JP2019003570A - 健康管理装置、健康管理方法、および健康管理プログラム - Google Patents

健康管理装置、健康管理方法、および健康管理プログラム Download PDF

Info

Publication number
JP2019003570A
JP2019003570A JP2017119990A JP2017119990A JP2019003570A JP 2019003570 A JP2019003570 A JP 2019003570A JP 2017119990 A JP2017119990 A JP 2017119990A JP 2017119990 A JP2017119990 A JP 2017119990A JP 2019003570 A JP2019003570 A JP 2019003570A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
user
instruction
medication
information
health management
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2017119990A
Other languages
English (en)
Inventor
出野 徹
Toru Ideno
徹 出野
直樹 土屋
Naoki Tsuchiya
直樹 土屋
善之 森田
Yoshiyuki Morita
善之 森田
皓介 井上
Kosuke Inoue
皓介 井上
和 松岡
Kazu Matsuoka
和 松岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Omron Corp
Omron Healthcare Co Ltd
Original Assignee
Omron Corp
Omron Healthcare Co Ltd
Omron Tateisi Electronics Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Omron Corp, Omron Healthcare Co Ltd, Omron Tateisi Electronics Co filed Critical Omron Corp
Priority to JP2017119990A priority Critical patent/JP2019003570A/ja
Priority to PCT/JP2018/022221 priority patent/WO2018235652A1/ja
Publication of JP2019003570A publication Critical patent/JP2019003570A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G16INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR SPECIFIC APPLICATION FIELDS
    • G16HHEALTHCARE INFORMATICS, i.e. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR THE HANDLING OR PROCESSING OF MEDICAL OR HEALTHCARE DATA
    • G16H20/00ICT specially adapted for therapies or health-improving plans, e.g. for handling prescriptions, for steering therapy or for monitoring patient compliance
    • G16H20/30ICT specially adapted for therapies or health-improving plans, e.g. for handling prescriptions, for steering therapy or for monitoring patient compliance relating to physical therapies or activities, e.g. physiotherapy, acupressure or exercising
    • GPHYSICS
    • G16INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR SPECIFIC APPLICATION FIELDS
    • G16HHEALTHCARE INFORMATICS, i.e. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR THE HANDLING OR PROCESSING OF MEDICAL OR HEALTHCARE DATA
    • G16H20/00ICT specially adapted for therapies or health-improving plans, e.g. for handling prescriptions, for steering therapy or for monitoring patient compliance
    • G16H20/10ICT specially adapted for therapies or health-improving plans, e.g. for handling prescriptions, for steering therapy or for monitoring patient compliance relating to drugs or medications, e.g. for ensuring correct administration to patients
    • GPHYSICS
    • G16INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR SPECIFIC APPLICATION FIELDS
    • G16HHEALTHCARE INFORMATICS, i.e. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR THE HANDLING OR PROCESSING OF MEDICAL OR HEALTHCARE DATA
    • G16H40/00ICT specially adapted for the management or administration of healthcare resources or facilities; ICT specially adapted for the management or operation of medical equipment or devices
    • G16H40/60ICT specially adapted for the management or administration of healthcare resources or facilities; ICT specially adapted for the management or operation of medical equipment or devices for the operation of medical equipment or devices
    • G16H40/63ICT specially adapted for the management or administration of healthcare resources or facilities; ICT specially adapted for the management or operation of medical equipment or devices for the operation of medical equipment or devices for local operation
    • GPHYSICS
    • G16INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR SPECIFIC APPLICATION FIELDS
    • G16HHEALTHCARE INFORMATICS, i.e. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR THE HANDLING OR PROCESSING OF MEDICAL OR HEALTHCARE DATA
    • G16H40/00ICT specially adapted for the management or administration of healthcare resources or facilities; ICT specially adapted for the management or operation of medical equipment or devices
    • G16H40/60ICT specially adapted for the management or administration of healthcare resources or facilities; ICT specially adapted for the management or operation of medical equipment or devices for the operation of medical equipment or devices
    • G16H40/67ICT specially adapted for the management or administration of healthcare resources or facilities; ICT specially adapted for the management or operation of medical equipment or devices for the operation of medical equipment or devices for remote operation

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Biomedical Technology (AREA)
  • Epidemiology (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Medical Informatics (AREA)
  • Primary Health Care (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • General Business, Economics & Management (AREA)
  • Business, Economics & Management (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Biophysics (AREA)
  • Physical Education & Sports Medicine (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Bioinformatics & Cheminformatics (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Medical Treatment And Welfare Office Work (AREA)

Abstract

【課題】医療者が指示に対するユーザの行動を把握することができ、ユーザの健康状態を管理することができる技術を提供することである。
【解決手段】本発明の一側面に係る健康管理装置は、ユーザに対し健康管理のための指示が与えられた後の所定期間における前記ユーザの行動状態を表す情報を取得する取得部と、前記取得された行動状態を表す情報に基づいて、前記ユーザが前記指示に対して当該指示に対応付けられた行動を行ったか否かを判定する判定部と、を具備する。
【選択図】図1

