JP2018507629A - 非同期アップリンク伝送のための方法、端末、及び基地局 - Google Patents

非同期アップリンク伝送のための方法、端末、及び基地局 Download PDF

Info

Publication number
JP2018507629A
JP2018507629A JP2017540233A JP2017540233A JP2018507629A JP 2018507629 A JP2018507629 A JP 2018507629A JP 2017540233 A JP2017540233 A JP 2017540233A JP 2017540233 A JP2017540233 A JP 2017540233A JP 2018507629 A JP2018507629 A JP 2018507629A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
information
base station
terminal
uplink
asynchronous transmission
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2017540233A
Other languages
English (en)
Inventor
威 ▲權▼
威 ▲權▼
秉肇 李
秉肇 李
振▲興▼ 胡
振▲興▼ 胡
▲ジエン▼ ▲張▼
▲ジエン▼ ▲張▼
金▲華▼ 苗
金▲華▼ 苗
▲曉▼▲東▼ ▲楊▼
▲曉▼▲東▼ ▲楊▼
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Huawei Technologies Co Ltd
Original Assignee
Huawei Technologies Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Huawei Technologies Co Ltd filed Critical Huawei Technologies Co Ltd
Publication of JP2018507629A publication Critical patent/JP2018507629A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L12/00Data switching networks
    • H04L12/28Data switching networks characterised by path configuration, e.g. LAN [Local Area Networks] or WAN [Wide Area Networks]
    • H04L12/42Loop networks
    • H04L12/427Loop networks with decentralised control
    • H04L12/433Loop networks with decentralised control with asynchronous transmission, e.g. token ring, register insertion
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W72/00Local resource management
    • H04W72/20Control channels or signalling for resource management
    • H04W72/21Control channels or signalling for resource management in the uplink direction of a wireless link, i.e. towards the network
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W72/00Local resource management
    • H04W72/20Control channels or signalling for resource management
    • H04W72/23Control channels or signalling for resource management in the downlink direction of a wireless link, i.e. towards a terminal
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W74/00Wireless channel access
    • H04W74/08Non-scheduled access, e.g. ALOHA
    • H04W74/0866Non-scheduled access, e.g. ALOHA using a dedicated channel for access
    • H04W74/0883Non-scheduled access, e.g. ALOHA using a dedicated channel for access for un-synchronized access

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)

Abstract

端末及び基地局が非同期状態にある場合のアップリンクデータ伝送待ち時間及びシグナリングオーバヘッドを低減する非同期アップリンク伝送のための方法、端末及び基地局が提供される。この方法は、基地局のものと同じ非同期伝送パラメータ情報を取得するステップであり、非同期伝送パラメータ情報が、物理リソース情報、変調符号化方式情報、及び物理リソースフレームフォーマット情報を含み、物理リソースフレームフォーマット情報が、物理リソースフレームの長さ情報を含む、ステップと、物理リソースフレームフォーマット情報に従って、非同期伝送フレームの長さを決定するステップと、非同期伝送フレームを用いることにより、非同期伝送パラメータ情報に従って、第1のアップリンク情報を基地局に送信するステップとを含む。端末により取得された非同期伝送パラメータ情報は、基地局のものと同じであるため、端末により決定された非同期伝送フレームの長さは、基地局により決定されたものと同じになる。したがって、非同期状態であっても、基地局は依然として、第1のアップリンク情報を受信し、データのアップリンク伝送を実現することができる。このようにして、アップリンクデータ伝送待ち時間及びシグナリングオーバヘッドが低減される。

