JP2019011301A - 口腔用組成物 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明の目的は、グリチルリチン酸類とヒアルロン酸と水とを含む口腔用組成物において、高温での保存条件下で、沈殿物を生じさせることなく褐変を抑制できる製剤化技術を提供することである。【解決手段】グリチルリチン酸類及びヒアルロン酸と水と共に、アルカリ金属のフッ化物、フルオロリン酸、及び/又はフルオロリン酸の塩を含有する口腔用組成物は、高温の保存条件下においても沈殿物を生じさせることなく褐変を抑制できる。【選択図】なし

Description

本発明は、グリチルリチン酸類と、ヒアルロン酸と、フッ素化合物と、水とを含有し、褐変及び沈殿物生成が抑制されている口腔用組成物に関する。
グリチルリチン酸、この誘導体、及びこれらの塩(以下、「グリチルリチン酸類」と表記することもある)には、抗炎症作用や組織修復作用があり、口腔用組成物に使用されている。しかしながら、グリチルリチン酸類は、水との共存下で、高温度条件に晒されると析出が生じ、口腔用組成物の製剤安定性を低下させるという欠点がある。
そこで、従来、グリチルリチン酸類の析出を抑制する製剤化技術について種々検討されている。例えば、特許文献1では、グリチルリチン酸又はその塩、塩化カルニチン及び増粘多糖類を含有し、pHが2.0〜4.5である経口用液剤は、グリチルリチン酸又はその塩を安定に維持できることが開示されている。
特開2004−175672号公報
ヒアルロン酸は、その湿潤特性又は保湿特性により、湿潤剤又は保湿剤として口腔用組成物に使用される場合がある。しかしながら、特許文献1の口腔用組成物を含め、従来のグリチルリチン酸類を含む口腔用組成物においては、ヒアルロン酸が配合された場合の製剤安定性については十分に検討されてこなかった。
本発明者は、グリチルリチン酸類と水とを含む口腔用組成物の製剤安定性について検討を行ったところ、グリチルリチン酸類と水とを含む口腔用組成物にヒアルロン酸を共存させると、高温条件下で褐変が生じるという課題に直面した。さらに、この課題を解決するためフッ素化合物の添加を試みたところ、今度は沈殿物が生じるという課題にも直面した。即ち、グリチルリチン酸類及び水とヒアルロン酸とを含む口腔用組成物には、高温条件下で褐変が生じ、さらにフッ素化合物存在下では沈殿物も生じるという特有の課題が存在することが明らかとなった。
そこで本発明の目的は、グリチルリチン酸類とヒアルロン酸とフッ素化合物と水とを含む口腔用組成物において、高温条件下での褐変を、沈殿物を生じることなく抑制できる製剤化技術を提供することである。
本発明者は、前記課題を解決すべく鋭意検討を行ったところ、グリチルリチン酸類及び水とヒアルロン酸と共に、特定のフッ素化合物であるアルカリ金属のフッ化物、フルオロリン酸、及び/又はフルオロリン酸の塩(以下、フッ素化合物と表記することがある)を含有する口腔用組成物は、高温条件下で褐変を抑制できるとともに、沈殿の生成も抑制できることを見出した。本発明は、これらの知見に基づいて更に検討を重ねることにより完成したものである。
即ち、本発明は、下記に掲げる態様の発明を提供する。
項1. (A)グリチルリチン酸、その誘導体、及び/又はそれらの塩と、(B)ヒアルロン酸及び/又はその塩と、(C)アルカリ金属のフッ化物、フルオロリン酸、及び/又はフルオロリン酸の塩と、(D)水とを含有する、口腔用組成物。
項2. 前記(B)成分の含有量(重量%)に対する前記(C)成分のフッ素原子の含有量(重量%)の比率が0.002〜200である、項1に記載の口腔組成物。
項3. 前記(B)成分の含有量(重量%)に対する前記(C)成分のフッ素原子含有量(重量%)の比率が0.18〜14.5である、項1又は2に記載の口腔組成物。
項4. (A)グリチルリチン酸、その誘導体、及び/又はそれらの塩と、(B)ヒアルロン酸及び/又はその塩と、(D)水とを含有する口腔用組成物における褐変を抑制するために使用される褐変抑制剤であって、
