JP2018525010A - バイオマニュファクチャリング装置における、およびバイオマニュファクチャリング装置に関連する改良 - Google Patents

バイオマニュファクチャリング装置における、およびバイオマニュファクチャリング装置に関連する改良 Download PDF

Info

Publication number
JP2018525010A
JP2018525010A JP2018510088A JP2018510088A JP2018525010A JP 2018525010 A JP2018525010 A JP 2018525010A JP 2018510088 A JP2018510088 A JP 2018510088A JP 2018510088 A JP2018510088 A JP 2018510088A JP 2018525010 A JP2018525010 A JP 2018525010A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tray
bioreactor
housing
bio
complementary
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2018510088A
Other languages
English (en)
Inventor
パティル,ハレシュ・ディガンバル
ポール,プラヴィーン
ジョン,セバスチャン
バハルガヴ,アヌープ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
General Electric Co
Original Assignee
General Electric Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Priority claimed from GBGB1518426.0A external-priority patent/GB201518426D0/en
Application filed by General Electric Co filed Critical General Electric Co
Publication of JP2018525010A publication Critical patent/JP2018525010A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C12BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
    • C12MAPPARATUS FOR ENZYMOLOGY OR MICROBIOLOGY; APPARATUS FOR CULTURING MICROORGANISMS FOR PRODUCING BIOMASS, FOR GROWING CELLS OR FOR OBTAINING FERMENTATION OR METABOLIC PRODUCTS, i.e. BIOREACTORS OR FERMENTERS
    • C12M41/00Means for regulation, monitoring, measurement or control, e.g. flow regulation
    • C12M41/48Automatic or computerized control
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C12BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
    • C12MAPPARATUS FOR ENZYMOLOGY OR MICROBIOLOGY; APPARATUS FOR CULTURING MICROORGANISMS FOR PRODUCING BIOMASS, FOR GROWING CELLS OR FOR OBTAINING FERMENTATION OR METABOLIC PRODUCTS, i.e. BIOREACTORS OR FERMENTERS
    • C12M23/00Constructional details, e.g. recesses, hinges
    • C12M23/02Form or structure of the vessel
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C12BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
    • C12MAPPARATUS FOR ENZYMOLOGY OR MICROBIOLOGY; APPARATUS FOR CULTURING MICROORGANISMS FOR PRODUCING BIOMASS, FOR GROWING CELLS OR FOR OBTAINING FERMENTATION OR METABOLIC PRODUCTS, i.e. BIOREACTORS OR FERMENTERS
    • C12M27/00Means for mixing, agitating or circulating fluids in the vessel
    • C12M27/16Vibrating; Shaking; Tilting
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C12BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
    • C12MAPPARATUS FOR ENZYMOLOGY OR MICROBIOLOGY; APPARATUS FOR CULTURING MICROORGANISMS FOR PRODUCING BIOMASS, FOR GROWING CELLS OR FOR OBTAINING FERMENTATION OR METABOLIC PRODUCTS, i.e. BIOREACTORS OR FERMENTERS
    • C12M41/00Means for regulation, monitoring, measurement or control, e.g. flow regulation
    • C12M41/12Means for regulation, monitoring, measurement or control, e.g. flow regulation of temperature
    • C12M41/14Incubators; Climatic chambers

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Zoology (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Bioinformatics & Cheminformatics (AREA)
  • Wood Science & Technology (AREA)
  • Sustainable Development (AREA)
  • Biotechnology (AREA)
  • Biomedical Technology (AREA)
  • Microbiology (AREA)
  • Biochemistry (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Genetics & Genomics (AREA)
  • Analytical Chemistry (AREA)
  • Computer Hardware Design (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Thermal Sciences (AREA)
  • Clinical Laboratory Science (AREA)
  • Apparatus Associated With Microorganisms And Enzymes (AREA)

