JP2018534942A - 単一分子対照 - Google Patents
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Abstract
Description
模倣体領域は、ある種の所望の特性;例えば、長さ、G/C組成、繰り返し配列の非存在、及び/又は二次構造を形成する能力を保有するために選択することができる。所望の特性は、核酸分子の所望の使用によって変化することができ;例えば、対照として使用される場合、模倣体領域の長さは、類似であるが、しかし所望の試験分析物の配列と同一である必要はなく、一つのアッセイで両者が増幅された場合、両者を容易に区別することが可能であるように選択することができる。所望の特性は、更に、対照の増幅を可能にする条件が、更に試験分析物の配列の増幅を可能にすることが予測されるものであるように、試験分析物の領域を模倣するように選択することもできる。
核酸分子は、固体支持体上に固定化することができる。固体支持体は、ビーズ、膜、吸着剤の表面、等であることができる。
本発明の更なる側面は、既知の核酸分子の所定のコピー数を得るための方法を提供し、この方法は:
(a) 本明細書中に記載されるとおりの核酸カセットを含有する複数の反応混合物の塊を調製し、少なくともある程度の前記塊が、前記カセットの所望の所定のコピー数を、統計的に含有する可能性があるようにし;
(b) (a)の複数の塊のそれぞれを、カセットの選択的に開裂可能な領域を開裂することが可能な薬剤と混合して、これによって、第1の領域及び第2の領域を分離し;
(c) (b)の複数の塊のそれぞれを、カセットの選択的に開裂可能な領域に隣接する第3及び第4のプライマー結合部位に結合することが可能な核酸プライマーと混合し、そして増幅反応を行って、これによって開裂が起こらない塊の、選択的に開裂可能な領域中の配列を増幅し;そして増幅が起こった塊を廃棄し;
(d) (c)の残りの複数の塊のそれぞれを、レポーター領域に隣接する第1及び第2のプライマー結合部位と結合することが可能な核酸プライマーと混合し、そして増幅反応を行って、これによってレポーター領域中の配列を増幅し;そして増幅が起こらなかった塊を廃棄し;
(e) これによって、そのそれぞれが、第1の領域を含んでなる所定のコピー数の核酸分子を含んでなる残りの複数の塊を提供すること;
の工程を含んでなる。
核酸分子の所望のコピー数は、カセットの所望のコピー数と同じであることができる。これは、好ましくは1であり、そしてこれは、単一の第1の領域を有するカセットの使用によって達成することができる。別の方法として、核酸分子のコピー数は、カセットのコピー数より大きいことができる;カセットのコピー数の倍数であるコピー数は、一つより多い同一の第1の領域を有するカセットを使用して達成することができる。例えば、カセットが二つの第1の領域を有し、そしてカセットのコピー数が1である場合、核酸分子のコピー数は、2であるものである。
(a)試験核酸を含有する試料を、先に記載したように調製した反応塊、及び第5及び第6のプライマー結合部位に結合するプライマー対と混合し;
(b)混合した試料及び反応塊に対して核酸増幅反応を行い;
(c)i)第1の領域を含んでなる核酸分子の;及び/又はii)試験核酸の一部の核酸増幅反応が起こったか否かを決定すること;
を含んでなる。
本発明のなお更なる側面は、標的既知のコピー数の核酸分子を単離するための方法を提供し、この方法は:
a)i)それに接続された既知のコピー数の核酸分子を有する固体支持体を、ii)その少なくとも一つが、標的核酸分子の少なくとも一部が固体支持体に接続された核酸分子の一部と相補的である標的核酸分子である複数の核酸分子を含んでなる溶液と接触させ;
b)固体支持体に接続された核酸分子が、標的核酸分子にハイブリダイズすることを可能にし;そして
c)固体支持体を溶液から除去し;
これによって、ハイブリダイズされた標的既知のコピー数の核酸分子を単離する工程を含んでなる。
好ましくは、溶液は、標的核酸分子の複数のコピーを含んでなる;更に好ましくは、既知のコピー数より有意に多い標的核酸分子のコピーが存在する。
好ましくは、それに接続された既知のコピー数の核酸分子をそれぞれ有する複数の固体支持体が提供される。
・分析物模倣体 201
・レポーター 202
・感受性部位 203
を含んでなる。
