JP2018528884A - 物品上に物質を堆積させるための平行動作装置 - Google Patents
物品上に物質を堆積させるための平行動作装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2018528884A JP2018528884A JP2018511270A JP2018511270A JP2018528884A JP 2018528884 A JP2018528884 A JP 2018528884A JP 2018511270 A JP2018511270 A JP 2018511270A JP 2018511270 A JP2018511270 A JP 2018511270A JP 2018528884 A JP2018528884 A JP 2018528884A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- station
- article
- movement
- conveyor
- deposition device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B05—SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
- B05B—SPRAYING APPARATUS; ATOMISING APPARATUS; NOZZLES
- B05B3/00—Spraying or sprinkling apparatus with moving outlet elements or moving deflecting elements
- B05B3/14—Spraying or sprinkling apparatus with moving outlet elements or moving deflecting elements with oscillating elements; with intermittent operation
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41J—TYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
- B41J3/00—Typewriters or selective printing or marking mechanisms characterised by the purpose for which they are constructed
- B41J3/407—Typewriters or selective printing or marking mechanisms characterised by the purpose for which they are constructed for marking on special material
- B41J3/4073—Printing on three-dimensional objects not being in sheet or web form, e.g. spherical or cubic objects
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41J—TYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
- B41J2/00—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
- B41J2/005—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by bringing liquid or particles selectively into contact with a printing material
- B41J2/01—Ink jet
- B41J2/21—Ink jet for multi-colour printing
- B41J2/2132—Print quality control characterised by dot disposition, e.g. for reducing white stripes or banding
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41J—TYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
- B41J2/00—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
- B41J2/005—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by bringing liquid or particles selectively into contact with a printing material
- B41J2/01—Ink jet
- B41J2/21—Ink jet for multi-colour printing
- B41J2/2132—Print quality control characterised by dot disposition, e.g. for reducing white stripes or banding
- B41J2/2146—Print quality control characterised by dot disposition, e.g. for reducing white stripes or banding for line print heads
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41J—TYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
- B41J25/00—Actions or mechanisms not otherwise provided for
- B41J25/001—Mechanisms for bodily moving print heads or carriages parallel to the paper surface
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Quality & Reliability (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)
- Ink Jet (AREA)
- Coating Apparatus (AREA)
Abstract
三次元の物品に直接印刷する、及び/又は三次元の物品を装飾するための装置及び方法、並びにそれらにより印刷された物品及び/又は装飾された物品を含む、物品に物質を堆積させる装置及び方法が開示されている。装置(20)は、少なくとも第1のステーション(25)及び第2のステーション(25)を、その上に又はそれに近接して有するコンベヤー(24)を含む。第1のステーションに位置する第1の物質堆積デバイス(26)及び第2のステーションに位置する機能デバイスなどの第2のデバイスが存在する。装置及び方法は、第1の物質堆積デバイスが位置する少なくとも第1のステーションで、少なくとも2つのステーション内移動のサイクルが、物品と堆積デバイスとの間で発生するようなものである。物品と堆積デバイスとの間の相対動作は、実質的に並進であり得る。物質堆積デバイスは、ステーション内移動の間に配列内の物品に物質を堆積させて、所定のパターンの異なる部分を形成することができる。
Description
本発明は、三次元の物品に直接印刷する装置及び方法、並びに/又は三次元の物品を装飾する装置及び方法を含む、物品の表面上に物質を堆積させるための装置及び方法、並びにそれにより印刷される物品及び/又は装飾される物品を対象とする。
印刷の様々な装置及び方法が、特許文献において、及びインターネット上に開示されている。印刷の装置及び方法を開示する特許公報としては、米国特許第6,135,654号(Jennel)、同第6,699,352(B2)号(Sawatsky)、同第7,210,408(B2)号(Uptergrove)、同第7,467,847(B2)号(Baxterら)、同第8,522,989(B2)号(Uptergrove)、同第8,579,402(B2)号(Uptergrove)、同第8,667,895(B2)号(Gerigkら)、並びに米国特許出願公開第2011/0232514(A1)号(Putzerら)、同第2013/0019566(A1)号(Schach)、及び同第2014/0285600(A1)号(Domeierら)、並びにフランス特許第3001915号が挙げられる。その他のタイプの装置及び方法としては、Broadの名前で出願された米国特許出願公開第2012/0031548(A1)号、「Apparatus and Method for Applying a Label to a Non−Ruled Surface」に開示される装置及び方法が挙げられる。
多くの現在の取り組みは、ボトルなどの三次元の物品への印刷、特にインクジェット印刷を目的としている。現在の印刷装置は、シングルパスタイプ又はマルチパスタイプのどちらかであり得る。シングルパス装置は、マルチパス装置より速いという利点を有する。マルチパス装置は、より良好な品質を実現することができるが、インデキシング方式ではプリントヘッドが物品を複数回通過する必要があるので、シングルパス装置よりも遅い。残念ながら、現在のインクジェット技術及び現在の印刷装置を用いて三次元の物品に直接印刷することによって形成され得るラベルなどの印刷の品質は、別個に印刷された平坦なラベル上に形成されたものほど良好ではない。取り組みのほとんどは、シングルパス装置の品質を改善しようとすることを目的とするように見える。
印刷、特に三次元の物品への印刷に関する改善された装置及び方法の必要性が存在する。
本発明は、三次元の物品に直接印刷する装置及び方法、並びに/又は三次元の物品を装飾する装置及び方法を含む、物品の表面上に物質を堆積させるための装置及び方法、並びにそれにより印刷される物品及び/又は装飾される物品を対象とする。
装置は、搬送方向に物品を移送するためのコンベヤーを備える。コンベヤーは、その上に又は近接して第1のステーション及び第2のステーションを含む少なくとも2つのステーションを備える。装置は、少なくとも1つの物質堆積デバイスを更に備えてもよい。第1の物質堆積デバイスは、第1のステーションに位置し、機能デバイスなどの第2のデバイスは、物品上で機能を実行するための第2のステーションに位置する。物質堆積デバイスは、第1の物質堆積デバイスが位置する少なくとも第1のステーションで、少なくとも2つのステーション内移動のサイクルを使用して物質を物品上に堆積させるように動作し得る。
装置は、物品上で機能を実行するための1つ以上の追加のステーションにおいてオプションの機能デバイスを更に備えてもよい。機能デバイスとしては、追加の物質堆積デバイス、物品を処理するためのデバイス(例えば、物品の表面を処理する、又は物品に適用される物質を硬化するためのデバイス)、物品を装飾するためのデバイス(例えば、金属箔の適用)、物品の特性を変えるためのデバイス(例えば、レーザー)、又はこれらの組み合わせを挙げることができるが、それらに限定されない。
場合によっては、方法は、所定のパターンで物品上に物質を堆積させるためのプロセスであって、
