JP2019022879A - 撹拌機用撹拌子 - Google Patents
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Abstract
【課題】 粘性の高い流体を確実に撹拌すると共に、スラリー(懸濁液)のような固体−液体溶液で沈降している溶質を効率よく巻き上げることが可能な撹拌機用撹拌子を提供する。【解決手段】 本発明に係る撹拌機用撹拌子1は、回転軸としてのシャフト50が接続される基部10と、基部10の他方の側に設けられる6カ所の羽根部20と、該他方の側の中心に設けられ、6カ所の羽根部20を離間させる離間部30と、を概略具備し、羽根部20は、離間部30から基部10の外周に向かって設けられる向かい合う流路形成面21a及び21bと、基部10の外周に沿って立設され、隣り合う流路形成面21b及び21aを接続する外周形成面22と、該隣り合う流路形成面21b及び21aを離間部30の側で接続する離間部接続面23と、を備えている。【選択図】図2
Description
本発明は、液体その他の各種流体を撹拌し、混合、分散等を行うための撹拌機用撹拌子であって、特に塗料、接着剤やモルタルなどの粘性の高い流体を確実に撹拌するための撹拌機用撹拌子に関する。
また、本発明は、スラリー(懸濁液)のような固体−液体溶液で沈降している溶質を効率よく巻き上げることが可能な撹拌機用撹拌子に関する。
従来、2種類以上の流体を混合したり、流体中に添加した各種粉末等の固体を均一に分散させたりする撹拌では、各種のプロペラ型撹拌羽根、パドル型撹拌羽根やディスクタービン型撹拌羽根などの各種撹拌子を流体中で回転させて行っていた。
例えば、特許文献1に開示される撹拌機では、ディスクタービン型撹拌羽根の一種である、回転する円板(ディスク)の径方向外周部に鋭利な鋸歯を持つ歯付きタービン羽根を用いている。
この特許文献1のような撹拌機は、流体を収容する容器などに恒常的に設置されて使用されるものの他に、例えば塗料、接着剤やモルタル等を使用直前に現場で撹拌するため、作業者が手に持って使用するハンディー撹拌機もよく使用されている。このハンディー撹拌機は、一般的にハンドドリル型やハンディーミキサー型の駆動装置の駆動軸の先端に歯付きタービン羽根を設けて構成されている。そして、作業者は、駆動装置を手に持ち、先端の歯付きタービン羽根を塗料等の流体(被撹拌物)が収容された容器内に挿入して回転させることで撹拌を行う。
また、特許文献2に開示される撹拌装置では、円板の周方向に沿って略等間隔で外周縁から中心近傍に向け複数の切り込みを設け、その切り込みのうち円板の回転方向に対し後ろ側を槽底方向に折り曲げた片羽根のブレードタービン羽根を用いて撹拌を行っている。
しかしながら、この特許文献1の歯付きタービン羽根を作業者が手に持って使用するハンディー撹拌機に取り付けて使用する場合には、鋭利な鋸歯を高速で回転させることから非常に危険であり、取り扱いに注意を要するという課題があった。
また、鋸歯を容器にぶつけてしまった場合や歯付きタービン羽根が疲労破壊を起こした場合に、羽根や容器の一部が欠けたり削れたりすることで流体内に混入するコンタミ(コンタミネーション)の課題があった。
また、特許文献1の歯付きタービン羽根の板状の歯は、その板面が回転する円板の径方向外周部に面するように配置されているため、円板の径方向への撹拌流(輻流と称す)及び軸方向への撹拌流(軸流と称す)を生じさせることに向いておらず、全体を撹拌するには歯付きタービン羽根を高速回転させなければならない。この結果、歯付きタービン羽根の回転方向への撹拌流(旋回流と称す)が強くなり、大きなボルテックス(水面上の渦巻き)の発生による空気等の泡の混入の課題があった。
また、特許文献2の片羽根のブレードタービン羽根による撹拌では、円板の切り込みを折り曲げて形成した片羽根によって円板に隙間ができるため、片羽根による撹拌流が流体の液表面側にも発生する。この結果、液表面の乱れが発生して泡の混入が発生する虞があった。
さらに、粘性の高い流体を確実に撹拌するためには、撹拌子の翼端の周速を速くして、高い粘性に抗するように撹拌流の流速を速くすると効果がある。この点において、特許文献2の片羽根のブレードタービン羽根や一般的な撹拌用のブレードタービン羽根では、羽根同士の間隔が円板の外周縁に向かって離れていくため、翼端の周速を効率よく撹拌流の流速に変換することに劣る課題があった。
