JP2018501705A - サイクリック・プレフィックスの長さを設定するためのシステムおよび方法 - Google Patents

サイクリック・プレフィックスの長さを設定するためのシステムおよび方法 Download PDF

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Abstract

無線通信システムにおける通信のための方法は、スケジューリング情報および第1のサイクリック・プレフィックスの第1の長さを示すサイクリック・プレフィックス・インジケータを含むトリガ・フレームを受信するステップであって、トリガ・フレームは第1のサイクリック・プレフィックスに従って受信される、ステップと、スケジューリング情報およびサイクリック・プレフィックス・インジケータに従って伝送のための第2のサイクリック・プレフィックスの第2の長さを決定するステップと、第2のサイクリック・プレフィックスを用いて伝送を送信するステップと、を含む。

Description

この出願は、2014年11月20日に出願され、発明の名称を「System and Method for Setting Cyclic Prefix Length」とする米国仮出願第62/082,234号の優先権を主張する、2015年9月29日に出願され、発明の名称を「System and Method for Setting Cyclic Prefix Length」とする米国非仮特許出願第14/869,411号の優先権を主張し、これらの特許出願はその全体が複製されたかのように参照によりここに組み込まれる。
本発明は、デジタル通信、特定の実施形態において、サイクリック・プレフィックス(cyclic prefix, CP)の長さを設定することに関する。
無線ローカル・エリア・ネットワーク(Wireless Local Area Network (WLAN)を用いるデバイスの数は、劇的な増加を示し続けている。WLANは、ユーザが有線接続に拘束されずに高速サービスに接続する能力を可能にする。WLANは、技術標準のIEEE 802.11シリーズに基づく無線通信システムである。典型的に、WLANを用いるデバイスの数は増加しているので、WLANにおけるデバイス(例えば、アクセスポイント(access point, AP)およびステーション(station, STA))の密度も増加するであろう。AP(一般に、通信コントローラ、コントローラ、等とも呼ばれる)およびステーション(一般に、ユーザ、加入者、端末、等とも呼ばれる)の高い密度は、特に、元のWLANがAPおよびステーションの低い密度を仮定して設計されたので、WLANを低い効率にする傾向がある。非効率の例として、現在使用されている拡張型分散チャネル・アクセス(enhanced distributed channel access, EDCA)を基にした媒体アクセス制御(media access control, MAC)方式は、一般に、高いAPおよびステーションの密度を有する環境において効率的に動作しない。
「高効率WLAN(High Efficiency WLAN, HEW)」と名付けられた、 新に形成されたIEEE 802.11研究グループは、とりわけ、高い密度の環境においてシステム性能を改善することを研究するために形成された。HEW研究グループの研究の結果として、TGaxと呼ばれるタスクグループが形成された。
本開示の例示の実施形態は、サイクリック・プレフィックスの長さを設定するためのシステムおよび方法を提供する。
本開示の他の例示の実施形態によれば、無線通信システムにおける通信のための方法が提供される。方法は、ステーションにより、スケジューリング情報および第1のサイクリック・プレフィックスの第1の長さを示すサイクリック・プレフィックス・インジケータを含むトリガ・フレームを受信するステップであって、トリガ・フレームは第1のサイクリック・プレフィックスに従って受信される、ステップと、ステーションにより、スケジューリング情報およびサイクリック・プレフィックス・インジケータに従って伝送のための第2のサイクリック・プレフィックスの第2の長さを決定するステップと、ステーションにより、第2のサイクリック・プレフィックスを用いて伝送を送信するステップと、を含む。
本開示の他の例示の実施形態によれば、無線通信システムにおける通信のための方法が提供される。方法は、アクセスポイントにより、スケジューリング情報および第1のサイクリック・プレフィックスの第1の長さを示すサイクリック・プレフィックス・インジケータを含むトリガ・フレームを送信するステップであって、トリガ・フレームは第1のサイクリック・プレフィックスに従って送信され、スケジューリング情報およびサイクリック・プレフィックス・インジケータは第2のサイクリック・プレフィックスの第2の長さへの調節を促すように構成される、ステップと、アクセスポイントにより、スケジューリング情報およびサイクリック・プレフィックス・インジケータに従って決定された第2のサイクリック・プレフィックスの第2の長さを用いた第1の伝送をステーションから受信するステップと、を含む。
本開示の他の例示の実施形態によれば、ステーションが提供される。ステーションは、受信機と、受信機に動作可能に結合されたプロセッサと、プロセッサに動作可能に結合された送信機と、を含む。受信機は、スケジューリング情報および第1のサイクリック・プレフィックスの第1の長さを示すサイクリック・プレフィックス・インジケータを含むトリガ・フレームを受信し、トリガ・フレームは第1のサイクリック・プレフィックスに従って受信される。プロセッサは、スケジューリング情報およびサイクリック・プレフィックス・インジケータに従って伝送のための第2のサイクリック・プレフィックスの第2の長さを決定する。送信機は、第2のサイクリック・プレフィックスを用いて伝送を送信する。
本開示の他の例示の実施形態によれば、アクセスポイントが提供される。アクセスポイントは、送信機と、送信機に動作可能に結合された受信機と、を含む。送信機は、スケジューリング情報および第1のサイクリック・プレフィックスの第1の長さを示すサイクリック・プレフィックス・インジケータを含むトリガ・フレームを送信し、トリガ・フレームは第1のサイクリック・プレフィックスに従って送信され、スケジューリング情報およびサイクリック・プレフィックス・インジケータは第2のサイクリック・プレフィックスの第2の長さへの調節を促すように構成される。受信機は、スケジューリング情報およびサイクリック・プレフィックス・インジケータに従って決定された第2のサイクリック・プレフィックスの第2の長さを用いた第1の伝送をステーションから受信する。
実施形態の1つの利点は、サイクリック・プレフィックスの長さが、タイミング・アドバンス・コマンドを要求せずに黙示または明示のインジケータに従って設定され、従って、通信オーバーヘッドが減少されることである。
実施形態のさらなる利点は、アップリンク・サイクリック・プレフィックスの長さが、ダウンリンク・サイクリック・プレフィックスの長さを調節することを通して調節可能であり、従って、アップリンク・サイクリック・プレフィックスの長さを示すシグナリング・オーバーヘッドは、ダウンリンクCPの長さの既存の表示を利用することによって減少されることである。
