JP2018533659A - 赤色発光ルミネセンス材料 - Google Patents

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Abstract

Eu2+によってドープされたニトリドアルミン酸塩蛍光体を含む赤色発光蛍光体を提供する。本赤色発光蛍光体は、電磁スペクトルの610〜640nmの範囲内に発光極大値を有する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、赤色発光蛍光体と、赤色発光蛍光体を製造する方法と、変換要素における赤色発光蛍光体の使用と、光を変換する目的での赤色発光蛍光体の使用とに関する。
白色発光ダイオード(LED)をベースとするデバイス向けに(特に、例えばディスプレイのバックライト用に)、電磁スペクトルの深紅色領域において発光し、かつLEDの蛍光体の要件を満たすいくつかの固体蛍光体が存在する。現在のところ、橙色〜赤色を発光する蛍光体として、化学式(Sr,Ba)Si:Eu2+および(Sr,Ca)AlSiN:Eu2+の2種類の蛍光体が主として採用されている。しかしながらこれらの蛍光体には、発光、色空間の範囲、半値幅(半値全幅:FWHM:Full Width at Half Maximum)、およびスペクトルフィルタリングに関する重要な欠点がある。蛍光体(Sr,Ba)Si:Euの場合、バリウムをストロンチウムに置き換えることによって、発光波長を橙色スペクトル領域から赤色スペクトル領域にシフトさせることができる。しかしながら、この置き換えによって、蛍光体の長期的な安定性が低下する。
さらに、605nmより長い主波長を有する蛍光体(Sr)Si:Euは、半値幅の大幅な増大を示し、結果として効率および彩度が低下し、したがってこれらの蛍光体の可能な用途が制限される。蛍光体(Sr,Ca)AlSiN:Eu2+は、最大608nmの主波長を有する深紅色スペクトル領域における発光をすでに示すが、この蛍光体は、電磁スペクトルの不可視領域まで達する極めて広範囲の発光を有し、これによりこの蛍光体のルミネセンス効率が低下する。したがって、電磁スペクトルの深紅領域において発光し、半値幅が小さく、したがって電磁スペクトルの可視領域外の発光が少ない蛍光体の需要が高まっている。
特許文献1および非特許文献1には、電磁スペクトルの深紅領域における発光と、約50nmの小さい半値幅とをすでに有する化学式SrLiAl:Eu2+の蛍光体が開示されている。しかしながら、この蛍光体の放出光(λmax=650nm)は、特にその長波長側において視感度曲線(eye-sensitivity curve)との重なりが小さく、したがってこの蛍光体のルミネセンス効率は低い。
この蛍光体のルミネセンス効率は、理論的に可能な最大値の約10%であり、これは、目のスペクトル感度のためである。非特許文献2には、電磁スペクトルの深紅領域において、約60nmの小さい半値幅で発光する、化学式CaLiAl:Eu2+の蛍光体が示されている。しかしながら放出光は、SrLiAl:Eu2+と比較して、赤色スペクトル領域内に(すなわちより長い波長に)さらにシフトしており、約670nmにおいて発光極大値を有し、すなわちこの蛍光体は、特にその長波長側において視感度曲線との重なりがさらに小さい。
特許文献2には、化学式Ca18.75Li10.5Al3955:Euの蛍光体が記載されている。しかしながら、この蛍光体も、647nmにおいて発光極大値を有し、その長波長側において視感曲線との重なりが小さいために効率の損失を示す。
国際公開第2013/175336号 国際公開第2015/135888号
本発明の少なくとも一実施形態の目的は、深紅色の発光を有し、小さい半値幅を示し、さらに、高いルミネセンス効率を有する蛍光体、を提供することである。さらなる目的は、赤色発光蛍光体を製造する効率的な方法を提供することと、変換要素における赤色発光蛍光体の使用を提供することと、光を変換する目的での赤色発光蛍光体の使用とに関する。
これらの目的は、請求項1の特徴を有する赤色発光蛍光体と、請求項9の特徴を有する赤色発光蛍光体を作製する方法と、請求項12および請求項13の特徴を有する、赤色発光蛍光体の使用とによって、達成される。
赤色発光蛍光体が提供される。したがって本蛍光体は、電磁スペクトルの赤色領域における発光を有する。