さらには、特許文献2の片羽根のブレードタービン羽根は、流体を収容する容器などに恒常的に設置されて使用されることを前提としているため、流体量の変化により羽根が液面に出てしまう場合や、撹拌の終了後に一旦、流体を容器から抜いて、再度、容器に撹拌対象の流体を入れた場合に羽根の一部(特に容器接地面に水平な面)に空気が残ってしまい、流体内に泡が混入してしまう課題があった。
また同様に、特許文献2の片羽根のブレードタービン羽根を作業者が手に持って使用するハンディー撹拌機に取り付けて使用する場合、羽根を流体へ出し入れした際に流体内への泡の混入が起きやすい課題があった。
また、撹拌の業界においては、一般に、撹拌機を正回転させた時は被撹拌物を容器底面に向かって押し下げる下降流を発生させることが通常となっている。例えば「撹拌機一筋半世紀 阪和化工機株式会社」のホームページの中に「エアを意図的に巻き込む逆回転攪拌」として「通常,撹拌機の回転軸(シャフト)が回転する方向は時計回りに回転します。この通常の回転を正回転と呼びます。逆回転とは通常とは反対方向,つまり反時計回りに攪拌軸(シャフト)を回転させて行う攪拌のことを指しています。正回転と逆回転の大きな違いは正回転は押し下げた液流発生させ,逆回転は掻き揚げの液流を発生させます。逆回転を用いる目的としては攪拌する液体にエア(空気)を取り入れたい攪拌で行う攪拌技術です。」と説明している。
(参考URL:http://www.hanwa−jp.com/kakuhan−gyakukaiten.html)
(参考URL:http://www.hanwa−jp.com/kakuhan−gyakukaiten.html)
このように、撹拌機の通常使用方法においては、撹拌機を正回転させて被撹拌物(溶質)を容器底面に向かって押し下げる下降流を発生させるため、スラリー(懸濁液)のような固体−液体溶液で沈降している溶質を巻き上げには不向きであった。
またさらに、逆回転は掻き揚げの液流を発生させるが、上述の通り、逆回転を用いる目的は撹拌する液体にエアを取り入れるために専ら用いる方法であり、流体内に泡が混入させたくない撹拌には不向きであった。
この発明の目的は、上述した事情に鑑みなされたもので、この発明の主たる目的は、粘性の高い流体を効率よく確実に撹拌することが可能な撹拌機用撹拌子を提供することである。
また、この発明の別の目的は、被撹拌物である流体の液面にボルテックス(水面上の渦巻き)ができにくく、波立たない静かな撹拌が可能な撹拌機用撹拌子を提供することである。
さらに、この発明の別の目的は、粘性の高い流体において除去の難しい泡の混入を少なくすることが可能な撹拌機用撹拌子を提供することである。
またさらに、この発明の別の目的は、容器や槽を傷付けることでのコンタミを防止し、用途を問わずに安全且つ効率的な撹拌を行うことが可能な撹拌機用撹拌子を提供することである。
さらにまた、この発明の別の目的は、スラリー(懸濁液)のような固体−液体溶液で沈降している溶質を効率よく巻き上げることが可能な撹拌機用撹拌子を提供することである。
上述した課題を解決し、目的を達成するため、この発明に係わる撹拌機用撹拌子は、請求項1の記載によれば、一方の側の中心に回転軸が接続される基部と、前記基部の他方の側に設けられる複数の羽根部と、該他方の側の中心に設けられ、前記羽根部を離接させる離間部と、を具備し、前記羽根部は、前記離間部から前記基部の外周に向かって設けられ、前記基部の他方の側に立設される2つの流路形成面と、前記基部の外周に沿って立設され、前記2つの流路形成面同士を接続する外周形成面とを備え、前記外周形成面は、前記基部の外周側から中心側に向かって傾斜して立設されていることを特徴とする。
また、この発明に係わる撹拌機用撹拌子は、請求項2の記載によれば、前記外周形成面は、前記基部の外周側から中心側に向かって傾斜する曲面であることを特徴とする。
また、この発明に係わる撹拌機用撹拌子は、請求項3の記載によれば、前記基部は円板上に形成され、該基部の一方の側が被撹拌対象の流体の液表面の側となるように設置されることを特徴とする。
また、この発明に係わる撹拌機用撹拌子は、請求項4の記載によれば、向かい合う前記流通路形成面に挟まれた前記基部の他方の側に接続面が設けられ、該接続面は平面又は前記基部の一方の側に向かって凹んだ曲面であることを特徴とする。
