JP2018509036A - 伝送フレーム構造を示すための方法およびデバイス、ならびにシステム - Google Patents

伝送フレーム構造を示すための方法およびデバイス、ならびにシステム Download PDF

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Abstract

伝送フレーム構造を示すための方法およびデバイス、ならびにシステムは、複数の異なる伝送フレーム構造を示すために使用され得るとともに、UL OFMDA伝送モード、DL OFDMA伝送モード、およびUL MU MIMO伝送モードのうちの任意の1つまたは複数の伝送モードが導入されるHEWに適用され得る。本発明のいくつかの可能な実施様態においては、受信デバイスがフレーム構造指示フィールドのサブキャリア極性に従って伝送フレームのフレーム構造を決定するために、方法は、送信デバイスによって、伝送フレームを生成するステップであって、伝送フレームの物理ヘッダは、フレーム構造指示フィールドを含み、フレーム構造指示フィールドのサブキャリア極性は、伝送フレームのフレーム構造を示すために使用され、フレーム構造指示フィールドのサブキャリア極性が第1のサブキャリア極性である場合には、伝送フレームは、第1のフレーム構造を有する、または、フレーム構造指示フィールドのサブキャリア極性が第2のサブキャリア極性である場合には、伝送フレームは、第2のフレーム構造を有する、ステップと、伝送フレームを送信するステップとを含む。

Description

本発明は、通信技術の分野に関し、特に、伝送フレーム構造を示すための方法およびデバイス、ならびにシステムに関する。
無線ローカルエリアネットワーク(Wireless Local Area Network、WLAN)の進化に伴い、現行のIEEE(Institute of Electrical and Electronics Engineers、電気電子技術者協会)802.11ワーキンググループは、次世代WiFi(Wireless Fidelity、ワイヤレス・フィディリティ)標準規格の研究および策定を開始している。次世代WiFi標準規格は、略して、HEW(High Efficiency WLAN、高効率無線ローカルエリアネットワーク)と称され、プロジェクトコード名は、802.11axである。次世代WiFi標準規格は、システム容量を10Gbps超へと増大させることを目的としており、特に、WiFiデバイスの屋外展開シナリオおよびWiFiデバイスの高密度展開シナリオをテーマとしている。
高密度分布シナリオについては、従来のWiFiの競合アクセス機構は、競合アクセス機構の低効率性に起因してうまく機能することができておらず、新たな媒体アクセス機構の導入が喫緊の課題である。したがって、相対的に高パフォーマンスであるという利点を有するマルチユーザ伝送技術が、11axに導入される可能性が非常に高い。UL(Uplink、アップリンク) OFMDAおよびDL(downlink、ダウンリンク) OFMDAを含む、OFDMA(Orthogonal Frequency Division Multiple Access、直交周波数分割多重方式)が、11axに導入される可能性がある。加えて、UL MU(Multiple User、マルチユーザ) MIMO(Multiple Input Multiple Output、多入力多出力)も、導入される可能性がある(DL MU MIMOは11acに導入済みである)。11axは、既存の標準規格によってサポートされているすべての伝送モードをサポートしていなくてはならない。実際のところ、WiFi標準規格の進化は、この考えを常に踏襲しており、このことを表1に示す。
11a/g標準規格が、SU(Single User、シングルユーザ)伝送モードをサポートしており、11n標準規格が、SU伝送モードと、SU MIMO伝送モードとをサポートしており、11ac標準規格が、SU伝送モード、SU MIMO伝送モード、およびDL MU MIMO伝送モードをサポートしていることが表1から見てとれよう。従来技術では、各標準規格が、特定の伝送フレーム構造を有している。伝送フレームの物理ヘッダ内のフィールドは、伝送フレームのフレーム構造を示すために使用される。
11ax標準規格のフレーム構造は、新たに導入されるUL/DL OFDMAおよびUL MU MIMOをサポートしなくてはならないだけでなく、既存の3つの伝送モードもサポートしなくてはならないことが表1から見てとれよう。加えて、11axのフレーム構造はまた、可能な限り早期にHEWデバイスと既存のデバイスとによって特定されるものでなければならない。すなわち、HEWデバイスは、伝送フレームの物理ヘッダに従ってフレームを11ax伝送フレームとして識別することが可能であるし、また、既存のデバイスは、伝送フレームが既存のデバイスによって把握することができない伝送フレームであると、伝送フレームの物理ヘッダに従って、決定することが可能である。したがって、伝送フレームのフレーム構造を伝送フレームの物理ヘッダにおいて示す必要がある。
従来技術では、特定のフレーム構造が各標準規格において使用されており、フレーム構造の物理ヘッダはこのフレーム構造のみを示すことが可能であることが実際に分かっている。しかしながら、WLANの発展に伴い、より多くの伝送モードをサポートする必要があり、複数のフレーム構造が1つの標準規格に設計されることになるであろう。結果として、従来技術は、実用を満たすことができない。例えば、11ax標準規格は、5つより多くの伝送モードをサポートする必要がある。1つのフレーム構造が、本要件、すなわち、少なくとも2つのフレーム構造が異なる伝送モードを別々にサポートするように設計されている必要があり得るということを満足することは困難である。したがって、複数の異なるフレーム構造を示すための方法が喫緊の課題である。
本発明の実施形態は、伝送フレーム構造を示すための方法およびデバイス、ならびにシステムを提供しており、伝送フレーム構造を示すための方法およびデバイス、ならびにシステムは、複数の異なる伝送フレーム構造を示すために使用され得るとともに、UL OFMDA伝送モード、DL OFDMA伝送モード、およびUL MU MIMO伝送モードのうちの任意の1つまたは複数の伝送モードが導入されるHEWに適用され得る。
本発明の第1の態様は、伝送フレーム構造を示すための方法を提供しており、受信デバイスがフレーム構造指示フィールドのサブキャリア極性に従って伝送フレームのフレーム構造を決定するために、方法は、無線ローカルエリアネットワークWLANに適用され、送信デバイスによって、伝送フレームを生成するステップであって、伝送フレームの物理ヘッダは、フレーム構造指示フィールドを含み、フレーム構造指示フィールドのサブキャリア極性は、伝送フレームのフレーム構造を示すために使用され、フレーム構造指示フィールドのサブキャリア極性が第1のサブキャリア極性である場合には、伝送フレームは、第1のフレーム構造を有する、または、フレーム構造指示フィールドのサブキャリア極性が第2のサブキャリア極性である場合には、伝送フレームは、第2のフレーム構造を有する、ステップと、伝送フレームを送信するステップとを含む。
第1の態様に準拠している、第1の可能な実施様態においては、フレーム構造指示フィールドは、レガシーシグナリングフィールドL-SIGの直後に続き、送信デバイスによって、伝送フレームを生成するステップは、送信デバイスによって、第1のフレーム構造を有する第1の伝送フレームを生成するステップ、または、第2のフレーム構造を有する第2の伝送フレームを生成するステップを含み、第1の伝送フレームの物理ヘッダには、L-SIGの後ろ且つ高効率無線ローカルエリアネットワーク・ショートトレーニングフィールドHE-STFの前に高効率無線ローカルエリアネットワーク・第1シグナリングフィールドHE-SIG-Aが存在しており、HE-SIG-Aは、制御指示情報を含み、制御指示情報は、第1の伝送フレームのものであるとともにHE-SIG-Aの後ろにある部分におけるフィールドのすべてまたは一部をどのように復号すべきかを受信デバイスに命令するために使用され、第1の伝送フレームは、シングルユーザSU伝送モード、シングルユーザ多入力多出力SU MIMO伝送モード、およびダウンリンクマルチユーザ多入力多出力DL MU MIMO伝送モードをサポートするために使用され、第2の伝送フレームの物理ヘッダには、L-SIGの後ろ且つHE-STFの前にHE-SIG-Aが存在しておらず、または、HE-SIG-Aが存在しているが、前記送信デバイスを含む複数の送信デバイスによって送信される第2の伝送フレーム内のHE-SIG-Aが重畳された後でも復号処理を依然として行うことができるように、HE-SIG-Aは、共通情報のみを含み、第2の伝送フレームは、アップリンク直交周波数分割多元接続UL OFDMA伝送モードをサポートするために使用され、共通情報は、ネットワーク識別子、受信デバイスの識別子、または残りの伝送期間といった情報のうちの少なくとも1つを含む。
第1の態様の第1の可能な実施様態に準拠している、第2の可能な実施様態においては、第1の伝送フレームは、ダウンリンク直交周波数分割多元接続DL OFDMA伝送モードをサポートするためにさらに使用される、または、第2の伝送フレームは、DL OFDMA伝送モードをサポートするためにさらに使用される。
第1の態様の第1または第2の可能な実施様態に準拠している、第3の可能な実施様態においては、第1の伝送フレームは、アップリンクマルチユーザ多入力多出力UL MU MIMO伝送モードをサポートするためにさらに使用される、または、第2の伝送フレームは、UL MU MIMO伝送モードをサポートするためにさらに使用される。
第1の態様の第1から第3の可能な実施様態のいずれか1つに準拠している、第4の可能な実施様態においては、高効率無線ローカルエリアネットワーク・第2シグナリングフィールドHE-SIG-Bが、第1の伝送フレームのHE-SIG-Aの後ろ且つ第1の伝送フレームのHE-STFの前にさらに含まれ、HE-SIG-Bは、制御指示情報を含み、HE-SIG-Bに含まれる制御指示情報は、第1の伝送フレームのものであるとともにHE-SIG-Bの後ろにある部分をどのように復号すべきかを受信デバイスに命令するために使用される。
第1の態様の第4の可能な実施様態に準拠している、第5の可能な実施様態においては、第1の伝送フレームのHE-SIG-AまたはHE-SIG-Bは、モード指示情報をさらに含み、モード指示情報は、第1の伝送フレームによって特にサポートされている伝送モードを示すために使用される。
第1の態様または第1の態様の第1から第5の可能な実施様態のいずれか1つに準拠している、第6の可能な実施様態においては、送信デバイスによって、伝送フレームを生成するステップは、送信デバイスによって、第1のフレーム構造を有する第1の伝送フレームを生成するステップ、または、第2のフレーム構造を有する第2の伝送フレームを生成するステップを含み、フレーム構造指示フィールドの後ろに、第1の伝送フレームの物理ヘッダは、特定のフィールドの時間ドメイン反復を含み、第2の伝送フレームの物理ヘッダは、特定のフィールドを含むが、特定のフィールドの時間ドメイン反復を含まない。
第1の態様の第6の可能な実施様態に準拠している、第7の可能な実施様態においては、特定のフィールドは、HE-SIG-Aである。
第1の態様または第1の態様の第1から第7の可能な実施様態のいずれか1つに準拠している、第8の可能な実施様態においては、フレーム構造指示フィールドは、レガシーシグナリングフィールドL-SIGの直後に続き、第1のフレーム構造におけるフレーム構造指示フィールドおよび第2のフレーム構造におけるフレーム構造指示フィールドの双方は、RL-SIGであり、RL-SIGは、L-SIGの時間ドメイン反復である、または、第1のフレーム構造におけるフレーム構造指示フィールドは、HE-SIG-AのOFDMシンボルのすべてまたは一部であり、第2のフレーム構造におけるフレーム構造指示フィールドは、RL-SIGであり、RL-SIGは、L-SIGの時間ドメイン反復である、または、第1のフレーム構造におけるフレーム構造指示フィールドは、HE-SIG-AのOFDMシンボルのすべてまたは一部であり、第2のフレーム構造におけるフレーム構造指示フィールドは、HE-SIG-AのOFDMシンボルのすべてまたは一部である、または、第1のフレーム構造におけるフレーム構造指示フィールドは、RL-SIGであり、第2のフレーム構造におけるフレーム構造指示フィールドは、HE-SIG-AのOFDMシンボルのすべてまたは一部であり、RL-SIGは、L-SIGの時間ドメイン反復である。
第1の態様または第1の態様の第1から第8の可能な実施様態のいずれか1つに準拠している、第9の可能な実施様態においては、第1のサブキャリア極性は、フレーム構造指示フィールドに含まれる複数のサブキャリアのうちの第1のグループのサブキャリアの位相が第1の角度だけ回転されているとともに、第2のグループのサブキャリアの位相が第2の角度だけ回転されていることを意味し、第2のサブキャリア極性は、フレーム構造指示フィールドに含まれる複数のサブキャリアのうちの第1のグループのサブキャリアの位相が第2の角度だけ回転されているとともに、第2のグループのサブキャリアの位相が第1の角度だけ回転されていることを意味し、第2の角度は、第1の角度より大きく、第1の角度は、0度以上である、または、第1のサブキャリア極性は、フレーム構造指示フィールドに含まれる複数のサブキャリアのうちの第1のグループのサブキャリアが充填状態であるとともに、第2のグループのサブキャリアが空き状態であることを意味し、第2のサブキャリア極性は、フレーム構造指示フィールドに含まれる複数のサブキャリアのうちの第1のグループのサブキャリアが空き状態であるとともに、第2のグループのサブキャリアが充填状態であることを意味する、または、第1のサブキャリア極性は、フレーム構造指示フィールドに含まれるサブキャリアすべての位相が第3の角度だけ回転されていることを意味し、第2のサブキャリア極性は、フレーム構造指示フィールドに含まれるサブキャリアすべての位相が第4の角度だけ回転されていることを意味し、第4の角度は、第3の角度より大きく、第3の角度は、0度より大きい。
本発明の第2の態様は、伝送フレーム構造を示すための方法を提供しており、方法は、無線ローカルエリアネットワークWLANに適用され、受信デバイスによって、送信デバイスによって送信された伝送フレームの物理ヘッダを受信するステップであって、伝送フレームの物理ヘッダは、フレーム構造指示フィールドを含み、フレーム構造指示フィールドのサブキャリア極性は、伝送フレームのフレーム構造を示すために使用される、ステップと、フレーム構造指示フィールドのサブキャリア極性に従って伝送フレームのフレーム構造を決定するステップであって、フレーム構造指示フィールドのサブキャリア極性が第1のサブキャリア極性である場合には、伝送フレームは、第1のフレーム構造を有する、または、フレーム構造指示フィールドのサブキャリア極性が第2のサブキャリア極性である場合には、伝送フレームは、第2のフレーム構造を有する、ステップとを含む。
第2の態様に準拠している、第1の可能な実施様態においては、フレーム構造指示フィールドは、レガシーシグナリングフィールドL-SIGの直後に続き、受信デバイスによって、送信デバイスによって送信された伝送フレームの物理ヘッダを受信するステップは、受信デバイスによって、第1のフレーム構造を有し送信デバイスによって送信される第1の伝送フレームの物理ヘッダまたは第2のフレーム構造を有し送信デバイスによって送信される第2の伝送フレームの物理ヘッダを受信するステップを含み、第1の伝送フレームの物理ヘッダには、L-SIGの後ろ且つ高効率無線ローカルエリアネットワーク・ショートトレーニングフィールドHE-STFの前に高効率無線ローカルエリアネットワーク・第1シグナリングフィールドHE-SIG-Aが存在しており、HE-SIG-Aは、制御指示情報を含み、制御指示情報は、第1の伝送フレームのものであるとともにHE-SIG-Aの後ろにある部分におけるフィールドのすべてまたは一部をどのように復号すべきかを受信デバイスに命令するために使用され、第1の伝送フレームは、シングルユーザSU伝送モード、シングルユーザ多入力多出力SU MIMO伝送モード、およびダウンリンクマルチユーザ多入力多出力DL MU MIMOをサポートするために使用され、第2の伝送フレームの物理ヘッダには、L-SIGの後ろ且つHE-STFの前にHE-SIG-Aが存在しておらず、または、HE-SIG-Aが存在しているが、複数の送信デバイスによって送信される第2の伝送フレーム内のHE-SIG-Aが重畳された後でも復号処理を依然として行うことができるように、HE-SIG-Aは、共通情報のみを含み、第2の伝送フレームは、アップリンク直交周波数分割多元接続UL OFDMA伝送モードをサポートするために使用され、共通情報は、ネットワーク識別子、受信デバイスの識別子、または残りの伝送期間といった情報のうちの少なくとも1つを含む。
第2の態様の第1の可能な実施様態に準拠している、第2の可能な実施様態においては、第1の伝送フレームは、ダウンリンク直交周波数分割多元接続DL OFDMA伝送モードをサポートするためにさらに使用される、または、第2の伝送フレームは、DL OFDMA伝送モードをサポートするためにさらに使用される。
第2の態様の第1または第2の可能な実施様態に準拠している、第3の可能な実施様態においては、第1の伝送フレームは、アップリンクマルチユーザ多入力多出力UL MU MIMO伝送モードをサポートするためにさらに使用される、または、第2の伝送フレームは、UL MU MIMO伝送モードをサポートするためにさらに使用される。
第2の態様の第1から第3の可能な実施様態のいずれか1つに準拠している、第4の可能な実施様態においては、高効率無線ローカルエリアネットワーク・第2シグナリングフィールドHE-SIG-Bが、第1の伝送フレームのHE-SIG-Aの後ろ且つ第1の伝送フレームのHE-STFの前にさらに含まれ、HE-SIG-Bは、制御指示情報を含み、HE-SIG-Bに含まれる制御指示情報は、第1の伝送フレームのものであるとともにHE-SIG-Bの後ろにある部分をどのように復号すべきかを受信デバイスに命令するために使用される。
第2の態様の第4の可能な実施様態に準拠している、第5の可能な実施様態においては、第1の伝送フレームのHE-SIG-AまたはHE-SIG-Bは、モード指示情報をさらに含み、方法は、モード指示情報に従って、第1の伝送フレームのフレーム構造によって特にサポートされている伝送モードを決定するステップをさらに含む。
第2の態様または第2の態様の第1から第5の可能な実施様態のいずれか1つに準拠している、第6の可能な実施様態においては、受信デバイスによって、送信デバイスによって送信された伝送フレームの物理ヘッダを受信するステップは、受信デバイスによって、第1のフレーム構造を有し送信デバイスによって送信される第1の伝送フレームの物理ヘッダまたは第2のフレーム構造を有し送信デバイスによって送信される第2の伝送フレームの物理ヘッダを受信するステップを含み、フレーム構造指示フィールドの後ろに、第1の伝送フレームの物理ヘッダは、特定のフィールドの時間ドメイン反復を含み、第2の伝送フレームの物理ヘッダは、特定のフィールドを含むが、特定のフィールドの時間ドメイン反復を含まない。
第2の態様の第6の可能な実施様態に準拠している、第7の可能な実施様態においては、特定のフィールドは、HE-SIG-Aである。
第2の態様または第2の態様の第1から第7の可能な実施様態のいずれか1つに準拠している、第8の可能な実施様態においては、フレーム構造指示フィールドは、レガシーシグナリングフィールドL-SIGの直後に続き、第1のフレーム構造におけるフレーム構造指示フィールドおよび第2のフレーム構造におけるフレーム構造指示フィールドの双方は、RL-SIGであり、RL-SIGは、L-SIGの時間ドメイン反復である、または、第1のフレーム構造におけるフレーム構造指示フィールドは、HE-SIG-AのOFDMシンボルのすべてまたは一部であり、第2のフレーム構造におけるフレーム構造指示フィールドは、RL-SIGであり、RL-SIGは、L-SIGの時間ドメイン反復である、または、第1のフレーム構造におけるフレーム構造指示フィールドは、HE-SIG-AのOFDMシンボルのすべてまたは一部であり、第2のフレーム構造におけるフレーム構造指示フィールドは、HE-SIG-AのOFDMシンボルのすべてまたは一部である、または、第1のフレーム構造におけるフレーム構造指示フィールドは、RL-SIGであり、第2のフレーム構造におけるフレーム構造指示フィールドは、HE-SIG-AのOFDMシンボルのすべてまたは一部であり、RL-SIGは、L-SIGの時間ドメイン反復である。
第2の態様または第2の態様の第1から第8の可能な実施様態のいずれか1つに準拠している、第9の可能な実施様態においては、第1のサブキャリア極性は、フレーム構造指示フィールドに含まれる複数のサブキャリアのうちの第1のグループのサブキャリアの位相が第1の角度だけ回転されているとともに、第2のグループのサブキャリアの位相が第2の角度だけ回転されていることを意味し、第2のサブキャリア極性は、フレーム構造指示フィールドに含まれる複数のサブキャリアのうちの第1のグループのサブキャリアの位相が第2の角度だけ回転されているとともに、第2のグループのサブキャリアの位相が第1の角度だけ回転されていることを意味し、第2の角度は、第1の角度より大きく、第1の角度は、0度以上である、または、第1のサブキャリア極性は、フレーム構造指示フィールドに含まれる複数のサブキャリアのうちの第1のグループのサブキャリアが充填状態であるとともに、第2のグループのサブキャリアが空き状態であることを意味し、第2のサブキャリア極性は、フレーム構造指示フィールドに含まれる複数のサブキャリアのうちの第1のグループのサブキャリアが空き状態であるとともに、第2のグループのサブキャリアが充填状態であることを意味する、または、第1のサブキャリア極性は、フレーム構造指示フィールドに含まれるサブキャリアすべての位相が第3の角度だけ回転されていることを意味し、第2のサブキャリア極性は、フレーム構造指示フィールドに含まれるサブキャリアすべての位相が第4の角度だけ回転されていることを意味し、第4の角度は、第3の角度より大きく、第3の角度は、0度より大きい。
本発明の第3の態様は、伝送フレーム構造を示すための送信デバイスを提供しており、受信デバイスがフレーム構造指示フィールドのサブキャリア極性に従って伝送フレームのフレーム構造を決定するために、送信デバイスは、無線ローカルエリアネットワークWLANに適用され、伝送フレームを生成するように構成される、生成モジュールであって、伝送フレームの物理ヘッダは、フレーム構造指示フィールドを含み、フレーム構造指示フィールドのサブキャリア極性は、伝送フレームのフレーム構造を示すために使用され、フレーム構造指示フィールドのサブキャリア極性が第1のサブキャリア極性である場合には、伝送フレームは、第1のフレーム構造を有する、または、フレーム構造指示フィールドのサブキャリア極性が第2のサブキャリア極性である場合には、伝送フレームは、第2のフレーム構造を有する、生成モジュールと、伝送フレームを送信するように構成される、送信モジュールとを備える。
第3の態様に準拠している、第1の可能な実施様態においては、フレーム構造指示フィールドは、レガシーシグナリングフィールドL-SIGの直後に続き、生成モジュールは、第1のフレーム構造を有する第1の伝送フレームを生成する、または、第2のフレーム構造を有する第2の伝送フレームを生成するように特に構成され、第1の伝送フレームの物理ヘッダには、L-SIGの後ろ且つ高効率無線ローカルエリアネットワーク・ショートトレーニングフィールドHE-STFの前に高効率無線ローカルエリアネットワーク・第1シグナリングフィールドHE-SIG-Aが存在しており、HE-SIG-Aは、制御指示情報を含み、制御指示情報は、第1の伝送フレームのものであるとともにHE-SIG-Aの後ろにある部分におけるフィールドのすべてまたは一部をどのように復号すべきかを受信デバイスに命令するために使用され、第1の伝送フレームは、シングルユーザSU伝送モード、シングルユーザ多入力多出力SU MIMO伝送モード、およびダウンリンクマルチユーザ多入力多出力DL MU MIMO伝送モードをサポートするために使用され、第2の伝送フレームの物理ヘッダには、L-SIGの後ろ且つHE-STFの前にHE-SIG-Aが存在しておらず、または、HE-SIG-Aが存在しているが、前記送信デバイスを含む複数の送信デバイスによって送信される第2の伝送フレーム内のHE-SIG-Aが重畳された後でも復号処理を依然として行うことができるように、HE-SIG-Aは、共通情報のみを含み、第2の伝送フレームは、アップリンク直交周波数分割多元接続UL OFDMA伝送モードをサポートするために使用され、共通情報は、ネットワーク識別子、受信デバイスの識別子、または残りの伝送期間といった情報のうちの少なくとも1つを含む。
第3の態様の第1の可能な実施様態に準拠している、第2の可能な実施様態においては、第1の伝送フレームは、ダウンリンク直交周波数分割多元接続DL OFDMA伝送モードをサポートするためにさらに使用される、または、第2の伝送フレームは、DL OFDMA伝送モードをサポートするためにさらに使用される。
第3の態様の第1または第2の可能な実施様態に準拠している、第3の可能な実施様態においては、第1の伝送フレームは、アップリンクマルチユーザ多入力多出力UL MU MIMO伝送モードをサポートするためにさらに使用される、または、第2の伝送フレームは、UL MU MIMO伝送モードをサポートするためにさらに使用される。
第3の態様の第1から第3の可能な実施様態のいずれか1つに準拠している、第4の可能な実施様態においては、高効率無線ローカルエリアネットワーク・第2シグナリングフィールドHE-SIG-Bが、第1の伝送フレームのHE-SIG-Aの後ろ且つ第1の伝送フレームのHE-STFの前にさらに含まれ、HE-SIG-Bは、制御指示情報を含み、HE-SIG-Bに含まれる制御指示情報は、第1の伝送フレームのものであるとともにHE-SIG-Bの後ろにある部分をどのように復号すべきかを受信デバイスに命令するために使用される。
第3の態様の第4の可能な実施様態に準拠している、第5の可能な実施様態においては、第1の伝送フレームのHE-SIG-AまたはHE-SIG-Bは、モード指示情報をさらに含み、モード指示情報は、第1の伝送フレームによって特にサポートされている伝送モードを示すために使用される。
第3の態様または第3の態様の第1から第5の可能な実施様態のいずれか1つに準拠している、第6の可能な実施様態においては、生成モジュールは、第1のフレーム構造を有する第1の伝送フレームを生成する、または、第2のフレーム構造を有する第2の伝送フレームを生成するように特に構成され、フレーム構造指示フィールドの後ろに、第1の伝送フレームの物理ヘッダは、特定のフィールドの時間ドメイン反復を含み、第2の伝送フレームの物理ヘッダは、特定のフィールドを含むが、特定のフィールドの時間ドメイン反復を含まない。
第3の態様の第6の可能な実施様態に準拠している、第7の可能な実施様態においては、特定のフィールドは、HE-SIG-Aである。
第3の態様または第3の態様の第1から第7の可能な実施様態のいずれか1つに準拠している、第8の可能な実施様態においては、フレーム構造指示フィールドは、レガシーシグナリングフィールドL-SIGの直後に続き、第1のフレーム構造におけるフレーム構造指示フィールドおよび第2のフレーム構造におけるフレーム構造指示フィールドの双方は、RL-SIGであり、RL-SIGは、L-SIGの時間ドメイン反復である、または、第1のフレーム構造におけるフレーム構造指示フィールドは、HE-SIG-AのOFDMシンボルのすべてまたは一部であり、第2のフレーム構造におけるフレーム構造指示フィールドは、RL-SIGであり、RL-SIGは、L-SIGの時間ドメイン反復である、または、第1のフレーム構造におけるフレーム構造指示フィールドは、HE-SIG-AのOFDMシンボルのすべてまたは一部であり、第2のフレーム構造におけるフレーム構造指示フィールドは、HE-SIG-AのOFDMシンボルのすべてまたは一部である、または、第1のフレーム構造におけるフレーム構造指示フィールドは、RL-SIGであり、第2のフレーム構造におけるフレーム構造指示フィールドは、HE-SIG-AのOFDMシンボルのすべてまたは一部であり、RL-SIGは、L-SIGの時間ドメイン反復である。
第3の態様または第3の態様の第1から第8の可能な実施様態のいずれか1つに準拠している、第9の可能な実施様態においては、第1のサブキャリア極性は、フレーム構造指示フィールドに含まれる複数のサブキャリアのうちの第1のグループのサブキャリアの位相が第1の角度だけ回転されているとともに、第2のグループのサブキャリアの位相が第2の角度だけ回転されていることを意味し、第2のサブキャリア極性は、フレーム構造指示フィールドに含まれる複数のサブキャリアのうちの第1のグループのサブキャリアの位相が第2の角度だけ回転されているとともに、第2のグループのサブキャリアの位相が第1の角度だけ回転されていることを意味し、第2の角度は、第1の角度より大きく、第1の角度は、0度以上である、または、第1のサブキャリア極性は、フレーム構造指示フィールドに含まれる複数のサブキャリアのうちの第1のグループのサブキャリアが充填状態であるとともに、第2のグループのサブキャリアが空き状態であることを意味し、第2のサブキャリア極性は、フレーム構造指示フィールドに含まれる複数のサブキャリアのうちの第1のグループのサブキャリアが空き状態であるとともに、第2のグループのサブキャリアが充填状態であることを意味する、または、第1のサブキャリア極性は、フレーム構造指示フィールドに含まれるサブキャリアすべての位相が第3の角度だけ回転されていることを意味し、第2のサブキャリア極性は、フレーム構造指示フィールドに含まれるサブキャリアすべての位相が第4の角度だけ回転されていることを意味し、第4の角度は、第3の角度より大きく、第3の角度は、0度より大きい。
