JP2019007591A - 車両用制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】断接装置を接続する際に、アクセル操作量に応じて摩擦係合装置の係合過渡圧が高くされることにより、その摩擦係合装置の急係合によってドラビリが悪化することを抑制する。【解決手段】アクセルON時には定圧待機圧Pcw、Pbwが増圧補正値α、βだけ高くされることにより、入力トルクに応じて定圧待機圧Pcw+α、Pbw+βが適切に制御される一方、自動変速機をDレンジにして車両を発進させる際にエンジンが始動させられるストップ&スタート制御の復帰時には、アクセルON時の定圧待機圧Pcwの増圧補正が制限され、遅延タイマが成立する時間t3まで低圧に維持されるため、エンジンが始動過渡時でアクセル操作量に応じたエンジントルクが出力されない場合に、増圧補正による高圧の定圧待機圧Pcw+αに起因する第1クラッチC1の急係合によってドラビリが悪化することが抑制される。【選択図】図3

Description

本発明は車両用制御装置に係り、特に、エンジンと駆動輪との間の動力伝達を断接する摩擦係合装置を係合させる際の係合過渡圧を制御する車両用制御装置に関するものである。
アクセル操作量に応じて出力制御される走行用のエンジンと、係合圧を制御可能な摩擦係合装置により前記エンジンと駆動輪との間の動力伝達を接続遮断する断接装置と、を有する車両が広く用いられている。特許文献1に記載の車両はその一例で、断接装置として自動変速機を備えている。特許文献1にはまた、自動変速機の変速時に摩擦係合装置を係合させる際の係合過渡圧(変速圧)を、アクセル操作量に対応するスロットル弁開度等に応じて補正する技術が記載されている。
特開平5−248531号公報
ところで、前記摩擦係合装置の係合過渡圧の制御においては、アクセル操作量が大きい場合すなわちエンジンからの入力トルクが大きい場合には、小さい場合に比較して係合過渡圧を高くすることにより、入力トルクに応じて係合過渡圧を適切に制御することが可能で、係合ショック等を抑制しつつ摩擦係合装置を適切に係合させることができる。しかしながら、例えば車両停止時にエンジンを回転停止させるエンジン自動停止制御からの復帰時など、摩擦係合装置の係合と並行してエンジンが回転停止状態から始動させられる場合、エンジンが始動過渡時で必ずしもアクセル操作量に応じたエンジントルクが出力されないため、係合過渡圧が高過ぎて摩擦係合装置の急係合によりドラビリ(駆動力変動など)が悪化する可能性があった。
本発明は以上の事情を背景として為されたもので、その目的とするところは、摩擦係合装置の係合により断接装置を接続する際に、アクセル操作量に応じて摩擦係合装置の係合過渡圧が高くされることにより、その摩擦係合装置の急係合によってドラビリが悪化することを抑制することにある。
かかる目的を達成するために、本発明は、(a) アクセル操作量に応じて出力制御される走行用のエンジンと、係合圧を制御可能な摩擦係合装置により前記エンジンと駆動輪との間の動力伝達を接続遮断する断接装置と、を有する車両に適用され、(b) 前記摩擦係合装置を係合させる際の係合過渡圧(係合過渡時の係合圧)を制御する係合圧制御部を備えている車両用制御装置において、(c) 前記係合圧制御部は、前記アクセル操作量が大きい場合には小さい場合に比較して前記係合過渡圧を高くする一方、前記摩擦係合装置の係合により前記断接装置を接続する際に、前記エンジンが回転停止状態から始動させられる場合には、前記アクセル操作量に応じた前記係合過渡圧の制御を制限してその係合過渡圧を低圧に維持することを特徴とする。
このような車両用制御装置においては、アクセル操作量が大きい場合は小さい場合に比較して摩擦係合装置の係合過渡圧が高くされることにより、エンジンからの入力トルクに応じて係合過渡圧が適切に制御され、アクセル操作の有無等に拘らず摩擦係合装置を適切に係合させることができる。一方、摩擦係合装置の係合により断接装置を接続する際にエンジンが始動させられる場合には、アクセル操作量に応じた係合過渡圧の制御が制限されて係合過渡圧が低圧に維持されるため、エンジンが始動過渡時でアクセル操作量に応じたエンジントルクが出力されない場合に、高い係合過渡圧に起因する摩擦係合装置の急係合によってドラビリが悪化することが抑制される。
