JP2018503274A - ネットワークジッタ処理方法、装置、端末デバイス、プログラム及び記録媒体 - Google Patents

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Abstract

本発明は、ネットワークジッタ処理方法、装置、端末デバイス、プログラム及び記録媒体に関する。上記方法は、複数の音声データパケットを受信し、各音声データパケットの受信タイミングを記録するステップと、上記受信タイミングに基づいて、受信した上記複数の音声データパケットの中の全ての互いに隣接する二つの音声データパケット同士の間の時間間隔を算出するステップと、各時間間隔が属する所定の区間に基づいて、上記時間間隔の確率分布を統計するステップと、上記確率分布及び許可ジッタ確率に基づいて、バッファーゾーン目標サイズを算出するステップと、上記バッファーゾーン目標サイズに基づいてバッファーゾーンを調整することにより、ネットワークジッタを解決するステップとを含む。【選択図】図1A

Description

本願は、出願番号がCN201510967352.9であって、出願日が2015年12月21日である中国特許出願に基づいて優先権を主張し、当該中国特許出願のすべての内容を援用する。
本発明は、スマート端末デバイス技術分野に関し、特に、ネットワークジッタ処理方法、装置及び端末デバイスに関する。
ネットワークのブロードバンドの増加及びモバイルインタネットの普遍化に伴い、携帯電話でインタネットを利用するリアルタイム音声通信APPも、高速に発展している。無線ネットワークは、有線ネットワークと比較すると、パケット損失率、ネットワーク遅延、ネットワークジッタ、等の点において、ネットワーク電話(Voice over Internet Protocolであり、VoIPと略称する)のようなリアルタイム音声通信サービスの品質に比較的大きな影響を与える。
VoIP音声通信において、送信側は、一般的に、固定フレームレートの音声符号化アルゴリズムを採用して、均一な時間間隔でデータを送信する。この場合、受信側の音声品質が影響を受ける最大な要素は、送信側から受信側への転送遅延ではなく、受信側でデータを受信する時間間隔のジッタである。しかし、関連技術には、まだ、受信側でデータを受信する時間間隔のジッタに基づいてネットワークジッタの問題を解決する方法が開示されていない。
本発明は、受信側でデータを受信する時間間隔のジッタに基づいてネットワークジッタを解決するための、ネットワークジッタ処理方法、装置及び端末デバイスを提供する。
本発明の実施例に係る第1の態様によると、ネットワークジッタ処理方法を提供する。
上記方法は、
複数の音声データパケットを受信し、各音声データパケットの受信タイミングを記録するステップと、
上記受信タイミングに基づいて、受信した上記複数の音声データパケットの中の全ての互いに隣接する二つの音声データパケット同士の間の時間間隔を算出するステップと、
各時間間隔が属する所定の区間に基づいて、上記時間間隔の確率分布を統計するステップと、
上記確率分布及び許可ジッタ確率に基づいて、バッファーゾーン目標サイズを算出するステップと、
上記バッファーゾーン目標サイズに基づいてバッファーゾーンを調整することにより、ネットワークジッタを解決するステップと
を含む。
本発明の実施例が提供する構成の有益な効果は以下のとおりである。
受信側が音声データパケットを受信する時間間隔の確率分布がネットワークジッタの変化に従って変化されるから、受信側が音声データパケットを受信する時間間隔はランダム変数である。本実施例によると、時間間隔の確率分布及び許可ジッタ確率に基づいてバッファーゾーン目標サイズを算出するから、バッファーゾーン目標サイズは、ネットワークジッタに従って変化される。それで、バッファーゾーン目標サイズに基づいてバッファーゾーンを調整して、バッファーゾーンのサイズがネットワークジッタにしたがって変化されるようにすることができる。バッファーゾーンのサイズがネットワークジッタを解決する能力と密接に関連するため、バッファーゾーン目標サイズに従ってバッファーゾーンを調整してネットワークジッタを解決できる。
第1の態様の第1の実施方法において、
n番目の時間間隔は、J=R−Rn−1であり、ここで、Rは、n番目の音声データパケットの受信タイミングであり、Rn−1は、n−1番目の音声データパケットの受信タイミングであり、1≦n≦(N−1)であり、Nは、上記音声データパケットの合計数であり、
上記所定の区間の数は、複数であり、i番目の所定の区間は、
Figure 2018503274
であり、ここで、Tは、送信側が上記音声データパケットを送信する固定の時間間隔であり、Kは、正の整数であり、
上記各時間間隔が属する所定の区間に基づいて、上記時間間隔の確率分布を統計するステップは、
全ての時間間隔の中で各所定の区間にそれぞれ落ちる時間間隔の数であるN,i≧0を統計するステップと、
各N及び上記音声データパケットの合計数Nに基づいて、上記時間間隔が各所定の区間に落ちる確率
Figure 2018503274
を算出するステップと
を含み、
ここで、iは、所定の区間の識別番号であり、N≧0である。
本発明の実施例が提供する構成の有益な効果は以下のとおりである。
全ての時間間隔の中で各所定の区間にそれぞれ落ちる時間間隔の数を統計して、音声データパケットの合計数に対する各々の所定の区間の時間間隔の数の比率である、時間間隔が上記所定の区間に落ちる確率に基づいて、時間間隔が各所定の区間に落ちる確率を得ることにより、時間間隔の確率分布を得ることができる。
第1の態様の第1の実施方法を基に、第1の態様の第2の実施方法において、
N≧Nmaxである場合、いずれか一つのnに対して、n≧Nmaxであると、(n−Nmax+1)番目の時間間隔が属する所定の区間に対応される時間間隔の数から1を引き算し、ここで、Nmaxは、上記音声データパケットの合計数の閾値である。
本発明の実施例が提供する構成の有益な効果は以下のとおりである。
一つの新たな時間間隔が増加される度に一つの存在した時間が最も長い時間間隔を減少させることにより、各所定の区間に存在する時間間隔の合計数が、受信側で受信する音声データパケットの増加にしたがって、変化されないように保証することができる。
第1の態様の第2の実施方法を基に、第1の態様の第3の実施方法において、
上記確率分布及び許可ジッタ確率に基づいて、バッファーゾーン目標サイズを算出するステップは、条件
Figure 2018503274
を満たすmを算出するステップと、
複数の上記所定の区間の中で0番目の所定の区間から連続してm番目の所定の区間までのサイズの合計を、上記バッファーゾーン目標サイズとするステップと
を含み、
ここで、Pは、既知のジッタ許可確率である。
第1の態様乃至第1の態様の第3の実施方法のいずれかの一実施方法において、
上記バッファーゾーン目標サイズに基づいてバッファーゾーンを調整することにより、ネットワークジッタを解決するステップは、
バッファーゾーンの現在サイズが上記バッファーゾーン目標サイズ未満であり、且つ、バッファーゾーン有効長さが0であると、上記バッファーゾーンの中でデータを生成してフレーム補間を行うステップと、
バッファーゾーンの現在サイズが上記バッファーゾーン目標サイズ未満ではないと、上記バッファーゾーン中の非音声データを削除することにより、上記バッファーゾーンの現在サイズと上記バッファーゾーン目標サイズとの間の差分が所定の範囲内に入るようにするステップと
を含む。
本発明の実施例が提供する構成の有益な効果は以下のとおりである。
時間間隔の確率分布及び許可ジッタ確率に基づいてバッファーゾーン目標サイズを算出して、バッファーゾーン目標サイズに基づいてバッファーゾーンの現在サイズを調整することにより、ネットワークジッタにしたがってバッファーゾーンのサイズを動的に調節して、ネットワークジッタを解決した。
第1の態様の第4の実施方法を基に、第1の態様の第5の実施方法において、
上記複数の音声データパケットを受信し、各音声データパケットの受信タイミングを記録するステップの後に、
上記複数の音声データパケット中の各々の音声データパケットを復号化して、音声データ、又は、非音声データを得て、上記音声データ、又は、上記非音声データを上記バッファーゾーンに入れるステップ
をさらに含む。
本発明の実施例が提供する構成の有益な効果は以下のとおりである。
