JP2018509333A - 車両シート用ロックユニット及び車両シート - Google Patents

車両シート用ロックユニット及び車両シート Download PDF

Info

Publication number
JP2018509333A
JP2018509333A JP2017547105A JP2017547105A JP2018509333A JP 2018509333 A JP2018509333 A JP 2018509333A JP 2017547105 A JP2017547105 A JP 2017547105A JP 2017547105 A JP2017547105 A JP 2017547105A JP 2018509333 A JP2018509333 A JP 2018509333A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
claw
lock
lock unit
contour
locking
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2017547105A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6574261B2 (ja
Inventor
アンドレアス フェダー、
アンドレアス フェダー、
ウーベ メラー、
ウーベ メラー、
イゴール ゴルデンコ、
イゴール ゴルデンコ、
オズカン デミルシ、
オズカン デミルシ、
パトリック ハンドル、
パトリック ハンドル、
シルケ ラブク、
シルケ ラブク、
クリスティナ ユングブルート、
クリスティナ ユングブルート、
ペーター ミュラー、
ペーター ミュラー、
シュテファン ハーバー、
シュテファン ハーバー、
フォルカー ビンデッカー、
フォルカー ビンデッカー、
リチャード ヘンゼル、
リチャード ヘンゼル、
Original Assignee
アディエント ルクセンブルク ホールディング エス エー アール エル
アディエント ルクセンブルク ホールディング エス エー アール エル
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by アディエント ルクセンブルク ホールディング エス エー アール エル, アディエント ルクセンブルク ホールディング エス エー アール エル filed Critical アディエント ルクセンブルク ホールディング エス エー アール エル
Publication of JP2018509333A publication Critical patent/JP2018509333A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6574261B2 publication Critical patent/JP6574261B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60NSEATS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES; VEHICLE PASSENGER ACCOMMODATION NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60N2/00Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles
    • B60N2/005Arrangement or mounting of seats in vehicles, e.g. dismountable auxiliary seats
    • B60N2/015Attaching seats directly to vehicle chassis
    • B60N2/01508Attaching seats directly to vehicle chassis using quick release attachments
    • B60N2/01516Attaching seats directly to vehicle chassis using quick release attachments with locking mechanisms
    • B60N2/01583Attaching seats directly to vehicle chassis using quick release attachments with locking mechanisms locking on transversal elements on the vehicle floor or rail, e.g. transversal rods
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60NSEATS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES; VEHICLE PASSENGER ACCOMMODATION NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60N2/00Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles
    • B60N2/005Arrangement or mounting of seats in vehicles, e.g. dismountable auxiliary seats
    • B60N2/015Attaching seats directly to vehicle chassis
    • B60N2/01508Attaching seats directly to vehicle chassis using quick release attachments
    • B60N2/01516Attaching seats directly to vehicle chassis using quick release attachments with locking mechanisms
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60NSEATS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES; VEHICLE PASSENGER ACCOMMODATION NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60N2/00Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles
    • B60N2/24Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles for particular purposes or particular vehicles
    • B60N2/32Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles for particular purposes or particular vehicles convertible for other use
    • B60N2/36Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles for particular purposes or particular vehicles convertible for other use into a loading platform
    • B60N2/366Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles for particular purposes or particular vehicles convertible for other use into a loading platform characterised by the locking device
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E05LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
    • E05BLOCKS; ACCESSORIES THEREFOR; HANDCUFFS
    • E05B77/00Vehicle locks characterised by special functions or purposes
    • E05B77/36Noise prevention; Anti-rattling means
    • E05B77/40Lock elements covered by silencing layers, e.g. coatings
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E05LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
    • E05BLOCKS; ACCESSORIES THEREFOR; HANDCUFFS
    • E05B85/00Details of vehicle locks not provided for in groups E05B77/00 - E05B83/00
    • E05B85/20Bolts or detents
    • E05B85/24Bolts rotating about an axis
    • E05B85/243Bolts rotating about an axis with a bifurcated bolt
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E05LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
    • E05BLOCKS; ACCESSORIES THEREFOR; HANDCUFFS
    • E05B85/00Details of vehicle locks not provided for in groups E05B77/00 - E05B83/00
    • E05B85/20Bolts or detents
    • E05B85/24Bolts rotating about an axis
    • E05B85/26Cooperation between bolts and detents
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60NSEATS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES; VEHICLE PASSENGER ACCOMMODATION NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60N2205/00General mechanical or structural details
    • B60N2205/20Measures for elimination or compensation of play or backlash

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Aviation & Aerospace Engineering (AREA)
  • Transportation (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Lock And Its Accessories (AREA)
  • Seats For Vehicles (AREA)
  • Chairs For Special Purposes, Such As Reclining Chairs (AREA)

Abstract

本発明は、車両シート(1)用のロックユニット(10)であって、開放位置と閉鎖位置との間で旋回軸を中心に旋回可能であるように取り付けられ且つ閉鎖位置においてロックボルト(12)を固定するための保持輪郭(27)を有するロック爪(80)を含むロックユニット(10)に関する。軸方向においてロック爪(80)に対してずらされた少なくとも1つのかぎ爪(90、91、92)が同じ旋回軸を中心に旋回可能であるように取り付けられ、かぎ爪(90、91、92)は閉鎖輪郭(25)を有し、閉鎖輪郭(25)にロックボルト(12)が作用することによって、ロック爪(80)を開放位置から閉鎖位置に旋回させることができる。

