JP2018506220A - マルチキャストブロック確認応答のための方法および装置 - Google Patents

マルチキャストブロック確認応答のための方法および装置 Download PDF

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Abstract

マルチキャストされたブロック確認応答フレームを生成し解釈するステップを含むワイヤレス通信のための方法が開示される。アグリゲートされた確認応答情報の存在を示し、個々の局に関する確認応答情報を抽出するためにグループ識別子および装置識別子が使用される。

Description

以下の説明は概して通信システムに関し、より詳細には、確認応答方式のための方法および装置に関する。
ワイヤレス通信システムに要求される帯域幅要件の増加の問題に対処するために、高いデータスループットを達成しながら、複数のユーザ端末がチャネルリソースを共有することによって単一のアクセスポイントと通信することを可能にするために、様々な方式が開発されている。限定された通信リソースでは、アクセスポイントと複数の端末との間を通過するトラフィックの量を減らすことが望ましい。たとえば、アクセスポイントが複数の端末からの送信に対して確認応答するとき、すべての送信の確認応答を完了するためのトラフィックの量を最小限に抑えることが望ましい。したがって、複数の端末からの送信に対して確認応答するための改良されたプロトコルが必要である。
一態様では、通信方法が提供される。この方法は概して、複数の装置のうちの1つまたは複数から1回または複数回の送信を受信するステップと、少なくとも複数の装置に関連するグループ識別子と受信された1回または複数回の送信に基づく確認応答情報とを少なくとも含む確認応答メッセージを生成するステップであって、確認応答メッセージが、確認応答メッセージにおける確認応答情報の存在を示す1つまたは複数のビットを含む、ステップと、確認応答メッセージを複数の装置に送信するステップとを含む。
一態様では、通信のための装置が提供される。この装置は概して、複数の装置のうちの1つまたは複数から1回または複数回の送信を受信するように構成されたレシーバと、少なくとも複数の装置に関連するグループ識別子と受信された1回または複数回の送信に基づく確認応答情報とを少なくとも含む確認応答メッセージを生成するように構成された処理システムであって、確認応答メッセージが、確認応答メッセージにおける確認応答情報の存在を示す1つまたは複数のビットを含む処理システムと、確認応答メッセージを複数の装置に送信するように構成されたトランスミッタとを含む。
別の態様では、この装置は概して、複数の装置のうちの1つまたは複数から1回または複数回の送信を受信するための手段と、少なくとも複数の装置に関連するグループ識別子と受信された1回または複数回の送信に基づく確認応答情報とを少なくとも含む確認応答メッセージを生成するための手段であって、確認応答メッセージが、確認応答メッセージにおける確認応答情報の存在を示す1つまたは複数のビットを含む手段と、確認応答メッセージを複数の装置に送信するための手段とを含む。
別の態様によれば、コンピュータプログラム製品が提供される。このコンピュータプログラム製品は概して、装置によって実行された場合に、装置に方法を実行させるコンピュータ実行可能な命令が記憶されたコンピュータ可読媒体を含む。この方法は概して、複数の装置のうちの1つまたは複数から1回または複数回の送信を受信するステップと、少なくとも複数の装置に関連するグループ識別子と受信された1回または複数回の送信に基づく確認応答情報とを少なくとも含む確認応答メッセージを生成するステップであって、確認応答メッセージが、確認応答メッセージにおける確認応答情報の存在を示す1つまたは複数のビットを含む、ステップと、確認応答メッセージを複数の装置に送信するステップとを含む。
別の態様では、ワイヤレスノードが提供される。このワイヤレスノードは概して、少なくとも1つのアンテナと、複数の装置のうちの1つまたは複数から少なくとも1つのアンテナを介して1回または複数回の送信を受信するように構成されたレシーバと、少なくとも複数の装置に関連するグループ識別子と受信された1回または複数回の送信に基づく確認応答情報とを少なくとも含む確認応答メッセージを生成するように構成された処理システムであって、確認応答メッセージが、確認応答メッセージにおける確認応答情報の存在を示す1つまたは複数のビットを含む処理システムと、少なくとも1つのアンテナを介して確認応答メッセージを複数の装置に送信するように構成されたトランスミッタとを含む。
一態様では、通信方法が提供される。この方法は概して、複数の装置のうちの1つからワイヤレスノードにデータを送信するステップと、ワイヤレスノードから確認応答メッセージを受信するステップであって、確認応答メッセージが、少なくとも複数の装置に関連するグループ識別子と確認応答情報とを少なくとも含み、確認応答メッセージが、確認応答メッセージにおける確認応答情報の存在を示す1つまたは複数のビットを含む、ステップと、グループ識別子および確認応答情報に少なくとも部分的に基づいて複数の装置のうちの1つに関する確認応答情報を判定するステップとを含む。
別の態様では、通信のための装置が提供される。この装置は、グループ識別子に関連する複数の装置のうちの1つであり、概して、ワイヤレスノードにデータを送信するように構成されたトランスミッタと、ワイヤレスノードから確認応答メッセージを受信するように構成されたレシーバであって、確認応答メッセージが、少なくともグループ識別子と確認応答情報とを含み、確認応答メッセージが、確認応答メッセージにおける確認応答情報の存在を示す1つまたは複数のビットとを含むレシーバと、グループ識別子および確認応答情報に少なくとも部分的に基づいて装置に関する確認応答情報を判定するように構成された処理システムとを含む。
別の態様では、この装置は概して、ワイヤレスノードにデータを送信するための手段と、ワイヤレスノードから確認応答メッセージを受信するための手段であって、確認応答メッセージが、少なくともグループ識別子と確認応答情報とを含み、確認応答メッセージが、確認応答メッセージにおける確認応答情報の存在を示す1つまたは複数のビットとを含む手段と、グループ識別子および確認応答情報に少なくとも部分的に基づいて装置に関する確認応答情報を判定するための手段とを含む。
別の態様によれば、コンピュータプログラム製品が提供される。このコンピュータプログラム製品は概して、グループ識別子に関連する複数の装置のうちの1つである装置によって実行された場合に、装置に方法を実行させるコンピュータ実行可能な命令が記憶されたコンピュータ可読媒体を含む。この方法は概して、ワイヤレスノードにデータを送信するステップと、ワイヤレスノードから確認応答メッセージを受信するステップであって、確認応答メッセージが、少なくともグループ識別子と確認応答情報とを含み、確認応答メッセージが、確認応答メッセージにおける確認応答情報の存在を示す1つまたは複数のビットとを含むステップと、グループ識別子および確認応答情報に少なくとも部分的に基づいて装置に関する確認応答情報を判定するステップとを含む。
別の態様では、アクセス端末が提供される。このアクセス端末は概して、少なくとも1つのアンテナと、少なくとも1つのアンテナを介してワイヤレスノードにデータを送信するように構成されたトランスミッタと、少なくとも1つのアンテナを介してワイヤレスノードから確認応答メッセージを受信するように構成されたレシーバであって、確認応答メッセージが、確認応答情報とアクセス端末および少なくとも1つの他の装置に関連するグループ識別子とを少なくとも含み、確認応答メッセージが、確認応答メッセージにおける確認応答情報の存在を示す1つまたは複数のビットを含むレシーバと、グループ識別子および確認応答情報に少なくとも部分的に基づいてアクセス端末に関する確認応答情報を判定するように構成された処理システムとを含む。
本発明のこれらおよび他の例示的な態様について、後に続く詳細な説明、および添付の図面において説明する。
本開示のいくつかの態様によるワイヤレス通信ネットワークの図である。 本開示のいくつかの態様による、フロントエンド処理システムを含むワイヤレスノードのブロック図である。 本開示のいくつかの態様による、処理システムを含む装置のブロック図である。 本開示のいくつかの態様による通信のタイミング図である。 本開示のいくつかの態様による、絶対装置識別子を含むブロック確認応答フレームを示す図である。 本開示のいくつかの態様による、グループ識別子と相対装置識別子とを含むブロック確認応答フレームの内容および構造を示す図である。 本開示のいくつかの態様による、グループ識別子を含み装置識別子を含まないブロック確認応答フレームの内容および構造を示す図である。 本開示のいくつかの態様による、一態様によるブロック確認応答フレームの内容および構造を示す図である。 本開示のいくつかの態様による、ブロック確認応答制御フィールドの内容および構造を示す図である。 本開示のいくつかの態様による、ブロック確認応答制御フィールドの内容および構造を示す図である。 本開示のいくつかの態様による、ブロック確認応答情報フィールドの内容および構造を示す図である。 本開示のいくつかの態様による、トラフィック当たり識別子情報フィールドの内容および構造を示す図である。 本開示のいくつかの態様による、別の態様によるブロック確認応答情報フィールドの内容および構造を示す図である。 本開示のいくつかの態様による、マルチキャストブロック確認応答を使用する確認応答送信のための方法のフローチャートである。 本開示のいくつかの態様による、アグリゲートされた確認応答情報を受信し解釈するための方法を示すフローチャートである。 本開示のいくつかの態様による、ワイヤレス通信システムにおいて使用される装置の態様を示す図である。 本開示のいくつかの態様による、ワイヤレス通信システムにおいて使用される装置の態様を示す図である。
慣例に従って、いくつかの図面は明快にするために簡略化される場合がある。したがって、図面は、所与の装置(たとえば、デバイス)または方法の構成要素のすべてを示すとは限らない。最後に、同様の参照符号は、本明細書および図を通して同様の特徴を示すために使用される場合がある。