受信側のデコーダと再生モジュールとの間にバッファーゾーンを追加して、受信した音声データパケットを、受信側のRTPメッセージ受信モジュールによってRTPメッセージに変換してデコーダに伝送する。その後、デコーダによって、RTPメッセージに対して復号化処理を行って、音声データ、又は、非音声データを得て、音声データ、又は、非音声データをバッファーゾーンに入れて、バッファーゾーンを動的に調節することにより、ネットワークジッタに対する処理を実現する。
本発明の実施例に係る第2の態様によると、
ネットワークジッタ処理装置は、
複数の音声データパケットを受信し、各音声データパケットの受信タイミングを記録する受信記録モジュールと、
上記受信タイミングに基づいて、受信した上記複数の音声データパケットの中の全ての互いに隣接する二つの音声データパケット同士の間の時間間隔を算出する算出モジュールと、
各時間間隔が属する所定の区間に基づいて、上記時間間隔の確率分布を統計する統計モジュールと、
調整モジュールと
を備え、
上記算出モジュールは、さらに、上記確率分布及び許可ジッタ確率に基づいて、バッファーゾーン目標サイズを算出し、
上記調整モジュールは、上記バッファーゾーン目標サイズに基づいてバッファーゾーンを調整することにより、ネットワークジッタを解決する。
本発明の実施例が提供する構成の有益な効果は以下のとおりである。
受信側が音声データパケットを受信する時間間隔の確率分布がネットワークジッタの変化に従って変化されるから、受信側が音声データパケットを受信する時間間隔はランダム変数である。本実施例によると、時間間隔の確率分布及び許可ジッタ確率に基づいてバッファーゾーン目標サイズを算出するから、バッファーゾーン目標サイズは、ネットワークジッタに従って変化される。それで、バッファーゾーン目標サイズに基づいてバッファーゾーンを調整して、バッファーゾーンのサイズがネットワークジッタにしたがって変化されるようにすることができる。バッファーゾーンのサイズがネットワークジッタを解決する能力と密接に関連するため、バッファーゾーン目標サイズに従ってバッファーゾーンを調整してネットワークジッタを解決できる。
第2の態様の第1の実施方法において、
n番目の時間間隔は、J=R−Rn−1であり、ここで、Rは、n番目の音声データパケットの受信タイミングであり、Rn−1は、n−1番目の音声データパケットの受信タイミングであり、1≦n≦(N−1)であり、Nは、上記音声データパケットの合計数であり、
上記所定の区間の数は、複数であり、i番目の所定の区間は、
Figure 2018503274
であり、ここで、Tは、送信側が上記音声データパケットを送信する固定の時間間隔であり、Kは、正の整数であり、
上記統計モジュールは、
全ての時間間隔の中で各所定の区間にそれぞれ落ちる時間間隔の数であるN,i≧0を統計する第1統計サブモジュールと、
各N及び上記音声データパケットの合計数Nに基づいて、上記時間間隔が各所定の区間に落ちる確率
Figure 2018503274
を算出する第1算出サブモジュールと
を備え
ここで、iは、所定の区間の識別番号であり、N≧0である。
本発明の実施例が提供する構成の有益な効果は以下のとおりである。
全ての時間間隔の中で各所定の区間にそれぞれ落ちる時間間隔の数を統計して、音声データパケットの合計数に対する各々の所定の区間の時間間隔の数の比率である、時間間隔が上記所定の区間に落ちる確率に基づいて、時間間隔が各所定の区間に落ちる確率を得ることにより、時間間隔の確率分布を得ることができる。
第2の態様の第1の実施方法を基に、第2の態様の第2の実施方法において、
上記統計モジュールは、
N≧Nmaxである場合、いずれか一つのnに対して、n≧Nmaxであると、(n−Nmax+1)番目の時間間隔が属する所定の区間に対応される時間間隔の数から1を引き算する第2統計サブモジュール
をさらに備え、
ここで、Nmaxは、上記音声データパケットの合計数の閾値である。
本発明の実施例が提供する構成の有益な効果は以下のとおりである。
一つの新たな時間間隔が増加される度に一つの存在した時間が最も長い時間間隔を減少させることにより、各所定の区間に存在する時間間隔の合計数が、受信側で受信する音声データパケットの増加にしたがって、変化されないように保証することができる。
第2の態様の第2の実施方法を基に、第2の態様の第3の実施方法において、
上記算出モジュールは、条件
Figure 2018503274
を満たすmを算出する第2算出サブモジュールと、
複数の上記所定の区間の中で0番目の所定の区間から連続してm番目の所定の区間までのサイズの合計を、上記バッファーゾーン目標サイズとする第3算出サブモジュールと
を備え、
ここで、Pは、既知のジッタ許可確率である。
第2の態様乃至第2の態様の第3の実施方法のいずれかの一実施方法を基に、第2の態様の第4の実施方法において、
上記調整モジュールは、
バッファーゾーンの現在サイズが上記バッファーゾーン目標サイズ未満であり、且つ、バッファーゾーン有効長さが0であると、上記バッファーゾーンの中でデータを生成してフレーム補間を行う第1調整サブモジュールと、
バッファーゾーンの現在サイズが上記バッファーゾーン目標サイズ未満ではないと、上記バッファーゾーン中の非音声データを削除することにより、上記バッファーゾーンの現在サイズと上記バッファーゾーン目標サイズとの間の差分が所定の範囲内に入るようにする第2調整サブモジュールと
を備える。
本発明の実施例が提供する構成の有益な効果は以下のとおりである。
時間間隔の確率分布及び許可ジッタ確率に基づいてバッファーゾーン目標サイズを算出して、バッファーゾーン目標サイズに基づいてバッファーゾーンの現在サイズを調整することにより、ネットワークジッタにしたがってバッファーゾーンのサイズを動的に調節して、ネットワークジッタを解決した。
第2の態様の第4の実施方法を基に、第2の態様の第5の実施方法において、
上記装置は、
上記受信記録モジュールが複数の音声データパケットを受信して、各音声データパケットの受信タイミングを記録した後に、上記複数の音声データパケット中の各々の音声データパケットを復号化して、音声データ、又は、非音声データを得て、上記音声データ、又は、上記非音声データを上記バッファーゾーンに入れる復号化モジュール
をさらに備える。
本発明の実施例が提供する構成の有益な効果は以下のとおりである。
受信側のデコーダと再生モジュールとの間にバッファーゾーンを追加して、受信した音声データパケットを、受信側のRTPメッセージ受信モジュールによってRTPメッセージに変換してデコーダに伝送する。その後、デコーダによって、RTPメッセージに対して復号化処理を行って、音声データ、又は、非音声データを得て、音声データ、又は、非音声データをバッファーゾーンに入れて、バッファーゾーンを動的に調節することにより、ネットワークジッタに対する処理を実現する。
本発明の実施例に係る第3の態様によると、
端末デバイスは、
プロセッサと、
上記プロセッサが実行可能な命令を記憶するためのメモリと
を備え、
上記プロセッサは、
複数の音声データパケットを受信し、各音声データパケットの受信タイミングを記録し、
上記受信タイミングに基づいて、受信した上記複数の音声データパケットの中の全ての互いに隣接する二つの音声データパケット同士の間の時間間隔を算出し、
各時間間隔が属する所定の区間に基づいて、上記時間間隔の確率分布を統計し、
上記確率分布及び許可ジッタ確率に基づいて、バッファーゾーン目標サイズを算出し、
上記バッファーゾーン目標サイズに基づいてバッファーゾーンを調整することにより、ネットワークジッタを解決する
ように構成される。
以上の統括な記述と以下の細部記述は、ただ例示的なものであり、本発明を制限するものではないと、理解するべきである。
ここでの図面は、明細書に合併されて本明細書の一部を構成して本発明に合致する実施例を示し、明細書とともに本発明の原理の説明に用いられる。
例示的な一実施例に係るネットワークジッタ処理方法の実施例1を示すフローチャートである。 図1Aに示した実施例中の受信側を示す模式図である。 例示的な一実施例に係るネットワークジッタ処理方法の実施例2を示すフローチャートである。 例示的な一実施例に係るネットワークジッタ処理方法の実施例3を示すフローチャートである。 例示的な一実施例に係るネットワークジッタ処理方法の実施例4を示すフローチャートである。 例示的な一実施例に係るネットワークジッタ処理方法の実施例5を示すフローチャートである。 例示的な一実施例に係るネットワークジッタ処理装置の実施例1を示すブロック図である。 例示的な一実施例に係るネットワークジッタ処理装置の実施例2を示すブロック図である。 例示的な一実施例に係る端末デバイスを示すブロック図である。 例示的な一実施例に係るもう一端末デバイスを示すブロック図である。
