JP2018526764A - コネクタ付多芯ケーブル及びその製造方法 - Google Patents

コネクタ付多芯ケーブル及びその製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】製造コストや管理コストの増加を抑制することが可能なコネクタ付多芯ケーブル及びその製造方法を提供する。
【解決手段】コネクタ付多芯ケーブルは、信号端子43とグランド端子44が並列されたコネクタハウジング41と、中心導体11、内部絶縁体12、外部導体13を中心から外側へ順に有する複数の同軸ケーブル10と、導体21を有するグランド用電線20と、導電性材料のグランドバー30とを備えている。同軸ケーブル10は、互いに並列されるとともに、外部導体13、内部絶縁体12、中心導体11が順に露出され、隣合う同軸ケーブル10の間に隙間S1が形成される。隙間S1は同軸ケーブル10の幅以上であり、同軸ケーブル10の外部導体13はグランドバー30に、中心導体11は信号端子43に電気的に接続されている。グランド用電線20は、隙間S1に配置されるとともに、グランドバー30とグランド端子44とを電気的に接続する。
【選択図】図2

Description

本発明は、複数本の同軸ケーブルを有するコネクタ付多芯ケーブル及びその製造方法に関する。
従来、機器間や機器内の各部間を接続するケーブルとして、複数本の同軸ケーブルを集合一体化させたケーブルハーネスがある。例えば、特許文献1には、グランドバーを用いてケーブルハーネスの端部をコネクタ端子に接続固定するケーブルハーネスの接続構造が開示されている。この構造では、コネクタの接地用端子の位置に対応する突出部をグランドバーに形成し、その突出部をコネクタの接地用端子に半田付けしている。
日本国特開2009−170142号公報
ケーブルハーネスに接続されるコネクタの接地用端子の配置は、使用される機器の設計ごとに異なる。このため、特許文献1に開示される構造の一例では、接地用端子の配置の異なるコネクタごとに、接地用端子の位置に対応する突出部を有したグランドバーを製造して部品在庫を管理しなければならず、コストが増えてしまう。
本発明は、コストの増加を抑制することが可能なコネクタ付多芯ケーブル及びその製造方法を提供することを目的とする。
本発明に係るコネクタ付多芯ケーブルは、
信号端子とグランド端子とが並列に配置されたコネクタと、
中心導体と、前記中心導体の外周に設けられた内部絶縁体と、前記内部絶縁体の外周に設けられた外部導体とを有する複数の同軸ケーブルと、
導体を有するグランド用電線と、
導電性材料で形成されるグランドバーと、
を備え、
複数の前記同軸ケーブルの端部は、互いに並列して配置されるとともに、前記外部導体、前記内部絶縁体、前記中心導体が順に露出され、
互いに隣合う前記同軸ケーブルの端部の間に隙間が形成され、前記隙間は前記同軸ケーブルの幅以上であり、
複数の前記同軸ケーブルの各前記外部導体は、前記グランドバーに電気的に接続され、
前記中心導体は前記信号端子と電気的に接続され、
前記グランド用電線は、前記隙間に配置されるとともに、前記グランドバーと前記グランド端子とを電気的に接続する。
また、本発明に係るコネクタ付多芯ケーブルの製造方法は、
信号端子とグランド端子とが並列に配置されたコネクタと、中心導体と前記中心導体の外周に設けられた内部絶縁体と前記内部絶縁体の外周に設けられた外部導体とを有する複数の同軸ケーブルと、導体を有するグランド用電線と、導電性材料で形成されるグランドバーとから構成されるコネクタ付多芯ケーブルの製造方法であって、
前記グランド用電線を配置するための隙間を同軸ケーブル間に形成しつつ、前記同軸ケーブルを複数本並列する工程と、
複数の前記同軸ケーブルの端部を前記外部導体、前記内部絶縁体、前記中心導体が順に露出するように処理する工程と、
前記隙間に前記グランド用電線を配置しつつ、前記グランド用電線の導体と前記同軸ケーブルの外部導体とを前記グランドバーで一括して電気的に接続可能な位置に配列する工程と、