Description

本発明は、請求項1の前提部分の特徴を有する車両シート用ロックユニットに関する。本発明はまた、請求項15の特徴を有する車両シートに関する。
一般的な車両シート用ロックユニットが、特許文献1に開示されている。このようなロックユニットは、ロックボルトにロックするために旋回軸を中心に旋回可能に取り付けられた回転式ラッチを含む。更なる旋回軸を中心に旋回可能に取り付けられたラッチ爪が、ロックユニットのロック状態において回転式ラッチを固定する。公差補償爪と称される旋回可能に取り付けられたクランプ要素が回転式ラッチに閉鎖モーメントを加え、その結果、回転式ラッチとロックボルトとの間に存在するバックラッシュを除去する。
同様に、一般的な車両シート用ロックユニットが、特許文献2に開示されている。ロックユニットは、回転式ラッチとラッチ爪とクランプ要素の旋回可能な軸受に役立つ2つの軸受ピンを有する。2つの軸受ピンは、ロックユニットを車両シートの構造部品に留めるのにも役立ち、概ね中空円筒形状である。また、ロックユニットを車両シートの構造部品に留めるために2つのねじが設けられ、前記ねじはそれぞれ2つの軸受ピンのうちの1つを貫通し、構造部品又は付加的なナットにねじ込まれる。
前記開示されているロックユニットでは、回転式ラッチはいずれの場合にも、異なる機能を果たす4つの輪郭を含む。保持輪郭は、ロック状態においてロックボルトを固定するのに役立つ。支持輪郭は、ゼロバックラッシュを提供するためにクランプ要素と協働し、ロック状態において回転式ラッチを固定するためにラッチ爪と協働する。開放維持輪郭は、ロック解除状態においてラッチ爪を固定するためにラッチ爪と協働する。閉鎖輪郭は、ロックユニットのロックを解除するときにロックボルトを押し出すのに役立つ。ロックユニットをロックするとき、ロックボルトは閉鎖輪郭に当接し、結果として回転式ラッチをその閉鎖位置に旋回させ、ロックユニットはロック状態に入る。
ロックユニットのロック状態において、回転式ラッチは閉鎖位置にあり、保持輪郭はロックボルトを固定する。ロックユニットのロック解除状態において、回転式ラッチは開放位置にある。
このようなロックユニットは、例えば、車両シートの背もたれを座部及び/又は車両の本体又は構造体にロックするのに、或いは車両シートを車両の本体又は構造体にロックするのに役立つ。
車両のエンジンフード、テールゲート又はドアも、このようなロックユニットを用いて車両の本体又は構造体にロックされることができる。
例えば、ロックとも称されるこのようなロックユニットは、特許文献3、特許文献4、特許文献5、及び特許文献6に開示されている。更なる一般的なロックユニットは、例えば、特許文献7及び特許文献8に開示されている。弾力のあるプラスチック被覆で覆われ且つより小さい接触面を提供するために接触領域に膨出部分を有する回転式ラッチが、特許文献9に開示されている。
国際公開第2010/054860号 独国実用新案第202011100040号明細書 独国特許出願公開第102006003022号明細書 独国特許出願公開第102009021297号明細書 独国特許出願公開第10327448号明細書 独国特許出願公開第102009037037号明細書 独国特許出願公開第102007016409号明細書 独国特許出願公開第102012021702号明細書 米国特許第4,756,564号明細書 独国特許出願公開第102007054765号明細書 国際公開第2014/125197号 特開2010−285127号公報 欧州特許出願公開第2305929号明細書 国際公開第2015/036360号
本発明の目的は、冒頭で述べたタイプのロックユニットを改良すること、特にロックボルトによってロックユニットに導入される力を改良された方法で受けることである。
この目的は、請求項1に記載された特徴を有する車両シート用のロックユニットによって本発明により達成される。個々に又は互いに組み合わせて使用することができる有利な実施形態が、従属請求項の主題を形成している。
一般的な車両シート用ロックユニットはロック爪を含み、ロック爪は、開放位置と閉鎖位置との間で旋回軸を中心に旋回可能であるように取り付けられ、閉鎖位置においてロックボルトを固定するための保持輪郭を有する。
ロックユニットのロック状態において、この場合のロック爪は閉鎖位置にあり、保持輪郭はロックボルトを固定する。ロックユニットのロック解除状態において、ロック爪は開放位置にある。
また、同じ旋回軸を中心に旋回可能であるように取り付けられた少なくとも1つのかぎ爪が設けられ、かぎ爪は閉鎖輪郭を有し、閉鎖輪郭にロックボルトが作用することによってロック爪を開放位置から閉鎖位置に旋回させることができる。
本発明によれば、保持輪郭及び/又はロックボルトに面しているロック爪のカバーの表面が、軸方向における頂点を有する経路を有する。
保持輪郭及び/又はカバーの表面の経路に頂点を設けることにより、閉鎖位置においてロックボルトを用いてロック爪及び/又はかぎ爪に加えられる力を、過大なせん断力又は曲げ力が生じないように、特に有利な方法で受けることが可能になる。これは、軸方向に対して概ね平行に配向されているロックボルトの保持される部分が軸方向に対して捩れるか及び/又は傾く場合に特に有利である。
この場合、ロック爪とかぎ爪は回転式ラッチを形成するように一体に形成されるものとすることもでき、それによって一体回転式ラッチを有する既知の実施形態に本発明を適用することもできる。
代わりに及び/又は加えて、軸方向においてロック爪に対してずらされたかぎ爪が、同じ旋回軸を中心に旋回可能に取り付けられることができる。
回転式ラッチの代わりに軸方向に互いにずらして配置されたロック爪と少なくとも1つのかぎ爪とを別個に設けることにより、保持輪郭、閉鎖輪郭、支持輪郭及び開放維持輪郭の回転式ラッチへの既知の統合が有利に達成される。
統合された解決策は、開示された多部品設計によって構成要素の最適な3次元の入れ子を達成することができるので、より小さな構造空間を可能にする。多部品設計は、高負荷を受ける領域と低負荷を受ける領域とを別個の構成要素に分散させることを可能にする。結果として、より多くの領域を軽量材料から設計することができ、全体の重量が低減される。
ロック爪を相応して作用を受けるかぎ爪に位置する閉鎖輪郭によって開放位置から閉鎖位置に移動させることができるように、保持輪郭を有するロック爪が少なくとも1つのかぎ爪に連結されている。
結果として、保持輪郭を有するロック爪の形状を、そのロックボルトとの接触点がその旋回軸又はその瞬時回転中心(例えば、ロックボルトと停止要素との接触点など)に対して垂直な同一平面に概ね位置するように設計することができる。
従って、好ましくはロックユニットは、ロックユニットがロックされているときにロックボルトが第1接触点で停止要素に当接し且つ第2接触点で保持輪郭又はロック爪のカバーの表面に当接するように配置された停止要素を含み、第1接触点と第2接触点は少なくとも概ね、軸方向に対して垂直に広がる1つの平面に位置する。
結果として、保持輪郭を有するロック爪は、その旋回軸に対するロックボルトの角度変位を補償するためにその旋回軸の周りを動く必要がないか又はその旋回軸の周りをほとんど動く必要がない。
好ましくは、この場合、第2接触点は頂点の辺りに位置する。
ロックユニットは、保持輪郭及び/又はロック爪のカバーの表面が頂点において互いに隣接する第1部分及び第2部分を有し、第2部分が第1部分よりも大きいことを更に含むことができる。
第1部分と第2部分の互いに対する相対的な寸法及び比率を予め決めることによって、保持輪郭及び/又は表面の中心に対する横方向のずれを特に正確に画定することができ、その結果、ロックボルトによって導入される力を特に確実に吸収することができる。