Description

この発明は、健康管理装置、健康管理方法、および健康管理プログラムに関する。
特許文献1では、健康データ管理システム(携帯情報端末)が提案されている。特許文献1における健康データ管理システムは、内部にデータベースを備え、このデータベースにおいて指標データを管理する。指標データは、測定機器によって測定された被測定者(ユーザ)の生体情報や活動情報に基づいている。上記健康データ管理システムによれば、被測定者は測定機器で計測した個人の健康状態を示す指標データを健康データ管理システムにより手軽に利用することができる。
特開2017−012604号公報
特許文献1に記載されたシステムのように、携帯情報端末のデータベースに、測定機器によって測定された生体情報や活動情報に基づく指標データを記憶することで、ユーザ自身が自分の健康状態を容易に把握することができる。
しかしながら、医師等の医療や健康についての専門的な知識を有する者(以下、医療者と称す)がユーザ(患者)の健康状態を常に把握することは容易ではない。特に、医療者が健康管理のための指示をユーザに対して行ったとしても、医療者はユーザがその指示に従ったか否かについて把握することは困難である。
本発明は、一側面では、このような実情を鑑みてなされたものであり、その目的は、医療者が、指示に対するユーザの行動を把握することができ、ユーザの健康状態を管理することができる技術を提供することである。
本発明は、上述した課題を解決するために、以下の構成を採用する。
すなわち、本発明の一側面に係る健康管理装置は、ユーザに対し健康管理のための指示が与えられた後の所定期間における前記ユーザの行動状態を表す情報を取得する取得部と、前記取得された行動状態を表す情報に基づいて、前記ユーザが前記指示に対して当該指示に対応付けられた行動を行ったか否かを判定する判定部と、を具備する。
上記構成によれば、例えば医療者から健康管理のための指示がユーザに与えられると、その後の所定期間において上記指示に対するユーザの行動状態を表す情報が取得される。そして、取得された行動状態を表す情報に基づいてユーザが指示に対応付けられた行動を行ったか否かが判定される。これにより、例えば、医療者は、指示に対するユーザの行動を把握することができ、健康状態を管理することが可能となる。また、医療者は、指示に対するユーザの行動を把握することで、ユーザに合った治療方針および生活改善等のさらなる指示をすることも可能となる。
上記一側面に係る健康管理装置において、前記取得部は、前記ユーザに対し受診指示が与えられた後の所定期間における前記ユーザの受診履歴を表す情報を、前記行動状態を表す情報として取得し、前記判定部は、前記取得された受診履歴を表す情報に基づいて、前記ユーザが前記受診指示に対して当該指示に対応付けられた行動を行ったか否かを判定する。上記構成によれば、医療者が受診指示をした場合において、受診指示に対するユーザの行動を把握することができ、健康状態を管理することができる。
上記一側面に係る健康管理装置において、前記取得部は、前記ユーザに対し運動指示が与えられた後の所定期間における前記ユーザの運動履歴を表す情報を、前記行動状態を表す情報として取得し、前記判定部は、前記取得された運動履歴を表す情報に基づいて、前記ユーザが前記運動指示に対して当該指示に対応付けられた行動を行ったか否かを判定する。上記構成によれば、医療者が運動指示をした場合において、運動指示に対するユーザの行動を把握することができ、健康状態を管理することができる。
上記一側面に係る健康管理装置において、前記取得部は、前記運動履歴を表す情報として、前記運動指示が与えられた後の所定期間における前記ユーザの活動量を取得し、前記判定部は、前記取得されたユーザの活動量が予め設定された第1閾値の範囲であるか否かに基づいて、前記ユーザが前記運動指示に対して当該指示に対応付けられた行動を行ったか否かを判定する。上記構成によれば、運動履歴を表す情報としてユーザの活動量を用いて、指示に対するユーザの行動を把握することができる。
上記一側面に係る健康管理装置において、前記取得部は、前記運動履歴を表す情報として、前記運動指示が与えられた後の所定期間における前記ユーザの歩数、歩行距離、および歩行時間の少なくとも1つを取得し、前記判定部は、前記取得されたユーザの歩数、歩行距離、および歩行時間の少なくとも1つが予め設定された第2閾値の範囲であるか否かに基づいて、前記ユーザが前記運動指示に対して当該指示に対応付けられた行動を行ったか否かを判定する。上記構成によれば、運動履歴を表す情報としてユーザの歩数、歩行距離、および歩行時間の少なくとも1つを用いて、指示に対するユーザの行動を把握することができる。
上記一側面に係る健康管理装置において、前記取得部は、前記ユーザに対し服薬指示が与えられた後の所定期間における前記ユーザの服薬履歴を表す情報を、前記行動状態を表す情報として取得し、前記判定部は、前記取得された服薬履歴を表す情報に基づいて、前記ユーザが前記服薬指示に対して当該指示に対応付けられた服薬を行ったか否かを判定する。上記構成によれば、医療者が服薬指示をした場合において、服薬指示に対するユーザの行動を把握することができ、健康状態を管理することができる。
上記一側面に係る健康管理装置において、前記取得部は、前記服薬履歴を表す情報として、前記服薬指示が与えられた後の所定期間において、操作部により入力された、前記ユーザが服薬した薬剤の種類および服薬時刻を含む服薬確認情報を取得し、前記判定部は、前記取得された服薬確認情報と、前記服薬指示に対応する処方箋情報との比較結果に基づいて、前記ユーザが前記服薬指示に対して当該指示に対応付けられた行動を行ったか否かを判定する。上記構成によれば、服薬情報としてユーザ入力データ(服薬確認情報)を用いて、指示に対するユーザの行動を把握することができる。
上記一側面に係る健康管理装置において、前記取得部は、前記服薬履歴を表す情報として、前記服薬確認情報が入力された後の所定時間における、服薬によって影響を受ける前記ユーザの生体情報の変動履歴をさらに取得し、前記判定部は、前記取得された生体情報の変動履歴が予め設定された第3閾値の範囲であるか否かに基づいて、前記ユーザが前記服薬指示に対して当該指示に対応付けられた行動を行ったか否かを判定する。上記構成によれば、服薬情報としてさらにユーザの生体情報の変動履歴を用いて、指示に対するユーザの行動を把握することができる。これにより、ユーザが服薬したか否かの判定の信頼性を向上させることができる。
上記一側面に係る健康管理装置において、前記判定部による判定結果に基づいて、前記ユーザの評価値を決定する評価値決定部と、前記決定された評価値に基づいて、前記ユーザに対するポイントの付与およびクーポンの発行の少なくとも一方を行う評価値処理部と、をさらに具備する。上記構成によれば、判定結果に基づいてユーザの評価値が決定される。そして、決定された評価値に基づいてユーザに対してポイントが付与、またはクーポンが発行される。これにより、ユーザが健康に関する指示に従うモチベーションを上げることができる。
上記一側面に係る健康管理装置において、前記指示の種類と前記ユーザの行動情報との対応関係を表す情報を記憶する記憶部をさらに具備し、前記取得部は、前記指示の種類と前記ユーザの行動情報との対応関係を表す情報を参照して生成された前記ユーザの行動情報を表す情報を取得する。上記構成によれば、記憶された指示の種類とユーザの行動情報との対応関係を表す情報を参照することで、適切なユーザの行動情報を自動的に得ることができる。
本発明によれば、医療者が、指示に対するユーザの行動を把握することができ、ユーザの健康状態を管理することができる技術を提供することができる。
図1は、実施の形態に係る健康管理システムの適用場面の一例を模式的に例示する。 図2は、実施の形態に係る測定端末のハードウェア構成の一例を模式的に例示する。 図3は、実施の形態に係るユーザ端末のハードウェア構成の一例を模式的に例示する。 図4は、実施の形態に係る医療者端末のハードウェア構成の一例を模式的に例示する。 図5は、実施の形態に係る健康管理装置のハードウェア構成の一例を模式的に例示する。 図6は、実施の形態に係るサービスサーバのハードウェア構成の一例を模式的に例示する。 図7は、実施の形態に係るサービスサーバのハードウェア構成の一例を模式的に例示する。 図8は、実施の形態に係る健康管理装置における制御部の機能構成の一例を模式的に例示する。 図9は、実施の形態に係る血圧データとユーザ入力データとの関係および服薬指示に対する判定方法の一例を例示する。 図10は、実施の形態に係る血圧データとユーザ入力データとの関係および服薬指示に対する判定方法の他の例を例示する。 図11は、実施の形態に係るサービスサーバにおける制御部の機能構成の一例を模式的に例示する。 図12は、実施の形態に係る健康管理装置の処理手順の一例を例示するフローチャートである。 図13は、実施の形態に係るサービスサーバの処理手順の一例を例示するフローチャートである。
以下、本発明の一側面に係る実施の形態(以下、「本実施形態」とも表記する)を、図面に基づいて説明する。ただし、以下で説明する本実施形態は、あらゆる点において本発明の例示に過ぎない。本発明の範囲を逸脱することなく種々の改良や変形を行うことができることは言うまでもない。つまり、本発明の実施にあたって、実施形態に応じた具体的構成が適宜採用されてもよい。なお、本実施形態において登場するデータを自然言語により説明しているが、より具体的には、コンピュータが認識可能な疑似言語、コマンド、パラメータ、マシン語等で指定される。
§1 適用例
まず、図1を用いて、本発明が適用される場面の一例について説明する。
図1に示されるとおり、健康管理システムは、測定端末100、ユーザ端末200、医療者端末300、健康管理装置400、外部のサービスサーバ500,600を含む。