Abstract

複数の筐体の積み重ねを可能にする上面(22)と底面(24)とを含む筐体(20)と、筐体の前面に設けられたアクセス扉(25)と、扉を介してアクセス可能な筐体内部に実質的に囲まれたバイオリアクタチャンバ(30)と、電気部品および/または電子制御部品を収容する前記筐体内部のさらに実質的に囲まれた領域(36)とを備えるバイオマニュファクチャリング装置(1)であって、チャンバ(30)が、バイオリアクタを支持するためのトレイ(40/240)と、使用時にトレイを揺動させるための機構(44,47/244,247)を含むトレイ支持部(45/245)とを含み、トレイは、トレイがトレイ支持部に対して前側に移動することを可能にして、バイオリアクタへのより便利なアクセスを可能にする相補的構成を有する、バイオマニュファクチャリング装置(1)が開示される。【選択図】図1

Description

本発明は、細胞培養のためなどのバイオマニュファクチャリング装置に関する。特に、本発明は、単一の器具の形態のバイオリアクタ装置、およびバイオマニュファクチャリングのための実験室および細胞培養空間の使用を最適化するためのバイオマニュファクチャリングシステムに配置された複数の器具に関する。
細胞培養、例えば哺乳動物細胞、細菌細胞または真菌細胞の培養は、治療目的のために生きた細胞を採取するため、および/または細胞によって産生されたタンパク質または化学物質(例えば医薬品)のような生体分子を採取するために行うことができる。本明細書中で使用される場合、用語「生体分子」は、細胞またはウイルスによって産生される任意の分子、例えばタンパク質、ペプチド、核酸、代謝産物、抗原、化学物質または生物製剤を意味し得る。本明細書で、バイオマニュファクチャリングという用語は、細胞の培養または増殖、および生体分子の生成を包含することを意図している。バイオリアクタという用語は、バイオマニュファクチャリングに使用することができる一般的に囲まれた容積を包含することを意図している。
細胞は、一般に、細胞増殖および拡大培養に必要な栄養素および環境条件を提供するように設計された滅菌可能な容器である大型(10,000〜25,000リットル容量)のバイオリアクタで増殖される。従来の滅菌し、続く培養および拡大培養のために選択した細胞を接種することができるバイオリアクタはガラスまたは金属の増殖チャンバを有する。増殖チャンバ内の培地は、エアレーション、栄養分の分散および廃棄物の除去を改善するために、機械的または磁気的インペラの使用によってしばしば揺り動かされるかまたは攪拌される。
近年、バッチサイズが小さく、生産の柔軟性が高く、使い易く、資本コストの投資が少なく、クロスコンタミネーションのリスクが低い「シングルユース」バイオリアクタへの移行が進んでいる。これらのシステムはまた、エアレーション、供給および廃棄物除去の効率を改善し、細胞密度および生成物収量を増加させることができる。例として、混合のために揺動プラットフォームに取り付けられたWAVE(登録商標)バッグ(GE Healthcare)、またはXcellerex Inc(GE Healthcare)から入手可能なもののような攪拌タンクシングルユース容器を含む。「個別化医療」の出現により、独特の細胞治療を有する患者を治療するために多くの小さなバッチの細胞を必要とする自家細胞治療が重要となっている。
細胞および生体分子の生産のための組織培養実験室などの製造設備は、伝統的に特注設計されており、汚染のリスクを低減するためにクリーンな環境で実施されてきた。そのような設備は、運用し維持し、また優先順位や仕事の要求が変わった場合に変更するのに費用がかかる。バイオリアクタ内で細胞を維持または採取するためのワークステーションは、培養実験室において著しい床面積を占める特別の「底面積」を必要とする。細胞がバイオリアクタ内で増殖している間に、ワークステーションは多くの時間放置されているため、実験室面積は効率的または効果的に使用されない。
国際公開第2014122307号に改善が提案され、従来のWAVE型バイオリアクタおよび補助装置を支持することができるバイオリアクタ用のカスタマイズされたワークステーションおよび収納ベイの提供によって、細胞培養に必要とされる実験室面積が減少する。その装置には大型の支持フレーム構造が必要である。
米国特許6475776号明細書は、単一のインキュベータ筐体および複数の棚を有する細胞培養皿用のインキュベータの例であるが、このタイプの装置は、バイオリアクタを収容するのには適していない。