Description

本発明は、通信分野、特に、非同期アップリンク伝送のための方法、端末、及び基地局に関する。
一般的に、端末とネットワークとの間の同期は、主として、フレーム同期及び時間同期という2つのプロセスを含む。フレーム同期は、ダウンリンク同期を表す。時間同期は、アップリンク同期を表す。例えば、LTE(Long Time Evolution,ロングタームエボリューション)において、異なるUE(User Equipment,ユーザ機器)のアップリンク信号がeNB(evolved Node B,進化型ノードB)に到達する時間は、UEアップリンク信号間の干渉を抑えるために一致する必要がある。UEが通話中に基地局から離れる方向に移動する場合、基地局から送信された信号は、「ますます遅れて」UEに到達し、UEの信号についても「ますます遅れて」基地局に到達する。遅延が大き過ぎると、基地局がUEの信号を受信している現在のタイムスロットが、基地局が別のUE信号を受信する次のタイムスロットと重なって、コード間干渉が生じる。アップリンク伝送の時間的整合は、UE側でTA(Timing Advance,タイミングアドバンス)を適用することによって実現される。TAによって、UEは、信号を早期に送信可能となる場合がある。
従来技術において、UEによるeNBへの通信接続の確立は、コンテンションベースのランダムアクセスプロセス及び非コンテンションベースのランダムアクセスプロセスを含む。コンテンションベースのランダムアクセスプロセスは、下記のステップを含む。第1に、UEがプリアンブルをランダムに選択し、利用可能なPRACH(Physical Random Access Channel,物理ランダムアクセスチャネル)リソース上でプリアンブルをeNBに送信する。第2に、UEにより送信されたプリアンブルを受信した後に、eNBは、ランダムアクセス応答(Random Access Response,ランダムアクセス応答)RARメッセージをUEに送信する。このメッセージは、アップリンクグラント情報及びUEアップリンクタイミングアドバンス情報を搬送する。第3に、UEは、RARにおけるアップリンクグラント及びタイミングアドバンス情報に従って、アップリンクメッセージをeNBに送信する。アップリンクメッセージは、UEを識別可能なコンテンツを含む。第4に、eNBは、コンテンション解決メッセージをUEに送信し、UEは、コンテンション解決メッセージに従って、ランダムアクセスプロセスが成功して完了したかを判定する。非コンテンションベースのランダムアクセスプロセスは、下記のステップを含む。第1に、eNBがUEのための専用プリアンブルを設定し、任意選択として、プリアンブルを送信するためのPRACHリソースを設定する。第2に、UEは、利用可能なPRACHリソース上で専用プリアンブルをeNBに送信する。第3に、プリアンブルを受信した後に、eNBは、ランダムアクセス応答RARメッセージをUEに送信する。このメッセージは、アップリンクグラント情報及びUEアップリンクタイミングアドバンス情報を搬送する。対応するランダムアクセス応答メッセージを受信した場合、UEは、ランダムアクセスプロセスが成功して完了したものと考え、次のデータ受信及び送信プロセスを実行する。
UEがRRC(Radio Resource Control,無線リソース制御)接続状態にあって、アップリンク同期を維持している場合、UEは、アップリンクデータを送信することができる。UEによるアップリンクデータの送信プロセスは一般的に、下記の通りである。ステップ1:UEにおいてアップリンクデータが生まれると、特定の条件が満たされている場合は、BSR(Buffer Status Report,バッファステータスレポート)が起動される。BSRを送信するためのアップリンクリソースがない場合は、SR(Scheduling Request,スケジューリングリクエスト)が起動される。SRは、UEのアップリンクデータがBSRを起動しており、送信される必要があることを示している。ステップ2:SRを受信した後に、eNBは、送信される必要があるアップリンクデータをUEが有する旨のみ判定することができるが、UEによりバッファリングされたデータに関するその他の情報は一切分からない。eNBは、スケジューリングアルゴリズムに従ってアップリンクリソースをUEに割り当て、UL Grant(アップロードグラント,uplink grant)をUEに送信することにより、UEに割り当てられたアップリンクリソースを通知する。ステップ3:UL Grantを受信した後に、UEは、UEに割り当てられたアップリンクリソース上でBSRをeNBに送信することにより、現在バッファリングされているアップリンクデータのボリュームをeNBに通知する。ステップ4:BSRを受信した後に、eNBは、UEのアップリンクデータボリュームを比較的正確に把握し、スケジューリングアルゴリズムに従って適正なアップリンクリソースをUEに割り当て、UL Grant(アップリンクグラント)をUEに送信することにより、UEに割り当てられたアップリンクリソースを通知する。ステップ5:UL Grantを受信した後に、UEは、UEに割り当てられたアップリンクリソース上でアップリンクデータの伝送を実行する。ただし、一部のUEは、専用のSRリソースを有していない。UEが専用のSRリソースを有していない場合又はUEがアップリンク非同期状態にある場合、UEは、ランダムアクセスプロセスを実行して、アップリンクデータ伝送リソースを要求する必要がある。UEが送信されるべきアップリンクデータを有している場合、UEはまず、リソースの要求又はRRC接続及びデータベアラの確立が必要となる。これにより、シグナリングオーバヘッド及び待ち時間が大幅に増大する。
本発明の実施形態は、端末及び基地局が非同期状態にある場合のアップリンクデータ伝送待ち時間及びシグナリングオーバヘッドを低減する非同期アップリンク伝送のための方法、端末、及び基地局を提供する。
本発明の実施形態の第1の態様は、非同期アップリンク伝送のための方法であって、
基地局のものと同じ非同期伝送パラメータ情報を取得するステップであり、非同期伝送パラメータ情報が、物理リソース情報、変調符号化方式情報、及び物理リソースフレームフォーマット情報を含み、物理リソースフレームフォーマット情報が、物理リソースフレームの長さ情報を含む、ステップと、
物理リソースフレームフォーマット情報に従って、非同期伝送フレームの長さを決定するステップと、
非同期伝送フレームを用いることにより、非同期伝送パラメータ情報に従って、第1のアップリンク情報を基地局に送信するステップとを含む、方法を提供する。
本発明の実施形態の第1の態様に関連して、本発明の実施形態の第1の態様の第1の実施様態において、基地局への無線リソース制御RRC接続が接続状態にある場合、第1のアップリンク情報は、バッファステータスレポート、データ情報、又は端末識別子のうちの少なくとも1つを含むか、或いは、
基地局への無線リソース制御RRC接続がアイドル状態にある場合、第1のアップリンク情報は、RRC接続リクエストメッセージ、データ情報、又は端末識別子のうちの少なくとも1つを含むか、或いは、
基地局への無線リソース制御RRC接続が再確立された場合、第1のアップリンク情報は、RRC接続再確立リクエストメッセージ、データ情報、バッファステータスレポート、又は端末識別子のうちの少なくとも1つを含む。
本発明の実施形態の第1の態様又は第1の態様の第1の実施様態に関連して、本発明の実施形態の第1の態様の第2の実施様態において、非同期伝送パラメータ情報は、物理リソースを用いてデータを伝送する条件に関する情報を更に含み、
非同期伝送フレームを用いることにより、非同期伝送パラメータ情報に従って、第1のアップリンク情報を基地局に送信するステップは、
物理リソースを用いてデータを伝送する条件を満たすデータ情報に関して、非同期伝送フレームのデータ伝送部を用いることにより、第1のアップリンク情報を基地局に送信するステップを含む。
本発明の実施形態の第1の態様又は第1の態様の第1の実施様態に関連して、本発明の実施形態の第1の態様の第3の実施様態において、物理リソースフレームの長さ情報は、
フレームヘッダ部、データ伝送部、又はフレームテール部のうちの少なくとも1つの長さ情報、及び/又は物理リソースフレームの全長情報を含む。
本発明の実施形態の第1の態様又は第1の態様の第1の実施様態に関連して、本発明の実施形態の第1の態様の第4の実施様態において、非同期伝送パラメータ情報は、物理リソース使用期間を示すために用いられる期間情報を更に含む。
本発明の実施形態の第1の態様の第1の実施様態に関連して、本発明の実施形態の第1の態様の第5の実施様態において、非同期伝送フレームを用いることにより、非同期伝送パラメータ情報に従って、第1のアップリンク情報を基地局に送信するステップの後に、当該方法は、
基地局により送信されたダウンリンク情報を受信するステップであり、ダウンリンク情報が、アップリンクタイミング調整コマンド及び第1のアップリンク情報の肯定応答を含む、ステップを更に含み、
基地局への無線リソース制御RRC接続が接続状態にある場合、ダウンリンク情報は、同期アップリンクグラントメッセージ及び/又は端末の識別情報を更に含むか、或いは、
基地局への無線リソース制御RRC接続がアイドル状態にある場合、ダウンリンク情報は、RRC接続確立メッセージを更に含むか、或いは、
基地局への無線リソース制御RRC接続が再確立された場合、ダウンリンク情報は、同期アップリンクグラントメッセージ及び/又はRRC接続再確立メッセージを更に含む。
本発明の実施形態の第1の態様の第5の実施様態に関連して、本発明の実施形態の第1の態様の第6の実施様態において、基地局により送信されたダウンリンク情報を受信するステップの後に、当該方法は、
基地局への無線リソース制御RRC接続が接続状態にある場合、タイミング調整コマンドを適用し、タイミング調整タイマを開始し、同期アップリンクグラントメッセージに従って第2のアップリンク情報を基地局に送信するステップであり、第2のアップリンク情報がデータ情報を含む、ステップか、又は、
基地局への無線リソース制御RRC接続がアイドル状態にある場合、RRC接続確立メッセージに従って、第2のアップリンク情報を基地局に送信するステップであり、第2のアップリンク情報がRRC接続確立完了メッセージを含む、ステップか、又は、
基地局への無線リソース制御RRC接続が再確立された場合、RRC接続再確立メッセージに従って、第2のアップリンク情報を基地局に送信するステップであり、第2のアップリンク情報がRRC接続再確立完了メッセージ及び/又はデータ情報を含む、ステップを更に含む。
本発明の実施形態の第1の態様又は第1の態様の第1の実施様態に関連して、本発明の実施形態の第1の態様の第7の実施様態において、非同期伝送フレームは、物理ランダムアクセスチャネルPRACHリソース部を更に含み、非同期伝送フレームを用いることにより、非同期伝送パラメータ情報に従って、第1のアップリンク情報を基地局に送信するステップの前に、当該方法は、
プリアンブルを取得するステップを更に含み、
非同期伝送フレームを用いることにより、非同期伝送パラメータ情報に従って、第1のアップリンク情報を基地局に送信するステップは、
PRACHリソース部を用いることにより、プリアンブルを基地局に送信するステップを更に含み、
PRACHリソース部を用いることにより、プリアンブルを基地局に送信するステップの後に、当該方法は、
基地局により送信されたランダムアクセス応答メッセージを受信するステップであり、ランダムアクセス応答メッセージが同期アップリンクグラント情報及びアップリンクタイミングアドバンス情報を含む、ステップと、
ランダムアクセス応答メッセージを適用し、第2のアップリンク情報を基地局に送信するステップであり、第2のアップリンク情報がデータ情報を含む、ステップとを更に含む。
本発明の実施形態の第1の態様又は第1の態様の第1の実施様態に関連して、本発明の実施形態の第1の態様の第8の実施様態において、当該方法は、
プリアンブルを取得するステップと、
物理ランダムアクセスチャネルPRACHリソースを用いることにより、プリアンブルを基地局に送信するステップであり、物理ランダムアクセスチャネルPRACHリソース及び非同期伝送フレームが時間領域において位置合わせされている、ステップとを更に含み、
物理ランダムアクセスチャネルPRACHリソースを用いることにより、プリアンブルを基地局に送信するステップの後に、当該方法は、
基地局により送信されたランダムアクセス応答メッセージを受信するステップであり、ランダムアクセス応答メッセージが同期アップリンクグラント情報及びアップリンクタイミングアドバンス情報を含む、ステップと、
ランダムアクセス応答メッセージを適用し、第2のアップリンク情報を基地局に送信するステップであり、第2のアップリンク情報がデータ情報を含む、ステップとを更に含む。
本発明の実施形態の第1の態様又は第1の態様の第1の実施様態に関連して、本発明の実施形態の第1の態様の第9の実施様態において、基地局のものと同じ非同期伝送パラメータ情報を取得するステップは、
無線リソース制御RRCレイヤメッセージを受信する様態、媒体アクセス制御レイヤメッセージを受信する様態、物理レイヤメッセージを受信する様態、又はプロトコル予備設定の様態のうちの少なくとも1つの様態で非同期伝送パラメータ情報を取得するステップを含む。
本発明の実施形態の第2の態様は、非同期アップリンク伝送のための方法であって、
非同期伝送パラメータ情報を決定するステップであり、非同期伝送パラメータ情報が、物理リソース情報、変調符号化方式情報、及び物理リソースフレームフォーマット情報を含み、物理リソースフレームフォーマット情報が、物理リソースフレームの長さ情報を含む、ステップと、
非同期伝送フレームを用いることにより非同期伝送パラメータに従って端末により送信された第1のアップリンク情報を受信するステップとを含む、方法を提供する。
本発明の実施形態の第2の態様に関連して、本発明の実施形態の第2の態様の第1の実施様態において、端末と基地局との間の無線リソース制御RRC接続が接続状態にある場合、第1のアップリンク情報は、バッファステータスレポート、データ情報、又は端末識別子のうちの少なくとも1つを含むか、或いは、
端末と基地局との間の無線リソース制御RRC接続がアイドル状態にある場合、第1のアップリンク情報は、RRC接続リクエストメッセージ、データ情報、又は端末識別子のうちの少なくとも1つを含むか、或いは、
端末と基地局との間の無線リソース制御RRC接続が再確立状態にある場合、第1のアップリンク情報は、RRC接続再確立リクエストメッセージ、データ情報、バッファステータスレポート、又は端末識別子のうちの少なくとも1つを含む。
本発明の実施形態の第2の態様又は第2の態様の第1の実施様態に関連して、本発明の実施形態の第2の態様の第2の実施様態において、非同期伝送パラメータ情報は、物理リソースを用いてデータを伝送する条件に関する情報を更に含み、
非同期伝送フレームを用いることにより非同期伝送パラメータに従って端末により送信された第1のアップリンク情報を受信するステップは、
物理リソースを用いてデータを伝送する条件を満たすデータ情報に関して非同期伝送フレームのデータ伝送部を用いることにより送信された第1のアップリンク情報を受信するステップを含む。
本発明の実施形態の第2の態様又は第2の態様の第1の実施様態に関連して、本発明の実施形態の第2の態様の第3の実施様態において、物理リソースフレームの長さ情報は、
フレームヘッダ部、データ伝送部、又はフレームテール部のうちの少なくとも1つの長さ情報、及び/又は物理リソースフレームの全長情報を含む。
本発明の実施形態の第2の態様又は第2の態様の第1の実施様態に関連して、本発明の実施形態の第2の態様の第4の実施様態において、非同期伝送パラメータ情報は、物理リソース使用期間を示すために用いられる期間情報を更に含む。
本発明の実施形態の第2の態様の第1の実施様態に関連して、本発明の実施形態の第2の態様の第5の実施様態において、非同期伝送フレームを用いることにより非同期伝送パラメータに従って端末により送信された第1のアップリンク情報を受信するステップの後に、当該方法は、
ダウンリンク情報を端末に送信するステップであり、ダウンリンク情報が、アップリンクタイミング調整コマンド及び第1のアップリンク情報の肯定応答を含む、ステップを更に含み、
端末と基地局との間の無線リソース制御RRC接続が接続状態にある場合、ダウンリンク情報は、同期アップリンクグラントメッセージ及び/又は端末の識別情報を更に含むか、或いは、
端末と基地局との間の無線リソース制御RRC接続がアイドル状態にある場合、ダウンリンク情報は、RRC接続確立メッセージを更に含むか、或いは、
端末と基地局との間の無線リソース制御RRC接続が再確立状態にある場合、ダウンリンク情報は、同期アップリンクグラントメッセージ及び/又はRRC接続再確立メッセージを更に含む。
本発明の実施形態の第2の態様の第5の実施様態に関連して、本発明の実施形態の第2の態様の第6の実施様態において、ダウンリンク情報を端末に送信するステップの後に、当該方法は、
端末と基地局との間の無線リソース制御RRC接続が接続状態にある場合、同期アップリンクグラントメッセージに従って端末により送信された第2のアップリンク情報を受信するステップであり、第2のアップリンク情報がデータ情報を含む、ステップか、又は、
端末と基地局との間の無線リソース制御RRC接続がアイドル状態にある場合、RRC接続確立メッセージに従って端末により送信された第2のアップリンク情報を受信するステップであり、第2のアップリンク情報がRRC接続確立完了メッセージを含む、ステップか、又は、
端末と基地局との間の無線リソース制御RRC接続が再確立された場合、RRC接続再確立メッセージに従って端末により送信された第2のアップリンク情報を受信するステップであり、第2のアップリンク情報がRRC接続再確立完了メッセージ及び/又はデータ情報を含む、ステップを更に含む。
本発明の実施形態の第2の態様又は第2の態様の第1の実施様態に関連して、本発明の実施形態の第2の態様の第7の実施様態において、非同期伝送フレームは、物理ランダムアクセスチャネルPRACHリソース部を更に含み、非同期伝送フレームを用いることにより非同期伝送パラメータに従って端末により送信された第1のアップリンク情報を受信するステップは、
PRACHリソース部を用いることにより端末により送信されたプリアンブルを受信するステップと、
ランダムアクセス応答メッセージを端末に送信するステップであり、ランダムアクセス応答メッセージが同期アップリンクグラント情報及びアップリンクタイミングアドバンス情報を含む、ステップと、
端末により送信された第2のアップリンク情報を受信するステップであり、第2のアップリンク情報がデータ情報を含む、ステップとを更に含む。
本発明の実施形態の第2の態様又は第2の態様の第1の実施様態に関連して、本発明の実施形態の第2の態様の第8の実施様態において、当該方法は、
ランダムアクセスチャネルPRACHリソースを用いることにより端末により送信されたプリアンブルを受信するステップであり、物理ランダムアクセスチャネルPRACHリソース及び非同期伝送フレームが時間領域において位置合わせされている、ステップと、
ランダムアクセス応答メッセージを端末に送信するステップであり、ランダムアクセス応答メッセージが同期アップリンクグラント情報及びアップリンクタイミングアドバンス情報を含む、ステップと、
端末により送信された第2のアップリンク情報を受信するステップであり、第2のアップリンク情報がデータ情報を含む、ステップとを更に含む。
本発明の実施形態の第2の態様又は第2の態様の第1の実施様態に関連して、本発明の実施形態の第2の態様の第9の実施様態において、非同期伝送パラメータ情報を決定するステップの後に、当該方法は、
無線リソース制御RRCレイヤメッセージを送信する様態、媒体アクセス制御レイヤメッセージを送信する様態、物理レイヤメッセージを送信する様態、又はプロトコル予備設定の様態のうちの少なくとも1つの様態で非同期伝送パラメータ情報を端末に通知するステップを更に含む。
本発明の実施形態の第3の態様は、端末であって、
基地局のものと同じ非同期伝送パラメータ情報を取得するように構成された第1の取得ユニットであり、非同期伝送パラメータ情報が、物理リソース情報、変調符号化方式情報、及び物理リソースフレームフォーマット情報を含み、物理リソースフレームフォーマット情報が、物理リソースフレームの長さ情報を含む、第1の取得ユニットと、
物理リソースフレームフォーマット情報に従って、非同期伝送フレームの長さを決定するように構成された第1の決定ユニットと、
非同期伝送フレームを用いることにより、非同期伝送パラメータ情報に従って、第1のアップリンク情報を基地局に送信するように構成された第1の送信ユニットとを含む、端末を提供する。
本発明の実施形態の第3の態様に関連して、本発明の実施形態の第3の態様の第1の実施様態において、基地局への無線リソース制御RRC接続が接続状態にある場合、第1のアップリンク情報は、バッファステータスレポート、データ情報、又は端末識別子のうちの少なくとも1つを含むか、或いは、
基地局への無線リソース制御RRC接続がアイドル状態にある場合、第1のアップリンク情報は、RRC接続リクエストメッセージ、データ情報、又は端末識別子のうちの少なくとも1つを含むか、或いは、
基地局への無線リソース制御RRC接続が再確立された場合、第1のアップリンク情報は、RRC接続再確立リクエストメッセージ、データ情報、バッファステータスレポート、又は端末識別子のうちの少なくとも1つを含む。
本発明の実施形態の第3の態様又は第3の態様の第1の実施様態に関連して、本発明の実施形態の第3の態様の第2の実施様態において、非同期伝送パラメータ情報は、物理リソースを用いてデータを伝送する条件に関する情報を更に含み、
第1の送信ユニットは、
物理リソースを用いてデータを伝送する条件を満たすデータ情報に関して、データ伝送部を用いることにより、第1のアップリンク情報を基地局に送信するように構成された第1の送信モジュールを含む。
本発明の実施形態の第3の態様又は第3の態様の第1の実施様態に関連して、本発明の実施形態の第3の態様の第3の実施様態において、物理リソースフレームの長さ情報は、
フレームヘッダ部、データ伝送部、又はフレームテール部のうちの少なくとも1つの長さ情報、及び/又は物理リソースフレームの全長情報を含む。
本発明の実施形態の第3の態様又は第3の態様の第1の実施様態に関連して、本発明の実施形態の第3の態様の第4の実施様態において、非同期伝送パラメータ情報は、物理リソース使用期間を示すために用いられる期間情報を更に含む。
本発明の実施形態の第3の態様の第2の実施様態に関連して、本発明の実施形態の第3の態様の第5の実施様態において、非同期伝送フレームを用いることにより、非同期伝送パラメータ情報に従って、第1のアップリンク情報が基地局に送信された後に、当該端末は、
基地局により送信されたダウンリンク情報を受信するように構成された第1の受信ユニットであり、ダウンリンク情報が、アップリンクタイミング調整コマンド及び第1のアップリンク情報の肯定応答を含む、第1の受信ユニットを更に含み、
基地局への無線リソース制御RRC接続が接続状態にある場合、ダウンリンク情報は、同期アップリンクグラントメッセージ及び/又は端末の識別情報を更に含むか、或いは、
基地局への無線リソース制御RRC接続がアイドル状態にある場合、ダウンリンク情報は、RRC接続確立メッセージを更に含むか、或いは、
基地局への無線リソース制御RRC接続が再確立された場合、ダウンリンク情報は、同期アップリンクグラントメッセージ及び/又はRRC接続再確立メッセージを更に含む。
本発明の実施形態の第3の態様の第5の実施様態に関連して、本発明の実施形態の第3の態様の第6の実施様態において、基地局により送信されたダウンリンク情報が受信された後に、当該端末は、
基地局への無線リソース制御RRC接続が接続状態にある場合、タイミング調整コマンドを適用し、タイミング調整タイマを開始するように構成された第1の適用ユニットと、
基地局への無線リソース制御RRC接続が接続状態にある場合、同期アップリンクグラントメッセージに従って第2のアップリンク情報を基地局に送信し、第2のアップリンク情報がデータ情報を含むか、或いは、
基地局への無線リソース制御RRC接続がアイドル状態にある場合、RRC接続確立メッセージに従って、第2のアップリンク情報を基地局に送信し、第2のアップリンク情報がRRC接続確立完了メッセージを含むか、或いは、
基地局への無線リソース制御RRC接続が再確立された場合、RRC接続再確立メッセージに従って、第2のアップリンク情報を基地局に送信し、第2のアップリンク情報がRRC接続再確立完了メッセージ及び/又はデータ情報を含む、ように構成された第2の送信ユニットとを更に含む。
本発明の実施形態の第3の態様又は第3の態様の第1の実施様態に関連して、本発明の実施形態の第3の態様の第7の実施様態において、非同期伝送フレームは、物理ランダムアクセスチャネルPRACHリソース部を更に含み、非同期伝送フレームを用いることにより、非同期伝送パラメータ情報に従って、第1のアップリンク情報が基地局に送信される前に、当該端末は、
プリアンブルを取得するように構成された第2の取得ユニットを更に含み、
第1の送信ユニットは、
PRACHリソース部を用いることにより、プリアンブルを基地局に送信するように構成された第2の送信モジュールを更に含み、
PRACHリソース部を用いることにより、プリアンブルが基地局に送信された後に、当該端末は、
基地局により送信されたランダムアクセス応答メッセージを受信するように構成された第2の受信ユニットであり、ランダムアクセス応答メッセージが同期アップリンクグラント情報及びアップリンクタイミングアドバンス情報を含む、第2の受信ユニットと、
ランダムアクセス応答メッセージを適用するように構成された第2の適用ユニットと、
第2のアップリンク情報を基地局に送信するように構成された第3の送信ユニットであり、第2のアップリンク情報がデータ情報を含む、第3の送信ユニットとを更に含む。
本発明の実施形態の第3の態様又は第3の態様の第1の実施様態に関連して、本発明の実施形態の第3の態様の第8の実施様態において、当該端末は、
プリアンブルを取得するように構成された第3の取得ユニットを更に含み、
第1の送信モジュールは、
物理ランダムアクセスチャネルPRACHリソースを用いることにより、プリアンブルを基地局に送信するように構成された第3の送信モジュールであり、物理ランダムアクセスチャネルPRACHリソース及び非同期伝送フレームが時間領域において位置合わせされている、第3の送信モジュールを更に含み、
物理ランダムアクセスチャネルPRACHリソースを用いることにより、プリアンブルが基地局に送信された後に、当該端末は、
基地局により送信されたランダムアクセス応答メッセージを受信するように構成された第3の受信ユニットであり、ランダムアクセス応答メッセージが同期アップリンクグラント情報及びアップリンクタイミングアドバンス情報を含む、第3の受信ユニットと、
ランダムアクセス応答メッセージを適用するように構成された第3の適用ユニットと、
第2のアップリンク情報を基地局に送信するように構成された第4の送信ユニットであり、第2のアップリンク情報がデータ情報を含む、第4の送信ユニットとを更に含む。
本発明の実施形態の第3の態様又は第3の態様の第1の実施様態に関連して、本発明の実施形態の第3の態様の第9の実施様態において、第1の取得ユニットは、
無線リソース制御RRCレイヤメッセージを受信する様態、媒体アクセス制御レイヤメッセージを受信する様態、物理レイヤメッセージを受信する様態、又はプロトコル予備設定の様態のうちの少なくとも1つの様態で非同期伝送パラメータ情報を取得するように構成された第1の取得モジュールを更に含む。
本発明の実施形態の第4の態様は、基地局であって、
非同期伝送パラメータ情報を決定するように構成された第2の決定ユニットであり、非同期伝送パラメータ情報が、物理リソース情報、変調符号化方式情報、及び物理リソースフレームフォーマット情報を含み、物理リソースフレームフォーマット情報が、物理リソースフレームの長さ情報を含む、第2の決定ユニットと、
非同期伝送フレームを用いることにより非同期伝送パラメータに従って端末により送信された第1のアップリンク情報を受信するように構成された第4の受信ユニットとを含む、基地局を提供する。
本発明の実施形態の第4の態様に関連して、本発明の実施形態の第4の態様の第1の実施様態において、端末と当該基地局との間の無線リソース制御RRC接続が接続状態にある場合、第1のアップリンク情報は、バッファステータスレポート、データ情報、又は端末識別子のうちの少なくとも1つを含むか、或いは、
端末と当該基地局との間の無線リソース制御RRC接続がアイドル状態にある場合、第1のアップリンク情報は、RRC接続リクエストメッセージ、データ情報、又は端末識別子のうちの少なくとも1つを含むか、或いは、
端末と当該基地局との間の無線リソース制御RRC接続が再確立状態にある場合、第1のアップリンク情報は、RRC接続再確立リクエストメッセージ、データ情報、バッファステータスレポート、又は端末識別子のうちの少なくとも1つを含む。
本発明の実施形態の第4の態様又は第4の態様の第1の実施様態に関連して、本発明の実施形態の第4の態様の第2の実施様態において、非同期伝送パラメータ情報は、物理リソースを用いてデータを伝送する条件に関する情報を更に含み、
第4の受信ユニットは、
物理リソースを用いてデータを伝送する条件を満たすデータ情報に関して非同期伝送フレームのデータ伝送部を用いることにより送信された第1のアップリンク情報を受信するように構成された第4の受信モジュールを含む。
本発明の実施形態の第4の態様又は第4の態様の第1の実施様態に関連して、本発明の実施形態の第4の態様の第3の実施様態において、物理リソースフレームの長さ情報は、
フレームヘッダ部、データ伝送部、又はフレームテール部のうちの少なくとも1つの長さ情報、及び/又は物理リソースフレームの全長情報を含む。
本発明の実施形態の第4の態様又は第4の態様の第1の実施様態に関連して、本発明の実施形態の第4の態様の第4の実施様態において、非同期伝送パラメータ情報は、物理リソース使用期間を示すために用いられる期間情報を更に含む。
本発明の実施形態の第4の態様の第1の実施様態に関連して、本発明の実施形態の第4の態様の第5の実施様態において、非同期伝送フレームを用いることにより非同期伝送パラメータに従って端末により送信された第1のアップリンク情報が受信された後に、当該基地局は、
ダウンリンク情報を端末に送信するように構成された第5の送信ユニットであり、ダウンリンク情報が、アップリンクタイミング調整コマンド及び第1のアップリンク情報の肯定応答を含む、第5の送信ユニットを更に含み、
端末と当該基地局との間の無線リソース制御RRC接続が接続状態にある場合、ダウンリンク情報は、同期アップリンクグラントメッセージ及び/又は端末の識別情報を更に含むか、或いは、
端末と当該基地局との間の無線リソース制御RRC接続がアイドル状態にある場合、ダウンリンク情報は、RRC接続確立メッセージを更に含むか、或いは、
端末と当該基地局との間の無線リソース制御RRC接続が再確立状態にある場合、ダウンリンク情報は、同期アップリンクグラントメッセージ及び/又はRRC接続再確立メッセージを更に含む。
本発明の実施形態の第4の態様の第5の実施様態に関連して、本発明の実施形態の第4の態様の第6の実施様態において、ダウンリンク情報が端末に送信された後に、当該基地局は、
端末と当該基地局との間の無線リソース制御RRC接続が接続状態にある場合、同期アップリンクグラントメッセージに従って端末により送信された第2のアップリンク情報を受信し、第2のアップリンク情報がデータ情報を含むか、或いは、
端末と当該基地局との間の無線リソース制御RRC接続がアイドル状態にある場合、RRC接続確立メッセージに従って端末により送信された第2のアップリンク情報を受信し、第2のアップリンク情報がRRC接続確立完了メッセージを含むか、或いは、
端末と当該基地局との間の無線リソース制御RRC接続が再確立された場合、RRC接続再確立メッセージに従って端末により送信された第2のアップリンク情報を受信し、第2のアップリンク情報がRRC接続再確立完了メッセージ及び/又はデータ情報を含む、ように構成された第5の受信ユニットを更に含む。
本発明の実施形態の第4の態様又は第4の態様の第1の実施様態に関連して、本発明の実施形態の第4の態様の第7の実施様態において、非同期伝送フレームは、物理ランダムアクセスチャネルPRACHリソース部を更に含み、第4の受信ユニットは、
PRACHリソース部を用いることにより端末により送信されたプリアンブルを受信するように構成された第5の受信モジュールと、
ランダムアクセス応答メッセージを端末に送信するように構成された第6の送信ユニットであり、ランダムアクセス応答メッセージが同期アップリンクグラント情報及びアップリンクタイミングアドバンス情報を含む、第6の送信ユニットと、
端末により送信された第2のアップリンク情報を受信するように構成された第6の受信ユニットであり、第2のアップリンク情報がデータ情報を含む、第6の受信ユニットとを更に含む。
本発明の実施形態の第4の態様又は第4の態様の第1の実施様態に関連して、本発明の実施形態の第4の態様の第8の実施様態において、当該基地局は、
ランダムアクセスチャネルPRACHリソースを用いることにより端末により送信されたプリアンブルを受信し、ただし物理ランダムアクセスチャネルPRACHリソース及び非同期伝送フレームが時間領域において位置合わせされており、
ランダムアクセス応答メッセージを端末に送信し、ただしランダムアクセス応答メッセージが同期アップリンクグラント情報及びアップリンクタイミングアドバンス情報を含み、
端末により送信された第2のアップリンク情報を受信し、ただし第2のアップリンク情報がデータ情報を含む、ように構成された第7の受信ユニットを更に含む。
本発明の実施形態の第4の態様又は第4の態様の第1の実施様態に関連して、本発明の実施形態の第4の態様の第9の実施様態において、非同期伝送パラメータ情報が決定された後に、当該基地局は、
無線リソース制御RRCレイヤメッセージを送信する様態、媒体アクセス制御レイヤメッセージを送信する様態、物理レイヤメッセージを送信する様態、又はプロトコル予備設定の様態のうちの少なくとも1つの様態で非同期伝送パラメータ情報を端末に通知するように構成された通知ユニットを更に含む。
本発明の実施形態の第2の態様は、を含んでいる、を提供する。
本発明の実施形態は、端末及び基地局が非同期状態にある場合のアップリンクデータ伝送待ち時間及びシグナリングオーバヘッドを低減する非同期アップリンク伝送のための方法を提供する。この方法は、基地局のものと同じ非同期伝送パラメータ情報を取得するステップであり、非同期伝送パラメータ情報が、物理リソース情報、変調符号化方式情報、及び物理リソースフレームフォーマット情報を含み、物理リソースフレームフォーマット情報が、物理リソースフレームの長さ情報を含む、ステップと、物理リソースフレームフォーマット情報に従って、非同期伝送フレームの長さを決定するステップと、非同期伝送フレームを用いることにより、非同期伝送パラメータ情報に従って、第1のアップリンク情報を基地局に送信するステップとを含む。端末により取得された非同期伝送パラメータ情報は、基地局のものと同じであるため、端末により決定された非同期伝送フレームの長さは、基地局により決定されたものと同じになる。したがって、非同期状態であっても、非同期伝送フレームを用いることにより、非同期伝送パラメータ情報に従って、端末が第1のアップリンク情報を基地局に送信する場合、シグナリングを用いてRRC接続を最初に確立することなく、基地局は依然として第1のアップリンク情報を受信し、データのアップリンク伝送を実現することができる。このようにして、非同期状態におけるアップリンクデータ伝送待ち時間及びシグナリングオーバヘッドが低減される。
本発明の実施形態又は従来技術における技術的解決手段をより明確に説明するために、下記は、実施形態又は従来技術の説明に必要な添付の図面を簡単に説明する。当然のことながら、下記の説明における添付の図面は、本発明のいくつかの実施形態を示しているに過ぎず、当業者であれば、創意工夫なく、これら添付の図面から他の図面を導き出すことができる。
本発明の一実施形態による、非同期アップリンク伝送のための端末の一実施形態の模式図である。 本発明の一実施形態による、非同期アップリンク伝送のための端末の別の実施形態の模式図である。 本発明の一実施形態による、非同期アップリンク伝送のための端末の別の実施形態の模式図である。 本発明の一実施形態による、非同期アップリンク伝送のための基地局の一実施形態の模式図である。 本発明の一実施形態による、非同期アップリンク伝送のための基地局の別の実施形態の模式図である。 本発明の一実施形態による、非同期アップリンク伝送のための基地局の別の実施形態の模式図である。 本発明の一実施形態による、非同期アップリンク伝送のための端末の別の実施形態の模式図である。 本発明の一実施形態による、非同期アップリンク伝送のための基地局の別の実施形態の模式図である。 本発明の一実施形態による、非同期アップリンク伝送のための方法の一実施形態の模式図である。 本発明の一実施形態による、非同期アップリンク伝送のための方法の一実施形態の模式図である。 本発明の一実施形態による、非同期アップリンク伝送のための方法の一実施形態の模式図である。 本発明の一実施形態による、非同期アップリンク伝送のための方法の一実施形態の模式図である。 本発明の一実施形態による、非同期アップリンク伝送のための方法の一実施形態の模式図である。 本発明の一実施形態による、非同期アップリンク伝送のための方法の一実施形態の模式図である。 本発明の一実施形態による、非同期アップリンク伝送のための方法の適用シナリオの一実施形態の模式図である。
本発明の実施形態は、端末及び基地局が非同期状態にある場合のアップリンクデータ伝送待ち時間及びシグナリングオーバヘッドを低減する非同期アップリンク伝送のための方法、端末及び基地局を提供する。
下記は、本発明の実施形態の添付の図面を参照して、本発明の実施形態の技術的解決手段を明確且つ十分に説明する。当然のことながら、説明された実施形態は、本発明の実施形態の一部に過ぎず、そのすべてではない。創意工夫なく本発明の実施形態に基づいて当業者により得られる他のすべての実施形態についても、本発明の保護範囲に含まれるものとする。
図1を参照すると、本発明の一実施形態による端末の一実施形態は、下記のユニットを含む。
第1の取得ユニット701は、基地局のものと同じ非同期伝送パラメータ情報を取得するように構成されている。非同期伝送パラメータ情報は、物理リソース情報、変調符号化方式情報、及び物理リソースフレームフォーマット情報を含み、物理リソースフレームフォーマット情報は、物理リソースフレームの長さ情報を含む。
要件に従って非同期伝送パラメータを決定した後に、基地局はまず、非同期伝送パラメータ情報を端末に送信する。或いは、端末は、プロトコル設定等の別の様態で、基地局のものと同じ非同期伝送パラメータ情報を取得してもよい。シグナリング交換を実現するために、非同期伝送パラメータは、物理リソース情報及び変調符号化方式情報を含む必要がある。非同期伝送を実現するために、非同期伝送パラメータは、物理リソースフレームの長さ情報を更に含む必要がある。
第1の決定ユニット702は、物理リソースフレームフォーマット情報に従って、非同期伝送フレームの長さを決定するように構成されている。非同期伝送フレームは、フレームヘッダ部、データ伝送部、及びフレームテール部を含む。
端末は、物理リソースフレームの長さ情報に従って、非同期伝送フレームを設定する。非同期伝送フレームの長さは、端末と基地局との間の非同期伝送により必要とされる長さである。
第1の送信ユニット703は、非同期伝送フレームを用いることにより、非同期伝送パラメータ情報に従って、第1のアップリンク情報を基地局に送信するように構成されている。
所要長さを有する非同期伝送フレームを用いることにより、必要な非同期伝送パラメータ情報に従って、端末が第1のアップリンク情報を基地局に送信することから、基地局は、その非同期伝送フレームを受信して、第1のアップリンク情報を取得することができる。非同期伝送フレームを用いることにより、端末が第1のアップリンク情報を基地局に送信する場合、使用されるタイミングアドバンスは0であることに留意するものとする。すなわち、端末は、ダウンリンク信号を受信するタイミングを決定し、ダウンリンク信号を受信するための決定タイミングを基準として使用し、非同期伝送フレームを用いることによって、第1のアップリンク情報を基地局に送信する。