図1に示す健康管理システムにおいて、測定端末100はユーザ端末200に例えば無線接続される。ユーザ端末200、健康管理装置400、外部のサービスサーバ500,600は、互いに広域のネットワーク700を介して接続される。また、健康管理装置400は、図示しないローカルネットワークを介して医療者端末300に接続される。なお、健康管理システムの構成は、図1に示す構成に限定されるものではない。
例えば、測定端末100は、ユーザ端末200を介さずに健康管理装置400に接続されてもよい。また、健康管理装置400が実現する機能(処理)の一部または全部は、サービスサーバ500またはサービスサーバ600が実施してもよい。
測定端末100は、例えば、腕時計型のウェアラブルデバイスである。測定端末100は、ユーザに装着されることで、ユーザの血圧値等の生体情報を測定する。また、測定端末100は、服薬時にユーザ入力を受け付ける服薬確認ボタン(操作部)を含む。また、測定端末100は、ユーザに装着されることで、ユーザの運動状態を測定する。
ユーザ端末200は、例えば、個々のユーザが利用する情報通信端末であり、例えば、スマートフォン、携帯電話、タブレットPC、またはノートPC等の携帯可能な情報通信端末からなる。ユーザ端末200は、測定端末100により測定された生体情報を健康管理装置400に転送する。また、ユーザ端末200は、健康管理装置400からの指示を表示してもよい。なお、ユーザ端末200は健康管理装置400からの指示を測定端末100に送信し、測定端末100が健康管理装置400からの指示を表示してもよい。
医療者端末300は、医療者が使用する情報通信装置であり、例えば、デスクトップPC、ノートPC、またはタブレットPCからなる。医療者端末300は、医療者の操作に応じて、健康管理装置400にユーザの健康管理のための指示を送信する機能と、健康管理装置400から送信されるユーザの健康状態に関する情報を表示する機能とを有する。
健康管理装置400は、例えば、病院が使用するサーバにより構成される。健康管理装置400は、取得部415および判定部416を備える。また、健康管理装置400は、指示送信部414を備えていてもよい。指示送信部414は、医療者端末300からの指示をユーザ端末200または測定端末100に送信する。取得部415は、上記指示の送信後の所定期間において、上記指示に対するユーザの行動状態を表す情報を取得する。判定部416は、上記取得された行動状態を表す情報に基づいて、ユーザが上記指示に対応付けられた行動を行ったか否かを判定する。そして、健康管理装置400は、上記判定結果をサービスサーバ500に送信する。
サービスサーバ500は、例えばサービス事業者が使用するサーバであり、例えばリワードプログラムサーバである。サービスサーバ500は、健康管理装置400から送信された判定結果を受信し、その判定結果に応じてユーザの評価値を決定する。そして、サービスサーバ500は、上記決定された評価値に応じて、ユーザにポイントを付与またはクーポンを発行するための処理を行う。
サービスサーバ600は、例えば、保険会社が使用するサーバである。サービスサーバ600は、ポイントが付与されたユーザに対して、ポイントに応じた保険料のディスカウント処理等を行う。
以上のとおり、健康管理装置400は、医療者からの健康管理のための指示をユーザ(患者)に送信する。そして、健康管理装置400は、上記指示に対するユーザの行動状態を表す情報を取得し、この行動状態を表す情報に基づいてユーザが上記指示に対応付けられた行動を行ったか否かを判定する。これにより、例えば医療者は、指示に対するユーザの行動を把握することができ、健康状態を管理することができる。また、医療者は、指示に対するユーザの行動を把握することで、例えばユーザに合った治療方針および生活改善等のさらなる指示をすることができる。
§2 構成例
[ハードウェア構成]
<測定端末100>
次に、図2を用いて、本実施形態に係る測定端末100のハードウェア構成の一例について説明する。
図2に示されるとおり、本実施形態に係る測定端末100は、制御部110、通信部120、記憶部130、操作部140、表示部150、生体センサ160、および加速度センサ170を含む。
制御部110は、CPU(Central Processing Unit)111およびメモリ112を含む。メモリ112は、RAM(Random Access Memory)およびROM(Read Only Memory)等を含む。メモリ112は、CPU111が実行するプログラムを記憶したり、ワークメモリとして機能したりする。制御部110は、CPU111がメモリ112を用いてプログラムを実行することにより、各種の動作制御およびデータ処理等を行う。
通信部120は、ユーザ端末200と通信するための通信インターフェースである。通信部120は、ユーザ端末200へのデータを送信したり、ユーザ端末200からのデータを受信したりする。通信部120による通信は、無線通信あるいは有線通信のいずれであってもよい。本実施形態において、通信部120は、近距離無線通信によりユーザ端末200と通信するものを想定して説明する。しかし、通信部120は、これに限定されず、通信ケーブルを用いて通信するものであってもよいし、LAN(Local Area Network)のようなネットワークを介して通信するものであってもよい。
記憶部130は、測定端末100を制御するためのプログラム、測定端末100の各種機能を設定するための設定データ、生体センサ160および加速度センサ170が測定した測定データ等を記憶する。また、記憶部130は、プログラムが実行されるときのワークメモリとして用いられてもよい。
操作部140は、例えばタッチパネルおよび操作ボタン(操作キー)等の操作デバイスを含む。操作部140は、ユーザによる操作を検出し、操作内容を示す操作信号を制御部110へ出力する。また、操作部140は、タッチパネルおよび操作ボタンとして服薬確認ボタンを含む。服薬確認ボタンは、ユーザ入力を受け付けることによってユーザが服薬したことを示すボタンである。服薬に対応するユーザ入力は、服薬直後に行われることが望ましいが、服薬直前または服薬時に行われてもよい。服薬に対応するユーザ入力によって、服薬時刻が算出される。服薬時刻は、図示しない時計部による時刻情報に基づいて算出される。また、操作部140のユーザ入力によって、服薬した薬剤の種類が入力されてもよい。薬剤の種類は、予め入力されていてもよい。制御部110は、ユーザ入力から得られる服薬時刻と服薬した薬剤の種類とを紐づけて、ユーザ入力データ(服薬確認情報)を生成する。
表示部150は、表示画面(例えば、LCD(Liquid Crystal Display)またはEL(Electroluminescence)ディスプレイ等)およびインジケータ等を含む。表示部150は、制御部110からの制御信号に従って情報を表示する。表示部150は、例えば、健康管理装置400からの指示を表示する。
生体センサ160は、ユーザの生体情報を測定する。制御部110は、測定された生体情報に測定時刻を紐づけて、生体データを生成する。例えば、生体センサ160は、血圧センサ161を含む。血圧センサ161は、ユーザの生体情報として血圧値を連続測定する。制御部110は、測定された血圧値に測定時刻を紐づけて、血圧データを生成する。
血圧センサ161は、連続測定型の血圧センサである。血圧センサ161は、血圧(例えば、収縮期血圧および拡張期血圧)の値を連続測定する。血圧センサ161は、1拍ごとの血圧を連続測定するが、これに限定されるものではない。
例えば、血圧センサ161として、PTT方式、トノメトリ方式、光学方式、電波方式、または超音波方式等を用いた連続測定型の血圧センサが適用できる。PTT方式は、脈波伝播時間(PTT;Pulse Transmit Time)を測定し、測定した脈波伝播時間から血圧値を推定する方式である。トノメトリ方式は、手首の橈骨動脈等の動脈が通る生体部位に圧力センサを直接接触させて、圧力センサが検出する情報を用いて血圧値を測定する方式である。光学方式、電波方式、および、超音波方式は、光、電波または超音波を血管にあててその反射波から血圧値を測定する方式である。
また、血圧センサ161は、連続測定不可能な血圧センサ(以下、非連続型の血圧センサと称す)を含んでもよい。非連続型の血圧センサは、例えば、カフを圧力センサとして用いてユーザの血圧を測定する(オシロメトリック法)。非連続型の血圧センサ(特に、オシロメトリック法の血圧センサ)は、連続型の血圧センサに比べて、測定精度が高い傾向にある。このため、血圧センサ101は、何らかの条件が満足したことをトリガとして、連続型の血圧センサに代えて非連続型の血圧センサを作動させることにより、血圧をより高い精度で測定してもよい。
血圧センサ161として非連続型の血圧センサを用いる場合、例えば、服薬に対応するユーザ入力をトリガにしてユーザの血圧値が測定されてもよい。さらに、服薬に対応するユーザ入力から所定時間後に再度ユーザの血圧値が測定されてもよい。これにより、服薬直後と服薬から所定時間後との血圧値を測定することができる。
なお、生体センサ160は、血圧センサ161以外のセンサを含むことで、生体情報として、血圧値の他に、脈波情報、脈拍情報、心電情報、心拍情報、および体温情報を測定することができる。
加速度センサ170は、測定端末100の本体が受ける加速度を測定する。例えば、加速度センサ170は、3軸または6軸の加速度を測定する。制御部110は、測定された加速度からユーザの活動量(例えば、消費カロリー)を算出する。また、制御部110は、測定された加速度からユーザの歩数、歩行距離、および歩行時間を算出する。そして、制御部110は、算出された活動量に測定時刻を紐づけて、活動量データを生成する。また、制御部110は、算出された歩数、歩行距離、および歩行時間のそれぞれに測定時刻を紐づけて、歩行データを生成する。