(C)アルカリ金属のフッ化物、フルオロリン酸、及び/又はフルオロリン酸の塩を有効成分とする、褐変抑制剤。
項5. (A)グリチルリチン酸、その誘導体、及び/又はそれらの塩と、(B)ヒアルロン酸及び/又はその塩と、(D)水とを含有する口腔用組成物において褐変を抑制する褐変抑制方法であって、
口腔用組成物に、前記(A)成分と前記(B)成分と前記(D)成分と共に、(C)アルカリ金属のフッ化物、フルオロリン酸、及び/又はフルオロリン酸の塩を配合する、褐変抑制方法。
本発明の口腔用組成物によれば、グリチルリチン酸類とヒアルロン酸とフッ素化合物と水とを含む口腔用組成物において、高温での保存条件下で、沈殿物を生じることなく褐変が抑制される優れた製剤安定性を有しているため、高温条件下での保存中に良好な外観性状を維持させることができる。
1.口腔用組成物
本発明の口腔用組成物は、グリチルリチン酸、その誘導体、及び/又はそれらの塩(以下、 (A)成分と表記することがある)と、ヒアルロン酸及び/又はその塩(以下、(B)成分と表記することがある)と、アルカリ金属のフッ化物、フルオロリン酸、及び/又はフルオロリン酸の塩(以下、(C)成分と記載することがある)と、水(以下、(D)成分と表記することがある)とを含有する。以下、本発明の口腔用組成物について詳述する。
(A)グリチルリチン酸類
本発明の口腔用組成物は、(A)成分として、グリチルリチン酸、その誘導体、及び/又はそれらの塩を含有する。
グリチルリチン酸は、抗炎症作用や抗アレルギー作用等を有することが知られている公知の薬剤である。
グリチルリチン酸の誘導体としては、薬学的又は香粧学的に許容されることを限度として特に制限されないが、具体的には、グリチルリチン酸メチル、グリチルリチン酸ステアリル等が挙げられる。これらのグリチルリチン酸の誘導体は、1種単独で使用してもよく、また2種以上を組み合わせて使用してもよい。
グリチルリチン酸、及び/又はその誘導体の塩としては、薬学的又は香粧学的に許容されるものである限り特に制限されないが、具体的には、ナトリウム塩、カリウム塩等のアルカリ金属塩;アンモニウム塩等が挙げられる。これらの塩は、1種単独で使用してもよく、また2種以上を組み合わせて使用してもよい。
本発明の口腔用組成物において、(A)成分として、グリチルリチン酸、グリチルリチン酸の塩、グリチルリチン酸の誘導体、グリチルリチン酸の誘導体の塩の中から、1種を選択して使用してもよく、2種以上を組み合わせて使用してもよい。
これらの(A)成分の中でも、好ましくはグリチルリチン酸、グリチルリチン酸の塩;さらに好ましくはグリチルリチン酸の塩;より一層好ましくはグリチルリチン酸ジカリウムが挙げられる。
本発明の口腔用組成物において、(A)成分の含有量については、特に制限されず、付与すべき薬効等に応じて適宜設定すればよいが、例えば、(A)成分の総量で、0.01〜1重量%、好ましくは0.03〜0.8重量%、さらに好ましくは0.04〜0.4重量%が挙げられる。
(B) ヒアルロン酸及び/又はその塩
本発明の口腔用組成物は、(B)成分として、ヒアルロン酸及び/又はその塩を含有する。ヒアルロン酸及び/又はその塩は、保湿作用または湿潤作用を有する公知の成分である。
ヒアルロン酸は、D−グルクロン酸とN−アセチル−D−グルコサミンとの二糖単位が連結した多糖類である。ヒアルロン酸の塩は、口腔内に適用することが薬学的に許容されるものであればよく、特に限定されるものではないが、例えば、ナトリウム塩、カリウム塩等のアルカリ金属塩;カルシウム塩等のアルカリ土類金属塩;亜鉛塩、マグネシウム塩、アンモニウム塩等が挙げられる。ヒアルロン酸及び/又はその塩は、1種が単独で用いられてもよいし、複数種が組み合わされて用いられてもよい。
