JP2018509796A - ワイヤレスデバイス、無線ノード、ならびにワイヤレスデバイスおよび無線ノードにおける方法 - Google Patents

ワイヤレスデバイス、無線ノード、ならびにワイヤレスデバイスおよび無線ノードにおける方法 Download PDF

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Abstract

ワイヤレスデバイス108、およびワイヤレスデバイス108における、無線ノード(RN)106とのワイヤレス通信のためのプリコーダの選択を支援する方法、ならびにワイヤレスデバイス108とのワイヤレス通信のためのプリコーダの選択を実行するRN106である。ワイヤレスデバイスは、プリコーダのセットで構成される。ワイヤレスデバイスは、プリコーダのセットの中からプリコーダのサブセットを決定し、そのサブセットに含まれるそれぞれの少なくとも1つのプリコーダでプリコーディングされた少なくとも1つのサウンディング参照信号(SRS)をRNに伝送する。RNは、プリコーダのサブセットに含まれるそれぞれの少なくとも1つのプリコーダでプリコーディングされた少なくとも1つのSRSをワイヤレスデバイスから受信し、RNへの伝送に使用される選択されたプリコーダを示す信号をワイヤレスデバイスに伝送する。ここで、選択されたプリコーダは、受信した少なくとも1つのSRSに基づいて間接的に選択される。【選択図】図4a

Description

本明細書の実施形態は、一般に、ワイヤレスデバイス、無線ノード、ならびにワイヤレスデバイスおよび無線ノードにおける方法に関する。特に、本明細書の実施形態は、ワイヤレス通信のためのプリコーダの選択に関する。
端末などの通信デバイスは、例えばユーザ機器(UE)、移動端末、ワイヤレスデバイス、ワイヤレス端末、および/または移動局とも呼ばれる。端末は、セルラ無線システムまたはセルラネットワークとも呼ばれることがあるワイヤレス通信ネットワークおよび/またはセルラ通信システムにおいてワイヤレス通信することができる。この通信は、例えば2つの端末間、端末と普通の電話機の間、および/または端末とサーバの間で、無線アクセスネットワーク(RAN)および場合によってはワイヤレス通信ネットワーク内に含まれる1つまたは複数のコアネットワークを介して、実行することができる。
端末は、さらにいくつか例を挙げると、移動電話、セルラ電話、ラップトップ、またはワイヤレス機能を備えたサーフプレートと呼ばれることもある。本文脈における端末は、例えば、別の端末またはサーバなど別のエンティティとRANを介して音声および/またはデータを通信することができる、携帯可能、ポケット収納可能、手持ち型、コンピュータ構成型、または車載型の移動デバイスである可能性がある。
セルラ通信ネットワークは、複数のセル領域に分割される地理学的領域をカバーし、各セル領域は、使用するテクノロジおよび用語法に応じて、例えば「eNB」、「eノードB」、「ノードB」、「Bノード」、またはBTS(ベーストランシーバ局)などと呼ばれることもある、例えば無線基地局(RBS)などの基地局などの無線ノードによってサーブされる。基地局は、伝送パワーと、それによるセルサイズとに基づいて、例えばマクロeノードB、ホームeノードB、またはピコ基地局など異なるクラスのものであってよい。セルとは、基地局サイトにおいて基地局によって無線カバレッジが提供される地理学的領域である。基地局サイトに位置する1つの基地局は、1つまたは複数のセルにサーブすることができる。さらに、各基地局は、1つまたは複数の通信テクノロジをサポートすることができる。基地局または無線ノードは、無線周波数で動作するエアインタフェースを介して、基地局または無線ノードのレンジ内のワイヤレスデバイスとも呼ばれる通信デバイスと通信する。本開示の文脈では、ダウンリンク(DL)という表現は、例えば基地局などの無線ノードからワイヤレスデバイスへの伝送経路について使用される。アップリンク(UL)という表現は、その反対方向、すなわちワイヤレスデバイスから無線ノードへの伝送経路について使用される。無線ノードは、いくつかの状況、例えばデバイスツーデバイス通信を可能にするシステムでは、別のワイヤレスデバイスであることもある。
アンテナビーム形成は、アンテナ要素アレイを使用して、伝送放射エネルギーパターンまたは受信感知エネルギーパターンをビームに成形する技術である。アンテナ要素は、通常は、例えば波長を基準として、すなわち例えば無線通信などのワイヤレス通信に使用される搬送周波数を基準として、近接した間隔になっている。これらのビームを使用して、伝送信号エネルギーおよび/または受信信号エネルギーを集中させ、かつ/あるいは伝送信号エネルギーおよび/または受信信号エネルギーを特定の方向にステアリングすることができる。図1は、線形アンテナアレイを使用して、ビームをアンテナアレイの配向と比較して角度ωだけ軸外ししてステアリングする、古典的な例を示す図である。2つのアンテナ要素からの波形がその方向に強め合うように重なり合うためには、経路距離差Δによる2つの信号の位相回転差は、2πの整数倍に対応していなければならない。この要件により、ステアリング角、アレイ要素距離、および波長の関数である位相角また位相遅延φの式が得られる。
図1は、1次元線形アレイを使用した基本的なビーム形成を概略的に示す図であり、ここで、dはアレイ要素距離、ωは所望のビームステアリング角、所要の位相遅延
、λは波長である。通常は、d≒λ/2である。
本明細書で使用する「ビーム」という用語は、複数のアンテナ要素の組合せと、各アンテナ要素において信号に適用される対応する複素数値重みとを使用して生成される特定の空間的伝送放射パターンまたは空間的受信感度パターンを指すものとして使用される。さらに、本明細書では、伝送放射エネルギーパターンおよび空間的伝送線放射パターンは、伝送パターンと呼ばれることもあり、受信感知エネルギーパターンおよび空間的受信感度パターンは、受信パターンと呼ばれることもある。
このようなパターンの生成の1つの例は、図1に示すように等間隔のアンテナ要素を有する線形アレイを用いた古典的なビーム形成の場合であるが、他の例もある。一般的な場合には、各ビームは、信号を伝送または受信するために使用される、複素アンテナ重みとも呼ばれる特定の複素数値重みの組合せに対応する
N個のアンテナ要素がある場合には、プリコーディング重みベクトル、またはビーム形成ベクトルは、各アンテナ要素ごとに1つずつ、計N個の複素数値重みとして得られる。プリコーディング重みベクトルは、単にプリコーダとも呼ばれる。例えばシステムまたは標準仕様で規定される可能なプリコーダのセットなど、使用することができる可能なプリコーダのセットは、プリコーダコードブックとも呼ばれるが、ビームまたはビームコードブックという用語が使用されることもある。さらに、一般的な場合には、図1のようにアンテナ要素をλ/2の間隔で線形に配列する必要はない。
空間多重の場合には、各アンテナ要素からのレイヤの一次結合を伝送することによって、複数の空間的ストリームまたはレイヤを重ね合わせることがある。この一次結合は、レイヤごとに1つのベクトルの、プリコーディングベクトルとも呼ばれるプリコーディング重みベクトルのセットによって形成されるプリコーディング行列によって与えられる。
アップリンクデータ伝送は、ネットワーク中でLTEならびにその他の多くの標準でスケジューリングされる。その場合、ネットワークは、変調方式、コーディングレート、時間/周波数リソースのセット、および伝送パワーなど、特定のパラメータのセットを使用してアップリンクで伝送するように、ワイヤレスデバイスに命令する。アップリンクビーム形成の場合には、使用するビーム方向、またはプリコーディング重みベクトルは、ネットワークによって提供される。したがって、コードブックは有限サイズであり、ネットワークは、プリコーディングコードブック中のN個のプリコーディング重みの特定のエントリを参照することができる。
プリコーダコードブックの設計は、例えば図1に概略的に示すような線形かつ等間隔の配列など、特定のアンテナ配列を仮定して行われるが、全方向性の互いに全く同じである複数のアンテナ要素を仮定することもできる。このようなコードブックは、それを設計した対象である配置では良好な選択肢である可能性が最も高いが、他の任意のアンテナ配列では良好な選択肢ではないこともある。したがって、コードブックが設計された対象であるアンテナ配列は、全てのワイヤレスデバイス、例えばUEに義務づける必要があり、それにより実装の自由度が有意に制限されることになるか、あるいは、コードブックは、全ての関連するアンテナ配列の間の兼ね合いを図ったものである必要があり、それによりビーム形成を使用することの性能利得が制限される可能性があるか、あるいは、コードブックのプリコーダエントリの数が、可能な異なる多数のアンテナ配列をサポートするために管理できないほど多数になる。
現況技術では、例えば無線ノード(RN)など通信ネットワークがワイヤレスデバイスのアップリンク伝送をスケジューリングするときにプリコーディングコードブックについての知識を有している必要があるので、ネットワークが、ワイヤレスデバイスのアンテナ配列についての知識を有していなければならないか、あるいはコードブックが設計された対象であるアンテナ配列が、全てのワイヤレスデバイスで義務づけられる必要があり、それにより実装の自由度が有意に制限される。あるいは、上述のように、コードブックは、全ての可能なアンテナ配列の間の兼ね合いを図ったものであり、この場合には、ビーム形成を使用することの性能利得が制限される。したがって、本明細書の実施形態の目的は、実装の自由度およびビーム形成を使用することの性能利得を改善する、ワイヤレス通信ネットワークの性能を改善する方法を提供することである。
本明細書の実施形態の第1の態様によれば、上記の目的は、ワイヤレスデバイスによって実行される、無線ノード(RN)とのワイヤレス通信のためのプリコーダの選択を支援する方法によって実現される。ワイヤレスデバイスは、プリコーダのセットで構成される。
この方法では、ワイヤレスデバイスは、プリコーダのセットの中からプリコーダのサブセットを決定し、このサブセットに含まれるそれぞれの少なくとも1つのプリコーダでプリコーディングされた少なくとも1つのサウンディング参照信号をRNに伝送する。
本明細書の実施形態の第2の態様によれば、上記の目的は、RNとのワイヤレス通信のためのプリコーダの選択を支援するワイヤレスデバイスによって実現される。ワイヤレスデバイスは、プリコーダのセットで構成される。ワイヤレスデバイスは、プリコーダのセットの中からプリコーダのサブセットを決定し、このサブセットに含まれるそれぞれの少なくとも1つのプリコーダでプリコーディングされた少なくとも1つのサウンディング参照信号をRNに伝送するように構成される。
本明細書の実施形態の第3の態様によれば、上記の目的は、ワイヤレスデバイスによって実行される、RNにデータを伝送する方法によって実現される。ワイヤレスデバイスは、プリコーダのセットで構成され、このプリコーダのセットの各プリコーダは、ワイヤレスデバイスのアンテナ要素のセットにおける伝送に適用されたときにそれぞれの伝送パターンを提供するように規定される。
この方法では、ワイヤレスデバイスは、プリコーダのセットの中からプリコーダのサブセットを決定する。
さらに、ワイヤレスデバイスは、サブセットに含まれるそれぞれの少なくとも1つのプリコーダでプリコーディングされた少なくとも1つのサウンディング参照信号をRNに伝送する。
さらに、ワイヤレスデバイスは、伝送された少なくとも1つのサウンディング参照信号に基づく、データを伝送するためのスケジューリンググラントを、RNから受信する。
さらに、ワイヤレスデバイスは、スケジューリンググラントに従ってRNにデータを伝送する。
本明細書の第4の態様によれば、上記の目的は、RNにデータを伝送するワイヤレスデバイスによって実現される。ワイヤレスデバイスは、プリコーダのセットで構成され、このプリコーダのセットの各プリコーダは、ワイヤレスデバイスのアンテナ要素のセットにおける伝送に適用されたときにそれぞれの伝送パターンを提供するように規定される。
ワイヤレスデバイスは、プリコーダのセットの中からプリコーダのサブセットを決定するように構成される。
さらに、ワイヤレスデバイスは、サブセットに含まれるそれぞれの少なくとも1つのプリコーダでプリコーディングされた少なくとも1つのサウンディング参照信号をRNに伝送するように構成される。
さらに、ワイヤレスデバイスは、伝送された少なくとも1つのサウンディング参照信号に基づく、データを伝送するためのスケジューリンググラントを、RNから受信するように構成される。
さらに、ワイヤレスデバイスは、スケジューリンググラントに従ってRNにデータを伝送するように構成される。
本明細書の実施形態の第5の態様によれば、上記の目的は、無線ノード(RN)によって実行される、ワイヤレスデバイスとのワイヤレス通信のためのプリコーダの選択を実行する方法によって実現される。ワイヤレスデバイスは、プリコーダのセットで構成される。
この方法では、RNは、プリコーダのセットの中のプリコーダのサブセットに含まれるそれぞれの少なくとも1つのプリコーダでプリコーディングされた少なくとも1つのサウンディング参照信号をワイヤレスデバイスから受信する。
さらに、RNは、RNへの伝送に使用される選択されたプリコーダを示す信号をワイヤレスデバイスに伝送し、ここで、選択されたプリコーダは、受信した少なくとも1つのサウンディング参照信号に基づいて間接的に選択される。
本明細書の実施形態の第6の態様によれば、上記の目的は、ワイヤレスデバイスとのワイヤレス通信のためのプリコーダの選択を実行するRNによって実現される。ワイヤレスデバイスは、プリコーダのセットで構成される。
RNは、プリコーダのセットの中のプリコーダのサブセットに含まれるそれぞれの少なくとも1つのプリコーダでプリコーディングされた少なくとも1つのサウンディング参照信号をワイヤレスデバイスから受信するように構成される。
さらに、RNは、RNへの伝送に使用される選択されたプリコーダを示す信号をワイヤレスデバイスに伝送するように構成され、ここで、選択されたプリコーダは、受信した少なくとも1つのサウンディング参照信号に基づいて間接的に選択される。
本明細書の実施形態の第7の態様によれば、上記の目的は、RNによって実行される、ワイヤレスデバイスからデータを受信する方法によって実現される。ワイヤレスデバイスは、プリコーダのセットで構成される。
この方法では、RNは、プリコーダのセットの中のプリコーダのサブセットに含まれるそれぞれの少なくとも1つのプリコーダでプリコーディングされた少なくとも1つのサウンディング参照信号をワイヤレスデバイスから受信する。
さらに、RNは、受信した少なくとも1つのサウンディング参照信号のうちの選択した1つに基づく、RNにデータを伝送するためのスケジューリンググラントを、ワイヤレスデバイスに伝送する。
さらに、RNは、スケジューリンググラントに従ってワイヤレスデバイスからデータを受信する。
本明細書の実施形態の第8の態様によれば、上記の目的は、ワイヤレスデバイスからデータを受信するRNによって実現される。ワイヤレスデバイスは、プリコーダのセットで構成される。
RNは、プリコーダのセットの中のプリコーダのサブセットに含まれるそれぞれの少なくとも1つのプリコーダでプリコーディングされた少なくとも1つのサウンディング参照信号をワイヤレスデバイスから受信するように構成される。
さらに、RNは、受信した少なくとも1つのサウンディング参照信号のうちの選択した1つに基づく、RNにデータを伝送するためのスケジューリンググラントを、ワイヤレスデバイスに伝送するように構成される。
さらに、RNは、スケジューリンググラントに従ってワイヤレスデバイスからデータを受信するように構成される。
本明細書の実施形態の第9の態様によれば、上記の目的は、少なくとも1つのプロセッサで実行されたときに、その少なくとも1つのプロセッサにワイヤレスデバイスにおける方法を実行させる命令を含む、コンピュータプログラムによって実現される
本明細書の実施形態の第10の態様によれば、上記の目的は、少なくとも1つのプロセッサで実行されたときに、その少なくとも1つのプロセッサにRNにおける方法を実行させる命令を含む、コンピュータプログラムによって実現される
本明細書の実施形態の第11の態様によれば、上記の目的は、コンピュータプログラムを含むキャリアによって実現され、ここで、このキャリアは、電子信号、光信号、無線信号、またはコンピュータ可読記憶媒体のうちの1つである。
ワイヤレスデバイスは、プリコーダのセットの中からプリコーダのサブセットを決定し、そのサブセットに含まれるそれぞれの少なくとも1つのプリコーダでプリコーディングされた少なくとも1つのサウンディング参照信号をRNに伝送するので、RNは、ワイヤレスデバイスのアンテナ配列またはコードブックについての知識を有していなくてもよく、それにより、実装の自由度、およびビーム形成を使用することの性能利得が向上する。これにより、ワイヤレス通信ネットワークの性能が改善される。
