JP2019019753A - 内燃機関失火検出装置 - Google Patents

内燃機関失火検出装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2019019753A
JP2019019753A JP2017139025A JP2017139025A JP2019019753A JP 2019019753 A JP2019019753 A JP 2019019753A JP 2017139025 A JP2017139025 A JP 2017139025A JP 2017139025 A JP2017139025 A JP 2017139025A JP 2019019753 A JP2019019753 A JP 2019019753A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
misfire
combustion engine
cylinder
internal combustion
determination
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2017139025A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6484297B2 (ja
Inventor
勝徳 田▲崎▼
Katsunori Tasaki
勝徳 田▲崎▼
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Keihin Corp
Original Assignee
Keihin Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Keihin Corp filed Critical Keihin Corp
Priority to JP2017139025A priority Critical patent/JP6484297B2/ja
Publication of JP2019019753A publication Critical patent/JP2019019753A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6484297B2 publication Critical patent/JP6484297B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)

Abstract

【課題】2気筒以上を備える内燃機関の各気筒の燃焼状況が異なる場合であっても、内燃機関の失火を正確に検出することができる内燃機関失火検出装置を提供する。【解決手段】2気筒以上を備える内燃機関の失火を検出する内燃機関失火検出装置1は、所定のクランク角度毎に内燃機関の回転速度に応じたクランク角速度を算出するクランク角速度算出部2と、クランク角速度の基準角速度を算出し、基準角速度とクランク角速度との偏差としての相対角速度を算出すると共に、相対角速度の積算値を算出する判定パラメータ算出部4と、積算値に基づいて失火判定を行う失火判定部5と、を有する。判定パラメータ算出部4は、積算値の積算区間を各気筒別に異なる長さに設定する。【選択図】図1