前記グランドバーに前記同軸ケーブルの外部導体と前記グランド用電線の導体とを電気的に接続する工程と、
前記同軸ケーブルの中心導体と前記コネクタの信号端子とを電気的に接続し、前記グランド用電線の導体と前記コネクタのグランド端子とを電気的に接続する工程と、を有する。
本発明によれば、製造コストや管理コストの増加を抑制することが可能なコネクタ付多芯ケーブル及びその製造方法を提供することができる。
本発明の実施形態に係るコネクタ付多芯ケーブルの平面図である。 図1に示すコネクタ付多芯ケーブルの一端側の概略平面図である。 図2におけるA−A矢視断面図であり、2つのグランドバーで挟まれた同軸ケーブルとグランド用電線の断面を示している。 (a)は同軸ケーブルの断面図であり、(b)はグランド用電線の断面図である。 コネクタハウジングの信号端子とグランド端子を示す平面図である。 ラミネートテープで保持された同軸ケーブルを示す図である。 口出し加工された同軸ケーブルを示す図である。 ラミネートテープで保持されたグランド用電線を示す図である。 口出し加工されたグランド用電線を示す図である。 グランドバー上に配置された同軸ケーブルを示す図である。 同軸ケーブル間の隙間にグランド用電線が配置された状態を示す図である。 端部を揃えた同軸ケーブルとグランド用電線とを示す図である。
〈本発明の実施形態の概要〉
最初に本発明の実施形態の概要を説明する。
本発明に係るコネクタ付多芯ケーブルの一実施形態は、
(1)信号端子とグランド端子とが並列に配置されたコネクタと、
中心導体と、前記中心導体の外周に設けられた内部絶縁体と、前記内部絶縁体の外周に設けられた外部導体とを有する複数の同軸ケーブルと、
導体を有するグランド用電線と、
導電性材料で形成されるグランドバーと、
を備え、
複数の前記同軸ケーブルの端部は、互いに並列して配置されるとともに、前記外部導体、前記内部絶縁体、前記中心導体が順に露出され、
互いに隣合う前記同軸ケーブルの端部の間に隙間が形成され、前記隙間は前記同軸ケーブルの幅以上であり、
複数の前記同軸ケーブルの各前記外部導体は、前記グランドバーに電気的に接続され、
前記中心導体は前記信号端子と電気的に接続され、
前記グランド用電線は、前記隙間に配置されるとともに、前記グランドバーと前記グランド端子とを電気的に接続する。
突出部付きのグランドバーを用いる従来構成では、グランド端子の配置が異なるコネクタごとにそのグランド端子の配置に対応した突出部を有するグランドバーを作成しなければならない。これに対し、(1)の構成によれば、コネクタのグランド端子とグランドバーとを接続するためにグランド用電線を用いている。このため、グランド端子の配置が異なるコネクタに対して複数の同軸ケーブルを接続する場合であっても、グランド用電線の配置を変更するだけで済み、多品種のコネクタに対して共通のグランドバーを使用することができる。これにより、コストの増加を抑制して多くのグランド線の配置パターンに容易に対応することができる。
(2)前記グランド用電線の導体の径は、前記中心導体の径よりも大きく、前記外部導体部分の径以下であることが好ましい。
(2)の構成によれば、同軸ケーブルの外部導体及び隙間に配置されたグランド用電線の導体をグランドバーに対して良好に電気的に接続することができる。
(3)前記外部導体は、複数の金属細線で形成され、前記グランドバーにハンダ付けされていても良い。
(3)の構成によれば、金属細線で形成された外部導体がハンダでグランドバーと強固に接着される。
また、本発明に係るコネクタ付多芯ケーブルの製造方法の一実施形態は、
(4)信号端子とグランド端子とが並列に配置されたコネクタと、中心導体と前記中心導体の外周に設けられた内部絶縁体と前記内部絶縁体の外周に設けられた外部導体とを有する複数の同軸ケーブルと、導体を有するグランド用電線と、導電性材料で形成されるグランドバーとから構成されるコネクタ付多芯ケーブルの製造方法であって、
前記グランド用電線を配置するための隙間を同軸ケーブル間に形成しつつ、前記同軸ケーブルを複数本並列する工程と、