本明細書の実施形態の利点は、ワイヤレス通信ネットワーク、例えばRNが、ワイヤレスデバイスにおける実際のアンテナ配列についての知識を有していなくても、アップリンクビーム形成が可能であることである。
本明細書の実施形態の別の利点は、RNが、ワイヤレスデバイスにおけるアンテナ配列を知らなくてもよい、すなわちワイヤレスデバイスにおけるアンテナ配列についての詳細な情報を有していなくてもよいので、ワイヤレスデバイスにおける特にアンテナ配列の実装に関する柔軟性が提供され、特定のアンテナ配列で最適化されたコードブックを記憶しておく必要がないことである。
本明細書の実施形態のさらに別の利点は、RNが、可能なアップリンクビームの全てまたは多数をサウンディングする必要がなく、可能なアップリンクビームのうちのUE導出サブセット、すなわちワイヤレスデバイスが導出したサブセットのみをサウンディングすればよく、これにより、多数のサウンディング参照信号によるオーバヘッドが減少することである。これにより、関連するプリコーダをサウンディングする手順がより高速になる。
本明細書の実施形態の例について、添付の図面を参照してさらに詳細に説明する。
1次元線形アンテナアレイを使用したビーム形成を概略的に示す図である。 通信ネットワークの実施形態を概略的に示す図である。 通信ネットワークの実施形態のフローチャートとシグナリング方式の概略結合図である。 ワイヤレスデバイスにおける方法の実施形態を示すフローチャートである。 ワイヤレスデバイスにおける方法の実施形態を示すフローチャートである。 ワイヤレスデバイスにおける方法の実施形態を示すフローチャートである。 ワイヤレスデバイスの実施形態を示す概略ブロック図である。 無線ノードにおける方法の実施形態を示すフローチャートである。 無線ノードにおける方法の実施形態を示すフローチャートである。 無線ノードにおける方法の実施形態を示すフローチャートである。 無線ノードの実施形態を示す概略ブロック図である。
本明細書の実施形態は、ワイヤレス通信のためのプリコーダの選択に関する。
以下、本明細書の実施形態について、いくつかの例示的な実施形態によってさらに詳細に示す。なお、これらの実施形態は、相互に排他的なものではないことに留意されたい。1つの実施形態の構成要素が、別の実施形態に存在するものと暗黙に想定されることもあり、当業者なら、それらの構成要素が他の例示的な実施形態でどのように使用され得るかを理解するであろう。
図2に概略的に示すように、本明細書の実施形態は、ワイヤレス通信ネットワークまたはセルラ通信ネットワークなどの通信ネットワーク100に関する。通信ネットワーク100は、LTEネットワーク、WCDMAネットワーク、GSMネットワーク、任意の3GPPセルラネットワーク、Wimax、あるいはその他の任意のワイヤレス通信ネットワークまたはシステムとすることができる。
通信ネットワーク100は、システムアーキテクチャエボリューション(SAE)ネットワークなどのLTEコアネットワーク、WCDMAコアネットワーク、GSMコアネットワーク、任意の3GPPセルラコアネットワーク、Wimaxコアネットワーク、あるいはその他の任意のワイヤレス通信コアネットワークまたはシステムなどのコアネットワーク102を含むことができる。
通信ネットワーク100は、また、例えばLTEコアネットワークノード、WCDMAコアネットワークノード、GSMコアネットワークノード、任意の3GPPセルラコアネットワークノード、Wimaxコアネットワークノード、あるいはその他の任意のワイヤレス通信コアネットワークまたはシステムのノードなどのコアネットワークノード104を含むこともできる。
さらに、ワイヤレス通信ネットワーク100は、ワイヤレスデバイス108などのワイヤレスデバイスが無線ノード106によってサーブされる地理学的領域106a内に位置するときにそれらのワイヤレスデバイスとワイヤレス通信するための無線ノード(RN)106を含む。
無線ノード106は、例えばeNBとも呼ばれるeノードB、ホームeノードBまたはノードB、あるいは通信ネットワーク100などのワイヤレス通信ネットワーク内の例えばユーザ機器またはマシン型通信デバイスなどのワイヤレスデバイスにサーブすることができるその他の任意のネットワークノードなどの無線基地局などの伝送ポイントとすることができる。デバイスツーデバイス(D2D)通信の場合には、RN106は、ワイヤレスデバイスであることもある。このような実施形態では、ワイヤレスデバイス108を第1のワイヤレスデバイスと呼び、RN106を第2のワイヤレスデバイスと呼ぶこともあり、あるいはその逆の呼び方をすることもある。
本明細書ではユーザ機器またはUEと呼ばれることもある例えばワイヤレスデバイス108などのワイヤレスデバイスは、ワイヤレス通信ネットワーク100内で動作する。ワイヤレスデバイスは、例えば、ユーザ機器、移動端末またはワイヤレス端末、移動電話、例えばラップトップ、携帯情報端末(PDA)、またはサーフプレートと呼ばれることもあるタブレットコンピュータなどワイヤレス機能を備えたコンピュータ、あるいはワイヤレス通信ネットワーク100内で無線リンクを介して通信することができるその他の任意の無線ネットワークユニットとすることができる。本文書で使用されるユーザ機器という用語は、マシンツーマシン(M2M)デバイスなどその他のワイヤレスデバイスも、それらのデバイスにはユーザがいないこともあるが、カバーすることに留意されたい。
本明細書のいくつかの実施形態によれば、ワイヤレスデバイス108は、プリコーダのセットMで構成され、このセットは、|M|と称されることもあるサイズΩを有することができる。換言すれば、このセットは、Ω個のプリコーダを含むことができる。これらのプリコーダは、本明細書で説明するように潜在的プリコーダと呼ばれることもある。各プリコーダは、いくつかの実施形態では、長さNを有することができ、他の実施形態では、Nはプリコーダの長さの上限である。Nは、ワイヤレスデバイス108に適用可能なアンテナ構成に基づく、例えば制御可能アンテナ要素などのアンテナ要素の数でもある。各プリコーダが、異なるビーム方向および/または偏波状態に対応することもある。したがって、プリコーダまたはビームのセットは、ワイヤレスデバイス108の実施態様で規定される、またはワイヤレスデバイス108の実施態様に特有であることがある。量Nは、異なるプリコーダがゼロ値エントリを含むことがある、すなわち1つまたは複数のアンテナ要素のプリコーディング重みがプリコーダのセットのうちのいくつかのプリコーダについてゼロに設定されることがあるので、伝送または受信に参加している物理アンテナ要素の実際の数の上限とみなされることがある。したがって、いくつかの場合には、利用可能なアンテナ要素のサブセットのみが使用されることもあるが、それはワイヤレスデバイス108の実施態様による。アンテナ要素のサブセットを選択するプリコーダは、例えば、アナログアンテナスイッチを使用して実装することができる。
ワイヤレスデバイス108は、さらに、例えばビーム方向など、これらのプリコーダのサブセットを規定または決定し、アップリンクデータ伝送は、この規定または決定されたサブセット内でのみスケジューリングすることができる。プリコーダまたはビーム方向のサブセットは、ワイヤレスデバイス108で自律的に導出することができる。例えば、サブセットは、ダウンリンク測定に基づくことがあり、アップリンクとダウンリンクの間の例えば伝送の到着方向などに関する長期的相互関係などの相互関係を利用することができる。例えばeノードB(eNB)などの無線ノード(RN)106、またはD2D通信の場合の第2のワイヤレスデバイスは、決定されたサブセット内の異なるプリコーダによって重み付けされた、すなわち異なるビームまたはビーム方向の1つまたは複数の、あるいはいくつかの実施形態では複数の、サウンディング参照信号を伝送するように、ワイヤレスデバイス108を構成して、どの1つまたは複数のビームでアップリンクデータ伝送をスケジューリングするかをさらに決定することができる。
本明細書の実施形態の利点は、RN106が、ワイヤレスデバイス108におけるアンテナ配列を知る、すなわちワイヤレスデバイス108におけるアンテナ配列についての詳細な情報を有する必要がなく、それにより、特にワイヤレスデバイス108におけるアンテナ配列に関してワイヤレスデバイス108の実施態様の柔軟性を向上させることができ、また特定のアンテナ配列を記憶して最適化されたコードブックを指定する必要がないことである。さらに、RN106は、ワイヤレスデバイス108から最も関連性の高いビームのアップリンクチャネル測定を取得することができる。
次に、図3に示すフローチャートとシグナリング方式の結合図を参照して、通信ネットワーク100における、ワイヤレスデバイス108とRN106の間のワイヤレス通信のためのプリコーダの選択を実行する方法について説明する。
さらに、いくつかの実施形態により、通信ネットワーク100における、ワイヤレスデバイス108からRN106にデータを伝送し、RN106でデータを受信する方法についても、図3のフローチャートとシグナリング方式の結合図を参照して説明する。上述のように、ワイヤレスデバイス108は、プリコーダのセットで構成される。プリコーダのセット中の各プリコーダは、ワイヤレスデバイス108のアンテナ要素のセットで伝送に適用されたときにそれぞれの伝送パターンを提供するように規定することができる。
これらの方法は、以下のアクションのうちの1つまたは複数を含む。アクションは、任意の適当な順序で行うことができること、および組み合わせることができることを理解されたい。
アクション301
いくつかの実施形態では、ワイヤレスデバイス108は、プリコーダのサブセットに含まれるプリコーダの数を決定する。ワイヤレスデバイス108は、サブセットに含まれる潜在的プリコーダの数を制限するためにこれを実行することがある。「潜在的プリコーダ」という表現は、選択および伝送に利用可能なプリコーダを意味する。
各プリコーダは、プリコーディング重みのセットを含むことがあり、各プリコーディング重みは、ワイヤレスデバイス108の少なくとも1つのアンテナ要素に対応することがある。
アクション301は、後述するアクション401に関係する。
アクション302
いくつかの実施形態では、ワイヤレスデバイス108が上記のアクション301で述べたようにサブセットに含まれるプリコーダの数を決定した場合に、ワイヤレスデバイス108は、決定した数または決定したプリコーダの数に関する情報をRN106に伝送することがある。これは、サブセットのサイズについてRN106に通知するために行われることがある。ただし、RN106は、サブセットの正確なサイズ、すなわちサブセットに含まれるプリコーダの正確な数を知らなくてもよいことを理解されたい。いくつかの実施形態では、ワイヤレスデバイス108は、サブセットのサイズの上限に関する情報を伝送する。
いくつかの実施形態では、アクション302は、後述するアクション304の後に実行される。そのような実施形態では、ワイヤレスデバイス108は、プリコーダのセットの中からプリコーダのサブセットを決定し、その後、決定した数、または決定したプリコーダの数に関する情報をRN106に伝送する。例えば、サブセットが5つのプリコーダを含む場合には、ワイヤレスデバイス108は、5という数字、または5つのプリコーダに関する情報、例えば各プリコーダそれぞれの指標をRN106に伝送することがある。ただし、サブセットが5つのプリコーダを含むが、そのうちの3つしか一意的でない場合には、ワイヤレスデバイス108は、その3つの一意的なプリコーダに関する情報のみを伝送することもある。
アクション302は、後述するアクション402に関係する。
アクション303
いくつかの代替の実施形態では、RN106が、サブセットに含まれるプリコーダの数をワイヤレスデバイス108に伝送する。したがって、このような実施形態では、ワイヤレスデバイス108は、サブセットに含まれるプリコーダの数をそれ自体で決定する代わりに、RN106からその数を受信する。他の実施形態では、RN106は、プリコーダの数に関する情報、例えば各プリコーダそれぞれの指標を伝送することもあり、その情報から、ワイヤレスデバイス108は、サブセットに含まれるプリコーダの数を導出することができる。
アクション303は、後述するアクション403および601に関係する。
アクション304
ワイヤレスデバイス108は、プリコーダのセットの中からプリコーダのサブセットを決定する。ワイヤレスデバイス108は、いくつかの実施形態では、RN106から伝送されるサブセットに含まれるプリコーダの数を受信したのに応答して、またはRN106から伝送されるサブセットに含まれるプリコーダの数に関する情報を受信したときに、このサブセットを決定することがある。
さらに、前述のように、ワイヤレスデバイス108は、さらに別の実施形態では、例えばダウンリンク測定と、アップリンクとダウンリンクの間の例えば伝送の到着方向に関する例えば長期的相互関係などの相互関係とに基づいて、プリコーダのサブセットを自律的に決定することもある。
さらに、プリコーダに連続的な順序を有するように番号を付けることもでき、あるいは各プリコーダにそれぞれの指標を割り当てることもできる。指標は、ワイヤレスデバイス108が割り当てることができる。上述のように、ワイヤレスデバイスは、いくつかの実施形態では、サブセット中のプリコーダに割り当てられる指標のセットをRN106から受信することもある。
アクション304は、後述するアクション404に関係する。
アクション305
いくつかの実施形態では、RN106は、少なくとも1つのサウンディング参照信号(SRS)の伝送を求める要求をワイヤレスデバイス108に伝送する。RN106は、伝送される少なくとも1つのSRSの異なるSRSをプリコーディングするために使用される様々な対応するプリコーダを使用してチャネル品質を査定するために、この少なくとも1つのSRSの伝送を要求することがある。この少なくとも1つのSRSは、いくつかの実施形態では、複数のSRSを含むことがある。換言すれば、この少なくとも1つのSRSは、いくつかの実施形態では、複数のサウンディング参照信号を含むことがある。
アクション305は、後述するアクション405および603に関係する。
アクション306
ワイヤレスデバイス108は、サブセットに含まれるそれぞれの少なくとも1つのプリコーダでプリコーディングされた少なくとも1つのSRSをRN106に伝送する。ワイヤレスデバイス108は、上記のアクション305で述べた要求に応答してこの少なくとも1つのSRSを伝送することもある。いくつかの実施形態では、この少なくとも1つのSRSが複数のSRSを含む場合に、その複数のSRSのそれぞれは、サブセットに含まれる複数のプリコーダのそれぞれによってプリコーディングされる。換言すれば、このような実施形態では、複数のサウンディング参照信号のそれぞれは、サブセットに含まれる複数のプリコーダのそれぞれによってプリコーディングされる。
アクション306は、後述するアクション406および604に関係する。
アクション307
RN106は、受信した少なくとも1つのSRSに基づいてサブセットに含まれるプリコーダを選択することができる。プリコーダは、RN106が、ワイヤレスデバイス108によって選択されたプリコーダでプリコーディングされたSRSを選択することによって、間接的または暗黙的に選択することができる。
アクション307は、後述するアクション605に関係する。
アクション308
いくつかの実施形態では、RN106は、ワイヤレスデバイス108からRN106への伝送のスケジューリングを決定し、このスケジューリングは、選択されたプリコーダについての情報を含むこともあり、あるいは選択されたプリコーダに関する情報に基づくこともある。
アクション309
ワイヤレスデバイス108にRN106への伝送に使用されるプリコーダについて通知するために、RN106は、RN106への伝送に使用されるために選択されたプリコーダを示す信号を伝送することができ、この信号は、ワイヤレスデバイス108によって受信される。いくつかの実施形態では、RN106は、これに加えて、または別法として、スケジューリンググラントをワイヤレスデバイス108に伝送することがあり、このスケジューリンググラントは、選択されたプリコーダに基づいている。選択されたプリコーダは、受信した少なくとも1つのSRSに基づいて間接的に選択することができる。この少なくとも1つのSRSは、いくつかの実施形態では、複数のSRS、すなわち複数のサウンディング参照信号を含むことがある。選択されたプリコーダを示す信号は、いくつかの実施形態では、スケジューリンググラントを含むことがある。そのような実施形態では、この信号は、少なくともスケジューリンググラントがワイヤレスデバイス108によって選択されたプリコーダでプリコーディングされたSRSに基づくという点で、選択されたプリコーダを示すものとみなすことができる。この信号は、選択されたプリコーダの指標、またはSRSがワイヤレスデバイス108によって伝送されRN106によって受信された順序に関係する番号など他の情報を搬送して、SRSの順序番号が選択されたプリコーダをワイヤレスデバイス108に対して示すようにすることによって、選択されたプリコーダを示すこともある。