本発明の第4の態様は、伝送フレーム構造を示すための受信デバイスを提供しており、受信デバイスは、無線ローカルエリアネットワークWLANに適用され、送信デバイスによって送信された伝送フレームの物理ヘッダを受信するように構成される、受信モジュールであって、伝送フレームの物理ヘッダは、フレーム構造指示フィールドを含み、フレーム構造指示フィールドのサブキャリア極性は、伝送フレームのフレーム構造を示すために使用される、受信モジュールと、フレーム構造指示フィールドのサブキャリア極性に従って伝送フレームのフレーム構造を決定するように構成される、決定モジュールであって、フレーム構造指示フィールドのサブキャリア極性が第1のサブキャリア極性である場合には、伝送フレームは、第1のフレーム構造を有する、または、フレーム構造指示フィールドのサブキャリア極性が第2のサブキャリア極性である場合には、伝送フレームは、第2のフレーム構造を有する、決定モジュールとを備える。
第4の態様に準拠している、第1の可能な実施様態においては、フレーム構造指示フィールドは、レガシーシグナリングフィールドL-SIGの直後に続き、受信モジュールは、第1のフレーム構造を有し送信デバイスによって送信される第1の伝送フレームの物理ヘッダまたは第2のフレーム構造を有し送信デバイスによって送信される第2の伝送フレームの物理ヘッダを受信するように特に構成され、第1の伝送フレームの物理ヘッダには、L-SIGの後ろ且つ高効率無線ローカルエリアネットワーク・ショートトレーニングフィールドHE-STFの前に高効率無線ローカルエリアネットワーク・第1シグナリングフィールドHE-SIG-Aが存在しており、HE-SIG-Aは、制御指示情報を含み、制御指示情報は、第1の伝送フレームのものであるとともにHE-SIG-Aの後ろにある部分におけるフィールドのすべてまたは一部をどのように復号すべきかを受信デバイスに命令するために使用され、第1の伝送フレームは、シングルユーザSU伝送モード、シングルユーザ多入力多出力SU MIMO伝送モード、およびダウンリンクマルチユーザ多入力多出力DL MU MIMOをサポートするために使用され、第2の伝送フレームの物理ヘッダには、L-SIGの後ろ且つHE-STFの前にHE-SIG-Aが存在しておらず、または、HE-SIG-Aが存在しているが、複数の送信デバイスによって送信される第2の伝送フレーム内のHE-SIG-Aが重畳された後でも復号処理を依然として行うことができるように、HE-SIG-Aは、共通情報のみを含み、第2の伝送フレームは、アップリンク直交周波数分割多元接続UL OFDMA伝送モードをサポートするために使用され、共通情報は、ネットワーク識別子、受信デバイスの識別子、または残りの伝送期間といった情報のうちの少なくとも1つを含む。
第4の態様の第1の可能な実施様態に準拠している、第2の可能な実施様態においては、第1の伝送フレームは、ダウンリンク直交周波数分割多元接続DL OFDMA伝送モードをサポートするためにさらに使用される、または、第2の伝送フレームは、DL OFDMA伝送モードをサポートするためにさらに使用される。
第4の態様の第1または第2の可能な実施様態に準拠している、第3の可能な実施様態においては、第1の伝送フレームは、アップリンクマルチユーザ多入力多出力UL MU MIMO伝送モードをサポートするためにさらに使用される、または、第2の伝送フレームは、UL MU MIMO伝送モードをサポートするためにさらに使用される。
第4の態様の第1から第3の可能な実施様態のいずれか1つに準拠している、第4の可能な実施様態においては、高効率無線ローカルエリアネットワーク・第2シグナリングフィールドHE-SIG-Bが、第1の伝送フレームのHE-SIG-Aの後ろ且つ第1の伝送フレームのHE-STFの前にさらに含まれ、HE-SIG-Bは、制御指示情報を含み、HE-SIG-Bに含まれる制御指示情報は、第1の伝送フレームのものであるとともにHE-SIG-Bの後ろにある部分をどのように復号すべきかを受信デバイスに命令するために使用される。
第4の態様の第4の可能な実施様態に準拠している、第5の可能な実施様態においては、第1の伝送フレームのHE-SIG-AまたはHE-SIG-Bは、モード指示情報をさらに含み、決定モジュールは、モード指示情報に従って、第1の伝送フレームのフレーム構造によって特にサポートされている伝送モードを決定するようにさらに構成される。
第4の態様または第4の態様の第1から第5の可能な実施様態のいずれか1つに準拠している、第6の可能な実施様態においては、受信モジュールは、第1のフレーム構造を有し送信デバイスによって送信される第1の伝送フレームの物理ヘッダまたは第2のフレーム構造を有し送信デバイスによって送信される第2の伝送フレームの物理ヘッダを受信するように特に構成され、フレーム構造指示フィールドの後ろに、第1の伝送フレームの物理ヘッダは、特定のフィールドの時間ドメイン反復を含み、第2の伝送フレームの物理ヘッダは、特定のフィールドを含むが、特定のフィールドの時間ドメイン反復を含まない。
第4の態様の第6の可能な実施様態に準拠している、第7の可能な実施様態においては、特定のフィールドは、HE-SIG-Aである。
第4の態様または第4の態様の第1から第7の可能な実施様態のいずれか1つに準拠している、第8の可能な実施様態においては、フレーム構造指示フィールドは、レガシーシグナリングフィールドL-SIGの直後に続き、第1のフレーム構造におけるフレーム構造指示フィールドおよび第2のフレーム構造におけるフレーム構造指示フィールドの双方は、RL-SIGであり、RL-SIGは、L-SIGの時間ドメイン反復である、または、第1のフレーム構造におけるフレーム構造指示フィールドは、HE-SIG-AのOFDMシンボルのすべてまたは一部であり、第2のフレーム構造におけるフレーム構造指示フィールドは、RL-SIGであり、RL-SIGは、L-SIGの時間ドメイン反復である、または、第1のフレーム構造におけるフレーム構造指示フィールドは、HE-SIG-AのOFDMシンボルのすべてまたは一部であり、第2のフレーム構造におけるフレーム構造指示フィールドは、HE-SIG-AのOFDMシンボルのすべてまたは一部である、または、第1のフレーム構造におけるフレーム構造指示フィールドは、RL-SIGであり、第2のフレーム構造におけるフレーム構造指示フィールドは、HE-SIG-AのOFDMシンボルのすべてまたは一部であり、RL-SIGは、L-SIGの時間ドメイン反復である。
第4の態様または第4の態様の第1から第8の可能な実施様態のいずれか1つに準拠している、第9の可能な実施様態においては、第1のサブキャリア極性は、フレーム構造指示フィールドに含まれる複数のサブキャリアのうちの第1のグループのサブキャリアの位相が第1の角度だけ回転されているとともに、第2のグループのサブキャリアの位相が第2の角度だけ回転されていることを意味し、第2のサブキャリア極性は、フレーム構造指示フィールドに含まれる複数のサブキャリアのうちの第1のグループのサブキャリアの位相が第2の角度だけ回転されているとともに、第2のグループのサブキャリアの位相が第1の角度だけ回転されていることを意味し、第2の角度は、第1の角度より大きく、第1の角度は、0度以上である、または、第1のサブキャリア極性は、フレーム構造指示フィールドに含まれる複数のサブキャリアのうちの第1のグループのサブキャリアが充填状態であるとともに、第2のグループのサブキャリアが空き状態であることを意味し、第2のサブキャリア極性は、フレーム構造指示フィールドに含まれる複数のサブキャリアのうちの第1のグループのサブキャリアが空き状態であるとともに、第2のグループのサブキャリアが充填状態であることを意味する、または、第1のサブキャリア極性は、フレーム構造指示フィールドに含まれるサブキャリアすべての位相が第3の角度だけ回転されていることを意味し、第2のサブキャリア極性は、フレーム構造指示フィールドに含まれるサブキャリアすべての位相が第4の角度だけ回転されていることを意味し、第4の角度は、第3の角度より大きく、第3の角度は、0度より大きい。
本発明の第5の態様は、通信システムを提供しており、通信システムは、本発明の第3の態様または第3の態様の第1から第5の可能な実施様態に準拠している送信デバイスと、本発明の第4の態様または第4の態様の第1から第5の可能な実施様態に準拠している受信デバイスとを含む、または、通信システムは、本発明の第3の態様の第6または第7の可能な実施様態に準拠している送信デバイスと、本発明の第4の態様の第6または第7の可能な実施様態に準拠している受信デバイスとを含む。
本発明の実施形態に従って、技術的ソリューションにおいて、伝送フレームの物理ヘッダ内のフレーム構造指示フィールドのサブキャリア極性は、異なるフレーム構造を示すために使用されており、以下の技術的効果が得られることが前述のことから見てとれよう。
HEWが、より多くの伝送モードをサポートし、より多くのフレーム構造をサポートし、より多くのフレーム構造を示す必要があるという要件を満足するために、サブキャリア極性が、より多くの表現方式を有し得るとともに、より多くのフレーム構造を示すために使用され得るので、WLAN標準規格における複数のフレーム構造の設計をサポートする。
本発明の実施形態における技術的ソリューションをより明確に説明するために、実施形態および従来技術を説明するために必要となる添付の図面を以下に簡単に紹介する。以下の説明における添付の図面が本発明の一部の実施形態を示しているにすぎず、当業者が創造的努力なしにこれらの添付の図面から他の図面をさらに導出し得ることは明らかであろう。
既存の標準規格11a/gにおける伝送フレーム構造の概略図である。 既存の標準規格11nにおける伝送フレーム構造の概略図である。 既存の標準規格11acにおける伝送フレーム構造の概略図である。 BPSK信号点配置およびQBPSK信号点配置の概略図である。 本発明の実施形態による、伝送フレーム構造を示すための方法の概略図である。 本発明のいくつかの実施形態による、フレーム構造の概略図である。 本発明のいくつかの実施形態による、フレーム構造の概略図である。 本発明のいくつかの他の実施形態による、第1の伝送フレームの概略構造図である。 DL OFDMAの2つの実施様態の概略図である。 DL OFDMAの2つの実施様態の概略図である。 本発明の実施形態による、別の伝送フレーム構造を示すための方法の概略図である。 本発明の実施形態による、送信デバイスの概略構造図である。 本発明の実施形態による、受信デバイスの概略構造図である。 本発明の実施形態による、通信システムの概略アーキテクチャ図である。 本発明の実施形態による、サブキャリア極性表現方法の概略図である。 本発明の実施形態による、別の送信デバイスの概略構造図である。 本発明の実施形態による、別の受信デバイスの概略構造図である。
本発明の実施形態は、伝送フレーム構造を示すための方法およびデバイス、ならびにシステムを提供しており、伝送フレーム構造を示すための方法およびデバイス、ならびにシステムは、複数の異なる伝送フレーム構造を示すために使用され得るとともに、UL OFMDA伝送モード、DL OFDMA伝送モード、およびUL MU MIMO伝送モードのうちの任意の1つまたは複数の伝送モードが導入されるHEWに適用され得る。
当業者が本発明における技術的ソリューションをより理解できるように、本発明の実施形態における添付の図面を参照して、本発明の実施形態における技術的解決手法を以下に明確かつ完全に説明する。説明した実施形態は本発明の実施形態のすべてではなく一部にすぎないことは明らかであろう。創造的努力なしに本発明の実施形態に基づいて当業者によって得られる他の実施形態のすべては、本発明の保護範囲に含まれるものとする。
まず、従来技術における伝送フレーム構造を示すための方法を簡単に説明する。
従来技術では、各標準規格が、特定の伝送フレーム構造を有している。一例として、既存の標準規格11a/g、11n、および11acにおける伝送フレーム構造をそれぞれ図1(a)、図1(b)、および図1(c)に示している。11nおよび11acフレーム構造における、L(Legacy、レガシー)-STF(Short Training Field、ショートトレーニングフィールド)、L-LTF(Long Training Field、ロングトレーニングフィールド)、およびL-SIG(Signal、シグナリングフィールド)は、L-preamble(レガシーパイロット)と総称され、L-preambleは、下位互換性のためのものである。すなわち、11a/gの第三者STA(Station、ステーション)が11n/11ac伝送フレームを受信する場合には、第三者STAは、後続の伝送内容を理解することができないとしても、第三者STAは、L-SIGの内容に従って計算することによって伝送フレーム全体の伝送期間を依然として得ることができ、その後、スリープ状態に遷移することを選択することができる、それによって、省電力の目的を達成している。当然のことながら、11nデバイスが11ac伝送フレームを受信する場合には、L-preambleは、同一の機能を提供し得る。11n/11acのフレーム構造におけるData(データフィールド)は11a/gフレーム構造におけるデータフィールドとして同一の構造を有することに留意されたい。フレーム構造におけるすべてのSIGフィールドは、BPSK(Binary Phase Shift Keying、バイナリ位相シフトキーイング)またはQBPSK(Quadrature Binary Phase Shift Keying、直交バイナリ位相シフトキーイング)を使用して変調される。
既存の標準規格におけるOFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplexing、直交周波数分割多重方式)のシンボルの長さは、4マイクロ秒である。したがって、図1中のHT(High Throughput、高スループット)-SIGは、HT-SIG1およびHT-SIG2の2つのシンボルを実際には含む。同様に、VHT(Very High Throughput、超高スループット)-SIG-Aは、VHT-SIG-A1およびVHT-SIG-A2を含む。
既存の標準規格においては、異なる伝送フレーム構造が、L-SIGの直後に続く第1および第2のOFDMシンボルの異なるサブキャリア位相回転により示されている。
11a/g標準規格においては、L-SIGの直後に続く第1および第2のOFDMシンボルは、データフィールドの第1の2つのシンボルである。11n標準規格においては、L-SIGの直後に続く第1および第2のOFDMシンボルは、HT-SIG1およびHT-SIG2である。11ac標準規格においては、L-SIGの直後に続く第1および第2のOFDMシンボルは、VHT-SIG-A1およびVHT-SIG-A2である。
既存の標準規格に従って、20MHzの帯域幅に、L-SIGの各々の後ろにある第1および第2のシンボルは、48個のデータサブキャリアおよび4個のパイロットサブキャリアを含む。現行の802.11標準規格においては、サブキャリア位相回転は、データサブキャリアの位相が反時計回りの方向に回転されていることを一般的に意味する。換言すれば、変調信号点配置図が、反時計回りの方向に回転されている。位相が90度ほど回転されている場合には、BPSK信号点配置は、図2に示したQBPSK信号点配置に変更される。水平軸は、I(Inphase、同相)コンポーネントであり、垂直軸は、Q(Quadrature、直交)コンポーネントである。
表2を参照すれば、11nデバイスが伝送フレームを受信する場合には、QBPSKがフレームの第1のOFDMシンボルにおいて使用されていれば、11nデバイスは、11nフレーム構造に従って後続部分を復号する、または、QBPSKを除く任意の変調方式がフレームの第1のOFDMシンボルにおいて使用されていれば、11nデバイスは、11a/gフレーム構造(すべての既存の標準規格は、下位互換性がある)に従って復号処理を行う。同様に、11acデバイスが伝送フレームを受信する場合には、QBPSKがフレームの第1のシンボルにおいて使用されていれば、11acデバイスは、11nフレーム構造に従って後続部分を復号する、または、BPSKが第1のシンボルにおいて使用されるとともに、QBPSKが第2のシンボルにおいて使用されていれば、11acデバイスは、11acフレーム構造に従って後続部分を復号する、または、前述の2つのケースを除く任意のケースにおいては、11acデバイスは、11a/gフレーム構造に従って復号処理を行う。必要に応じて、デバイスは、デバイスによって識別することができないフレーム構造を直ちに破棄してもよい。
802.11nから継続する標準規格において、フレーム構造を示すための第1および第2のシンボル、例えば、HT-SIG1およびHT-SIG2またはVHT-SIG-A1およびVHT-SIG-A2、の双方が、例えば、MCS(Modulation and Coding Scheme、変調方式および符号化率)といったデータフィールドを復号するために使用される制御情報を含んでいることは前述のことから見てとれよう。受信端は、制御情報に従って、後続のフレームの部分をどのように復号すべきかを決定し得る。802.11a/gにおける制御情報は、L-SIGにある。802.11nまたは802.11acデバイスは、受信した伝送フレーム内のL-SIGの後ろにある2つのシンボル、すなわち、データフィールドの第1の2つのシンボル、に対して検出を行い、伝送フレームがレガシー伝送フレームであるかどうかを識別する。したがって、前述のソリューションは、1つのデバイスが送信処理を行い1つまたは複数のデバイスが受信処理を行うシナリオに対してのみ適用できる。複数のデバイスが送信処理を行い1つのデバイスが受信処理を行う場合には、複数のデバイスによって送信された伝送フレームの第1のシンボルおよび第2のシンボルの内容がランダムに重畳される、したがって、受信デバイスは、伝送フレームを正確に受信およびパースすることができない。したがって、既存の前述のソリューションは、複数のデバイスが送信処理を行い1つのデバイスが受信処理を行うケースには適用できない、すなわち、UL OFMDA/UL MU MIMOなどのHEWに導入される予定であるUL MU伝送には適用できない。
加えて、従来技術では、特定のフレーム構造が各標準規格において使用されており、フレーム構造の物理ヘッダはこのフレーム構造のみを示すことが可能である。しかしながら、WLANの発展に伴い、より多くの伝送モードをサポートする必要があり、複数のフレーム構造が1つの標準規格に設計されることになるであろう。結果として、従来技術は、実用を満たすことができない。例えば、11ax標準規格は、5つより多くの伝送モードをサポートする必要がある。1つのフレーム構造が、本要件、すなわち、少なくとも2つのフレーム構造が異なる伝送モードを別々にサポートするように設計されている必要があり得るということを満足することは困難である。しかしながら、従来技術では、伝送フレームの物理ヘッダは、1つのフレーム構造のみを示すことが可能であり、このため、複数のフレーム構造を示すという要件を満足することができない。
つまり、既存のフレーム構造指示技術は、UL OFMDA伝送モード、DL OFDMA伝送モード、UL MU MIMO伝送モードなどのうちの任意の1つまたは複数の伝送モードが導入されるHEWには適用できない。
前述の問題に関して、本発明の実施形態は、HEWに適用できる、伝送フレーム構造を示すための方法および対応するデバイス、ならびにシステムを提供している。具体的な実施形態を使用して詳細な説明を以下に別々に提供している。
実施形態1
図3を参照すれば、本発明の本実施形態は、伝送フレーム構造を示すための方法を提供している。方法は、WLANに適用され、特に、HEWに適用される。方法は、以下のステップを含み得る。
301. 送信デバイスは、伝送フレームを生成する。
本発明の本実施形態においては、送信デバイスは、伝送フレームを生成する、ここで、伝送フレームの物理ヘッダは、フレーム構造指示フィールドを含み、フレーム構造指示フィールドのサブキャリア極性は、伝送フレームのフレーム構造を示すために使用される。
必要に応じて、フレーム構造指示フィールドは、少なくとも1つのOFDM(直交周波数分割多重方式)シンボルを含み得るとともに、物理ヘッダ内のL-SIGの直後に続き得る。
本明細書における、伝送フレームまたは伝送フレーム内のフレーム構造指示フィールドなどの、様々なフレームおよびフレーム内の様々なフィールドは、例示的な名称を使用しているにすぎず、他の名称を使用しているフレームまたはフィールドが同一または同様の機能を有しているならば他の名称がまた付けられていてもよい。
302. 受信デバイスがフレーム構造指示フィールドのサブキャリア極性に従って伝送フレームのフレーム構造を決定するために、伝送フレームを送信する。
本発明の本実施形態においては、伝送フレームは、受信デバイスに送信される。したがって、伝送フレームの物理ヘッダを受信した後に、受信デバイスは、物理ヘッダ内のフレーム構造指示フィールドのサブキャリア極性に従って伝送フレームのフレーム構造を決定し、その後、伝送フレームのフレーム構造指示フィールドの後ろにある残りの部分をどのように処理すべきかを決定し得る、例えば、残りの部分を受信するかどうかを決定し得る。
前述において説明したように、OFDMベースの802.11標準規格については、OFDMシンボル内のサブキャリアは、データサブキャリアおよびパイロットサブキャリアを含み、ここで言うサブキャリアは、データサブキャリアを一般的に指す。特に明記しない限り、本明細書の説明に関わるすべてのサブキャリアは、データサブキャリアを指す。
本発明の本実施形態においては、送信デバイスは、少なくとも2つのフレーム構造を有する伝送フレームを生成し得る。フレーム構造指示フィールドのサブキャリア極性が第1のサブキャリア極性である場合には、伝送フレームは、第1のフレーム構造を有する。フレーム構造指示フィールドのサブキャリア極性が第2のサブキャリア極性である場合には、伝送フレームは、第2のフレーム構造を有する。
必要に応じて、第2のフレーム構造におけるフレーム構造指示フィールドは、信号が重畳された後に復号を行うことができるように、共通情報のみを含み得るが、データフィールドを復号するために使用される制御情報を含んでいない。したがって、複数のデバイスが送信処理を行い単一のデバイスが受信処理を行うシナリオをサポートする。共通情報は、第三者HEWデバイスが伝送フレームを理解することを支援し得るが、ターゲット受信デバイスにとっては無意味である。すなわち、伝送フレームのデータフィールドを復号するために使用される制御情報を含んでいない。共通情報は、ネットワーク識別子、受信デバイスの識別子、または残りの伝送期間といった情報のうちの少なくとも1つを含む。
本発明の本実施形態に従って、技術的ソリューションにおいて、伝送フレームの物理ヘッダ内のフレーム構造指示フィールドのサブキャリア極性は、異なる伝送フレーム構造を示すために使用されており、以下の技術的効果が得られることが前述のことから見てとれよう。
1. HEWが、より多くの伝送モードをサポートし、より多くのフレーム構造をサポートし、より多くのフレーム構造を示す必要があるという要件を満足するために、サブキャリア極性が、より多くの表現方式を有し得るとともに、より多くのフレーム構造を示すために使用され得るので、WLAN標準規格における複数のフレーム構造の設計をサポートする。
2. legacy(レガシー)デバイスは、伝送フレームの物理ヘッダ内のフレーム構造指示フィールドのサブキャリア極性に従って、前記伝送フレームがレガシーデバイスによってパースすることができない伝送フレームであると決定し得る。HEWデバイスは、伝送フレームの物理ヘッダ内のフレーム構造指示フィールドのサブキャリア極性に従って伝送フレームの構造を決定し、その後、伝送フレームの残りの部分をどのように受信およびパースすべきかを決定し得る。
本発明の本実施形態における方法を詳細に以下にさらに説明する。
第1の方法
本発明のいくつかの実施形態において、HEWに適用される伝送フレーム構造を提供している。
既存の伝送モード(すなわち、11a/g、11n、および11acなどの標準規格によってサポートされているSU、SU MIMO、およびDL MU MIMOなどの伝送モード)と新たに追加された伝送モード(すなわち、11ax標準規格に導入され得るUL MU MIMOおよびUL/DL OFDMAなどの伝送モード)との双方をサポートするために、HEWに適用される2つの伝送フレーム構造を、提案しており、それぞれ図4(a)および図4(b)に示している。
図4(a)を参照すれば、図4(a)は、第1のフレーム構造の概略図である。本明細書においては、第1のフレーム構造を有する伝送フレームを第1の伝送フレームと称する。第1の伝送フレームは、SU伝送モード、SU MIMO伝送モード、およびDL MU MIMO伝送モードをサポートするために使用され、DL OFDMA伝送モードをサポートするためにさらに使用され得る。
第1の伝送フレームの物理ヘッダ内のL-preamble部分は、L-STF、L-LTF、およびL-SIGなどのフィールドを含む。L-preamble部分は、11nおよび11acなどの既存の標準規格におけるL-preamble部分と同一であり、ここでは詳細に説明しない。HE(High Efficiency WLAN、高効率無線ローカルエリアネットワーク)-STFおよびHE-LTFフィールドが、第1の伝送フレームのL-preamble部分と第1の伝送フレームのDate部分との間にさらに含まれる。HE-STFおよびHE-LTFは、11n標準規格におけるHT-STFおよびHT-LTFまたは11ac標準規格におけるVHT-STFおよびVHT-LTFと同一の機能を提供しており、ここでは詳細に説明しない。
特に、第1の伝送フレームの物理ヘッダには、L-SIGの後ろ且つHE-STFの前にHE-SIG-Aが存在している。HE-SIG-Aは、制御指示情報を含む。制御指示情報は、第1の伝送フレームのものであるとともにHE-SIG-Aの後ろにある部分におけるフィールドのすべてまたは一部をどのように復号すべきか受信デバイスに命令するために使用される。制御指示情報は、例えば、データフィールドの帯域幅、およびMCSを含む。
ステップ301に従って、フレーム構造指示フィールドは物理ヘッダにおいてL-SIGの直後に続くことに留意されたい。したがって、前述の第1の伝送フレームの物理ヘッダには、L-SIGの後ろ且つHE-STFの前にHE-SIG-Aが存在しているということは、HE-SIG-Aがフレーム構造指示フィールドの後ろ且つHE-STFの前にある、または、HE-SIG-Aのシンボルのすべてまたは一部がフレーム構造指示フィールドである、という2つの特定のケースを含む。
必要に応じて、HE-SIG-Bが、第1の伝送フレームのHE-SIG-Aの後ろ且つ第1の伝送フレームのHE-STFの前にさらに含まれる。HE-SIG-Bは、制御指示情報を含む。HE-SIG-B内の制御指示情報は、第1の伝送フレームのものであるとともにHE-SIG-Bの後ろにある部分をどのように復号すべきかを受信デバイスに命令するために使用される。本明細書に記載のHE-SIG-Bは、本実施形態において新たに追加されたフィールドであり、11acなどの元の標準規格におけるHT-SIG2とは異なっている。
HE-SIG-BおよびHE-SIG-Aは、独立して符号化/復号される。HE-SIG-Aは、MCSおよび長さなどのHE-SIG-Bに関する情報を示す。すなわち、高次のMCSがHE-SIG-Bのために使用され得るし、HE-SIG-Bは長さが不変である、このことが、HE-SIG-Bがより多くのビットを搬送することを可能にしている。HE-SIG-Bは、例えば、データフィールドを復号するために使用される制御情報といった、より多くのビットを搬送することができるため、HE-SIG-Cが存在しなくてもよい。
必要に応じて、HE-SIG-A内の制御指示情報は、HE-SIG-Bを復号するために使用され、HE-SIG-B内の制御指示情報は、データフィールドを復号するために使用される。
必要に応じて、第1の伝送フレームのHE-SIG-AまたはHE-SIG-Bは、モード指示情報をさらに含む。モード指示情報は、第1の伝送フレームによって特にサポートされている伝送モードを示す、例えば、SU、SU MIMO、DL MU MIMO、およびDL OFDMAにおいて特にサポートされている伝送モードを示すために使用される。
必要に応じて、第1の伝送フレームのHE-LTFの後ろ且つ第1の伝送フレームのDateの前に、HE-SIG-Cをさらに含んでいてもよいし、またHE-SIG-Cを含んでいなくてもよい。本明細書に記載のHE-SIG-Cは、11acなどの元の標準規格におけるHT-SIG2に類似している。HE-SIG-Cは、DL MU MIMOまたはDL OFDMAシナリオにおいて使用され、特定の受信デバイスのための制御指示情報を搬送する。実際には、制御情報は、HE-SIG-AまたはHE-SIG-Bによっても搬送され得る。ただし、HE-SIG-Aは、20MHzだけを使用して送信され得る。代わりに、HE-STFおよびHE-LTFの後ろにあるHE-SIG-Cは、より大きな帯域幅または複数の空間フローを使用して並行して送信され得る、これにより、より高い伝送効率を有し、伝送オーバーヘッドを効率的に低減することを可能としている。
既存の標準規格におけるフレーム構造との比較において、11ax標準規格は、マルチパス効果が相対的に深刻な屋外シナリオに適用できる。したがって、相対的に大きな遅延拡張を相殺するために、ロングシンボル(すなわち、より長いGI(Guard Interval、ガードインターバル)を有するOFDMシンボル)を第1の伝送フレームのデータフィールドにおいて使用するのが望ましい。GIの長さは、HE-SIG-Aにおいて示され得る。