本発明で使用されるヒアルロン酸及び/又はその塩の平均分子量については特に制限されず、付与すべき湿潤機能や保湿機能に応じて適宜設定すればよいが、例えば、1,000以上が挙げられ、褐変抑制作用及び沈殿物の生成の抑制作用をより一層向上させるという観点から、好ましくは1,000〜2,000,000、より好ましくは1,000〜400,000、より一層好ましくは1,000〜19,500、更に好ましくは1,000〜10,000、特に好ましくは1,000〜7,050が挙げられる。ここで、平均分子量とは重量平均分子量であり、第十七日本薬局方に規定された粘度測定法第1法によって極限粘度を算出し、得られた極限粘度を下記式(式中、Mは平均分子量を表す。)に代入して得られる値である。
(式) 極限粘度(dL/g)=3.6×10-40.78
本発明の口腔用組成物において、(B)成分の含有量については特に制限されず、付与すべき湿潤機能や保湿機能に応じて適宜設定すればよいが、例えば0.001〜5重量%、好ましくは0.005〜1重量%、より好ましくは0.005〜0.5重量%が挙げられる。また、前記(A)成分に対する(B)成分の比率は、(A)成分及び(B)成分の各含有量に応じて定まるが、例えば、(A)成分1重量部当たり、(B)成分が総量で0.001〜500重量部が挙げられる。(A)成分に対する(B)成分の比率として、褐変抑制の観点から、(A)成分1重量部当たり、(B)成分の総量が、好ましくは0.005〜33.3重量部、より一層好ましくは0.01〜12.5重量部、更に好ましくは0.2〜10重量部が挙げられる。
(C)フッ素化合物
本発明の口腔用組成物は、(C)成分として、アルカリ金属のフッ化物、フルオロリン酸、及び/又はフルオロリン酸の塩を含有する。これらのフッ素化合物は、殺菌作用を有することが知られている公知の薬剤である。本発明においては、フッ素化合物は、(A)成分、(B)成分及び(D)成分と共存させることによって、高温で保存した際に生じる褐変を、沈殿物を生じさせることなく抑制することができる。
アルカリ金属のフッ化物としては、薬学的に許容できることを限度として特に制限されないが、具体的には、フッ化ナトリウム、フッ化カリウム等が挙げられる。これらのアルカリ金属のフッ化物の中でも、褐変抑制作用及び沈殿物の生成の抑制作用をより一層向上させるという観点から、好ましくはフッ化ナトリウムが挙げられる。
フルオロリン酸としては、薬学的に許容できることを限度として特に制限されないが、具体的には、モノフルオロリン酸、ジフルオロリン酸等が挙げられる。これらのフルオロリン酸の中でも、褐変抑制作用及び沈殿物の生成の抑制作用をより一層向上させるという観点から、好ましくはモノフルオロリン酸が挙げられる。
フルオロリン酸の塩としては、薬学的に許容できることを限度として特に制限されないが、例えば、前記フルオロリン酸のアルカリ金属塩、より具体的には、前記フルオロリン酸のナトリウム塩、カリウム塩等が挙げられる。これらのフルオロリン酸の塩の中でも、好ましくはナトリウム塩が挙げられる。
本発明の口腔用組成物において、(C)成分として、アルカリ金属のフッ化物、フルオロリン酸、及びフルオロリン酸の塩の中から1種を単独で使用してもよく、また2種以上を組み合わせて使用してもよい。
これらの(C)成分の中でも、褐変抑制作用及び沈殿物の生成の抑制作用をより一層向上させるという観点から、好ましくはアルカリ金属のフッ化物、フルオロリン酸の塩;より好ましくはアルカリ金属のフッ化物、モノフルオロリン酸の塩;更に好ましくはフッ化ナトリウム、モノフルオロリン酸ナトリウムが挙げられる。
本発明の口腔用組成物において、前記(B)成分の含有量(重量%)に対する(C)成分のフッ素原子の含有量(重量%)の比率((C)成分のフッ素原子の含有量(重量%)/(B)成分の含有量(重量%))は、褐変抑制効果及び沈殿物生成抑制効果を良好に得る観点から、0.002〜200であることが好ましく、さらに褐変抑制効果を良好に得る観点から、0.1〜30であることがより好ましく、0.18〜14.5であることがより一層好ましく、0.29〜14.5であることが更に好ましい。なお、本発明において、フッ素原子の含有量は、液剤に含まれている(C)成分を構成するフッ素化合物を構成するフッ素原子の総量であり、当該フッ素原子の態様は、液剤中にフッ化物イオンとして遊離しているか否かを問わない。