アクション309は、後述するアクション407および606に関係する。
アクション310
いくつかの実施形態では、ワイヤレスデバイス108は、受信したスケジューリンググラントに従ってRN106にデータを伝送する。したがって、ワイヤレスデバイス108は、選択されたプリコーダを使用してRN106にデータを伝送する。
アクション310は、後述するアクション408および607に関係する。
アクション311
いくつかの実施形態では、ワイヤレスデバイス108とRN106とが互いに対して相対的に移動したとき、または無線伝搬環境が変化したときに、ワイヤレスデバイス108は、プリコーダのサブセットの更新が必要であると決定することがある。
アクション311は、後述するアクション409に関係する。
アクション312
いくつかの実施形態では、ワイヤレスデバイス108がアクション311で述べたようにサブセットの更新が必要であると決定した場合に、ワイヤレスデバイス108は、プリコーダのサブセットの更新を求める更新要求をRN106に伝送することがある。これは、更新についてRN106に通知するために、あるいは更新を実行する許可または命令をRN106から受信するために行われることがある。これについては、以下のアクション410でさらに詳細に説明する。
アクション312は、後述するアクション409、410、および608に関係する。
アクション313
上記のアクション312で述べたようにワイヤレスデバイス108から伝送された更新要求を受信したのに応答して、RN106は、更新応答を伝送することがある。いくつかの実施形態では、更新応答は、ワイヤレスデバイス108が更新を実行する許可または命令を含む。
アクション313は、後述するアクション411および609に関係する。
アクション314
いくつかの実施形態では、アクション311、313、および313のうちの少なくとも1つの代替として、RN106は、プリコーダのサブセットを再評価するようにワイヤレスデバイス108に命令する更新命令をワイヤレスデバイス108に伝送することがある。例えば、これは、RN106が、ワイヤレスデバイス108とRN106とが互いに対して相対的に移動した、または無線伝搬環境が変化したと決定したときに行われることがある。
アクション314は、後述するアクション409および610に関係する。
アクション315
RN106から更新命令を受信したのに応答して、ワイヤレスデバイス108は、プリコーダのサブセットを再評価して、サブセットを更新する必要があるか否かを決定することがある。さらに、ワイヤレスデバイス108は、再評価が完了したときに、再評価完了メッセージをRN106に伝送することがある。
アクション315は、後述するアクション409、610、および611に関係する。
アクション316
いくつかの実施形態では、ワイヤレスデバイス108は、プリコーダのサブセットを更新する。プリコーダのサブセットは、アクション315が実行される実施形態では、プリコーダのサブセットの再評価に基づいてワイヤレスデバイス108が更新することができる。
アクション316は、後述するアクション412に関係する。
アクション317
ワイヤレスデバイス108は、プリコーダのサブセットが更新されたことをRN106に対して示すことがある。いくつかの実施形態では、ワイヤレスデバイス108は、サブセットの更新が完了したときに更新完了メッセージをRN106に伝送し、それによりRN106は更新について通知される。
アクション317は、後述するアクション412および611に関係する。
次に、ワイヤレスデバイス108における、RN106とのワイヤレス通信のためのプリコーダの選択を支援する方法について、図4aから図4cに示すフローチャートを参照して説明する。ワイヤレスデバイス108は、プリコーダのセットで構成される。
さらに、いくつかの実施形態により、ワイヤレスデバイス108におけるRN106にデータを伝送する方法についても、図4aから図4cに示すフローチャートを参照して説明する。ワイヤレスデバイス108は、プリコーダのセットで構成される。プリコーダのセットの各プリコーダは、ワイヤレスデバイス108のアンテナ要素のセットで伝送に適用されたときに、それぞれの伝送パターンを提供するように規定されることがある。
これらの方法は、以下のアクションのうちの1つまたは複数を含む。アクションは、任意の適当な順序で行うことができること、および組み合わせることができることを理解されたい。
アクション401
いくつかの実施形態では、例えば図4cを参照すると、ワイヤレスデバイス108は、サブセットに含まれるプリコーダの数を決定する。前述のように、ワイヤレスデバイス108は、サブセットに含まれる潜在的プリコーダの数を制限するためにこれを実行することがある。
アクション402
ワイヤレスデバイス108が上記のアクション401で述べたようにプリコーダの数を決定したときに、ワイヤレスデバイス108は、決定したプリコーダの数についての情報をRN106に伝送することがある。決定したプリコーダの数についての情報は、いくつかの実施形態では、決定した数であることもある。他の実施形態では、プリコーダの数についての情報は、例えば、アクション303に関連して上述したようにサブセット中のプリコーダに割り当てられる指標のセットであることもある。したがって、ワイヤレスデバイス108は、プリコーダのサブセットのサイズについてRN106に通知するために、決定したプリコーダの数についての情報をRN106に伝送することがある。
ワイヤレスデバイス108は、決定した数についての情報をいくつかの方法で伝送することができる。例えば、ワイヤレスデバイス108は、この数についての情報を、媒体アクセス制御(MAC)情報要素で、無線リソース制御(RRC)メッセージで、ならびに/あるいは例えば明示的なL1シグナリングおよび/またはL1/L2制御シグナリングなどレイヤ1(L1)および/またはレイヤ2(L2)シグナリングによって、伝送することができる。
アクション402は、後述するアクション602に関係する。
アクション403
いくつかの実施形態では、例えば図4cを参照すると、ワイヤレスデバイス108は、アクション402の代替として、サブセットに含まれるプリコーダの数についての情報をRN106から受信することがある。
ワイヤレスデバイス108は、この数についての情報をいくつかの方法で受信することができる。例えば、ワイヤレスデバイス108は、この数についての情報を、MAC情報要素で、RRCメッセージで、ならびに/あるいは例えば明示的なL1シグナリングおよび/またはL1/L2制御シグナリングなどL1および/またはL2シグナリングによって、受信することができる。
アクション403は、後述するアクション601に関係する。
アクション404
ワイヤレスデバイス108は、例えば図4aから図4cを参照すると、プリコーダのセットの中からプリコーダのサブセットを決定する。
ワイヤレスデバイス108は、RN106からワイヤレスデバイス108への少なくとも1つの伝送についての測定に基づいてプリコーダのサブセットを決定することがある。
ワイヤレスデバイス108がサブセットを決定することは、ワイヤレスデバイス108が、RN106からの少なくとも1つの伝送を受信し、受信した少なくとも1つの伝送の受信感知エネルギーパターンと実質的に同じ伝送放射エネルギーパターンを与える少なくとも1つのプリコーダを含む、すなわち、受信した少なくとも1つの伝送の受信感知エネルギーパターンに実質的に等しい伝送放射エネルギーパターンを与える少なくとも1つのプリコーダを含むサブセットを決定することを含むことがある。換言すれば、この少なくとも1つのプリコーダは、受信した少なくとも1つの伝送のアンテナ受信パターンに対応するアンテナ伝送パターンを与える。
ワイヤレスデバイス108は、さらに、少なくとも1つの先行するサブセットについての知識に基づいて、またはランダムアクセス手順に基づいて、サブセットを決定することもある。例えば、ワイヤレスデバイス108は、このサブセットが、その少なくとも1つの先行するサブセットまたはその一部を含むべきであると決定することがある。さらに、ワイヤレスデバイス108は、ワイヤレスデバイス108が1つまたは複数のプリコーダを使用して並列または逐次伝送でランダムアクセスプリアンブルをRN106に伝送したランダムアクセス手順に基づいて、このサブセットを決定することがある。ランダムアクセス方式に応じて、例えばランダムアクセス方式の詳細に応じて、ワイヤレスデバイス108は、プリアンブルの伝送のうちのどの伝送にRN106が応答したかを決定することができる。それにより、ワイヤレスデバイス108は、サブセットに含まれることになる少なくとも1つの妥当に良好なプリコーダについての知識を受け取ることになる。
これに加えて、または別法として、ワイヤレスデバイス108は、プリコーダのセットから、そのセットの他のプリコーダによって与えられる受信信号品質より良好なRN106における受信信号品質を与える、サブセットに含まれることになる第1のプリコーダを決定し、第1のプリコーダに対して直交する、サブセットに含まれることになる第2のプリコーダを決定することにより、サブセットを決定することもある。いくつかの実施形態では、第2のプリコーダは、第1のプリコーダに対して直交に近い、または実質的に直交する。さらに、第3のプリコーダを第1および第2のプリコーダに対して直交するように決定し、第4のプリコーダを第2および第3のプリコーダに対して直交するように決定することなどもできる。
本明細書で使用する「直交」という表現は、2つのプリコーディングベクトルwとwが、その内積w =0である場合に直交するという意味である。ここで、w(すなわち上付き文字*が付されているw)は、ベクトルwの複素共役転置を意味する。いくつかの実施形態によれば、「直交」という表現は、本明細書では、「直交に近い」および実質的に直交をカバーするとも解釈され、その場合には、2つのプリコーディングベクトルの間の内積は、ゼロより大きく、しきい値より小さいものとなることがある。内積は、2つのプリコーディングベクトルの間のスカラ積と呼ばれることもある。
信号品質は、RN106における受信信号品質であることがある。受信信号品質は、RN106におけるチャネル品質に関係する。例えば、既知の信号がチャネルに入力された場合には、受信信号品質は、チャネル品質を反映する。
いくつかの実施形態では、ワイヤレスデバイス108がサブセットを決定することは、ワイヤレスデバイス108が、アンテナインピーダンス、反射アンテナパワー、および/または物理的相互作用の測定に基づいて、プリコーダのセット中のプリコーダをサブセットから除外すべきと決定することをさらに含むこともある。換言すれば、ワイヤレスデバイス108は、アンテナインピーダンス、反射アンテナパワー、および/または物理的相互作用の測定に基づいてプリコーダのセット中の有用でないプリコーダを決定することによって、サブセットを決定することがある。いくつかの実施形態によれば、ワイヤレスデバイス108は、近接度センサを利用して、どのプリコーダまたは物理的アンテナもしくはアンテナ要素のセットが、例えば遮る手もしくはその他の物体、またはワイヤレスデバイス108と物理的に接触する人体の一部などの物理的相互作用によって有用でなくなっているかを決定することがある。いくつかの実施形態では、ワイヤレスデバイス108は、アンテナインピーダンスまたは反射パワーの測定値を使用して、有用でないアンテナ要素を決定する。
アクション405
いくつかの実施形態では、例えば図4cを参照すると、ワイヤレスデバイス108は、ワイヤレスデバイス108による少なくとも1つのサウンディング参照信号の伝送を求める要求をRN106から受信することがある。この少なくとも1つのサウンディング参照信号は、いくつかの実施形態では、複数のサウンディング参照信号を含むことがある。換言すれば、ワイヤレスデバイス108は、サブセットに含まれる少なくとも1つ、または複数のプリコーダについてのサウンディング参照信号の伝送を求める要求をRN106から受信することがある。
ワイヤレスデバイス108は、この要求をいくつかの方法で受信することができる。例えば、ワイヤレスデバイス108は、MAC情報要素で、RRCメッセージで、ならび/あるいは例えば明示的なL1シグナリングおよび/またはL1/L2制御シグナリングなどL1および/またはL2シグナリングによって、この要求を受信することができる。
アクション405は、後述するアクション603に関係する。
アクション406
例えば図4aから図4cを参照すると、ワイヤレスデバイス108は、サブセットに含まれるそれぞれの少なくとも1つのプリコーダでプリコーディングされた少なくとも1つのサウンディング参照信号をRN106に伝送する。これは、伝送される少なくとも1つのサウンディング参照信号のそれぞれが、サブセットに含まれる少なくとも1つのプリコーダのうちのそれぞれによってプリコーディングされることを意味する。
換言すれば、ワイヤレスデバイス108は、サブセットに含まれる少なくとも1つのプリコーダについてのサウンディング参照信号をRN106に伝送することがある。サウンディング参照信号は、その少なくとも1つのプリコーダをワイヤレスデバイス108のアンテナ要素のセットにおけるそのサウンディング参照信号の伝送に適用することによって、その少なくとも1つのプリコーダでプリコーディングすることができる。
いくつかの実施形態では、例えばワイヤレスデバイス108が偏波共用アンテナ要素を含むときには、ワイヤレスデバイス108は、それぞれの少なくとも1つのプリコーダの中の特定のプリコーダでプリコーディングされた第1のサウンディング参照信号を第1の偏波で伝送し、その特定のプリコーダでプリコーディングされた第2のサウンディング参照信号を第2の偏波で伝送することによって、この少なくとも1つのサウンディング参照信号を伝送することがある。これにより、RN106は、第1の偏波に対する第2の偏波の位相角、例えばいくつかの実施形態では最適位相角を決定することができる。「最適位相角」という表現は、偏波どうしの間の漏話を最小限に抑える位相角を意味する。例えば、これは、RN106が同じプリコーダを使用して2つの異なるワイヤレスデバイスから異なる偏波のビームを受信する場合に当てはまることがあるが、RN106が同じプリコーダを使用して同じワイヤレスデバイスから異なる偏波のビームを受信する場合にも当てはまることがある。
ワイヤレスデバイス108は、物理レイヤシグナリング、すなわちL1シグナリング、例えば明示的なL1シグナリングによって、サウンディング参照信号を伝送することがある。この少なくとも1つのサウンディング参照信号は、いくつかの実施形態では、複数のサウンディング参照信号を含むことがあり、伝送される複数のサウンディング参照信号のそれぞれは、サブセットに含まれる複数のプリコーダのそれぞれによってプリコーディングされる。
アクション406は、後述するアクション604に関係する。
アクション407
図4aおよび図4cに示すように、ワイヤレスデバイス108は、RN106への伝送に使用されるものとして選択されたプリコーダを示す信号をRN106から受信することがあり、ここで、この選択されたプリコーダは、伝送された少なくとも1つのサウンディング参照信号に基づいて間接的に選択される。別法として、またはこれに加えて、図4bおよび図4cに示すように、ワイヤレスデバイス108は、データを伝送するためのスケジューリンググラントをRN106から受信することがあり、このスケジューリンググラントは、伝送された少なくとも1つのサウンディング参照信号に基づく。スケジューリンググラントは、RN106が少なくとも1つのサウンディング参照信号を受信したときにRN106で受信した少なくとも1つのサウンディング参照信号のうちの1つを選択し、選択したサウンディング参照信号についてのRN106における受信状態に適合されたスケジューリンググラントを伝送することができるという点で、伝送された少なくとも1つのサウンディング参照信号に基づいている。アクション406で述べたように、伝送された少なくとも1つのサウンディング参照信号は、それぞれの少なくとも1つのプリコーダでプリコーディングされ、その少なくとも1つのプリコーダの中から、RN106は、RN106で受信した少なくとも1つのサウンディング参照信号のうちの1つを選択することによって、RN106への伝送に使用するものとして、選択したサウンディング参照信号をプリコーディングするために使用されたプリコーダも間接的に選択する。これにより、伝送されるスケジューリンググラントは、選択されたプリコーダに基づく、または選択されたプリコーダに適合されているとみなすことができる。
「スケジューリンググラントは選択されたプリコーダに基づく」という表現は、スケジューリンググラントが、ワイヤレスデバイス108がRN106への伝送のために使用すべきプリコーダに関する情報を含むことを意味するものと理解されたい。