複数の前記同軸ケーブルの端部を前記外部導体、前記内部絶縁体、前記中心導体が順に露出するように処理する工程と、
前記隙間に前記グランド用電線を配置しつつ、前記グランド用電線の導体と前記同軸ケーブルの外部導体とを前記グランドバーで一括して電気的に接続可能な位置に配列する工程と、
前記グランドバーに前記同軸ケーブルの外部導体と前記グランド用電線の導体とを電気的に接続する工程と、
前記同軸ケーブルの中心導体と前記コネクタの信号端子とを電気的に接続し、前記グランド用電線の導体と前記コネクタのグランド端子とを電気的に接続する工程と、を有する。
(4)の方法によれば、(1)のコネクタ付多芯ケーブルを製造することができる。
(5)前記グランド用電線は、前記同軸ケーブルの外部導体から中心導体が露出されている端部側部分でのみ前記同軸電線と並列して前記隙間に配置されても良い。
(5)の構成によれば、グランド用電線をグランドバーとグランド端子の間のみに配置することができる。グランド線を最小限の量とすることができる。
〈本発明の実施形態の詳細〉
以下、本発明に係るコネクタ付多芯ケーブル及びその製造方法の実施の形態の例を、図面を参照して説明する。
図1及び図2に示すように、コネクタ付多芯ケーブル1は、同軸ケーブル10と、グランド用電線20と、グランドバー30と、コネクタ40とを備える。なお、この例では多芯ケーブルの両端側にコネクタ40が取り付けられる場合を示すが、一方側の端部にコネクタが接続され、反対側の端部にコネクタ以外の例えばFPC(Flexible Printed Circuits)等が接続される場合もある。
同軸ケーブル10は、コネクタ付多芯ケーブル1の幅方向に複数本(例えば10〜60本)並列に配置されている。複数本の同軸ケーブル10は、隣り合う同軸ケーブル10の間に隙間(本例では隙間S1,S2,S3)が形成されるように配置されている。なお、この例では複数本の同軸ケーブル10が長手方向へ並列状態を維持したまま延びている形態のものを示すが、これに限定されず例えば端部のみを並列に配置し、長手方向の中間部を結束部材でまとめた形態のものであっても良い。
同軸ケーブル10は、中心導体11と、内部絶縁体12と、外部導体13と、外被14とを備える。内部絶縁体12は中心導体11の外周に設けられ、外部導体13は内部絶縁体12の外周に設けられ、外被14は外部導体13の外周に設けられている(図4(a)参照)。
同軸ケーブル10は、例えばAWG(American Wire Gage)の規格によるAWG40〜44のケーブルが用いられる。中心導体の断面積でいうと0.0016mm以上0.0060mm以下である。AWG42の同軸ケーブル10の場合、中心導体11は、例えば銀メッキ銅合金などの金属線で、外径R2が0.075mmに形成される。また、内部絶縁体12は、例えばフッ素樹脂で構成され、外径が0.17mmに形成される。外部導体13は、例えば0.03mmの錫メッキ銅合金、錫メッキ軟銅線等の金属細線で構成され、内部絶縁体12の外周に横巻きで螺旋状に巻き付けられて、外径R3が0.23mmに形成される。外被14は、例えばフッ素樹脂やポリエステルで構成され、外径が0.31mmに形成される。
同軸ケーブル10の端部は、口出し加工により、先端側から順に、中心導体11、内部絶縁体12及び外部導体13がそれぞれ段階的に所定長さ露出されている。
グランド用電線20は、同軸ケーブル10の間に形成された隙間(隙間S1,S2,S3)に、口出し加工により露出された同軸ケーブル10の露出部分(中心導体11,内部絶縁体12,外部導体13)と並列するように配置されている。
グランド用電線20の端部は、口出し加工により、導体21が所定の長さ露出されている。本例では、同軸ケーブル10の間に形成された隙間S1,S2,S3に、グランド用電線20の露出された導体21のみが配置されている形態を示している。
なお、口出し加工する前のグランド用電線20は、導体21と導体21の外周に設けられた外被22とを備えている(図4(b)参照)。本例の導体21の外径R1は、同軸ケーブル10の中心導体11の外径R2より大きく、同軸ケーブル10の外部導体13の外径R3より小さく形成されている。