本発明およびその利点のより完全な理解のために、添付図面を併用して行われる下記の説明への参照がここで行われる。
実施形態による無線通信システムを表わす。 実施形態によるチャネル・アクセス・タイミングの図を表わす。 実施形態による、APがステーションにアップリンク・スケジューリング情報を送信するときのAPにおいて発生する動作のフロー図を表わす。 実施形態による、ステーションがそのAPに送信するときのステーションにおいて発生する動作のフロー図を表わす。 実施形態による、APと2つのステーション(STA1およびSTA2)の間の例示の相互作用を表わす。 実施形態による、ステーションとそのAPの間で交換されるメッセージを強調するメッセージ交換の図を表わし、OFDMAおよび/またはUL MU-MIMOの使用のインジケータがアップリンク・スケジューリング情報に含まれる。 実施形態による、ステーションとそのAPの間で交換されるメッセージを強調するメッセージ交換の図を表わし、ステーションは、OFDMAおよび/またはUL MU-MIMOが使用されているかどうかを判定する。 実施形態による、APがステーションにアップリンク・スケジューリング情報を送信するときのAPにおいて発生する例示の動作のフロー図を表わす。 実施形態による、ステーションがそのAPに送信するときのステーションにおいて発生する例示の動作のフロー図を表わす。 実施形態による、例えば、ここで説明されたデバイスおよび方法を実現するために使用され得るコンピューティング・プラットフォームを表わす。
現在の例示の実施形態の動作およびその構成が下記で詳細に論述される。しかし、本開示は幅広い種類の具体的な文脈において具現化され得る多くの適用可能な独創的な概念を提供すると理解されるべきである。論述される具体的な実施形態は、開示の具体的な構成および開示を動作させるやり方の単なる役立つ説明であり、開示の範囲を限定しない。
本開示は、具体的な文脈における例示の実施形態、すなわち信号の直交性を維持することを助けるために異なる長さのサイクリック・プレフィックスを使用する通信システムに関して説明される。開示は、第3世代パートナーシップ・プロジェクト(Third Generation Partnership Project, 3GPP)、IEEE 802.11、等の技術標準に準拠した通信システムのような標準に準拠した通信システム、および信号の直交性を維持することを助けるために異なる長さのサイクリック・プレフィックスを使用する標準に準拠していない通信システムに適用され得る。
図1は、例示の無線通信システム100を表わす。無線通信システム100は、ステーションから生じる通信を受信し、そしてその通信をそれらの意図された宛先に転送する、またはステーションに宛てられた通信を受信し、そしてその通信をそれらの意図されたステーションに転送することによって、ステーション(station, STA)110〜116のような1つ以上のステーションにサービス提供するアクセスポイント(access point, AP)105を含む。AP 105を通して通信することに加えて、いくつかのステーションは、互いに直接に通信してもよい。説明に役立つ例として、ステーション116はステーション 118に直接に送信してもよい。通信システムは、複数のステーションと通信することが可能である複数のAPを利用してもよいと理解されるが、簡潔さのために1つのみのAPおよび複数のステーションが表わされる。
ステーションへのおよび/またはステーションからの伝送は、共有無線チャネルにおいて発生する。WLANは搬送波感知多重アクセス/衝突回避方式(carrier sense multiple access with collision avoidance, CSMA/CA)を利用し、送信したいステーションは、それが送信できる前に無線チャネルへのアクセスのために競争する必要がある。ステーションは、ネットワーク・アロケーション・ベクタ(network allocation vector, NAV)を用いて無線チャネルへのアクセスのために競争し得る。NAVは、無線チャネルがビジーであることを表現するために第1の値に、無線チャネルがアイドルであることを表現するために第2の値に設定され得る。NAVは、物理的な搬送波の感知および/または他のステーションおよび/またはAPからの伝送の受信に従って、ステーションによって設定され得る。従って、無線チャネルへのアクセスのために競争することは、ステーションにかなりの量の時間を費やすことを要求し、それにより無線チャネルの利用および全体の効率を減少させる。さらに、無線チャネルへのアクセスのために競争することは、アクセスのために競争する複数のステーションが増加するに連れて、不可能でないとしても困難になり得る。
図2は、例示のチャネル・アクセス・タイミングの図200を表わす。第1のトレース205は第1のステーション(STA 1)についてのチャネル・アクセスを表現し、第2のトレース207は第2のステーション(STA 2)についてのチャネル・アクセスを表現し、第3のトレース209は第3のステーション(STA 3)についてのチャネル・アクセスを表現する。短いフレーム間スペース(short inter-frame space, SIFS)は16ミリ秒の持続期間を有し、ポイント調整機能フレーム間スペース(point coordination function (PCF) inter-frame space, PIFS)は25ミリ秒の持続期間を有し、一方、分散フレーム間スペース(distributed inter-frame space, DIFS)はSIFSまたはPIFSのいずれかより長く継続し得る。バックオフ期間はランダムな持続期間であり得る。従って、AP/ネットワーク・ディスカバリを行うことを試みる多数のステーションが存在するとき、能動的な走査は最良の解決策を提供しないことがある。
セルラー通信システム、例えば、3GPP LTEに準拠した通信システムにおいて、直交周波数分割多元接続(orthogonal frequency division multiple access, OFDMA)は、高い密度の環境における強固な性能を提供することが可能であると示されてきた。OFDMAは、通信システム帯域幅の異なる部分において異なるユーザからのトラフィックを搬送することによって複数のユーザを同時にサポートする能力を有する。一般に、OFDMAは、特に個々のユーザからのデータトラフィックが少ないとき、多数のユーザをより効率的にサポートすることができる。具体的には、OFDMAは、1人のユーザからのトラフィックが通信システム帯域幅の全体を満たすことができないならば、他のユーザからの伝送を搬送するために未使用の帯域幅を利用することによって、周波数リソースを浪費することを防止することができる。通信システムの帯域幅がより広くなり続けているので、未使用の帯域幅を利用する能力は必須になり得る。