以上の図面を通じて、本発明の実施例を例示しているが、そのさらに具体的な内容については後述する。これらの図面及び文字記載は、本発明の趣旨の範囲を限定するためのものではなく、特定の実施例を参照として、当業者に本発明のコンセプトを理解させるためのものである。
ここで、例示的な実施例を詳細に説明する。また、説明中の例は、図面に示している。以下の記述において、図面を説明する際に特に説明しない場合、異なる図面中の同一の符号は、同一或は同様な要素を意味する。以下の例示的な実施例において記述する実施方法は、本発明に合致するすべての実施方法を代表するものではない。逆に、それらは、添付の特許請求の範囲において詳細に記述された、本発明のいくつかの態様と合致する装置、及び方法の例に過ぎない。
図1Aは、例示的な一実施例に係るネットワークジッタ処理方法の実施例1を示すフローチャートである。上記方法は、ネットワークジッタ処理装置によって実行される。上記ネットワークジッタ処理装置は、端末デバイス中に配置される。図1Aに示したように、上記方法は、以下のステップを含む。
ステップ101において、複数の音声データパケットを受信し、各音声データパケットの受信タイミングを記録する。
本実施例において、二つの端末デバイスは、VoIPを利用して音声通信をしている。二つの端末デバイスが音声通信する時に使用するプロトコルは、リアルタイム転送プロトコル(Real−time Transport Protocolであり、RTPと略称する)である。送信側は、受信側のユーザが送信側のユーザの音声を聞いている間に、受信側に複数のRTPメッセージを送信する。各々のRTPメッセージは、音声データを含み、受信側は上記複数のRTPメッセージを受信し、各々のRTPメッセージを受信した受信タイミングを記録する。
ステップ102において、上記受信タイミングに基づいて、受信した上記複数の音声データパケットの中の全ての互いに隣接する二つの音声データパケット同士の間の時間間隔を算出する。
n番目の時間間隔は、J=R−Rn−1であり、ここで、Rは、n番目の音声データパケットの受信タイミングであり、Rn−1は、n−1番目の音声データパケットの受信タイミングであり、1≦n≦(N−1)であり、Nは、上記音声データパケットの合計数である。
各々のRTPメッセージの受信タイミングに基づいて、全ての互いに隣接する二つの音声データパケット同士の間の時間間隔を算出する。例えば、n−1番目の音声データパケットの受信タイミングがRn−1であり、n番目の音声データパケットの受信タイミングがRであると、J=R−Rn−1は、n番目の時間間隔を示し、全ての上記RTPメッセージの数は、Nであり、ここで、1≦n≦(N−1)である。
ステップ103において、各時間間隔が属する所定の区間に基づいて、上記時間間隔の確率分布を統計する。
本実施例において、上記所定の区間の数は、複数であり、i番目の所定の区間は、
Figure 2018503274
であり、ここで、Tは、送信側が上記音声データパケットを送信する固定の時間間隔であり、Kは、正の整数であり、i≧0である。全ての時間間隔の中で各所定の区間にそれぞれ落ちる時間間隔の数を統計する。即ち、各所定の区間
Figure 2018503274
に対して、全ての時間間隔中で上記所定の区間に落ちる時間間隔の数Nを統計する。Jがnにしたがって変化されるから、受信側が受信する互いに隣接する二つの音声データパケット同士の間の時間間隔Jは、ランダム変数である。音声データパケットの合計数Nに対する上記所定の区間に対応される時間間隔の数Nの比率が、ランダム変数Jが上記所定の区間に落ちる確率pである。ランダム変数Jが各所定の区間に落ちる確率
,i≧0
に基づいて、ランダム変数Jの確率分布を得ることができる。オプションとして、K=8であり、Kが大きくなるほど、統計区間の分割も細かくなり、算出された確率分布も正確になる。しかし、Kの値が大きすぎると、統計するパケットの数が十分に多くない場合、逆に、確率分布図においてある位置でのデータが小さすぎになって、データ歪みが発生する。
ステップ104において、上記確率分布及び許可ジッタ確率に基づいて、バッファーゾーン目標サイズを算出する。
本実施例において、許可ジッタ確率は、バッファーゾーンが克服できるネットワークジッタの確率であり、ランダム変数Jが前からm+1個の所定の区間に落ちる確率の合計
Figure 2018503274
、及び、前からm+2個の所定の区間に落ちる確率の合計
Figure 2018503274
をそれぞれ加算して、許可ジッタ確率Pが条件
Figure 2018503274
を満たすと、0番目の所定の区間から連続してm番目の所定の区間までのサイズの合計を、バッファーゾーン目標サイズとする。
ステップ105において、上記バッファーゾーン目標サイズに基づいてバッファーゾーンを調整することにより、ネットワークジッタを解決する。
図1Bを参照すると、受信側のデコーダと再生モジュールとの間に、バッファーゾーンを追加して、受信した音声データパケットを、受信側のRTPメッセージ受信モジュールによってRTPメッセージに変換してデコーダに伝送する。その後、デコーダによって、RTPメッセージに対して復号化処理を行って、音声データ、又は、非音声データを得て、音声データ、又は、非音声データをバッファーゾーンに入れる。オプションとして、一つのRTPメッセージに対して復号化処理を行った後に得る音声データ、又は、非音声データの長さがLであると、バッファーゾーンの合計のサイズは、K*Lである。即ち、バッファーゾーンをK個のブロックに分割すると、各ブロックの長さはLであり、それぞれのシリアルナンバーを、順に、0、1、2、……、K−1とする。再生モジュールは、定期的に、バッファーゾーンからデータを読み取って再生させる。再生モジュールがバッファーゾーンからシリアルナンバーがPreadであるブロックからデータを読み取って再生させる場合、デコーダは、復号化して出力するデータをシリアルナンバーがPwriteであるブロックに書き込み、Pwrite−Preadは、バッファーゾーンの有効データ長さを示し、バッファーゾーンによって発生された遅延も代表する。
バッファーゾーンのサイズがネットワークジッタを解決する能力と密接に関連するため、上記バッファーゾーン目標サイズに基づいてバッファーゾーンを調整することにより、ネットワークジッタを解決する。
本実施例において、受信側が音声データパケットを受信する時間間隔の確率分布がネットワークジッタの変化に従って変化されるから、受信側が音声データパケットを受信する時間間隔はランダム変数である。本実施例によると、時間間隔の確率分布及び許可ジッタ確率に基づいてバッファーゾーン目標サイズを算出するから、バッファーゾーン目標サイズは、ネットワークジッタに従って変化される。それで、バッファーゾーン目標サイズに基づいてバッファーゾーンを調整して、バッファーゾーンのサイズがネットワークジッタにしたがって変化されるようにすることができる。バッファーゾーンのサイズがネットワークジッタを解決する能力と密接に関連するため、バッファーゾーン目標サイズに従ってバッファーゾーンを調整してネットワークジッタを解決できる。
図2は、例示的な一実施例に係るネットワークジッタ処理方法の実施例2を示すフローチャートである。図2に示したように、上記方法は、以下のステップを含む。
ステップ201において、複数の音声データパケットを受信し、各音声データパケットの受信タイミングを記録する。
ステップ202において、上記受信タイミングに基づいて、受信した上記複数の音声データパケットの中の全ての互いに隣接する二つの音声データパケット同士の間の時間間隔を算出する。
ステップ203において、全ての時間間隔の中で各所定の区間にそれぞれ落ちる時間間隔の数であるN,i≧0を統計し、iは、所定の区間の識別番号であり、N≧0である。
本実施例において、上記所定の区間の数は、複数であり、i番目の所定の区間は、
Figure 2018503274