‘油中水’液滴を形成することができるための、激しい混合、超音波処理、又は油中への狭い狭窄中の水溶液の直接注入を含む、多くの手段が存在する。この最後の方法が、これが、得られる液滴の均一な体積を制御するための大きい可能性を与えるために好ましい。どの方法が選択されても、この方法の最終結果は、互いに別個に維持された非常に大きい数の液滴である(例えば、水溶液内の界面活性剤の包含による)。
・ 逆方向プライマー302からの伸長の開始に必然的に先立つ、高親和性5’リン酸化(又は他の5’−3’エキソヌクレアーゼ消化抵抗性修飾)オリゴヌクレオチドの鎖分離テンプレートDNAへのハイブリダイゼーション;
・ 脱塩基部位の組込み又は発生;
・ ‘PCR停止物質’、例えばHEG(ヘキサエチレングリコール)の包含;
・ DNA中の鎖ニック又は物理的切断の発生;
であることができる。
・ インタクトな感受性部位203の証明に失敗した
・ レポーター202の存在を積極的に証明した
前駆体液滴から発生される。
感受性対照系としての使用を超えて、核酸の単一分子を確実に単離する能力の一つの魅力ある適用は、これ(その一本鎖の形態の)を種特異的分子‘釣針’として使用することの可能性である。固体表面、例えばポリマービーズに連結している場合、単一の連結DNA配列の特異的ハイブリダイゼーション能力は、複数のDNA鎖を含有する溶液からの第2の単一DNA鎖(相補的配列を保有する)の回収を可能にする。複数のDNA鎖は、全て相補的配列を保有することができるか、又は一定の比率の複数のDNA鎖のみが相補的配列を保有することができる。理想的には、ビーズ連結の単一分子が妥当な時間枠内に、相補的DNA鎖と遭遇し、そして捕獲する可能性を最大にするために、相補的配列を保有する溶液中のDNA鎖の数は、ビーズに連結した単一分子と比較して大過剰であるものである。相補的配列は、最も好都合には、複数のDNA鎖内に存在することができるいずれもの他のDNA鎖配列との、ビーズ連結捕獲配列のクロストークハイブリダイゼーションに対する可能性を僅かに伴うか、又は伴わない高い特異性を可能にするために設計することができる。捕獲された時点で、溶液から回収されたDNA鎖は、次いで、ポリマービーズ上の非共有的に結合した‘パッセンジャー’として操作することができる。
図20は、以前に示唆した、図9の最終的‘902液滴’種を、単一の反応性表面のポリマービーズを含有する新しい液滴種と融合した油中水液滴の操作を継続する。液滴902*(‘*’、この902種の内容は、以前と化学的に僅かに異なるため;以下を参照されたい)中に存在する単一のDNA分子の5’末端、及び液滴2001内に含有されるポリマービーズの表面間の化学反応は促進され、902*液滴中に含有される(二本鎖)DNAの単一分子の化学的に活性な5’末端を共有的に連結する。液滴2002内でこのように作成されたビーズ/DNAハイブリッドは、製造品であり、そしてそれのその後の使用と完全に独立して発生することができる。図21は、単一コピーのDNA配列201の確認及び単離を可能にする以前に記載した‘対照カセット’である。この配列は、幾つかの試験分析物101に隣接するプライマーを模倣した、増幅プライマー102及び103(ここでは灰色で示される)のための結合部位によって以前は隣接されていたが、‘単一分子捕獲配列’の態様において、この‘捕獲配列’は、それ自体決して増幅されるものではないために、いずれかの特異的増幅プライマー配列によって隣接されるこの201配列を有する必要はない。むしろ、201捕獲配列は、ここで固体表面、例えばポリマービーズに連結することができる‘釣針’として作用する。従って、カセットDNAのこの要素は、一つの鎖(単一コピーのままであることが予定された)の5’末端上で、ポリマービーズ上の表面の化学物質に共有連結が可能であるものである化学物質により官能化される。この官能化は、図21中に星形2101によって表される。可能な官能化は、制約されるものではないが、アミン、チオール及びアルキンを含む。ビーズの表面(又は他の固体表面)の可能な対応する官能化は、NHSエステル、マレイミド又はアジド基であるが、これらの化学物質に制約されるものではない。
102 101/201の順方向プライマー
103 101/201の逆方向プライマー
200 対照カセット
201 分析物(対照)模倣体
202 レポーター
203 感受性部位
301 202の順方向プライマー
302 202の逆方向プライマー
303 203の順方向プライマー
304 203の逆方向プライマー
401 200を含有する液滴
402 200を含有しない液滴
701 203の不活化のための生化学物質を含有する液滴
702 203の不活化が無効な液滴
703 203の不活化が有効な液滴
704 200を含有しない液滴