Description

本発明は、2気筒以上を備える内燃機関の失火を検出する内燃機関失火検出装置に関する。
内燃機関、例えば2気筒以上を備えるエンジンにおいては、吸気行程、圧縮行程、膨張行程及び排気行程の4つの行程を繰り返すことで出力が生み出されている。エンジンの制御装置は、これらエンジンの各行程を判別することで、燃料の噴射や点火などのタイミングを制御している。この際、エンジンの運転状態に応じて、点火タイミングで点火しないエンジン失火を生じる場合がある。かかるエンジン失火を生じた場合には、ドライバビリティの悪化又は排気性能の悪化等を招く。このため、従来、エンジン失火を検出することにより、この検出結果に基づいて運転者に報知して整備工場への持ち込みを促したり、エンジンの運転状態を制御して、ドライバビリティ又は排気性能の悪化を低減させたりすることが行われている。
かかる状況下で、特許文献1は、内燃機関の失火検出装置に関し、内燃機関の回転速度に応じた回転速度パラメータを用いて相対速度パラメータを算出し、相対速度パラメータの積算値に基づいて内燃機関の失火の有無を検出する構成を開示している。
特開2007−198368号公報
しかしながら、本発明者の検討によれば、特許文献1の装置構成では、2気筒以上を備えるエンジンにおいて、各気筒の相対速度パラメータの積算値の積算区間を、クランク角度720を気筒数で除算して求めた長さにしているために、各気筒の相対速度パラメータの積算区間が同一長さとなり、各気筒の燃焼状況が異なる場合に失火を正確に検出できない恐れがある。従って、2気筒以上を備えるエンジンにおいて、より精度よく失火を検出したい場合には、各気筒の相対速度パラメータの積算値の積算区間を、気筒数を用いて定式化することが困難である。
本発明は、以上の検討を経てなされたものであり、2気筒以上を備える内燃機関の各気筒の燃焼状況が異なる場合であっても、内燃機関の失火を正確に検出することができる内燃機関失火検出装置を提供することを目的とする。
以上の目的を達成するべく、本発明は、第1の局面において、2気筒以上を備える内燃機関の失火を検出する内燃機関失火検出装置において、所定のクランク角度毎に前記内燃機関の回転速度に応じた回転速度パラメータを算出し、前記回転速度パラメータの基準値を算出し、前記基準値と前記回転速度パラメータとの偏差を算出すると共に、前記偏差の積算値を算出する算出部と、前記積算値に基づいて失火判定を行う判定部と、を有し、前記算出部は、前記積算値の積算区間を各気筒別に異なる長さに設定する内燃機関失火検出装置である。
本発明は、第1の局面に加えて、前記内燃機関が、気筒間の点火間隔が異なる不等間隔燃焼エンジンであることを第2の局面とする。
本発明は、第2の局面に加えて、前記第2の算出部が、失火判定を行う気筒の点火時から次に点火する気筒の点火時までの長さの前記積算区間を設定することを第3の局面とする。
本発明は、第1から第3のいずれかの局面に加えて、前記判定部が、前記積算値が判定閾値以下の場合に失火と判定し、前記判定閾値は、各気筒別に異ならせて設定されることを第4の局面とする。
本発明は、第4の局面に加えて、前記判定閾値が、前記内燃機関の負荷状態に応じて設定されることを第5の局面とする。
本発明の第1の局面にかかる内燃機関失火検出装置においては、2気筒以上を備える内燃機関の失火を検出する内燃機関失火検出装置において、所定のクランク角度毎に内燃機関の回転速度に応じた回転速度パラメータを算出し、回転速度パラメータの基準値を算出し、基準値と回転速度パラメータとの偏差を算出すると共に、偏差の積算値を算出する算出部と、積算値に基づいて失火判定を行う判定部と、を有し、算出部は、積算値の積算区間を各気筒別に異なる長さに設定するものであるため、2気筒以上を備える内燃機関の各気筒の燃焼状況が異なる場合であっても、内燃機関の失火を正確に検出することができる。
また、本発明の第2の局面にかかる内燃機関失火検出装置によれば、内燃機関が、気筒間の点火間隔が異なる不等間隔燃焼エンジンであるため、不等間隔燃焼エンジンの失火を正確に検出することができる。
また、本発明の第3の局面にかかる内燃機関失火検出装置によれば、第2の算出部が、失火判定を行う気筒の点火時から次に点火する気筒の点火時までの長さの積算区間を設定するものであるため、各気筒の点火タイミングが重複しない十分な長さの積算区間において積算した積算値を用いて精度良く失火を検出することができる。
また、本発明の第4の局面にかかる内燃機関失火検出装置によれば、判定部が、積算値が判定閾値以下の場合に失火と判定し、判定閾値は、各気筒別に異ならせて設定されるものであるため、燃焼状況の異なる各気筒の失火を誤検出することを防ぐことができる。
また、本発明の第5の局面にかかる内燃機関失火検出装置によれば、判定閾値が、内燃機関の負荷状態に応じて設定されるものであるため、内燃機関の負荷状況に応じて精度良く失火を検出することができる。
図1は、本発明の実施形態における内燃機関失火検出装置の構成を示すブロック図である。 図2は、本発明の実施形態における判定パラメータ算出処理の流れを示すフロー図である。 図3は、本発明の実施形態における判定パラメータ算出処理で判定パラメータを算出する際のクランク角速度の具体的な推移を示す図である。 図4は、本発明の実施形態における失火判定処理の流れを示すフロー図である。
以下、図面を適宜参照して、本発明の実施形態における内燃機関失火検出装置につき、詳細に説明する。
<内燃機関失火検出装置の構成>
まず、図1を参照して、本実施形態における内燃機関失火検出装置の構成につき、詳細に説明する。
図1は、本発明の実施形態における内燃機関失火検出装置の構成を示すブロック図である。