一実施形態においては、本赤色蛍光体は、ニトリドアルミン酸塩(nitridoaluminate)蛍光体を含む。ニトリドアルミン酸塩蛍光体は、Eu2+原子によってドープされている。
一実施形態においては、本赤色発光蛍光体は、610〜640nmの範囲内に、好ましくは620〜635nmの範囲内に、特に好ましくは625〜635nmの範囲内に、例えば626nmないし634nmに、発光極大値を有する。したがって発光は、電磁スペクトルの深紅色スペクトル領域内である。本発明に係る蛍光体の発光極大値は、公知の赤色発光蛍光体と比較して、電磁スペクトルのより短い波長範囲にシフトしている。
一実施形態においては、本赤色発光蛍光体は、可視スペクトル領域外の放射を放出しない、またはわずかに放出するのみである。したがって、放出される光子すべて、またはほぼすべてが人間の目の感度範囲内であり、これにより、電磁スペクトルの不可視領域における発光による効率の損失が排除される、または最小化される。これにより、高いルミネセンス効率が達成される。
一実施形態においては、本赤色発光蛍光体は、65nm未満、好ましくは60nm未満の半値幅(半値全幅:FWHM)を有し、元素Ca、Li、Al、N、およびEuを含む。
一実施形態においては、本赤色発光蛍光体は、65nm未満、好ましくは60nm未満の半値幅(半値全幅:FWHM)を有する。この半値幅は、例えば、55nm〜58nmの範囲内(両端値を含む)とすることができる。狭い帯域の発光によって、より大きい半値幅と同程度の主波長を有する蛍光体よりも、彩度および色純度が大幅に向上する。
本赤色発光蛍光体は、このような小さい半値幅と、610〜640nmの範囲内における発光極大値とによって、電磁スペクトルの可視領域内の放射のみを、またはほぼそのような放射のみを放出する。このようにすることで、電磁スペクトルの不可視領域における発光による効率の損失が発生しない、またはわずかな損失が発生するのみである。比較すると、公知の蛍光体(Sr,Ba)Si:Eu2+は90nmより大きい半値幅を有し、蛍光体(Sr,Ca)AlSiN:Eu2+は70nmより大きい半値幅を有し、蛍光体CaLiAl:Eu2+は約60nmの半値幅を有し、蛍光体SrLiAl:Eu2+は約50nmの半値幅を有する。
本発明に係る赤色発光蛍光体の発光極大値(公知の赤色発光蛍光体と比較して、電磁スペクトルのより短い波長範囲にシフトしている)と狭い半値幅の結果として、本発明に係る蛍光体は、公知の蛍光体と比較して高いルミネセンス効率を有する。視感度の最大値は555nmにある。蛍光体の一定の半値幅を想定するとき、蛍光体の発光極大値が555nmに近いほど、視感度の外側に位置する損失の発生が少ない。したがって一定の半値幅の場合、赤色発光蛍光体の発光極大値が555nmに近いほどルミネセンス効率が高まる。
一実施形態においては、本赤色発光蛍光体のルミネセンス効率は、25パーセントより高い。比較すると、SrLiAl:Eu2+のルミネセンス効率は約10パーセントであり、CaLiAl:Eu2+のルミネセンス効率は5パーセントをかなり下回る。したがって本発明に係る赤色発光蛍光体は、SrLiAl:Eu2+と比較して少なくとも2倍高いルミネセンス効率を有し、CaLiAl:Eu2+と比較して約6倍高いルミネセンス効率を有する。高いルミネセンス効率によって、本発明に係る赤色発光蛍光体は、バックライト用途向けとして(特に、LEDの変換要素での使用向けに)大きな関心が寄せられる。
一実施形態においては、本赤色発光蛍光体は、λ<620nm、好ましくはλ<615nmの主波長を有する。主波長は、多色光源と同じ色印象を生成する単色波長である。
CIE色空間において、点(x=0.333、y=0.333)と、特定の色の点とを結ぶ線を、2点の最大値における空間の輪郭を満たすように外挿することができる。その色に近い方の交点は、その交点における純粋なスペクトル色の波長としてその色の主波長を表す。したがって主波長は、人間の目によって知覚される波長である。一般的に主波長は、最大強度の波長からずれる。特に、赤色スペクトル領域内の主波長は、最大強度の波長より短い波長である。
一実施形態によれば、本赤色発光蛍光体は、元素Ca、Li、Al、N、およびEuを含む、またはこれらの元素からなる。