グランド用電線20は、例えばAWG36〜AWG38に該当する絶縁電線が用いられる。中心導体断面積でいうと0.007mm以上0.015mm以下である。AWG38のグランド用電線20の場合、導体21は、例えば銀メッキ銅合金などの金属線で、外径R1が0.11mmに形成される。外被22は、例えばフッ素樹脂で構成され、外径が0.21mmに形成される。なお、例えばグランド用電線20として絶縁体を有さない導体のみ、あるいは同軸ケーブルを用いても良い。これらの場合も、導体21の太さ(断面積)は上記の範囲とすることが好ましい。
グランドバー30は、並列された同軸ケーブル10の外部導体13及び導体21の上に配置されている。図3に示すように、本例のグランドバー30は、グランドバー30Aとグランドバー30Bとで構成されている(総称する場合はグランドバー30と称する。グランドバー30は、並列された同軸ケーブル10及び導体21の並列方向にわたって全ての外部導体13および導体21と接触可能な長さに形成されている。グランドバー30は、例えば銅板などの導電性を有する金属板を打ち抜いて細長い板状(長尺状)に形成されている。グランドバー30Aと30Bは、位置を合わせた同軸ケーブル10の外部導体13と導体21の一方側の端部21Aとを上下側から挟持するように配置されている。グランドバー30Aと30Bは、接合部材によって外部導体13及び導体21の端部21Aに電気的に接続されている。接合部材としては、半田、導電性接着剤、異方性導電フィルム(ACF:Anisotropic Conductive Film)等が用いられる。
コネクタ40は、コネクタハウジング41と、シェル(図示せず)とを備える。
コネクタハウジング41には、予め設定された順序およびピッチで信号端子43とグランド端子44が並列に配置されている。信号端子43には、同軸ケーブル10の中心導体11が半田付けによって電気的に接続されている。グランド端子44には、導体21の端部21Aとは反対側の端部21Bが半田付けによって電気的に接続されている。信号端子、グランド端子とも銅箔等の金属箔が用いられる。
シェルは、コネクタハウジング41の上に載置された同軸ケーブル10及び導体21を覆うようにコネクタハウジング41に取り付けられている。シェルは、導電性を有する金属板で形成されており、半田やAFC等を介してグランドバー30に電気的に接続されている。また、シェルの例えば両端部は、コネクタハウジング41に設けられている接地用接続部に半田付けによって電気的に接続されている。
コネクタハウジング41に対して、同軸ケーブル10は、信号端子43に対応する位置に配列されている。このため、隙間S1,S2,S3は、コネクタハウジング41のグランド端子44に対応する位置に形成される。また、隙間の大きさ(幅)は、グランド端子44の端子数に比例した幅となる。本例では隙間S1と隙間S2は、1つのグランド端子44に対応した隙間であるため1本の導体21を配置することが可能な幅を有しており、隙間S3は、連続する3つのグランド端子44に対応した隙間であるため3本の導体21を配置することが可能な幅を有している。本例では隙間S1と隙間S2のそれぞれは、1本の同軸ケーブル10の幅以上、例えば1本の同軸ケーブル10の幅より僅かに大きい程度の幅を有するように形成されており、隙間S3は、3本の同軸ケーブル10の幅の合計以上、例えば3本の同軸ケーブル10の幅より僅かに大きい幅を有するように形成されている。
ところで、従来、突出部付きのグランドバーを作成し、その突出部をコネクタのグランド端子に接続する構成の多芯ケーブルがある。この構成では、グランド端子の配置が異なるコネクタごとにそのグランド端子の配置に対応した突出部を有するグランドバーを作成しなければならない。