本発明の本実施形態においては、基地局のものと同じ非同期伝送パラメータ情報が取得される。非同期伝送パラメータ情報は、物理リソース情報、変調符号化方式情報、及び物理リソースフレームフォーマット情報を含み、物理リソースフレームフォーマット情報は、物理リソースフレームの長さ情報を含む。非同期伝送フレームの長さは、物理リソースフレームフォーマット情報に従って決定される。非同期伝送フレームを用いることにより、非同期伝送パラメータ情報に従って、第1のアップリンク情報が基地局に送信される。端末により取得された非同期伝送パラメータ情報は、基地局のものと同じであるため、端末により決定された非同期伝送フレームの長さは、基地局により決定されたものと同じになる。したがって、非同期状態であっても、非同期伝送フレームを用いることにより、非同期伝送パラメータ情報に従って、端末が第1のアップリンク情報を基地局に送信する場合、シグナリングを用いてRRC接続を最初に確立することなく、基地局は依然として第1のアップリンク情報を受信し、データのアップリンク伝送を実現することができる。このようにして、非同期状態におけるアップリンクデータ伝送待ち時間及びシグナリングオーバヘッドが低減される。
上記実施形態において説明されたように、端末は、基地局により送信された非同期伝送パラメータ情報を受信する。非同期伝送パラメータ情報は、物理リソース情報、変調符号化方式情報、及び物理リソースフレームの長さ情報を含む。端末は、非同期伝送フレームを設定して、この非同期伝送フレームを用いることにより、非同期伝送パラメータ情報に従って、第1のアップリンク情報を基地局に送信する。実際の用途においては、端末と基地局との間の接続の状態に従って、第1のアップリンク情報の具体的な内容が決定されてもよい。非同期伝送パラメータ情報は、物理リソースを用いてデータを伝送する条件に関する情報を更に含む。物理リソースの長さ情報は物理フレームの特定の部分であってもよい。非同期伝送パラメータは、期間情報を更に含んでいてもよい。端末は、基地局により送信されたダウンリンク情報を受信して、第2のアップリンク情報を基地局に送信してもよい。具体的な説明は、下記で与えられる。図2を参照すると、本発明の一実施形態による端末の別の実施形態は、下記のユニットを含む。
第1の取得ユニット801は、基地局のものと同じ非同期伝送パラメータ情報を取得するように構成されている。非同期伝送パラメータ情報は、物理リソース情報、変調符号化方式情報、及び物理リソースフレームフォーマット情報を含み、物理リソースフレームフォーマット情報は、物理リソースフレームの長さ情報を含む。非同期伝送パラメータ情報は、物理リソースを用いてデータを伝送する条件に関する情報及び期間情報を更に含む。物理リソースフレームの長さ情報は、フレームヘッダ部、データ伝送部、又はフレームテール部のうちの少なくとも1つの長さ情報、及び/又は物理リソースフレームの全長情報を含む。
要件に従って非同期伝送パラメータを決定した後に、基地局はまず、非同期伝送パラメータ情報を端末に送信する。或いは、端末は、プロトコル設定等の別の様態で、基地局のものと同じ非同期伝送パラメータ情報を取得してもよい。シグナリング交換を実現するために、非同期伝送パラメータは、物理リソース情報及び変調符号化方式情報を含む必要がある。物理リソースは、時間周波数領域リソースであり、LTE(Long Time Evolution,ロングタームエボリューション)システムにおけるPRB(physical resource block,物理リソースブロック)位置であってもよい。変調符号化方式は、QPSK(Quadrature Phase Shift Keying,4位相偏移変調)又は1/2符号化等であってもよい。非同期伝送を実現するために、非同期伝送パラメータは、物理リソースフレームの長さ情報を更に含む必要がある。基地局により受信されるアップリンク情報の精度を高くするために、非同期伝送パラメータ情報は、物理リソースを用いてデータを伝送する条件に関する情報、すなわちどの無線ベアラデータが物理リソース上で伝送され得るか、を更に含んでいてもよい。チャネルリソースを節約するために、非同期伝送パラメータ情報は、基地局により物理リソースを送信するために使用される期間を示すために用いられる期間情報、すなわちどのくらいの頻度で物理リソースが送信され得るか、又は何回物理リソースが送信され得るか、を更に含んでいてもよい。物理リソースフレームの任意の部分の長さ情報及び/又は物理リソースフレームの全長情報は、実際の要件に従って設定されることができ、その結果物理リソースフレームに従って設定される非同期伝送フレームの長さは、基地局により受信が許可されたフレームの長さになる。非同期伝送パラメータ情報は、物理リソースと関連付けられた識別子を更に含んでいてもよい。本明細書においては、これに限定されない。
基地局により非同期データ伝送パラメータを決定する方法は、下記のように実現されてもよい。パラメータは、ブロードキャストメッセージ又は専用RRCメッセージ等のRRCメッセージを用いることにより、半静的に設定される。或いは、パラメータは、MAC CE又はPDCCHシグナリング等のMACレイヤ又は物理レイヤメッセージを用いることにより、動的に設定される。或いは、パラメータは、RRCメッセージ、及びMACレイヤ又は物理レイヤメッセージを用いることにより設定される。RRCメッセージを用いることにより一部のパラメータが通知され、MACレイヤ又は物理レイヤメッセージを用いることによりその他のメッセージが通知される。或いは、プロトコルを用いることにより、物理リソースフレームの長さ情報等の一部のパラメータが固定され、その他のパラメータは、上記様態で端末に通知される。任意選択として、非同期伝送パラメータは、1つ又は複数のメッセージを用いることにより、端末に送信されてもよい。非同期伝送パラメータは、1つの端末だけで用いられてもよいし、複数の端末により共有されてもよい。本明細書においては、これに限定されない。
第1の決定ユニット802は、物理リソースフレームフォーマット情報に従って、非同期伝送フレームの長さを決定するように構成されている。非同期伝送フレームは、フレームヘッダ部、データ伝送部、及びフレームテール部を含む。
端末は、物理リソースフレームの長さ情報に従って、非同期伝送フレームを設定する。非同期伝送フレームの長さは、端末と基地局との間の非同期伝送により必要とされる長さである。任意選択として、複数の非同期伝送フレームフォーマットが更に予備設定されてもよい。各非同期伝送フレームフォーマットは識別子に対応する。また、非同期伝送パラメータ情報における物理リソースフレームの長さ情報は識別子であってもよい。端末は、識別子に従って特定の使用される非同期伝送フレームフォーマットを決定し、非同期伝送フレームの長さを決定する。
第1の送信ユニット803は、物理リソースを用いてデータを伝送する条件を満たすデータ情報に関して、非同期伝送フレームのデータ伝送部を用いることにより、第1のアップリンク情報を基地局に送信するように構成された第1の送信モジュール8031を含む。基地局への無線リソース制御RRC接続が接続状態にある場合、第1のアップリンク情報は、バッファステータスレポート、データ情報、又は端末識別子のうちの少なくとも1つを含む。或いは、基地局への無線リソース制御RRC接続がアイドル状態にある場合、第1のアップリンク情報は、RRC接続リクエストメッセージ、データ情報、又は端末識別子のうちの少なくとも1つを含む。或いは、基地局への無線リソース制御RRC接続が再確立された場合、第1のアップリンク情報は、RRC接続再確立リクエストメッセージ、データ情報、バッファステータスレポート、又は端末識別子のうちの少なくとも1つを含む。
所要長さを有する非同期伝送フレームを用いることにより、必要な非同期伝送パラメータ情報に従って、端末が第1のアップリンク情報を基地局に送信することから、基地局は、その非同期伝送フレームを受信して、第1のアップリンク情報を取得することができる。非同期伝送フレームを用いることにより、端末が第1のアップリンク情報を基地局に送信する場合、使用されるタイミングアドバンスは0であることに留意するものとする。すなわち、端末は、ダウンリンク信号を受信するタイミングを決定し、ダウンリンク信号を受信するための決定タイミングを基準として使用し、非同期伝送フレームを用いることによって、第1のアップリンク情報を基地局に送信する。データ伝送部を用いることにより、物理リソースを用いてデータを伝送する条件を満たすデータ情報を伝送することは、近い時間における別の端末のデータへの干渉が発生することを回避することができる。端末は、基地局へのRRC接続の様々な状態に従って、第1のアップリンク情報の内容を決定してもよい。端末がRRC接続状態にある場合、端末は、バッファステータスレポートを直接送信して、アップリンク伝送を要する端末のデータのボリュームを示してもよく、さらに、データ情報及び端末識別子に関するアップリンク伝送を直接実行してもよい。例えば、端末識別子は、C−RNTI(CellRadioNetworkTemporaryIdentifier,セル無線ネットワーク一時識別子)である。非同期伝送パラメータがその端末のみにより用いられている場合、識別子は伝搬される必要がないことに留意するものとする。端末がRRCアイドル状態にある場合、端末は、RRC接続リクエストメッセージを送信してもよいし、データ情報を直接送信してもよい。端末がRRC接続再確立状態にある場合、端末は、RRC接続再確立リクエストメッセージを送信してもよいし、データ情報及びバッファステータスレポートを直接送信してもよい。
第1の受信ユニット804は、基地局により送信されたダウンリンク情報を受信するように構成されている。ダウンリンク情報は、アップリンクタイミング調整コマンド及び第1のアップリンク情報の肯定応答を含む。基地局への無線リソース制御RRC接続が接続状態にある場合、ダウンリンク情報は、同期アップリンクグラントメッセージ及び/又は端末の識別情報を更に含む。或いは、基地局への無線リソース制御RRC接続がアイドル状態にある場合、ダウンリンク情報は、RRC接続確立メッセージを更に含む。或いは、基地局への無線リソース制御RRC接続が再確立された場合、ダウンリンク情報は、同期アップリンクグラントメッセージ及び/又はRRC接続再確立メッセージを更に含む。
一般的に、アップリンクタイミング調整コマンドにおける調整値は、基地局が第1のアップリンク情報を受信するタイミングと受信ウィンドウとの間の偏差値に従って決定される。例えば、基地局が受信ウィンドウよりもΔT、例えば1μs、遅く第1のアップリンク情報を受信する場合、基地局によりアップリンクタイミング調整コマンドに加算される調整値はΔTである。調整値を受信した後に、端末は、次のデータ伝送プロセスにおいて値ΔTを使用する。本明細書においては、これに限定されない。
基地局は、端末への接続の状態に従って、ダウンリンク情報の内容を決定してもよい。基地局がRRC接続状態にある場合、基地局は、同期アップリンクグラントメッセージを送信して、端末にアップリンクデータを送信するように指示してもよい。端末は、端末識別子を更に送信してもよい。例えば、端末識別子は、C−RNTI(CellRadioNetworkTemporaryIdentifier,セル無線ネットワーク一時識別子)である。非同期伝送パラメータがその端末のみにより用いられている場合、識別子は伝搬される必要がないことに留意するものとする。基地局がRRCアイドル状態にある場合、基地局は、RRC接続確立メッセージを送信して、端末に基地局へのRRC接続を確立するように指示してもよい。基地局がRRC接続再確立状態にある場合、基地局は、RRC接続再確立メッセージを送信して、端末に基地局へのRRC接続を再確立するように指示してもよく、さらに、同期アップリンクグラントメッセージを送信して、端末にアップリンクデータを送信するように指示してもよい。
任意選択として、ダウンリンク情報は、A−PUSCH−RNTI(Asynchronous Physical Uplink Shared Channel Radio Network Temporary Identifier,非同期物理アップリンク共有チャネル無線ネットワーク一時識別子)又はC−RNTI(CellRadioNetworkTemporaryIdentifier,セル無線ネットワーク一時識別子)を用いてマスクされる。具体的には、UEがC−RNTIをアップリンク情報に追加した場合、ダウンリンク情報は、C−RNTIを用いてマスクされてもよい。UEがA−PUSCH−RNTIをアップリンク情報に追加した場合、ダウンリンク情報は、A−PUSCH−RNTIを用いてマスクされてもよい。
或いは、ダウンリンク情報は、第1のアップリンク情報の否定応答を含む。第1のアップリンク情報の否定応答を含むダウンリンク情報を端末が受信した後に、端末は、ランダムアクセスプロセスを開始するか、又は、新しい非同期伝送フレームを用いることにより、第1のアップリンク情報を再送信する。本明細書では、詳細は説明されない。
第1の適用ユニット805は、基地局への無線リソース制御RRC接続が接続状態にある場合、タイミング調整コマンドを適用し、タイミング調整タイマを開始するように構成されている。
第2の送信ユニット806は、同期アップリンクグラントメッセージに従って、第2のアップリンク情報を基地局に送信し、第2のアップリンク情報がデータ情報を含むか、又は、基地局への無線リソース制御RRC接続がアイドル状態にある場合、RRC接続確立メッセージに従って、第2のアップリンク情報を基地局に送信し、第2のアップリンク情報がRRC接続確立完了メッセージを含むか、又は、基地局への無線リソース制御RRC接続が再確立状態にある場合、RRC接続再確立メッセージに従って、第2のアップリンク情報を基地局に送信し、第2のアップリンク情報がRRC接続再確立完了メッセージ及びデータ情報を含む、ように構成されている。
基地局への接続の様々な状態に従って、端末は、異なる内容を含む第2のアップリンク情報を基地局に送信する。端末と基地局との間のRRC接続が接続状態にない場合は、RRC接続確立が完了した後の次の情報交換ステップに関して、基地局へのRRC接続が接続状態にある端末が参照されることに留意するものとする。本明細書では、詳細は説明されない。
本発明の本実施形態において、非同期伝送パラメータ情報は、物理リソースを用いてデータを伝送する条件に関する情報を含み、その結果基地局により受信されるアップリンク情報の精度が高くなる。非同期伝送パラメータ情報は、期間情報を更に含み、その結果チャネルリソースが節約される。物理リソースを用いてデータを伝送する条件を満たすデータ情報に関して、データ伝送部を用いることにより、第1のアップリンク情報が基地局に送信され、その結果近い時間における別の端末のデータへの干渉が回避され得る。端末は、基地局へのRRC接続の様々な状態に従って、第1のアップリンク情報の内容を決定することができ、その結果情報交換効率が向上する。
上記実施形態において説明されたように、端末は、非同期伝送フレームを用いることにより、非同期伝送パラメータ情報に従って、第1のアップリンク情報を基地局に送信する。実際の用途において、非同期伝送フレームは、プリアンブルを伝送するために用いられる物理ランダムアクセスチャネルPARCHリソース部を更に含んでいてもよい。或いは、非同期伝送フレームが送信される場合は、物理ランダムアクセスチャネルPARCHリソースも送信される。PARCHリソースは、プリアンブルを伝送するために用いられる。具体的な説明は、下記で与えられる。図3を参照すると、本発明の一実施形態による端末の別の実施形態は、下記のユニットを含む。
第1の取得ユニット901は、基地局のものと同じ非同期伝送パラメータ情報を取得するように構成されている。非同期伝送パラメータ情報は、物理リソース情報、変調符号化方式情報、及び物理リソースフレームフォーマット情報を含み、物理リソースフレームフォーマット情報は、物理リソースフレームの長さ情報を含む。非同期伝送パラメータ情報は、物理リソースを用いてデータを伝送する条件に関する情報及び期間情報を更に含む。物理リソースフレームの長さ情報は、フレームヘッダ部、データ伝送部、又はフレームテール部のうちの少なくとも1つの長さ情報、及び/又は物理リソースフレームの全長情報を含む。
要件に従って非同期伝送パラメータを決定した後に、基地局はまず、非同期伝送パラメータ情報を端末に送信する。或いは、端末は、プロトコル設定等の別の様態で、基地局のものと同じ非同期伝送パラメータ情報を取得してもよい。シグナリング交換を実現するために、非同期伝送パラメータは、物理リソース情報及び変調符号化方式情報を含む必要がある。物理リソースは、時間周波数領域リソースであり、LTE(Long Time Evolution,ロングタームエボリューション)システムにおけるPRB(physical resource block,物理リソースブロック)位置であってもよい。変調符号化方式は、QPSK(Quadrature Phase Shift Keying,4位相偏移変調)又は1/2符号化等であってもよい。非同期伝送を実現するために、非同期伝送パラメータは、物理リソースフレームの長さ情報を更に含む必要がある。基地局により受信されるアップリンク情報の精度を高くするために、非同期伝送パラメータ情報は、物理リソースを用いてデータを伝送する条件に関する情報、すなわちどの無線ベアラデータが物理リソース上で伝送され得るか、を更に含んでいてもよい。チャネルリソースを節約するために、非同期伝送パラメータ情報は、基地局により物理リソースを送信するために使用される期間を示すために用いられる期間情報、すなわちどのくらいの頻度で物理リソースが送信され得るか、又は何回物理リソースが送信され得るか、を更に含んでいてもよい。物理リソースフレームの任意の部分の長さ情報及び/又は物理リソースフレームの全長情報は、実際の要件に従って設定されることができ、その結果物理リソースフレームに従って設定される非同期伝送フレームの長さは、基地局により受信が許可されたフレームの長さになる。非同期伝送パラメータ情報は、物理リソースと関連付けられた識別子を更に含んでいてもよい。本明細書においては、これに限定されない。
基地局により非同期データ伝送パラメータを決定する方法は、下記のように実現されてもよい。パラメータは、ブロードキャストメッセージ又は専用RRCメッセージ等のRRCメッセージを用いることにより、半静的に設定される。或いは、パラメータは、MAC CE又はPDCCHシグナリング等のMACレイヤ又は物理レイヤメッセージを用いることにより、動的に設定される。或いは、パラメータは、RRCメッセージ、及びMACレイヤ又は物理レイヤメッセージを用いることにより設定される。RRCメッセージを用いることにより一部のパラメータが通知され、MACレイヤ又は物理レイヤメッセージを用いることによりその他のメッセージが通知される。或いは、プロトコルを用いることにより、物理リソースフレームの長さ情報等の一部のパラメータが固定され、その他のパラメータは、上記様態で端末に通知される。任意選択として、非同期伝送パラメータは、1つ又は複数のメッセージを用いることにより、端末に送信されてもよい。非同期伝送パラメータは、1つの端末だけで用いられてもよいし、複数の端末により共有されてもよい。本明細書においては、これに限定されない。
第1の決定ユニット902は、物理リソースフレームフォーマット情報に従って、非同期伝送フレームを決定するように構成されている。非同期伝送フレームは、フレームヘッダ部、データ伝送部、及びフレームテール部を含む。非同期伝送フレームは、物理ランダムアクセスチャネルPRACHリソース部を更に含んでいてもよい。
端末は、物理リソースフレームの長さ情報に従って、非同期伝送フレームを設定する。非同期伝送フレームの長さは、端末と基地局との間の非同期伝送により必要とされる長さである。任意選択として、複数の非同期伝送フレームフォーマットが更に予備設定されてもよい。各非同期伝送フレームフォーマットは識別子に対応する。また、非同期伝送パラメータ情報における物理リソースフレームの長さ情報は識別子であってもよい。端末は、識別子に従って特定の使用される非同期伝送フレームフォーマットを決定し、非同期伝送フレームの長さを決定する。
第2の取得ユニット903は、プリアンブルを取得するように構成されている。
プリアンブルは、端末によって予約プリアンブル空間から取得されてもよいし、基地局によって端末に割り当てられてもよい。本明細書においては、これに限定されない。
第1の送信ユニット904は、物理リソースを用いてデータを伝送する条件を満たすデータ情報に関して、非同期伝送フレームのデータ伝送部を用いることにより、第1のアップリンク情報を基地局に送信するように構成された第1の送信モジュール9041を更に含む。基地局への無線リソース制御RRC接続が接続状態にある場合、第1のアップリンク情報は、バッファステータスレポート、データ情報、又は端末識別子のうちの少なくとも1つを含む。或いは、基地局への無線リソース制御RRC接続がアイドル状態にある場合、第1のアップリンク情報は、RRC接続リクエストメッセージ、データ情報、又は端末識別子のうちの少なくとも1つを含む。或いは、基地局への無線リソース制御RRC接続が再確立された場合、第1のアップリンク情報は、RRC接続再確立リクエストメッセージ、データ情報、バッファステータスレポート、又は端末識別子のうちの少なくとも1つを含む。
第1の送信ユニット904は、PRACHリソース部を用いることにより、プリアンブルを基地局に送信するように構成された第2の送信モジュール9042を更に含む。
所要長さを有する非同期伝送フレームを用いることにより、必要な非同期伝送パラメータ情報に従って、端末が第1のアップリンク情報を基地局に送信することから、基地局は、その非同期伝送フレームを受信して、第1のアップリンク情報を取得することができる。非同期伝送フレームを用いることにより、端末が第1のアップリンク情報を基地局に送信する場合、使用されるタイミングアドバンスは0であることに留意するものとする。すなわち、端末は、ダウンリンク信号を受信するタイミングを決定し、ダウンリンク信号を受信するための決定タイミングを基準として使用し、非同期伝送フレームを用いることによって、第1のアップリンク情報を基地局に送信する。データ伝送部を用いることにより、物理リソースを用いてデータを伝送する条件を満たすデータ情報を伝送することは、近い時間における別の端末のデータへの干渉が発生することを回避することができる。端末は、基地局へのRRC接続の様々な状態に従って、第1のアップリンク情報の内容を決定してもよい。端末がRRC接続状態にある場合、端末は、バッファステータスレポートを直接送信して、アップリンク伝送を要する端末のデータのボリュームを示してもよく、さらに、データ情報及び端末識別子に関するアップリンク伝送を直接実行してもよい。例えば、端末識別子は、C−RNTI(CellRadioNetworkTemporaryIdentifier,セル無線ネットワーク一時識別子)である。非同期伝送パラメータがその端末のみにより用いられている場合、識別子は伝搬される必要がないことに留意するものとする。端末がRRCアイドル状態にある場合、端末は、RRC接続リクエストメッセージを送信してもよいし、データ情報を直接送信してもよい。端末がRRC接続再確立状態にある場合、端末は、RRC接続再確立リクエストメッセージを送信してもよいし、データ情報及びバッファステータスレポートを直接送信してもよい。端末がプリアンブルを基地局に送信し、その結果端末は、端末が基地局への接続を確立できない場合、コンテンションベースのランダムアクセス又は非コンテンションベースのランダムアクセスを用いて、依然として接続を確立することができる。
第1の受信ユニット905は、基地局により送信されたダウンリンク情報を受信するように構成された第1の受信モジュール9051を更に含む。ダウンリンク情報は、第1のアップリンク情報の否定応答を含む。
基地局が端末により送信された第1のアップリンク情報を受信できない場合又は第1のアップリンク情報の内容を上手く解読できない場合、基地局は、ダウンリンク情報を端末に送信する。ダウンリンク情報は、第1のアップリンク情報の否定応答を含む。端末により送信された第1のアップリンク情報を受信できない場合に、基地局がランダムアクセス応答メッセージを端末に直接送信することができることから、第1の受信モジュール9051は任意選択のモジュールであることに留意するものとする。
第2の受信ユニット906は、基地局により送信されたランダムアクセス応答メッセージを受信するように構成されている。ランダムアクセス応答メッセージは、同期アップリンクグラントメッセージ及びアップリンクタイミングアドバンス情報を含む。
端末により送信された第1のアップリンク情報を基地局が受信できない場合、基地局は、端末がプリアンブルを基地局に送信することから、さらに、ランダムアクセス応答メッセージを端末に送信してもよい。ランダムアクセスメッセージは、端末がバッファステータスレポート又はアップリンクデータを送信することができることを示すために用いられる同期アップリンクグラントメッセージを含む。ランダムアクセスメッセージに含まれるアップリンクタイミングアドバンス情報は、端末がアップリンク情報を送信するタイミングを示すために用いられる。
一般的に、肯定応答を含むダウンリンク情報を端末が受信した場合、これは、上記実施形態において、肯定応答を含む第1のアップリンク情報を基地局が上手く受信したことを示していることに留意するものとする。したがって、基地局は一般的に、ランダムアクセス応答メッセージを送信せず、端末は、ランダムアクセス応答メッセージを受信することもなければ、アップリンク送信にランダムアクセス応答メッセージを適用することもない。第1のアップリンク情報の否定応答を含むダウンリンク情報を端末が受信した場合、これは、基地局が第1のアップリンク情報を受信できないことを示す。したがって、基地局がプリアンブルを上手く受信する場合、基地局は一般的に、ランダムアクセス応答メッセージを送信し、端末は、このランダムアクセス応答メッセージに従って、次の動作を実行する。
第2の適用ユニット907は、ランダムアクセス応答メッセージを適用するように構成されている。
第3の送信ユニット908は、第2のアップリンク情報を基地局に送信するように構成されている。第2のアップリンク情報は、データ情報を含む。
ランダムアクセス応答メッセージを受信した後に、端末は、コンテンションベースのランダムアクセス又は非コンテンションベースのランダムアクセスを用いて接続を確立し、次に同期アップリンク伝送を実行してもよい。本明細書においては、これに限定されない。
任意選択として、第2のアップリンク情報の内容は、第1のアップリンク情報のものと同じであってもよいし、異なっていてもよい。すなわち、端末は、第2のアップリンク情報を用いることにより、非同期伝送フレームを用いて上手く伝送されない第1のアップリンク情報を再送信してもよい。本明細書においては、これに限定されない。
本発明の本実施形態において、非同期伝送フレームは、プリアンブルを伝送するために用いられる物理ランダムアクセスチャネルPRACHリソース部を更に含む。基地局が非同期伝送フレームを受信して、この非同期伝送フレームのデータ伝送部を解読できない場合、基地局は、PRACHリソースにおけるプリアンブルを更に取得し、そしてランダムアクセス応答メッセージを端末に送信して、RRC接続を確立することができ、その結果端末は同期アップリンク伝送を実行することができる。情報交換の安定性が向上する。
図4を参照すると、本発明の一実施形態による基地局の一実施形態は、下記のユニットを含む。
第2の決定ユニット1001は、非同期伝送パラメータ情報を決定するように構成されており、非同期伝送パラメータ情報は、物理リソース情報、変調符号化方式情報、及び物理リソースフレームフォーマット情報を含み、物理リソースフレームフォーマット情報は、物理リソースフレームの長さ情報を含む。
要件に従って非同期伝送パラメータを決定した後に、基地局はまず、非同期伝送パラメータ情報を端末に送信する。或いは、端末は、プロトコル設定等の別の様態で、基地局のものと同じ非同期伝送パラメータ情報を取得してもよい。シグナリング交換を実現するために、非同期伝送パラメータは、物理リソース情報及び変調符号化方式情報を含む必要がある。非同期伝送を実現するために、非同期伝送パラメータは、物理リソースフレームの長さ情報を更に含む必要がある。
第4の受信ユニット1002は、非同期伝送フレームを用いることにより非同期伝送パラメータに従って端末により送信された第1のアップリンク情報を受信するように構成されている。非同期伝送フレームは、フレームヘッダ部、データ伝送部、及びフレームテール部を含む。
端末は、物理リソースフレームの長さ情報に従って、非同期伝送フレームを設定する。非同期伝送フレームの長さは、端末と基地局との間の非同期伝送により必要とされる長さである。
所要長さを有する非同期伝送フレームを用いることにより、必要な非同期伝送パラメータ情報に従って、端末が第1のアップリンク情報を基地局に送信することから、基地局は、その非同期伝送フレームを受信して、第1のアップリンク情報を取得することができる。非同期伝送フレームを用いることにより、端末が第1のアップリンク情報を基地局に送信する場合、使用されるタイミングアドバンスは0であることに留意するものとする。すなわち、端末は、ダウンリンク信号を受信するタイミングを決定し、ダウンリンク信号を受信するための決定タイミングを基準として使用し、非同期伝送フレームを用いることによって、第1のアップリンク情報を基地局に送信する。
本発明の本実施形態において、端末により基地局に送信された非同期伝送フレームは、基地局により受信が許可されたフレームの長さを有する。したがって、基地局が非同期伝送フレームを受信することができ、基地局は、この非同期伝送フレームの内容を解読して、第1のアップリンク情報を取得する。このように、端末及び基地局が非同期状態であっても、端末は依然として、時間内にアップリンクデータ伝送を実行することができる。非同期状態におけるアップリンクデータ伝送待ち時間及びシグナリングオーバヘッドが低減される。
上記実施形態において説明されたように、基地局は、非同期伝送パラメータ情報を決定する。非同期伝送パラメータ情報は、物理リソース情報、変調符号化方式情報、及び物理リソースフレームの長さ情報を含む。基地局は、非同期伝送フレームを用いることにより非同期伝送パラメータに従って端末により送信された第1のアップリンク情報を受信する。非同期伝送フレームは、フレームヘッダ部、データ伝送部、及びフレームテール部を含む。実際の用途においては、端末と基地局との間の接続の状態に従って、第1のアップリンク情報の具体的な内容が決定されてもよい。非同期伝送パラメータ情報は、物理リソースを用いてデータを伝送する条件に関する情報を更に含む。物理リソースの長さ情報は物理フレームの特定の部分であってもよい。非同期伝送パラメータは、期間情報を更に含んでいてもよい。さらに、基地局は、ダウンリンク情報を端末に送信してもよく、端末により送信された第2のアップリンク情報を受信する。具体的な説明は、下記で与えられる。図4を参照すると、本発明の一実施形態による基地局の別の実施形態は、下記のユニットを含む。
第2の決定ユニット1101は、非同期伝送パラメータ情報を決定するように構成されている。非同期伝送パラメータ情報は、物理リソース情報、変調符号化方式情報、及び物理リソースフレームフォーマット情報を含み、物理リソースフレームフォーマット情報は、物理リソースフレームの長さ情報を含む。非同期伝送パラメータ情報は、物理リソースを用いてデータを伝送する条件に関する情報及び期間情報を更に含む。物理リソースフレームの長さ情報は、フレームヘッダ部、データ伝送部、又はフレームテール部のうちの少なくとも1つの長さ情報、及び/又は物理リソースフレームの全長情報を含む。
要件に従って非同期伝送パラメータを決定した後に、基地局はまず、非同期伝送パラメータ情報を端末に送信する。或いは、端末は、プロトコル設定等の別の様態で、基地局のものと同じ非同期伝送パラメータ情報を取得してもよい。シグナリング交換を実現するために、非同期伝送パラメータは、物理リソース情報及び変調符号化方式情報を含む必要がある。物理リソースは、時間周波数領域リソースであり、LTE(Long Time Evolution,ロングタームエボリューション)システムにおけるPRB(physical resource block,物理リソースブロック)位置であってもよい。変調符号化方式は、QPSK(Quadrature Phase Shift Keying,4位相偏移変調)又は1/2符号化等であってもよい。非同期伝送を実現するために、非同期伝送パラメータは、物理リソースフレームの長さ情報を更に含む必要がある。基地局により受信されるアップリンク情報の精度を高くするために、非同期伝送パラメータ情報は、物理リソースを用いてデータを伝送する条件に関する情報、すなわちどの無線ベアラデータが物理リソース上で伝送され得るか、を更に含んでいてもよい。チャネルリソースを節約するために、非同期伝送パラメータ情報は、基地局により物理リソースを送信するために使用される期間を示すために用いられる期間情報、すなわちどのくらいの頻度で物理リソースが送信され得るか、又は何回物理リソースが送信され得るか、を更に含んでいてもよい。物理リソースフレームの任意の部分の長さ情報及び/又は物理リソースフレームの全長情報は、実際の要件に従って設定されることができ、その結果物理リソースフレームに従って設定される非同期伝送フレームの長さは、基地局により受信が許可されたフレームの長さになる。非同期伝送パラメータ情報は、物理リソースと関連付けられた識別子を更に含んでいてもよい。本明細書においては、これに限定されない。
基地局により非同期データ伝送パラメータを決定する方法は、下記のように実現されてもよい。パラメータは、ブロードキャストメッセージ又は専用RRCメッセージ等のRRCメッセージを用いることにより、半静的に設定される。或いは、パラメータは、MAC CE又はPDCCHシグナリング等のMACレイヤ又は物理レイヤメッセージを用いることにより、動的に設定される。或いは、パラメータは、RRCメッセージ、及びMACレイヤ又は物理レイヤメッセージを用いることにより設定される。RRCメッセージを用いることにより一部のパラメータが通知され、MACレイヤ又は物理レイヤメッセージを用いることによりその他のメッセージが通知される。或いは、プロトコルを用いることにより、物理リソースフレームの長さ情報等の一部のパラメータが固定され、その他のパラメータは、上記様態で端末に通知される。任意選択として、非同期伝送パラメータは、1つ又は複数のメッセージを用いることにより、端末に送信されてもよい。非同期伝送パラメータは、1つの端末だけで用いられてもよいし、複数の端末により共有されてもよい。本明細書においては、これに限定されない。
第4の受信ユニット1102は、物理リソースを用いてデータを伝送する条件を満たすデータ情報に関して非同期伝送フレームのデータ伝送部を用いることにより送信された第1のアップリンク情報を受信するように構成された第4の受信モジュール11021を含む。非同期伝送フレームは、フレームヘッダ部、データ伝送部、及びフレームテール部を含む。基地局への無線リソース制御RRC接続が接続状態にある場合、第1のアップリンク情報は、バッファステータスレポート、データ情報、又は端末識別子のうちの少なくとも1つを含む。或いは、基地局への無線リソース制御RRC接続がアイドル状態にある場合、第1のアップリンク情報は、RRC接続リクエストメッセージ、データ情報、又は端末識別子のうちの少なくとも1つを含む。或いは、基地局への無線リソース制御RRC接続が再確立された場合、第1のアップリンク情報は、RRC接続再確立リクエストメッセージ、データ情報、バッファステータスレポート、又は端末識別子のうちの少なくとも1つを含む。
端末は、物理リソースフレームの長さ情報に従って、非同期伝送フレームを設定する。非同期伝送フレームの長さは、端末と基地局との間の非同期伝送により必要とされる長さである。任意選択として、複数の非同期伝送フレームフォーマットが更に予備設定されてもよい。各非同期伝送フレームフォーマットは識別子に対応する。また、非同期伝送パラメータ情報における物理リソースフレームの長さ情報は識別子であってもよい。端末は、識別子に従って特定の使用される非同期伝送フレームフォーマットを決定し、非同期伝送フレームの長さを決定する。
所要長さを有する非同期伝送フレームを用いることにより、必要な非同期伝送パラメータ情報に従って、端末が第1のアップリンク情報を基地局に送信することから、基地局は、その非同期伝送フレームを受信して、第1のアップリンク情報を取得することができる。非同期伝送フレームを用いることにより、端末が第1のアップリンク情報を基地局に送信する場合、使用されるタイミングアドバンスは0であることに留意するものとする。すなわち、端末は、ダウンリンク信号を受信するタイミングを決定し、ダウンリンク信号を受信するための決定タイミングを基準として使用し、非同期伝送フレームを用いることによって、第1のアップリンク情報を基地局に送信する。データ伝送部を用いることにより、物理リソースを用いてデータを伝送する条件を満たすデータ情報を伝送することは、近い時間における別の端末のデータへの干渉が発生することを回避することができる。端末は、基地局へのRRC接続の様々な状態に従って、第1のアップリンク情報の内容を決定してもよい。端末がRRC接続状態にある場合、端末は、バッファステータスレポートを直接送信して、アップリンク伝送を要する端末のデータのボリュームを示してもよく、さらに、データ情報及び端末識別子に関するアップリンク伝送を直接実行してもよい。例えば、端末識別子は、C−RNTI(CellRadioNetworkTemporaryIdentifier,セル無線ネットワーク一時識別子)である。非同期伝送パラメータがその端末のみにより用いられている場合、識別子は伝搬される必要がないことに留意するものとする。端末がRRCアイドル状態にある場合、端末は、RRC接続リクエストメッセージを送信してもよいし、データ情報を直接送信してもよい。端末がRRC接続再確立状態にある場合、端末は、RRC接続再確立リクエストメッセージを送信してもよいし、データ情報及びバッファステータスレポートを直接送信してもよい。
第5の送信ユニット1103は、ダウンリンク情報を端末に送信するように構成されている。ダウンリンク情報は、アップリンクタイミング調整コマンド及び第1のアップリンク情報の肯定応答を含む。端末への無線リソース制御RRC接続が接続状態にある場合、ダウンリンク情報は、同期アップリンクグラントメッセージ及び/又は端末の識別情報を更に含む。或いは、端末への無線リソース制御RRC接続がアイドル状態にある場合、ダウンリンク情報は、RRC接続確立メッセージを更に含む。或いは、端末への無線リソース制御RRC接続が再確立された場合、ダウンリンク情報は、同期アップリンクグラントメッセージ及び/又はRRC接続再確立メッセージを更に含む。
一般的に、アップリンクタイミング調整コマンドにおける調整値は、基地局が第1のアップリンク情報を受信するタイミングと受信ウィンドウとの間の偏差値に従って決定される。例えば、基地局が受信ウィンドウよりもΔT、例えば1μs、遅く第1のアップリンク情報を受信する場合、基地局によりアップリンクタイミング調整コマンドに加算される調整値はΔTである。調整値を受信した後に、端末は、次のデータ伝送プロセスにおいて値ΔTを使用する。本明細書においては、これに限定されない。
基地局は、端末への接続の状態に従って、ダウンリンク情報の内容を決定してもよい。基地局がRRC接続状態にある場合、基地局は、同期アップリンクグラントメッセージを送信して、端末にアップリンクデータを送信するように指示してもよい。端末は、端末識別子を更に送信してもよい。例えば、端末識別子は、C−RNTI(CellRadioNetworkTemporaryIdentifier,セル無線ネットワーク一時識別子)である。非同期伝送パラメータがその端末のみにより用いられている場合、識別子は伝搬される必要がないことに留意するものとする。基地局がRRCアイドル状態にある場合、基地局は、RRC接続確立メッセージを送信して、端末に基地局へのRRC接続を確立するように指示してもよい。基地局がRRC接続再確立状態にある場合、基地局は、RRC接続再確立メッセージを送信して、端末に基地局へのRRC接続を再確立するように指示してもよく、さらに、同期アップリンクグラントメッセージを送信して、端末にアップリンクデータを送信するように指示してもよい。