であり、i≧0である。全てのRTPメッセージの数がNであると、全ての時間間隔はJ、J・・・JN−1であり、J、J・・・JN−1の中で各々の所定の区間にそれぞれ落ちる数を統計し、NでJ、J・・・JN−1の中でi番目の所定の区間に落ちる数を示す。例えば、J、J・・・JN−1の中でJ、J及びJ10のみが条件
Figure 2018503274
を満たすと、即ち、J、J・・・JN−1の中で3つの値がi番目の所定の区間範囲内に落ちると、N=3である。その他の所定の区間に対しても、同様である。
ステップ204において、各N及び上記音声データパケットの合計数Nに基づいて、上記時間間隔が各所定の区間に落ちる確率
Figure 2018503274
を算出する。
ステップ203によって各所定の区間に対応される統計値を得ることができる、例えば、i番目の所定の区間にN個の統計値が対応されていると、
Figure 2018503274
は、ランダム変数Jがi番目の所定の区間に落ちる確率であり、このようにして、ランダム変数Jが各所定の区間に落ちる確率を算出できる。
ステップ205において、上記確率分布及び許可ジッタ確率に基づいて、バッファーゾーン目標サイズを算出する。
ステップ206において、上記バッファーゾーン目標サイズに基づいてバッファーゾーンを調整することにより、ネットワークジッタを解決する。
本実施例において、全ての時間間隔の中で各所定の区間にそれぞれ落ちる時間間隔の数を統計して、音声データパケットの合計数に対する各々の所定の区間の時間間隔の数の比率である時間間隔が上記所定の区間に落ちる確率に基づいて、時間間隔が各所定の区間に落ちる確率を得ることにより、時間間隔の確率分布を得ることができる。
図3は、例示的な一実施例に係るネットワークジッタ処理方法の実施例3を示すフローチャートである。図3に示したように、上記方法は、以下のステップを含む。
ステップ301において、複数の音声データパケットを受信し、各音声データパケットの受信タイミングを記録する。
ステップ302において、上記受信タイミングに基づいて、受信した上記複数の音声データパケットの中の全ての互いに隣接する二つの音声データパケット同士の間の時間間隔を算出する。
ステップ303において、全ての時間間隔の中で各所定の区間にそれぞれ落ちる時間間隔の数であるN,i≧0を統計し、ここで、iは、所定の区間の識別番号であり、N≧0である。
ステップ304において、各N及び上記音声データパケットの合計数Nに基づいて、上記時間間隔が各所定の区間に落ちる確率
Figure 2018503274
を算出する。
ステップ305において、N≧Nmaxである場合、いずれか一つのnに対して、n≧Nmaxであると、(n−Nmax+1)番目の時間間隔が属する所定の区間に対応される時間間隔の数から1を引き算し、ここで、Nmaxは、上記音声データパケットの合計数の閾値である。
本実施例において、受信側によって現在既に1000個の音声データパケットを受信し、上記1000個の音声データパケットのシリアルナンバーが、順に、0,1,2……999であり、1000個の音声データパケットに999個の時間間隔J、J・・・J999が対応されていると仮定すると、受信側が受信できる音声データパケットの合計数の閾値は1000であり、受信側は、シリアルナンバーが1000である音声データパケットを受信した際に、J1000を算出する。J1000が10番目の所定の区間に属すると仮定すると、10番目の所定の区間に対応される統計値に1を加算する同時に、Jが属する所定の区間に対応される統計値から1を引き算する。同様に、受信側は、シリアルナンバーが1001である音声データパケットを受信すると、J1001を算出し、J1001が8番目の所定の区間に属すると仮定すると、8番目の所定の区間に対応される統計値に1を加算する同時に、Jが属する所定の区間に対応される統計値から1を引き算する。即ち、一つの新たな時間間隔が増加される度に、一つの存在した時間が最も長い時間間隔を減少させる。各所定の区間に存在する時間間隔の合計数が、受信側で受信する音声データパケットの増加にしたがって、変化されないように保証することができる。
ステップ306において、上記確率分布及び許可ジッタ確率に基づいて、バッファーゾーン目標サイズを算出する。
ステップ307において、上記バッファーゾーン目標サイズに基づいてバッファーゾーンを調整することにより、ネットワークジッタを解決する。
本実施例において、一つの新たな時間間隔が増加される度に一つの存在した時間が最も長い時間間隔を減少させることにより、各所定の区間に存在する時間間隔の合計数が、受信側で受信する音声データパケットの増加にしたがって、変化されないように保証することができる。
図4は、例示的な一実施例に係るネットワークジッタ処理方法の実施例4を示すフローチャートである。図4に示したように、上記方法は、以下のステップを含む。
ステップ401において、複数の音声データパケットを受信し、各音声データパケットの受信タイミングを記録する。
ステップ402において、上記受信タイミングに基づいて、受信した上記複数の音声データパケットの中の全ての互いに隣接する二つの音声データパケット同士の間の時間間隔を算出する。
ステップ403において、全ての時間間隔の中で各所定の区間にそれぞれ落ちる時間間隔の数であるN,i≧0を統計し、ここで、iは、所定の区間の識別番号であり、N≧0である。
ステップ404において、各N及び上記音声データパケットの合計数Nに基づいて、上記時間間隔が各所定の区間に落ちる確率
Figure 2018503274
を算出する。
ステップ405において、N≧Nmaxである場合、いずれか一つのnに対して、N≧Nmaxであると、(n−Nmax+1)番目の時間間隔が属する所定の区間に対応される時間間隔の数から1を引き算し、ここで、Nmaxは、上記音声データパケットの合計数の閾値である。
ステップ406において、条件
Figure 2018503274
を満たすmを算出し、ここで、Pは、既知のジッタ許可確率である。
許可ジッタ確率は、バッファーゾーンが克服できるネットワークジッタの確率であり、ランダム変数Jが前からm+1個の所定の区間に落ちる確率の合計
Figure 2018503274
、及び、前からm+2個の所定の区間に落ちる確率の合計
Figure 2018503274
をそれぞれ加算し、所定の許可ジッタ確率である既知のPを予め設定して、条件
Figure 2018503274
を満たすmを算出する。
ステップ407において、複数の上記所定の区間の中で0番目の所定の区間から連続してm番目の所定の区間までのサイズの合計を、上記バッファーゾーン目標サイズとする。
ステップ408において、バッファーゾーンの現在サイズが上記バッファーゾーン目標サイズ未満であると、上記バッファーゾーンの中でデータを生成することにより、フレーム補間を行い、バッファーゾーンの現在サイズが上記バッファーゾーン目標サイズ未満ではないと、上記バッファーゾーン中の非音声データを削除することにより、上記バッファーゾーンの現在サイズと上記バッファーゾーン目標サイズとの間の差分が所定の範囲内に入るようにする。
上記バッファーゾーン目標サイズに基づいてバッファーゾーンを調整することにより、ネットワークジッタを解決する。具体的な調整方法は、バッファーゾーンの現在サイズが上記バッファーゾーン目標サイズ未満であると、上記バッファーゾーンの中でデータを生成してフレーム補間を行う。フレーム補間を行う方法は、具体的に、音声データに対しては、ピッチ周期に基づいて繰り返すことにより、音声の安定を保証し、非音声データに対しては、バックグラウンドノイズのパワーの推定値に基づいて、ノイズを生成して平滑化する。バッファーゾーンの現在サイズが上記バッファーゾーン目標サイズ未満ではないと、上記バッファーゾーン中の非音声データを削除して、バッファーゾーンの現在サイズを、上記バッファーゾーンの現在サイズと上記バッファーゾーン目標サイズと間の差分が所定の範囲内に入るまで、減少させてから、上記バッファーゾーン中の非音声データの削除を停止する。
本実施例において、時間間隔の確率分布及び許可ジッタ確率に基づいてバッファーゾーン目標サイズを算出して、バッファーゾーン目標サイズに基づいてバッファーゾーンの現在サイズを調整することにより、ネットワークジッタにしたがってバッファーゾーンのサイズを動的に調節して、ネットワークジッタを解決した。
図5は、例示的な一実施例に係るネットワークジッタ処理方法の実施例5を示すフローチャートである。図5に示したように、上記方法は、以下のステップを含む。