本赤色発光蛍光体が元素Ca、Li、Al、N、およびEuからなる場合、本蛍光体は(例えば不純物の形における)さらなる元素を有することが可能であり、一緒に含まれるこれらの不純物は、本蛍光体の最大で1つの重量分率(最大で0.1/1000(0.1 per thousand)ないし10ppm)を有することが好ましい。
一実施形態によれば、本赤色発光蛍光体は、Eu2+によってドープされたニトリドアルミン酸塩蛍光体を含めて、さまざまな相を備えている、または、1つまたは複数のさらなる相と、Eu2+によってドープされたニトリドアルミン酸塩蛍光体からなることができる。例えば、本赤色発光蛍光体が2相からなる場合、1相は、Eu2+によってドープされたニトリドアルミン酸塩蛍光体に対応し、Eu2+によってドープされたニトリドアルミン酸塩蛍光体は、文献から公知の蛍光体CaLiAl:Eu2+(非特許文献2)と同じかまたは類似する分子式を有することができるが、異なる結晶構造と、したがって異なる原子配列を有する。このことは、本発明に係る蛍光体およびCaLiAl:Eu2+の異なる粉末X線回折図から理解することができる(図4)。
一実施形態においては、本赤色発光蛍光体は、Eu2+によってドープされたニトリドアルミン酸塩蛍光体の1相と、AlNの相とを含む、または本赤色発光蛍光体は、これらの相からなる。
一実施形態においては、本赤色発光蛍光体は、Eu2+によってドープされたニトリドアルミン酸塩蛍光体からなる。すなわち本赤色発光蛍光体は、1相のみ(すなわちEu2+によってドープされたニトリドアルミン酸塩蛍光体)からなる。本赤色発光蛍光体は、Eu2+によってドープされたニトリドアルミン酸塩蛍光体(1つのみの結晶構造において存在する)、からなることができる。
Eu2+によってドープされたニトリドアルミン酸塩蛍光体は、文献から公知の蛍光体CaLiAl:Eu2+(非特許文献2)と同じ実験式を有するが、異なる結晶構造を示す。
一実施形態においては、本赤色発光蛍光体は、LiN、LiAlH、AlN、Ca、およびEuFを含む出発原料から作製されている。本蛍光体は、これらの出発原料からなる出発原料から作製することもできる。驚くべきことに、本発明に係る赤色発光蛍光体は、これらの出発原料から、610〜640nmの範囲内に発光極大値を有するように作製できることが判明した。
一実施形態においては、出発原料のモル比は、モル組成Ca1−xLiAlEu(x=0.001〜0.1)に対応する。この場合、本発明に係る赤色発光蛍光体、またはEu2+によってドープされたニトリドアルミン酸塩蛍光体の相は、公知のCa1−xLiAlEu蛍光体とは異なる結晶構造を有する。公知のCaLiAl:Eu2+蛍光体と比較して、本発明に係る蛍光体は、棒状結晶を有さず、八面体構造の結晶を有する。
エネルギー分散X線分光分析(EDX)の測定値によって、本赤色発光蛍光体の元素比がCa:Alの精度1:2〜1:3の範囲内で示される。
一実施形態においては、本赤色発光蛍光体は、電磁スペクトルのUV領域から緑色領域における放射によって励起させることができる。例えば、本赤色発光蛍光体は、240nm〜600nmの波長、好ましくは400nm〜500nmの波長、例えば460nmの波長を有する放射によって、励起させることができる。
本赤色発光蛍光体の開示されている実施形態は、以下の方法に従って作製することができる。本赤色発光蛍光体のすべての特徴は、本方法に対しても開示され、逆も同様である。
Eu2+によってドープされたニトリドアルミン酸塩蛍光体を含む赤色発光蛍光体を作製する方法を開示する。赤色発光蛍光体は、電磁スペクトルの610〜640nmの範囲内に発光極大値を有する。本方法は、以下の方法ステップ、すなわち、
A) LiN、LiAlH、Ca、AlN、およびEuFを含む出発原料、またはこれらからなる出発原料、を混合するステップと、
B) A)において得られた混合物を、900〜1400℃の範囲内の温度T1まで加熱するステップと、
C) 混合物を、900〜1400℃の温度T1において5分〜30時間アニールするステップと、
を含む。
驚くべきことに、本発明に係る赤色発光蛍光体(電磁スペクトルの610〜640nmの範囲内における発光極大値と、狭い帯域の発光とを有する)を、出発原料LiN、LiAlH、Ca、AlN、およびEuFから作製することが可能であることが判明した。したがって驚くべきことに、従来技術と比較して大幅に高いルミネセンス効率を有する赤色発光蛍光体を作製することが可能である。
一実施形態においては、出発原料は、粉末として存在する。
