JP2018527179A - 濾過システムを化学的にすすぐシステムおよび方法 - Google Patents

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Abstract

本発明は、液体、特に原水のための濾過システム(10)に関し、この濾過システム(10)は、液体を濾過するための少なくとも1つの濾過モジュール(20)と、液体を濾過モジュール(20)に供給するための第1の入口管(21)と、液体を濾過モジュール(20)に供給するための第2の入口管(22)と、濾液を濾過モジュール(20)から排出するための少なくとも1つの出口管(26)とを備えるものである。洗浄分岐路(80)は、第1の入口管(21)と第2の入口管(22)との間に配置され、洗浄分岐路(80)には、洗浄薬剤を添加するための少なくとも1つの計量供給装置(81、82、83)が、接続されている。本発明は、液体、特に原水のための濾過システム(10)を化学的にすすぐための方法にも関し、この濾過システム(10)は、液体を濾過するための少なくとも1つの濾過モジュール(20)と、液体を濾過モジュール(20)に供給するための第1の入口管(21)と、液体を濾過モジュール(20)に供給するための第2の入口管(22)と、濾液を濾過モジュール(20)から排出するための少なくとも1つの出口管(26)とを備えるものである。化学的すすぎ運転において洗浄薬剤は、第1の入口管(21)と第2の入口管(22)との間に配置された洗浄分岐路(80)に接続された計量供給装置(81、82、83)を介して、添加される。

Description

本発明は、液体、特に原水のための濾過システムに関し、この濾過システムは、液体を濾過するための濾過モジュールと、液体を濾過モジュールに供給するための第1の入口管と、液体を濾過モジュールに供給するための第2の入口管と、濾液を濾過モジュールから排出するための出口管とを備えるものである。本発明は、液体、特に原水のための濾過システムを化学的にすすぐ方法にも関する。
水処理は、濾過プロセスの最も重要な用途のうちの1つであり、よって、特に干ばつに見舞われやすい地域や環境汚染地域における世界的な水不足のためだけではなく、飲用水の供給および都市下水または産業廃水の処理に対する持続的なニーズのゆえに、強い興味の対象である。水処理は典型的に、様々な方法および技術の組み合わせに依存しており、この組み合わせは、浄化水の意図する目的、ならびに汚染水または原水の品質および程度によって左右される。
水処理は従来、凝集、沈殿、および多媒体濾過などの処理ステップに基づいている。しかしながら近年、精密濾過、限外濾過、ナノ濾過、および逆浸透法などの膜技術が登場し、より効率的かつ確実な濾過プロセスを提供している。精密濾過または限外濾過などの膜ベースのプロセスは、懸濁物質、ならびに細菌、病原菌、およびウイルスのような病原体などの微生物により引き起こされる濁りを原水から取り除く。さらに、膜ベースのプロセスの顕著な優位性は、必要とされる薬剤がかなり少なく、温度処理が必要とされないことである。
濾過用の一般的な膜は、1つ以上の毛管を有する平膜または管状膜のいずれかである。このような膜は典型的に、半透過性であり、透過水または濾液と被保持物とを原水から機械的に分離する。よって、精密濾過膜および限外濾過膜は、水などの透過水が通過することを可能にし、懸濁粒子または微生物を被保持物として引き止める。この文脈で、極めて重要な膜パラメータはとりわけ、選択性、耐汚染性、および機械的安定性である。選択性は主に、ダルトン(Da:Dalton)を単位として公称分画分子量(NMWC:nominal molecular weight cut−off)により与えられる排除限界に関して通常指定される孔径により、決定される。NMWCは、通常、膜により90%まで保持される球状分子の最小分子量として定義される。例えば限外濾過では、公称孔径は、50nm〜5nmの間であり、NMWCは、5kDa〜200kDaの間である。ナノ濾過では、孔径は、2nm〜1nmの間であり、NMWCは、0.1kDa〜5kDaの間である。よって、限外濾過が細菌、ウイルス、および高分子をすでに濾過しており、飲用品質を有する水をもたらす一方で、ナノ濾過は、部分的に脱塩された水をもたらす。逆浸透法では、公称孔径は、さらにもっと縮小して1nm未満となり、NMWCは、100Da未満に縮小する。よって逆浸透法は、塩または小さい有機分子などの、さらにもっと小さい実体を濾過するのに好適である。これらの異なる濾過技術を組み合わせると、特定の意図する目的に適合させ得る広範な濾過作用を得ることができる。