本発明の一実施例である車両用制御装置を備えている車両の駆動系統を説明するブロック線図で、油圧回路を併せて示した図である。 図1の車両制御用ECUが機能的に備えている増圧補正部の作動を具体的に説明するフローチャートである。 図2のフローチャートに従って増圧補正制御が行なわれた場合の各部の変化を示すタイムチャートの一例である。 本発明の他の実施例を説明する図で、図2の代わりに実行されるフローチャートである。 従来の増圧補正制御を説明する図で、各部の変化を示すタイムチャートの一例である。
アクセル操作量は、出力要求量に応じて運転者によって操作されるアクセルペダル等の出力要求操作部材の操作量で、出力要求量に相当し、エンジンのスロットル弁開度がアクセル操作量に応じて制御される場合は、そのスロットル弁開度で代用しても良い。走行用のエンジンは、ガソリンエンジン、ディーゼルエンジン等の内燃機関である。エンジンの他に電動モータ等が併用されても良い。断接装置は、変速比(=入力回転速度/出力回転速度)が異なる複数のギヤ段を形成することができる自動変速機や、前進用クラッチおよび後進用ブレーキを有する前後進切換装置、或いは発進クラッチなどで、摩擦係合装置としては油圧によって係合圧が制御される油圧式摩擦係合装置が好適に用いられるが、電磁式クラッチ等が用いられても良い。
本発明は、例えば(a) アクセル操作量に応じて出力制御される走行用のエンジンと、係合圧を制御可能な摩擦係合装置により前記エンジンと駆動輪との間の動力伝達を接続遮断する断接装置と、その断接装置が接続される走行レンジと断接装置が遮断される非走行レンジとに切り換えることができるレンジ選択装置と、を有する車両に適用され、(b) 前記摩擦係合装置を係合させる際の係合過渡圧を制御する係合圧制御部を備えている車両用制御装置において、(c) 前記非走行レンジが選択された車両停止時に前記エンジンを回転停止させるエンジン自動停止制御を行なう一方、エンジン自動停止制御の実行中に前記レンジ選択装置によって前記非走行レンジから前記走行レンジへ切り換えるレンジ切換操作が行なわれると、前記エンジンを始動するとともに前記摩擦係合装置の係合により前記断接装置を接続して走行可能とする復帰制御を行なうストップ&スタート制御部を備えており、(d) 前記係合圧制御部は、前記アクセル操作量が大きい場合には小さい場合に比較して前記係合過渡圧を高くする一方、前記ストップ&スタート制御部により前記復帰制御が行なわれる際には、前記アクセル操作量に応じた前記係合過渡圧の制御を制限して係合過渡圧を低圧に維持するように構成される。レンジ選択装置としては、例えばシフトレバーが用いられるが、押釦スイッチやスライドスイッチ等が用いられても良い。なお、本発明の実施に際しては、必ずしもストップ&スタート制御やレンジ切換操作は必要でなく、例えば走行レンジでの惰性走行中にニュートラル制御で断接装置を遮断するとともにエンジンを回転停止させる一方、アクセル操作等の加速意思に基づいて、断接装置を接続するとともにエンジンを始動する場合にも適用され得る。また、走行レンジでの車両停車時にニュートラル制御で断接装置を遮断するとともにエンジンを回転停止させる一方、アクセル操作やブレーキ解除等の発進意思に基づいて、断接装置を接続するとともにエンジンを始動する場合にも適用され得るなど、種々の態様が可能である。
係合圧制御部は、例えばアクセル操作量が大きい場合には小さい場合に比較して係合過渡圧が高くなるように係合過渡圧を増圧補正し、アクセル操作量に応じた係合過渡圧の制御の制限は、前記係合過渡圧の増圧補正を制限するように構成される。係合過渡圧の増圧補正は、例えばアクセル操作量に応じて連続的或いは段階的に係合過渡圧を増圧しても良いが、アクセル操作されていないアクセルOFF時には増圧補正無しで、アクセル操作されたアクセルON時には一定圧だけ係合過渡圧を増圧補正するだけでも良い。係合過渡圧は、例えば油圧式摩擦係合装置の場合、摩擦係合装置を係合させる際の急速充填(ファーストフィル)後の定圧待機圧が適当であるが、定圧待機後に係合圧を所定の変化率で増加させる漸増時の係合圧を増圧したり、漸増時の変化率(増加率)を大きくしたり、或いは定圧待機時間を短くして漸増開始時間を早くしたりするなど、種々の態様が可能である。油圧式摩擦係合装置の場合、係合圧は係合油圧に対応する。なお、係合圧制御部の態様としては、例えばアクセルON時を基準としてアクセルOFF時に係合過渡圧を減圧補正するものでも良く、その場合はエンジン始動時にはアクセル操作に拘らずアクセルOFF時と同様の減圧補正を行なって係合過渡圧を低圧に維持するようにすれば良い。