図4(b)を参照すれば、図4(b)は、第2のフレーム構造の概略図である。本明細書においては、第2のフレーム構造を有する伝送フレームを第2の伝送フレームと称する。第2の伝送フレームは、UL MU MIMO伝送モードをサポートするために使用され、UL OFDMA伝送モードをサポートするためにさらに使用され得る、または、DL OFDMA伝送モードをサポートするためにさらに使用され得る。第2の伝送フレームは、例えば、AP(Access Point、アクセスポイント)といった、デバイスによって送信されたtrigger(トリガ)フレームの直後のみに続き得る。
第2の伝送フレームの物理ヘッダ内のL-preamble部分は、L-STF、L-LTF、およびL-SIGなどのフィールドを含む。L-preamble部分は、11nおよび11acなどの既存の標準規格におけるL-preamble部分と同一であり、ここでは詳細に説明しない。HE(High Efficiency WLAN、高効率無線ローカルエリアネットワーク)-STFおよびHE-LTFフィールドが、第2の伝送フレームのL-preamble部分と第2の伝送フレームのDate部分との間にさらに含まれる。HE-STFおよびHE-LTFは、11nおよび11acなどの標準規格におけるHT-STFおよびHT-LTFと類似しており、ここでは詳細に説明しない。
必要に応じて、第2の伝送フレームのHE-LTFの後ろ且つ第2の伝送フレームのDateの前に、HE-SIG-Cを含んでいてもよいし、またHE-SIG-Cを含んでいなくてもよい。HE-SIG-Cは、制御指示情報を搬送するために使用される。制御指示情報は、第2の伝送フレームのものであるとともにHE-SIG-Cの後ろにあるデータフィールドをどのように復号すべきかを受信デバイスに命令するために使用される。しかしながら、第2の伝送フレームは、APがトリガフレームを送信した直後にいつも送信されるため、制御指示情報を、APによってトリガフレームにおいて指定してもよい。この場合には、第2の伝送フレームは、制御指示情報を搬送する必要がない。すなわち、第2の伝送フレームは、HE-SIG-Cを含む必要がない。
特に、第2の伝送フレームの物理ヘッダには、L-SIGの後ろ且つHE-STFの前にHE-SIG-Aが存在し得ず、または、HE-SIG-Aが存在しているが、前記送信デバイスを含む複数の送信デバイスによって送信される第2の伝送フレーム内のHE-SIG-Aが重畳された後でも復号処理を依然として行うことができるように、HE-SIG-Aは、共通情報のみを含み、データフィールドを復号するために使用される制御情報を搬送していない。共通情報は、ネットワーク識別子、受信デバイスの識別子(APなど)、または残りの伝送期間(Duration)といった情報のうちの少なくとも1つを含む。ネットワーク識別子は、カラー(Color)などである。AP識別子は、基本サービスセット識別子(Basic Service Set Identifier、BSSID)などである。
ステップ301に従って、フレーム構造指示フィールドは物理ヘッダにおいてL-SIGの直後に続くことに留意されたい。したがって、前述の第1の伝送フレームの物理ヘッダには、L-SIGの後ろ且つHE-STFの前にHE-SIG-Aが存在しているということは、HE-SIG-Aがフレーム構造指示フィールドの後ろ且つHE-STFの前にある、または、HE-SIG-Aのシンボルのすべてまたは一部がフレーム構造指示フィールドである、という2つの特定のケースを含む。
必要に応じて、第2の伝送フレームがHE-SIG-Aを含む場合には、HE-SIG-Aは、AP識別子およびDurationなどの共通情報のみを搬送することができるが、データフィールドの帯域幅およびMCSなどのデータフィールドを復号するために使用され得る任意の制御情報を搬送することはできない。この場合には、HE-SIG-A内の共通情報は、第三者HEWデバイスが伝送フレームを理解することを支援し得る。例えば、第三者デバイスは、Durationに従ってNAV(Network Allocation Vector、ネットワーク割り振りベクトル)を設定し得る。しかしながら、共通情報は、ターゲット受信デバイスにとっては無意味である。すなわち、伝送フレームのデータフィールドを復号するために使用される制御情報を含んでいない。好ましくは、第2の伝送フレームは、HE-SIG-Aを含んでいない、これは、最も簡略な設計であり、図4(b)に示している。
DL OFDMAにおいて第1の伝送フレームを使用するか第2の伝送フレームを使用するかはDL OFDMAの実施様態に依存することに特に留意すべきである。DL OFDMAについては、2つの可能な実施様態が存在する。一方の方式を5(a)に示している。APは、送信のためにトリガフレームとDL OFDMA Dataとを一つに連結している。この場合には、リソーススケジューリング情報は、連結伝送フレームの物理ヘッダ内にあり、トリガは、実際のところ連結伝送フレーム全体の物理ヘッダである。他方の方式を図5(b)に示している。APは、トリガフレームをまず送信し、その後、既定の時間長のインターバルの後にDL OFDMA Dataを送信する、ここで、トリガフレームは、リソーススケジューリング情報を含む。この場合には、リソーススケジューリング情報は、トリガフレームまたはMAC(Media Access Control、媒体アクセス制御)レイヤのデータの物理ヘッダ内にある。図5(a)に示したDL OFDMAの実施様態を使用する場合には、図4(a)に示した第1の伝送フレームを使用する。図5(b)に示したDL OFDMAの実施様態を使用する場合には、図4(b)に示した第2の伝送フレームを使用する。
UL MU MIMO伝送モードがHEWに導入されている場合には、第1の伝送フレームまたは第2の伝送フレームのいずれかが、実際の要件に従って選択され、UL MU MIMOにおいて使用され得る。
第2の方法
本発明のいくつかの実施形態は、サブキャリア極性の複数の表現方式を提供している。
本発明のいくつかの実施形態においては、伝送フレームの送信デバイスによって生成された伝送フレームは、第1のフレーム構造を有する第1の伝送フレームであり得るし、また第2のフレーム構造を有する第2の伝送フレームであり得る。異なるフレーム構造を示すために、第1の伝送フレームおよび第2の伝送フレームの物理ヘッダ内のフレーム構造指示フィールドのサブキャリア極性は異なっている。第1の伝送フレーム内のフレーム構造指示フィールドは、第1のサブキャリア極性を有し、第2の伝送フレーム内のフレーム構造指示フィールドは、第2のサブキャリア極性を有する。
フレーム構造指示フィールドのサブキャリア極性は、以下の複数の表現方式を有し得るが、以下の方式に限定されない。
A. 本発明のいくつかの実施様態においては、
第1のサブキャリア極性は、フレーム構造指示フィールドに含まれる複数のサブキャリアのうちの第1のグループのサブキャリアの位相が第1の角度だけ回転されているとともに、第2のグループのサブキャリアの位相が第2の角度だけ回転されていることを意味し、
第2のサブキャリア極性は、フレーム構造指示フィールドに含まれる複数のサブキャリアのうちの第1のグループのサブキャリアの位相が第2の角度だけ回転されているとともに、第2のグループのサブキャリアの位相が第1の角度だけ回転されていることを意味する。
第2の角度は、第1の角度より大きく、第1の角度は、0度以上である。
フレーム構造指示フィールドに含まれる複数のサブキャリアを任意の方式で2つのグループに分割し得る。好ましくは、第1のグループのサブキャリアは、奇数番号のサブキャリアであり得るし、第2のサブキャリアは、偶数番号のサブキャリアであり得るし、または第1のグループのサブキャリアは、偶数番号のサブキャリアであり得るし、第2のサブキャリアは、奇数番号のサブキャリアであり得る。
位相回転は、L-SIGに対する位相回転であり得る。回転された第1の角度および第2の角度は、任意の値であり得る、例えば、それぞれ0度および90度であり得る。すなわち、第1のサブキャリア極性は、第1のグループのサブキャリアの位相が90度ほど回転されているとともに、第2のグループのサブキャリアの位相が回転されていないということであり、第2のサブキャリア極性は、第1のグループのサブキャリアの位相が回転されておらず、第2のグループのサブキャリアの位相が90度ほど回転されているということである。
B. 本発明のいくつかの他の実施様態においては、
第1のサブキャリア極性は、フレーム構造指示フィールドに含まれる複数のサブキャリアのうちの第1のグループのサブキャリアが充填状態であるとともに、第2のグループのサブキャリアが空き状態であることを意味し、
第2のサブキャリア極性は、フレーム構造指示フィールドに含まれる複数のサブキャリアのうちの第1のグループのサブキャリアが空き状態であるとともに、第2のグループのサブキャリアが充填状態であることを意味する。
充填処理とは、サブキャリアに情報を充填することを意味しており、空きとは、サブキャリアにいかなる情報も充填されていないことを意味している。空き状態のサブキャリアは、送信デバイスに関する情報を搬送しない。
フレーム構造指示フィールドに含まれる複数のサブキャリアを任意の方式で2つのグループに分割し得る。好ましくは、第1のグループのサブキャリアは、奇数番号のサブキャリアであり得るし、第2のサブキャリアは、偶数番号のサブキャリアであり得るし、または第1のグループのサブキャリアは、偶数番号のサブキャリアであり得るし、第2のサブキャリアは、奇数番号のサブキャリアであり得る。
C. 本発明のさらにいくつかの実施様態においては、
第1のサブキャリア極性は、フレーム構造指示フィールドに含まれるサブキャリアすべての位相が第3の角度だけ回転されていることを意味し、
第2のサブキャリア極性は、フレーム構造指示フィールドに含まれるサブキャリアすべての位相が第4の角度だけ回転されていることを意味する。
第4の角度は、第3の角度より大きく、第3の角度は、0度より大きい。
位相回転は、L-SIGに対する位相回転であり得る。例えば、第3の角度は、45度であり、第4の角度は、135度である。すなわち、第1のサブキャリア極性は、フレーム構造指示フィールドに含まれるサブキャリアすべての位相が45度ほど回転されているということであり、第2のサブキャリア極性は、フレーム構造指示フィールドに含まれるサブキャリアすべての位相が135度ほど回転されているということである。既存の標準規格において、位相回転は反時計回りの方向内の回転を一般的に指すことに特に留意すべきである。
フレーム構造指示フィールドに含まれる複数のサブキャリアを任意の方式で2つのグループに分割し得る。好ましくは、サブキャリアの第1のグループは、奇数番号のサブキャリアであり得るし、第2のサブキャリアは、偶数番号のサブキャリアであり得るし、またはサブキャリアの第1のグループは、偶数番号のサブキャリアであり得るし、第2のサブキャリアは、奇数番号のサブキャリアであり得る。
20MHz単位でHE-STFの前にあるすべての部分に対して反復伝送が行われているため、前述の説明は20MHzの帯域幅に関するものであることに留意されたい。20MHzにおいては、HE-STFの各々の前にある部分すべては、±1、±2、…、±26と番号が付けられた52個の有効サブキャリアを含む。±7および±21と番号が付けられたサブキャリアは、パイロットサブキャリアであり、他の48個のサブキャリアは、データサブキャリアである。前述の説明において、位相回転操作が行われるサブキャリアは、48個のデータサブキャリアを好ましくは指す。すなわち、好ましくは、前述において説明したサブキャリアは、データサブキャリアを特に指す。
第3の方法
本発明のいくつかの実施形態は、フレーム構造指示フィールドの複数の表現方式を提供している。
フレーム構造指示フィールドを以下にさらに説明する。
図4(a)および図4(b)を参照すれば、フレーム構造指示フィールドを図中のXによって示しており、Xは、以下のあり得るいくつかの種類のコンテンツを有し得る。
いくつかの実施様態においては、第1のフレーム構造におけるフレーム構造指示フィールドおよび第2のフレーム構造におけるフレーム構造指示フィールドの双方は、RL-SIGである。RL-SIGは、L-SIGの時間ドメイン反復である。時間ドメイン反復は、時間の観点における反復であり、例えば、L-SIGといった、特定のフィールドの後ろへのフィールドの追加として理解されたい。追加されたフィールドの内容は、例えば、L-SIGといった、特定のフィールドのものと同一である。しかしながら、追加されたフィールドと特定のフィールドとは、物理的な波形において異なり得る。例えば、追加されたフィールドは、位相回転を特定のフィールドに対して行った後に得られる結果である。
この場合には、第1のフレーム構造では、RL-SIGの後ろにはHE-SIG-Aが必ずある。本設計が望ましいソリューションである。必要に応じて、前述のL-SIGに関連するRL-SIGを使用してパースすることによって、HEWデバイスは、L-SIGに含まれる内容を正確に取得するより高い確率を有し得る。標準規格によれば、L-SIGは、6Mpsに一般的に設定されるレート(RATE)、バイト単位であるとともにレートに関連する現在フレームの時間ドメインの長さを示す長さ(LENGTH)、レートおよび長さをチェックするために使用されるパリティビット、および畳み込み符号を復号するために使用されるテイル(Tail)ビットという情報のみを含む。L-SIGは、レガシーデバイスとの互換性を目的としているが、受信デバイスに対して、データフィールドを復号するために必要な情報を提供することはできない。第2のフレーム構造では、第2のフレーム構造がUL MU伝送のために主に使用されるため、複数のデバイスによって送信された伝送フレームは、時間ドメインの観点において、長さが等しくある必要がある(たとえ元のデータは長さが等しくなかったとしても、充填方式などで等しい長さとする必要がある)、すなわち、すべてのユーザのLENGTHが同一である。したがって、すべてのデバイスによって送信されたL-SIGは、異なるデバイスによって送信されたL-SIGが重畳された後でも復号処理を依然として正確に行うことができるように、同一である。要するに、L-SIGは、受信端が復号処理を行うのに有用ないかなる情報も実際には含んでいない。
あるいは、いくつかの実施様態においては、第1のフレーム構造におけるフレーム構造指示フィールドは、HE-SIG-AのOFDMシンボルのすべてまたは一部であり、第2のフレーム構造におけるフレーム構造指示フィールドは、RL-SIGである。RL-SIGは、L-SIGの時間ドメイン反復である。この場合には、第1の伝送フレームはRL-SIGを含んでおらず、オーバーヘッドはかなり低くなり得る。HE-SIG-Aは、複数のOFDMシンボルを含み得るし、Xは、複数のOFDMシンボルのうちのシンボルの一部(例えば、第1のシンボルのみ)であり得るし、また複数のOFDMシンボルのうちのすべてのシンボルを含み得る。L-SIGは、受信端が復号処理を行うのに有用ないかなる情報も含んでいない。
あるいは、いくつかの実施様態においては、第1のフレーム構造におけるフレーム構造指示フィールドは、HE-SIG-AのOFDMシンボルのすべてまたは一部であり、第2のフレーム構造におけるフレーム構造指示フィールドは、HE-SIG-AのOFDMシンボルのすべてまたは一部である。この場合には、第1の伝送フレーム内のHE-SIG-Aは、受信端が復号処理を行うのに有用な制御指示情報を搬送し得るし、第2の伝送フレーム内のHE-SIG-Aは、共通情報のみを搬送することができる。共通情報は、ネットワーク識別子、受信デバイス(APなど)の識別子、または残りの伝送期間(Duration)といった情報の少なくとも1つを含み得る。
あるいは、いくつかの実施様態においては、第1のフレーム構造におけるフレーム構造指示フィールドは、RL-SIGであり、第2のフレーム構造におけるフレーム構造指示フィールドは、HE-SIG-AのOFDMシンボルのすべてまたは一部であり、RL-SIGは、L-SIGの時間ドメイン反復である。この場合には、第1の伝送フレームでは、RL-SIGの後ろにはHE-SIG-Aが必ずある。第2の伝送フレーム内のHE-SIG-Aは、共通情報のみを搬送することができる。共通情報は、ネットワーク識別子、受信デバイス(APなど)の識別子、または残りの伝送期間(Duration)といった情報の少なくとも1つを含み得る。
第4の方法
本発明のいくつかの実施形態は、フレーム構造内の特定のフィールドを強化および示すための方法を提供している。
本発明のいくつかの実施形態においては、201において送信デバイスが伝送フレームを生成することは、送信デバイスが第1のフレーム構造を有する第1の伝送フレームを生成する、または、第2のフレーム構造を有する第2の伝送フレームを生成することを含み得る。
本発明の本実施形態における第1のフレーム構造では、L-SIGの後ろ且つHE-STFの前にHE-SIG-Aが存在している。HE-SIG-Aは、帯域幅およびMCSなどの制御指示情報を含む。受信デバイスは、情報に従って、HE-SIG-Aの後ろにある部分におけるフィールドのすべてまたは一部をどのように復号すべきかを決定し得る。HE-SIG-Aの信頼性がとても重要であることは明らかであろう。ひとたびHE-SIG-Aが不正確に受信されると、データフィールドを復号することはできない。したがって、いくつかの場合においては、HE-SIG-Aの信頼性を向上させる必要がある。しかしながら、HE-SIG-Aの強化は必ずしも必要ではない。例えば、チャネルが良好な状態であり周囲からの干渉も小さい場合には、HE-SIG-Aに対して強化を行うことは不要である。HE-SIG-Aに加えて、強化が必要な別の特定のフィールドが存在し得ることは理解されよう。
したがって、本発明の本実施形態においては、特定のフィールドの時間ドメイン反復が、特定のフィールドの強化を実施するために、第1の伝送フレーム内のフレーム構造指示フィールドの後ろに含まれていてもよい。特定のフィールドは、HE-SIG-Aまたは別のフィールドであり得る。ここでは一例としてHE-SIG-Aを使用する。HE-SIG-Aの時間ドメイン反復が第1の伝送フレーム内のHE-SIG-Aの後ろに含まれている場合がある。加えて、HE-SIG-Aのサブキャリア極性は、HE-SIG-Aの時間ドメイン反復がHE-SIG-Aの後ろにさらに含まれているかどうかを示すために使用され得る。例えば、図4(c)に示したように、HE-SIG-Aの時間ドメイン反復が第1の伝送フレーム内のHE-SIG-Aの後ろにさらに含まれている。図4(c)においては、XはRL-SIGであり、RL-SIGの後ろに、HE-SIG-AおよびHE-SIG-Aの時間ドメイン反復が存在している。第2の伝送フレームの物理ヘッダは、例えば、HE-SIG-Aといった、特定のフィールドを含んでいるが、特定のフィールドの時間ドメイン反復を含んでいないことに留意されたい。
ある実施様態においては、第1の伝送フレーム内のHE-SIG-Aのサブキャリア極性は、HE-SIG-Aの時間ドメイン反復がHE-SIG-Aの後ろにさらに含まれていることを示すために使用され得る。HE-SIG-Aのサブキャリア極性の表現形式については、前述の方式A、B、およびCのいずれか1つを参照されたい、最も簡略な実施形態は、HE-SIG-Aのサブキャリアの位相が回転されていない場合には、HE-SIG-Aの後ろにHE-SIG-Aの反復が存在していない、または、HE-SIG-Aのすべてのサブキャリアの位相が90度ほど回転されている場合には、HE-SIG-Aの後ろにHE-SIG-Aの反復が存在しているというものである。この場合には、HE-SIG-Aは、フレーム構造指示フィールドである。
別の実施様態においては、フレーム構造指示フィールドXのサブキャリア極性は、HE-SIG-Aの時間ドメイン反復が存在しているかどうかを示すために使用され得る。この場合には、Xは、3つの極性を有していなくてはならない。
極性1: 伝送フレーム(すなわち、第1の伝送フレーム)は、第1のフレーム構造を有し、HE-SIG-Aの時間ドメイン反復が存在していないことを示している。
極性2: 伝送フレーム(すなわち、第1の伝送フレーム)は、第1のフレーム構造を有し、HE-SIG-Aの時間ドメイン反復が存在していることを示している。
極性3: 伝送フレーム(すなわち、第2の伝送フレーム)は、第2のフレーム構造を有することを示している。
3つの極性をどのように表現するかについては、Xの極性を、サブキャリアグループを増大するための方法を使用して拡張し得る。例えば、異なる極性を表現するために、Xに含まれる複数のサブキャリアを3つのグループ(例えば、サブキャリアの番号は個別に3n、3n+1、および3n+2である)に分割し、充填処理/位相回転を異なるグループに対して行う。
前述のOFDMシンボルのサブキャリア極性は、HE-SIG-Aの反復が存在しているかどうかを動的に示すために使用される。必要ならば、HE-SIG-Aの伝送信頼性を向上させてもよい。しかしながら、信頼性を向上させることが不要であるシナリオにおいては、HE-SIG-Aを反復せず、このことは伝送オーバーヘッドを低減するのに一役買っている。
本発明の本実施形態における第2のフレーム構造では、HE-SIG-Aは、共通情報のみを含み、HE-SIG-Aは強化の必要がないため、制御指示情報を搬送していない。したがって、第2のフレーム構造を有する第2の伝送フレームは、特定のフィールドを含み得るが、特定のフィールドの時間ドメイン反復を含んでいない。
前述の第1、第2、第3、および第4のパートは、本発明の図3に示した方法に対する別々のさらなる改良または補完であり、前記4つのパートは、内容の観点において、互いに独立しており、当然のことながら、内容の観点において、互いに組み合わせてもよいことに留意されたい。
本発明の本実施形態における前述のソリューションを、例えば、STAまたはAPといった、デバイスによって具体的に実施してもよいことは理解されよう。
本発明の本実施形態が伝送フレーム構造を示すための方法を開示していることが前述のことから見てとれよう。方法に従って、技術的ソリューションにおいて、伝送フレームの物理ヘッダ内のフレーム構造指示フィールドのサブキャリア極性は、異なるフレーム構造を示すために使用されており、以下の技術的効果が得られる。
第1に、サブキャリア極性は、より多くの表現方式を有し得るとともに、より多くのフレーム構造を示すために使用され得るので、HEWが、より多くの伝送モードをサポートし、より多くのフレーム構造をサポートし、より多くのフレーム構造を示す必要があるという要件を満足するために、WLAN標準規格における複数のフレーム構造の設計をサポートしている。
第2に、いくつかの実施様態においては、第2のフレーム構造におけるフレーム構造指示フィールドは、共通情報のみを含む。複数のデバイスが送信処理を行い、1つのデバイスが受信処理を行うシナリオでは、複数のデバイスによって送信された伝送フレーム内のフレーム構造指示フィールドは、同一であり、フレーム構造指示フィールドが重畳された後でも依然として適切に受信およびパースがされ得る。したがって、第2のフレーム構造は、複数のデバイスが送信処理を行い、1つのデバイスが受信処理を行うシナリオをサポートするとともに、UL OFMDA、DL OFDMA、およびUL MU MIMOの伝送モードのうちの任意の1つまたは複数の伝送モードが導入されるHEWに適用され得る。
第3に、いくつかの実施様態においては、時間ドメイン反復を、例えば、HE-SIG-Aといった、特定のフィールドに対して行うかどうかを、フレーム構造指示フィールドのサブキャリア極性を使用して示し得る。いくつかのシナリオにおいては、特定のフィールドは、特定のフィールドの信頼性を向上させるために反復されており、いくつかの他のシナリオにおいては、特定のフィールドは、オーバーヘッドを低減するために反復されていない。
第4に、いくつかの実施様態においては、サブキャリア極性の表現方式は、一方のグループのサブキャリアが充填状態である/一方のグループのサブキャリアの位相が回転されている、そして、もう一方のグループのサブキャリアが空き状態である/もう一方のグループのサブキャリアの位相は回転されていないというものである。本発明の本実施形態では、表現方式は、従来技術における指示方法と比較して、より高い識別度を有しているため、受信デバイスは、伝送フレームの構造をより容易に識別することができる。
実施形態2
図6を参照すれば、本発明の本実施形態は、伝送フレーム構造を示すための方法をさらに提供している。方法は、WLANに適用され、以下のステップを含み得る。
601. 受信デバイスは、送信デバイスによって送信された伝送フレームの物理ヘッダを受信する、ここで、伝送フレームの物理ヘッダは、フレーム構造指示フィールドを含み、フレーム構造指示フィールドのサブキャリア極性は、伝送フレームのフレーム構造を示すために使用される。
602. フレーム構造指示フィールドのサブキャリア極性に従って伝送フレームのフレーム構造を決定する。
フレーム構造指示フィールドのサブキャリア極性が第1のサブキャリア極性である場合には、伝送フレームは、第1のフレーム構造を有する。フレーム構造指示フィールドのサブキャリア極性が第2のサブキャリア極性である場合には、伝送フレームは、第2のフレーム構造を有する。
本発明のいくつかの実施形態においては、フレーム構造指示フィールドは、レガシーシグナリングフィールドL-SIGの直後に続く。受信デバイスが送信デバイスによって送信された伝送フレームの物理ヘッダを受信することは、受信デバイスが第1のフレーム構造を有し送信デバイスによって送信される第1の伝送フレームの物理ヘッダまたは第2のフレーム構造を有し送信デバイスによって送信される第2の伝送フレームの物理ヘッダを受信することを含み得る。
第1の伝送フレームの物理ヘッダには、L-SIGの後ろ且つ高効率無線ローカルエリアネットワーク・ショートトレーニングフィールドHE-STFの前に高効率無線ローカルエリアネットワーク・第1シグナリングフィールドHE-SIG-Aが存在している。HE-SIG-Aは、制御指示情報を含み、制御指示情報は、第1の伝送フレームのものであるとともにHE-SIG-Aの後ろにある部分におけるフィールドのすべてまたは一部をどのように復号すべきかを受信デバイスに命令するために使用される。第1の伝送フレームは、シングルユーザSU伝送モード、シングルユーザ多入力多出力SU MIMO伝送モード、およびダウンリンクマルチユーザ多入力多出力DL MU MIMO伝送モードをサポートするために使用される。
第2の伝送フレームの物理ヘッダには、L-SIGの後ろ且つHE-STFの前にHE-SIG-Aが存在していない、または、HE-SIG-Aが存在しているが、複数の送信デバイスによって送信される第2の伝送フレーム内のHE-SIG-Aが重畳された後でも復号処理を依然として行うことができるように、HE-SIG-Aは、共通情報のみを含む。第2の伝送フレームは、アップリンク直交周波数分割多元接続UL OFDMA伝送モードをサポートするために使用される。
共通情報は、ネットワーク識別子、受信デバイスの識別子、または残りの伝送期間といった情報のうちの少なくとも1つを含む。
本発明のいくつかの実施形態においては、第1の伝送フレームは、ダウンリンク直交周波数分割多元接続DL OFDMA伝送モードをサポートするためにさらに使用される、または、第2の伝送フレームは、DL OFDMA伝送モードをサポートするためにさらに使用される。
本発明のいくつかの実施形態においては、第1の伝送フレームは、アップリンクマルチユーザ多入力多出力UL MU MIMO伝送モードをサポートするためにさらに使用される、または、第2の伝送フレームは、UL MU MIMO伝送モードをサポートするためにさらに使用される。
フレーム構造指示フィールドのサブキャリア極性に従って伝送フレームのフレーム構造を決定した後に、受信デバイスは、対応する方法を使用して伝送フレームの残りの部分を処理し得る。例えば、APによって事前に送信されるトリガフレームを受信していないHEW STAまたは既定の時間長の前にトリガフレームを送信していないAPが第2の伝送フレームを検出すると、第2の伝送フレームが当然のことながらHEW STAまたはAPに送信されていないため、HEW STAまたはAPは、フレームを直ちに破棄する。STAまたはAPは、省電力の目的を達成するために、伝送フレームの(L-SIGに従って計算によって得られる)伝送時間の間は、スリープ状態に遷移してもよい。
本発明のいくつかの実施形態においては、高効率無線ローカルエリアネットワーク・第2シグナリングフィールドHE-SIG-Bが、第1の伝送フレームのHE-SIG-Aの後ろ且つ第1の伝送フレームのHE-STFの前にさらに含まれる。HE-SIG-Bは、制御指示情報を含み、HE-SIG-Bに含まれる制御指示情報は、第1の伝送フレームのものであるとともにHE-SIG-Bの後ろにある部分をどのように復号すべきかを受信デバイスに命令するために使用される。
本発明のいくつかの実施形態においては、第1の伝送フレームのHE-SIG-AまたはHE-SIG-Bは、モード指示情報をさらに含む。方法は、モード指示情報に従って、第1の伝送フレームのフレーム構造によって特にサポートされている伝送モードを決定するステップをさらに含む。
本発明のいくつかの実施形態においては、
第1のサブキャリア極性は、フレーム構造指示フィールドに含まれる複数のサブキャリアのうちの第1のグループのサブキャリアの位相が第1の角度だけ回転されているとともに、第2のグループのサブキャリアの位相が第2の角度だけ回転されていることを意味し、第2のサブキャリア極性は、フレーム構造指示フィールドに含まれる複数のサブキャリアのうちの第1のグループのサブキャリアの位相が第2の角度だけ回転されているとともに、第2のグループのサブキャリアの位相が第1の角度だけ回転されていることを意味し、第2の角度は、第1の角度より大きく、第1の角度は、0度以上である、または、