なお、加速度170以外のセンサによって、活動量、歩数、歩行距離、および歩行時間以外の活動に関する物理量が算出されてもよく、その物理量に測定時刻を紐づけた物理量データが生成されてもよい。
<ユーザ端末200>
次に、図3を用いて、本実施形態に係るユーザ端末200のハードウェア構成の一例について説明する。
図3に示されるとおり、本実施形態に係るユーザ端末200は、制御部210、記憶部220、操作部230、通信部240、および表示部250を含む。
制御部210は、CPU211およびメモリ212を含む。メモリ212は、RAMおよびROM等を含む。メモリ212は、CPU211が実行するプログラムを記憶したり、ワークメモリとして機能したりする。制御部210は、CPU211がメモリ212を用いてプログラムを実行することにより、各種の動作制御およびデータ処理等を行う。
記憶部220は、例えばハードディスクドライブ、ソリッドステートドライブ等の補助記憶装置であり、制御部210で実行されるプログラムを記憶する。また、記憶部220は、測定端末100で生成されたデータ等を記憶してもよい。また、記憶部220は、表示部250に表示する表示データ等を記憶してもよい。
操作部230は、例えば、表示部250の表示画面上に設けたタッチパネルを含む。操作部230は、これに限らず、操作ボタン、キーボードおよびマウス等を含んでもよい。操作部230は、ユーザによる操作を検出し、操作内容を示す操作信号を制御部210へ出力する。操作部230は、測定端末100の操作部140の代わりに、服薬確認ボタンを含んでもよい。また、操作部230のユーザ入力によって、服薬した薬剤の種類が入力されてもよい。
通信部240は、測定端末100、健康管理装置400、サービスサーバ500、およびサービスサーバ600と通信するための通信インターフェースである。通信部240は、測定端末100へのデータを送信したり、測定端末100からのデータを受信したりする。また、通信部240は、ネットワーク700を介して健康管理装置400、サービスサーバ500、およびサービスサーバ600へのデータを送信したり、健康管理装置400、サービスサーバ500、およびサービスサーバ600からのデータを受信したりする。通信部240による通信は、無線通信あるいは有線通信のいずれであってもよい。本実施形態において、ネットワークは例えばインターネット等を想定して説明するが、これに限定されず、LANのような他の種類のネットワークであってもよく、USBケーブル等の通信ケーブルを用いた1対1の通信であってもよい。
表示部250は、表示画面(例えば、LCDまたはELディスプレイ等)を含む。表示部250は、制御部210からの制御信号に従って情報を表示する。表示部250は、測定端末100の表示部150の代わりに、健康管理装置400からの指示を表示してもよい。
<医療者端末300>
次に、図4を用いて、本実施形態に係る医療者端末300のハードウェア構成の一例について説明する。
図4に示されるとおり、本実施形態に係る医療者端末300は、制御部310、記憶部320、操作部330、通信部340、および表示部350を含む。
制御部310は、CPU311およびメモリ312を含む。メモリ312は、RAMおよびROM等を含む。メモリ312は、CPU311が実行するプログラムを記憶したり、ワークメモリとして機能したりする。制御部310は、CPU311がメモリ312を用いてプログラムを実行することにより、各種の動作制御およびデータ処理等を行う。
記憶部320は、例えばハードディスクドライブ、ソリッドステートドライブ等の補助記憶装置であり、制御部310で実行されるプログラムを記憶する。記憶部320は、制御部310によって生成されるユーザの受診情報を記憶する。受診情報は、例えば、ユーザの受診履歴(受診日、診断結果等)を表す情報である。ユーザの受診履歴は、ユーザが受診した際に医療者によって入力される。また、記憶部320は、医療者からユーザへの指示を記憶してもよい。
操作部330は、例えば、表示部350の表示画面上に設けたタッチパネルを含む。操作部330は、これに限らず、操作ボタン、キーボードおよびマウス等を含んでもよい。操作部330は、医療者による操作を検出し、操作内容を示す操作信号を制御部310へ出力する。
通信部340は、健康管理装置400と通信するための通信インターフェースである。通信部340は、健康管理装置400へのデータを送信したり、健康管理装置400からのデータを受信したりする。通信部340による通信は、無線通信あるいは有線通信のいずれであってもよい。本実施形態において、通信部340は、LANのような他の種類のネットワークを介して健康管理装置400と通信するものを想定して説明するが、これに限定されず、通信ケーブルを用いてシリアルに通信を行うものを含むでもよい。
表示部350は、表示画面(例えば、LCDまたはELディスプレイ等)を含む。表示部350は、制御部310からの制御信号に従って情報を表示する。
<健康管理装置400>
次に、図5を用いて、本実施形態に係る健康管理装置400のハードウェア構成の一例について説明する。
図5に示されるとおり、本実施形態に係る健康管理装置400は、制御部410、記憶部420、および通信部430を含む。
制御部410は、CPU411およびメモリ412を含む。メモリ412は、RAMおよびROM等を含む。メモリ412は、CPU411が実行するプログラムを記憶したり、ワークメモリとして機能したりする。制御部410は、CPU411がメモリ412を用いてプログラムを実行することにより、各種の動作制御およびデータ処理等を行う。
記憶部420は、例えばハードディスクドライブ、ソリッドステートドライブ等の補助記憶装置であり、制御部410で実行される健康管理プログラム421を記憶する。
通信部430は、ユーザ端末200、医療者端末300、サービスサーバ500、およびサービスサーバ600と通信するための通信インターフェースである。通信部430は、ローカルネットワークを介して医療者端末300へのデータを送信したり、医療者端末300からのデータを受信したりする。また、通信部430は、ネットワーク700を介してユーザ端末200、サービスサーバ500、およびサービスサーバ600へのデータを送信したり、ユーザ端末200、サービスサーバ500、およびサービスサーバ600からのデータを受信したりする。通信部430による通信は、無線通信あるいは有線通信のいずれであってもよい。
<サービスサーバ500>
次に、図6を用いて、本実施形態に係るサービスサーバ500のハードウェア構成の一例について説明する。
図6に示されるとおり、本実施形態に係るサービスサーバ500は、制御部510、記憶部520、および通信部530を含む。制御部510は、CPU511およびメモリ512を含む。
制御部510、記憶部520、通信部530、CPU511、およびメモリ512はそれぞれ、上記健康管理装置400の制御部410、記憶部420、通信部430、CPU411、およびメモリ412と同様である。ただし、サービスサーバ500の記憶部520は、制御部510で実行されるリワードプログラム521を含む。
<サービスサーバ600>
次に、図7を用いて、本実施形態に係るサービスサーバ600のハードウェア構成の一例について説明する。
図7に示されるとおり、本実施形態に係るサービスサーバ600は、制御部610、記憶部620、および通信部630を含む。制御部610は、CPU611およびメモリ612を含む。
制御部610、記憶部620、通信部630、CPU611、およびメモリ612はそれぞれ、上記健康管理装置400の制御部410、記憶部420、通信部430、CPU411、およびメモリ412と同様である。ただし、サービスサーバ600の記憶部620は、制御部610で実行されるプログラムを含む。制御部610は、例えば、記憶部620に記憶されたプログラムを実行することで、ポイントが付与されたユーザに対して、ポイントに応じた保険料のディスカウント等を行う。
[機能構成]
<健康管理装置400>
次に、図8を用いて、本実施形態に係る健康管理装置400における制御部410の機能構成の一例を説明する。
健康管理装置400の制御部410は、記憶部420に記憶された健康管理プログラム421をメモリ412に展開する。そして、制御部410は、メモリ412に展開された健康管理プログラム421をCPU411により解釈および実行して、各構成要素を制御する。これにより、図8に示されるとおり、本実施形態に係る健康管理装置400の制御部410は、指示受信部413、指示送信部414、取得部415、判定部416、および判定結果送信部417として機能する。
指示受信部413は、医療者端末300からユーザの健康管理のための指示を受信する。ユーザの健康管理のための指示は、医療者によるユーザの診断結果に基づいて医療者端末300に入力される。健康管理のための指示とは、例えば、受診指示、運動指示、および服薬指示等である。
受診指示とは、ユーザに対して医療機関に受診するように命じる指示である。医療者は、受診指示により、例えば所定日または所定期間に受診するようユーザに指示する。運動指示とは、ユーザに対して運動をするように命じる指示である。医療者は、運動指示により、例えば所定期間(例えば1日)に所定値以上の活動量を有する運動(例えば、消費カロリーが所定値以上の運動)をするようにユーザに指示する。あるいは、医療者は、運動指示により、例えば所定期間(例えば1日)に所定値(所定歩数、所定距離、または所定時間)以上歩行するようにユーザに指示する。服薬指示とは、ユーザに対して所定の薬剤を所定時刻に服用するように命じる指示である。医療者は、服薬指示により、例えば1日の所定時刻(例えば、朝夜)に所定の薬剤を服用するようにユーザに指示する。なお、以下の説明において、所定の薬剤が血圧降下剤である場合を例に説明するが、これに限らない。