一実施形態においては、LiN:LiAlHのモル比は、1:10〜1:1の範囲内、好ましくは1:5〜1:1の範囲内、例えば1:3である。
一実施形態においては、T1は、1100〜1300℃の範囲内、例えば1250℃ないし1125℃であり、ステップC)におけるアニーリングは、0.5時間〜30時間、好ましくは1〜24時間行う。
一実施形態においては、T1は1250℃であり、ステップC)におけるアニーリングが0.5時間〜5時間、例えば1時間である。
一実施形態においては、T1は1125℃であり、ステップC)におけるアニーリングが15時間〜30時間、例えば24時間である。
一実施形態においては、方法ステップC)の後、以下のさらなる方法ステップが続く。
D) 混合物を温度T2まで冷却するステップであって、室温<T2<T1である、ステップ。室温は20℃を意味するものと理解する。
一実施形態においては、方法ステップD)の後、さらなる方法ステップが続く。
E) 混合物を、800〜1300℃の温度T2において5分〜2時間アニールするステップ。アニーリングは、好ましくは5分〜60分、より好ましくは10分〜30分行う。特に、工程ステップD)およびE)を行うときには、工程ステップC)におけるアニーリングは、5分〜2時間、好ましくは5分〜60分、特に好ましくは10分〜30分行うことができる。
一実施形態においては、T2は、800℃〜1300℃の範囲内、好ましくは900℃〜1200℃の範囲内、より好ましくは950℃〜1100℃の範囲内、例えば1000℃である。
一実施形態においては、T1=1250℃かつT2=1000℃である。この実施形態における工程ステップC)および工程ステップE)におけるアニーリングは、それぞれ、10分〜30分、例えば15分続けることができる。
一実施形態においては、方法ステップC)または方法ステップE)の後にさらなる方法ステップが続く。
F) 混合物を室温まで冷却するステップ
一実施形態においては、工程ステップF)において、混合物を、10〜400℃/時、好ましくは30〜300℃/時の冷却速度で、例えば250℃/時ないし45℃/時の冷却速度で、室温まで冷却する。
一実施形態においては、方法ステップD)における混合物のT2までの冷却は、10〜400℃/時、好ましくは30〜300℃/時の冷却速度で行う。
一実施形態においては、方法ステップB)、C)、D)、E)、および/またはF)は、フォーミングガス雰囲気中で行う。フォーミングガスにおいて、窒素:水素の比は92.5:7.5であることが好ましい。
一実施形態においては、方法ステップB)、C)、D)、E)、および/またはF)は、管状炉において行う。
一実施形態においては、ステップB)における加熱は、100〜400℃/時、より好ましくは150〜300℃/時、より好ましくは200〜250℃/時の加熱速度で、例えば250℃/時の加熱速度で行う。
一実施形態においては、出発原料は、モル比AlN:Ca:LiN:LiAlH:EuF=1:0.05〜0.5:0.01〜0.1:0.05〜0.5:0.0001〜0.01において使用する。出発原料は、モル比AlN:Ca:LiN:LiAlH:EuF=1:0.05〜0.3:0.03〜0.09:0.05〜0.4:0.0002〜0.001において使用することが好ましく、出発原料は、モル比AlN:Ca:LiN:LiAlH:EuF=1:0.1〜0.2:0.06〜0.08:0.1〜0.3:0.0003〜0.001において使用することが特に好ましい。
一実施形態においては、出発原料のモル比は、モル組成Ca1−xLiAlEu(x=0.001〜0.1)に対応する。
開示されている赤色発光蛍光体の実施形態は、以下に記載する使用を目的として採用することができる。本赤色発光蛍光体およびその製造方法のすべての特徴は、これらの使用に対しても開示され、逆も同様である。
光をより長い波長の赤色光に変換する目的での赤色発光蛍光体の使用を提供する。このことは、光が本赤色発光蛍光体によって吸収され、赤色スペクトル領域内である、より長い波長を有する光として放出されることを意味する。本赤色発光蛍光体は、電磁スペクトルの610nm〜640nmの範囲内に発光極大値を有する。
本使用の一実施形態においては、赤色発光蛍光体が、青色光を、より長い波長を有する赤色光に変換する目的で使用される。青色光は、例えば400nm〜500nmの波長を有する。