また、この発明に係わる撹拌機用撹拌子は、請求項5の記載によれば、前記接続面は、前記基部の外周側から中心側に向かって凸となる傾斜が設けられていることを特徴とする。
また、この発明に係わる撹拌機用撹拌子は、請求項6の記載によれば、前記離間部は、前記基部の外周側から中心側に向かって凸となる離間部傾斜部が設けられていることを特徴とする。
この発明によれば、粘性の高い流体を効率よく確実に撹拌できる撹拌機用撹拌子を提供することが可能となる。
また、この発明によれば、被撹拌物である流体の液面にボルテックス(水面上の渦巻き)ができにくく、波立たない静かな撹拌ができる撹拌機用撹拌子を提供することが可能となる。
さらに、この発明によれば、粘性の高い流体において除去の難しい泡の混入を少なくできる撹拌機用撹拌子を提供することが可能となる。
またさらに、この発明によれば、容器や槽を傷付けることでのコンタミを防止し、用途を問わずに安全且つ効率的な撹拌ができる撹拌機用撹拌子を提供することが可能となる。
さらにまた、この発明によれば、スラリー(懸濁液)のような固体−液体溶液で沈降している溶質を効率よく巻き上げることが可能な撹拌機用撹拌子を提供することが可能となる。
<第1の実施例>
図面を用いて本発明の第1の実施例としての撹拌機用撹拌子1の構造について説明する。図1は本発明の撹拌機用撹拌子の第1の実施例を示す上からの斜視図、図2は第1の実施例を示す下からの斜視図、図3は図1の正面図、図4は図1の側面図、図5は図1の上面図、図6は図1の底面図、図7は図3のA−A断面図、図8は、この第1の実施例の使用状態参考図となっている。
図面を用いて本発明の第1の実施例としての撹拌機用撹拌子1の構造について説明する。図1は本発明の撹拌機用撹拌子の第1の実施例を示す上からの斜視図、図2は第1の実施例を示す下からの斜視図、図3は図1の正面図、図4は図1の側面図、図5は図1の上面図、図6は図1の底面図、図7は図3のA−A断面図、図8は、この第1の実施例の使用状態参考図となっている。
図1乃至図8によれば、撹拌機用撹拌子1は、回転軸としてのシャフト50が接続されるボス部11を一方の側に備える基部10と、基部10の他方の側に設けられる6カ所の羽根部20と、該他方の側の中心に設けられ、6カ所の羽根部20を離間させる離間部30と、を概略具備している。なお、図1は、第1の実施例の撹拌機用撹拌子1において基部10の一方の側から見た斜視図で、図2は基部10の他方の側から見た斜視図となっている。
この第1の実施例における基部10は、円板状に形成され、一方の面にはその中心に回転軸としてのシャフト50が接続される回転軸接続穴12を有するボス部11を備えており、撹拌機52の作動によって回転するシャフト50を回転軸として撹拌機用撹拌子1が回転するように構成されている。なお、本実施例において、回転軸接続穴12へのシャフト50の接続は嵌め合いとなっているが、これに限定されるものではなく、例えば、回転軸接続穴12に雌ネジを螺設すると共にシャフト50の先端部に雄ネジを螺設してねじ込んで接続したり、ボス部11に雌ネジを螺設した横穴を設けてシャフト50を横から止めネジ、イモネジやセットスクリューで固定したり、回転軸接続部12を貫通穴に形成すると共にシャフト先端に雄ネジを設けて複数のナットで基部10を挟み込んで接続したりする等、既知のいずれの方法であってもよい。
なお、基部10の一方の面は、容器62内の被撹拌対象の流体64(被撹拌溶液)の液表面の側となるように設置されている。また、該一方の面及びボス部11はシャフト50の回転方向に垂直な面(断面方向)で円形とならない突起物(凸部)や穴(凹部)がなく撹拌機用撹拌子1の液表面の側で旋回流が発生しにくい構成のため、液表面の渦(ボルテックス)が防止されて空気等の気体の巻き込みが防止されたり、液表面の乱れや暴れが防止されて泡立ちが抑制されたりする効果が得られる。
また、基部10の他方の面には、基部10の回転方向に所定の厚みを有する6カ所の羽根部20が設けられている。具体的には、基部10の他方の側に立設され、離間部30から基部10の外周に向かって設けられる向かい合う6組の流路形成面21a及び21bと、基部10の外周に沿って立設され、隣り合う(向かい合っていない)流路形成面21b及び21aを接続する6カ所の外周形成面22と、該隣り合う流路形成面21b及び21aを離間部30の側で接続する6カ所の離間部接続面23とを備えている。