また、この場合の第2部分の幅は、第1部分の幅の倍数、詳細には幅の少なくとも4倍に相当する。第1部分と第2部分の互いに対する相対的な比率を画定し且つ予め決めることにより、本発明による作用は、所望に応じて、特に簡単な方法で影響され得る。
好ましくは、第1部分は、1mmから5mmの範囲の、好ましくは2.5mmから4mmの範囲の半径の曲率を有する。好ましくは、第2部分は、30mmから100mmの範囲の、好ましくは40mmから50mmの範囲の半径の曲率を有する。第1部分と第2部分の2つの半径を組み合わせることによって、その横方向の位置合わせに相当する簡単な方法によって頂点を定めることもできる。例えば、非常に小さい半径を有する第1部分を通る頂点は、保持輪郭及び/又はカバーの表面の中心に対して非常に大きな横方向のずれを有することができる。
曲率の代わりに、第1部分及び/又は第2部分は平坦な面で面取りされることもでき、詳細には、それぞれの他の部分の傾斜と異なる対応する個々の傾斜を有することができる。
同じ旋回領域を有するかぎ爪を駆動するクランプ要素は、接触領域にわたるかぎ爪に対する平均接触角がより小さくなるように設計されることができる。
従って、クランプ要素の同じ駆動モーメントの場合、クランプ要素は、より大きい力がロック爪に開放するように作用するときにのみ動き始める。
ロックボルトと停止要素及びロック爪の保持輪郭との同時の接触はロックボルトのより大きな動的励起の場合でも維持され、ロック爪、ロックボルト及び停止要素の間の接触状態の変化に起因するノイズが回避される。
ロック爪に対してずらして配置されたかぎ爪への閉鎖輪郭の配置は、ロック爪が、同じ機能面に配置されている停止要素と衝突することなく閉鎖位置から開放位置に移動することができるように形成されることを可能にする
好ましくは、停止要素は、軸方向においてかぎ爪に対してずらして配置される。結果として、ロックユニットのロック及びロック解除の際に、かぎ爪は停止要素を越えて旋回する。
本発明の1つの有利な実施形態によれば、かぎ爪は支持輪郭を有し、支持輪郭は、ロック爪の閉鎖位置においてロック爪を固定するためにラッチ爪と協働し且つ/又はロック爪のゼロバックラッシュを提供するためにクランプ要素と協働する。
ロック爪は、このようにしてロックボルトのロック爪との接触領域に対して軸方向にずらして配置された少なくとも1つのかぎ爪に接続される。支持輪郭は、ロック爪に対してこのように配置及び連結された少なくとも1つのかぎ爪に位置し、前記支持輪郭は、クランプ要素の移動を引き起こす可能性がある力が生じても、ロック爪のロックボルトとの接触領域における荷重の吸収を確実にする。
クランプ要素は、ロック爪の旋回軸に対して平行に延びる第2旋回軸を中心に旋回可能であるように、好ましくは旋回可能に取り付けられる。しかしながら、例えば、クランプ要素が並進するように案内されるくさびとして構成されることも考えられる。
本発明の更なる有利な実施形態によれば、かぎ爪は、ロック爪の開放位置においてラッチ爪を固定するためにラッチ爪と協働する開放維持輪郭を含む。
従って、更なる構成要素又はかぎ爪に配置された開放維持輪郭は、かぎ爪及びかぎ爪に当接するラッチ爪を開放位置に保持する。
代わりに、開放維持輪郭は、第1の爪の機能面においてハウジングに移動可能に接続された停止要素に位置することもできる。
好ましくは、ロック爪とかぎ爪は、回転に関して、すなわち両方の旋回方向において固定的に互いに接続されている。ずらされた機能面に配置された構成要素、ロック爪とかぎ爪の接続は、形状嵌め接続、力嵌め接続又は材料接続によって行われることができる。場合によっては、接続は一移動方向でのみ有効である。
本発明の1つの有利な発展形態によれば、ロック装置は、互いに対して平行に広がり且つそれぞれ1つの軸受ボルトがその中に挿入される2つの保持孔を含む2つの連結プレートと、保持開口部と、その中に貫通開口部が挿入された保持ボルトとを含み、保持開口部及び/又は貫通開口部はスロットとして設計されている。結果として、ロックユニットを車両シートの様々な実寸法に適合させることができる。
本発明の1つの有利な発展形態によれば、ロック爪とかぎ爪は、好ましくはプラスチックからなる共通のカバーによって部分的に囲まれている。結果として、ボルトの接触によって爪を閉鎖又は開放する際に発生する騒音を有利に低減することができる。
本発明の1つの有利な発展形態によれば、かぎ爪は、支持輪郭と、閉鎖輪郭と、開放維持輪郭と、保持輪郭を有するノーズとを有する。
好ましくは、カバーは、少なくともロック爪とかぎ爪のノーズの保持輪郭を覆う。
好ましくは、保持輪郭の領域のカバーは、ロックユニットのロック状態においてロックボルトと保持輪郭のカバーとの接触点及びロックボルトと停止要素との接触点が軸方向に対して垂直に広がる1つの平面に概ね位置するように、凸状の膨出部分を有する。
上記目的は、請求項1から14のいずれか一項に記載のロックユニットを少なくとも1つ含む、請求項15に記載の特徴を有する車両シートによっても達成される。
図面に示した有利な例示的な実施形態を参照して本発明を以下でより詳細に説明される。しかしながら、本発明はこれらの例示的な実施形態に限定されない。
車両シートの概略側面図を示す。 従来技術による一般的なロックユニットの分解図を示す。 従来技術による更なる一般的なロックユニットのロック解除状態における概略側面図を示す。 図3によるロックユニットのロック状態における概略側面図を示す。 本発明によるロックユニットの第1の例示的な実施形態のロック解除状態における概略側面図を示す。 本発明によるロックユニットの第2の例示的な実施形態のロック解除状態における概略側面図を示す。 本発明によるロックユニットの第3の例示的な実施形態のロック解除状態における概略側面図を示す。 図7による第3の例示的な実施形態のロック状態における概略側面図を示す。 本発明によるロックユニットの第4の例示的な実施形態のロック状態における斜視図を示す。 図9による第4の例示的な実施形態のロック状態における更なる斜視図を示す。 図9による第4の例示的な実施形態のロック状態における側面図を示す。 図9による第4の例示的な実施形態のロック状態における側面図を前側連結プレート及びカバーなしで示す。 図11の線A−Aに沿った断面を示す。 図9による第4の例示的な実施形態の分解図を示す。 本発明によるロックユニットの第5の例示的な実施形態のロック状態における斜視図を示す。 本発明によるロックユニットの第6の例示的な実施形態のロック状態における斜視図を示す。 図16による第6の例示的な実施形態のロック状態における側面図を示す。 図11の線A−Aに沿った回転式ラッチを有する実施形態の断面を示す。
自動車に、車両シート1(特にリアシート)の背もたれ3を車両構造に取り付けるためのロックユニット10が設けられている。背もたれ3は、この場合、使用位置から非使用位置へと旋回可能であるように座部5に取り付けられている。
しかしながら、ロックユニット10は様々な位置で、例えば車両シート1の座部5を自動車の床構造に留めるために又はドアロックに使用することもできる。
車両内での車両シート1の配置及び車両の通常の進行方向により、以下で使用される方向情報が定められる。この場合、地面に対して垂直に向けられた方向を以下で鉛直方向と称し、鉛直方向に対して垂直且つ進行方向に対して垂直な方向を以下で横方向と称する。
従来技術によるロックユニット10は、サイドプレート16とカバープレート18とを含むロックハウジングを有する。サイドプレート16とカバープレート18の底面は、平面的な設計のものであり、進行方向と鉛直方向によって定められる、すなわち横方向に対して垂直な1つの平面に配置される。サイドプレート16は、円形設計の2つの第1軸受孔13を含む。カバープレート18は、円形設計の2つの第2軸受孔14を有する。