新規のシステム、装置、および方法の様々な態様について、添付の図面を参照しながら以下でさらに十分に説明する。しかし、教示の開示は、多くの異なる形態で具現化されてもよく、本開示全体にわたって提示される特定の構造または機能のいずれかに限定されるものとして解釈されるべきではない。そうではなく、これらの態様は、本開示が綿密で完全なものになり、本開示の範囲を当業者に十分に伝えるようにするために提供されるものである。本明細書の教示に基づいて、本開示の範囲が、本発明の何らかの他の態様とは無関係に実装されるにせよ、本発明の何らの他の態様と組み合わせて実装されるにせよ、本明細書で開示する新規のシステム、装置、および方法のいかなる態様をも包含するものであることを、当業者は諒解されたい。たとえば、本明細書に記載する任意の数の態様を使用して、装置が実装されてもよく、または方法が実施されてもよい。加えて、本発明の範囲は、本明細書に記載する本発明の様々な態様に加えて、またはそれ以外の、他の構造、機能、または構造および機能を使用して実施されるそのような装置または方法を包含するものである。本明細書において開示する任意の態様は、請求項の1つまたは複数の要素によって具現化されてもよいことを理解されたい。
ここで図1を参照して、ワイヤレスネットワークのいくつかの態様を提示する。ワイヤレスネットワーク100は、概してアクセスポイント110および複数のアクセス端末または局(STA)120として指定されたいくつかのワイヤレスノードとともに示されている。各ワイヤレスノードは、受信および/または送信が可能である。以下の詳細な説明では、ダウンリンク通信において、送信ノードを指定するために「アクセスポイント」という用語が使用され、受信ノードを指定するために「アクセス端末」という用語が使用される一方、アップリンク通信において、受信ノードを指定するために「アクセスポイント」という用語が使用され、送信ノードを指定するために「アクセス端末」という用語が使用される。しかしながら、アクセスポイントおよび/またはアクセス端末について他の専門用語または名称が使用されてもよいことを、当業者なら容易に理解するであろう。例として、アクセスポイントについては、基地局、基地トランシーバ局、局、端末、ノード、ワイヤレスノード、アクセスポイントとして動作するアクセス端末、または何らかの他の適切な専門用語が呼称として使用されることがある。アクセス端末については、ユーザ端末、移動局、加入者局、局、ワイヤレスデバイス、端末、ノード、ワイヤレスノード、または何らかの他の適切な専門用語が呼称として使用されることがある。本開示全体にわたって説明する様々なコンセプトは、特定の名称にかかわらず、すべての適切なワイヤレスノードに当てはまるように意図されている。
ワイヤレスネットワーク100は、アクセス端末120用のカバレージを形成するために地理的領域全体に分散している任意の数のアクセスポイントをサポートしてもよい。システムコントローラ130は、アクセスポイントの調整および制御を行い、アクセス端末120が他のネットワーク(たとえば、インターネット)にアクセスできるようにするために使用されてもよい。説明を簡単にするために、1つのアクセスポイント110が示されている。アクセスポイントは一般に、カバレージの地理的領域内のアクセス端末にバックホールサービスを提供する固定の端末である。しかしながら、アクセスポイントは、いくつかの適用例ではモバイルであってもよい。アクセス端末は、固定でもあるいはモバイルであってもよく、アクセスポイントのバックホールサービスを利用するか、または他のアクセス端末とのピアツーピア通信に携わる。アクセス端末の例として、電話(たとえば、セルラー電話)、ラップトップコンピュータ、デスクトップコンピュータ、携帯情報端末(PDA)、デジタルオーディオプレーヤ(たとえば、MP3プレーヤ)、カメラ、ゲームコンソール、または任意の他の適切なワイヤレスノードがある。
ワイヤレスネットワーク100は、MIMO技術をサポートしてもよい。MIMO技術を使用して、アクセスポイント110は、空間分割多元接続(SDMA)を使用して、同時に複数のアクセス端末120と通信してもよい。SDMAは、同時にそれぞれに異なる受信機へ送信される複数のストリームが、同じ周波数チャネルを共有し、結果としてより高いユーザ容量をもたらすことを可能にする、多元接続方式である。これは、各データストリームを空間的にプリコーディングし、次いで空間的にプリコーディングされた各ストリームをダウンリンク上で異なる送信アンテナを通じて送信することによって達成される。空間的にプリコーディングされたデータストリームは、それぞれに異なる空間シグネチャとともにアクセス端末に到着し、それによって、各アクセス端末120が、そのアクセス端末120に向けられたデータストリームを復元することが可能になる。アップリンク上では、各アクセス端末120は、空間的にプリコーディングされたデータストリームを送信し、それにより、アクセスポイント110は、空間的にプリコーディングされた各データストリームのソースを識別できるようになる。本明細書では「プリコーディング」という用語が使用されるが、一般に、データストリームのプリコーディング、符号化、復号、および/またはポストコーディングを行うプロセスを包含するのに「コーディング」という用語が使用されてもよいことに留意されたい。
1つまたは複数のアクセス端末120に複数のアンテナを装備して、一定の機能を可能にすることができる。この構成では、たとえば、複数のアンテナアクセスポイントと通信して帯域幅または送信電力を追加することなくデータスループットを改善するためにアクセスポイント110における複数のアンテナが使用されてもよい。このことは、トランスミッタにおける高データレート信号を、様々な空間シグネチャを伴う複数のより低いレートのデータストリームに分割することによって達成される場合があり、それによって、レシーバはこれらのストリームを複数のチャネルに分離し、ストリームを適切に結合して高レートデータ信号を回復することができる。
以下の開示のいくつかの部分は、MIMO技術もサポートするアクセス端末について説明するが、MIMO技術をサポートしないアクセス端末をサポートするようにアクセスポイント110が構成されてもよい。この手法は、アクセス端末の旧バージョン(すなわち、「レガシー」端末)がワイヤレスネットワークに配備されたままにすることを許容し、その有効寿命を延ばす一方で、新しいMIMOアクセス端末を適宜に導入することを可能にすることができる。
以下の詳細な説明では、本開示の様々な態様について、直交周波数分割多重(OFDM)のような任意の適切なワイヤレス技術をサポートするMIMOシステムに言及しながら説明する。OFDMは、正確な周波数で離間した複数のサブキャリアを介してデータを配信する拡散スペクトル技法である。離間は、レシーバがサブキャリアからデータを復元できるようにする「直交性」を実現する。OFDMシステムは、IEEE 802.11または何らかの他のエアインターフェース規格を実装してもよい。他の適切なワイヤレス技術には、例として、符号分割多元接続(CDMA)、時分割多元接続(TDMA)もしくは任意の他の適切なワイヤレス技術、または適切なワイヤレス技術の任意の組合せがある。CDMAシステムは、IS-2000、IS-95、IS-856、広帯域CDMA(WCDMA(登録商標))、または何らかの他の適切なエアインターフェース規格を実装してもよい。TDMAシステムは、Global System for Mobile Communications(GSM(登録商標))、または何らかの他の適切なエアインターフェース規格を実装してもよい。当業者なら容易に諒解するように、本開示の様々な態様は、任意の特定のワイヤレス技術および/またはエアインターフェース規格に限定されない。
ワイヤレスノードには、ワイヤレスノードがアクセスポイントであるかそれともアクセス端末であるかにかかわらず、ワイヤレスノードと共有ワイヤレスチャネルとのインターフェースをとるためのすべての物理的仕様および電気的仕様を実装する物理(PHY)レイヤと、共有ワイヤレスチャネルへのアクセスを調整する媒体アクセス制御(MAC)レイヤと、例として、音声コーデックおよびマルチメディアコーデック、ならびにグラフィックス処理を含む様々なデータ処理機能を実行するアプリケーションレイヤとを含む階層構造を利用するプロトコルが実装されてもよい。任意の特定のアプリケーションにはさらなるプロトコルレイヤ(たとえば、ネットワークレイヤ、トランスポートレイヤ)が必要になる場合がある。いくつかの構成では、ワイヤレスノードは、アクセスポイントとアクセス端末との間または2つのアクセス端末間の中継ポイントとして働くことがあり、したがって、アプリケーションレイヤを必要としない場合がある。当業者は、特定の用途とシステム全体に課せられた全体的な設計制約とに応じて任意のワイヤレスノードに関する適切なプロトコルを容易に実装することができよう。
ワイヤレスノードが送信モードであるとき、アプリケーションレイヤは、データを処理し、データをパケットとして分割し、データパケットをMACレイヤに供給する。MACレイヤは、MACパケットをアセンブルし、アプリケーションレイヤからの各データパケットは、MACパケットのペイロードによって伝送される。あるいは、MACパケットのペイロードは、アプリケーションレイヤからのデータパケットのフラグメントを伝送してもあるいは複数のデータパケットを伝送してもよい。各MACパケットは、MACヘッダとエラー検出コードとを含む。MACパケットは、MACプロトコルデータユニット(MPDU)と呼ばれることもあるが、MACパケットには、フレーム、パケット、タイムスロット、セグメント、または任意の他の適切な名称が呼称として使用されてもよい。
MACは、送信を行うことを決定すると、MACパケットのブロックをPHYレイヤに供給する。PHYレイヤは、MACパケットのブロックをペイロードとしてアセンブルし、プリアンブルを付加することによって、PHYパケットをアセンブルする。以下においてより詳細に説明するように、PHYレイヤは、様々な信号処理機能(たとえば、変調、コーディング、空間処理など)を実行する役目も果たす。プリアンブルは、物理レイヤコンバージェンスプロトコル(PLCP)と呼ばれることもあり、PHYパケットの開始位置を検出し、トランスミッタのノードデータブロックに同期するために受信ノードによって使用される。PHYパケットは、物理レイヤプロトコルデータユニット(PLPDU)と呼ばれることもあるが、PHYパケットには、フレーム、パケット、タイムスロット、セグメント、または任意の他の適切な名称が呼称として使用されてもよい。
