JP2018524910A - ネイバーアウェアネットワークデータリンク存在指示 - Google Patents

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Abstract

ネイバーアウェアネットワーク(NAN)データリンク(NDL)など、ワイヤレスデータリンク内の存在指示および決定のための方法、システム、およびデバイスについて説明する。ワイヤレス局(STA)は、ワイヤレスデータリンクに関連するデバイスのセットを識別し、デバイスのセットに存在要求インジケータを含むメッセージを送信することができる。STAは、デバイスのセットの第1のサブセットからのメッセージに対する応答の受信に基づいて、第1のサブセットがワイヤレスデータリンク内に存在すると決定することができる。STAは、デバイスのセットの少なくとも1つのデバイスからの不在通知メッセージの受信に基づいて、その1つのデバイスがワイヤレスデータリンクから不在であると決定することもできる。

Description

相互参照
本特許出願は、各々が本出願の譲受人に譲渡された、2016年7月19日に出願した「Neighbor Aware Network Data Link Presence Indication」と題する、Patilらによる米国特許出願第15/214,283号、および2015年7月21日に出願した「Neighbor Aware Network Data Link Presence Indication」と題する、Patilらによる米国仮特許出願第62/195,224号の優先権を主張するものである。
本開示は、たとえば、ワイヤレス通信システムに関し、より詳細には、ネイバーアウェアネットワークデータリンクにおけるワイヤレス局存在決定に関する。
ワイヤレス通信システムは、音声、ビデオ、パケットデータ、メッセージング、ブロードキャストなどのような様々なタイプの通信コンテンツを提供するために広く展開されている。これらのシステムは、利用可能なシステムリソース(たとえば、時間、周波数、および電力)を共有することにより、複数のユーザとの通信をサポートすることが可能な多元接続システムであり得る。ワイヤレスネットワーク、たとえば、Wi-Fiネットワーク(米国電気電子技術者協会(IEEE)802.11)などのワイヤレスローカルエリアネットワーク(WLAN)は、ワイヤレス局(STA)またはモバイルデバイスと通信し得るアクセスポイント(AP)を含み得る。APは、インターネットなどのネットワークに結合されてよく、モバイルデバイスがネットワークを介して通信する(かつ/または、アクセスポイントに結合された他のデバイスと通信する)ことを可能にし得る。STAはワイヤレスメッシュまたはピアツーピア(P2P)ネットワークを介して直接的に通信することができ、この場合、STAは、基地局、AP、または他の機器なしでネットワークを形成することができる。P2Pネットワークの一例は、ネイバーアウェアネットワーク(NAN)とも呼ばれる、同期ワイヤレスクラスタ(synchronized wireless cluster)を含む、STAのクラスタを含む。
NANのSTAのサブセットは、NANデータリンクまたはNDLとも呼ばれる、NANに対する通信をサポートするためのワイヤレスデータリンクを形成し得る。NDLネットワークは、ネットワーク内のSTAで動的に自己組織化および自己構成されて、ネットワーク接続性を維持することができるように、他のSTAとのアドホックネットワークを自動的に確立する。NDLでは、各STAまたはノードはネットワークに対してデータを中継し、すべての局はそのネットワーク内のデータ配信において協調する。結果として、データリンクネットワーク内のメッセージは、経路に沿って伝搬され、宛先に達するまで、あるSTAから次のSTAにホッピングすることによって、プロバイダSTAから宛先STAに送信され得る。NDLに参加するSTAは、利用可能でない場合、たとえば、モビリティにより接続性を失う場合があるか、またはスケジューリング対立によりNDL通信に参加することができない場合がある。NDLネットワークは、ビーコン動作をサポートできない場合があり、したがって、STAは利用不可能なSTAがNDLから不在であることに気づかない場合がある。
本開示は、ネイバーアウェアネットワーク(NAN)データリンク(NDL)における存在指示およびアウェアネスのための改良されたシステム、方法、および/または装置に関する。具体的には、本開示は、NDLのワイヤレス局(STA)またはノードがNDLの他のSTAまたは局の存在を決定することに関する。いくつかの例では、STAは、NDLのSTAを識別し、NDL内のデバイスにメッセージを送る(または、ブロードキャストする)ことができる。メッセージは、NDL内のそれらの存在を肯定応答するように他のSTAにシグナリングする存在要求インジケータを含み得る。STAは、それらの存在を確認する応答の受信に基づいて、NDLの他のSTAの存在を決定することができる。たとえば、存在要求インジケータは、トラフィックインジケータであってよく、NDLの他のSTAからの応答は、サービス品質(QoS)NULLフレームであってよい。STAは、応答を受信し、NDLの存在するSTAを識別し、ひいては、NDLのどのSTAが不在であるか(たとえば、応答しないSTA)を識別することができる。
追加または代替として、本開示はまた、不在通知メッセージの受信に基づく存在検出のための方法を提供する。たとえば、NDLのSTAは、そのSTAがNDL通信のために利用可能でなくなる、たとえば、一時的または永久に利用可能でなくなると決定することができる。STAは、NDLの他のSTAに不在指示の通知を伝達するメッセージを送信またはブロードキャストすることができる。STAが複数のNDLに参加している場合、不在通知メッセージは、STAの存在(または、不在)を決定するために、各NDL内のSTAによって使用され得る。不在通知メッセージは、STAがNDLからいつ不在になるかを示すタイミング情報を含むこともできる。不在通知メッセージを受信するNDLのSTAは、送信STAがNDLから不在になると決定することができる。
ワイヤレス通信のための方法について説明する。この方法は、ワイヤレスデータリンクに関連するデバイスのセットを識別するステップと、デバイスのセットに存在要求インジケータを含むメッセージを送信するステップと、デバイスのセットの第1のサブセットからのメッセージに対する応答の受信に少なくとも部分的に基づいて、第1のサブセットがワイヤレスデータリンク内に存在すると決定するステップとを含み得る。
ワイヤレスデータリンクは、ネイバーアウェアネットワーク(NAN)データリンク(NDL)を含み得る。ワイヤレスデータリンクに関連するデバイスのセットは、NANクラスタのデバイスのサブセットであり、NANに関連するビーコン動作に従って時間同期される。ワイヤレスデータリンクはスケジュールに関連付けられ、スケジュールは連続的なNAN発見ウィンドウ間で生じ得る時間ブロックの反復セットを含み得る。場合によっては、時間ブロックの反復セットは、周期的に反復する場合があり、周期性を示し得る。他の場合では、時間ブロックの反復セットは、周期的に反復しない場合があり、非周期性を示し得る。スケジュールの一部分は、時間ブロックのうちの少なくとも1つを含み得る。存在要求インジケータは、デバイスのセットが少なくとも1つの時間ブロックの間に存在するかどうかの要求を伝達する。
この方法は、デバイスのセットの第2のサブセットからの送信を監視するステップと、監視された送信に少なくとも部分的に基づいて、デバイスのセットの第2のサブセットが存在すると決定するステップとを含み得る。送信を監視するステップは、ワイヤレスデータリンクを監視するステップを含み得る。送信を監視するステップは、共通の同期ワイヤレスネットワーククラスタに関連する少なくとも1つの他のワイヤレスデータリンクを監視するステップを含み得る。共通の同期ワイヤレスネットワーククラスタはネイバーアウェアネットワーク(NAN)クラスタである。この方法は、監視された送信に少なくとも部分的に基づいて、デバイスのセットの第2のサブセットに存在要求インジケータを含むメッセージを送信することを控えるステップを含み得る。
メッセージを送信するステップは、デバイスのセットにページングメッセージを送信するステップであって、ページングメッセージがインジケータを含むことができ、インジケータの少なくとも一部分が存在要求インジケータを伝達する、送信するステップを含み得る。インジケータは、情報要素の第1のセットを含むことができ、各情報要素は、デバイスのセットの対応するデバイスに関連し、存在要求インジケータを伝達する。インジケータは、情報要素の第2のセットを含むことができ、各情報要素は、通信されるべきトラフィックを有するデバイスのセットの対応するデバイスに関連する。この方法は、送信ウィンドウの第2の部分の間に、通信されるべきトラフィックを有するデバイスのセットのデバイスにトラフィックを送るステップを含み得る。インジケータは、少なくともトラフィックインジケータマップ、もしくはデバイスのセットを表すブルームフィルタ、またはデバイスのセットを表す媒体アクセス制御(MAC)アドレスのリスト、あるいはそれらの組合せを含み得る。トラフィックインジケータマップ(TIM)は、IEEE802.11規格に定義されるような少なくとも1つのTIM要素を含み得る。この方法は、ワイヤレスデータリンクに関連するページングウィンドウの間にメッセージを送信するステップと、ワイヤレスデータリンクに関連する送信ウィンドウの第1の部分の間に応答を受信するステップとを含み得る。
応答は、デバイスのセットの第1のサブセットがワイヤレスデータリンク内に存在するという指示を伝達するためのサービス品質(QoS)NULLフレームを含み得る。ページングウィンドウは、デバイスのセットがアクティブ状態にある、ワイヤレスデータリンクに関連する時間を含み得る。この方法は、デバイスの第1のサブセットの少なくとも1つのデバイスから応答を受信するステップであって、応答が、少なくとも1つのデバイスによるメッセージの受信に応答して受信される、受信するステップと、ワイヤレスデータリンクのデバイスのセットの他のデバイスから他のメッセージを受信するステップとを含み得る。
この方法は、第1のサブセットからの応答の受信に関連するコンテンションウィンドウサイズを選択するステップを含み得る。コンテンションウィンドウサイズは、ワイヤレスデータリンクに関連する送信ウィンドウの間に第1のサブセットからのメッセージに対する応答の送信に優先度を付けるために選択される。メッセージに対する応答の送信に優先度を付けるステップは、トラフィック告知メッセージおよび存在のインジケータ、またはそれらの組合せに関連する応答に優先度を付けるステップを含み得る。この方法は、デバイスのセットの少なくとも1つのデバイスがワイヤレスデータリンク内に不在であると決定することに先立って、デバイスのセットに2つ以上のメッセージを送るステップを含み得る。2つ以上のメッセージは、所定の時間スケジュールに従って送られる。
この方法は、ワイヤレスデータリンクに関連するデータリンク識別子を識別するステップを含む、デバイスのセットを識別するステップをさらに含み得る。デバイスのセットを識別するステップは、ワイヤレスデータリンクに関連するセキュリティ鍵を識別するステップを含み得る。この方法は、デバイスのセットの第1のサブセットからのメッセージに対する応答の受信に基づいて、第1のサブセットが現在の時間ブロックおよびワイヤレスデータリンクに関連する少なくとも1つの将来の時間ブロックの間にワイヤレスデータリンク内に存在すると決定するステップを含み得る。第1のサブセットから受信されたメッセージに対する応答は、第1のサブセットがワイヤレスデータリンク内に存在する時間ブロックの指示を含み得る。
この方法は、デバイスのセットの第1のサブセットからのメッセージに対する応答の受信に基づいて、第1のサブセットがワイヤレスデータリンク内に存在すると決定するステップと、関連付け解除期間に関連する時間値の指示を受信するステップであって、時間値が、デバイスのセットの第1のサブセットに関連する少なくとも1つのデバイスがワイヤレスデータリンク内に存在する間に非アクティブになることが許可される時間期間に等しい、受信するステップとを含み得る。いくつかの例では、この時間値は、デバイスのセットの第1のサブセット内の別のピアが非アクティブである場合ですら、ピアデバイスがワイヤレスデータリンク内に留まることになる(または、リソースをワイヤレスデータリンクに割り当てる)最大時間量であってよい。いくつかの例では、この方法は、時間値が所定のしきい値を満たすとき、NDLに関連するリソースを解放するステップをさらに含み得る。いくつかの例では、時間値の指示を受信するステップは、NDLに割り当てられたリソースを維持するステップと、デバイスのセットの第1のサブセットの第2のデバイスのステータスを要求するステップとをさらに含む。いくつかの例では、ステータスを要求するステップは、存在の指示を要求するステップ、NDLがもはやアクティブでない場合、リソースの解放を要求するステップ、第2のデバイスとの通信の再確立を要求するステップ、またはデバイスのセットの第1のサブセット内の別のデバイスに対するヌルデータパケット(NDP)の再割当てを要求するステップを含む。