必要とされるのは、搭載、操作、および維持が簡単なシステムにおいて、複数のバイオリアクタを互いに密な間隔で並べて積み重ねる機能である。理想的には、このようなバイオリアクタは、細胞が一般的に7〜21日間にわたって培養される伝統的な流加製造と、加えて細胞をより長期間培養することができるが、廃棄物が連続してまたは定期的に除去され、生体分子が採取されてもよい灌流型製造が可能でなければならない。
上述の必要性に対する解決策は、未公開および同時係属中の英国特許出願第1518426.0号に提案されており、その内容は参照により本明細書に組み込まれる。そこで、積み重ね可能なバイオリアクタが提案され、これは床面積を節約し、自己治療に使用される小さなバッチサイズを提供することができ、クリーンルーム条件を必要としなかった。その以前の設計の1つの重要な側面は、培養中に細胞培養バッグを支持することができる取り外し可能な揺動プラットフォームであった。しかし、本発明の発明者は、バイオリアクタを積み重ねるには、そのプラットフォームは使用し易くし(限定された領域に、実質的に液体を収容するバッグを支持しながら取り外しおよび装填する)、洗浄のために取り除き易くするために注意深い設計を必要とすることを認識した。
国際公開第2015/048712号
本発明は、請求項1に従属する請求項によって定義される好ましい特徴を有する、請求項1に記載の配置を提供する。
本発明は、このような組み合わせが本明細書において明示的に言及されているか否かに関わらず、本明細書で開示される特徴の任意の組み合わせにまで及ぶ。さらに、2つ以上の特徴が組み合わされて言及される場合、このような特徴は、本発明の範囲を拡張することなく、別個に特許請求され得ることが意図される。
本発明は、多数の方法で実施することができ、その例示的な実施形態を図面を参照して以下に説明する。
バイオマニュファクチャリング装置の一実施形態の図を示す。 バイオマニュファクチャリングシステム2を形成するために積み重ねた図1aの装置を示す。 図1に示す装置の異なる図を示す。 装置の内部に装填されたバイオリアクタを含む、図1に示される装置の別の図を示す。 異なる構成のバイオマニュファクチャリング装置のさらなる実施形態の図を示す。 異なる構成のバイオマニュファクチャリング装置のさらなる実施形態の図を示す。 図1および図2に示す装置の部分断面図を示す。 図1および図2に示す装置の部分拡大図を示す。 変更したトレイおよびトレイ支持部の詳細図を示す。 変更したトレイおよびトレイ支持部の詳細図を示す。 変更したトレイおよびトレイ支持部の詳細図を示す。 変更したトレイおよびトレイ支持部の詳細図を示す。 変更したトレイおよびトレイ支持部の詳細図を示す。 変更したトレイおよびトレイ支持部の詳細図を示す。 変更したトレイおよびトレイ支持部の詳細図を示す。
本発明は、その目的およびその利点と共に、以下の説明を添付の図面と併せて参照することによってより理解することができ、図中の同様の参照符号は同様の要素を指す。
図1aを参照すると、概ね平坦な上面22および底面24を有する概ね直方体または箱形の筐体20を含む、一般的に内蔵型の器具10を含むバイオマニュファクチャリング装置1が示されている。底面は4つの調節可能な高さの脚26を含み、そのうちの2つのみが図1aに示される。箱形筐体により、複数の器具を積み重ねてバイオマニュファクチャリングシステムを形成することができる。実践では、図1bに概略的に示されているように、便宜上スタックはベンチトップ5上に2つまたは3つの高さであるが、スタックを高くすることができない理由はない。器具はさらに扉25を含むが、器具の残りの部品をより明瞭に示すために、開いて裁断して示される。扉はヒンジ28で筐体の前縦縁部にヒンジ止めされているので、ヒンジ縦軸を中心に開き、筐体20の内部に絶縁されたチャンバ30を露出または囲む。チャンバ30は、扉の内面の全周に延在し、筐体20の前縁の周りに相補的に延在するシール面31と協働するエラストマーシール32によって扉が閉じられたとき密閉される。扉25が閉じられると、光はチャンバ30に入らない。これにより細胞培養に対する光の影響がなくなる。
チャンバ30は、主チャンバ35と、主チャンバ35に通じる副室33とを有する。主チャンバは、以下でより詳細に説明する揺動トレイ支持部45によって支持された、例えば細胞培養バッグ、本明細書での細胞バッグを支持するためのバイオリアクタトレイ40を含む。揺動機構は、カバープレート21によって保護されている。副室33は、2つの蠕動ポンプを支持するパネル34を含み、蠕動ポンプの流体取扱ヘッド48および49のみ副室33内に延在し、電気部品はパネル34の後ろにある。パネルはまた、以下でより詳細に説明する接続部43を含む。副室33は、バッグ掛けラック50を含む外部貯蔵領域に延びる導管の経路を画定する開口部46を含む。