指示送信部414は、指示受信部413によって受信された健康管理のための指示をユーザ端末200または測定端末100に送信する。指示送信部414は、指示が指示受信部413によって受信される度に当該指示を送信してもよいし、一度指示が指示受信部413によって受信されると当該指示を定期的に送信してもよい。
取得部415は、与えられた指示に対するユーザの行動状態を表す情報(以下、行動情報と称す)を取得する。例えば、取得部415は、指示が与えられた後の所定期間におけるユーザの行動情報を取得する。取得部415は、送信された指示の種類に応じて、適切なユーザの行動情報を取得する。なお、指示の種類に対応したユーザの行動情報がどのようなものであるかを表す情報は、記憶部420に記憶されている。当該情報は、例えば、指示の種類とユーザの行動情報との対応関係を表すテーブル情報である。そして、測定端末100は必要に応じて当該情報を参照して対応するユーザの行動情報を自動的に生成し、取得部415によってユーザの行動情報が取得される。
より具体的には、受診指示が送信された場合、取得部415は行動情報として医療者端末300から受診情報を取得する。受診情報は、医療者端末300によって生成され、ユーザの受診履歴(受診日、診断結果等)を表す情報である。ユーザの受診履歴は、ユーザが受診した際に医療者によって入力される。取得部415は、指示が与えられた後の所定期間(例えば、指示に対応する受診日または受診期間)におけるユーザの受診情報を取得する。
また、運動指示が送信された場合、取得部415は行動情報として測定端末100から運動履歴を表す情報(以下、運動情報と称す)を取得する。運動情報は、測定端末100によって生成された活動量データまたは歩行データである。活動量データは、ユーザの活動量(消費カロリー)とその測定時刻とを含むデータである。歩行データは、ユーザの歩数、歩行距離、および歩行時間のそれぞれとそれらの測定時刻とを含むデータである。取得部415は、指示が与えられた後の所定期間(例えば1日)におけるユーザの運動情報を取得する。取得部415は、活動量、歩数、歩行距離、および歩行時間以外の活動に関する物理量とその測定時刻とを含むデータを取得してもよい。
また、服薬指示が送信された場合、取得部415は行動情報として測定端末100からユーザ端末200を介して服薬履歴を表す情報(以下、服薬情報と称す)を取得する。服薬情報は、測定端末100によって生成された血圧データおよびユーザ入力データである。血圧データは、ユーザの血圧値に測定時刻が紐づけられたデータである。ユーザ入力データは、ユーザが服薬した薬剤の種類とその服薬時刻とを含むデータである。取得部415は、指示が与えられた後の所定期間(例えば1日)におけるユーザの服薬情報を取得する。
なお、事前に服薬すべき薬剤の種類と服薬すべき時刻とを入力することで、服薬毎にユーザ入力データの入力をしなくてもよい。この場合、取得部415は、血圧データのみを取得してもよい。すなわち、取得処理は自動的に実行される。
また、取得部415は、血圧データに限らず、服薬によって影響を受ける生体情報を含む生体データを取得してもよい。
判定部416は、取得された行動情報に基づいて、ユーザが指示に対して当該指示に対応付けられた行動を行ったか否かを判定する。すなわち、判定部416は、ユーザが医療者からの指示に従ったか否かを判定する。
受診情報が取得された場合、判定部416は行動情報として受診情報に基づいてユーザが指示に対して当該指示に対応付けられた行動を行ったか否かを判定する。より具体的には、判定部416は、例えば、受診情報の受診日を確認する。そして、判定部416は、例えば、受診日が指示に対応する受診日または受診期間であるか否かに基づいて、ユーザが受診指示に従ったか否かを判定する。なお、指示に対応する受診日または受診期間は、例えば記憶部420に記憶されている。そして、記憶されている受診日または受診期間が読み出され、実際の受診日と照合されることで、判定される。
運動情報が取得された場合、判定部416は行動情報として運動情報(活動量データまたは歩行データ)に基づいてユーザが指示に対して当該指示に対応付けられた行動を行ったか否かを判定する。より具体的には、判定部416は、例えば、活動量データの活動量および測定時刻を確認する。これにより、判定部416は、所定期間(例えば1日)の活動量(例えば消費カロリー)を算出することができる。そして、判定部416は、例えば、所定期間の活動量が予め設定された所定値以上(第1閾値の範囲)であるか否かに基づいて、ユーザが運動指示に従ったか否かを判定する。第1閾値は、例えば記憶部420に記憶されている。
あるいは、判定部416は、例えば、歩行データの歩数、歩行距離、および歩行時間の少なくとも1つと測定時刻とを確認する。これにより、判定部416は、所定期間(例えば1日)の歩数、歩行距離、および歩行時間の少なくとも1つを算出することができる。そして、判定部416は、例えば、所定期間の歩数、歩行距離、および歩行時間の少なくとも1つが所定値以上(第2閾値の範囲)であるか否かに基づいて、ユーザが運動指示に従ったか否かを判定する。第2閾値は、例えば記憶部420に記憶されている。
服薬情報が取得された場合、判定部416は行動情報として服薬情報(血圧データおよびユーザ入力データ)に基づいてユーザが指示に対して当該指示に対応付けられた行動を行ったか否かを判定する。
より具体的には、判定部416は、まず、ユーザ入力データの服薬した薬剤の種類および服薬時刻を確認する。そして、判定部416は、服薬した薬剤の種類および服薬時刻と処方箋情報とを比較し、服薬した薬剤の種類および服薬時刻が処方箋情報通りであるか否かを判定する。処方箋情報は、例えば、医療者からの服薬指示に対応するものであり、記憶部420に記憶されている。さらに、血圧データの血圧値および測定時刻を確認する。これにより、判定部416は、服薬時刻から所定時間(例えば、数時間)内における血圧値の変動履歴を確認することができる。そして、判定部416は、服薬時刻から所定時間内における血圧値の変動履歴が所定値以上(第3閾値の範囲)であるか否かに基づいて、ユーザが服薬指示に従ったか否かを判定する。
ここで、ユーザ入力データは、ユーザによる自己申告である。このため、ユーザは、実際に服薬していない場合であっても、服薬を申告することができる。すなわち、ユーザ入力だけでは、ユーザが実際に服薬したか否かを判定するためには信頼性が低く不十分である。これに対し、本実施形態では、上述したように、ユーザ入力(服薬の申告)とともに血圧データが確認される。これにより、服薬の申告とそれに伴う実際の血圧値変動を確認することができ、ユーザが実際に服薬したか否かを判定することができる。
図9は、本実施形態に係る血圧データとユーザ入力データとの関係および服薬指示に対する判定方法の一例を例示する。
図9に示されるとおり、判定部416は、ユーザ入力データの薬剤の種類(血圧降下剤A)および服薬時刻(時刻t1)を確認する。さらに、判定部416は、服薬時刻(時刻t1)から所定時間(時刻t1から時刻t2までの時間)内における血圧値の変動履歴を確認する。この所定時間は、薬剤の効果が十分に現れる時間に基づいて設定され、ユーザに応じて適宜設定されてもよい。例えば、この所定時間は、ユーザの過去の履歴データの蓄積等に基づいて自動的に設定されてもよい。また、この所定時間は、ユーザ以外の被測定者群の過去の履歴データの蓄積等に基づいて自動的に設定されてもよい。そして、判定部416は、所定時間内において血圧値が閾値BPth1以下に降圧した場合、ユーザが服薬した(服薬指示に従った)と判定する。一方、判定部416は、所定時間内において血圧値が閾値BPth1まで降圧しない場合、ユーザが服薬していない(服薬指示に従っていない)と判定する。閾値BPth1は、服薬することで得られる降圧効果の最低値に応じて設定され、ユーザに応じて適宜設定されてもよい。例えば、閾値BPth1は、ユーザの過去の履歴データの蓄積等に基づいて自動的に算出されてもよい。ユーザの過去の履歴データは、記憶部420に蓄積されて記憶される。また、閾値BPth1は、ユーザ以外の被測定者群の過去の履歴データの蓄積等に基づいて自動的に算出されてもよい。例えば、閾値BPth1は、変化前の血圧値と変化後の血圧値の平均としてもよい。
図10は、本実施形態に係る血圧データとユーザ入力データとの関係および服薬指示に対する判定方法の他の例を例示する。
図10では、図9と異なり、判定部416は、ユーザ入力データの薬剤の種類(血圧降下剤A)および服薬時刻(時刻t1)を確認すると、服薬時刻(時刻t1)の血圧値と、服薬時刻から所定時間後(時刻t2)の血圧値とを確認する。さらに、判定部416は、これらの血圧値の差BP1を算出する。そして、判定部416は、血圧値の差BP1が閾値BPth2以上である場合、ユーザが服薬した(服薬指示に従った)と判定する。一方、判定部416は、血圧値の差BP1が閾値BPth2より小さい場合、ユーザが服薬していない(服薬指示に従っていない)と判定する。閾値BPth2は、服薬することで得られる降圧効果の最低値に応じて設定され、ユーザに応じて適宜設定されてもよい。例えば、閾値BPth2は、ユーザの過去の履歴データの蓄積等に基づいて自動的に算出されてもよい。また、閾値BPth2は、ユーザ以外の被測定者群の過去の履歴データの蓄積等に基づいて自動的に算出されてもよい。
なお、生体データとして血圧データを例に説明したが、これに限らない。脈波情報、脈拍情報、心電情報、心拍情報、および体温情報のそれぞれに測定時刻を紐づけて脈波データ、脈拍データ、心電データ、心拍データ、および体温データが生成されてもよい。そして、これらの生体データと服薬との関係から、ユーザが実際に服薬したか否かを判定してもよい。また、血圧降下剤以外の薬剤と上記生体データとの関係から、血圧降下剤以外の薬剤に関しての服薬指示の判定を行うこともできる。