ワイヤレス通信のための方法について説明する。この方法は、ワイヤレスデータリンクに関連するデバイスのセットを識別するステップと、デバイスのセットの少なくとも1つのデバイスから不在通知メッセージを受信するステップであって、不在通知メッセージが、デバイスがワイヤレスデータリンクに関連するスケジュールの一部分の間にワイヤレスデータリンク内に存在しないという指示を伝達する、受信するステップと、受信された不在通知メッセージに基づいて、デバイスがワイヤレスデータリンク内に不在であると決定するステップとを含み得る。
ワイヤレスデータリンクは、ネイバーアウェアネットワーク(NAN)データリンク(NDL)を含み得る。ワイヤレスデータリンクに関連するデバイスのセットは、NANクラスタのデバイスのサブセットであり、NANに関連するビーコン動作に従って時間同期される。ワイヤレスデータリンクに関連するスケジュールは、連続的なNAN発見ウィンドウ間で生じ得る時間ブロックの反復セットを含み得る。スケジュールの一部分は、時間ブロックのうちの少なくとも1つを含み得る。この方法は、NDLに関連するNAN発見ウィンドウの間に不在通知メッセージを受信するステップを含み得る。不在通知メッセージは、デバイスがスケジュールの一部分の間に少なくとも1つの他のワイヤレスデータリンク内に存在しないという指示を含み得る。
いくつかの実施形態では、不在通知メッセージは、NDLに関連するページングウィンドウの間に受信され得る。他の実施形態では、不在通知メッセージは、NDLに関連するNAN発見の間に受信されてよく、受信された不在通知メッセージは、少なくとも1つのNDLからの不在を示す。不在通知メッセージがNAN発見ウィンドウの間に受信されるとき、デバイスは所定の時間期間にわたって少なくとも1つのNDLに参加することを控える。いくつかの実施形態では、不在通知メッセージは、NDLに関連する少なくとも1つの時間ブロックの間に受信され得る。場合によっては、不在通知メッセージは時間ブロックの間に受信され、不在通知メッセージは、関連するNDL内の不在を示し得る。
この方法は、デバイスのセットの第1のサブセットからのメッセージに対する応答の受信に基づいて、第1のサブセットがワイヤレスデータリンク内に存在すると決定するステップと、関連付け解除期間に関連する時間値の指示を受信するステップであって、時間値が、デバイスのセットの第1のサブセットに関連する少なくとも1つのデバイスが非アクティブになることが許可される時間期間に等しい、受信するステップとを含み得る。時間値は、サービス発見メッセージ内でデバイスのセットの第1のサブセットに関連する少なくとも1つのデバイスから送信され得る。時間値は、NDL内のデバイスのセットの第1のサブセット内のデバイス間で通信され得る。加えて、時間値は、デバイスのセットの第1のサブセットに関連するデバイスのうちの少なくとも1つが非アクティブになることが許可される時間期間の間にパケットが受信されるときに増大され得る。
この方法は、デバイスのセットの第1のサブセットに関連する少なくとも1つのデバイスが非アクティブである時間期間の間にパケットを受信するステップと、受信に少なくとも部分的に基づいて、時間値を調整するステップとを含み得る。時間値を調整するステップは、時間値を増大および/または低減させるステップを含み得る。
デバイスのセットを識別するステップは、ワイヤレスデータリンクに関連するデータリンク識別子を識別するステップを含み得る。デバイスのセットを識別するステップは、ワイヤレスデータリンクに関連するセキュリティ鍵を識別するステップを含み得る。
ワイヤレス通信のための装置について説明する。この装置は、ワイヤレスデータリンクに関連するデバイスのセットを識別するためのネイバーアウェアネットワーク(NAN)データリンク(NDL)セットマネージャと、デバイスのセットに存在要求インジケータを含むメッセージを送信するための存在指示マネージャと、デバイスのセットの第1のサブセットからのメッセージに対する応答の受信に少なくとも部分的に基づいて、第1のサブセットがワイヤレスデータリンク内に存在すると決定するための存在決定マネージャとを含み得る。
ワイヤレスデータリンクはNDLを含み得る。ワイヤレスデータリンクに関連するデバイスのセットは、NANクラスタのデバイスのサブセットであり、NANに関連するビーコン動作に従って時間同期される。存在指示マネージャはさらに、デバイスのセットの第2のサブセットからの送信を監視し、存在決定マネージャはさらに、監視された送信に少なくとも部分的に基づいて、デバイスのセットの第2のサブセットが存在すると決定する。送信を監視するための存在指示マネージャはさらに、ワイヤレスデータリンクを監視する。送信を監視するための存在指示マネージャはさらに、共通の同期ワイヤレスネットワーククラスタに関連する少なくとも1つの他のワイヤレスデータリンクを監視する。
存在指示マネージャはさらに、監視された送信に少なくとも部分的に基づいて、デバイスのセットの第2のサブセットに存在要求インジケータを含むメッセージを送信することを控える。メッセージを送信するための存在指示マネージャはさらに、デバイスのセットにページングメッセージを送信し、ページングメッセージはインジケータを含み、インジケータの少なくとも一部分は存在要求インジケータを伝達する。インジケータは、フィールドまたはビットの第1のセットを含み得る。いくつかの例では、フィールドまたはビットは情報要素であってよく、各情報要素は、デバイスのセットの対応するデバイスに関連し、存在要求インジケータを伝達する。インジケータは、情報要素の第2のセットを含むことができ、各情報要素は、通信されるべきトラフィックを有するデバイスのセットの対応するデバイスに関連する。インジケータは、少なくともトラフィックインジケータマップ、またはデバイスのセットを表すブルームフィルタ、または告知トラフィック指示メッセージ(ATIM)、またはデバイスのセットを表すMACアドレスのリスト、またはそれらの組合せを含み得る。
存在指示マネージャはさらに、ワイヤレスデータリンクに関連するページングウィンドウの間にメッセージを送信し、存在決定マネージャはさらに、ワイヤレスデータリンクに関連する送信ウィンドウの第1の部分の間に応答を受信する。
ワイヤレス通信のための装置について説明する。この装置は、ワイヤレスデータリンクに関連するデバイスのセットを識別するためのネイバーアウェアネットワーク(NAN)データリンク(NDL)セットマネージャと、デバイスのセットの少なくとも1つのデバイスから不在通知メッセージを受信するための存在指示マネージャであって、不在通知メッセージが、デバイスがワイヤレスデータリンクに関連するスケジュールの一部分の間にワイヤレスデータリンク内に存在しないという指示を伝達する、存在指示マネージャと、受信された不在通知メッセージに基づいて、デバイスがワイヤレスデータリンク内に不在であると決定するための存在決定マネージャとを含み得る。
上記では、以下の発明を実施するための形態がよりよく理解され得るように、本開示による例の特徴および技術的利点がかなり広く概説された。以下で、追加の特徴および利点について説明する。開示する概念および具体例は、本開示の同じ目的を実行するための他の構造を変更または設計するための基礎として容易に利用される場合がある。そのような等価な構造は、添付の特許請求の範囲の範囲から逸脱しない。本明細書で開示する概念、それらの構成および動作方法の両方、および関連する利点の特徴は、添付の図面に関連して考慮されるとき、以下の説明からよりよく理解されるであろう。図の各々は、例示および説明の目的でのみ与えられるものであり、特許請求の範囲の制限の定義として与えられるものではない。
以下の図面を参照することにより、本開示の本質および利点のより一層の理解が実現され得る。添付の図では、同様の構成要素または特徴は同じ参照ラベルを有し得る。さらに、同じタイプの様々な構成要素は、参照ラベルの後に、ダッシュと、同様の構成要素の間を区別する第2のラベルとを続けることによって区別される場合がある。第1の参照ラベルのみが本明細書において使用される場合、説明は、第2の参照ラベルにかかわらず、同じ第1の参照ラベルを有する同様の構成要素のいずれか1つに適用可能である。
本開示の様々な態様による、ワイヤレス通信システムのブロック図である。 本開示の様々な態様による、ワイヤレスデータリンクにおける存在指示および決定のためのワイヤレス通信サブシステムの一例を示す図である。 本開示の様々な態様による、ワイヤレスデータリンクにおける存在指示および決定のためのタイミング図である。 本開示の様々な態様による、ワイヤレスデータリンクにおける通信の一例を示す図である。 本開示の様々な態様による、ワイヤレスデータリンクにおける通信の一例を示す図である。 本開示の様々な態様による、ワイヤレス通信において使用するように構成されたワイヤレス局(STA)のブロック図である。 本開示の様々な態様による、ワイヤレス通信において使用するように構成されたSTAのブロック図である。 本開示の様々な態様による、ワイヤレス通信システムのブロック図である。 本開示の様々な態様による、ワイヤレス通信のための方法の一例を示すフローチャートである。 本開示の様々な態様による、ワイヤレス通信のための方法の一例を示すフローチャートである。 本開示の様々な態様による、ワイヤレス通信のための方法の一例を示すフローチャートである。
説明する特徴は、一般に、ワイヤレスデータリンクにおける存在指示および決定のための改良されたシステム、方法、および/または装置に関する。本開示によれば、ワイヤレスデータリンクは、NANデータリンクまたはNDLとも呼ばれる、ネイバーアウェアネットワーク(NAN)のための通信をサポートするために実装され得る。いくつかの例では、ワイヤレスデータリンクは、各メンバーワイヤレス局(STA)がネットワークにおいてすべての他のSTAとの接続を有する完全に接続されたネットワークであり得る。また、ワイヤレスデータリンクは、いくつかのメンバーSTAは完全な接続性方式で接続され得るが、他のメンバーSTAは、ネットワークのメンバーSTAのすべてではなく、STAのいくつかにのみ接続されている、部分的に接続されたネットワークでもよい。さらに、ワイヤレスデータリンクは、参加しているSTAがコンテンツ配信のためにリンク接続性を確立できるようにするためのWi-Fiフレームワークの能力を拡張し得る。いくつかの例では、少なくとも1つの参加しているSTA、たとえば、少なくとも1つの受信STAに対してコンテンツを配信する送信STAが、コンテンツ配信のためのワイヤレス通信リンクを形成することができる。
ワイヤレスデータリンクネットワークは、静的トポロジおよびアドホックまたはNANのために使用され得る。説明する技法は、様々なメッシュネットワークトポロジおよび/または他のP2Pネットワークに適用され得る。ネットワークは、複数のSTAまたはノードを含むことができ、その各々は、NDL環境において他のデバイスの代わりに、ネットワーク内でデータを中継することが可能であり得る。STA間で送信または中継されるデータは同様にデータ経路(「DP」)を生成することができ、「経路」はあるSTAから別のSTAへのデータフローを記述する。したがって、NDLは、サービスプロバイダからサービス消費者に転送されるデータを含み得る。
ワイヤレスデータリンクは、2つ以上の「ホップ」を含み得る。本明細書で使用される「ホップ」は、サービスを提供するSTA(プロバイダSTA)とサービスを消費するかまたはサービスに「加入する」STA(加入者STA)との間のSTAの数に依拠する。たとえば、1つのSTAによって中継されるサービスは、2つのホップと呼ばれる場合があり、すなわち、プロキシSTAに対するプロバイダSTA(ホップ1)およびシーカーSTAに対するプロバイダSTA(ホップ2)である。ワイヤレスデータリンクはワンホップサービス発見が可能なデバイスのサブセットまたはネットワークを指す場合があるが、ワイヤレスデータリンクは、複数のホップ(マルチホップ)を介してサービス発見および加入が可能であり得る。