これに対し、本実施形態のコネクタ付多芯ケーブル1によれば、コネクタハウジング41のグランド端子44とグランドバー30とを接続するためにグランド用電線20を用いている。このため、信号端子43やグランド端子44の本数や配置が異なるコネクタ40に対して複数の同軸ケーブル10を接続する場合であっても、グランド端子44の位置に合わせてグランド用電線20の接続位置を移動するだけで対応することができ、多品種のコネクタに対して共通のグランドバー30を使用することができる。これにより、製造コストや管理コストの増加を抑制することができる。
また、グランド用電線20の導体21の径(図4(b)のR1)は、同軸ケーブル10の中心導体11の径よりも大きく、外部導体13部分の径R3以下に形成されている。このため、互いに並列に配置された外部導体13とグランド用電線20の導体21とを共通のグランドバー30に対して良好に電気的に接続することができる。また、コネクタハウジング41のグランド端子44とグランド用電線20の導体21との接続と、コネクタハウジング41の信号端子43と中心導体11との接続を同時に行う場合も、それぞれの電気的接続を容易に行うことができる。
導体21の径が外部導体13部分の径より小さい場合も、導体21の周囲をハンダで取り囲んでグランドバー30に対して更に良好に電気的に接続することができる。
また、グランド用電線20の導体21の径は、中心導体11の径よりも大きいので、信号端子43へのノイズの混入を十分に軽減することができる。
また、コネクタ付多芯ケーブル1は、例えば機器のレセクタプルに接続されると、シェルが機器のグランド回路に接続される。これにより、シェルに接続されたグランドバー30もグランド回路に接続される。また、グランドバー30は、導体21と接続されるので、コネクタハウジング41のグランド端子44に接続されている導体21を介して機器のグランド回路に接続される。このように、グランドバー30には、長手方向の両端部だけでなく、コネクタ40のグランド端子44が設けられている位置、例えばグランドバー30の中間部分においても導体21を用いて接地部分を形成することができる。しかも、グランド端子44の位置に合わせてグランド用電線20を半田付けすることで接地部分を容易に形成することができる。このため、芯数の異なる多種のコネクタに対応する場合でも製造コストの増加を抑制することができる。また、コネクタ付多芯ケーブル1の芯数が増加してグランドバー30の長手方向の長さが大きくなっても安定した接地状態を確保することができる。
次に、コネクタ付多芯ケーブル1の製造方法について図5から図12を参照して工程毎に説明する。
<準備工程>
所定の端子数を有するコネクタ40を準備する。コネクタ40の各端子は、信号端子43として用いられるか、又はグランド端子44として用いられるかが予め設計仕様により設定されている。信号端子43とグランド端子44は、図5に示すように、コネクタハウジング41の幅方向に並列に配置されている。また、コネクタ40に接続される同軸ケーブル10を信号端子43の数と同じ本数分準備する。また、グランド用電線20を、コネクタ40に設けられるグランド端子44の数と同じ本数分準備する。さらに、グランドバー30A,30Bを準備する。
<同軸ケーブルの配列工程>
図6に示すように、同軸ケーブル10を先端の位置を揃えて並列に配置する。加工する端部10Aを除いて先端から所定の距離の部分をラミネートテープ23a等で保持する。このとき、コネクタ40の設計仕様の端子順になるように、コネクタハウジング41のグランド端子44に対応する位置には同軸ケーブル10を配置せず、信号端子43に対応する位置に同軸ケーブル10を配置する。このため、並列された複数本の同軸ケーブル10には、コネクタハウジング41のグランド端子44の位置に対応するようにケーブル間に同軸ケーブル10が存在しない隙間S1,S2,S3が形成される。
<同軸ケーブルの加工工程>
図7に示すように、ラミネートテープ23a等で保持された各同軸ケーブル10の端部10Aを、先端側から順に中心導体11、内部絶縁体12、及び外部導体13が段階的に露出するように口出し加工する。口出し加工は、YAGレーザあるいは炭酸ガスレーザ等を用いる。
<グランド用電線の配列工程>