第1のサブキャリア極性は、フレーム構造指示フィールドに含まれる複数のサブキャリアのうちの第1のグループのサブキャリアが充填状態であるとともに、第2のグループのサブキャリアが空き状態であることを意味し、第2のサブキャリア極性は、フレーム構造指示フィールドに含まれる複数のサブキャリアのうちの第1のグループのサブキャリアが空き状態であるとともに、第2のグループのサブキャリアが充填状態であることを意味する、または、
第1のサブキャリア極性は、フレーム構造指示フィールドに含まれるサブキャリアすべての位相が第3の角度だけ回転されていることを意味し、第2のサブキャリア極性は、フレーム構造指示フィールドに含まれるサブキャリアすべての位相が第4の角度だけ回転されていることを意味し、第4の角度は、第3の角度より大きく、第3の角度は、0度より大きい。
本発明のいくつかの実施形態においては、受信デバイスが送信デバイスによって送信された伝送フレームの物理ヘッダを受信することは、受信デバイスが第1のフレーム構造を有し送信デバイスによって送信される第1の伝送フレームの物理ヘッダまたは第2のフレーム構造を有し送信デバイスによって送信される第2の伝送フレームの物理ヘッダを受信することを含む。フレーム構造指示フィールドの後ろに、第1の伝送フレームの物理ヘッダは、特定のフィールドの時間ドメイン反復を含む。第2の伝送フレームの物理ヘッダは、特定のフィールドを含むが、特定のフィールドの時間ドメイン反復を含まない。
本発明のいくつかの実施形態においては、特定のフィールドは、HE-SIG-Aである。
本発明のいくつかの実施形態においては、フレーム構造指示フィールドは、レガシーシグナリングフィールドL-SIGの直後に続き、
第1のフレーム構造におけるフレーム構造指示フィールドおよび第2のフレーム構造におけるフレーム構造指示フィールドの双方は、RL-SIGであり、RL-SIGは、L-SIGの時間ドメイン反復である、または、
第1のフレーム構造におけるフレーム構造指示フィールドは、HE-SIG-AのOFDMシンボルのすべてまたは一部であり、第2のフレーム構造におけるフレーム構造指示フィールドは、RL-SIGであり、RL-SIGは、L-SIGの時間ドメイン反復である、または、
第1のフレーム構造におけるフレーム構造指示フィールドは、HE-SIG-AのOFDMシンボルのすべてまたは一部であり、第2のフレーム構造におけるフレーム構造指示フィールドは、HE-SIG-AのOFDMシンボルのすべてまたは一部である、または、
第1のフレーム構造におけるフレーム構造指示フィールドは、RL-SIGであり、第2のフレーム構造におけるフレーム構造指示フィールドは、HE-SIG-AのOFDMシンボルのすべてまたは一部であり、RL-SIGは、L-SIGの時間ドメイン反復である。
図6に示した前述の実施形態においては、受信デバイスが実行主体であるものを、本発明の本実施形態における方法を説明するために一例として使用している。詳細な説明については、図3から図5に示した実施形態1を参照されたい。実施形態1において説明したすべての内容を実施形態2に対応するように参照すればよいので、ここでは詳細に説明しない。
本発明の本実施形態における前述のソリューションを、例えば、STAまたはAPといった、デバイスによって具体的に実施してもよいことは理解されよう。
本発明の本実施形態が伝送フレーム構造を示すための方法を開示していることが前述のことから見てとれよう。方法に従って、技術的ソリューションにおいて、伝送フレームの物理ヘッダ内のフレーム構造指示フィールドのサブキャリア極性は、異なるフレーム構造を示すために使用されており、以下の技術的効果が得られる。
第1に、サブキャリア極性は、より多くの表現方式を有し得るとともに、より多くのフレーム構造を示すために使用され得るので、HEWが、より多くの伝送モードをサポートし、より多くのフレーム構造をサポートし、より多くのフレーム構造を示す必要があるという要件を満足するために、WLAN標準規格における複数のフレーム構造の設計をサポートしている。
第2に、いくつかの実施様態においては、フレーム構造指示フィールドは、共通情報のみを含む。複数のデバイスが送信処理を行い、1つのデバイスが受信処理を行うシナリオでは、複数のデバイスによって送信された伝送フレーム内のフレーム構造指示フィールドは、同一であり、フレーム構造指示フィールドが重畳された後でも依然として適切に受信およびパースがされ得る。したがって、フレーム構造は、複数のデバイスが送信処理を行い、1つのデバイスが受信処理を行うシナリオをサポートするとともに、UL OFMDA、DL OFDMA、およびUL MU MIMOの伝送モードのうちの任意の1つまたは複数の伝送モードが導入されるHEWに適用され得る。
第3に、いくつかの実施様態においては、時間ドメイン反復を、例えば、HE-SIG-Aといった、特定のフィールドに対して行うかどうかを、フレーム構造指示フィールドのサブキャリア極性を使用して示し得る。いくつかのシナリオにおいては、特定のフィールドは、特定のフィールドの信頼性を向上させるために反復されており、いくつかの他のシナリオにおいては、特定のフィールドは、オーバーヘッドを低減するために反復されていない。
第4に、いくつかの実施様態においては、サブキャリア極性の表現方式は、一方のグループのサブキャリアが充填状態である/一方のグループのサブキャリアの位相が回転されている、そして、もう一方のグループのサブキャリアが空き状態である/もう一方のグループのサブキャリアの位相は回転されていないというものである。本発明の本実施形態では、表現方式は、従来技術における指示方法と比較して、より高い識別度を有しているため、受信デバイスは、伝送フレームの構造をより容易に識別することができる。
本発明の実施形態における前述のソリューションをより望ましく実施するために、協調方式で前述のソリューションを実施するように構成される関連装置を以下にさらに提供している。
実施形態3
図7を参照すれば、本発明の本実施形態は、伝送フレーム構造を示すための送信デバイス700を提供している。送信デバイス700は、WLANに適用され、特に、HEWに適用される。送信デバイス700は、生成モジュール701および送信モジュール702を含み得る。
生成モジュール701は、伝送フレームを生成するように構成される。伝送フレームの物理ヘッダは、フレーム構造指示フィールドを含み、フレーム構造指示フィールドのサブキャリア極性は、伝送フレームのフレーム構造を示すために使用される。
フレーム構造指示フィールドのサブキャリア極性が第1のサブキャリア極性である場合には、伝送フレームは、第1のフレーム構造を有する。フレーム構造指示フィールドのサブキャリア極性が第2のサブキャリア極性である場合には、伝送フレームは、第2のフレーム構造を有する。
送信モジュール702は、受信デバイスがフレーム構造指示フィールドのサブキャリア極性に従って伝送フレームのフレーム構造を決定するために、伝送フレームを送信するように構成される。
本発明のいくつかの実施形態においては、フレーム構造指示フィールドは、レガシーシグナリングフィールドL-SIGの直後に続き、生成モジュール701は、第1のフレーム構造を有する第1の伝送フレームを生成する、または、第2のフレーム構造を有する第2の伝送フレームを生成するように特に構成され得る。
第1の伝送フレームの物理ヘッダには、L-SIGの後ろ且つ高効率無線ローカルエリアネットワーク・ショートトレーニングフィールドHE-STFの前に高効率無線ローカルエリアネットワーク・第1シグナリングフィールドHE-SIG-Aが存在している。HE-SIG-Aは、制御指示情報を含み、制御指示情報は、第1の伝送フレームのものであるとともにHE-SIG-Aの後ろにある部分におけるフィールドのすべてまたは一部をどのように復号すべきかを受信デバイスに命令するために使用される。第1の伝送フレームは、シングルユーザSU伝送モード、シングルユーザ多入力多出力SU MIMO伝送モード、およびダウンリンクマルチユーザ多入力多出力DL MU MIMO伝送モードをサポートするために使用される。
第2の伝送フレームの物理ヘッダには、L-SIGの後ろ且つHE-STFの前にHE-SIG-Aが存在していない、または、HE-SIG-Aが存在しているが、複数の送信デバイスによって送信される第2の伝送フレーム内のHE-SIG-Aが重畳された後でも復号処理を依然として行うことができるように、HE-SIG-Aは、共通情報のみを含む。第2の伝送フレームは、アップリンク直交周波数分割多元接続UL OFDMA伝送モードをサポートするために使用される。
共通情報は、ネットワーク識別子、受信デバイスの識別子、または残りの伝送期間といった情報のうちの少なくとも1つを含む。
本発明のいくつかの実施形態においては、第1の伝送フレームは、ダウンリンク直交周波数分割多元接続DL OFDMA伝送モードをサポートするためにさらに使用される、または、第2の伝送フレームは、DL OFDMA伝送モードをサポートするためにさらに使用される。
本発明のいくつかの実施形態においては、第1の伝送フレームは、アップリンクマルチユーザ多入力多出力UL MU MIMO伝送モードをサポートするためにさらに使用される、または、第2の伝送フレームは、UL MU MIMO伝送モードをサポートするためにさらに使用される。
本発明のいくつかの実施形態においては、高効率無線ローカルエリアネットワーク・第2シグナリングフィールドHE-SIG-Bが、第1の伝送フレームのHE-SIG-Aの後ろ且つ第1の伝送フレームのHE-STFの前にさらに含まれる。HE-SIG-Bは、制御指示情報を含み、HE-SIG-Bに含まれる制御指示情報は、第1の伝送フレームのものであるとともにHE-SIG-Bの後ろにある部分をどのように復号すべきかを受信デバイスに命令するために使用される。
本発明のいくつかの実施形態においては、第1の伝送フレームのHE-SIG-AまたはHE-SIG-Bは、モード指示情報をさらに含み、モード指示情報は、第1の伝送フレームによって特にサポートされている伝送モードを示すために使用される。
本発明のいくつかの実施形態においては、第1のサブキャリア極性は、フレーム構造指示フィールドに含まれる複数のサブキャリアのうちの第1のグループのサブキャリアの位相が第1の角度だけ回転されているとともに、第2のグループのサブキャリアの位相が第2の角度だけ回転されていることを意味し、第2のサブキャリア極性は、フレーム構造指示フィールドに含まれる複数のサブキャリアのうちの第1のグループのサブキャリアの位相が第2の角度だけ回転されているとともに、第2のグループのサブキャリアの位相が第1の角度だけ回転されていることを意味し、第2の角度は、第1の角度より大きく、第1の角度は、0度以上である、または、
第1のサブキャリア極性は、フレーム構造指示フィールドに含まれる複数のサブキャリアのうちの第1のグループのサブキャリアが充填状態であるとともに、第2のグループのサブキャリアが空き状態であることを意味し、第2のサブキャリア極性は、フレーム構造指示フィールドに含まれる複数のサブキャリアのうちの第1のグループのサブキャリアが空き状態であるとともに、第2のグループのサブキャリアが充填状態であることを意味する、または、
第1のサブキャリア極性は、フレーム構造指示フィールドに含まれるサブキャリアすべての位相が第3の角度だけ回転されていることを意味し、第2のサブキャリア極性は、フレーム構造指示フィールドに含まれるサブキャリアすべての位相が第4の角度だけ回転されていることを意味し、第4の角度は、第3の角度より大きく、第3の角度は、0度より大きい。
本発明のいくつかの実施形態においては、生成モジュール701は、第1のフレーム構造を有する第1の伝送フレームを生成する、または、第2のフレーム構造を有する第2の伝送フレームを生成するように特に構成される。フレーム構造指示フィールドの後ろに、第1の伝送フレームの物理ヘッダは、特定のフィールドの時間ドメイン反復を含む。第2の伝送フレームの物理ヘッダは、特定のフィールドを含むが、特定のフィールドの時間ドメイン反復を含まない。
本発明のいくつかの実施形態においては、特定のフィールドは、HE-SIG-Aである。
本発明のいくつかの実施形態においては、フレーム構造指示フィールドは、レガシーシグナリングフィールドL-SIGの直後に続き、
第1のフレーム構造におけるフレーム構造指示フィールドおよび第2のフレーム構造におけるフレーム構造指示フィールドの双方は、RL-SIGであり、RL-SIGは、L-SIGの時間ドメイン反復である、または、
第1のフレーム構造におけるフレーム構造指示フィールドは、HE-SIG-AのOFDMシンボルのすべてまたは一部であり、第2のフレーム構造におけるフレーム構造指示フィールドは、RL-SIGであり、RL-SIGは、L-SIGの時間ドメイン反復である、または、
第1のフレーム構造におけるフレーム構造指示フィールドは、HE-SIG-AのOFDMシンボルのすべてまたは一部であり、第2のフレーム構造におけるフレーム構造指示フィールドは、HE-SIG-AのOFDMシンボルのすべてまたは一部である、または、
第1のフレーム構造におけるフレーム構造指示フィールドは、RL-SIGであり、第2のフレーム構造におけるフレーム構造指示フィールドは、HE-SIG-AのOFDMシンボルのすべてまたは一部であり、RL-SIGは、L-SIGの時間ドメイン反復である。
本発明の本実施形態における送信デバイスは、例えば、STAまたはAPといった、デバイスであり得るし、具体的には、携帯電話、タブレットコンピュータ、ルータなどであり得る。
本発明の本実施形態における送信デバイスの機能モジュールの機能を前述の方法の実施形態における方法に従って具体的に実装してもよいことは理解されよう。具体的な実施形態の処理については、前述の方法の実施形態における関連する説明を参照すればよいので、ここでは詳細に説明しない。
本発明のいくつかの可能な実施様態においては、技術的ソリューションにおいて、伝送フレームの物理ヘッダ内のフレーム構造指示フィールドのサブキャリア極性は、異なるフレーム構造を示すために使用されており、以下の技術的効果が得られることが前述のことから見てとれよう。
第1に、サブキャリア極性は、より多くの表現方式を有し得るとともに、より多くのフレーム構造を示すために使用され得るので、HEWが、より多くの伝送モードをサポートし、より多くのフレーム構造をサポートし、より多くのフレーム構造を示す必要があるという要件を満足するために、WLAN標準規格における複数のフレーム構造の設計をサポートしている。
第2に、いくつかの実施様態においては、第2のフレーム構造におけるフレーム構造指示フィールドは、共通情報のみを含む。複数のデバイスが送信処理を行い、1つのデバイスが受信処理を行うシナリオでは、複数のデバイスによって送信された伝送フレーム内のフレーム構造指示フィールドは、同一であり、フレーム構造指示フィールドが重畳された後でも依然として適切に受信およびパースがされ得る。したがって、第2のフレーム構造は、複数のデバイスが送信処理を行い、1つのデバイスが受信処理を行うシナリオをサポートするとともに、UL OFMDA、DL OFDMA、およびUL MU MIMOの伝送モードのうちの任意の1つまたは複数の伝送モードが導入されるHEWに適用され得る。
第3に、いくつかの実施様態においては、時間ドメイン反復を、例えば、HE-SIG-Aといった、特定のフィールドに対して行うかどうかを、フレーム構造指示フィールドのサブキャリア極性を使用して示し得る。いくつかのシナリオにおいては、特定のフィールドは、特定のフィールドの信頼性を向上させるために反復されており、いくつかの他のシナリオにおいては、特定のフィールドは、オーバーヘッドを低減するために反復されていない。
第4に、いくつかの実施様態においては、サブキャリア極性の表現方式は、一方のグループのサブキャリアが充填状態である/一方のグループのサブキャリアの位相が回転されている、そして、もう一方のグループのサブキャリアが空き状態である/もう一方のグループのサブキャリアの位相は回転されていないというものである。本発明の本実施形態では、表現方式は、従来技術における指示方法と比較して、より高い識別度を有しているため、受信デバイスは、伝送フレームの構造をより容易に識別することができる。
実施形態4
図8を参照すれば、本発明の本実施形態は、伝送フレーム構造を示すための受信デバイス800を提供している。受信デバイス800は、WLANに適用され、特に、HEWに適用される。受信デバイス800は、
送信デバイスによって送信された伝送フレームの物理ヘッダを受信するように構成される、受信モジュール801であって、伝送フレームの物理ヘッダは、フレーム構造指示フィールドを含み、フレーム構造指示フィールドのサブキャリア極性は、伝送フレームのフレーム構造を示すために使用される、受信モジュール801と、
フレーム構造指示フィールドのサブキャリア極性に従って伝送フレームのフレーム構造を決定するように構成される、決定モジュール802であって、フレーム構造指示フィールドのサブキャリア極性が第1のサブキャリア極性である場合には、伝送フレームは、第1のフレーム構造を有する、または、フレーム構造指示フィールドのサブキャリア極性が第2のサブキャリア極性である場合には、伝送フレームは、第2のフレーム構造を有する、決定モジュール802とを備え得る。
本発明のいくつかの実施形態においては、フレーム構造指示フィールドは、レガシーシグナリングフィールドL-SIGの直後に続き、受信モジュール801は、
第1のフレーム構造を有し送信デバイスによって送信される第1の伝送フレームの物理ヘッダまたは第2のフレーム構造を有し送信デバイスによって送信される第2の伝送フレームの物理ヘッダを受信するように特に構成され得る。
第1の伝送フレームの物理ヘッダには、L-SIGの後ろ且つ高効率無線ローカルエリアネットワーク・ショートトレーニングフィールドHE-STFの前に高効率無線ローカルエリアネットワーク・第1シグナリングフィールドHE-SIG-Aが存在している。HE-SIG-Aは、制御指示情報を含み、制御指示情報は、第1の伝送フレームのものであるとともにHE-SIG-Aの後ろにある部分におけるフィールドのすべてまたは一部をどのように復号すべきかを受信デバイスに命令するために使用される。第1の伝送フレームは、シングルユーザSU伝送モード、シングルユーザ多入力多出力SU MIMO伝送モード、およびダウンリンクマルチユーザ多入力多出力DL MU MIMOをサポートするために使用される。
第2の伝送フレームの物理ヘッダには、L-SIGの後ろ且つHE-STFの前にHE-SIG-Aが存在していない、または、HE-SIG-Aが存在しているが、複数の送信デバイスによって送信される第2の伝送フレーム内のHE-SIG-Aが重畳された後でも復号処理を依然として行うことができるように、HE-SIG-Aは、共通情報のみを含む。第2の伝送フレームは、アップリンク直交周波数分割多元接続UL OFDMA伝送モードをサポートするために使用される。
共通情報は、ネットワーク識別子、受信デバイスの識別子、または残りの伝送期間といった情報のうちの少なくとも1つを含む。
本発明のいくつかの実施形態においては、第1の伝送フレームは、ダウンリンク直交周波数分割多元接続DL OFDMA伝送モードをサポートするためにさらに使用される、または、第2の伝送フレームは、DL OFDMA伝送モードをサポートするためにさらに使用される。
本発明のいくつかの実施形態においては、第1の伝送フレームは、アップリンクマルチユーザ多入力多出力UL MU MIMO伝送モードをサポートするためにさらに使用される、または、第2の伝送フレームは、UL MU MIMO伝送モードをサポートするためにさらに使用される。
本発明のいくつかの実施形態においては、高効率無線ローカルエリアネットワーク・第2シグナリングフィールドHE-SIG-Bが、第1の伝送フレームのHE-SIG-Aの後ろ且つ第1の伝送フレームのHE-STFの前にさらに含まれる。HE-SIG-Bは、制御指示情報を含み、HE-SIG-Bに含まれる制御指示情報は、第1の伝送フレームのものであるとともにHE-SIG-Bの後ろにある部分をどのように復号すべきかを受信デバイスに命令するために使用される。
本発明のいくつかの実施形態においては、第1の伝送フレームのHE-SIG-AまたはHE-SIG-Bは、モード指示情報をさらに含み、決定モジュール802は、モード指示情報に従って、第1の伝送フレームのフレーム構造によって特にサポートされている伝送モードを決定するようにさらに構成される。
本発明のいくつかの実施形態においては、第1のサブキャリア極性は、フレーム構造指示フィールドに含まれる複数のサブキャリアのうちの第1のグループのサブキャリアの位相が第1の角度だけ回転されているとともに、第2のグループのサブキャリアの位相が第2の角度だけ回転されていることを意味し、第2のサブキャリア極性は、フレーム構造指示フィールドに含まれる複数のサブキャリアのうちの第1のグループのサブキャリアの位相が第2の角度だけ回転されているとともに、第2のグループのサブキャリアの位相が第1の角度だけ回転されていることを意味し、第2の角度は、第1の角度より大きく、第1の角度は、0度以上である、または、
第1のサブキャリア極性は、フレーム構造指示フィールドに含まれる複数のサブキャリアのうちの第1のグループのサブキャリアが充填状態であるとともに、第2のグループのサブキャリアが空き状態であることを意味し、第2のサブキャリア極性は、フレーム構造指示フィールドに含まれる複数のサブキャリアのうちの第1のグループのサブキャリアが空き状態であるとともに、第2のグループのサブキャリアが充填状態であることを意味する、または、
第1のサブキャリア極性は、フレーム構造指示フィールドに含まれるサブキャリアすべての位相が第3の角度だけ回転されていることを意味し、第2のサブキャリア極性は、フレーム構造指示フィールドに含まれるサブキャリアすべての位相が第4の角度だけ回転されていることを意味し、第4の角度は、第3の角度より大きく、第3の角度は、0度より大きい。
本発明のいくつかの実施形態においては、受信モジュール801は、
受信デバイスによって、第1のフレーム構造を有し送信デバイスによって送信される第1の伝送フレームの物理ヘッダまたは第2のフレーム構造を有し送信デバイスによって送信される第2の伝送フレームの物理ヘッダを受信するように特に構成される。
フレーム構造指示フィールドの後ろに、第1の伝送フレームの物理ヘッダは、特定のフィールドの時間ドメイン反復を含む。
第2の伝送フレームの物理ヘッダは、特定のフィールドを含むが、特定のフィールドの時間ドメイン反復を含まない。
本発明のいくつかの実施形態においては、特定のフィールドは、HE-SIG-Aである。
本発明のいくつかの実施形態においては、フレーム構造指示フィールドは、レガシーシグナリングフィールドL-SIGの直後に続き、
第1のフレーム構造におけるフレーム構造指示フィールドおよび第2のフレーム構造におけるフレーム構造指示フィールドの双方は、RL-SIGであり、RL-SIGは、L-SIGの時間ドメイン反復である、または、
第1のフレーム構造におけるフレーム構造指示フィールドは、HE-SIG-AのOFDMシンボルのすべてまたは一部であり、第2のフレーム構造におけるフレーム構造指示フィールドは、RL-SIGであり、RL-SIGは、L-SIGの時間ドメイン反復である、または、
第1のフレーム構造におけるフレーム構造指示フィールドは、HE-SIG-AのOFDMシンボルのすべてまたは一部であり、第2のフレーム構造におけるフレーム構造指示フィールドは、HE-SIG-AのOFDMシンボルのすべてまたは一部である、または、
第1のフレーム構造におけるフレーム構造指示フィールドは、RL-SIGであり、第2のフレーム構造におけるフレーム構造指示フィールドは、HE-SIG-AのOFDMシンボルのすべてまたは一部であり、RL-SIGは、L-SIGの時間ドメイン反復である。
本発明の本実施形態における受信デバイスは、例えば、STAまたはAPといった、デバイスであり得るし、具体的には、携帯電話、タブレットコンピュータ、ルータなどであり得る。
本発明の本実施形態における受信デバイスの機能モジュールの機能を前述の方法の実施形態における方法に従って具体的に実装してもよいことは理解されよう。具体的な実施形態の処理については、前述の方法の実施形態における関連する説明を参照すればよいので、ここでは詳細に説明しない。
本発明のいくつかの可能な実施様態においては、技術的ソリューションにおいて、伝送フレームの物理ヘッダ内のフレーム構造指示フィールドのサブキャリア極性は、異なるフレーム構造を示すために使用されており、以下の技術的効果が得られることが前述のことから見てとれよう。
第1に、サブキャリア極性は、より多くの表現方式を有し得るとともに、より多くのフレーム構造を示すために使用され得るので、HEWが、より多くの伝送モードをサポートし、より多くのフレーム構造をサポートし、より多くのフレーム構造を示す必要があるという要件を満足するために、WLAN標準規格における複数のフレーム構造の設計をサポートしている。
第2に、いくつかの実施様態においては、第2のフレーム構造におけるフレーム構造指示フィールドは、共通情報のみを含む。複数のデバイスが送信処理を行い、1つのデバイスが受信処理を行うシナリオでは、複数のデバイスによって送信された伝送フレーム内のフレーム構造指示フィールドは、同一であり、フレーム構造指示フィールドが重畳された後でも依然として適切に受信およびパースがされ得る。したがって、第2のフレーム構造は、複数のデバイスが送信処理を行い、1つのデバイスが受信処理を行うシナリオをサポートするとともに、UL OFMDA、DL OFDMA、およびUL MU MIMOの伝送モードのうちの任意の1つまたは複数の伝送モードが導入されるHEWに適用され得る。
第3に、いくつかの実施様態においては、時間ドメイン反復を、例えば、HE-SIG-Aといった、特定のフィールドに対して行うかどうかを、フレーム構造指示フィールドのサブキャリア極性を使用して示し得る。いくつかのシナリオにおいては、特定のフィールドは、特定のフィールドの信頼性を向上させるために反復されており、いくつかの他のシナリオにおいては、特定のフィールドは、オーバーヘッドを低減するために反復されていない。
第4に、いくつかの実施様態においては、サブキャリア極性の表現方式は、一方のグループのサブキャリアが充填状態である/一方のグループのサブキャリアの位相が回転されている、そして、もう一方のグループのサブキャリアが空き状態である/もう一方のグループのサブキャリアの位相は回転されていないというものである。本発明の本実施形態では、表現方式は、従来技術における指示方法と比較して、より高い識別度を有しているため、受信デバイスは、伝送フレームの構造をより容易に識別することができる。
実施形態5
図9を参照すれば、本発明の本実施形態は、送信デバイス700および受信デバイス800を含む、通信システム900をさらに提供している。送信デバイス700は、実施形態3に示した送信デバイスであり得るし、受信デバイス800は、図4に示した受信デバイスであり得る。
具体的には、受信デバイスがフレーム構造指示フィールドのサブキャリア極性に従って伝送フレームのフレーム構造を決定するために、送信デバイス700は、伝送フレームを生成するように構成される、生成モジュール701であって、伝送フレームの物理ヘッダは、フレーム構造指示フィールドを含み、フレーム構造指示フィールドのサブキャリア極性は、伝送フレームのフレーム構造を示すために使用され、フレーム構造指示フィールドのサブキャリア極性が第1のサブキャリア極性である場合には、伝送フレームは、第1のフレーム構造を有する、または、フレーム構造指示フィールドのサブキャリア極性が第2のサブキャリア極性である場合には、伝送フレームは、第2のフレーム構造を有する、生成モジュール701と、伝送フレームを送信するように構成される、送信モジュール702とを備え得る。
受信デバイス800は、送信デバイスによって送信された伝送フレームの物理ヘッダを受信するように構成される、受信モジュール801であって、伝送フレームの物理ヘッダは、フレーム構造指示フィールドを含み、フレーム構造指示フィールドのサブキャリア極性は、伝送フレームのフレーム構造を示すために使用される、受信モジュール801と、フレーム構造指示フィールドのサブキャリア極性に従って伝送フレームのフレーム構造を決定するように構成される、決定モジュール802であって、フレーム構造指示フィールドのサブキャリア極性が第1のサブキャリア極性である場合には、伝送フレームは、第1のフレーム構造を有する、または、フレーム構造指示フィールドのサブキャリア極性が第2のサブキャリア極性である場合には、伝送フレームは、第2のフレーム構造を有する、決定モジュール802とを備え得る。
本発明のいくつかの実施形態においては、
フレーム構造指示フィールドは、レガシーシグナリングフィールドL-SIGの直後に続く。
生成モジュール701は、第1のフレーム構造を有する第1の伝送フレームを生成する、または、第2のフレーム構造を有する第2の伝送フレームを生成するように特に構成され得る。第1の伝送フレームの物理ヘッダには、L-SIGの後ろ且つ高効率無線ローカルエリアネットワーク・ショートトレーニングフィールドHE-STFの前に高効率無線ローカルエリアネットワーク・第1シグナリングフィールドHE-SIG-Aが存在している。HE-SIG-Aは、制御指示情報を含み、制御指示情報は、第1の伝送フレームのものであるとともにHE-SIG-Aの後ろにある部分におけるフィールドのすべてまたは一部をどのように復号すべきかを受信デバイスに命令するために使用される。第1の伝送フレームは、シングルユーザSU伝送モード、シングルユーザ多入力多出力SU MIMO伝送モード、およびダウンリンクマルチユーザ多入力多出力DL MU MIMO伝送モードをサポートするために使用される。第2の伝送フレームの物理ヘッダには、L-SIGの後ろ且つHE-STFの前にHE-SIG-Aが存在していない、または、HE-SIG-Aが存在しているが、複数の送信デバイスによって送信される第2の伝送フレーム内のHE-SIG-Aが重畳された後でも復号処理を依然として行うことができるように、HE-SIG-Aは、共通情報のみを含む。第2の伝送フレームは、アップリンク直交周波数分割多元接続UL OFDMA伝送モードをサポートするために使用される。共通情報は、ネットワーク識別子、受信デバイスの識別子、または残りの伝送期間といった情報のうちの少なくとも1つを含む。