いくつかの実施形態では、STAのグループまたは「セット」は接続して、NDLを形成することができる。NDLセットは、一般に、共通のタイミングパラメータ、たとえば、共通のデータ送信ウィンドウ(TxW)に先行する共通のページングウィンドウ(PW)を共有するNANクラスタのサブセットを指す場合がある。NDLグループに関するTxWは、NDL内のメンバーシップを制限するためにサービスし得る、STAの各々に関する共通のセキュリティ資格を有し得る。したがって、制限されたNDLは帯域外資格認定を必要とし得る。各NDLはまた、NDLグループを互いと区別する、NDL IDなどの一意の識別子に関連付けられ得る。いくつかの場合には、第1のNDLに関するTxWは、第2のNDLに関するTxWと同じであってよく、またはそれとは異なってもよい。
いくつかの例では、ワイヤレスデータリンクは、第1のSTAと少なくとも1つの第2のSTAとの間に形成され、第1のSTAにサービスを提供することができる。上記で参照した通信のためのネットワークを確立するために、第1のSTAは、ネットワーク内の第2のSTAを発見することができるか、またはさもなければ、第2のSTAに気づくことができる。いくつかの例では、第2のSTAは、所望のサービスを提供すること、たとえば、インターネット、または音楽ストリーミングにアクセスすることができる。結果として、第1のSTAは、ネットワーク内の要求を第2のSTAに伝搬することによって、所望のサービスのコンテンツ配信を要求することができる。応答して、第2のSTAは、ページング期間の間にトラフィック告知メッセージを第1のSTAに送信して、第2のSTAが送信のために保留中のデータを有することを第1の局に知らせることができる。
NDLネットワークにおいて、デバイスのセットは、一般に、共通のタイミング同期を共有する。たとえば、NDLのデバイスのセットは、NANに属するデバイスのサブセットであり得る。NANは、一般に、ビーコン動作を使用して、NANメンバーデバイスと時間整合する。結果として、NDLのデバイスのサブセットは同期される。したがって、NDLは、一般に、ビーコン動作を含まない。NANビーコン動作はNDLのデバイスのセットを同期し得るが、NDLにおけるビーコン動作の不在は、存在指示決定を困難にし得る。たとえば、NDLのメンバーSTAは、たとえば、STAモビリティ、スケジューリング対立などにより、他のメンバーSTAがいつ利用可能になるかに気づくことができない。
本開示によれば、ワイヤレスデータリンクネットワークまたはNDL内の存在指示および決定のための方法について説明する。具体的には、本開示は、メンバーSTAが、ワイヤレスデータリンクから他のNDLメンバーSTAが存在するかまたは不在であるかを確認するための方法を提供し得る。たとえば、メンバーSTAは、他のメンバーSTAに存在要求インジケータを送ることができる。NDL内に存在し、メッセージを受信する他のメンバーSTAは、メンバーデバイスにメッセージを送ることによって応答することができる。メンバーSTAは、応答メッセージを受信し、他のメンバーSTAのうちのどれがNDL内に存在するかを決定することができる。反対に、メンバーSTAは、どのメンバーSTAがNDLから不在であるかを決定することもできる。いくつかの例では、存在要求インジケータは、ワイヤレスデータリンクのPWの間にトラフィックインジケータ内で他のメンバーSTAに送られ得る。いくつかの例では、応答は、ワイヤレスデータリンクのTxW内で送られてよく、他のメンバーSTAはサービス品質(QoS)NULLをメンバーSTAに送ることができる。いくつかの例では、メンバーSTAは、ワイヤレスデータリンクを監視または「スニッフィング」して、他のメンバーSTAからの送信を検出することができる。他のメンバーSTAから検出された送信に関して、メンバーSTAは、それらのSTAがワイヤレスデータリンク内に存在することを決定し、したがって、それらのSTAに存在要求インジケータを送ることを控えることができる。
いくつかの実施形態では、STAの存在の検出は、トラフィック広告またはインジケータによって有効または円滑にされ得る。たとえば、第1のSTAは、第2のSTAが存在するかどうかを確認するようプログラムされ得る。第1のSTAはまた、第3のSTAに送るためのトラフィック(たとえば、少なくとも1つのパケット)を有し得る。したがって、第1のSTAは、第2および第3のSTAに関するトラフィックを示すトラフィック広告を送信することができる。第2のSTAが存在する場合、第2のSTAは、トラフィック広告の受信に基づいて、第1のSTAに対するトラフィック広告を肯定応答する(または、トリガを送る)ことになる。いくつかの例では、第2のSTAに第1のSTAはNULLフレームを送ることができ、NULLフレームは、第1のSTAは、送るべきトラフィックを有さないが、存在の指示を要求していることを示すことができる。対照的に、いくつかの例では、第3のSTAは、トラフィック広告の受信を示す肯定応答(または、トリガ)を第1のSTAに送信することができる。応答して、第1のSTAは、次いで、第3のSTAにトラフィックを送信することができる。
追加または代替として、本開示はまた、ワイヤレスデータリンクネットワークまたはNDL内の存在指示および決定のための方法を提供し得る。たとえば、ワイヤレスデータリンクの別のメンバーSTAは、そのメンバーSTAが、たとえば、スケジューリング対立により、ある時間期間にわたってNDL通信ができなくなると決定することができる。それに応じて、他のメンバーSTAは、不在通知メッセージを送ることができる。不在通知メッセージは、他のメンバーSTAがその時間期間にわたってNDLから不在になるという指示を提供し得る。NDLの残りのメンバーSTAは、不在通知メッセージを受信し、他のメンバーSTAがその時間期間にわたってNDLから不在になると決定することができる。不在通知メッセージは、ワイヤレスデータリンクに関連する発見ウィンドウの間に送られ得る。他のメンバーSTAが複数のNDLと通信しているとき、不在通知メッセージは、他のメンバーSTAが他のNDLからも不在になることを示し得る。
以下の説明は例を提供し、特許請求の範囲に記載する範囲、適用性、または例を限定するものではない。本開示の範囲から逸脱することなく、論じる要素の機能および構成に変更が行われてもよい。様々な例は、必要に応じて、様々な手順または構成要素を省略、置換、または追加することができる。たとえば、説明する方法は、説明する方法とは異なる順序で実行されてもよく、様々なステップが追加、省略、または結合されてもよい。また、いくつかの例に関して説明する特徴は、他の例において結合され得る。
図1は、本開示の様々な態様に従って構成されたWLANネットワーク100(ワイヤレスデータリンク、データリンクネットワーク、またはNDLとも呼ばれる)を示す。WLANネットワーク100は、確立されたNDLネットワーク110を含む。NDLネットワーク110は、「ノード」または「STA」115と呼ばれる場合がある様々な固定および/またはモバイルデバイスのワイヤードまたはワイヤレス通信ネットワークとして実装され得る。STA115の各々は、大学キャンパス、メトロポリタンエリア、コミュニティネットワーク全体にわたる、および他の地理的エリアにわたるなど、NDLネットワーク110全体にわたってデータを受信し、通信することができる。STA115は、NDLネットワーク110内のあるSTAから別のSTAにデータをルーティングするように機能することもできる。加えて、各STA115は、一般に、冗長な通信リンクおよび信頼性が高い通信システムを提供する、NDLネットワーク110の他のSTA115への、および/またはからの1つの通信リンクを有し得る。たとえば、STA115-aは、それぞれ中間STA115-dまたは115-eのいずれかを介してSTA115-gとの通信を確立することができる。いくつかの例では、少なくとも1つのSTA115は、NDLネットワーク110内の存在指示および決定のための本開示の機能を実行するためのNDL存在マネージャ130を含み得る。
図1に示すように、NDLネットワーク110は、STAの各々が、一部は直接的に、一部は間接的に、NDLネットワーク110の他のSTAのすべてと通信することができるように、接続または通信リンク120がSTA115-a〜115-gの間に確立される、部分的に接続されたネットワークであり得る。NDLネットワーク110は、インターネットなどの外部ネットワーク125との接続または通信リンク120を確立する少なくとも1つのメンバーデバイス(たとえば、この例では、STA115-g)によって、外部ネットワーク125に接続され得る。図示しないが、STA115-gは、外部ネットワーク125にアクセスする基地局またはアクセスポイントとのその接続を確立し得る。
ワイヤレスNDLネットワーク110は、経路選択のためのハイブリッドワイヤレスメッシュプロトコル(HWMP:Hybrid Wireless Mesh Protocol)など、データパケットルーティングプロトコルを利用するワイヤレス通信のために実装される様々なSTA115を含み得る。いくつかの例では、NDLネットワーク110は、別のワイヤレスネットワーク、ワイヤードネットワーク、ワイドエリアネットワーク(WAN)など、ネットワークに通信可能にリンクされた他のネットワークとのデータ通信のためにも実装され得る。
ワイヤレスNDLネットワーク110において、通信リンク120は、NDLネットワーク110の様々なSTA115間に形成され得る。ネットワークにおけるワイヤレス通信のためのデータパケットは、一般に、マルチホップワイヤレスNDLネットワーク110における「ホップ」と呼ばれる中間STAを介してソースSTA(たとえば、送信ノード)から発信者STA(たとえば、受信ノード)に転送またはルーティングされ得る。たとえば、通信リンク120-aを介した第1のSTA115-aから第2のSTA115-fへの通信は、「1ホップ」と見なされ得る。同様に、中間STA115-eならびに通信リンク120-bおよび120-cを介した、第1のSTA115-aと第3のSTA115-gとの間の通信は、本開示の目的で、「2ホップ」と見なされ得る。複数のSTA115間の通信は、しかしながら、1ホップまたは2ホップに限定されず、選択された経路を介して複数のSTA115間の通信を確立するために必要とされる任意の数のホップを含み得る。
一例では、ワイヤレス通信デバイス105は、NDLネットワーク110の近傍にあり得る。ワイヤレス通信デバイス105は、既存のNDLネットワーク110のメンバーSTA115のうちの1つのみを認証することによって、NDLネットワーク110に参加することができる。認証手順を成功裏に完了するとすぐ、ワイヤレス通信デバイス105は、NDLネットワーク110のデバイスに共通なグループ鍵を受信し、その共通グループ鍵を使用して、他のSTA115にルート要求メッセージを送り、他のSTA115からルート応答メッセージを受信することによって、既存のNDLネットワーク110のトポロジを発見することができる。受信されたルート応答メッセージに基づいて、ワイヤレス通信デバイス105は、NDLネットワーク110のトポロジを決定し、それに応じて、所望のサービスを提供するNDLネットワーク110のプロバイダSTA115に対するルートまたは経路を決定することができる。
メンバーSTA115(たとえば、STA115-fおよび115-e)は、NDLネットワーク110のソースSTA(たとえば、115-bおよび115-c)からコンテンツ配信(たとえば、音楽ストリーミング)を要求することができる。いくつかの例では、ソースSTA115-bおよび115-cは、サービス広告の一部として、NDLパラメータを広告することができる。パラメータは、送信ウィンドウ(TxW)がいつ開始するか、連続的なTxW間の開始時間オフセット、TxWのサイズ、ページングウィンドウ(PW)のサイズ、およびPWおよびTxWの各々に関連するタイムスロットを識別することを含めて、NDLネットワーク110に関する属性を含み得る。いくつかの例では、コンテンツ配信に参加することを望むSTA115は、コンテンツ配信のためにNDLを形成することができ、NDLネットワーク110のSTA115は共通の送信ウィンドウタイミングを共有し得る。広告されたパラメータに基づいて、ソースSTAの各々(たとえば、115-bおよび115-c)は、PWの間に受信機STA115-fおよび115-eにトラフィック告知メッセージを送信することができる。トラフィック告知は、少なくとも1つの受信機STA115(たとえば、115-fおよび/または115-e)を識別し、ソースSTA(すなわち、115-bおよび/または115-c)が少なくとも1つの受信機STA115-fおよび/または115-eのための保留中のデータを有することを示すことができる。