再度、図8に示されるとおり、判定結果送信部417は、判定部416によって判定された判定結果(すなわち、ユーザが指示に従ったか否かの判定結果)をサービスサーバ500に送信する。
<サービスサーバ500>
次に、図11を用いて、本実施形態に係るサービスサーバ500における制御部510の機能構成の一例を説明する。
サービスサーバ500の制御部510は、記憶部520に記憶されたリワードプログラム521をメモリ512に展開する。そして、制御部510は、メモリ512に展開されたリワードプログラム521をCPU511により解釈および実行して、各構成要素を制御する。これにより、図11に示されるとおり、本実施形態に係るサービスサーバ500の制御部510は、判定結果受信部513、評価値決定部514、および評価値処理部515を備えるコンピュータとして機能する。
判定結果受信部513は、健康管理装置400からユーザが指示(受診指示、運動指示、および服薬指示)に従った否かの判定結果を受信する。
評価値決定部514は、判定結果受信部513によって受信された判定結果に基づいて、ユーザの評価値を決定する。評価値決定部514は、例えば、ユーザが指示に従った場合に評価値を高くし、ユーザが指示に従わなかった場合に評価値を低くする。また、評価値決定部514は、各指示の判定結果に応じて各評価値を決定してもよいし、全ての指示の判定結果に応じて総合評価値を決定してもよい。あるいは、評価値決定部514は、各評価値および総合評価値のいずれも決定してもよい。
評価値処理部515は、評価値決定部514によって決定された評価値に基づいて、ユーザに対してポイントを付与、またはクーポンを発行する。ポイントは、評価値が高いユーザ(指示に従ったユーザ)に付与され、例えばサービスサーバ600(保険会社)における保険料のディスカウントに用いられる。同様に、クーポン、例えばグルメクーポンまたは旅行クーポンは、評価値が高いユーザ(指示に従ったユーザ)に発行される。このようなポイントの付与およびクーポンの発行により、ユーザが健康に関する指示に従うモチベーションを上げることができる。ただし、上記に限らず、例えばスポーツジムクーポンは、運動指示に対する評価値が低いユーザ(運動指示に従わなかったユーザ)に発行されてもよい。これにより、運動指示に従わないユーザに対して、運動をするよう促すことができる。
なお、上述した健康管理装置400が実現する機能(処理)の一部または全部は、サービスサーバ500が実施してもよい。この場合、判定結果送信部417および判定結果受信部513はなくてもよく、判定部416で得られた判定結果は評価値決定部514で直接用いられる。また、健康管理装置400およびサービスサーバ500が実現する機能(処理)の一部または全部は、サービスサーバ600が実施してもよい。
§3 動作例
[健康管理装置400]
次に、図12を用いて、健康管理装置400の動作例を説明する。図12は、健康管理装置400の処理手順の一例を例示するフローチャートである。なお、以下で説明する処理手順は一例に過ぎず、各処理は可能な限り変更されてもよい。また、以下で説明する処理手順について、実施の形態に応じて、適宜、ステップの省略、置換、および追加が可能である。
(ステップS11)
ステップS11では、制御部410は、指示受信部413として機能し、医療者端末300からユーザの健康管理のための指示(受診指示、運動指示、および服薬指示)を受信する。
(ステップS12)
次のステップS12では、制御部410は、指示送信部414として機能し、ステップS11で受信された健康管理のための指示をユーザ端末200または測定端末100に送信する。
(ステップS13(ステップS131,S132,S133))
次のステップS13では、制御部410は、取得部415として機能し、ステップS12で与えられた指示に対するユーザの行動情報を取得する。
より具体的には、受診指示が送信された場合、制御部410は、ステップS131において行動情報として医療者端末300から受診情報を取得する。
また、運動指示が送信された場合、制御部410は、ステップS132において行動情報として測定端末100からユーザ端末200を介して運動情報(活動量データまたは歩行データ)を取得する。
また、服薬指示が送信された場合、制御部410は、ステップS133において行動情報として測定端末100からユーザ端末200を介して服薬情報(血圧データおよびユーザ入力データ)を取得する
(ステップS14(ステップS141,S142,S143))
次のステップS14では、制御部410は、判定部416として機能し、ステップS13で取得された行動情報に基づいてユーザが指示に対して当該指示に対応付けられた行動を行ったか否か(指示に従ったか否か)を判定する。
より具体的には、受診情報が取得された場合、制御部410は、ステップS141において行動情報として受診情報に基づいてユーザが指示に対して当該指示に対応付けられた行動を行ったか(受診指示に従ったか)否かを判定する。
また、運動情報が取得された場合、制御部410は、ステップS142において行動情報として運動情報(活動量データまたは歩行データ)に基づいてユーザが指示に対して当該指示に対応付けられた行動を行ったか(運動指示に従ったか)否かを判定する。
また、服薬情報が取得された場合、制御部410は、ステップS143において行動情報として服薬情報(血圧データおよびユーザ入力データ)に基づいてユーザが指示に対して当該指示に対応付けられた行動を行ったか(服薬指示に従ったか)否かを判定する。
(ステップS15)
次のステップS15では、制御部410は、判定結果送信部417として機能し、ステップS14で判定された判定結果をサービスサーバ500に送信する。
[サービスサーバ500]
次に、図13を用いて、サービスサーバ500の動作例を説明する。図13は、サービスサーバ500の処理手順の一例を例示するフローチャートである。なお、以下で説明する処理手順は一例に過ぎず、各処理は可能な限り変更されてもよい。また、以下で説明する処理手順について、実施の形態に応じて、適宜、ステップの省略、置換、および追加が可能である。
(ステップS21)
ステップS21では、制御部510は、判定結果受信部513として機能し、健康管理装置400からユーザが指示(受診指示、運動指示、および服薬指示)に従った否かの判定結果を受信する。
(ステップS22)
次のステップS22では、制御部510は、評価値決定部514として機能し、ステップS21で受信された判定結果に基づいてユーザの評価値を決定する。
(ステップS23)
次のステップS23では、制御部510は、評価値処理部515として機能し、ステップS22で決定された評価値に基づいてユーザに対してポイントを付与、またはクーポンを発行する。
§4 作用・効果
以上のように、本実施形態では、健康管理装置400は、医療者からの健康管理のための指示(受診指示、運動指示、および服薬指示)をユーザ(患者)に送信する。そして、健康管理装置400は、指示に対するユーザの行動情報(受診情報、運動情報、および服薬情報)を取得し、その行動情報に基づいてユーザが指示に対して当該指示に対応付けられた行動を行ったか否か、すなわち、ユーザが指示に従ったか否かを判定する。これにより、医療者は、指示に対するユーザの行動を把握することができ、健康状態を管理することができる。また、医療者は、指示に対するユーザの行動を把握することで、ユーザに合った治療方針および生活改善等のさらなる指示をすることができる。
また、本実施形態では、ユーザが服薬指示に従ったか否かを判定する場合、判定のための閾値は蓄積されたユーザの過去の履歴データ(生体データ)に基づいて設定される。すなわち、閾値は、年月変化に伴うユーザ自身の生体データの変動に対応する。これにより、より精度よくユーザが服薬指示に従った否かを判定することができる。
また、本実施形態では、サービスサーバ500は、健康管理装置400で得られた判定結果に基づいてユーザの評価値を決定する。そして、サービスサーバ500は、決定された評価値に基づいてユーザに対してポイントを付与、またはクーポンを発行する。これにより、ユーザが健康に関する指示に従うモチベーションを上げることができる。
本発明は、上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合せにより種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態に亘る構成要素を適宜組み合せてもよい。
100…測定端末、
110…制御部、120…通信部、130…記憶部、
140…操作部、150…表示部、160…生体センサ、
170…加速度センサ、
111…CPU、112…メモリ、
161…血圧センサ、
200…ユーザ端末、
210…制御部、220…記憶部、230…操作部、
240…通信部、250…表示部、
211…CPU、212…メモリ、
300…医療者端末、
310…制御部、320…記憶部、330…操作部、
340…通信部、350…表示部、
311…CPU、312…メモリ、
400…健康管理装置、
410…制御部、420…記憶部、430…通信部、
411…CPU、412…メモリ、
413…指示受信部、414…指示送信部、415…取得部、
416…判定部、417…判定結果送信部、
421…健康管理プログラム、
500…サービスサーバ、
510…制御部、520…記憶部、530…通信部、
511…CPU、512…メモリ、
513…判定結果受信部、514…評価値決定部、
515…評価値処理部、
521…リワードプログラム、
600…サービスサーバ、
610…制御部、620…記憶部、630…通信部、
611…CPU、612…メモリ