図1に示すように、本実施形態における内燃機関失火検出装置1は、ECU(Electronic Control Unit)等の電子制御装置によって構成され、いずれも図示を省略する2気筒以上を備える内燃機関としてのエンジン、駆動輪、メインクラッチ及び変速機を備える典型的には自動二輪車等の鞍乗型車両に搭載されている。図示しないスロットルバルブ及び吸気圧力センサ21は、それぞれの気筒の上流側にそれぞれ1つずつ備えられている。
内燃機関失火検出装置1は、クランク角速度算出部2、判定閾値検索部3、判定パラメータ算出部4、及び失火判定部5を備えている。
クランク角速度算出部2は、クランクセンサ22から入力されるエンジンのクランク角度(図示を省略するクランク軸の回転角度)に応じた電気信号に基づいて、所定のクランク角度毎に回転速度パラメータとしてのクランク軸の角速度(以下、「クランク角速度」と記載する)を算出する。クランク角速度算出部2は、このように算出したクランク角速度を判定パラメータ算出部4に出力する。
判定閾値検索部3は、クランクセンサ22から入力されるエンジンのクランク角度に応じた電気信号、及び吸気圧力センサ21から入力される図示しないスロットルバルブとエンジンとの間の吸気圧力に応じた電気信号に基づいて、エンジン回転数及び吸気圧力から求まるエンジンの負荷状態に応じた判定閾値を気筒毎に算出することで、各気筒別に判定閾値を異ならせて設定する。具体的には、判定閾値検索部3は、エンジンの負荷状態が高いほど判定閾値を大きくする。例えば、判定閾値検索部3は、判定閾値と、エンジン回転数と、吸気圧力と、の関係を気筒毎に予め規定した図示しないROMに記憶されたテーブルデータを読み出して、読み出したテーブルデータにクランク角度から算出されるエンジン回転数及び吸気圧力を気筒毎に当てはめることにより判定閾値を算出する。判定閾値検索部3は、このように算出した判定閾値を示す電気信号を失火判定部5に出力する。なお、エンジンの負荷状態は、上記のエンジン回転数と吸気圧力とにより求める場合に限らず、エンジン回転数とスロットルバルブの開度とから求めてもよい。
判定パラメータ算出部4は、クランク角速度算出部2から入力されるクランク角速度を示す電気信号に含まれる高周波成分を除去する図示しないフィルタを備えている。かかるフィルタは、典型的には移動平均フィルタ等のデジタルフィルタである。
判定パラメータ算出部4は、後述する判定パラメータ算出処理を実行して失火を判定するための判定パラメータを算出する。
具体的には、判定パラメータ算出部4は、気筒毎に設けられた吸気圧力センサ21から入力されるスロットルバルブとエンジンとの間の吸気圧力に応じた電気信号、及びクランクセンサ22から入力されるエンジンのクランク角度に応じた電気信号に基づいて、各気筒の圧縮行程終了時(以下、「圧縮TDCステージ」と記載する)を検出する。判定パラメータ算出部4は、クランクセンサ22から入力されるエンジンのクランク角度に応じた電気信号に基づいて、各気筒の積算区間終了時(以下、「積算終了ステージ」と記載する)を検出する。
判定パラメータ算出部4は、フィルタにより高周波成分を除去した電気信号の示すクランク角速度のうちの圧縮TDCステージのクランク角速度を、基準値としての基準角速度として保持する。
判定パラメータ算出部4は、圧縮TDCステージの検出時から積算終了ステージの検出時までに、フィルタにより高周波成分を除去した電気信号の示すクランク角速度から、保持した基準角速度を減じて、クランク角速度と基準角速度との偏差としての相対クランク角速度を算出する。判定パラメータ算出部4は、算出した相対クランク角速度を積算区間毎に積算して判定パラメータとしての積算値を求める。かかる積算区間は、各気筒別に異なる長さに設定されている。判定パラメータ算出部4は、このように算出した積算値を示す電気信号を失火判定部5に出力する。
失火判定部5は、後述する失火判定処理を実行して失火を判定する。具体的には、失火判定部5は、判定パラメータ算出部4から入力される電気信号の示す判定パラメータとしての相対クランク角速度の積算値と、判定閾値検索部3から入力される電気信号の示す判定閾値と、を比較して、積算値が判定閾値以下の場合に失火の発生と判定する。失火判定部5は、失火の発生と判定した場合に、表示装置24に表示して報知する。
以上のような構成を有する内燃機関失火検出装置1は、以下に示す判定パラメータ算出処理及び失火判定処理を実行する。以下、更に図2から図4をも参照して、各処理について、詳細に説明する。
<判定パラメータ算出処理>
上記構成を有する内燃機関失火検出装置1では、失火を判定するための判定パラメータを算出する判定パラメータ算出処理を実行する。以下、図2及び図3を参照して、本実施形態における判定パラメータ算出処理の具体的な流れについて詳しく説明する。
図2は、本発明の実施形態における判定パラメータ算出処理の流れを示すフロー図である。図3は、本発明の実施形態における判定パラメータ算出処理で判定パラメータを算出する際のクランク角速度の具体的な推移を示す図である。
図2及び図3では、#1気筒及び#2気筒の2気筒を備えると共に気筒間の点火間隔が異なる不等間隔燃焼エンジンについて、判定パラメータ算出処理を実行する場合を例に説明する。かかるエンジンは、図3に示すように、クランク軸が2回転(720度回転)する毎に、クランク軸が0度のとき又は0度から720度まで回転したときに#1気筒で点火し、クランク軸が0度からX(X<720且つX≠360)度まで回転したときに#2気筒で点火する不等間隔燃焼を繰り返す。なお、図3において、破線は、実際に失火した場合との比較として、エンジンが失火しなかった場合の相対クランク角速度を示している。