膜は通常、原水を供給して透過水および濃縮物を排出することを可能にする濾過システム内に組み込まれる。この目的のため、濾過システムは、原水供給口としての入口と、透過水および濃縮物の両方を排出するための出口とを包含する。チューブラー膜に関しては、異なる設計の濾過システムが存在する。
国際公開第2006/012920号(WO 2006/012920 A1)は、管状膜のための濾過システムを開示している。管状膜は、多孔質基材内に組み込まれたいくつかの毛管を含む。濾過されるべき液体は、濾過されるべき液体または濾過された液体を輸送するための毛管のうちの、少なくとも1つの長い内部チャネルから、または少なくとも1つの長い内部チャネルへと流れる。管状膜は、入口と、透過水および濃縮物を排出するための出口とを有する管状ハウジング内に配設される。透過水は特に、管状ハウジングの長軸沿いに中央に位置付けられた出口開口部を通じて排出される。
欧州特許出願公開第0937492号明細(EP 0 937 492 A2)は、入口と、出口と、膜区画とを有するフィルタハウジングを備えた毛管濾過膜モジュールを開示している。膜区画はさらに、透過水を排出するために排出ラメラを含み、排出ラメラが、透過水を中央に位置付けられた排出区画に案内する。
独国特許発明第19718028号(DE 197 18 028 C1)は、互いに並列に接続された膜モジュールを有する装置ハウジングを含む濾過システムを開示している。濾過装置は、他の膜モジュールが濾過運転にとどまる間に、膜モジュールのうちの1つを逆流させることを可能にする逆流構成要素をさらに含む。
国際公開第2001/23076号(WO 2001/23076 A1)は、装置内に配置された中空糸膜の束に供給される供給水を浄化するための装置に関する。供給水は、装置の頂部で有孔チューブ内に導入され、有孔チューブが、供給水を膜内に導く。濾液は、底部で集められ、逆洗運転のために使用される隔膜タンク内に部分的に格納される。
国際公開第2003/013706号(WO 2003/013706 A1)は、容器内に位置付けられた中空糸膜を有する膜モジュール組立体について記載している。膜の端部は、それぞれの集合ヘッダ内へ開口している。供給口は、容器の側部に位置付けられ、膜糸の側壁に供給材料を加え、糸内腔を通じて透過水を引き出す。濾液は、ヘッダから取り除かれ、廃物は、容器の供給ポートとは反対側に位置付けられた排出ポートを通じて排出される。
国際公開第2006/047814号(WO 2006/047814 A1)は、上部ヘッダと下部ヘッダとの間に延在する複数の中空糸膜を有する膜モジュールを開示している。上部ヘッダ内の糸は、透過水集水室内へ開口している。下部ヘッダは、気体および/または液体を膜モジュールに供給するための複数の通気開口部を有する。
独国特許出願公開第102005032286号明細書(DE 10 2005 032 286 A1)は、いくつかの濾過モジュールを含む濾過システムを開示している。各濾過モジュールは、濾過されるべき液体のための入口区画に接続された入口管と、濾液のための出口区画に接続された出口管とを有する。濾過運転において、液体、特に原水が、入口管を通じて入口区画に供給される。濾液が、膜を透過し、出口区画に到達する一方、被保持物は、入口区画内にとどまる。被保持物は、逆洗運転により入口区画から除去される。逆洗運転には、純粋な濾液が使用される。
欧州特許出願公開第2008704A1号(EP 2 008 704 A1)は、いくつかの濾過モジュールを含む濾過システムを開示している。濾過モジュールは、入口管および出口管に接続されている。逆洗運転の間、加圧空気が出口管に供給され、出口管において、濾液が出口管から濾過モジュールに押し込まれる。
したがって、本発明の目的は、液体のための濾過システムであって、効率が改善された濾過モジュールの化学的すすぎ運転を可能にする濾過システムを提供することである。本発明のさらなる目的は、効率が改善された、液体のための濾過システムを化学的にすすぐ方法を提供することである。