一構成では、NDLネットワーク110のメンバーSTAは、NDLネットワーク110上の他のメンバーSTA115の存在を決定することができる。たとえば、NDLネットワーク110上の通信は、所与の時間期間にわたってサイレントであり得、したがって、メンバーSTA115(たとえば、STA115-a)は、他のSTA115のうちのいずれかが離れており、したがって、NDLネットワーク110から不在であると決定することができる。それに応じて、メンバーSTA115は、NDLネットワーク110の他のメンバーSTA115を識別する(たとえば、STA115-bから115-gを識別する)ことができる。メンバーSTA115は、NDLネットワーク110の他のメンバーSTA115にメッセージを送ることができる。メッセージは、応答して、NDLネットワーク上のそれらの存在を確認するように他のメンバーSTA115に命令する存在要求インジケータを含み得る。存在要求インジケータを伴うメッセージを受信する他のメンバーSTA115は、メンバーデバイスにメッセージを送ることによって応答することができる。メンバーSTA115が他のメンバーSTA115に送信すべきデータを有する状況では、メンバーSTA115は、これらのSTA115にトラフィック告知メッセージを送り、存在要求インジケータメッセージからそれらを省略することができる。メンバーSTA115は、代わりに、これらのSTA115がNDLネットワーク110内に存在することを確認するために、これらのSTA115からの確認メッセージに依存し得る。メンバーSTA115はまた、他のメンバーSTA115からの送信に関してNDLネットワーク110を監視して、それらのメンバーSTA115がNDLネットワーク110上に存在するかどうかを決定することができる。
追加または代替として、メンバーSTA115は、不在通知メッセージの受信に基づいて、他のメンバーSTA115がNDLネットワーク110上に存在するかどうかを決定することができる。たとえば、1つの他のメンバーSTA115は、そのSTA115がNDLネットワーク110から不在になることを決定し、NDLネットワーク110の残りのメンバーSTA115に不在通知メッセージを送ることができる。メンバーSTA115は、不在通知メッセージを受信し、他のメンバーSTA115がNDLネットワークから不在であると決定することができる。
追加または代替として、メンバーSTA115は、所定の期間(たとえば、関連付け解除期間)にわたって待機した後で、NDLネットワーク110から関連付け解除することができ、この場合、関連付け解除は、メンバーSTA115はNDLリソースを放棄したこと、NDLネットワーク110に対する接続が失われたこと、またはそれらの組合せを示し得る。たとえば、関連付け解除時間値は、サービス発見の一部として送信された値、NDLセットアップの一部として折衝された値、NDLネットワーク110がアクティブであるとき、NDLネットワーク110内のピアデバイスによる通信において示された値、またはそれらの組合せであってよい。
関連付け解除期間の間にメンバーSTA間の通信リンクが非アクティブである場合、STAのうちの少なくとも1つは、通知メッセージ(すなわち、NDL関連付け解除メッセージ)を送信してまたは送信せずに、NDLネットワーク110を離れることができる。場合によっては、関連付け解除期間の間に何らかのパケットが受信された場合、関連付け解除期間は延長または調整されてよい。いくつかの例では、通信リンクは単に2つのSTA間であり得る。
他の実施形態では、関連付け解除期間の間のトラフィックの存在または不在にかかわらず、メンバーSTA115は、関連付け解除期間の間にNDLをアクティブに維持することを望む場合がある。したがって、メンバーSTA115は、関連付け解除期間の間に周期的な送信を送信および/または受信して、その期間の長さを延長することができる。したがって、メンバーSTA115は、関連付け解除の間にSTAがNDLのために割り当てられているリソースを維持し続けることができる。
別の実施形態では、第1のメンバーSTA(たとえば、115-d)は、NAN内に存在する別のメンバーSTA(たとえば、115-g)に問い合わせて、例示的なメンバーSTA115-gのステータスを決定することができる。STA115-gは、NDLネットワーク110内のSTA-gの存在を示す応答をSTA115-dに送ることができる。NDLがもはやアクティブでない場合、応答はリソースを解放する要求を示すこともできる。他のSTAのうちの1つが関連付け解除されている場合、応答は、STA間の通信リンクを再確立する要求をさらに示すことができる(またさらに、通信リンクを開始もしくは確立することができる)。別の実施形態では、STA115-gは、STA115-gに最初に割り当てられた識別子をSTA115-dに再割当てすることができる。この場合、STA115-gは、識別子の再割当てに基づいて、識別子に関連するトラフィック広告または問合せに対する反応または応答を中止することができる。いくつかの例では、識別子は、データセッションに関連する識別子(たとえば、NDP ID)であり得る。
別の実施形態では、関連付け解除時間値を受信する第1のSTAは、時間値を使用して、さもなければ送信のために利用可能であり得る任意のトラフィックデータの不在時に、送信が第1のSTAと「活動している」状態に維持されることを確実にすることができる。このようにして、第1のSTAは、データリンク接続のためにそのSTAに割り当てられたリソースを維持し続けることができる。第1のSTAは、第2のSTAに別のメッセージを送信して、第2のSTAのステータスを確認することができる。いくつかの例では、問合せは、存在の指示を要求すること、データリンクがもはやアクティブでない場合、リソースの解放を要求すること、第1のSTAと第2のSTAとの間の通信の再確立を要求すること、または別のSTAに対するNDPの再割当てを要求することができる。いくつかの実施形態では、データリンクに対して有効期限または寿命も設定されていないとき、これらの問合せが使用され得る。
図2は、本開示の様々な態様による、ワイヤレスデータリンクまたはNDL内の存在指示および決定のためのワイヤレス通信サブシステム200の一例を示す。ワイヤレス通信サブシステム200は、STA115-h、115-i、115-j、115-k、および115-lを含むことができ、これらは、図1に関して上記で説明したSTA115の一例であり得る。ワイヤレス通信サブシステム200は、図1を参照したNDLネットワーク110の一例であり得る、確立されたNDLネットワーク110-aをさらに含み得る。
本開示は、STA115が、他のメンバーSTA115がNDLネットワーク110-a内に存在するかまたは不在であるかを決定するための方法を提供する。説明する技法は、NDLネットワーク110-a内のルート障害を識別することができる。1つのSTA115が第2のSTA115のためのプロキシとしてアクティブである状況では、説明する技法は、第2のSTA115に代わってサービス告知メッセージを送ることによって、第2のSTA115がNDLネットワーク110から不在であるときにそのようなプロキシ広告を防ぐことができる。
一般に、NDLネットワーク110-aは、同期ワイヤレスNANクラスタに関連付けられたSTA115(たとえば、STA115-hから115-l)のセットを含み得る。NDLネットワーク110-aのSTA115は、NANクラスタのビーコン動作に基づいて同期されてよく、トラフィック告知を送るかまたは受信するために、同期PWの間にアクティブ状態に遷移することができる。STA115は、TxWの間にスリープ状態になるための遷移を送るかまたは受信するための何のトラフィックも有さない。トラフィック告知は、PWの間にページングメッセージ内で送られ得る。メンバーSTA115に関するトラフィック告知は、保留中のトラフィックを有するメンバーSTA115に関連するビットマップ内にビットを含むトラフィックインジケータマップ(TIM)内で、保留中のトラフィックを有するメンバーSTA115のスペース効率が高いMACリスティングを提供するブルームフィルタ内で、保留中のトラフィックを有するメンバーSTAに関するMACアドレスリスティング内で、または他の機構で伝達され得る。ページングメッセージは、パブリックアクションフレーム(PAF)、サービス発見フレーム(SDF)、NAN管理フレーム(NAF)、または何らかの他のフレーム構造内で伝達され得る。
本開示の態様では、メンバーSTA115(たとえば、STA115-h)は、トラフィック告知に類似する機構を利用して、他のメンバーSTA115-i、115-j、115-k、および115-lが、NDLネットワーク110-a内に存在するかどうか、およびそれらのうちのどれが存在するかを決定することができる。STA115-hは、存在要求インジケータを含むメッセージ205を他のメンバーSTA115に送信する(または、ブロードキャストする)ことができる。存在要求インジケータは、PWの間にページングメッセージ内で送られ得る。存在要求インジケータは、PAF、SDF、または何らかの他のフレームを利用して、他のメンバーSTA115のうちのどれが存在指示を要求しているかの指示(または、リスト)を搬送することができる。いくつかの例では、存在要求インジケータリスティングは、保留中のトラフィックを有する他のメンバーSTA115を識別するトラフィックインジケータマップに加えて送られてよく、またはそれから構成されてよい。保留中のトラフィックを有する他のメンバーSTA115は、存在インジケータリスティングから省かれてよく、代わりに、それらのそれぞれのトラフィック告知を肯定応答することによって、それらの存在を確認することができる。メンバーSTA115-hは、NDLネットワーク110を聴取または「スニッフィング」して、他のメンバーのSTA115のうちのいくつかの存在を識別すること、たとえば、他のメンバーSTA115からの送信を監視することができる。
存在インジケータを受信した他のメンバーSTA115は、メンバーSTA115-hにメッセージを送ることによって応答することができる。応答メッセージは、TxWの開始部分において送られ得るトリガであり得、NDLネットワーク110-a内のそれらの存在を示す。例示的なトリガは、QoS NULLフレーム、節電ポーリング(PS-Poll)フレーム、または何らかの他のフレームであってよい。一例では、応答している他のメンバーSTA115は、メンバーSTA115-hに関して「0」に設定されたMOREビット(または、サービス期間終了(EOSP)ビット)を有するQoS NULLフレームを送ることができる。存在要求インジケータを含むメッセージを受信した他のメンバーSTA115は、保留中のトラフィックを有さない場合がある。存在要求インジケータを含むメッセージを受信していない他のメンバーSTA115は、応答しなくてよい。図2の例示的なNDLネットワーク110-aでは、STA115-iは、モバイルであってよく、したがって、NDLネットワーク110-aのカバレージエリアから出ている可能性がある。したがって、メンバーSTA115-hは、STA115-iからの応答を受信しないことがある。
メンバーSTA115-hは、受信された応答に基づいて、NDLネットワーク110-a内に存在するSTA115のサブセットを識別することができる。図2の例示的なNDLネットワーク110-aでは、メンバーSTA115-hは、NDLネットワーク110-aに関連するとして、他のメンバーSTA115-iから115-lのセットを識別した可能性がある。受信された応答に基づいて、メンバーSTA115-hは、STA115-iを含まないSTA115のセットのサブセットを識別することができる。
NDLネットワーク110-aの他のメンバーSTA115は、他のNDLネットワークに関連付けられることもでき、他のNDLネットワークから存在要求インジケータを有するメッセージを受信することもできる。他のメンバーSTA115は、関連するNDLネットワークの各々にメンバーSTA115が存在することを示す単一の応答メッセージを送ることによって応答することができる。
メンバーSTA115-hは、いくつかの例では、存在要求インジケータを伝達する2つ以上のメッセージを送信することができる。たとえば、メンバーSTA115-hは、別のメンバーSTA115がNDLネットワーク110-a内に存在するかまたはNDLネットワーク110-aから不在であるかを決定する前に、2つ、3つ、または何らかの他の数の存在要求インジケータメッセージを送信することができる。