任意選択として、ダウンリンク情報は、A−PUSCH−RNTI(Asynchronous Physical Uplink Shared Channel Radio Network Temporary Identifier,非同期物理アップリンク共有チャネル無線ネットワーク一時識別子)又はC−RNTI(CellRadioNetworkTemporaryIdentifier,セル無線ネットワーク一時識別子)を用いてマスクされる。具体的には、UEがC−RNTIをアップリンク情報に追加した場合、ダウンリンク情報は、C−RNTIを用いてマスクされてもよい。UEがA−PUSCH−RNTIをアップリンク情報に追加した場合、ダウンリンク情報は、A−PUSCH−RNTIを用いてマスクされてもよい。
或いは、ダウンリンク情報は、第1のアップリンク情報の否定応答を含む。第1のアップリンク情報の否定応答を含むダウンリンク情報を端末が受信した後に、端末は、ランダムアクセスプロセスを開始するか、又は、新しい非同期伝送フレームを用いることにより、第1のアップリンク情報を再送信する。本明細書では、詳細は説明されない。
第5の受信ユニット1104は、端末と基地局との間の無線リソース制御RRC接続が接続状態にある場合、同期アップリンクグラントメッセージに従って端末により送信された第2のアップリンク情報を受信し、第2のアップリンク情報がデータ情報を含むか、或いは、端末と基地局との間の無線リソース制御RRC接続がアイドル状態にある場合、RRC接続確立メッセージに従って端末により送信された第2のアップリンク情報を受信し、第2のアップリンク情報がRRC接続確立完了メッセージを含むか、或いは、端末と基地局との間の無線リソース制御RRC接続が再確立された場合、RRC接続再確立メッセージに従って端末により送信された第2のアップリンク情報を受信し、第2のアップリンク情報がRRC接続再確立完了メッセージ及び/又はデータ情報を含む、ように構成されている。
基地局への接続の様々な状態に従って、端末は、異なる内容を含む第2のアップリンク情報を基地局に送信する。端末と基地局との間のRRC接続が接続状態にない場合は、RRC接続確立が完了した後の次の情報交換ステップに関して、基地局へのRRC接続が接続状態にある端末が参照されることに留意するものとする。本明細書では、詳細は説明されない。
本発明の本実施形態において、非同期伝送パラメータ情報は、物理リソースを用いてデータを伝送する条件に関する情報を含み、その結果基地局により受信されるアップリンク情報の精度が高くなる。非同期伝送パラメータ情報は、期間情報を更に含み、その結果チャネルリソースが節約される。物理リソースを用いてデータを伝送する条件を満たすデータ情報に関して、データ伝送部を用いることにより、第1のアップリンク情報が基地局に送信され、その結果近い時間における別の端末のデータへの干渉が回避され得る。端末は、基地局へのRRC接続の様々な状態に従って、第1のアップリンク情報の内容を決定することができ、その結果情報交換効率が向上する。
上記実施形態において説明されたように、基地局は、非同期伝送フレームを用いることにより非同期伝送パラメータ情報に従って端末により送信された第1のアップリンク情報を受信する。実際の用途において、非同期伝送フレームは、プリアンブルを伝送するために用いられる物理ランダムアクセスチャネルPARCHリソース部を更に含んでいてもよい。或いは、非同期伝送フレームが送信される場合は、物理ランダムアクセスチャネルPARCHリソースも送信される。PARCHリソースは、プリアンブルを伝送するために用いられる。具体的な説明は、下記で与えられる。図5を参照すると、本発明の一実施形態による基地局の別の実施形態は、下記のユニットを含む。
第2の決定ユニット1201は、非同期伝送パラメータ情報を決定するように構成されている。非同期伝送パラメータ情報は、物理リソース情報、変調符号化方式情報、及び物理リソースフレームフォーマット情報を含み、物理リソースフレームフォーマット情報は、物理リソースフレームの長さ情報を含む。非同期伝送パラメータ情報は、非同期伝送フレーム中の物理リソースを用いてデータを伝送する条件に関する情報及び期間情報を更に含む。物理リソースフレームの長さ情報は、フレームヘッダ部、データ伝送部、又はフレームテール部のうちの少なくとも1つの長さ情報、及び/又は物理リソースフレームの全長情報を含む。
要件に従って非同期伝送パラメータを決定した後に、基地局はまず、非同期伝送パラメータ情報を端末に送信する。或いは、端末は、プロトコル設定等の別の様態で、基地局のものと同じ非同期伝送パラメータ情報を取得してもよい。シグナリング交換を実現するために、非同期伝送パラメータは、物理リソース情報及び変調符号化方式情報を含む必要がある。物理リソースは、時間周波数領域リソースであり、LTE(Long Time Evolution,ロングタームエボリューション)システムにおけるPRB(physical resource block,物理リソースブロック)位置であってもよい。変調符号化方式は、QPSK(Quadrature Phase Shift Keying,4位相偏移変調)又は1/2符号化等であってもよい。非同期伝送を実現するために、非同期伝送パラメータは、物理リソースフレームの長さ情報を更に含む必要がある。基地局により受信されるアップリンク情報の精度を高くするために、非同期伝送パラメータ情報は、物理リソースを用いてデータを伝送する条件に関する情報、すなわちどの無線ベアラデータが物理リソース上で伝送され得るか、を更に含んでいてもよい。チャネルリソースを節約するために、非同期伝送パラメータ情報は、基地局により物理リソースを送信するために使用される期間を示すために用いられる期間情報、すなわちどのくらいの頻度で物理リソースが送信され得るか、又は何回物理リソースが送信され得るか、を更に含んでいてもよい。物理リソースフレームの任意の部分の長さ情報及び/又は物理リソースフレームの全長情報は、実際の要件に従って設定されることができ、その結果物理リソースフレームに従って設定される非同期伝送フレームの長さは、基地局により受信が許可されたフレームの長さになる。非同期伝送パラメータ情報は、物理リソースと関連付けられた識別子を更に含んでいてもよい。本明細書においては、これに限定されない。
基地局により非同期データ伝送パラメータを決定する方法は、下記のように実現されてもよい。パラメータは、ブロードキャストメッセージ又は専用RRCメッセージ等のRRCメッセージを用いることにより、半静的に設定される。或いは、パラメータは、MAC CE又はPDCCHシグナリング等のMACレイヤ又は物理レイヤメッセージを用いることにより、動的に設定される。或いは、パラメータは、RRCメッセージ、及びMACレイヤ又は物理レイヤメッセージを用いることにより設定される。RRCメッセージを用いることにより一部のパラメータが通知され、MACレイヤ又は物理レイヤメッセージを用いることによりその他のメッセージが通知される。或いは、プロトコルを用いることにより、物理リソースフレームの長さ情報等の一部のパラメータが固定され、その他のパラメータは、上記様態で端末に通知される。任意選択として、非同期伝送パラメータは、1つ又は複数のメッセージを用いることにより、端末に送信されてもよい。非同期伝送パラメータは、1つの端末だけで用いられてもよいし、複数の端末により共有されてもよい。本明細書においては、これに限定されない。
通知ユニット1202は、無線リソース制御RRCレイヤメッセージを送信する様態、媒体アクセス制御レイヤメッセージを送信する様態、物理レイヤメッセージを送信する様態、又はプロトコル予備設定の様態のうちの少なくとも1つの様態で非同期伝送パラメータ情報を端末に通知するように構成されている。
第4の受信ユニット1203は、非同期伝送フレームのPRACHリソース部を用いることにより端末により送信されたプリアンブルを受信するように構成された第5の受信モジュール12031を更に含む。非同期伝送フレームは、フレームヘッダ部、データ伝送部、フレームテール部、及びランダムアクセスチャネルPRACHリソース部を含む。
端末は、物理リソースフレームの長さ情報に従って、非同期伝送フレームを設定する。非同期伝送フレームの長さは、端末と基地局との間の非同期伝送により必要とされる長さである。任意選択として、複数の非同期伝送フレームフォーマットが更に予備設定されてもよい。各非同期伝送フレームフォーマットは識別子に対応する。また、非同期伝送パラメータ情報における物理リソースフレームの長さ情報は識別子であってもよい。端末は、識別子に従って特定の使用される非同期伝送フレームフォーマットを決定し、非同期伝送フレームの長さを決定する。プリアンブルは、端末によって予約プリアンブル空間から取得されてもよいし、基地局によって端末に割り当てられてもよい。本明細書においては、これに限定されない。
第5の送信ユニット1204は、ダウンリンク情報を端末に送信するように構成された第5の送信モジュール12041を更に含む。ダウンリンク情報は、第1のアップリンク情報の否定応答を含む。
基地局が端末により送信された第1のアップリンク情報を受信できない場合又は第1のアップリンク情報の内容を上手く解読できない場合、基地局は、ダウンリンク情報を端末に送信する。ダウンリンク情報は、第1のアップリンク情報の否定応答を含む。端末により送信された第1のアップリンク情報を受信できない場合に、基地局がランダムアクセス応答メッセージを端末に直接送信することができることから、第5の送信モジュール1204は任意選択のモジュールであることに留意するものとする。
第6の送信ユニット1205は、ランダムアクセス応答メッセージを端末に送信するように構成されている。ランダムアクセス応答メッセージは、同期アップリンクグラント情報及びアップリンクタイミングアドバンス情報を含む。
端末により送信された第1のアップリンク情報を基地局が受信できない場合、基地局は、端末がプリアンブルを基地局に送信することから、さらに、ランダムアクセス応答メッセージを端末に送信してもよい。ランダムアクセスメッセージは、端末がバッファステータスレポート又はアップリンクデータを送信することができることを示すために用いられる同期アップリンクグラントメッセージを含む。ランダムアクセスメッセージに含まれるアップリンクタイミングアドバンス情報は、端末がアップリンク情報を送信するタイミングを示すために用いられる。
上記実施形態においては、一般的に、肯定応答を含むダウンリンク情報を端末が受信した場合、これは、基地局が第1のアップリンク情報を上手く受信したことを示していることに留意するものとする。したがって、基地局は一般的に、ランダムアクセス応答メッセージを送信せず、端末は、ランダムアクセス応答メッセージを受信することもなければ、アップリンク送信にランダムアクセス応答メッセージを適用することもない。第1のアップリンク情報の否定応答を含むダウンリンク情報を端末が受信した場合、これは、基地局が第1のアップリンク情報を受信できないことを示す。したがって、基地局がプリアンブルを上手く受信する場合、基地局は一般的に、ランダムアクセス応答メッセージを送信し、端末は、このランダムアクセス応答メッセージに従って、次の動作を実行する。
第6の受信ユニット1206は、端末により送信された第2のアップリンク情報を受信するように構成されている。第2のアップリンク情報は、データ情報を含む。
ランダムアクセス応答メッセージを受信した後に、端末は、コンテンションベースのランダムアクセス又は非コンテンションベースのランダムアクセスを用いて接続を確立し、次に同期アップリンク伝送を実行してもよい。本明細書においては、これに限定されない。
任意選択として、第2のアップリンク情報の内容は、第1のアップリンク情報のものと同じであってもよいし、異なっていてもよい。すなわち、端末は、第2のアップリンク情報を用いることにより、非同期伝送フレームを用いて上手く伝送されない第1のアップリンク情報を再送信してもよい。本明細書においては、これに限定されない。
本発明の本実施形態において、非同期伝送フレームは、プリアンブルを伝送するために用いられる物理ランダムアクセスチャネルPRACHリソース部を更に含む。基地局が非同期伝送フレームを受信して、この非同期伝送フレームのデータ伝送部を解読できない場合、基地局は、PRACHリソースにおけるプリアンブルを更に取得し、そしてランダムアクセス応答メッセージを端末に送信して、RRC接続を確立することができ、その結果端末は同期アップリンク伝送を実行することができる。情報交換の安定性が向上する。
上記実施形態において説明されたように、ランダムアクセスチャネルPRACHリソースは非同期伝送フレーム中にあることに留意するものとする。このような方法により、プリアンブル及び非同期伝送フレームは、同じ周波数帯域を有するが、しかし異なる時間を有する。実際の用途においては、PRACHリソース及び非同期伝送フレームが同じ時間を有する限り、PRACHリソースが代わりに独立フレームとして送信されてもよい。このようにして、プリアンブル及び非同期伝送フレームは、同じ時間を有するが、しかし異なる周波数帯域を有する。このような実施形態は、上記実施形態と同様である。本明細書では、詳細は説明されない。
図1〜図3に示された実施形態は、機能ユニットの観点から、アクセスポイントデバイスの特定の構造を説明する。下記は、図7に示された実施形態を用いることにより、ハードウェアの観点から、アクセスポイントデバイスの特定の構造を説明する。
図13に示されるように、端末は、送信機1301、受信機1302、プロセッサ1303、及びメモリ1304を含む。
本発明の本実施形態におけるアクセスポイントデバイスは、図13に示された構成要素よりも多いか、又は少ない構成要素を有していてもよい。2つ以上の構成要素が組み合わされていてもよいし、構成要素の構成や設定が異なっていてもよく、構成要素は、ハードウェア、ソフトウェア、又は1つ若しくは複数の信号処理及び/若しくは特定用途向け集積回路を含むハードウェア及びソフトウェアの組み合わせにて実装されていてもよい。
受信機1302は、基地局のものと同じ非同期伝送パラメータ情報を取得するように構成されている。非同期伝送パラメータ情報は、物理リソース情報、変調符号化方式情報、及び物理リソースフレームフォーマット情報を含み、物理リソースフレームフォーマット情報は、物理リソースフレームの長さ情報を含む。
プロセッサ1303は、物理リソースフレームフォーマット情報に従って、非同期伝送フレームの長さを決定するように構成されている。非同期伝送フレームは、フレームヘッダ部、データ伝送部、及びフレームテール部を含む。
送信機1301は、非同期伝送フレームを用いることにより、非同期伝送パラメータ情報に従って、第1のアップリンク情報を基地局に送信するように構成されている。
別の実施形態において、受信機1302は、基地局のものと同じ非同期伝送パラメータ情報を取得するように構成されている。非同期伝送パラメータ情報は、物理リソース情報、変調符号化方式情報、及び物理リソースフレームフォーマット情報を含み、物理リソースフレームフォーマット情報は、物理リソースフレームの長さ情報を含む。非同期伝送パラメータ情報は、非同期伝送フレーム中の物理リソースを用いてデータを伝送する条件に関する情報及び期間情報を更に含む。物理リソースフレームの長さ情報は、フレームヘッダ部、データ伝送部、又はフレームテール部のうちの少なくとも1つの長さ情報、及び/又は物理リソースフレームの全長情報を含む。
プロセッサ1303は、物理リソースフレームフォーマット情報に従って、非同期伝送フレームの長さを決定するように構成されている。非同期伝送フレームは、フレームヘッダ部、データ伝送部、及びフレームテール部を含む。
送信機1301は、物理リソースを用いてデータを伝送する条件を満たすデータ情報に関して、データ伝送部を用いることにより、第1のアップリンク情報を基地局に送信するように構成されている。基地局への無線リソース制御RRC接続が接続状態にある場合、第1のアップリンク情報は、バッファステータスレポート、データ情報、又は端末識別子のうちの少なくとも1つを含む。或いは、基地局への無線リソース制御RRC接続がアイドル状態にある場合、第1のアップリンク情報は、RRC接続リクエストメッセージ、データ情報、又は端末識別子のうちの少なくとも1つを含む。或いは、基地局への無線リソース制御RRC接続が再確立された場合、第1のアップリンク情報は、RRC接続再確立リクエストメッセージ、データ情報、バッファステータスレポート、又は端末識別子のうちの少なくとも1つを含む。
受信機1301は、送信機1301が第1のアップリンク情報を送信した後に、基地局により送信されたダウンリンク情報を受信するように更に構成されている。ダウンリンク情報は、アップリンクタイミング調整コマンド及び第1のアップリンク情報の肯定応答を含む。基地局への無線リソース制御RRC接続が接続状態にある場合、ダウンリンク情報は、同期アップリンクグラントメッセージ及び/又は端末の識別情報を更に含む。或いは、基地局への無線リソース制御RRC接続がアイドル状態にある場合、ダウンリンク情報は、RRC接続確立メッセージを更に含む。或いは、基地局への無線リソース制御RRC接続が再確立された場合、ダウンリンク情報は、同期アップリンクグラントメッセージ及び/又はRRC接続再確立メッセージを更に含む。
プロセッサ1303は、受信機1301がダウンリンク情報を受信した後に、基地局への無線リソース制御RRC接続が接続状態にある場合、タイミング調整コマンドを適用し、タイミング調整タイマを開始するように更に構成されている。
送信機1301は、受信機1301がダウンリンク情報を受信した後に、同期アップリンクグラントメッセージに従って、第2のアップリンク情報を基地局に送信し、第2のアップリンク情報がデータ情報を含むか、又は、基地局への無線リソース制御RRC接続がアイドル状態にある場合、RRC接続確立メッセージに従って、第2のアップリンク情報を基地局に送信し、第2のアップリンク情報がRRC接続確立完了メッセージを含むか、又は、基地局への無線リソース制御RRC接続が再確立状態にある場合、RRC接続再確立メッセージに従って、第2のアップリンク情報を基地局に送信し、第2のアップリンク情報がRRC接続再確立完了メッセージ及びデータ情報を含む、ように更に構成されている。
別の実施形態において、受信機1302は、基地局のものと同じ非同期伝送パラメータ情報を取得するように構成されている。非同期伝送パラメータ情報は、物理リソース情報、変調符号化方式情報、及び物理リソースフレームフォーマット情報を含み、物理リソースフレームフォーマット情報は、物理リソースフレームの長さ情報を含む。非同期伝送パラメータ情報は、物理リソースを用いてデータを伝送する条件に関する情報及び期間情報を更に含む。物理リソースフレームの長さ情報は、フレームヘッダ部、データ伝送部、又はフレームテール部のうちの少なくとも1つの長さ情報、及び/又は物理リソースフレームの全長情報を含む。
プロセッサ1303は、物理リソースフレームフォーマット情報に従って、非同期伝送フレームを決定するように構成されている。非同期伝送フレームは、フレームヘッダ部、データ伝送部、及びフレームテール部を含む。非同期伝送フレームは、物理ランダムアクセスチャネルPRACHリソース部を更に含んでいてもよい。
受信機1302は、プリアンブルを取得するように更に構成されている。
送信機1301は、物理リソースを用いてデータを伝送する条件を満たすデータ情報に関して、非同期伝送フレームのデータ伝送部を用いることにより、第1のアップリンク情報を基地局に送信するように構成されている。基地局への無線リソース制御RRC接続が接続状態にある場合、第1のアップリンク情報は、バッファステータスレポート、データ情報、又は端末識別子のうちの少なくとも1つを含む。或いは、基地局への無線リソース制御RRC接続がアイドル状態にある場合、第1のアップリンク情報は、RRC接続リクエストメッセージ、データ情報、又は端末識別子のうちの少なくとも1つを含む。或いは、基地局への無線リソース制御RRC接続が再確立された場合、第1のアップリンク情報は、RRC接続再確立リクエストメッセージ、データ情報、バッファステータスレポート、又は端末識別子のうちの少なくとも1つを含む。
送信機1301は、PRACHリソース部を用いることにより、プリアンブルを基地局に送信するように更に構成されている。
受信機1302は、送信機1301が第1のアップリンク情報及びプリアンブルを送信した後に、基地局により送信されたダウンリンク情報を受信するように更に構成されている。ダウンリンク情報は、第1のアップリンク情報の否定応答を含む。
受信機1302は、基地局により送信されたランダムアクセス応答メッセージを受信するように更に構成されている。ランダムアクセス応答メッセージは、同期アップリンクグラントメッセージ及びアップリンクタイミングアドバンス情報を含む。
プロセッサ1303は、受信機1302がランダムアクセス応答メッセージを受信した後に、このランダムアクセス応答メッセージを適用するように更に構成されている。
送信機1301は、第2のアップリンク情報を基地局に送信するように更に構成されている。第2のアップリンク情報は、データ情報を含む。
本実施形態において、送信機1301により基地局に送信された非同期伝送フレームは、基地局により受信が許可されたフレームの長さを有する。したがって、基地局が非同期伝送フレームを受信することができ、基地局は、この非同期伝送フレームの内容を解読して、第1のアップリンク情報を取得する。このように、端末及び基地局が非同期状態であっても、端末は依然として、時間内にアップリンクデータ伝送を実行することができる。非同期状態におけるアップリンクデータ伝送待ち時間及びシグナリングオーバヘッドが低減される。
図4〜図6に示された実施形態は、機能モジュールの観点から、基地局の特定の構造を説明する。下記は、図8に示された実施形態を用いることにより、ハードウェアの観点から、局の特定の構造を説明する。
図14に示されるように、局デバイスは、受信機1401、送信機1402、プロセッサ1403、及びメモリ1404を含む。
本発明の本実施形態に含まれる局デバイスは、図14に示された構成要素よりも多いか、又は少ない構成要素を有していてもよい。2つ以上の構成要素が組み合わされていてもよいし、構成要素の構成や設定が異なっていてもよく、構成要素は、ハードウェア、ソフトウェア、又は1つ若しくは複数の信号処理及び/若しくは特定用途向け集積回路を含むハードウェア及びソフトウェアの組み合わせにて実装されていてもよい。
プロセッサ1403は、非同期伝送パラメータ情報を決定するように構成されている。非同期伝送パラメータ情報は、物理リソース情報、変調符号化方式情報、及び物理リソースフレームフォーマット情報を含み、物理リソースフレームフォーマット情報は、物理リソースフレームの長さ情報を含む。
受信機1401は、非同期伝送フレームを用いることにより非同期伝送パラメータに従って端末により送信された第1のアップリンク情報を受信するように構成されている。非同期伝送フレームは、フレームヘッダ部、データ伝送部、及びフレームテール部を含む。
別の実施形態において、受信機1403は、非同期伝送パラメータ情報を決定するように構成されている。非同期伝送パラメータ情報は、物理リソース情報、変調符号化方式情報、及び物理リソースフレームフォーマット情報を含み、物理リソースフレームフォーマット情報は、物理リソースフレームの長さ情報を含む。非同期伝送パラメータ情報は、物理リソースを用いてデータを伝送する条件に関する情報及び期間情報を更に含む。物理リソースフレームの長さ情報は、フレームヘッダ部、データ伝送部、又はフレームテール部のうちの少なくとも1つの長さ情報、及び/又は物理リソースフレームの全長情報を含む。
受信機1401は、物理リソースを用いてデータを伝送する条件を満たすデータ情報に関して非同期伝送フレームのデータ伝送部を用いることにより送信された第1のアップリンク情報を受信するように構成されている。非同期伝送フレームは、フレームヘッダ部、データ伝送部、及びフレームテール部を含む。基地局への無線リソース制御RRC接続が接続状態にある場合、第1のアップリンク情報は、バッファステータスレポート、データ情報、又は端末識別子のうちの少なくとも1つを含む。或いは、基地局への無線リソース制御RRC接続がアイドル状態にある場合、第1のアップリンク情報は、RRC接続リクエストメッセージ、データ情報、又は端末識別子のうちの少なくとも1つを含む。或いは、基地局への無線リソース制御RRC接続が再確立された場合、第1のアップリンク情報は、RRC接続再確立リクエストメッセージ、データ情報、バッファステータスレポート、又は端末識別子のうちの少なくとも1つを含む。
送信機1402は、ダウンリンク情報を端末に送信するように構成されている。ダウンリンク情報は、アップリンクタイミング調整コマンド及び第1のアップリンク情報の肯定応答を含む。端末への無線リソース制御RRC接続が接続状態にある場合、ダウンリンク情報は、同期アップリンクグラントメッセージ及び/又は端末の識別情報を更に含む。或いは、端末への無線リソース制御RRC接続がアイドル状態にある場合、ダウンリンク情報は、RRC接続確立メッセージを更に含む。或いは、端末への無線リソース制御RRC接続が再確立された場合、ダウンリンク情報は、同期アップリンクグラントメッセージ及び/又はRRC接続再確立メッセージを更に含む。
受信機1401は、送信機1402がダウンリンク情報を送信した後に、端末と基地局との間の無線リソース制御RRC接続が接続状態にある場合、同期アップリンクグラントメッセージに従って端末により送信された第2のアップリンク情報を受信し、第2のアップリンク情報がデータ情報を含むか、或いは、端末と基地局との間の無線リソース制御RRC接続がアイドル状態にある場合、RRC接続確立メッセージに従って端末により送信された第2のアップリンク情報を受信し、第2のアップリンク情報がRRC接続確立完了メッセージを含むか、或いは、端末と基地局との間の無線リソース制御RRC接続が再確立された場合、RRC接続再確立メッセージに従って端末により送信された第2のアップリンク情報を受信し、第2のアップリンク情報がRRC接続再確立完了メッセージ及び/又はデータ情報を含む、ように更に構成されている。
別の実施形態において、受信機1403は、非同期伝送パラメータ情報を決定するように構成されている。非同期伝送パラメータ情報は、物理リソース情報、変調符号化方式情報、及び物理リソースフレームフォーマット情報を含み、物理リソースフレームフォーマット情報は、物理リソースフレームの長さ情報を含む。非同期伝送パラメータ情報は、非同期伝送フレーム中の物理リソースを用いてデータを伝送する条件に関する情報及び期間情報を更に含む。物理リソースフレームの長さ情報は、フレームヘッダ部、データ伝送部、又はフレームテール部のうちの少なくとも1つの長さ情報、及び/又は物理リソースフレームの全長情報を含む。
送信機1402は、無線リソース制御RRCレイヤメッセージを送信する様態、媒体アクセス制御レイヤメッセージを送信する様態、物理レイヤメッセージを送信する様態、又はプロトコル予備設定の様態のうちの少なくとも1つの様態で非同期伝送パラメータ情報を端末に通知するように構成されている。
受信機1401は、非同期伝送フレームのPRACHリソース部を用いることにより端末により送信されたプリアンブルを受信するように更に構成されている。非同期伝送フレームは、フレームヘッダ部、データ伝送部、フレームテール部、及びランダムアクセスチャネルPRACHリソース部を含む。
送信機1402は、受信機1401がプリアンブルを受信した後に、ダウンリンク情報を端末に送信するように更に構成されている。ダウンリンク情報は、第1のアップリンク情報の否定応答を含む。
送信機1402は、受信機1401がプリアンブルを受信した後に、ランダムアクセス応答メッセージを端末に送信するように更に構成されている。ランダムアクセス応答メッセージは、同期アップリンクグラント情報及びアップリンクタイミングアドバンス情報を含む。
受信機1401は、送信機1402がランダムアクセス応答メッセージを端末に送信した後に、端末により送信された第2のアップリンク情報を受信するように更に構成されている。第2のアップリンク情報は、データ情報を含む。
本発明の本実施形態において、端末により基地局に送信された非同期伝送フレームは、基地局により受信が許可されたフレームの長さを有する。したがって、基地局が非同期伝送フレームを受信することができ、基地局は、この非同期伝送フレームの内容を解読して、第1のアップリンク情報を取得する。このように、端末及び基地局が非同期状態であっても、端末は依然として、時間内にアップリンクデータ伝送を実行することができる。非同期状態におけるアップリンクデータ伝送待ち時間及びシグナリングオーバヘッドが低減される。
図9を参照すると、本発明の一実施形態による非同期アップリンク伝送のための方法の一実施形態は、下記のステップを含む。
101:基地局のものと同じ非同期伝送パラメータ情報を取得する。非同期伝送パラメータ情報は、物理リソース情報、変調符号化方式情報、及び物理リソースフレームフォーマット情報を含み、物理リソースフレームフォーマット情報は、物理リソースフレームの長さ情報を含む。
要件に従って非同期伝送パラメータを決定した後に、基地局はまず、非同期伝送パラメータ情報を端末に送信する。或いは、端末は、プロトコル設定等の別の様態で、基地局のものと同じ非同期伝送パラメータ情報を取得してもよい。シグナリング交換を実現するために、非同期伝送パラメータは、物理リソース情報及び変調符号化方式情報を含む必要がある。非同期伝送を実現するために、非同期伝送パラメータは、物理リソースフレームの長さ情報を更に含む必要がある。
102:物理リソースフレームの長さ情報に従って、非同期伝送フレームの長さを決定する。非同期伝送フレームは、フレームヘッダ部、データ伝送部、及びフレームテール部を含む。
端末は、物理リソースフレームの長さ情報に従って、非同期伝送フレームを設定する。非同期伝送フレームの長さは、端末と基地局との間の非同期伝送により必要とされる長さである。
103:非同期伝送フレームを用いることにより、非同期伝送パラメータ情報に従って、第1のアップリンク情報を基地局に送信する。
所要長さを有する非同期伝送フレームを用いることにより、必要な非同期伝送パラメータ情報に従って、端末が第1のアップリンク情報を基地局に送信することから、基地局は、その非同期伝送フレームを受信して、第1のアップリンク情報を取得することができる。非同期伝送フレームを用いることにより、端末が第1のアップリンク情報を基地局に送信する場合、使用されるタイミングアドバンスは0であることに留意するものとする。すなわち、端末は、ダウンリンク信号を受信するタイミングを決定し、ダウンリンク信号を受信するための決定タイミングを基準として使用し、非同期伝送フレームを用いることによって、第1のアップリンク情報を基地局に送信する。
本発明の本実施形態においては、基地局のものと同じ非同期伝送パラメータ情報が取得される。非同期伝送パラメータ情報は、物理リソース情報、変調符号化方式情報、及び物理リソースフレームフォーマット情報を含み、物理リソースフレームフォーマット情報は、物理リソースフレームの長さ情報を含む。非同期伝送フレームの長さは、物理リソースフレームフォーマット情報に従って決定される。非同期伝送フレームを用いることにより、非同期伝送パラメータ情報に従って、第1のアップリンク情報が基地局に送信される。端末により取得された非同期伝送パラメータ情報は、基地局のものと同じであるため、端末により決定された非同期伝送フレームの長さは、基地局により決定されたものと同じになる。したがって、非同期状態であっても、非同期伝送フレームを用いることにより、非同期伝送パラメータ情報に従って、端末が第1のアップリンク情報を基地局に送信する場合、シグナリングを用いてRRC接続を最初に確立することなく、基地局は依然として第1のアップリンク情報を受信し、データのアップリンク伝送を実現することができる。このようにして、非同期状態におけるアップリンクデータ伝送待ち時間及びシグナリングオーバヘッドが低減される。
上記実施形態において説明されたように、端末は、基地局により送信された非同期伝送パラメータ情報を受信する。非同期伝送パラメータ情報は、物理リソース情報、変調符号化方式情報、及び物理リソースフレームの長さ情報を含む。端末は、非同期伝送フレームを設定して、この非同期伝送フレームを用いることにより、非同期伝送パラメータ情報に従って、第1のアップリンク情報を基地局に送信する。実際の用途においては、端末と基地局との間の接続の状態に従って、第1のアップリンク情報の具体的な内容が決定されてもよい。非同期伝送パラメータ情報は、物理リソースを用いてデータを伝送する条件に関する情報を更に含む。物理リソースの長さ情報は物理フレームの特定の部分であってもよい。非同期伝送パラメータは、期間情報を更に含んでいてもよい。端末は、基地局により送信されたダウンリンク情報を受信して、第2のアップリンク情報を基地局に送信してもよい。具体的な説明は、下記で与えられる。図10を参照すると、本発明の一実施形態による非同期アップリンク伝送のための方法の別の実施形態は、下記のステップを含む。
201:基地局のものと同じ非同期伝送パラメータ情報を取得する。非同期伝送パラメータ情報は、物理リソース情報、変調符号化方式情報、及び物理リソースフレームフォーマット情報を含み、物理リソースフレームフォーマット情報は、物理リソースフレームの長さ情報を含み、非同期伝送パラメータ情報は、物理リソースを用いてデータを伝送する条件に関する情報及び期間情報を更に含み、物理リソースフレームの長さ情報は、フレームヘッダ部、データ伝送部、又はフレームテール部のうちの少なくとも1つの長さ情報、及び/又は物理リソースフレームの全長情報を含む。
要件に従って非同期伝送パラメータを決定した後に、基地局はまず、非同期伝送パラメータ情報を端末に送信する。或いは、端末は、プロトコル設定等の別の様態で、基地局のものと同じ非同期伝送パラメータ情報を取得してもよい。シグナリング交換を実現するために、非同期伝送パラメータは、物理リソース情報及び変調符号化方式情報を含む必要がある。物理リソースは、時間周波数領域リソースであり、LTE(Long Time Evolution,ロングタームエボリューション)システムにおけるPRB(physical resource block,物理リソースブロック)位置であってもよい。変調符号化方式は、QPSK(Quadrature Phase Shift Keying,4位相偏移変調)又は1/2符号化等であってもよい。非同期伝送を実現するために、非同期伝送パラメータは、物理リソースフレームの長さ情報を更に含む必要がある。基地局により受信されるアップリンク情報の精度を高くするために、非同期伝送パラメータ情報は、物理リソースを用いてデータを伝送する条件に関する情報、すなわちどの無線ベアラデータが物理リソース上で伝送され得るか、を更に含んでいてもよい。チャネルリソースを節約するために、非同期伝送パラメータ情報は、基地局により物理リソースを送信するために使用される期間を示すために用いられる期間情報、すなわちどのくらいの頻度で物理リソースが送信され得るか、又は何回物理リソースが送信され得るか、を更に含んでいてもよい。物理リソースフレームの任意の部分の長さ情報及び/又は物理リソースフレームの全長情報は、実際の要件に従って設定されることができ、その結果物理リソースフレームに従って設定される非同期伝送フレームの長さは、基地局により受信が許可されたフレームの長さになる。非同期伝送パラメータ情報は、物理リソースと関連付けられた識別子を更に含んでいてもよい。本明細書においては、これに限定されない。
基地局により非同期データ伝送パラメータを決定する方法は、下記のように実現されてもよい。パラメータは、ブロードキャストメッセージ又は専用RRCメッセージ等のRRCメッセージを用いることにより、半静的に設定される。或いは、パラメータは、MAC CE又はPDCCHシグナリング等のMACレイヤ又は物理レイヤメッセージを用いることにより、動的に設定される。或いは、パラメータは、RRCメッセージ、及びMACレイヤ又は物理レイヤメッセージを用いることにより設定される。RRCメッセージを用いることにより一部のパラメータが通知され、MACレイヤ又は物理レイヤメッセージを用いることによりその他のメッセージが通知される。或いは、プロトコルを用いることにより、物理リソースフレームの長さ情報等の一部のパラメータが固定され、その他のパラメータは、上記様態で端末に通知される。任意選択として、非同期伝送パラメータは、1つ又は複数のメッセージを用いることにより、端末に送信されてもよい。非同期伝送パラメータは、1つの端末だけで用いられてもよいし、複数の端末により共有されてもよい。本明細書においては、これに限定されない。
202:物理リソースフレームフォーマット情報に従って、非同期伝送フレームの長さを決定する。非同期伝送フレームは、フレームヘッダ部、データ伝送部、及びフレームテール部を含む。
端末は、物理リソースフレームの長さ情報に従って、非同期伝送フレームを設定する。非同期伝送フレームの長さは、端末と基地局との間の非同期伝送により必要とされる長さである。任意選択として、複数の非同期伝送フレームフォーマットが更に予備設定されてもよい。各非同期伝送フレームフォーマットは識別子に対応する。また、非同期伝送パラメータ情報における物理リソースフレームの長さ情報は識別子であってもよい。端末は、識別子に従って特定の使用される非同期伝送フレームフォーマットを決定し、非同期伝送フレームの長さを決定する。
203:物理リソースを用いてデータを伝送する条件を満たすデータ情報に関して、非同期伝送フレームのデータ伝送部を用いることにより、第1のアップリンク情報を基地局に送信する。基地局への無線リソース制御RRC接続が接続状態にある場合、第1のアップリンク情報は、バッファステータスレポート、データ情報、又は端末識別子のうちの少なくとも1つを含む。或いは、基地局への無線リソース制御RRC接続がアイドル状態にある場合、第1のアップリンク情報は、RRC接続リクエストメッセージ、データ情報、又は端末識別子のうちの少なくとも1つを含む。或いは、基地局への無線リソース制御RRC接続が再確立された場合、第1のアップリンク情報は、RRC接続再確立リクエストメッセージ、データ情報、バッファステータスレポート、又は端末識別子のうちの少なくとも1つを含む。
所要長さを有する非同期伝送フレームを用いることにより、必要な非同期伝送パラメータ情報に従って、端末が第1のアップリンク情報を基地局に送信することから、基地局は、その非同期伝送フレームを受信して、第1のアップリンク情報を取得することができる。非同期伝送フレームを用いることにより、端末が第1のアップリンク情報を基地局に送信する場合、使用されるタイミングアドバンスは0であることに留意するものとする。すなわち、端末は、ダウンリンク信号を受信するタイミングを決定し、ダウンリンク信号を受信するための決定タイミングを基準として使用し、非同期伝送フレームを用いることによって、第1のアップリンク情報を基地局に送信する。データ伝送部を用いることにより、物理リソースを用いてデータを伝送する条件を満たすデータ情報を伝送することは、近い時間における別の端末のデータへの干渉が発生することを回避することができる。端末は、基地局へのRRC接続の様々な状態に従って、第1のアップリンク情報の内容を決定してもよい。端末がRRC接続状態にある場合、端末は、バッファステータスレポートを直接送信して、アップリンク伝送を要する端末のデータのボリュームを示してもよく、さらに、データ情報及び端末識別子に関するアップリンク伝送を直接実行してもよい。例えば、端末識別子は、C−RNTI(CellRadioNetworkTemporaryIdentifier,セル無線ネットワーク一時識別子)である。非同期伝送パラメータがその端末のみにより用いられている場合、識別子は伝搬される必要がないことに留意するものとする。端末がRRCアイドル状態にある場合、端末は、RRC接続リクエストメッセージを送信してもよいし、データ情報を直接送信してもよい。端末がRRC接続再確立状態にある場合、端末は、RRC接続再確立リクエストメッセージを送信してもよいし、データ情報及びバッファステータスレポートを直接送信してもよい。
204:基地局により送信されたダウンリンク情報を受信する。ダウンリンク情報は、アップリンクタイミング調整コマンド及び第1のアップリンク情報の肯定応答を含む。基地局への無線リソース制御RRC接続が接続状態にある場合、ダウンリンク情報は、同期アップリンクグラントメッセージ及び/又は端末の識別情報を更に含む。或いは、基地局への無線リソース制御RRC接続がアイドル状態にある場合、ダウンリンク情報は、RRC接続確立メッセージを更に含む。或いは、基地局への無線リソース制御RRC接続が再確立された場合、ダウンリンク情報は、同期アップリンクグラントメッセージ及び/又はRRC接続再確立メッセージを更に含む。
