JP2019003014A - 表示装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 本発明は、表示モジュールを動作させるための制御基板を効率的に放熱・冷却することが可能な表示装置を提供することを目的とする。【解決手段】 表示装置1は、表示モジュール13と、ファン16と、表示モジュール13およびファン16に電力を供給するための電源14と、前記表示モジュールおよび前記第1ファンを制御するための制御基板17と、カバー15と、カバー15と表示モジュール13の背面とで覆われた空間を第一熱源空間20と第二熱源空間21とに分割する仕切り板19と、を備え、カバー15は、第一熱源空間20に第一通気口および第二通気口を備え、第二熱源空間21と前記外装部材の外部とを接続する第3開口と、を有し、制御基板17は、高冷却モードでファン16を所定の回転数よりも高い回転数で動作させ、省エネルギー冷却モードでファン16を所定の回転数以下の回転数で動作させることを特徴とする。【選択図】 図2

Description

本発明は画像を表示する表示モジュールを冷却するファンを備える表示装置に関する。
近年、従来よりも高輝度を含むダイナミックレンジ(High Dynamic Range:HDR)で画像を表示することが可能な表示装置がある。例えば、表示装置がバックライトと液晶パネルとからなる表示モジュールを用いる場合、表示する最大輝度を拡大するためには、バックライトを従来よりも高輝度で光を照射するように動作させる必要がある。
バックライトの高輝度化することに応じて、光源を駆動するための制御基板からの発熱量が増加する場合がある。制御基板はトランスやドライバIC等の電子部品が実装されたプリント基板である。したがって、制御基板の近傍は、電子部品による凹凸による空気抵抗の分布が大きい。したがって、制御基板の冷却性を高めることが困難な場合があった。
特許文献1には、ファンによる強制空冷のプロジェクタにおいて、吸入口から外気を吸入し、排出口から筐体の外部へ排出する第一流路と、筐体の内部で循環させる第二流路とを、風向調整板によって切り換えることによって効率を上げることが開示されている。
特開2009−122483号公報
しかしながら、特許文献1に開示の技術では、アクチュエータにより風向整流板を動かすことで流路を切り換えるため、複雑な機構が必要である。
そこで本発明は、表示モジュールを動作させるための制御基板を効率的に放熱・冷却することが可能な表示装置を提供することを目的とする。
上述した課題を解決するために、本発明の表示装置は、前面側に画像を表示する表示モジュールと、前記表示モジュールの背面側に設けられ、前記表示モジュールを冷却するためのファンと、前記表示モジュールおよび前記第1ファンの背面側に設けられ、前記表示モジュールおよび前記第1ファンを駆動するための制御基板と、前記表示モジュール側の背面と、前記第1ファンと、前記制御基板とを収容する外装部材と、前記第1ファンが設置され、前記外装部材と前記表示モジュールの背面とで覆われた空間を、前記制御基板を含む第1空間と前記外装部材の内部を前記表示モジュールの背面を含む第2空間とに分割する仕切り板と、を備え、前記外装部材は、前記第1空間と前記外装部材の外部とを接続する第1開口および第2開口と、前記第2空間と前記外装部材の外部とを接続する第3開口と、を有し、前記制御基板は、前記第1ファンの回転数が所定のレベルよりも高い第1の冷却モードと、前記第1ファンの回転数が所定のレベル以下である第2の冷却モードと、で前記第1ファンを制御することを特徴とする。
本発明によれば、表示モジュールを冷却するためのファンにより、複雑な機構・制御を必要とせずに制御基板の近傍を通過する空気の流量を切り換えることが可能となる。したがって、表示モジュールを動作させるための制御基板を効率的に放熱・冷却することが可能となる。
表示モジュールの構成を示す分解斜視図である。 画像表示装置の第1の断面図である。 画像表示装置の流路を示す第1の模式図である。 画像表示装置の第2の断面図である。 画像表示装置の流路を示す第2の模式図である。 画像表示装置の第3の断面図である。 画像表示装置の流路を示す第3の模式図である。 画像表示装置の第4の断面図である。 画像表示装置の流路を示す第4の模式図である。 画像表示装置の第5の断面図である。 画像表示装置の流路を示す第5の模式図である。
[実施例1]
以下、添付の図面に基づいて本発明の実施形態を説明する。
図1は、本発明の実施形態1に係る表示装置1のうち表示モジュール13の構成を示す分解斜視図である。表示モジュール13は、液晶パネル2とバックライト4とを備え、前面側に画像を表示する液晶表示モジュールである。液晶パネル2は、バックライト4から照射された光を変調して、画面に画像を表示する表示パネルである。
画像表示装置1は、液晶パネル2の前面側にベゼル3が、背面側にバックライト4が、それぞれ配置される。バックライト4は、光源基板5と、駆動基板6(図1では不図示)と、ヒートシンク7(図1では不図示)と、が取り付けられるケース8によって構成される。