メンバーSTA115-hは、トラフィックインジケータマップ(TIM)を修正して、いくつかの他のメンバーデバイス115に関して保留中のトラフィックの指示、また存在要求インジケータを伝達することができる。たとえば、TIMのビットマップは、トラフィック告知のために確保されたいくつかのビット、および存在要求インジケータとして確保された他のビットを含み得る。他の例は、2つのビットが各他のメンバーSTA115に関連付けられるビットマップを含み得る。2つのビットに関する第1の値は、トラフィック告知を伝達するために選択されてよく(たとえば、「01」)、2つのビットの第2の値は、存在要求インジケータを伝達するために選択されてよい(たとえば、「11」)。他の例は、保留中のトラフィックを有する他のメンバーSTA115を、存在要求インジケータを有する他のメンバーSTA115と区別する、ブルームフィルタ、MACリスティングなどの中で伝達される指示を含み得る。
いくつかの態様は、トラフィックに対するトリガに関してより低い優先度を有するような他のメンバーSTA115からの応答、たとえば、トラフィック告知に対する応答を提供することができる。たとえば、存在要求応答(たとえば、トリガ)のためにPWとTxWとの間の時間ブロックを確保することができる。別の例では、トラフィック告知応答トリガに関するよりも高い優先度(また、データ送信に関連するコンテンションウィンドウに関するよりも高い優先度)をもたらす存在要求応答に関するコンテンションウィンドウサイズを選択することができる。たとえば、存在要求応答に関するコンテンションウィンドウサイズは、NDLネットワーク110-aのSTA115の数に基づいて、存在要求インジケータを受信する他のメンバーSTA115の数に基づいてなど、選択される。いくつかの実施形態では、存在要求応答に関するコンテンションウィンドウサイズは、事前に決定されてよく、トラフィック告知に関するコンテンションウィンドウサイズとは異なる特に専用の長さであってよい。他の実施形態では、少なくとも1つの存在要求応答に関するコンテンションウィンドウは、特定の長さでなくてよいが、少なくとも1つのトラフィック告知に関連するコンテンションウィンドウサイズに応じて設定され得る。いくつかの例では、少なくとも1つの存在要求応答に関するコンテンションウィンドウは、少なくとも1つのトラフィック告知に関連するコンテンションウィンドウサイズよりも短くてよい。存在要求応答に関するコンテンションウィンドウサイズは少なくとも1つのトラフィック告知に関連するコンテンションウィンドウサイズよりも短い場合があるため、いくつかの例では、存在要求応答がトラフィック告知またはデータフレームの前に媒体にアクセスすることになる確率は増大する。
いくつかの実施形態では、コンテンションウィンドウは、送信機が媒体に対するアクセスを試みることができる間にカウントダウン値を決定することができる。送信機は、0とコンテンションウィンドウサイズとの間の任意値を選択することができる。より高い値(たとえば、コンテンションウィンドウサイズにより近く、所定の値範囲内にある値)は、他の送信機が、第1の送信機の前に媒体に対するアクセスを与えられるより高い可能性を示し得る。たとえば、第1の送信機(たとえば、第1のSTAに関連する)は256の値を選択することができ、第2の送信機(たとえば、第2のSTAに関連する)は64の値を選択することができる。この例では、第1のSTAよりも第2のSTAに対して媒体に対するアクセスが与えられる可能性のほうが高い。
本開示はまた、NDLネットワーク110-a内のメンバーSTA115の存在を示すかまたは決定するための不在通知メッセージの使用を実現する。たとえば、第1のメンバーSTA115は、それがNDLネットワーク110-aから不在になると決定することができる。第1のメンバーSTA115は、NDLネットワーク110-aに関連するスケジュールの一部分、たとえば、連続的なNAN発見ウィンドウの間に生じる時間ブロックの反復セットの少なくとも1つの時間ブロックの間に不在になる場合がある。不在通知メッセージを受信するメンバーSTA115は、送信メンバーSTA115がNDLネットワーク110-aから不在である、たとえば、少なくとも1つの時間ブロックにわたって不在であると決定することができる。不在通知メッセージは、たとえば、NAN発見ウィンドウの間に送られ得る。いくつかの実施形態では、不在通知メッセージがNAN発見ウィンドウの間に受信されるとき、STA115は、所定の時間期間にわたって少なくとも1つのNDLに参加することを控える。
複数のSTAが共通のNANクラスタに関連する複数のNDLに参加している可能性があるため、NAN発見ウィンドウの間に送られる不在通知メッセージは、STAが複数のNDL内に不在であることを示し得る。他の実施形態では、特定のNDLにわたって発見ウィンドウの間に送られた不在通知メッセージは、特定のNDLに関してのみ不在を示すことができる。
不在通知メッセージを送るメンバーSTA115が他のNDLネットワークに関連付けられる状況では、メッセージは、送信STA115がそれぞれのNDLネットワークから不在になるという指示を他のNDLネットワークのメンバーSTA115に伝達することができる。
図3は、様々な実施形態による、本開示の様々なタイミング態様を示すタイミング図300を示す。タイミング図300は、図1および/または図2に関して説明したSTA115の少なくとも1つの態様によって実装され得る。
図1および図2に関して説明したNDLネットワーク110などのNDLネットワークは、同期ネットワークであり得、すなわち、参加しているSTA115のすべてが、同期通信を有効にするために共通のタイミング基準を共有し得る。一般に、共有されるタイミング基準は、データ送信ウィンドウ305(または、時間ブロック)および発見ウィンドウ340を含み得る。データ送信ウィンドウ305は、時間310と315の間であるとして定義可能であり、データ送信ウィンドウ305の始まりにおけるページング期間320(すなわち、PW)ならびにデータ送信期間325(すなわち、TxW)を含み得る。一般に、参加しているSTA115は、ページング期間320の間にウェイクアップして、ページングチャネルを聴取して、STA115に送られている何らかのトラフィックが存在するかどうかを決定することができる。送られているトラフィックが存在する場合、STA115は、データ送信期間325の間にウェイク状態に留まり、トラフィック(すなわち、制御情報またはデータ情報)を交換することができる。送られているトラフィックが存在しない場合、STA115は、データ送信期間325の間にスリープ状態に再度遷移し、電力を節約することができる。
発見ウィンドウ340は、NAN発見ウィンドウであってよく、データ送信ウィンドウ305間の時間期間の間に生じ得る。いくつかの実施形態では、発見ウィンドウ340は、すべてのデータ送信ウィンドウ305の前に生じなくてよく、代わりに、タイミング間隔330ごとに一度、たとえば、所定の数のページング期間320の間に生じ得る。図3に示す例では、タイミング間隔330は、時間310と335との間の時間期間として定義され得る。
したがって、STA115は、NDLネットワークに参加して、関連するNANのビーコン動作によって同期されると、データ送信ウィンドウ305がいつ生じるか、および関連するページング期間320を知ることができる。前に論じたように、そのようなNDLパラメータは、プロバイダおよび/またはソースSTAによるサービス広告の一部として広告され得る。本開示によれば、存在要求インジケータを伝達するメッセージを送るためにページング期間320を使用することができる。データ送信期間325は、存在要求インジケータに応答するSTA、たとえば、トリガ応答を送るメンバーSTAによって使用され得る。たとえば、存在要求インジケータに応答するトリガを送るメンバーSTAは、存在要求インジケータが受信されたページング期間320に続くデータ送信期間325の最初の部分の間にトリガを送ることができる。いくつかの例では、存在要求インジケータを含むメッセージは、2つ以上のページング期間320内で送信され得る。
不在通知メッセージは、少なくとも1つのデータ送信ウィンドウ305の間に存在しないことになるメンバーSTAによって発見ウィンドウ340の間に送信され得る。不在通知メッセージは、送信STAがNDLネットワークから不在になるのはデータ送信ウィンドウ305のどれであるかの指示を伝達することができる。不在通知メッセージは、送信STAが、タイミング間隔330の間に生じるデータ送信ウィンドウ305のすべてにわたって不在になるという指示を伝達することができる。不在通知メッセージは、送信STAが、N個の後続のタイミング間隔330にわたって不在になるという指示を伝達することができ、この場合、Nは正の整数である。
図4は、本開示の様々な態様による、ワイヤレス通信で使用するための通信の態様の例示的なブロック図400を示す。図400は、STA115-mとSTA115-nとの間の通信を示す。STA115-mおよび115-nは、図1および図2に関して説明したSTA115の態様の一例であり得る。STA115-mおよび115-nは、図1および図2に関して説明したNDLネットワーク110など、NDLネットワークのメンバーSTAであり得る。一般に、STA115-mは、STA115-nがNDLネットワーク内に存在するかどうかを決定することを要求し得る。
405において、STA115-mは、NDLネットワーク、たとえば、ワイヤレスデータリンクに関連するデバイスのセットを識別することができる。デバイスのセットは、STA115-nおよび他のメンバーSTA115を含み得る。NDLネットワークのメンバーSTA115は、共通のNANクラスタに関連付けられ、NANクラスタのビーコン動作を使用して同期され得る。
410において、STA115-mは、存在要求インジケータを含むメッセージ415をSTA115-nに送信することができる。存在要求インジケータは、TIMのビット内、MACアドレスのブルームフィルタリスティング内、MACアドレスリスティング内、ATIMフレーム内などで伝達され得る。存在要求インジケータは、STA115-nを識別し、NDLネットワーク内のその存在を確認することをSTA115-nに要求する情報を含み得る。すなわち、存在要求インジケータは、NDLネットワーク内のその存在を確認する応答が要求されていることをSTA115-nに伝達するのに十分な情報を含み得る。
420において、STA115-mは、応答の受信に基づいて、STA115-nの存在を決定することができる。STA115-mは、応答の受信に基づいて、NDLのSTA115のサブセットを識別することができる。たとえば、STA115-nは、存在要求インジケータの受信に応答して応答メッセージを送ることができ、STA115-mは、存在するNDLネットワークのSTA115のサブセットにSTA115-nを追加することができる。したがって、STA115-mは、存在するメンバーSTA115から受信された応答に基づいて、STA115-n、およびNDLネットワークの他のメンバーSTA115の存在を確認することができる。
図5は、本開示の様々な態様による、ワイヤレス通信で使用するための通信の態様の例示的なブロック図500を示す。図500は、STA115-oとSTA115-pとの間の通信を示す。STA115-oおよび115-pは、図1および図2に関して説明したSTA115の態様の一例であり得る。STA115-oおよび115-pは、図1および図2に関して説明したNDLネットワーク110など、NDLネットワークのメンバーSTA115であり得る。一般に、STA115-oは、不在通知メッセージの受信に基づいて、STA115-pがNDLネットワーク上に存在するかどうかを決定することができる。STA115-pは他のNDLネットワークに関連付けられてもよい。
505において、STA115-oは、NDLネットワーク、たとえば、ワイヤレスデータリンクに関連するデバイスのセットを識別することができる。デバイスのセットは、STA115-pおよび他のメンバーSTA115を含み得る。NDLネットワークのメンバーSTA115は、共通のNANクラスタに関連付けられ、NANクラスタのビーコン動作を使用して同期され得る。
510において、STA115-oは、不在通知インジケータを含むメッセージ515をSTA115-pから受信することができる。メッセージ515は、NANクラスタの発見ウィンドウの間に受信可能であり、STA115-pが少なくともある時間期間、たとえば、少なくとも1つのデータ送信ウィンドウまたは時間ブロックにわたってNDLネットワークから不在であり得るという指示を含み得る。STA115-oが他のNDLネットワークに関連付けられるとき、不在通知メッセージは、STA115-pがそれらのNDLネットワークから不在になるという指示を伝達することもできる。