801 203中の増幅を可能にする生化学物質を含有する液滴
802 203が示された液滴
803 203中の増幅に失敗した液滴
804 203中の増幅に失敗した液滴
901 生化学物質を含有する液滴
902 201、202を含有する液滴
903 201、202を含有しない液滴
1101 例えばより大きい体積の液滴
1102 902を含む、例えばより大きい体積の液滴
1103 疎油性親水性固体支持体マトリックス
1104 202を保持する固体支持体マトリックス
1201 試験テンプレート
1202 生化学物質
1203 反応容器
1301 反応容器
1400 別の対照カセット
1401 更なる分析物模倣体
1500 二つの202を含む対照カセット
1901 TaqManプローブ
2001 ポリマービーズを含有する液滴
2002 ビーズ/DNAハイブリッドを含有する液滴
2101 官能化を示す星形
2201 反応性鎖
2202 非反応性鎖
2301 製造品
2401 ビーズ
2501 合法的に捕獲された鎖
2502 ビーズに接続されていない産物
2701 プライマー
2702 反対方向プライマー
2703 配列決定プライマー
Claims (59)
- 第1の領域及び第2の領域を含む核酸分子を含む核酸カセットであって、前記第2の領域は第1及び第2のプライマー結合部位によって隣接されて、前記第2の領域中の増幅を可能にし、そして、選択的に開裂可能な領域が前記第1及び第2の領域間に位置し、前記選択的に開裂可能な領域は第3及び第4のプライマー結合部位によって隣接されて、選択的に前記開裂可能な領域中の増幅を可能にする、前記核酸カセット。
- 前記第1の領域が、第5及び第6のプライマー結合部位によって隣接されて、前記第1の領域中の増幅を可能にする、請求項1に記載の核酸カセット。
- 前記第5及び第6のプライマー結合部位が、所望の試験核酸に隣接するプライマー結合部位に対応する、請求項2に記載の核酸カセット。
- 前記選択的に開裂可能な領域が、制限酵素結合及び/又は開裂部位である、請求項1から3のいずれか1項に記載の核酸カセット。
- 複数の第2の領域を含み、それぞれがプライマー結合部位によって隣接されている、請求項1から4のいずれか1項に記載の核酸カセット。
- 第2の領域のそれぞれが、その隣接物と選択的に開裂可能な領域によって分離される、請求項5に記載の核酸カセット。
- 選択的に開裂可能な領域のそれぞれが同一である、請求項6に記載の核酸カセット。
- 複数の第1の領域を含む、請求項1から7のいずれか1項に記載の核酸カセット。
- 複数の第1の領域のそれぞれが異なっている、請求項8に記載の核酸カセット。
- 前記第1の領域が、所望の試験核酸配列の特性を模倣する特性を有するように選択される配列を伴う模倣領域である、請求項1から9のいずれか1項に記載の核酸カセット。
- 所望の試験核酸配列の特性を模倣する特性が、長さ、G/C組成、繰返し配列の非存在、及び二次構造を形成する能力からなる群から選択される一つ以上の特性を含む、請求項10に記載の核酸カセット。
- 前記第2の領域がレポーター領域である、請求項1から11のいずれか1項に記載の核酸カセット。
- 前記カセットが、前記第1の領域の近辺の反応性基により、好ましくは前記カセットの末端で官能化されている、請求項1から12のいずれか1項に記載の核酸カセット。
- 前記カセットが、固体支持体上に固定化されている、請求項1から13のいずれか1項に記載の核酸カセット。
- 請求項1から14のいずれか1項に記載の核酸カセットを含む、反応混合物。
- 既知の核酸分子の所定のコピー数を得るための方法であって:
(a)請求項1から13のいずれか1項に記載の核酸カセットを含有する複数の反応混合物の塊を、少なくとも幾つかの前記塊が、前記カセットの所望の所定のコピー数を統計的に含有する可能性があるように、調製すること;
(b)(a)の複数の塊のそれぞれを、前記カセットの選択的に開裂可能な領域を開裂することが可能な薬剤と混合して、これによって、前記第1の領域及び前記第2の領域を分離すること;
(c)(b)の複数の塊のそれぞれを、前記カセットの選択的に開裂可能な領域に隣接する前記第3及び第4のプライマー結合部位に結合することが可能な核酸プライマーと混合し、そして増幅反応を行って、これによって、開裂が起こらなかった塊の選択的に開裂可能な領域中の配列を増幅し;そして増幅が起こった塊を廃棄すること;