ロックボルト12の方向に開口する受入口が、ロックのために前記ロックボルトを受けるようにサイドプレート16とカバープレート18に形成されている。この場合、ロックユニット10は背もたれ3に留められ、ロックボルト12は車両構造に留められている。ロックユニット10が車両構造に留められ、ロックボルト12が背もたれ3に留められることも考えられる。この場合、ロックボルト12の受入口によって受け入れられる部分は、横方向において水平に延びている。
回転式ラッチ20が、サイドプレート16とカバープレート18に留められた第1軸受ピン51に旋回可能に取り付けられている。このために、回転式ラッチ20は、第1軸受ピン51が貫通する回転式ラッチ孔24を有する。回転式ラッチ20はまた、ロックボルト12と協働するためのフックジョー21を含む。第1ばね71によって、回転式ラッチ20は開放方向にプレテンションが掛けられている。
回転式ラッチ20は、フックジョー21を部分的に横に画定する支持輪郭22を有する。支持輪郭22は、概ね平面的であるように構成されているが、例えば円弧状に湾曲していてもよく、凹面形状のものであってもよい。ロックユニット10のロック状態において、支持輪郭22は、第1軸受ピン51に対して平行に延びる第2軸受ピン52の方向に概ね面している。
フックジョー21の回転式ラッチ孔24から離れて支持輪郭22に対向する側で、フックジョー21は、回転式ラッチ20のノーズ28によって横方向に画定されている。ノーズ28は、ロックユニット10のロック状態においてロックボルト12に当接する保持輪郭27を有する。
第1軸受ピン51は、サイドプレート16の第1軸受孔13とカバープレート18の第2軸受孔14に挿入され、サイドプレート16とカバープレート18の底面から垂直に突出している。従って、第1軸受ピン51はこの場合、横方向に延びている。第1軸受ピン51は、概ね一定の内径を有する貫通開口部55を有する。
第2軸受ピン52も、サイドプレート16の別の第1軸受孔13とカバープレート18の別の第2軸受孔14に挿入され、サイドプレート16とカバープレート18の底面から垂直に突出している。従って、第2軸受ピン52もこの場合、横方向に延びている。第2軸受ピン52は、第1軸受ピン51と同様に、概ね一定の内径を有する貫通開口部55を有する。
軸受ピン51、52の貫通開口部55は締結手段、例えばねじを受け入れるのに役立ち、ロックユニット10はそれによって組み立て中に背もたれ3或いは車両シート1又は車両の他の構造部品に留められる。このために、ねじは構造部品にある締結孔にねじ込まれる。
クランプ要素40が、第2軸受ピン52に旋回可能に取り付けられている。このために、クランプ要素40はクランプ要素孔44を有し、クランプ要素孔44はこの場合は円形であり且つ第2軸受ピン52が貫通している。第3ばね73を用いて、クランプ要素40は、回転式ラッチ20に向かってプレテンションを掛けられている。
ロックユニット10のロック状態において、回転式ラッチ20のフックジョー21がロックボルト12を受け入れると、クランプ要素40は、固定要素として第3ばね73によるプレテンションによって回転式ラッチ20に閉モーメントを加える。このために、クランプ要素40はクランプ面41を有し、クランプ面41は第2軸受ピン52に対して偏心して湾曲し且つ回転式ラッチ20の支持輪郭22と自己ロック的に接触しない。この場合のクランプ面41は、円弧状に湾曲し且つ凸状であるように構成されている。
ラッチ爪30は、クランプ要素40に軸方向に隣接して第2軸受ピン52に配置され、また第2軸受ピン52に旋回可能に取り付けられ、すなわちクランプ要素40と位置合わせされている。このために、ラッチ爪30はラッチ爪孔34を有し、ラッチ爪孔34はこの場合は円形であり且つ第2軸受ピン52が貫通している。第2ばね72を用いて、ラッチ爪30は、回転式ラッチ20に向かってプレテンションを掛けられている。
ラッチ爪30は、クランプ要素40のクランプ面41の近くに配置されたラッチ面31を有する。ロックユニット10のロック状態において、ラッチ面31は、回転式ラッチ20の支持輪郭22から離間して配置されている。この場合のラッチ面31は、円弧状に湾曲し且つ凸形状であるが、平面的であってもよい。
この場合のラッチ爪30は、サイドプレート16に隣接して配置され、この場合のクランプ要素40は、カバープレート18に隣接して配置されている。ラッチ爪30とクランプ要素40は、例えばスロットピンガイドを用いて又は軸方向に突出する駆動要素を用いて、自由な移動での同伴のために連結されている。
軸受ピン51、52が延びる方向を以下で軸方向と称する。この場合、本明細書に記載された車両シート1の背もたれ3に設けられたロックユニット10の状況では、軸方向は横方向に対して平行に延びている。
ロックユニット10のロック状態において、ロックボルト12は、サイドプレート16とカバープレート18に形成された受入口内で且つ閉じた回転式ラッチ20のフックジョー21内に位置する。ノーズ28の保持輪郭27は、ロックボルト12に当接している。クランプ要素40は、クランプ面41と支持輪郭22との協働によって回転式ラッチ20を固定している。ラッチ爪30のラッチ面31は、回転式ラッチ20の支持輪郭22からわずかに離間している。
ロックユニット10を開くために、ラッチ爪30を回転式ラッチ20から離れるように旋回させ、それによってラッチ爪30のラッチ面31を回転式ラッチ20の支持輪郭22から更に遠ざける。ラッチ爪30は、回転式ラッチ20がもはや固定されないように、同伴のための連結によってクランプ要素40を駆動する。
第1ばね71によるプレテンションによって、回転式ラッチ20は開き、従って開放方向に旋回する。第1ばね71によるプレテンションの代わりに又はこれに加えて、回転式ラッチ20は、開放されるようにラッチ爪30によって又はクランプ要素40によって駆動されることもできる。
回転式ラッチ20の旋回運動によって、フックジョー21は、サイドプレート16とカバープレート18によって形成された受入口から引き戻され、ロックボルト12を解放する。ロックボルト12は、回転式ラッチ20に設けられた閉鎖輪郭25に沿って同時にスライドし、旋回して入る方向と反対にロックユニット10から離れる。
ロックボルト12がフックジョー21を離れると、ロックユニット10はロック解除状態になる。同時に、回転式ラッチ20に設けられた開放維持輪郭26が、ラッチ爪30をその位置に封鎖する。
ロックユニット10のこのロック解除状態において、ロックボルト12がサイドプレート16とカバープレート18によって形成された受入口に再び到達し、フックジョー21の縁部にある閉鎖輪郭25に当接すると、ロックボルト12が回転式ラッチ20をその閉鎖位置に押し込む。クランプ要素40は、第3ばね73によるそのプレテンションにより、支持輪郭22に沿って移動する。クランプ要素40によって駆動されるか又は第2ばね72によるプレテンションによって、もはや開放維持輪郭26によって封鎖されていないラッチ爪30が回転式ラッチ20に向かって旋回し、支持輪郭22のラッチ面31が回転式ラッチ20に接近する。その後、ロックユニット10は再びロック状態になる。
従って、従来技術によるロックユニット10の回転式ラッチ20は、支持輪郭22と、閉鎖輪郭25と、開放維持輪郭26と、保持輪郭27とを有する。
図5には、ロック解除状態にある本発明によるロックユニット10の第1の例示的な実施形態が概略的に示されている。以下で、第1の例示的な実施形態と従来技術に開示されているロックユニットとの相違点について詳細を十分に提供する。
回転式ラッチの代わりに、第1の例示的な実施形態に係るロックユニット10は、第1軸受ボルト51に対して平行な軸方向にずらして旋回可能に設けられたロック爪80とかぎ爪90とを有する。この場合、ロック爪80とかぎ爪90は、回転に関して固定的に互いに接続されている。この場合、かぎ爪90はラッチ爪30とクランプ要素40に対向している。