変換要素における赤色発光蛍光体の使用を提供する。本赤色発光蛍光体は、電磁スペクトルの610nm〜640nmの範囲内に発光極大値を有する。
本使用の一実施形態においては、変換要素は、発光ダイオード(LED)の一部である。
本使用の一実施形態においては、LEDは、動作時に400nm〜500nmの波長範囲内の(例えば460nmの)青色放射を放出する半導体チップを備えている。動作時に青色放射を放出するのに適する半導体チップは、例えばガリウム窒化物系またはインジウムガリウム窒化物系である。
LEDは、白色光を発することが好ましい。この実施形態においては、変換要素は、電磁スペクトルの緑色領域における放射を放出する蛍光体をさらに備えている。
提供される赤色発光蛍光体の実施形態を、発光ダイオードの変換要素において使用することができる。
発光ダイオードが提供される。この発光ダイオードは、部品の動作時に400nm〜500nmの波長範囲内の青色放射を放出する半導体チップと、Eu2+によってドープされたニトリドアルミン酸塩蛍光体を含みかつ電磁スペクトルの610nm〜640nmの範囲内に発光極大値を有する赤色発光蛍光体、を含む変換要素と、を備えている。本赤色発光蛍光体は、発光ダイオードの動作時に、半導体チップによって放出される放射を、610nm〜640nmの範囲内の波長を有する二次放射に変換するように構成されている。
本赤色発光蛍光体は、その高いルミネセンス効率により、従来の公知の狭い帯域の赤色発光蛍光体よりも、変換要素内に低い濃度で存在させることができ、なぜなら同じ効率を達成するために必要な放射強度がより低いためである。
変換要素の1つの可能な実施形態は、ポッティングの形の実施形態であり、この場合、封止体が密着状態で半導体チップを囲む。さらに、側壁上の封止体(半導体チップを密着状態で囲んでいる)を、例えばハウジングによって安定化することができ、例えばそのようなハウジングの凹部に配置する。ポッティングの材料は、この技術分野において公知である。
さらには、変換要素を変換層として設計することができる。変換層には、変換層と半導体チップとの間の直接的な接触が存在し、この場合、変換層の厚さは、例えば、半導体チップの厚さより小さく、例えば、すべての放射出口面において一定に形成することができる。
変換要素は、板または箔の形をとることもできる。板または箔は、半導体チップの上に配置される。変換要素の実施形態のこれらのさらなるバリエーションは、変換要素と半導体チップとの直接的な接触、および/または、密着状態の接触、を必ずしも備えていなくてよい。すなわち、変換要素と半導体チップとの間に隙間を存在させることができる。言い換えれば変換要素は、半導体チップの下流に配置されており、半導体チップの放出放射によって照らされる。この場合、変換要素と半導体チップとの間に、ポッティング体または空気の隙間を形成することができる。
本発明のさらなる有利な実施形態および発展形態は、図面を参照しながら以下に説明する実施形態から明らかになるであろう。
赤色発光蛍光体の例示的な実施形態の発光スペクトルを、2種類の公知の蛍光体の発光スペクトルと比較して示した図 赤色発光蛍光体の第1の実施形態および第2の実施形態の特徴的な特性を、2種類の公知の蛍光体と比較して示した図 銅Kα1放射線(copper-Kα1-radiation)を使用しての、赤色発光蛍光体の実施形態の粉末X線回折パターンを示した図 銅Kα1放射線(copper-Kα1-radiation)を使用しての、赤色発光蛍光体の実施形態の粉末X線回折パターンを示した図
図1は、本発明に係る蛍光体の第1の例示的な実施形態の発光スペクトル(参照記号Iaを付した曲線)を示している。さらに、公知の蛍光体CaLiAl:Eu2+の発光スペクトル(参照記号IIIaを付した曲線)と、公知の蛍光体SrLiAl:Eu2+の発光スペクトル(参照記号IIaを付した曲線)を示してある。x軸には波長がナノメートル単位でプロットされており、y軸には発光強度が割合としてプロットされている。
発光スペクトルを測定するため、本発明に係る蛍光体を、460nmの発光放射を有する青色LEDを使用して励起させた。本発明に係る蛍光体は、57nmの半値幅と、611nmの主波長を有し、発光の極大値は634nmにある。したがって本発明の蛍光体は、電磁スペクトルのほぼ可視領域のみにおいて放出し、結果として視感度曲線との重なりが大きくなり、したがって効率の損失が減少する。公知の蛍光体CaLiAl:Eu2+は、470nmの発光放射によって励起させ、公知の蛍光体SrLiAl:Eu2+は、440nmの発光放射によって励起させた。図から理解できるように、公知の蛍光体SrLiAl:Eu2+は、約650nmにおいて発光極大値を有し、公知の蛍光体CaLiAl:Eu2+は、約670nmにおいて発光極大値を有する。