図2は、器具の残りの部品をより明瞭に示すために、図1に示す器具10の異なる図であり、扉25およびバッグラック50が取り外されている。
図3は、図1および図2の器具10を示しているが、この例では可撓性バッグ100の形態のバイオリアクタ100と、バイオリアクタを器具に連結する様々な経路が装填されており、蠕動ポンプヘッド48を介して細胞増殖を促進するための既知の流体混合物をバイオリアクタに供給する流体供給導管102と、バッグ100内に組み込まれたフィルターを介し、さらに蠕動ポンプヘッド49を介してバイオリアクタ内の細胞によって発現された廃棄成分を除去するためにリアクタから流体を抜き取るための流体除去導管104と、ガス供給導管106と、例えばpHセンサおよび溶存酸素(DO)センサなどのバイオリアクタ内または近傍の様々なセンサ用の例えば電気配線などの例えば導電経路106、108および110である経路とを含む。導管および経路は、1つまたは複数のハンガー23によって適所に保持することができる。
図4および図5は、扉25を含む器具10の実施形態を示す。この実施形態のトレイ40は、スライド運動によってトレイ支持部45から取り外し可能であり、折り畳み式スタンド120に載置され、開き扉25に掛けることができる。使用時に、扉25を開けることができ、スタンド120を下げることができ、トレイ40(バイオリアクタを備えていてもいなくとも)を支持部45からスライドさせて取り出し、手動でスタンド上に移動させることができる。トレイ40は開放された中間部分を有することに留意されたい。この開放部はバイオリアクタを収容し、バイオリアクタはトレイの中央を通って落下しないようにトレイ40の側面に留まるクリップを有する。トレイを満杯または空に戻してチャンバ30内に戻すと、フレーム120を折り取り、扉25を閉じることができる。
図6a、図6b、図6cおよび図6dは、それぞれ、図1から図3に示された主チャンバ35およびその中に収容された構成要素の断面図を示す。これらの構成要素には、取り外し可能なトレイ40および揺動トレイ支持部45が含まれる。トレイ支持部45は、使用時にバイオリアクタの底部に直接接触する電気加熱プレート42と、加熱プレートを解放可能に保持する揺動可能なプレートホルダ44と、プレートホルダ44を約25〜35度の所定の角度でトレイ40の下のピボット軸Pを中心に前後に移動させる電気ステップモータ駆動揺動機構47とから形成される。支持部45は、使用時に任意の位置で止まり、特に図6bに示す前方スロッピング位置に止まるように制御でき、これによりプレートホルダ44が所定の位置に留まりながらトレイ40とプレート42とが一緒に前方の図6cに示すような新しい位置にスライドでき、ここでトレイは、図4および図5の実施形態に示されているようにトレイを取り外すよりも、装填または取り出しを行う方がより容易にアクセスできる。図6cに示す位置では、上述したように、バイオリアクタと器具との間の導管および経路は、より容易に接続または分離することができる。トレイ40およびプレート42は、例えば、清掃の目的で、図6dに示すように完全に取り外すことができる。カバープレート21は、モータおよび他の電気部品を保護する。
図7は、カバープレート21が除去された状態で主チャンバ35内を見ている器具の正面扉側からのより詳細な揺動機構を示している。揺動機構47のステッパモータ51と、ステッパモータによって駆動され、プレートホルダ44を前後に回転させる減速ピニオンギヤ対52とが示されている。この図では、使用時にバイオリアクタに添加または除去される流体の量および細胞培養制御を測定するために使用されるロードセル41の形態の荷重センサが見える。
図8〜図14は、上述したトレイ40および支持部45と同様の機能を有し、同様の部分には同様の参照番号を付してある改変された細胞バッグバイオリアクタトレイ240およびその支持部245の詳細を示すが、後者の実施形態では、参照番号は番号2が先に追加されている。
図8に示す実施形態では、3つの主要部分、すなわち、細胞バッグを保持するトレイフレーム240と、トレイフレームに載置された細胞バッグに直接接触するトレイ加熱プレート242と、揺動システムおよび駆動システム247および244に堅固に接続される支持部245であって、加熱プレート242に電力を供給する電気接続を含む支持部245とがある。支持部245は、加熱プレート242上の相補的な雄型V字形スロット252と協働する雌型V字形スロット250を有し、2つの構成要素242および245を取外し可能な摺動係合部に保持し、トレイ240に取り付けられた細胞バッグへのアクセスを容易にする相補的な構成を共に提供する。ばね付勢されたピン254は、両方の構成要素を通って延び、相補的なV字形スロットと共に、これらの2つの構成要素を共に保持する。ピン254は、矢印Aの方向にヒータープレート242との係合から外れて手動で付勢され、雌型V字形スロット250においてヒータープレートが支持部245に対して摺動することを可能にする。代替実施形態では、ピン254は、電気機械的に動作可能であり得る。