a)上記の装置など装置を提供する工程と、
b)表面を有する少なくとも1つの三次元物品を提供する工程と、
c)コンベヤーを用いて、物品が第1のステーションで物品の表面を第1の物質堆積デバイスに向けて第1の物質堆積デバイスに隣接するように、搬送方向に物品を搬送する工程と、
d)第1のステーションにある間に、少なくとも2つのステーション内移動のうちの第1の移動で、物品及び/又は第1の物質堆積デバイスを移動させ、その間に第1の物質堆積デバイスが物品の表面上に第1の物質を堆積させ、その結果第1の物質が第1の配列で堆積されて所定のパターンの一部のみを形成する工程と、
e)更に第1のステーションにある間に、少なくとも2つのステーション内移動のうちの第2の移動で、物品及び/又は第1の物質堆積デバイスを移動させ、その間に第1の物質堆積デバイスが第1の配列内で物品の表面上に第2に適用する物質を堆積させて、所定のパターンの別の部分を形成する工程と、を含み、
工程d)及びe)における物品及び/又は堆積デバイスを移動させる工程が、物品と堆積デバイスとの間の主要な相対動作が実質的に並進であるような工程である、プロセスを含む。
a)上記の装置など装置を提供する工程と、
b)表面を有する少なくとも1つの三次元物品を提供する工程と、
c)コンベヤーを用いて、物品が第1のステーションで物品の表面を第1の物質堆積デバイスに向けて第1の物質堆積デバイスに隣接するように、搬送方向に物品を搬送する工程と、
d)第1のステーションにある間に、少なくとも2つのステーション内移動のうちの第1の移動で、物品及び/又は第1の物質堆積デバイスを移動させ、その間に第1の物質堆積デバイスが物品の表面上に第1の物質を堆積させ、その結果第1の物質が第1の配列で堆積されて所定のパターンの一部のみを形成する工程と、
e)更に第1のステーションにある間に、少なくとも2つのステーション内移動のうちの第2の移動で、物品及び/又は第1の物質堆積デバイスを移動させ、その間に第1の物質堆積デバイスが第1の配列内で物品の表面上に第2に適用する物質を堆積させて、所定のパターンの別の部分を形成する工程と、を含み、
工程d)及びe)における物品及び/又は堆積デバイスを移動させる工程が、物品と堆積デバイスとの間の主要な相対動作が実質的に並進であるような工程である、プロセスを含む。
場合によっては、物品と堆積デバイスとの間の相対動作は、単に並進であり得る。そのような場合において、堆積デバイスに対する物品自身の軸を中心とした物品の回転移動は存在しないであろう。しかしながら、他のタイプの相対動作もまた可能である。例えば、特定の実施形態において、堆積デバイスに物品の異なる部分を提示するために物品を移動させることが所望される場合がある。場合によっては、回転コンポーネント(又は2次動作)を並進による移動(物質堆積中の主要な移動)に追加することができる。ただし、物品自身の軸を中心とした物品の任意の回転は、360度未満とする必要がある。
図面に示される方法、装置(複数可)、及び物品の実施形態は、本来は、例証となるものであり、「特許請求の範囲」によって定義された本発明を制限することを意図しない。更に、本発明の各特徴は、発明を実施するための形態に照らし合わせれば、より完全に明確になり理解されるであろう。
本発明は、三次元の物品に直接印刷する装置及び方法、並びに/又は三次元の物品を装飾する装置及び方法を含む、物品の表面上に物質を堆積させるための装置及び方法、並びにそれにより印刷される物品及び/又は装飾される物品を対象とする。
図1は、少なくとも1つの物品10の表面上に物質22を堆積させるための装置20の1つの非限定的な実施形態を示す。図1に示すように、装置20は、少なくとも1つの物品10を全体として25で指定される少なくとも2つのステーションに搬送する物品コンベヤー24を備える。コンベヤー24に沿って、例えば2〜20以上などの任意の好適な数のステーション25が存在し得る。少なくとも2つのステーションが、単一のコンベヤー24と関連している。ステーション25は、それぞれ物品(複数可)上で機能を実行するために使用される。ステーション25は、(物質堆積デバイス26を用いて)物品上に物質22を堆積するためのステーション、物品を装飾するためのステーション、及び/又は物品上で他の機能を実行するためのステーションを含むことができる。個々のステーションは、25A、25B、25Cなどと指定することができる。
装置20は、少なくとも1つの物質堆積デバイス26を備えてもよい。物質堆積デバイスは、第1のステーション25Aに位置する第1の物質堆積デバイス26Aを備える。堆積デバイス26Bであり得る(又はそうでなくてもよい)機能デバイスなど第2のデバイスは、第2のステーション25Bに位置し得る。「第1の」ステーションとして1つのステーション、及び「第2の」ステーションとして1つのステーションの指定は、1つのステーション(第1のステーション)が存在し、別のステーション(第2のステーション)が存在することを意味するようにのみ意図されている。これらの指定は、第1のステーションが物品上で実行される全く初めての動作の位置であること、及び第2のステーションが物品上で実行される2番目の動作の位置であることを意味するものではない。これらの指定は、第2のステーションにおける動作が、第1のステーションでの動作の後に順に行う必要があることを意味するものではない。第1及び第2のステーションで実行される動作は、任意の順序で行なわれ得る。第1のステーションでの動作は、第2のステーションでの動作の前に発生し得るか、又は第2のステーションでの動作は、第1のステーションでの動作の前に発生し得る。これらの指定は、第1のステーションと第2のステーションとの間にステーションが存在してはいけないことを意味するものでもない。このようにして、第1及び第2のステーションは、互いに隣接してもよく、又は隣接していなくてもよい。物質堆積デバイスは、第1の物質堆積デバイス26Aが位置する少なくとも第1のステーション25Aで、少なくとも2つのステーション内移動のサイクルを使用して物質を物品10上に堆積させるようなものである。
装置20を使用して、多数の異なるタイプの三次元の物品10上で機能を実行することができる。そのような物品には、ボトル、ボックス、缶、箱、容器、洗濯用投入ボール(laundry dosing balls)、かみそり、かみそり刃ヘッド及びハンドルなどの消費者製品の構成要素、噴霧器トリガ、たらい、限定するものではないがタンポンの筒などの筒、並びにデオドラントスティック容器などが挙げられるが、これらに限定されない。物品としては、使い捨て消費者製品を含む消費者製品の一次パッケージを挙げることができる。更なる物品としては、ボトルキャップ、栓、及び続いて完成したボトルの形状に吹き込まれるボトルのプリフォームが挙げられるがこれらに限定されない容器又はパッケージの構成要素が挙げられる。装置20を使用して、空容器、部分的に充填された容器、又は充填された容器を搬送及び印刷することができる。容器は、全体又は一部に剛性又は可撓性の構造を有することができる。そのような容器は、キャップをしていても、キャップをしていなくてもよい。物品は、プラスチック、金属、及び/又はボール紙が挙げられるがこれらに限定されない任意の好適な材料で作製され得る。
物品10は、三次元の場合、典型的には少なくとも2つの対向端部を有する。例えば、ボトルは、ベース部及び頂部を有することになる。物品10はまた、前部、後部、及び側部も有し得る。物品10はまた、表面12も有することになる。物品10は、例えば、一部のかみそり刃のハンドルの場合のように固体、又はボトルの場合のように中空であり得る。物品が中空である場合、それらはまた内部も有する。物品10の表面は、平坦であるか又は湾曲していてもよい。表面全体が平坦であるか又は湾曲しているかのどちらかである必要はない。例えば、物品10の表面は、平坦である部分、湾曲している部分を有してもよいか、又は表面は、平坦な部分と湾曲した部分の両方を有してもよい。例えば、ボトルの場合において、表面の少なくとも一部は、凸状湾曲を有してもよい。いくつかの物品が、一部に凹状湾曲を有する表面を有し得ることもまた可能である。
「コンベヤー」という用語は、本明細書で使用するとき、一般的に物品を移動させるデバイスを指し、コンベヤーベルトに限定されない。コンベヤー24は、堆積デバイス(複数可)26及び任意の機能デバイスを通過して物品(複数可)10を搬送するための任意の好適なタイプのデバイスであり得る。好適なコンベヤーとしては、旋回回転タレット(turning rotary turrets)を含むタレットコンベヤー、旋回及び回転ホイール(turning and rotary wheels)を含むスターホイールコンベヤー、トラック、ベルト、チェーンなどの形態であってもよい無限ループコンベヤーが挙げられるがこれらに限定されない。
コンベヤー24は、任意の好適な数の物品10を一定時間保持することができる。好適な数の物品10は、1〜200個以上の物品であり得る。物品(複数可)10を、ステーションに提示するためにコンベヤー上に個々に配置することができる、又はそれらを、単一のステーションに提示するためにコンベヤー上に2つ又はそれ以上の物品のグループで配置することができる。一定時間におけるコンベヤー上の物品又は物品グループは、典型的には後続の処理のために物品がコンベヤー24から取り除かれるまで、全て同じ経路P上を進行する。一定時間におけるコンベヤー24上の物品10の数は、コンベヤー24上に又はこれに近接して配設されたステーション25の数と比べて、小さい、等しい、又は大きくてもよい。
物品(複数可)10は、コンベヤー24上の所定部位、例えばコンベヤー24内の凹部又はウェルなどにそれぞれ配置されてもよい。物品10は、物品コンベヤー24上で任意の好適な配向にすることができる。例えば、物品10は、コンベヤー24上で(及び任意の物品ホルダー30内で)直立の配向、又は上下逆の配向で位置し得る。あるいは、物品10は、コンベヤー24上に(及び任意の物品ホルダー30内に)平らに置かれてもよい。唯一の必要条件は、物品10に物質22を堆積させたいときに、物質22が堆積される物品10の表面12の部分が堆積デバイス26に露出されるべきであるということである。
物品(複数可)10は、真空によってなど任意の好適な方法でコンベヤー24上の適所に保持され得る。あるいは、図1に示すように、コンベヤー24は、少なくとも1つのオプションの物品10用ホルダー30を備えてもよく、ホルダー30は、コンベヤー24に接合されている。「接合した」という用語は、ある要素を他の要素に直接固着することによって、要素を別の要素に直接固定する構成;ある要素を中間部材(類)に固着し、次にその中間部材を他の要素に固着することによって、ある要素を他の要素に間接的に固定する構成;ある要素が別の要素と一体化する構成、即ち、ある要素が他の要素の本質的な一部分である構成;を包含する。ホルダー(複数可)30は、永続的にコンベヤー24に接合されているか、又は取り外し可能にコンベヤー24に接合されているかのどちらかであり得る。