520において、STA115-oは、不在通知メッセージの受信に基づいて、STA115-pの不在を決定することができる。STA115-oは、不在通知メッセージの受信に基づいて、NDLのSTA115のサブセットを識別することができ、これはSTA115-pを含まない場合がある。したがって、STA115-oは、不在のメンバーSTA115から受信された不在通知メッセージの受信に基づいて、STA115-p、およびNDLネットワークの他のメンバーSTA115の不在を確認することができる。
図6は、本開示の様々な態様による、ワイヤレス通信で使用するためのSTA115-qのブロック図600を示す。いくつかの例では、STA115-qは、図1〜図2および図4〜図5に関して説明したSTA115の態様の一例であり得る。STA115-qはまた、プロセッサ(図示せず)であることがあり、またはそれを含むことがある。STA115-qは、受信機605、NDL存在マネージャ610、および/または送信機615を含み得る。これらの構成要素の各々は互いに通信していることがある。
STA115-qは、受信機605、NDL存在マネージャ610、および/または送信機615を通じて、本明細書で説明する機能を実行し得る。たとえば、STA115-qは、ワイヤレスデータリンクなど、NDLネットワーク内の存在指示および決定のために構成され得る。
STA115-qの構成要素は、個別にまたは集合的に、適用可能な機能の一部または全部をハードウェアで実行するように適応された少なくとも1つのASICを使用して実装され得る。あるいは、機能は、少なくとも1つの集積回路上の他の処理ユニット(または、コア)によって実行され得る。他の例では、他のタイプの集積回路が使用されてよく(たとえば、ストラクチャード/プラットフォームASIC、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、および他のセミカスタムIC)、それらは当技術分野で知られている任意の方法でプログラムされてよい。各構成要素の機能はまた、全体的または部分的に、汎用プロセッサまたは特定用途向けプロセッサによって実行されるようにフォーマットされた、メモリ内で具体化された命令を用いて実装されてもよい。
受信機605は、パケット、ユーザデータ、および/または様々な情報チャネル(たとえば、制御チャネル、データチャネルなど)に関連する制御情報などの情報を受信し得る。受信機605は、存在指示および決定に関連する、存在要求インジケータメッセージに対する応答、不在通知メッセージなどを受信することができる。情報は、NDL存在マネージャ610に、およびSTA115-qの他の構成要素に渡されてもよい。
NDL存在マネージャ610は、STA115-qに関するNDLネットワーク内の存在指示および決定の態様を監視、制御、または管理することができる。たとえば、NDL存在マネージャ610は、ワイヤレスデータリンク(たとえば、NDLネットワーク)に関連するSTA(または、デバイス)のセットを識別することができる。NDL存在マネージャ610は、デバイスのセットに存在要求インジケータを含むメッセージを送信することができる。NDL存在マネージャ610は、デバイスのセットの第1のサブセットからのメッセージに対する応答の受信に基づいて、第1のサブセットがワイヤレスデータリンク内に存在すると決定することができる。
他の例では、NDL存在マネージャ610は、ワイヤレスデータリンク(たとえば、NDLネットワーク)に関連するSTA(または、デバイス)のセットを識別することができる。NDL存在マネージャ610は、デバイスのセットのデバイスのうちの1つから不在通知メッセージを受信することができる。不在通知メッセージは、少なくとも1つのデバイスがワイヤレスデータリンクに関連するスケジュールの一部分の間にワイヤレスデータリンク内に存在しないという指示を含み得る。NDL存在マネージャ610は、不在通知メッセージの受信に基づいて、デバイスのうちの1つがワイヤレスデータリンクから不在であると決定することができる。
送信機615は、STA115-qの他の構成要素から受信された少なくとも1つの信号を送信することができる。送信機615は、NDLネットワーク内の存在指示および決定に関連する、存在要求インジケータなどを含むメッセージを送信することができる。いくつかの例では、送信機615は、トランシーバ構成要素内において受信機605とコロケートされ得る。送信機615は、単一のアンテナを含み得るか、またはそれは複数のアンテナを含み得る。
図7は、様々な例による、ワイヤレス通信のためのSTA115-rのブロック図700を示す。STA115-rは、図1〜図2および図4〜図5に関して説明したSTA115の態様の一例であり得る。STA115-rはまた、図6に関して説明したSTA115-qの一例であり得る。STA115-rは、受信機605-a、NDL存在マネージャ610-a、および/または送信機615-aを含み得、それらはSTA115-qの対応する構成要素の例であり得る。STA115-rはまた、プロセッサ(図示せず)を含み得る。これらの構成要素の各々は互いに通信していることがある。NDL存在マネージャ610-aは、NDLセットマネージャ705、存在指示マネージャ710、および/または存在決定マネージャ715を含み得る。受信機605-aおよび送信機615-aは、それぞれ図6の受信機605および送信機615の機能を実行することができる。
NDLセットマネージャ705は、STA115-rに関するワイヤレスデータリンクに関連するデバイス(たとえば、STA)のセットを識別する態様を監視、制御、またはさもなければ管理することができる。デバイスの識別されたセットは、NANデータリンクに関連付けられてよく、NDLのデバイスのサブセットを形成し得る。デバイスの識別されたセットは、NDLのビーコン動作に従って時間同期され得る。
存在指示マネージャ710は、STA115-rに関するワイヤレスデータリンクに関連するSTAの存在指示の態様を監視、制御、またはさもなければ管理することができる。存在指示マネージャ710は、デバイスのセットに存在要求インジケータを含むメッセージを送信することができる。メッセージを送信することは、存在要求インジケータを伝達するトラフィックインジケータを含むページングメッセージを送信することを含み得る。トラフィックインジケータは、フィールドまたはビットの第1のセットを含み得る。いくつかの例では、フィールドまたはビットは情報要素であってよく、この場合、情報要素の第1のセットの各情報要素は、通信されるべきトラフィックを有するデバイスのセットの各デバイスに関連付けられ得る。トラフィックインジケータは、トラフィックインジケータマップ、デバイスのセットを表すブルームフィルタ、ATIM、またはデバイスのセットを表すMACアドレスのリストを含み得る。
メッセージは、ワイヤレスデータリンクに関連するページングウィンドウの間に送信され得る。ページングウィンドウは、デバイスのセットがアクティブ状態にある、ワイヤレスデータリンクに関連する時間であってよい。存在要求インジケータを含む2つ以上のメッセージが、ページングウィンドウの間にデバイスのセットに送られ得る。メッセージは、所定の時間スケジュールに従って送られ得る。いくつかの実施形態では、ページングウィンドウは、連続的なNAN発見ウィンドウ間に生じ得る時間ブロックの一部分であってよい。
トラフィック広告が送られていないときのページングウィンドウの一部分は、実際のデータが送信されるデータ送信ウィンドウを含み得る。データ送信ウィンドウの始まりに、ページングされたデバイスは、ページングメッセージに対する肯定応答として機能し得るトリガフレーム(たとえば、QoS NULL)を送ることができる。いくつかの例では、送信機は、ページングメッセージを肯定応答する少なくとも1つのデバイスにトラフィックを送ることができる。
いくつかの態様では、存在指示マネージャ710は、デバイスのセットのデバイスのうちの1つから不在通知メッセージを受信することができる。不在通知メッセージは、少なくとも1つのデバイスがワイヤレスデータリンクに関連するスケジュールの一部分の間にワイヤレスデータリンク内に存在しないという指示を伝達することができる。スケジュールは、連続的なNAN発見ウィンドウ間で生じ得る時間ブロックの反復セットを含み得る。スケジュールの一部分は、少なくとも1つの時間ブロックを含み得る。不在通知メッセージは、NDLに関連するNAN発見ウィンドウの間に受信され得る。不在通知メッセージは、少なくとも1つのデバイスがスケジュールの一部分の間に少なくとも1つの他のワイヤレスデータリンク内に存在しないという指示を含み得る。
存在指示マネージャ710は、デバイスのセットの第2のサブセットからの送信を監視することができる。送信は、ワイヤレスデータリンク上で監視され得る。送信は、別のワイヤレスデータリンク、たとえば、共通の同期ワイヤレスネットワーククラスタに関連するNDLネットワーク内で監視されてもよい。存在指示マネージャ710は、監視された送信に基づいて、デバイスの第2のセットに存在要求インジケータを含むメッセージを送信することを控えることができる。
存在決定マネージャ715は、ワイヤレスデータリンクに関連するどのSTAがSTA115-rに関して存在するかを決定する態様を監視、制御、またはさもなければ管理することができる。存在決定マネージャ715は、デバイスのセットの第1のサブセットからのメッセージに対する応答の受信に基づいて、第1のサブセットがワイヤレスデータリンク内に存在すると決定することができる。応答は、ワイヤレスデータリンクに関連する送信ウィンドウの第1の部分の間に受信され得る。応答は、デバイスのセットの第1のサブセットがワイヤレスデータリンク内に存在するという指示を伝達するためのサービス品質(QoS)NULLフレームを含み得る。
存在決定マネージャ715は、デバイスの第1のサブセットの少なくとも1つのデバイスから応答を受信することができ、応答は、少なくとも1つのデバイスがメッセージを受信すること、およびデバイスのセットの他のデバイスから他のメッセージを受信することに応答する。存在決定マネージャ715は、第1のサブセットからの応答の受信に関連するコンテンションウィンドウサイズを選択することができる。コンテンションウィンドウサイズは、ワイヤレスデータリンクに関連する送信ウィンドウの間に第1のサブセットからのメッセージに対する応答の送信に優先度を付けるために選択され得る。
存在決定マネージャ715は、不在通知メッセージの受信に基づいて、デバイスのセットの少なくとも1つがワイヤレスデータリンク内に不在であると決定することができる。存在決定マネージャ715は、監視された送信に基づいて、デバイスのセットの第2のサブセットがワイヤレスデータリンク内に存在すると決定することができる。
図8を参照すると、NDLネットワーク内の存在指示および決定のために構成されたSTA115-sを示す図800が示される。STA115-sは、様々な他の構成を有する場合があり、パーソナルコンピュータ(たとえば、ラップトップコンピュータ、ネットブックコンピュータ、タブレットコンピュータなど)、セルラー電話、PDA、デジタルビデオレコーダ(DVR)、インターネットアプライアンス、ゲームコンソール、電子リーダなどに含まれるか、またはその一部であってもよい。STA115-sは、モバイル動作を円滑にするために、小型バッテリーのような内部電源(図示せず)を有し得る。STA115-sは、図1〜図2、図4〜図7のSTA115の一例であり得る。
STA115-sは、プロセッサ805、メモリ815、トランシーバ835、アンテナ840、およびNDL存在マネージャ610-bを含み得る。NDL存在マネージャ610-bは、図6および図7のNDL存在マネージャ610の一例であり得、その機能を実行し得る。これらの構成要素の各々は、少なくとも1つのバス845を介して、互いに、直接または間接に通信していてよい。
メモリ815は、ランダムアクセスメモリ(RAM)および/または読取り専用メモリ(ROM)を含むことができる。メモリ815は、実行されると、存在指示および決定のための本明細書で説明する様々な機能をプロセッサ805に実行させる命令を含む、コンピュータ可読なコンピュータ実行可能ソフトウェア(SW)コード820を記憶し得る。代替的には、ソフトウェアコード820は、プロセッサ805によって直接実行可能でなくてもよいが、(たとえば、コンパイルされ、実行されたとき)、コンピュータに本明細書で説明する機能を実行させてもよい。
プロセッサ805は、インテリジェントハードウェアデバイス、たとえば、CPU、マイクロコントローラ、ASICなどを含み得る。プロセッサ805は、トランシーバ835を介して受信された、および/またはアンテナ840を介して送信するために、トランシーバ835に送られるべき情報を処理することができる。プロセッサ805は、単独で、またはNDL存在マネージャ610-bとともに、NDL内の存在指示および決定のための様々な態様を処理することができる。