本発明の口腔用組成物における(C)成分の含有量は、褐変抑制効果及び沈殿物生成抑制効果を良好に得る観点から、(C)成分中に含まれるフッ素原子の含有量として、例えば0.01〜0.2重量%が挙げられ、好ましくは0.05〜0.15重量%が挙げられる。
本発明の口腔用組成物においては、沈殿物生成抑制効果をより良好に得る観点から、上述以外のフッ素化合物を実質的に含まないことが好ましい。具体的には、上記以外のフッ素化合物の含有量は、フッ素原子の含有量として例えば0.0001重量%以下、好ましくは0.00001重量%以下、最も好ましくは0重量%である。実質的に含まないことが好ましいフッ素化合物としては、例えばフッ化第一スズ(フッ化スズ)等が挙げられる。
(D)水
本発明の口腔用組成物は、基剤として水を含有する。(A)成分と(B)成分とを含む水性組成物を高温条件下で保存すると、褐変を生じる傾向を示すが、本発明の口腔用組成物によれば、このような褐変を、沈殿物を生じさせることなく効果的に抑制することができる。
本発明の口腔用組成物において、(D)成分の含有量については、その製剤形態等に応じて適宜設定されるが、例えば、1〜95重量%、好ましくは3〜95重量%、更に好ましくは5〜95重量%が挙げられる。
その他の成分
本発明の口腔用組成物は、前述する成分以外に、本発明の効果を損なわない範囲で、口腔用組成物の製剤形態に応じて、当該技術分野で通常使用される成分を含有していてもよい。このような成分としては、例えば、防腐剤、殺菌剤、抗菌剤、消炎剤、研磨剤、グルコシルトランスフェラーゼ(GTase)阻害剤、プラーク抑制剤、知覚過敏抑制剤、歯石予防剤、増粘剤、湿潤剤、賦形剤、香料、甘味剤、清涼化剤、色素、消臭剤、界面活性剤、溶剤、pH調整剤等が挙げられる。
防腐剤、殺菌剤、抗菌剤としては、例えば、ヒノキチオール、安息香酸類、サリチル酸類、ソルビン酸類、パラベン類、塩化デカリニウム、塩化ベンゼトニウム、塩化ベンザルコニウム、塩化クロルヘキシジン、グルコン酸クロルヘキシジン、イソプロピルメチルフェノール、トリクロサン、塩化リゾチーム、塩酸クロルヘキシジン、ヨウ化カリウム等が挙げられる。
消炎剤としては、例えば、グリチルレチン酸、グリチルレチン酸ピリドキシン、グリチルレチン酸ステアリル、グリチルレチン酸グリセリル、グリチルレチン酸モノグルクロニド、アラントイン、トラネキサム酸、イプシロンアミノカプロン酸、アズレン、塩化ナトリウム、ビタミン類等が挙げられる。
研磨剤としては、例えば、無水ケイ酸、含水ケイ酸、酸化アルミニウム、水酸化アルミニウム、リン酸水素カルシウム、リン酸カルシウム、ピロリン酸カルシウム、炭酸カルシウム、結晶セルロース、ポリエチレン末、炭粒等が挙げられる。
GTase阻害剤としては、例えば、アカバナ科マツヨイグサ属植物の抽出物、ブドウ科ブドウ属植物の抽出物、デキストラナーゼ、ムタナーゼ、タステイン、タンニン類、エラグ酸、ポリフェノール、ウーロン茶抽出物、緑茶抽出物、センブリ、タイソウ、ウイキョウ、芍薬、ゲンチアナ、センソ、龍胆、黄連等が挙げられる。
プラーク抑制剤としては、例えばクエン酸亜鉛やグルコン酸等が挙げられる。
知覚過敏抑制剤としては、例えば、硝酸カリウム、塩化ストロンチウム等が挙げられる。
歯石予防剤としては、例えば、ポリリン酸塩類、ゼオライト、エタンヒドロキシジホスフォネート等が挙げられる。
増粘剤としては、例えば、プルラン、プルラン誘導体、デンプン等の多糖類;ヒドロキシプロピルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、ヒドロキシエチルメチルセルロース、カルボキシメチルセルロース、カルボキシメチルセルロース塩類(カルボキシメチルセルロースナトリウム、カルボキシメチルセルロースカリウム等)、メチルセルロース、エチルセルロース、ポリアクリル酸、ポリアクリル酸塩(ポリアクリル酸ナトリウム、アクリル酸・アクリル酸オクチルエステル共重合体等)、メタアクリル酸類の共重合体(メタアクリル酸とアクリル酸 