図9は、トレイ240およびヒータープレート242の詳細を示し、2つの追加のばねピン264をより明確に示す。さらに、トレイ240は、トレイ240が使用中のヒータープレート242から取り外されたときに、底が開いたトレイ240を通って落下するのを止めるために、細胞バッグの圧着された端部を適所に保持する細胞バッグ固定用クリート268を対向端に含む。
図10は、図9に示される部品の端面図を示し、図11は、図9の部品を部分的に解体された状態で示す。トレイ240は、ピン264を手動で矢印Aの方向に引っ張ることによって矢印Bの方向にスライドさせることができる。自動構成が想定される場合、ピン264は電気機械的に作動させることができる。この実施形態では、トレイ240は、2つの分離可能な部品、すなわちピン264に支持される上部フレーム271および下部フレーム270を含む。下部フレームは、取り外しおよび再組み立て中に上部フレームを支持する。
ヒータープレート242上のトレイ240の(上下のフレーム270/271を含む)摺動は、T字形構成280および相補的なT字形スロット281の手段により可能になり、片方はヒータープレート242に取り付けられ片方は下部フレーム270に取り付けられ、共に矢印Bの方向および反対方向に摺動することを可能にする。T字形スロットに関連する止めは、使用時に下部フレーム270のヒータープレート242からの完全な除去を防止する。
図12および図13a/図13bは、トレイの特徴のさらなる詳細を示す。図12では、上部フレーム271が下部フレーム270から完全に取り外されて示されている。図13aおよび図13bには、完全な除去を可能にする特徴を示す断面図が示されている。特に、上部フレーム271は、ヒータープレートに形成された対向する部分舌部284と協働する対向する部分溝283を有する。トレイ上部フレーム240が実質的にその完全な摺動先端に達すると、これらの舌部および溝はもはや協働しなくなり、上部フレーム271をその支持下部フレーム270から持ち上げることができる。溝283および舌部284の位置は、逆にしてもよい。
図14は、上述した様々な部品をより詳細に示す断面図である。
上部フレームの下部フレームへの再組み立てと、結果として得られるトレイ組立体のスライドは、上記の動作を逆にすることによってもたらされる。
このようにして、使用が容易であり、細胞バッグの挿入および除去を容易にするとともに、洗浄のために容易に解体することができる、揺動細胞バッグ支持部が考えられる。より便利に使用するために、フレーム位置センサを使用して、使用時に上部フレーム271とヒータープレート242の位置合わせをチェックする。
実施形態を説明し図示してきたが、特許請求される本発明の範囲から逸脱することなく、それらの実施形態に追加、省略、および修正が可能であることは当業者には明らかであろう。
1 バイオマニュファクチャリング装置
2 バイオマニュファクチャリングシステム
5 ベンチトップ
10 器具
20 筐体
21 カバープレート
22 上面
23 ハンガー
24 底面
25 扉
26 脚
28 ヒンジ
30 チャンバ
31 シール面
32 エラストマーシール
33 副室
34 パネル
35 主チャンバ
40 トレイ
41 ロードセル
42 電気加熱プレート
43 接続部
44 プレートホルダ
44 プレート支持部
45 トレイ支持部
46 開口部
47 揺動機構
48 流体取扱ヘッド
49 蠕動ポンプヘッド
50 バッグラック
51 ステッパモータ
52 減速ピニオンギヤ対
100 バイオリアクタ
102 流体供給導管
104 流体除去導管
106 ガス供給導管
108 導電経路
110 導電経路
120 スタンド
205 ダブテール
240 トレイフレーム
242 ヒータープレート
244 揺動システムおよび駆動システム
245 支持部
247 揺動システムおよび駆動システム
250 雌型V字形スロット
251 ダブテールスロット
252 雄型V字形スロット
254 ピン
264 ピン
264 ばねピン
268 細胞バッグ固定用クリート
270 下部フレーム
271 上部フレーム
280 T字形構成
281 T字形スロット
283 溝
284 舌部