受信モジュール801は、第1のフレーム構造を有し送信デバイスによって送信される第1の伝送フレームの物理ヘッダまたは第2のフレーム構造を有し送信デバイスによって送信される第2の伝送フレームの物理ヘッダを受信するように特に構成され得る。第1の伝送フレームの物理ヘッダには、L-SIGの後ろ且つ高効率無線ローカルエリアネットワーク・ショートトレーニングフィールドHE-STFの前に高効率無線ローカルエリアネットワーク・第1シグナリングフィールドHE-SIG-Aが存在している。HE-SIG-Aは、制御指示情報を含み、制御指示情報は、第1の伝送フレームのものであるとともにHE-SIG-Aの後ろにある部分におけるフィールドのすべてまたは一部をどのように復号すべきかを受信デバイスに命令するために使用される。第1の伝送フレームは、シングルユーザSU伝送モード、シングルユーザ多入力多出力SU MIMO伝送モード、およびダウンリンクマルチユーザ多入力多出力DL MU MIMOをサポートするために使用される。第2の伝送フレームの物理ヘッダには、L-SIGの後ろ且つHE-STFの前にHE-SIG-Aが存在していない、または、HE-SIG-Aが存在しているが、複数の送信デバイスによって送信される第2の伝送フレーム内のHE-SIG-Aが重畳された後でも復号処理を依然として行うことができるように、HE-SIG-Aは、共通情報のみを含む。第2の伝送フレームは、アップリンク直交周波数分割多元接続UL OFDMA伝送モードをサポートするために使用される。共通情報は、ネットワーク識別子、受信デバイスの識別子、または残りの伝送期間といった情報のうちの少なくとも1つを含む。
本発明のいくつかの実施形態においては、第1の伝送フレームは、ダウンリンク直交周波数分割多元接続DL OFDMA伝送モードをサポートするためにさらに使用される、または、第2の伝送フレームは、DL OFDMA伝送モードをサポートするためにさらに使用される。
本発明のいくつかの実施形態においては、第1の伝送フレームは、アップリンクマルチユーザ多入力多出力UL MU MIMO伝送モードをサポートするためにさらに使用される、または、第2の伝送フレームは、UL MU MIMO伝送モードをサポートするためにさらに使用される。
本発明のいくつかの実施形態においては、高効率無線ローカルエリアネットワーク・第2シグナリングフィールドHE-SIG-Bが、第1の伝送フレームのHE-SIG-Aの後ろ且つ第1の伝送フレームのHE-STFの前にさらに含まれる。HE-SIG-Bは、制御指示情報を含み、HE-SIG-Bに含まれる制御指示情報は、第1の伝送フレームのものであるとともにHE-SIG-Bの後ろにある部分をどのように復号すべきかを受信デバイスに命令するために使用される。
本発明のいくつかの実施形態においては、第1の伝送フレームのHE-SIG-AまたはHE-SIG-Bは、モード指示情報をさらに含み、モード指示情報は、第1の伝送フレームによって特にサポートされている伝送モードを示すために使用される。
本発明のいくつかの実施形態においては、
生成モジュール701は、第1のフレーム構造を有する第1の伝送フレームを生成する、または、第2のフレーム構造を有する第2の伝送フレームを生成するように特に構成され得る。フレーム構造指示フィールドの後ろに、第1の伝送フレームの物理ヘッダは、特定のフィールドの時間ドメイン反復を含む。第2の伝送フレームの物理ヘッダは、特定のフィールドを含むが、特定のフィールドの時間ドメイン反復を含まない。必要に応じて、特定のフィールドは、HE-SIG-Aである。
受信モジュール801は、受信デバイスによって、第1のフレーム構造を有し送信デバイスによって送信される第1の伝送フレームの物理ヘッダまたは第2のフレーム構造を有し送信デバイスによって送信される第2の伝送フレームの物理ヘッダを受信するように特に構成され得る。フレーム構造指示フィールドの後ろに、第1の伝送フレームの物理ヘッダは、特定のフィールドの時間ドメイン反復を含む。第2の伝送フレームの物理ヘッダは、特定のフィールドを含むが、特定のフィールドの時間ドメイン反復を含まない。必要に応じて、特定のフィールドは、HE-SIG-Aである。
本発明のいくつかの実施形態においては、フレーム構造指示フィールドは、レガシーシグナリングフィールドL-SIGの直後に続き、
第1のフレーム構造におけるフレーム構造指示フィールドおよび第2のフレーム構造におけるフレーム構造指示フィールドの双方は、RL-SIGであり、RL-SIGは、L-SIGの時間ドメイン反復である、または、第1のフレーム構造におけるフレーム構造指示フィールドは、HE-SIG-AのOFDMシンボルのすべてまたは一部であり、第2のフレーム構造におけるフレーム構造指示フィールドは、RL-SIGであり、RL-SIGは、L-SIGの時間ドメイン反復である、または、第1のフレーム構造におけるフレーム構造指示フィールドは、HE-SIG-AのOFDMシンボルのすべてまたは一部であり、第2のフレーム構造におけるフレーム構造指示フィールドは、HE-SIG-AのOFDMシンボルのすべてまたは一部である、または、第1のフレーム構造におけるフレーム構造指示フィールドは、RL-SIGであり、第2のフレーム構造におけるフレーム構造指示フィールドは、HE-SIG-AのOFDMシンボルのすべてまたは一部であり、RL-SIGは、L-SIGの時間ドメイン反復である。
本発明のいくつかの実施形態においては、第1のサブキャリア極性は、フレーム構造指示フィールドに含まれる複数のサブキャリアのうちの第1のグループのサブキャリアの位相が第1の角度だけ回転されているとともに、第2のグループのサブキャリアの位相が第2の角度だけ回転されていることを意味し、第2のサブキャリア極性は、フレーム構造指示フィールドに含まれる複数のサブキャリアのうちの第1のグループのサブキャリアの位相が第2の角度だけ回転されているとともに、第2のグループのサブキャリアの位相が第1の角度だけ回転されていることを意味し、第2の角度は、第1の角度より大きく、第1の角度は、0度以上である、または、第1のサブキャリア極性は、フレーム構造指示フィールドに含まれる複数のサブキャリアのうちの第1のグループのサブキャリアが充填状態であるとともに、第2のグループのサブキャリアが空き状態であることを意味し、第2のサブキャリア極性は、フレーム構造指示フィールドに含まれる複数のサブキャリアのうちの第1のグループのサブキャリアが空き状態であるとともに、第2のグループのサブキャリアが充填状態であることを意味する、または、第1のサブキャリア極性は、フレーム構造指示フィールドに含まれるサブキャリアすべての位相が第3の角度だけ回転されていることを意味し、第2のサブキャリア極性は、フレーム構造指示フィールドに含まれるサブキャリアすべての位相が第4の角度だけ回転されていることを意味し、第4の角度は、第3の角度より大きく、第3の角度は、0度より大きい。
本発明のいくつかの可能な実施様態においては、技術的ソリューションにおいて、伝送フレームの物理ヘッダ内のフレーム構造指示フィールドのサブキャリア極性は、異なるフレーム構造を示すために使用されており、以下の技術的効果が得られることが前述のことから見てとれよう。
第1に、サブキャリア極性は、より多くの表現方式を有し得るとともに、より多くのフレーム構造を示すために使用され得るので、HEWが、より多くの伝送モードをサポートし、より多くのフレーム構造をサポートし、より多くのフレーム構造を示す必要があるという要件を満足するために、WLAN標準規格における複数のフレーム構造の設計をサポートしている。
第2に、いくつかの実施様態においては、第2のフレーム構造におけるフレーム構造指示フィールドは、共通情報のみを含む。複数のデバイスが送信処理を行い、1つのデバイスが受信処理を行うシナリオでは、複数のデバイスによって送信された伝送フレーム内のフレーム構造指示フィールドは、同一であり、フレーム構造指示フィールドが重畳された後でも依然として適切に受信およびパースがされ得る。したがって、第2のフレーム構造は、複数のデバイスが送信処理を行い、1つのデバイスが受信処理を行うシナリオをサポートするとともに、UL OFMDA、DL OFDMA、およびUL MU MIMOの伝送モードのうちの任意の1つまたは複数の伝送モードが導入されるHEWに適用され得る。
第3に、いくつかの実施様態においては、時間ドメイン反復を、例えば、HE-SIG-Aといった、特定のフィールドに対して行うかどうかを、フレーム構造指示フィールドのサブキャリア極性を使用して示し得る。いくつかのシナリオにおいては、特定のフィールドは、特定のフィールドの信頼性を向上させるために反復されており、いくつかの他のシナリオにおいては、特定のフィールドは、オーバーヘッドを低減するために反復されていない。
第4に、いくつかの実施様態においては、サブキャリア極性の表現方式は、一方のグループのサブキャリアが充填状態である/一方のグループのサブキャリアの位相が回転されている、そして、もう一方のグループのサブキャリアが空き状態である/もう一方のグループのサブキャリアの位相は回転されていないというものである。本発明の本実施形態では、表現方式は、従来技術における指示方法と比較して、より高い識別度を有しているため、受信デバイスは、伝送フレームの構造をより容易に識別することができる。
実施形態6
図10を参照すれば、本発明の本実施形態は、サブキャリア極性表現方法をさらに提供している。方法は、以下のステップを含み得る。
1001. 特定のOFDMシンボルに含まれる複数のサブキャリアを少なくとも2つのグループに分割する。
分割は任意の方式で行ってもよい。例えば、奇数番号のサブキャリアすべては第1のグループに入れられ、偶数番号のサブキャリアすべては送信グループに入れられる。
1002. 少なくとも1つのグループのサブキャリアの位相が別のグループのサブキャリアの位相と異なるように、1つまたは複数のグループのサブキャリアの位相を特定の角度だけ回転する。
サブキャリアの位相は、任意の角度、例えば、90度、45度、または75度ほど回転され得る。
特定のOFDMシンボルが複数のサブキャリア極性を表わし得るように、特定のOFDMシンボルに含まれる複数のサブキャリアのうちのいくつかのサブキャリアの位相は回転されている。複数のサブキャリア極性は、例えば、複数の伝送フレーム構造、または、伝送フレームが例えば特定のフィールドの時間ドメイン反復(例えば、HE-SIG-A)といったいくつかの特定の情報を含むかどうかといった、複数のタイプの情報を示すために使用され得る。サブキャリア極性によって示される情報は、本明細書に限定されない。
本方法は、異なるサブキャリア極性を使用して異なる伝送フレーム構造を示すために使用され得るだけでなく、既存の802.11標準規格における同様のフレーム構造識別のためにも使用され得る。既存の標準規格と同様に、HEWフレーム構造のL-SIGの後ろにある第1のシンボル内のいくつかのサブキャリアの位相が回転されている一方でいくつかは回転されていないことを規定してもよい。例えば、奇数番号のサブキャリアの位相が90度ほど回転されているとともに、偶数番号のサブキャリアの位相が回転されていない場合には、フレームがHEWフレームであることを示している。位相回転をすべてのサブキャリアに対して行う既存の方法と比較して、本方法は、より高い識別度を有する。
本発明の実施形態は、コンピュータ記憶媒体をさらに提供している。コンピュータ記憶媒体は、プログラムを記憶し得る。実行される場合には、プログラムは、前述の方法の実施形態において記録されている伝送フレーム構造を示すための方法のステップのすべてまたは一部を含む。
図11を参照すれば、本発明の実施形態は、送信デバイス1100をさらに提供している。
送信デバイス1100は、マイクロプロセッサを有するコンピュータであり得る。例えば、送信デバイス1100は、汎用コンピュータ、特注マシン、携帯電話端末、またはタブレットマシンなどのポータブルデバイスであり得る。送信デバイス1100は、プロセッサ1104、メモリ1106、通信インターフェース1102、およびバス1108を備える。バス1108を使用して、プロセッサ1104、メモリ1106、および通信インターフェース1102は、互いに接続され、互いに通信する。
バス1108は、インダストリスタンダードアーキテクチャ(Industry Standard Architecture、略して、ISA)バス、ペリフェラルコンポーネントインターコネクト(Peripheral Component、略して、PCI)バス、拡張インダストリスタンダードアーキテクチャ(Extended Industry Standard Architecture、略して、EISA)バスなどであり得る。バスは、アドレスバス、データバス、制御バスなどのうちの1つまたは複数として分類され得る。表示を簡易にするために、バスを図11において1つの太線だけを使用して表している。しかしながら、1つのバスのみが存在しているまたは1つのタイプのバスのみが存在していることを示しているわけではない。
メモリ1106は、実行可能プログラムコードを記憶するように構成される。プログラムコードは、コンピュータ操作命令を含む。送信デバイス1100がプログラムコードを実行する場合には、送信デバイス1100は、実施形態1におけるステップ301および302を完遂してもよいし、実施形態3における送信デバイス700のすべての機能を実施してもよい。メモリ1106は、高速RAM(Ramdom Access Memory)メモリを含み得る。必要に応じて、メモリ1106は、不揮発性メモリ(non-volatile memory)をさらに含み得る。例えば、メモリ1106は、磁気ディスクメモリを含み得る。
プロセッサ1104は、1つまたは複数の中央処理ユニット(Central Processing Unit、略して、CPU)を含み得る、または、プロセッサ1104は、特定用途向け集積回路(Application Specific Integrated Circuit、略して、ASIC)であり得るし、またプロセッサ1104は、本発明の本実施形態を実施するように構成された1つまたは複数の集積回路であり得る。
プロセッサ1104は、伝送フレームを生成するように構成される。伝送フレームの物理ヘッダは、フレーム構造指示フィールドを含み、フレーム構造指示フィールドのサブキャリア極性は、伝送フレームのフレーム構造を示すために使用される。フレーム構造指示フィールドのサブキャリア極性が第1のサブキャリア極性である場合には、伝送フレームは、第1のフレーム構造を有する。フレーム構造指示フィールドのサブキャリア極性が第2のサブキャリア極性である場合には、伝送フレームは、第2のフレーム構造を有する。
通信インターフェース1102は、受信デバイスがフレーム構造指示フィールドのサブキャリア極性に従って伝送フレームのフレーム構造を決定するために、トランシーバであり得るとともに伝送フレームを送信するように構成される。
必要に応じて、プロセッサ1104は、第1のフレーム構造を有する第1の伝送フレームを生成する、または、第2のフレーム構造を有する第2の伝送フレームを生成するようにさらに構成される。
第1の伝送フレームの物理ヘッダには、L-SIGの後ろ且つ高効率無線ローカルエリアネットワーク・ショートトレーニングフィールドHE-STFの前に高効率無線ローカルエリアネットワーク・第1シグナリングフィールドHE-SIG-Aが存在している。HE-SIG-Aは、制御指示情報を含み、制御指示情報は、第1の伝送フレームのものであるとともにHE-SIG-Aの後ろにある部分におけるフィールドのすべてまたは一部をどのように復号すべきかを受信デバイスに命令するために使用される。第1の伝送フレームは、シングルユーザSU伝送モード、シングルユーザ多入力多出力SU MIMO伝送モード、およびダウンリンクマルチユーザ多入力多出力DL MU MIMO伝送モードをサポートするために使用される。
第2の伝送フレームの物理ヘッダには、L-SIGの後ろ且つHE-STFの前にHE-SIG-Aが存在していない、または、HE-SIG-Aが存在しているが、複数の送信デバイスによって送信される第2の伝送フレーム内のHE-SIG-Aが重畳された後でも復号処理を依然として行うことができるように、HE-SIG-Aは、共通情報のみを含む。第2の伝送フレームは、アップリンク直交周波数分割多元接続UL OFDMA伝送モードをサポートするために使用される。
必要に応じて、共通情報は、ネットワーク識別子、受信デバイスの識別子、または残りの伝送期間といった情報のうちの少なくとも1つを含む。
必要に応じて、第1の伝送フレームは、ダウンリンク直交周波数分割多元接続DL OFDMA伝送モードをサポートするためにさらに使用される、または、第2の伝送フレームは、DL OFDMA伝送モードをサポートするためにさらに使用される。
必要に応じて、第1の伝送フレームは、アップリンクマルチユーザ多入力多出力UL MU MIMO伝送モードをサポートするためにさらに使用される、または、第2の伝送フレームは、UL MU MIMO伝送モードをサポートするためにさらに使用される。
必要に応じて、高効率無線ローカルエリアネットワーク・第2シグナリングフィールドHE-SIG-Bが、第1の伝送フレームのHE-SIG-Aの後ろ且つ第1の伝送フレームのHE-STFの前にさらに含まれる。HE-SIG-Bは、制御指示情報を含み、HE-SIG-Bに含まれる制御指示情報は、第1の伝送フレームのものであるとともにHE-SIG-Bの後ろにある部分をどのように復号すべきかを受信デバイスに命令するために使用される。
必要に応じて、第1の伝送フレームのHE-SIG-AまたはHE-SIG-Bは、モード指示情報をさらに含み、モード指示情報は、第1の伝送フレームによって特にサポートされている伝送モードを示すために使用される。
必要に応じて、第1のサブキャリア極性は、フレーム構造指示フィールドに含まれる複数のサブキャリアのうちの第1のグループのサブキャリアの位相が第1の角度だけ回転されているとともに、第2のグループのサブキャリアの位相が第2の角度だけ回転されていることを意味し、第2のサブキャリア極性は、フレーム構造指示フィールドに含まれる複数のサブキャリアのうちの第1のグループのサブキャリアの位相が第2の角度だけ回転されているとともに、第2のグループのサブキャリアの位相が第1の角度だけ回転されていることを意味し、第2の角度は、第1の角度より大きく、第1の角度は、0度以上である、または、
第1のサブキャリア極性は、フレーム構造指示フィールドに含まれる複数のサブキャリアのうちの第1のグループのサブキャリアが充填状態であるとともに、第2のグループのサブキャリアが空き状態であることを意味し、第2のサブキャリア極性は、フレーム構造指示フィールドに含まれる複数のサブキャリアのうちの第1のグループのサブキャリアが空き状態であるとともに、第2のグループのサブキャリアが充填状態であることを意味する、または、
第1のサブキャリア極性は、フレーム構造指示フィールドに含まれるサブキャリアすべての位相が第3の角度だけ回転されていることを意味し、第2のサブキャリア極性は、フレーム構造指示フィールドに含まれるサブキャリアすべての位相が第4の角度だけ回転されていることを意味し、第4の角度は、第3の角度より大きく、第3の角度は、0度より大きい。
必要に応じて、プロセッサ1104は、第1のフレーム構造を有する第1の伝送フレームを生成する、または、第2のフレーム構造を有する第2の伝送フレームを生成するようにさらに構成される。
フレーム構造指示フィールドの後ろに、第1の伝送フレームの物理ヘッダは、特定のフィールドの時間ドメイン反復を含む。
第2の伝送フレームの物理ヘッダは、特定のフィールドを含むが、特定のフィールドの時間ドメイン反復を含まない。
必要に応じて、特定のフィールドは、HE-SIG-Aである。
必要に応じて、フレーム構造指示フィールドは、レガシーシグナリングフィールドL-SIGの直後に続き、
第1のフレーム構造におけるフレーム構造指示フィールドおよび第2のフレーム構造におけるフレーム構造指示フィールドの双方は、RL-SIGであり、RL-SIGは、L-SIGの時間ドメイン反復である、または、
第1のフレーム構造におけるフレーム構造指示フィールドは、HE-SIG-AのOFDMシンボルのすべてまたは一部であり、第2のフレーム構造におけるフレーム構造指示フィールドは、RL-SIGであり、RL-SIGは、L-SIGの時間ドメイン反復である、または、
第1のフレーム構造におけるフレーム構造指示フィールドは、HE-SIG-AのOFDMシンボルのすべてまたは一部であり、第2のフレーム構造におけるフレーム構造指示フィールドは、HE-SIG-AのOFDMシンボルのすべてまたは一部である、または、
第1のフレーム構造におけるフレーム構造指示フィールドは、RL-SIGであり、第2のフレーム構造におけるフレーム構造指示フィールドは、HE-SIG-AのOFDMシンボルのすべてまたは一部であり、RL-SIGは、L-SIGの時間ドメイン反復である。
本発明の本実施形態において提供した送信デバイスの機能ユニットが実施形態1において提供した方法の特定の実施形態および実施形態3において提供したデバイスが有する機能の特定の実施形態に基づいていてもよいことに留意されたい。用語の定義および説明は、実施形態1および実施形態3のものと一致しており、ここでは詳細に説明しない。
本発明の本実施形態において提供した送信デバイスに従って、伝送フレームの物理ヘッダ内のフレーム構造指示フィールドのサブキャリア極性は、異なるフレーム構造を示すために使用されており、以下の技術的効果が得られる。
第1に、サブキャリア極性は、より多くの表現方式を有し得るとともに、より多くのフレーム構造を示すために使用され得るので、HEWが、より多くの伝送モードをサポートし、より多くのフレーム構造をサポートし、より多くのフレーム構造を示す必要があるという要件を満足するために、WLAN標準規格における複数のフレーム構造の設計をサポートしている。
第2に、いくつかの実施様態においては、第2のフレーム構造におけるフレーム構造指示フィールドは、共通情報のみを含む。複数のデバイスが送信処理を行い、1つのデバイスが受信処理を行うシナリオでは、複数のデバイスによって送信された伝送フレーム内のフレーム構造指示フィールドは、同一であり、フレーム構造指示フィールドが重畳された後でも依然として適切に受信およびパースがされ得る。したがって、第2のフレーム構造は、複数のデバイスが送信処理を行い、1つのデバイスが受信処理を行うシナリオをサポートするとともに、UL OFMDA、DL OFDMA、およびUL MU MIMOの伝送モードのうちの任意の1つまたは複数の伝送モードが導入されるHEWに適用され得る。
第3に、いくつかの実施様態においては、時間ドメイン反復を、例えば、HE-SIG-Aといった、特定のフィールドに対して行うかどうかを、フレーム構造指示フィールドのサブキャリア極性を使用して示し得る。いくつかのシナリオにおいては、特定のフィールドは、特定のフィールドの信頼性を向上させるために反復されており、いくつかの他のシナリオにおいては、特定のフィールドは、オーバーヘッドを低減するために反復されていない。
第4に、いくつかの実施様態においては、サブキャリア極性の表現方式は、一方のグループのサブキャリアが充填状態である/一方のグループのサブキャリアの位相が回転されている、そして、もう一方のグループのサブキャリアが空き状態である/もう一方のグループのサブキャリアの位相は回転されていないというものである。本発明の本実施形態では、表現方式は、従来技術における指示方法と比較して、より高い識別度を有しているため、受信デバイスは、伝送フレームの構造をより容易に識別することができる。
図12を参照すれば、本発明の実施形態は、受信デバイス1200をさらに提供している。
受信デバイス1200は、マイクロプロセッサを有するコンピュータであり得る。例えば、受信デバイス1200は、汎用コンピュータ、特注マシン、携帯電話端末、またはタブレットマシンなどのポータブルデバイスであり得る。受信デバイス1200は、プロセッサ1204、メモリ1206、通信インターフェース1202、およびバス1208を備える。バス1208を使用して、プロセッサ1204、メモリ1206、および通信インターフェース1202は、互いに接続され、互いに通信する。
バス1208は、インダストリスタンダードアーキテクチャ(Industry Standard Architecture、略して、ISA)バス、ペリフェラルコンポーネントインターコネクト(Peripheral Component、略して、PCI)バス、拡張インダストリスタンダードアーキテクチャ(Extended Industry Standard Architecture、略して、EISA)バスなどであり得る。バスは、アドレスバス、データバス、制御バスなどのうちの1つまたは複数として分類され得る。表示を簡易にするために、バスを図12において1つの太線だけを使用して表している。しかしながら、1つのバスのみが存在しているまたは1つのタイプのバスのみが存在していることを示しているわけではない。
メモリ1206は、実行可能プログラムコードを記憶するように構成される。プログラムコードは、コンピュータ操作命令を含む。受信デバイス1200がプログラムコードを実行する場合には、受信デバイス1200は、実施形態2におけるステップ601および602を完遂してもよいし、実施形態4における送信デバイス800のすべての機能を実施してもよい。メモリ1206は、高速RAM(Ramdom Access Memory)メモリを含み得る。必要に応じて、メモリ1206は、不揮発性メモリ(non-volatile memory)をさらに含み得る。例えば、メモリ1206は、磁気ディスクメモリを含み得る。
プロセッサ1204は、中央処理ユニット(Central Processing Unit、略して、CPU)であり得るし、またプロセッサ1204は、特定用途向け集積回路(Application Specific Integrated Circuit、略して、ASIC)であり得るし、またプロセッサ1204は、本発明の本実施形態を実施するように構成された1つまたは複数の集積回路であり得る。
通信インターフェース1202は、トランシーバであり得るとともに、送信デバイスによって送信された伝送フレームの物理ヘッダを受信するように構成される。伝送フレームの物理ヘッダは、フレーム構造指示フィールドを含み、フレーム構造指示フィールドのサブキャリア極性は、伝送フレームのフレーム構造を示すために使用される。
プロセッサ1204は、フレーム構造指示フィールドのサブキャリア極性に従って伝送フレームのフレーム構造を決定するように構成される。フレーム構造指示フィールドのサブキャリア極性が第1のサブキャリア極性である場合には、伝送フレームは、第1のフレーム構造を有する。フレーム構造指示フィールドのサブキャリア極性が第2のサブキャリア極性である場合には、伝送フレームは、第2のフレーム構造を有する。
必要に応じて、フレーム構造指示フィールドは、レガシーシグナリングフィールドL-SIGの直後に続く。通信インターフェース1202は、第1のフレーム構造を有し送信デバイスによって送信される第1の伝送フレームの物理ヘッダまたは第2のフレーム構造を有し送信デバイスによって送信される第2の伝送フレームの物理ヘッダを受信するようにさらに構成される。
第1の伝送フレームの物理ヘッダには、L-SIGの後ろ且つ高効率無線ローカルエリアネットワーク・ショートトレーニングフィールドHE-STFの前に高効率無線ローカルエリアネットワーク・第1シグナリングフィールドHE-SIG-Aが存在している。HE-SIG-Aは、制御指示情報を含み、制御指示情報は、第1の伝送フレームのものであるとともにHE-SIG-Aの後ろにある部分におけるフィールドのすべてまたは一部をどのように復号すべきかを受信デバイスに命令するために使用される。第1の伝送フレームは、シングルユーザSU伝送モード、シングルユーザ多入力多出力SU MIMO伝送モード、およびダウンリンクマルチユーザ多入力多出力DL MU MIMOをサポートするために使用される。
第2の伝送フレームの物理ヘッダには、L-SIGの後ろ且つHE-STFの前にHE-SIG-Aが存在していない、または、HE-SIG-Aが存在しているが、複数の送信デバイスによって送信される第2の伝送フレーム内のHE-SIG-Aが重畳された後でも復号処理を依然として行うことができるように、HE-SIG-Aは、共通情報のみを含む。第2の伝送フレームは、アップリンク直交周波数分割多元接続UL OFDMA伝送モードをサポートするために使用される。
必要に応じて、共通情報は、ネットワーク識別子、受信デバイスの識別子、または残りの伝送期間といった情報のうちの少なくとも1つを含む。
必要に応じて、第1の伝送フレームは、ダウンリンク直交周波数分割多元接続DL OFDMA伝送モードをサポートするためにさらに使用される、または、第2の伝送フレームは、DL OFDMA伝送モードをサポートするためにさらに使用される。
必要に応じて、第1の伝送フレームは、アップリンクマルチユーザ多入力多出力UL MU MIMO伝送モードをサポートするためにさらに使用される、または、第2の伝送フレームは、UL MU MIMO伝送モードをサポートするためにさらに使用される。