ワイヤレスノードが受信モードであるとき、処理は逆転される。すなわち、PHYレイヤは、ワイヤレスチャネルからの着信PHYパケットを検出する。プリアンブルは、PHYレイヤがPHYパケットにロックインし、様々な信号処理機能(たとえば、復調、復号、空間処理など)を実行するのを可能にする。処理の後で、PHYレイヤは、PHYパケットのペイロードにおいて伝送されるMACパケットのブロックを復元し、MACパケットをMACレイヤに供給する。
MACレイヤは、MACパケットごとにエラー検出コードをチェックし、パケットが首尾よく復号されたかどうかを判定する。MACパケットに関するエラー検出コードが、パケットの復号に成功したことを示す場合、MACパケットのペイロードがアプリケーションレイヤに供給される。MACパケットに関するエラー検出コードが、パケットの復号に失敗したことを示す場合、MACパケットは破棄される。どのデータパケットの復号に成功したかを示すブロック確認応答(BACK)が送信ノードに送り返される場合もある。送信ノードは、BACKを使用して、再送を必要とするデータパケットがもしあればどのデータパケットであるかを判定する。
図2は、PHYレイヤの信号処理機能の一例を示す概念ブロック図である。送信モードでは、TXデータプロセッサ202が、MACレイヤからデータを受信し、データを符号化(たとえば、ターボコーディング)して、受信ノードにおける前方誤り訂正(FEC)を容易にするために使用されてもよい。符号化プロセスの結果、コードシンボルのシーケンスが得られ、このシーケンスが、変調シンボルのシーケンスを作成するために、TXデータプロセッサ202によってブロック化され信号コンスタレーションにマップされてもよい。
OFDMを実装するワイヤレスノードでは、TXデータプロセッサ202からの変調シンボルがOFDM変調器204に供給されてもよい。OFDM変調器204は、変調シンボルを並列ストリームに分割する。各ストリームは、次いでOFDMサブキャリアにマップされ、次いで逆高速フーリエ変換(IFFT)を使用して合成され、変調シンボルの空間処理を実行するTX空間プロセッサ204が作成される。このことは、変調シンボルをOFDM変調器206に供給する前に変調シンボルを空間的にプリコーディングすることによって実現されてもよい。
OFDM変調器206は、変調シンボルを並列ストリームに分割する。各ストリームは、次いでOFDMサブキャリアにマップされ、次いで逆高速フーリエ変換(IFFT)を使用して合成され、時間領域OFDMストリームが作成される。空間的にプリコーディングされた各OFDMストリームは次いで、それぞれのトランシーバ208a〜208nを介して異なるアンテナ210a〜210nに供給される。各トランシーバ208a〜208nは、プリコーディングされたそれぞれのストリームを含むRFキャリアをワイヤレスチャネルを介して送信できるように変調する。
受信モードでは、各トランシーバ208a〜208nは、そのそれぞれのアンテナ210a〜210nを通じて信号を受信する。各トランシーバ208a〜208nは、RFキャリア上に変調された情報を復元し、この情報をOFDM復調器220に供給するのに使用されてもよい。
RX空間プロセッサ222は、情報に対して空間処理を実行して、ワイヤレスノード200に向けられたあらゆる空間ストリームを復元する。空間処理は、チャネル相関行列反転(CCMI)、最小平均2乗誤差(MMSE)、ソフト干渉消去(SIC)または何らかの他の適切な技法に従って実行されてもよい。複数の空間ストリームがワイヤレスノード200に向けられている場合、それらはRX空間プロセッサ222によって合成されてもよい。
OFDMを実装するワイヤレスノードでは、トランシーバ208a〜208nからのストリーム(または合成ストリーム)がOFDM復調器220に供給される。OFDM復調器220はストリーム(または合成ストリーム)を、高速フーリエ変換(FFT)を使用して時間領域から周波数領域に変換する。周波数領域信号は、OFDM信号のサブキャリアごとに別個のストリームを含む。OFDM復調器220は、各サブキャリア上で伝送されたデータ(すなわち、変調シンボル)を復元し、このデータを復調シンボルのストリームとして多重化し、その後このストリームをRX空間プロセッサ222に送る。
RX空間プロセッサ222は、情報に対して空間処理を実行して、ワイヤレスノード200に向けられたあらゆる空間ストリームを復元する。空間処理は、チャネル相関行列反転(CCMI)、最小平均2乗誤差(MMSE)、ソフト干渉消去(SIC)または何らかの他の適切な技法に従って実行されてもよい。複数の空間ストリームがワイヤレスノード200に向けられている場合、それらはRX空間プロセッサ222によって合成されてもよい。
変調シンボルを信号コンスタレーションにおける適正なポイントまで翻訳し戻すのにRXデータプロセッサ224が使用されてもよい。ワイヤレスチャネルにおける雑音および他の障害が原因で、変調シンボルは、元の信号コンスタレーションにおけるポイントの正確な位置に対応していないことがある。RXデータプロセッサ224は、受信ポイントと信号コンスタレーションにおける有効なシンボルの位置との間の最小距離を見つけることによって、どの変調シンボルが送信された可能性が最も高いかを検出する。ターボコードの場合、たとえば、所与の変調シンボルに関連付けられたコードシンボルの対数尤度比(LLR)を計算するために、これらの軟判定が使用されてもよい。次いで、RXデータプロセッサ224は、MACレイヤにデータを与える前に、最初に送信されたデータを復号するために、コードシンボルLLRのシーケンスを使用する。
図3は、ワイヤレスノードにおける処理システム300のハードウェア構成の一例を示す概念図を示している。この例では、処理システム300には、バス302によって概略的に表されるバスアーキテクチャが実装されてもよい。バス302は、処理システム300の特定の適用例および全体的な設計制約に応じて、任意の数の相互接続するバスおよびブリッジを含んでもよい。バスは、プロセッサ304、コンピュータ可読媒体306およびバスインターフェース308を含む様々な回路をリンクする。バスインターフェース308は、とりわけネットワークアダプタ310を処理システム300にバス302を介して接続するために使用されてもよい。ネットワークアダプタ310は、PHYレイヤの信号処理機能を実装するのに使用されてもよい。アクセス端末110(図1参照)の場合において、ユーザインターフェース312(たとえば、キーパッド、ディスプレイ、マウス、ジョイスティック、など)もバスインターフェース308を介してバスに接続されてよい。バス302は、当該技術分野において周知であり、したがって、これ以上説明することはない、タイミング源、周辺装置、電圧調整器、電力管理回路などの様々な他の回路をリンクしてもよい。
プロセッサ304は、バスを管理すること、およびコンピュータ可読媒体306上に記憶されたソフトウェアの実行を含む全般的な処理を担当する。プロセッサ304には、1つまたは複数の汎用および/または専用プロセッサが実装されてもよい。プロセッサの例には、マイクロプロセッサ、マイクロコントローラ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、プログラマブル論理デバイス(PLD)、ステートマシン、ゲート論理、個別ハードウェア回路、および本開示全体にわたって説明される種々の機能を実行するように構成された他の適切なハードウェアが含まれる。
処理システムの中の1つまたは複数のプロセッサは、ソフトウェアを実行してもよい。ソフトウェアは、ソフトウェア、ファームウェア、ミドルウェア、マイクロコード、ハードウェア記述言語、他の名称のいずれで呼ばれるかにかかわらず、命令、命令セット、コード、コードセグメント、プログラムコード、プログラム、サブプログラム、ソフトウェアモジュール、アプリケーション、ソフトウェアアプリケーション、ソフトウェアパッケージ、ルーチン、サブルーチン、オブジェクト、実行ファイル、実行スレッド、プロシージャ、関数などを意味するように広く解釈されるべきである。
ソフトウェアは、コンピュータ可読媒体上に存在してもよい。コンピュータ可読媒体は、例として、磁気記憶デバイス(たとえば、ハードディスク、フロッピー(登録商標)ディスク、磁気ストリップ)、光ディスク(たとえば、コンパクトディスク(CD)、デジタル多用途ディスク(DVD))、スマートカード、フラッシュメモリデバイス(たとえば、カード、スティック、キードライブ)、ランダムアクセスメモリ(RAM)、読取り専用メモリ(ROM)、プログラマブルROM(PROM)、消去可能PROM(EPROM)、電気的消去可能PROM(EEPROM)、レジスタ、リムーバブルディスク、搬送波、伝送線路、信号、あるいはソフトウェアを記憶または送信するための任意の他の適切な媒体を含んでもよい。コンピュータ可読媒体は、処理システムに存在してもよく、または処理システムの外部に存在してもよく、処理システムを含む多数のエンティティにわたって分散されてもよい。コンピュータ可読媒体は、コンピュータプログラム製品において具現される場合がある。例として、コンピュータプログラム製品は、パッケージング材料にコンピュータ可読媒体を含めてもよい。
図3に示すハードウェア実装形態において、コンピュータ可読媒体306は、プロセッサ304とは別個の、処理システム300の一部として示されている。ただし、当業者なら容易に諒解するように、機械可読媒体306、またはその任意の一部が、処理システム300の外部に位置してもよい。例として、コンピュータ可読媒体306は、伝送線路、データによって変調された搬送波、信号、および/またはワイヤレスノードとは別個のコンピュータ製品を含んでよく、これらはすべて、バスインターフェース308を介してプロセッサ304によってアクセスされてもよい。代替的に、または追加として、コンピュータ可読媒体306、またはその任意の一部が、キャッシュおよび/または一般的レジスタファイルの場合と同様に、プロセッサ304に組み込まれてもよい。同様に、バスインターフェース308、ネットワークアダプタ310、およびユーザインターフェース312は処理システム300の内部に位置してもあるいは外部に位置してもよい。