図8に示すように、コネクタ40における一部分のグランド端子44の配列位置に対応するようにグランド用電線20を配置し、加工する端部20Aを除いて先端から所定の距離の部分をラミネートテープ23b,23c等で保持する。
<グランド用電線の加工工程>
図9に示すように、各グランド用電線20の端部20Aを、導体21が露出するように口出し加工する。口出し加工は、YAGレーザあるいは炭酸ガスレーザ等を用いる。
<同軸ケーブルの配置工程>
図10に示すように、口出し加工された同軸ケーブル10をグランドバー30B上に並列に配置する。このとき、露出された外部導体13がグランドバー30Bと接触されるように位置を合わせて配置する。なお、グランドバー30B上には予めペースト状の半田を塗布しておく。
<グランド用電線の配置工程>
図11に示すように、同軸ケーブル10が並列されているグランドバー30B上に、ラミネートテープ23b,23c等で保持されたグランド用電線20を配置する。このとき、グランド用電線20の露出された導体21が同軸ケーブル10間の隙間S1,S2,S3に配置されて、導体21と同軸ケーブル10の露出された端部10Aとが並列するように配置する。露出された導体21は、同軸ケーブル10の中心導体が露出されている端部側から隙間S1,S2,S3に挿入するように配置する。また、露出された導体21の端部21Aがグランドバー30Bと接触されるように位置を合わせて配置する。ラミネートテープ23b、23cは同軸ケーブル10の先端より先(図11の上側)に配置する。
<グランドバーへの接続工程>
グランドバー30B上に並列された同軸ケーブル10の外部導体13及びグランド用電線20の導体21(端部21A)の上側からグランドバー30Bと対向するようにグランドバー30Aを被せて、グランドバー30Aと30Bとで外部導体13と導体21の端部21Aとを挟持する。グランドバーBと対向させるグランドバー30Aの面にも予めペースト状の半田を塗布しておく。パルスヒートでグランドバー30Aを加熱して、外部導体13及び導体21の端部21Aを同時にグランドバー30Aと30Bに半田付けする。
<長さ加工工程>
外部導体13及び導体21の端部21Aがグランドバー30Aと30Bに半田付けされた状態において、図12に示すように、同軸ケーブル10の露出された中心導体11とグランド用電線20の露出された導体21とをそれらの端部が揃うように切断する。中心導体11と導体21は、コネクタハウジング41の信号端子43とグランド端子44とにそれぞれ接続可能な長さが残るように切断する。このとき、切断された後のグランド用電線20は、外被22部分を有さない導体21のみの状態となる。
<同軸ケーブル及び導体の配置工程>
図12のように加工された同軸ケーブル10及びグランド用電線20をコネクタハウジング41上に配置する。このとき、中心導体11がコネクタハウジング41の信号端子43に接触され、導体21がコネクタハウジング41のグランド端子44に接触されるように位置を合わせる(図2参照)。
<コネクタ端子への接続工程>
各中心導体11と各信号端子43とをパルスヒートで一括して同時に半田付けする。また、各導体21と各グランド端子44とをパルスヒートで一括して同時に半田付けする。
<シェルの取付け工程>
グランドバー30を覆うようにシェルをコネクタハウジング41に取り付ける。半田付けによりシェルをグランドバー30と電気的に接続する。また、シェルの例えば両端部を半田付けによりコネクタハウジング41の接地用接続部と電気的に接続する。
これにより、コネクタ付多芯ケーブル1の製造が完了する。
本実施形態のコネクタ付多芯ケーブルの製造方法によれば、上記コネクタ付多芯ケーブル1と同様に、製造コストや管理コストの増加を抑制することができる。
また、隙間S1,S2,S3にグランド用電線20を配置した際、グランド端子44とグランドバー30間の接続に使用されないグランド用電線20の余り部分を同軸ケーブル10が配置されている領域の外に配置することができる(図11参照)。このため、同軸ケーブル10の端部とグランド用電線20の端部とを揃える際に、端末の余り部分を一括して容易に切断処理することができる。