光源基板5は、近年、光源としてLED9を用いることが多くなっているが、光源はこれに限定するものではなく、CCFL(Cold Cathode Fluorescent Lamp、冷陰極管)などであっても構わない。ケース8の液晶パネル2側には、光源基板5から拡散した光を液晶パネル2へ効率良く反射せるための反射シート10が配置される。ケース8のさらに液晶パネル2側には、光を拡散・集光させることにより光ムラをなくし輝度を向上させるための光学シート類11が配置される。光学シート類11の液晶パネル2側には、光学シート類11を押さえ液晶パネル2を背面側から支持するパネルホルダー12が配置される。液晶パネル2は光透過性を有し、このようにしてバックライト4からの光を効率良く出射し、液晶パネル2を通して光を透過させることにより液晶パネル2上に画像を表示させる。
ケース8の背面側には、複数のヒートシンク7が、ケース8との間に熱伝導部材(不図示)などを介在し熱的に密着した状態で固定され、光源基板5の発熱はヒートシンク7を通して背面側の空間に放出される。ケース8とヒートシンク7は一体的に形成されても不都合はない。
以上、図1に示すベゼル3から液晶パネル2を含みバックライト4まで、そこに駆動基板6とヒートシンク7を加えて表示モジュール13は構成され、表示モジュール13が本発明で言うところの第二熱源である。発熱体としての具体的な電子デバイスは液晶パネル2、LED9を含む光源基板5、駆動基板6であるが、総じて表示モジュール13が冷却・放熱の対象となる第二熱源である。
図2は、本発明の実施形態1に係る画像表示装置1の断面図である。画像表示装置1は、使用時に、表示モジュール13の画面が鉛直方向に平行になるように設置されるとする。したがって、以降の上下位置は、使用時の上下方向を意味する。
本発明において第一熱源とは、第二熱源である表示モジュール13に電流を供給し表示モジュール13を稼働せしめる電源14のことである。電源14は、電源基板26に設置される。また、電源14は、表示モジュール13および後述するファン16よりも背面側に設けられる。
カバー15は、表示モジュール13の背面と、電源14と、ファン16と、制御基板17と収容する外装部材である。カバー15は、他に、図2では不図示となる、外部機器から画像信号を受け取り表示モジュール13へ送信する画像処理基板18も収容するとする。
実施例1で電源14は、図2の側面視断面図において、画像表示装置1の薄さを損なわないよう電源基板26を横長に立てて取り付けられ、最下部に配置される。制御基板17と画像処理基板18は、図2において、電源14の紙面向こう側に取り付けられる。なお、制御基板17、画像処理基板18も熱源の一種であり、電源14を含めて第一熱源は複数個から成ると言えるが、第一に冷却・放熱すべき熱源は電源14と表示モジュール13である。
また、カバー15と表示モジュール13の背面とで覆われた空間は、仕切板19によって、表示モジュール13の背面を含む第二熱源空間21と、第二熱源空間21より背面側の電源14を含む第一熱源空間20と、に分けられる。仕切板19は、表示モジュール13の画面と鉛直方向に平行になるように設置されるとする。なお、仕切板19の配置方向は、表示モジュール13に平行に配置されずともよく、表示モジュール13の背面対して斜めに配置されてもよい。また、仕切板19は、電源基板26が配置されるシャーシとして機能するように成形された金属板であってもよい。
カバー15の第一熱源空間20側には、第一熱源空間20とカバー15の外側とを接続する第一通気口22および第二通気口23が設けられ、第二熱源空間21側には、第二熱源空間21とカバー15の外側とを接続する第三通気口24が設けられる。
第一通気口22は、電源14の下であってカバー15の最後部に設けられる。第二通気口23は、第一熱源空間20内で第一通気口22の対角の位置、すなわち、電源14の上であってカバー15の前方に設けられる。図2が示すように、第二通気口23は、仕切板19に近接して設けられる。
第三通気口24は、カバー15の上部に設けられる。なお、第一通気口22は、図2に示すカバー15の底面ではなく背面に設けられても構わず、第三通気口24は、図2に示すカバー15の背面ではなく天面に設けられても構わない。
ファン16は、仕切板19に取り付けられるとともに、制御基板17から送られる信号によって停止/駆動と回転数が制御される。ファン16は、第一に表示モジュール13を冷却・放熱するために設けられるものであり、実施例1では第二熱源空間21内の下方に配置される。いっぽう、ファン16は、表示モジュール13の背面側から見た場合、その中心位置が電源14と同等もしくは上側の位置となるように設けられる。また、ファン16は、第二通気口23の近傍に配置される。なお、図2において、ファン16は第二熱源空間21側に配置されるが、第一熱願空間20側に配置されても構わない。
図3は、図2に示す画像表示装置1の流路を示す断面図である。図3(a)に示すように、第一流路Aは、第一通気口22を第一熱源空間20の外気吸入口とし、第二通気口23を第一熱源空間20の外部排出口とするよう、形成される。第一通気口22と第二通気口23は、取り入れられた空気が第一熱源空間20を通過し体積が増加する。したがって、第一通気口22の吸入量F1in、第二通気口23の排出量F2outは、F2out>F1inの関係となるよう、それぞれ開口面積が与えられる。