一般的に、アップリンクタイミング調整コマンドにおける調整値は、基地局が第1のアップリンク情報を受信するタイミングと受信ウィンドウとの間の偏差値に従って決定される。例えば、基地局が受信ウィンドウよりもΔT、例えば1μs、遅く第1のアップリンク情報を受信する場合、基地局によりアップリンクタイミング調整コマンドに加算される調整値はΔTである。調整値を受信した後に、端末は、次のデータ伝送プロセスにおいて値ΔTを使用する。本明細書においては、これに限定されない。
基地局は、端末への接続の状態に従って、ダウンリンク情報の内容を決定してもよい。基地局がRRC接続状態にある場合、基地局は、同期アップリンクグラントメッセージを送信して、端末にアップリンクデータを送信するように指示してもよい。端末は、端末識別子を更に送信してもよい。例えば、端末識別子は、C−RNTI(CellRadioNetworkTemporaryIdentifier,セル無線ネットワーク一時識別子)である。非同期伝送パラメータがその端末のみにより用いられている場合、識別子は伝搬される必要がないことに留意するものとする。基地局がRRCアイドル状態にある場合、基地局は、RRC接続確立メッセージを送信して、端末に基地局へのRRC接続を確立するように指示してもよい。基地局がRRC接続再確立状態にある場合、基地局は、RRC接続再確立メッセージを送信して、端末に基地局へのRRC接続を再確立するように指示してもよく、さらに、同期アップリンクグラントメッセージを送信して、端末にアップリンクデータを送信するように指示してもよい。
任意選択として、ダウンリンク情報は、A−PUSCH−RNTI(Asynchronous Physical Uplink Shared Channel Radio Network Temporary Identifier,非同期物理アップリンク共有チャネル無線ネットワーク一時識別子)又はC−RNTI(CellRadioNetworkTemporaryIdentifier,セル無線ネットワーク一時識別子)を用いてマスクされる。具体的には、UEがC−RNTIをアップリンク情報に追加した場合、ダウンリンク情報は、C−RNTIを用いてマスクされてもよい。UEがA−PUSCH−RNTIをアップリンク情報に追加した場合、ダウンリンク情報は、A−PUSCH−RNTIを用いてマスクされてもよい。
或いは、ダウンリンク情報は、第1のアップリンク情報の否定応答を含む。第1のアップリンク情報の否定応答を含むダウンリンク情報を端末が受信した後に、端末は、ランダムアクセスプロセスを開始するか、又は、新しい非同期伝送フレームを用いることにより、第1のアップリンク情報を再送信する。本明細書では、詳細は説明されない。
205:基地局への無線リソース制御RRC接続が接続状態にある場合、タイミング調整コマンドを適用し、タイミング調整タイマを開始し、同期アップリンクグラントメッセージに従って、第2のアップリンク情報を基地局に送信する。第2のアップリンク情報は、データ情報を含む。或いは、基地局への無線リソース制御RRC接続がアイドル状態にある場合、RRC接続確立メッセージに従って、第2のアップリンク情報を基地局に送信する。第2のアップリンク情報は、RRC接続確立完了メッセージを含む。或いは、基地局への無線リソース制御RRC接続が再確立状態にある場合、RRC接続再確立メッセージに従って、第2のアップリンク情報を基地局に送信する。第2のアップリンク情報は、RRC接続再確立完了メッセージ及びデータ情報を含む。
基地局への接続の様々な状態に従って、端末は、異なる内容を含む第2のアップリンク情報を基地局に送信する。端末と基地局との間のRRC接続が接続状態にない場合は、RRC接続確立が完了した後の次の情報交換ステップに関して、基地局へのRRC接続が接続状態にある端末が参照されることに留意するものとする。本明細書では、詳細は説明されない。
本発明の本実施形態において、非同期伝送パラメータ情報は、物理リソースを用いてデータを伝送する条件に関する情報を含み、その結果基地局により受信されるアップリンク情報の精度が高くなる。非同期伝送パラメータ情報は、期間情報を更に含み、その結果チャネルリソースが節約される。物理リソースを用いてデータを伝送する条件を満たすデータ情報に関して、データ伝送部を用いることにより、第1のアップリンク情報が基地局に送信され、その結果近い時間における別の端末のデータへの干渉が回避され得る。端末は、基地局へのRRC接続の様々な状態に従って、第1のアップリンク情報の内容を決定することができ、その結果情報交換効率が向上する。
上記実施形態において説明されたように、端末は、非同期伝送フレームを用いることにより、非同期伝送パラメータ情報に従って、第1のアップリンク情報を基地局に送信する。実際の用途において、非同期伝送フレームは、プリアンブルを伝送するために用いられる物理ランダムアクセスチャネルPARCHリソース部を更に含んでいてもよい。或いは、非同期伝送フレームが送信される場合は、物理ランダムアクセスチャネルPARCHリソースも送信される。PARCHリソースは、プリアンブルを伝送するために用いられる。具体的な説明は、下記で与えられる。図11を参照すると、本発明の一実施形態による非同期アップリンク伝送のための方法の別の実施形態は、下記のステップを含む。
301:基地局のものと同じ非同期伝送パラメータ情報を取得する。非同期伝送パラメータ情報は、物理リソース情報、変調符号化方式情報、及び物理リソースフレームフォーマット情報を含み、物理リソースフレームフォーマット情報は、物理リソースフレームの長さ情報を含み、非同期伝送パラメータ情報は、物理リソースを用いてデータを伝送する条件に関する情報及び期間情報を更に含み、物理リソースフレームの長さ情報は、フレームヘッダ部、データ伝送部、又はフレームテール部のうちの少なくとも1つの長さ情報、及び/又は物理リソースフレームの全長情報を含む。
要件に従って非同期伝送パラメータを決定した後に、基地局はまず、非同期伝送パラメータ情報を端末に送信する。或いは、端末は、プロトコル設定等の別の様態で、基地局のものと同じ非同期伝送パラメータ情報を取得してもよい。シグナリング交換を実現するために、非同期伝送パラメータは、物理リソース情報及び変調符号化方式情報を含む必要がある。物理リソースは、時間周波数領域リソースであり、LTE(Long Time Evolution,ロングタームエボリューション)システムにおけるPRB(physical resource block,物理リソースブロック)位置であってもよい。変調符号化方式は、QPSK(Quadrature Phase Shift Keying,4位相偏移変調)又は1/2符号化等であってもよい。非同期伝送を実現するために、非同期伝送パラメータは、物理リソースフレームの長さ情報を更に含む必要がある。基地局により受信されるアップリンク情報の精度を高くするために、非同期伝送パラメータ情報は、物理リソースを用いてデータを伝送する条件に関する情報、すなわちどの無線ベアラデータが物理リソース上で伝送され得るか、を更に含んでいてもよい。チャネルリソースを節約するために、非同期伝送パラメータ情報は、基地局により物理リソースを送信するために使用される期間を示すために用いられる期間情報、すなわちどのくらいの頻度で物理リソースが送信され得るか、又は何回物理リソースが送信され得るか、を更に含んでいてもよい。物理リソースフレームの任意の部分の長さ情報及び/又は物理リソースフレームの全長情報は、実際の要件に従って設定されることができ、その結果物理リソースフレームに従って設定される非同期伝送フレームの長さは、基地局により受信が許可されたフレームの長さになる。非同期伝送パラメータ情報は、物理リソースと関連付けられた識別子を更に含んでいてもよい。本明細書においては、これに限定されない。
基地局により非同期データ伝送パラメータを決定する方法は、下記のように実現されてもよい。パラメータは、ブロードキャストメッセージ又は専用RRCメッセージ等のRRCメッセージを用いることにより、半静的に設定される。或いは、パラメータは、MAC CE又はPDCCHシグナリング等のMACレイヤ又は物理レイヤメッセージを用いることにより、動的に設定される。或いは、パラメータは、RRCメッセージ、及びMACレイヤ又は物理レイヤメッセージを用いることにより設定される。RRCメッセージを用いることにより一部のパラメータが通知され、MACレイヤ又は物理レイヤメッセージを用いることによりその他のメッセージが通知される。或いは、プロトコルを用いることにより、物理リソースフレームの長さ情報等の一部のパラメータが固定され、その他のパラメータは、上記様態で端末に通知される。任意選択として、非同期伝送パラメータは、1つ又は複数のメッセージを用いることにより、端末に送信されてもよい。非同期伝送パラメータは、1つの端末だけで用いられてもよいし、複数の端末により共有されてもよい。本明細書においては、これに限定されない。
302:物理リソースフレームフォーマット情報に従って、非同期伝送フレームの長さを決定する。非同期伝送フレームは、フレームヘッダ部、データ伝送部、及びフレームテール部を含む。非同期伝送フレームは、物理ランダムアクセスチャネルPRACHリソース部を更に含む。
端末は、物理リソースフレームの長さ情報に従って、非同期伝送フレームを設定する。非同期伝送フレームの長さは、端末と基地局との間の非同期伝送により必要とされる長さである。任意選択として、複数の非同期伝送フレームフォーマットが更に予備設定されてもよい。各非同期伝送フレームフォーマットは識別子に対応する。また、非同期伝送パラメータ情報における物理リソースフレームの長さ情報は識別子であってもよい。端末は、識別子に従って特定の使用される非同期伝送フレームフォーマットを決定し、非同期伝送フレームの長さを決定する。
303:プリアンブルを取得する。
プリアンブルは、端末によって予約プリアンブル空間から取得されてもよいし、基地局によって端末に割り当てられてもよい。本明細書においては、これに限定されない。
304:物理リソースを用いてデータを伝送する条件を満たすデータ情報に関して、データ伝送部を用いることにより、第1のアップリンク情報を基地局に送信する。第1のアップリンク情報は具体的に、下記のようなものを含む。基地局への無線リソース制御RRC接続が接続状態にある場合、第1のアップリンク情報は、バッファステータスレポート、データ情報、又は端末識別子のうちの少なくとも1つを含む。或いは、基地局への無線リソース制御RRC接続がアイドル状態にある場合、第1のアップリンク情報は、RRC接続リクエストメッセージ、データ情報、又は端末識別子のうちの少なくとも1つを含む。或いは、基地局への無線リソース制御RRC接続が再確立された場合、第1のアップリンク情報は、RRC接続再確立リクエストメッセージ、データ情報、バッファステータスレポート、又は端末識別子のうちの少なくとも1つを含む。
所要長さを有する非同期伝送フレームを用いることにより、必要な非同期伝送パラメータ情報に従って、端末が第1のアップリンク情報を基地局に送信することから、基地局は、その非同期伝送フレームを受信して、第1のアップリンク情報を取得することができる。非同期伝送フレームを用いることにより、端末が第1のアップリンク情報を基地局に送信する場合、使用されるタイミングアドバンスは0であることに留意するものとする。すなわち、端末は、ダウンリンク信号を受信するタイミングを決定し、ダウンリンク信号を受信するための決定タイミングを基準として使用し、非同期伝送フレームを用いることによって、第1のアップリンク情報を基地局に送信する。データ伝送部を用いることにより、物理リソースを用いてデータを伝送する条件を満たすデータ情報を伝送することは、近い時間における別の端末のデータへの干渉が発生することを回避することができる。端末は、基地局へのRRC接続の様々な状態に従って、第1のアップリンク情報の内容を決定してもよい。端末がRRC接続状態にある場合、端末は、バッファステータスレポートを直接送信して、アップリンク伝送を要する端末のデータのボリュームを示してもよく、さらに、データ情報及び端末識別子に関するアップリンク伝送を直接実行してもよい。例えば、端末識別子は、C−RNTI(CellRadioNetworkTemporaryIdentifier,セル無線ネットワーク一時識別子)である。非同期伝送パラメータがその端末のみにより用いられている場合、識別子は伝搬される必要がないことに留意するものとする。端末がRRCアイドル状態にある場合、端末は、RRC接続リクエストメッセージを送信してもよいし、データ情報を直接送信してもよい。端末がRRC接続再確立状態にある場合、端末は、RRC接続再確立リクエストメッセージを送信してもよいし、データ情報及びバッファステータスレポートを直接送信してもよい。端末がプリアンブルを基地局に送信し、その結果端末は、端末が基地局への接続を確立できない場合、コンテンションベースのランダムアクセス又は非コンテンションベースのランダムアクセスを用いて、依然として接続を確立することができる。
305:基地局により送信されたダウンリンク情報を受信する。ダウンリンク情報は、第1のアップリンク情報の否定応答を含む。
基地局が端末により送信された第1のアップリンク情報を受信できない場合又は第1のアップリンク情報の内容を上手く解読できない場合、基地局は、ダウンリンク情報を端末に送信する。ダウンリンク情報は、第1のアップリンク情報の否定応答を含む。端末により送信された第1のアップリンク情報を受信できない場合に、基地局がランダムアクセス応答メッセージを端末に直接送信することができることから、ステップ305は任意選択のステップであることに留意するものとする。
306:基地局により送信されたランダムアクセス応答メッセージを受信する。ランダムアクセス応答メッセージは、同期アップリンクグラントメッセージ及びアップリンクタイミングアドバンス情報を含む。
端末により送信された第1のアップリンク情報を基地局が受信できない場合、基地局は、端末がプリアンブルを基地局に送信することから、さらに、ランダムアクセス応答メッセージを端末に送信してもよい。ランダムアクセスメッセージは、端末がバッファステータスレポート又はアップリンクデータを送信することができることを示すために用いられる同期アップリンクグラントメッセージを含む。ランダムアクセスメッセージに含まれるアップリンクタイミングアドバンス情報は、端末がアップリンク情報を送信するタイミングを示すために用いられる。
上記実施形態においては、一般的に、ステップ204で肯定応答を含むダウンリンク情報を端末が受信した場合、これは、基地局が第1のアップリンク情報を上手く受信したことを示していることに留意するものとする。したがって、基地局は一般的に、ランダムアクセス応答メッセージを送信せず、端末は、ランダムアクセス応答メッセージを受信することもなければ、アップリンク送信にランダムアクセス応答メッセージを適用することもない。第1のアップリンク情報の否定応答を含むダウンリンク情報を端末が受信した場合、これは、基地局が第1のアップリンク情報を受信できないことを示す。したがって、基地局がプリアンブルを上手く受信する場合、基地局は一般的に、ランダムアクセス応答メッセージを送信し、端末は、このランダムアクセス応答メッセージに従って、次の動作を実行する。
307:ランダムアクセス応答メッセージを適用し、第2のアップリンク情報を基地局に送信する。第2のアップリンク情報は、データ情報を含む。
ランダムアクセス応答メッセージを受信した後に、端末は、コンテンションベースのランダムアクセス又は非コンテンションベースのランダムアクセスを用いて接続を確立し、次に同期アップリンク伝送を実行してもよい。本明細書においては、これに限定されない。
任意選択として、第2のアップリンク情報の内容は、第1のアップリンク情報のものと同じであってもよいし、異なっていてもよい。すなわち、端末は、第2のアップリンク情報を用いることにより、非同期伝送フレームを用いて上手く伝送されない第1のアップリンク情報を再送信してもよい。本明細書においては、これに限定されない。
本発明の本実施形態において、非同期伝送フレームは、プリアンブルを伝送するために用いられる物理ランダムアクセスチャネルPRACHリソース部を更に含む。基地局が非同期伝送フレームを受信して、この非同期伝送フレームのデータ伝送部を解読できない場合、基地局は、PRACHリソースにおけるプリアンブルを更に取得し、そしてランダムアクセス応答メッセージを端末に送信して、RRC接続を確立することができ、その結果端末は同期アップリンク伝送を実行することができる。情報交換の安定性が向上する。
図12を参照すると、本発明の一実施形態による非同期アップリンク伝送のための方法の別の実施形態は、下記のステップを含む。
401:非同期伝送パラメータ情報を決定する。非同期伝送パラメータ情報は、物理リソース情報、変調符号化方式情報、及び物理リソースフレームフォーマット情報を含み、物理リソースフレームフォーマット情報は、物理リソースフレームの長さ情報を含む。
要件に従って非同期伝送パラメータを決定した後に、基地局はまず、非同期伝送パラメータ情報を端末に送信する。或いは、端末は、プロトコル設定等の別の様態で、基地局のものと同じ非同期伝送パラメータ情報を取得してもよい。シグナリング交換を実現するために、非同期伝送パラメータは、物理リソース情報及び変調符号化方式情報を含む必要がある。非同期伝送を実現するために、非同期伝送パラメータは、物理リソースフレームの長さ情報を更に含む必要がある。
402:非同期伝送フレームを用いることにより非同期伝送パラメータに従って端末により送信された第1のアップリンク情報を受信する。非同期伝送フレームは、フレームヘッダ部、データ伝送部、及びフレームテール部を含む。
端末は、物理リソースフレームの長さ情報に従って、非同期伝送フレームを設定する。非同期伝送フレームの長さは、端末と基地局との間の非同期伝送により必要とされる長さである。
所要長さを有する非同期伝送フレームを用いることにより、必要な非同期伝送パラメータ情報に従って、端末が第1のアップリンク情報を基地局に送信することから、基地局は、その非同期伝送フレームを受信して、第1のアップリンク情報を取得することができる。非同期伝送フレームを用いることにより、端末が第1のアップリンク情報を基地局に送信する場合、使用されるタイミングアドバンスは0であることに留意するものとする。すなわち、端末は、ダウンリンク信号を受信するタイミングを決定し、ダウンリンク信号を受信するための決定タイミングを基準として使用し、非同期伝送フレームを用いることによって、第1のアップリンク情報を基地局に送信する。
本発明の本実施形態において、端末により基地局に送信された非同期伝送フレームは、基地局により受信が許可されたフレームの長さを有する。したがって、基地局が非同期伝送フレームを受信することができ、基地局は、この非同期伝送フレームの内容を解読して、第1のアップリンク情報を取得する。このように、端末及び基地局が非同期状態であっても、端末は依然として、時間内にアップリンクデータ伝送を実行することができる。非同期状態におけるアップリンクデータ伝送待ち時間及びシグナリングオーバヘッドが低減される。
上記実施形態において説明されたように、基地局は、非同期伝送パラメータ情報を決定する。非同期伝送パラメータ情報は、物理リソース情報、変調符号化方式情報、及び物理リソースフレームの長さ情報を含む。基地局は、非同期伝送フレームを用いることにより非同期伝送パラメータに従って端末により送信された第1のアップリンク情報を受信する。非同期伝送フレームは、フレームヘッダ部、データ伝送部、及びフレームテール部を含む。実際の用途においては、端末と基地局との間の接続の状態に従って、第1のアップリンク情報の具体的な内容が決定されてもよい。非同期伝送パラメータ情報は、物理リソースを用いてデータを伝送する条件に関する情報を更に含む。物理リソースの長さ情報は物理フレームの特定の部分であってもよい。非同期伝送パラメータは、期間情報を更に含んでいてもよい。さらに、基地局は、ダウンリンク情報を端末に送信してもよく、端末により送信された第2のアップリンク情報を受信する。具体的な説明は、下記で与えられる。図13を参照すると、本発明の一実施形態による非同期アップリンク伝送のための方法の別の実施形態は、下記のステップを含む。
501:非同期伝送パラメータ情報を決定する。非同期伝送パラメータ情報は、物理リソース情報、変調符号化方式情報、及び物理リソースフレームフォーマット情報を含み、物理リソースフレームフォーマット情報は、物理リソースフレームの長さ情報を含み、非同期伝送パラメータ情報は、物理リソースを用いてデータを伝送する条件に関する情報及び期間情報を更に含み、物理リソースフレームの長さ情報は、フレームヘッダ部、データ伝送部、又はフレームテール部のうちの少なくとも1つの長さ情報、及び/又は物理リソースフレームの全長情報を含む。
要件に従って非同期伝送パラメータを決定した後に、基地局はまず、非同期伝送パラメータ情報を端末に送信する。或いは、端末は、プロトコル設定等の別の様態で、基地局のものと同じ非同期伝送パラメータ情報を取得してもよい。シグナリング交換を実現するために、非同期伝送パラメータは、物理リソース情報及び変調符号化方式情報を含む必要がある。物理リソースは、時間周波数領域リソースであり、LTE(Long Time Evolution,ロングタームエボリューション)システムにおけるPRB(physical resource block,物理リソースブロック)位置であってもよい。変調符号化方式は、QPSK(Quadrature Phase Shift Keying,4位相偏移変調)又は1/2符号化等であってもよい。非同期伝送を実現するために、非同期伝送パラメータは、物理リソースフレームの長さ情報を更に含む必要がある。基地局により受信されるアップリンク情報の精度を高くするために、非同期伝送パラメータ情報は、物理リソースを用いてデータを伝送する条件に関する情報、すなわちどの無線ベアラデータが物理リソース上で伝送され得るか、を更に含んでいてもよい。チャネルリソースを節約するために、非同期伝送パラメータ情報は、基地局により物理リソースを送信するために使用される期間を示すために用いられる期間情報、すなわちどのくらいの頻度で物理リソースが送信され得るか、又は何回物理リソースが送信され得るか、を更に含んでいてもよい。物理リソースフレームの任意の部分の長さ情報及び/又は物理リソースフレームの全長情報は、実際の要件に従って設定されることができ、その結果物理リソースフレームに従って設定される非同期伝送フレームの長さは、基地局により受信が許可されたフレームの長さになる。非同期伝送パラメータ情報は、物理リソースと関連付けられた識別子を更に含んでいてもよい。本明細書においては、これに限定されない。
基地局により非同期データ伝送パラメータを決定する方法は、下記のように実現されてもよい。パラメータは、ブロードキャストメッセージ又は専用RRCメッセージ等のRRCメッセージを用いることにより、半静的に設定される。或いは、パラメータは、MAC CE又はPDCCHシグナリング等のMACレイヤ又は物理レイヤメッセージを用いることにより、動的に設定される。或いは、パラメータは、RRCメッセージ、及びMACレイヤ又は物理レイヤメッセージを用いることにより設定される。RRCメッセージを用いることにより一部のパラメータが通知され、MACレイヤ又は物理レイヤメッセージを用いることによりその他のメッセージが通知される。或いは、プロトコルを用いることにより、物理リソースフレームの長さ情報等の一部のパラメータが固定され、その他のパラメータは、上記様態で端末に通知される。任意選択として、非同期伝送パラメータは、1つ又は複数のメッセージを用いることにより、端末に送信されてもよい。非同期伝送パラメータは、1つの端末だけで用いられてもよいし、複数の端末により共有されてもよい。本明細書においては、これに限定されない。
502:物理リソースを用いてデータを伝送する条件を満たすデータ情報に関して非同期伝送フレームのデータ伝送部を用いることにより送信された第1のアップリンク情報を受信する。非同期伝送フレームは、フレームヘッダ部、データ伝送部、及びフレームテール部を含む。基地局への無線リソース制御RRC接続が接続状態にある場合、第1のアップリンク情報は、バッファステータスレポート、データ情報、又は端末識別子のうちの少なくとも1つを含む。或いは、基地局への無線リソース制御RRC接続がアイドル状態にある場合、第1のアップリンク情報は、RRC接続リクエストメッセージ、データ情報、又は端末識別子のうちの少なくとも1つを含む。或いは、基地局への無線リソース制御RRC接続が再確立された場合、第1のアップリンク情報は、RRC接続再確立リクエストメッセージ、データ情報、バッファステータスレポート、又は端末識別子のうちの少なくとも1つを含む。
端末は、物理リソースフレームの長さ情報に従って、非同期伝送フレームを設定する。非同期伝送フレームの長さは、端末と基地局との間の非同期伝送により必要とされる長さである。任意選択として、複数の非同期伝送フレームフォーマットが更に予備設定されてもよい。各非同期伝送フレームフォーマットは識別子に対応する。また、非同期伝送パラメータ情報における物理リソースフレームの長さ情報は識別子であってもよい。端末は、識別子に従って特定の使用される非同期伝送フレームフォーマットを決定し、非同期伝送フレームの長さを決定する。
所要長さを有する非同期伝送フレームを用いることにより、必要な非同期伝送パラメータ情報に従って、端末が第1のアップリンク情報を基地局に送信することから、基地局は、その非同期伝送フレームを受信して、第1のアップリンク情報を取得することができる。非同期伝送フレームを用いることにより、端末が第1のアップリンク情報を基地局に送信する場合、使用されるタイミングアドバンスは0であることに留意するものとする。すなわち、端末は、ダウンリンク信号を受信するタイミングを決定し、ダウンリンク信号を受信するための決定タイミングを基準として使用し、非同期伝送フレームを用いることによって、第1のアップリンク情報を基地局に送信する。データ伝送部を用いることにより、物理リソースを用いてデータを伝送する条件を満たすデータ情報を伝送することは、近い時間における別の端末のデータへの干渉が発生することを回避することができる。端末は、基地局へのRRC接続の様々な状態に従って、第1のアップリンク情報の内容を決定してもよい。端末がRRC接続状態にある場合、端末は、バッファステータスレポートを直接送信して、アップリンク伝送を要する端末のデータのボリュームを示してもよく、さらに、データ情報及び端末識別子に関するアップリンク伝送を直接実行してもよい。例えば、端末識別子は、C−RNTI(CellRadioNetworkTemporaryIdentifier,セル無線ネットワーク一時識別子)である。非同期伝送パラメータがその端末のみにより用いられている場合、識別子は伝搬される必要がないことに留意するものとする。端末がRRCアイドル状態にある場合、端末は、RRC接続リクエストメッセージを送信してもよいし、データ情報を直接送信してもよい。端末がRRC接続再確立状態にある場合、端末は、RRC接続再確立リクエストメッセージを送信してもよいし、データ情報及びバッファステータスレポートを直接送信してもよい。
503:ダウンリンク情報を端末に送信する。ダウンリンク情報は、アップリンクタイミング調整コマンド及び第1のアップリンク情報の肯定応答を含む。端末への無線リソース制御RRC接続が接続状態にある場合、ダウンリンク情報は、同期アップリンクグラントメッセージ及び/又は端末の識別情報を更に含む。或いは、端末への無線リソース制御RRC接続がアイドル状態にある場合、ダウンリンク情報は、RRC接続確立メッセージを更に含む。或いは、端末への無線リソース制御RRC接続が再確立された場合、ダウンリンク情報は、同期アップリンクグラントメッセージ及び/又はRRC接続再確立メッセージを更に含む。
一般的に、アップリンクタイミング調整コマンドにおける調整値は、基地局が第1のアップリンク情報を受信するタイミングと受信ウィンドウとの間の偏差値に従って決定される。例えば、基地局が受信ウィンドウよりもΔT、例えば1μs、遅く第1のアップリンク情報を受信する場合、基地局によりアップリンクタイミング調整コマンドに加算される調整値はΔTである。調整値を受信した後に、端末は、次のデータ伝送プロセスにおいて値ΔTを使用する。本明細書においては、これに限定されない。
基地局は、端末への接続の状態に従って、ダウンリンク情報の内容を決定してもよい。基地局がRRC接続状態にある場合、基地局は、同期アップリンクグラントメッセージを送信して、端末にアップリンクデータを送信するように指示してもよい。端末は、端末識別子を更に送信してもよい。例えば、端末識別子は、C−RNTI(CellRadioNetworkTemporaryIdentifier,セル無線ネットワーク一時識別子)である。非同期伝送パラメータがその端末のみにより用いられている場合、識別子は伝搬される必要がないことに留意するものとする。基地局がRRCアイドル状態にある場合、基地局は、RRC接続確立メッセージを送信して、端末に基地局へのRRC接続を確立するように指示してもよい。基地局がRRC接続再確立状態にある場合、基地局は、RRC接続再確立メッセージを送信して、端末に基地局へのRRC接続を再確立するように指示してもよく、さらに、同期アップリンクグラントメッセージを送信して、端末にアップリンクデータを送信するように指示してもよい。
任意選択として、ダウンリンク情報は、A−PUSCH−RNTI(Asynchronous Physical Uplink Shared Channel Radio Network Temporary Identifier,非同期物理アップリンク共有チャネル無線ネットワーク一時識別子)又はC−RNTI(CellRadioNetworkTemporaryIdentifier,セル無線ネットワーク一時識別子)を用いてマスクされる。具体的には、UEがC−RNTIをアップリンク情報に追加した場合、ダウンリンク情報は、C−RNTIを用いてマスクされてもよい。UEがA−PUSCH−RNTIをアップリンク情報に追加した場合、ダウンリンク情報は、A−PUSCH−RNTIを用いてマスクされてもよい。
或いは、ダウンリンク情報は、第1のアップリンク情報の否定応答を含む。第1のアップリンク情報の否定応答を含むダウンリンク情報を端末が受信した後に、端末は、ランダムアクセスプロセスを開始するか、又は、新しい非同期伝送フレームを用いることにより、第1のアップリンク情報を再送信する。本明細書では、詳細は説明されない。
504:端末と基地局との間の無線リソース制御RRC接続が接続状態にある場合、同期アップリンクグラントメッセージに従って端末により送信された第2のアップリンク情報を受信する。第2のアップリンク情報は、データ情報を含む。或いは、端末と基地局との間の無線リソース制御RRC接続がアイドル状態にある場合、RRC接続確立メッセージに従って端末により送信された第2のアップリンク情報を受信する。第2のアップリンク情報は、RRC接続確立完了メッセージを含む。或いは、端末と基地局との間の無線リソース制御RRC接続が再確立された場合は、RRC接続再確立メッセージに従って端末により送信された第2のアップリンク情報を受信する。第2のアップリンク情報は、RRC接続再確立完了メッセージ及び/又はデータ情報を含む。
基地局への接続の様々な状態に従って、端末は、異なる内容を含む第2のアップリンク情報を基地局に送信する。端末と基地局との間のRRC接続が接続状態にない場合は、RRC接続確立が完了した後の次の情報交換ステップに関して、基地局へのRRC接続が接続状態にある端末が参照されることに留意するものとする。本明細書では、詳細は説明されない。
本発明の本実施形態において、非同期伝送パラメータ情報は、物理リソースを用いてデータを伝送する条件に関する情報を含み、その結果基地局により受信されるアップリンク情報の精度が高くなる。非同期伝送パラメータ情報は、期間情報を更に含み、その結果チャネルリソースが節約される。物理リソースを用いてデータを伝送する条件を満たすデータ情報に関して、データ伝送部を用いることにより、第1のアップリンク情報が基地局に送信され、その結果近い時間における別の端末のデータへの干渉が回避され得る。端末は、基地局へのRRC接続の様々な状態に従って、第1のアップリンク情報の内容を決定することができ、その結果情報交換効率が向上する。
上記実施形態において説明されたように、基地局は、非同期伝送フレームを用いることにより非同期伝送パラメータ情報に従って端末により送信された第1のアップリンク情報を受信する。実際の用途において、非同期伝送フレームは、プリアンブルを伝送するために用いられる物理ランダムアクセスチャネルPARCHリソース部を更に含んでいてもよい。或いは、非同期伝送フレームが送信される場合は、物理ランダムアクセスチャネルPARCHリソースも送信される。PARCHリソースは、プリアンブルを伝送するために用いられる。具体的な説明は、下記で与えられる。図14を参照すると、本発明の一実施形態による非同期アップリンク伝送のための方法の別の実施形態は、下記のステップを含む。
601:非同期伝送パラメータ情報を決定する。非同期伝送パラメータ情報は、物理リソース情報、変調符号化方式情報、及び物理リソースフレームフォーマット情報を含み、物理リソースフレームフォーマット情報は、物理リソースフレームの長さ情報を含み、非同期伝送パラメータ情報は、物理リソースを用いてデータを伝送する条件に関する情報及び期間情報を更に含み、物理リソースフレームの長さ情報は、フレームヘッダ部、データ伝送部、又はフレームテール部のうちの少なくとも1つの長さ情報、及び/又は物理リソースフレームの全長情報を含む。
要件に従って非同期伝送パラメータを決定した後に、基地局はまず、非同期伝送パラメータ情報を端末に送信する。或いは、端末は、プロトコル設定等の別の様態で、基地局のものと同じ非同期伝送パラメータ情報を取得してもよい。シグナリング交換を実現するために、非同期伝送パラメータは、物理リソース情報及び変調符号化方式情報を含む必要がある。物理リソースは、時間周波数領域リソースであり、LTE(Long Time Evolution,ロングタームエボリューション)システムにおけるPRB(physical resource block,物理リソースブロック)位置であってもよい。変調符号化方式は、QPSK(Quadrature Phase Shift Keying,4位相偏移変調)又は1/2符号化等であってもよい。非同期伝送を実現するために、非同期伝送パラメータは、物理リソースフレームの長さ情報を更に含む必要がある。基地局により受信されるアップリンク情報の精度を高くするために、非同期伝送パラメータ情報は、物理リソースを用いてデータを伝送する条件に関する情報、すなわちどの無線ベアラデータが物理リソース上で伝送され得るか、を更に含んでいてもよい。チャネルリソースを節約するために、非同期伝送パラメータ情報は、基地局により物理リソースを送信するために使用される期間を示すために用いられる期間情報、すなわちどのくらいの頻度で物理リソースが送信され得るか、又は何回物理リソースが送信され得るか、を更に含んでいてもよい。物理リソースフレームの任意の部分の長さ情報及び/又は物理リソースフレームの全長情報は、実際の要件に従って設定されることができ、その結果物理リソースフレームに従って設定される非同期伝送フレームの長さは、基地局により受信が許可されたフレームの長さになる。非同期伝送パラメータ情報は、物理リソースと関連付けられた識別子を更に含んでいてもよい。本明細書においては、これに限定されない。
基地局により非同期データ伝送パラメータを決定する方法は、下記のように実現されてもよい。パラメータは、ブロードキャストメッセージ又は専用RRCメッセージ等のRRCメッセージを用いることにより、半静的に設定される。或いは、パラメータは、MAC CE又はPDCCHシグナリング等のMACレイヤ又は物理レイヤメッセージを用いることにより、動的に設定される。或いは、パラメータは、RRCメッセージ、及びMACレイヤ又は物理レイヤメッセージを用いることにより設定される。RRCメッセージを用いることにより一部のパラメータが通知され、MACレイヤ又は物理レイヤメッセージを用いることによりその他のメッセージが通知される。或いは、プロトコルを用いることにより、物理リソースフレームの長さ情報等の一部のパラメータが固定され、その他のパラメータは、上記様態で端末に通知される。任意選択として、非同期伝送パラメータは、1つ又は複数のメッセージを用いることにより、端末に送信されてもよい。非同期伝送パラメータは、1つの端末だけで用いられてもよいし、複数の端末により共有されてもよい。本明細書においては、これに限定されない。
602:非同期伝送フレームのPRACHリソース部を用いることにより端末により送信されたプリアンブルを受信する。非同期伝送フレームは、フレームヘッダ部、データ伝送部、フレームテール部、及びランダムアクセスチャネルPRACHリソース部を含む。
端末は、物理リソースフレームの長さ情報に従って、非同期伝送フレームを設定する。非同期伝送フレームの長さは、端末と基地局との間の非同期伝送により必要とされる長さである。任意選択として、複数の非同期伝送フレームフォーマットが更に予備設定されてもよい。各非同期伝送フレームフォーマットは識別子に対応する。また、非同期伝送パラメータ情報における物理リソースフレームの長さ情報は識別子であってもよい。端末は、識別子に従って特定の使用される非同期伝送フレームフォーマットを決定し、非同期伝送フレームの長さを決定する。プリアンブルは、端末によって予約プリアンブル空間から取得されてもよいし、基地局によって端末に割り当てられてもよい。本明細書においては、これに限定されない。
603:ダウンリンク情報を端末に送信する。ダウンリンク情報は、第1のアップリンク情報の否定応答を含む。
基地局が端末により送信された第1のアップリンク情報を受信できない場合又は第1のアップリンク情報の内容を上手く解読できない場合、基地局は、ダウンリンク情報を端末に送信する。ダウンリンク情報は、第1のアップリンク情報の否定応答を含む。端末により送信された第1のアップリンク情報を受信できない場合に、基地局がランダムアクセス応答メッセージを端末に直接送信することができることから、ステップ603は任意選択のステップであることに留意するものとする。
604:ランダムアクセス応答メッセージを端末に送信する。ランダムアクセス応答メッセージは、同期アップリンクグラント情報及びアップリンクタイミングアドバンス情報を含む。
端末により送信された第1のアップリンク情報を基地局が受信できない場合、基地局は、端末がプリアンブルを基地局に送信することから、さらに、ランダムアクセス応答メッセージを端末に送信してもよい。ランダムアクセスメッセージは、端末がバッファステータスレポート又はアップリンクデータを送信することができることを示すために用いられる同期アップリンクグラントメッセージを含む。ランダムアクセスメッセージに含まれるアップリンクタイミングアドバンス情報は、端末がアップリンク情報を送信するタイミングを示すために用いられる。
上記実施形態においては、一般的に、肯定応答を含むダウンリンク情報を端末が受信した場合、これは、基地局が第1のアップリンク情報を上手く受信したことを示していることに留意するものとする。したがって、基地局は一般的に、ランダムアクセス応答メッセージを送信せず、端末は、ランダムアクセス応答メッセージを受信することもなければ、アップリンク送信にランダムアクセス応答メッセージを適用することもない。第1のアップリンク情報の否定応答を含むダウンリンク情報を端末が受信した場合、これは、基地局が第1のアップリンク情報を受信できないことを示す。したがって、基地局がプリアンブルを上手く受信する場合、基地局は一般的に、ランダムアクセス応答メッセージを送信し、端末は、このランダムアクセス応答メッセージに従って、次の動作を実行する。
605:端末により送信された第2のアップリンク情報を受信する。第2のアップリンク情報は、データ情報を含む。
ランダムアクセス応答メッセージを受信した後に、端末は、コンテンションベースのランダムアクセス又は非コンテンションベースのランダムアクセスを用いて接続を確立し、次に同期アップリンク伝送を実行してもよい。本明細書においては、これに限定されない。
任意選択として、第2のアップリンク情報の内容は、第1のアップリンク情報のものと同じであってもよいし、異なっていてもよい。すなわち、端末は、第2のアップリンク情報を用いることにより、非同期伝送フレームを用いて上手く伝送されない第1のアップリンク情報を再送信してもよい。本明細書においては、これに限定されない。