なお、本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、適宜、変形、改良等が自在である。その他、上述した実施形態における各構成要素の材質、形状、寸法、数値、形態、数、配置場所、等は本発明を達成できるものであれば任意であり、限定されない。
例えば、製造方法の工程の順序は上述の例に限られない。また、グランド用電線に用いる電線は上述の例に限らず、同軸電線等を用いても良い。
1:コネクタ付多芯ケーブル、10:同軸ケーブル、11:中心導体、12:内部絶縁体、13:外部導体、20:グランド用電線、21:導体、30,30A,30B:グランドバー、40:コネクタ、41:コネクタハウジング、43:信号端子、44:グランド端子、R1:導体の径、R2:中心導体の径、R3:外部導体の径、S1,S2,S3:隙間
(5)前記グランド用電線は、前記同軸ケーブルの外部導体から中心導体が露出されている端部側部分でのみ前記同軸ケーブルと並列して前記隙間に配置されても良い。

Claims (5)

  1. 信号端子とグランド端子とが並列に配置されたコネクタと、
    中心導体と、前記中心導体の外周に設けられた内部絶縁体と、前記内部絶縁体の外周に設けられた外部導体とを有する複数の同軸ケーブルと、
    導体を有するグランド用電線と、
    導電性材料で形成されるグランドバーと、
    を備え、
    複数の前記同軸ケーブルの端部は、互いに並列して配置されるとともに、前記外部導体、前記内部絶縁体、前記中心導体が順に露出され、
    互いに隣合う前記同軸ケーブルの端部の間に隙間が形成され、前記隙間は前記同軸ケーブルの幅以上であり、
    複数の前記同軸ケーブルの各前記外部導体は、前記グランドバーに電気的に接続され、
    前記中心導体は前記信号端子と電気的に接続され、
    前記グランド用電線は、前記隙間に配置されるとともに、前記グランドバーと前記グランド端子とを電気的に接続する、
    コネクタ付多芯ケーブル。
  2. 前記グランド用電線の導体の径は、前記中心導体の径よりも大きく、前記外部導体部分の径以下である、請求項1に記載のコネクタ付多芯ケーブル。
  3. 前記外部導体は、複数の金属細線で形成され、前記グランドバーにハンダ付けされている、請求項1または請求項2に記載のコネクタ付多芯ケーブル。
  4. 信号端子とグランド端子とが並列に配置されたコネクタと、中心導体と前記中心導体の外周に設けられた内部絶縁体と前記内部絶縁体の外周に設けられた外部導体とを有する複数の同軸ケーブルと、導体を有するグランド用電線と、導電性材料で形成されるグランドバーとから構成されるコネクタ付多芯ケーブルの製造方法であって、
    前記グランド用電線を配置するための隙間を同軸ケーブル間に形成しつつ、前記同軸ケーブルを複数本並列する工程と、
    複数の前記同軸ケーブルの端部を前記外部導体、前記内部絶縁体、前記中心導体が順に露出するように処理する工程と、
    前記隙間に前記グランド用電線を配置しつつ、前記グランド用電線の導体と前記同軸ケーブルの外部導体とを前記グランドバーで一括して電気的に接続可能な位置に配列する工程と、
    前記グランドバーに前記同軸ケーブルの外部導体と前記グランド用電線の導体とを電気的に接続する工程と、
    前記同軸ケーブルの中心導体と前記コネクタの信号端子とを電気的に接続し、前記グランド用電線の導体と前記コネクタのグランド端子とを電気的に接続する工程と、
    を有する、コネクタ付多芯ケーブルの製造方法。
  5. 前記グランド用電線は、前記同軸ケーブルの外部導体から中心導体が露出されている端部側部分でのみ前記同軸電線と並列して前記隙間に配置される、請求項4に記載のコネクタ付多芯ケーブルの製造方法。
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