さらに、「スケジューリンググラント」、「スケジューリング」、および「スケジューリング割当て」という表現は、本明細書では交換可能に使用されていることがある。
例えば、ワイヤレスデバイス108は、この信号を、MAC情報要素で、RRCメッセージで、ならびに/あるいは例えば明示的なL1シグナリングおよび/またはL1/L2制御シグナリングなどL1および/またはL2シグナリングによって、受信することができる。選択されたプリコーダを示す信号は、いくつかの実施形態では、スケジューリンググラントを含むことがある。この少なくとも1つのサウンディング参照信号は、いくつかの実施形態では、複数のサウンディング参照信号を含むことがある。
アクション407は、後述するアクション606に関係する。
アクション408
図4bおよび図4cに示すように、ワイヤレスデバイス108は、スケジューリンググラントに従ってデータをRN106に伝送する。
アクション408は、後述するアクション607に関係する。
アクション409
いくつかの実施形態では、例えば図4cを参照すると、ワイヤレスデバイス108は、プリコーダのサブセットの更新が必要または有益であると決定することがある。これは、ワイヤレスデバイス108および/またはRN106が互いに対して相対的に移動した場合、あるいは無線伝搬環境に変化がある場合に当てはまることがある。これに加えて、または別法として、ワイヤレスデバイス108は、既定または所定の期間が経過したときに、プリコーダのサブセットの更新が必要または有益であると決定することもある。このように、サブセットは、周期的な時間間隔で更新されることも、または非周期的な時間間隔で更新されることもある。
いくつかの代替の実施形態では、ワイヤレスデバイス108は、ワイヤレスデバイス108にプリコーダのサブセットを再評価するように命令する更新命令をRN106から受信し、この命令を受信したのに応答してサブセットを再評価することによって、サブセットの更新が必要または有益であると決定することもある。例えば、これは、RN106が、無線状態が変化した、例えば実質的に変化したと決定した場合に当てはまることがある。そのような実施形態では、ワイヤレスデバイス108が再評価を完了したときに、ワイヤレスデバイス108は、さらに、再評価完了メッセージをRN106に伝送することがある。
例えば、ワイヤレスデバイス108は、この更新命令を、MAC情報要素で、RRCメッセージで、ならびに/あるいは例えば明示的なL1シグナリングおよび/またはL1/L2制御シグナリングなどL1および/またはL2シグナリングによって、受信することができる。さらに、ワイヤレスデバイス108は、ランダムアクセスコマンドまたはハンドオーバコマンドでこの更新命令を受信することもある。ランダムアクセスコマンドは、いくつかの実施形態では、初期ランダムアクセスコマンドであることがある。
ワイヤレスデバイス108は、さらに、MAC情報要素で、RRCメッセージで、ならびに/あるいは例えば明示的なL1シグナリングおよび/またはL1/L2制御シグナリングなどL1および/またはL2シグナリングによって、再評価完了メッセージを伝送することもある。
アクション410
いくつかの実施形態では、例えば図4cを参照すると、例えばワイヤレスデバイス108が上記のアクション409で述べたようにサブセットの更新が必要であると決定したときに、ワイヤレスデバイス108は、プリコーダのサブセットを更新することを求める更新要求をRN106に伝送することがある。
ワイヤレスデバイス108は、サブセットの更新が必要または有益であることをRN106に通知するために更新要求をRN106に伝送することもある。これにより、RN106は、サブセットの更新に備えることができる。ただし、ワイヤレスデバイス108は、いくつかの実施形態では、サブセットの更新を実行するための許可または命令をRN106から受信するために、RN106に更新要求を伝送することもある。いくつかの実施形態では、ワイヤレスデバイス108は、RN106が更新されたプリコーダのサブセットに含まれる1つまたは複数のプリコーダについての1つまたは複数のサウンディング参照信号を送信する要求をワイヤレスデバイス108に伝送することができるように、RN106に更新要求を伝送する。いくつかの実施形態では、RN106は、更新されたプリコーダのサブセットに含まれる複数のプリコーダについての複数のサウンディング参照信号を送信する要求をワイヤレスデバイス108に伝送することがある。
ワイヤレスデバイス108は、更新要求でタイミング指示を伝送することもある。タイミング指示は、サブセットの更新が実行される、またはサブセットの更新が実行された時点を示すことがある。
例えば、ワイヤレスデバイス108は、MAC情報要素で、RRCメッセージで、ならびに/あるいは例えば明示的なL1シグナリングおよび/またはL1/L2制御シグナリングなどL1および/またはL2シグナリングによって、更新要求を伝送することもある。
アクション410は、後述するアクション608に関係する。
アクション411
いくつかの実施形態では、例えば図4cを参照すると、ワイヤレスデバイス108は、RN106から更新応答を受信することがある。更新応答は、伝送された更新要求に応答して受信されることがある。以下のアクション412で述べるように、ワイヤレスデバイス108は、更新応答に応答してプリコーダのサブセットを更新することがある。
更新応答は、サブセットの更新を実行する許可または命令を含むことがある。更新応答は、タイミング指示を含むこともある。タイミング指示は、サブセットの更新が実行される時点を示すことがある。
例えば、ワイヤレスデバイス108は、MAC情報要素で、RRCメッセージで、ならびに/あるいは例えば明示的なL1シグナリングおよび/またはL1/L2制御シグナリングなどL1および/またはL2シグナリングによって、更新応答を受信することもある。
アクション411は、後述するアクション609に関係する。
アクション412
例えば図4cを参照すると、ワイヤレスデバイス108は、プリコーダのサブセットを更新することがある。
いくつかの実施形態では、ワイヤレスデバイス108は、上記のアクション409で述べた決定に応答して、サブセットを更新する。
いくつかの代替の実施形態では、ワイヤレスデバイス108は、やはり上記のアクション409で述べたように再評価に基づいてサブセットを更新する。
さらに、ワイヤレスデバイス108は、サブセットが更新されたことをRN106に対して示すことがある。さらに、ワイヤレスデバイスは、サブセットが更新された時点をRN106に対して示すこともある。いくつかの実施形態では、ワイヤレスデバイス108は、サブセットが更新されたときに、更新完了メッセージをRN106に伝送する。更新完了メッセージは、サブセットが更新された時点に関する情報を含むことがある。例えば、ワイヤレスデバイス108は、MAC情報要素で、RRCメッセージで、ならびに/あるいは例えば明示的なL1シグナリングおよび/またはL1/L2制御シグナリングなどL1および/またはL2シグナリングによって、更新完了メッセージを伝送することもある。
RN106とのワイヤレス通信のためのプリコーダの選択を支援する方法を実行するために、ワイヤレスデバイス108は、図5に示す配列を含むことがある。前述のように、ワイヤレスデバイス108は、プリコーダのセットで構成される。
さらに、いくつかの実施形態によれば、RN106にデータを伝送する方法を実行するために、ワイヤレスデバイス108は、図5に示す配列を含むことがある。前述のように、ワイヤレスデバイス108は、プリコーダのセットで構成される。さらに、プリコーダのセットの各プリコーダは、ワイヤレスデバイス108のアンテナ要素のセットにおける伝送に適用されたときにそれぞれの伝送パターンを提供するように規定されることがある。
いくつかの実施形態では、ワイヤレスデバイス108は、1つまたは複数のワイヤレスデバイス、RN106などの1つまたは複数の無線ノード、および1つまたは複数のネットワークノードと通信するように構成された入力および/または出力インタフェース500を含む。入力および/または出力インタフェース500は、ワイヤレス受信機(図示せず)およびワイヤレス伝送機(図示せず)を含むことがある。
ワイヤレスデバイス108は、例えばプリコーダのセットの中からプリコーダのサブセットを決定するように構成された決定モジュール501によって、プリコーダのセットの中からプリコーダのサブセットを決定するように構成される。決定モジュール501は、ワイヤレスデバイス108のプロセッサ506によって実装されることもある。プロセッサ506については、以下でさらに詳細に説明する。
いくつかの実施形態では、ワイヤレスデバイス108は、例えばサブセットに含まれるプリコーダの数を決定するように構成された決定モジュール501によって、サブセットに含まれるプリコーダの数を決定するようにさらに構成される。
ワイヤレスデバイス108は、例えばRN106からワイヤレスデバイス108への少なくとも1つの伝送についての測定に基づいてプリコーダのサブセットを決定するように構成された決定モジュール501によって、RN106からワイヤレスデバイス108への少なくとも1つの伝送についての測定に基づいてプリコーダのサブセットを決定するようにさらに構成されることがある。
いくつかの実施形態では、ワイヤレスデバイス108は、例えばRN106から受信される少なくとも1つの伝送の受信感知エネルギーパターンと実質的に同じ伝送放射エネルギーパターンを与える少なくとも1つのプリコーダを含む、すなわちRN106から受信される少なくとも1つの伝送の受信感知エネルギーパターンと実質的に等しい伝送放射エネルギーパターンを与える少なくとも1つのプリコーダを含むサブセットを決定するように構成された決定モジュール501によって、RN106から受信される少なくとも1つの伝送の受信感知エネルギーパターンと実質的に同じ伝送放射エネルギーパターンを与える少なくとも1つのプリコーダを含む、すなわちRN106から受信される少なくとも1つの伝送の受信感知エネルギーパターンと実質的に等しい伝送放射エネルギーパターンを与える少なくとも1つのプリコーダを含むサブセットを決定するようにさらに構成される。
ワイヤレスデバイス108は、さらに、例えば少なくとも1つの先行するサブセットについての知識に基づいて、またはランダムアクセス手順に基づいてサブセットを決定するように構成された決定モジュール501によって、少なくとも1つの先行するサブセットについての知識に基づいて、またはランダムアクセス手順に基づいてサブセットを決定するように構成されることがある。
いくつかの実施形態では、ワイヤレスデバイス108は、さらに、例えばプリコーダのセットから、そのセットの他のプリコーダによって与えられる受信信号品質より良好なRN106における受信信号品質を与える、サブセットに含まれることになる第1のプリコーダを決定し、第1のプリコーダに対して直交する、サブセットに含まれることになる第2のプリコーダを決定するように構成された決定モジュール501によって、プリコーダのセットから、そのセットの他のプリコーダによって与えられる受信信号品質より良好なRN106における受信信号品質を与える、サブセットに含まれることになる第1のプリコーダを決定し、第1のプリコーダに対して直交する、サブセットに含まれることになる第2のプリコーダを決定するようにさらに構成される。
ワイヤレスデバイス108は、さらに、例えばアンテナインピーダンス、反射アンテナパワー、および/または物理的相互作用の測定に基づいてプリコーダのセット中のプリコーダをサブセットから除外すべきと決定するように構成された決定モジュール501によって、アンテナインピーダンス、反射アンテナパワー、および/または物理的相互作用の測定に基づいてプリコーダのセット中のプリコーダをサブセットから除外すべきと決定するようにさらに構成されることがある。
いくつかの実施形態では、ワイヤレスデバイス108は、さらに、例えばプリコーダのサブセットの更新が必要または有益であると決定するように構成された決定モジュール501によって、プリコーダのサブセットの更新が必要または有益であると決定するように構成される。
ワイヤレスデバイス108は、例えばサブセットに含まれるそれぞれの少なくとも1つのプリコーダでプリコーディングされた少なくとも1つのサウンディング参照信号をRN106に伝送するように構成された伝送モジュール502によって、サブセットに含まれるそれぞれの少なくとも1つのプリコーダでプリコーディングされた少なくとも1つのサウンディング参照信号をRN106に伝送するように構成される。伝送モジュール502は、ワイヤレスデバイス108のワイヤレス伝送機またはプロセッサ506によって実装されることがある。
さらに、ワイヤレスデバイスは、例えば受信したスケジューリンググラントに従ってRN106にデータを伝送するように構成された伝送モジュール502によって、受信したスケジューリンググラントに従ってRN106にデータを伝送するように構成される。
いくつかの実施形態では、ワイヤレスデバイス108が例えば偏波共用アンテナ要素を含む場合に、ワイヤレスデバイス108はRN106に、例えばそれぞれの少なくとも1つのプリコーダの中の特定のプリコーダでプリコーディングされた第1のサウンディング参照信号を第1の偏波で伝送し、その特定のプリコーダでプリコーディングされた第2のサウンディング参照信号を第2の偏波で伝送するように構成された伝送モジュール502によって、それぞれの少なくとも1つのプリコーダの中の特定のプリコーダでプリコーディングされた第1のサウンディング参照信号を第1の偏波で伝送し、その特定のプリコーダでプリコーディングされた第2のサウンディング参照信号を第2の偏波で伝送するように構成される。
いくつかの実施形態では、ワイヤレスデバイス108がサブセットに含まれるプリコーダの数を決定したときに、ワイヤレスデバイス108は、さらに、例えば決定したプリコーダの数についての情報をRN106に伝送するように構成された伝送モジュール502によって、決定したプリコーダの数についての情報をRN106に伝送するように構成されることがある。
ワイヤレスデバイス108は、さらに、例えばプリコーダのサブセットの更新を求める更新要求をRN106に伝送するように構成された伝送モジュール502によって、プリコーダのサブセットの更新を求める更新要求をRN106に伝送するように構成されることがある。更新要求は、ワイヤレスデバイス108が、例えばプリコーダのサブセットの更新が必要または有益であると決定するように構成された決定モジュール501によってプリコーダのサブセットの更新が必要または有益であると決定したのに応答して、伝送されることがある。更新要求は、プリコーダのサブセットの更新を求める要求を含む、またはプリコーダのサブセットの更新を求める要求に関係することがある。さらに、ワイヤレスデバイス108は、例えばサブセットが更新されたことを示す指示をRN106に伝送するように構成された伝送モジュール502によって、サブセットが更新されたことを示す指示をRN106に伝送するように構成されることがある。この指示は、サブセットの更新の時点を示すこともある。ワイヤレスデバイス108は、例えば更新完了メッセージでこの指示を伝送するように構成された伝送モジュール502によって、更新完了メッセージでこの指示を伝送するように構成されることがある。
以下で述べるように、ワイヤレスデバイス108は、RN106からの更新命令に応答してプリコーダのサブセットを再評価することがある。そのような実施形態では、ワイヤレスデバイス108は、さらに、例えば再評価完了メッセージをRN106に伝送するように構成された伝送モジュール502によって、再評価完了メッセージをRN106に伝送するように構成されることがある。
ワイヤレスデバイス108は、例えばRN106への伝送に使用されるものとして選択されたプリコーダを示す信号をRN106から受信するように構成された受信モジュール503によって、RN106への伝送に使用されるものとして選択されたプリコーダを示す信号をRN106から受信するように構成されることがあり、ここで、この選択されたプリコーダは、伝送された少なくとも1つのサウンディング参照信号に基づいて間接的に選択される。受信モジュール503は、ワイヤレスデバイス108のワイヤレス受信機またはプロセッサ506によって実装されることがある。
別法として、またはこれに加えて、ワイヤレスデバイス108は、例えばデータを伝送するためのスケジューリンググラントをRN106から受信するように構成された受信モジュール503によって、データを伝送するためのスケジューリンググラントをRN106から受信するように構成されることがあり、このスケジューリンググラントは、受信した少なくとも1つのサウンディング参照信号に基づく。受信したスケジューリンググラントは、選択されたプリコーダに基づく、または適合されているとみなすこともできるが、これは、RN106で受信した少なくとも1つのサウンディング参照信号のうちの1つを選択することにより、RN106も、RN106への伝送のためにワイヤレスデバイス108が使用するように選択したサウンディング参照信号をプリコーディングするためにワイヤレスデバイス108が使用したプリコーダを間接的に選択するからである。この伝送は、データ伝送であることがある。スケジューリンググラントは、いくつかの実施形態では、選択されたプリコーダを示す信号に含まれる、またはこの信号によって搬送されることがある。
