JP2018534469A5 - - Google Patents

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本発明の別の局面によれば、内燃機関のためのピストン10,10’を構築する方法が提供される。当該方法は、中心長手方向軸14,14’に沿って延在し、燃焼力がピストン本体12,12’を中心長手方向軸14,14’に沿って往復させるように作用する上部燃焼面30,30’を有する、ピストン本体12,12’を提供することを含む。さらに、リングベルト領域38,38’がその中に形成され、リングベルト領域38,38’が複数の環状リング溝40,40’,42,42’を含む、上部燃焼面30,30’から垂下する環状外壁34,34’を有するピストン本体12,12’を提供することを含む。さらに、第1の圧縮リング44を上部燃焼面30,30’の最も近くのリング溝40,40’の1つに配置し、オイルコントロールリング46’,46”をリング溝40,40’よりも上部燃焼面30,30’からさらに離れたリング溝42,42’の1つに配置することを含む。またさらに、中心長手方向軸14,14’に対して略横方向に延在する上面60’,60”および下面62’,62”と、上面60,60”と下面62’,62”との間に延在する内面64’,64”および外面66’,66”とを有するオイルコントロールリング46’,46”を提供し、その中に延在する環状溝68’,70’,68”,70”を各々有する上面60’,60”および下面62’,62”を提供することを含む。当該方法は、環状溝68’,70’,68”,70”を互いに流体連通させる1つ以上の貫通開口部72’,72”などの上述されたような構成を有するそれぞれのオイルコントロールリング46’,46”を提供することをさらに備えてもよい。

Claims (32)