処理システム300は、1つまたは複数のプロセッサを用いて実装され得る。1つまたは複数のプロセッサは、汎用マイクロプロセッサ、マイクロプロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、プログラマブルロジックデバイス(PLD)、コントローラ、状態機械、論理ゲート、個別のハードウェアコンポーネント、専用ハードウェア有限状態機械、または、計算もしくは情報の他の操作を実行し得る任意の他の適切なエンティティの任意の組合せを用いて実装され得る。
図4は、タイミング図400を示す。このタイミング図には、1つのアクセスポイントが複数の局に関連付けられたシステムが示されている。たとえば、このシステムは、少なくとも局1と、局2と、局3と、局4とを含む。もちろん、システムに含まれる局はこれよりも多くてもあるいは少なくてもよい。図示のように、局1は、アクセスポイントにデータを送信する機会を要求する送信要求403をアクセスポイントに送ってもよい。要求に応答して、アクセスポイントは局1に確認応答405を送ってもよい。局4は、アクセスポイントに送信要求407を送ってもよい。アクセスポイントは、局4への確認応答409によって応答してもよい。アクセスポイントは、様々な送信要求403および407を受信しそれに対して確認応答した後、局1および局4が送信開始メッセージ411自体内の情報に従ってデータの送信を開始できることを示す送信開始メッセージ411をマルチキャストしてもよい。局1および局4は、送信開始メッセージ411に応答して、アクセスポイントへのそれぞれのデータメッセージ413および415の送信を開始する。上述のように、アクセスポイントは、複数のアンテナを有してもよく、両方の局から同時に送信情報を受信することが可能であってもよい。別の態様では、送信開始メッセージ411は、局1および局4がデータメッセージを送信する単一のフレーム内の様々な時間を示してもよい。したがって、それぞれのデータメッセージ413および415は、それぞれに異なる時間に受信されてもよい。アクセスポイントは、それぞれのデータメッセージ413および415を受信した後、各局に確認応答を送ってもよい。後述のように、両方の局に関する確認応答情報のすべてを含む単一のブロック確認応答メッセージ417を局1および局4に送ると有利である場合がある。マルチキャストブロック確認応答を使用すると、別々の確認応答メッセージを各局に送る場合と比較して、オーバーヘッドが軽減される場合がある。さらに、後述のように、IEEE802.11などの通信規格に対する広範な修正なしにマルチキャストブロック確認応答が実施されてもよい。
図5は、絶対装置識別子を含むブロック確認応答メッセージを示す図である。ブロック確認応答メッセージ501は、局1に関連する絶対装置識別子511から始まる。一態様では、局1に関連する絶対装置識別子511は、アクセスポイントに関連する局のうちの局1 511を一意に指すことができる。絶対装置識別子は、関連付け時にアクセスポイントによって局に割り当てられてもよい。たとえば、絶対装置識別子は、関連付け識別子(AID)であってもよい。関連付け識別子はたとえば、12ビットとすることができる。別の例では、11ビットが使用される。別の態様では、局1に関連する絶対装置識別子511は、アクセスポイントに関連する局およびアクセスポイントに関連しない局のうちの局1 511を一意に指すことができる。絶対装置識別子は、製造業者によって局に割り当てられ、局のハードウェアに記憶されてもよい。より詳細には、絶対装置識別子は、アクセスポイントとの関連付けよりも前に局に割り当てられてもよい。たとえば、絶対装置識別子は、メディアアクセス制御(MAC)アドレスであってもよい。メディアアクセス制御アドレスはたとえば、48ビットとすることができる。
ブロック確認応答メッセージ501では、次に、局1に関する確認応答情報531がある。確認応答情報は、たとえば、局からアクセスポイントへの1回または複数回の特定の送信の確認応答ステータスを表すビットマップを含んでもよい。たとえば、局1によってアクセスポイント110に送信されるデータは、複数のパケットを含んでもよく、確認応答情報は、各ビットが、パケットの1つに対応し、パケットが確認応答されるか否かを表す、いくつかのビットを含んでもよい。この確認応答情報は、後述のように、追加の情報を含んでもよい。
ブロック確認応答メッセージ501はまた、局4に関する絶対装置識別子514と局4に関する確認応答情報534とを含む。絶対装置識別子および確認応答情報は、局1に関して上記において説明したとおりであってもよいが、それぞれ局4および局4によって送信されるデータ415を指す。
図6は、グループ識別子と相対装置識別子とを含むブロック確認応答メッセージを示す図である。上述のように、絶対装置識別子は、ある局を一意に指し、アクセスポイントに関連する局およびアクセスポイントに関連しない局のうちのその局を区別する場合がある。したがって、絶対装置識別子はかなり長くてもよい。たとえば、絶対装置識別子は、MACアドレスであってもよく、48ビットを含んでもよい。これに対して、特定のグループ内の局のみからある局を区別することを目的とした、その局に割り当てられた相対装置識別子は、ceiling(log2(N))ビット程度の少ないビットを含み、この場合、Nは、特定のグループ内の局の数であり、ceiling(x)はx以上の最小の整数である。
ブロック確認応答メッセージ601では、最初に、局1と局4とを含む複数の局に関連するグループ識別子605がある。グループ識別子605は、一態様では、関連付け時にアクセスポイントによって複数の局に割り当てられてもよい。一態様では、グループ識別子605はメディアアクセス制御(MAC)アドレスである。
ブロック確認応答メッセージ601では、次に、局1に関連する相対装置識別子621がある。上述のように、相対装置識別子は局1をグループ内の他の局から区別する。ブロック確認応答メッセージ601では、さらに、局1に関する送信側確認応答情報631がある。確認応答情報は、図5に関して上記において説明したとおりであってもよい。
ブロック確認応答メッセージ601はまた、局4に関する相対装置識別子624と局4に関する確認応答情報634とを含む。絶対装置識別子および確認応答情報は、局1に関して上記において説明したとおりであってもよいが、それぞれ局4および局4によって送信されるデータ415を指す。
ブロック確認応答メッセージ601が、グループ識別子605と、図5のブロック確認応答メッセージ501とは異なり絶対装置識別子ではなく相対装置識別子621および624とを含むので、より少ない数のビットが送信され得る。たとえば、各絶対装置識別子が48ビットMACアドレスであると仮定すると、図5のブロック確認応答メッセージ501において絶対装置識別子511および514を送信するには96ビットが必要になる。各相対装置識別子は、ceiling(log2(N))ビット程度の少ないビットを含んでもよい。アクセスポイントに関連するグループ内に4つの局があると仮定すると、各相対装置識別子は2ビットのみであってもよい。したがって、グループ識別子が48ビットMACアドレスであると仮定すると、グループ識別子605ならびに相対装置識別子621および624に必要なビットは、52ビット程度の少ないビットになる場合がある。
図7は、グループ識別子を含み装置識別子を含まないブロック確認応答メッセージを示す図である。ブロック確認応答メッセージ701では、最初に、グループ識別子705がある。グループ識別子705は、図6に関して上記において説明したとおりであってもよい。ブロック確認応答メッセージ701では、次に、局1に関する確認応答情報731、局2に関する確認応答情報732、局3に関する確認応答情報733、および局4に関する確認応答情報734がある。ブロック確認応答メッセージは装置識別子を含まないので、局1および局4は、確認応答情報の順序または配置によって、どの確認応答情報が、各局が送信したデータを指すかを判定することができる。したがって、局1は、第1の確認応答情報が、局1が送信したデータ413を指すと仮定し、局4は、第4の確認応答情報が、局4が送信したデータ415を指すと仮定する。
局2に関する確認応答情報732および局3に関する確認応答情報733は、局2または局3から送信されたデータがない場合のダミー確認応答情報であってもよい。ダミー確認応答情報は、すべてゼロであってもよい。別の態様では、これらのビットは、チャネル推定または他のサイドチャネル通信などの他の目的に使用される。他の局に関するダミー確認応答情報が含まれてもあるいは含まれなくてもよい。たとえば、第5の局に関するダミー確認応答情報は、局1および局4が、どの確認応答情報が、第5の局が送信したデータを指すかを判定する上で不要である。しかしながら、第5の局に関するダミー確認応答情報は、チャネル推定または他のサイドチャネル通信向けに含められてもよい。
ブロック確認応答メッセージ701は、装置識別子を含まないので、送信に必要なビットは、図6のブロック確認応答メッセージ601よりも少ない場合がある。たとえば、各グループ識別子605および705が48ビットMACアドレスであり、各相対装置識別子612および624が2ビットであり、各確認応答情報631、634、731、732、733、および744が1ビットであると仮定すると、図6のブロック確認応答メッセージ601を送信するのには54ビットが必要であり、図7のブロック確認応答メッセージ701を送信するのに必要なビットは52ビットにすぎない。
しかし、各確認応答情報631、634、731、732、733、および744が4ビットであると仮定した場合、図6のブロック確認応答メッセージ601を送信するには60ビットが必要になり、図7のブロック確認応答メッセージ701を送信するには64ビットが必要になる。したがって、一態様では、アクセスポイントは、図6のフォーマットを使用してブロック確認応答メッセージの長さを判定し、図7のフォーマットを使用してブロック確認応答メッセージの長さを判定し、より少ないビットを含むブロック確認応答メッセージを送信する。ブロック確認応答メッセージは、どのフォーマットが使用されているかを示すフィールドを含んでもよい。