図3(b)に示すように、第二流路Bは、第二通気口23を第二熱源空間21の外気吸入口とし、ファン16の送風によって、第三通気口24を第二熱源空間21の外部排出口とするよう、形成される。図3(c)に示すように、第三流路Cは、第一通気口22を第一熱源空間20の外気吸入口とし、ファン16の送風によって、第三通気口24を第一熱源空間20の外部排出口とするよう、形成される。
第一通気口22からの吸気と第二通気口23からの吸気が合算されて第三通気口24からの排気となる。上述したように、外部から吸入された空気は、第一熱源空間20と第二熱源空間21を通過する際に温度が上昇して体積が増加する。したがって、第三通気口24の最大排出量F3out_maxが、下記の式1を満たすように、各通気口の開口面積が与えられるとともに、ファン16の最大流量が設定される。
F3out_max>F1in_max+F2in_max (式1)
ここで、第一通気口22の最大吸入量F1in_maxは、を示す。第二通気口23の最大吸入量F2in_maxは、を示す。
ここまで本発明の実施形態1の概略構成を説明してきたが、ここで本発明の要旨を記す。本発明は、流路を切り換えることで排気流速を向上させる技術である。より具体的には、ファン16を増速することで、第一熱源空間20側の排出流路を、第一熱源空間20側に設けられた第二通気口23から第二熱源空間21側に設けられた第三通気口24へ切り換える。これにより、第一熱源空間20の排気流速を向上させることを特徴とする。
ここで、ファン16を増速するとは、ファン16の回転数を所定の回転数よりも高くする高効率冷却モードでファン16を制御することを意味するとする。本発明の実施形態1に開示した表示装置1は、ファン16の回転数が所定の回転数よりも高い強冷却モードと、ファン16の回転数が所定の回転数以下である省エネルギー冷却モードと、でファン16の回転を制御することが可能である。それぞれの冷却モードにおけるカバー15の内側の空間の空気の流れについて説明する。
以下、本発明の実施形態1の三つの流路と、ファン16の制御を詳細に説明する。画像処理基板18から表示モジュール13へ送信される画像は、常時HDR画像とは限らず、標準的なダイナミックレンジを持つ画像、いわゆるSDR(Standard Dynamic Range)画像など、様々な画像から成る。
バックライト4にそれほど輝度を要求しない画像が送信され、液晶パネル2が当該画像を表示する場合、表示モジュール13の発熱は比較的小さく、電源14の発熱も比較的小さい。このような状態にあって制御基板17は、ファン16を省エネルギー冷却モードで動作させる。具体的には、制御基板17は、ファン16を停止させる。
図3(a)は、省エネルギー冷却モードでファン16を動作させた場合のカバー15の内側の空間の空気の流れを表す。第一通気口22は外気吸入口として空気を取り入れ、空気は電源14を冷却・放熱する。ファン16は停止しているのでブレード25が遮蔽部材として機能し、空気は第二熱源空間21へ流れることなく、通気口23を外部排出口としてカバー15の外へ放出される。すなわち、表示モジュール13が低負荷の状態では、ファン16を停止させることで電源14の発熱を第一流路Aにより放熱する。
制御基板17が、表示モジュール13を高ダイナミックレンジの画像(HDR画像)を表示するように制御する場合、表示モジュール13および電源14の発熱が大きい。このような状態にあって制御基板17は、ファン16を強冷却モードで動作させる。具体的には、制御基板17は、ファン16を高速回転させる。
図3(b)、(c)は、強冷却モードでファン16を動作させた場合のカバー15の内側の空間の空気の流れを表す。図3(b)では、高速回転するファン16によって、第二通気口23は外気吸入口として空気を取り入れ、空気は第二熱源空間21へ送り込まれ、表示モジュール13を冷却・放熱し、第三通気口24を外部排出口としてカバー15の外へ放出される。
図3(c)では、第一通気口22を外気吸入口として取り入れられた空気は、高速回転するファン16によって、第二通気口23から放出されることなく、第二熱源空間21へ送り込まれ、通気口24を外部排出口としてカバー15の外へ放出される。すなわち、表示モジュール13が高負荷の状態では、ファン16を高速回転させることで、電源14の発熱を第一流路Aから第三流路Cへ切り換えて放熱する。上述の制御により、強冷却モードでファン16を制御している場合、第一通気口22から流入した空気が電源14の近傍を通過し、その大部分がファン16を介して第三通気口24から排出されることにより、電源14で発生した熱を排出する。また、省エネルギー冷却モードでファン16を制御している場合、第一通気口22から流入した空気が電源14の近傍を通過し、その大部分が第二通気口23から排出されることにより、電源14で発生した熱を外側へ排出する。