公知の蛍光体の半値幅は、本発明に係る蛍光体の場合とほぼ同じ範囲内である。本発明に係る蛍光体の発光極大値が、公知の蛍光体と比較して青色スペクトル領域内にシフトしているため、本発明の蛍光体は、大幅に高いルミネセンス効率を有する。本発明に係る蛍光体では、視感度曲線との重なりが大きくなり、このことは効率の損失の減少につながる。
本発明に係る蛍光体の第1の実施形態(図1において参照記号Iaを付した発光スペクトルを有する)は、次のように作製した。0.064モルのCaと、0.032モルのLiNと、0.096モルのLiAlHと、0.432モルのAlNと、0.00019モルのEuFとを、均一に混合する。モル比AlN:Ca:LiN:LiAlH:EuFは、1:0.148:0.074:0.22:0.00044である。これは、出発原料におけるCaの量に対するユーロピウムの含有量0.1mol%に相当する。この混合物をタングステンるつぼに移し、るつぼを管状炉に移す。フォーミングガス雰囲気(N:H=92.5:7.5)中で、混合物を250℃/時の加熱速度で1250℃の温度まで加熱する。混合物を1250℃の温度において1時間アニールした後、250℃/時の冷却速度で室温まで冷却する。
図2は、第1の実施形態(A1)および第2の実施形態(A2)の特徴的なデータを、公知の蛍光体SrLiAl:Eu2+およびCaLiAl:Eu2+と比較して示している。λdomは主波長(ナノメートル単位)であり、λmaxは、発光極大値(ナノメートル単位)であり、x,yは、放出される放射の、CIE標準色度図(CIE standard table)(1931年)における座標であり、LEは、ルミネセンス効率(%単位)であり、FWHMは、半値幅(ナノメートル単位)である。ルミネセンス効率は、%単位で表され、555nmにおけるルミネセンス効率の最大値を意味する。ルミネセンスは、555nmにおいて683ルーメン/ワットである。*を付したデータは、文献から引用、または文献のデータから計算されたものである。それ以外のすべてのデータは、発明者の実験データである。第1の実施形態A1の合成は、図1に関連して説明してある。
本発明に係る蛍光体の第2の実施形態は、次のように作製した。9.430gのCaと、1.112gのLiNと、3.630gのLiAlHと、17.670gのAlNと、0.158gのEuFを、均一に混合する。この混合物をタングステンるつぼに移し、るつぼを管状炉に移す。フォーミングガス雰囲気(N:H=92.5:7.5)中で、混合物を250℃/時の加熱速度で1125℃の温度まで加熱する。混合物を1125℃の温度において24時間アニールした後、45℃/時の冷却速度で室温まで冷却する。
図3は、銅Kα1放射線を使用しての2つの粉末X線回折パターンを示している。x軸は回折角度(2Θ゜値)、y軸は強度である。参照記号Iを付した粉末X線回折パターンは、本発明に係る赤色発光蛍光体の第1の実施形態(図1において作製したように合成した)の回折パターンを示している。X線回折データは、Bragg−Brentano型におけるX−Celerator CCD検出器を有する粉末回折計(PANalytical Empyrean)における表面試料キャリア(surface sample carrier)によって記録した。参照記号IIを付した粉末X線回折パターンは、非特許文献1に基づく化学式SrLiAlの化合物のシミュレートされた回折パターンである。図示した粉末X線回折パターンから、本発明に係る赤色発光蛍光体は、化学式SrLiAl:Eu2+の公知の蛍光体とは異なる結晶構造を有することが明らかである。
図4は、銅Kα1放射線を使用しての2つの粉末X線回折パターンを示している。x軸は回折角度(2Θ゜値)、y軸は強度である。参照記号Iを付した粉末X線回折パターンは、本発明に係る赤色発光蛍光体の第1の実施形態(図1において作製したように合成した)の回折パターンを示している。X線回折データは、Bragg−Brentano型におけるX−Celerator CCD検出器を有する粉末回折計(PANalytical Empyrean)における表面試料キャリアによって記録した。参照記号IIIを付した粉末X線回折パターンは、非特許文献2に基づく化学式CaLiAlのシミュレートされた化合物である。図示した粉末X線回折パターンから、本発明の赤色発光蛍光体は、化学式CaLiAl:Eu2+の公知の蛍光体とは異なる結晶構造を有することが明らかである。