ホルダー30は、任意の好適な形態であり得る。好適なホルダーとして、ブラケット、パック若しくはトレー、把持部、クランプ、吸引デバイス、又は指部が挙げられるが、これらに限定されない。ホルダー30は、1つ以上の物品を保持してもよい。図1に示す実施形態において、ホルダー30は、多数の物品を保持するためのトレーの形態である。ホルダー30が多数の物品を保持するとき、物品10は、直線的配置及び並列配置を含むがこれらに限定されない任意の好適な配置にすることができる。図1に示す実施形態において、物品10は、別の物品と並列の各物品と縦の配列で配向された物品と直線的配置にある。所与のホルダー内の物品は、全て同じであり得る、又は異なり得る。物品が異なると言われるとき、タイプ、寸法、及び/又は形状が挙げられるが、これらに限定されない任意の既知の様式において異なり得る。2つ以上のホルダー30が存在する場合は、ホルダーは、任意の好適な配置でコンベヤー24に接合され得る。好適な配置としては、円形コンベヤー24を取り巻く放射状配列が挙げられるがこれに限定されない。異なるホルダー30内の物品もまた、任意の既知の様式において異なってもよい。これらの又は他の実施形態において、例えば、カスタマイズされた物品又は物品用の包装を提供することが望ましい場合、異なるホルダー30内の物品10は、異なって印刷又は装飾され得る。
ホルダー30が、取り外し可能にコンベヤー24に接合されている場合、ホルダー30に、任意の好適な方法で物品10を装填することができる。例えば、ホルダー30は、コンベヤー24から取り外し、少なくとも1つの物品をホルダー内に装填することができ、ホルダー30は、次いでコンベヤーに接合され得る。ホルダー30をコンベヤー24から取り外して後続の工程に物品を送り、その中に1つ以上の新しい物品を有するホルダーを受容することが所望されるまで、ホルダー30をコンベヤー24に接合したままにすることができる。
他の実施形態では、図6に示すような、装置20に近接している機械動作デバイス(ロボットなど)28を提供することができる。かかる実施形態において装置20及び機械動作デバイス28は、a)ホルダー内及び/又はコンベヤー24上に物品を装填し、取り出すこと、並びにb)物品10上に物質を堆積させることを行うためのシステムを備えると見なされ得る。機械動作デバイス28は、物品を動かすことが可能な任意の好適なデバイスであってよい。機械動作デバイスには、独立作動式自動アーム、空圧アーム、ロボット、及び機械的運動要素が挙げられるが、これらに限定されない。いくつかの実施形態では、物品10を、機械動作デバイス28によってホルダー30内に装填し、ホルダーから取り外すことができる。任意の好適な数の物品を、一定の時間でホルダー30内に装填しホルダー30から取り外すことができる。他の実施形態では、ホルダー(複数可)30は、既にその中に物品10を備えていて、機械動作デバイスは、ホルダー30をコンベヤー24上に装填し、プロセス(複数可)が物品上で実行された後にホルダー30を取り外すことができる。
図1に示すように、コンベヤー24は、水平面内で、この場合は垂直である軸Aの周りを大きな矢印Fの方向に回転し得る。装置20が、デカルト座標系に位置すると考えられる場合、この説明のために垂直方向は、Z軸の方向であると考えられるであろう。図1では、コンベヤー24は、X−Y平面に配向され、回転方向Fは、時計と反対方向である。他の実施形態において、回転方向は、時計と反対方向であってもよい。コンベヤー24は、等速で回転してもよいか、又は必要に応じて回転速度を変えてもよい。コンベヤー24の回転は、連続的であってよいか、又は必要に応じて断続的であってよい。物品(複数可)10は、物品(複数可)10が搬送される経路Pに沿った任意の所与の場所における物品10の移動方向(即ち、搬送方向)(及び速度)を表すベクトルVを有する。
装置20及び方法は、物品(複数可)10の表面に物質22を堆積させる。装置20及び方法は、物品(複数可)10の表面に直接印刷する及び/又はこれを装飾するのに特に有用である。例えば、ボトルなどの物品に予め印刷されたラベルを貼り付ける代わりに、装置及び方法を使用して物品にラベルの内容を直接印刷することができる。当然ながら、装置及び方法は、物品のラベルとしての役割を果たす内容を印刷することに限定されない。装置及び方法はまた、デザインを印刷すること、又は物品10での材料堆積によって物品に視覚、触覚、若しくは嗅覚の効果をもたらすことによってなど物品を装飾するのにも有用である。
装置20は、任意の好適な数、配置、及びタイプの堆積デバイス(複数可)26を備えることができる。例えば、装置は、1〜20個又はそれ以上の堆積デバイス(複数可)26、あるいは、2〜10個の堆積デバイス(複数可)26を備えてもよい。このようにして、複数の堆積デバイス26が存在してもよい。堆積デバイス(複数可)26は、コンベヤー24に接合されるか、又はその上に位置することができる。あるいは、堆積デバイス(複数可)26は、コンベヤー24に近接して位置することができる。堆積デバイス(複数可)が本明細書でコンベヤー24に「隣接して」位置していると説明されるとき、デバイス26とコンベヤー24(及び物品10)との間に間隔が存在してもよい。しかしながら、堆積デバイス26と物品10の予定された堆積表面12との間の間隔は、所望される所定のパターンで物質を堆積するために堆積デバイス26の有効堆積距離を超えるべきではない。例えば、堆積デバイス26がインクジェット印刷ヘッドであり、インクジェット印刷ヘッドの堆積範囲が、約0.5〜10mmである場合、堆積デバイス26は、物品10の予定された堆積表面12がそのような堆積範囲内に入るようにコンベヤー24に十分接近して、又は近接して位置するべきである。堆積デバイス(複数可)26は、物品コンベヤー24に沿って離間した関係で配置されてもよい。あるいは、堆積デバイス(複数可)26の1つ以上を、堆積デバイス(複数可)26の別の1つと隣接し、かつこれと接触して位置させてもよい。
堆積デバイス(複数可)26は、物品10の移動経路Pの内側又は図1に示すように外側に位置付けられ得る。堆積デバイス(複数可)26がコンベヤー上に横になる実施形態では、堆積デバイス(複数可)26は、物品コンベヤー24上の物品10の上方に位置付けられ得る。堆積デバイス26は、地面に対して静止若しくは固定され得るか、又は(後述のように)移動可能であり得る。堆積デバイス26が移動可能である場合、堆積デバイス26は、その移動を特定の方向及び特定の量に限定してよい。
物質堆積デバイス(複数可)(「堆積デバイス(複数可)」)26は、任意の好適な物質(すなわち「材料」)を物品10に堆積させることができる。堆積デバイスは、直接、若しくは材料を介し物品に間接的に圧力を加えることによって、物品に接触するタイプ(「接触」)のもの、又は物品10に接触しないタイプ(「非接触」)のもののどちらかであり得る。本開示の目的では、物品にインクを噴霧することは、非接触であると見なされる。堆積デバイス26は、印刷ヘッド、ノズル、及びその他のタイプの材料堆積デバイスが挙げられるが、これらに限定されない、任意の好適なタイプのデバイスであり得る。印刷ヘッドの場合において、ピエゾインクジェット印刷ヘッド、サーマルインクジェット印刷ヘッド、静電印刷ヘッド、及び/又は印刷弁印刷ヘッドが挙げられるがこれらに限定されない任意の好適なタイプの印刷ヘッドを使用することができる。印刷ヘッドは、ドロップオンデマンドタイプの堆積デバイスであってもよい。「ドロップオンデマンド」とは、印刷ヘッドが、言葉、図形(例えば、写真)、又はデザインの形態でパターンを形成するように必要とされるときにのみノズルでインクの液滴を生成することを意味する。印刷ヘッドはまた、滴がノズルで連続して形成されるが、所望される滴だけが印刷ヘッドから離れて予定されたパターンを形成することを意味する「連続的」でもあり得る。インクジェット印刷ヘッドは、通常デジタル的に作動可能であり、コンピュータによって提供された画像を印刷することができる。
好適な物質又は材料としては、インク(UV硬化性インク、水性インク、及び溶媒性インクなど)、コーティング、及びローションが挙げられるが、これらに限定されない。材料は、任意の好適な形態で堆積され得る。好適な形態としては、液体、粉末、及びホットメルト(後者は加熱して流れ得る固体である)が挙げられるが、これらに限定されない。材料は、任意の好適なパターンで堆積され得る。好適なパターンは、規則的、不規則、又はランダムであってもよく、デザイン、画像、テキスト、しるし、テクスチャ、機能被膜、及びそれらの組み合わせが挙げられるが、これらに限定されない。
インクジェット印刷ヘッドは、典型的に多数のノズル40を含むことになる。図7に示すように、印刷ヘッドは、直線状の軸Lを備える長さを有する。ノズル40は、通常は、一般に、列に整列され、他のノズルのノズルにほぼ平行な特定の方向にインクを噴射するように構成される。印刷ヘッド26上の各列内のノズル40を、直線的に並べることができる。あるいは、ノズル40は、印刷ヘッドの長い方の寸法(又は長さ)に対して斜めに配向された1つ以上の列をなしていてもよい。このようなノズル配列は両方とも、実質的に直線的に並べられていると考えることができる。インクジェット印刷ヘッドは、その中に任意の適切な数及び構成のノズルを含むことができる。1つの適切なインクジェット印刷ヘッドは、2.54cmあたり(1インチあたり)約360個のノズルを含む。Xaar1002は、本明細書で用いる好適な印刷ヘッドの例であり、Xaar(Cambridge,UK)から入手可能である。
インクジェット印刷ヘッドによって形成されるインクの液滴は、約10マイクロメートル以下〜約200マイクロメートル、又はそれ以上の範囲の直径とすることができる。インクの液滴を、所定の領域にわたって任意の好適な数で分配することができる。典型的に、インクジェット印刷では、インク液滴は、配列又はマトリックスを構成し、そこではインチ当たりの液滴の数(DPI)が、印刷ヘッド又は印刷すべき物品の移動の方向及びそれに垂直な物品の表面上の方向で特定される。そのようなインク液滴42のマトリックス又は配列の二次元表示を図8A及び8Bに示す(本明細書に記載のプロセスにおいて、そのような配列又はマトリックスは、少なくとも部分的に三次元の(例えば、凸状又は凹状形などの湾曲した)表面に堆積されてもよいことが理解されよう)。物品の表面上に提供されてデジタル画像を形成するインク液滴の適用は、少なくとも1つの方向において、インチ当たりの液滴数(DPI)で約200以下〜最大で約2,880以上の範囲とすることができる。場合によっては、インクの液滴を、少なくとも1つの方向においてインチ当たりの液滴数で700〜1,440の範囲のマトリックスで堆積させることができる。場合によっては、インクの液滴を、少なくとも1つの方向においてインチ当たりの液滴数で1,200を超えるマトリックスで堆積させてもよい。
堆積デバイス(複数可)26が印刷ヘッドを備えるとき、堆積デバイス26のうち1つ以上は、印刷ユニット(又は「印刷ステーション」)を備えてもよい。インクジェット印刷ヘッドは、黒若しくはカラーインク、接着剤、又はクリアニスを印刷するように構成され得る。各印刷ユニットは、1〜4個以上の任意の好適な数の印刷ヘッドを備え得る。例えば、場合によっては、印刷ユニットは、多色印刷の異なる色集合を生成するためのCMYK(シアン、マゼンタ、黄、及びキー(黒))配色用に4個の印刷ヘッドを備え得る。印刷ユニットはまた、追加の色(例えば、白及び若しくは特別な色など)のために、第1の印刷工程としての下塗りのため若しくはベース層(例えば接着剤)のために、及び/又は透明封止剤若しくは保護コーティングを適用するために、追加の印刷ヘッド(複数可)も備えてもよい。いくつかの実施形態では、オプションの下塗りに1つ以上、装飾コートに1つ以上、及びオプションの上塗りに1つ以上など多数の印刷ステーションが存在し得る。
インク(複数可)などの物質22を、所定のパターンで物品(複数可)10に直接適用してもよい。「所定のパターン」という用語は、本明細書で使用するとき、印刷の開始前に決定される言葉、図形(例えば、写真)、しるし又はデザインが挙げられるがこれらに限定されない任意のタイプの印刷したパターンを指す。装置20及び方法は、少なくとも1つのステーションで、少なくとも2つのステーション内移動を使用して、物質の所定のパターンの異なる部分を物品に適用してもよい。