ここで、強冷却モードでファン16を動作させた場合、第二通気口23から第一熱源空間20に流入する空気の流量は、省エネルギー冷却モードよりも大きい。また、第一通気口22から第一熱源空間20に流入する空気の流量は、省エネルギー冷却モードでファン16を動作させた場合よりも強冷却モードでファン16を動作させた場合のほうが大きい。強冷却モードで第三通気口24から排出される空気の流量は、省エネルギー冷却モードで第二通気口23および第三通気口24から排出される空気の流量よりも大きい。したがって、電源14の近傍を流れる空気の流量および流速は、省エネルギー冷却モードよりも強冷却モードのほうが大きく(速く)なる。これにより、第一熱源空間20の排気流速が向上する。したがって、電源14の冷却効率が上昇する。そして、ファン16を高速回転させることで、表示モジュール13の発熱を第二流路Bにより放出する。
つまり、制御基板17は、高輝度で画像が表示されるように表示モジュール13を高輝度表示モードで制御している場合に、強冷却モードでファン16を動作させる。また、制御基板17は、そうでない場合に、省エネルギー冷却モードでファン16を動作させる。具体的には、高輝度で画像が表示される場合とは、100nitよりも高い表示輝度の上限値で画像を表示する場合である。
例えば、制御基板17が、表示モジュール13の表示制御モードをHDRの画像を表示するHDR表示モードと、SDRの画像を表示するSDR表示モードのいずれかで制御可能であるとする。HDR表示モードで表示モジュール13を制御している場合、制御基板17は、強冷却モードでファン16を動作させる。また、SDR表示モードで表示モジュール13を制御している場合、制御基板17は、省エネルギー冷却モードでファン16を動作させる。
なお、表示モジュール13の表示制御モードと、冷却モードとの関係は上記に限らない。高輝度表示モードは複数設定されていてもよい。例えば、1000nitよりも高い表示輝度の上限値で画像を表示する場合に、強冷却モードでファン16を動作させる。100nitより高く、1000nit以下の輝度を表示輝度の上限値として画像を表示する場合に、強冷却モードの回転数と、省エネルギー冷却モードの回転数との間の回転数でファン16を動作させてもよい。
画像処理基板18から表示モジュール13へ、バックライト4に要求される輝度が中程度の画像が送信され、液晶パネル2が当該画像を表示する場合、第二通気口23は、第一熱源空間20の外部排出口と第二熱源空間21の外気吸入口の機能を併せ持つ。換言すれば、ファン16が停止状態から高速回転までの中間状態で駆動される場合、第二通気口23は、第一熱源空間20の外部排出口と第二熱源空間21の外気吸入口の機能を併せ持つ。
ファン16が微低速であれば、第二通気口23で排出と吸入の両方が行われ、第一熱源空間20の空気は、第二通気口23から放出されるとともに、一部は第二熱源空間21へ送り込まれる。ファン16が比較的速い速度であれば、第二通気口23から排出はほとんど行われず吸入が主となり、第一熱源空間20の空気の多くは第二熱源空間21へ送り込まれる。
本発明の実施形態1は、表示モジュール13、電源14、第一熱源空間20、第二熱源空間21に温度検出手段として温度センサを必ずしも必要としない。それは、第一熱源が電源14であり、第二熱源が電源14から電流供給を受けて稼働する表示モジュール13という関係にあるからである。表示モジュール13が高温になる時は、電源14も必然的に高温になる。よって、画像処理基板18から表示モジュール13へどのような画像が送信されたかによって、電源14は表示モジュール13にどれだけの電流を供給するか、表示モジュール13と電源14はどの程度温度上昇するか、あらかじめデータベース化しておけばよい。当該データに基づき、制御基板17はファン16の停止/駆動と回転数を決定する。
なお、第一通気口22の内側に、換気手段としての吸入ファンを取り付けても構わない。しかし、第二通気口23の内側にファンを取り付けることはできない。吸入と排出の切り換え、吸入と排出の共存を成り立たせることが難しくなる、あるいは、かえって非効率になるからである。
以上説明したように、本発明の実施形態1の構造により、バックライト4に高輝度を要求する画像が表示モジュール13へ送信された場合、バックライト4側のファン16を強冷却モードで動作するように制御する。これにより、電源14側の排出流路を第二通気口23から第三通気口24へ切り換え、電源14側の排気流速を向上させることができる。したがって、複雑な機構・制御を必要とせずに流路および排出口の切り換えが可能であり、排気流速向上のためにファンを増設する必要もなく、電源14を効率良く放熱・冷却することが可能になる。
[実施例2]
以下、図4は、本発明の実施形態2に係る画像表示装置1の断面図である。図5は、図4に示す画像表示装置1の流路を示す断面図である。図4、図5において、実施形態1と共通部分は説明を省略する。
電源14は、図4の側面視断面図において、電源基板26が表示モジュール13および仕切板19と平行に取り付けられ、第一熱源空間20の下部に配置される。これは、ファン16が仕切板19の略中央であって表示モジュール13の中央部に対向する位置に取り付けられるからである。そして、第二通気口23は、ファン16に合わせてその近傍に、本発明の実施形態1に比べて高い位置に設けられる。