図8Aは、一態様による、ブロック確認応答(BA)フレームの内容および構造を示す図である。各態様についてIEEE802.11規格に関して説明する場合があるが、様々な態様が他の通信プロトコルの仕様に従って実現されてもよいことが諒解されよう。図8Aは、ブロック確認応答(BA)フレーム800を示す。BAフレーム800は、レシーバアドレス802とトランスミッタアドレス804とを含む。一態様では、レシーバアドレスフィールド802はメディアアクセス制御(MAC)アドレスを含んでもよい。一態様では、トランスミッタアドレスフィールド804はメディアアクセス制御(MAC)アドレスを含んでもよい。たとえば、単一の局がブロック確認応答を受信する場合、レシーバアドレスフィールド802は、その単一の局のMACアドレスまたは別の絶対装置識別子を含んでもよい。しかしながら、BAフレームは、複数の局に複数の確認応答をマルチキャストするのに使用されてもよい。したがって、別の態様では、レシーバアドレスフィールド802は、単一の局に関する識別子ではなくグループ識別子を含んでもよい。別の態様では、トランスミッタアドレスフィールド804は、単一の局に関する識別子ではなくグループ識別子を含んでもよい。グループ識別子の取得および使用については、以下においてより詳細に説明する。BAフレーム800はまた、以下においてさらに説明するブロック確認応答制御フィールド810とブロック確認応答情報フィールド830とを含む。
図8Bは、ブロック確認応答(BA)制御フィールド810aの内容および構造を示す図である。BA制御フィールド810aは、他の情報に加えて、マルチトラフィック識別子(マルチTID)フィールド812を含む。BAフレーム800が単一の局からのトラフィックに対して確認応答するのに使用されるとき、マルチTIDフィールド812は、その局によって複数のトラフィック要素が使用されていることを示すのに使用されてもよい。たとえば、その局がビデオ情報ならびに電子メール情報の送信に関与する場合がある。これらの異なるトラフィック要素またはフローは、それぞれに異なるサービス品質要件を有することがあり、場合によっては異なるように扱われることがある。マルチTIDフィールド812は、複数のそのようなトラフィック要素の存在を示すのに使用されてもよい。しかしながら、後述のように、マルチTIDフィールドは、BAフレーム800内に、複数のトラフィック要素だけでなく、複数の局に関する確認応答の存在を示すのに使用されてもよい。特に、マルチTIDフィールドは、ブロック確認応答に確認応答情報が含まれている装置の数に基づいてもよい。BA制御フィールド810aは、予約済みフィールド814を含んでもよい。予約済みフィールド814は、複数の予約済みビットを含んでもよい。別の態様では、予約済みフィールド814内の予約済みビットのうちの1つまたは複数が、複数の局に関するBAフレーム800に確認応答情報の存在を示すのに使用されてもよい。一例では、予約済みビットはB4であってもよい。
図8Cは、IEEE802.11aa規格に従う場合があるブロック確認応答(BA)制御フィールド810bの内容および構造を示す図である。BA制御フィールド810bは、他の情報に加えて、マルチトラフィック識別子(マルチTID)フィールド822とリトライを用いるグループキャスト(GCR)フィールド824とを含む。いくつかの態様によれば、複数のSTAに関するBAフレーム800における確認応答情報の存在が、1つまたは複数のビットの組合せの予約済み値によって示されてもよい。たとえば、規格においてGCRフィールド824を1に設定することとマルチTIDフィールドを1に設定することの組合せが予約される場合、その組合せ(すなわち、GCR=1およびマルチTID=1)を新しいフレームフォーマットを示すのに使用することができる。他の任意の未使用の組合せ(すなわち、規格では対象とされない任意の組合せ)が使用されてもよい。
いくつかの態様によれば、複数のSTAに関するBAフレーム800における確認応答情報の存在が、RAフィールド802をTAフィールド804の同じ値に設定することによって示されてもよい。たとえば、RAフィールドは、TAに関して定義されるのと同じ値(すなわち、トランスミッタのMACアドレス)に設定されてもよい。いくつかの態様によれば、この組合せは、規格では定義されないので、シグナリングに使用されてもよい。
図8Dは、ブロック確認応答(BA)情報フィールド830の内容および構造を示す図である。一態様では、BAフレーム800は、BA情報フィールドの複数のインスタンスを含んでもよい。たとえば、BAフレーム800が、単一の局から発信された複数のトラフィック要素に対して確認応答するのに使用される場合、BA情報フィールド830が、その局によって利用されるトラフィック要素ごとに繰り返されてもよい。BA情報フィールド830の各インスタンスは、フィールド内の確認応答情報が関係するトラフィック要素を識別するための情報を含んでもよい。たとえば、BA情報フィールド830は、トランジット当たり識別情報(per TID info)フィールド832を含んでもよい。per TID infoフィールド832は、局によって使用されている様々なトラフィック要素を区別するのに使用されてもよい。さらに、後述のように、複数の局に関する確認応答情報が単一のBAフレーム800としてアグリゲートされるとき、per TID infoフィールド832は、それぞれに異なる局に関する確認応答情報を区別するのに使用されてもよい。BA情報フィールド830は、特定のトラフィック要素に関係する確認応答情報の表現を含んでもよい。
たとえば、BA情報フィールド830は、ある局からアクセスポイントまでの1回または複数回の特定の送信の確認応答ステータスを表すビットマップをブロックACKビットマップフィールド836内に含んでもよい。この確認応答ステータスは、本明細書では確認応答情報と呼ばれることがある。特定のBA情報フィールド830内の確認応答情報は、確認応答情報の一部と呼ばれることがある。確認応答情報という用語は、複数の確認応答情報部分を指すことがある。
いくつかの態様によれば、ブロックACKビットマップフィールド836は、64を超える数のMPDUに関する確認応答を含んでもよい(すなわち、ブロックAckビットマップフィールドは8バイトよりも長くてもよい)。別の実施形態では、ブロックAckビットマップフィールド836は、8バイトよりも短くてもまたは長くてもよく、あるいは存在しなくてもよい。
いくつかの態様によれば、ブロックAckビットマップフィールド836と開始シーケンス制御フィールド834はどちらも存在しなくてもよい。場合によっては、ブロックAckビットマップフィールド836の存在および/または長さのうちの1つまたは複数が、以下の方法のうちの1つで示されてもよい。
たとえば、STA当たりの、ブロックAckビットマップフィールド836の存在および/または長さは、たとえば、追加ブロック確認応答(ADDBA)交換における表示を使用することによって、per-TID infoフィールド832に示されているSTAとのブロックACKポリシー構成の以前の管理ネゴシエーションに基づいて、per-TID infoフィールド832内のSTA識別子に暗黙的に関連付けられてもよい。
STA当たりの、ブロックAckビットマップフィールド836の存在および/または長さは、確認応答を要求するBARまたはデータフレームのタイプ(単一MPDUまたはA-MPDU)およびブロックACKポリシーに基づいて、STA識別子に暗黙的に関連付けられてもよい。
すべてのSTAに共通するブロックAckビットマップフィールド836の存在および/または長さは、BA制御フィールド(たとえば、BA制御フィールド810aおよび/または810b)内の1つまたは複数の予約済みビットを使用することによって示されてもよい。このビットは、事前にネゴシエーションされたサイズを有するより長いビットマップの存在を示してもよく、あるいは複数の可能なサイズのうちの1つを示してもよい。この場合、すべてのSTAに関するブロックACKビットマップのすべてが、同じ長さを使用してもよく、あるいは存在してもまたは存在しなくもよい。さらに、STA当たりの、ブロックAckビットマップフィールド836の存在および/または長さは、per-TID infoフィールド832からの1ビットを使用することによって示されてもよい。
すべてのSTAに共通するブロックAckビットマップフィールド836の存在および/または長さは、圧縮ビットマップビットを使用することによって示されてもよい。通常、圧縮ビットマップビットは、64ビットビットマップと256ビットビットマップを区別するが、256ビットビットマップは、64個のMPDUに関する確認応答を含み、場合によってはMPDUごとに最大で16個のフラグメントを含む。マルチSTA BAの場合、圧縮ビットマップビットは、64個よりも多くのMPDUの確認応答については、64よりも長いビットマップを示してもよく、あるいはブロックAckビットマップフィールド836の有無を示してもよい。
いくつかの態様によれば、上記の例示的な表示のいずれかが、ブロックACKビットマップが異なるサイズを有することを示すのに使用される場合、ブロックACK開始シーケンス制御フィールド834内のフラグメント数フィールド(図示せず)はビットマップのサイズを示してもよい。
いくつかの態様によれば、上記の例示的な表示のいずれかが、(1つのSTAについてまたはすべてのSTAについて)ブロックACKビットマップフィールド836が存在しないことをシグナリングするのに使用される場合、ブロックACK開始シーケンス制御フィールド834は、正しく受信されたMPDUのシーケンス番号を識別してもよい。
いくつかの態様によれば、ブロックACKビットマップフィールドのサイズおよび/または存在は、ADDBAプロシージャにおいてネゴシエーションされてもよい。
いくつかの態様によれば、STAにおいて、そのSTAを識別するper-TID infoフィールド832を有し、ブロックACKビットマップフィールド836を有さないM-BAが受信された場合、開始シーケンス制御フィールドによって識別されたMPDUが正しく受信されたことを示す場合がある。
いくつかの態様によれば、STAにおいて、そのSTAを識別するper-TID infoフィールド832を有し、ブロックACKビットマップフィールド836もブロックACK開始シーケンス制御フィールド834も有さないM-BAが受信された場合、単一のMPDUが正しく受信されたことを示す場合がある。
いくつかの態様によれば、STAにおいて、そのSTAを識別するper-TID infoフィールド832を有し、ブロックACKビットマップフィールド836を有さないM-BAが受信された場合、連続するシーケンス番号を有する「n」個のMPDUのうちの、開始シーケンス制御フィールド834に示されたシーケンス番号を有する第1のMPDUが正しく受信されたことを示す場合がある。