Claims (12)

  1. ユーザに対し健康管理のための指示が与えられた後の所定期間における前記ユーザの行動状態を表す情報を取得する取得部と、
    前記取得された行動状態を表す情報に基づいて、前記ユーザが前記指示に対して当該指示に対応付けられた行動を行ったか否かを判定する判定部と、
    を具備する、
    健康管理装置。
  2. 前記取得部は、前記ユーザに対し受診指示が与えられた後の所定期間における前記ユーザの受診履歴を表す情報を、前記行動状態を表す情報として取得し、
    前記判定部は、前記取得された受診履歴を表す情報に基づいて、前記ユーザが前記受診指示に対して当該指示に対応付けられた行動を行ったか否かを判定する、
    請求項1に記載の健康管理装置。
  3. 前記取得部は、前記ユーザに対し運動指示が与えられた後の所定期間における前記ユーザの運動履歴を表す情報を、前記行動状態を表す情報として取得し、
    前記判定部は、前記取得された運動履歴を表す情報に基づいて、前記ユーザが前記運動指示に対して当該指示に対応付けられた行動を行ったか否かを判定する、
    請求項1に記載の健康管理装置。
  4. 前記取得部は、前記運動履歴を表す情報として、前記運動指示が与えられた後の所定期間における前記ユーザの活動量を取得し、
    前記判定部は、前記取得されたユーザの活動量が予め設定された第1閾値の範囲であるか否かに基づいて、前記ユーザが前記運動指示に対して当該指示に対応付けられた行動を行ったか否かを判定する、
    請求項3に記載の健康管理装置。
  5. 前記取得部は、前記運動履歴を表す情報として、前記運動指示が与えられた後の所定期間における前記ユーザの歩数、歩行距離、および歩行時間の少なくとも1つを取得し、
    前記判定部は、前記取得されたユーザの歩数、歩行距離、および歩行時間の少なくとも1つが予め設定された第2閾値の範囲であるか否かに基づいて、前記ユーザが前記運動指示に対して当該指示に対応付けられた行動を行ったか否かを判定する、
    請求項3に記載の健康管理装置。
  6. 前記取得部は、前記ユーザに対し服薬指示が与えられた後の所定期間における前記ユーザの服薬履歴を表す情報を、前記行動状態を表す情報として取得し、
    前記判定部は、前記取得された服薬履歴を表す情報に基づいて、前記ユーザが前記服薬指示に対して当該指示に対応付けられた服薬を行ったか否かを判定する、
    請求項1に記載の健康管理装置。
  7. 前記取得部は、前記服薬履歴を表す情報として、前記服薬指示が与えられた後の所定期間において、操作部により入力された、前記ユーザが服薬した薬剤の種類および服薬時刻を含む服薬確認情報を取得し、
    前記判定部は、前記取得された服薬確認情報と、前記服薬指示に対応する処方箋情報との比較結果に基づいて、前記ユーザが前記服薬指示に対して当該指示に対応付けられた行動を行ったか否かを判定する、
    請求項6に記載の健康管理装置。
  8. 前記取得部は、前記服薬履歴を表す情報として、前記服薬確認情報が入力された後の所定時間における、服薬によって影響を受ける前記ユーザの生体情報の変動履歴をさらに取得し、
    前記判定部は、前記取得された生体情報の変動履歴が予め設定された第3閾値の範囲であるか否かに基づいて、前記ユーザが前記服薬指示に対して当該指示に対応付けられた行動を行ったか否かを判定する、
    請求項7に記載の健康管理装置。
  9. 前記判定部による判定結果に基づいて、前記ユーザの評価値を決定する評価値決定部と、
    前記決定された評価値に基づいて、前記ユーザに対するポイントの付与およびクーポンの発行の少なくとも一方を行う評価値処理部と、
    をさらに具備する、
    請求項1乃至8のいずれか1項に記載の健康管理装置。
  10. 前記指示の種類と前記ユーザの行動情報との対応関係を表す情報を記憶する記憶部をさらに具備し、
    前記取得部は、前記指示の種類と前記ユーザの行動情報との対応関係を表す情報を参照して生成された前記ユーザの行動情報を表す情報を取得する、
    請求項1乃至9のいずれか1項に記載の健康管理装置。
  11. ユーザの健康状態を管理する装置が実行する健康管理方法であって、
    ユーザに対し健康管理のための指示が与えられた後の所定期間における前記ユーザの行動状態を表す情報を取得する過程と、
    前記取得された行動状態を表す情報に基づいて、前記ユーザが前記指示に対して当該指示に対応付けられた行動を行ったか否かを判定する過程と、
    を備える、
    健康管理方法。
  12. 請求項1乃至10のいずれか1項に記載の健康管理装置が備える各部としてプロセッサを機能させる、
    健康管理プログラム。
JP2017119990A 2017-06-19 2017-06-19 健康管理装置、健康管理方法、および健康管理プログラム Pending JP2019003570A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017119990A JP2019003570A (ja) 2017-06-19 2017-06-19 健康管理装置、健康管理方法、および健康管理プログラム
PCT/JP2018/022221 WO2018235652A1 (ja) 2017-06-19 2018-06-11 健康管理装置、健康管理方法、および健康管理プログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017119990A JP2019003570A (ja) 2017-06-19 2017-06-19 健康管理装置、健康管理方法、および健康管理プログラム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2019003570A true JP2019003570A (ja) 2019-01-10