ステップ501において、複数の音声データパケットを受信し、各音声データパケットの受信タイミングを記録する。
ステップ502において、上記複数の音声データパケット中の各々の音声データパケットを復号化して、音声データ、又は、非音声データを得て、上記音声データ、又は、上記非音声データを上記バッファーゾーンに入れる。
具体的には、図1Bに示したように、ステップ502の方法は、実施例1の図1Bに関する記述と同一であるから、ここでは繰り返して説明しない。
ステップ503において、上記受信タイミングに基づいて、受信した上記複数の音声データパケットの中の全ての互いに隣接する二つの音声データパケット同士の間の時間間隔を算出する。
ステップ504において、全ての時間間隔の中で各所定の区間にそれぞれ落ちる時間間隔の数であるN,i≧0を統計し、ここで、iは、所定の区間の識別番号であり、N≧0である。
ステップ505において、各N及び上記音声データパケットの合計数Nに基づいて、上記時間間隔が各所定の区間に落ちる確率
Figure 2018503274
を算出する。
ステップ506において、N≧Nmaxである場合、いずれか一つのnに対して、、n≧Nmaxであると、(n−Nmax+1)番目の時間間隔が属する所定の区間に対応される時間間隔の数から1を引き算し、ここで、Nmaxは、上記音声データパケットの合計数の閾値である。
ステップ507において、条件
Figure 2018503274
を満たすmを算出し、ここで、Pは、既知のジッタ許可確率である。
許可ジッタ確率は、バッファーゾーンが克服できるネットワークジッタの確率であり、ランダム変数Jが前からm+1個の所定の区間に落ちる確率の合計
Figure 2018503274
、及び、前からm+2個の所定の区間に落ちる確率の合計
Figure 2018503274
をそれぞれ加算し、所定の許可ジッタ確率である既知のPを予め設定して、条件
Figure 2018503274
を満たすmを算出する。
ステップ508において、複数の上記所定の区間の中で0番目の所定の区間から連続してm番目の所定の区間までのサイズの合計を、上記バッファーゾーン目標サイズとする。
ステップ509において、バッファーゾーンの現在サイズが上記バッファーゾーン目標サイズ未満であり、且つ、バッファーゾーン有効長さが0であると、上記バッファーゾーンの中でデータを生成することにより、フレーム補間を行い、バッファーゾーンの現在サイズが上記バッファーゾーン目標サイズ未満でないと、上記バッファーゾーン中の非音声データを削除することにより、上記バッファーゾーンの現在サイズと上記バッファーゾーン目標サイズと間の差分が所定の範囲内に入るようにする。
一定のネットワーク条件及び一定のパケット損失許可確率が予め設定されている場合に、バッファーゾーン目標長さが3であるとすると、ネットワークが閉塞されると、バッファーゾーン内の有効データ長さが2,1になり、この場合は、フレーム補間を行う必要がない。もし、この時、閉塞されたデータパケットが連続的に送られると、バッファーゾーンの有効長さは、増加されることになり、この場合は、フレーム補間を行う必要がない。もし、閉塞されたデータパケットが連続的に送られないと、バッファーゾーン有効長さが0になり、フレーム補間を行う必要がある。
ネットワーク条件が悪くなり、パケット損失許可確率が変わらないと仮定すると、バッファーゾーンの目標長さは、例えば5のように長くなる。この場合は、閉塞される時に、バッファーゾーンに、4フレームの再生できるデータが存在することを、意味する。4フレームのデータを再生させた後にも、閉塞されたデータパケットが連続的に送られないと、フレーム補間を行う必要がある。このように、バッファーゾーンの目標長さが長くなると、バッファーゾーンフレーム補間を行う確率が減少され、音質を改善できる。
ネットワーク条件がよくなり、パケット損失許可確率が変わらないと仮定すると、バッファーゾーンの目標長さは、例えば1のように小さくなる。この場合は、バッファーゾーンに引き入れる遅延が、1フレームのみになり、遅延が短くなっていることを、意味する。しかし、ネットワークが閉塞されると、1フレームのデータを再生させた後に、フレーム補間を行う必要がある。
ネットワーク条件が変わらないし、パケット損失許可確率が大きくなると仮定すると、理論的には、バッファーゾーンの目標長さが長くなり、この場合は、遅延が増加されたことを意味する。しかし、フレーム補間を行う確率は低くなり、この場合は、ユーザがパケット損失許可確率を大きく設定したことの代価となる。
ネットワーク条件が変わらないし、パケット損失許可確率が小さくなると仮定すると、理論的には、バッファーゾーンの目標長さが小さくなり、この場合は、遅延が減少されたことを意味する。しかし、フレーム補間を行う確率が増加され、この場合は、ユーザが、相対的に多いパケット損失とフレーム補間を容認するかわりに、相対的に少ない遅延を求めるためである。
本実施例において、受信側のデコーダと再生モジュールとの間にバッファーゾーンを追加して、受信した音声データパケットを、受信側のRTPメッセージ受信モジュールによってRTPメッセージに変換してデコーダに伝送する。その後、デコーダによって、RTPメッセージに対して復号化処理を行って、音声データ、又は、非音声データを得て、音声データ、又は、非音声データをバッファーゾーンに入れて、バッファーゾーンを動的に調節することにより、ネットワークジッタに対する処理を実現する。
図6は、例示的な一実施例に係るネットワークジッタ処理装置の実施例1を示すブロック図である。図6に示したように、上記装置は、受信記録モジュール61、算出モジュール62、統計モジュール63及び調整モジュール64を備える。
受信記録モジュール61は、複数の音声データパケットを受信し、各音声データパケットの受信タイミングを記録する。
算出モジュール62は、上記受信タイミングに基づいて、受信した上記複数の音声データパケットの中の全ての互いに隣接する二つの音声データパケット同士の間の時間間隔を算出する。
統計モジュール63は、各時間間隔が属する所定の区間に基づいて、上記時間間隔の確率分布を統計する。
算出モジュール62は、さらに、上記確率分布及び許可ジッタ確率に基づいて、バッファーゾーン目標サイズを算出する。
調整モジュール64は、上記バッファーゾーン目標サイズに基づいてバッファーゾーンを調整することにより、ネットワークジッタを解決する。
本実施例において、受信側が音声データパケットを受信する時間間隔の確率分布がネットワークジッタの変化に従って変化されるから、受信側が音声データパケットを受信する時間間隔はランダム変数である。本実施例によると、時間間隔の確率分布及び許可ジッタ確率に基づいてバッファーゾーン目標サイズを算出するから、バッファーゾーン目標サイズは、ネットワークジッタに従って変化される。それで、バッファーゾーン目標サイズに基づいてバッファーゾーンを調整して、バッファーゾーンのサイズがネットワークジッタにしたがって変化されるようにすることができる。バッファーゾーンのサイズがネットワークジッタを解決する能力と密接に関連するため、バッファーゾーン目標サイズに従ってバッファーゾーンを調整してネットワークジッタを解決できる。
図7は、例示的な一実施例に係るネットワークジッタ処理装置の実施例2を示すブロック図である。図7に示したように、図6に示した実施例を基に、n番目の時間間隔は、J=R−Rn−1であり、ここで、Rは、n番目の音声データパケットの受信タイミングであり、Rn−1は、n−1番目の音声データパケットの受信タイミングであり、1≦n≦(N−1)であり、Nは、上記音声データパケットの合計数であり、上記所定の区間の数は、複数であり、i番目の所定の区間は、
Figure 2018503274
であり、ここで、Tは、送信側が上記音声データパケットを送信する固定の時間間隔であり、Kは、正の整数である。
統計モジュール63は、第1統計サブモジュール631、第1算出サブモジュール632及び第2統計サブモジュール633を備える。
第1統計サブモジュール631は、全ての時間間隔の中で各所定の区間にそれぞれ落ちる時間間隔の数であるN,i≧0を統計し、iは、所定の区間の識別番号であり、N≧0である。
第1算出サブモジュール632は、各N及び上記音声データパケットの合計数Nに基づいて、上記時間間隔が各所定の区間に落ちる確率
Figure 2018503274
を算出する。