同様に、通信システムの性能を向上させるために、セルラー通信システム、例えば、3GPP LTEにおいて、アップリンク・マルチユーザ多入力多出力(uplink multi-user multiple input multiple output, UL MU-MIMO)技術も使用されてきた。UL MU-MIMOは、複数のユーザが、空間において分離されている伝送を用いて(すなわち、異なる空間的なストリームにおいて)同じ時間周波数リソースにおいて同時に送信することを可能にする。
OFDMAおよび/またはUL MU-MIMOをサポートするために、複数のユーザ(ステーション)の送信された信号がほぼ同じ時間に受信機(AP)に到着することが一般に要求され、そうでなければ、複数のユーザからの信号の間の直交性は破壊され得る。ダウンリンク伝送について、ダウンリンク伝送は単一のAPから(または容易に調整され得る複数のAPから)であるので、これは容易に達成される。アップリンク伝送について、伝送は複数のユーザからであり、複数のユーザは独立に動作し、調整を困難にし得るので、これは典型的により困難になる。
3GPP LTEに準拠した通信システムにおいて、アップリンク同期は、ユーザ機器(user equipment, UE)にタイミング・アドバンス・コマンドを送る進化型ノードB(evolved NodeB, eNB)を通して達成される。 eNBは、一般に、NodeB、AP、基地局、コントローラ、通信コントローラ、等とも呼ばれる。UEは、一般に、ステーション、ユーザ、加入者、モバイルステーション、モバイル、端末、等とも呼ばれる。
タイミング・アドバンス値は、アップリンクにおけるUE伝送のタイミング・オフセットを制御する。eNBにより近い(従って、より短い伝搬遅延を有する)UEについて、より小さいタイミング・アドバンス値が使用され得る。eNBからより遠く離れた(従って、より大きい伝搬遅延を有する) UEについて、より大きいタイミング・アドバンス値が使用され得る。異なるUEのためのアップリンク伝送タイミングを制御することによって、eNBは、複数のUEから生じる信号の到着時間が整列されることを確実にすることができる。
しかし、高い密度の環境において、多数のステーションにタイミング・アドバンス・コマンドを送ることは実現可能でないことがある。加えて、IEEE 802.11に準拠した通信システムは本質的に非同期であり、ランダムなバックオフ間隔の存在のような要因により、APが各ステーションのために要求されるタイミング・オフセットを推定することは困難である。加えて、多数のステーションにタイミング・アドバンス・コマンドを送ることは、通信システムにおける著しい量のリソースを消費し、大きな通信システムのオーバーヘッドに導き得る。
例示の実施形態によれば、アップリンクにおけるOFDMAおよび/またはUL MU-MIMOの使用のインジケータは、OFDMAおよび/またはUL MU-MIMOがアップリンク伝送のために使用されていることをステーションに通知し、それらのサイクリック・プレフィックス(cyclic prefix, CP)を調節するために使用される。サイクリック・プレフィックスの長さは、トリガ・フレームの伝送において使用されるサイクリック・プレフィックスの長さから導き出される値に基づき得る。トリガ・フレームの伝送において使用されるサイクリック・プレフィックスの長さは、トリガ・フレームにおいて示され得る。説明に役立つ例として、ステーションはそのAPからアップリンク・スケジューリング情報を受信する。アップリンク・スケジューリング情報は、トリガ・フレームにおいて搬送され得る。トリガ・フレームの例は、アップリンク・スケジューリング情報のような制御情報を含むスタンドアロンのダウンリンク・フレームである。トリガ・フレームの他の例は、アップリンク・スケジューリング情報のような制御情報が他のダウンリンク・データと一緒に送られるダウンリンク・フレームである。トリガ・フレームはMACフレームの形式であり得る。トリガ・フレームは、また、ヌル・データ・パケット(null data packet, NDP)フレームの形式であり得る。アップリンク・スケジューリング情報は、OFDMAおよび/またはUL MU-MIMOの使用のインジケータを含み得る。インジケータは、OFDMAおよび/またはUL MU-MIMOがこのアップリンク伝送のために使用されていることを示すために第1の値(例えば、TRUEまたはON)に設定されてもよく、インジケータは、OFDMAおよび/またはUL MU-MIMOがこのアップリンク伝送のために使用されていないことを示すために第2の値(例えば、FALSEまたはOFF)に設定されてもよい。言い換えると、インジケータが第1の値に設定されるならば、複数のステーションは、アップリンクにおいて同時に送信され得る。スケジューリング情報は、例えば、CPDL(トリガ・メッセージにおいてシグナリングされ得るダウンリンクのためのCPの長さの値)のCPの長さを用いてトリガ・メッセージにおいてAPからステーションに送信され得る。インジケータは明示的なインジケータであってもよく、アップリンク・スケジューリング情報においてそれが存在し、アップリンク・スケジューリング情報を受信するステーションはアップリンク・スケジューリング情報に含まれるインジケータの値を容易に判定し得ることを意味する。インジケータは黙示的なインジケータであってもよく、スケジューリング情報を受信するステーションは、ステーションのために意図されたアップリンク・スケジューリング情報および/または他のステーションのために意図されたアップリンク・スケジューリング情報を検査することによってインジケータの値を推論し得ることを意味する。
ステーションにおいて、ステーションはアップリンク・スケジューリング情報を受信するので、ステーションは、アップリンクのためのCPの長さの値(CPUL)について、アップリンク・スケジューリング情報によって通知されるようにそのアップリンク伝送において使用することを決定し得る。アップリンク・スケジューリング情報が第2の値に設定されたインジケータを含む(すなわち、OFDMAおよび/またはUL MU-MIMOが使用されていない)ならば、ステーションは、そのCPULを第1のCPの長さの値(CP1)に設定してもよく、一方、インジケータが第1の値に設定されている(すなわち、OFDMAおよび/またはUL MU-MIMOが使用されている)ならば、ステーションは、そのCPULをCPDLから導き出される第2のCPの長さの値(CP2)に設定してもよい。
一般に、OFDMAおよび/またはUL MU-MIMOが使用されているとき、異なるステーションとAP の間の異なる伝搬遅延を受け入れることを助けるために、CP1はCPDLと同じ値であってもよく、CP2はCPDL(従って CP1)より大きい。CP2は技術標準、通信システムの運営者、等によって指定されたデフォルト値であってもよく、ステーションにシグナリングされることを必要としなくてもよいことが注記される。CP1およびCP2のために他の値が可能であり、CP1 < CP2の説明された関係は全ての状況において保持しなくてもよいことが注記される。