ファン16をこのような配置とする理由は、液晶パネル2は正面視で中央部の温度が高くなる傾向のものが多く見受けられるからである。そのような表示モジュール13の中央部を重点的に冷却・放熱するためにファン16を表示モジュール13の中央部に対向する位置に、表示モジュール13に対して略直角方向に空気を吹き付ける吹付ファンとして設けたことによる。よって、電源14、第二通気口23もファン16に追随して上記のような配置となる。
第二通気口23は、本発明の実施形態1に比べて表示モジュール13へ外気を取り入れることを重視するため、カバー15に対して傾斜して設けられる。第三通気口24は、ファン16が吹付ファンであることから、カバー15の天面と底面に設けられる。
以上のような電源14、ファン16、第二通気口23の配置により、発熱分布が中央部に偏った液晶パネル2とそれを搭載した表示モジュール、そして電源14を、効率良く放熱・冷却することが可能になる。
[実施例3]
以下、図6は、本発明の実施形態3に係る画像表示装置1の断面図である。図7は、図6に示す画像表示装置1の流路を示す断面図である。図6、図7において、実施形態1、実施形態2と共通部分は説明を省略する。
バックライト4の光源がCCFLではなくLED9を用いることの利点は、光源の光量を個々に調整可能なことである。LED9を複数の領域に分割し、領域毎に画像が要求する輝度でLED9を駆動する、ローカルディミングと呼ばれる方式により、高画質と省電力が実現される。本発明のバックライト4は、いずれも光源にLED9を用いた直下型のバックライトであり、ローカルディミング方式を採用しやすい。これらの技術により、4Kあるいは8Kの高精細な液晶パネル2と高輝度HDRを可能にするバックライト4を搭載した画像表示装置1が提供される。
本発明の実施形態3では、領域毎に制御される表示モジュール13に対応したファン16の配置について説明する。なお、実施形態1、実施形態2のファン16を、実施形態3では第一ファン16と称する。
図6に示すように、第一ファン16は、複数個から成り、表示モジュール13と略平行かつ略同一平面内かつ上下左右略均一に配置される。第一ファン16は、それぞれ、表示モジュール13の温度を制御可能な制御領域を有する。また、バックライト4は、画面を分割して得られる複数の表示領域ごとに、照射輝度を制御可能である。図6に示すように、第一ファン16は、各第一ファン16の制御領域がそれぞれ2以上の表示領域に対応するように設けられる。なお、各第一ファン16の制御領域が表示領域に対応するように、小型のファンを用いて表示領域の数と同数設けてもよい。第一ファン16は、実施例2と同じく吹付ファンとして設けられ、これは、複数個を表示モジュール13の背面に並べるためである。なお、図6では不図示となるが、第一ファン16は紙面垂直方向、画像表示装置1の正面視で横方向にも複数列に配置されるが、図示されるような縦に3個などその数を限定するものではない。
第二流路B、第三流路Cを形成する第一ファン16は、第一熱源である電源14と同等あるいはそれ以上の高さであって第二通気口24の近傍に取り付けられ使用される。つまり、第二流路B、第三流路Cを形成する第一ファン16は、複数個の第一ファン16のうち最上部に位置する少なくとも一つ以上の第一ファン16である。
電源14は、実施形態1、実施形態2に比べてより高輝度化に対応するべく高出力化・大型化されており、これを内包する第一熱源空間20の容積も拡大される。さらなる対応手段として実施形態3では、第一熱源空間20の下部であって第一通気口22の内側に、換気手段として外気を吸入する第二ファン27が取り付けられる。
第一熱源空間20には、第一熱源空間20を、電源空間28と、第二熱源空間21に空気を取り入れる吸気空間29と、に分ける第二仕切板30が設けられる。電源空間28と吸気空間29とは、それぞれ第一熱源空間20を分割されたサブ空間である。第二仕切板30は、第二通気口23が吸気空間29側に位置するように設けられるとともに、第二仕切板30には、最上部の第一ファン16に対向する位置に、第一流路Aおよび第三流路Cを形成する中継開口31が設けられる。
カバー15の吸気空間29側には第四通気口32が設けられ、カバー15の第二熱源空間21側には第五通気口33が設けられる。図7(b)に示すように、第四流路Dは、第四通気口32を第二熱源空間21の外気吸入口とし、最上部以外に位置する第一ファン16の送風によって、第五通気口33を第二熱源空間21の外部排出口とするよう、形成される。つまり、最上部以外に位置する第一ファン16が回転している場合に、第四通気口32から流入したカバー15の外側の空気が、最上部以外に位置する第一ファン16を介して、第五通気口33から排出される。
光源基板5には、第二熱源空間21側に、複数の第一ファン16の中央に対向する位置に、表示モジュール13の温度を検出する複数の第一温度センサ34が実装される。第一温度センサ34は、LED9の真裏に実装され、第一温度センサ34の検出値は、表示モジュール13の中でも特に光源であるLED9の温度に近似的に対応する値である。また、第一仕切板19には、第四通気口32の内側に、第四通気口32から吸入した外気の温度を検出する第二温度センサ35が取り付けられる。第二温度センサ35の検出値は、第四通気口32から吸入した外気の温度(外気温)に対応する値である。第一温度センサ34、第二温度センサ35はサーミスタ、熱電対などが用いられ、これらに限定するものではない。