これらの目的は、本発明によれば、液体、特に原水のための濾過システムにより達成され、この濾過システムは、液体を濾過するための少なくとも1つの濾過モジュールと、液体を濾過モジュールに供給するための第1の入口管と、液体を濾過モジュールに供給するための第2の入口管と、濾液を濾過モジュールから排出するための少なくとも1つの出口管とを備えるものである。
本発明によれば、洗浄分岐路が、第1の入口管と第2の入口管との間に配置され、洗浄薬剤を添加するための少なくとも1つの計量供給装置が、洗浄分岐路に接続されている。
本発明のある有利な実施形態によれば、洗浄分岐路は、少なくとも1つの計量供給装置と直列に配置された循環ポンプを含む。
本発明のあるさらなる発展形によれば、洗浄分岐路は、少なくとも1つの計量供給装置と直列に配置された洗浄弁を含む。
洗浄分岐路が少なくとも、アルカリ性洗浄剤を添加するための第1の計量供給装置および酸性洗浄剤を添加するための第2の計量供給装置を含むことが、有利である。
好ましくは、洗浄分岐路は、塩素洗浄剤を添加するための第3の計量供給装置を含む。
好ましくは、第1の濃縮物弁が、第1の入口管内に配置され、第2の濃縮物弁が、第2の入口管内に配置されている。
本発明のある有利な実施形態によれば、洗浄分岐路は、濾過モジュールと第1の濃縮物弁との間で第1の入口管に接続され、濾過モジュールと第2の濃縮物弁との間で第2の入口管に接続されている。
有利には、排水管が、第1の入口管および第2の入口管に、特に集合管を介して接続されている。
さらに本発明の目的は、液体、特に原水のための濾過システムを化学的にすすぐための方法であって、濾過システムが、液体を濾過するための少なくとも1つの濾過モジュールと、液体を濾過モジュールに供給するための第1の入口管と、液体を濾過モジュールに供給するための第2の入口管と、濾液を濾過モジュールから排出するための少なくとも1つの出口管とを備えている方法により達成される。
本発明によれば、化学的すすぎ運転において、洗浄薬剤が、第1の入口管と第2の入口管との間に配置された洗浄分岐路に接続された計量供給装置を介して添加される。
有利には、洗浄薬剤は、計量供給装置と直列に配置された循環ポンプにより、洗浄分岐路および濾過モジュールを通じて循環される。
好ましくは、計量供給装置と直列に配置された洗浄弁が、洗浄薬剤の循環を可能にするように開放される。
本発明のある有利な実施形態によれば、濾過システム内の液体が中性pH値に調節されるように、アルカリ性洗浄剤が、第1の計量供給装置を介して添加され、酸性洗浄剤が、第2の計量供給装置を介して添加される。
有利には、塩素洗浄剤が、第3の計量供給装置を介して添加される。
本発明のあるさらなる発展形によれば、第1の入口管内に配置された第1の濃縮物弁および/または第2の入口管内に配置された第2の濃縮物弁が、洗浄薬剤が添加される前に閉鎖される。
有利には、洗浄薬剤を含む液体が、第1の入口管および/または第2の入口管を通じて排出されるように、化学的すすぎ運転後に第1の濃縮物弁および/または第2の濃縮物弁が解放される。
本発明の上記の実施形態および本発明の追加の実施形態のよりよい理解のために、添付図面と併せて以下の実施形態の記載を参照されたい。
濾過システムのさらなる要素への接続を含む、濾過システムの単一の濾過モジュールを、概略的に示す。 複数の濾過モジュールを含む濾過システムを、概略的に示す。
以下、本発明の好ましい実施形態を、図面を参照しながら記載する。図面は、本発明の概略図を提供するだけである。同一の参照番号は、特に指示がない限り、図面の全体を通じて対応する部分、要素、または構成要素を指す。
実施形態の説明
図1では、液体、特に原水のための濾過モジュール20が、別の要素に接続した形で概略的に示されている。濾過モジュール20は、濾過膜25を含み、濾過膜25は、入口区画24を濾過モジュール20の出口区画28から隔てている。第1の入口管21および第2の入口管22が、濾過モジュール20の入口区画24に接続されている。出口管26が、濾過モジュール20の出口区画28に接続されている。