図2に示すフロー図は、鞍乗型車両等の車両が起動されて内燃機関失火検出装置1が稼働したタイミングで開始となり、判定パラメータ算出処理はステップS1の処理に進む。かかる判定パラメータ算出処理は、車両が起動されて内燃機失火検出装置1が稼働している間、繰り返し実行される。
ここで、判定パラメータ算出部4は、ステップS1の処理を開始する前に、圧縮TDCステージのクランク角速度を基準角速度として保持する。
ステップS1の処理では、判定パラメータ算出部4が、#1気筒のスロットルバルブとエンジンとの間の吸気圧力を検出するための吸気圧力センサ21から入力される電気信号、及びクランクセンサ22から入力される電気信号に基づいて、#1気筒の圧縮TDCステージか否かを判定する。判定の結果、#1気筒の圧縮TDCステージではない場合には、判定パラメータ算出部4は、判定パラメータ算出処理をステップS2の処理に進める。一方、#1気筒の圧縮TDCステージである場合には、判定パラメータ算出部4は、判定パラメータ算出処理をステップS8の処理に進める。
具体的には、判定パラメータ算出部4は、#1気筒の吸気圧力センサ21から入力される電気信号の示す吸気圧力が負圧である場合において、クランクセンサ22から入力される電気信号の示すクランク角度より、360度回転する前に上死点に達したことを検出した場合に、#1気筒の圧縮TDCステージであると判定し、それ以外であれば#1気筒は圧縮TDCステージではないと判定する。#1気筒の圧縮TDCステージと判定されるタイミングは、図3に示すように、クランク軸が0度のとき、又はクランク軸が0度から720度まで回転したときである。
ステップS2の処理では、判定パラメータ算出部4が、#2気筒のスロットルバルブとエンジンとの間の吸気圧力を検出するための吸気圧力センサ21から入力される電気信号、及びクランクセンサ22から入力される電気信号に基づいて、#2気筒の圧縮TDCステージか否かを判定する。判定の結果、#2気筒の圧縮TDCステージではない場合には、判定パラメータ算出部4は、判定パラメータ算出処理をステップS3の処理に進める。一方、#2気筒の圧縮TDCステージである場合には、判定パラメータ算出部4は、判定パラメータ算出処理をステップS8の処理に進める。
具体的には、判定パラメータ算出部4は、#2気筒の吸気圧力センサ21から入力される電気信号の示す吸気圧力が負圧である場合において、クランクセンサ22から入力される電気信号の示すクランク角度より、360度回転する前に上死点に達したことを検出した場合に、#2気筒の圧縮TDCステージであると判定し、それ以外であれば#2気筒は圧縮TDCステージではないと判定する。#2気筒の圧縮TDCステージと判定されるタイミングは、図3に示すように、クランク軸が0度からX度まで回転したときである。
ステップS3の処理では、判定パラメータ算出部4が、クランク角速度算出部2から入力されるクランク角速度を示す電気信号に含まれている高周波成分をフィルタにより除去し、高周波成分を除去した電気信号の示す今回角速度としてのクランク角速度から、基準角速度を減じて相対クランク角速度(相対クランク角速度=今回角速度−基準角速度)を算出すると共に、前回までに積算した相対クランク角速度の積算値である判定パラメータ前回値に対して、今回算出した相対クランク角速度を加算して積算することにより判定パラメータとしての積算値(判定パラメータ=判定パラメータ前回値+相対クランク角速度)を算出する。
具体的には、失火を生じていない場合の相対クランク角速度は、クランク角速度が基準角速度Lよりも大きくなるために正の値になる。例えば、図3に示すように、失火を生じていない期間T1、期間T2、期間T4、期間T5、期間T7及び期間T8では、相対クランク角速度は正の値になる。
一方、失火を生じた場合の相対クランク角速度は、クランク角速度が基準角速度Lよりも小さくなるために負の値になる。例えば、図3に示すように、失火を生じた期間T3及び期間T6では、相対クランク角速度は負の値になる。
これにより、ステップS3の処理は完了し、判定パラメータ算出処理はステップS4の処理に進む。
ステップS4の処理では、判定パラメータ算出部4が、クランクセンサ22から入力される電気信号に基づいて、#1気筒の積算区間終了時である#1気筒の積算終了ステージか否かを判定する。判定の結果、#1気筒の積算終了ステージの場合には、判定パラメータ算出部4は、判定パラメータ算出処理をステップS5の処理に進める。一方、#1気筒の積算終了ステージではない場合には、判定パラメータ算出部4は、判定パラメータ算出処理をステップS6の処理に進める。
具体的には、判定パラメータ算出部4は、クランクセンサ22から入力される電気信号の示すクランク角度より、#1気筒が圧縮TDCステージからX度回転したことを検出した場合に#1気筒の積算終了ステージであると判定し、それ以外は#1気筒の積算終了ステージではないと判定する。これより、#1気筒の積算区間は、図3に示すように、クランク軸が0度からX度まで回転する間の長さであって、失火判定を行う#1気筒の点火時から次に点火する#2気筒の点火時までの長さの期間T1、期間T3、期間T5又は期間T7である。ここで、#1気筒の積算区間には、#1気筒の点火時が含まれると共に、#2気筒の点火時は含まれない。
ステップS5の処理では、判定パラメータ算出部4が、#1気筒の判定パラメータとしての積算値を失火判定部5に出力する。これにより、ステップS5の処理は完了し、判定パラメータ算出処理は終了する。