Claims (6)

  1. 複数の筐体の積み重ねを可能にする上面(22)と底面(24)とを含む筐体(20)と、前記筐体(20)の前面に設けられたアクセス扉(25)と、前記扉(25)を介してアクセス可能な前記筐体(20)内部に実質的に囲まれたバイオリアクタチャンバ(30)と、電気部品および/または電子制御部品を収容する前記筐体(20)内部のさらに実質的に囲まれた領域(36)とを備えるバイオマニュファクチャリング装置(1)であって、前記チャンバ(30)が、バイオリアクタ(100)を支持するためのトレイ(40/240)と、使用時に前記トレイ(40/240)を揺動させるための機構(44,47/244,247)を含むトレイ支持部(45/245)とを含み、前記トレイ(40/240)は、前記トレイ(40/240)が前記トレイ支持部(45/245)に対して前側に移動することを可能にして、前記バイオリアクタ(100)へのより便利なアクセスを可能にする相補的構成を有する、バイオマニュファクチャリング装置(1)。
  2. 前記相補的構成は、T字形スロットおよびT字形構成を含み、および/または前記運動は摺動運動である、請求項1に記載のバイオマニュファクチャリング装置(1)。
  3. 前記トレイ支持部(45/245)が前側に移動されると、前記トレイ(40/240)は前記トレイ支持部(45/245)から分離できる、請求項1または2に記載のバイオマニュファクチャリング装置(1)。
  4. 前記トレイ支持部(45/245)は、相補的に取り外し可能な構成、例えばダブテールおよびダブテールスロット(205,251)によって揺動機構(47/247)に取り付けられたヒータープレート(242)を含む、請求項1、2または3に記載のバイオマニュファクチャリング装置(1)。
  5. 前記ヒータープレート(242)は、使用時にバイオリアクタ(100)が前記ヒータープレート(242)によって下側に直接支持されるように、前記トレイ(40/240)の下側を形成する、請求項4に記載のバイオマニュファクチャリング装置(1)。
  6. 前記相補的構成および/または相補的に取り外し可能な構成の相対運動が、少なくとも1つのばね係止ピンによって阻止される、請求項1乃至6のいずれか1項に記載のバイオマニュファクチャリング装置(1)。
JP2018510088A 2015-08-25 2016-08-25 バイオマニュファクチャリング装置における、およびバイオマニュファクチャリング装置に関連する改良 Pending JP2018525010A (ja)

Applications Claiming Priority (7)