たとえば、M-BAが、STAから送られた即時ACKポリシーを有する単一のMPDUに対して確認応答するのに使用される場合、そのSTAに関するBA情報フィールド830は、そのSTAを識別するper-TID infoフィールド832のみを含んでもよく、開始シーケンス制御フィールド834を含んでもよい。
たとえば、M-BAが、A-MPDUに対して確認応答するのに使用され、すべてのMPDUが正しく受信された場合、BA情報フィールド830は、そのSTAを識別するper-TID infoフィールド832と開始シーケンス制御フィールド834のみを含んでもよい。
いくつかの態様によれば、M-BAは、ブロックASKビットマップフィールド836を含む1つのBA情報フィールド830のみを含んでもよく、その場合、ブロックACKビットマップフィールド836内のビットマップ内の各ビットは、既定の順序に従って1つのSTAに関連付けられてもよい。いくつかの態様によれば、ビットマップ内の各ビットは、関連するSTAに関する確認応答を示してもよい。この確認応答は、STAからの単一のMPDUが正しく受信されるか、またはSTAからのA-MPDU内のすべてのMPDUが正しく受信されたことを示してもよい。
図8Eは、トラフィック当たり識別子情報(per TID info)フィールド832の内容および構造を示す図である。per TID infoフィールド832は、予約済みフィールド842とトラフィック識別子(TID)値フィールド844とを含む。BAフレーム800が単一の局からの送信に対して確認応答するのに使用されるとき、TID値フィールド844は、その局の特定のトラフィック要素に関する確認応答情報を識別するのに使用されてもよい。しかしながら、一態様では、BAフレーム800が複数の局からの送信に対して確認応答するのに使用されるとき、確認応答情報の対応する部分が関係する特定の局を示すために予約済みフィールド842が使用されてもよい。具体的には、予約済みフィールド842内の予約済みビットのうちの1つまたは複数が特定の局を識別するように設定されてもよい。したがって、per TID infoフィールド832は、特定の局およびその局に関するトラフィック要素を(たとえば、STA識別子を介して)指定するのに使用されてもよい。いくつかの態様によれば、STA識別子は、AID、部分AID、部分MACアドレス、または他の任意の適切な種類の識別子を含んでもよい。
図9は、別の態様による、ブロック確認応答情報フィールドの内容および構造を示す図である。いくつかの点において、BA infoフィールド937は、図8DのBA infoフィールド830に類似している。たとえば、BA infoフィールドは、図8Dのper TID infoフィールド832に類似したper TID infoフィールド937を含む。しかし、BA infoフィールド937は、局識別子(STA ID)フィールド939を含む。STA IDフィールドは、装置識別子フィールドと呼ばれることもある。STA IDフィールド939は、特定の確認応答情報部分が関係する局を識別するための専用フィールドとして使用されてもよい。したがって、per TID infoフィールド937の予約済みビットにおける局識別子を符号化するのではなく、STA IDフィールド939において局識別子が符号化されてもよい。一態様では、STA IDフィールドは、MACアドレスまたは他の絶対装置識別子を収容するために6オクテットのサイズを有する。別の態様では、STA IDフィールドは、特定の局に関する相対装置識別子を収容するために2オクテットを含む。他の態様では、STA IDフィールドは、他の識別子を収容するために他の長さのビットを含んでもよい。上述のように、BAフレームにおいて装置識別子を使用すると、単一のBAフレームにおける複数の局に関する確認応答情報を効率的にアグリゲートすることができる。
図10は、マルチキャストブロック確認応答を使用する確認応答送信のための方法のフローチャートである。一態様では、方法1000は、図1のアクセスポイント110と同様なアクセスポイント上で実施されてもよい。
方法1000は、ブロック1010から始まり、複数の装置のうちの1つまたは複数から1回または複数回の送信が受信される。この受信は、たとえば、図1のアクセスポイント110または図2のトランシーバ210aおよび210nによって実行することができる。上述のように、各局からの送信は、複数のトラフィック要素を含んでもよく、各トラフィック要素はそれ自体のトラフィック識別子を有してもよい。
この方法1000は、ブロック1020に進み、少なくとも複数の装置に関連するグループ識別子と受信された1回または複数回の送信に基づく確認応答情報とを少なくとも含む確認応答メッセージが生成され、確認応答メッセージは、確認応答メッセージにおける確認応答情報の存在を示す1つまたは複数のビットを含む。この生成は、たとえば、図1のアクセスポイント110または図3の処理システム300によって実行することができる。様々な態様では、アグリゲートされた確認応答情報の解釈を容易にするために確認応答メッセージがそれぞれに異なるように修正されてもよい。一態様では、確認応答メッセージ内のレシーバアドレスフィールドがグループ識別子に設定されてもよい。このことは、確認応答メッセージが複数の局に関する確認応答情報を含むことを意味することとして、受信局によって解釈されてもよい。別の態様では、確認応答メッセージは、1に設定されたマルチTIDビットをBA制御フィールド内に含んでもよい。このことは、確認応答メッセージが複数の局に関する確認応答情報を含むことを意味することとして、受信局によって解釈されてもよい。別の態様では、マルチTIDビットフィールド内のゼロ値が、アグリゲートされた確認応答情報の存在を示すのに使用することができる。別の態様では、BA制御フィールドの予約済みフィールド内の1つまたは複数のビットは、確認応答メッセージが複数の局に関する確認応答情報を含むことを示すための所定のパターンに設定されてもよい。たとえば、予約済みフィールドの最後のビットは、アグリゲートされた確認応答情報の存在を示すように1に設定されてもよい。他の態様では、他のパターンが使用されてもよい。
グループ識別子は、図6および図7に関して上記において説明したとおりであってもよい。一態様では、グループ識別子はMACアドレスとして表される。グループ識別子は、静的識別子であってもよく、あるいは周期的に生成されるかもしくは場合によっては判定されるか、または局がネットワークにおけるネットワーク条件もしくは通信条件に加入することなどの他の刺激に応答して生成されるかもしくは場合によっては判定されてもよい。一態様では、グループ識別子は、局またはアクセスポイントの製造業者によって前もって同意されてもよい。別の態様では、グループ識別子は、アクセスポイントによって取得され、関連付け時に各局に分配されてもよい。別の態様では、グループ識別子は、上述のTxSメッセージなどの他のメッセージを使用して各局に伝送されてもよい。上述のように、グループ識別子は、アグリゲートされたブロック確認応答フレームが使用されていることを認識するために個々の局によって使用されてもよい。
一態様では、確認応答メッセージは、装置識別子を含む。一態様では、装置識別子は絶対装置識別子であってもよい。たとえば、装置識別子は、メディアアクセス制御(MAC)アドレスであってもよい。別の態様では、装置識別子は相対装置識別子であってもよい。相対装置識別子は、関連付け時に生成され割り当てられてもよい。別の態様では、相対装置識別子は、各局の順序付けられたリストのうちの局によって暗黙的に導出されてもよい。たとえば、ネットワークに4つの局が参加している場合、4つの局はそれぞれ、0x00、0x01、0x10、および0x11として識別されてもよい。一態様では、識別子相対装置識別子は、各局が上述のTxSメッセージ内にリストされる順序に相当する。具体的には、一態様では、送信開始メッセージ内の情報の配置に基づいて相対装置識別子が判定される。別の態様では、相対装置識別子は、TxSメッセージ内に明示的にリストされてもよい。一態様では、相対装置識別子は、一時的なものであり、ある期間後に置き換えられるかまたはある数のサイクル後もしくはある回数の使用後に置き換えられる。したがって、一態様では、装置識別子は、一時識別子である。図6に関して上記において説明したように、相対装置識別子は、ブロック確認応答メッセージのどの部分が関連する確認応答情報を含むかを識別するためにそれぞれの局によって使用されてもよい。別の態様では、図7に関して上記において説明したように、各局は、ブロック確認応答メッセージのどの部分が確認応答情報の順序による関連する確認応答情報を含むかを識別してもよい。具体的には、各局は、確認応答メッセージ内の情報の配置に基づいて関連する部分を識別してもよい。
一態様では、上述のように、確認応答メッセージは、確認応答メッセージにおける確認応答情報の存在を示す1つまたは複数のビットを含む。場合によっては、1つまたは複数のビットは、複数のビットを含み、複数のビットの組合せの特定の値が、確認応答メッセージにおける確認応答情報の存在を示す。さらに、場合によっては、特定の値は、上述のように、規格ごとに有効ではないと見なされる組合せに相当する。
この方法は、ブロック1030に進み、確認応答メッセージが送信される。この送信は、たとえば、図1のアクセスポイント110または図2のトランシーバ210aおよび210nによって実行することができる。この送信は、1つまたは複数の局によって受信され、図11に関して以下において説明するように解釈されてもよい。
図11は、アグリゲートされた確認応答情報を受信し解釈するための方法を示すフローチャートである。一態様では、方法1100は、図1の局120などの1つまたは複数の局上で実施されてもよい。
方法1100はブロック1110から始まり、複数の装置のうちの1つからワイヤレスノードにデータが送信される。この送信は、たとえば、図1の局120または図2のトランシーバ210aおよび210nによって実行することができる。この方法1100は、ブロック1120に進み、ワイヤレスノードから確認応答メッセージが受信され、この場合、確認応答メッセージは、少なくとも複数の装置に関連するグループ識別子と確認応答情報とを少なくとも含み、確認応答メッセージは、確認応答メッセージにおける確認応答情報の存在を示す1つまたは複数のビットを含む。グループ識別子のタイプについては、図10に関して上記において説明した。この受信は、たとえば、図1の局120または図2のトランシーバ210aおよび210nによって実行することができる。