いくつかの実施形態では、ワイヤレスデバイスは、さらに、例えばワイヤレスデバイス108による少なくとも1つのサウンディング参照信号の伝送を求める要求をRN106から受信するように構成された受信モジュール503によって、ワイヤレスデバイス108による少なくとも1つのサウンディング参照信号の伝送を求める要求をRN106から受信するように構成される。
サブセットに含まれるプリコーダの数をそれ自体で決定する代わりに、ワイヤレスデバイス108は、さらに、例えばサブセットに含まれるプリコーダの数についての情報をRN106から受信するように構成された受信モジュール503によって、サブセットに含まれるプリコーダの数についての情報をRN106から受信するように構成されることがある。
いくつかの実施形態では、ワイヤレスデバイス108は、さらに、例えば決定モジュール501に関連して上述したようにプリコーダのサブセットを決定するために使用されることがある少なくとも1つの伝送をRN106から受信するように構成された受信モジュール503によって、決定モジュール501に関連して上述したようにプリコーダのサブセットを決定するために使用されることがある少なくとも1つの伝送をRN106から受信するように構成される。
いくつかの実施形態では、ワイヤレスデバイス108は、さらに、例えば更新応答をRN106から受信するように構成された受信モジュール503によって、更新応答をRN106から受信するように構成されることがある。ワイヤレスデバイス108は、RN106に伝送された更新要求に応答して、更新応答を受信することがある。前述のように、更新応答は、サブセットの更新を実行する許可または命令を含むことがある。更新応答は、タイミング指示を含むこともある。タイミング指示は、サブセットの更新が実行される時点を示すことがある。
さらに、ワイヤレスデバイス108は、例えばサブセットを再評価するようにワイヤレスデバイス108に命令する更新命令をRN106から受信するように構成された受信モジュール503によって、サブセットを再評価するようにワイヤレスデバイス108に命令する更新命令をRN106から受信するように構成されることがある。いくつかの実施形態では、ワイヤレスデバイス108は、ランダムアクセスコマンドまたはハンドオーバコマンドで更新命令を受信するように構成される。更新命令は、タイミング指示を含むことがある。タイミング指示は、サブセットの更新が実行される時点を示すことがある。
いくつかの実施形態では、ワイヤレスデバイス108は、例えばプリコーダのサブセットを更新するように構成された更新モジュール504によって、プリコーダのサブセットを更新するように構成される。更新モジュール504は、ワイヤレスデバイス108のプロセッサ506によって実装されることがある。
上述のように、ワイヤレスデバイス108は、プリコーダのサブセットの更新が必要または有益であると決定するように構成されることがある。したがって、ワイヤレスデバイス108は、例えばこの決定に応答してサブセットを更新するように構成された更新モジュール504によって、この決定に応答してサブセットを更新するように構成されることがある。ワイヤレスデバイス108は、さらに、受信モジュール503に関連して上述したようにRN106から更新応答を受信したのに応答してサブセットを更新するように構成されることもある。
いくつかの実施形態では、ワイヤレスデバイス108は、さらに、例えばサブセットの再評価に基づいてプリコーダのサブセットを更新するように構成された更新モジュール504によって、サブセットの再評価に基づいてプリコーダのサブセットを更新するように構成されることもある。上述のように、ワイヤレスデバイス108は、サブセットを再評価するようにワイヤレスデバイス108に命令する更新命令を、RN106から受信することがある。したがって、ワイヤレスデバイス108は、受信した更新命令に応答してサブセットを再評価することがある。
ワイヤレスデバイス108は、また、データを記憶する手段も含むことがある。いくつかの実施形態では、ワイヤレスデバイス108は、データを記憶するように構成されたメモリ505を含む。データは、処理済みまたは未処理のデータ、および/あるいはそのデータに関する情報であることがある。メモリ505は、1つまたは複数のメモリユニットを含むことがある。さらに、メモリ505は、コンピュータメモリ、読取り専用メモリ、揮発性メモリ、または不揮発性メモリなど、コンピュータデータ記憶装置または半導体メモリであることがある。メモリは、取得した情報、データ、構成、スケジューリング、およびワイヤレスデバイス108で実行されたときに本明細書の方法を実行するアプリケーションなどを記憶するために使用されるように構成される。
プリコーダの選択を支援し、かつ/またはRN106にデータを伝送するための本明細書の実施形態は、図5に示す配列のプロセッサ506など1つまたは複数のプロセッサと、本明細書の実施形態の機能および/または方法のアクションを実行するためのコンピュータプログラムコードとによって実装されることがある。上述のプログラムコードは、例えばワイヤレスデバイス108にロードされたときに本明細書の実施形態を実行するコンピュータプログラムコードを搬送するデータキャリアの形態で、コンピュータプログラム製品として提供されることもある。1つのこのようなキャリアは、電子信号、光信号、無線信号、またはコンピュータ可読記憶媒体の形態をしていることがある。コンピュータ可読記憶媒体は、CD−ROMディスクまたはメモリスティックであることもある。
コンピュータプログラムコードは、さらに、サーバに記憶され、ワイヤレスデバイス108にダウンロードされるプログラムコードとして提供されることもある。
当業者なら、上記の受信モジュール503、伝送モジュール502、決定モジュール501、および更新モジュール504が、アナログ回路とデジタル回路の組合せ、ならびに/あるいはワイヤレスデバイス108のプロセッサなど1つまたは複数のプロセッサによって実行されたときに上述のように動作する例えばメモリ505に記憶されたソフトウェアおよび/またはファームウェアで構成された1つまたは複数のプロセッサを指す可能性があることも理解するであろう。これらのプロセッサのうちの1つまたは複数、およびその他のデジタルハードウェアが、単一の特定用途向け集積回路(ASIC)に含まれることもあれば、あるいはいくつかのプロセッサおよび様々なデジタルハードウェアが、個別にパッケージ化されているかシステムオンチップ(SoC)に組み立てられているかに関わらず、いくつかの分離した構成要素の間に分散していることもある。
次に、RN106で実行される、ワイヤレスデバイス108とのワイヤレス通信のためのプリコーダの選択を実行する方法について、図6aから図6cに示すフローチャートを参照して説明する。ワイヤレスデバイス108は、プリコーダのセットで構成される。いくつかの実施形態では、RN106は、プリコーダのセットのサブセットに含まれるプリコーダの数に関する情報についての知識を有していることがある。
さらに、いくつかの実施形態により、RN106で実行される、ワイヤレスデバイス108からデータを受信する方法についても、図6aから図6cに示すフローチャートを参照して説明する。ワイヤレスデバイス108は、プリコーダのセットで構成されることがある。プリコーダのセットの各プリコーダは、ワイヤレスデバイス108のアンテナ要素のセットで伝送に適用されたときに、それぞれの伝送パターンを提供するように規定される。さらに、RN106は、いくつかの実施形態では、プリコーダのセットのサブセットに含まれるプリコーダの数に関する情報についての知識を有することがある。例えば、プリコーダに連続的な順序を有するように番号を付けることもでき、あるいは各プリコーダにそれぞれの指標を割り当てることもできる。このように、RN106は、サブセット中のプリコーダの数に関する情報についての知識、またはサブセット中のプリコーダに割り当てられた指標に関する情報についての知識を有することがある。
これらの方法は、以下のアクションのうちの1つまたは複数を含む。アクションは、任意の適当な順序で行うことができること、および組み合わせることができることを理解されたい。
アクション601
いくつかの実施形態では、例えば図6cを参照すると、RN106は、サブセットに含まれるプリコーダの数についての情報をワイヤレスデバイス108に伝送する。
アクション601は、前述のアクション403に関係する。
アクション602
いくつかの実施形態では、アクション601の代替として、RN106は、サブセットに含まれるプリコーダの数についての情報をワイヤレスデバイス108から受信する。
アクション602は、前述のアクション402に関係する。
アクション603
いくつかの実施形態では、例えば図6cを参照すると、RN106は、ワイヤレスデバイス108による少なくとも1つのサウンディング参照信号の伝送を求める要求をワイヤレスデバイス108に伝送する。この少なくとも1つのサウンディング参照信号は、いくつかの実施形態では、複数のサウンディング参照信号を含むことがある。
アクション603は、前述のアクション405に関係する。
アクション604
RN106は、プリコーダのセットの中のプリコーダのサブセットに含まれるそれぞれの少なくとも1つのプリコーダでプリコーディングされた少なくとも1つのサウンディング参照信号を、ワイヤレスデバイス108から受信する。これは、受信した少なくとも1つのサウンディング参照信号のそれぞれが、そのサウンディング参照信号の伝送時にワイヤレスデバイス108により、サブセットに含まれる少なくとも1つのプリコーダのそれぞれのプリコーダでプリコーディングされることを意味する。この少なくとも1つのサウンディング参照信号は、いくつかの実施形態では、複数のサウンディング参照信号を含むことがあり、受信した複数のサウンディング参照信号のそれぞれは、そのサウンディング参照信号の伝送時にワイヤレスデバイス108により、サブセットに含まれる複数のプリコーダのそれぞれのプリコーダでプリコーディングされる。
いくつかの実施形態では、例えばワイヤレスデバイス108が偏波共用アンテナ要素を含むときには、RN106は、それぞれの少なくとも1つのプリコーダの中の特定のプリコーダでプリコーディングされた第1のサウンディング参照信号を第1の偏波で受信し、その特定のプリコーダでプリコーディングされた第2のサウンディング参照信号を第2の偏波で受信することによって、この少なくとも1つのサウンディング参照信号を受信することがある。その後、RN106は、受信した第1および第2のサウンディング参照信号に基づいて、第1の偏波に対する第2の偏波の位相角を決定することができる。
アクション604は、前述のアクション406に関係する。
アクション605
RN106は、図6cを参照すると、受信した少なくとも1つのサウンディング参照信号に基づいて、サブセットに含まれるプリコーダを選択することがある。
いくつかの実施形態では、RN106は、受信した少なくとも1つのサウンディング参照信号に基づいて、間接的にプリコーダを選択する。
例えば、受信した少なくとも1つのサウンディング参照信号は、ワイヤレスデバイス108およびRN106に既知の規則に従って、それぞれのプリコーダの番号または指標と関連付けられることがある。これにより、RN106は、それぞれのプリコーダの番号または指標を選択することができ、選択した番号または選択した指標によって、RN106は、間接的にプリコーダを選択する。
少なくとも1つのサウンディング参照信号は、いくつかの実施形態では、複数のサウンディング参照信号を含むことがある。そのような実施形態では、プリコーダは、受信した複数のサウンディング参照信号に基づいて、または受信した複数のサウンディング参照信号のうちの選択した1つに基づいて、間接的に選択されることがある。
アクション606
いくつかの実施形態では、例えば図6aおよび図6cを参照すると、RN106への伝送に使用されるプリコーダについてワイヤレスデバイス108に通知するために、RN106は、RN106への伝送に使用されるものとして選択されたプリコーダを示す信号をワイヤレスデバイス108に伝送し、ここで、この選択されたプリコーダは、受信した少なくとも1つのサウンディング参照信号に基づいて、または受信した複数のサウンディング参照信号に基づいて、間接的に選択されたものである。RN106への伝送は、データ伝送であることがある。
別法として、またはこれに加えて、例えば図6bおよび図6cを参照すると、RN106は、RN106にデータを伝送するためのスケジューリンググラントをワイヤレスデバイス108に伝送することがあり、このスケジューリンググラントは、受信した少なくとも1つのサウンディング参照信号または複数のサウンディング参照信号のうちの選択したサウンディング参照信号に基づく。スケジューリンググラントは、いくつかの実施形態では、選択されたプリコーダを示す信号に含まれる、またはその信号によって搬送されることがある。スケジューリンググラントは、少なくとも1つの受信したサウンディング参照信号または複数のサウンディング参照信号の受信信号品質に基づくこともある。
いくつかの実施形態では、複数のサウンディング参照信号がRN106に伝送されてRN106によって受信されたときに、RN106は、受信したサウンディング参照信号のそれぞれの受信信号品質を比較し、受信したサウンディング参照信号の中の1つのサウンディング参照信号を選択することがあり、この選択される1つのサウンディング参照信号は、他の受信したサウンディング参照信号の受信信号品質より良好な受信信号品質を有するものである。このような実施形態では、選択されるプリコーダは、サウンディング参照信号のうちの選択されたサウンディング参照信号に基づいて間接的に選択される。
前述のように、信号品質は、RN106における受信信号品質であることがある。いくつかの実施形態では、受信信号品質は、RN106におけるチャネル品質と呼ばれる。
アクション606は、前述のアクション407に関係する。
アクション607
RN106は、スケジューリンググラントに従ってワイヤレスデバイス108からデータを受信する。
アクション607は、前述のアクション408に関係する。
アクション608
RN106は、プリコーダのサブセットの更新を求める更新要求をワイヤレスデバイス108から受信することがある。前述のように、更新要求は、更新が必要または有益であるとRN106に通知することがある。別法として、またはこれに加えて、更新要求は、更新を実行する許可または命令を求める要求を含むこともある。
アクション608は、前述のアクション410に関係する。
アクション609
RN106は、更新応答をワイヤレスデバイス108に伝送することがある。前述のように、更新応答は、サブセットの更新を実行する許可または命令を含むことがある。更新応答は、タイミング指示を含むこともある。タイミング指示は、サブセットの更新が実行される時点を示すことがある。
アクション609は、前述のアクション411に関係する。
アクション610
いくつかの実施形態では、RN106は、ワイヤレスデバイス108にサブセットを再評価するように命令する更新命令をワイヤレスデバイス108に伝送する。更新命令は、サブセットの更新の時点に関するタイミング情報を含むことがある。
RN106は、ランダムアクセスコマンドまたはハンドオーバコマンドでこの更新命令を伝送することもある。ランダムアクセスコマンドは、いくつかの実施形態では、初期ランダムアクセスコマンドであることがある。
アクション610は、前述のアクション409に関係する。
アクション611
RN106は、再評価完了メッセージをワイヤレスデバイス108から受信することがある。さらに、RN106は、更新が完了したときにワイヤレスデバイス108から更新完了メッセージを受信することがある。更新完了メッセージは、更新が実行された時点に関するタイミング情報を含むことがある。
アクション611は、前述のアクション409および412に関係する。
ワイヤレスデバイス108とのワイヤレス通信のためのプリコーダの選択を実行する方法を実行するために、RN106は、図7に示す配列を含むことがある。前述のように、ワイヤレスデバイス108は、プリコーダのセットで構成される。いくつかの実施形態では、RN106は、プリコーダのセットのサブセットに含まれるプリコーダの数に関する情報についての知識を有することがある。