なお、本実施例において、羽根部20は6カ所に設けられるとなっているが、これに限定されるものではなく、例えば、3カ所や5か所のように奇数カ所であっても、また、2カ所や4カ所のように少なくても、さらに8カ所、9カ所のように多くても、後述する本発明の構成や効果が得られるのであれば、何か所でもよい。
外周形成面22は、本実施例においては図1乃至図4に示す通り、基部10の外周側からシャフト50の軸方向に垂設された後、離間部30側となる中心側に向かって凸となるように略球状の曲面で傾斜し、その先端部で離間部接続面23に接続している。このように、羽根部20は、外周形成面22と隣り合う流路形成面21b及び21aと離間部接続面23の4面で構成されている。
また、離間部30は、6組の流路形成面21a及び21bが基部10の他方の面の中心で接続しないようにするための空間となっている。
このような構成となっている羽根部20は、図7に示す通り、外周形成面22の傾斜により基部10から離れる先端側ほど羽根幅(シャフト50の断面方向の長さ)が小さくなっている。また、羽根部20の先端側で発生する被撹拌溶液の移動は、図7の紙面上で下方向にも発生するが、上述の通り、先端側ほど羽根幅が小さくなっているため、比較的小さくなる。
本発明の撹拌機用撹拌子1においては、後述するように、被撹拌溶液は基部10の他方の面に設けられた6組の向かい合う流通路形成面21a、21bにより吐出され、吐出された分の被撹拌溶液が基部10の他方の面の側の中心である離間部30とその近傍から吸い上げられる。
この離間部30とその近傍で発生する被撹拌溶液の吸い上げでは、羽根部20の先端側で発生する被撹拌溶液の移動により乱れが発生するが、上述の通り、その移動は比較的小さいため影響が少なく、結果として被撹拌溶液の吸い上げが効率よく行われる。
また、隣り合う流路形成面21b及び21aを接続する6カ所の離間部接続面23で構成される面により離間部30は略筒状の空間となる。この離間部接続面23による略筒状の空間は、離間部接続面23を有しない場合に比較して、撹拌機用撹拌子1を回転させた時の被撹拌溶液の吸い上げが整った流れとなり効率が高くなることが発明者の試験により確認されている。
さらに、6カ所の離間部接続面23で構成される面は、図2及び図6に示すように、シャフト50を中心とする同心円上に配置されると共に、離間部接続面23の各々の面は該同心円の円周に一致、即ち、各々の面をシャフト50の断面方向で切り取った際に、その切り口が該同心円の円周に重なった出っ張りや引っ込みがない構成となっている。この結果、本発明の撹拌機用撹拌子1を回転させた時に、離間部接続面23による略筒状の空間には、その内部に凹凸がないので、該空間内では被撹拌溶液が乱れなく移動することになり、被撹拌溶液をより確実に吸い上げることが可能となる。
なお、離間部30を設けない、即ち、基部10の他方の面の中心で流路形成面21a及び21bを接続した構成とした場合、この接続部分により被撹拌溶液に下向きの移動が発生し、効率的な被撹拌溶液の吸い上げが出来なくなることも発明者の試験により確認されている。
このように、本発明の撹拌機用撹拌子1においては、基部10の外周側からシャフト50の軸方向に傾斜する外周形成面22と、所定の幅を有する離間部接続面23及び隣り合う流路形成面21b及び21aを基部10の他方の面の中心で接続させない離間部30とは、被撹拌溶液を容器下方からの効率よく確実に吸い上げるための本発明の重要な構成となっている。
また、本発明の撹拌機用撹拌子1において、向かい合う流通路形成面21a、21bに挟まれた基部10の他方の側には、基部10の一方の側に向かって凹んだ曲面に形成された6カ所の接続面24が備えられている。
さらに、この第1の実施例においては、この接続面24は、基部10の外周側から中心側に向かって凸となるように傾斜を設ける構成としている。また、この傾斜は、離間部30において基部10の外周側から中心側に向かって凸となる離間部傾斜部31に段差なく連続するように構成されている。
このように基部10の外周側から中心側に向かって凸となる傾斜を設けることにより、作業者が手に持って使用する撹拌機を用いて撹拌する場合に、撹拌機用撹拌子を流体64に頻繁に出し入れしても基部10の他方の側に空気等の気体が残りにくく、流体64内への泡の混入の防止が可能となっている。