  1. 内燃機関のためのピストンであって、
    中心長手方向軸に沿って延在するピストン本体を備え、前記ピストン本体は、燃焼力が前記ピストン本体を前記中心長手方向軸に沿って往復させるように作用する上部燃焼面を有し、前記ピストン本体は、前記上部燃焼面から垂下する環状外壁を有し、リングベルト領域が前記環状外壁に形成され、前記リングベルト領域は、前記長手方向軸に沿って互いに離間される複数の環状リング溝を含み、前記ピストンはさらに、
    前記リング溝の1つに配置される圧縮リングと、
    前記縮リングよりも前記上部燃焼面からさらに離れた前記リング溝の1つに配置されるオイルコントロールリングとを備え、前記オイルコントロールリングは、前記中心長手方向軸に対して略横方向に延在する上面および下面と、前記上面と前記下面との間に延在する内面および外面とを有し、前記上面および前記下面は各々、その中に延在する環状溝を有する、ピストン。
  2. 前記環状溝間に延在して前記環状溝を互いに流体連通させる、少なくとも1つの貫通開口部をさらに備える、請求項1に記載のピストン。
  3. 周方向に連続的な壁が前記少なくとも1つの貫通開口部を画定する、請求項2に記載のピストン。
  4. 前記少なくとも1つの貫通開口部は、複数の貫通開口部を含む、請求項2に記載のピストン。
  5. 前記複数の貫通開口部は、互いに周方向に均等に等間隔で離間される、請求項4に記載のピストン。
  6. 前記環状溝は、互いに鏡像の構成を有する、請求項1に記載のピストン。
  7. 前記内面の中へ延在する環状のエキスパンダ溝をさらに含み、エキスパンダリングが前記エキスパンダ溝に配置される、請求項1に記載のピストン。
  8. 前記上面および前記下面の少なくとも1つから径方向外側に前記外面に向かって斜めに延在する、少なくとも1つのテーパ面をさらに含む、請求項1に記載のピストン。
  9. 前記少なくとも1つのテーパ面は、前記外面に向かって集まる1対のテーパ面を含む、請求項8に記載のピストン。
  10. 前記少なくとも1つのテーパ面は、前記上面から垂下し、前記テーパ面の下に環状凹状面をさらに含む、請求項8に記載のピストン。
  11. 内燃機関のピストンのためのオイルコントロールリングであって、
    中心軸の周りに延在する環状本体を備え、前記環状本体は、前記中心軸に対して略横方向に延在する実質的に平面の上面および下面と、前記上面と前記下面との間に延在する内側凹状面および外側凸状面とを有し、前記上面および前記下面は各々、その中に延在する環状溝を有するオイルコントロールリング。
  12. 前記環状溝間に延在して前記環状溝を互いに流体連通させる、少なくとも1つの貫通開口部をさらに含む、請求項11に記載のオイルコントロールリング。
  13. 前記少なくとも1つの貫通開口部は、複数の貫通開口部を含む、請求項12に記載のオイルコントロールリング。
  14. 前記複数の貫通開口部は、互いに周方向に均等に等間隔で離間される、請求項13に記載のオイルコントロールリング。
  15. 前記内側凹状面の中へ延在する環状のエキスパンダ溝をさらに含み、エキスパンダリングが前記エキスパンダ溝に配置される、請求項14に記載のオイルコントロールリング。
  16. 前記上面および前記下面の少なくとも1つから径方向に離れるように前記外面に向かって斜めに延在する少なくとも1つのテーパ面をさらに含む、請求項11に記載のオイルコントロールリング。
  17. 前記少なくとも1つのテーパ面は、前記外面に向かって集まる1つのテーパ面を含む、請求項16に記載のオイルコントロールリング。
  18. 前記少なくとも1つのテーパ面は、前記上面から垂下し、前記テーパ面の下に環状凹状面をさらに含む、請求項16に記載のオイルコントロールリング。
  19. 内燃機関のためのピストンを構築する方法であって、
    ピストン本体を提供することを含み、前記ピストン本体は、中心長手方向軸に沿って延在し、燃焼力が前記ピストン本体を前記中心長手方向軸に沿って往復させるように作用する上部燃焼面を有し、前記上部燃焼面から垂下する環状外壁を有し、リングベルト領域が前記環状外壁に形成され、前記リングベルト領域は、複数の環状リング溝を含み、前記方法はさらに、
    第1の圧縮リングを前記上部燃焼面の最も近くの前記リング溝の1つに配置することと、
    オイルコントロールリングを前記第1の圧縮リングよりも前記上燃焼面からさらに離れた前記リング溝の1つに配置することと、
    前記中心長手方向軸に対して略横方向に延在する上面および下面と、前記上面と前記下面との間に延在する内面および外面とを有する前記オイルコントロールリングを提供し、その中に延在する環状溝を各々有する前記上面および前記下面を提供することを備える、方法。
  20. 前記環状溝間に延在して前記環状溝を互いに流体連通させる少なくとも1つの貫通開口部を有する前記オイルコントロールリングを提供することをさらに含む、請求項19に記載の方法。
  21. 前記少なくとも1つの貫通開口部を複数の貫通開口部として提供することをさらに含む、請求項20に記載の方法。
  22. 前記上面および下面の少なくとも1つから径方向に離れるように前記外面に向かって斜めに延在する少なくとも1つのテーパ面を提供することをさらに含む、請求項19に記載の方法。
  23. 前記少なくとも1つのテーパ面を前記外面に向かって集まる1対のテーパ面として提供することを含む、請求項22に記載の方法。
  24. 前記上面から垂下する前記少なくとも1つのテーパ面を提供することをさらに含み、前記テーパ面の下に環状凹状面を提供することをさらに含む、請求項22に記載の方法。
  25. オイルコントロールリングを構築する方法であって、
    中心軸に対して略横方向に延在する実質的に平面の上面および下面を有する環状本体を獲得することを含み、前記本体は、前記上面と前記下面との間に延在する内側凹状面および外側凸状面を有し、前記方法は、
    前記上面および前記下面に環状溝を形成することを備える、方法。
  26. 前記環状溝を通って延在する少なくとも1つの開口部を形成することによって、前記環状溝を互いに流体連通させることをさらに含む、請求項25に記載の方法。
  27. 前記少なくとも1つの貫通開口部を互いに離間された複数の貫通開口部として提供することをさらに含む、請求項26に記載の方法。
  28. 前記複数の開口部に互いに均等に等間隔で間隔を空けることをさらに含む、請求項27に記載の方法。
  29. 環状エキスパンダ溝を前記内側凹状面に形成することをさらに含む、請求項25に記載の方法。
  30. 前記上面および前記下面の少なくとも1つから径方向外側に前記外面に向かって斜めに延在する少なくとも1つのテーパ面を形成することをさらに含む、請求項25に記載の方法。
  31. 前記少なくとも1つのテーパ面を前記外面に向かって集まる1対のテーパ面として形成することをさらに含む、請求項30に記載の方法。
  32. 前記上面から垂下する前記少なくとも1つのテーパ面を形成することをさらに含み、前記テーパ面の下に環状凹状面を形成することをさらに含む、請求項30に記載の方法。
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