さらに、いくつかの実施形態によれば、ワイヤレスデバイス108からデータを受信する方法を実行するために、RN106は、図7に示す配列を含むことがある。ワイヤレスデバイス108は、プリコーダのセットで構成される。プリコーダのセットの各プリコーダは、ワイヤレスデバイス108のアンテナ要素のセットにおける伝送に適用されたときにそれぞれの伝送パターンを提供するように規定されることがある。さらに、RN106は、いくつかの実施形態では、プリコーダのセットのサブセットに含まれるプリコーダの数に関する情報についての知識を有することがある。
いくつかの実施形態では、RN106は、ワイヤレスデバイス108などの1つまたは複数のワイヤレスデバイス、1つまたは複数の他の無線ノード、および/あるいは1つまたは複数の他のネットワークノードと通信するように構成された入力および/または出力インタフェース700を含む。入力および/または出力インタフェース700は、ワイヤレス受信機(図示せず)およびワイヤレス伝送機(図示せず)を含むことがある。
RN106は、例えばプリコーダのセットの中のプリコーダのサブセットに含まれるそれぞれの少なくとも1つのプリコーダでプリコーディングされた少なくとも1つのサウンディング参照信号をワイヤレスデバイス108から受信するように構成された受信モジュール701によって、プリコーダのセットの中のプリコーダのサブセットに含まれるそれぞれの少なくとも1つのプリコーダでプリコーディングされた少なくとも1つのサウンディング参照信号をワイヤレスデバイス108から受信するように構成されることがある。この少なくとも1つのサウンディング参照信号は、いくつかの実施形態では、複数のサウンディング参照信号を含むことがあり、この受信した複数のサウンディング参照信号のそれぞれは、そのサウンディング参照信号の伝送時にワイヤレスデバイス108により、サブセットに含まれる複数のプリコーダのそれぞれのプリコーダでプリコーディングされる。受信モジュール701は、RN106のワイヤレス受信機またはプロセッサ706によって実装されることがある。プロセッサ706については、以下でさらに詳細に説明する。
いくつかの実施形態では、RN106は、例えばスケジューリンググラントに従ってワイヤレスデバイス108からデータを受信するように構成された受信モジュール701によって、スケジューリンググラントに従ってワイヤレスデバイス108からデータを受信するように構成されることがある。
RN106は、さらに、例えばそれぞれの少なくとも1つのプリコーダの中の特定のプリコーダでプリコーディングされた第1のサウンディング参照信号を第1の偏波で受信するように構成された受信モジュール701によって、それぞれの少なくとも1つのプリコーダの中の特定のプリコーダでプリコーディングされた第1のサウンディング参照信号を第1の偏波で受信し、例えばその特定のプリコーダでプリコーディングされた第2のサウンディング参照信号を第2の偏波で受信するように構成された受信モジュール701によって、その特定のプリコーダでプリコーディングされた第2のサウンディング参照信号を第2の偏波で受信し、例えば受信した第1および第2のサウンディング参照信号に基づいて第1の偏波に対する第2の偏波の位相角を決定するように構成された決定モジュール(図示せず)によって、受信した第1および第2のサウンディング参照信号に基づいて第1の偏波に対する第2の偏波の位相角を決定するように構成されることがある。
いくつかの実施形態では、RN106は、さらに、例えばサブセットに含まれるプリコーダの数についての情報をワイヤレスデバイス108から受信するように構成された受信モジュール701によって、サブセットに含まれるプリコーダの数についての情報をワイヤレスデバイス108から受信するように構成されることがある。
RN106は、例えばプリコーダのサブセットの更新を求める更新要求をワイヤレスデバイス108から受信するように構成された受信モジュール701によって、プリコーダのサブセットの更新を求める更新要求をワイヤレスデバイス108から受信するように構成されることがある。ワイヤレスデバイス108は、サブセットの更新が必要であることをRN106に通知するために、RN106に更新要求を伝送することがある。これにより、RN106は、サブセットの更新に備えることができる。ただし、別法として、またはこれに加えて、ワイヤレスデバイス108は、サブセットの更新を実行する許可または命令をRN106から受信するために、RN106に更新要求を伝送することがある。いくつかの実施形態では、ワイヤレスデバイス108は、RN106がプリコーダの更新されたサブセットに含まれる1つまたは複数のプリコーダについての1つまたは複数のサウンディング参照信号を送信する要求をワイヤレスデバイス108に伝送することができるように、更新要求をRN106に伝送する。ただし、RN106は、更新コマンドまたは命令を、いつでも、それ以前にワイヤレスデバイス108からの更新要求がなくても、ワイヤレスデバイスに送信することができることを理解されたい。例えば、RN106が、ワイヤレスデバイス108に影響を及ぼすことが分かっている何かを変更したが、ワイヤレスデバイス108がその変更を発見するまで待機することを望まない場合は、これが当てはまることがある。
いくつかの実施形態では、RN106は、さらに、例えば再評価完了メッセージをワイヤレスデバイス108から受信するように構成された受信モジュール701によって、再評価完了メッセージをワイヤレスデバイス108から受信するように構成される。これにより、RN106は、ワイヤレスデバイス108がサブセットの再評価を完了したことを通知されることになる。
RN106は、例えばRN106への伝送に使用されるものとして選択されたプリコーダを示す信号をワイヤレスデバイス108に伝送するように構成された伝送モジュール702によって、RN106への伝送に使用されるものとして選択されたプリコーダを示す信号をワイヤレスデバイス108に伝送するように構成されることがあり、ここで、この選択されたプリコーダは、受信した少なくとも1つのサウンディング参照信号に基づいて間接的に選択される。RN106への伝送は、データ伝送であることがある。別法として、またはこれに加えて、RN106は、例えばRN106にデータを伝送するためのスケジューリンググラントをワイヤレスデバイス108に伝送するように構成された伝送モジュール702によって、RN106にデータを伝送するためのスケジューリンググラントをワイヤレスデバイス108に伝送するように構成されることがあり、このスケジューリンググラントは、受信した少なくとも1つのサウンディング参照信号のうちの選択した1つに基づく。受信したスケジューリンググラントは、例えばワイヤレスデバイス108の受信モジュール503に関連して上記で説明した理由から、選択されたプリコーダに基づく、または適合されているとみなすこともできる。スケジューリンググラントは、いくつかの実施形態では、選択されたプリコーダを示す信号に含まれる、またはこの信号によって搬送されることがある。伝送モジュール702は、RN106のワイヤレス伝送機(図示せず)またはプロセッサ706であることがある。前述のように、選択されるプリコーダは、受信した少なくとも1つのサウンディング参照信号に基づいて間接的に選択されることがある。
さらに、スケジューリンググラントは、受信した少なくとも1つのサウンディング参照信号の受信信号品質に基づくこともある。前述のように、いくつかの実施形態では、複数のサウンディング参照信号がRN106に伝送されてRN106によって受信されたとき、RN106は、受信したサウンディング参照信号のそれぞれの受信信号品質を比較して、受信したサウンディング参照信号の中から1つのサウンディング参照信号を選択するように構成されることがあり、この選択される1つのサウンディング参照信号は、他の受信したサウンディング参照信号の受信信号品質より良好な受信信号品質を有する。このような実施形態では、選択されるプリコーダは、選択されたサウンディング参照信号に基づいて間接的に選択される。
いくつかの実施形態では、RN106は、さらに、例えばワイヤレスデバイス108による少なくとも1つのサウンディング参照信号の伝送を求める要求をワイヤレスデバイス108に伝送するように構成された伝送モジュール702によって、ワイヤレスデバイス108による少なくとも1つのサウンディング参照信号の伝送を求める要求をワイヤレスデバイス108に伝送するように構成されることがある。この少なくとも1つのサウンディング参照信号は、いくつかの実施形態では、複数のサウンディング参照信号を含むことがある。
RN106は、さらに、いくつかの実施形態では、例えばサブセットに含まれるプリコーダの数についての情報をワイヤレスデバイス108に伝送するように構成された伝送モジュール702によって、サブセットに含まれるプリコーダの数についての情報をワイヤレスデバイス108に伝送するように構成されることがある。
いくつかの実施形態では、RN106は、さらに、例えば更新応答をワイヤレスデバイス108に伝送するように構成された伝送モジュール702によって、更新応答をワイヤレスデバイス108に伝送するように構成されることもある。
さらに、RN106は、例えばサブセットを再評価するようにワイヤレスデバイス108に命令する更新命令をワイヤレスデバイス108に伝送するように構成された伝送モジュール702によって、サブセットを再評価するようにワイヤレスデバイス108に命令する更新命令をワイヤレスデバイス108に伝送するように構成されることがある。RN106は、例えばランダムアクセスコマンドまたはハンドオーバコマンドで更新命令を伝送するように構成された伝送モジュール702によって、ランダムアクセスコマンドまたはハンドオーバコマンドで更新命令を伝送するように構成されることがある。
RN106は、例えば受信した少なくとも1つのサウンディング参照信号に基づいてサブセットに含まれるプリコーダを選択するように構成された選択モジュール703によって、受信した少なくとも1つのサウンディング参照信号に基づいてサブセットに含まれるプリコーダを選択するように構成されることがある。選択モジュール703は、RN106のプロセッサ706によって実装されることがある。
換言すれば、プリコーダは、受信した少なくとも1つのサウンディング参照信号に基づいて、または受信した少なくとも1つのサウンディング参照信号のうちの選択した1つに基づいて、間接的に選択される。この少なくとも1つのサウンディング参照信号は、いくつかの実施形態では、複数のサウンディング参照信号を含むことがある。そのような実施形態では、プリコーダは、受信した複数のサウンディング参照信号に基づいて、または受信した複数のサウンディング参照信号のうちの選択した1つに基づいて、間接的に選択されることがある。
RN106は、例えば間接的に選択されたプリコーダに基づいてワイヤレスデバイス108からRN106への1つまたは複数の伝送をスケジューリングするように構成されたスケジューリングモジュール704によって、間接的に選択されたプリコーダに基づいてワイヤレスデバイス108からRN106への1つまたは複数の伝送をスケジューリングするように構成されることがある。スケジューリングモジュール704は、RN106のプロセッサ706によって実装されることがある。
RN106は、また、データを記憶する手段も含むことがある。いくつかの実施形態では、RN106は、データを記憶するように構成されたメモリ705を含む。データは、処理済みまたは未処理のデータ、および/あるいはそのデータに関する情報であることがある。メモリ705は、1つまたは複数のメモリユニットを含むことがある。さらに、メモリ705は、コンピュータメモリ、読取り専用メモリ、揮発性メモリ、または不揮発性メモリなど、コンピュータデータ記憶装置または半導体メモリであることがある。メモリは、取得した情報、データ、構成、スケジューリング、およびRN106で実行されたときに本明細書の方法を実行するアプリケーションなどを記憶するために使用されるように構成される。
ワイヤレスデバイス108とのワイヤレス通信のためのプリコーダの選択を実行し、かつ/またはワイヤレスデバイス108からデータを受信するための本明細書の実施形態は、図7に示す配列のプロセッサ706など1つまたは複数のプロセッサと、本明細書の実施形態の機能および/または方法のアクションを実行するためのコンピュータプログラムコードとによって実装されることがある。上述のプログラムコードは、例えばRN106にロードされたときに本明細書の実施形態を実行するコンピュータプログラムコードを搬送するデータキャリアの形態で、コンピュータプログラム製品として提供されることもある。1つのこのようなキャリアは、電子信号、光信号、無線信号、またはコンピュータ可読記憶媒体の形態をしていることがある。コンピュータ可読記憶媒体は、CD−ROMディスクまたはメモリスティックであることもある。
コンピュータプログラムコードは、さらに、サーバに記憶され、RN106にダウンロードされるプログラムコードとして提供されることもある。
当業者なら、上記の伝送モジュール702、受信モジュール701、選択モジュール703、およびスケジューリングモジュール704が、アナログ回路とデジタル回路の組合せ、ならびに/あるいはRN106のプロセッサなど1つまたは複数のプロセッサによって実行されたときに上述のように動作する例えばメモリに記憶されたソフトウェアおよび/またはファームウェアで構成された1つまたは複数のプロセッサを指す可能性があることも理解するであろう。これらのプロセッサのうちの1つまたは複数、およびその他のデジタルハードウェアが、単一の特定用途向け集積回路(ASIC)に含まれることもあれば、あるいはいくつかのプロセッサおよび様々なデジタルハードウェアが、個別にパッケージ化されているかシステムオンチップ(SoC)に組み立てられているかに関わらず、いくつかの分離した構成要素の間に分散していることもある。
いくつかの例証的な実施形態
いくつかの例証的な実施形態によれば、ワイヤレスデバイス108に特有のプリコーダのセットMが規定され、例えばワイヤレスデバイス108のメモリに記憶される。換言すれば、各ワイヤレスデバイス108は、ワイヤレスデバイス108のメモリに記憶することができるそれ自体の特有のプリコーダのセットを有する。一般的な場合には、各プリコーダは、ワイヤレスデバイス108のN個のアンテナ要素のそれぞれについて複素数を規定する。数学的には、ワイヤレスデバイス108がN個のアンテナ要素を有する場合、プリコーダは、以下のベクトルwとして表現され得る。
w=[w … wN−2N−1
ここで、wは、アンテナ要素iにおける信号の位相および振幅調整を表す複素数である。なお、このプリコーディングベクトルにおけるいくつかのアンテナ要素はゼロであることがあり、関連するアンテナ要素が使用不能であることを示していることがあることに留意されたい。したがって、プリコーダのセットMは、利用可能なプリコーダの集合である。
M={w(0)、…、w(Ω−1)
したがって、このセット中の各プリコーダwは、任意のアレイに一般化することができる背景技術による位相コヒーレントビーム形成理論に従って、指向性ビームに対応することがある。なお、プリコーダは、高い指向性が主要な設計目標ではない放射パターンを実現するように設計されることもあることに留意されたい。セット中のいくつかのプリコーダがほぼ全方向性の放射パターンを有し、様々なプリコーダを使用して偏波ダイバーシチを実現すると有用であることがある。
本明細書のいくつかの実施形態の特徴は、ワイヤレスデバイス108のプリコーダのセットMが、例えばRN106など、通信ネットワークに知られていなくてもよいことである。したがって、それぞれのワイヤレスデバイスのアンテナ配列に応じてこのセットを最適化するのは、ワイヤレスデバイスの各製造業者次第である。したがって、通信ネットワーク内の異なるワイヤレスデバイスは、メモリに記憶した異なるプリコーダのセットMを有することができる。これは、ワイヤレスデバイスがハンドセットであるか、ラップトップであるか、タブレットであるか、あるいはファブレットなどであるかに関わらず、プリコーダのセットMをワイヤレスデバイスの各タイプごとに最適化することができるので、有用である。
例えばセル電話、タブレット、ラップトップ、固定アクセスポイントなど、ワイヤレスデバイスの形状因子が異なるということは、アンテナ配置が異なることを意味し、したがってプリコーダのセットMが異なることを意味する。ワイヤレスデバイスについて規定されたプリコーダのセットMで、プリコーダのセットMは、通信ネットワークのアップリンクサウンディング容量より遙に大きいことがあることが分かっている。したがって、セットMのプリコーダの数は、数十から数百の範囲であることがある。したがって、セットM中の可能なプリコーディングベクトルのそれぞれについてサウンディング参照信号を伝送することは、サウンディングが行われるたびにアップリンク帯域幅およびパワーを消費するので、現実には実際的ではない。一方、大きなセットMを有することは、多くの異なるチャネル状態に対応するために有益である。したがって、大きなプリコーダのセットMおよびアップリンクサウンディング容量の相反する利害をどのように扱うかが難題である。