ステップS6の処理では、判定パラメータ算出部4が、クランクセンサ22から入力される電気信号に基づいて、#2気筒の積算区間終了時である#2気筒の積算終了ステージか否かを判定する。判定の結果、#2気筒の積算終了ステージの場合には、判定パラメータ算出部4は、判定パラメータ算出処理をステップS7の処理に進める。一方、#2気筒の積算終了ステージではない場合には、判定パラメータ算出部4は、判定パラメータ算出処理を終了する。
具体的には、判定パラメータ算出部4は、クランクセンサ22から入力される電気信号の示すクランク角度より、#2気筒が圧縮TDCステージから(720−X)度回転したことを検出した場合に#2気筒の積算終了ステージであると判定し、それ以外は#2気筒の積算終了ステージではないと判定する。これより、#2気筒の積算区間は、図3に示すように、クランク軸が(720−X)度から720度まで回転する間の長さであって、失火判定を行う#2気筒の点火時から次に点火する#1気筒の点火時までの長さの期間T2、期間T4、期間T6又は期間T8であり、#1気筒の積算区間と異なる長さである。ここで、#2気筒の積算区間には、#2気筒の点火時が含まれると共に、#1気筒の点火時は含まれない。なお、#1気筒の積算区間に#1気筒の点火時が含まれないと共に#2気筒の点火時が含まれる場合には、#2気筒の積算区間に#2気筒の点火時が含まれないと共に#1気筒の点火時が含まれてもよい。
ステップS7の処理では、判定パラメータ算出部4が、#2気筒の判定パラメータを失火判定部5に出力する。これにより、ステップS7の処理は完了し、判定パラメータ算出処理は終了する。
ステップS8の処理では、判定パラメータ算出部4が、判定パラメータとしての積算値をリセットして「0」にする。これにより、ステップS8の処理は完了し、判定パラメータ算出処理は終了する。
上記のステップS5又はステップS7において判定パラメータ算出部4から失火判定部5に出力される相対クランク角速度の積算値のうちの失火を生じていない場合の積算値は、図3に示す各期間の基準角速度に対するクランク角速度の面積で表され、相対クランク角速度が正の値になるため、各気筒において相対クランク角速度が負の値になる失火を生じた場合の積算値に比べて大きくなる。例えば、図3に示すように、#1気筒の失火を生じていない期間T1、期間T5及び期間T7の各積算区間での相対クランク角速度の積算値の各々は、#1気筒の失火を生じた期間T3の積算区間での相対クランク角速度の積算値よりも大きくなる。また、#2気筒の失火を生じていない期間T2、期間T4及び期間T8の各積算区間での相対クランク角速度の積算値の各々は、#2気筒の失火を生じた期間T6の積算区間での相対クランク角速度の積算値よりも大きくなる。
<失火判定処理>
上記構成を有する内燃機関失火検出装置1では、内燃機関の失火を判定する失火判定処理を実行する。以下、図4を参照して、本実施形態における失火判定処理の具体的な流れについて詳しく説明する。
図4は、本発明の実施形態における失火判定処理の流れを示すフロー図である。
図4では、#1気筒及び#2気筒の2気筒を備えるエンジンについて、失火判定処理を実行する場合を例に説明する。
図4に示すフロー図は、鞍乗型車両等の車両が起動されて内燃機関失火検出装置1が稼働したタイミングで開始となり、失火判定処理はステップS11の処理に進む。かかる失火判定処理は、車両が起動されて内燃機失火検出装置1が稼働している間、繰り返し実行される。
ステップS11の処理では、失火判定部5が、#1気筒の積算終了ステージであるか否かを判定する。具体的には、失火判定部5は、#1気筒の判定パラメータとしての積算値が判定パラメータ算出部4から入力したか否かにより判定する。判定の結果、#1気筒の積算終了ステージである場合には、失火判定部5は、失火判定処理をステップS12の処理に進める。一方、#1気筒の積算終了ステージではない場合には、失火判定部5は、失火判定処理をステップS14の処理に進める。
ステップS12の処理では、失火判定部5が、判定パラメータ算出部4から入力された電気信号の示す#1気筒の判定パラメータとしての積算値が判定閾値検索部3から入力された電気信号の示す#1気筒の判定閾値以下であるか否かを判定する。この際、#1気筒の判定閾値は、エンジンの負荷状態が高いほど大きな値が設定される。これにより、エンジンの負荷状態が高い場合には正常燃焼時に比べてエンジンによる生成トルクが相対的に大きくなり、エンジンによる生成トルクと相関関係にある判定パラメータとしての積算値も大きくなるため、エンジンの負荷状態が高いほど#1気筒の判定閾値を大きく設定することにより、精度良く失火を検出することができる。
判定の結果、#1気筒の判定パラメータとしての積算値が#1気筒の判定閾値以下である場合には、失火判定部5は、失火判定処理をステップS13の処理に進める。一方、#1気筒の判定パラメータとしての積算値が#1気筒の判定閾値より大きい場合には、失火判定部5は、失火判定処理をステップS17の処理に進める。
ステップS13の処理では、失火判定部5が、#1気筒の失火発生と判断する。これにより、ステップS13の処理は完了し、失火判定処理はステップS17の処理に進む。
ステップS14の処理では、失火判定部5が、#2気筒の積算終了ステージであるか否かを判定する。具体的には、失火判定部5は、#2気筒の判定パラメータとしての積算値が判定パラメータ算出部4から入力したか否かにより判定する。判定の結果、#2気筒の積算終了ステージである場合には、失火判定部5は、失火判定処理をステップS15の処理に進める。一方、#2気筒の積算終了ステージではない場合には、失火判定部5は、失火判定処理をステップS17の処理に進める。