方法1100は、ブロック1130に進み、グループ識別子および確認応答情報に少なくとも部分的に基づいて複数の装置のうちの1つに関する確認応答情報が判定される。この判定は、上述のような様々な識別子、パターン、および値に関する確認応答をチェックすることによって行われてもよい。たとえば、ある局が、BAフレーム内のレシーバアドレスがグループ識別子に設定されているかどうかを判定してもよい。別の態様では、ある局が、マルチTIDビットまたはBA制御フィールド内の予約済みビットのうちの1つまたは複数が、アグリゲートされた確認応答情報の存在を示すように設定されるかどうかを判定され得る。アグリゲートされた確認応答メッセージが存在する場合、この局は次に、確認応答情報部分を分析して、この局に関係する部分がもしあればその部分を判定してもよい。たとえば、一態様では、この局は、それに関連する相対装置識別子に関する確認応答メッセージを調べてもよい。別の態様では、この局は、確認応答情報の順序を分析することによって、確認応答情報のどの部分がこの局に関係するかを判定してもよい。別の例として、一態様では、この局は、各BA情報フィールドのper TID infoフィールド内の予約済みビットのうちの1つまたは複数を調べて、1つまたは複数の予約済みビットがこの局に関する識別子と一致するかどうかを判定してもよい。この局は、確認応答情報を解釈し、アクセスポイントとの将来の通信を計画するのに使用してもよい。
上述のように、確認応答メッセージは、確認応答メッセージにおける確認応答情報の存在を示す1つまたは複数のビットを含んでもよい。場合によっては、1つまたは複数のビットは、複数のビットを含み、複数のビットの組合せの特定の値は、確認応答メッセージにおける確認応答情報の存在を示す。さらに、場合によっては、特定の値は、上述のように、規格ごとに有効ではないと見なされる組合せに相当する。
(たとえば、添付の図面のうちの1つまたは複数に関して)本明細書で説明する機能は、いくつかの態様では、添付の特許請求の範囲において同様に指定された機能「のための手段」に対応する場合がある。たとえば、図12は、受信のための回路1210と、生成のための回路1220と、送信のための回路1230とを備えるワイヤレスノード1200の一態様を示す。
受信のための回路1210は、複数の装置のうちの1つまたは複数から1回または複数回の送信を受信するように構成されてもよい。受信のための回路1210は、全体的にまたは部分的に、少なくとも1つのアンテナ、トランシーバ、レシーバ、処理システム、またはネットワークアダプタとして実装されてもよい。受信のための手段が、受信のための回路1210を含んでもよい。生成のための回路1220、少なくとも複数の装置に関連するグループ識別子と受信された送信に基づく確認応答情報とを少なくとも含む確認応答メッセージを生成するように構成されてもよく、確認応答メッセージは、確認応答メッセージにおける確認応答情報の存在を示す1つまたは複数のビットを含む。生成のための回路1220は、全体的にまたは部分的に、処理システムまたはネットワークアダプタとして実装されてもよい。生成のための手段が、生成のための回路1220を含んでもよい。送信のための回路1230は、確認応答メッセージを複数の装置に送信するように構成されてもよい。送信のための回路1230は、全体的にまたは部分的に、少なくとも1つのアンテナ、トランシーバ、トランスミッタ、処理システム、またはネットワークアダプタとして実装されてもよい。送信のための手段が、送信のための回路1230を含んでもよい。ワイヤレスノード1200は、本明細書において説明する機能を実装するように構成されてもよく、図2および図3に関して上記において説明したようにハードウェアまたはソフトウェアあるいはそれらの何らかの組合せとして実装されてもよい。具体的には、ワイヤレスノード1200は、図10および図11に関して上記において説明した機能を実行するように構成されてもよい。
図13は、送信のための回路1310と、受信のための回路1320と、判定のための回路1330とを備えるワイヤレスノード1300の別の態様を示す。送信のための回路1310は、複数の装置のうちの1つからワイヤレスノードにデータを送信するように構成されてもよい。送信のための回路1310は、全体的にまたは部分的に、少なくとも1つのアンテナ、トランシーバ、トランスミッタ、処理システム、またはネットワークアダプタとして実装されてもよい。送信のための手段が、送信のための回路1310を含んでもよい。受信のための回路1320は、ワイヤレスノードから確認応答メッセージを受信するように構成されてもよく、確認応答メッセージは、少なくとも複数の装置に関連するグループ識別子と確認応答情報とを少なくとも含み、確認応答メッセージは、確認応答メッセージにおける確認応答情報の存在を示す1つまたは複数のビットを含む。受信のための回路1320は、全体的にまたは部分的に、少なくとも1つのアンテナ、トランシーバ、レシーバ、処理システム、またはネットワークアダプタとして実装されてもよい。受信のための手段が、受信のための回路1320を含んでもよい。判定のための回路1330は、グループ識別子および確認応答情報に少なくとも部分的に基づいて複数の装置のうちの1つに関する確認応答情報を判定するように構成されてもよい。判定のための回路1330は、全体的にまたは部分的に、処理システムまたはネットワークアダプタとして実装されてもよい。判定のための手段が、判定のための回路1330を含んでもよい。
本明細書で使用する「判定する(determining)」という用語は、多種多様な動作を包含する。たとえば、「判定する」ことは、計算すること、算出すること、処理すること、導出すること、調査すること、ルックアップすること(たとえば、テーブル、データベースまたは別のデータ構造内でルックアップすること)、確認することなどを含み得る。また、「判定する」ことは、受信すること(たとえば、情報を受信すること)、アクセスすること(たとえば、メモリ内のデータにアクセスすること)などを含んでもよい。さらに、「判定する」ことは、解決すること、選択すること、選ぶこと、確立することなどを含んでもよい。
図12および図13に関して説明した回路の機能は、本明細書の教示と矛盾しない様々な方法で実装される場合がある。いくつかの態様では、これらのモジュールの機能は、1つまたは複数の電気構成要素として実装されてもよい。いくつかの態様では、これらのブロックの機能は、1つまたは複数のプロセッサ構成要素を含む処理システムとして実装されてもよい。いくつかの態様では、これらのモジュールの機能は、たとえば、1つまたは複数の集積回路(たとえば、ASIC)の少なくとも一部分を使用して実装されてもよい。本明細書において説明するように、集積回路は、プロセッサ、ソフトウェア、他の関連する構成要素、またはそれらの何らかの組合せを含んでもよい。これらのモジュールの機能はまた、本明細書で教示する何らかの他の方式で実装されてもよい。
処理システムの中の1つまたは複数のプロセッサは、ソフトウェアを実行してもよい。ソフトウェアは、ソフトウェア、ファームウェア、ミドルウェア、マイクロコード、ハードウェア記述言語、その他の名称のうちのいずれを呼称として使用するかにかかわらず、命令、命令セット、コード、コードセグメント、プログラムコード、プログラム、サブプログラム、ソフトウェアモジュール、アプリケーション、ソフトウェアアプリケーション、ソフトウェアパッケージ、ルーチン、サブルーチン、オブジェクト、実行ファイル、実行スレッド、プロシージャ、関数などを意味するように広く解釈されるべきである。
1つまたは複数の例示的な態様では、説明する機能は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、またはそれらの任意の組合せとして実装されてもよい。ソフトウェアとして実装される場合、機能は、1つまたは複数の命令またはコードとして、コンピュータ可読媒体上に記憶されるか、またはコンピュータ可読媒体を介して送信されてもよい。コンピュータ可読媒体は、コンピュータ記憶媒体と、コンピュータプログラムのある場所から別の場所への転送を容易にする任意の媒体を含む通信媒体の両方を含む。記憶媒体は、コンピュータによってアクセスされる場合がある任意の使用可能な媒体であってもよい。限定ではなく例として、そのようなコンピュータ可読媒体は、RAM、ROM、EEPROM、CD-ROMもしくは他の光ディスクストレージ、磁気ディスクストレージもしくは他の磁気ストレージデバイス、または命令もしくはデータ構造の形式の所望のプログラムコードを搬送もしくは記憶するために使用可能であり、コンピュータによってアクセス可能な任意の他の媒体を備えることができる。また、任意の接続をコンピュータ可読媒体と呼ぶことは妥当である。たとえば、ソフトウェアが、同軸ケーブル、光ファイバーケーブル、ツイストペア、デジタル加入者回線(DSL)、または赤外線、無線、およびマイクロ波などのワイヤレス技術を使用してウェブサイト、サーバ、または他のリモートソースから送信される場合、同軸ケーブル、光ファイバーケーブル、ツイストペア、DSL、または赤外線、無線、およびマイクロ波などのワイヤレス技術は、媒体の定義に含まれる。本明細書で使用されるディスク(disk)およびディスク(disc)は、コンパクトディスク(CD)、レーザーディスク(登録商標)、光ディスク、デジタル多用途ディスク(DVD)、フロッピー(登録商標)ディスクおよびブルーレイディスクを含み、ディスク(disk)は通常、データを磁気的に再生し、ディスク(disc)は、レーザーを用いてデータを光学的に再生する。したがって、いくつかの態様では、コンピュータ可読媒体は、非一時的コンピュータ可読媒体(たとえば、有形媒体)を含んでもよい。加えて、いくつかの態様では、コンピュータ可読媒体は、一時的コンピュータ可読媒体(たとえば、信号)を含んでもよい。上記のものの組合せもまた、コンピュータ可読媒体の範囲内に含まれるべきである。