例示の実施形態によれば、CP2は可能なCPの長さの値の集合から導き出される。説明に役立つ例として、可能なCPの長さの値の集合が(例えば、技術標準、通信システムの運営者、等によって)定義され、CP2は、CP2がCPDL以上である限り、可能なCPの長さの値の集合から選択される。論述の目的のために、可能なCPの長さの値の集合が4つの値、0.4 us、0.8 us、1.6 us、および3.2 usを含む状況を考慮されたい。可能なCPの長さの値の集合は、それぞれ、2ビットのインデックス、「00」、「01」、「10」、および「11」によってインデックス付けされる。(インデックス「01」に対応する)0.8 usであるCPDLがトリガ・フレームの伝送のために使用されると仮定すると、2ビットインデックス(「01」)はトリガ・フレームにおいて示される。ステーションは、値KだけCPDLについてのインデクスを増分させることによってCP2についてのインデックスを導き出し得る。Kの値は、技術標準、通信システムの運営者、等によって定義された固定値であってもよい。その代わりに、Kの値は、システム情報メッセージにおいて、例えば、ビーコンフレームにおいて、APによってシグナリングされてもよい。結果としてのCP2についてのインデックスが最大インデクス値(例えば、インデックスの総数)より大きいならば、ステーションは、CP2についてのインデックスを最大インデックス値に設定する。CP2の値は、CP2のインデックスから決定されてもよい。説明に役立つ例として、K = 1、CPDLの値 = 0.8 us、かつCPDLのインデックス = 1である状況を考慮されたく、ステーションは、
CP2のインデックス = min(CPDLのインデックス + K, 最大インデックス値)
= min(1+1, 3) = 2
によってCP2のためのインデックスを導き出すことが可能であり得る。従って、(上記で論述したような可能なCPの長さの値の集合および対応するインデックスを使用するとき)CP2の値 = 1.6 usである。説明に役立つ他の例として、K = 3、CPDLの値 = 0.8 us、かつCPDLのインデックス = 1である状況を考慮されたく、ステーションは、
CP2のインデックス = min(CPDLのインデックス + K, 最大インデックス値)
= min(1+3, 3) = 3
によってCP2のためのインデックスを導き出すことが可能であり得る。従って、(上記で論述したような可能なCPの長さの値の集合および対応するインデックスを使用するとき)CP2の値 = 3.2 usである。
図3aは、APがステーションにアップリンク・スケジューリング情報を送信するときのAPにおいて発生する例示の動作300のフロー図を表わす。APはスケジュールされているアップリンクのためにOFDMAおよび/またはUL MU-MIMOを使用しているかどうかを決定するために検査を行い得る(ブロック305)。使用しているならば、APは、OFDMAおよび/またはUL MU-MIMOがスケジュールされたアップリンクのために使用されることを示すために設定されたインジケータと一緒にアップリンク・スケジューリング情報を送信し得る(ブロック310)。使用していないならば、APは、OFDMAおよび/またはUL MU-MIMOがスケジュールされたアップリンクのために使用されないことを示すために設定されたインジケータと一緒にアップリンク・スケジューリング情報を送信し得る(ブロック315)。アップリンク・スケジューリング情報は、トリガ・フレームにおいて搬送され得る。アップリンク・スケジューリング情報に加えて、トリガ・フレームはダウンリンクのためのサイクリック・プレフィックスの長さの値(例えば、CPDL)を示すインジケータも含み得る。
図3bは、ステーションがそのAPに送信するときのステーションにおいて発生する例示の動作350のフロー図を表わす。ステーションは、そのAPからアップリンク・スケジューリング情報を受信し得る(ブロック355)。ステーションは、トリガ・フレームからCPDLのインジケータも受信し得る。ステーションは、OFDMAおよび/またはUL MU-MIMOがアップリンクにおいて使用されることになるかどうかを判定するために検査を行い得る(ブロック360)。OFDMAおよび/またはUL MU-MIMOがアップリンクにおいて使用されることになる、すなわち、インジケータが第1の値(TRUEまたはON)に設定されているならば、ステーションはULサイクリック・プレフィックスの値をCPDLから導き出され得るCP2に設定し(ブロック365)、APに送信する(ブロック370)。OFDMAおよび/またはUL MU-MIMO がアップリンクにおいて送信されることにならない、すなわち、インジケータが第2の値(FALSEまたはOFF)に設定されているならば、ステーションは、そのサイクリック・プレフィックスの長さをCP1またはCPDLに設定し(ブロック375)、APに送信する(ブロック370)。
受信されたアップリンク・スケジューリング情報の終了の後のSIFSにおいて、ステーションは、アップリンク・スケジューリング情報において示されたようにリソースにおいてCPULのサイクリック・プレフィックスの長さを用いてそのアップリンク伝送を開始し得る。ステーションはDLサイクリック・プレフィックスの長さからULサイクリック・プレフィックスの長さを導き出すことができるので、OFDMAおよび/またはMU-MIMOがULにおいて使用されるとき、ここに提示された技術はULサイクリック・プレフィックスの長さの設定においてより大きな柔軟性を与える。従って、異なるステーションからの信号の間の直交性は受信機(例えば、AP)において維持される。
説明に役立つ例として、APのカバレッジが100メートルであると仮定すると、最大の往復伝搬遅延は約0.67 usである。現在の802.11 WiFiシステムにおいて0.8 usのガード・インターバル(すなわち、CPの長さ)を用いて、チャネル遅延拡散およびステーションのタイミングの不正確さを軽減するために残された0.13 us(0.8 - 0.67us)のみが存在し、これはおそらく不適切であろう。しかし、より長いCPの長さの値、例えば、1.6 usを用いて、ULについてUL OFDMAおよび/またはUL MU-MIMOが使用されるとき、0.67 usの最大往復遅延を差し引いたのち、チャネル遅延拡散およびSTAのタイミングの不正確さを軽減するために残された約0.93 usが依然として存在し、これはほとんどのシナリオのためにおそらく十分であろう。
例示の実施形態によれば、より長いCPが必要とされないとき、より短いCPの使用と関連する少ないオーバーヘッドが維持される。例として、OFDMAおよび/またはUL MU-MIMOが使用されないとき、より長いCPは必要でなく、より短いCPが利用されてもよく、従ってCPから生じるオーバーヘッドを減少させる。しかし、OFDMAおよび/またはUL MU-MIMOが使用されるとき、より長いCPが利用されるが、より長いCPからの追加のオーバーヘッドがOFDMAおよび/またはUL MU-MIMOの使用により補償されるであろう。実際、追加の利得がOFDMAおよび/またはUL MU-MIMOの使用(例えば、複数のステーションからの伝送をサポートすること)により達成され得る。