以下、第一ファン16と第二ファン27の制御を詳細に説明する。制御基板17は、各制御領域に対応する表示領域の画像信号の輝度レベルを判別する。各制御領域に対応する表示領域の画像信号の輝度レベルを、各制御領域の輝度レベルとする。制御基板17は、各制御領域の輝度レベルに基づき、対応する第一ファン16の停止および駆動と回転数を制御する。
一例として、制御基板17にはあらかじめ幾つかの閾値が保存されており、第一の閾値以下の低輝度レベルの映像信号が送信された場合、制御基板17は、当該制御領域に対応する第一ファン16を停止させる。また、第二の閾値以上の高輝度レベルの映像信号が送信された場合、制御基板17は、当該制御領域に対応する第一ファン16を、設定された最大の回転数で駆動する。また、制御基板17には、種々の輝度レベルとそれに対応する第一ファン16の回転数がテーブルとして保存されており、判別した輝度レベルに基づき最適な回転数で第一ファン16を駆動する。
当該制御領域に対応する第一ファン16だけではなく、周囲の第一ファン16も協調して制御される。特に最上部の第一ファン16は、対向する制御領域の輝度レベルだけではなく、他の制御領域の輝度レベルによっては電源14の温度が上昇するので、全制御領域の熱負荷を総合的に判断し、制御される。
第二ファン27は、第一ファン16が停止あるいは低速回転の場合であっても容積の大きな第一熱源空間を十分に換気するため、そして、第一流路Aが長いため、常時駆動される。
実施形態1、実施形態2の画像表示装置1は温度センサを持たなかった。しかし、実施形態3では、4Kあるいは8Kの高精細な液晶パネル2と高輝度HDRを可能にするバックライト4を搭載し、ローカルディミング方式を採用する画像表示装置1において、より緻密な温度制御が求められる。なによりも、このような画像表示装置1は、放送局や映像制作の現場でプロフェッショナルユースに耐える必要がある。制御基板17は、第二温度センサ35から取得した外気温と、第一温度センサ34から取得した光源の近似温度とに基づき、すべての第一ファン16の停止および駆動と回転数を制御し、第二ファン27の回転数を制御する。
最後に、本発明の実施形態3の四つの流路の関係を説明する。第一流路A、第三流路Cは、実施形態1、実施形態2と同様に機能する。第一ファン16、特に、最上部に位置する第一ファン16が駆動されると、回転数が上がるに伴い第一熱源空間20の放熱・冷却は第一流路Aから第三流路Cに切り替わる。
最上部以外の第一ファン16が駆動され、最上部の第一ファン16が停止した状態では、第一熱源空間20から開口31を通過した空気は、第二通気口23、もしくは最上部以外の第一ファン16を介して第五通気口から放出される。外気温と制御領域に送信される画像信号とLED9の近似温度から総合的に、電源14の温度上昇を抑える必要があると判断されれば、制御基板17は最上部の第一ファン16を適切な回転数で駆動する。
以上、複数の第一ファン16を配置し、あらたに第四通気口32、第五通気口33を設け第四流路Dを形成することにより、液晶パネル2、LED9を領域毎に効率良く放熱・冷却することができる。そして、第二ファン27を設け、第一温度センサ34、第二温度センサ35を備え、それらの検出値に基づいて、高出力化・大型化した電源14を効率良く放熱・冷却することが可能になる。
[実施例4]
以下、図8は、本発明の実施形態4に係る画像表示装置1の断面図である。図9は、図8に示す画像表示装置1の流路を示す断面図である。
実施形態4の電源14は、先の実施形態3に比べて更なる高輝度化に対応するべく、高出力化、大型化だけではなく複数化されている。さらに、表示モジュール13と電源14の制御が高度化し、画像信号も大容量化し、制御基板17と画像処理基板18の発熱も大きくなっている。そこで実施形態4では、これらをひとまとめにして第一熱源空間20に収容し、共通の放熱・冷却を行う折り返された第一流路Aを形成したことが特徴である。
電源空間28には、電源空間28を空間36と空間37に分ける第三仕切板38が設けられる。第三仕切板38には、最下部に、第一流路Aを形成する第二中継開口39が設けられ、カバー15には、第二中継開口39よりも背面側に、上流空間36とカバー15の外部とを接続する第六通気口40が設けられる。
第一流路Aは実施形態3に比べてさらに長く、そして折り返されるので、第二ファン27が必要であるとともに常時駆動される。
第一流路Aは下流へ進むに従い温度上昇するので、電源14を十分に放熱・冷却するために、第六通気口40から外気を補充して取り入れる。
最上部の第一ファン16が停止した状態では、第二ファン27で取り入れた空気の一部は第六通気口40から外部へ放出される。
最上部の第一ファン16が駆動されると、第二ファン27で取り入れた空気は開口31から吸気空間29へ引っ張られるとともに、第六通気口40からも外気を取り入れる。
上述したように、高出力化、大型化、複数化した電源14を収容する容積の大きな第一熱源空間20に対して、第三仕切板38と第二開口39と第六通気口40を設け、折り返された第一流路Aを形成する。これにより、第一ファンの増速を利用して電源14を効率良く放熱・冷却することができる。