上記増圧補正の制限は、例えばエンジン回転速度またはエンジントルクが所定値以上になる予め定められた制限解除条件を満たすまで、係合過渡圧の増圧補正を遅延させるように定められるが、増圧幅を小さくしたり増圧補正を完全に禁止したりしても良いなど、種々の態様が可能である。制限解除条件としては、エンジン回転速度またはエンジントルクが所定値以上になるだけでなく、その状態が所定時間以上継続する安定状態を要件としても良い。また、摩擦係合装置の係合制御開始時からの経過時間や、エンジン始動制御開始時からの経過時間が、予め定められた判定時間を超えたか否かによって判断することもできる。係合過渡圧を減圧補正する場合も同様である。
本発明はまた、例えば(a) 前記断接装置は、複数の油圧式摩擦係合装置の係合解放状態に応じて変速比が異なる複数の走行ギヤ段を形成するとともに、総ての油圧式摩擦係合装置が解放されることにより動力伝達を遮断する自動変速機であり、(b) 前記ストップ&スタート制御部は、前記復帰制御を行なう際に、前記複数の走行ギヤ段の中の所定の発進ギヤ段を形成する第1係合装置に加えてスクォート制御用の第2係合装置を係合させることにより、その発進ギヤ段よりも変速比が小さいスクォートギヤ段を一時的に形成した後に、その第2係合装置を解放して前記発進ギヤ段を形成するスクォート制御を行なうもので、(c) 前記係合圧制御部の前記アクセル操作量に応じた前記係合過渡圧の増圧補正の制限は、前記スクォートギヤ段が形成されるタイミングに合わせて前記係合過渡圧の増圧補正が行なわれるように、その増圧補正を遅延させるように定められる。復帰制御時に発進ギヤ段に先立って変速比が小さいスクォートギヤ段が形成されることにより、走行レンジへ移行する際の駆動力変動が抑制される。また、復帰制御時にアクセル操作された場合には、スクォートギヤ段が形成されるタイミングに合わせて係合過渡圧の増圧補正が行なわれるように増圧補正が遅延させられるため、その遅延の間にエンジントルクが立ち上がることで摩擦係合装置の急係合による駆動力変動が抑制されるとともに、その遅延に拘らず入力トルク不足で摩擦係合装置が急係合させられても、スクォートギヤ段は発進ギヤ段よりも変速比が小さいため駆動力変動が低減される。なお、本発明の実施に際してスクォート制御は必ずしも必要でなく、ストップ&スタート制御の復帰時等の車両発進時に発進ギヤ段を直接形成しても良い。
断接装置が油圧式摩擦係合装置を備えている場合、例えばエンジンによって回転駆動されて油圧を出力する機械式オイルポンプと、ポンプ用電動モータにより回転駆動されて油圧を出力する電動式オイルポンプとを有する油圧回路が設けられ、それ等の機械式オイルポンプおよび電動式オイルポンプの両方から油圧式摩擦係合装置に作動油が供給されるように構成することが望ましい。電動式オイルポンプは、例えば機械式オイルポンプによって十分な作動油が得られない場合に補助的に作動させられて待機油圧を出力するように用いられるが、エンジンに比べて応答性が優れていることから、断接装置の接続時等に一時的に作動させられて補助油圧を出力するだけでも良い。また、機械式オイルポンプの作動、非作動に拘らず、車両の運転スイッチ(イグニッションスイッチなど)がONの間は電動式オイルポンプを常時作動させて補助油圧を出力しても良いなど、種々の態様が可能である。なお、機械式オイルポンプおよび電動式オイルポンプの何れか一方が設けられるだけでも良い。
以下、本発明の実施例を、図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施例である車両用制御装置を備えている車両10の駆動系統を説明するブロック線図で、油圧回路12を併せて示した図である。車両10は、走行用駆動力源として内燃機関であるエンジン20を備えており、そのエンジン20の出力は、トルクコンバータ(T/C)22から自動変速機24を経て差動歯車装置28に伝達され、左右の駆動輪30に分配される。トルクコンバータ22は、エンジン20に連結されたポンプ翼車と、自動変速機24の入力軸に連結されたタービン翼車とを備えており、流体(作動油)を介して動力伝達を行うとともに、ポンプ翼車には機械式オイルポンプ40が連結されており、エンジン20により回転駆動されて油圧を出力することにより、油圧回路12の油圧源として用いられる。