ロック爪80とかぎ爪90は、このようにして別々の機能面に配置されている。機能面は、この場合、軸方向に対して垂直に広がり且つ数学的な平面とは対照的に軸方向に大きさを有する。ラッチ爪30とクランプ要素40は、かぎ爪90の機能面に位置する。
ロック爪80は、保持輪郭27を有するノーズ28を有する。ロックユニット10のロック状態において、保持輪郭27はロックボルト12に当接している。
かぎ爪90は、支持輪郭22と、閉鎖輪郭25と、開放維持輪郭26とを有する。ロックユニット10のロック状態において、支持輪郭22はクランプ要素40のクランプ面41に当接し、ラッチ爪30のラッチ面31はかぎ爪90の支持輪郭22からわずかに離間している。
ロックユニット10のロック解除状態において、かぎ爪90の開放維持輪郭26はラッチ爪30に当接している。ロックユニット10のロック及びロック解除の際に、かぎ爪90の閉鎖輪郭25はロックボルト12と接触している。
この場合、カバープレート18に停止要素60が取り付けられ、ロックボルト12はロックユニット10のロック状態において停止要素60に当接している。従って、ロックユニット10のロック状態において、ロックボルト12は、ロック爪80の保持輪郭27と停止要素60との間で応力を受ける。
この場合の停止要素60は、ロック爪80の機能面に配置されている。ロックユニット10のロック状態において、ロックボルト12とロック爪80の保持輪郭27との接触点及びロックボルト12と停止要素60との接触点は、軸方向に対して垂直に広がる1つの平面に概ね位置する。
ロックユニット10のロック及びロック解除の際に、かぎ爪90は停止要素60を通り過ぎて旋回する。
図6には、本発明によるロックユニット10の第2の例示的な実施形態がロック解除状態において概略的に示されている。以下で、第2の例示的な実施形態と従来技術から知られているロックユニットとの相違点について詳細を十分に提供する。
回転式ラッチの代わりに、第2の例示的な実施形態によれば、ロックユニット10は、第1軸受ピン51に対して平行な軸方向においてずらして旋回可能に取り付けられたロック爪80とクランプかぎ爪92とラッチかぎ爪91とを有する。この場合のロック爪80とクランプかぎ爪92とラッチかぎ爪91とは、回転に関して固定的に互いに接続されている。この場合のラッチかぎ爪91はラッチ爪30に対向し、クランプかぎ爪92はクランプ要素40に対向している。
ロック爪80とラッチかぎ爪91とクランプかぎ爪92とは、このようにして別々の機能面に配置されている。機能面は、この場合、軸方向に対して垂直に広がり且つ数学的な平面とは対照的に軸方向に大きさを有する。ラッチ爪30は、ラッチかぎ爪91の機能面に位置する。クランプ要素40は、クランプかぎ爪92の機能面に位置する。
ロック爪80は、保持輪郭27を有するノーズ28を有する。ロックユニット10のロック状態において、保持輪郭27はロックボルト12に当接している。
ラッチかぎ爪91は、第1支持輪郭22と、第1閉鎖輪郭25と、開放維持輪郭26とを有する。ロックユニット10のロック状態において、ラッチ爪30のラッチ面31は、ラッチかぎ爪91の第1支持輪郭22からわずかに離間している。
ロックユニット10のロック解除状態において、ラッチかぎ爪91の開放維持輪郭26はラッチ爪30に当接している。ロックユニット10のロック及びロック解除の際に、ラッチかぎ爪91の第1閉鎖輪郭25はロックボルト12と接触する。
クランプかぎ爪92は、第2支持輪郭22と第2閉鎖輪郭25とを有する。ロックユニット10のロック状態において、クランプかぎ爪92の第2支持輪郭22はクランプ要素40のクランプ面41に当接している。
ロックユニット10のロック及びロック解除の際に、クランプかぎ爪92の第2閉鎖輪郭25はロックボルト12と接触する。
この場合、カバープレート18に停止要素60が取り付けられ、ロックボルト12はロックユニット10のロック状態において停止要素60に当接している。ロックユニット10のロック状態において、ロックボルト12は、このようにしてロック爪80の保持輪郭27と停止要素60との間でクランプされる。
停止要素60は、この場合、ロック爪80の機能面に配置されている。ロックユニット10のロック状態において、ロックボルト12とロック爪80の保持輪郭27との接触点及びロックボルト12と停止要素60との接触点は、軸方向に対して垂直に広がる1つの平面に概ね位置する。
ロックユニット10のロック及びロック解除の際に、クランプかぎ爪92とラッチかぎ爪91は停止要素60を通り過ぎて旋回する。
図7から図8には、本発明によるロックユニット10の第3の例示的な実施形態が示されている。以下で、第3の例示的な実施形態と従来技術から知られているロックユニットとの相違点について詳細を十分に提供する。
回転式ラッチの代わりに、第3の例示的な実施形態に係るロックユニット10はロック爪80とかぎ爪90とを有し、ロック爪80とかぎ爪90は、第1軸受ピン51に対して平行な軸方向においてずらして旋回可能に取り付けられている。この場合、ロック爪80とかぎ爪90は、回転に関して固定的に互いに接続されている。この場合のかぎ爪90は、ラッチ爪30とクランプ要素40に対向している。
ロック爪80とかぎ爪90は、このようにして別々の機能面に配置されている。機能面は、この場合、軸方向に対して垂直に広がり且つ数学的な平面とは対照的に軸方向に大きさを有する。ラッチ爪30とクランプ要素40は、かぎ爪90の機能面に位置する。
ロック爪80は、第1保持輪郭27を有する第1ノーズ28を有する。ロックユニット10のロック状態において、ロック爪80の第1保持輪郭27はロックボルト12に当接している。
かぎ爪90は、支持輪郭22と、閉鎖輪郭25と、開放維持輪郭26と、第2保持輪郭27を有する第2ノーズ28とを有する。
ロックユニット10のロック状態において、かぎ爪90の支持輪郭22はクランプ要素40のクランプ面41に当接し、ラッチ爪30のラッチ面31はかぎ爪90の支持輪郭22からわずかに離間している。
また、ロックユニット10のロック状態において、かぎ爪90の第2保持輪郭27はロックボルト12に当接している。
ロックユニット10のロック解除状態において、かぎ爪90の開放維持輪郭26はラッチ爪30に当接している。ロックユニット10のロック及びロック解除の際に、かぎ爪90の閉鎖輪郭25はロックボルト12と接触している。
この場合、カバープレート18に停止要素60が取り付けられ、ロックボルト12はロックユニット10のロック状態において前記停止要素に当接している。ロックユニット10のロック状態において、ロックボルト12は、このようにしてロック爪80の第1保持輪郭27と停止要素60との間でクランプされる。
この場合、停止要素60はロック爪80の機能面に配置されている。ロックユニット10のロック状態において、ロックボルト12とロック爪80の第1保持輪郭27との接触点及びロックボルト12と停止要素60との接触点は、軸方向に対して垂直に広がる1つの平面に概ね位置する。
ロックユニット10のロック及びロック解除の際に、かぎ爪90は停止要素60を通り過ぎて旋回する。
図9から図14には、本発明によるロックユニット10の第4の例示的な実施形態が示されている。この場合の第4の例示的な実施形態は、第3の例示的な実施形態と実質的に同じである。従って、以下では、第4の例示的な実施形態と第3の例示的な実施形態との相違点について詳細を十分に提供する。
第4の例示的な実施形態によるロックユニット10は2つの連結プレート62を含み、2つの連結プレート62はこの場合、金属から成り且つ平面的であるように構成されている。2つの連結プレート62は、互いに対して平行に延び、いずれの場合にも2つの軸受ピン51、52を受け入れるための2つの保持孔64を有する。