n−ブチルの重合体、メタアクリル酸とメタアクリル酸メチルの重合体及びメタアクリル酸とアクリル酸エチルの重合体等)等のセルロース系高分子物質;カルボキシビニルポリマー、ポリエチレングリコール、ポリビニルアルコール、ポリビニルピロリドン等の合成高分子物質;レクチン、アルギン酸、アルギン酸塩(アルギン酸ナトリウム、アルギン酸カリウム、アルギン酸マグネシウム、アルギン酸プロピレングリコールエステル、アルギン酸トリエタノールアミン、アルギン酸トリイソプロパノールアミン、アルギン酸アンモニウム、アルギン酸ブチルアミン、アルギン酸ジアミルアミン等)、コンドロイチン硫酸ナトリウム、寒天、キトサン、カラギーナン等の天然系高分子物質;コラーゲン、ゼラチン等のアミノ酸系高分子物質;アラビアガム、カラヤガム、トラガカントガム、キサンタンガム、ローカストビーンガム、グアガム、タマリンドガム、ジェランガム等のゴム系高分子物質等が挙げられる。
湿潤剤としては、例えば、グリセリン、ソルビトール、エチレングリコール、プロピレングリコール、ポリエチレングリコール、ポリプロピレングリコール、キシリトール、マルチトール、ラクトール、エリスリトール等が挙げられる。
賦形剤としては、例えば、乳糖、白糖、マンニトール、デンプン、デキストリン、結晶セルロース、シリカ(軽質無水ケイ酸等)等が挙げられる。
香料としては、例えば、天然香料(ウイキョウ油等)、合成香料、これらの調合香料等が挙げられる。
甘味剤としては、サッカリンナトリウム、ステビオサイド、ステビアエキス、アスパルテーム、キシリトール、水飴、蜂蜜、ソルビトール、マルチトール、マンニトール、エリスリトール、糖類(乳糖、白糖、果糖、ブドウ糖等)等が挙げられる。
清涼化剤としては、例えば、l−メントール、ハッカ油等が挙げられる。
色素としては、例えば、天然色素、合成色素、これらの混合物が挙げられる。
消臭剤としては、例えば、塩化亜鉛、銅クロロフィリンナトリウム、コーヒー生豆抽出物、ゴボウパウダー、緑茶、焙煎米糠エキス等が挙げられる。
界面活性剤としては、例えば、ポリオキシエチレンラウリルエーテル硫酸ナトリウム、ラウリル硫酸ナトリウム、ミリスチル硫酸ナトリウム、N−ラウロイルサルコシン酸ナトリウム、N−ミリストリルサルコシン酸ナトリウム、ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム、水素添加ココナッツ脂肪酸モノグリセリドモノ硫酸ナトリウム、ラウリルスルホ酢酸ナトリウム、α−オレフィンスルホン酸ナトリウム、N−パルミトイルグルタルミン酸ナトリウム、N−メチル−N−アシルタウリンナトリウム等の陰イオン性界面活性剤;ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、ショ糖脂肪酸エステル、マルトース脂肪酸エステル、マルチトール脂肪酸エステル、ラクトール脂肪酸エステル、ソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンソルビタンモノステアレート、ポリオキシエチレン高級アルコールエーテル、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレン共重合体、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレン脂肪酸エステル、ポリグリセリン脂肪酸エステル等の非イオン性界面活性剤;ヤシ油脂肪酸アミドプロピルベタイン、ラウリルジメチルアミノ酢酸ベタイン、ラウリルジメチルアミンオキシド、2-アルキル−N−カルボキシメチル−N−ヒドロキシエチルイミダゾリウムベタイン、N−ラウリルジアミノエチルグリシン、N−ミリスチルジアミノエチルグリシン、N−アルキル−1−ヒドロキシエチルイミダゾリンベタインナトリウム等の両性界面活性剤;塩化ラウリルトリメチルアンモニウム、塩化ステアリルトリメチルアンモニウム、塩化ベンゼトニウム、塩化ベンザルコニウム、塩化ステアリルジメチルベンジルアンモニウム等の陽イオン性界面活性剤が挙げられる。