したがって、本明細書のいくつかの実施形態では、例えばRN106などの通信ネットワークでアップリンクチャネル状態情報を取得する基本的な方式は、以下のアクションで説明することができる。
1.可能なプリコーダ(例えばビーム)のセットMの中の関心のあるプリコーダ(例えばビーム)のサブセットS∈Mは、ワイヤレスデバイス108で決定することがある。S中のプリコーダ(例えばビーム)の列挙法は、例えばプリコーダ(例えばビーム)に0から|S|−1までの番号を付けるなど、S中の各プリコーダ(ビーム)が一意的な識別子を有するような方法で実行されることがある。これは、例えば上述のアクション301、302、304、401、402、および404に関係する。
a.選択されたサブセットSは、したがって、

で表すことができる。ここで、k、…、kX−1は、選択されたプリコーディングベクトルの指標である。
2.RN106は、異なる対応するプリコーダを使用してチャネル品質を査定するために、サブセットS中のビーム方向のうちの1つまたは複数のサウンディング参照信号を要求することがある。ただし、このアクションは、任意選択であることがあること、およびRN106は、先行するサウンディング参照信号がなくてもサブセットS中の異なるプリコーダ(例えばビーム)におけるデータ伝送をスケジューリングすることがあることを理解されたい。これは、例えば上述のアクション305、405、および603に関係する。
3.RN106は、サブセットS中のプリコーダ(例えばビーム)のうちの1つまたは複数におけるデータ伝送をスケジューリングすることがある。例えばスケジューリングモジュール704など、RN106のスケジューラは、スケジューリングプロセスで上記のアクション2で得られた推定アップリンクチャネル品質を使用して、例えばトランスポートブロックサイズならびに変調およびコード化方式を決定することがある。
このように、可能なプリコーダのセットMの全体のサイズは|M|であるので、ワイヤレスデバイス108は、最大で|M|個の異なるビームを形成することができることがあるが、これらのプリコーダのうちのX=|S|個だけが、RN106に対して可視であることがある。特に、RN106は、ワイヤレスデバイス108がどのようにしてサブセットSを導出したかを知る必要がない。したがって、RN106は、ワイヤレスデバイス108におけるアンテナ配列についての知識を有する必要がない。ただし、ワイヤレスデバイス108は、上述のアクション1から3の全てにおいて、同じサブセットS中のビームの列挙法を使用しなければならない。すなわち、上記のアクション1のセットM中の特定のプリコーダ(ビーム)がプリコーダ(ビーム)番号iと呼ばれる場合には、アクション2のサウンディング参照信号およびアクション3のアップリンクスケジューリングは、同じプリコーダ(ビーム)を指標iで参照することができなければならない。
サブセットSのサイズ|S|は、仕様で固定されることも、RRCシグナリングなどの上位レイヤシグナリングを使用してRN106がワイヤレスデバイス108に合わせて構成可能であることも、またはワイヤレスデバイス108自体によって決定されることもある。後者の場合には、ワイヤレスデバイス108は、例えば単純にその結論をRN106に報告することなどによって、サイズについてRN106と合意している必要があることがある。ワイヤレスデバイス108は、ワイヤレスデバイス108およびRN106の両方が例えばサウンディングを要求するときに有効なプリコーダ指標がどの範囲にあるかを知っているように、サイズについてRN106と合意している必要があることがある。サブセットSのサイズ|S|を設定するこの3つの方法を組み合わせることを考えることもできる。
いくつかの実施形態では、サブセットSのサイズは、サウンディング要求メッセージでワイヤレスデバイス108にシグナリングされる。したがって、RN106は、X個のサウンディング参照信号を伝送するようにワイヤレスデバイス108に指示することがある。次いで、ワイヤレスデバイス108が、可能なM個のプリコーダの中からサブセットSの選択を行うことができる。
アクション1の伝送プリコーディング重みのサブセットSの決定は、複数の方法で行うことができる。例えば、ワイヤレスデバイス108は、少なくとも長期的相互関係などアップリンク(UL)とダウンリンク(DL)の間の相互関係に依拠して、全てのビームのダウンリンク品質を測定することができる。例えば、受信プリコーダ重みを発見または決定し、次いで基本的に同じ放射パターンを与える、すなわち決定した受信プリコーダ重みで得られる受信感度パターンに基本的に等しい、またはそれに対応する伝送放射パターンを与えるサブセットSまたはセットMから伝送プリコーダ重みを発見または決定することによって、|S|個の最良の受信プリコーダ重みを伝送プリコーダサブセットSのメンバとして選択する。ワイヤレスデバイス108は、また、先行するサブセットSまたは以前のランダムアクセスステップの最も有望なビーム方向の以前の知識を使用することもある。これは、例えば上述のアクション304および404に関係する。
伝送プリコーディング重みのサブセットSは、例えばワイヤレスデバイス108が例えば移動性またはその他の伝搬環境の変化などによって異なるビームのセットの方がより良好な品質を有すると結論づけた場合などには、時間と共に変化することがある。したがって、ワイヤレスデバイス108は、上記のアクション1によるサブセットの決定を、何らかの周期で、または何らかの事象によってトリガされることによって反復する必要があることがある。このような事象は、例えば測定に基づくワイヤレスデバイス108の内部事象であることもあるが、例えばRN106など通信ネットワークからの外部の明示的な要求であることもある。これは、例えば上述のアクション312、409、および610に関係する。
上記の3つの異なるアクション1から3のサブセットSのビームの列挙法を維持する必要があるので、ワイヤレスデバイス108は、サブセットSを自律的に更新しないこともある。これの取り扱い方は様々な可能性があるが、少なくとも以下の2つのツールが有用である可能性がある。
・ワイヤレスデバイス108は、サブセットSの更新が有益であると検出したときに、「更新要求」をRN106に伝送することがある。ワイヤレスデバイス108は、RN106からの「更新」応答を待機してからサブセットSを更新してもよいし、あるいはこの応答を待機せずにサブセットを更新してもよい。いくつかの実施形態では、前者の方が後者より好ましい。後者の場合には、まだ実施されていないが古いサブセットSに基づいてRN106によってスケジューリングされているアップリンクデータ伝送が失敗する恐れがあるというリスクがある。これは、例えばアクション312、313、316、409、410、411、412、6−8、および609に関係する。
・RN106は、ワイヤレスデバイス108にサブセットSを再評価または再決定することを要求することがある更新コマンドまたは命令を、ワイヤレスデバイス108に伝送することがある。ワイヤレスデバイス108は、「再評価完了」応答で応答することもあり、あるいは、新たなサブセットSの形成は、「再評価要求」コマンドを受信してから既定の時間が経過したときに完了したものと仮定される。これは、例えば上述のアクション314、315、411、610、および611に関係する。
ワイヤレスデバイス108における他の手順も、新たなサブセットSの形成を意味することがある。その例は、例えば初期ランダムアクセスなどのランダムアクセスコマンドおよびハンドオーバコマンドである。
いくつかの実施形態では、サブセットSの選択は、最初にセットM、

から最良のプリコーディングベクトルを発見することによって実行される。次いで、このベクトル

の直交または直交に近いベクトルを、サブセットS、

の第2のベクトルとして発見する。したがって、これらのベクトルが正規化されていると仮定して、

である。この基準により、

が最良の候補である場合にはほぼ平行な第2のベクトルも良好な候補である可能性が高いことから無制限アルゴリズムで起こる可能性が高い、ワイヤレスデバイス108がほぼ平行な2つのプリコーディングベクトルを選択するという問題を回避する。このアルゴリズムは、その後引き続きその前の2つの選択したベクトルなどと直交する、または直交に近い第3の候補を発見するなどの処理を行うことがある。これは、例えば上述のアクション404に関係する。
さらに、いくつかの実施形態では、ワイヤレスデバイス108において偏波共用アンテナを使用するものと仮定し、また、ワイヤレスデバイス108が、RN106が第1の偏波に対する第2の偏波の例えば最適位相角などの所望の位相角を決定することができるように1つまたは複数のサウンディング参照信号を伝送するものと仮定する。これは、以下のように実現されることがある。セットS中の各プリコーダについて、ワイヤレスデバイス108は、サウンディング参照信号の伝送において、そのプリコーダを、各偏波ごとに1回ずつ、計2回使用する。したがって、RN106は、このプリコーダ(すなわちビーム)が使用されたときに、2つの偏波ブランチの間の相対位相を測定することができる。RN106は、ワイヤレスデバイス108において偏波共用アンテナが使用されるときにはワイヤレスデバイス108がこのサウンディング技術を使用することを知っているものと仮定する。この能力は、ワイヤレスデバイス108が、例えばRRC構成および能力シグナリングを使用してRN106に対して示すことができる。換言すれば、ワイヤレスデバイス108は、例えばRRC構成および能力シグナリングを使用してこの能力をRN106に対して示すように構成されることがあり、RN106は、ワイヤレスデバイス108がこの能力をRN106に対して示したときに偏波共用アンテナを使用してワイヤレスデバイス108からサウンディング参照信号を受信するように構成されることがある。これが当てはまるときには、ワイヤレスデバイス108は、X個のビーム/プリコーダについてのサウンディング参照信号を伝送するようにスケジューリングされるが、ワイヤレスデバイス108は、実際には2X個のサウンディング参照信号を伝送して、偏波共用チャネルサウンディングを実現する。これは、例えば上述のアクション406に関係する。
「含む」または「含んでいる」という用語を使用しているとき、それは、非制限的なものとして、すなわち「少なくともそれからなる」ことを意味するものとして解釈するものとする。さらに、本明細書で「a」または「an」という単語を使用しているとき、それは、「少なくとも1つの」、「1つまたは複数の」などとして解釈するものとする。
本明細書の実施形態は、上述の好ましい実施形態に限定されない。様々な代替、修正、および均等物を使用することができる。したがって、上記の実施形態は、添付の特許請求の範囲に規定される本発明の範囲を限定するものとして解釈されないものとする。

Claims (62)

  1. ワイヤレスデバイス(108)によって実行される、無線ノード(RN)(106)とのワイヤレス通信のためのプリコーダの選択を支援する方法であって、前記ワイヤレスデバイス(108)が、プリコーダのセットで構成され、前記方法が、
    前記プリコーダのセットの中からプリコーダのサブセットを決定すること(404)と、
    前記サブセットに含まれるそれぞれの少なくとも1つのプリコーダでプリコーディングされた少なくとも1つのサウンディング参照信号を前記RN(106)に伝送することこと(406)とを含む方法。
  2. 前記RN(106)への伝送に使用される選択されたプリコーダを示す信号を前記RN(106)から受信すること(407)をさらに含み、前記選択されたプリコーダが、前記伝送された少なくとも1つのサウンディング参照信号に基づいて間接的に選択される、請求項1に記載の方法。
  3. ワイヤレスデバイス(108)によって実行される、無線ノード(RN)(106)にデータを伝送する方法であって、前記ワイヤレスデバイス(108)が、プリコーダのセットで構成され、前記プリコーダのセットの各プリコーダが、前記ワイヤレスデバイス(108)のアンテナ要素のセットにおける伝送に適用されたときにそれぞれの伝送パターンを提供するように規定され、前記方法が、
    前記プリコーダのセットの中からプリコーダのサブセットを決定すること(404)と、
    前記サブセットに含まれるそれぞれの少なくとも1つのプリコーダでプリコーディングされた少なくとも1つのサウンディング参照信号を前記RN(106)に伝送すること(406)と、
    前記伝送された少なくとも1つのサウンディング参照信号に基づく、データを伝送するためのスケジューリンググラントを、前記RN(106)から受信すること(407)と、
    前記スケジューリンググラントに従って前記RN(106)にデータを伝送すること(408)とを含む方法。
  4. 前記ワイヤレスデバイス(108)による前記少なくとも1つのサウンディング参照信号の伝送を求める要求を前記RN(106)から受信すること(405)をさらに含む、請求項1から3のいずれか一項に記載の方法。
  5. 前記少なくとも1つのサウンディング参照信号を伝送すること(406)が、
    前記それぞれの少なくとも1つのプリコーダの中の特定のプリコーダでプリコーディングされた第1のサウンディング参照信号を第1の偏波で伝送することと、
    前記特定のプリコーダでプリコーディングされた第2のサウンディング参照信号を第2の偏波で伝送することとを含む、請求項1から4のいずれか一項に記載の方法。
  6. 前記サブセットに含まれるプリコーダの数を決定すること(401)と、
    前記決定したプリコーダの数についての情報を前記RN(106)に伝送すること(402)とをさらに含む、請求項1から5のいずれか一項に記載の方法。
  7. 前記サブセットに含まれるプリコーダの数についての情報を前記RN(106)から受信すること(403)をさらに含む、請求項1から5のいずれか一項に記載の方法。
  8. 前記サブセットを決定すること(404)が、
    前記RN(106)から前記ワイヤレスデバイス(108)への少なくとも1つの伝送についての測定に基づいて前記プリコーダのサブセットを決定することをさらに含む、請求項1から7のいずれか一項に記載の方法。
  9. 前記サブセットを決定すること(404)が、
    前記RN(106)から少なくとも1つの伝送を受信することと、
    前記受信した少なくとも1つの伝送の受信感知エネルギーパターンと実質的に同じ伝送放射エネルギーパターンを与える少なくとも1つのプリコーダを含むサブセットを決定することとをさらに含む、請求項1から7のいずれか一項に記載の方法。
  10. 前記サブセットを決定すること(404)が、
    少なくとも1つの先行するサブセットについての知識に基づいて、またはランダムアクセス手順に基づいて、前記サブセットを決定することをさらに含む、請求項1から9のいずれか一項に記載の方法。
  11. 前記サブセットを決定すること(404)が、
    前記サブセットに含まれる前記プリコーダのセットから、前記セットの他のプリコーダによって与えられる受信信号品質より良好な前記RN(106)における受信信号品質を与える第1のプリコーダを決定することと、
    前記サブセットに含まれる、前記第1のプリコーダと直交する第2のプリコーダを決定することとをさらに含む、請求項1から10のいずれか一項に記載の方法。
  12. 前記サブセットを決定すること(404)が、
    アンテナインピーダンス、反射アンテナパワー、および/または物理的相互作用の測定に基づいて、前記プリコーダのセット中のプリコーダを前記サブセットから除外すべきであると決定することをさらに含む、請求項1から11のいずれか一項に記載の方法。
  13. 前記プリコーダのサブセットの更新が必要であると決定すること(409)と、
    前記決定に応答して前記サブセットを更新すること(412)とをさらに含む、請求項1から12のいずれか一項に記載の方法。
  14. 前記サブセットを更新すること(412)が、
    前記ワイヤレスデバイス(108)が前記プリコーダのサブセットの更新が必要であると決定すること(409)に応答して、前記プリコーダのサブセットの更新を求める更新要求を前記RN(106)に伝送すること(410)をさらに含む、請求項13に記載の方法。
  15. 前記サブセットを更新すること(412)が、
    前記RN(106)から更新応答を受信すること(411)をさらに含み、前記サブセットの前記更新(412)が、前記ワイヤレスデバイス(108)によって、前記RN(106)から前記更新応答を受信したのに応答して実行される、請求項14に記載の方法。
  16. 前記サブセットの更新が必要であると決定すること(409)が、
    前記RN(106)から前記ワイヤレスデバイス(108)に前記プリコーダのサブセットを再評価するように命令する更新命令を受信することと、
    前記サブセットを再評価することとをさらに含み、前記サブセットを更新すること(412)が、