自動変速機24は、油圧式摩擦係合装置として複数のクラッチC1、・・・、ブレーキB1、・・・(以下、特に区別しない場合は単に係合装置CBという)を有する遊星歯車式の有段変速機で、係合装置CBの係合解放状態に応じて変速比が異なる複数(例えば4速〜8速程度)の前進ギヤ段および一つの後進ギヤ段が形成される。また、総ての係合装置CBが解放されることにより、動力伝達を遮断するニュートラル状態になる。具体的には、単一の第1クラッチC1が係合させられることによって変速比が最も大きい前進用の第1速ギヤ段が形成され、第1クラッチC1および第1ブレーキB1が係合させられることによって変速比が2番目に大きい第2速ギヤ段が形成される。本実施例では、第1クラッチC1が第1係合装置で、第1速ギヤ段が発進ギヤ段に相当し、第1ブレーキB1が第2係合装置で、第2速ギヤ段がスクォートギヤ段に相当する。第3速ギヤ段以上のギヤ段をスクォートギヤ段に設定することもできる。上記自動変速機24の係合装置CBには、油圧回路12に設けられた油圧作動制御部32から作動油が供給されるようになっている。油圧作動制御部32は、油路を切り換える電磁切換弁や油圧を制御する電磁調圧弁等が設けられたバルブボデーなどで、複数の係合装置CBの油圧を電気的に任意のタイミングで個別に制御して係合解放制御することができる。自動変速機24は、エンジン20と駆動輪30との間の動力伝達を接続遮断する断接装置に相当する。
油圧回路12は、エンジン20によって回転駆動される機械式オイルポンプ40の他に電動式オイルポンプ42を備えている。電動式オイルポンプ42は、ポンプ用電動モータ44によって任意の時間に任意の駆動トルクで回転駆動される。これ等の機械式オイルポンプ40および電動式オイルポンプ42は、共通の吸い込み口(ストレーナ)46を備えているとともに途中の分岐点48で分岐している吸入油路50、52に接続されており、トランスミッションケースの下部に設けられたオイルパン34に還流した作動油を吸い込み口46から吸い上げて吐出油路54、56に吐出する。吐出油路54、56は、連結点58で互いに連結されて油圧作動制御部32に作動油を供給するが、吐出油路56には、機械式オイルポンプ40から吐出された作動油が電動式オイルポンプ42側へ流入することを防止するための逆止弁60が設けられている。また、吐出油路56と吸入油路52との間には、リリーフ弁62を有する還流油路64が接続されており、吐出油路56内の油圧が所定のリリーフ圧以上になった場合には、その吐出油路56内の作動油がリリーフ弁62を介して吸入油路52へ還流されるようになっている。
車両10はまた、各種の制御を行なうコントローラとして車両制御用ECU(電子制御装置)70およびポンプ制御用ECU80を備えている。車両制御用ECU70およびポンプ制御用ECU80は、何れもマイクロコンピュータを備えて構成されており、RAM等の一時記憶機能を利用しつつROMに予め定められたプログラムに従って所定の信号処理を行う。車両制御用ECU70には、シフトレバー84のシフト操作を検出するシフト操作検出スイッチ86からシフト操作信号Pshが供給されるとともに、出力要求量に応じて運転者によって踏込み操作されるアクセルペダル88の踏込み操作量(アクセル操作量)を検出するアクセル操作量センサ90から、そのアクセル操作量Accを表す信号が供給される。また、エンジン回転速度NE、車速Vに対応する出力回転速度Noutなど、制御に必要な種々の情報が供給されるようになっている。シフトレバー84は、例えば運転席の近傍に配設され、少なくともD位置、R位置、P位置、N位置へ手動操作できるようになっており、D位置への移動操作によって前進走行用のD(ドライブ)レンジを選択することができ、R位置への移動操作によって後進走行用のR(リバース)レンジを選択することができる。また、P位置は駐車用のP(パーキング)レンジを選択する位置で、N位置は動力伝達を遮断するN(ニュートラル)レンジを選択する位置である。このシフトレバー84はレンジ選択装置に相当し、DレンジおよびRレンジが走行レンジで、PレンジおよびNレンジが非走行レンジである。また、アクセルペダル88は、出力要求操作部材に相当する。エンジン20のスロットル弁がアクセルペダル88に機械的に連結されている場合など、スロットル弁開度がアクセル操作量Accに対応して開閉される場合は、アクセル操作量Accの代わりにスロットル弁開度センサによってスロットル弁開度を検出するだけでも良い。