溶剤としては、例えば、エタノール、プロパノール、ブタノール、ペンタノール、ヘキサノール、イソプロパノール等の1価アルコール等が挙げられる。
pH調整剤としては、例えば、酢酸、塩酸、硫酸、硝酸、クエン酸、リンゴ酸、乳酸、リン酸、安息香酸、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、酢酸ナトリウム、炭酸ナトリウム、クエン酸ナトリウム、クエン酸水素ナトリウム、乳酸ナトリウム、乳酸カルシウム、リン酸ナトリウム、リン酸水素ナトリウム、安息香酸ナトリウム等が挙げられる。
本発明の口腔用組成物において、これらの成分を含有させる場合、その含有量については、当該技術分野で通常使用される範囲で適宜設定すればよい。
pH
また、本発明の口腔用組成物のpHについては、口腔内への適用が許容される範囲で適宜設定すればよいが、例えば、4〜9、好ましくは6〜8.5が挙げられる。ここで、pHとは、25℃の温度条件下で測定される値である。
製剤形態
本発明の口腔用組成物の剤型については、口腔内に適用可能であることを限度として特に制限されないが、例えば、液状又は半固形状(ゲル状、ペースト状)が挙げられる。
本発明の口腔用組成物の製剤形態は、口腔内に適用されて口腔内で一定時間滞留し得るものである限り特に制限されないが、例えば、液体歯磨剤、液状歯磨剤、練歯磨剤、洗口液(液体歯磨剤、洗口液は、一般にマウスリンス、マウスウォッシュ、デンタルリンス等と呼称されることがある)、口中清涼剤(マウススプレー等)、口腔用軟膏剤等の口腔衛生剤が挙げられる。これらの中でも、好ましくは液体歯磨剤、液状歯磨剤、練歯磨剤、洗口液、更に好ましくは液体歯磨剤、練歯磨剤、洗口液が挙げられる。
また、本発明の口腔用組成物の性状については、特に制限されないが、無色(透光性および非透光性を問わない)であることが望ましく、無色且つ透明であることがより望ましい。無色の口腔用組成物では褐変が生じやすく、また、無色且つ透明の口腔用組成物では褐変及び沈殿物が視認され易く、いずれも外観の悪化を感じ易くなるが、本発明の口腔用組成物では、褐変及び沈殿物の生成を抑制できるので、無色、又は無色且つ透明の性状であっても、良好な外観を維持することができる。
2.褐変抑制剤、及び褐変抑制方法
前述するように、アルカリ金属のフッ化物、フルオロリン酸、及び/又はフルオロリン酸の塩は、グリチルリチン酸類、ヒアルロン酸及び/又はその塩、及び水を含む口腔用組成物において、高温で保存した際に生じる褐変を、沈殿物を生じさせることなく抑制することができる。従って、本発明は、更に、グリチルリチン酸類、ヒアルロン酸及び/又はその塩、及び水を含む口腔用組成物における高温保存により生じる褐変を沈殿を生じることなく抑制するために使用される褐変抑制剤であって、アルカリ金属のフッ化物、フルオロリン酸、及び/又はフルオロリン酸の塩を有効成分とする褐変抑制剤を提供する。また、本発明は、グリチルリチン酸類、ヒアルロン酸及び/又はその塩、及び水を含む口腔用組成物、高温で保存した際に生じる褐変を、沈殿物を生じさせることなく抑制する褐変析出抑制方法であって、口腔用組成物に、グリチルリチン酸類、ヒアルロン酸及び/又はその塩、及び水と共に、アルカリ金属のフッ化物、フルオロリン酸、及び/又はフルオロリン酸の塩を配合する、褐変抑制方法を提供する。
前記褐変抑制剤はアルカリ金属のフッ化物、フルオロリン酸、及び/又はフルオロリン酸の塩の添加剤としての用途であり、また、前記褐変抑制方法は、アルカリ金属のフッ化物、フルオロリン酸、及び/又はフルオロリン酸の塩を利用して、グリチルリチン酸類、ヒアルロン酸及び/又はその塩、及び水を含む口腔用組成物における高温保存により生じる褐変を、沈殿物を生じさせることなく抑制する方法である。
前記褐変抑制剤及び褐変抑制方法において、使用する成分の種類や使用量、口腔用組成物の形態等については、前記「1.口腔用組成物」の欄に示す通りである。
以下に実施例を示して本発明をより具体的に説明するが、本発明はこれらに限定されるものではない。
試験例