[実施系5]
以下、図10は、本発明の実施形態5に係る画像表示装置1の断面図である。図11は、図10に示す画像表示装置1の流路を示す断面図である。
実施形態5は、実施形態4に記載した第一発熱空間20内の各熱源のうち、表示モジュール13の発熱と比較的関係の小さい熱源、すなわち、制御基板17と画像処理基板18を第一流路Aとは別の流路を用いて放熱・冷却するものである。
電源空間28には、電源空間28を空間41と空間42との小空間に分ける第四仕切板43が設けられる。第四仕切板43には、最下部に、第一通気口22の近傍に、第三中継開口44が設けられる。また、第一通気口は、電源空間28の底面に設けられる。第二ファン27は、第三中継開口44を跨ぐ形で第一通気口22の内側に取り付けられる。第二ファン27は、空間41へ送り出す空気の量が多くなるよう、空間41側へ寄せて配置される。カバー15には、空間42側の最上部に、第七通気口45が設けられる。第五流路Eは、第一通気口22を空間42の外部吸入口とし、第二ファン27の送風によって、第七通気口45を空間42の外部排出口とするよう、形成される。
第一ファンが駆動されると、空間41の空気のみを第一開口31から吸気空間29へ引き込み、第三通気口23から放出する。
以上のような第四仕切板43、第三開口44、第二ファン27、第七通気口の配置により、第一熱源空間20の中から第一に冷却・放熱すべき電源14をさらに効率良く放熱・冷却することができる。
1 画像表示装置
13 表示モジュール
14 電源
15 カバー
16 ファン
17 制御基板
19 仕切板
20 第一熱源空間
21 第二熱源空間
22 第一通気口
23 第二通気口
24 第三通気口

Claims (20)

  1. 前面側に画像を表示する表示モジュールと、
    前記表示モジュールの背面側に設けられ、前記表示モジュールを冷却するためのファンと、
    前記表示モジュールおよび前記第1ファンの背面側に設けられ、前記表示モジュールに電力を供給するための電源と、
    前記表示モジュールおよび前記第1ファンを制御するための制御基板と、
    前記表示モジュールの背面と、前記第1ファンと、前記制御基板とを収容する外装部材と、
    前記第1ファンが設置され、前記外装部材と前記表示モジュールの背面とで覆われた空間を、前記制御基板を含む第1空間と、前記表示モジュールの背面を含む第2空間とに分割する仕切り板と、
    を備え、
    前記外装部材は、
    前記第1空間と前記外装部材の外部とを接続する第1開口および第2開口と、
    前記第2空間と前記外装部材の外部とを接続する第3開口と、を有し、
    前記制御基板は、
    第1の冷却モードで前記制御基板を冷却する場合に、前記第1ファンを所定の回転数よりも高い回転数で動作させ、
    第2の冷却モードで前記制御基板を冷却する場合に、前記第1ファンを所定の回転数以下の回転数で動作させることを特徴とする表示装置。
  2. 前記第2開口から前記第1空間に流入する空気の流量は、前記第2の冷却モードよりも前記第1の冷却モードのほうが大きいことを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
  3. 前記第1開口から前記第1空間に流入する空気の流量は、前記第2の冷却モードよりも前記第1の冷却モードのほうが大きいことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の表示装置。
  4. 前記第1の冷却モードで前記第3開口から排出される空気の流量は、前記第2の冷却モードで前記第2開口および前記第3開口から排出される空気の流量よりも大きいことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の表示装置。
  5. 前記表示装置は、使用時に、前記表示モジュールの画面が鉛直方向に平行になるように設置されるものであって、
    前記第2開口は、前記第1空間において、前記電源よりも上側に設けられることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の表示装置。
  6. 前記表示装置は、使用時に、前記表示モジュールの画面が鉛直方向に平行になるように設置されるものであって、
    前記仕切り板は、前記表示モジュールの背面と平行となるように設けられており、
    前記第1ファンは、前記表示モジュールの背面側から見た場合に、前記第1ファンの回転の中心が前記電源と同じもしくは上側の位置となるように設けられることを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれか1項に記載の表示装置。
  7. 前記第1開口の吸入量が前記第2開口の排出量よりも小さく、かつ、前記第1開口の最大吸入量と前記第2開口の最大吸入量との和が前記第3開口の最大排出量よりも小さくなるように、前記第1開口と前記第2開口、および前記第3開口の開口面積と前記第1ファンの流量が設定されることを特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれか1項に記載の表示装置。