必要に応じて、高効率無線ローカルエリアネットワーク・第2シグナリングフィールドHE-SIG-Bが、第1の伝送フレームのHE-SIG-Aの後ろ且つ第1の伝送フレームのHE-STFの前にさらに含まれる。HE-SIG-Bは、制御指示情報を含み、HE-SIG-Bに含まれる制御指示情報は、第1の伝送フレームのものであるとともにHE-SIG-Bの後ろにある部分をどのように復号すべきかを受信デバイスに命令するために使用される。
必要に応じて、第1の伝送フレームのHE-SIG-AまたはHE-SIG-Bは、モード指示情報をさらに含み、プロセッサ1204は、モード指示情報に従って、第1の伝送フレームのフレーム構造によって特にサポートされている伝送モードを決定するようにさらに構成される。
必要に応じて、第1のサブキャリア極性は、フレーム構造指示フィールドに含まれる複数のサブキャリアのうちの第1のグループのサブキャリアの位相が第1の角度だけ回転されているとともに、第2のグループのサブキャリアの位相が第2の角度だけ回転されていることを意味し、第2のサブキャリア極性は、フレーム構造指示フィールドに含まれる複数のサブキャリアのうちの第1のグループのサブキャリアの位相が第2の角度だけ回転されているとともに、第2のグループのサブキャリアの位相が第1の角度だけ回転されていることを意味し、第2の角度は、第1の角度より大きく、第1の角度は、0度以上である、または、
第1のサブキャリア極性は、フレーム構造指示フィールドに含まれる複数のサブキャリアのうちの第1のグループのサブキャリアが充填状態であるとともに、第2のグループのサブキャリアが空き状態であることを意味し、第2のサブキャリア極性は、フレーム構造指示フィールドに含まれる複数のサブキャリアのうちの第1のグループのサブキャリアが空き状態であるとともに、第2のグループのサブキャリアが充填状態であることを意味する、または、
第1のサブキャリア極性は、フレーム構造指示フィールドに含まれるサブキャリアすべての位相が第3の角度だけ回転されていることを意味し、第2のサブキャリア極性は、フレーム構造指示フィールドに含まれるサブキャリアすべての位相が第4の角度だけ回転されていることを意味し、第4の角度は、第3の角度より大きく、第3の角度は、0度より大きい。
必要に応じて、通信インターフェース1202は、第1のフレーム構造を有し送信デバイスによって送信される第1の伝送フレームの物理ヘッダまたは第2のフレーム構造を有し送信デバイスによって送信される第2の伝送フレームの物理ヘッダを受信するようにさらに構成される。
フレーム構造指示フィールドの後ろに、第1の伝送フレームの物理ヘッダは、特定のフィールドの時間ドメイン反復を含む。
第2の伝送フレームの物理ヘッダは、特定のフィールドを含むが、特定のフィールドの時間ドメイン反復を含まない。
必要に応じて、特定のフィールドは、HE-SIG-Aである。
必要に応じて、フレーム構造指示フィールドは、レガシーシグナリングフィールドL-SIGの直後に続き、
第1のフレーム構造におけるフレーム構造指示フィールドおよび第2のフレーム構造におけるフレーム構造指示フィールドの双方は、RL-SIGであり、RL-SIGは、L-SIGの時間ドメイン反復である、または、
第1のフレーム構造におけるフレーム構造指示フィールドは、HE-SIG-AのOFDMシンボルのすべてまたは一部であり、第2のフレーム構造におけるフレーム構造指示フィールドは、RL-SIGであり、RL-SIGは、L-SIGの時間ドメイン反復である、または、
第1のフレーム構造におけるフレーム構造指示フィールドは、HE-SIG-AのOFDMシンボルのすべてまたは一部であり、第2のフレーム構造におけるフレーム構造指示フィールドは、HE-SIG-AのOFDMシンボルのすべてまたは一部である、または、
第1のフレーム構造におけるフレーム構造指示フィールドは、RL-SIGであり、第2のフレーム構造におけるフレーム構造指示フィールドは、HE-SIG-AのOFDMシンボルのすべてまたは一部であり、RL-SIGは、L-SIGの時間ドメイン反復である。
本発明の本実施形態において提供した受信デバイスの機能ユニットが実施形態2において提供した方法の特定の実施形態および実施形態4において提供したデバイスが有する機能の特定の実施形態に基づいていてもよいことに留意されたい。用語の定義および説明は、実施形態2および実施形態4のものと一致しており、ここでは詳細に説明しない。
本発明の本実施形態において提供した受信デバイスに従って、伝送フレームのフレーム構造は、伝送フレームの受信した物理ヘッダ内のフレーム構造指示フィールドのサブキャリア極性を使用して決定されており、以下の技術的効果が得られる。
第1に、サブキャリア極性は、より多くの表現方式を有し得るとともに、より多くのフレーム構造を示すために使用され得るので、HEWが、より多くの伝送モードをサポートし、より多くのフレーム構造をサポートし、より多くのフレーム構造を示す必要があるという要件を満足するために、WLAN標準規格における複数のフレーム構造の設計をサポートしている。
第2に、いくつかの実施様態においては、第2のフレーム構造におけるフレーム構造指示フィールドは、共通情報のみを含む。複数のデバイスが送信処理を行い、1つのデバイスが受信処理を行うシナリオでは、複数のデバイスによって送信された伝送フレーム内のフレーム構造指示フィールドは、同一であり、フレーム構造指示フィールドが重畳された後でも依然として適切に受信およびパースがされ得る。したがって、第2のフレーム構造は、複数のデバイスが送信処理を行い、1つのデバイスが受信処理を行うシナリオをサポートするとともに、UL OFMDA、DL OFDMA、およびUL MU MIMOの伝送モードのうちの任意の1つまたは複数の伝送モードが導入されるHEWに適用され得る。
第3に、いくつかの実施様態においては、時間ドメイン反復を、例えば、HE-SIG-Aといった、特定のフィールドに対して行うかどうかを、フレーム構造指示フィールドのサブキャリア極性を使用して示し得る。いくつかのシナリオにおいては、特定のフィールドは、特定のフィールドの信頼性を向上させるために反復されており、いくつかの他のシナリオにおいては、特定のフィールドは、オーバーヘッドを低減するために反復されていない。
第4に、いくつかの実施様態においては、サブキャリア極性の表現方式は、一方のグループのサブキャリアが充填状態である/一方のグループのサブキャリアの位相が回転されている、そして、もう一方のグループのサブキャリアが空き状態である/もう一方のグループのサブキャリアの位相は回転されていないというものである。本発明の本実施形態では、表現方式は、従来技術における指示方法と比較して、より高い識別度を有しているため、受信デバイスは、伝送フレームの構造をより容易に識別することができる。
前述の実施形態においては、各実施形態の説明は、それぞれの焦点を有している。ある実施形態において詳細に説明していない部分については、他の実施形態における関連する説明を参照されたい。
説明を簡易にするために、前述の方法の実施形態を一連のアクションの組合せとして説明していることに留意されたい。しかしながら、いくつかのステップを本発明に従って別の順序で実施してもよいしまた同時に実施してもよいため、本発明がアクションの説明した順序に限定されないことを当業者は理解すべきである。加えて、本明細書において説明した実施形態すべては、例示的な実施形態であり、関連するアクションおよびモジュールは、本発明にとって必ずしも必須ではないことを当業者は理解すべきである。
前述の実施形態における方法のステップのすべてまたは一部をプログラムによって関連ハードウェアを命令することによって実施してもよいことを当業者は理解されよう。プログラムは、コンピュータ可読記憶媒体に記憶され得る。記憶媒体は、ROM、RAM、磁気ディスク、または光ディスクを含み得る。
本発明の実施形態において提供した、伝送フレーム構造を示すための方法およびデバイス、ならびにシステムを前述において詳細に説明してきた。本発明の原理および実施様態を本明細書において具体的な例を使用して説明してきた。実施形態に関する説明は、本発明の方法および主要な着想を理解することを手助けすることを意図しているにすぎない。加えて、当業者は、本発明の着想に従って特定の実施様態および適用範囲に対する修正を行うことが可能である。つまり、本明細書の内容は、本発明に対する限定として解釈すべきではない。
700 送信デバイス
701 生成モジュール
702 送信モジュール
800 受信デバイス
801 受信モジュール
802 決定モジュール
900 通信システム
1100 送信デバイス
1102 通信インターフェース
1104 プロセッサ
1106 メモリ
1200 受信デバイス
1202 通信インターフェース
1204 プロセッサ
1206 メモリ
第1の態様に準拠している、第1の可能な実施様態においては、フレーム構造指示フィールドは、レガシーシグナルフィールドL-SIGの直後に続き、送信デバイスによって、伝送フレームを生成するステップは、送信デバイスによって、第1のフレーム構造を有する第1の伝送フレームを生成するステップ、または、第2のフレーム構造を有する第2の伝送フレームを生成するステップを含み、第1の伝送フレームの物理ヘッダには、L-SIGの後ろ且つ高効率無線ローカルエリアネットワーク・ショートトレーニングフィールドHE-STFの前に高効率無線ローカルエリアネットワーク・第1シグナルフィールドHE-SIG-Aが存在しており、HE-SIG-Aは、制御指示情報を含み、制御指示情報は、第1の伝送フレームのものであるとともにHE-SIG-Aの後ろにある部分におけるフィールドのすべてまたは一部をどのように復号すべきかを受信デバイスに命令するために使用され、第1の伝送フレームは、シングルユーザSU伝送モード、シングルユーザ多入力多出力SU MIMO伝送モード、およびダウンリンクマルチユーザ多入力多出力DL MU MIMO伝送モードをサポートするために使用され、第2の伝送フレームの物理ヘッダには、L-SIGの後ろ且つHE-STFの前にHE-SIG-Aが存在しておらず、または、HE-SIG-Aが存在しているが、前記送信デバイスを含む複数の送信デバイスによって送信される第2の伝送フレーム内のHE-SIG-Aが重畳された後でも復号処理を依然として行うことができるように、HE-SIG-Aは、共通情報のみを含み、第2の伝送フレームは、アップリンク直交周波数分割多元接続UL OFDMA伝送モードをサポートするために使用され、共通情報は、ネットワーク識別子、受信デバイスの識別子、または残りの伝送期間といった情報のうちの少なくとも1つを含む。
第1の態様の第1から第3の可能な実施様態のいずれか1つに準拠している、第4の可能な実施様態においては、高効率無線ローカルエリアネットワーク・第2シグナルフィールドHE-SIG-Bが、第1の伝送フレームのHE-SIG-Aの後ろ且つ第1の伝送フレームのHE-STFの前にさらに含まれ、HE-SIG-Bは、制御指示情報を含み、HE-SIG-Bに含まれる制御指示情報は、第1の伝送フレームのものであるとともにHE-SIG-Bの後ろにある部分をどのように復号すべきかを受信デバイスに命令するために使用される。
第1の態様または第1の態様の第1から第7の可能な実施様態のいずれか1つに準拠している、第8の可能な実施様態においては、フレーム構造指示フィールドは、レガシーシグナルフィールドL-SIGの直後に続き、第1のフレーム構造におけるフレーム構造指示フィールドおよび第2のフレーム構造におけるフレーム構造指示フィールドの双方は、RL-SIGであり、RL-SIGは、L-SIGの時間ドメイン反復である、または、第1のフレーム構造におけるフレーム構造指示フィールドは、HE-SIG-AのOFDMシンボルのすべてまたは一部であり、第2のフレーム構造におけるフレーム構造指示フィールドは、RL-SIGであり、RL-SIGは、L-SIGの時間ドメイン反復である、または、第1のフレーム構造におけるフレーム構造指示フィールドは、HE-SIG-AのOFDMシンボルのすべてまたは一部であり、第2のフレーム構造におけるフレーム構造指示フィールドは、HE-SIG-AのOFDMシンボルのすべてまたは一部である、または、第1のフレーム構造におけるフレーム構造指示フィールドは、RL-SIGであり、第2のフレーム構造におけるフレーム構造指示フィールドは、HE-SIG-AのOFDMシンボルのすべてまたは一部であり、RL-SIGは、L-SIGの時間ドメイン反復である。
第2の態様に準拠している、第1の可能な実施様態においては、フレーム構造指示フィールドは、レガシーシグナルフィールドL-SIGの直後に続き、受信デバイスによって、送信デバイスによって送信された伝送フレームの物理ヘッダを受信するステップは、受信デバイスによって、第1のフレーム構造を有し送信デバイスによって送信される第1の伝送フレームの物理ヘッダまたは第2のフレーム構造を有し送信デバイスによって送信される第2の伝送フレームの物理ヘッダを受信するステップを含み、第1の伝送フレームの物理ヘッダには、L-SIGの後ろ且つ高効率無線ローカルエリアネットワーク・ショートトレーニングフィールドHE-STFの前に高効率無線ローカルエリアネットワーク・第1シグナルフィールドHE-SIG-Aが存在しており、HE-SIG-Aは、制御指示情報を含み、制御指示情報は、第1の伝送フレームのものであるとともにHE-SIG-Aの後ろにある部分におけるフィールドのすべてまたは一部をどのように復号すべきかを受信デバイスに命令するために使用され、第1の伝送フレームは、シングルユーザSU伝送モード、シングルユーザ多入力多出力SU MIMO伝送モード、およびダウンリンクマルチユーザ多入力多出力DL MU MIMOをサポートするために使用され、第2の伝送フレームの物理ヘッダには、L-SIGの後ろ且つHE-STFの前にHE-SIG-Aが存在しておらず、または、HE-SIG-Aが存在しているが、複数の送信デバイスによって送信される第2の伝送フレーム内のHE-SIG-Aが重畳された後でも復号処理を依然として行うことができるように、HE-SIG-Aは、共通情報のみを含み、第2の伝送フレームは、アップリンク直交周波数分割多元接続UL OFDMA伝送モードをサポートするために使用され、共通情報は、ネットワーク識別子、受信デバイスの識別子、または残りの伝送期間といった情報のうちの少なくとも1つを含む。
第2の態様の第1から第3の可能な実施様態のいずれか1つに準拠している、第4の可能な実施様態においては、高効率無線ローカルエリアネットワーク・第2シグナルフィールドHE-SIG-Bが、第1の伝送フレームのHE-SIG-Aの後ろ且つ第1の伝送フレームのHE-STFの前にさらに含まれ、HE-SIG-Bは、制御指示情報を含み、HE-SIG-Bに含まれる制御指示情報は、第1の伝送フレームのものであるとともにHE-SIG-Bの後ろにある部分をどのように復号すべきかを受信デバイスに命令するために使用される。
第2の態様または第2の態様の第1から第7の可能な実施様態のいずれか1つに準拠している、第8の可能な実施様態においては、フレーム構造指示フィールドは、レガシーシグナルフィールドL-SIGの直後に続き、第1のフレーム構造におけるフレーム構造指示フィールドおよび第2のフレーム構造におけるフレーム構造指示フィールドの双方は、RL-SIGであり、RL-SIGは、L-SIGの時間ドメイン反復である、または、第1のフレーム構造におけるフレーム構造指示フィールドは、HE-SIG-AのOFDMシンボルのすべてまたは一部であり、第2のフレーム構造におけるフレーム構造指示フィールドは、RL-SIGであり、RL-SIGは、L-SIGの時間ドメイン反復である、または、第1のフレーム構造におけるフレーム構造指示フィールドは、HE-SIG-AのOFDMシンボルのすべてまたは一部であり、第2のフレーム構造におけるフレーム構造指示フィールドは、HE-SIG-AのOFDMシンボルのすべてまたは一部である、または、第1のフレーム構造におけるフレーム構造指示フィールドは、RL-SIGであり、第2のフレーム構造におけるフレーム構造指示フィールドは、HE-SIG-AのOFDMシンボルのすべてまたは一部であり、RL-SIGは、L-SIGの時間ドメイン反復である。
第3の態様に準拠している、第1の可能な実施様態においては、フレーム構造指示フィールドは、レガシーシグナルフィールドL-SIGの直後に続き、生成モジュールは、第1のフレーム構造を有する第1の伝送フレームを生成する、または、第2のフレーム構造を有する第2の伝送フレームを生成するように特に構成され、第1の伝送フレームの物理ヘッダには、L-SIGの後ろ且つ高効率無線ローカルエリアネットワーク・ショートトレーニングフィールドHE-STFの前に高効率無線ローカルエリアネットワーク・第1シグナルフィールドHE-SIG-Aが存在しており、HE-SIG-Aは、制御指示情報を含み、制御指示情報は、第1の伝送フレームのものであるとともにHE-SIG-Aの後ろにある部分におけるフィールドのすべてまたは一部をどのように復号すべきかを受信デバイスに命令するために使用され、第1の伝送フレームは、シングルユーザSU伝送モード、シングルユーザ多入力多出力SU MIMO伝送モード、およびダウンリンクマルチユーザ多入力多出力DL MU MIMO伝送モードをサポートするために使用され、第2の伝送フレームの物理ヘッダには、L-SIGの後ろ且つHE-STFの前にHE-SIG-Aが存在しておらず、または、HE-SIG-Aが存在しているが、前記送信デバイスを含む複数の送信デバイスによって送信される第2の伝送フレーム内のHE-SIG-Aが重畳された後でも復号処理を依然として行うことができるように、HE-SIG-Aは、共通情報のみを含み、第2の伝送フレームは、アップリンク直交周波数分割多元接続UL OFDMA伝送モードをサポートするために使用され、共通情報は、ネットワーク識別子、受信デバイスの識別子、または残りの伝送期間といった情報のうちの少なくとも1つを含む。
第3の態様の第1から第3の可能な実施様態のいずれか1つに準拠している、第4の可能な実施様態においては、高効率無線ローカルエリアネットワーク・第2シグナルフィールドHE-SIG-Bが、第1の伝送フレームのHE-SIG-Aの後ろ且つ第1の伝送フレームのHE-STFの前にさらに含まれ、HE-SIG-Bは、制御指示情報を含み、HE-SIG-Bに含まれる制御指示情報は、第1の伝送フレームのものであるとともにHE-SIG-Bの後ろにある部分をどのように復号すべきかを受信デバイスに命令するために使用される。
第3の態様または第3の態様の第1から第7の可能な実施様態のいずれか1つに準拠している、第8の可能な実施様態においては、フレーム構造指示フィールドは、レガシーシグナルフィールドL-SIGの直後に続き、第1のフレーム構造におけるフレーム構造指示フィールドおよび第2のフレーム構造におけるフレーム構造指示フィールドの双方は、RL-SIGであり、RL-SIGは、L-SIGの時間ドメイン反復である、または、第1のフレーム構造におけるフレーム構造指示フィールドは、HE-SIG-AのOFDMシンボルのすべてまたは一部であり、第2のフレーム構造におけるフレーム構造指示フィールドは、RL-SIGであり、RL-SIGは、L-SIGの時間ドメイン反復である、または、第1のフレーム構造におけるフレーム構造指示フィールドは、HE-SIG-AのOFDMシンボルのすべてまたは一部であり、第2のフレーム構造におけるフレーム構造指示フィールドは、HE-SIG-AのOFDMシンボルのすべてまたは一部である、または、第1のフレーム構造におけるフレーム構造指示フィールドは、RL-SIGであり、第2のフレーム構造におけるフレーム構造指示フィールドは、HE-SIG-AのOFDMシンボルのすべてまたは一部であり、RL-SIGは、L-SIGの時間ドメイン反復である。
第4の態様に準拠している、第1の可能な実施様態においては、フレーム構造指示フィールドは、レガシーシグナルフィールドL-SIGの直後に続き、受信モジュールは、第1のフレーム構造を有し送信デバイスによって送信される第1の伝送フレームの物理ヘッダまたは第2のフレーム構造を有し送信デバイスによって送信される第2の伝送フレームの物理ヘッダを受信するように特に構成され、第1の伝送フレームの物理ヘッダには、L-SIGの後ろ且つ高効率無線ローカルエリアネットワーク・ショートトレーニングフィールドHE-STFの前に高効率無線ローカルエリアネットワーク・第1シグナルフィールドHE-SIG-Aが存在しており、HE-SIG-Aは、制御指示情報を含み、制御指示情報は、第1の伝送フレームのものであるとともにHE-SIG-Aの後ろにある部分におけるフィールドのすべてまたは一部をどのように復号すべきかを受信デバイスに命令するために使用され、第1の伝送フレームは、シングルユーザSU伝送モード、シングルユーザ多入力多出力SU MIMO伝送モード、およびダウンリンクマルチユーザ多入力多出力DL MU MIMOをサポートするために使用され、第2の伝送フレームの物理ヘッダには、L-SIGの後ろ且つHE-STFの前にHE-SIG-Aが存在しておらず、または、HE-SIG-Aが存在しているが、複数の送信デバイスによって送信される第2の伝送フレーム内のHE-SIG-Aが重畳された後でも復号処理を依然として行うことができるように、HE-SIG-Aは、共通情報のみを含み、第2の伝送フレームは、アップリンク直交周波数分割多元接続UL OFDMA伝送モードをサポートするために使用され、共通情報は、ネットワーク識別子、受信デバイスの識別子、または残りの伝送期間といった情報のうちの少なくとも1つを含む。
第4の態様の第1から第3の可能な実施様態のいずれか1つに準拠している、第4の可能な実施様態においては、高効率無線ローカルエリアネットワーク・第2シグナルフィールドHE-SIG-Bが、第1の伝送フレームのHE-SIG-Aの後ろ且つ第1の伝送フレームのHE-STFの前にさらに含まれ、HE-SIG-Bは、制御指示情報を含み、HE-SIG-Bに含まれる制御指示情報は、第1の伝送フレームのものであるとともにHE-SIG-Bの後ろにある部分をどのように復号すべきかを受信デバイスに命令するために使用される。
第4の態様または第4の態様の第1から第7の可能な実施様態のいずれか1つに準拠している、第8の可能な実施様態においては、フレーム構造指示フィールドは、レガシーシグナルフィールドL-SIGの直後に続き、第1のフレーム構造におけるフレーム構造指示フィールドおよび第2のフレーム構造におけるフレーム構造指示フィールドの双方は、RL-SIGであり、RL-SIGは、L-SIGの時間ドメイン反復である、または、第1のフレーム構造におけるフレーム構造指示フィールドは、HE-SIG-AのOFDMシンボルのすべてまたは一部であり、第2のフレーム構造におけるフレーム構造指示フィールドは、RL-SIGであり、RL-SIGは、L-SIGの時間ドメイン反復である、または、第1のフレーム構造におけるフレーム構造指示フィールドは、HE-SIG-AのOFDMシンボルのすべてまたは一部であり、第2のフレーム構造におけるフレーム構造指示フィールドは、HE-SIG-AのOFDMシンボルのすべてまたは一部である、または、第1のフレーム構造におけるフレーム構造指示フィールドは、RL-SIGであり、第2のフレーム構造におけるフレーム構造指示フィールドは、HE-SIG-AのOFDMシンボルのすべてまたは一部であり、RL-SIGは、L-SIGの時間ドメイン反復である。
本発明の実施形態に従って、技術的ソリューションにおいて、伝送フレームの物理ヘッダ内のフレーム構造指示フィールドの異なるサブキャリア極性は、異なるフレーム構造を示すために使用されており、以下の技術的効果が得られることが前述のことから見てとれよう。
当業者が本発明における技術的ソリューションをより理解できるように、本発明の実施形態における添付の図面を参照して、本発明の実施形態における技術的解決手法を以下に明確に説明する。説明した実施形態は本発明の実施形態のすべてではなく一部にすぎないことは明らかであろう。創造的努力なしに本発明の実施形態に基づいて当業者によって得られる他の実施形態のすべては、本発明の保護範囲に含まれるものとする。
従来技術では、各標準規格が、特定の伝送フレーム構造を有している。一例として、既存の標準規格11a/g、11n、および11acにおける伝送フレーム構造をそれぞれ図1(a)、図1(b)、および図1(c)に示している。11nおよび11acフレーム構造における、L(Legacy、レガシー)-STF(Short Training Field、ショートトレーニングフィールド)、L-LTF(Long Training Field、ロングトレーニングフィールド)、およびL-SIG(Signal、シグナルフィールド)は、L-preamble(レガシープリアンブル)と総称され、L-preambleは、下位互換性のためのものである。すなわち、11a/gの第三者STA(Station、ステーション)が11n/11ac伝送フレームを受信する場合には、第三者STAは、後続の伝送内容を理解することができないとしても、第三者STAは、L-SIGの内容に従って計算することによって伝送フレーム全体の伝送期間を依然として得ることができ、その後、スリープ状態に遷移することを選択することができる、それによって、省電力の目的を達成している。当然のことながら、11nデバイスが11ac伝送フレームを受信する場合には、L-preambleは、同一の機能を提供し得る。11n/11acのフレーム構造におけるData(データフィールド)は11a/gフレーム構造におけるデータフィールドとして同一の構造を有することに留意されたい。フレーム構造におけるすべてのSIGフィールドは、BPSK(Binary Phase Shift Keying、バイナリ位相シフトキーイング)またはQBPSK(Quadrature Binary Phase Shift Keying、直交バイナリ位相シフトキーイング)を使用して変調される。
第1の伝送フレームの物理ヘッダ内のL-preamble部分は、L-STF、L-LTF、およびL-SIGなどのフィールドを含む。L-preamble部分は、11nおよび11acなどの既存の標準規格におけるL-preamble部分と同一であり、ここでは詳細に説明しない。HE(High Efficiency WLAN、高効率無線ローカルエリアネットワーク)-STFおよびHE-LTFフィールドが、第1の伝送フレームのL-preamble部分と第1の伝送フレームのData部分との間にさらに含まれる。HE-STFおよびHE-LTFは、11n標準規格におけるHT-STFおよびHT-LTFまたは11ac標準規格におけるVHT-STFおよびVHT-LTFと同一の機能を提供しており、ここでは詳細に説明しない。
必要に応じて、第1の伝送フレームのHE-LTFの後ろ且つ第1の伝送フレームのデータフィールドの前に、HE-SIG-Cをさらに含んでいてもよいし、またHE-SIG-Cを含んでいなくてもよい。本明細書に記載のHE-SIG-Cは、11acなどの元の標準規格におけるHT-SIG2に類似している。HE-SIG-Cは、DL MU MIMOまたはDL OFDMAシナリオにおいて使用され、特定の受信デバイスのための制御指示情報を搬送する。実際には、制御情報は、HE-SIG-AまたはHE-SIG-Bによっても搬送され得る。ただし、HE-SIG-Aは、20MHzだけを使用して送信され得る。代わりに、HE-STFおよびHE-LTFの後ろにあるHE-SIG-Cは、より大きな帯域幅または複数の空間フローを使用して並行して送信され得る、これにより、より高い伝送効率を有し、伝送オーバーヘッドを効率的に低減することを可能としている。
第2の伝送フレームの物理ヘッダ内のL-preamble部分は、L-STF、L-LTF、およびL-SIGなどのフィールドを含む。L-preamble部分は、11nおよび11acなどの既存の標準規格におけるL-preamble部分と同一であり、ここでは詳細に説明しない。HE(High Efficiency WLAN、高効率無線ローカルエリアネットワーク)-STFおよびHE-LTFフィールドが、第2の伝送フレームのL-preamble部分と第2の伝送フレームのData部分との間にさらに含まれる。HE-STFおよびHE-LTFは、11nおよび11acなどの標準規格におけるHT-STFおよびHT-LTFと類似しており、ここでは詳細に説明しない。
必要に応じて、第2の伝送フレームのHE-LTFの後ろ且つ第2の伝送フレームのDataの前に、HE-SIG-Cを含んでいてもよいし、またHE-SIG-Cを含んでいなくてもよい。HE-SIG-Cは、制御指示情報を搬送するために使用される。制御指示情報は、第2の伝送フレームのものであるとともにHE-SIG-Cの後ろにあるデータフィールドをどのように復号すべきかを受信デバイスに命令するために使用される。しかしながら、第2の伝送フレームは、APがトリガフレームを送信した直後にいつも送信されるため、制御指示情報を、APによってトリガフレームにおいて指定してもよい。この場合には、第2の伝送フレームは、制御指示情報を搬送する必要がない。すなわち、第2の伝送フレームは、HE-SIG-Cを含む必要がない。
DL OFDMAにおいて第1の伝送フレームを使用するか第2の伝送フレームを使用するかはDL OFDMAの実施様態に依存することに特に留意すべきである。DL OFDMAについては、2つの可能な実施様態が存在する。一方の方式を5(a)に示している。APは、送信のためにトリガフレームとDL OFDMA Dataとを一つに連結している。この場合には、リソーススケジューリング情報は、連結伝送フレームの物理ヘッダ内にあり、トリガフレームは、実際のところ連結伝送フレーム全体の物理ヘッダである。他方の方式を図5(b)に示している。APは、トリガフレームをまず送信し、その後、既定の時間長のインターバルの後にDL OFDMA Dataを送信する、ここで、トリガフレームは、リソーススケジューリング情報を含む。この場合には、リソーススケジューリング情報は、トリガフレームまたはMAC(Media Access Control、媒体アクセス制御)レイヤのデータの物理ヘッダ内にある。図5(a)に示したDL OFDMAの実施様態を使用する場合には、図4(a)に示した第1の伝送フレームを使用する。図5(b)に示したDL OFDMAの実施様態を使用する場合には、図4(b)に示した第2の伝送フレームを使用する。