    前記再評価に基づいて前記サブセットを更新することをさらに含む、請求項13に記載の方法。
  17. 前記サブセットの更新が必要であると決定すること(409)が、
    再評価完了メッセージを前記RN(106)に伝送することをさらに含む、請求項16に記載の方法。
  18. 前記更新命令が、ランダムアクセスコマンドまたはハンドオーバコマンドで受信される、請求項16または17に記載の方法。
  19. 無線ノード(RN)(106)によって実行される、ワイヤレスデバイス(108)とのワイヤレス通信のためのプリコーダの選択を実行する方法であって、前記ワイヤレスデバイス(108)が、プリコーダのセットで構成され、前記方法が、
    前記プリコーダのセットの中のプリコーダのサブセットに含まれるそれぞれの少なくとも1つのプリコーダでプリコーディングされた少なくとも1つのサウンディング参照信号を前記ワイヤレスデバイス(108)から受信すること(604)と、
    前記RN(106)への伝送に使用される選択されたプリコーダを示す信号を前記ワイヤレスデバイス(108)に伝送すること(606)とを含み、前記選択されたプリコーダが、前記受信した少なくとも1つのサウンディング参照信号に基づいて間接的に選択される方法。
  20. 無線ノード(RN)(106)によって実行される、ワイヤレスデバイス(108)からデータを受信する方法であって、前記ワイヤレスデバイス(108)が、プリコーダのセットで構成され、前記方法が、
    前記プリコーダのセットの中のプリコーダのサブセットに含まれるそれぞれの少なくとも1つのプリコーダでプリコーディングされた少なくとも1つのサウンディング参照信号を前記ワイヤレスデバイス(108)から受信すること(604)と、
    前記受信した少なくとも1つのサウンディング参照信号のうちの選択した1つに基づく、前記RN(106)にデータを伝送するためのスケジューリンググラントを、前記ワイヤレスデバイス(108)に伝送すること(606)と、
    前記スケジューリンググラントに従って前記ワイヤレスデバイス(108)からデータを受信すること(607)とを含む方法。
  21. 前記ワイヤレスデバイス(108)による前記少なくとも1つのサウンディング参照信号の伝送を求める要求を前記ワイヤレスデバイス(108)に伝送すること(603)をさらに含む、請求項19または20に記載の方法。
  22. 前記少なくとも1つのサウンディング参照信号を受信すること(604)が、
    前記それぞれの少なくとも1つのプリコーダの中の特定のプリコーダでプリコーディングされた第1のサウンディング参照信号を第1の偏波で受信することと、
    前記特定のプリコーダでプリコーディングされた第2のサウンディング参照信号を第2の偏波で受信することと、
    前記受信した第1および第2のサウンディング参照信号に基づいて前記第1の偏波に対する前記第2の偏波の位相角を決定することとを含む、請求項19から21のいずれか一項に記載の方法。
  23. 前記スケジューリンググラントが、前記受信した少なくとも1つのサウンディング参照信号の受信信号品質に基づく、請求項20から22のいずれか一項に記載の方法。
  24. 前記サブセットに含まれるプリコーダの数についての情報を前記ワイヤレスデバイス(108)から受信すること(602)をさらに含む、請求項19から23のいずれか一項に記載の方法。
  25. 前記サブセットに含まれるプリコーダの数についての情報を前記ワイヤレスデバイス(108)に伝送すること(601)をさらに含む、請求項19から23のいずれか一項に記載の方法。
  26. 前記プリコーダのサブセットの更新を求める更新要求を前記ワイヤレスデバイス(108)から受信すること(608)をさらに含む、請求項19から25のいずれか一項に記載の方法。
  27. 更新応答を前記ワイヤレスデバイス(108)に伝送すること(609)をさらに含む、請求項26に記載の方法。
  28. 前記サブセットを再評価するように前記ワイヤレスデバイス(108)に命令する更新命令を前記ワイヤレスデバイス(108)に伝送すること(610)をさらに含む、請求項19から25のいずれか一項に記載の方法。
  29. 再評価完了メッセージを前記ワイヤレスデバイス(108)から受信すること(611)をさらに含む、請求項28に記載の方法。
  30. 前記更新命令が、ランダムアクセスコマンドまたはハンドオーバコマンドで伝送される、請求項28または29に記載の方法。
  31. 無線ノード(RN)(106)とのワイヤレス通信のためのプリコーダの選択を支援するワイヤレスデバイス(108)あって、プリコーダのセットで構成され、
    前記プリコーダのセットの中からプリコーダのサブセットを決定し、
    前記サブセットに含まれるそれぞれの少なくとも1つのプリコーダでプリコーディングされた少なくとも1つのサウンディング参照信号を前記RN(106)に伝送するように構成されたワイヤレスデバイス(108)。
  32. 前記RN(106)への伝送に使用される選択されたプリコーダを示す信号を前記RN(106)から受信するようにさらに構成され、前記選択されたプリコーダが、前記伝送された少なくとも1つのサウンディング参照信号に基づいて間接的に選択される、請求項31に記載のワイヤレスデバイス(108)。
  33. 無線ノード(RN)(106)にデータを伝送するワイヤレスデバイス(108)であって、プリコーダのセットで構成され、前記プリコーダのセットの各プリコーダが、前記ワイヤレスデバイス(108)のアンテナ要素のセットにおける伝送に適用されたときにそれぞれの伝送パターンを提供するように規定され、前記ワイヤレスデバイス(108)が、
    前記プリコーダのセットの中からプリコーダのサブセットを決定し、
    前記サブセットに含まれるそれぞれの少なくとも1つのプリコーダでプリコーディングされた少なくとも1つのサウンディング参照信号を前記RN(106)に伝送し、
    前記伝送された少なくとも1つのサウンディング参照信号に基づく、データを伝送するためのスケジューリンググラントを、前記RN(106)から受信し、
    前記スケジューリンググラントに従って前記RN(106)にデータを伝送するように構成されたワイヤレスデバイス(108)。
  34. 前記ワイヤレスデバイス(108)による前記少なくとも1つのサウンディング参照信号の伝送を求める要求を前記RN(106)から受信するようにさらに構成された、請求項31から33のいずれか一項に記載のワイヤレスデバイス(108)。
  35. 前記ワイヤレスデバイス(108)が前記少なくとも1つのサウンディング参照信号を前記RN(106)に伝送するように構成されることが、前記ワイヤレスデバイス(108)が
    前記それぞれの少なくとも1つのプリコーダの中の特定のプリコーダでプリコーディングされた第1のサウンディング参照信号を第1の偏波で伝送し、
    前記特定のプリコーダでプリコーディングされた第2のサウンディング参照信号を第2の偏波で伝送するようにさらに構成されることを含む、請求項31から34のいずれか一項に記載のワイヤレスデバイス(108)。
  36. 前記サブセットに含まれるプリコーダの数を決定し、
    前記決定したプリコーダの数についての情報を前記RN(106)に伝送するようにさらに構成された、請求項31から35のいずれか一項に記載のワイヤレスデバイス(108)。
  37. 前記サブセットに含まれるプリコーダの数についての情報を前記RN(106)から受信するようにさらに構成された、請求項31から35のいずれか一項に記載のワイヤレスデバイス(108)。
  38. 前記ワイヤレスデバイス(108)がプリコーダのサブセットを決定するように構成されることが、前記ワイヤレスデバイス(108)が
    前記RN(106)から前記ワイヤレスデバイス(108)への少なくとも1つの伝送についての測定に基づいて前記プリコーダのサブセットを決定するようにさらに構成されることを含む、請求項31から37のいずれか一項に記載のワイヤレスデバイス(108)。
  39. 前記ワイヤレスデバイス(108)がプリコーダのサブセットを決定するように構成されることが、前記ワイヤレスデバイス(108)が
    前記RN(106)から少なくとも1つの伝送を受信し、
    前記受信した少なくとも1つの伝送の受信感知エネルギーパターンと実質的に同じ伝送放射エネルギーパターンを与える少なくとも1つのプリコーダを含むサブセットを決定するようにさらに構成されることを含む、請求項31から37のいずれか一項に記載のワイヤレスデバイス(108)。
  40. 前記ワイヤレスデバイス(108)がプリコーダのサブセットを決定するように構成されることが、前記ワイヤレスデバイス(108)が
    少なくとも1つの先行するサブセットについての知識に基づいて、またはランダムアクセス手順に基づいて、前記サブセットを決定するようにさらに構成されることを含む、請求項31から39のいずれか一項に記載のワイヤレスデバイス(108)。
  41. 前記ワイヤレスデバイス(108)がプリコーダのサブセットを決定するように構成されることが、前記ワイヤレスデバイス(108)が
    前記サブセットに含まれる前記プリコーダのセットから、前記セットの他のプリコーダによって与えられる受信信号品質より良好な前記RN(106)における受信信号品質を与える第1のプリコーダを決定し、
    前記サブセットに含まれる、前記第1のプリコーダと直交する第2のプリコーダを決定するようにさらに構成されることを含む、請求項31から40のいずれか一項に記載のワイヤレスデバイス(108)。
  42. 前記ワイヤレスデバイス(108)がプリコーダのサブセットを決定するように構成されることが、前記ワイヤレスデバイス(108)が
    アンテナインピーダンス、反射アンテナパワー、および/または物理的相互作用の測定に基づいて、前記プリコーダのセット中のプリコーダを前記サブセットから除外すべきであると決定するようにさらに構成されることを含む、請求項31から41のいずれか一項に記載のワイヤレスデバイス(108)。
  43. 前記プリコーダのサブセットの更新が必要であると決定し、
    前記決定に応答して前記サブセットを更新するようにさらに構成された、請求項31から42のいずれか一項に記載のワイヤレスデバイス(108)。
  44. 前記ワイヤレスデバイス(108)が前記サブセットを更新するように構成されることが、前記ワイヤレスデバイス(108)が
    前記ワイヤレスデバイス(108)が前記プリコーダのサブセットの更新が必要であると決定するのに応答して、前記プリコーダのサブセットの更新を求める更新要求を前記RN(106)に伝送するようにさらに構成されることを含む、請求項43に記載のワイヤレスデバイス(108)。
  45. 前記ワイヤレスデバイス(108)が前記サブセットを更新するように構成されることが、前記ワイヤレスデバイス(108)が
    前記RN(106)から更新応答を受信するようにさらに構成されることを含み、前記サブセットが、前記RN(106)から前記更新応答を受信したのに応答して前記ワイヤレスデバイス(108)によって更新される、請求項44に記載のワイヤレスデバイス(108)。
  46. 前記ワイヤレスデバイス(108)が前記サブセットの更新が必要であると決定するように構成されることが、前記ワイヤレスデバイス(108)が
    前記ワイヤレスデバイス(108)に前記サブセットを再評価するように命令する更新命令を前記RN(106)から受信し、
    前記サブセットを再評価するようにさらに構成され、
    前記再評価に基づいて前記サブセットを更新するようにさらに構成されることによって前記サブセットを更新するように構成されることを含む、請求項43に記載のワイヤレスデバイス(108)。
  47. 前記ワイヤレスデバイス(108)が前記サブセットの更新が必要であると決定するように構成されることが、前記ワイヤレスデバイス(108)が
    再評価完了メッセージを前記RN(106)に伝送するようにさらに構成されることを含む、請求項46に記載のワイヤレスデバイス(108)。
  48. ランダムアクセスコマンドまたはハンドオーバコマンドで前記更新命令を受信するようにさらに構成された、請求項46または47に記載のワイヤレスデバイス(108)。
  49. ワイヤレスデバイス(108)とのワイヤレス通信のためのプリコーダの選択を実行する無線ノード(RN)(106)であって、前記ワイヤレスデバイス(108)が、プリコーダのセットで構成され、前記RN(106)が、
    前記プリコーダのセットの中のプリコーダのサブセットに含まれるそれぞれの少なくとも1つのプリコーダでプリコーディングされた少なくとも1つのサウンディング参照信号を前記ワイヤレスデバイス(108)から受信し、
    前記RN(106)への伝送に使用される選択されたプリコーダを示す信号を前記ワイヤレスデバイス(108)に伝送するように構成され、前記選択されたプリコーダが、前記受信した少なくとも1つのサウンディング参照信号に基づいて間接的に選択される、RN(106)。
  50. ワイヤレスデバイス(108)からデータを受信する無線ノード(RN)(106)であって、前記ワイヤレスデバイス(108)が、プリコーダのセットで構成され、前記RN(106)が、
    前記プリコーダのセットの中のプリコーダのサブセットに含まれるそれぞれの少なくとも1つのプリコーダでプリコーディングされた少なくとも1つのサウンディング参照信号を前記ワイヤレスデバイス(108)から受信し、
    前記受信した少なくとも1つのサウンディング参照信号のうちの選択した1つに基づく、前記RN(106)にデータを伝送するためのスケジューリンググラントを、前記ワイヤレスデバイス(108)に伝送し、
    前記スケジューリンググラントに従って前記ワイヤレスデバイス(108)からデータを受信するように構成される、RN(106)。
  51. 前記ワイヤレスデバイス(108)による前記少なくとも1つのサウンディング参照信号の伝送を求める要求を前記ワイヤレスデバイス(108)に伝送するようにさらに構成された、請求項49または50に記載のRN(106)。
  52. 前記RN(106)が、
    前記それぞれの少なくとも1つのプリコーダの中の特定のプリコーダでプリコーディングされた第1のサウンディング参照信号を第1の偏波で受信し、
    前記特定のプリコーダでプリコーディングされた第2のサウンディング参照信号を第2の偏波で受信し、
    前記受信した第1および第2のサウンディング参照信号に基づいて前記第1の偏波に対する前記第2の偏波の位相角を決定するようにさらに構成されることによって、前記少なくとも1つのサウンディング参照信号を受信するように構成された、請求項49から51のいずれか一項に記載のRN(106)。
  53. 前記スケジューリンググラントが、前記受信した少なくとも1つのサウンディング参照信号の受信信号品質に基づく、請求項50から52のいずれか一項に記載のRN(106)。
  54. 前記サブセットに含まれるプリコーダの数についての情報を前記ワイヤレスデバイス(108)から受信するようにさらに構成された、請求項49から53のいずれか一項に記載のRN(106)。
  55. 前記サブセットに含まれるプリコーダの数についての情報を前記ワイヤレスデバイス(108)に伝送するようにさらに構成された、請求項49から53のいずれか一項に記載のRN(106)。
  56. 前記プリコーダのサブセットの更新を求める更新要求を前記ワイヤレスデバイス(108)から受信するようにさらに構成された、請求項49から55のいずれか一項に記載のRN(106)。
  57. 更新応答を前記ワイヤレスデバイス(108)に伝送するようにさらに構成された、請求項56に記載のRN(106)。
  58. 前記サブセットを再評価するように前記ワイヤレスデバイス(108)に命令する更新命令を前記ワイヤレスデバイス(108)に伝送するようにさらに構成された、請求項49から55のいずれか一項に記載のRN(106)。
  59. 再評価完了メッセージを前記ワイヤレスデバイス(108)から受信するようにさらに構成された、請求項58に記載のRN(106)。
  60. 前記更新命令をランダムアクセスコマンドまたはハンドオーバコマンドで伝送するようにさらに構成された、請求項58または59に記載のRN(106)。
  61. 少なくとも1つのプロセッサで実行されたときに、前記少なくとも1つのプロセッサに請求項1から18または請求項19から30のいずれか一項に記載の方法を実行させる命令を含む、コンピュータプログラム。
  62. 請求項61に記載のコンピュータプログラムを含むキャリアであって、電子信号、光信号、無線信号、またはコンピュータ可読記憶媒体のうちの1つである、キャリア。
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