閉鎖する位置へ前後方向(X方向)に移動可能となっている。
側壁部31、後壁部32及び閉鎖壁部70は、接地面Pに開口した凹部(図示せず)に収容可能となっている。そして、当該凹部に設けられたアクチュエーターによって、昇降可能となっている。図6及び図9(a)には、ガイド溝71において後壁部32側の端部に位置している閉鎖壁部70を図示してある。閉鎖壁部70は当該位置において凹部に収容され、また、接地面Pに立設した状態となることが可能となっている。
ガイド溝71は、側壁部31の内面側に設けられており、側壁部31のX方向の長さとほぼ同等の長さを有している。図9(b)に示すように、閉鎖壁部70は、このガイド溝71に沿って電動車両1の前方側の端部へ移動すると、開放部40が閉鎖壁部70によって閉鎖される。これにより、側壁部31、後壁部32及び閉鎖壁部70によって、送電コイル20を囲う壁部30が形成される。
また、図9(a)及び図9(b)に示すように、閉鎖壁部70は、排除手段を兼ねている。すなわち、閉鎖壁部70が壁部30に囲まれた内部空間90に位置した状態(図9(a))から開放部40に位置した状態(図9(b))へ移動する過程において、送電コイル20の近傍に存在している小動物等を含む異物は、閉鎖壁部70に押圧され、開放部40から外部へ排除される。
ここで、図7及び図8を用いて、閉鎖壁部70を前後方向へ移動させる構成について説明する。
閉鎖壁部70は、車幅方向(Y方向)に突出したガイド片72を有している。本実施形態では閉鎖壁部70の両端部(図8には閉鎖壁部70の一端部側のみを表示している)に2つのガイド片72が設けられている。ガイド片72の先端にはガイド溝71の幅よりも広いフランジ部73が設けられている。
側壁部31には、フランジ部73が収容される空間部74が形成されている。また、側壁部31には前後方向(X方向)に延びる2本のガイド溝71が形成されている。各ガイド溝71は、空間部74に連通している。
フランジ部73は空間部74に収容され、ガイド片72はガイド溝71に挿通されている。このように閉鎖壁部70が側壁部31に取り付けられることで、閉鎖壁部70はガイド溝71に沿って前後方向に移動可能となっている。
フランジ部73には、環状のワイヤー75が取り付けられている。具体的には一方のフランジ部73(図8の上側のフランジ部73)にワイヤー75が固定されている。他方のフランジ部73(図8の下側のフランジ部73)には、貫通孔76が設けられており、ワイヤー75は貫通孔76を挿通している。
環状のワイヤー75は、一部が空間部74に収容され、その他の一部が空間部74から凹部81へ引き出されている。凹部81は、側壁部31を収容するために地下に設けられた空間であり、ワイヤー75を回転させるためのモーター79が配置されている。モーター79はベルト79aを介して駆動プーリー77に連結されている。これにより、モーター79の回転力により駆動プーリー77が回転するようになっている。
ワイヤー75は、駆動プーリー77及び適宜配設された複数の従動プーリー78に張設されている。したがって、モーター79を駆動させることで、環状のワイヤー75は回転する。
フランジ部73はワイヤー75に固定されているので、ワイヤー75の回転に伴い、フランジ部73はガイド溝71に沿ってX方向に移動させられる。ワイヤー75を一方向に回転させれば、図9(a)から(b)に示すように、閉鎖壁部70は右から左へ移動する。ワイヤー75を反対方向に回転させれば、特に図示しないが、閉鎖壁部70は左から右へ移動する。
以上に説明した構成の充電装置10では、充電をしない状態では、側壁部31、後壁部32及び閉鎖壁部70を接地面Pに開口した凹部に収容しておく。そして、電動車両1が駐車スペースSに停車したことを検知したとき、側壁部31、後壁部32及び閉鎖壁部70を上昇させ、接地面Pから立設させる(図6参照)。
次に、内部空間90に位置する閉鎖壁部70を(図9(a)参照)、モーター79を駆動することで、開放部40を閉鎖する位置に移動させる(図9(b)参照)。これにより、壁部30の欠けた部分がなくなり、壁部30が送電コイル20の周囲を囲った状態となる。
仮に、送電コイル20の近傍に小動物等を含む異物が存在しているとすると、上述したような閉鎖壁部70の移動により、小動物等を含む異物を開放部40から外部へ追い出すことができる。そして、このように小動物等を含む異物を排除すると共に、側壁部31、後壁部32及び閉鎖壁部70によって送電コイル20を囲う壁部30が形成される(図9(b)参照)。これにより、送電コイル20の近傍から小動物等を含む異物を排除した状態で、壁部30により送電コイル20の周囲が囲まれ、小動物等を含む異物の進入を防止できる。