本発明の本実施形態において、非同期伝送フレームは、プリアンブルを伝送するために用いられる物理ランダムアクセスチャネルPRACHリソース部を更に含む。基地局が非同期伝送フレームを受信して、この非同期伝送フレームのデータ伝送部を解読できない場合、基地局は、PRACHリソースにおけるプリアンブルを更に取得し、そしてランダムアクセス応答メッセージを端末に送信して、RRC接続を確立することができ、その結果端末は同期アップリンク伝送を実行することができる。情報交換の安定性が向上する。
上記実施形態において説明されたように、ランダムアクセスチャネルPRACHリソースは非同期伝送フレーム中にあることに留意するものとする。このような方法により、プリアンブル及び非同期伝送フレームは、同じ周波数帯域を有するが、しかし異なる時間を有する。実際の用途においては、PRACHリソース及び非同期伝送フレームが同じ時間を有する限り、PRACHリソースが代わりに独立フレームとして送信されてもよい。このようにして、プリアンブル及び非同期伝送フレームは、同じ時間を有するが、しかし異なる周波数帯域を有する。このような実施形態は、上記実施形態と同様である。本明細書では、詳細は説明されない。
図15を参照すると、端末がUE、基地局がeNBである一例を用いることにより、本発明の一実施形態による非同期アップリンク伝送のための方法の特定の適用シナリオの一実施形態は、下記のようなものを含む。
まず、非同期伝送フレームフォーマットは、長さが0.5msのフレームヘッダCP、長さが1msのデータ伝送部U−PUSCH、及び長さが0.5msのフレームテールTailを含むように設計されている。eNBは、物理レイヤメッセージを送信することにより、時間領域リソースとして、PRB位置、符号化方式QPSK、及び非同期伝送フレームフォーマット情報をUEに送信する。UEは、受信情報に従って、UEにより非同期伝送フレームを使用するためのフォーマット、長さ、時間領域リソース、及び符号化方式を決定するとともに、タイミングアドバンスを0に設定する。UEは、バッファステータスレポート、データ情報、及び端末識別子を含む第1のアップリンク情報をeNBに送信する。eNBは、第1のアップリンク情報の肯定応答、アップリンクタイミング調整コマンド、同期アップリンクグラントメッセージ、及びUEの識別情報を含むダウンリンク情報をUEに送信する。UEは、タイミング調整コマンドを適用し、タイミング調整タイマを開始し、同期アップリンクグラントメッセージに従って、データ情報を含む第2のアップリンク情報をeNBに送信する。
本発明の本実施形態においては、基地局のものと同じ非同期伝送パラメータ情報が取得される。非同期伝送パラメータ情報は、物理リソース情報、変調符号化方式情報、及び物理リソースフレームフォーマット情報を含み、物理リソースフレームフォーマット情報は、物理リソースフレームの長さ情報を含む。非同期伝送フレームの長さは、物理リソースフレームフォーマット情報に従って決定される。非同期伝送フレームを用いることにより、非同期伝送パラメータ情報に従って、第1のアップリンク情報が基地局に送信される。端末により取得された非同期伝送パラメータ情報は、基地局のものと同じであるため、端末により決定された非同期伝送フレームの長さは、基地局により決定されたものと同じになる。したがって、非同期状態であっても、非同期伝送フレームを用いることにより、非同期伝送パラメータ情報に従って、端末が第1のアップリンク情報を基地局に送信する場合、シグナリングを用いてRRC接続を最初に確立することなく、基地局は依然として第1のアップリンク情報を受信し、データのアップリンク伝送を実現することができる。このようにして、非同期状態におけるアップリンクデータ伝送待ち時間及びシグナリングオーバヘッドが低減される。
上記実施形態は、本発明の技術的解決手段の説明を単に意図しているに過ぎず、本発明を限定することを意図したものではない。本発明は、上記実施形態を参照して詳しく説明されているが、当業者であれば、依然として、本発明の実施形態の技術的解決手段の主旨及び範囲から逸脱することなく、上記実施形態において説明された技術的解決手段の改良を行うことができるか、又はそのいくつかの技術的特徴に等価な置換を行うことができることを理解するはずである。
一般的に、端末とネットワークとの間の同期は、主として、フレーム同期及び時間同期という2つのプロセスを含む。フレーム同期は、ダウンリンク同期を表す。時間同期は、アップリンク同期を表す。例えば、LTE(Long Term Evolution,ロングタームエボリューション)において、異なるUE(User Equipment,ユーザ機器)のアップリンク信号がeNB(evolved Node B,進化型ノードB)に到達する時間は、UEアップリンク信号間の干渉を抑えるために一致する必要がある。UEが通話中に基地局から離れる方向に移動する場合、基地局から送信された信号は、「ますます遅れて」UEに到達し、UEの信号についても「ますます遅れて」基地局に到達する。遅延が大き過ぎると、基地局がUEの信号を受信している現在のタイムスロットが、基地局が別のUE信号を受信する次のタイムスロットと重なって、コード間干渉が生じる。アップリンク伝送の時間的整合は、UE側でTA(Timing Advance,タイミングアドバンス)を適用することによって実現される。TAによって、UEは、信号を早期に送信可能となる場合がある。
UEがRRC(Radio Resource Control,無線リソース制御)接続状態にあって、アップリンク同期を維持している場合、UEは、アップリンクデータを送信することができる。UEによるアップリンクデータの送信プロセスは一般的に、下記の通りである。ステップ1:UEにおいてアップリンクデータが生まれると、特定の条件が満たされている場合は、BSR(Buffer Status Report,バッファステータスレポート)が起動される。BSRを送信するためのアップリンクリソースがない場合は、SR(Scheduling Request,スケジューリングリクエスト)が起動される。SRは、UEのアップリンクデータがBSRを起動しており、送信される必要があることを示している。ステップ2:SRを受信した後に、eNBは、送信される必要があるアップリンクデータをUEが有する旨のみ判定することができるが、UEによりバッファリングされたデータに関するその他の情報は一切分からない。eNBは、スケジューリングアルゴリズムに従ってアップリンクリソースをUEに割り当て、UL Grant(Uplink Grant,アップリンクグラント)をUEに送信することにより、UEに割り当てられたアップリンクリソースを通知する。ステップ3:UL Grantを受信した後に、UEは、UEに割り当てられたアップリンクリソース上でBSRをeNBに送信することにより、現在バッファリングされているアップリンクデータのボリュームをeNBに通知する。ステップ4:BSRを受信した後に、eNBは、UEのアップリンクデータボリュームを比較的正確に把握し、スケジューリングアルゴリズムに従って適正なアップリンクリソースをUEに割り当て、UL Grant(アップリンクグラント)をUEに送信することにより、UEに割り当てられたアップリンクリソースを通知する。ステップ5:UL Grantを受信した後に、UEは、UEに割り当てられたアップリンクリソース上でアップリンクデータの伝送を実行する。ただし、一部のUEは、専用のSRリソースを有していない。UEが専用のSRリソースを有していない場合又はUEがアップリンク非同期状態にある場合、UEは、ランダムアクセスプロセスを実行して、アップリンクデータ伝送リソースを要求する必要がある。UEが送信されるべきアップリンクデータを有している場合、UEはまず、リソースの要求又はRRC接続及びデータベアラの確立が必要となる。これにより、シグナリングオーバヘッド及び待ち時間が大幅に増大する。
本発明の実施形態の第2の態様又は第2の態様の第1の実施様態に関連して、本発明の実施形態の第2の態様の第8の実施様態において、当該方法は、
物理ランダムアクセスチャネルPRACHリソースを用いることにより端末により送信されたプリアンブルを受信するステップであり、物理ランダムアクセスチャネルPRACHリソース及び非同期伝送フレームが時間領域において位置合わせされている、ステップと、
ランダムアクセス応答メッセージを端末に送信するステップであり、ランダムアクセス応答メッセージが同期アップリンクグラント情報及びアップリンクタイミングアドバンス情報を含む、ステップと、
端末により送信された第2のアップリンク情報を受信するステップであり、第2のアップリンク情報がデータ情報を含む、ステップとを更に含む。
本発明の実施形態の第3の態様又は第3の態様の第1の実施様態に関連して、本発明の実施形態の第3の態様の第8の実施様態において、当該端末は、
プリアンブルを取得するように構成された第3の取得ユニットを更に含み、
第1の送信ユニットは、
物理ランダムアクセスチャネルPRACHリソースを用いることにより、プリアンブルを基地局に送信するように構成された第3の送信モジュールであり、物理ランダムアクセスチャネルPRACHリソース及び非同期伝送フレームが時間領域において位置合わせされている、第3の送信モジュールを更に含み、
物理ランダムアクセスチャネルPRACHリソースを用いることにより、プリアンブルが基地局に送信された後に、当該端末は、
基地局により送信されたランダムアクセス応答メッセージを受信するように構成された第3の受信ユニットであり、ランダムアクセス応答メッセージが同期アップリンクグラント情報及びアップリンクタイミングアドバンス情報を含む、第3の受信ユニットと、
ランダムアクセス応答メッセージを適用するように構成された第3の適用ユニットと、
第2のアップリンク情報を基地局に送信するように構成された第4の送信ユニットであり、第2のアップリンク情報がデータ情報を含む、第4の送信ユニットとを更に含む。
本発明の実施形態の第4の態様又は第4の態様の第1の実施様態に関連して、本発明の実施形態の第4の態様の第8の実施様態において、当該基地局は、
物理ランダムアクセスチャネルPRACHリソースを用いることにより端末により送信されたプリアンブルを受信するように構成された第7の受信ユニットであり、物理ランダムアクセスチャネルPRACHリソース及び非同期伝送フレームが時間領域において位置合わせされている、第7の受信ユニットと、
ランダムアクセス応答メッセージを端末に送信するように構成された第7の送信ユニットであり、ランダムアクセス応答メッセージが同期アップリンクグラント情報及びアップリンクタイミングアドバンス情報を含む、第7の送信ユニットと、
端末により送信された第2のアップリンク情報を受信するように構成された第8の受信ユニットであり、第2のアップリンク情報がデータ情報を含む、ように構成された第の受信ユニットを更に含む。
本発明の実施形態における技術的解決手段をより明確に説明するために、下記は、実施形態の説明に必要な添付の図面を簡単に説明する。当然のことながら、下記の説明における添付の図面は、本発明のいくつかの実施形態を示しているに過ぎず、当業者であれば、創意工夫なく、これら添付の図面から他の図面を導き出すことができる。
要件に従って非同期伝送パラメータを決定した後に、基地局はまず、非同期伝送パラメータ情報を端末に送信する。或いは、端末は、プロトコル設定等の別の様態で、基地局のものと同じ非同期伝送パラメータ情報を取得してもよい。シグナリング交換を実現するために、非同期伝送パラメータは、物理リソース情報及び変調符号化方式情報を含む必要がある。物理リソースは、時間周波数領域リソースであり、LTE(Long Term Evolution,ロングタームエボリューション)システムにおけるPRB(physical resource block,物理リソースブロック)位置であってもよい。変調符号化方式は、QPSK(Quadrature Phase Shift Keying,4位相偏移変調)又は1/2符号化等であってもよい。非同期伝送を実現するために、非同期伝送パラメータは、物理リソースフレームの長さ情報を更に含む必要がある。基地局により受信されるアップリンク情報の精度を高くするために、非同期伝送パラメータ情報は、物理リソースを用いてデータを伝送する条件に関する情報、すなわちどの無線ベアラデータが物理リソース上で伝送され得るか、を更に含んでいてもよい。チャネルリソースを節約するために、非同期伝送パラメータ情報は、基地局により物理リソースを送信するために使用される期間を示すために用いられる期間情報、すなわちどのくらいの頻度で物理リソースが送信され得るか、又は何回物理リソースが送信され得るか、を更に含んでいてもよい。物理リソースフレームの任意の部分の長さ情報及び/又は物理リソースフレームの全長情報は、実際の要件に従って設定されることができ、その結果物理リソースフレームに従って設定される非同期伝送フレームの長さは、基地局により受信が許可されたフレームの長さになる。非同期伝送パラメータ情報は、物理リソースと関連付けられた識別子を更に含んでいてもよい。本明細書においては、これに限定されない。
上記実施形態において説明されたように、端末は、非同期伝送フレームを用いることにより、非同期伝送パラメータ情報に従って、第1のアップリンク情報を基地局に送信する。実際の用途において、非同期伝送フレームは、プリアンブルを伝送するために用いられる物理ランダムアクセスチャネルPRACHリソース部を更に含んでいてもよい。或いは、非同期伝送フレームが送信される場合は、物理ランダムアクセスチャネルPRACHリソースも送信される。PRACHリソースは、プリアンブルを伝送するために用いられる。具体的な説明は、下記で与えられる。図3を参照すると、本発明の一実施形態による端末の別の実施形態は、下記のユニットを含む。
要件に従って非同期伝送パラメータを決定した後に、基地局はまず、非同期伝送パラメータ情報を端末に送信する。或いは、端末は、プロトコル設定等の別の様態で、基地局のものと同じ非同期伝送パラメータ情報を取得してもよい。シグナリング交換を実現するために、非同期伝送パラメータは、物理リソース情報及び変調符号化方式情報を含む必要がある。物理リソースは、時間周波数領域リソースであり、LTE(Long Term Evolution,ロングタームエボリューション)システムにおけるPRB(physical resource block,物理リソースブロック)位置であってもよい。変調符号化方式は、QPSK(Quadrature Phase Shift Keying,4位相偏移変調)又は1/2符号化等であってもよい。非同期伝送を実現するために、非同期伝送パラメータは、物理リソースフレームの長さ情報を更に含む必要がある。基地局により受信されるアップリンク情報の精度を高くするために、非同期伝送パラメータ情報は、物理リソースを用いてデータを伝送する条件に関する情報、すなわちどの無線ベアラデータが物理リソース上で伝送され得るか、を更に含んでいてもよい。チャネルリソースを節約するために、非同期伝送パラメータ情報は、基地局により物理リソースを送信するために使用される期間を示すために用いられる期間情報、すなわちどのくらいの頻度で物理リソースが送信され得るか、又は何回物理リソースが送信され得るか、を更に含んでいてもよい。物理リソースフレームの任意の部分の長さ情報及び/又は物理リソースフレームの全長情報は、実際の要件に従って設定されることができ、その結果物理リソースフレームに従って設定される非同期伝送フレームの長さは、基地局により受信が許可されたフレームの長さになる。非同期伝送パラメータ情報は、物理リソースと関連付けられた識別子を更に含んでいてもよい。本明細書においては、これに限定されない。
端末により送信された第1のアップリンク情報を基地局が受信できない場合、基地局は、端末がプリアンブルを基地局に送信することから、さらに、ランダムアクセス応答メッセージを端末に送信してもよい。ランダムアクセス応答メッセージは、端末がバッファステータスレポート又はアップリンクデータを送信することができることを示すために用いられる同期アップリンクグラントメッセージを含む。ランダムアクセス応答メッセージに含まれるアップリンクタイミングアドバンス情報は、端末がアップリンク情報を送信するタイミングを示すために用いられる。
上記実施形態において、一般的に、肯定応答を含むダウンリンク情報を端末が受信した場合、これは、第1のアップリンク情報を基地局が上手く受信したことを示していることに留意するものとする。したがって、基地局は一般的に、ランダムアクセス応答メッセージを送信せず、端末は、ランダムアクセス応答メッセージを受信することもなければ、アップリンク送信にランダムアクセス応答メッセージを適用することもない。第1のアップリンク情報の否定応答を含むダウンリンク情報を端末が受信した場合、これは、基地局が第1のアップリンク情報を受信できないことを示す。したがって、基地局がプリアンブルを上手く受信する場合、基地局は一般的に、ランダムアクセス応答メッセージを送信し、端末は、このランダムアクセス応答メッセージに従って、次の動作を実行する。
上記実施形態において説明されたように、基地局は、非同期伝送パラメータ情報を決定する。非同期伝送パラメータ情報は、物理リソース情報、変調符号化方式情報、及び物理リソースフレームの長さ情報を含む。基地局は、非同期伝送フレームを用いることにより非同期伝送パラメータに従って端末により送信された第1のアップリンク情報を受信する。非同期伝送フレームは、フレームヘッダ部、データ伝送部、及びフレームテール部を含む。実際の用途においては、端末と基地局との間の接続の状態に従って、第1のアップリンク情報の具体的な内容が決定されてもよい。非同期伝送パラメータ情報は、物理リソースを用いてデータを伝送する条件に関する情報を更に含む。物理リソースの長さ情報は物理フレームの特定の部分であってもよい。非同期伝送パラメータは、期間情報を更に含んでいてもよい。さらに、基地局は、ダウンリンク情報を端末に送信してもよく、端末により送信された第2のアップリンク情報を受信する。具体的な説明は、下記で与えられる。図を参照すると、本発明の一実施形態による基地局の別の実施形態は、下記のユニットを含む。
要件に従って非同期伝送パラメータを決定した後に、基地局はまず、非同期伝送パラメータ情報を端末に送信する。或いは、端末は、プロトコル設定等の別の様態で、基地局のものと同じ非同期伝送パラメータ情報を取得してもよい。シグナリング交換を実現するために、非同期伝送パラメータは、物理リソース情報及び変調符号化方式情報を含む必要がある。物理リソースは、時間周波数領域リソースであり、LTE(Long Term Evolution,ロングタームエボリューション)システムにおけるPRB(physical resource block,物理リソースブロック)位置であってもよい。変調符号化方式は、QPSK(Quadrature Phase Shift Keying,4位相偏移変調)又は1/2符号化等であってもよい。非同期伝送を実現するために、非同期伝送パラメータは、物理リソースフレームの長さ情報を更に含む必要がある。基地局により受信されるアップリンク情報の精度を高くするために、非同期伝送パラメータ情報は、物理リソースを用いてデータを伝送する条件に関する情報、すなわちどの無線ベアラデータが物理リソース上で伝送され得るか、を更に含んでいてもよい。チャネルリソースを節約するために、非同期伝送パラメータ情報は、基地局により物理リソースを送信するために使用される期間を示すために用いられる期間情報、すなわちどのくらいの頻度で物理リソースが送信され得るか、又は何回物理リソースが送信され得るか、を更に含んでいてもよい。物理リソースフレームの任意の部分の長さ情報及び/又は物理リソースフレームの全長情報は、実際の要件に従って設定されることができ、その結果物理リソースフレームに従って設定される非同期伝送フレームの長さは、基地局により受信が許可されたフレームの長さになる。非同期伝送パラメータ情報は、物理リソースと関連付けられた識別子を更に含んでいてもよい。本明細書においては、これに限定されない。
上記実施形態において説明されたように、基地局は、非同期伝送フレームを用いることにより非同期伝送パラメータ情報に従って端末により送信された第1のアップリンク情報を受信する。実際の用途において、非同期伝送フレームは、プリアンブルを伝送するために用いられる物理ランダムアクセスチャネルPRACHリソース部を更に含んでいてもよい。或いは、非同期伝送フレームが送信される場合は、物理ランダムアクセスチャネルPRACHリソースも送信される。PRACHリソースは、プリアンブルを伝送するために用いられる。具体的な説明は、下記で与えられる。図を参照すると、本発明の一実施形態による基地局の別の実施形態は、下記のユニットを含む。
要件に従って非同期伝送パラメータを決定した後に、基地局はまず、非同期伝送パラメータ情報を端末に送信する。或いは、端末は、プロトコル設定等の別の様態で、基地局のものと同じ非同期伝送パラメータ情報を取得してもよい。シグナリング交換を実現するために、非同期伝送パラメータは、物理リソース情報及び変調符号化方式情報を含む必要がある。物理リソースは、時間周波数領域リソースであり、LTE(Long Term Evolution,ロングタームエボリューション)システムにおけるPRB(physical resource block,物理リソースブロック)位置であってもよい。変調符号化方式は、QPSK(Quadrature Phase Shift Keying,4位相偏移変調)又は1/2符号化等であってもよい。非同期伝送を実現するために、非同期伝送パラメータは、物理リソースフレームの長さ情報を更に含む必要がある。基地局により受信されるアップリンク情報の精度を高くするために、非同期伝送パラメータ情報は、物理リソースを用いてデータを伝送する条件に関する情報、すなわちどの無線ベアラデータが物理リソース上で伝送され得るか、を更に含んでいてもよい。チャネルリソースを節約するために、非同期伝送パラメータ情報は、基地局により物理リソースを送信するために使用される期間を示すために用いられる期間情報、すなわちどのくらいの頻度で物理リソースが送信され得るか、又は何回物理リソースが送信され得るか、を更に含んでいてもよい。物理リソースフレームの任意の部分の長さ情報及び/又は物理リソースフレームの全長情報は、実際の要件に従って設定されることができ、その結果物理リソースフレームに従って設定される非同期伝送フレームの長さは、基地局により受信が許可されたフレームの長さになる。非同期伝送パラメータ情報は、物理リソースと関連付けられた識別子を更に含んでいてもよい。本明細書においては、これに限定されない。
第4の受信ユニット1203は、非同期伝送フレームのPRACHリソース部を用いることにより端末により送信されたプリアンブルを受信するように構成された第5の受信モジュール12031を更に含む。非同期伝送フレームは、フレームヘッダ部、データ伝送部、フレームテール部、及び物理ランダムアクセスチャネルPRACHリソース部を含む。
基地局が端末により送信された第1のアップリンク情報を受信できない場合又は第1のアップリンク情報の内容を上手く解読できない場合、基地局は、ダウンリンク情報を端末に送信する。ダウンリンク情報は、第1のアップリンク情報の否定応答を含む。端末により送信された第1のアップリンク情報を受信できない場合に、基地局がランダムアクセス応答メッセージを端末に直接送信することができることから、第5の送信モジュール12041は任意選択のモジュールであることに留意するものとする。
端末により送信された第1のアップリンク情報を基地局が受信できない場合、基地局は、端末がプリアンブルを基地局に送信することから、さらに、ランダムアクセス応答メッセージを端末に送信してもよい。ランダムアクセス応答メッセージは、端末がバッファステータスレポート又はアップリンクデータを送信することができることを示すために用いられる同期アップリンクグラントメッセージを含む。ランダムアクセス応答メッセージに含まれるアップリンクタイミングアドバンス情報は、端末がアップリンク情報を送信するタイミングを示すために用いられる。
上記実施形態において説明されたように、物理ランダムアクセスチャネルPRACHリソースは非同期伝送フレーム中にあることに留意するものとする。このような方法により、プリアンブル及び非同期伝送フレームは、同じ周波数帯域を有するが、しかし異なる時間を有する。実際の用途においては、PRACHリソース及び非同期伝送フレームが同じ時間を有する限り、PRACHリソースが代わりに独立フレームとして送信されてもよい。このようにして、プリアンブル及び非同期伝送フレームは、同じ時間を有するが、しかし異なる周波数帯域を有する。このような実施形態は、上記実施形態と同様である。本明細書では、詳細は説明されない。
に示されるように、端末は、送信機1301、受信機1302、プロセッサ1303、及びメモリ1304を含む。
本発明の本実施形態におけるアクセスポイントデバイスは、図に示された構成要素よりも多いか、又は少ない構成要素を有していてもよい。2つ以上の構成要素が組み合わされていてもよいし、構成要素の構成や設定が異なっていてもよく、構成要素は、ハードウェア、ソフトウェア、又は1つ若しくは複数の信号処理及び/若しくは特定用途向け集積回路を含むハードウェア及びソフトウェアの組み合わせにて実装されていてもよい。
受信機1302は、送信機1301が第1のアップリンク情報を送信した後に、基地局により送信されたダウンリンク情報を受信するように更に構成されている。ダウンリンク情報は、アップリンクタイミング調整コマンド及び第1のアップリンク情報の肯定応答を含む。基地局への無線リソース制御RRC接続が接続状態にある場合、ダウンリンク情報は、同期アップリンクグラントメッセージ及び/又は端末の識別情報を更に含む。或いは、基地局への無線リソース制御RRC接続がアイドル状態にある場合、ダウンリンク情報は、RRC接続確立メッセージを更に含む。或いは、基地局への無線リソース制御RRC接続が再確立された場合、ダウンリンク情報は、同期アップリンクグラントメッセージ及び/又はRRC接続再確立メッセージを更に含む。
プロセッサ1303は、受信機1302がダウンリンク情報を受信した後に、基地局への無線リソース制御RRC接続が接続状態にある場合、タイミング調整コマンドを適用し、タイミング調整タイマを開始するように更に構成されている。
送信機1301は、受信機1302がダウンリンク情報を受信した後に、同期アップリンクグラントメッセージに従って、第2のアップリンク情報を基地局に送信し、第2のアップリンク情報がデータ情報を含むか、又は、基地局への無線リソース制御RRC接続がアイドル状態にある場合、RRC接続確立メッセージに従って、第2のアップリンク情報を基地局に送信し、第2のアップリンク情報がRRC接続確立完了メッセージを含むか、又は、基地局への無線リソース制御RRC接続が再確立状態にある場合、RRC接続再確立メッセージに従って、第2のアップリンク情報を基地局に送信し、第2のアップリンク情報がRRC接続再確立完了メッセージ及びデータ情報を含む、ように更に構成されている。
図4〜図6に示された実施形態は、機能モジュールの観点から、基地局の特定の構造を説明する。下記は、図8に示された実施形態を用いることにより、ハードウェアの観点から、基地局の特定の構造を説明する。
に示されるように、基地局デバイスは、受信機1401、送信機1402、プロセッサ1403、及びメモリ1404を含む。
本発明の本実施形態に含まれる基地局デバイスは、図に示された構成要素よりも多いか、又は少ない構成要素を有していてもよい。2つ以上の構成要素が組み合わされていてもよいし、構成要素の構成や設定が異なっていてもよく、構成要素は、ハードウェア、ソフトウェア、又は1つ若しくは複数の信号処理及び/若しくは特定用途向け集積回路を含むハードウェア及びソフトウェアの組み合わせにて実装されていてもよい。
別の実施形態において、プロセッサ1403は、非同期伝送パラメータ情報を決定するように構成されている。非同期伝送パラメータ情報は、物理リソース情報、変調符号化方式情報、及び物理リソースフレームフォーマット情報を含み、物理リソースフレームフォーマット情報は、物理リソースフレームの長さ情報を含む。非同期伝送パラメータ情報は、物理リソースを用いてデータを伝送する条件に関する情報及び期間情報を更に含む。物理リソースフレームの長さ情報は、フレームヘッダ部、データ伝送部、又はフレームテール部のうちの少なくとも1つの長さ情報、及び/又は物理リソースフレームの全長情報を含む。
別の実施形態において、プロセッサ1403は、非同期伝送パラメータ情報を決定するように構成されている。非同期伝送パラメータ情報は、物理リソース情報、変調符号化方式情報、及び物理リソースフレームフォーマット情報を含み、物理リソースフレームフォーマット情報は、物理リソースフレームの長さ情報を含む。非同期伝送パラメータ情報は、非同期伝送フレーム中の物理リソースを用いてデータを伝送する条件に関する情報及び期間情報を更に含む。物理リソースフレームの長さ情報は、フレームヘッダ部、データ伝送部、又はフレームテール部のうちの少なくとも1つの長さ情報、及び/又は物理リソースフレームの全長情報を含む。
受信機1401は、非同期伝送フレームのPRACHリソース部を用いることにより端末により送信されたプリアンブルを受信するように更に構成されている。非同期伝送フレームは、フレームヘッダ部、データ伝送部、フレームテール部、及び物理ランダムアクセスチャネルPRACHリソース部を含む。
要件に従って非同期伝送パラメータを決定した後に、基地局はまず、非同期伝送パラメータ情報を端末に送信する。或いは、端末は、プロトコル設定等の別の様態で、基地局のものと同じ非同期伝送パラメータ情報を取得してもよい。シグナリング交換を実現するために、非同期伝送パラメータは、物理リソース情報及び変調符号化方式情報を含む必要がある。物理リソースは、時間周波数領域リソースであり、LTE(Long Term Evolution,ロングタームエボリューション)システムにおけるPRB(physical resource block,物理リソースブロック)位置であってもよい。変調符号化方式は、QPSK(Quadrature Phase Shift Keying,4位相偏移変調)又は1/2符号化等であってもよい。非同期伝送を実現するために、非同期伝送パラメータは、物理リソースフレームの長さ情報を更に含む必要がある。基地局により受信されるアップリンク情報の精度を高くするために、非同期伝送パラメータ情報は、物理リソースを用いてデータを伝送する条件に関する情報、すなわちどの無線ベアラデータが物理リソース上で伝送され得るか、を更に含んでいてもよい。チャネルリソースを節約するために、非同期伝送パラメータ情報は、基地局により物理リソースを送信するために使用される期間を示すために用いられる期間情報、すなわちどのくらいの頻度で物理リソースが送信され得るか、又は何回物理リソースが送信され得るか、を更に含んでいてもよい。物理リソースフレームの任意の部分の長さ情報及び/又は物理リソースフレームの全長情報は、実際の要件に従って設定されることができ、その結果物理リソースフレームに従って設定される非同期伝送フレームの長さは、基地局により受信が許可されたフレームの長さになる。非同期伝送パラメータ情報は、物理リソースと関連付けられた識別子を更に含んでいてもよい。本明細書においては、これに限定されない。
上記実施形態において説明されたように、端末は、非同期伝送フレームを用いることにより、非同期伝送パラメータ情報に従って、第1のアップリンク情報を基地局に送信する。実際の用途において、非同期伝送フレームは、プリアンブルを伝送するために用いられる物理ランダムアクセスチャネルPRACHリソース部を更に含んでいてもよい。或いは、非同期伝送フレームが送信される場合は、物理ランダムアクセスチャネルPRACHリソースも送信される。PRACHリソースは、プリアンブルを伝送するために用いられる。具体的な説明は、下記で与えられる。図11を参照すると、本発明の一実施形態による非同期アップリンク伝送のための方法の別の実施形態は、下記のステップを含む。
要件に従って非同期伝送パラメータを決定した後に、基地局はまず、非同期伝送パラメータ情報を端末に送信する。或いは、端末は、プロトコル設定等の別の様態で、基地局のものと同じ非同期伝送パラメータ情報を取得してもよい。シグナリング交換を実現するために、非同期伝送パラメータは、物理リソース情報及び変調符号化方式情報を含む必要がある。物理リソースは、時間周波数領域リソースであり、LTE(Long Term Evolution,ロングタームエボリューション)システムにおけるPRB(physical resource block,物理リソースブロック)位置であってもよい。変調符号化方式は、QPSK(Quadrature Phase Shift Keying,4位相偏移変調)又は1/2符号化等であってもよい。非同期伝送を実現するために、非同期伝送パラメータは、物理リソースフレームの長さ情報を更に含む必要がある。基地局により受信されるアップリンク情報の精度を高くするために、非同期伝送パラメータ情報は、物理リソースを用いてデータを伝送する条件に関する情報、すなわちどの無線ベアラデータが物理リソース上で伝送され得るか、を更に含んでいてもよい。チャネルリソースを節約するために、非同期伝送パラメータ情報は、基地局により物理リソースを送信するために使用される期間を示すために用いられる期間情報、すなわちどのくらいの頻度で物理リソースが送信され得るか、又は何回物理リソースが送信され得るか、を更に含んでいてもよい。物理リソースフレームの任意の部分の長さ情報及び/又は物理リソースフレームの全長情報は、実際の要件に従って設定されることができ、その結果物理リソースフレームに従って設定される非同期伝送フレームの長さは、基地局により受信が許可されたフレームの長さになる。非同期伝送パラメータ情報は、物理リソースと関連付けられた識別子を更に含んでいてもよい。本明細書においては、これに限定されない。
端末により送信された第1のアップリンク情報を基地局が受信できない場合、基地局は、端末がプリアンブルを基地局に送信することから、さらに、ランダムアクセス応答メッセージを端末に送信してもよい。ランダムアクセス応答メッセージは、端末がバッファステータスレポート又はアップリンクデータを送信することができることを示すために用いられる同期アップリンクグラントメッセージを含む。ランダムアクセス応答メッセージに含まれるアップリンクタイミングアドバンス情報は、端末がアップリンク情報を送信するタイミングを示すために用いられる。
要件に従って非同期伝送パラメータを決定した後に、基地局はまず、非同期伝送パラメータ情報を端末に送信する。或いは、端末は、プロトコル設定等の別の様態で、基地局のものと同じ非同期伝送パラメータ情報を取得してもよい。シグナリング交換を実現するために、非同期伝送パラメータは、物理リソース情報及び変調符号化方式情報を含む必要がある。物理リソースは、時間周波数領域リソースであり、LTE(Long Term Evolution,ロングタームエボリューション)システムにおけるPRB(physical resource block,物理リソースブロック)位置であってもよい。変調符号化方式は、QPSK(Quadrature Phase Shift Keying,4位相偏移変調)又は1/2符号化等であってもよい。非同期伝送を実現するために、非同期伝送パラメータは、物理リソースフレームの長さ情報を更に含む必要がある。基地局により受信されるアップリンク情報の精度を高くするために、非同期伝送パラメータ情報は、物理リソースを用いてデータを伝送する条件に関する情報、すなわちどの無線ベアラデータが物理リソース上で伝送され得るか、を更に含んでいてもよい。チャネルリソースを節約するために、非同期伝送パラメータ情報は、基地局により物理リソースを送信するために使用される期間を示すために用いられる期間情報、すなわちどのくらいの頻度で物理リソースが送信され得るか、又は何回物理リソースが送信され得るか、を更に含んでいてもよい。物理リソースフレームの任意の部分の長さ情報及び/又は物理リソースフレームの全長情報は、実際の要件に従って設定されることができ、その結果物理リソースフレームに従って設定される非同期伝送フレームの長さは、基地局により受信が許可されたフレームの長さになる。非同期伝送パラメータ情報は、物理リソースと関連付けられた識別子を更に含んでいてもよい。本明細書においては、これに限定されない。
上記実施形態において説明されたように、基地局は、非同期伝送フレームを用いることにより非同期伝送パラメータ情報に従って端末により送信された第1のアップリンク情報を受信する。実際の用途において、非同期伝送フレームは、プリアンブルを伝送するために用いられる物理ランダムアクセスチャネルPRACHリソース部を更に含んでいてもよい。或いは、非同期伝送フレームが送信される場合は、物理ランダムアクセスチャネルPRACHリソースも送信される。PRACHリソースは、プリアンブルを伝送するために用いられる。具体的な説明は、下記で与えられる。図14を参照すると、本発明の一実施形態による非同期アップリンク伝送のための方法の別の実施形態は、下記のステップを含む。
要件に従って非同期伝送パラメータを決定した後に、基地局はまず、非同期伝送パラメータ情報を端末に送信する。或いは、端末は、プロトコル設定等の別の様態で、基地局のものと同じ非同期伝送パラメータ情報を取得してもよい。シグナリング交換を実現するために、非同期伝送パラメータは、物理リソース情報及び変調符号化方式情報を含む必要がある。物理リソースは、時間周波数領域リソースであり、LTE(Long Term Evolution,ロングタームエボリューション)システムにおけるPRB(physical resource block,物理リソースブロック)位置であってもよい。変調符号化方式は、QPSK(Quadrature Phase Shift Keying,4位相偏移変調)又は1/2符号化等であってもよい。非同期伝送を実現するために、非同期伝送パラメータは、物理リソースフレームの長さ情報を更に含む必要がある。基地局により受信されるアップリンク情報の精度を高くするために、非同期伝送パラメータ情報は、物理リソースを用いてデータを伝送する条件に関する情報、すなわちどの無線ベアラデータが物理リソース上で伝送され得るか、を更に含んでいてもよい。チャネルリソースを節約するために、非同期伝送パラメータ情報は、基地局により物理リソースを送信するために使用される期間を示すために用いられる期間情報、すなわちどのくらいの頻度で物理リソースが送信され得るか、又は何回物理リソースが送信され得るか、を更に含んでいてもよい。物理リソースフレームの任意の部分の長さ情報及び/又は物理リソースフレームの全長情報は、実際の要件に従って設定されることができ、その結果物理リソースフレームに従って設定される非同期伝送フレームの長さは、基地局により受信が許可されたフレームの長さになる。非同期伝送パラメータ情報は、物理リソースと関連付けられた識別子を更に含んでいてもよい。本明細書においては、これに限定されない。
602:非同期伝送フレームのPRACHリソース部を用いることにより端末により送信されたプリアンブルを受信する。非同期伝送フレームは、フレームヘッダ部、データ伝送部、フレームテール部、及び物理ランダムアクセスチャネルPRACHリソース部を含む。
端末により送信された第1のアップリンク情報を基地局が受信できない場合、基地局は、端末がプリアンブルを基地局に送信することから、さらに、ランダムアクセス応答メッセージを端末に送信してもよい。ランダムアクセス応答メッセージは、端末がバッファステータスレポート又はアップリンクデータを送信することができることを示すために用いられる同期アップリンクグラントメッセージを含む。ランダムアクセス応答メッセージに含まれるアップリンクタイミングアドバンス情報は、端末がアップリンク情報を送信するタイミングを示すために用いられる。
上記実施形態において説明されたように、物理ランダムアクセスチャネルPRACHリソースは非同期伝送フレーム中にあることに留意するものとする。このような方法により、プリアンブル及び非同期伝送フレームは、同じ周波数帯域を有するが、しかし異なる時間を有する。実際の用途においては、PRACHリソース及び非同期伝送フレームが同じ時間を有する限り、PRACHリソースが代わりに独立フレームとして送信されてもよい。このようにして、プリアンブル及び非同期伝送フレームは、同じ時間を有するが、しかし異なる周波数帯域を有する。このような実施形態は、上記実施形態と同様である。本明細書では、詳細は説明されない。