車両制御用ECU70は、例えばアクセル操作量Acc等に応じてエンジン20の出力制御を行うとともに、シフトレバー84によるレンジ選択操作に従って油圧作動制御部32を制御することにより、自動変速機24のギヤ段を切り換える。具体的には、シフトレバー84によってDレンジが選択された場合は所定の前進ギヤ段を形成し、Rレンジが選択された場合は後進ギヤ段を形成する。また、PレンジまたはNレンジが選択された場合は、総ての係合装置CBを解放してニュートラル状態にする。すなわち、本実施例は、シフトレバー84によるレンジ選択操作に応じてシフトバイワイヤ方式で油圧作動制御部32の油路を切り換えたり油圧制御を行なったりすることにより、自動変速機24のギヤ段を電気的に切り換えるのである。
ポンプ制御用ECU80は、モータドライバー82を介してポンプ用電動モータ44を回転駆動することにより、電動式オイルポンプ42から所定の油量の作動油を出力するもので、必要油量すなわち必要油圧に応じて任意の時間に任意の駆動トルク(モータ電流)でポンプ用電動モータ44を回転駆動することができる。
前記車両制御用ECU70はまた、機能的にストップ&スタート(S&S)制御部72および係合圧制御部74を備えている。すなわち、この車両制御用ECU70は、車両用制御装置に相当する。ストップ&スタート制御部72は、更にエンジン自動停止制御部72aおよび復帰制御部72bを機能的に備えており、エンジン自動停止制御部72aは、少なくともシフトレバー84がN位置またはP位置へ操作された非走行レンジ選択時であって且つ車速Vが略0の車両停止時に、エンジン20への燃料供給等を停止して回転停止させるエンジン自動停止制御を実行する。また、再発進時における自動変速機24の係合装置CBの係合制御に備えて、ポンプ制御用ECU80を介してポンプ用電動モータ44を作動させることにより、電動式オイルポンプ42から予め定められた所定の待機油圧を出力させる。本実施例では、エンジン20が回転停止させられるエンジン自動停止制御の実行中は、常時、電動式オイルポンプ42から待機油圧が出力される。なお、エンジン20の回転停止に伴う機械式オイルポンプ40の出力油圧の低下に拘らず、各部の潤滑に必要な油圧等を確保するために、エンジン回転速度NEが予め定められた判定値以下になったら、エンジン自動停止制御の実行の有無に拘らずポンプ用電動モータ44を作動させて電動式オイルポンプ42から所定の油圧を出力するようにしても良い。
復帰制御部72bは、上記エンジン自動停止制御の実行中にシフトレバー84がN位置またはP位置からD位置へ操作された場合、すなわち非走行レンジから前進用の走行レンジへ切り換えるDレンジ切換操作が行なわれた場合に、エンジン20を始動するとともに、係合装置CBの係合により所定の前進ギヤ段を形成して前進走行可能とする復帰制御を行なう。本実施例では、第1クラッチC1および第1ブレーキB1を係合させてスクォートギヤ段(第2速ギヤ段)を一時的に形成した後、第1ブレーキB1を解放して発進ギヤ段(第1速ギヤ段)を形成するスクォート制御を実行する。
図3は、エンジン自動停止制御からの復帰時にスクォート制御が行なわれた場合の各部の変化を示すタイムチャートの一例で、時間t1は、シフトレバー84がD位置へ操作された時間、すなわちDレンジ切換操作が行なわれた時間である。このDレンジ切換操作に伴って、第1クラッチC1の油圧を制御する電磁調圧弁に対する指示圧(実線)が直ちに上昇させられ、実油圧(破線)は前記電動式オイルポンプ42による待機油圧に基づいて、指示圧に遅れて上昇させられる。また、エンジン20の始動制御が開始されることにより、エンジン回転速度NEが上昇させられるが、各部のイナーシャ等により立上りが遅く、機械式オイルポンプ40からの作動油の供給量はエンジン回転速度NEに応じて増加する。回転速度NTは、自動変速機24の入力回転速度に相当するタービン回転速度である。図3は、Dレンジ切換操作に続いて比較的短時間でアクセルペダル88が踏込み操作され、そのアクセル操作量Accに応じてエンジン20のスロットル弁開度が開き制御された場合である。また、図3の車両前後Gは、車両前後方向の加速度で駆動力変化に対応している。エンジン状態フラグは、エンジン20が安定した運転状態である(ON)か否(OFF)かの判断フラグで、例えばエンジン回転速度NEが所定値以上の状態が所定時間以上継続したか否かによって判断できる。