装置20及び方法は、物品10と物質堆積デバイス(複数可)26との間で1つ以上のタイプの相対動作を生じさせてよい。相対動作は、(1)堆積デバイス26に対して物品(複数可)10を移動させること、(2)物品(複数可)10に対して堆積デバイス26を移動させること、又は物品(複数可)10及び堆積デバイス26の両方を互いに対して移動させること、のいずれかで生じ得る。物品(複数可)10と堆積デバイス(複数可)26との間に2つ以上の異なるタイプの相対動作が存在し得る。装置20及び方法が物品10と堆積デバイス26との間に2つ以上の異なるタイプの相対動作を生じさせる場合は、これらを本明細書において第1のタイプの相対動作、第2のタイプの相対動作などと呼ぶことにする。
図1で矢印Fによって示される第1のタイプの相対動作は、コンベヤー24が搬送方向に物品10を搬送するときに生じる。コンベヤー24の動きは、図6に示されるような線形、図1に示されるような非線形、又は図5に示されるような部分的に線形かつ部分的に非線形であってもよい。コンベヤー24が線形動作で移動する場合、搬送方向は、1方向だけ存在することになる。コンベヤー24が非線形動作で移動する場合、搬送方向は、第1、第2、第3の移動の方向V...などを含み得る。いくつかの実施形態では、コンベヤー24は、再循環ループの形式であってもよい。再循環ループは、任意の好適な構成にすることができる。コンベヤー24は、円経路などの曲線経路で、又は線形部分及び曲線部分の両方を含む経路で移動する(したがって、物品10を移動させる)ことができる。そのような経路の非限定的な例としては、円経路、楕円経路、レーストラック型に構成された経路(図5)、及び他の閉ループ経路が挙げられる。その経路は、線形及び非線形の搬送方向を含んでもよく、非線形は、曲線状、円形、楕円形、弓状、ジグザグ形又は他の方向を含む。再循環ループの少なくとも一部の間に、物品(複数可)10は、物品自体の軸と異なる(例えば、オフセットした)軸の周りで移動する。したがって、物品をそれ自体の軸の周りで急回転させること(容器をマンドレル上の容器自体の軸の周りで急回転させるなど)は、「再循環ループ」で物品を搬送しているとは見なされない。
図1に示す実施形態において、物品10は、堆積デバイス26に対して弓状の経路に沿って移動する。より具体的には、図1に示されるコンベヤー24は、モーター(従来のもの、図示せず)で駆動し、「タレット」型回転デバイスにおいて回転軸Aの周りに円経路Pで物品10を移動させる。回転軸Aは、図1に示されるような垂直方向(コンベヤーがカルーセルのように回転するように)、水平方向(コンベヤーが観覧車のように回転するように)、又は水平と垂直との間のいくつかの方向など、任意の好適な方向に配向されてもよい。
図1に示すように、物品10が少なくとも部分的に非線形動作で移動する場合では、印刷ヘッドなどの堆積デバイス26の法平面PNは、それらがコンベヤー24上の少なくとも特定の場所にあるとき、互いに対して平行にならない。しかしながら、タレットコンベヤー上の印刷ヘッドの法平面PNは、タレットの両側(例えば、12時と6時)にあるとき、互いに平行になる。特定の実施形態では、1つのステーション25と他のステーションとの間の物品グループ間の相対位置は、プロセス全体を通して同じままとなって、1つのステーションにおいて物品10に適用される物質と他のステーションにおいて物品に適用される物質(又はそこで実行される機能)の精密な位置合わせを可能にする。
第1のタイプの相対動作Fに加えて、少なくとも第1のステーション25Aにある間に、物品10及び/又は第1の物質堆積デバイス26は、少なくとも2つのステーション内移動のうちの第1の移動で移動し、その間に印刷ヘッド(複数可)26などの第1の堆積デバイスは、物品(複数可)10の表面上に所定のパターンの一部のみを堆積させる。更に第1のステーション25Aにある間に、少なくとも2つのステーション内移動のうちの第2の移動で、物品及び/又は第1の物質堆積デバイス26Aを移動させ、その間に第1の物質堆積デバイス26Aが第2に適用する第1の物質を物品10上に堆積して形成されるべき所定のパターンの別の部分を形成する。「その間に(wherein)」という用語は、物質の堆積に関して本明細書で使用するとき、第1及び第2のステーション内移動と同時に(又は、その間中)物質を堆積することを含むが、これに限定されない)。少なくとも2つのステーション内移動が、少なくとも第1のステーションにおいて行われると本明細書に記載されるとき、同様の多数のステーション内移動は、第2、第3、又はコンベヤー24に沿った他のステーションのいずれかで行われ得ることを理解されたい。
「少なくとも2つのステーション内移動」という用語は、本明細書で使用するとき、第1の配列(即ち、「第1のパス」)で物質22を堆積させて所定のパターンの第1の部分を形成する第1の移動がステーション25で行われ、第1の移動で堆積した所定のパターンの少なくとも一部を通過する第2の移動が同じステーションで行われ、第1の移動で堆積した所定のパターンの少なくとも一部を(「第2のパス」で)通過する間に、物質22を第1の配列内で物品10の表面に堆積させて所定のパターンの第2の部分を形成する、移動を指す。物質が第1の配列内で堆積して所定のパターンの他の部分を形成する、任意の好適な数のステーション内移動が存在し得る。第1のステーション内移動は、第1のステーションで行われる物品と堆積デバイス26との間の全く初めての移動であってもよいが、そうである必要はないことを理解されたい。同様に、第2のステーション内移動は、第1のステーションで行われる物品と堆積デバイス26との間の2番目の移動であってもよいが、そうである必要はない。少なくとも2つのステーション内移動が存在し、その間に後続のパス(「第2のステーション内移動」)で堆積したインク液滴が、前のパス(「第1のステーション内移動」)で堆積したインク液滴のマトリックスと少なくとも部分的に重複する又はこれに入るだけでよい。
ステーション内移動は、同じ又は異なる方向であり得る。したがって、場合によっては、ステーション内移動は、「ステーション内方向移動」と呼ばれてもよい。移動が異なる方向である場合、場合によっては、それらは反対方向であり得る。したがって、本明細書の定義に従って、単一の印刷「パス」を完了する過程で連続的又は断続的方法のどちらかによる点Aから点Cへの単一方向(例えば、線形)の第1の堆積デバイスの移動は、(堆積デバイスが点AとCとの間に位置する点Bを通って移動したとしても)少なくとも2つのステーション内移動を含むとは見なされない。そのような移動は、単一のステーション内移動であると見なされるだけとなる。
任意の好適な機構(複数可)又は動作デバイス38を使用して、物品10(又は中に物品を有するホルダー)又は2つのステーション内移動における堆積デバイス26を移動させることができる。いくつかの実施形態では、単一の動作デバイス38を、両方のステーション内移動に使用することができる。他の実施形態では、別個の動作デバイス38を、それぞれのステーション内移動に使用することができる。好適な動作デバイス38としては、リニアモーター、回転モーター、油圧スライド、及び空気スライドが挙げられるが、それらに限定されない。場合によっては、ホルダー30を、動作デバイス38に接合することができ、動作デバイス38をコンベヤー24に接合することができる。この構成は、物品10をコンベヤー24に対して移動できるようにする。いくつかの場合では、堆積デバイス26を、コンベヤー24に隣接して静的に取り付けることになり、したがって、動作デバイス38は、物品10と堆積デバイス26との間の相対動作を可能にし得る。物品10上の物質22の堆積は、一般にステーション内移動中に発生することになる。
所定のパターンの部分は、いくつかの可能な形状をとることができる。所定のパターンは、典型的に物品の所定の区域をカバーすることになる。所定のパターンの任意の好適な部分を、任意の好適な数のステーション内移動においてそれぞれのステーション内移動中に印刷して、完全な所定のパターンを形成することができる。
例えば、いくつかの実施形態では、図8A及び8Bに示すように、堆積デバイス(複数可)26は、第1のステーション内移動M1の間に所定のパターンの一部を形成する複数の離間したインク液滴42Aを堆積させるようにプログラムしてもよく、次いで第2のステーション内移動M2、及び任意の後続のステーション内移動において、堆積デバイス(複数可)26は、第1のステーション内移動M1で堆積した液滴42Aの間にインク液滴42Bを入れることができる。
図8A及び8Bに示すように、インク液滴42A及び42Bは、それぞれ配列で堆積している。配列は、高さH及び幅Wを有する。図8A及び8Bはまた、それぞれのステーション内移動で堆積するインク液滴に対してノズル40の指定された位置N1、N2なども示す。第1のステーション内移動M1及び後続のステーション内移動(複数可)で堆積したインクの液滴42Aは、一緒に、図8Bに示される所定のパターン全体を作り上げる。
別の非限定的な実施形態として、図8C〜図8Fに示すように、堆積デバイス(複数可)26は、4工程印刷プロセスで物品の表面上に印刷されるべき所定のパターンの異なる部分を形成する複数の離間したインク液滴を堆積させるようにプログラムしてもよい。図8Cは、ピクセル又は液滴の配列の1つの例を示しており、この配列は、第1のステーション内移動M1の間に堆積して、4工程印刷プロセスで物品の表面上に印刷されるべき所定のパターン全体の第1の部分を形成し得る。第2のステーション内移動M2、及び任意の後続のステーション内移動の間に、堆積デバイス(複数可)26は、インク液滴(又はピクセル)42Bを第1のステーション内移動M1で堆積した液滴42Aの間に入れることができる。例えば、図8Dは、液滴42Bの配列の1つの例を示しており、この配列は、所定のパターン全体の第2の部分を形成する。図8Eは、液滴42Cの配列の1つの例を示しており、この配列は、所定のパターン全体の第3の部分を形成する。図8Fは、第4の液滴42Dの配列を示し、この配列は、所定のパターン全体の残部を形成する。図8C〜図8Fに示すように、それぞれのステーション内移動(又はパス)の間に、同じ縦列内(図8E)、同じ横列内(図8F)、及び同じ縦列と横列との間(図8D)のいずれかにおいて前のステーション内移動で堆積したインク液滴の間にインク液滴を堆積させることができる。
図8A〜図8Fに示されるもののような実施形態で堆積した、ピクセルを生成するインク液滴のパターンは、混合された又はインターリーブされたと見なされ得る。混合又はインターリーブ印刷の1つの利点は、印刷ヘッド26上の作動しないノズル40の1つ以上から生じる印刷画像のどの欠点も、そのような欠陥のあるノズル(複数可)を使用した単一のステーション内移動で全体の画像を印刷する場合より不明確になるだろうということである。インク液滴のパターンは、第2(又は後続のパス)で堆積したインク液滴が、第1のパスで堆積したインク液滴のマトリックス内に完全に存在するように、全体に混合又はインターリーブされてもよいが、そうである必要はないことを理解されたい。したがって、後続のパスで堆積したインク液滴が、前のパスで堆積したインク液滴のマトリックスと少なくとも部分的に重複する又はこれに入るだけでよい。
図1A〜図1Cは、第1のステーション25Aにおいて少なくとも2つのステーション内移動が発生して所定のパターンの異なる部分を堆積させることができる1つの方法を示す。簡略化のために図1A〜図1C(及び後続のいくつかの図)では、ホルダー30は、図1に示されるより少ない物品を保持しているように示される(6個の物品に対して図1に示される12個)。図1A〜図1Cでは、印刷ヘッド26Aが移動し、物品(複数可)10は、静止し続ける。