Claims (40)

  1. 非同期アップリンク伝送のための方法であって、
    基地局のものと同じ非同期伝送パラメータ情報を取得するステップであり、前記非同期伝送パラメータ情報が、物理リソース情報、変調符号化方式情報、及び物理リソースフレームフォーマット情報を含み、前記物理リソースフレームフォーマット情報が、物理リソースフレームの長さ情報を含む、ステップと、
    前記物理リソースフレームフォーマット情報に従って、非同期伝送フレームの長さを決定するステップと、
    前記非同期伝送フレームを用いることにより、前記非同期伝送パラメータ情報に従って、第1のアップリンク情報を前記基地局に送信するステップとを含む、方法。
  2. 前記基地局への無線リソース制御RRC接続が接続状態にある場合、前記第1のアップリンク情報が、バッファステータスレポート、データ情報、又は端末識別子のうちの少なくとも1つを含むか、或いは、
    前記基地局への無線リソース制御RRC接続がアイドル状態にある場合、前記第1のアップリンク情報が、RRC接続リクエストメッセージ、データ情報、又は端末識別子のうちの少なくとも1つを含むか、或いは、
    前記基地局への無線リソース制御RRC接続が再確立された場合、前記第1のアップリンク情報が、RRC接続再確立リクエストメッセージ、データ情報、バッファステータスレポート、又は端末識別子のうちの少なくとも1つを含む、請求項1に記載の方法。
  3. 前記非同期伝送パラメータ情報が、物理リソースを用いてデータを伝送する条件に関する情報を更に含み、
    前記非同期伝送フレームを用いることにより、前記非同期伝送パラメータ情報に従って、第1のアップリンク情報を前記基地局に送信する前記ステップが、
    前記物理リソースを用いてデータを伝送する前記条件を満たすデータ情報に関して、前記非同期伝送フレームのデータ伝送部を用いることにより、前記第1のアップリンク情報を前記基地局に送信するステップを含む、請求項1又は2に記載の方法。
  4. 前記物理リソースフレームの前記長さ情報が、
    フレームヘッダ部、データ伝送部、又はフレームテール部のうちの少なくとも1つの長さ情報、及び/又は前記物理リソースフレームの全長情報を含む、請求項1又は2に記載の方法。
  5. 前記非同期伝送パラメータ情報が、物理リソース使用期間を示すために用いられる期間情報を更に含む、請求項1又は2に記載の方法。
  6. 前記非同期伝送フレームを用いることにより、前記非同期伝送パラメータ情報に従って、第1のアップリンク情報を前記基地局に送信する前記ステップの後に、当該方法が、
    前記基地局により送信されたダウンリンク情報を受信するステップであり、前記ダウンリンク情報が、アップリンクタイミング調整コマンド及び前記第1のアップリンク情報の肯定応答を含む、ステップを更に含み、
    前記基地局への前記無線リソース制御RRC接続が接続状態にある場合、前記ダウンリンク情報が、同期アップリンクグラントメッセージ及び/又は前記端末の識別情報を更に含むか、或いは、
    前記基地局への前記無線リソース制御RRC接続がアイドル状態にある場合、前記ダウンリンク情報が、RRC接続確立メッセージを更に含むか、或いは、
    前記基地局への前記無線リソース制御RRC接続が再確立された場合、前記ダウンリンク情報が、同期アップリンクグラントメッセージ及び/又はRRC接続再確立メッセージを更に含む、請求項2に記載の方法。
  7. 前記基地局により送信されたダウンリンク情報を受信する前記ステップの後に、当該方法が、
    前記基地局への前記無線リソース制御RRC接続が接続状態にある場合、タイミング調整コマンドを適用し、タイミング調整タイマを開始し、前記同期アップリンクグラントメッセージに従って第2のアップリンク情報を前記基地局に送信するステップであり、前記第2のアップリンク情報が前記データ情報を含む、ステップか、又は、
    前記基地局への前記無線リソース制御RRC接続がアイドル状態にある場合、前記RRC接続確立メッセージに従って、第2のアップリンク情報を前記基地局に送信するステップであり、前記第2のアップリンク情報がRRC接続確立完了メッセージを含む、ステップか、又は、
    前記基地局への前記無線リソース制御RRC接続が再確立された場合、前記RRC接続再確立メッセージに従って、第2のアップリンク情報を前記基地局に送信するステップであり、前記第2のアップリンク情報がRRC接続再確立完了メッセージ及び/又は前記データ情報を含む、ステップを更に含む、請求項6に記載の方法。
  8. 前記非同期伝送フレームが、物理ランダムアクセスチャネルPRACHリソース部を更に含み、前記非同期伝送フレームを用いることにより、前記非同期伝送パラメータ情報に従って、第1のアップリンク情報を前記基地局に送信する前記ステップの前に、当該方法が、
    プリアンブルを取得するステップを更に含み、
    前記非同期伝送フレームを用いることにより、前記非同期伝送パラメータ情報に従って、第1のアップリンク情報を前記基地局に送信する前記ステップが、
    前記PRACHリソース部を用いることにより、前記プリアンブルを前記基地局に送信するステップを更に含み、
    前記PRACHリソース部を用いることにより、前記プリアンブルを前記基地局に送信する前記ステップの後に、当該方法が、
    前記基地局により送信されたランダムアクセス応答メッセージを受信するステップであり、前記ランダムアクセス応答メッセージが同期アップリンクグラント情報及びアップリンクタイミングアドバンス情報を含む、ステップと、
    前記ランダムアクセス応答メッセージを適用し、第2のアップリンク情報を前記基地局に送信するステップであり、前記第2のアップリンク情報が前記データ情報を含む、ステップとを更に含む、請求項1又は2に記載の方法。
  9. 当該方法が、
    プリアンブルを取得するステップと、
    物理ランダムアクセスチャネルPRACHリソースを用いることにより、前記プリアンブルを前記基地局に送信するステップであり、前記物理ランダムアクセスチャネルPRACHリソース及び前記非同期伝送フレームが時間領域において位置合わせされている、ステップとを更に含み、
    前記物理ランダムアクセスチャネルPRACHリソースを用いることにより、前記プリアンブルを前記基地局に送信する前記ステップの後に、当該方法が、
    前記基地局により送信されたランダムアクセス応答メッセージを受信するステップであり、前記ランダムアクセス応答メッセージが同期アップリンクグラント情報及びアップリンクタイミングアドバンス情報を含む、ステップと、
    前記ランダムアクセス応答メッセージを適用し、第2のアップリンク情報を前記基地局に送信するステップであり、前記第2のアップリンク情報が前記データ情報を含む、ステップとを更に含む、請求項1又は2に記載の方法。
  10. 基地局のものと同じ非同期伝送パラメータ情報を取得する前記ステップが、
    無線リソース制御RRCレイヤメッセージを受信する様態、媒体アクセス制御レイヤメッセージを受信する様態、物理レイヤメッセージを受信する様態、又はプロトコル予備設定の様態のうちの少なくとも1つの様態で前記非同期伝送パラメータ情報を取得するステップを含む、請求項1から9のいずれか一項に記載の方法。
  11. 非同期アップリンク伝送のための方法であって、
    非同期伝送パラメータ情報を決定するステップであり、前記非同期伝送パラメータ情報が、物理リソース情報、変調符号化方式情報、及び物理リソースフレームフォーマット情報を含み、前記物理リソースフレームフォーマット情報が、物理リソースフレームの長さ情報を含む、ステップと、
    非同期伝送フレームを用いることにより前記非同期伝送パラメータに従って端末により送信された第1のアップリンク情報を受信するステップとを含む、方法。
  12. 前記端末と基地局との間の無線リソース制御RRC接続が接続状態にある場合、前記第1のアップリンク情報が、バッファステータスレポート、データ情報、又は端末識別子のうちの少なくとも1つを含むか、或いは、
    前記端末と基地局との間の無線リソース制御RRC接続がアイドル状態にある場合、前記第1のアップリンク情報が、RRC接続リクエストメッセージ、データ情報、又は端末識別子のうちの少なくとも1つを含むか、或いは、
    前記端末と基地局との間の無線リソース制御RRC接続が再確立状態にある場合、前記第1のアップリンク情報が、RRC接続再確立リクエストメッセージ、データ情報、バッファステータスレポート、又は端末識別子のうちの少なくとも1つを含む、請求項11に記載の方法。
  13. 前記非同期伝送パラメータ情報が、物理リソースを用いてデータを伝送する条件に関する情報を更に含み、
    非同期伝送フレームを用いることにより前記非同期伝送パラメータに従って端末により送信された第1のアップリンク情報を受信する前記ステップが、
    前記物理リソースを用いてデータを伝送する前記条件を満たすデータ情報に関して前記非同期伝送フレームのデータ伝送部を用いることにより送信された前記第1のアップリンク情報を受信するステップを含む、請求項11又は12に記載の方法。
  14. 前記物理リソースフレームの前記長さ情報が、
    フレームヘッダ部、データ伝送部、又はフレームテール部のうちの少なくとも1つの長さ情報、及び/又は前記物理リソースフレームの全長情報を含む、請求項11又は12に記載の方法。
  15. 前記非同期伝送パラメータ情報が、物理リソース使用期間を示すために用いられる期間情報を更に含む、請求項11又は12に記載の方法。
  16. 非同期伝送フレームを用いることにより前記非同期伝送パラメータに従って端末により送信された第1のアップリンク情報を受信する前記ステップの後に、当該方法が、
    ダウンリンク情報を前記端末に送信するステップであり、前記ダウンリンク情報が、アップリンクタイミング調整コマンド及び前記第1のアップリンク情報の肯定応答を含む、ステップを更に含み、
    前記端末と前記基地局との間の前記無線リソース制御RRC接続が接続状態にある場合、前記ダウンリンク情報が、同期アップリンクグラントメッセージ及び/又は前記端末の識別情報を更に含むか、或いは、
    前記端末と前記基地局との間の前記無線リソース制御RRC接続がアイドル状態にある場合、前記ダウンリンク情報が、RRC接続確立メッセージを更に含むか、或いは、
    前記端末と前記基地局との間の前記無線リソース制御RRC接続が再確立状態にある場合、前記ダウンリンク情報が、同期アップリンクグラントメッセージ及び/又はRRC接続再確立メッセージを更に含む、請求項12に記載の方法。
  17. ダウンリンク情報を前記端末に送信する前記ステップの後に、当該方法が、
    前記端末と前記基地局との間の前記無線リソース制御RRC接続が接続状態にある場合、前記同期アップリンクグラントメッセージに従って前記端末により送信された第2のアップリンク情報を受信するステップであり、前記第2のアップリンク情報が前記データ情報を含む、ステップか、又は、
    前記端末と前記基地局との間の前記無線リソース制御RRC接続がアイドル状態にある場合、前記RRC接続確立メッセージに従って前記端末により送信された第2のアップリンク情報を受信するステップであり、前記第2のアップリンク情報がRRC接続確立完了メッセージを含む、ステップか、又は、
    前記端末と前記基地局との間の前記無線リソース制御RRC接続が再確立された場合、前記RRC接続再確立メッセージに従って前記端末により送信された第2のアップリンク情報を受信するステップであり、前記第2のアップリンク情報がRRC接続再確立完了メッセージ及び/又は前記データ情報を含む、ステップを更に含む、請求項16に記載の方法。
  18. 前記非同期伝送フレームが、物理ランダムアクセスチャネルPRACHリソース部を更に含み、非同期伝送フレームを用いることにより前記非同期伝送パラメータに従って端末により送信された第1のアップリンク情報を受信する前記ステップが、
    前記PRACHリソース部を用いることにより前記端末により送信されたプリアンブルを受信するステップと、
    ランダムアクセス応答メッセージを前記端末に送信するステップであり、前記ランダムアクセス応答メッセージが同期アップリンクグラント情報及びアップリンクタイミングアドバンス情報を含む、ステップと、
    前記端末により送信された第2のアップリンク情報を受信するステップであり、前記第2のアップリンク情報が前記データ情報を含む、ステップとを更に含む、請求項11又は12に記載の方法。
  19. 当該方法が、
    ランダムアクセスチャネルPRACHリソースを用いることにより前記端末により送信されたプリアンブルを受信するステップであり、前記物理ランダムアクセスチャネルPRACHリソース及び前記非同期伝送フレームが時間領域において位置合わせされている、ステップと、
    ランダムアクセス応答メッセージを前記端末に送信するステップであり、前記ランダムアクセス応答メッセージが同期アップリンクグラント情報及びアップリンクタイミングアドバンス情報を含む、ステップと、
    前記端末により送信された第2のアップリンク情報を受信するステップであり、前記第2のアップリンク情報が前記データ情報を含む、ステップとを更に含む、請求項11又は12に記載の方法。
  20. 非同期伝送パラメータ情報を決定する前記ステップの後に、当該方法が、
    無線リソース制御RRCレイヤメッセージを送信する様態、媒体アクセス制御レイヤメッセージを送信する様態、物理レイヤメッセージを送信する様態、又はプロトコル予備設定の様態のうちの少なくとも1つの様態で前記非同期伝送パラメータ情報を前記端末に通知するステップを更に含む、請求項11から19のいずれか一項に記載の方法。
  21. 端末であって、
    基地局のものと同じ非同期伝送パラメータ情報を取得するように構成された第1の取得ユニットであり、前記非同期伝送パラメータ情報が、物理リソース情報、変調符号化方式情報、及び物理リソースフレームフォーマット情報を含み、前記物理リソースフレームフォーマット情報が、物理リソースフレームの長さ情報を含む、第1の取得ユニットと、
    前記物理リソースフレームフォーマット情報に従って、非同期伝送フレームの長さを決定するように構成された第1の決定ユニットと、
    前記非同期伝送フレームを用いることにより、前記非同期伝送パラメータ情報に従って、第1のアップリンク情報を前記基地局に送信するように構成された第1の送信ユニットとを備える、端末。
  22. 前記基地局への無線リソース制御RRC接続が接続状態にある場合、前記第1のアップリンク情報が、バッファステータスレポート、データ情報、又は端末識別子のうちの少なくとも1つを含むか、或いは、
    前記基地局への無線リソース制御RRC接続がアイドル状態にある場合、前記第1のアップリンク情報が、RRC接続リクエストメッセージ、データ情報、又は端末識別子のうちの少なくとも1つを含むか、或いは、
    前記基地局への無線リソース制御RRC接続が再確立された場合、前記第1のアップリンク情報が、RRC接続再確立リクエストメッセージ、データ情報、バッファステータスレポート、又は端末識別子のうちの少なくとも1つを含む、請求項21に記載の端末。
  23. 前記非同期伝送パラメータ情報が、物理リソースを用いてデータを伝送する条件に関する情報を更に含み、
    前記第1の送信ユニットが、
    前記物理リソースを用いてデータを伝送する前記条件を満たすデータ情報に関して、前記非同期伝送フレームのデータ伝送部を用いることにより、前記第1のアップリンク情報を前記基地局に送信するように構成された第1の送信モジュールを備える、請求項21又は22に記載の端末。
  24. 前記物理リソースフレームの前記長さ情報が、
    フレームヘッダ部、データ伝送部、又はフレームテール部のうちの少なくとも1つの長さ情報、及び/又は前記物理リソースフレームの全長情報を含む、請求項21又は22に記載の端末。
  25. 前記非同期伝送パラメータ情報が、物理リソース使用期間を示すために用いられる期間情報を更に含む、請求項21又は22に記載の端末。
  26. 前記非同期伝送フレームを用いることにより、前記非同期伝送パラメータ情報に従って、前記第1のアップリンク情報が前記基地局に送信された後に、当該端末が、
    前記基地局により送信されたダウンリンク情報を受信するように構成された第1の受信ユニットであり、前記ダウンリンク情報が、アップリンクタイミング調整コマンド及び前記第1のアップリンク情報の肯定応答を含む、第1の受信ユニットを更に含み、
    前記基地局への前記無線リソース制御RRC接続が接続状態にある場合、前記ダウンリンク情報が、同期アップリンクグラントメッセージ及び/又は前記端末の識別情報を更に含むか、或いは、
    前記基地局への前記無線リソース制御RRC接続がアイドル状態にある場合、前記ダウンリンク情報が、RRC接続確立メッセージを更に含むか、或いは、
    前記基地局への前記無線リソース制御RRC接続が再確立された場合、前記ダウンリンク情報が、同期アップリンクグラントメッセージ及び/又はRRC接続再確立メッセージを更に含む、請求項22に記載の端末。
  27. 前記基地局により送信された前記ダウンリンク情報が受信された後に、当該端末が、
    前記基地局への前記無線リソース制御RRC接続が接続状態にある場合、タイミング調整コマンドを適用し、タイミング調整タイマを開始するように構成された第1の適用ユニットと、
    前記基地局への前記無線リソース制御RRC接続が接続状態にある場合、前記同期アップリンクグラントメッセージに従って第2のアップリンク情報を前記基地局に送信し、前記第2のアップリンク情報が前記データ情報を含むか、或いは、
    前記基地局への前記無線リソース制御RRC接続がアイドル状態にある場合、前記RRC接続確立メッセージに従って、第2のアップリンク情報を前記基地局に送信し、前記第2のアップリンク情報がRRC接続確立完了メッセージを含むか、或いは、
    前記基地局への前記無線リソース制御RRC接続が再確立された場合、前記RRC接続再確立メッセージに従って、第2のアップリンク情報を前記基地局に送信し、前記第2のアップリンク情報がRRC接続再確立完了メッセージ及び/又は前記データ情報を含む、ように構成された第2の送信ユニットとを更に備える、請求項26に記載の端末。
  28. 前記非同期伝送フレームが、物理ランダムアクセスチャネルPRACHリソース部を更に含み、前記非同期伝送フレームを用いることにより、前記非同期伝送パラメータ情報に従って、前記第1のアップリンク情報が前記基地局に送信される前に、当該端末が、
    プリアンブルを取得するように構成された第2の取得ユニットを更に備え、
    前記第1の送信ユニットが、
    前記PRACHリソース部を用いることにより、前記プリアンブルを前記基地局に送信するように構成された第2の送信モジュールを更に備え、
    前記PRACHリソース部を用いることにより、前記プリアンブルが前記基地局に送信された後に、当該端末が、
    前記基地局により送信されたランダムアクセス応答メッセージを受信するように構成された第2の受信ユニットであり、前記ランダムアクセス応答メッセージが同期アップリンクグラント情報及びアップリンクタイミングアドバンス情報を含む、第2の受信ユニットと、
    前記ランダムアクセス応答メッセージを適用するように構成された第2の適用ユニットと、
    第2のアップリンク情報を前記基地局に送信するように構成された第3の送信ユニットであり、前記第2のアップリンク情報が前記データ情報を含む、第3の送信ユニットとを更に備える、請求項21又は22に記載の端末。
  29. 当該端末が、
    プリアンブルを取得するように構成された第3の取得ユニットを更に備え、
    前記第1の送信モジュールが、
    物理ランダムアクセスチャネルPRACHリソースを用いることにより、前記プリアンブルを前記基地局に送信するように構成された第3の送信モジュールであり、前記物理ランダムアクセスチャネルPRACHリソース及び前記非同期伝送フレームが時間領域において位置合わせされている、第3の送信モジュールを更に備え、
    物理ランダムアクセスチャネルPRACHリソースを用いることにより、前記プリアンブルが前記基地局に送信された後に、当該端末が、
    前記基地局により送信されたランダムアクセス応答メッセージを受信するように構成された第3の受信ユニットであり、前記ランダムアクセス応答メッセージが同期アップリンクグラント情報及びアップリンクタイミングアドバンス情報を含む、第3の受信ユニットと、
    前記ランダムアクセス応答メッセージを適用するように構成された第3の適用ユニットと、
    第2のアップリンク情報を前記基地局に送信するように構成された第4の送信ユニットであり、前記第2のアップリンク情報が前記データ情報を含む、第4の送信ユニットとを更に備える、請求項21又は22に記載の端末。
  30. 前記第1の取得ユニットが、
    無線リソース制御RRCレイヤメッセージを受信する様態、媒体アクセス制御レイヤメッセージを受信する様態、物理レイヤメッセージを受信する様態、又はプロトコル予備設定の様態のうちの少なくとも1つの様態で前記非同期伝送パラメータ情報を取得するように構成された第1の取得モジュールを更に備える、請求項21から29のいずれか一項に記載の端末。
  31. 基地局であって、
    非同期伝送パラメータ情報を決定するように構成された第2の決定ユニットであり、前記非同期伝送パラメータ情報が、物理リソース情報、変調符号化方式情報、及び物理リソースフレームフォーマット情報を含み、前記物理リソースフレームフォーマット情報が、物理リソースフレームの長さ情報を含む、第2の決定ユニットと、
    非同期伝送フレームを用いることにより前記非同期伝送パラメータに従って端末により送信された第1のアップリンク情報を受信するように構成された第4の受信ユニットとを備える、基地局。
  32. 前記端末と当該基地局との間の無線リソース制御RRC接続が接続状態にある場合、前記第1のアップリンク情報が、バッファステータスレポート、データ情報、又は端末識別子のうちの少なくとも1つを含むか、或いは、
    前記端末と当該基地局との間の無線リソース制御RRC接続がアイドル状態にある場合、前記第1のアップリンク情報が、RRC接続リクエストメッセージ、データ情報、又は端末識別子のうちの少なくとも1つを含むか、或いは、
    前記端末と当該基地局との間の無線リソース制御RRC接続が再確立状態にある場合、前記第1のアップリンク情報が、RRC接続再確立リクエストメッセージ、データ情報、バッファステータスレポート、又は端末識別子のうちの少なくとも1つを含む、請求項31に記載の基地局。
  33. 前記非同期伝送パラメータ情報が、物理リソースを用いてデータを伝送する条件に関する情報を更に含み、
    前記第4の受信ユニットが、
    前記物理リソースを用いてデータを伝送する前記条件を満たすデータ情報に関して前記非同期伝送フレームのデータ伝送部を用いることにより送信された前記第1のアップリンク情報を受信するように構成された第4の受信モジュールを備える、請求項31又は32に記載の基地局。
  34. 前記物理リソースフレームの前記長さ情報が、
    フレームヘッダ部、データ伝送部、又はフレームテール部のうちの少なくとも1つの長さ情報、及び/又は前記物理リソースフレームの全長情報を含む、請求項31又は32に記載の基地局。
  35. 前記非同期伝送パラメータ情報が、物理リソース使用期間を示すために用いられる期間情報を更に含む、請求項31又は32に記載の基地局。
  36. 前記非同期伝送フレームを用いることにより前記非同期伝送パラメータに従って前記端末により送信された前記第1のアップリンク情報が受信された後に、当該基地局が、
    ダウンリンク情報を前記端末に送信するように構成された第5の送信ユニットであり、前記ダウンリンク情報が、アップリンクタイミング調整コマンド及び前記第1のアップリンク情報の肯定応答を含む、第5の送信ユニットを更に備え、
    前記端末と当該基地局との間の前記無線リソース制御RRC接続が接続状態にある場合、前記ダウンリンク情報が、同期アップリンクグラントメッセージ及び/又は前記端末の識別情報を更に含むか、或いは、
    前記端末と当該基地局との間の前記無線リソース制御RRC接続がアイドル状態にある場合、前記ダウンリンク情報が、RRC接続確立メッセージを更に含むか、或いは、
    前記端末と当該基地局との間の前記無線リソース制御RRC接続が再確立状態にある場合、前記ダウンリンク情報が、同期アップリンクグラントメッセージ及び/又はRRC接続再確立メッセージを更に含む、請求項32に記載の基地局。
  37. 前記ダウンリンク情報が前記端末に送信された後に、当該基地局が、
    前記端末と当該基地局との間の前記無線リソース制御RRC接続が接続状態にある場合、前記同期アップリンクグラントメッセージに従って前記端末により送信された第2のアップリンク情報を受信し、前記第2のアップリンク情報が前記データ情報を含むか、或いは、
    前記端末と当該基地局との間の前記無線リソース制御RRC接続がアイドル状態にある場合、前記RRC接続確立メッセージに従って前記端末により送信された第2のアップリンク情報を受信し、前記第2のアップリンク情報がRRC接続確立完了メッセージを含むか、或いは、
    前記端末と当該基地局との間の前記無線リソース制御RRC接続が再確立された場合、前記RRC接続再確立メッセージに従って前記端末により送信された第2のアップリンク情報を受信し、前記第2のアップリンク情報がRRC接続再確立完了メッセージ及び/又は前記データ情報を含む、ように構成された第5の受信ユニットを更に備える、請求項36に記載の基地局。
  38. 前記非同期伝送フレームが、物理ランダムアクセスチャネルPRACHリソース部を更に含み、前記第4の受信ユニットが、
    前記PRACHリソース部を用いることにより前記端末により送信されたプリアンブルを受信するように構成された第5の受信モジュールと、
    ランダムアクセス応答メッセージを前記端末に送信するように構成された第6の送信ユニットであり、前記ランダムアクセス応答メッセージが同期アップリンクグラント情報及びアップリンクタイミングアドバンス情報を含む、第6の送信ユニットと、
    前記端末により送信された第2のアップリンク情報を受信するように構成された第6の受信ユニットであり、前記第2のアップリンク情報が前記データ情報を含む、第6の受信ユニットとを更に備える、請求項31又は32に記載の基地局。
  39. 当該基地局が、
    ランダムアクセスチャネルPRACHリソースを用いることにより前記端末により送信されたプリアンブルを受信し、ただし前記物理ランダムアクセスチャネルPRACHリソース及び前記非同期伝送フレームが時間領域において位置合わせされており、
    ランダムアクセス応答メッセージを前記端末に送信し、ただし前記ランダムアクセス応答メッセージが同期アップリンクグラント情報及びアップリンクタイミングアドバンス情報を含み、
    前記端末により送信された第2のアップリンク情報を受信し、ただし前記第2のアップリンク情報が前記データ情報を含む、ように構成された第7の受信ユニットを更に備える、請求項31又は32に記載の基地局。
  40. 前記非同期伝送パラメータ情報が決定された後に、当該基地局が、
    無線リソース制御RRCレイヤメッセージを送信する様態、媒体アクセス制御レイヤメッセージを送信する様態、物理レイヤメッセージを送信する様態、又はプロトコル予備設定の様態のうちの少なくとも1つの様態で前記非同期伝送パラメータ情報を前記端末に通知するように構成された通知ユニットを更に備える、請求項31から39のいずれか一項に記載の基地局。
JP2017540233A 2015-01-30 2015-01-30 非同期アップリンク伝送のための方法、端末、及び基地局 Pending JP2018507629A (ja)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
PCT/CN2015/071971 WO2016119228A1 (zh) 2015-01-30 2015-01-30 一种异步上行的方法、终端及基站