図4は、APと2つのステーション(STA1およびSTA2)の間の例示の相互作用400を表わす。簡潔さの理由のために、アップリンクおよびダウンリンクの両方において、1つのみのOFDMシンボルが示されることが注記される。現実に、実際のダウンリンクおよびアップリンク伝送は、複数のOFDMシンボル上で発生し得る。APは、CPDL 407のCPの長さを用いて、ダウンリンクにおいてSTA1およびSTA2にアップリンク・スケジューリング情報405を送信する。アップリンク・スケジューリング情報は、OFDMAがスケジュールされたアップリンク伝送において使用されることのインジケータを含む。伝搬遅延により、TDelay1の後、STA1は(アップリンク・スケジューリング情報409と示された)アップリンク・スケジューリング情報を受信する。同様に、TDelay2の後、STA2は(アップリンク・スケジューリング情報411と示された) アップリンク・スケジューリング情報を受信する。この例において、STA2とAPの間の距離はSTA1とAPの間の距離より大きく、従ってTDelay2 > TDelay1である。 STA1およびSTA2はそれらのアップリンク・スケジューリング情報を検査し、それらのリソース割り当て情報を見出し、スケジュールされたアップリンク伝送においてOFDMAおよび/またはUL MU-MIMOが使用されることも見出し、それによってステーションはUL伝送のCPの長さCPULをCPDLより大きいCP2に設定する。OFDMAおよび/またはUL MU-MIMOの使用は、黙示的なインジケータまたは明示的なインジケータから判定され得る。
それらの受信されたアップリンク・スケジューリング情報の終了の後の時間SIFSにおいて、STA1およびSTA2は、CPDLより長いCPUL = CP2のCPの長さを用いて、それらの割り当てられたリソースにおいて、それぞれ、それらのアップリンク・トラフィック (STA1についてアップリンク・トラフィック413およびSTA2についてアップリンク・トラフィック415)を送信する。同様に、伝搬遅延により、STA1およびSTA2のアップリンク伝送がそれぞれTDelay1およびTDelay2の遅延の後にAPに到着する。(例えば、APからステーションへの、およびステーションからAPへの)往復遅延を考慮すると、AP受信機におけるSTA1およびSTA2のアップリンク信号の到着時間の差は2*(TDelay2 - TDelay1)である。アップリンクにおけるCPの長さは、十分なマージンを有する2*(TDelay2 - TDelay1)より大きいCPUL = CP2に設定されるので、STA1とSTA2の間の到着時間差はCPULによって十分に受け入れることができ、APにおけるSTA1およびSTA2のアップリンク信号の間の直交性は維持される。APは、STA1およびSTA2からアップリンク伝送を受信し、それに応じて追加の動作を行う。
図5は、ステーションとそのAPの間で交換されるメッセージを強調するメッセージ交換の図500を表わし、OFDMAおよび/またはUL MU-MIMOの使用のインジケータがアップリンク・スケジューリング情報に含まれる。
APは、ステーションのためのリソース割り当てを決定するとともに、OFDMAおよび/またはUL MU-MIMOがリソース割り当てにおいて伝送においてステーションによって使用されるかどうかを決定し得る(ブロック505)。APはトリガ・フレームにおいてULスケジューリング情報を送り得る(イベント510として示されている)。ULスケジューリング情報はCPDLのCPの長さを用いて送られる。トリガ・フレームにおいてCPDLの表示も送られ得る。ステーションはULスケジューリング情報を受信する。ステーションはトリガ・フレームからCPDLのインジケータも受信し得る。ULスケジューリング情報から、ステーションは、リソース割り当て情報とともに、OFDMAおよび/またはUL MU-MIMOがUL伝送において使用されているかどうかのインジケータを判定することが可能であり得る(ブロック515)。OFDMAおよび/またはUL MU-MIMOが使用されているならば、ステーションは(CPDLから導き出される)CPUL = CP2を設定し得る一方、OFDMAおよび/またはUL MU-MIMOが使用されていないならば、ステーションは CPUL = CP1 = CPDLを設定し得る。ステーションはそのために割り当てられたリソースにおいてUL伝送を送り得る(イベント520として示されている)。UL伝送はCPULのCPの長さを用いて送られる。
例示の実施形態において、通信オーバーヘッドをさらに減少させるために、OFDMAおよび/またはMU-MIMOがスケジュールされたUL伝送において使用されるかどうかの表示を搬送することは必要ではない。ULスケジューリング情報を受信すると、ステーションは、ULスケジューリング情報が1つより多くのステーションのためのスケジューリング情報を含むかどうかを判定し得る。スケジューリング情報が1つより多くのステーションのためであるならば、ステーションは、OFDMおよび/またはMU-MIMOがスケジュールされたUL伝送において使用されると判定し得る。ステーションはそのCPULをCPDLから導き出されるCP2に設定し得る。スケジューリング情報が1つより多くのステーションのためでないならば、ステーションはそのCPULをCP1に設定し得る。一般に、CP2はCP1より大きい。
図6は、ステーションとそのAPの間で交換されるメッセージを強調するメッセージ交換の図500を表わし、ステーションは、スケジューリング情報からOFDMAおよび/またはUL MU-MIMOが使用されているかどうかを判定する。
APは、ステーションのためのリソース割り当てを決定するとともに、OFDMAおよび/またはUL MU-MIMOがリソース割り当てにおける伝送においてステーションによって使用されるかどうかを決定し得る(ブロック605)。AP はトリガ・フレームにおいてULスケジューリング情報を送り得る(イベント610として示されている)。ULスケジューリング情報はCPDLのCPの長さを用いて送られる。トリガ・フレームにおいてCPDLの表示も送られ得る。ステーションはULスケジューリング情報を受信する。ULスケジューリング情報から、ステーションは、リソース割り当て情報とともに、OFDMAおよび/またはUL MU-MIMO がUL伝送において使用されているかどうかを判定することが可能であり得る(ブロック615)。OFDMAおよび/またはUL MU-MIMOが使用されているならば、(すなわち、ULスケジューリング情報が1つより多くのステーションのためのであるならば)、ステーションは(CPDLから導き出される)CPUL = CP2を設定し得る一方、OFDMAおよび/またはUL MU-MIMOが使用されていないならば、ステーションはCPUL = CP1 = CPDLを設定し得る。ステーションはそのために割り当てられたリソースにおいてUL伝送を送り得る(イベント620として示されている)。UL伝送はCPULのCPの長さを用いて送られる。
図7aは、APがULスケジューリング情報を送信するときのAPにおいて発生する例示の動作700のフロー図を表わす。動作700は、APがステーションのためのリソース割り当てを決定することで開始し得る。APは、トリガ・フレームにおいてULスケジューリング情報を送信し得る(ブロック705)。アップリンク・スケジューリング情報に加えて、トリガ・フレームは、ダウンリンクのためのサイクリック・プレフィックスの長さの値(例えば、CPDL)を示すインジケータも含み得る。