表1及び表2に示す組成の液剤を調製した。表1及び表2に示す組成において、それぞれの配合量の単位は重量%である。また、ヒアルロン酸ナトリウムは、平均分子量(Mw)が1,890のもの(ヒアロナノ、キユーピー株式会社製)、2,480又は5,000のもの(ヒアロオリゴ、キユーピー株式会社製)、14,030のもの(ヒアルロンサンHA-LF5-A、キユーピー株式会社製)、878,000のもの(ヒアベスト(J) 、キユーピー株式会社製)、1,827,000(ヒアルロンサンHA-LQH、キユーピー株式会社製)を用いた。
得られた液剤5mLをガラス製スクリュー管瓶(容量6mL)に充填し、遮光条件下で高温(60℃)で3週間静置した。3週間静置後の各液剤の外観を観察し、以下に示す判定基準に従って、褐変、及び沈殿生成の程度を評価した。
<褐変の程度の判定基準>
◎:褐変は全く認められない。
○:僅かな褐変しか認められず、液剤全体的に澄明な状態が維持できている。
×:褐変が認められ、澄明な状態が失われている。
<沈殿物の生成の程度の判定基準>
◎:沈殿物は全く認められない。
×:容器の底に沈殿物が少し生成している。
××:容器の底に沈殿物が多量に生成している。
得られた結果を表1及び表2に示す。表に示されるように、フッ化ナトリウムもモノフルオロリン酸ナトリウムも含まない液剤(比較例1)では、高温条件下での保存により褐変が認められ、澄明な状態が失われていた。また、フッ化スズを含む液剤(比較例2)では、多量の沈殿物の生成が認められた。これに対し、フッ化ナトリウム又はモノフルオロリン酸ナトリウムを含む液剤(実施例1〜12)では、高温条件下での保存であっても褐変が全く認められないか、認められたとしても僅かで液剤全体的に澄明な状態が維持できており、且つ沈殿物は全く生成せず、良好な外観性状を維持できていた。また、ヒアルロン酸ナトリウムの含有量(重量%)に対するフッ化ナトリウム又はモノフルオロリン酸ナトリウムのフッ素原子の含有量(重量%)の比率(フッ素原子の含有量(重量%)/ヒアルロン酸ナトリウムの含有量(重量%))が0.29〜14.5の範囲内にある液剤(実施例1、2、4〜12)では、褐変も沈殿物の生成も全く認められず、より一層良好な外観性状を維持できていた。
処方例
表3〜11に示す組成の練歯磨剤、表12に示す組成の洗口液、表13に示す組成のマウススプレー剤を製造した。なお、表3〜13において、各成分の含有量の単位は、重量%である。得られた各口腔用組成物については、いずれも保存後に褐変及び沈殿物の生成を抑制できていた。

Claims (5)

  1. (A)グリチルリチン酸、その誘導体、及び/又はそれらの塩と、(B)ヒアルロン酸及び/又はその塩と、(C)アルカリ金属のフッ化物、フルオロリン酸、及び/又はフルオロリン酸の塩と、(D)水とを含有する、口腔用組成物。
  2. 前記(B)成分の含有量(重量%)に対する前記(C)成分のフッ素原子の含有量(重量%)の比率が0.002〜200である、請求項1に記載の口腔組成物。
  3. 前記(B)成分の含有量(重量%)に対する前記(C)成分のフッ素原子含有量(重量%)の比率が0.18〜14.5である、請求項1又は2に記載の口腔組成物。
  4. (A)グリチルリチン酸、その誘導体、及び/又はそれらの塩と、(B)ヒアルロン酸及び/又はその塩と、(D)水とを含有する口腔用組成物における褐変を抑制するために使用される褐変抑制剤であって、
    (C)アルカリ金属のフッ化物、フルオロリン酸、及び/又はフルオロリン酸の塩を有効成分とする、褐変抑制剤。
  5. (A)グリチルリチン酸、その誘導体、及び/又はそれらの塩と、(B)ヒアルロン酸及び/又はその塩と、(D)水とを含有する口腔用組成物において褐変を抑制する褐変抑制方法であって、
    口腔用組成物に、前記(A)成分と前記(B)成分と前記(D)成分と共に、(C)アルカリ金属のフッ化物、フルオロリン酸、及び/又はフルオロリン酸の塩を配合する、褐変抑制方法。
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