第2統計サブモジュール633は、N≧Nmaxである場合、いずれか一つのnに対して、n≧Nmaxであると、(n−Nmax+1)番目の時間間隔が属する所定の区間に対応される時間間隔の数から1を引き算し、ここで、Nmaxは、上記音声データパケットの合計数の閾値である。
算出モジュール62は、第2算出サブモジュール621及び第3算出サブモジュール622を備える。
第2算出サブモジュール621は、条件
Figure 2018503274
を満たすmを算出し、ここで、Pは、既知のジッタ許可確率である。
第3算出サブモジュール622は、複数の上記所定の区間の中で0番目の所定の区間から連続してm番目の所定の区間までのサイズの合計を、上記バッファーゾーン目標サイズとする。
調整モジュール64は、第1調整サブモジュール641及び第2調整サブモジュール642を備える。
第1調整サブモジュール641は、バッファーゾーンの現在サイズが上記バッファーゾーン目標サイズ未満であり、且つ、バッファーゾーン有効長さが0であると、上記バッファーゾーンの中でデータを生成してフレーム補間を行う。
第2調整サブモジュール642は、バッファーゾーンの現在サイズが上記バッファーゾーン目標サイズ未満ではないと、上記バッファーゾーン中の非音声データを削除することにより、上記バッファーゾーンの現在サイズと上記バッファーゾーン目標サイズと間の差分が所定の範囲内に入るようにする。
上記装置は、復号化モジュール65をさらに備える。上記復号化モジュール65は、受信記録モジュール61が複数の音声データパケットを受信して、各音声データパケットの受信タイミングを記録した後に、上記複数の音声データパケット中の各々の音声データパケットを復号化して、音声データ、又は、非音声データを得て、上記音声データ、又は、上記非音声データを上記バッファーゾーンに入れる。
本実施例によって提供されるネットワークジッタ処理装置は、図2〜図5に示されたいずれかの方法の実施例の技術的方案を実行することができる。
本実施例において、全ての時間間隔の中で各所定の区間にそれぞれ落ちる時間間隔の数を統計して、音声データパケットの合計数に対する各々の所定の区間の時間間隔の数の比率である時間間隔が上記所定の区間に落ちる確率に基づいて、時間間隔が各所定の区間に落ちる確率を得ることにより、時間間隔の確率分布を得ることができる。一つの新たな時間間隔が増加される度に一つの存在した時間が最も長い時間間隔を減少させることにより、各所定の区間に存在する時間間隔の合計数が、受信側で受信する音声データパケットの増加にしたがって、変化されないように保証することができる。時間間隔の確率分布及び許可ジッタ確率に基づいてバッファーゾーン目標サイズを算出して、バッファーゾーン目標サイズに基づいてバッファーゾーンの現在サイズを調整することにより、ネットワークジッタにしたがってバッファーゾーンのサイズを動的に調節して、ネットワークジッタを解決した。受信側のデコーダと再生モジュールとの間にバッファーゾーンを追加して、受信した音声データパケットを、受信側のRTPメッセージ受信モジュールによってRTPメッセージに変換してデコーダに伝送する。その後、デコーダによって、RTPメッセージに対して復号化処理を行って、音声データ、又は、非音声データを得て、音声データ、又は、非音声データをバッファーゾーンに入れて、バッファーゾーンを動的に調節することにより、ネットワークジッタに対する処理を実現する。
上記の実施例の装置について、その各モジュール及びサブモジュールが実行する操作の具体的な形態は既に当該方法に関する実施例において詳細に説明したため、ここでは詳細に説明しない。
上記にように、ネットワークジッタ処理装置の内部機能及び構成を説明した。図8に示したように、実際に実現する時には、上記ネットワークジッタ処理装置を端末デバイスとして実現してもよい。
上記端末デバイスは、
プロセッサと、
上記プロセッサが実行可能な命令を記憶するためのメモリと
を備え、
上記プロセッサは、
複数の音声データパケットを受信し、各音声データパケットの受信タイミングを記録し、
上記受信タイミングに基づいて、受信した上記複数の音声データパケットの中の全ての互いに隣接する二つの音声データパケット同士の間の時間間隔を算出し、
各時間間隔が属する所定の区間に基づいて、上記時間間隔の確率分布を統計し、
上記確率分布及び許可ジッタ確率に基づいて、バッファーゾーン目標サイズを算出し、
上記バッファーゾーン目標サイズに基づいてバッファーゾーンを調整することにより、ネットワークジッタを解決する
ように構成される。
本実施例において、受信側が音声データパケットを受信する時間間隔の確率分布がネットワークジッタの変化に従って変化されるから、受信側が音声データパケットを受信する時間間隔はランダム変数である。本実施例によると、時間間隔の確率分布及び許可ジッタ確率に基づいてバッファーゾーン目標サイズを算出するから、バッファーゾーン目標サイズは、ネットワークジッタに従って変化される。それで、バッファーゾーン目標サイズに基づいてバッファーゾーンを調整して、バッファーゾーンのサイズがネットワークジッタにしたがって変化されるようにすることができる。バッファーゾーンのサイズがネットワークジッタを解決する能力と密接に関連するため、バッファーゾーン目標サイズに従ってバッファーゾーンを調整してネットワークジッタを解決できる。
図9は、例示的な一実施例に係る端末デバイス800を示すブロック図である。例えば、端末デバイス800は、携帯電話、コンピューター、デジタル放送端末、メッセージ送受信デバイス、ゲームコンソール、タブレットデバイス、医療機器、フィットネス機器、パーソナルデジタルアシスタント等であってもよい。
図9を参照して、端末デバイス800は、プロセスアセンブリ802、メモリ804、電源アセンブリ806、マルチメディアアセンブリ808、オーディオアセンブリ810、入出力(I/O)インターフェイス812、センサアセンブリ814、及び通信アセンブリ816のような一つ以上のアセンブリを含んでよい。
プロセスアセンブリ802は、一般的には端末デバイス800の全体の動作を制御するものであり、例えば、表示、電話呼び出し、データ通信、カメラ動作、及び記録動作と関連する動作を制御する。プロセスアセンブリ802は、一つ以上のプロセッサ820を含み、これらによって命令を実行することにより、上記の方法の全部、或は一部のステップを実現するようにしてもよい。なお、プロセスアセンブリ802は、一つ以上のモジュールを含み、これらによってプロセスアセンブリ802と他のアセンブリの間のインタラクションを容易にするようにしてもよい。例えば、プロセスアセンブリ802は、マルチメディアモジュールを含み、これらによってマルチメディアアセンブリ808とプロセスアセンブリ802の間のインタラクションを容易にするようにしてもよい。
メモリ804は、各種類のデータを記憶することにより端末デバイス800の動作を支援するように構成される。これらのデータの例は、端末デバイス800において動作するいずれのアプリケーションプログラム又は方法の命令、連絡対象データ、電話帳データ、メッセージ、画像、ビデオ等を含む。メモリ804は、いずれの種類の揮発性メモリ、不揮発性メモリ記憶デバイスまたはそれらの組み合わせによって実現されてもよく、例えば、SRAM(StaticRandomAccessMemory)EEPROM(Electrically Erasable Programmable Read−Only Memory)、EPROM(Erasable Programmable Read Only Memory)、PROM( Programmable ROM)、ROM(Read Only Memory)、磁気メモリ、フラッシュメモリ、磁気ディスク、或いは光ディスクである。
電源アセンブリ806は、端末デバイス800の多様なアセンブリに電力を供給する。電源アセンブリ806は、電源管理システム、一つ以上の電源、及び端末デバイス800のための電力の生成、管理及び割り当てに関連付けられている他のアセンブリを含んでもよい。