図7bは、ステーションがアップリンクにおいて送信するときのステーションにおいて発生する例示の動作750のフロー図を表わす。動作750は、ステーションがULスケジューリング情報を受信することで開始し得る(ブロック755)。ステーションは、トリガ・フレームからCPDLのインジケータも受信し得る。ULスケジューリング情報は、ステーションのためにスケジュールされたリソースについての情報を含み得る。ステーションは、ULスケジューリング情報が1つより多くのステーションのために意図されているかどうかを判定するために検査を行い得る(ブロック760)。ULスケジューリング情報が1つより多くのステーションのために意図されているならば、ステーションは、CPDLから導き出されるCP2に従ってそのCPULを調節し得る(ブロック765)。一方、ULスケジューリング情報が1つより多くのステーションのために意図されていないならば、ステーションは、CP1に従ってそのCPULを調節する(ブロック770)。ステーションは示されたようにCPの値を用いてUL伝送を行い得る(ブロック775)。
例示の実施形態によれば、CPDLからCP2を導き出すためにテーブルが使用される。(ステーションのメモリ内に記憶され得る)テーブルは、DLサイクリック・プレフィックスの長さの値とUL伝送のためのULサイクリック・プレフィックスの長さの値の間のマッピングを提供し得る。ステーションは、トリガ・メッセージにおいて示されるCPDLから CP2の値を選択し得る。例示のテーブルが下記に示される。
Figure 2018501705
説明に役立つ例として、CPDLが0.8 usであると仮定する。上記に示されたテーブルから、ステーションは、CP2が1.6 usであるべきであると決定することが可能であり得る。説明に役立つ他の例として、CPDLが0.4 usであると仮定する。上記に示されたテーブルから、ステーションは、CP2が1.6 usであるべきであると決定することが可能であり得る。テーブルは、技術標準、通信システムの運営者、等によって定義され得る。テーブルは、また、システム情報において、例えば、ビーコンフレームにおいてステーションにシグナリングされ得る。
例示の実施形態によれば、CP2の値は数学的表現を用いてCPDLから導き出され得る。説明に役立つ例として、ステーションがCPDLインジケータを含むトリガ・フレームを受信する状況を考慮されたい。ステーションは値(CPdelta)をCPDLに加算してCP2を取得してもよく、CPdeltaはUL伝送のためのUL CPの長さの値とDL CPの長さの値の間の差を表現する。例示の数学的表現は、
CP2 = CPDL + CPdelta
であり得る。例えば、CPDL = 0.8 usかつCPdelta = 1.6 usならば、CP2 = 0.8 + 1.6 us = 2.4 usである。CPdeltaは、技術標準、通信システムの運営者、等によって定義され得る。CPdeltaは、システム情報として、例えば、ビーコンフレームにおいてステーションにシグナリングされ得る。
例示の実施形態によれば、CP2の値は数学的表現を用いてCPDLから導き出され得る。説明に役立つ例として、ステーションがCPDLインジケータを含むトリガ・フレームを受信する状況を考慮されたい。ステーションはスケーリング係数(CPscale)をCPDLに乗算してCP2を取得してもよく、CPscaleはDL CPの長さの値に対するUL伝送のためのUL CPの長さの値の比を表現する。CPscaleは整数値または非整数(すなわち、実数)値であってもよい。CPscaleは一般に1より大きい。例示の数学的表現は、
CP2 = min (CPDL * CPscale, CPmax)
であってもよく、CPmaxは最大のCPの長さの値である。例えば、CPDL = 0.8 us、CPscale = 2、かつCPmax = 3.2 usならば、CP2 = min(0.8*2, 3.2) = 1.6 usである。CPscaleは、技術標準、通信システムの運営者、等によって定義され得る。CPscaleは、システム情報として、例えば、ビーコンフレームにおいてステーションにシグナリングされ得る。
ここに提示された例示の実施形態は、OFDMAおよび/またはUL MU-MIMOの使用を可能にし、リソースの使用をより効率的にする。アップリンクのためのサイクリック・プレフィックス(CPUL)は、ダウンリンクのためのサイクリック・プレフィックス(CPDL)より長く、これは異なるステーションとAPの間の異なる伝搬遅延を受け入れることを助けることが可能であり、それによりAPにおける異なるステーションからの信号の間の直交性を維持する。適応的なサイクリック・プレフィックスの長さも少ないオーバーヘッドを維持することを助ける。OFDMAおよび/またはUL MU-MIMOが使用されないとき、より長いサイクリック・プレフィックスは必要でなく、より短いサイクリック・プレフィックスが使用されてもよく、従ってオーバーヘッドを減少させる。OFDMAおよび/またはUL MU-MIMOが使用されるとき、より長いサイクリック・プレフィックスが使用されるが、増加したオーバーヘッドはOFDMAおよび/またはUL MU-MIMOの使用を通して達成される追加の利得によって補償され得る。ステーションはDLサイクリック・プレフィックスの長さからULサイクリック・プレフィックスの長さを導き出すことができるので、UL においてOFDMAおよび/またはMU-MIMOが使用されるとき、ここに提示された例示の実施形態は、また、ULサイクリック・ プレフィックスの長さの設定においてより大きい柔軟性を与える。
図8は、ここに開示されたデバイスおよび方法を実現するために使用され得る処理システム800のブロック図である。いくつかの実施形態において、処理システム800はUEを含む。具体的なデバイスは、示される構成要素の全て、または構成要素のサブセットのみを利用してもよく、統合のレベルはデバイス毎に変化してもよい。さらに、デバイスは、複数の処理ユニット、プロセッサ、メモリ、送信機、受信機、等のような構成要素の複数の実例を含んでもよい。処理システムは、(スピーカ、マイクロホン、マウス、タッチスクリーン、キーパッド、キーボード、プリンタ、等を含む)ヒューマン・インタフェース815、ディスプレイ810、等のような1つ以上の入力/出力デバイスが設けられた処理ユニット805を含んでもよい。処理ユニットは、バス845に接続された、中央処理ユニット(central processing unit, CPU)820、メモリ825、大容量記憶デバイス830、ビデオアダプタ835、およびI/Oインタフェース840を含んでもよい。