濾過運転において、液体は、第1の入口管21を通じて、または第2の入口管22を通じて、濾過モジュール20の入口区画24内に押し込まれる。液体は、水と、塵埃の粒子などの不純物とを含む。濾過モジュール20の濾過膜25は、水は透過するが、不純物は保持するように構成されている。以下において、濾過モジュール20の濾過膜25を透過する水を、濾液または透過水と呼び、濾過モジュール20の濾過膜25により保持される不純物を、濃縮物または被保持物と呼ぶ。
濾過運転において、濾過モジュール20の濾過膜25を透過した濾液は、出口管26を通じて濾過モジュール20の出口区画28から押し出される。それゆえに、濾過運転において濾液は、図1で矢印により示す第1の流れ方向51に、入口区画24から濾過膜25を通って濾過モジュール20の出口区画28へと流れる。次いで濾液は、さらに出口管26内に流入する。
第1の濃縮物弁31が、第1の入口管21内に配置され、第2の濃縮物弁32が、第2の入口管22内に配置されている。第1の入口管21および第2の入口管22は、集合管30に接続されている。集合管30は、供給管42に接続され、供給管42内に供給弁44が配置されている。
供給弁44が開いており、濃縮物弁31、32のうちの1つが開いているとき、液体は、供給管42および入口管21、22のうちの1つを通過して、濾過モジュール20の入口区画24内に入ることができる。供給弁44および濃縮物弁31、32は、自動的に、特に電気により、空圧により、または液圧により操作される。
出口弁36が、出口管26内に配置されている。出口弁36が開いているとき、濾液は、出口管26および出口弁36を通過して、濾過モジュール20の出口区画28から出ることができる。出口弁36が閉鎖しているとき、濾液は、出口管26および出口弁36を通過して、濾過モジュール20の出口区画28から出ることができない。出口弁36は、自動的に、特に電気により、空圧により、または液圧により操作される。
第2の入口管22は、入口通気弁75に接続されている。入口通気弁75を開放することにより、入口管22を脱気することができる。出口管26は、出口通気弁76に接続されている。出口通気弁76を開放することにより、出口管26を脱気することができる。
排水管46が、集合管30に接続されている。逆洗運転において濾液は、出口管26から濾過モジュール20の出口区画28内に押し戻される。次いで濾液は、濾過膜25を第2の流れ方向52に透過し、入口区画24に入る。図1で矢印により示す第2の流れ方向52は、第1の流れ方向51とは反対の方向である。次いで、濾液、液体、および被保持物は、濾過モジュール20の入口区画24から、入口管21、22を通じて、集合管30および排水管46に押し出される。
排水弁48が、排水管46内に配置されている。排水弁48が開いているとき、液体および被保持物は、濾過モジュール20の入口区画24から出て排水管46および排水弁48を通過することができる。排水弁48が閉鎖しているとき、液体および被保持物は、濾過モジュール20の入口区画24から出て排水管46および排水弁48を通過することができない。排水弁48は、自動的に、特に電気により、空圧により、または液圧により操作される。
図2では、液体、特に原水のための濾過システム10が、概略的に示されている。濾過システム10は、図1に示す他の要素に接続されているいくつかの濾過モジュール20を備える。濾過モジュール20は、並列に配置されている。第1の入口管21が、図2の適合部材(図示せず)を介して、濾過モジュール20の入口区画24に接続されている。第2の入口管22も、図2の適合部材(図示せず)を介して、濾過モジュール20の入口区画24に接続されている。出口管26が、出口適合部材27を介して、濾過モジュール20の出口区画28に接続されている。
膨張タンク40が、集合管30に接続されている。濾過運転において、膨張タンク40は、周囲圧力よりわずかに高い圧力、例えば1.5バールの空気を含む。膨張タンク40は、膨張弁62を介して加圧空気デバイス60に接続されている。膨張弁62が開いているとき、加圧空気デバイス60は、加圧空気を膨張タンク40に供給することができる。加圧空気デバイス60は、相対的に高い圧力、例えば6.0バールの空気を含む。加圧空気デバイス60は、ここではタンクであるが、ポンプであってもよい。膨張弁62は、自動的に、特に電気により、空圧により、または液圧により操作される。