図1Aは、2つのステーション内移動のうちの第1の移動M1を示す。この場合、第1のステーション内移動は、位置P1から位置P2への下向き(図1で軸Aに対して平行)である。第1の物質堆積デバイス26Aは、下向きに移動しながら、物品10上に物質22Aを堆積させる。第1の物質堆積デバイス26Aが、図7に示すようなインクジェット印刷ヘッドである場合、ノズル40は、下向きに移動しながら物品10上にインク液滴の縦の列を堆積させることになる。
第1のステーション内移動M1の多数の代替手段が考えられる。例えば、他の場合では、第1のステーション内移動M1は、上向きでもよい。更に別の場合では、物品10を、コンベヤー24上で平坦に配向し、図1に示す実施形態におけるようにコンベヤーの平面に対して垂直に配向されているホルダー内にあるのではなくコンベヤーの平面に対して平行に配向されている平面に保持(例えばホルダーによって)することができる。そのような場合では、第1のステーション内移動M1は、コンベヤーの軸Aに対して内向き(又は外向き)であってもよい。そのような場合では、図1Aは、側面図ではなく平面図になる(これらの可能性は全て、本明細書に記載の他の描画図形の全てに示される実施形態に当てはまることを理解されたい)。
第1のステーション内移動M1の開始後のいくつかの時点で、堆積材料22に対して生じるオプションの固化する(若しくは安定させる)工程又は期間が存在してもよい。オプションの固化する工程が発生するかどうかは、物品10上に堆積する材料のタイプに依存する。使用される材料22が水性インクである場合、固化する若しくは安定させる工程又は期間は、インクの粘度が増大し、インクが少なくとも部分的に凝固するように、乾燥又はインクからの溶媒(水)の除去を伴うことがある。水性インクの場合においてインクの固化は、インクを加熱して乾燥する工程を含み得る。あるいは、インクの固化は、能動的な乾燥工程なしでインクを乾燥させる期間を伴い得る。使用される材料22が、UV硬化性インクである場合、固化する又は安定させる工程は、典型的には、インクを紫外線に露出することによる光重合によって少なくとも部分的にインクを硬化する工程を伴うことになる。いずれの場合でも、固化する工程又は期間は、物品10上に堆積した材料22を少なくとも部分的に固化又は安定化させることになる。固化する工程又は期間は、物品上に堆積した材料22を完全に固化又は安定化させ得るが、そうする必要はない。インク又は他の堆積材料22が、プロセスの1段階で部分的にのみ固化される場合、後続の段階でより全体に、又は完全に固化又は硬化することができる。
任意の好適なデバイス50を使用して、固化する又は安定化させる工程を実行することができる。堆積する材料に依存して、好適なデバイスとして、ドライヤー及び紫外線ランプが挙げられるが、これらに限定されない。固化する又は安定させる工程を実行するのに使用されるデバイスは、装置20上の任意の位置にあるか、又は装置に隣接し得る。図1Aは、デバイス50が紫外線ランプの形状である1つの非限定的な実施形態を示す。紫外線ランプ50は、印刷ヘッド26Aと同じ可動台上に位置している。デバイス50は、移動の方向に印刷ヘッド26Aの後に続くように、印刷ヘッド26Aに隣接して位置付けられており、第1の印刷移動(又はパス)M1の開始後、かつ第2の印刷移動(又はパス)M2の開始前に、即座にUVインクを少なくとも部分的に硬化することができる。図1Aに示される実施形態では、第1のステーション内印刷移動M1の完了前であっても堆積材料の一部の硬化を、開始することができる。
他の実施形態では、硬化又は固化する工程は、材料(例えば、インク)の堆積開始後すぐに開始する必要はない。そのような他の実施形態では、インクの堆積と第2の印刷移動(又はパス)M2の開始との間に任意の好適な遅延が存在し得る。例えば、硬化又は固化する工程は、第1の印刷移動(又はパス)M1の完了後まで開始する必要はない。硬化又は固化する工程は、第1の印刷移動M1で堆積したインク液滴が、別個の液滴として残る傾向を増大し、異なる印刷移動中に堆積したインク液滴が、融合し混合して不明瞭な画像を生成する傾向を低減することによって、印刷品質の向上に役立つ。
図1Bは、第1及び第2のステーション内移動M1とM2との間に生じ得るオプションのオフセットつまりシフトであるSを示す。オプションのオフセットSを使用して、印刷ヘッド26A(及びしたがって、印刷ヘッド上のノズル40)の位置をシフトすることができ、その結果第1のステーション内移動M1中に印刷されたものと異なる物品10の部分を印刷することになる。オプションのシフトSは、第1のステーション内移動M1の終了と第2のステーション内移動M2の開始との間の任意の時間及び任意の場所で実行され得る。典型的に、オプションのシフトSは、印刷動作M1の方向に対して垂直の方向になる。図1Bに示す実施形態では、オプションのシフトSは、印刷ヘッド26Aが物品に対する印刷可動台の可動域の底部の位置(位置P2)にある第1のステーション内移動M1の終了時に生じる。シフトSは、第1のステーション内移動M1と異なる方向になる、例えば、第1のステーション内移動M1の方向に対して左側又は右側のどちらかであり得る。図1Aでは、シフトSは、左側である。シフトSの方向は、第1のステーション内移動M1の方向(又は第1のステーション内移動M1方向の線分)に対して垂直、又は0若しくは180度を除く任意の角度であり得る。例えば、シフトSの方向は、ステーション内移動M1の方向に対して、時として90又は270度がより多くの場合所望されながら、1〜179度、又は181〜359度、あるいは、30〜150度、又は210〜330度の角度範囲内の所定の角度であり得る。オプションのシフトSは、印刷プロセスが、高解像度画像を形成できるようにし得る。
図1Cは、第2のステーション内移動M2を示す。第2のステーション内移動M2の間に、第1の物質堆積デバイス26Aは、物品10上に第2に適用する物質(第1の物質など)22Bを堆積させて、所定のパターンの別の部分を形成する。示される実施形態では、第2のステーション内移動M2の間に、第1の物質堆積デバイス26Aは、上向きに移動しながら(P2からP1まで)、物品10上に物質22Bを堆積させることになる。第1の物質堆積デバイス26Aが、インクジェット印刷ヘッドである場合、上向きに移動しながら物品上にインク液滴22Bの縦の列を堆積させることになる。第2のステーション内移動M2におけるノズル40の位置は、第1のステーション内移動M1のノズル位置の間にインターレースされるので、第2のステーション内移動M2によって、印刷プロセスが高解像度画像を形成できるようになる。図1A〜図1Cは、第2のステーション内移動M2後にインクを硬化するために第2の紫外線ランプ50Aを印刷ヘッド26Aと同じ可動台上の印刷ヘッドの下方に位置し得ることを示す。
第1のステーション内移動M1の場合のように、第2のステーション内移動M2の多数の代替手段も考えられる。第2のステーション内移動M2は、例えば、上記の考えられる第1のステーション内移動M1のいずれかと反対方向にすることができる。
図2A〜図2Dは、第1のステーション25Aにおいて少なくとも2つのステーション内移動が発生し得る別の方法を示す。図2A〜図2D(及び後続の図)は、簡略化のために紫外線ランプなしで示されている。任意の好適な固化又は硬化デバイスは、これらの実施形態のいずれかで提供され得る。図2A〜図2Dでは、第1の物質堆積デバイス26Aが移動し、物品(複数可)10は、図1A〜図1Cに示される実施形態の場合のように静止し続ける。図2Aに示される第1の物質堆積デバイス26Aの移動は、図1Aに示されるものと同じである。図2B〜図2Dは、それらの図が代替的な実施形態を示すという点で異なり、それらの実施形態で、印刷ヘッド26Aなどの堆積デバイスは、元の位置P1(図2B及び図2Cに示されるような)に戻る非印刷リセットRを受け得る。そのような場合では、液滴22B(図2Dに示されるように)を堆積させる第2のステーション内移動M2は、第1のステーション内移動M1と同じ方向にすることができる。
オプションのシフトS及びリセットRの両方が存在する図2A〜図2Dに示されるような実施形態において、シフト及びリセットは、任意の方法及び順序で発生し得る。例えば、シフトSは、物質堆積デバイス26Aの移動の上限及び下限の頂部若しくは底部(それぞれP1及びP2)で、又はその間のいくつかの場所で実行され得る。シフトS及びリセットRは、図面に示されるように別個に発生し得る(シフト又はリセットのうち1つは他方の前に実行され、異なる移動は直角をなしている)。あるいは、シフト及びリセットは、同時に実行され得る(物質堆積デバイス26Aはシフト及びリセットされた位置に対して対角線上に移動する)。
図3A〜図3Cは、第1のステーション25Aにおいて少なくとも2つのステーション内移動が発生し得る別の方法を示す。図3A〜図3Cでは、物品(複数可)10(又は中に物品(複数可)を有するホルダー30)が移動し、第1の物質堆積デバイス26A(印刷ヘッド)は、静止し続ける。図3A及び図3Cに示される物品10の相対移動は、図1A〜図1Cに示される第1の物質堆積デバイス26Aの移動と同様である。図3Aは、物品10の2つのステーション内移動のうちの第1の移動M1、つまり位置P1からP2(その位置は、参照点をホルダー30の頂部として移動の限界であると示される)までの物品10の下向きの移動を示す。図3Bは、ステーション内移動の間の物品10のオプションのオフセット/シフトSを示す。図3Bに示されるように、シフトSは、右側である。図3Cは、2つのステーション内移動M2のうちの第2の移動の終了付近の物品10の位置、位置P1に戻る物品10の上方を示す。
図4A〜図4Dは、第1のステーション25Aにおいて少なくとも2つのステーション内移動が発生し得る別の方法を示す。図4A〜図4Dでは、物品(複数可)10(又は中に物品(複数可)を有するホルダー30)が移動し、印刷ヘッド26Aは、静止し続ける。図4Aに示される物品10の移動は、図3Aに示されるものと同じである。図4A〜図4Dは、図4B〜図4Dが代替的な実施形態を示すという点で異なり、それらの実施形態で、物品10は、元の位置P1に戻るリセットR(図4Bに示されるように)及び元の位置P1でのシフトSを受け得る。そのような場合では、物品10(図4Dに示されるように)の第2のステーション内移動M2は、第1のステーション内移動M1と同じ方向にすることができる。オプションの印刷ヘッドのリセットR及びシフトSの場合のように、物品10のリセット及びシフトは、任意の方法及び順序で発生し得る。
物品10上に物質22を堆積させる際のステーション内移動間で発生し得るオプションのリセットR及びシフトSに加えて、ステーション内移動中に移動を経験する構成要素は、必要に応じて、1つの物品(又は物品グループ)の最後のステーション内移動の後で、かつ次の物品(又は物品グループ)の第1のステーション内移動の前に最初の位置まで後退する更なる位置回復を受け得る。
図5は、少なくとも1つの物品10に物質を堆積させるための装置20の代替的な実施形態を示す。図5に示す実施形態において、物品コンベヤー24は、レーストラック構成である。このタイプのコンベヤーは、進行路の少なくとも一部の間にコンベヤー24及び物品10が周りを回転する2本の平行な軸を有する。これらの軸は、A1及びA2に指定されている。図5に示される装置20は、その方向(水平又は垂直)、及びコンベヤー24に対する堆積デバイス(複数可)26の配置、及びその上にある物品ホルダー30の配置が挙げられるがこれらに限定されない、図1に示される装置に関して上述した特性のいずれかを有することができる。そのようなレーストラックの実施形態では、図5に示すように、堆積デバイス(複数可)26がレーストラック状の経路の末端部32の一方に位置するか、レーストラック状の経路の側部34の一方に沿って位置するかに応じて、物品(複数可)10が堆積デバイス(複数可)26を通過して曲線経路又は線形経路上のいずれかを移動するように、堆積デバイス(複数可)26を配置することが可能である。図5は、オプションの前処理デバイス48及び硬化デバイス50も示す。