バス845は、メモリバスまたはメモリコントローラ、周辺機器バス、ビデオバス、等を含む1つ以上のあらゆる種類のいくつかのバスアーキテクチャであってもよい。CPU 820は、あらゆる種類の電子データプロセッサを含んでもよい。メモリ825は、スタティック・ランダム・アクセス・メモリ(static random access memory, SRAM)、ダイナミック・ランダム・アクセス・メモリ(dynamic random access memory, DRAM)、同期DRAM(synchronous DRAM, SDRAM)、リード・オンリ・メモリ(read-only memory, ROM)、それらの組み合わせ、等のようなあらゆる種類のシステムメモリを含んでもよい。実施形態において、メモリ825は、ブートアップにおける使用のためのROM、およびプログラムを実行する間の使用のためのプログラムおよびデータ記憶のためのDRAMを含んでもよい。
大容量記憶デバイス830は、データ、プログラム、および他の情報を記憶し、バス845を介してデータ、プログラム、および他の情報をアクセス可能にするように構成されたあらゆる種類の記憶デバイスを含んでもよい。大容量記憶デバイス830は、例えば、ソリッド・ステート・ドライブ、ハードディスクドライブ、磁気ディスクドライブ、光ディスクドライブ、等のうちの1つ以上を含んでもよい。
ビデオアダプタ835およびI/Oインタフェース840は、外部の入力および出力デバイスを処理ユニット800に結合するためにインタフェースを提供する。表わされているように、入力および出力デバイスの例は、ビデオアダプタ835に結合されたディスプレイ810およびI/Oインタフェース840に結合されたマウス/キーボード/プリンタ815を含む。他のデバイスが処理ユニット800に結合されてもよく、追加のまたはより少ないインタフェースデバイスが利用されてもよい。例えば、プリンタのためのインタフェースを提供するために、ユニバーサル・スシリアル・バス(Universal Serial Bus, USB)(示さない)のようなシリアルインタフェースが使用されてもよい。
処理ユニット800は1つ以上のネットワーク・インタフェース850も含み、これは、イーサネット(登録商標)ケーブル等のような有線リンク、および/またはアクセスノードまたは異なるネットワーク855への無線リンクを含んでもよい。ネットワーク・インタフェース850は、処理ユニット800がネットワーク855を介して遠隔ユニットと通信することを可能にする。例えば、ネットワーク・インタフェース850は、1つ以上の送信機/送信アンテナおよび1つ以上の受信機/受信アンテナを介して無線通信を提供してもよい。実施形態において、処理ユニット800は、データ処理、および他の処理ユニット、インターネット、遠隔記憶設備、等のような遠隔デバイスとの通信のために、ローカル・エリア・ネットワークまたは広域ネットワーク855に結合される。
本開示およびその利点が詳細に説明されたが、添付の特許請求の範囲によって定義されるような開示の思想および範囲から逸脱せずに、様々な変形、代用、変更がここに行われ得ることが理解されるべきである。
100 無線通信システム
105 アクセスポイント
110、112、114、116、118 ステーション
800 処理システム
805 処理ユニット
810 ディスプレイ
815 マウス/キーボード/プリンタ
820 CPU
825 メモリ
830 大容量記憶
835 ビデオアダプタ
840 I/Oインタフェース
850 ネットワーク・インタフェース
855 ネットワーク

Claims (22)

  1. 無線通信システムにおける通信のための方法であって、
    ステーションにより、スケジューリング情報および第1のサイクリック・プレフィックスの第1の長さを示すサイクリック・プレフィックス・インジケータを含むトリガ・フレームを受信するステップであって、前記トリガ・フレームは前記第1のサイクリック・プレフィックスに従って受信される、ステップと、
    前記ステーションにより、前記スケジューリング情報および前記サイクリック・プレフィックス・インジケータに従って伝送のための第2のサイクリック・プレフィックスの第2の長さを決定するステップと、
    前記ステーションにより、前記第2のサイクリック・プレフィックスを用いて前記伝送を送信するステップと、を含む方法。
  2. 前記スケジューリング情報は、前記ステーションのためにスケジュールされたアップリンク伝送のための情報を含む、請求項1に記載の方法。
  3. 前記スケジューリング情報は、少なくとも1つの多元接続技術が使用されるかどうかを示す多元接続技術使用インジケータを含み、前記第2のサイクリック・プレフィックスの前記第2の長さを決定するステップは、前記多元接続技術使用インジケータに従って前記第2のサイクリック・プレフィックスの前記第2の長さを決定するステップを含む、請求項1に記載の方法。
  4. 前記多元接続技術は、直交周波数分割多元接続(OFDMA)およびマルチユーザ多入力多出力(MU-MIMO)を含む、請求項3に記載の方法。
  5. 前記多元接続技術使用インジケータに従って前記第2のサイクリック・プレフィックスの前記第2の長さを決定するステップは、
    多元接続技術が使用されないことを前記多元接続技術使用インジケータが示すならば、前記第2のサイクリック・プレフィックスの前記第2の長さを第1の値に設定するステップ、または、
    少なくとも1つの多元接続技術が使用されることを前記多元接続技術使用インジケータが示すならば、前記第2のサイクリック・プレフィックスの前記第2の長さを第2の値に設定するステップ、
    を含む、請求項3に記載の方法。
  6. 前記伝送のための前記第2のサイクリック・プレフィックスの前記第2の長さを決定するステップは、
    前記スケジューリング情報が前記ステーションのみのために意図された情報を含むと判定したことに応答して、前記第2のサイクリック・プレフィックスの前記第2の長さを第1の値に設定するステップ、または、
    前記スケジューリング情報が前記ステーションだけでなくより多くのステーションのために意図された情報を含むと判定したことに応答して、前記第2のサイクリック・プレフィックスの前記第2の長さを第2の値に設定するステップ
    を含む、請求項1に記載の方法。
  7. 前記伝送のための前記第2のサイクリック・プレフィックスの前記第2の長さを決定するステップは、
    前記第1のサイクリック・プレフィックスの前記第1の長さに従って第1のインデックスを決定するステップと、
    前記第1のインデックスに従って第2のインデックスを決定するステップと、
    前記第2のインデックスに従って前記第2のサイクリック・プレフィックスの前記第2の長さを設定するステップと、
    を含む、請求項1に記載の方法。
  8. 前記第1のインデックスに従って前記第2のインデックスを決定するステップは、
    Index of CP2 = min(Index of CPDL + K, Maximum Index Value)
    と表現でき、「Index of CP2」は前記第2のインデックスであり、「Index of CPDL」は前記第1のインデックスであり、「K」は整数であり、「Maximum Index Value」は最大インデックス値であり、min()はその入力要素の最小値を返す最小関数である、請求項7に記載の方法。