マルチメディアアセンブリ808は、上記端末デバイス800とユーザの間に一つの出力インターフェイスを提供するスクリーンを含む。上記の実施例において、スクリーンは液晶モニター(LCD)とタッチパネル(TP)を含んでもよい。スクリーンがタッチパネルを含むことにより、スクリーンはタッチスクリーンを実現することができ、ユーザからの入力信号を受信することができる。タッチパネルは一つ以上のタッチセンサを含んでおり、タッチ、スワイプ、及びタッチパネル上のジェスチャを検出することができる。上記タッチセンサは、タッチ、或はスワイプの動作の境界だけでなく、上記のタッチ、或はスワイプ操作に係る継続時間及び圧力も検出できる。上記の実施例において、マルチメディアアセンブリ808は、一つのフロントカメラ、及び/又はリアカメラを含む。端末デバイス800が、例えば撮影モード、或はビデオモード等の動作モードにある場合、フロントカメラ、及び/又はリアカメラは外部からマルチメディアデータを受信できる。フロントカメラとリアカメラのそれぞれは、一つの固定型の光レンズ系、或は可変焦点距離と光学ズーム機能を有するものであってもよい。
オーディオアセンブリ810は、オーディオ信号を入出力するように構成されてもよい。例えば、オーディオアセンブリ810は、一つのマイク(MIC)を含み、端末デバイス800が、例えば呼出しモード、記録モード、及び音声認識モード等の動作モードにある場合、マイクは外部のオーディオ信号を受信することができる。受信されたオーディオ信号は、さらにメモリ804に記憶されたり、通信アセンブリ816を介して送信されたりされる。上記の実施例において、オーディオアセンブリ810は、オーディオ信号を出力するための一つのスピーカーをさらに含む。
I/Oインターフェイス812は、プロセスアセンブリ802と周辺インターフェイスモジュールの間にインターフェイスを提供するものであり、上記周辺インターフェイスモジュールは、キーボード、クリックホイール、ボタン等であってもよい。これらのボタンは、ホームボタン、ボリュームボタン、作動ボタン、ロッキングボタンを含んでもよいが、これらに限定されない。
センサアセンブリ814は、端末デバイス800に各種の状態に対する評価を提供するための一つ以上のセンサを含む。例えば、センサアセンブリ814は、端末デバイス800のON/OFF状態、端末デバイス800のディスプレイとキーパッドのようなアセンブリの相対的な位置決めを検出できる。また、例えば、センサアセンブリ814は、端末デバイス800、或は端末デバイス800の一つのアセンブリの位置変更、ユーザと端末デバイス800とが接触しているか否か、端末デバイス800の方位、又は加速/減速、端末デバイス800の温度の変化を検出できる。センサアセンブリ814は、何れの物理的接触がない状態にて付近の物体の存在を検出するための近接センサを含んでもよい。センサアセンブリ814は、撮影アプリケーションに適用するため、CMOS、又はCCD画像センサのような光センサを含んでもよい。上記の実施例において、当該センサアセンブリ814は、加速度センサ、ジャイロスコープセンサ、磁気センサ、圧力センサ、及び温度センサをさらに含んでもよい。
通信アセンブリ816は、端末デバイス800と他の機器の間に有線、又は利便性のよい形態の通信を提供する。端末デバイス800は、例えばWiFi(登録商標)、2G、3G、或はこれらの組み合わせのような、通信規格に基づいた無線ネットワークに接続されてもよい。一つの例示的な実施例において、通信アセンブリ816は、放送チャンネルを介して外部の放送管理システムからの放送信号、又は放送に関連する情報を受信する。一つの例示的な実施例において、上記通信アセンブリ816は、近距離無線通信(NFC)モジュールをさらに含むことにより、近距離通信を可能にする。例えば、NFCモジュールは、RFID(Radio Frequency IDentification)技術、IrDA(Infrared Data Association)技術、UWB(Ultra Wide Band)技術、BT(Bluetooth(登録商標))技術、他の技術に基づいて実現できる。
例示的な実施例において、端末デバイス800は、一つ以上のASIC(ApplicationSpecific Integrated Circuit)、DSP(Digital Signal Processor)、DSPD(Digital Signal Processing Device)、PLD(Programmable Logic Device)、FPGA(Field−Programmable Gate Array)、コントローラ、マイクロコントローラ、マイクロプロセッサ、または他の電子部品によって実現されるものであり、上記方法を実行する。
例示的な実施例において、さらに、命令を含むコンピュータ読取り可能な非一時的な記録媒体、例えば命令を含むメモリ804を提供しており、端末デバイス800のプロセッサ820により上記命令を実行して上記方法を実現する。例えば、上記コンピュータ読取り可能な非一時的な記録媒体は、ROM、RAM、CD−ROM、磁気テープ、フロッピーディスク(登録商標)、光データ記憶デバイス等である。
コンピュータ読取り可能な非一時的な記録媒体は、当該記録媒体中の命令が移動端末のプロセッサによって実行される際に、移動端末に、ネットワークジッタ処理方法を実行させる。
上記方法は、
複数の音声データパケットを受信し、各音声データパケットの受信タイミングを記録するステップと、
上記受信タイミングに基づいて、受信した上記複数の音声データパケットの中の全ての互いに隣接する二つの音声データパケット同士の間の時間間隔を算出するステップと、
各時間間隔が属する所定の区間に基づいて、上記時間間隔の確率分布を統計するステップと、
上記確率分布及び許可ジッタ確率に基づいて、バッファーゾーン目標サイズを算出するステップと、
上記バッファーゾーン目標サイズに基づいてバッファーゾーンを調整することにより、ネットワークジッタを解決するステップと
を含む。
当業者は、明細書を検討して本発明を実施した後、本発明の他の実施例を容易に考え出すことができる。本願は、本発明のいずれの変形、用途、又は適応的な変更をカバーすることを意図しており、これらの変形、用途、又は適応的な変更は、本発明の一般的な原理に従い、また、本発明に公開されていない当該技術分野の公知の知識又は通常の技術手段を含む。明細書と実施例はただ例示として考慮され、本発明の本当の範囲と趣旨は以下の特許請求の範囲に記載される。
本発明は上記に記述され、また図面で示した厳密な構成に限定されず、その範囲を逸脱しない限り多様な置換えと変更を行うことができると、理解されるべきである。本発明の範囲は添付の特許請求の範囲のみにより限定される。
本発明は、スマート端末デバイス技術分野に関し、特に、ネットワークジッタ処理方法、装置端末デバイス、プログラム及び記録媒体に関する。
本発明は、受信側でデータを受信する時間間隔のジッタに基づいてネットワークジッタを解決するための、ネットワークジッタ処理方法、装置端末デバイス、プログラム及び記録媒体を提供する。
本発明の実施例に係る第3の態様によると、
端末デバイスは、
プロセッサと、
上記プロセッサが実行可能な命令を記憶するためのメモリと
を備え、
上記プロセッサは、
複数の音声データパケットを受信し、各音声データパケットの受信タイミングを記録し、
上記受信タイミングに基づいて、受信した上記複数の音声データパケットの中の全ての互いに隣接する二つの音声データパケット同士の間の時間間隔を算出し、
各時間間隔が属する所定の区間に基づいて、上記時間間隔の確率分布を統計し、
上記確率分布及び許可ジッタ確率に基づいて、バッファーゾーン目標サイズを算出し、
上記バッファーゾーン目標サイズに基づいてバッファーゾーンを調整することにより、ネットワークジッタを解決する
ように構成される。
本発明の実施例の第4の態様によると、プログラムを提供し、当該プログラムは、プロセッサに実行されることにより、上記の方法を実現する。
本発明の実施例の第5の態様によると、記録媒体を提供し、当該記録媒体には、上記プログラムが記録されている。

Claims (13)

  1. 複数の音声データパケットを受信し、各音声データパケットの受信タイミングを記録するステップと、
    上記受信タイミングに基づいて、受信した上記複数の音声データパケットの中の全ての互いに隣接する二つの音声データパケット同士の間の時間間隔を算出するステップと、
    各時間間隔が属する所定の区間に基づいて、上記時間間隔の確率分布を統計するステップと、
    上記確率分布及び許可ジッタ確率に基づいて、バッファーゾーン目標サイズを算出するステップと、
    上記バッファーゾーン目標サイズに基づいてバッファーゾーンを調整することにより、ネットワークジッタを解決するステップと