トランシーバ835は、アクセスポイント(AP)と双方向に通信し得る。トランシーバ835は、少なくとも1つの送信機構成要素および少なくとも1つの別々の受信機構成要素として実装され得る。トランシーバ835は、パケットを変調し、変調されたパケットを送信のためにアンテナ840に提供し、かつアンテナ840から受信されたパケットを復調するためのモデムを含み得る。STA115-sは単一のアンテナを含んでもよいが、STA115-sが複数のアンテナ840を含んでもよい態様があり得る。
図8のアーキテクチャによれば、STA115-sは、通信管理構成要素810をさらに含み得る。通信管理構成要素810は、様々なアクセスポイント、および/またはワイヤレスデータリンクのSTAのセットなど、他のSTAとの通信を管理することができる。通信管理構成要素810は、少なくとも1つのバス845を介してSTA115-sの他の構成要素の一部またはすべてと通信している、STA115-sの構成要素であり得る。あるいは、通信管理構成要素810の機能は、トランシーバ835の構成要素、コンピュータプログラム製品、および/またはプロセッサ805のうちの少なくとも1つのコントローラ要素として実装され得る。
STA115-sの構成要素は、図1〜図7に関して上記で論じた態様を実装してもよく、それらの態様は、簡潔さのためにここで繰り返されなくてもよい。さらに、STA115-sの構成要素は、図9〜図11に関して以下で論じる態様を実装してもよく、それらの態様も、簡潔さのためにここで繰り返されなくてもよい。
図9は、本開示の様々な態様による、ワイヤレス通信のための方法900の一例を示すフローチャートである。明快のために、方法900は、図1〜図2および図3〜図8に関して説明したSTAの態様に関して以下で説明する。いくつかの例では、STAは、以下で説明する機能を実行するためにSTAの機能要素を制御するためのコードのセットを実行し得る。追加または代替として、STAは、専用ハードウェアを使用して、以下で説明する機能を実行し得る。
ブロック905において、方法900は、STAがワイヤレスデータリンクに関連するデバイス(STA)のセットを識別するステップを含み得る。ブロック910において、方法900は、デバイスのセットにSTAが存在要求インジケータを含むメッセージを送信するステップを含み得る。ブロック915において、方法900は、デバイスのセットの第1のサブセットからのメッセージに対する応答の受信に基づいて、第1のサブセットがワイヤレスデータリンク内に存在すると決定するステップを含み得る。ブロック905、910、および915における動作は、図6〜図8に関して説明したNDL存在構成マネージャ610を使用して実行されてもよい。
図10は、本開示の様々な態様による、ワイヤレス通信のための方法1000の一例を示すフローチャートである。明快のために、方法1000は、図1〜図2および図3〜図8に関して説明したSTAの態様に関して以下で説明する。いくつかの例では、STAは、以下で説明する機能を実行するためにSTAの機能要素を制御するためのコードのセットを実行し得る。追加または代替として、STAは、専用ハードウェアを使用して、以下で説明する機能を実行し得る。
ブロック1005において、方法1000は、STAがワイヤレスデータリンクに関連するデバイス(STA)のセットを識別するステップを含み得る。ブロック1010において、方法1000は、STAがデバイスのセットのデバイスのうちの1つから不在通知メッセージを受信するステップであって、不在通知メッセージが、少なくとも1つのデバイスがワイヤレスデータリンクに関連するスケジュールの一部分の間にワイヤレスデータリンク内に存在しないという指示を伝達する、受信するステップを含み得る。ブロック1015において、方法1000は、STAが、不在通知メッセージの受信に基づいて、デバイスのうちの1つがワイヤレスデータリンク内に不在であると決定するステップを含み得る。ブロック1005、1010、および1015における動作は、図6〜図8に関して説明したNDL存在構成マネージャ610を使用して実行されてもよい。
図11は、本開示の様々な態様による、ワイヤレス通信のための方法1100の一例を示すフローチャートである。明快のために、方法1100は、図1〜図2および図3〜図8に関して説明したSTAの態様に関して以下で説明する。いくつかの例では、STAは、以下で説明する機能を実行するためにSTAの機能要素を制御するためのコードのセットを実行し得る。追加または代替として、STAは、専用ハードウェアを使用して、以下で説明する機能を実行し得る。
ブロック1105において、方法1100は、STAがワイヤレスデータリンクに関連するデバイス(STA)のセットを識別するステップを含み得る。ブロック1110において、方法1100は、STAがデバイスのセットに存在要求インジケータを含むメッセージを送信するステップであって、メッセージが、ワイヤレスデータリンクに関連するページングウィンドウの間に送信される、送信するステップを含み得る。ブロック1115において、方法1100は、STAが、デバイスのセットの第1のサブセットからのメッセージに対する応答の受信に基づいて、第1のサブセットがワイヤレスデータリンク内に存在すると決定するステップであって、応答が、ワイヤレスデータリンクに関連する送信ウィンドウの第1の部分の間に受信される、決定するステップを含み得る。ブロック1105、1110、および1115における動作は、図6〜図8に関して説明したNDL存在構成マネージャ610を使用して実行されてもよい。
このようにして、方法900〜1100はワイヤレス通信を提供し得る。方法900〜1100は、一実装形態にすぎないこと、および方法900〜1100の動作は、他の実装形態が可能であるように、並べ替えられるかまたは場合によっては修正される場合があることに留意されたい。いくつかの例では、方法900〜1100のうちの2つ以上からの態様が、組み合わされてよい。
添付の図面に関して上記で説明した詳細な説明は、例を説明しており、実施され得る、または特許請求の範囲内に入る唯一の例を表すものではない。「例」および「例示的」という用語は、この説明で使用されるとき、「例、事例、または例示として機能すること」を意味し、「好ましい」または「他の例よりも有利である」ことを意味しない。詳細な説明は、説明した技法を理解することを目的とした具体的な詳細を含む。しかしながら、これらの技法は、これらの具体的な詳細を伴わずに実践されてもよい。いくつかの例では、周知の構造および装置は、説明する例の概念を不明瞭にすることを避けるために、ブロック図形式で示されている。
情報および信号は、様々な異なる技術および技法のうちのいずれかを使用して表されることがある。たとえば、上記の説明全体にわたって参照され得るデータ、命令、コマンド、情報、信号、ビット、記号、およびチップは、電圧、電流、電磁波、磁場もしくは磁性粒子、光場もしくは光学粒子、またはそれらの任意の組合せによって表されてよい。
本明細書の開示に関して説明した様々な例示的なブロックおよび構成要素は、汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、ASIC、FPGAもしくは他のプログラマブル論理デバイス、個別ゲートもしくトランジスタ論理、個別ハードウェア構成要素、または本明細書で説明した機能を実行するように設計されたそれらの任意の組合せを用いて実装または実行され得る。汎用プロセッサはマイクロプロセッサであり得るが、代替として、プロセッサは、任意の従来のプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、または状態機械であり得る。プロセッサはまた、コンピューティングデバイスの組合せ、たとえばDSPとマイクロプロセッサの組合せ、複数のマイクロプロセッサ、DSPコアと連携した少なくとも1つのマイクロプロセッサ、あるいは任意の他のそのような構成として実装され得る。
本明細書で説明した機能は、ハードウェア、プロセッサによって実行されるソフトウェア、ファームウェア、またはそれらの組合せで実装され得る。プロセッサによって実行されるソフトウェアで実装される場合、機能は、命令またはコードとして、コンピュータ可読媒体上に記憶されるかまたはコンピュータ可読媒体を介して送信され得る。他の例および実装形態は、本開示および添付の特許請求の範囲の範囲内にある。たとえば、ソフトウェアの性質のために、上述の機能は、プロセッサ、ハードウェア、ファームウェア、ハードワイヤリング、またはこれらの任意の組合せによって実行されるソフトウェアを使用して実装され得る。機能を実装する特徴はまた、機能の部分が異なる物理的ロケーションにおいて実装されるように分散されることを含めて、様々な位置に物理的に位置していてもよい。特許請求の範囲を含む本明細書で使用される「および/または」という用語は、2つ以上の項目のリストにおいて使用されるとき、列挙された項目のいずれか1つが単独で使用され得ること、または、列挙された項目のうちの2つ以上の任意の組合せが使用され得ることを意味する。たとえば、組成物が構成要素A、B、および/またはCを含むものとして記載されている場合、組成物は、Aのみ、Bのみ、Cのみ、AとBとの組合せ、AとCとの組合せ、BとCとの組合せ、またはAとBとCとの組合せを含み得る。また、特許請求の範囲を含む本明細書で使用されるように、項目のリスト(たとえば、「〜のうちの少なくとも1つ」あるいは「〜のうちの1つまたは複数」などの語句によって始められる項目のリスト)において使用される「または」は選言リストを示し、たとえば、「A、B、またはCのうちの少なくとも1つ」のリストは、A、またはB、またはC、またはAB、またはAC、またはBC、またはABC(すなわち、AおよびBおよびC)を意味する。
コンピュータ可読媒体は、コンピュータ記憶媒体と、ある場所から別の場所へのコンピュータプログラムの転送を円滑にする任意の媒体を含む通信媒体の両方を含む。記憶媒体は、汎用または専用コンピュータによってアクセスされ得る任意の利用可能な媒体であってもよい。限定ではなく例として、コンピュータ可読媒体は、RAM、ROM、EEPROM、フラッシュメモリ、CD-ROMもしくは他の光ディスクストレージ、磁気ディスクストレージもしくは他の磁気ストレージデバイス、または、命令もしくはデータ構造の形態の所望のプログラムコード手段を搬送または記憶するために使用され得、汎用コンピュータもしくは専用コンピュータ、または汎用プロセッサもしくは専用プロセッサによってアクセスされ得る、任意の他の媒体を備え得る。また、あらゆる接続が、コンピュータ可読媒体と適切に呼ばれる。たとえば、ソフトウェアが、同軸ケーブル、光ファイバケーブル、より対線、デジタル加入者線(「DSL」)、または、赤外線、無線、およびマイクロ波などのワイヤレス技術を使用してウェブサイト、サーバ、または他の遠隔ソースから送信される場合、同軸ケーブル、光ファイバケーブル、より対線、DSL、または、赤外線、無線、およびマイクロ波などのワイヤレス技術は、媒体の定義に含まれる。本明細書で使用するディスク(disk)およびディスク(disc)は、コンパクトディスク(disc)(CD)、レーザーディスク(登録商標)(disc)、光ディスク(disc)、デジタル多用途ディスク(disc)(DVD)、フロッピー(登録商標)ディスク(disk)、およびブルーレイディスク(disc)を含み、ディスク(disk)は、通常、データを磁気的に再生し、ディスク(disc)は、レーザーを用いてデータを光学的に再生する。上記のものの組合せもコンピュータ可読媒体の範囲内に含まれる。
本開示についての以上の説明は、当業者が本開示を作成または使用することができるように与えられた。本開示の様々な変更は当業者には容易に明らかとなり、本明細書で定義される一般原理は、本開示の範囲から逸脱することなく他の変形形態に適用され得る。本開示全体にわたって、「例」または「例示的」という用語は、例または事例を示すものであり、述べられた例に対するいかなる選好も暗示または要求しない。したがって、本開示は、本明細書で説明する実施例および設計に限定されるものではなく、本明細書で開示する原理および新規な特徴と一致する最も広い範囲が与えられるべきである。
100 WLANネットワーク
105 ワイヤレス通信デバイス
110 NDLネットワーク
110-a NDLネットワーク
115 ノード、STA、メンバーSTA
115-a STA
115-b STA
115-c STA
115-d 中間STA
115-e 中間STA
115-f STA
115-g STA