逆洗タンク50は、出口弁36と、濾過モジュール20の出口適合部材27との間の区域において、出口管26に接続されている。取り入れチューブ54は、頂部区域から逆洗タンク50内のほぼ底部区域まで延在する。濾過運転において逆洗タンク50は、周囲圧力の濾液および空気を収容しており、逆洗タンク50において取り入れチューブ54は、収容された空気を通過して濾液内へ延在する。
逆洗タンク50は、逆洗弁64を介して加圧空気デバイス60に接続されている。逆洗弁64が開いているとき、加圧空気デバイス60は、加圧空気を逆洗タンク50に供給することができる。逆洗タンク50は、タンク通気弁72を介して通気デバイス70にも接続されている。タンク通気弁72が開いているとき、逆洗タンク50内に存在する加圧空気は、タンク通気弁72および通気デバイス70を通って逃がすことができる。逆洗弁64およびタンク通気弁72は、自動的に、特に電気により、空圧により、または液圧により操作される。
洗浄分岐路80が、第1の入口管21と第2の入口管22との間に配置されている。洗浄分岐路80は、直列に配置された循環ポンプ84および洗浄弁86を含む。洗浄弁86が開いているとき、循環ポンプ84は、第2の入口管22から第1の入口管21に液体を圧送することができる。その場合、液体は、洗浄分岐路80、第1の入口管21、濾過モジュール20、および第2の入口管22を通じて循環される。洗浄弁86は、自動的に、特に電気により、空圧により、または液圧により操作される。
それにより、洗浄分岐路80は、濾過モジュール20と第1の濃縮物弁31との間の区域において第1の入口管21に接続されている。洗浄分岐路80は、濾過モジュール20と第2の濃縮物弁32との間の区域において第2の入口管22にも接続されている。
第1の計量供給装置81、第2の計量供給装置82、および第3の計量供給装置83が、洗浄分岐路80に接続されている。計量供給装置81、82、83は、化学的に強化された逆洗運転のために、洗浄薬剤を洗浄分岐路80内に添加することを可能にする。ここでアルカリ性洗浄剤は、第1の計量供給装置81を介して添加することができ、酸性洗浄剤は、第2の計量供給装置82を介して添加することができ、塩素洗浄剤は、第3の計量供給装置83を介して添加することができる。洗浄剤が洗浄分岐路80内に添加されるとき、洗浄剤は、上述のように、循環ポンプ84により、洗浄分岐路80、第1の入口管21、濾過モジュール20、および第2の入口管22を通じて循環され得る。
制御ユニットは、ここでは図示しないが、第1の濃縮物弁31、第2の濃縮物弁32、出口弁36、供給弁44、排水弁48、膨張弁62、逆洗弁64、タンク通気弁72、および洗浄弁86に電気的に接続されている。該制御ユニットにより、該弁を開放または閉鎖することができる。循環ポンプ84および計量供給装置81、82、83も、制御ユニットに電気的に接続されており、該制御ユニットにより起動または停止することができる。
濾過システム10が濾過運転中のとき、供給弁44は開いており、排水弁48は閉鎖しており、第1の濃縮物弁31は開いており、第2の濃縮物弁32は閉鎖しており、出口弁36は開いている。あるいは、第1の濃縮物弁31が閉鎖しており、かつ第2の濃縮物弁32が開いているか、または両濃縮物弁31、32が開いている。さらに、洗浄弁86は閉鎖しており、膨張弁62は閉鎖しており、逆洗弁64は閉鎖しており、タンク通気弁72は閉鎖している。
濾過運転において、液体は、供給管42、集合管30、第1の入口管21、または第2の入口管22を通じて、濾過モジュール20内に押し込まれる。濾液は、出口適合部材27および出口管26を通じて濾過モジュール20から押し出される。被保持物は、濾過モジュール20の濾過膜25により保持され、濾過モジュール20の入口区画24内にとどまる。
濾過運転において、膨張タンク40は、周囲圧力よりわずかに高い圧力、例えば1.5バールの、相対的に低い圧力の空気を含む。逆洗タンク50は、周囲圧力の濾液を、かつ最終的には空気も含む。逆洗タンク50は、濾過運転において濾過モジュール20から排出された濾液が出口管26をまっすぐ通過し逆洗タンク50をバイパスするように、設計され、出口管26に接続されている。
逆洗運転を準備するに際して、当初、供給弁44は閉鎖され、出口弁36は閉鎖されている。次いで、第1の濃縮物弁31および第2の濃縮物弁32が閉鎖され、それぞれ閉鎖された状態にとどまる。その後、排水弁48が開放される。洗浄弁86、膨張弁62、およびタンク通気弁72は、閉鎖された状態にとどまる。