機械式オイルポンプ40からの作動油供給量の立上りが遅いことから、スクォートギヤ段(第2速ギヤ段)を形成するために第1クラッチC1および第1ブレーキB1に対して直ちに油圧供給を開始すると、電動式オイルポンプ42による待機油圧に拘らず作動油不足になる可能性がある。このため、本実施例では、第1クラッチC1および第1ブレーキB1を共に係合させるのに必要な必要クラッチ圧を供給可能になったか否かを判断し、必要クラッチ圧が供給可能になった段階(時間t2)で、スクォートギヤ段である第2速ギヤ段を形成するために第1ブレーキB1の係合制御、すなわち第1ブレーキB1を係合させるための油圧供給制御を実行する。必要クラッチ圧を供給可能であるか否かは、機械式オイルポンプ40および電動式オイルポンプ42の両方から油圧作動制御部32に供給される作動油量に基づいて判断でき、電動式オイルポンプ42の供給量は待機油圧で略一定であるため、機械式オイルポンプ40の供給量すなわちエンジン回転速度NEが予め定められた判定値以上になったか否か、エンジン回転速度NEが所定の判定値以上の状態が所定時間以上継続したか否か、等によって判断することができる。また、例えばエンジン始動要求後の経過時間、具体的にはシフトレバー84によるDレンジ切換操作(図3の時間t1)後の経過時間、或いはエンジン始動開始時からの経過時間、エンジン完爆判定後の経過時間等が、予め定められた所定の判定時間を超えた場合に、第1クラッチC1および第1ブレーキB1を共に係合させるのに必要な必要クラッチ圧を供給可能になったと判断しても良いなど、種々の態様が可能である。第1クラッチC1についても、この判断後に油圧供給制御を開始するようにしても良い。第1クラッチC1および第1ブレーキB1を共に係合させるのに必要な必要クラッチ圧を供給可能になることがスクォート条件である。
スクォート制御は、第1ブレーキB1の係合により第1クラッチC1の係合と合わせて一時的に第2速ギヤ段を形成した後に、第1ブレーキB1のみを解放して発進ギヤ段である第1速ギヤ段を成立させるもので、スクォート油圧(B1油圧)を、例えば図3に示すような予め定められた油圧制御パターンに従って増減変化させる。図3の時間t4は、スクォート油圧制御すなわち第1ブレーキB1の係合解放制御が終了した時間である。電動式オイルポンプ42は、例えばこのスクォート油圧制御の終了に伴って待機油圧の出力制御が終了されるが、エンジン回転速度NE等に基づいて待機油圧の出力制御を終了しても良い。
このように発進ギヤ段に先立って一時的に変速比が小さいスクォートギヤ段が形成されることにより、非走行レンジから走行レンジへ移行する際の駆動トルク変化が緩やかになり、車両前後Gの変動が軽減される。特に、本実施例では第1クラッチC1および第1ブレーキB1を共に係合させるのに必要な必要クラッチ圧を供給可能か否かを判断するスクォート条件を満たした後に、スクォートギヤ段を形成する第1ブレーキB1に対する油圧供給を開始するため、作動油不足を生じることなく第1クラッチC1および第1ブレーキB1の係合制御が円滑に行なわれるようになり、走行レンジへ切り換える際の車両前後Gの変動が抑制される。すなわち、Dレンジ切換操作が行なわれた場合に、第1クラッチC1および第1ブレーキB1の係合制御を直ちに開始すると、エンジン20の運転開始遅れ等で機械式オイルポンプ40からの作動油の供給が遅れるため、電動式オイルポンプ42による待機油圧の供給に拘らず作動油が不足し、第1クラッチC1および第1ブレーキB1の係合制御が不安定になる可能性があった。