また同様に、流体64の液量の変化により羽根が液面に出てしまう場合や、撹拌の終了後に一旦、流体64を容器62から抜いて、再度、容器62に流体64を入れた場合に、基部10の他方の側に空気等の気体が残りにくく、流体64内への泡の混入を防止が可能となっている。
なお、本実施例において、撹拌機用撹拌子1を構成する材質は、特に限定されるものではなく、例えば金属やセラミックス、樹脂、ゴム、木材等、使用条件に応じた適宜の材質を採用することができる。
ここで、改めて、撹拌機用撹拌子1の作動について図8を用いて概略説明する。本発明の撹拌機用撹拌子1は、容器62の中に入れられた被撹拌溶液である流体64内において、シャフト50に駆動されてシャフトの中心軸を中心に回転することにより流体64を撹拌する。
具体的には、撹拌機用撹拌子1は、シャフト50の一方の側で基部10を回転させる回転機構としての撹拌機52に接続され、他方の側で基部10の一方の面に設けられたボス部11の回転軸接続部12に接続され、撹拌機用撹拌子1が槽62内に収容された流体64内に浸漬された状態で使用される。
なお、本発明で使用される撹拌機52は、図8の通り、作業者が手に持って使用する撹拌機または図示しない据え付け型の撹拌機で使用される。
流体64中に撹拌機用撹拌子1を浸漬して回転させると、隣り合う羽根部20において向かい合う流通路形成面21a、21bの間に存在する流体64が、該向かい合う流通路形成面によって基部10の外周に向かって吐き出され、該吐き出しに伴い負圧になった離間部30に流体64が吸い込まれる。また、撹拌機52の回転を継続することで、流体64の撹拌機用撹拌子1の外周から吐き出しと離間部30への吸い込みが連続し、槽内62で流体64の移動が継続することとなる。
この流体64の移動の継続により、撹拌機用撹拌子1の周囲には、撹拌機用撹拌子1の外周から放射状に広がる流動と、離接空間部30に向かう吸い上げの流動が継続し、流体64全体が撹拌されることとなる。
また、槽62の槽底に滞留している滞留物を分散させる場合には、撹拌機用撹拌子1の先端部を層底に近づければよい。このようにすることで、吸入口12から滞留物を吸い上げて吐出口14から噴出し、滞留物を槽62内に十分に分散させることができる。
なお、本発明の撹拌機用撹拌子1では、流通路形成面21a、21bは基部10の他方の側に垂設されると共に、向かい合う流通路形成面21a、21bは平行となっている、即ち、特許文献2の片羽根のブレードタービン羽根のように外周になるほど羽根の間の間隔が広くなっていないため、流通路形成面21a、21bから吐き出される流体64の吐出流は整った流れに成り易く、流体64の粘度が高くても遠くまで吐出流を到達させることが可能となり、流体64を効率よく確実に撹拌するのに有利となっている。
また、本発明の撹拌機用撹拌子1では、羽根部の流通路形成面が流体64に対して露出している、即ち特開2011−5349号公報に開示の撹拌体と比して流体64を掻き混ぜるたり練り混ぜたりするのに必要なせん断力を付与する構成を有しているため、粘性の高い流体の撹拌に適している。
さらに、本発明の撹拌機用撹拌子1では、羽根部は板状でなく柱状であるため、粘性の高い流体に対する耐久性が高く、掻き混ぜや練り混ぜが容易となっている。
またさらに、本実施例の撹拌機用撹拌子1は6カ所の離間部接続面23を備えることにより、撹拌時の被撹拌溶液の羽根部の裏側への回り込み(具体的には、図1の状態の撹拌機用撹拌子1を図面上で時計方向に回転させた場合の流通路形成面21a側から流通路形成面21b側への回り込み)を、板状の羽根と比して少なくすることが可能である。この結果、羽根の回転方向裏側(後ろ側)での負圧が起こりにくく、高速回転が有効な高粘度の被撹拌溶液での羽根の裏側や被撹拌溶液の負圧が大きくなる離間部30内でのキャビテーションを抑えることが可能となり、泡立ち防止の効果が見込まれる。
さらにまた、本実施例における撹拌機用撹拌子1は、隣り合う羽根部において向かい合う流通路形成面に挟まれた基部10の他方の側で接続する接続面が基部10の一方の側に向かって凹んだ曲面に形成されていることと、該曲面が特開2011−5349号公報に開示の撹拌体とは異なり露出しているので、流体(特に粘性の高い流体)が残りにくく撹拌後の洗浄が容易となっている。