方法の様々な実施形態は、特定の属性を有し得る。第1のステーション25Aで第1のステーション内移動M1の間に適用される物質22Aは、第1のステーション25Aで後続のステーション内移動の間に適用される物質22Bと同じにすることができる。例えば、第1のステーション25Aで少なくとも2つのステーション内移動の間に同じ色のインクを印刷することができる。他の実施形態では、第1のステーション25Aにおける後続のステーション内移動のいくつか又は全ての間に適用された物質22Bは、第1のステーション内移動M1の間に第1のステーションで適用された物質22Aと異なり得る。これらの後の方の実施形態において、第1のステーション25Aで後続のステーション内移動の間に適用された物質22Bは、第1のステーション内移動M1の間に第1のステーションで適用された物質22Aと、色、香料、化学的性質、光沢即ち艶、粘度などが挙げられるがこれらに限定されない少なくとも1つの組成特性において異なり得る。
本明細書に記載された装置20及び方法によって、任意の所定のパターンのどの部分でも、各ステーション内移動の間に物品に適用することができるようになることが理解されよう。各ステーション内移動の間にインクの所定のパターンの任意の部分を印刷することに加えて、所定のパターンはまた、インクの下のオプションの下塗り及び/又はインクの上に配置されたクリアコートなどのオプションの保護コートも含み得る。そのような場合において、必要に応じて、オプションの下塗りを、インクの所定のパターンの全て又は一部のみの下に適用してもよい。同様に、必要に応じて、クリアコートを、インクの所定のパターンの全て又は一部のみの上に塗布してもよい。
インクの所定のパターンは、それぞれ物品10と同じにしてもよいか、又は物品によって異なってもよい。例えば、インクの同じ所定のパターンを、所与のホルダー30内の物品10全てに、又は装置上の全てのホルダー30の物品10全てに適用することができる。他の実施形態では、印刷はコンピュータ制御されるので、異なる所定のパターンを所与のホルダー内の異なる物品又はそれぞれ異なるホルダー内の物品に適用することができる。
第1のステーション25Aで適用された物質は、第2のステーション25B、又は後続のステーションで適用された物質と同じにすることができる。他の実施形態では、第2又は後続のステーションで適用された物質は、第1のステーション25Aで適用された物質と異なり得る。これらの後の方の実施形態において、第2のステーション25B又は後続のステーションで適用された物質は、第1のステーション25Aで適用された物質と、色、香料、化学的性質、光沢即ち艶、粘度などが挙げられるがこれらに限定されない少なくとも1つの組成特性において異なり得る。同じコンベヤー上の別個の物品グループ(異なるホルダー内など)に同時に異なる物質を適用する印刷ヘッド26などの多数の堆積デバイスを有することが所望される場合がある。多数の物質堆積デバイスが、同時に異なる物品グループで動作している場合、そのことが出力の増大をプロセスにもたらすであろう。
図1A〜図4Dにおいて様々な図のグループで示されるステーション内移動は、図1、5、及び6に示される異なるタイプのコンベヤー24上の、又は任意の他の好適なコンベヤー上のステーションのいずれかで実行され得る。このように、装置及び方法は、図面に示された例に限定されない。これらのコンベヤーの構成及び堆積デバイス26の法平面PNがどのように配向されているかに関わらず、図9は、これらの場合のそれぞれで、ステーション内移動M1及びM2の間の物品10及び/又は堆積デバイス26を移動させる工程が、物品(複数可)10及び/又は堆積デバイス26が物品(複数可)に物質を堆積する間、互いに対して実質的に並進(スライド又は線形動作)によって移動するような工程であることを示す。即ち、物品10と堆積デバイス26との間の相対動作は、実質的に並進である。場合によっては、物品10と堆積デバイス26との間の相対動作は、単に並進であり得る。そのような場合において、堆積デバイス26に対する物品10自身の軸を中心とした物品10の回転移動は存在しないであろう。
他のタイプの相対動作もまた可能である。例えば、特定の実施形態において、堆積デバイス26に物品の異なる部分を提示するために物品10を移動させることが所望される場合がある。場合によっては、回転コンポーネント(又は2次動作)を並進による移動(物質堆積中の主要な移動)に追加することができる。しかしながら、物品自身の軸を中心とした物品10の任意の回転は、360度未満、あるいは約270度以下、あるいは約180度以下、あるいは約90度以下、あるいは0超及び90度未満であるほとんど任意の回転の角度以下とする必要がある。他の場合において、物品10は、第1のステーション25Aと後続のステーション(複数可)との間で任意の好適な方法で回動又は回転させることができる。
ステーション内移動M1、M2などは、インク液滴を別の液滴が隣接して配置される前に所望される形状へと、より十分に形成させることによって、装置及び方法がより良好な印刷品質を提供できるようになると考えられている。結果として、1つのステーション内移動の間に堆積する1滴が、別のステーション内移動の間に堆積した隣接する液滴又は複数の液滴ににじむ傾向が減少するだろう。
多数の代替的な実施形態並びに/又は装置及び方法のオプションの追加の構成要素が考えられる。2つ以上の堆積デバイス26が存在する場合、1つ以上の堆積デバイスは、移動可能であってもよく、1つ以上の堆積デバイスは、静止してもよい。2つ以上の移動可能な堆積デバイス(印刷ヘッド26など)が存在する場合、異なる印刷ヘッド26は、全て同じ移動タイプによって移動してもよい。あるいは、特定の印刷ヘッド26は、1つの移動タイプによって移動することができ、他の印刷ヘッド26は、異なる移動タイプによって移動することができる。
加えて、装置20は、コンベヤー24に沿って任意の所望の位置に位置付けられる1つ以上のオプションの追加のステーション及びデバイス(物質堆積デバイス以外)を更に含み得る。追加のデバイスは、追加のステーションにある間に物品10上で機能を実行するための機能デバイスを含み得る。機能デバイスとしては、追加の物質堆積デバイス、物品を処理するためのデバイス(例えば、物品の表面を処理する、又は物品に適用される物質を硬化するためのデバイス)、物品を装飾するためのデバイス(例えば、金属箔の適用)、物品の特性を変えるためのデバイス(例えば、レーザー)、又はこれらの組み合わせを挙げることができるが、それらに限定されない。
そのような追加のデバイスとしては、イオン化空気清浄デバイス、火炎処理デバイス、コロナ処理デバイス、及びプラズマジェット処理デバイスなど、物品の表面を処理するための前処理デバイス48を挙げることができるが、これらに限定されない。例えば、必要に応じて、物品10の表面を印刷の前に処理することができる。
そのような追加のデバイスとしてはまた、印刷又はその他の処理(紫外線(UV)光源又は電子ビーム源など)後に物品を乾燥又は硬化するためのデバイス50を挙げることもできる。必要に応じて、堆積材料22を、各ステーションにおいて又はその後を含む、任意のステーションにおいて又はその後に硬化してもよい。例えば、物質22がUV反応性インクである場合、そのようなインクを、1つ以上のステーションにおいて又はその後に紫外線又は電子ビームへの露出によって硬化することができる。
そのような追加デバイスはまた、物品の配向のためのデバイスも含んでもよい。物品の配向のためのデバイスの例は、物品(複数可)10を保管すること、視覚システムを使用して、物品(複数可)の特定の位置における視覚的表示器を識別すること、及び視覚的表示器を基にした(based of)特定の方法で物品(複数可)を配向するのに使用されるデバイスを含むことを目的として使用されるデバイスを含むステーションである。
オプションの又は代替のステーション及びプロセス工程のいくつかの例を下記に示す。1つの実施形態では、物品10の少なくとも一部は、構造化硬化ワニスコーティング(structured cured varnish coating)が行われる。構造化硬化ワニスコーティングは、以下の工程、つまり、1)容器などの物品を提供する工程、2)物品に対して放射線硬化性ワニスの層を適用する工程(印刷ステーションで行なわれ得る)、3)構造化マスターフィルムの使用によって放射線硬化性ワニスの層にパターンを押し付ける工程、4)マスターフィルムをワニス層に押し付けながらワニスを硬化させる工程、及び5)マスターフィルムを除去する工程によって形成され得る。物品に構造化硬化ワニスコーティングを提供するための方法の更なる詳細は、「Molded Container with a Structured Varnish Coating」(P&G Case 12616)と題する米国特許出願公開第2014/0131352号に記載されている。
上述のように、装置20はまた、装飾ステーションも備えることができる。装飾ステーションは、物品10への材料の堆積を用いて、若しくは物品の特性の転換によって、又はそれらの組み合わせで視覚、触覚、又は嗅覚の効果が適用されるステーションである。物品への材料の堆積をしないで物品の特性を転換する例は、レーザーによって物品の表面に画像を付与することである。単一の装飾ステーションを使用して、単一の装飾効果又は多数の装飾効果を適用することができる。あるいは、多数の装飾ステーションを使用して、装飾効果(複数可)を適用することができる。装飾は、物品10への物質の印刷の前又は後に行なってもよい。
いくつかの実施形態では、装飾ステーションは、物品に対する金属性物質の適用を含んでもよい。金属製物質は、箔であってもよい。箔適用ステーションは、ホット又はコールド箔プロセスのいずれかであってもよい。工程は、任意の好適な方法で実行することができる。コールド箔プロセスの場合において、コールド箔適用ステーション(又は複数ステーション)は、物品に次の工程、つまり、1)物品に接着剤を所定のパターンで堆積させること(デジタル的な堆積を含む)、2)接着剤に金属箔を押し付けること、3)接着剤を少なくとも部分的に硬化させること、及び4)接着剤を堆積させたところに金属性効果を残すために、箔を除去すること、を実行することができる。あるいは、コールド箔適用ステーションは、次の工程、つまり、1)物品に粘着性の低い材料を所定のパターンで堆積させること、2)材料を粘着性の高い感圧性接着剤に転換すること、3)接着剤に金属箔を押し付けること、及び4)接着剤を堆積させたところに金属性効果を残すために、箔を除去すること、を実行することができる。材料を粘着性の高い感圧性接着剤に転換することは、熱活性化又は光重合が挙げられるがこれらに限定されない任意の好適な方法で行うことができる。
必要に応じて、箔は、箔に適用された受容コーティング又はプライマーを有することができ、その受容コーティング又はプライマーは箔に対して所望されるインクの接着を得るために、箔適用後に行ない得る印刷プロセスによって重ね刷り可能(over-printable)である。場合によっては、受容コーティング又はプライマーは、ラッカーであってもよい。必要に応じて、保護コーティング(適用されたラッカーなど)を、箔を適用した後に適用して、箔及びその上に印刷された全てのインクを保護することができる。