    を含むことを特徴とするネットワークジッタ処理方法。
  2. n番目の時間間隔は、J=R−Rn−1であり、ここで、Rは、n番目の音声データパケットの受信タイミングであり、Rn−1は、n−1番目の音声データパケットの受信タイミングであり、1≦n≦(N−1)であり、Nは、上記音声データパケットの合計数であり、
    上記所定の区間の数は、複数であり、i番目の所定の区間は、
    Figure 2018503274
    であり、ここで、Tは、送信側が上記音声データパケットを送信する固定の時間間隔であり、Kは、正の整数であり、
    上記各時間間隔が属する所定の区間に基づいて、上記時間間隔の確率分布を統計するステップは、
    全ての時間間隔の中で各所定の区間にそれぞれ落ちる時間間隔の数であるN,i≧0を統計するステップと、
    各N及び上記音声データパケットの合計数Nに基づいて、上記時間間隔が各所定の区間に落ちる確率
    Figure 2018503274
    を算出するステップと
    を含み、
    ここで、iは、所定の区間の識別番号であり、N≧0である
    ことを特徴とする請求項1に記載のネットワークジッタ処理方法。
  3. N≧Nmaxである場合、いずれか一つのnに対して、n≧Nmaxであると、(n−Nmax+1)番目の時間間隔が属する所定の区間に対応される時間間隔の数から1を引き算し、ここで、Nmaxは、上記音声データパケットの合計数の閾値である
    ことを特徴とする請求項2に記載のネットワークジッタ処理方法。
  4. 上記確率分布及び許可ジッタ確率に基づいて、バッファーゾーン目標サイズを算出するステップは、
    条件
    Figure 2018503274
    を満たすmを算出するステップと、
    複数の上記所定の区間の中で0番目の所定の区間から連続してm番目の所定の区間までのサイズの合計を、上記バッファーゾーン目標サイズとするステップと
    を含み、
    ここで、Pは、既知のジッタ許可確率である
    ことを特徴とする請求項3に記載のネットワークジッタ処理方法。
  5. 上記バッファーゾーン目標サイズに基づいてバッファーゾーンを調整することにより、ネットワークジッタを解決するステップは、
    バッファーゾーンの現在サイズが上記バッファーゾーン目標サイズ未満であり、且つ、バッファーゾーン有効長さが0であると、上記バッファーゾーンの中でデータを生成してフレーム補間を行うステップと、
    バッファーゾーンの現在サイズが上記バッファーゾーン目標サイズ未満ではないと、上記バッファーゾーン中の非音声データを削除することにより、上記バッファーゾーンの現在サイズと上記バッファーゾーン目標サイズとの間の差分が所定の範囲内に入るようにするステップと
    を含むことを特徴とする請求項1乃至4の中のいずれか1項に記載のネットワークジッタ処理方法。
  6. 上記複数の音声データパケットを受信し、各音声データパケットの受信タイミングを記録するステップの後に、
    上記複数の音声データパケット中の各々の音声データパケットを復号化して、音声データ、又は、非音声データを得て、上記音声データ、又は、上記非音声データを上記バッファーゾーンに入れるステップ
    をさらに含むことを特徴とする請求項5に記載のネットワークジッタ処理方法。
  7. 複数の音声データパケットを受信し、各音声データパケットの受信タイミングを記録する受信記録モジュールと、
    上記受信タイミングに基づいて、受信した上記複数の音声データパケットの中の全ての互いに隣接する二つの音声データパケット同士の間の時間間隔を算出する算出モジュールと、
    各時間間隔が属する所定の区間に基づいて、上記時間間隔の確率分布を統計する統計モジュールと、
    調整モジュールと
    を備え、
    上記算出モジュールは、さらに、上記確率分布及び許可ジッタ確率に基づいて、バッファーゾーン目標サイズを算出し、
    上記調整モジュールは、上記バッファーゾーン目標サイズに基づいてバッファーゾーンを調整することにより、ネットワークジッタを解決する
    ことを特徴とするネットワークジッタ処理装置。
  8. n番目の時間間隔は、J=R−Rn−1であり、ここで、Rは、n番目の音声データパケットの受信タイミングであり、Rn−1は、n−1番目の音声データパケットの受信タイミングであり、1≦n≦(N−1)であり、Nは、上記音声データパケットの合計数であり、
    上記所定の区間の数は、複数であり、i番目の所定の区間は、
    Figure 2018503274
    であり、ここで、Tは、送信側が上記音声データパケットを送信する固定の時間間隔であり、Kは、正の整数であり、
    上記統計モジュールは、
    全ての時間間隔の中で各所定の区間にそれぞれ落ちる時間間隔の数であるN,i≧0を統計する第1統計サブモジュールと、
    各N及び上記音声データパケットの合計数Nに基づいて、上記時間間隔が各所定の区間に落ちる確率
    Figure 2018503274
    を算出する第1算出サブモジュールと
    を備え
    ここで、iは、所定の区間の識別番号であり、N≧0である
    ことを特徴とする請求項7に記載のネットワークジッタ処理装置。
  9. 上記統計モジュールは、
    N≧Nmaxである場合、いずれか一つのnに対して、n≧Nmaxであると、(n−Nmax+1)番目の時間間隔が属する所定の区間に対応される時間間隔の数から1を引き算する第2統計サブモジュール
    をさらに備え、
    ここで、Nmaxは、上記音声データパケットの合計数の閾値である
    ことを特徴とする請求項8に記載のネットワークジッタ処理装置。
  10. 上記算出モジュールは、
    条件
    Figure 2018503274
    を満たすmを算出する第2算出サブモジュールと、
    複数の上記所定の区間の中で0番目の所定の区間から連続してm番目の所定の区間までのサイズの合計を、上記バッファーゾーン目標サイズとする第3算出サブモジュールと
    を備え、
    ここで、Pは、既知のジッタ許可確率である
    ことを特徴とする請求項9に記載のネットワークジッタ処理装置。
  11. 上記調整モジュールは、
    バッファーゾーンの現在サイズが上記バッファーゾーン目標サイズ未満であり、且つ、バッファーゾーン有効長さが0であると、上記バッファーゾーンの中でデータを生成してフレーム補間を行う第1調整サブモジュールと、
    バッファーゾーンの現在サイズが上記バッファーゾーン目標サイズ未満ではないと、上記バッファーゾーン中の非音声データを削除することにより、上記バッファーゾーンの現在サイズと上記バッファーゾーン目標サイズとの間の差分が所定の範囲内に入るようにする第2調整サブモジュールと
    を備えることを特徴とする請求項7乃至10の中のいずれか1項に記載のネットワークジッタ処理装置。
  12. 上記受信記録モジュールが複数の音声データパケットを受信して、各音声データパケットの受信タイミングを記録した後に、上記複数の音声データパケット中の各々の音声データパケットを復号化して、音声データ、又は、非音声データを得て、上記音声データ、又は、上記非音声データを上記バッファーゾーンに入れる復号化モジュール
    をさらに備えることを特徴とする請求項11に記載のネットワークジッタ処理装置。
  13. プロセッサと、
    上記プロセッサが実行可能な命令を記憶するためのメモリと
    を備え、
    上記プロセッサは、
    複数の音声データパケットを受信し、各音声データパケットの受信タイミングを記録し、
    上記受信タイミングに基づいて、受信した上記複数の音声データパケットの中の全ての互いに隣接する二つの音声データパケット同士の間の時間間隔を算出し、
    各時間間隔が属する所定の区間に基づいて、上記時間間隔の確率分布を統計し、
    上記確率分布及び許可ジッタ確率に基づいて、バッファーゾーン目標サイズを算出し、
    上記バッファーゾーン目標サイズに基づいてバッファーゾーンを調整することにより、ネットワークジッタを解決する
    ように構成されることを特徴とする端末デバイス。
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