前記係合圧制御部74は、係合装置CBを係合させる際の係合過渡圧を、アクセル操作量Accが大きい場合には小さい場合に比較して高くする増圧補正部74aを機能的に備えている。すなわち、係合装置CBを係合させる際に、例えば図3に示すように高圧Pcf、Pbfで急速充填(ファーストフィル)した後の定圧待機圧Pcw、Pbwについて、アクセル操作量Accが略0のアクセルOFF時には増圧補正せず、定圧待機圧Pcw、Pbwのままであるが、アクセルペダル88が踏込み操作されたアクセルON時には、予め定められた増圧補正値α、βだけ増圧補正する。増圧補正値α、βは、例えばアクセル操作量Accに応じて連続的に増加するように予め定められたデータマップや演算式等により可変設定されるが、予め一定値が定められても良い。このようにアクセル操作量Accに応じて定圧待機圧Pcw、Pbwが増圧補正されることにより、エンジン20からの入力トルクの有無や相違に拘らず、係合ショックを抑制しつつ所定の応答性で係合装置CBを適切に係合させることができる。
増圧補正部74aはまた、図2のフローチャートのステップS1〜S5(以下、単にS1〜S5という)に従って信号処理を実行し、ストップ&スタート制御部72により復帰制御が行なわれる際には、アクセル操作量Accに応じた定圧待機圧Pcw、Pbwの増圧補正が制限されるようになっている。図2のS1では、シフトレバー84をN位置またはP位置からD位置へ操作するDレンジ切換操作が行なわれたか否かを、シフト操作信号Pshによって判断する。Dレンジ切換操作が行なわれなければそのまま終了するが、Dレンジ切換操作が行なわれた場合はS2以下を実行する。S2では、アクセルペダル88が踏込み操作されたアクセルONか否かを判断し、アクセルONでなければ増圧補正の必要がないためそのまま終了するが、アクセルON時にはS3以下を実行する。
S3では、ストップ&スタート制御の復帰時か否か、具体的には車両が停車状態でエンジン20の始動制御が並行して行なわれるか否かを判断し、復帰時でない場合すなわちエンジン20が運転状態である場合には、直ちにS5を実行し、係合過渡圧である定圧待機圧Pcw、Pbwをそれぞれ所定の増圧補正値α、βだけ増圧する。一方、ストップ&スタート制御の復帰時で、エンジン20の始動制御が並行して行なわれる場合には、S4を実行し、予め定められた遅延タイマが成立するまで定圧待機圧Pcw、Pbwの増圧補正を遅延させる。S4の遅延タイマは、増圧補正の制限を解除する解除条件に相当し、本実施例ではスクォートギヤ段が形成されるタイミングに合わせて定圧待機圧Pcw、Pbwが増圧補正されるように、スクォート油圧である第1ブレーキB1の油圧制御の開始時間(図3の時間t2)を基準として、遅延タイマの遅延時間(判定時間)が定められる。図3の時間t3は、遅延タイマが成立してS4の判断がYES(肯定)になった時間であり、続いてS5が実行されることにより、時間t3以後の定圧待機圧Pcw、Pbwには増圧補正値α、βが加算される。図3では、第1クラッチC1の定圧待機圧Pcwの増圧補正のみが、遅延タイマが成立するまで制限されている。油圧制御の応答遅れを考慮して、上記遅延時間すなわち制限解除条件を定めることが望ましい。
このようにエンジン20の始動制御を伴うストップ&スタート制御の復帰時には、予め定められた遅延タイマが成立するまで定圧待機圧Pcw、Pbwの増圧補正が遅延させられるため、その間にエンジントルクが上昇させられることにより、増圧された定圧待機圧Pcw+α、Pbw+βによって係合装置CBが適切に係合させられるようになり、車両前後Gの変動が軽減される。特に、スクォートギヤ段が形成されるタイミングに合わせて定圧待機圧Pcw、Pbwが増圧補正されるように、遅延タイマが定められているため、その遅延の間にエンジントルクが上昇させられることで係合装置CBの急係合による駆動力変動が抑制されるだけでなく、その遅延に拘らず入力トルク不足で係合装置CBが急係合させられても、スクォートギヤ段は発進ギヤ段よりも変速比が小さいため駆動力変動が低減される。これに対し、例えば図5のタイムチャートに示されるように、アクセルON時には、エンジン始動過渡時であっても定圧待機圧Pcw、Pbwが増圧補正値α、βだけ増圧される場合には、エンジントルクが立ち上がる前に増圧された定圧待機圧Pcw+α、Pbw+βによって第1クラッチC1や第1ブレーキB1が急係合させられ、車両前後Gが大きく変動して運転者に違和感を生じさせる可能性があった。特に、先行して係合制御が行なわれる第1クラッチC1が係合して変速比が大きい第1速ギヤ段が形成されると、より大きな駆動力変動が生じる可能性がある。