処理システムまたは処理システムの任意の部分は、本明細書に記載された機能を実行するための手段を構成してもよい。代替的に、コンピュータ可読媒体上のコードまたはコンピュータ可読媒体自体が、本明細書に記載された機能を実行するための手段を構成してもよい。
特定の適用例と、システム全体に課された全体的な設計制約とに応じて、本開示全体にわたって提示される説明された機能を実現する最良の方法を、当業者は認識されよう。
方法またはソフトウェアモジュールの文脈において説明した各ステップの任意の特定の順序または階層が、ワイヤレスノードの例を与えるために提示されていることを理解されたい。設計上の選好に基づいて、各ステップの特定の順序または階層が、本開示の範囲内で再構成されてもよいことを理解されたい。
本開示の上述の説明は、いかなる当業者も本開示を作成または使用することが可能になるように提供される。当業者には、本明細書において開示された様々な構成の修正形態が容易に明らかになろう。したがって、特許請求の範囲は、本明細書において説明した開示の様々な態様に限定されることが意図されるものではなく、特許請求の範囲として、特許請求の範囲の用語と一致する全範囲が与えられるべきであり、単数の要素への言及は、特にそのように言及されていない限り、「唯一」ではなく「1つまたは複数」と解釈されるべきである。別段に明記されていない限り、「いくつかの」という用語は、1つまたは複数を指す。要素の組合せのうちの少なくとも1つ(たとえば、A、B、またはCのうちの少なくとも1つ)を示す請求項は、列挙された要素のうちの1つまたは複数を指す(たとえば、AまたはBまたはCあるいはそれらの任意の組合せ)。当業者に知られているか、または後で知られることになる、本開示全体にわたって説明する種々の態様の要素の、すべての構造的および機能的等価物は、参照により本明細書に明確に組み込まれ、特許請求の範囲によって包含されるものとする。さらに、本明細書に開示されるものは、そのような開示が特許請求の範囲において明示的に記載されているかどうかにかかわらず、公に供されることは意図されていない。いかなるクレーム要素も、「のための手段」という句を使用して要素が明確に記載されていない限り、または方法クレームの場合、「のためのステップ」という句を使用して要素が記載されていない限り、米国特許法第112条第6項の規定に基づいて解釈されるべきではない。
100 ワイヤレスネットワーク
110 アクセスポイント
120 アクセス端末
130 システムコントローラ
200 ワイヤレスノード
202 TXデータプロセッサ
204 TX空間プロセッサ
206 OFDM変調器
210a トランシーバ
220 OFDM復調器
222 RX空間プロセッサ
224 RXデータプロセッサ
300 処理システム
302 バス
304 プロセッサ
306 コンピュータ可読媒体
308 バスインターフェース
310 ネットワークアダプタ
312 ユーザインターフェース
403 送信要求
405 確認応答
407 送信要求
409 確認応答
411 送信開始メッセージ
413 データ
415 データ
417 ブロック確認応答メッセージ
501 ブロック確認応答メッセージ
511 絶対装置識別子
514 絶対装置識別子
601 ブロック確認応答メッセージ
605 グループ識別子
621 相対装置識別子
624 相対装置識別子
701 ブロック確認応答メッセージ
705 グループ識別子
732 確認応答情報
800 BAフレーム
802 RAフィールド
804 トランスミッタアドレスフィールド
810 ブロック確認応答制御フィールド
810a BA制御フィールド
810b BA制御フィールド
812 マルチTDフィールド
814 予約済みフィールド
830 BA情報フィールド
832 per TID infoフィールド、per-TID infoフィールド
834 開始シーケンス制御フィールド
836 ブロックACKビットマップフィールド、ブロックAckビットマップフィールド
842 予約済みフィールド
844 TID値フィールド
937 BA infoフィールド
1200 ワイヤレスノード
1210 受信のための回路
1220 生成のための回路
1230 送信のための回路
1300 ワイヤレスノード
1310 送信のための回路
1320 受信のための回路
1330 判定のための回路

Claims (22)

  1. ワイヤレス通信の方法であって、
    複数の装置のうちの1つまたは複数から1回または複数回の送信を受信するステップと、
    少なくとも前記複数の装置に関連するグループ識別子と前記受信された1回または複数回の送信に基づく確認応答情報とを少なくとも含む確認応答メッセージを生成するステップであって、前記確認応答メッセージが、前記確認応答メッセージにおける前記確認応答情報の存在を示す1つまたは複数のビットを含む、ステップと、
    前記確認応答メッセージを前記複数の装置に送信するステップとを含む方法。
  2. 前記1つまたは複数のビットは複数のビットを含み、
    前記複数のビットの組合せの特定の値が、前記確認応答メッセージにおける前記確認応答情報の前記存在を示す、請求項1に記載の方法。
  3. 前記特定の値は、規格ごとに有効ではないと見なされる組合せに相当する、請求項2に記載の方法。
  4. 前記確認応答情報は、前記1回または複数回の送信に関する確認応答ステータスを表すビットマップフィールドを含む、請求項1に記載の方法。
  5. 前記ビットマップフィールドの存在または長さの少なくとも一方が、局(STA)識別子に関連付けられる、請求項4に記載の方法。
  6. 前記ビットマップフィールドの存在または長さの少なくとも一方が、前記確認応答メッセージのブロック確認応答(BA)制御フィールド内または確認応答メッセージのトラフィック当たり識別子(per-TID)フィールド内の1つまたは複数の予約済みビットによって示される、請求項4に記載の方法。
  7. 前記ビットマップフィールドの存在または長さの少なくとも一方が、圧縮ビットマップビットを使用して表示される、請求項4に記載の方法。
  8. 前記ビットマップフィールドの存在または長さの少なくとも一方が、追加ブロック確認応答(ADDBA)プロシージャにおいてネゴシエーションされる、請求項4に記載の方法。
  9. ワイヤレス通信のための装置であって、
    複数の装置のうちの1つまたは複数から1回または複数回の送信を受信するように構成されたレシーバと、
    少なくとも前記複数の装置に関連するグループ識別子と前記受信された1回または複数回の送信に基づく確認応答情報とを少なくとも含む確認応答メッセージを生成するように構成された処理システムであって、前記確認応答メッセージが、前記確認応答メッセージにおける前記確認応答情報の存在を示す1つまたは複数のビットを含む処理システムと、
    前記確認応答メッセージを前記複数の装置に送信するように構成されたトランスミッタとを備える装置。
  10. 前記1つまたは複数のビットは複数のビットを含み、
    前記複数のビットの組合せの特定の値が、前記確認応答メッセージにおける前記確認応答情報の前記存在を示す、請求項9に記載の装置。
  11. 前記特定の値は、規格ごとに有効ではないと見なされる組合せに相当する、請求項10に記載の装置。
  12. 前記確認応答情報は、前記1回または複数回の送信に関する確認応答ステータスを表すビットマップフィールドを含む、請求項9に記載の装置。
  13. 前記ビットマップフィールドの存在または長さの少なくとも一方が、局(STA)識別子に関連付けられる、請求項12に記載の装置。
  14. 前記ビットマップフィールドの存在または長さの少なくとも一方が、前記確認応答メッセージのブロック確認応答(BA)制御フィールド内または前記確認応答メッセージのトラフィック当たり識別子(per-TID)フィールド内の1つまたは複数の予約済みビットによって示される、請求項12に記載の装置。
  15. 前記ビットマップフィールドの存在または長さの少なくとも一方が、圧縮ビットマップビットを使用して表示される、請求項12に記載の装置。
  16. 前記ビットマップフィールドの存在または長さの少なくとも一方が、追加ブロック確認応答(ADDBA)プロシージャにおいてネゴシエーションされる、請求項12に記載の装置。
  17. ワイヤレス通信の方法であって、
    複数の装置のうちの1つからワイヤレスノードにデータを送信するステップと、
    前記ワイヤレスノードから確認応答メッセージを受信するステップであって、前記確認応答メッセージが、少なくとも前記複数の装置に関連するグループ識別子と確認応答情報とを少なくとも含み、前記確認応答メッセージが、前記確認応答メッセージにおける前記確認応答情報の存在を示す1つまたは複数のビットを含む、ステップと、
    前記グループ識別子および前記確認応答情報に少なくとも部分的に基づいて前記複数の装置のうちの前記1つに関する確認応答情報を判定するステップとを含む方法。
  18. 前記1つまたは複数のビットは複数のビットを含み、
    前記複数のビットの組合せの特定の値が、前記確認応答メッセージにおける前記確認応答情報の前記存在を示す、請求項17に記載の方法。
  19. 前記特定の値は、規格ごとに有効ではないと見なされる組合せに相当する、請求項18に記載の方法。
  20. グループ識別子に関連する複数の装置のうちの1つである、通信のための装置であって、
    ワイヤレスノードにデータを送信するように構成されたトランスミッタと、
    前記ワイヤレスノードから確認応答メッセージを受信するように構成されたレシーバであって、前記確認応答メッセージが、前記グループ識別子と確認応答情報とを少なくとも含み、前記確認応答メッセージが、前記確認応答メッセージにおける前記確認応答情報の存在を示す1つまたは複数のビットを含むレシーバと、
    前記グループ識別子および前記確認応答情報に少なくとも部分的に基づいて前記装置に関する確認応答情報を判定するように構成された処理システムとを備える装置。
  21. 前記1つまたは複数のビットは複数のビットを含み、
    前記複数のビットの組合せの特定の値が、前記確認応答メッセージにおける前記確認応答情報の前記存在を示す、請求項20に記載の装置。
  22. 前記特定の値は、規格ごとに有効ではないと見なされる組合せに相当する、請求項21に記載の装置。
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