逆洗運転を開始するために、逆洗弁64が開放される。このようにして加圧空気デバイス60からの加圧空気が、逆洗タンク50に加えられる。それにより、逆洗タンク50内、出口管26内、濾過モジュール20内、および入口管21、22内の圧力が上昇する。
その後、第1の濃縮物弁31または第2の濃縮物弁32が、開放される。よって、第1の入口管21内または第2の入口管22内の圧力が減少し、濾過モジュール20内に含まれる液体および透過水が、第1の入口管21から、または第2の入口管22から突然押し出され、集合管30内に、さらには排水管46内に入る。このようにして集合管30内の圧力が上昇し、液体も、膨張タンク40内に押し込まれる。濾液は、逆洗タンク50から出口管26内に押し込まれ、濾液は、出口管26から濾過モジュール20内に押し込まれる。濾過モジュール20内では、濾液は、第2の流れ方向52で、出口区画28から濾過膜25を通って入口区画24内に押し込まれる。それにより、濾過膜25は洗浄される。
それにより、逆洗タンク50内の濾液の量が減少し、逆洗タンク50内の濾液の充填レベルが低下する。逆洗タンク50内の濾液の所定の低充填レベルに到達すると、逆洗弁64は、閉鎖される。それゆえに、さらなる加圧空気を逆洗タンク50に加えることは、停止される。逆洗タンク50内に残存する空気は、依然として圧力下にあり、したがってさらに膨張する。逆洗タンク50内に残存する空気は、膨張しながら、逆洗タンク50内の空気の圧力が十分に減少するまで、濾液を逆洗タンク50からさらに押し出す。
逆洗タンク50内の濾液の低充填レベルは、逆洗タンク50内に残存する加圧空気が、該空気の圧力が十分に減少するまで膨張するときに、空気が出口管26内に漏れないように、決定されている。それゆえに、空気が逆洗タンク50から漏れ出て出口管26内に入ることは、防止される。それにより、逆洗タンク50内に含まれる濾液は、出口管26内にほぼ完全に排出され、逆洗タンク50は、ほぼ空気のみを含むようになる。
それにより、出口管26内、濾過モジュール20内、入口管21、22内、および集合管30内の圧力は、緩やかに減少する。膨張タンク40内に流入した液体は、膨張タンク40から排出されて、集合管30内に、さらには排水管46内に入る。逆洗タンク50内、出口管26内、濾過モジュール20内、入口管21、22内、および集合管30内の圧力が十分に減少し、逆洗タンク50がほぼ空気のみを含むとき、逆洗運転は完了となる。
逆洗運転後、膨張タンク40内に依然として幾分かの液体が残存している場合、加圧空気デバイス60からの加圧空気が膨張タンク40内に押し込まれ、膨張タンク40内に残存する液体が集合管30内に、さらには排水管46内に排出されるように、膨張弁62が、開放される。このようにして膨張タンク40は、脱水される。膨張タンク40が脱水されるとき、膨張弁62は、閉鎖される。あるいは、膨張タンク40は、逆洗運転前に脱水され得る。
濾過運転に戻るために、排水弁48が閉鎖され、出口弁36が開放され、供給弁44が開放される。最終的に、濃縮物弁31、32のうちの一方が、閉鎖されるか、または両濃縮物弁31、32が、開放した状態にとどまる。それゆえに、液体は供給管42から、集合管30および入口管21、22のうちの少なくとも1つを介して、濾過モジュール20内に供給される。透過水は、濾過モジュール20から出口管26内に排出される。
逆洗運転後、タンク通気弁72は、逆洗タンク50内に残存する空気を通気デバイス70を通って逃がすことができるように、開放される。濾液は、逆洗タンク50が濾液で少なくともほぼ完全に満たされるまで、出口管26から逆洗タンク50内に流入している。このようにして逆洗タンク50は、脱気される。逆洗タンク50が脱気された時に、タンク通気弁72は、閉鎖される。あるいは、逆洗タンク50は、逆洗運転前に脱気され得る。
化学的すすぎ運転を準備するに際して、当初、供給弁44は閉鎖され、出口弁36は閉鎖されている。次いで、第1の濃縮物弁31および第2の濃縮物弁32が閉鎖され、それぞれ閉鎖された状態にとどまる。その後、排水弁48が開放される。膨張弁62、逆洗弁64、およびタンク通気弁72は、閉鎖された状態にとどまる。