ステップS15の処理では、失火判定部5が、判定パラメータ算出部4から入力された電気信号の示す#2気筒の判定パラメータとしての積算値が判定閾値検索部3から入力された電気信号の示す#2気筒の判定閾値以下であるか否かを判定する。この際、#2気筒の判定閾値は、エンジンの負荷状態が高いほど大きな値が設定される。これにより、エンジンの負荷状態が高い場合には正常燃焼時に比べてエンジンによる生成トルクが相対的に大きくなり、エンジンによる生成トルクと相関関係にある判定パラメータとしての積算値も大きくなるため、エンジンの負荷状態が高いほど#2気筒の判定閾値を大きく設定することにより、精度良く失火を検出することができる。
判定の結果、#2気筒の判定パラメータとしての積算値が#2気筒の判定閾値以下である場合には、失火判定部5は、失火判定処理をステップS16の処理に進める。一方、#2気筒の判定パラメータとしての積算値が#2気筒の判定閾値より大きい場合には、失火判定部5は、失火判定処理をステップS17の処理に進める。
図3に示すように、#1気筒の積算区間と異なる積算区間で積算される#2気筒の積算値(面積)は、#1気筒の積算値(面積)と異なる。従って、#2気筒の積算値と比較する判定閾値を、#1気筒の積算値と比較する判定閾値と異ならせることにより、燃焼状況の異なる各気筒の失火を誤検出することを防ぐことができる。
ステップS16の処理では、失火判定部5が、#2気筒の失火発生と判断する。これにより、ステップS16の処理は完了し、失火判定処理はステップS17の処理に進む。
ステップS17の処理では、失火判定部5が、図示しないカウンタのカウント値をインクリメント又はデクリメントするカウント処理を行う。これにより、ステップS17の処理は完了し、失火判定処理はステップS18の処理に進む。
ステップS18の処理では、失火判定部5が、カウント値に基づいて故障報知必要か否かを判定する。判定の結果、故障報知必要な場合には、失火判定部5は、失火判定処理をステップS19の処理に進める。具体的には、失火判定部5は、カウント値が所定値に到達した場合に、故障報知必要と判定する。一方、故障報知不要な場合には、失火判定部5は、失火判定処理をステップS20の処理に進める。具体的には、失火判定部5は、カウント値が所定値に到達しない場合に、故障報知不要と判定する。
ステップS19の処理では、失火判定部5が、表示装置24をONにして失火の発生を報知する。これにより、ステップS19の処理は完了し、失火判定処理は終了する。
ステップS20の処理では、失火判定部5が、表示装置24をOFFのままにして失火の発生を報知しない。これにより、ステップS20の処理は完了し、失火判定処理は終了する。
以上の本実施形態における内燃機関失火検出装置では、相対クランク角速度の積算値の積算区間を各気筒別に異なる長さに設定することにより、2気筒以上を備える内燃機関の各気筒の燃焼状況が異なる場合であっても、内燃機関の失火を正確に検出することができる。
また、本実施形態における内燃機関失火検出装置では、内燃機関が、気筒間の点火間隔が異なる不等間隔燃焼エンジンであることにより、不等間隔燃焼エンジンの失火を正確に検出することができる。
また、本実施形態における内燃機関失火検出装置では、失火判定を行う気筒の点火時から次に点火する気筒の点火時までの長さの積算区間において相対クランク角速度を積算することにより、各気筒の点火タイミングが重複しない十分な長さの積算区間において積算した積算値を用いて精度良く失火を検出することができる。
また、本実施形態における内燃機関失火検出装置では、相対クランク角速度の積算値が各気筒別に異ならせて設定された判定閾値以下の場合に失火と判定することにより、燃焼状況の異なる各気筒の失火を誤検出することを防ぐことができる。
また、本実施形態における内燃機関失火検出装置では、内燃機関の負荷状態に応じて判定閾値が設定されることにより、内燃機関の負荷状況に応じて精度良く失火を検出することができる。
本発明は、部材の種類、形状、配置、個数等は前述の実施形態に限定されるものではなく、その構成要素を同等の作用効果を奏するものに適宜置換する等、発明の要旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能であることはもちろんである。
具体的には、上記実施形態において、2気筒を備えるエンジンの失火を検出したが、3気筒以上を備えるエンジンの失火を検出するようにしてもよい。この際には、相対クランク角速度の積算値の積算区間を、各気筒の燃焼状況に応じて各気筒別に異なる長さに設定する。
また、上記実施形態において、不等間隔燃焼エンジンの失火を検出したが、気筒間の点火間隔が全て同一である等間隔燃焼エンジンの失火を検出してもよい。この際には、各気筒の燃焼状況に応じて、相対クランク角速度の積算値の積算区間を各気筒別に異なる長さに設定する。
また、上記実施形態において、失火を検出した際に表示装置に表示して報知したが、音声、音又は光により失火を報知してもよいし、失火を報知することに加えて又は代えて、失火を検出した際にエンジンの運転状態を変更する制御を行うようにしてもよい。
また、上記実施形態において、判定閾値と比較する積算値を算出する際に、クランク角速度を用いたが、これに限らずクランク角速度と相関のある任意のパラメータを用いることができる。
以上のように、本発明においては、2気筒以上を備える内燃機関の各気筒の燃焼状況が異なる場合であっても、内燃機関の失火を正確に検出することができる内燃機関失火検出装置を提供することができ、その汎用普遍的な性格から自動二輪車等の車両の内燃機関失火検出装置に広範に適用され得るものと期待される。
1…ECU
2…クランク角速度算出部
3…判定閾値検索部
4…判定パラメータ算出部
5…失火判定部
21…吸気圧力センサ
22…クランクセンサ
24…表示装置