本発明のいくつかの実施形態においては、送信デバイスによって生成された伝送フレームは、第1のフレーム構造を有する第1の伝送フレームであり得るし、また第2のフレーム構造を有する第2の伝送フレームであり得る。異なるフレーム構造を示すために、第1の伝送フレームおよび第2の伝送フレームの物理ヘッダ内のフレーム構造指示フィールドのサブキャリア極性は異なっている。第1の伝送フレーム内のフレーム構造指示フィールドは、第1のサブキャリア極性を有し、第2の伝送フレーム内のフレーム構造指示フィールドは、第2のサブキャリア極性を有する。
フレーム構造指示フィールドに含まれる複数のサブキャリアを任意の方式で2つのグループに分割し得る。好ましくは、第1のグループのサブキャリアは、奇数番号のサブキャリアであり得るし、第2のグループのサブキャリアは、偶数番号のサブキャリアであり得るし、または第1のグループのサブキャリアは、偶数番号のサブキャリアであり得るし、第2のグループのサブキャリアは、奇数番号のサブキャリアであり得る。
フレーム構造指示フィールドに含まれる複数のサブキャリアを任意の方式で2つのグループに分割し得る。好ましくは、第1のグループのサブキャリアは、奇数番号のサブキャリアであり得るし、第2のグループのサブキャリアは、偶数番号のサブキャリアであり得るし、または第1のグループのサブキャリアは、偶数番号のサブキャリアであり得るし、第2のグループのサブキャリアは、奇数番号のサブキャリアであり得る。
フレーム構造指示フィールドに含まれる複数のサブキャリアを任意の方式で2つのグループに分割し得る。好ましくは、サブキャリアの第1のグループは、奇数番号のサブキャリアであり得るし、第2のグループのサブキャリアは、偶数番号のサブキャリアであり得るし、またはサブキャリアの第1のグループは、偶数番号のサブキャリアであり得るし、第2のグループのサブキャリアは、奇数番号のサブキャリアであり得る。
本発明のいくつかの実施形態においては、301において送信デバイスが伝送フレームを生成することは、送信デバイスが第1のフレーム構造を有する第1の伝送フレームを生成する、または、第2のフレーム構造を有する第2の伝送フレームを生成することを含み得る。
3つの極性をどのように表現するかについては、Xの極性を、サブキャリアをグループ化するための方法を使用して拡張し得る。例えば、異なる極性を表現するために、Xに含まれる複数のサブキャリアを3つのグループ(例えば、サブキャリアの番号は個別に3n、3n+1、および3n+2である)に分割し、充填処理/位相回転を異なるグループに対して行う。
本発明のいくつかの実施形態においては、フレーム構造指示フィールドは、レガシーシグナルフィールドL-SIGの直後に続く。受信デバイスが送信デバイスによって送信された伝送フレームの物理ヘッダを受信することは、受信デバイスが第1のフレーム構造を有し送信デバイスによって送信される第1の伝送フレームの物理ヘッダまたは第2のフレーム構造を有し送信デバイスによって送信される第2の伝送フレームの物理ヘッダを受信することを含み得る。
第1の伝送フレームの物理ヘッダには、L-SIGの後ろ且つ高効率無線ローカルエリアネットワーク・ショートトレーニングフィールドHE-STFの前に高効率無線ローカルエリアネットワーク・第1シグナルフィールドHE-SIG-Aが存在している。HE-SIG-Aは、制御指示情報を含み、制御指示情報は、第1の伝送フレームのものであるとともにHE-SIG-Aの後ろにある部分におけるフィールドのすべてまたは一部をどのように復号すべきかを受信デバイスに命令するために使用される。第1の伝送フレームは、シングルユーザSU伝送モード、シングルユーザ多入力多出力SU MIMO伝送モード、およびダウンリンクマルチユーザ多入力多出力DL MU MIMO伝送モードをサポートするために使用される。
本発明のいくつかの実施形態においては、高効率無線ローカルエリアネットワーク・第2シグナルフィールドHE-SIG-Bが、第1の伝送フレームのHE-SIG-Aの後ろ且つ第1の伝送フレームのHE-STFの前にさらに含まれる。HE-SIG-Bは、制御指示情報を含み、HE-SIG-Bに含まれる制御指示情報は、第1の伝送フレームのものであるとともにHE-SIG-Bの後ろにある部分をどのように復号すべきかを受信デバイスに命令するために使用される。
本発明のいくつかの実施形態においては、フレーム構造指示フィールドは、レガシーシグナルフィールドL-SIGの直後に続き、
第1のフレーム構造におけるフレーム構造指示フィールドおよび第2のフレーム構造におけるフレーム構造指示フィールドの双方は、RL-SIGであり、RL-SIGは、L-SIGの時間ドメイン反復である、または、
第1のフレーム構造におけるフレーム構造指示フィールドは、HE-SIG-AのOFDMシンボルのすべてまたは一部であり、第2のフレーム構造におけるフレーム構造指示フィールドは、RL-SIGであり、RL-SIGは、L-SIGの時間ドメイン反復である、または、
第1のフレーム構造におけるフレーム構造指示フィールドは、HE-SIG-AのOFDMシンボルのすべてまたは一部であり、第2のフレーム構造におけるフレーム構造指示フィールドは、HE-SIG-AのOFDMシンボルのすべてまたは一部である、または、
第1のフレーム構造におけるフレーム構造指示フィールドは、RL-SIGであり、第2のフレーム構造におけるフレーム構造指示フィールドは、HE-SIG-AのOFDMシンボルのすべてまたは一部であり、RL-SIGは、L-SIGの時間ドメイン反復である。
本発明のいくつかの実施形態においては、フレーム構造指示フィールドは、レガシーシグナルフィールドL-SIGの直後に続き、生成モジュール701は、第1のフレーム構造を有する第1の伝送フレームを生成する、または、第2のフレーム構造を有する第2の伝送フレームを生成するように特に構成され得る。
第1の伝送フレームの物理ヘッダには、L-SIGの後ろ且つ高効率無線ローカルエリアネットワーク・ショートトレーニングフィールドHE-STFの前に高効率無線ローカルエリアネットワーク・第1シグナルフィールドHE-SIG-Aが存在している。HE-SIG-Aは、制御指示情報を含み、制御指示情報は、第1の伝送フレームのものであるとともにHE-SIG-Aの後ろにある部分におけるフィールドのすべてまたは一部をどのように復号すべきかを受信デバイスに命令するために使用される。第1の伝送フレームは、シングルユーザSU伝送モード、シングルユーザ多入力多出力SU MIMO伝送モード、およびダウンリンクマルチユーザ多入力多出力DL MU MIMO伝送モードをサポートするために使用される。
本発明のいくつかの実施形態においては、高効率無線ローカルエリアネットワーク・第2シグナルフィールドHE-SIG-Bが、第1の伝送フレームのHE-SIG-Aの後ろ且つ第1の伝送フレームのHE-STFの前にさらに含まれる。HE-SIG-Bは、制御指示情報を含み、HE-SIG-Bに含まれる制御指示情報は、第1の伝送フレームのものであるとともにHE-SIG-Bの後ろにある部分をどのように復号すべきかを受信デバイスに命令するために使用される。
本発明のいくつかの実施形態においては、フレーム構造指示フィールドは、レガシーシグナルフィールドL-SIGの直後に続き、
第1のフレーム構造におけるフレーム構造指示フィールドおよび第2のフレーム構造におけるフレーム構造指示フィールドの双方は、RL-SIGであり、RL-SIGは、L-SIGの時間ドメイン反復である、または、
第1のフレーム構造におけるフレーム構造指示フィールドは、HE-SIG-AのOFDMシンボルのすべてまたは一部であり、第2のフレーム構造におけるフレーム構造指示フィールドは、RL-SIGであり、RL-SIGは、L-SIGの時間ドメイン反復である、または、
第1のフレーム構造におけるフレーム構造指示フィールドは、HE-SIG-AのOFDMシンボルのすべてまたは一部であり、第2のフレーム構造におけるフレーム構造指示フィールドは、HE-SIG-AのOFDMシンボルのすべてまたは一部である、または、
第1のフレーム構造におけるフレーム構造指示フィールドは、RL-SIGであり、第2のフレーム構造におけるフレーム構造指示フィールドは、HE-SIG-AのOFDMシンボルのすべてまたは一部であり、RL-SIGは、L-SIGの時間ドメイン反復である。
本発明のいくつかの実施形態においては、フレーム構造指示フィールドは、レガシーシグナルフィールドL-SIGの直後に続き、受信モジュール801は、
第1のフレーム構造を有し送信デバイスによって送信される第1の伝送フレームの物理ヘッダまたは第2のフレーム構造を有し送信デバイスによって送信される第2の伝送フレームの物理ヘッダを受信するように特に構成され得る。
第1の伝送フレームの物理ヘッダには、L-SIGの後ろ且つ高効率無線ローカルエリアネットワーク・ショートトレーニングフィールドHE-STFの前に高効率無線ローカルエリアネットワーク・第1シグナルフィールドHE-SIG-Aが存在している。HE-SIG-Aは、制御指示情報を含み、制御指示情報は、第1の伝送フレームのものであるとともにHE-SIG-Aの後ろにある部分におけるフィールドのすべてまたは一部をどのように復号すべきかを受信デバイスに命令するために使用される。第1の伝送フレームは、シングルユーザSU伝送モード、シングルユーザ多入力多出力SU MIMO伝送モード、およびダウンリンクマルチユーザ多入力多出力DL MU MIMOをサポートするために使用される。
本発明のいくつかの実施形態においては、高効率無線ローカルエリアネットワーク・第2シグナルフィールドHE-SIG-Bが、第1の伝送フレームのHE-SIG-Aの後ろ且つ第1の伝送フレームのHE-STFの前にさらに含まれる。HE-SIG-Bは、制御指示情報を含み、HE-SIG-Bに含まれる制御指示情報は、第1の伝送フレームのものであるとともにHE-SIG-Bの後ろにある部分をどのように復号すべきかを受信デバイスに命令するために使用される。
本発明のいくつかの実施形態においては、フレーム構造指示フィールドは、レガシーシグナルフィールドL-SIGの直後に続き、
第1のフレーム構造におけるフレーム構造指示フィールドおよび第2のフレーム構造におけるフレーム構造指示フィールドの双方は、RL-SIGであり、RL-SIGは、L-SIGの時間ドメイン反復である、または、
第1のフレーム構造におけるフレーム構造指示フィールドは、HE-SIG-AのOFDMシンボルのすべてまたは一部であり、第2のフレーム構造におけるフレーム構造指示フィールドは、RL-SIGであり、RL-SIGは、L-SIGの時間ドメイン反復である、または、
第1のフレーム構造におけるフレーム構造指示フィールドは、HE-SIG-AのOFDMシンボルのすべてまたは一部であり、第2のフレーム構造におけるフレーム構造指示フィールドは、HE-SIG-AのOFDMシンボルのすべてまたは一部である、または、
第1のフレーム構造におけるフレーム構造指示フィールドは、RL-SIGであり、第2のフレーム構造におけるフレーム構造指示フィールドは、HE-SIG-AのOFDMシンボルのすべてまたは一部であり、RL-SIGは、L-SIGの時間ドメイン反復である。
本発明のいくつかの実施形態においては、
フレーム構造指示フィールドは、レガシーシグナルフィールドL-SIGの直後に続く。
生成モジュール701は、第1のフレーム構造を有する第1の伝送フレームを生成する、または、第2のフレーム構造を有する第2の伝送フレームを生成するように特に構成され得る。第1の伝送フレームの物理ヘッダには、L-SIGの後ろ且つ高効率無線ローカルエリアネットワーク・ショートトレーニングフィールドHE-STFの前に高効率無線ローカルエリアネットワーク・第1シグナルフィールドHE-SIG-Aが存在している。HE-SIG-Aは、制御指示情報を含み、制御指示情報は、第1の伝送フレームのものであるとともにHE-SIG-Aの後ろにある部分におけるフィールドのすべてまたは一部をどのように復号すべきかを受信デバイスに命令するために使用される。第1の伝送フレームは、シングルユーザSU伝送モード、シングルユーザ多入力多出力SU MIMO伝送モード、およびダウンリンクマルチユーザ多入力多出力DL MU MIMO伝送モードをサポートするために使用される。第2の伝送フレームの物理ヘッダには、L-SIGの後ろ且つHE-STFの前にHE-SIG-Aが存在していない、または、HE-SIG-Aが存在しているが、複数の送信デバイスによって送信される第2の伝送フレーム内のHE-SIG-Aが重畳された後でも復号処理を依然として行うことができるように、HE-SIG-Aは、共通情報のみを含む。第2の伝送フレームは、アップリンク直交周波数分割多元接続UL OFDMA伝送モードをサポートするために使用される。共通情報は、ネットワーク識別子、受信デバイスの識別子、または残りの伝送期間といった情報のうちの少なくとも1つを含む。
受信モジュール801は、第1のフレーム構造を有し送信デバイスによって送信される第1の伝送フレームの物理ヘッダまたは第2のフレーム構造を有し送信デバイスによって送信される第2の伝送フレームの物理ヘッダを受信するように特に構成され得る。第1の伝送フレームの物理ヘッダには、L-SIGの後ろ且つ高効率無線ローカルエリアネットワーク・ショートトレーニングフィールドHE-STFの前に高効率無線ローカルエリアネットワーク・第1シグナルフィールドHE-SIG-Aが存在している。HE-SIG-Aは、制御指示情報を含み、制御指示情報は、第1の伝送フレームのものであるとともにHE-SIG-Aの後ろにある部分におけるフィールドのすべてまたは一部をどのように復号すべきかを受信デバイスに命令するために使用される。第1の伝送フレームは、シングルユーザSU伝送モード、シングルユーザ多入力多出力SU MIMO伝送モード、およびダウンリンクマルチユーザ多入力多出力DL MU MIMOをサポートするために使用される。第2の伝送フレームの物理ヘッダには、L-SIGの後ろ且つHE-STFの前にHE-SIG-Aが存在していない、または、HE-SIG-Aが存在しているが、複数の送信デバイスによって送信される第2の伝送フレーム内のHE-SIG-Aが重畳された後でも復号処理を依然として行うことができるように、HE-SIG-Aは、共通情報のみを含む。第2の伝送フレームは、アップリンク直交周波数分割多元接続UL OFDMA伝送モードをサポートするために使用される。共通情報は、ネットワーク識別子、受信デバイスの識別子、または残りの伝送期間といった情報のうちの少なくとも1つを含む。
本発明のいくつかの実施形態においては、高効率無線ローカルエリアネットワーク・第2シグナルフィールドHE-SIG-Bが、第1の伝送フレームのHE-SIG-Aの後ろ且つ第1の伝送フレームのHE-STFの前にさらに含まれる。HE-SIG-Bは、制御指示情報を含み、HE-SIG-Bに含まれる制御指示情報は、第1の伝送フレームのものであるとともにHE-SIG-Bの後ろにある部分をどのように復号すべきかを受信デバイスに命令するために使用される。
本発明のいくつかの実施形態においては、フレーム構造指示フィールドは、レガシーシグナルフィールドL-SIGの直後に続き、
第1のフレーム構造におけるフレーム構造指示フィールドおよび第2のフレーム構造におけるフレーム構造指示フィールドの双方は、RL-SIGであり、RL-SIGは、L-SIGの時間ドメイン反復である、または、第1のフレーム構造におけるフレーム構造指示フィールドは、HE-SIG-AのOFDMシンボルのすべてまたは一部であり、第2のフレーム構造におけるフレーム構造指示フィールドは、RL-SIGであり、RL-SIGは、L-SIGの時間ドメイン反復である、または、第1のフレーム構造におけるフレーム構造指示フィールドは、HE-SIG-AのOFDMシンボルのすべてまたは一部であり、第2のフレーム構造におけるフレーム構造指示フィールドは、HE-SIG-AのOFDMシンボルのすべてまたは一部である、または、第1のフレーム構造におけるフレーム構造指示フィールドは、RL-SIGであり、第2のフレーム構造におけるフレーム構造指示フィールドは、HE-SIG-AのOFDMシンボルのすべてまたは一部であり、RL-SIGは、L-SIGの時間ドメイン反復である。
バス1108は、インダストリスタンダードアーキテクチャ(Industry Standard Architecture、略して、ISA)バス、ペリフェラルコンポーネントインターコネクト(Peripheral Component Interconnect、略して、PCI)バス、拡張インダストリスタンダードアーキテクチャ(Extended Industry Standard Architecture、略して、EISA)バスなどであり得る。バスは、アドレスバス、データバス、制御バスなどのうちの1つまたは複数として分類され得る。表示を簡易にするために、バスを図11において1つの太線だけを使用して表している。しかしながら、1つのバスのみが存在しているまたは1つのタイプのバスのみが存在していることを示しているわけではない。
メモリ1106は、実行可能プログラムコードを記憶するように構成される。プログラムコードは、コンピュータ操作命令を含む。送信デバイス1100がプログラムコードを実行する場合には、送信デバイス1100は、実施形態1におけるステップ301および302を完遂してもよいし、実施形態3における送信デバイス700のすべての機能を実施してもよい。メモリ1106は、高速RAM(Random Access Memory)メモリを含み得る。必要に応じて、メモリ1106は、不揮発性メモリ(non-volatile memory)をさらに含み得る。例えば、メモリ1106は、磁気ディスクメモリを含み得る。
第1の伝送フレームの物理ヘッダには、L-SIGの後ろ且つ高効率無線ローカルエリアネットワーク・ショートトレーニングフィールドHE-STFの前に高効率無線ローカルエリアネットワーク・第1シグナルフィールドHE-SIG-Aが存在している。HE-SIG-Aは、制御指示情報を含み、制御指示情報は、第1の伝送フレームのものであるとともにHE-SIG-Aの後ろにある部分におけるフィールドのすべてまたは一部をどのように復号すべきかを受信デバイスに命令するために使用される。第1の伝送フレームは、シングルユーザSU伝送モード、シングルユーザ多入力多出力SU MIMO伝送モード、およびダウンリンクマルチユーザ多入力多出力DL MU MIMO伝送モードをサポートするために使用される。
必要に応じて、高効率無線ローカルエリアネットワーク・第2シグナルフィールドHE-SIG-Bが、第1の伝送フレームのHE-SIG-Aの後ろ且つ第1の伝送フレームのHE-STFの前にさらに含まれる。HE-SIG-Bは、制御指示情報を含み、HE-SIG-Bに含まれる制御指示情報は、第1の伝送フレームのものであるとともにHE-SIG-Bの後ろにある部分をどのように復号すべきかを受信デバイスに命令するために使用される。
必要に応じて、フレーム構造指示フィールドは、レガシーシグナルフィールドL-SIGの直後に続き、
第1のフレーム構造におけるフレーム構造指示フィールドおよび第2のフレーム構造におけるフレーム構造指示フィールドの双方は、RL-SIGであり、RL-SIGは、L-SIGの時間ドメイン反復である、または、
第1のフレーム構造におけるフレーム構造指示フィールドは、HE-SIG-AのOFDMシンボルのすべてまたは一部であり、第2のフレーム構造におけるフレーム構造指示フィールドは、RL-SIGであり、RL-SIGは、L-SIGの時間ドメイン反復である、または、
第1のフレーム構造におけるフレーム構造指示フィールドは、HE-SIG-AのOFDMシンボルのすべてまたは一部であり、第2のフレーム構造におけるフレーム構造指示フィールドは、HE-SIG-AのOFDMシンボルのすべてまたは一部である、または、
第1のフレーム構造におけるフレーム構造指示フィールドは、RL-SIGであり、第2のフレーム構造におけるフレーム構造指示フィールドは、HE-SIG-AのOFDMシンボルのすべてまたは一部であり、RL-SIGは、L-SIGの時間ドメイン反復である。
バス1208は、インダストリスタンダードアーキテクチャ(Industry Standard Architecture、略して、ISA)バス、ペリフェラルコンポーネントインターコネクト(Peripheral Component Interconnect、略して、PCI)バス、拡張インダストリスタンダードアーキテクチャ(Extended Industry Standard Architecture、略して、EISA)バスなどであり得る。バスは、アドレスバス、データバス、制御バスなどのうちの1つまたは複数として分類され得る。表示を簡易にするために、バスを図12において1つの太線だけを使用して表している。しかしながら、1つのバスのみが存在しているまたは1つのタイプのバスのみが存在していることを示しているわけではない。
メモリ1206は、実行可能プログラムコードを記憶するように構成される。プログラムコードは、コンピュータ操作命令を含む。受信デバイス1200がプログラムコードを実行する場合には、受信デバイス1200は、実施形態2におけるステップ601および602を完遂してもよいし、実施形態4における受信デバイス800のすべての機能を実施してもよい。メモリ1206は、高速RAM(Random Access Memory)メモリを含み得る。必要に応じて、メモリ1206は、不揮発性メモリ(non-volatile memory)をさらに含み得る。例えば、メモリ1206は、磁気ディスクメモリを含み得る。
必要に応じて、フレーム構造指示フィールドは、レガシーシグナルフィールドL-SIGの直後に続く。通信インターフェース1202は、第1のフレーム構造を有し送信デバイスによって送信される第1の伝送フレームの物理ヘッダまたは第2のフレーム構造を有し送信デバイスによって送信される第2の伝送フレームの物理ヘッダを受信するようにさらに構成される。
第1の伝送フレームの物理ヘッダには、L-SIGの後ろ且つ高効率無線ローカルエリアネットワーク・ショートトレーニングフィールドHE-STFの前に高効率無線ローカルエリアネットワーク・第1シグナルフィールドHE-SIG-Aが存在している。HE-SIG-Aは、制御指示情報を含み、制御指示情報は、第1の伝送フレームのものであるとともにHE-SIG-Aの後ろにある部分におけるフィールドのすべてまたは一部をどのように復号すべきかを受信デバイスに命令するために使用される。第1の伝送フレームは、シングルユーザSU伝送モード、シングルユーザ多入力多出力SU MIMO伝送モード、およびダウンリンクマルチユーザ多入力多出力DL MU MIMOをサポートするために使用される。
必要に応じて、高効率無線ローカルエリアネットワーク・第2シグナルフィールドHE-SIG-Bが、第1の伝送フレームのHE-SIG-Aの後ろ且つ第1の伝送フレームのHE-STFの前にさらに含まれる。HE-SIG-Bは、制御指示情報を含み、HE-SIG-Bに含まれる制御指示情報は、第1の伝送フレームのものであるとともにHE-SIG-Bの後ろにある部分をどのように復号すべきかを受信デバイスに命令するために使用される。
必要に応じて、フレーム構造指示フィールドは、レガシーシグナルフィールドL-SIGの直後に続き、
第1のフレーム構造におけるフレーム構造指示フィールドおよび第2のフレーム構造におけるフレーム構造指示フィールドの双方は、RL-SIGであり、RL-SIGは、L-SIGの時間ドメイン反復である、または、
第1のフレーム構造におけるフレーム構造指示フィールドは、HE-SIG-AのOFDMシンボルのすべてまたは一部であり、第2のフレーム構造におけるフレーム構造指示フィールドは、RL-SIGであり、RL-SIGは、L-SIGの時間ドメイン反復である、または、
第1のフレーム構造におけるフレーム構造指示フィールドは、HE-SIG-AのOFDMシンボルのすべてまたは一部であり、第2のフレーム構造におけるフレーム構造指示フィールドは、HE-SIG-AのOFDMシンボルのすべてまたは一部である、または、
第1のフレーム構造におけるフレーム構造指示フィールドは、RL-SIGであり、第2のフレーム構造におけるフレーム構造指示フィールドは、HE-SIG-AのOFDMシンボルのすべてまたは一部であり、RL-SIGは、L-SIGの時間ドメイン反復である。

Claims (49)

  1. 無線ローカルエリアネットワークWLANに適用される、伝送フレーム構造を示すための方法であって、前記方法は、
    送信デバイスによって、伝送フレームを生成するステップであって、前記伝送フレームの物理ヘッダは、フレーム構造指示フィールドを含み、前記フレーム構造指示フィールドのサブキャリア極性は、前記伝送フレームのフレーム構造を示すために使用され、
    前記フレーム構造指示フィールドの前記サブキャリア極性が第1のサブキャリア極性である場合には、前記伝送フレームは、第1のフレーム構造を有する、または、前記フレーム構造指示フィールドの前記サブキャリア極性が第2のサブキャリア極性である場合には、前記伝送フレームは、第2のフレーム構造を有する、ステップと、
    前記伝送フレームを送信するステップとを含む、方法。
  2. 前記フレーム構造指示フィールドは、レガシーシグナリングフィールドL-SIGの直後に続き、前記送信デバイスによって、伝送フレームを生成するステップは、
    前記送信デバイスによって、前記第1のフレーム構造を有する第1の伝送フレームを生成するステップ、または、前記第2のフレーム構造を有する第2の伝送フレームを生成するステップを含み、
    前記第1の伝送フレームの物理ヘッダには、L-SIGの後ろ且つ高効率無線ローカルエリアネットワーク・ショートトレーニングフィールドHE-STFの前に高効率無線ローカルエリアネットワーク・第1シグナリングフィールドHE-SIG-Aが存在しており、前記HE-SIG-Aは、制御指示情報を含み、前記制御指示情報は、前記第1の伝送フレームのものであるとともに前記HE-SIG-Aの後ろにある部分におけるフィールドのすべてまたは一部をどのように復号すべきかを受信デバイスに命令するために使用され、前記第1の伝送フレームは、シングルユーザSU伝送モード、シングルユーザ多入力多出力SU MIMO伝送モード、およびダウンリンクマルチユーザ多入力多出力DL MU MIMO伝送モードをサポートするために使用され、
    前記第2の伝送フレームの物理ヘッダには、L-SIGの後ろ且つHE-STFの前にHE-SIG-Aが存在しておらず、または、HE-SIG-Aが存在しているが、前記送信デバイスを含む複数の送信デバイスによって送信される第2の伝送フレーム内のHE-SIG-Aが重畳された後でも復号処理を依然として行うことができるように、前記HE-SIG-Aは、共通情報のみを含み、前記第2の伝送フレームは、アップリンク直交周波数分割多元接続UL OFDMA伝送モードをサポートするために使用され、
    前記共通情報は、ネットワーク識別子、前記受信デバイスの識別子、または残りの伝送期間といった情報のうちの少なくとも1つを含む、請求項1に記載の方法。
  3. 前記第1の伝送フレームは、ダウンリンク直交周波数分割多元接続DL OFDMA伝送モードをサポートするためにさらに使用される、または、前記第2の伝送フレームは、DL OFDMA伝送モードをサポートするためにさらに使用される、請求項2に記載の方法。
  4. 前記第1の伝送フレームは、アップリンクマルチユーザ多入力多出力UL MU MIMO伝送モードをサポートするためにさらに使用される、または、前記第2の伝送フレームは、UL MU MIMO伝送モードをサポートするためにさらに使用される、請求項2または3に記載の方法。
  5. 高効率無線ローカルエリアネットワーク・第2シグナリングフィールドHE-SIG-Bが、前記第1の伝送フレームの前記HE-SIG-Aの後ろ且つ前記第1の伝送フレームの前記HE-STFの前にさらに含まれ、前記HE-SIG-Bは、制御指示情報を含み、前記HE-SIG-Bに含まれる前記制御指示情報は、前記第1の伝送フレームのものであるとともに前記HE-SIG-Bの後ろにある部分をどのように復号すべきかを前記受信デバイスに命令するために使用される、請求項2から4のいずれか一項に記載の方法。
  6. 前記第1の伝送フレームの前記HE-SIG-Aまたは前記HE-SIG-Bは、モード指示情報をさらに含み、前記モード指示情報は、前記第1の伝送フレームによって特にサポートされている伝送モードを示すために使用される、請求項5に記載の方法。
  7. 前記送信デバイスによって、伝送フレームを生成するステップは、前記送信デバイスによって、前記第1のフレーム構造を有する第1の伝送フレームを生成するステップ、または、前記第2のフレーム構造を有する第2の伝送フレームを生成するステップを含み、
    フレーム構造指示フィールドの後ろに、前記第1の伝送フレームの物理ヘッダは、特定のフィールドの時間ドメイン反復を含み、
    前記第2の伝送フレームの物理ヘッダは、前記特定のフィールドを含むが、前記特定のフィールドの前記時間ドメイン反復を含まない、請求項1に記載の方法。
  8. 前記特定のフィールドは、HE-SIG-Aである、請求項7に記載の方法。
  9. 前記フレーム構造指示フィールドは、レガシーシグナリングフィールドL-SIGの直後に続き、
    前記第1のフレーム構造における前記フレーム構造指示フィールドおよび前記第2のフレーム構造における前記フレーム構造指示フィールドの双方は、RL-SIGであり、前記RL-SIGは、前記L-SIGの時間ドメイン反復である、または、