ロック爪80とかぎ爪90は共通のカバー66によって囲まれ、カバー66はこの場合はプラスチックから成る。カバー66は、特に、ロック爪80とかぎ爪90のノーズ28の保持輪郭27を覆う。カバー66が保持輪郭27を覆う領域において、カバー66は、凸状にわずかに膨らむように構成されている。この場合のカバー66の表面100の膨らみは、図示のように、表面100の幅の中心に対して軸方向にずらして配置された頂点101を形成する。この場合、図13から、頂点101の左右にそれぞれ第1部分102と第2部分103が広がっていることを導き出すこともできる。この場合の第1部分は比較的小さい半径の曲率を有し、一方、第2部分は第1部分の半径に比べて大きい半径を有する。第1部分と第2部分の互いに対する比率は、例えば、それぞれの半径、幅、傾斜及び/又は角度を用いて決定され、提供されることができる。これらの比率は、例えば、前述の寸法情報に応じて1:1、1から1:50の範囲で異なり得る。
カバー66は、ロックユニット10のロック状態において、ロックボルト12と保持輪郭27のカバー66との接触点及びロックボルト12と停止要素60との接触点が、軸方向に対して垂直な接触面104に概ね位置するように膨らんでいる。また、図13に破線の輪郭線で示されている軸方向に対するロックボルト12のわずかな傾斜が生じた場合、ロックボルト12と保持輪郭27のカバー66との接触点は軸方向にわずかにずれるだけである。この場合、接触点は、特に保持輪郭27のカバー66の表面100に沿って頂点101の辺りで移動する。
ロック爪80とかぎ爪90が旋回可能に配置された第1軸受ピン51は、両側が連結プレート62のそれぞれの保持孔64に挿入され、保持孔64に留められている。
第2軸受ピン52には、スペーサーワッシャー75と、ラッチ爪30と、クランプ要素40と、駆動要素76とが互いに隣接して旋回可能に取り付けられている。また、第2軸受ピン52は、両側が連結プレート62のそれぞれの保持孔64に挿入され、保持孔64に留められている。
脚ばね77を用いて、ラッチ爪30は、回転式ラッチ20に向かってプレテンションを掛けられている。脚ばね77は、第2軸受ピン52に巻き付けられ、それぞれのばね端部によって、連結プレート62の一方とラッチ爪30に支持されている。
クランプ要素40は、駆動要素76に回転に関して固定的に接続されている。ラッチ爪80と駆動要素76に引張ばね78が留められている。引張ばね78を用いて、ラッチ爪80は開放方向にプレテンションを掛けられ、クランプ要素40は回転式ラッチ20に向かってプレテンションを掛けられている。
ラッチ爪30にラッチスリーブ35が設けられ、この場合は取り付けられ、この場合の前記ラッチスリーブはプラスチックから成り、ここでは図示しない作動ロッドを留めるのに役立つ。
停止要素60は、ロック爪80に隣接する連結プレート62に留められている。オプションとして、サイドプレート16とカバープレート18が、ロック要素10のためのロックハウジングを形成する。
図15には、本発明によるロックユニット10の第5の例示的な実施形態が示されている。この場合の第5の例示的な実施形態は、第4の例示的な実施形態と実質的に同じである。
引張ばねの代わりに、かぎ爪90とクランプ要素40との間に留められた圧縮ばね79が設けられている。圧縮ばね79を用いて、ロック爪80は開放方向にプレテンションを掛けられ、クランプ要素40は回転式ラッチ20に向かってプレテンションを掛けられている。
ラッチ爪30に設けられたラッチスリーブ35に作動ロッド37が留められている。
図16及び図17には、本発明によるロックユニット10の第6の例示的な実施形態が示されている。この場合の第6の例示的な実施形態は、第4の例示的な実施形態と実質的に同じである。
2つの保持孔64に隣接して2つの連結プレート62にそれぞれ1つの保持開口部69が設けられている。保持開口部69は、いずれの場合にもスロットとして設計されている。2つの保持開口部69に保持ピン58が挿入されている。保持ピン58は、中空円筒形の設計のものであり、貫通開口部59を有する。
この場合の保持ピン58は、円形状から外れた断面を有し、保持開口部69のスロット形状に適合している。また、貫通開口部59は、円形状から外れた細長い断面を有する。
この場合、第2軸受ピン52は中実であるように設計されているので、貫通開口部はない。
ロックユニット10を留めるために2つのねじが設けられており、前記ねじは第1軸受ピン51の貫通開口部55と保持ピン58の貫通開口部59に挿入されている。ねじは、構造部品の締結孔にねじ込まれる。
保持ピン58の貫通開口部59のスロット形状の断面により、2つのねじの互いに対する間隔は可変である。結果として、ロックユニット10を構造部品の様々な実寸法に適合させることができる。
実寸法は、この場合、締結孔の中心軸線の互いからの距離として示される。
或いは、保持ピン58は、第1軸受ピン51と同様に設計され、円形断面と円形断面を有する貫通開口部59とを有する。ロックユニット10を様々な実寸法に適合させるために、保持ピン58をスロット形状の保持開口部69の内部に押し込むことができる。結果として、第1軸受ピン51の貫通開口部55と保持ピン58の貫通開口部59に挿入される2つのねじの間の距離も可変である。ラッチ爪30に設けられたラッチスリーブ35に作動ロッド37が留められている。
図18に示す実施形態は、一体に形成された回転式ラッチの形態のかぎ爪90とロック爪80とを有する。この場合のかぎ爪90の保持輪郭27は、この場合はプラスチックから成るカバー66によって部分的に囲まれている。カバー66は、回転式ラッチ、特にかぎ爪90のノーズ28の保持輪郭27を実質的に覆う。カバー66が保持輪郭27を覆う領域において、カバー66は、凸状にわずかに膨らむように構成されている。この場合のカバー66の表面100の膨らみは、図示のように、表面(100)の幅の中心に対して軸方向にずらして形成された頂点を形成する。かぎ爪90の領域を越えて軸方向に頂点101をずらすために、図示の実施形態では、カバー66は、参照されていない側部において幅が広くなっている。頂点101によって画定される第1部分102と第2部分103は、図13に記載されるように設計されることもできる。
カバー66は、ロックユニット10のロック状態において、ロックボルト12と保持輪郭27のカバー66との接触点及びロックボルト12と停止要素60との接触点が軸方向に対して垂直に広がる接触面104に概ね位置するように膨らんでいる。また、図18に破線の輪郭線で示されている軸方向に対するロックボルト12のわずかな傾斜が生じた場合、ロックボルト12と保持輪郭27のカバー66との接触点は軸方向にわずかにずれるだけである。接触点は、この場合、特に保持輪郭27のカバー66の表面100に沿って頂点101の辺りで移動する。
上記の説明、特許請求の範囲及び図面に開示された特徴は、本発明をその様々な実施形態で実施するのに、個々と組み合わせの両方で重要であり得る。
1 車両シート
3 背もたれ
5 座部
10 ロックユニット
12 ロックボルト
13 第1軸受孔
14 第2軸受孔
16 サイドプレート
18 カバープレート
20 回転式ラッチ
21 フックジョー
22 支持輪郭
24 回転式ラッチ孔
25 閉鎖輪郭
26 開放維持輪郭
27 保持輪郭
28 ノーズ
30 ラッチ爪
31 ラッチ面
34 ラッチ爪孔
35 ラッチスリーブ
37 作動ロッド
40 クランプ要素
41 クランプ面
44 クランプ要素孔
51 第1軸受ピン
52 第2軸受ピン
55 貫通開口部
58 保持ピン
59 貫通開口部
60 停止要素
62 連結プレート
64 保持孔
66 カバー
69 保持開口部
71 第1ばね
72 第2ばね
73 第3ばね
75 スペーサー
76 駆動要素
77 脚ばね
78 引張ばね
79 圧縮ばね
80 ロック爪
90 かぎ爪
91 ラッチかぎ爪
92 クランプかぎ爪
100 表面
101 頂点
102 第1部分
103 第2部分
104 接触面