Claims (5)

  1. 2気筒以上を備える内燃機関の失火を検出する内燃機関失火検出装置において、
    所定のクランク角度毎に前記内燃機関の回転速度に応じた回転速度パラメータを算出し、前記回転速度パラメータの基準値を算出し、前記基準値と前記回転速度パラメータとの偏差を算出すると共に、前記偏差の積算値を算出する算出部と、
    前記積算値に基づいて失火判定を行う判定部と、
    を有し、
    前記算出部は、
    前記積算値の積算区間を各気筒別に異なる長さに設定する、
    ことを特徴とする内燃機関失火検出装置。
  2. 前記内燃機関は、
    気筒間の点火間隔が異なる不等間隔燃焼エンジンである、
    ことを特徴とする請求項1記載の内燃機関失火検出装置。
  3. 前記算出部は、
    失火判定を行う気筒の点火時から次に点火する気筒の点火時までの長さの前記積算区間を設定する、
    ことを特徴する請求項2記載の内燃機関失火検出装置。
  4. 前記判定部は、
    前記積算値が判定閾値以下の場合に失火と判定し、
    前記判定閾値は、
    各気筒別に異ならせて設定される、
    ことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載の内燃機関失火検出装置。
  5. 前記判定閾値は、
    前記内燃機関の負荷状態に応じて設定される、
    ことを特徴とする請求項4記載の内燃機関失火検出装置。
JP2017139025A 2017-07-18 2017-07-18 内燃機関失火検出装置 Active JP6484297B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017139025A JP6484297B2 (ja) 2017-07-18 2017-07-18 内燃機関失火検出装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017139025A JP6484297B2 (ja) 2017-07-18 2017-07-18 内燃機関失火検出装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2019019753A true JP2019019753A (ja) 2019-02-07
JP6484297B2 JP6484297B2 (ja) 2019-03-13