Application Number Priority Date Filing Date Title
IN2632/DEL/2015 2015-08-25
IN2632DE2015 2015-08-25
GB1518426.0 2015-10-19
GBGB1518426.0A GB201518426D0 (en) 2015-10-19 2015-10-19 Improvements in and relating to biomanufacturing apparatus
IN201611015089 2016-04-29
IN201611015089 2016-04-29
PCT/EP2016/070076 WO2017032830A1 (en) 2015-08-25 2016-08-25 Improvements in and relating to biomanufacturing apparatus

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2018525010A true JP2018525010A (ja) 2018-09-06

Family

ID=56799479

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018510088A Pending JP2018525010A (ja) 2015-08-25 2016-08-25 バイオマニュファクチャリング装置における、およびバイオマニュファクチャリング装置に関連する改良

Country Status (5)

Country Link
US (1) US11326142B2 (ja)
EP (1) EP3341466A1 (ja)
JP (1) JP2018525010A (ja)
CN (1) CN108138116A (ja)
WO (1) WO2017032830A1 (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108138116A (zh) 2015-08-25 2018-06-08 通用电气公司 在生物制造设备中和涉及其的改进
WO2017107837A1 (zh) * 2015-12-23 2017-06-29 上海吉凯基因科技有限公司 全自动细胞连续培养***
WO2018122194A1 (en) * 2016-12-29 2018-07-05 General Electric Company Failure recovery in cell culture bioreactors
US11299700B1 (en) 2021-02-19 2022-04-12 Acequia Biotechnology, Llc Bioreactor containers and methods of growing hairy roots using the same
EP4186587A1 (de) * 2021-11-24 2023-05-31 Eppendorf SE Laborschüttler

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4336329A (en) * 1979-06-18 1982-06-22 W. C. Heraeus Gmbh Method and apparatus for treatment of biological substances, particularly for cultivation of biological cells and tissues, or of microorganisms
JP2006171227A (ja) * 2004-12-14 2006-06-29 Olympus Corp 観察装置
WO2007052716A1 (ja) * 2005-11-01 2007-05-10 Medinet Co., Ltd. 細胞培養装置、細胞培養方法、細胞培養プログラム、及び細胞培養システム
JP2009502183A (ja) * 2005-08-04 2009-01-29 インヘコ インダストリアル ヒーティング アンド クーリング ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング 複数の培養器から形成されたシステム
WO2013042571A1 (ja) * 2011-09-22 2013-03-28 三洋電機株式会社 収納装置
JP2014506479A (ja) * 2011-02-23 2014-03-17 ジーイー・ヘルスケア・バイオサイエンス・アクチボラグ 振動装置を含むバイオリアクタ
JP2015513347A (ja) * 2012-03-15 2015-05-11 セルプロテラ 細胞培養の自動装置及び方法

Family Cites Families (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH037575A (ja) * 1989-03-30 1991-01-14 Shimadzu Corp 細胞培養装置
US6906292B2 (en) * 1998-10-29 2005-06-14 Applera Corporation Sample tray heater module
WO2010070663A1 (en) * 2008-11-18 2010-06-24 Ravindranath Gandlur Disposable bioreactor system
CN101603006B (zh) * 2009-07-10 2012-10-10 杭州安普生物工程有限公司 一种细胞培养装置
CA2784519A1 (en) * 2009-12-22 2011-06-30 Ge Healthcare Bio-Sciences Ab A method for controlling culture parameters in a bioreactor
US9550970B2 (en) 2010-02-17 2017-01-24 Inq Biosciences Corporation Culture systems, apparatus, and related methods and articles
US9228166B2 (en) * 2011-12-20 2016-01-05 Pall Corporation Rockable biocontainer
CN102556466A (zh) * 2012-01-17 2012-07-11 张然 组合式吹塑托盘
CN103361271B (zh) * 2013-07-19 2015-03-11 广州中玺医疗科技有限公司 细胞增殖袋及细胞增殖装置
WO2015048712A2 (en) * 2013-09-30 2015-04-02 Weyerhaeuser Nr Company Independent ports in automated bioreactor system
WO2017032847A1 (en) 2015-08-25 2017-03-02 General Electric Company Improvements in and relating to biomanufacturing apparatus
CN108138116A (zh) 2015-08-25 2018-06-08 通用电气公司 在生物制造设备中和涉及其的改进
US20180002650A1 (en) * 2016-07-02 2018-01-04 Zhengzhou Viri Biotech Co.,Ltd. Shaker capable of being used in carbon dioxide incubator and cell suspension culture method