    前記第1のフレーム構造における前記フレーム構造指示フィールドは、前記HE-SIG-AのOFDMシンボルのすべてまたは一部であり、前記第2のフレーム構造における前記フレーム構造指示フィールドは、RL-SIGであり、前記RL-SIGは、前記L-SIGの時間ドメイン反復である、または、
    前記第1のフレーム構造における前記フレーム構造指示フィールドは、前記HE-SIG-AのOFDMシンボルのすべてまたは一部であり、前記第2のフレーム構造における前記フレーム構造指示フィールドは、前記HE-SIG-AのOFDMシンボルのすべてまたは一部である、または、
    前記第1のフレーム構造における前記フレーム構造指示フィールドは、RL-SIGであり、前記第2のフレーム構造における前記フレーム構造指示フィールドは、前記HE-SIG-AのOFDMシンボルのすべてまたは一部であり、前記RL-SIGは、前記L-SIGの時間ドメイン反復である、請求項1から8のいずれか一項に記載の方法。
  10. 前記第1のサブキャリア極性は、前記フレーム構造指示フィールドに含まれる複数のサブキャリアのうちの第1のグループのサブキャリアの位相が第1の角度だけ回転されているとともに、第2のグループのサブキャリアの位相が第2の角度だけ回転されていることを意味し、前記第2のサブキャリア極性は、前記フレーム構造指示フィールドに含まれる前記複数のサブキャリアのうちの前記第1のグループのサブキャリアの前記位相が前記第2の角度だけ回転されているとともに、前記第2のグループのサブキャリアの前記位相が前記第1の角度だけ回転されていることを意味し、前記第2の角度は、前記第1の角度より大きく、前記第1の角度は、0度以上である、または、
    前記第1のサブキャリア極性は、前記フレーム構造指示フィールドに含まれる複数のサブキャリアのうちの第1のグループのサブキャリアが充填状態であるとともに、第2のグループのサブキャリアが空き状態であることを意味し、前記第2のサブキャリア極性は、前記フレーム構造指示フィールドに含まれる前記複数のサブキャリアのうちの前記第1のグループのサブキャリアが空き状態であるとともに、前記第2のグループのサブキャリアが充填状態であることを意味する、または、
    前記第1のサブキャリア極性は、前記フレーム構造指示フィールドに含まれるサブキャリアすべての位相が第3の角度だけ回転されていることを意味し、前記第2のサブキャリア極性は、前記フレーム構造指示フィールドに含まれる前記サブキャリアすべての前記位相が第4の角度だけ回転されていることを意味し、前記第4の角度は、前記第3の角度より大きく、前記第3の角度は、0度より大きい、請求項1から9のいずれか一項に記載の方法。
  11. 前記第1のフレーム構造における前記フレーム構造指示フィールドは、前記HE-SIG-AのOFDMシンボルのすべてまたは一部であり、前記第2のフレーム構造における前記フレーム構造指示フィールドは、前記HE-SIG-AのOFDMシンボルのすべてまたは一部である、請求項1、7、または8のいずれか一項に記載の方法。
  12. 前記HE-SIG-Aは、L-SIGおよびRL-SIGの後ろにある、請求項11に記載の方法。
  13. 無線ローカルエリアネットワークWLANに適用される、伝送フレーム構造を示すための方法であって、前記方法は、
    受信デバイスによって、送信デバイスによって送信された伝送フレームの物理ヘッダを受信するステップであって、前記伝送フレームの前記物理ヘッダは、フレーム構造指示フィールドを含み、前記フレーム構造指示フィールドのサブキャリア極性は、前記伝送フレームのフレーム構造を示すために使用される、ステップと、
    前記フレーム構造指示フィールドの前記サブキャリア極性に従って前記伝送フレームの前記フレーム構造を決定するステップであって、前記フレーム構造指示フィールドの前記サブキャリア極性が第1のサブキャリア極性である場合には、前記伝送フレームは、第1のフレーム構造を有する、または、前記フレーム構造指示フィールドの前記サブキャリア極性が第2のサブキャリア極性である場合には、前記伝送フレームは、第2のフレーム構造を有する、ステップとを含む、方法。
  14. 前記フレーム構造指示フィールドは、レガシーシグナリングフィールドL-SIGの直後に続き、前記受信デバイスによって、送信デバイスによって送信された伝送フレームの物理ヘッダを受信するステップは、
    前記受信デバイスによって、前記第1のフレーム構造を有し前記送信デバイスによって送信される第1の伝送フレームの物理ヘッダまたは前記第2のフレーム構造を有し前記送信デバイスによって送信される第2の伝送フレームの物理ヘッダを受信するステップを含み、
    前記第1の伝送フレームの前記物理ヘッダには、L-SIGの後ろ且つ高効率無線ローカルエリアネットワーク・ショートトレーニングフィールドHE-STFの前に高効率無線ローカルエリアネットワーク・第1シグナリングフィールドHE-SIG-Aが存在しており、前記HE-SIG-Aは、制御指示情報を含み、前記制御指示情報は、前記第1の伝送フレームのものであるとともに前記HE-SIG-Aの後ろにある部分におけるフィールドのすべてまたは一部をどのように復号すべきかを前記受信デバイスに命令するために使用され、前記第1の伝送フレームは、シングルユーザSU伝送モード、シングルユーザ多入力多出力SU MIMO伝送モード、およびダウンリンクマルチユーザ多入力多出力DL MU MIMOをサポートするために使用され、
    前記第2の伝送フレームの前記物理ヘッダには、L-SIGの後ろ且つHE-STFの前にHE-SIG-Aが存在しておらず、または、HE-SIG-Aが存在しているが、複数の送信デバイスによって送信される第2の伝送フレーム内のHE-SIG-Aが重畳された後でも復号処理を依然として行うことができるように、前記HE-SIG-Aは、共通情報のみを含み、前記第2の伝送フレームは、アップリンク直交周波数分割多元接続UL OFDMA伝送モードをサポートするために使用され、
    前記共通情報は、ネットワーク識別子、前記受信デバイスの識別子、または残りの伝送期間といった情報のうちの少なくとも1つを含む、請求項13に記載の方法。
  15. 前記第1の伝送フレームは、ダウンリンク直交周波数分割多元接続DL OFDMA伝送モードをサポートするためにさらに使用される、または、前記第2の伝送フレームは、DL OFDMA伝送モードをサポートするためにさらに使用される、請求項14に記載の方法。
  16. 前記第1の伝送フレームは、アップリンクマルチユーザ多入力多出力UL MU MIMO伝送モードをサポートするためにさらに使用される、または、前記第2の伝送フレームは、UL MU MIMO伝送モードをサポートするためにさらに使用される、請求項14または15に記載の方法。
  17. 高効率無線ローカルエリアネットワーク・第2シグナリングフィールドHE-SIG-Bが、前記第1の伝送フレームの前記HE-SIG-Aの後ろ且つ前記第1の伝送フレームの前記HE-STFの前にさらに含まれ、前記HE-SIG-Bは、制御指示情報を含み、前記HE-SIG-Bに含まれる前記制御指示情報は、前記第1の伝送フレームのものであるとともに前記HE-SIG-Bの後ろにある部分をどのように復号すべきかを前記受信デバイスに命令するために使用される、請求項14から16のいずれか一項に記載の方法。
  18. 前記第1の伝送フレームの前記HE-SIG-Aまたは前記HE-SIG-Bは、モード指示情報をさらに含み、前記方法は、
    前記モード指示情報に従って、前記第1の伝送フレームの前記フレーム構造によって特にサポートされている伝送モードを決定するステップをさらに含む、請求項17に記載の方法。
  19. 前記受信デバイスによって、送信デバイスによって送信された伝送フレームの物理ヘッダを受信するステップは、
    前記受信デバイスによって、前記第1のフレーム構造を有し前記送信デバイスによって送信される第1の伝送フレームの物理ヘッダまたは前記第2のフレーム構造を有し前記送信デバイスによって送信される第2の伝送フレームの物理ヘッダを受信するステップを含み、
    フレーム構造指示フィールドの後ろに、前記第1の伝送フレームの前記物理ヘッダは、特定のフィールドの時間ドメイン反復を含み、
    前記第2の伝送フレームの前記物理ヘッダは、前記特定のフィールドを含むが、前記特定のフィールドの前記時間ドメイン反復を含まない、請求項13に記載の方法。
  20. 前記特定のフィールドは、HE-SIG-Aである、請求項19に記載の方法。
  21. 前記フレーム構造指示フィールドは、レガシーシグナリングフィールドL-SIGの直後に続き、
    前記第1のフレーム構造における前記フレーム構造指示フィールドおよび前記第2のフレーム構造における前記フレーム構造指示フィールドの双方は、RL-SIGであり、前記RL-SIGは、前記L-SIGの時間ドメイン反復である、または、
    前記第1のフレーム構造における前記フレーム構造指示フィールドは、前記HE-SIG-AのOFDMシンボルのすべてまたは一部であり、前記第2のフレーム構造における前記フレーム構造指示フィールドは、RL-SIGであり、前記RL-SIGは、前記L-SIGの時間ドメイン反復である、または、
    前記第1のフレーム構造における前記フレーム構造指示フィールドは、前記HE-SIG-AのOFDMシンボルのすべてまたは一部であり、前記第2のフレーム構造における前記フレーム構造指示フィールドは、前記HE-SIG-AのOFDMシンボルのすべてまたは一部である、または、
    前記第1のフレーム構造における前記フレーム構造指示フィールドは、RL-SIGであり、前記第2のフレーム構造における前記フレーム構造指示フィールドは、前記HE-SIG-AのOFDMシンボルのすべてまたは一部であり、前記RL-SIGは、前記L-SIGの時間ドメイン反復である、請求項13から20のいずれか一項に記載の方法。
  22. 前記第1のサブキャリア極性は、前記フレーム構造指示フィールドに含まれる複数のサブキャリアのうちの第1のグループのサブキャリアの位相が第1の角度だけ回転されているとともに、第2のグループのサブキャリアの位相が第2の角度だけ回転されていることを意味し、前記第2のサブキャリア極性は、前記フレーム構造指示フィールドに含まれる前記複数のサブキャリアのうちの前記第1のグループのサブキャリアの前記位相が前記第2の角度だけ回転されているとともに、前記第2のグループのサブキャリアの前記位相が前記第1の角度だけ回転されていることを意味し、前記第2の角度は、前記第1の角度より大きく、前記第1の角度は、0度以上である、または、
    前記第1のサブキャリア極性は、前記フレーム構造指示フィールドに含まれる複数のサブキャリアのうちの第1のグループのサブキャリアが充填状態であるとともに、第2のグループのサブキャリアが空き状態であることを意味し、前記第2のサブキャリア極性は、前記フレーム構造指示フィールドに含まれる前記複数のサブキャリアのうちの前記第1のグループのサブキャリアが空き状態であるとともに、前記第2のグループのサブキャリアが充填状態であることを意味する、または、
    前記第1のサブキャリア極性は、前記フレーム構造指示フィールドに含まれるサブキャリアすべての位相が第3の角度だけ回転されていることを意味し、前記第2のサブキャリア極性は、前記フレーム構造指示フィールドに含まれる前記サブキャリアすべての前記位相が第4の角度だけ回転されていることを意味し、前記第4の角度は、前記第3の角度より大きく、前記第3の角度は、0度より大きい、請求項13から21のいずれか一項に記載の方法。
  23. 前記第1のフレーム構造における前記フレーム構造指示フィールドは、前記HE-SIG-AのOFDMシンボルのすべてまたは一部であり、前記第2のフレーム構造における前記フレーム構造指示フィールドは、前記HE-SIG-AのOFDMシンボルのすべてまたは一部である、請求項13、19、または20のいずれか一項に記載の方法。
  24. 前記HE-SIG-Aは、L-SIGおよびRL-SIGの後ろにある、請求項23に記載の方法。
  25. 無線ローカルエリアネットワークWLANに適用される、伝送フレーム構造を示すための送信デバイスであって、前記送信デバイスは、
    伝送フレームを生成するように構成される、生成モジュールであって、前記伝送フレームの物理ヘッダは、フレーム構造指示フィールドを含み、前記フレーム構造指示フィールドのサブキャリア極性は、前記伝送フレームのフレーム構造を示すために使用され、
    前記フレーム構造指示フィールドの前記サブキャリア極性が第1のサブキャリア極性である場合には、前記伝送フレームは、第1のフレーム構造を有する、または、前記フレーム構造指示フィールドの前記サブキャリア極性が第2のサブキャリア極性である場合には、前記伝送フレームは、第2のフレーム構造を有する、生成モジュールと、
    前記伝送フレームを送信するように構成される、送信モジュールとを備える、送信デバイス。
  26. 前記フレーム構造指示フィールドは、レガシーシグナリングフィールドL-SIGの直後に続き、前記生成モジュールは、前記第1のフレーム構造を有する第1の伝送フレームを生成する、または、前記第2のフレーム構造を有する第2の伝送フレームを生成するように特に構成され、
    前記第1の伝送フレームの物理ヘッダには、L-SIGの後ろ且つ高効率無線ローカルエリアネットワーク・ショートトレーニングフィールドHE-STFの前に高効率無線ローカルエリアネットワーク・第1シグナリングフィールドHE-SIG-Aが存在しており、前記HE-SIG-Aは、制御指示情報を含み、前記制御指示情報は、前記第1の伝送フレームのものであるとともに前記HE-SIG-Aの後ろにある部分におけるフィールドのすべてまたは一部をどのように復号すべきかを受信デバイスに命令するために使用され、前記第1の伝送フレームは、シングルユーザSU伝送モード、シングルユーザ多入力多出力SU MIMO伝送モード、およびダウンリンクマルチユーザ多入力多出力DL MU MIMO伝送モードをサポートするために使用され、
    前記第2の伝送フレームの物理ヘッダには、L-SIGの後ろ且つHE-STFの前にHE-SIG-Aが存在しておらず、または、HE-SIG-Aが存在しているが、前記送信デバイスを含む複数の送信デバイスによって送信される第2の伝送フレーム内のHE-SIG-Aが重畳された後でも復号処理を依然として行うことができるように、前記HE-SIG-Aは、共通情報のみを含み、前記第2の伝送フレームは、アップリンク直交周波数分割多元接続UL OFDMA伝送モードをサポートするために使用され、
    前記共通情報は、ネットワーク識別子、前記受信デバイスの識別子、または残りの伝送期間といった情報のうちの少なくとも1つを含む、請求項25に記載のデバイス。
  27. 前記第1の伝送フレームは、ダウンリンク直交周波数分割多元接続DL OFDMA伝送モードをサポートするためにさらに使用される、または、前記第2の伝送フレームは、DL OFDMA伝送モードをサポートするためにさらに使用される、請求項26に記載のデバイス。
  28. 前記第1の伝送フレームは、アップリンクマルチユーザ多入力多出力UL MU MIMO伝送モードをサポートするためにさらに使用される、または、前記第2の伝送フレームは、UL MU MIMO伝送モードをサポートするためにさらに使用される、請求項26または27に記載のデバイス。
  29. 高効率無線ローカルエリアネットワーク・第2シグナリングフィールドHE-SIG-Bが、前記第1の伝送フレームの前記HE-SIG-Aの後ろ且つ前記第1の伝送フレームの前記HE-STFの前にさらに含まれ、前記HE-SIG-Bは、制御指示情報を含み、前記HE-SIG-Bに含まれる前記制御指示情報は、前記第1の伝送フレームのものであるとともに前記HE-SIG-Bの後ろにある部分をどのように復号すべきかを前記受信デバイスに命令するために使用される、請求項26から28のいずれか一項に記載のデバイス。
  30. 前記第1の伝送フレームの前記HE-SIG-Aまたは前記HE-SIG-Bは、モード指示情報をさらに含み、前記モード指示情報は、前記第1の伝送フレームによって特にサポートされている伝送モードを示すために使用される、請求項29に記載のデバイス。
  31. 前記生成モジュールは、
    前記第1のフレーム構造を有する第1の伝送フレームを生成する、または、前記第2のフレーム構造を有する第2の伝送フレームを生成するように特に構成され、
    フレーム構造指示フィールドの後ろに、前記第1の伝送フレームの物理ヘッダは、特定のフィールドの時間ドメイン反復を含み、
    前記第2の伝送フレームの物理ヘッダは、前記特定のフィールドを含むが、前記特定のフィールドの前記時間ドメイン反復を含まない、請求項25に記載のデバイス。
  32. 前記特定のフィールドは、HE-SIG-Aである、請求項31に記載のデバイス。
  33. 前記フレーム構造指示フィールドは、レガシーシグナリングフィールドL-SIGの直後に続き、
    前記第1のフレーム構造における前記フレーム構造指示フィールドおよび前記第2のフレーム構造における前記フレーム構造指示フィールドの双方は、RL-SIGであり、前記RL-SIGは、前記L-SIGの時間ドメイン反復である、または、
    前記第1のフレーム構造における前記フレーム構造指示フィールドは、前記HE-SIG-AのOFDMシンボルのすべてまたは一部であり、前記第2のフレーム構造における前記フレーム構造指示フィールドは、RL-SIGであり、前記RL-SIGは、前記L-SIGの時間ドメイン反復である、または、
    前記第1のフレーム構造における前記フレーム構造指示フィールドは、前記HE-SIG-AのOFDMシンボルのすべてまたは一部であり、前記第2のフレーム構造における前記フレーム構造指示フィールドは、前記HE-SIG-AのOFDMシンボルのすべてまたは一部である、または、
    前記第1のフレーム構造における前記フレーム構造指示フィールドは、RL-SIGであり、前記第2のフレーム構造における前記フレーム構造指示フィールドは、前記HE-SIG-AのOFDMシンボルのすべてまたは一部であり、前記RL-SIGは、前記L-SIGの時間ドメイン反復である、請求項25から32のいずれか一項に記載のデバイス。
  34. 前記第1のサブキャリア極性は、前記フレーム構造指示フィールドに含まれる複数のサブキャリアのうちの第1のグループのサブキャリアの位相が第1の角度だけ回転されているとともに、第2のグループのサブキャリアの位相が第2の角度だけ回転されていることを意味し、前記第2のサブキャリア極性は、前記フレーム構造指示フィールドに含まれる前記複数のサブキャリアのうちの前記第1のグループのサブキャリアの前記位相が前記第2の角度だけ回転されているとともに、前記第2のグループのサブキャリアの前記位相が前記第1の角度だけ回転されていることを意味し、前記第2の角度は、前記第1の角度より大きく、前記第1の角度は、0度以上である、または、
    前記第1のサブキャリア極性は、前記フレーム構造指示フィールドに含まれる複数のサブキャリアのうちの第1のグループのサブキャリアが充填状態であるとともに、第2のグループのサブキャリアが空き状態であることを意味し、前記第2のサブキャリア極性は、前記フレーム構造指示フィールドに含まれる前記複数のサブキャリアのうちの前記第1のグループのサブキャリアが空き状態であるとともに、前記第2のグループのサブキャリアが充填状態であることを意味する、または、
    前記第1のサブキャリア極性は、前記フレーム構造指示フィールドに含まれるサブキャリアすべての位相が第3の角度だけ回転されていることを意味し、前記第2のサブキャリア極性は、前記フレーム構造指示フィールドに含まれる前記サブキャリアすべての前記位相が第4の角度だけ回転されていることを意味し、前記第4の角度は、前記第3の角度より大きく、前記第3の角度は、0度より大きい、請求項25から33のいずれか一項に記載のデバイス。
  35. 前記第1のフレーム構造における前記フレーム構造指示フィールドは、前記HE-SIG-AのOFDMシンボルのすべてまたは一部であり、前記第2のフレーム構造における前記フレーム構造指示フィールドは、前記HE-SIG-AのOFDMシンボルのすべてまたは一部である、請求項25、31、または32のいずれか一項に記載の方法。
  36. 前記HE-SIG-Aは、L-SIGおよびRL-SIGの後ろにある、請求項35に記載の方法。
  37. 無線ローカルエリアネットワークWLANに適用される、伝送フレーム構造を示すための受信デバイスであって、前記受信デバイスは、
    送信デバイスによって送信された伝送フレームの物理ヘッダを受信するように構成される、受信モジュールであって、前記伝送フレームの前記物理ヘッダは、フレーム構造指示フィールドを含み、前記フレーム構造指示フィールドのサブキャリア極性は、前記伝送フレームのフレーム構造を示すために使用される、受信モジュールと、
    前記フレーム構造指示フィールドの前記サブキャリア極性に従って前記伝送フレームの前記フレーム構造を決定するように構成される、決定モジュールであって、前記フレーム構造指示フィールドの前記サブキャリア極性が第1のサブキャリア極性である場合には、前記伝送フレームは、第1のフレーム構造を有する、または、前記フレーム構造指示フィールドの前記サブキャリア極性が第2のサブキャリア極性である場合には、前記伝送フレームは、第2のフレーム構造を有する、決定モジュールとを備える、受信デバイス。
  38. 前記フレーム構造指示フィールドは、レガシーシグナリングフィールドL-SIGの直後に続き、前記受信モジュールは、前記第1のフレーム構造を有し前記送信デバイスによって送信される第1の伝送フレームの物理ヘッダまたは前記第2のフレーム構造を有し前記送信デバイスによって送信される第2の伝送フレームの物理ヘッダを受信するように特に構成され、
    前記第1の伝送フレームの前記物理ヘッダには、L-SIGの後ろ且つ高効率無線ローカルエリアネットワーク・ショートトレーニングフィールドHE-STFの前に高効率無線ローカルエリアネットワーク・第1シグナリングフィールドHE-SIG-Aが存在しており、前記HE-SIG-Aは、制御指示情報を含み、前記制御指示情報は、前記第1の伝送フレームのものであるとともに前記HE-SIG-Aの後ろにある部分におけるフィールドのすべてまたは一部をどのように復号すべきかを前記受信デバイスに命令するために使用され、前記第1の伝送フレームは、シングルユーザSU伝送モード、シングルユーザ多入力多出力SU MIMO伝送モード、およびダウンリンクマルチユーザ多入力多出力DL MU MIMOをサポートするために使用され、
    前記第2の伝送フレームの前記物理ヘッダには、L-SIGの後ろ且つHE-STFの前にHE-SIG-Aが存在しておらず、または、HE-SIG-Aが存在しているが、複数の送信デバイスによって送信される第2の伝送フレーム内のHE-SIG-Aが重畳された後でも復号処理を依然として行うことができるように、前記HE-SIG-Aは、共通情報のみを含み、前記第2の伝送フレームは、アップリンク直交周波数分割多元接続UL OFDMA伝送モードをサポートするために使用され、
    前記共通情報は、ネットワーク識別子、前記受信デバイスの識別子、または残りの伝送期間といった情報のうちの少なくとも1つを含む、請求項37に記載のデバイス。
  39. 前記第1の伝送フレームは、ダウンリンク直交周波数分割多元接続DL OFDMA伝送モードをサポートするためにさらに使用される、または、前記第2の伝送フレームは、DL OFDMA伝送モードをサポートするためにさらに使用される、請求項38に記載のデバイス。
  40. 前記第1の伝送フレームは、アップリンクマルチユーザ多入力多出力UL MU MIMO伝送モードをサポートするためにさらに使用される、または、前記第2の伝送フレームは、UL MU MIMO伝送モードをサポートするためにさらに使用される、請求項38または39に記載のデバイス。
  41. 高効率無線ローカルエリアネットワーク・第2シグナリングフィールドHE-SIG-Bが、前記第1の伝送フレームの前記HE-SIG-Aの後ろ且つ前記第1の伝送フレームの前記HE-STFの前にさらに含まれ、前記HE-SIG-Bは、制御指示情報を含み、前記HE-SIG-Bに含まれる前記制御指示情報は、前記第1の伝送フレームのものであるとともに前記HE-SIG-Bの後ろにある部分をどのように復号すべきかを前記受信デバイスに命令するために使用される、請求項38から40のいずれか一項に記載のデバイス。
  42. 前記第1の伝送フレームの前記HE-SIG-Aまたは前記HE-SIG-Bは、モード指示情報をさらに含み、前記決定モジュールは、
    前記モード指示情報に従って、前記第1の伝送フレームの前記フレーム構造によって特にサポートされている伝送モードを決定するようにさらに構成される、請求項41に記載のデバイス。
  43. 前記受信モジュールは、
    前記第1のフレーム構造を有し前記送信デバイスによって送信される第1の伝送フレームの物理ヘッダまたは前記第2のフレーム構造を有し前記送信デバイスによって送信される第2の伝送フレームの物理ヘッダを受信するように特に構成され、
    フレーム構造指示フィールドの後ろに、前記第1の伝送フレームの前記物理ヘッダは、特定のフィールドの時間ドメイン反復を含み、
    前記第2の伝送フレームの前記物理ヘッダは、前記特定のフィールドを含むが、前記特定のフィールドの前記時間ドメイン反復を含まない、請求項37に記載のデバイス。
  44. 前記特定のフィールドは、HE-SIG-Aである、請求項43に記載のデバイス。
  45. 前記フレーム構造指示フィールドは、レガシーシグナリングフィールドL-SIGの直後に続き、
    前記第1のフレーム構造における前記フレーム構造指示フィールドおよび前記第2のフレーム構造における前記フレーム構造指示フィールドの双方は、RL-SIGであり、前記RL-SIGは、前記L-SIGの時間ドメイン反復である、または、
    前記第1のフレーム構造における前記フレーム構造指示フィールドは、前記HE-SIG-AのOFDMシンボルのすべてまたは一部であり、前記第2のフレーム構造における前記フレーム構造指示フィールドは、RL-SIGであり、前記RL-SIGは、前記L-SIGの時間ドメイン反復である、または、
    前記第1のフレーム構造における前記フレーム構造指示フィールドは、前記HE-SIG-AのOFDMシンボルのすべてまたは一部であり、前記第2のフレーム構造における前記フレーム構造指示フィールドは、前記HE-SIG-AのOFDMシンボルのすべてまたは一部である、または、
    前記第1のフレーム構造における前記フレーム構造指示フィールドは、RL-SIGであり、前記第2のフレーム構造における前記フレーム構造指示フィールドは、前記HE-SIG-AのOFDMシンボルのすべてまたは一部であり、前記RL-SIGは、前記L-SIGの時間ドメイン反復である、請求項37から44のいずれか一項に記載のデバイス。
  46. 前記第1のサブキャリア極性は、前記フレーム構造指示フィールドに含まれる複数のサブキャリアのうちの第1のグループのサブキャリアの位相が第1の角度だけ回転されているとともに、第2のグループのサブキャリアの位相が第2の角度だけ回転されていることを意味し、前記第2のサブキャリア極性は、前記フレーム構造指示フィールドに含まれる前記複数のサブキャリアのうちの前記第1のグループのサブキャリアの前記位相が前記第2の角度だけ回転されているとともに、前記第2のグループのサブキャリアの前記位相が前記第1の角度だけ回転されていることを意味し、前記第2の角度は、前記第1の角度より大きく、前記第1の角度は、0度以上である、または、
    前記第1のサブキャリア極性は、前記フレーム構造指示フィールドに含まれる複数のサブキャリアのうちの第1のグループのサブキャリアが充填状態であるとともに、第2のグループのサブキャリアが空き状態であることを意味し、前記第2のサブキャリア極性は、前記フレーム構造指示フィールドに含まれる前記複数のサブキャリアのうちの前記第1のグループのサブキャリアが空き状態であるとともに、前記第2のグループのサブキャリアが充填状態であることを意味する、または、
    前記第1のサブキャリア極性は、前記フレーム構造指示フィールドに含まれるサブキャリアすべての位相が第3の角度だけ回転されていることを意味し、前記第2のサブキャリア極性は、前記フレーム構造指示フィールドに含まれる前記サブキャリアすべての前記位相が第4の角度だけ回転されていることを意味し、前記第4の角度は、前記第3の角度より大きく、前記第3の角度は、0度より大きい、請求項37から45のいずれか一項に記載のデバイス。
  47. 前記第1のフレーム構造における前記フレーム構造指示フィールドは、前記HE-SIG-AのOFDMシンボルのすべてまたは一部であり、前記第2のフレーム構造における前記フレーム構造指示フィールドは、前記HE-SIG-AのOFDMシンボルのすべてまたは一部である、請求項37、43、または44のいずれか一項に記載の方法。
  48. 前記HE-SIG-Aは、L-SIGおよびRL-SIGの後ろにある、請求項47に記載の方法。
  49. 通信システムであって、
    前記通信システムは、請求項25から30のいずれか一項に記載の送信デバイスと、請求項37から42のいずれか一項に記載の受信デバイスとを含む、または、
    前記通信システムは、請求項31、32、35、および36のいずれか一項に記載の送信デバイスと、請求項43、44、47、および48のいずれか一項に記載の受信デバイスとを含む、通信システム。
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