図10A及び10Bは、コールド箔プロセスの2つの実施形態を示す。物品10は、線形の搬送方向に搬送されているように図10A及び10Bに示されるが、そのようなコールド箔プロセスは、本明細書に記載されるコンベヤー24の異なるタイプのステーション25のいずれかで実行され得ることを理解されたい。
図10Aは、物品10に接着剤52を堆積させる第1の工程を実施するためのステーション25Bを示す。接着剤52は、UV硬化性、感圧性、又は両方が挙げられるがこれらに限定されない任意の好適なタイプであってよい。接着剤52は、任意の好適な方法で適用することができる。場合によっては、接着剤の精密な位置のためにインクジェット印刷プロセスによってなどデジタルアプリケーションプロセスによって接着剤52を堆積させることが所望されることがある。これは、第1のステーション25Aで使用されるものと類似したインクジェット印刷ヘッド26を使用することによって実行することができる。接着剤52を適用するプロセスは、単一の移動、又は第1のステーション25Aにおけるように少なくとも2つのステーション内移動で実行され得る。
図10Aはまた、コールド箔プロセスの第2のステーション25Cの一実施形態を示す。第2のステーション25Cにおいて装置は、裏材64の上に金属性物質62を含む巻き出しロール60、巻き取りロール66、感圧性接着剤を使用した場合は裏材64とその上の金属性物質62を共に物品(複数可)に押し付けるためのロール70、及びUV硬化性接着剤を物品(複数可)に適用した場合は接着剤を少なくとも部分的に硬化させるためのデバイス72を備える。第2のステーション25Cにおける工程は、2)接着剤の上に金属箔を押し付ける工程、3)接着剤を少なくとも部分的に硬化させる工程、及び4)接着剤を堆積させたところに金属性効果を残すために、箔及びあらゆる未転写の金属を除去する工程を含む。
図10Bは、同様であるが、工程(2)〜(4)を実施するコールド箔プロセスの第2のステーション25Cの別の実施形態によるステーション25Bを示す。図10Bに示す実施形態は、図10Aに示す実施形態とは圧盤74が位置決めロール76と78との間に位置する点で異なる。圧盤74は、次のように、箔62を接着剤52の上に押し付けるために使用される:1)物品10を接着剤と共に圧盤74の下にインデックスする、2)圧盤74が物品10上の接着剤52の上に箔62を押し付けながら物品10に向かって移動する、3)接着は、UV接着剤を硬化させること、又は高い粘着特性を既に有する接着剤の性質のいずれかによって、箔62と物品10との間に得られる、4)接着剤52を適用したところに金属性効果を残してフィルムキャリア64及びあらゆる未転写の金属を除去する。
所望される所定の画像を物品(複数可)10に適用した後、物品グループにおける物品(複数可)は、更なる処理のためにコンベヤー24によって別のコンベヤー又は装置へ運ばれてもよい。例えば、物品(複数可)10がボトルである場合、ボトルは、コンベヤー24から充填装置、及びふた締め機へ運ばれてもよい。
本明細書に開示した寸法及び値は、記載された正確な数値に厳密に限定されるものと理解されるべきではない。むしろ、特に指示がない限り、そのような各寸法は、記載された値及びその値の周辺の機能的に同等の範囲の両方を意味するものとする。例えば、「90°」として開示された寸法は、「約90°」を意味するものとする。
本明細書の全体を通して記載される全ての最大数値限定は、それよりも小さい全ての数値限定を、そのようなより小さい数値限定があたかも本明細書に明確に記載されているかのように包含するものと理解すべきである。本明細書全体を通して記載される全ての最小数値限定は、それよりも高い全ての数値限定を、そのようなより高い数値限定があたかも本明細書に明確に記載されているかのように包含する。本明細書全体を通して記載され全ての数値範囲は、そのようなより広い数値範囲内に入るより狭い全ての数値範囲を、そのようなより狭い数値範囲が全て本明細書に明確に記載されているかのように包含する。
「発明を実施するための形態」の中で引用された全ての文献は、関連部分において本明細書に参照により援用されている。いかなる文書の引用も、それが本発明に対する先行技術であることを認めるものとして解釈されるべきではない。本明細書における用語のいずれかの意味又は定義が、参照により組み込まれる文献における用語のいずれかの意味又は定義と対立する範囲においては、本明細書においてその用語に付与した意味又は定義を適用するものとする。
本発明の特定の実施形態を例示及び説明してきたが、本発明の趣旨及び範囲から逸脱することなく他の様々な変更及び修正を行うことができる点は当業者には明白であろう。したがって、本発明の範囲内に含まれるそのような全ての変更及び修正は、添付の特許請求の範囲にて網羅することを意図したものである。
Claims (10)
- 所定のパターンで物品の表面上に物質を堆積させるための装置であって、前記装置が、
a)物品を搬送方向に少なくとも2つのステーションへと移送するためのコンベヤーであって、前記ステーションが少なくとも第1のステーションと、第2のステーションと、を含む、コンベヤーと、
b)前記第1のステーションに位置する第1の物質堆積デバイスと、前記第2のステーションに位置する機能デバイスを含む第2のデバイスと、を含む、少なくとも1つの物質堆積デバイスと、
c)少なくとも2つのステーション内方向移動のサイクルを経て、前記物品及び前記第1の物質堆積デバイスのうちの少なくとも1つを移動させるための、少なくとも前記第1のステーションに位置する少なくとも1つの機構と、を含み、前記サイクルが、
第1のステーション内移動であって、前記第1の物質堆積デバイスが前記物品の前記表面上に第1の物質を堆積させ、その結果前記第1の物質が第1の配列で堆積されて前記所定のパターンの一部のみを形成する、第1のステーション内移動と、
第2のステーション内移動であって、前記第1の物質堆積デバイスが、前記第1の配列内で前記物品の前記表面上に前記第1の物質の第2の適用物を堆積させて、前記所定のパターンの別の一部を形成する、第2のステーション内移動と、を含み、
前記少なくとも1つの機構が、前記物品及び前記物品堆積デバイスのうちの少なくとも1つを移動させるように構成されており、その結果前記物品と前記堆積デバイスとの間での相対運動が実質的に並進である、装置。 - 前記コンベヤーが、前記物品を前記第1のステーションと前記第2のステーションとの間の線形経路に沿って移送する、請求項1に記載の装置。
- 前記コンベヤーが、前記物品を前記第1のステーションと前記第2のステーションとの間の経路に沿って移送し、前記経路の少なくとも一部が、非線形であり、好ましくは、前記コンベヤーが、前記物品を閉ループの形状である経路に沿って移送する、請求項1に記載の装置。
- 前記閉ループ経路が、少なくとも1つの軸を有し、前記第1及び第2のステーション内移動が、前記軸に対して平行である、請求項3に記載の装置。
- 前記閉ループ経路が、少なくとも1つの軸を有し、前記第1及び第2のステーション内移動が、前記軸に対して垂直である、請求項3に記載の装置。
- 前記第1のステーション内移動及び前記第2のステーション内移動の前記方向が、同一である、請求項1〜5のいずれか一項に記載の装置。
- 前記第1のステーション内移動及び前記第2のステーション内移動が、反対の方向である、請求項1〜5のいずれか一項に記載の装置。
- 前記第1のステーション内移動の後、かつ前記第2のステーション内移動の前に前記第1のステーション内移動の方向に対して所定の角度で、前記物品及び前記堆積デバイスのうちの少なくとも1つをシフトさせるように構成されている、請求項6又は7に記載の装置。
- 前記第2のステーションに位置する前記機能デバイスが第2の堆積デバイスを含む、請求項1に記載の装置。
- 物品用のホルダーを更に含み、前記ホルダーが前記コンベヤーに接合されており、好ましくは、前記ホルダーが前記コンベヤーに取り外し可能に接合されており、前記ホルダーが前記コンベヤーから取り外され、前記ホルダー内に挿入された少なくとも1つの物品を有することができ、前記ホルダーが、次に前記ホルダーを前記コンベヤーから取り外して1つ以上の追加の物品を受容することが所望されるまで前記コンベヤーに接合され得る、請求項1に記載の装置。
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US201562212003P | 2015-08-31 | 2015-08-31 | |
US62/212,003 | 2015-08-31 | ||
PCT/US2016/048109 WO2017040097A1 (en) | 2015-08-31 | 2016-08-23 | Parallel motion apparatus for depositing a substance on articles |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2018528884A true JP2018528884A (ja) | 2018-10-04 |
Family
ID=56855825
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2018511270A Pending JP2018528884A (ja) | 2015-08-31 | 2016-08-23 | 物品上に物質を堆積させるための平行動作装置 |
Country Status (6)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US20170056900A1 (ja) |
EP (1) | EP3344463A1 (ja) |
JP (1) | JP2018528884A (ja) |
CN (1) | CN107921791A (ja) |
MX (1) | MX2018002423A (ja) |
WO (1) | WO2017040097A1 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2018532614A (ja) * | 2015-08-31 | 2018-11-08 | ザ プロクター アンド ギャンブル カンパニー | 物品上に物質を堆積させるための平行動作の方法 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
AU2018337813B2 (en) | 2017-09-19 | 2021-05-13 | Ball Corporation | Container decoration apparatus and method |
Citations (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005170039A (ja) * | 2003-11-20 | 2005-06-30 | Dainippon Screen Mfg Co Ltd | 印刷装置および印刷方法 |
JP2007144773A (ja) * | 2005-11-28 | 2007-06-14 | Konica Minolta Medical & Graphic Inc | インクジェット記録装置 |
JP2007525339A (ja) * | 2004-02-12 | 2007-09-06 | コルニット ディジタル リミテッド | デジタル印刷装置 |