以上に説明した構成の充電装置10では、電動車両1が駐車スペースSに停車し、非接触で充電を行う際に、開放部40が形成された壁部30で送電コイル20の周囲を囲う。そして、閉鎖壁部70を前後方向に移動させることで、送電コイル20の近傍に存在する小動物等を含む異物を開放部40から外部へ追い出す。そして、送電コイル20の近傍から小動物等を含む異物排除した状態で、開放部40を閉鎖壁部70で閉鎖する。
このような充電装置10によれば、充電する前から送電コイル20の近傍に小動物等を含む異物が存在したとしても、閉鎖壁部70により小動物等を含む異物を排除した上で、送電コイル20の周囲が壁部30で囲まれる。したがって、小動物等を含む異物が壁部30により形成された内部空間90に閉じ込められること回避することができ、送電コイル20から受電コイル5へ安全に効率よく非接触充電を行うことができる。
〈他の実施形態〉
以上、本発明の一実施形態について説明したが、勿論、本発明は、上述の実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨から逸脱しない範囲内で、構成の付加、省略、置換、およびその他の変更が可能である。
例えば、排除手段として送風装置50や閉鎖壁部70を例示したがこれに限定されず、小動物等を含む異物を開放部40から外部へ排除できるものであればよい。例えば、警告音を発する装置や、光を発する装置を排除手段としてもよい。
また、閉鎖手段として閉鎖壁部60及び閉鎖壁部70を用いたが、壁部30に形成された開放部40を閉鎖できる構成であれば特に限定されない。
1…電動車両、5…受電コイル、10…充電装置(電動車両用の非接触充電装置)、20…送電コイル、30…壁部、31…側壁部、32…後壁部、40…開放部、50…送風装置(排除手段)、51…送風部、60…閉鎖壁部(閉鎖手段)、70…閉鎖壁部(閉鎖手段・排除手段)、90…内部空間

Claims (6)

  1. 電動車両に設けられた受電コイルに非接触で電力供給を行う送電コイルと、
    前記電動車両と前記電動車両が停車する接地面との間に設けられ、前記送電コイルを囲う壁部と、
    前記壁部の内部と外部とを連通する開放部と、
    前記開放部へ向けて、前記壁部の内部の小動物等を含む異物を排除する排除手段と、
    前記開放部を塞ぐ閉鎖手段と、を備える
    ことを特徴とする電動車両用の非接触充電装置。
  2. 請求項1に記載の電動車両用の非接触充電装置において、
    前記排除手段は、前記壁部に囲まれた内部から前記開放部へ向けて送風する送風装置である
    ことを特徴とする電動車両用の非接触充電装置。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の電動車両用の非接触充電装置において、
    前記壁部は、地下に収納された状態から前記接地面より上方に移動可能であり、
    前記壁部のうちの一部である閉鎖壁部が地下に収容され、前記閉鎖壁部以外の部分が前記接地面より上方に移動することにより、前記開放部が形成され、
    前記閉鎖手段は、前記接地面より上方に移動して前記開放部を閉鎖する前記閉鎖壁部である
    ことを特徴とする電動車両用の非接触充電装置。
  4. 請求項1に記載の電動車両用の非接触充電装置において、
    前記閉鎖手段は、前記壁部に囲まれた内部から前記開放部を閉鎖する位置へ水平方向に移動可能な閉鎖壁部であり、
    前記閉鎖壁部は、前記排除手段を兼ねている
    ことを特徴とする電動車両用の非接触充電装置。
  5. 請求項1から請求項4の何れか一項に記載の電動車両用の非接触充電装置において、
    前記閉鎖手段は、前記壁部の内部に小動物等を含む異物が検出されないとき、前記開放部を閉鎖する
    ことを特徴とする電動車両用の非接触充電装置。
  6. 請求項1から請求項5の何れか一項に記載の電動車両用の非接触充電装置において、
    前記排除手段は、前記壁部の内部に異物が検出されたとき、小動物等を含む異物を排除する
    ことを特徴とする電動車両用の非接触充電装置。
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