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2018507629A true JP2018507629A (ja) 2018-03-15

Family

ID=56542222

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017540233A Pending JP2018507629A (ja) 2015-01-30 2015-01-30 非同期アップリンク伝送のための方法、端末、及び基地局

Country Status (6)

Country Link
US (1) US10491420B2 (ja)
EP (1) EP3244674B1 (ja)
JP (1) JP2018507629A (ja)
CN (2) CN112073150B (ja)
AU (1) AU2015380135B2 (ja)
WO (1) WO2016119228A1 (ja)

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN112073150B (zh) * 2015-01-30 2022-08-09 华为技术有限公司 一种异步上行的方法、终端及基站
CN112654095B (zh) * 2017-01-05 2022-10-25 华为技术有限公司 传输数据的方法、网络设备和终端设备
CN110419245B (zh) 2017-03-24 2022-01-04 联发科技股份有限公司 通过随机存取过程请求应需***信息的装置及方法
BR112019019944A2 (pt) 2017-03-24 2020-04-28 Mediatek Inc aparelhos e métodos para identificação de feixe através do canal de acesso aleatório físico (prach) e utilização eficiente de recursos prach
WO2019215675A1 (en) * 2018-05-10 2019-11-14 Telefonaktiebolaget Lm Ericsson (Publ) Fallback for random access early data transmission
CN111132332A (zh) * 2018-10-31 2020-05-08 华硕电脑股份有限公司 使用预配置上行链路资源进行传送的方法和设备

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012530434A (ja) * 2009-06-18 2012-11-29 パナソニック株式会社 移動通信における改良されたランダムアクセス手順
JP2013516815A (ja) * 2009-12-31 2013-05-13 ▲ホア▼▲ウェイ▼技術有限公司 コンテンションベースのリソース構成方法および装置
JP2013545329A (ja) * 2010-09-30 2013-12-19 パナソニック株式会社 複数のアップリンク・コンポーネント・キャリアに関するタイミング・アドバンス構成
JP2014504099A (ja) * 2010-12-21 2014-02-13 ブラックベリー リミテッド Mtcデバイスのためのrachプロシージャおよび電力レベル
JP2014511640A (ja) * 2011-03-08 2014-05-15 パナソニック株式会社 複数のコンポーネント・キャリアに関する伝搬遅延差レポート

Family Cites Families (21)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2183862B1 (en) * 2007-07-18 2018-04-18 Marvell World Trade Ltd. Wireless network with simultaneous uplink transmission of independent data from multiple client stations
CN101222240B (zh) * 2008-01-22 2013-01-16 上海师范大学 异步ds-cdma盲多用户检测的粒子滤波方法
CN101568176B (zh) * 2008-04-23 2012-07-04 中兴通讯股份有限公司 上行同步实现方法
WO2011019168A2 (en) * 2009-08-13 2011-02-17 Samsung Electronics Co., Ltd. Method and apparatus for transmitting reference signals in communication systems
CN102014476B (zh) * 2009-10-10 2013-09-04 电信科学技术研究院 上行同步方法、***和设备
CN102118189B (zh) * 2009-12-31 2016-07-27 华为技术有限公司 一种基于竞争资源的配置方法和装置
CN102118799B (zh) * 2009-12-31 2015-01-21 华为技术有限公司 一种基于竞争资源的配置方法和装置
CN102118236B (zh) * 2009-12-31 2014-04-02 华为技术有限公司 一种基于竞争资源的反馈方法和装置
US8953516B2 (en) * 2010-03-04 2015-02-10 The Chamberlain Group, Inc. Facilitating asynchronous transmissions using a protocol having asynchronous and synchronous portions
US9002393B2 (en) * 2011-03-09 2015-04-07 Interdigital Patent Holdings, Inc. Desynchronized network access in M2M networks
CN103096489B (zh) * 2011-10-27 2016-06-15 普天信息技术研究院有限公司 一种载波聚合增强中随机接入的实现方法
US9094988B2 (en) * 2012-01-17 2015-07-28 Qualcomm Incorporated Method and apparatus for performing random access on a secondary carrier
CN103249167B (zh) * 2012-02-01 2016-12-21 华为技术有限公司 物理随机接入信道接入方法、基站和用户设备
CN103260251B (zh) * 2012-02-17 2016-06-15 华为技术有限公司 数据传输方法、基站及用户设备
CN102651907B (zh) * 2012-05-03 2014-12-31 华为技术有限公司 一种上行传输处理方法、基站和用户设备
CN103716883B (zh) * 2012-09-28 2017-05-24 上海贝尔股份有限公司 基于eNB对其用户设备的上行资源进行控制的方法与设备
CN105873227A (zh) * 2013-09-27 2016-08-17 电信科学技术研究院 上行调度请求方法、上行调度方法及其设备
CN104780617B (zh) * 2014-01-09 2019-09-17 中兴通讯股份有限公司 一种非竞争随机接入方法、节点设备及***
US20150245307A1 (en) * 2014-02-21 2015-08-27 Qualcomm Incorporated Ul out-of-synchronization for a secondary cell carrying pucch
CN112073150B (zh) * 2015-01-30 2022-08-09 华为技术有限公司 一种异步上行的方法、终端及基站
US10631330B2 (en) * 2015-04-03 2020-04-21 Qualcomm Incorporated Random access procedures under coverage limitations

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012530434A (ja) * 2009-06-18 2012-11-29 パナソニック株式会社 移動通信における改良されたランダムアクセス手順
JP2013516815A (ja) * 2009-12-31 2013-05-13 ▲ホア▼▲ウェイ▼技術有限公司 コンテンションベースのリソース構成方法および装置
JP2013545329A (ja) * 2010-09-30 2013-12-19 パナソニック株式会社 複数のアップリンク・コンポーネント・キャリアに関するタイミング・アドバンス構成
JP2014504099A (ja) * 2010-12-21 2014-02-13 ブラックベリー リミテッド Mtcデバイスのためのrachプロシージャおよび電力レベル
JP2014511640A (ja) * 2011-03-08 2014-05-15 パナソニック株式会社 複数のコンポーネント・キャリアに関する伝搬遅延差レポート

Non-Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Title
3GPP: "TS 36.213 V12.4.0 (2014-12)", EVOLVED UNIVERSAL TERRESTRIAL RADIO ACCESS (E-UTRA);PHYSICAL LAYER PROCEDURES (RELEASE 12), JPN6019013648, 7 January 2015 (2015-01-07), pages 41 - 43, ISSN: 0004018070 *

Also Published As

Publication number Publication date
EP3244674B1 (en) 2020-04-29
CN112073150B (zh) 2022-08-09
US10491420B2 (en) 2019-11-26
EP3244674A4 (en) 2018-01-17
WO2016119228A1 (zh) 2016-08-04
US20170331639A1 (en) 2017-11-16
CN107534952A (zh) 2018-01-02
CN112073150A (zh) 2020-12-11
AU2015380135A1 (en) 2017-09-07
AU2015380135B2 (en) 2018-11-01
CN107534952B (zh) 2020-09-08
EP3244674A1 (en) 2017-11-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6960443B2 (ja) 無線通信システムにおけるランダムアクセス手順のmsg3送信を改善するための方法及び装置
US11706814B2 (en) Communications device, infrastructure equipment and methods
TWI680689B (zh) 資料提前傳送方法及使用者設備
CN110945957B (zh) 执行随机接入过程的方法和装置
CN108293260B (zh) 用于等待时间减少的随机接入过程
JP2022540393A (ja) 大きいランダムアクセス応答(rar)ウィンドウサイズをサポートするためのランダムアクセス手順方法
US10491420B2 (en) Method, terminal, and base station for asynchronous uplink transmission
CN116235603A (zh) 用于小数据传输的方法和装置
US9426826B1 (en) Contention resolution for an orthogonal frequency-division multiplexing wireless access node
US10201030B2 (en) Device and method of handling dual connectivity
JP2024069386A (ja) アップリンク伝送方法及び装置
JP2023543071A (ja) 端末装置、ネットワーク装置及び通信の方法
JP2023536002A (ja) データ送信のための方法および装置
WO2015161455A1 (zh) 数据传输方法和装置
WO2014059666A1 (zh) 通信方法和设备
US12022517B2 (en) Non-scheduling resource based data sending method and apparatus thereof
JP7456551B2 (ja) 信号の送受信方法、装置及び通信システム
US20200068624A1 (en) Data sending method and apparatus thereof
WO2019158096A1 (zh) 随机接入过程中传输数据的方法和装置
CN116208298A (zh) 一种通信方法及设备
CN114342465A (zh) 无线通信的方法和终端设备

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170908

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20170908

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20180831

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20180918

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20181218

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20190423

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190611

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20191029