Family

ID=65355540

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017139025A Active JP6484297B2 (ja) 2017-07-18 2017-07-18 内燃機関失火検出装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6484297B2 (ja)

Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000240500A (ja) * 1999-02-22 2000-09-05 Osaka Gas Co Ltd 内燃機関の失火検出方法及び装置
JP2002130009A (ja) * 2000-10-19 2002-05-09 Denso Corp 内燃機関の制御装置
JP2005054630A (ja) * 2003-08-01 2005-03-03 Honda Motor Co Ltd 内燃機関の燃焼異常判定装置
JP2007170262A (ja) * 2005-12-21 2007-07-05 Mitsubishi Motors Corp エンジンの燃焼状態検出装置
JP2008111353A (ja) * 2006-10-30 2008-05-15 Honda Motor Co Ltd 内燃機関の失火検出装置
WO2011086765A1 (ja) * 2010-01-13 2011-07-21 本田技研工業株式会社 内燃機関の失火検出装置
JP2012197721A (ja) * 2011-03-22 2012-10-18 Honda Motor Co Ltd エンジン燃焼制御装置、及び、自動二輪車
JP2015086839A (ja) * 2013-11-01 2015-05-07 スズキ株式会社 燃料噴射装置

Patent Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000240500A (ja) * 1999-02-22 2000-09-05 Osaka Gas Co Ltd 内燃機関の失火検出方法及び装置
JP2002130009A (ja) * 2000-10-19 2002-05-09 Denso Corp 内燃機関の制御装置
JP2005054630A (ja) * 2003-08-01 2005-03-03 Honda Motor Co Ltd 内燃機関の燃焼異常判定装置
JP2007170262A (ja) * 2005-12-21 2007-07-05 Mitsubishi Motors Corp エンジンの燃焼状態検出装置
JP2008111353A (ja) * 2006-10-30 2008-05-15 Honda Motor Co Ltd 内燃機関の失火検出装置
WO2011086765A1 (ja) * 2010-01-13 2011-07-21 本田技研工業株式会社 内燃機関の失火検出装置
JP2012197721A (ja) * 2011-03-22 2012-10-18 Honda Motor Co Ltd エンジン燃焼制御装置、及び、自動二輪車
JP2015086839A (ja) * 2013-11-01 2015-05-07 スズキ株式会社 燃料噴射装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP6484297B2 (ja) 2019-03-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6484299B2 (ja) 内燃機関失火検出装置
WO2016051806A1 (ja) 失火判定装置
JP6484306B2 (ja) 内燃機関失火検出装置
JP6536601B2 (ja) 内燃機関の失火検出装置
EP1918688A1 (en) Misfire detecting apparatus for internal combustion engine
JP6164432B2 (ja) 内燃機関の失火判定装置
JP2002364449A (ja) 内燃機関のノッキング判定装置
JP6658588B2 (ja) 内燃機関の失火検出装置
JP2017214857A (ja) 失火検出装置及びビークル
JP2009275663A (ja) 内燃機関の燃焼状態検出装置
JP2017155605A (ja) 多気筒内燃機関の失火検出装置
JP6531222B1 (ja) エンジン異常検出装置
JP7208710B2 (ja) エンジン用失火判定装置及び車両
JP6484297B2 (ja) 内燃機関失火検出装置
JP4372737B2 (ja) 内燃機関の失火検出装置
JP6484298B2 (ja) 内燃機関失火検出装置
JP2020125726A (ja) 内燃機関失火検出装置
EP3480445B1 (en) Unequal interval combustion engine misfire determination device and vehicle
JP2009235963A (ja) エンジンのクランク角検出方法および装置
JP2009236036A (ja) 単気筒4サイクルエンジン
JP2016084709A (ja) エンジンの失火判定制御装置
JP2020063710A (ja) 内燃機関の失火判定装置
JP2020060156A (ja) 内燃機関失火検出装置
JP7111478B2 (ja) 内燃機関失火検出装置
JP5884589B2 (ja) エンジン制御装置

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20181113

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190115

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20190205

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20190215

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6484297

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250