このように本実施例の車両制御用ECU70においては、アクセルON時に係合装置CBの定圧待機圧Pcw、Pbwが増圧補正値α、βだけ高くされることにより、エンジン20からの入力トルクに応じて定圧待機圧Pcw+α、Pbw+βが適切に制御され、アクセル操作量Accの相違や有無に拘らず係合装置CBを適切に係合させることができる。一方、係合装置CBの係合により自動変速機24をDレンジにして車両10を発進させる際にエンジン20が始動させられるストップ&スタート制御の復帰時には、アクセルON時の定圧待機圧Pcw、Pbwの増圧補正が制限され、遅延タイマが成立するまで低圧に維持されるため、エンジン20が始動過渡時でアクセル操作量Accに応じたエンジントルクが出力されない場合に、増圧補正による高圧の定圧待機圧Pcw+α、Pbw+βに起因する係合装置CBの急係合によってドラビリが悪化することが抑制される。
また、本実施例では、遅延タイマが成立した後に定圧待機圧Pcw、Pbwが増圧補正されるため、エンジン20のトルクの立上りに拘らず係合ショックを抑制しつつ係合装置CBを適切に係合させることが可能で、良好な発進応答性能を確保することができる。
なお、上記実施例ではスクォートギヤ段が形成されるタイミングに合わせて定圧待機圧Pcw、Pbwが増圧補正されるように遅延タイマが定められていたが、S4の遅延タイマとして、例えばシフトレバー84によるDレンジ切換操作時(図3の時間t1)、或いはエンジン始動制御開始時を基準として、エンジン回転速度NEまたはエンジントルクが所定値以上になるように、或いはその所定値以上の状態が所定時間以上継続するように、実験等により遅延時間が定められても良い。
また、図4のフローチャートのS4−1に示すように、エンジン20の運転状態(燃焼状態)が安定することを制限解除条件として定めることもできる。すなわち、例えば前記図3のエンジン状態フラグがONになるまで増圧補正が遅延されるようにする。また、エンジン回転速度NEやエンジントルクが所定の判定値以上になったか否か、或いはその判定値以上の状態が所定時間以上継続したか否か、等によって運転状態が安定したか否かを判断することもできる。油圧制御の応答遅れを考慮して制限解除条件を定めることが望ましい。そして、エンジン20の運転状態が安定した後にS5の増圧補正が実施されることにより、エンジン20が始動過渡時でアクセル操作量Accに応じたエンジントルクが出力されない場合に、増圧補正による高圧の定圧待機圧Pcw+α、Pbw+βに起因する係合装置CBの急係合によってドラビリが悪化することが抑制されるとともに、エンジントルクが立ち上がった後に定圧待機圧Pcw、Pbwが増圧補正されることにより、エンジントルクに応じて係合ショックを抑制しつつ係合装置CBを適切に係合させることができるなど、実質的に前記実施例と同様の作用効果が得られる。
以上、本発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明したが、これ等はあくまでも一実施形態であり、本発明は当業者の知識に基づいて種々の変更、改良を加えた態様で実施することができる。
10:車両 20:エンジン 24:自動変速機(断接装置) 70:車両制御用ECU(車両用制御装置) 74:係合圧制御部 74a:増圧補正部 C1:第1クラッチ(摩擦係合装置) B1:第1ブレーキ(摩擦係合装置) Acc:アクセル操作量 Pcw、Pbw:定圧待機圧(係合過渡圧) α、β:増圧補正値

Claims (1)

  1. アクセル操作量に応じて出力制御される走行用のエンジンと、係合圧を制御可能な摩擦係合装置により前記エンジンと駆動輪との間の動力伝達を接続遮断する断接装置と、を有する車両に適用され、
    前記摩擦係合装置を係合させる際の係合過渡圧を制御する係合圧制御部を備えている車両用制御装置において、
    前記係合圧制御部は、前記アクセル操作量が大きい場合には小さい場合に比較して前記係合過渡圧を高くする一方、前記摩擦係合装置の係合により前記断接装置を接続する際に、前記エンジンが回転停止状態から始動させられる場合には、前記アクセル操作量に応じた前記係合過渡圧の制御を制限して該係合過渡圧を低圧に維持する
    ことを特徴とする車両用制御装置。
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