  9. 前記伝送のための前記第2のサイクリック・プレフィックスの前記第2の長さを決定するステップは、前記第1のサイクリック・プレフィックスの前記第1の長さおよびマッピングテーブルに従って前記第2のサイクリック・プレフィックスの前記第2の長さを決定するステップを含む、請求項1に記載の方法。
  10. 前記伝送のための前記第2のサイクリック・プレフィックスの前記第2の長さを決定するステップは、
    CP2 = CPDL + CPDelta
    と表現でき、「CP2」は前記第2のサイクリック・プレフィックスの前記第2の長さであり、「CPDL」は前記第1のサイクリック・プレフィックスの前記第1の長さであり、「CPDelta」は正の数である、請求項1に記載の方法。
  11. 前記伝送のための前記第2のサイクリック・プレフィックスの前記第2の長さを決定するステップは、
    CP2 = min (CPDL * CPscale, CPmax)
    と表現でき、「CP2」は前記第2のサイクリック・プレフィックスの前記第2の長さであり、「CPDL」は前記第1のサイクリック・プレフィックスの前記第1の長さであり、「CPmax」は最大のCPの長さの値であり、「CPscale」は前記第1のサイクリック・プレフィックスの前記第1の長さに対する前記第2のサイクリック・プレフィックスの前記第2の長さの比であり、min()はその入力要素の最小値を返す最小関数である、請求項1に記載の方法。
  12. 無線通信システムにおける通信のための方法であって、
    アクセスポイントにより、スケジューリング情報および第1のサイクリック・プレフィックスの第1の長さを示すサイクリック・プレフィックス・インジケータを含むトリガ・フレームを送信するステップであって、前記トリガ・フレームは前記第1のサイクリック・プレフィックスに従って送信され、前記スケジューリング情報および前記サイクリック・プレフィックス・インジケータは第2のサイクリック・プレフィックスの第2の長さへの調節を促すように構成される、ステップと、
    前記アクセスポイントにより、前記スケジューリング情報および前記サイクリック・プレフィックス・インジケータに従って決定された前記第2のサイクリック・プレフィックスの前記第2の長さを用いた第1の伝送をステーションから受信するステップと、を含む方法。
  13. 前記スケジューリング情報は、少なくとも1つの多元接続技術が使用されるかどうかを示す多元接続技術使用インジケータを含み、少なくとも1つの多元接続技術が使用されることを前記多元接続技術使用インジケータが示すならば、前記第2のサイクリック・プレフィックスの前記第2の長さは第1の値に等しく、多元接続技術が使用されないことを前記多元接続技術使用インジケータが示すならば、前記第2のサイクリック・プレフィックスの前記第2の長さは第2の値に等しい、請求項12に記載の方法。
  14. 前記スケジューリング情報は前記ステーションにのみ送信され、前記第2のサイクリック・プレフィックスの前記第2の長さは、前記第1のサイクリック・プレフィックスの前記第1の長さに等しい、請求項12に記載の方法。
  15. 前記スケジューリング情報は、前記ステーションを含む複数のステーションに送信され、前記第2のサイクリック・プレフィックスの前記第2の長さは、前記第1のサイクリック・プレフィックスの前記第1の長さ以上である、請求項12に記載の方法。
  16. ステーションであって、
    スケジューリング情報および第1のサイクリック・プレフィックスの第1の長さを示すサイクリック・プレフィックス・インジケータを含むトリガ・フレームを受信するように構成された受信機であって、前記トリガ・フレームは前記第1のサイクリック・プレフィックスに従って受信される、受信機と、
    前記受信機に動作可能に結合されたプロセッサであって、前記スケジューリング情報および前記サイクリック・プレフィックス・インジケータに従って伝送のための第2のサイクリック・プレフィックスの第2の長さを決定するように構成されたプロセッサと、
    前記プロセッサに動作可能に結合された送信機であって、前記第2のサイクリック・プレフィックスを用いて前記伝送を送信するように構成された送信機と、を含むステーション。
  17. 前記スケジューリング情報は、少なくとも1つの多元接続技術が使用されるかどうかを示す多元接続技術使用インジケータを含み、前記プロセッサは、前記多元接続技術使用インジケータに従って前記第2のサイクリック・プレフィックスの前記第2の長さを決定するように構成された、請求項16に記載のステーション。
  18. 前記プロセッサは、多元接続技術が使用されないことを前記多元接続技術使用インジケータが示すならば、前記第2のサイクリック・プレフィックスの前記第2の長さを第1の値に設定し、少なくとも1つの多元接続技術が使用されることを前記多元接続技術使用インジケータが示すならば、前記第2のサイクリック・プレフィックスの前記第2の長さを第2の値に設定するように構成された、請求項17に記載のステーション。
  19. 前記プロセッサは、前記スケジューリング情報が前記ステーションのみのために意図された情報を含むと判定したことに応答して、前記第2のサイクリック・プレフィックスの前記第2の長さを第1の値に設定し、前記スケジューリング情報が前記ステーションだけでなくより多くのステーションのために意図された情報を含むと判定したことに応答して、前記第2のサイクリック・プレフィックスの前記第2の長さを第2の値に設定するように構成された、請求項16に記載のステーション。
  20. アクセスポイントであって、
    スケジューリング情報および第1のサイクリック・プレフィックスの第1の長さを示すサイクリック・プレフィックス・インジケータを含むトリガ・フレームを送信するように構成された送信機であって、前記トリガ・フレームは前記第1のサイクリック・プレフィックスに従って送信され、前記スケジューリング情報および前記サイクリック・プレフィックス・インジケータは第2のサイクリック・プレフィックスの第2の長さへの調節を促すように構成された、送信機と、
    前記送信機に動作可能に結合された受信機であって、前記スケジューリング情報および前記サイクリック・プレフィックス・インジケータに従って決定された前記第2のサイクリック・プレフィックスの前記第2の長さを用いた第1の伝送を前記受信機はステーションから受信するように構成された受信機と、を含むアクセスポイント。
  21. 前記送信機は、前記スケジューリング情報を前記ステーションにのみ送信するように構成され、前記第2のサイクリック・プレフィックスの前記第2の長さは、前記第1のサイクリック・プレフィックスの前記第1の長さに等しい、請求項20に記載のアクセスポイント。
  22. 前記送信機は、前記スケジューリング情報を、前記ステーションを含む複数のステーションに送信するように構成され、前記第2のサイクリック・プレフィックスの前記第2の長さは、前記第1のサイクリック・プレフィックスの前記第1の長さ以上である、請求項20に記載のアクセスポイント。
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