ここまで、本発明について実施形態に基づいて説明してきたが、本発明はこれらの説明によって制限されない。むしろ本発明は、任意の新規の特徴および特徴の任意の組合せを包含しており、特に、特許請求項における特徴の任意の組合せを含む。これらの特徴または特徴の組合せは、それ自体が特許請求項あるいは例示的な実施形態に明示的に記載されていない場合であっても、本発明に含まれる。
[関連出願]
本特許出願は、独国特許出願第102015119149.0号の優先権を主張し、この文書の開示内容は参照により本明細書に組み込まれている。
E 発光強度
Ia,IIIa,IIa 発光スペクトル
nm ナノメートル
λ 波長
A1 第1の実施形態
A2 第2の実施形態
λdom 主波長
λmax 発光極大値
x,y CIE標準色度図(1931年)における座標
LE ルミネセンス効率
FWHM 半値幅
I,II,III 粉末X線回折パターン

Claims (14)

  1. Eu2+によってドープされたニトリドアルミン酸塩蛍光体を含む赤色発光蛍光体であって、前記赤色発光蛍光体が、電磁スペクトルの610〜640nmの範囲内に発光極大値を有する、
    赤色発光蛍光体。
  2. − 前記赤色発光蛍光体が、65nm未満の半値幅を有し、かつ、
    − 前記赤色発光蛍光体が、元素Ca、Li、Al、N、およびEuを含む、
    請求項1に記載の赤色発光蛍光体。
  3. 前記赤色発光蛍光体が、620〜635nmの範囲内に発光極大値を有する、
    請求項1に記載の赤色発光蛍光体。
  4. 前記赤色発光蛍光体が、65nm未満の半値幅を有する、
    請求項1または請求項3に記載の赤色発光蛍光体。
  5. 前記赤色発光蛍光体が、元素Ca、Li、Al、N、およびEuを含む、
    請求項1または請求項3に記載の赤色発光蛍光体。
  6. 前記赤色発光蛍光体が、元素Ca、Li、Al、N、およびEuからなる、
    請求項1から請求項5のいずれかに記載の赤色発光蛍光体。
  7. 前記赤色発光蛍光体が、LiN、LiAlH、AlN、Ca、およびEuFを含む出発原料から作製されている、
    請求項1から請求項6のいずれかに記載の赤色発光蛍光体。
  8. 前記出発原料のモル比が、モル組成Ca1−xLiAlEuに対応し、x=0.001〜0.01である、
    請求項7に記載の赤色発光蛍光体。
  9. 前記赤色発光蛍光体が、λ<620nmの主波長を備えている、
    請求項1から請求項8のいずれかに記載の赤色発光蛍光体。
  10. Eu2+によってドープされたニトリドアルミン酸塩蛍光体を含む赤色発光蛍光体を作製する方法であって、前記赤色発光蛍光体が、電磁スペクトルの610〜640nmの範囲内に発光極大値を有し、以下の方法ステップ、すなわち、
    A) LiN、LiAlH、Ca、AlN、およびEuFを含む出発原料を混合するステップと、
    B) A)において得られた前記混合物を、900℃と1400℃の間の温度まで加熱するステップと、
    C) 前記混合物を、900〜1400℃の温度において5分〜30時間アニールするステップと、
    F) 前記混合物を室温まで冷却するステップと、
    を含む、方法。
  11. ステップB)〜ステップF)が、フォーミングガス雰囲気中で行われる、
    請求項10に記載の方法。
  12. 前記出発原料が、AlN:Ca:LiN:LiAlH:EuF=1:0.05〜0.5:0.01〜0.1:0.05〜0.5:0.0001〜0.01のモル比において使用される、
    請求項10または請求項11のいずれかに記載の方法。
  13. LEDの変換要素における、請求項1から請求項9のいずれかに記載の蛍光体の使用。
  14. 光をより長い波長の赤色光に変換する目的での、請求項1から請求項9のいずれかに記載の赤色発光蛍光体の使用。
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