また、本実施例における撹拌機用撹拌子1は、接続面24を接続面基部10の外周側から中心側に向かって凸となる傾斜させる構成としていることにより、基部10の他方の側に空気等の気体が残りにくく、被撹拌溶液内への泡の混入を確実に防止することが可能である。
さらに、本発明の撹拌機用撹拌体1は、基部10の外周から羽根部が突出していないので、液表面の渦の防止、液表面の乱れや暴れの抑制が可能であると共に、図7のような作業者が手に持って使用する撹拌機では、作業中に槽62の槽壁にぶつけてしまった場合においても容器や槽を傷付けることが少なく、用途を問わずに安全且つ効率的な撹拌が可能である。
またさらに、本発明の撹拌機用撹拌体1は、基部10の外周側からシャフト50の軸方向に傾斜する外周形成面22、所定の幅を有する離間部接続面23及び隣り合う流路形成面21b及び21aを基部10の他方の面の中心で接続させない離間部30により、被撹拌溶液を容器下方からの効率よく確実に吸い上げられるため、被撹拌溶液だけでなく、スラリー(懸濁液)のような固体−液体溶液で沈降している溶質も効率よく巻き上げることが可能である。
以上、詳細に説明した通り、本発明の撹拌機用撹拌子1は、液表面の渦防止と泡立ち抑制が可能であり、粘性の高い流体において除去の難しい泡の混入を可能な限り排除することができる。
また、本発明の撹拌機用撹拌子1は、粘性の高い流体の掻き混ぜや練り混ぜも可能であり、粘性の高い流体に限らず各種の流体を効率よく確実に撹拌することができる。
さらに、本発明の撹拌機用撹拌子1は、槽壁に衝突しても槽の破片や削りカス等が発生しにくく、槽壁保護とコンタミ防止が可能であると共に、安全且つ効率的な撹拌を行うことができる。
またさらに、本発明の撹拌機用撹拌体1は、被撹拌溶液のみならず、スラリー(懸濁液)のような固体−液体溶液で沈降している溶質も効率よく巻き上げることが可能であり、固体−液体溶液の均一撹拌を行うことができる。
<第2の実施例>
図面を用いて第2の実施例としての撹拌用回転体1について説明する。図9は第2の実施例を示す斜視図で基部10の一方の側から見た図となっている。なお、第1の実施例と構成が同じ箇所には同じ符号を付して説明を省略する。
図面を用いて第2の実施例としての撹拌用回転体1について説明する。図9は第2の実施例を示す斜視図で基部10の一方の側から見た図となっている。なお、第1の実施例と構成が同じ箇所には同じ符号を付して説明を省略する。
図2によれば、撹拌機用撹拌子1は、撹拌機用撹拌子1は、一方の側の中心に回転軸としてのシャフト50が接続される基部10と、基部10の他方の側に設けられる6カ所の羽根部20と、該他方の側の中心に設けられ、6カ所の羽根部20を離間させる離間部30と、を概略具備している。なお、この第2の実施例での接続面24は平面となっている。
この第2の実施例において、外周形成面22は、基部10の外周側から中心側に向かって傾斜して立設され、その先端側には外周形成面22と隣り合う流路形成面21b及び21aとを接続し、外周形成面22の一部を構成する先端面25が設けられた構成となっている。
この外周形成面22の傾斜により、基部10から離れる先端側ほど羽根幅が小さくなっているため、羽根部20の先端側で発生する被撹拌溶液の移動により乱れは比較的小さいため影響が少なく、結果として離間部30とその近傍で発生する被撹拌溶液の吸い上げを効率よく行うことが可能となっている。
また、この第2の実施例の撹拌機用撹拌体1は、基部10の外周から羽根部が突出していないので、槽壁に衝突しても槽の破片や削りカス等が発生しにくく、槽壁保護とコンタミ防止が可能であると共に、安全且つ効率的な撹拌を行うことができる。
<第3の実施例>
図面を用いて第3の実施例としての撹拌用回転体1について説明する。図10は第3の実施例を示す斜視図で基部10の一方の側から見た図となっている。なお、第1及び第2の実施例と構成が同じ箇所には同じ符号を付して説明を省略する。
図面を用いて第3の実施例としての撹拌用回転体1について説明する。図10は第3の実施例を示す斜視図で基部10の一方の側から見た図となっている。なお、第1及び第2の実施例と構成が同じ箇所には同じ符号を付して説明を省略する。
図10によれば、撹拌機用撹拌子1は、一方の側の中心に回転軸としてのシャフト50が接続される基部10と、基部10の他方の側に設けられる6カ所の羽根部20と、該他方の側の中心に設けられ、6カ所の羽根部20を離接させる離接空間部30と、を概略具備している。