(d)(c)の残りの複数の塊のそれぞれを、前記第2の領域に隣接する前記第1及び第2のプライマー結合部位と結合することが可能な核酸プライマーと混合し、そして増幅反応を行って、これによって、前記第2の領域中の配列を増幅し;そして増幅が起こらなかった塊を廃棄すること;
(e)これによって、そのそれぞれが、第1の領域を含む核酸分子の所定のコピー数を含む残りの複数の塊を提供すること;
の工程を含む、前記方法。 - 前記(a)の複数の反応混合物の塊が、前記カセットを含む水溶液の油中水乳液として調製される、請求項16に記載の方法。
- 前記水溶液の濃度が、これが、前記塊の大部分はカセットを含まないが、一方、少なくとも幾つかは前記カセットの所望のコピー数を含むように、前記塊内の統計的分布をもたらすように選択される、請求項17に記載の方法。
- 前記核酸分子の所望のコピー数が1である、請求項16から18のいずれか1項に記載の方法。
- (a)中の反応混合物の塊の前記大部分が、前記カセットのコピーを含まない、請求項16から19のいずれか1項に記載の方法。
- 前記混合工程の一つ以上、そして好ましくは全てが、二つ以上の反応混合物の塊の融合或いは混合によって行われる、請求項16から20のいずれか1項に記載の方法。
- 前記反応混合物の塊が、液滴の形態である、請求項16から21のいずれか1項に記載の方法。
- 核酸増幅が、ポリメラーゼ連鎖反応(PCR)増幅である、請求項16から22のいずれか1項に記載の方法。
- 工程(d)が、更に、前記増幅された第2の領域を定量化すること、及び増幅された核酸の量が、所定の閾値より上及び/又は下である反応混合物を廃棄することを含む、請求項16から23のいずれか1項に記載の方法。
- 更に、(e)の前記塊中に含有される前記第1の領域を含む前記核酸分子を、固体支持体に結合する工程を含む、請求項16から24のいずれか1項に記載の方法。
- 更に、前記固体支持体を、試験核酸を含有する反応混合物の塊と混合し、そして前記試験核酸を、前記固体支持体上に結合された核酸(又は複数)にハイブリダイズすることを可能にする工程を含む、請求項25に記載の方法。
- 更に以下の工程を含む、請求項25に記載の方法:
a’)i)前記第1の領域を含む核酸分子を結合させた前記固体支持体を、ii)少なくともその一つが前記標的核酸分子である複数の核酸分子を含む溶液と接触させること、ここで、標的核酸分子の少なくとも一部が前記固体支持体に接続された核酸分子の一部と相補的である;
b’)前記固体支持体に接続された前記核酸分子を、前記標的核酸分子にハイブリダイズさせること;そして
c’)前記固体支持体を溶液から除去すること;
これによって、前記ハイブリダイズした標的核酸分子を既知のコピー数で単離すること。 - 前記第1の領域を含む前記核酸分子が二本鎖であり、そしてここにおいて、前記二本鎖分子の一本鎖のみが前記固体支持体に接続する、請求項27に記載の方法。
- 前記第1の領域を含む前記核酸分子の少なくとも一部が、標的核酸分子の対応する部分と相補的ではない、請求項27又は28のいずれかに記載の方法。
- 前記第1の領域を含む前記核酸の非相補的部分が、前記固体支持体に接続されていない分子の末端にある、請求項29に記載の方法。
- 前記溶液が、前記既知のコピー数より有意に多い前記標的核酸分子のコピーを含む、請求項27から30のいずれか1項に記載の方法。
- 前記固体支持体が、ポリマービーズである、請求項27から31のいずれか1項に記載の方法。
- 更に、前記固体支持体及び前記標的核酸分子を、反応容器又は反応塊に送達する工程d’)を含む、請求項27から32のいずれか1項に記載の方法。
- 更に、前記第1の領域をテンプレートとして含む前記核酸分子を使用する重合反応によって、前記捕獲された標的核酸分子を伸長し、これによって、更なる配列を、前記捕獲された標的核酸分子に組込む工程e’)を含む、請求項33に記載の方法。
- 更に、前記標的核酸分子の少なくとも一部を増幅して、前記増幅した部分の複数のコピーを提供する工程f’)を含む、請求項33又は34のいずれか1項に記載の方法。
- 更に、(e)の塊中に含有される前記第1の領域を含む前記核酸分子を、固体支持体中に又はその上に吸着する工程を含む、請求項16から24のいずれか1項に記載の方法。
- 前記固体支持体が、親水性及び疎油性である、請求項36に記載の方法。
- 前記固体支持体が、セルロース基剤マトリックスである、請求項36又は37のいずれか1項に記載の方法。
- 請求項16〜24又は36〜38のいずれか1項に記載の方法であって、前記第1の領域が、所望の試験分析物核酸配列に隣接するプライマー結合部位に対応する第5及び第6のプライマー結合部位によって隣接され;