化学的すすぎ運転を開始するために、洗浄弁86を開放し、循環ポンプ84を始動し、計量供給装置81、82、83を開放し、それぞれの洗浄薬剤、例えばアルカリ性洗浄剤、酸性洗浄剤、または塩素洗浄剤を洗浄分岐路80に添加する。それゆえに、添加した洗浄薬剤および濾過システム10内に含まれる液体は、洗浄分岐路80、第1の入口管21、濾過モジュール20、および第2の入口管22を通じて循環される。
第1の計量供給装置81および第3の計量供給装置83を同時に開放することも可能である。それゆえに、アルカリ性洗浄剤および塩素洗浄剤は、一緒に添加することができる。
濾過システム10内に添加される洗浄薬剤の量は、例えば濾過モジュール20内もしくは入口管21、22内に配置されたセンサにより、または計量供給装置81、82、83内に配置された流量計により、測定される。十分な量の洗浄薬剤が濾過システム10内に提供されると、それぞれの計量供給装置81、82、83は閉鎖される。
上述のように、循環により、添加した洗浄薬剤は、濾過モジュール20の濾過膜25の表面を洗浄している。
化学的すすぎ運転を終了するために、循環ポンプ84は停止され、洗浄弁86は閉鎖される。第1の濃縮物弁31および第2の濃縮物弁32が、開放される。逆洗タンク50内の圧力が増大するように、逆洗弁64が開放される。それゆえに、液体は、出口管26から濾過モジュール20内に押し込まれ、濾過モジュール20内に含まれる洗浄薬剤を含む液体は、濾過モジュール20から押し出され、入口管21、22を通じて、集合管30内および排水管46内に入る。このようにして液体および添加した洗浄薬剤は、濾過モジュール20から排出される。
アルカリ性洗浄剤が第1の計量供給装置81により添加されたか、または酸性洗浄剤が第2の計量供給装置82により添加された場合、濾過モジュール20内に含まれる液体は、非中性pH値になっている。
この場合、相補的な洗浄薬剤を濾過システムに添加するために、化学的すすぎ運転の終了前に異なる計量供給装置81、82が開放される。例えば、アルカリ性洗浄剤が第1の計量供給装置81を介して添加された場合、酸性洗浄剤が第2の計量供給装置82を介して添加され、逆もまた同様である。それゆえに、濾過システム10内の液体は、中和され、中性pH値に調節される。
濾過運転に戻るために、逆洗弁64を閉鎖し、排水弁48を閉鎖し、出口弁36を開放し、供給弁44を開放する。最終的に、濃縮物弁31、32のうちの一方が閉鎖されるか、または両濃縮物弁31、32が開放した状態にとどまる。それゆえに、液体は、供給管42から、集合管30および入口管21、22のうちの少なくとも1つを介して、濾過モジュール20内に供給される。透過水は、濾過モジュール20から出口管26内に排出される。
上述の記載は、説明の目的のために、特定の実施形態を参照しながら行われている。しかしながら、上記の例示的な議論は、網羅的であること、または本発明を開示された厳密な形態に限定することを意図していない。上述の教示事項および添付請求項により包含される教示事項を考慮すると、多くの変更および変形が可能である。本発明の原理およびその実践的な応用を説明するために、それにより当業者が、企図する特定の用途に適した様々な変更と共に本発明および様々な実施形態を利用することができるように、実施形態を選び、記載した。
10 濾過システム
20 濾過モジュール
21 第1の入口管
22 第2の入口管
24 入口区画
25 濾過膜
26 出口管
27 出口適合部材
28 出口区画
30 集合管
31 第1の濃縮物弁
32 第2の濃縮物弁
36 出口弁
42 供給管
40 膨張タンク
44 供給弁
46 排水管
48 排水弁
50 逆洗タンク
51 第1の流れ方向
52 第2の流れ方向
54 取り入れチューブ
60 加圧空気デバイス
62 膨張弁
64 逆洗弁
70 通気デバイス
72 タンク通気弁
75 入口通気弁
76 出口通気弁
80 洗浄分岐路
81 第1の計量供給装置
82 第2の計量供給装置
83 第3の計量供給装置
84 循環ポンプ
86 洗浄弁

Claims (15)

  1. 液体、特に原水のための濾過システム(10)であって、
    液体を濾過するための少なくとも1つの濾過モジュール(20)と、
    液体を濾過モジュール(20)に供給するための第1の入口管(21)と、
    液体を濾過モジュール(20)に供給するための第2の入口管(22)と、
    濾液を濾過モジュール(20)から排出するための少なくとも1つの出口管(26)と、