115-h STA
115-i STA
115-j STA
115-k STA
115-l STA
115-m STA
115-n STA
115-o STA
115-p STA
115-q STA
115-r STA
115-s STA
115-w STA
120 接続または通信リンク
120-a 通信リンク
120-b 通信リンク
120-c 通信リンク
125 外部ネットワーク
130 NDL不在マネージャ
200 ワイヤレス通信サブシステム
300 タイミング図
305 データ送信ウィンドウ
310 時間
315 時間
320 ページング期間
325 データ送信期間
330 タイミング間隔
335 時間
340 発見ウィンドウ
400 ブロック図
500 ブロック図
600 ブロック図
605 受信機
610 NDL存在マネージャ
610-a NDL存在マネージャ
610-b NDL存在マネージャ
615 送信機
615-a 送信機
700 ブロック図
705 NDLセットマネージャ
710 存在指示マネージャ
715 存在決定マネージャ
800 図
805 プロセッサ
810 通信管理構成要素
815 メモリ
820 コンピュータ可読なコンピュータ実行可能ソフトウェア(SW)コード
835 トランシーバ
840 アンテナ
845 バス
900 方法
1000 方法
1100 方法

Claims (38)

  1. ワイヤレス通信のための方法であって、
    ワイヤレスデータリンクに関連するデバイスのセットを識別するステップと、
    デバイスの前記セットに存在要求インジケータを含むメッセージを送信するステップと、
    デバイスの前記セットの第1のサブセットからの前記メッセージに対する応答の受信に少なくとも部分的に基づいて、前記第1のサブセットが前記ワイヤレスデータリンク内に存在すると決定するステップと
    を含む、方法。
  2. 前記ワイヤレスデータリンクが、ネイバーアウェアネットワーク(NAN)データリンク(NDL)を含む、請求項1に記載の方法。
  3. 前記ワイヤレスデータリンクに関連するデバイスの前記セットが、NANクラスタのデバイスのサブセットであり、前記NANに関連するビーコン動作に従って時間同期される、請求項2に記載の方法。
  4. 前記ワイヤレスデータリンクがスケジュールに関連付けられ、前記スケジュールが時間ブロックの反復セットを含む、請求項2に記載の方法。
  5. 前記スケジュールの一部分が、前記時間ブロックのうちの1つを含み、
    前記存在要求インジケータが、デバイスの前記セットが前記時間ブロックのうちの少なくとも1つの間に存在するかどうかの要求を伝達する、請求項4に記載の方法。
  6. デバイスの前記セットの第2のサブセットからの送信を監視するステップと、
    前記監視された送信に少なくとも部分的に基づいて、デバイスの前記セットの前記第2のサブセットが存在すると決定するステップと
    をさらに含む、請求項1に記載の方法。
  7. デバイスの前記セットの前記第1のサブセット内のいずれかのデバイスが存在するとの決定が、トラフィック告知を含む前記存在要求インジケータを含む前記メッセージに対して受信された前記応答に少なくとも部分的に基づき、
    前記トラフィック告知に少なくとも部分的に基づいてデバイスの前記セットの第2のサブセット内の第2のデバイスの存在が知られていない場合、前記第2のデバイスにトラフィック広告を送信するステップ、請求項1に記載の方法。
  8. 前記監視された送信に少なくとも部分的に基づいて、デバイスの前記セットの前記第2のサブセットに前記存在要求インジケータを含むメッセージを送信することを控えるステップ
    をさらに含む、請求項6に記載の方法。
  9. 前記メッセージを前記送信するステップが、
    デバイスの前記セットにページングメッセージを送信するステップであって、前記ページングメッセージがインジケータを含み、前記インジケータの少なくとも一部分が前記存在要求インジケータを伝達する、送信するステップ
    を含む、請求項1に記載の方法。
  10. 前記インジケータが、フィールドの第1のセットを含み、各フィールドが、デバイスの前記セットの対応するデバイスに関連し、前記存在要求インジケータを伝達する、請求項9に記載の方法。
  11. 前記インジケータが、フィールドの第2のセットをさらに含み、各フィールドが、通信されるべきトラフィックを有するデバイスの前記セットの対応するデバイスに関連する、請求項9に記載の方法。
  12. 前記インジケータが、少なくともトラフィックインジケータマップ、またはデバイスの前記セットを表すブルームフィルタ、またはデバイスの前記セットを表す媒体アクセス制御(MAC)アドレスのリスト、または告知トラフィック指示メッセージ(ATIM)、またはそれらの組合せを含む、請求項9に記載の方法。
  13. 前記ワイヤレスデータリンクに関連するページングウィンドウの間に前記メッセージを送信するステップと、
    前記ワイヤレスデータリンクに関連する送信ウィンドウの第1の部分の間に前記応答を受信するステップと
    をさらに含む、請求項9に記載の方法。
  14. 前記応答が、デバイスの前記セットの前記第1のサブセットのいずれかのデバイスが前記ワイヤレスデータリンク内に存在するという指示を伝達するためのサービス品質(QoS)NULLフレームまたはNAN管理フレーム(NMF)を含む、請求項13に記載の方法。
  15. 前記ページングウィンドウが、デバイスの前記セットがアクティブ状態にある、前記ワイヤレスデータリンクに関連する時間を含む、請求項13に記載の方法。
  16. 前記第1のサブセットからの前記応答の受信に関連するコンテンションウィンドウサイズを選択するステップ
    をさらに含む、請求項1に記載の方法。
  17. 前記コンテンションウィンドウサイズが、前記ワイヤレスデータリンクに関連する送信ウィンドウの間に前記第1のサブセットからの前記メッセージに対する前記応答の送信に優先度を付けるために選択される、請求項16に記載の方法。
  18. 前記コンテンションウィンドウサイズが、トラフィック告知メッセージ、存在のインジケータ、またはそれらの組合せに関連する応答に優先度を付けるために選択される、請求項17に記載の方法。
  19. デバイスの前記セットの少なくとも1つのデバイスが前記ワイヤレスデータリンク内に不在であると決定することに先立って、デバイスの前記セットに2つ以上のメッセージを送るステップであって、前記2つ以上のメッセージが、所定の時間スケジュールに従って送られる、送るステップ
    をさらに含む、請求項1に記載の方法。
  20. デバイスの前記セットを前記識別するステップが、前記ワイヤレスデータリンクに関連するセキュリティ鍵または前記ワイヤレスデータリンクに関連するデータリンク識別子を識別するステップを含む、請求項1に記載の方法。
  21. デバイスの前記セットの前記第1のサブセットからの前記メッセージに対する前記応答の受信に基づいて、前記第1のサブセットが現在の時間ブロックおよび前記ワイヤレスデータリンクに関連する少なくとも1つの将来の時間ブロックの間に前記ワイヤレスデータリンク内に存在すると決定するステップ
    をさらに含む、請求項1に記載の方法。
  22. デバイスの前記セットの前記第1のサブセットからの前記メッセージに対する前記応答の受信に基づいて、前記第1のサブセットが前記ワイヤレスデータリンク内に存在すると決定するステップと、
    関連付け解除期間に関連する時間値の指示を受信するステップであって、前記時間値が、デバイスの前記セットの前記第1のサブセットに関連する少なくとも1つのデバイスが前記ワイヤレスデータリンク内に存在する間に非アクティブになることが許可される時間期間に等しい、受信するステップと
    をさらに含む、請求項2に記載の方法。
  23. 前記時間値が所定のしきい値を満たすとき、前記NDLに関連するリソースを解放するステップ
    をさらに含む、請求項22に記載の方法。
  24. 前記時間値の前記指示を前記受信するステップが、
    前記NDLに割り当てられたリソースを維持するステップと、
    デバイスの前記セットの前記第1のサブセットの第2のデバイスのステータスを要求するステップと
    をさらに含む、請求項22に記載の方法。
  25. 前記ステータスを前記要求するステップが、存在の指示を要求するステップ、前記NDLがもはやアクティブでない場合、前記リソースの解放を要求するステップ、前記第2のデバイスとの通信の再確立を要求するステップ、またはデバイスの前記セットの前記第1のサブセット内の別のデバイスに対する前記ヌルデータパケット(NDP)の再割当てを要求するステップを含む、請求項24に記載の方法。
  26. 前記時間値が、サービス発見メッセージ内でデバイスの前記セットの前記第1のサブセットに関連する少なくとも1つのデバイスから送信される、請求項22に記載の方法。
  27. 前記時間値が、前記NDL内のデバイスの前記セットの前記第1のサブセット内のデバイス間で通信される、請求項22に記載の方法。
  28. デバイスの前記セットの前記第1のサブセットに関連する少なくとも1つのデバイスが非アクティブである前記時間期間の間にパケットを受信するステップと、
    前記受信に少なくとも部分的に基づいて、前記時間値を調整するステップと
    をさらに含む、請求項22に記載の方法。
  29. 前記第1のサブセットから受信された前記メッセージに対する前記応答が、前記第1のサブセットが前記ワイヤレスデータリンク内に存在する時間ブロックの指示を含む、請求項1に記載の方法。
  30. ワイヤレス通信のための方法であって、
    ワイヤレスデータリンクに関連するデバイスのセットを識別するステップと、
    デバイスの前記セットの少なくとも1つのデバイスから不在通知メッセージを受信するステップであって、前記不在通知メッセージが、前記デバイスが前記ワイヤレスデータリンクに関連するスケジュールの一部分の間に前記ワイヤレスデータリンク内に存在しないという指示を伝達する、受信するステップと、
    前記受信された不在通知メッセージに基づいて、前記デバイスが前記ワイヤレスデータリンク内に不在であると決定するステップと
    を含む、方法。
  31. 前記ワイヤレスデータリンクが、ネイバーアウェアネットワーク(NAN)データリンク(NDL)を含む、請求項30に記載の方法。
  32. 前記ワイヤレスデータリンクに関連するページングウィンドウの間に前記不在通知メッセージを受信するステップ
    をさらに含む、請求項30に記載の方法。
  33. 前記ワイヤレスデータリンクに関連するNAN発見ウィンドウの間に前記不在通知メッセージを受信するステップであって、前記受信された不在通知メッセージが、少なくとも1つのワイヤレスデータリンクからの不在を示す、受信するステップ
    をさらに含む、請求項30に記載の方法。
  34. 前記不在通知メッセージが前記NAN発見ウィンドウの間に受信されるとき、前記デバイスが所定の期間にわたってNDLに参加することを控える、請求項33に記載の方法。
  35. NDLに関連する少なくとも1つの時間ブロックの間に前記不在通知メッセージを受信するステップ
    をさらに含む、請求項30に記載の方法。
  36. 前記不在通知メッセージが前記NDL内の不在を示す、請求項35に記載の方法。
  37. ワイヤレス通信のための装置であって、
    ワイヤレスデータリンクに関連するデバイスのセットを識別するための手段と、
    デバイスの前記セットに存在要求インジケータを含むメッセージを送信するための手段と、
    デバイスの前記セットの第1のサブセットからの前記メッセージに対する応答の受信に少なくとも部分的に基づいて、前記第1のサブセットが前記ワイヤレスデータリンク内に存在すると決定するための手段と
    を含む、装置。
  38. ワイヤレス通信のための装置であって、
    ワイヤレスデータリンクに関連するデバイスのセットを識別するための手段と、
    デバイスの前記セットの少なくとも1つのデバイスから不在通知メッセージを受信するための手段であって、前記不在通知メッセージが、前記デバイスが前記ワイヤレスデータリンクに関連するスケジュールの一部分の間に前記ワイヤレスデータリンク内に存在しないという指示を伝達する、受信するための手段と、
    前記受信された不在通知メッセージに基づいて、前記デバイスが前記ワイヤレスデータリンク内に不在であると決定するための手段と
    を含む、装置。
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