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4336329A (en) * 1979-06-18 1982-06-22 W. C. Heraeus Gmbh Method and apparatus for treatment of biological substances, particularly for cultivation of biological cells and tissues, or of microorganisms
JP2006171227A (ja) * 2004-12-14 2006-06-29 Olympus Corp 観察装置
JP2009502183A (ja) * 2005-08-04 2009-01-29 インヘコ インダストリアル ヒーティング アンド クーリング ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング 複数の培養器から形成されたシステム
WO2007052716A1 (ja) * 2005-11-01 2007-05-10 Medinet Co., Ltd. 細胞培養装置、細胞培養方法、細胞培養プログラム、及び細胞培養システム
JP2014506479A (ja) * 2011-02-23 2014-03-17 ジーイー・ヘルスケア・バイオサイエンス・アクチボラグ 振動装置を含むバイオリアクタ
WO2013042571A1 (ja) * 2011-09-22 2013-03-28 三洋電機株式会社 収納装置
JP2015513347A (ja) * 2012-03-15 2015-05-11 セルプロテラ 細胞培養の自動装置及び方法

Non-Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Title
"WAVE Bioreactor 2/10 and 20/50 systems", GE HEALTHCARE LIFE SCIENCES, DATA FILE 28-9520-58 AB, JPN6020019830, March 2011 (2011-03-01), pages 1 - 6, ISSN: 0004757967 *

Also Published As

Publication number Publication date
EP3341466A1 (en) 2018-07-04
WO2017032830A1 (en) 2017-03-02
US20180251722A1 (en) 2018-09-06
CN108138116A (zh) 2018-06-08
US11326142B2 (en) 2022-05-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6884137B2 (ja) バイオマニュファクチャリング装置における、およびバイオマニュファクチャリング装置に関連する改良
JP2018525010A (ja) バイオマニュファクチャリング装置における、およびバイオマニュファクチャリング装置に関連する改良
CN108138114B (zh) 在生物制造设备中和涉及其的改进
US20220106546A1 (en) Advanced tissue engineering system
JP6966049B2 (ja) バイオマニュファクチャリング装置における、およびバイオマニュファクチャリング装置に関連する改良
JP2022113884A (ja) 自己細胞治療製造用の細胞維持機
US20130210130A1 (en) Automated cell culture system
JP2021513349A (ja) バイオプロセッシングシステムにおける流体流動管理のためのシステムおよび方法
JP5055479B2 (ja) 自動細胞培養装置
KR20130139042A (ko) 다기능 인큐베이터
US9926525B2 (en) Cell culturing and/or biomanufacturing system
JP2016202120A (ja) 細胞培養システムの攪拌装置、及び細胞培養システムの攪拌方法
WO2024112702A1 (en) Systems, devices, and methods for cell processing
MX2008004419A (es) Metodo de cultivos celulares y dispositivo para implementar este

Legal Events

Date Code Title Description
RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20190515

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20190725

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20200526

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20200615

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20200914

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20201125

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20210216

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20210412

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20211129

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20220225

C60 Trial request (containing other claim documents, opposition documents)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C60

Effective date: 20220225

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20220304

C21 Notice of transfer of a case for reconsideration by examiners before appeal proceedings

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C21

Effective date: 20220307

A912 Re-examination (zenchi) completed and case transferred to appeal board

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912

Effective date: 20220428

C211 Notice of termination of reconsideration by examiners before appeal proceedings

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C211

Effective date: 20220509

C22 Notice of designation (change) of administrative judge

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C22

Effective date: 20230306

C13 Notice of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C13

Effective date: 20230410