Claims (15)

  1. 車両シート(1)用のロックユニット(10)であって、
    開放位置と閉鎖位置との間で旋回軸を中心に旋回可能であるように取り付けられ且つ前記閉鎖位置においてロックボルト(12)を固定するための保持輪郭(27)を有するロック爪(80)と、
    同じ旋回軸を中心に旋回可能であるように取り付けられた少なくとも1つのかぎ爪(90、91、92)であって、閉鎖輪郭(25)を有し、前記閉鎖輪郭(25)に前記ロックボルト(12)が作用することによって前記ロック爪(80)を前記開放位置から前記閉鎖位置に旋回させることができるかぎ爪と
    を含み、
    前記保持輪郭(27)及び/又は前記ロックボルト(12)に面する前記ロック爪(80)のカバーの表面(100)は、軸方向において前記表面(100)の幅の中心に対してずらされた頂点(101)を軸方向に有する経路を有することを特徴とする、ロックユニット(10)。
  2. 前記ロック爪(80)と少なくとも1つのかぎ爪(90、91、92)は一体に形成されていることを特徴とする、請求項1に記載のロックユニット(10)。
  3. 前記カバー(66)は前記ロック爪(80)と前記かぎ爪(90)を覆っていることを特徴とする、請求項1又は2に記載のロックユニット(10)。
  4. 軸方向において前記ロック爪(80)に対してずらされた少なくとも1つのかぎ爪(90、91、92)が、同じ旋回軸を中心に旋回可能に取り付けられていることを特徴とする、請求項1から3のいずれか一項に記載のロックユニット(10)。
  5. 前記ロックユニット(10)がロックされているときに前記ロックボルト(12)が第1接触点で停止要素(60)に当接し且つ第2接触点で前記保持輪郭(27)又は前記ロック爪(80)のカバーの表面(100)に当接するように停止要素(60)が配置され、前記第1接触点と前記第2接触点は、前記軸方向に対して垂直に広がる1つの平面に少なくとも概ね位置することを特徴とする、請求項1から4のいずれか一項に記載のロックユニット(10)。
  6. 前記第2接触点は前記頂点(101)の辺りに位置することを特徴とする、請求項5に記載のロックユニット(10)。
  7. 前記保持輪郭(27)及び/又は前記ロック爪(80)のカバーの表面(100)は、前記頂点(101)において互いに隣接する第1部分(102)と第2部分(103)とを有し、前記第2部分(103)は前記第1部分(102)よりも大きいことを特徴とする、請求項1から6のいずれか一項に記載のロックユニット(10)。
  8. 前記第2部分(103)の幅は前記第1部分(102)の幅の倍数に相当することを特徴とする、請求項7に記載のロックユニット(10)。
  9. 前記第2部分(103)の幅は前記第1部分(102)の幅の少なくとも4倍に相当することを特徴とする、請求項8に記載のロックユニット(10)。
  10. 前記第1部分(102)は1mmから5mmの範囲の半径の曲率を有することを特徴とする、請求項7から9のいずれか一項に記載のロックユニット(10)。
  11. 前記第1部分(102)は2.5mmから4mmの範囲の半径の曲率を有することを特徴とする、請求項10に記載のロックユニット(10)。
  12. 前記第2部分(103)は30mmから100mmの範囲の半径の曲率を有することを特徴とする、請求項7から11のいずれか一項に記載のロックユニット(10)。
  13. 前記第2部分(103)は40mmから50mmの範囲の半径の曲率を有することを特徴とする、請求項12に記載のロックユニット(10)。
  14. 前記第1又は第2部分は平坦な面で面取りされていることを特徴とする、請求項7から13のいずれか一項に記載のロックユニット(10)。
  15. 請求項1から9のいずれか一項に記載のロックユニット(10)を少なくとも1つ含む車両シート(1)。
JP2017547105A 2015-03-09 2016-03-07 車両シート用ロックユニット及び車両シート Active JP6574261B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE102015204190.5A DE102015204190B4 (de) 2015-03-09 2015-03-09 Verriegelungseinheit für einen Fahrzeugsitz und Fahrzeugsitz
DE102015204190.5 2015-03-09
PCT/EP2016/054739 WO2016142320A1 (de) 2015-03-09 2016-03-07 Verriegelungseinheit für einen fahrzeugsitz und fahrzeugsitz