  8. 前記表示モジュールは、複数のLEDが実装された光源基板を有するバックライトと、前記バックライトの前面側に位置し前記バックライトから照射される光を変調することにより画像を表示する液晶パネルとを有する液晶表示モジュールである、
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項7のいずれか1項に記載の表示装置。
  9. 前記第1仕切り板の背面側に、前記第1空間を、前記制御基板を含む第1サブ空間と前記第2空間に流入するための空気を取り入れる第2サブ空間とに分ける第2仕切り板をさらに備え、
    前記第2仕切り板の前記第1ファンに対向する位置に、前記第1サブ空間と前記第2サブ空間とを接続する第1中継開口が設けられ、
    前記第1開口は、前記第1サブ空間に設けられ、
    前記第2開口は、前記第2サブ空間に設けられ、
    ることを特徴とする請求項1乃至請求項8のいずれか1項に記載の表示装置。
  10. 前記第1仕切り板の前記第1中継開口に対向しない位置に設けられた、前記第1ファンと異なる第2ファンをさらに備え、
    前記外装部材は、
    前記第2サブ空間と前記外装部材の外部とを接続する第4開口と、
    前記第2空間と前記外装部材の外部とを接続する第5開口と、を有し、
    前記第2ファンが回転している場合に、前記第4開口から流入した前記外装部材の外側の空気が、前記第2ファンを介して、前記第5開口から排出される
    ことを特徴とする請求項9に記載の表示装置。
  11. 前記表示モジュールの温度を検出する第一温度センサと、
    前記第4開口から吸入した外気の温度を検出する第二温度センサを有し、
    前記制御基板は、前記第一温度センサと前記第二温度センサの検出値に基づき、前記第1ファンと前記第2ファンの回転数を制御することを特徴とする請求項10に記載の表示装置。
  12. 前記第1サブ空間を、第1小空間と第2小空間とに分ける第三仕切板をさらに備え、
    前記第3仕切板の下部に第2中継開口が設けられ、
    前記外装部材は、前記第2中継開口より背面側に、前記第1小空間と前記外装部材の外部とを接続する第6開口を有することを特徴とする請求項10乃至請求項11のいずれか1項に記載の画像表示装置。
  13. 前記第1開口は、前記第1サブ空間の底面に設けられ、
    前記第1開口から前記第1サブ空間に流入した空気の一部が、前記第6開口から排気されることを特徴とする請求項12に記載の表示装置。
  14. 前記第1開口の内側に、外気を吸入する第3ファンが取り付けられる、
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項13のいずれか1項に記載の表示装置。
  15. 前記表示モジュールの画面を分割した複数の表示領域にそれぞれ対応する複数の前記第1ファンを有し、
    前記制御基板は、各表示領域に表示される画像の輝度レベルに応じて、各第1ファンの回転数を制御する
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項14のいずれか1項に記載の表示装置。
  16. 前記制御基板は、
    輝度レベルが所定の閾値以下である表示領域に対応する前記第1ファンを、前記所定の回転数以下の回転数で動作するように制御し、
    輝度レベルが前記所定の閾値以上である表示領域に対応する前記第1ファンを、前記所定の回転数より高い回転数の回転数で動作するように制御する
    ことを特徴とする請求項15に記載の表示装置。
  17. 前記制御基板は、
    前記表示モジュールが前記画像を所定の輝度よりも高い輝度で表示する高輝度表示モードでしている場合に、前記第1の冷却モードで前記第1ファンを動作させ、そうでない場合に、前記第2の冷却モードで前記第1ファンを動作させることを特徴とする請求項1乃至請求項16のいずれか1項に記載の表示装置。
  18. 前記高輝度表示モードは、高ダイナミックレンジの画像を表示するHDR表示モードであることを特徴とする請求項17に記載の表示装置。
  19. 前記制御基板は、前記第2の冷却モードにおいて、前記第1ファンを回転させないことを特徴とする請求項1乃至請求項18のいずれか1項に記載の表示装置。
  20. 前記第1の冷却モードで前記第1ファンを制御している場合、前記第1開口から流入した空気が前記制御基板の近傍を通過し、その大部分が前記第1ファンを介して前記第3開口から排出されることにより、前記制御基板で発生した熱を前記外装部材の外側へ排出し、
    前記第2の冷却モードで前記第1ファンを制御している場合、前記第1開口から流入した空気が前記制御基板の近傍を通過し、その大部分が前記第2開口から排出されることにより、前記制御基板で発生した熱を前記外装部材の外側へ排出することを特徴とする請求項1乃至請求項19のいずれか1項に記載の表示装置。
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