この第3の実施例において、外周形成面22は、基部10の外周側からシャフト50の軸方向に垂設され、その先端側には外周形成面22と隣り合う流路形成面21b及び21aと離間部接続面23とを接続し、外周形成面22の一部を構成する先端面25が中心に向かって凸となるように傾斜して設けられた構成となっている。
この外周形成面22の一部を構成する先端面24の傾斜により、基部10から離れる先端側ほど羽根幅が小さくなっているため、羽根部20の先端側で発生する被撹拌溶液の移動により乱れは比較的小さいため影響が少なく、結果として離間部30とその近傍で発生する被撹拌溶液の吸い上げを効率よく行うことが可能となっている。
<第4の実施例>
図面を用いて第4の実施例としての撹拌用回転体1について説明する。図11は第4の実施例を示す斜視図で基部10の一方の側から見た図となっている。なお、第1乃至第3の実施例と構成が同じ箇所には同じ符号を付して説明を省略する。
図面を用いて第4の実施例としての撹拌用回転体1について説明する。図11は第4の実施例を示す斜視図で基部10の一方の側から見た図となっている。なお、第1乃至第3の実施例と構成が同じ箇所には同じ符号を付して説明を省略する。
図11によれば、撹拌機用撹拌子1は、一方の側の中心に回転軸としてのシャフト50が接続される基部10と、基部10の他方の側に設けられる6カ所の羽根部20と、該他方の側の中心に設けられ、6カ所の羽根部20を離接させる離接空間部30と、を概略具備している。
この第4の実施例において、外周形成面22は、基部10の外周側からシャフト50の軸方向に垂設され、その先端側には外周形成面22と隣り合う流路形成面21b及び21aと離間部接続面23とを接続し、外周形成面22の一部を構成する先端面25が中心に向かって凸となるように傾斜して設けられた構成となっている。
この外周形成面22の一部を構成する先端面25の傾斜により、基部10から離れる先端側ほど羽根幅が小さくなっているため、羽根部20の先端側で発生する被撹拌溶液の移動により乱れは比較的小さいため影響が少ない。結果として離間部30とその近傍で発生する被撹拌溶液の吸い上げを効率よく行うことで、被撹拌溶液だけでなく、スラリー(懸濁液)のような固体−液体溶液で沈降している溶質も効率よく巻き上げることが可能である。
また、第4の実施例において、6カ所の離間部接続面23で構成される面は、シャフト50を中心とする同心円上に配置されると共に、離間部接続面23の各々の面は該同心円の円周に一致、即ち、各々の面をシャフト50の断面方向で切り取った際に、その切り口が該同心円の円周に重なった出っ張りや引っ込みがない構成となっている。この結果、この第4の実施例の撹拌機用撹拌子1を回転させた時に、離間部接続面23による略筒状の空間には、その内部に凹凸がないので、該空間内では被撹拌溶液が乱れなく移動することになり、被撹拌溶液をより確実に吸い上げることが可能となる。
このように、この第4の実施例の撹拌機用撹拌子1においては、基部10の外周側からシャフト50の軸方向に傾斜する外周形成面22の一部を構成する先端面25と所定の幅を有する離間部接続面23及び隣り合う流路形成面21b及び21aを基部10の他方の面の中心で接続させない離間部30とは、被撹拌溶液を容器下方からの効率よく確実に吸い上げるための重要な構成となっている。
さらに、この第4の実施例の撹拌機用撹拌子1では、流通路形成面21a、21bは基部10の他方の側に垂設されると共に、隣り合う流通路形成面21b、21aが平行となる構成となっている。このような隣り合う流通路形成面21b、21aが平行となる構成では、向かい合う流通路形成面21a、21bが基部10の外周の側に向かうほど間隔が広がるため撹拌力を向上させるのに有効である。
またさらに、この第4の実施例の撹拌機用撹拌子1では、羽根部は板状でなく柱状であるため、粘性の高い流体に対する耐久性が高く、掻き混ぜや練り混ぜが容易となっている。