    を備える濾過システム(10)において、
    洗浄分岐路(80)が、第1の入口管(21)と第2の入口管(22)との間に配置され、洗浄薬剤を添加するための少なくとも1つの計量供給装置(81、82、83)が、洗浄分岐路(80)に接続されていることを特徴とする、濾過システム(10)。
  2. 洗浄分岐路(80)が、少なくとも1つの計量供給装置(81、82、83)と直列に配置された循環ポンプ(84)を含むことを特徴とする、請求項1記載の濾過システム(10)。
  3. 洗浄分岐路(80)が、少なくとも1つの計量供給装置(81、82、83)と直列に配置された洗浄弁(86)を含むことを特徴とする、請求項1または2記載の濾過システム(10)。
  4. 洗浄分岐路(80)が少なくとも、アルカリ性洗浄剤を添加するための第1の計量供給装置(81)および酸性洗浄剤を添加するための第2の計量供給装置(82)を含むことを特徴とする、請求項1または2記載の濾過システム(10)。
  5. 洗浄分岐路(80)が、塩素洗浄剤を添加するための第3の計量供給装置(83)を含むことを特徴とする、請求項4記載の濾過システム(10)。
  6. 第1の濃縮物弁(31)が、第1の入口管(21)内に配置され、第2の濃縮物弁(32)が、第2の入口管(22)内に配置されていることを特徴とする、請求項1から5までのいずれか1項記載の濾過システム(10)。
  7. 洗浄分岐路(80)が、濾過モジュール(20)と第1の濃縮物弁(31)との間で第1の入口管(21)に接続されるとともに、濾過モジュール(20)と第2の濃縮物弁(32)との間で第2の入口管(22)に接続されていることを特徴とする、請求項6記載の濾過システム(10)。
  8. 排水管(46)が入口管(21、22)に、特に集合管(30)を介して接続されていることを特徴とする、請求項1から7までのいずれか1項記載の濾過システム(10)。
  9. 液体、特に原水のための濾過システム(10)を化学的にすすぐための方法であって、
    液体を濾過するための少なくとも1つの濾過モジュール(20)と、
    液体を濾過モジュール(20)に供給するための第1の入口管(21)と、
    液体を濾過モジュール(20)に供給するための第2の入口管(22)と、
    濾液を濾過モジュール(20)から排出するための少なくとも1つの出口管(26)と
    を備える濾過システム(10)を、化学的にすすぐための方法において、
    化学的すすぎ運転において洗浄薬剤が、第1の入口管(21)と第2の入口管(22)との間に配置された洗浄分岐路(80)に接続された計量供給装置(81、82、83)を介して、添加されることを特徴とする、方法。
  10. 前記洗浄薬剤が、計量供給装置(81、82、83)と直列に配置された循環ポンプ(84)により、洗浄分岐路(80)および濾過モジュール(20)を通じて循環されることを特徴とする、請求項9記載の方法。
  11. 計量供給装置(81、82、83)と直列に配置された洗浄弁(86)が、前記洗浄薬剤の循環を可能にするために開放されることを特徴とする、請求項9または10記載の方法。
  12. 濾過システム(10)内の液体が中性pH値に調節されるように、アルカリ性洗浄剤が、第1の計量供給装置(81)を介して添加され、酸性洗浄剤が、第2の計量供給装置(82)を介して添加されることを特徴とする、請求項9から11までのいずれか1項記載の方法。
  13. 塩素洗浄剤が、第3の計量供給装置(83)を介して添加されることを特徴とする、請求項9から12までのいずれか1項記載の方法。
  14. 第1の入口管(21)内に配置された第1の濃縮物弁(31)および/または第2の入口管(22)内に配置された第2の濃縮物弁(32)が、前記洗浄薬剤が添加される前に閉鎖されることを特徴とする、請求項9から13までのいずれか1項記載の方法。
  15. 洗浄薬剤を含む液体が、第1の入口管(21)および/または第2の入口管(22)を通じて排出されるように、化学的すすぎ運転後に第1の濃縮物弁(31)および/または第2の濃縮物弁(32)が開放されることを特徴とする、請求項14記載の方法。
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