JP2007230182A (ja) * | 2006-03-03 | 2007-09-13 | Konica Minolta Medical & Graphic Inc | インクジェット記録装置及びインクジェット記録方法 |
JP2013169975A (ja) * | 2012-02-17 | 2013-09-02 | Showa Aluminum Kan Kk | 画像形成システム |
US20130307915A1 (en) * | 2012-05-21 | 2013-11-21 | Ged Integrated Solutions, Inc. | Fluid application system and method |
JP2014050786A (ja) * | 2012-09-06 | 2014-03-20 | Toyo Seikan Kaisha Ltd | インクジェット印刷装置及び円筒形状容器への印刷方法 |
JP2014512990A (ja) * | 2011-04-26 | 2014-05-29 | インクス インターナショナル インク カンパニー | 概ね円筒形状の対象物に印刷するための装置および関連する方法 |
Family Cites Families (15)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
AU2003279701A1 (en) * | 2002-07-01 | 2004-01-19 | Inca Digital Printers Limited | Printing with ink |
DE102006038750A1 (de) * | 2006-08-17 | 2008-02-21 | Robert Bürkle GmbH | Vorrichtung zum Bedrucken von starren Werkstücken |
KR101153104B1 (ko) * | 2007-08-03 | 2012-06-04 | 케이에이치에스 게엠베하 | 용기에 인쇄를 하기 위한 장치 및 방법 |
ATE473863T1 (de) * | 2008-03-11 | 2010-07-15 | Polytype S A | Modular aufgebaute lineardruckmaschine zum bedrucken von hohlkörpern mit unterschiedlichen druckverfahren |
DE102008049241A1 (de) * | 2008-09-26 | 2010-04-08 | Khs Ag | Vorrichtung zum Aufbringen jeweils eines Mehrfachdrucks auf Packmittel |
US20100086753A1 (en) * | 2008-10-02 | 2010-04-08 | Wade Johnson | Foiled articles and methods of making same |
WO2010048119A1 (en) * | 2008-10-20 | 2010-04-29 | Plastipak Packaging, Inc. | Digital printing plastic containers with improved adhesion and recyclability |
DE102009003443B4 (de) * | 2009-02-05 | 2015-04-16 | Theodor Hymmen Verwaltungs Gmbh | Verfahren und Vorrichtung zum streifenförmigen Bedrucken großformatiger Werkstücke |
DE102010034780A1 (de) * | 2010-08-18 | 2012-02-23 | Volker Till | Vorrichtung und Verfahren zum Bedrucken von Behältern |
ITMI20110537A1 (it) * | 2011-03-31 | 2012-10-01 | Martinenghi S R L | Dispositivo e metodo per la stampa di corpi cilindrici |
FR3009235B1 (fr) * | 2013-07-31 | 2016-01-01 | Dubuit Mach | Machine d'impression d'un objet comportant des tetes d'impressions a jets d'encre inclinables. |
DE102013110103A1 (de) * | 2013-09-13 | 2015-03-19 | Till Gmbh | Vorrichtung zum Bedrucken von rotationsasymmetrischen Behältern |
PL2860036T3 (pl) * | 2013-10-09 | 2020-08-24 | Hinterkopf Gmbh | Urządzenie drukujące, maszyna drukarska i sposób eksploatacji urządzenia drukującego |
DE102014221103A1 (de) * | 2013-11-19 | 2014-12-18 | Heidelberger Druckmaschinen Ag | Verfahren zum Erzeugen eines Aufdrucks auf einem Objekt mit einer gekrümmten Oberfläche |
JP6330294B2 (ja) * | 2013-11-20 | 2018-05-30 | セイコーエプソン株式会社 | 記録装置 |
-
2016
- 2016-08-23 MX MX2018002423A patent/MX2018002423A/es unknown
- 2016-08-23 JP JP2018511270A patent/JP2018528884A/ja active Pending
- 2016-08-23 US US15/243,999 patent/US20170056900A1/en not_active Abandoned
- 2016-08-23 EP EP16760614.4A patent/EP3344463A1/en not_active Withdrawn
- 2016-08-23 CN CN201680050193.9A patent/CN107921791A/zh active Pending
- 2016-08-23 WO PCT/US2016/048109 patent/WO2017040097A1/en active Application Filing
Patent Citations (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005170039A (ja) * | 2003-11-20 | 2005-06-30 | Dainippon Screen Mfg Co Ltd | 印刷装置および印刷方法 |
JP2007525339A (ja) * | 2004-02-12 | 2007-09-06 | コルニット ディジタル リミテッド | デジタル印刷装置 |
JP2007144773A (ja) * | 2005-11-28 | 2007-06-14 | Konica Minolta Medical & Graphic Inc | インクジェット記録装置 |
JP2007230182A (ja) * | 2006-03-03 | 2007-09-13 | Konica Minolta Medical & Graphic Inc | インクジェット記録装置及びインクジェット記録方法 |
JP2014512990A (ja) * | 2011-04-26 | 2014-05-29 | インクス インターナショナル インク カンパニー | 概ね円筒形状の対象物に印刷するための装置および関連する方法 |
JP2013169975A (ja) * | 2012-02-17 | 2013-09-02 | Showa Aluminum Kan Kk | 画像形成システム |
US20130307915A1 (en) * | 2012-05-21 | 2013-11-21 | Ged Integrated Solutions, Inc. | Fluid application system and method |
JP2014050786A (ja) * | 2012-09-06 | 2014-03-20 | Toyo Seikan Kaisha Ltd | インクジェット印刷装置及び円筒形状容器への印刷方法 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2018532614A (ja) * | 2015-08-31 | 2018-11-08 | ザ プロクター アンド ギャンブル カンパニー | 物品上に物質を堆積させるための平行動作の方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
EP3344463A1 (en) | 2018-07-11 |
CN107921791A (zh) | 2018-04-17 |
WO2017040097A1 (en) | 2017-03-09 |
MX2018002423A (es) | 2018-06-11 |
US20170056900A1 (en) | 2017-03-02 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2017536304A (ja) | デジタル的に印刷及び装飾された物品 | |
JP2017535455A (ja) | 物品を装飾するためのプロセス | |
CN107107627B (zh) | 用于将物质沉积到制品上的设备和方法 | |
EP3218201B1 (en) | Digitally printed article | |
CZ20013308A3 (cs) | Proudová výroba tuhých předmětů | |
JP2004500280A (ja) | パッケージングシステムの製造方法 | |
US20200254803A1 (en) | Method and apparatus for applying a material onto articles using a transfer component | |
JP2018532614A (ja) | 物品上に物質を堆積させるための平行動作の方法 | |
CN110636945A (zh) | 用于将材料施加到三维制品上并适形于三维制品的方法 | |
JP2018528884A (ja) | 物品上に物質を堆積させるための平行動作装置 | |
JP7159641B2 (ja) | 金属缶の製造方法 | |
WO2021183350A1 (en) | Method and apparatus for applying a material onto articles using a transfer component |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20180413 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20190212 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20190924 |