さらにまた、この第4の実施例の撹拌機用撹拌子1は6カ所の離間部接続面23を備えることにより、撹拌時の被撹拌溶液の羽根部の裏側への回り込み(具体的には、図11の状態の撹拌機用撹拌子1を図面上で時計方向に回転させた場合の流通路形成面21b側から流通路形成面21a側への回り込み)を、板状の羽根と比して少なくすることが可能である。この結果、羽根の回転方向裏側(後ろ側)での負圧が起こりにくく、高速回転が有効な高粘度の被撹拌溶液での羽根の裏側や被撹拌溶液の負圧が大きくなる離間部30内でのキャビテーションを押さえることが可能となり、泡立ち防止の効果が見込まれる。
以上の通り、この第4の実施例の撹拌機用撹拌子1は、第1の実施例と同様に、液表面の渦防止と泡立ち抑制が可能であり、粘性の高い流体において除去の難しい泡の混入を可能な限り排除することができる。
また、この第4の実施例の撹拌機用撹拌子1は、粘性の高い流体の掻き混ぜや練り混ぜも可能であり、粘性の高い流体に限らず各種の流体を効率よく確実に撹拌することができる。
さらに、この第4の実施例の撹拌機用撹拌子1は、第1の実施例と同様に、槽壁に衝突しても槽の破片や削りカス等が発生しにくく、槽壁保護とコンタミ防止が可能であると共に、安全且つ効率的な撹拌を行うことができる。
またさらに、この第4の実施例の撹拌機用撹拌子1は、被撹拌溶液のみならず、スラリーのような固体−液体溶液で沈降している溶質も効率よく巻き上げることが可能であり、固体−液体溶液の均一撹拌を行うことができる。
以上、本実施形態について説明したが、本発明の撹拌機用撹拌子1は、上記した実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。
1・・撹拌機用撹拌子、10・・基部、11・・ボス部、12・・回転軸接続穴、20・・羽根部、21a、21b・・流路形成面、22・・外周形成面、23・・離間部接続面、24・・接続面、25・・先端面、30・・離間部、31・・離間部傾斜部、50・・シャフト、52・・撹拌機、62・・容器、64・・流体
Claims (6)
- 一方の側の中心に回転軸が接続される基部と、
前記基部の他方の側に設けられる複数の羽根部と、
該他方の側の中心に設けられ、前記羽根部を離接させる離間部と、を具備し、
前記羽根部は、前記離間部から前記基部の外周に向かって設けられ、前記基部の他方の側に立設される2つの流路形成面と、前記基部の外周に沿って立設され、前記2つの流路形成面同士を接続する外周形成面とを備え、
前記外周形成面は、前記基部の外周側から中心側に向かって傾斜して立設されていることを特徴とする撹拌機用撹拌子。 - 前記外周形成面は、前記基部の外周側から中心側に向かって傾斜する曲面であることを特徴とする請求項1に記載の撹拌機用撹拌子。
- 前記基部は円板上に形成され、該基部の一方の側が被撹拌対象の流体の液表面の側となるように設置されることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の撹拌機用撹拌子。
- 向かい合う前記流通路形成面に挟まれた前記基部の他方の側に接続面が設けられ、該接続面は平面又は前記基部の一方の側に向かって凹んだ曲面であることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の撹拌機用撹拌子。
- 前記接続面は、前記基部の外周側から中心側に向かって凸となる傾斜が設けられていることを特徴とする請求項4に記載の撹拌機用撹拌子。
- 前記離間部は、前記基部の外周側から中心側に向かって凸となる離間部傾斜部が設けられていることを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれか1項に記載の撹拌機用撹拌子。
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2017
- 2017-07-23 JP JP2017153705A patent/JP2019022879A/ja active Pending
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CN115122580A (zh) * | 2022-05-26 | 2022-09-30 | 莱芜市华赢塑胶有限公司 | 一种pvc发泡板注塑成型设备 |
CN115122580B (zh) * | 2022-05-26 | 2023-09-26 | 莱芜市华赢塑胶有限公司 | 一种pvc发泡板注塑成型设备 |
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