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2018509333A true JP2018509333A (ja) 2018-04-05
JP6574261B2 JP6574261B2 (ja) 2019-09-11

Family

ID=55456812

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017547105A Active JP6574261B2 (ja) 2015-03-09 2016-03-07 車両シート用ロックユニット及び車両シート

Country Status (7)

Country Link
US (1) US11117494B2 (ja)
EP (1) EP3268244B1 (ja)
JP (1) JP6574261B2 (ja)
KR (1) KR102067460B1 (ja)
CN (1) CN107428262B (ja)
DE (1) DE102015204190B4 (ja)
WO (1) WO2016142320A1 (ja)

Families Citing this family (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP3385112A1 (en) 2017-04-03 2018-10-10 Adient US LLC Longitudinal adjusting device for a vehicle seat, in particular for an airline seat, and vehicle seat, in particular airline seat
JP6984486B2 (ja) * 2018-02-26 2021-12-22 トヨタ紡織株式会社 乗物用シート用ロック装置
US20200108736A1 (en) * 2018-09-28 2020-04-09 Magna Closures Inc. Pitch and slide seat latch with tolerance and freeplay compensation feature
CZ308266B6 (cs) * 2019-01-22 2020-04-01 Brano A.S. Ovládací mechanismus západky zámku
DE102019133959A1 (de) * 2019-09-03 2021-03-04 Adient Engineering and IP GmbH Fahrzeugsitz
WO2021058499A1 (de) 2019-09-23 2021-04-01 Adient Engineering and IP GmbH Fahrzeugsitz
US12036896B2 (en) 2020-11-09 2024-07-16 Bae Industries, Inc. Striker locking latch assembly incorporating a cinching cam and hook for compressing the striker against outer support plates

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63156182A (ja) * 1986-12-19 1988-06-29 株式会社 安成工業 自動車用ドアロツク
JP2010285127A (ja) * 2009-06-15 2010-12-24 Toyota Boshoku Corp ロック装置
WO2014125197A2 (fr) * 2013-02-12 2014-08-21 U-Shin France Sas Serrure de vehicule automobile

Family Cites Families (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
AU584509B2 (en) * 1986-12-19 1989-05-25 Kabushikikaisha Anseikogyo Vehicle door latch
KR970003085B1 (ko) * 1994-03-04 1997-03-14 제너널 모터즈 코포레이션 차량잠금래치(latch) 및 그에 사용되는 라체트(ratchet)
US5730480A (en) * 1995-02-16 1998-03-24 Ohi Seisakusho Co., Ltd. Lock device for retractable automotive seat
DE69514522T2 (de) * 1995-10-05 2000-07-27 Bertrand Faure Equipements S.A., Boulogne Unbegrenzt verstellbarer Gleitschienenverriegelungsmechanismus
DE10327448A1 (de) 2003-06-18 2005-01-05 Kiekert Ag Kraftfahrzeugtürverschluss
JP4998867B2 (ja) * 2005-01-27 2012-08-15 株式会社デルタツーリング リクライニングアジャスタ
DE102006003022A1 (de) 2006-01-23 2007-07-26 Marquardt Gmbh Elektrisches Türschloss
DE102007016409B4 (de) * 2007-03-30 2008-12-18 Keiper Gmbh & Co.Kg Schloss für einen Fahrzeugsitz
DE102007054765A1 (de) * 2007-11-16 2009-05-20 Witte-Velbert Gmbh & Co. Kg Verschluss mit Exzenter
DE102008051832A1 (de) 2008-10-17 2010-04-22 Johnson Controls Gmbh Verriegelungselement für einen Fahrzeugsitz
DE102009021297A1 (de) 2009-05-14 2010-11-25 Inteva Products Europe Gmbh Kraftfahrzeugschloss
DE102009037037B4 (de) 2009-08-13 2018-10-18 BÖCO Böddecker & Co. GmbH & Co. KG Verriegelungsvorrichtung für eine Fahrzeugtür
DE202009013269U1 (de) * 2009-10-02 2011-02-24 BROSE SCHLIEßSYSTEME GMBH & CO. KG Kraftfahrzeugschloß
DE202011100040U1 (de) 2011-04-15 2011-08-31 Johnson Controls Gmbh Verriegelungselement für einen Fahrzeugsitz
DE102012021702A1 (de) * 2012-09-26 2014-03-27 Johnson Controls Gmbh Verriegelungsvorrichtung für eine Fahrzeugkomponente und Fahrzeugsitz
DE102014200012A1 (de) * 2013-09-10 2015-03-12 Johnson Controls Components Gmbh & Co. Kg Verriegelungseinheit für einen Fahrzeugsitz und Fahrzeugsitz

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63156182A (ja) * 1986-12-19 1988-06-29 株式会社 安成工業 自動車用ドアロツク
JP2010285127A (ja) * 2009-06-15 2010-12-24 Toyota Boshoku Corp ロック装置
WO2014125197A2 (fr) * 2013-02-12 2014-08-21 U-Shin France Sas Serrure de vehicule automobile

Also Published As

Publication number Publication date
WO2016142320A1 (de) 2016-09-15
KR102067460B1 (ko) 2020-01-17
JP6574261B2 (ja) 2019-09-11
DE102015204190B4 (de) 2020-12-17
CN107428262A (zh) 2017-12-01
CN107428262B (zh) 2020-10-02
US11117494B2 (en) 2021-09-14
EP3268244B1 (de) 2019-11-13
KR20170121290A (ko) 2017-11-01
US20180050611A1 (en) 2018-02-22
EP3268244A1 (de) 2018-01-17
DE102015204190A1 (de) 2016-09-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6574261B2 (ja) 車両シート用ロックユニット及び車両シート
JP6195675B2 (ja) 車両シート用のロックユニット及び車両シート
JP5921755B2 (ja) ロックユニットと車両シート
JP5865521B2 (ja) 車両シート用ロックユニット
JP4480714B2 (ja) 車両座席用ロック機構
JP4239562B2 (ja) ルーフラック
KR20140095534A (ko) 차량 시트용 잠금 가능한 잠금 장치 및 차량 시트
KR20160055856A (ko) 차량 시트용 잠금 유닛, 및 차량 시트
US9744885B2 (en) Vehicle seat with a locking unit
US9914369B2 (en) Vehicle seat with hook and cam latching mechanism
US9919627B2 (en) Locking unit for a vehicle seat, and vehicle seat
US8348345B2 (en) Fitting system for a vehicle seat
FR2991365A1 (fr) Serrure d'ouvrant de vehicule avec un pene et un verrou a fermeture systematique.
JP2016531783A (ja) 車両シート用のロックユニット、及び車両シート
JP2007192015A (ja) スライドドア構造
EP3010752B1 (de) Fahrzeugsitz mit verriegelungseinheit
WO2014140266A1 (de) Verriegelungsvorrichtung für einen fahrzeugsitz und fahrzeugsitz
JP4171131B2 (ja) シートのがたつき防止構造
CZ15252U1 (cs) Dvoupolohový nájezd pro zámek opěradel zadních sedadel vozidel

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20171016

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20180731

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20180828

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20181116

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20190402

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190517

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20190723

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20190815

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6574261

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250