更に、(e)中で得られた前記塊を、前記第5及び第6のプライマー結合部位に結合することになる試験核酸及びプライマー対を含有する反応混合物の塊と混合し;前記混合した反応混合物に対する核酸増幅を行い;そしてi)前記第1の領域を含む前記核酸分子の;及び/又はii)前記試験核酸の一部の、核酸増幅が起こったか否かを決定する工程を含む、前記方法。 - 更に、(e)中で得られた前記塊を、異なった物理的特性を有する更なる反応混合物と混合する工程を含む、請求項16から24のいずれか1項に記載の方法。
- 試料中の試験核酸の存在を検出するための核酸アッセイを行うための方法であって;
(a)試験核酸を含有する試料を、所望の試験核酸配列に隣接するプライマー結合部位に対応する、第5及び第6のプライマー結合部位によって隣接される第1の領域を有する既知のコピー数の核酸分子;及び前記第5及び第6のプライマー結合部位に結合するプライマー対と混合し;
(b)前記混合した試料及び反応混合物に対して核酸増幅反応を行い;
(c)i)前記第1の領域を含む前記核酸分子;及び/又はii)前記試験核酸の一部の核酸増幅が起こったか否かを決定すること;
を含む、前記方法。 - 前記既知のコピー数の核酸分子が、請求項12〜38又は40のいずれか1項に記載の方法によって調製される、請求項41に記載の方法。
- 前記既知のコピー数が1である、請求項41又は42のいずれか1項に記載の方法。
- 既知のコピー数の核酸分子がその上に吸着された、親水性且つ疎油性の固体支持体を含む産物。
- 前記固体支持体が、セルロース基剤マトリックスを含む、請求項44に記載の産物。
- 前記固体支持体が、ポリマービーズを含む、請求項44に記載の産物。
- 前記核酸分子が、所望の試験核酸配列に隣接するプライマー結合部位に対応する第5及び第6のプライマー結合部位によって隣接される第1の領域を含む、請求項44から46のいずれか1項に記載の産物。
- 前記既知のコピー数の核酸分子が、請求項12〜38又は40のいずれか1項に記載の方法によって調製される、請求項44から47のいずれか1項に記載の産物。
- 標的核酸分子を既知のコピー数で単離するための方法であって:
a)i)既知のコピー数の核酸分子が接続された固体支持体を、ii)少なくともその一つが標的核酸分子である、複数の核酸分子を含む溶液と接触させること、ここで、前記標的核酸分子の少なくとも一部が前記固体支持体に接続された前記核酸分子の一部と相補的である;
b)前記固体支持体に接続された前記核酸分子を、前記標的核酸分子にハイブリダイズさせること;そして
c)前記固体支持体を前記溶液から除去すること;
これによって、前記ハイブリダイズした標的核酸分子の既知のコピー数を単離すること;
の工程を含む、前記方法。 - 既知のコピー数の核酸分子が接続した前記固体支持体が、請求項14又は25〜38のいずれか1項によって調製される、請求項49に記載の方法。
- 前記既知のコピー数の核酸分子が二本鎖であり、そしてここにおいて、前記二本鎖分子の一本鎖のみが前記固体支持体に接続される、請求項49又は50のいずれか1項に記載の方法。
- 前記既知のコピー数の核酸分子の少なくとも一部が、前記標的核酸分子の対応する部分に対して相補的でない、請求項49から51のいずれか1項に記載の方法。
- 前記既知のコピー数の核酸分子の非相補的部分が、前記固体支持体に接続されていない前記分子の末端にある、請求項52に記載の方法。
- 前記既知のコピー数の核酸分子の非相補的部分が、前記固体支持体に接続された前記分子の末端にある、請求項52又は53のいずれかに記載の方法。
- 前記溶液が、前記既知のコピー数より有意に多い前記標的核酸分子のコピーを含む、請求項49から54のいずれか1項に記載の方法。
- 前記固体支持体が、ポリマービーズである、請求項49から55のいずれか1項に記載の方法。
- 更に、前記固体支持体及び前記標的核酸分子を、反応容器又は反応塊に送達する工程d)を含む、請求項49から56のいずれか1項に記載の方法。
- 更に、捕獲された前記標的核酸分子を、前記既知のコピー数の核酸分子をテンプレートとして使用する重合反応によって伸長し、これによって、前記捕獲された標的核酸分子に更なる配列を組込む工程e)を含む、請求項57に記載の方法。
- 更に、前記標的核酸分子の少なくとも一部を増幅して、前記増幅された部分の複数のコピーを提供する工程f)を含む、請求項57又は58のいずれか1項に記載の方法。
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