Family

ID=64737626

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017119990A Pending JP2019003570A (ja) 2017-06-19 2017-06-19 健康管理装置、健康管理方法、および健康管理プログラム

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP2019003570A (ja)
WO (1) WO2018235652A1 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20200117357A (ko) * 2019-04-04 2020-10-14 (사)사단법인한국농식품아이씨티융복합산업협회 스마트팜 작업량 측정장치
JP2022176775A (ja) * 2021-05-17 2022-11-30 学校法人東京医科大学 メンタルヘルスリスクの評価・改善方法

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7346868B2 (ja) * 2019-03-25 2023-09-20 オムロンヘルスケア株式会社 服薬状況管理装置、方法およびプログラム
US20230245741A1 (en) * 2019-10-11 2023-08-03 Sony Group Corporation Information processing device, information processing system, and information processing method

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4237541B2 (ja) * 2003-05-13 2009-03-11 三菱電機株式会社 保険者情報システム
JP2005250583A (ja) * 2004-03-01 2005-09-15 Omron Healthcare Co Ltd 健康度推定システム、信頼度情報記憶装置及び健康度推定方法
JP2007188149A (ja) * 2006-01-11 2007-07-26 Sharp Corp 服薬情報提供システム、服薬情報提供サーバ、服用者端末、並びにプログラムおよび記録媒体
KR20130113893A (ko) * 2012-04-08 2013-10-16 삼성전자주식회사 사용자 맞춤형 건강 관리를 수행하는 사용자 단말 장치 및 건강 관리 시스템과 그 방법
KR20160074650A (ko) * 2013-10-25 2016-06-28 아레스 트레이딩 에스.아. 치료 요법에 대한 준수를 보고하는 환자 간호 시스템

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20200117357A (ko) * 2019-04-04 2020-10-14 (사)사단법인한국농식품아이씨티융복합산업협회 스마트팜 작업량 측정장치
KR102320685B1 (ko) * 2019-04-04 2021-11-01 (사)사단법인한국농식품아이씨티융복합산업협회 스마트팜 작업량 측정방법
JP2022176775A (ja) * 2021-05-17 2022-11-30 学校法人東京医科大学 メンタルヘルスリスクの評価・改善方法
JP7337876B2 (ja) 2021-05-17 2023-09-04 学校法人東京医科大学 メンタルヘルスリスクの評価・改善方法

Also Published As

Publication number Publication date
WO2018235652A1 (ja) 2018-12-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
Joshi et al. Wearable sensors to improve detection of patient deterioration
JP5219700B2 (ja) 生体指標管理装置
US20120302843A1 (en) Health management support device, health management support system, and health management support program
JP7124453B2 (ja) 投薬管理装置、投薬管理方法及び投薬管理プログラム
JP5135197B2 (ja) 生体指標管理装置
JP2008536545A (ja) 連続血圧モニタリングのためのシステム
JP2020072774A (ja) 遠隔生体認証監視及び通信システム
WO2018235652A1 (ja) 健康管理装置、健康管理方法、および健康管理プログラム
US20210118539A1 (en) Medication management device, medication management method, and non-transitory computer-readable storage medium storing medication management program
US20210142913A1 (en) Diagnosis support device, diagnosis support method, and non-transitory recording medium storing diagnosis support program
CN110446458B (zh) 信息处理装置和信息处理程序
Savaridass et al. Development of smart health monitoring system using Internet of Things
WO2018168803A1 (ja) 投薬支援装置、方法およびプログラム
WO2023112779A1 (ja) 診療支援システム、診療支援装置及びプログラム
CN110446460B (zh) 信息处理装置和存储介质
JP2017167802A (ja) 健康管理システム、健康管理サーバ、ウェアラブルデバイス、健康管理方法、プログラム、記録媒体
Bui et al. Remote patient monitoring for improving outpatient care of patients at risk for sepsis
KR101252654B1 (ko) 자가진단 건강관리 방법
JP7131073B2 (ja) リスク管理装置、リスク管理方法及びリスク管理プログラム
JP6932562B2 (ja) 健康管理装置、健康管理方法、および健康管理プログラム
CN111357056A (zh) 血压测量装置、服药管理方法以及服药管理程序
JP2018101255A (ja) 健康管理システム、健康管理方法及び健康管理プログラム
JP2008154662A (ja) 健康端末装置
Device et al. Penn State University Park IST521 Human-Computer Interaction Fall 2020
Vignesh et al. An Efficient and Intelligent Systems for Internet of Things Based Health Observance System for Covid 19 Patients